“可愛すぎるYouTuber”がAV過去を衝撃告白! ファンからはエールが殺到中

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 可愛すぎるYouTuberが“あのウワサ”について衝撃カミングアウトした。

 話題を呼んでいるのは、人気YouTuberの「よーぶんあすか」。1月28日にアップした動画で自身の過去について赤裸々に語ったことで、アクセスランキングが上位に来るほど注目を集めている。

「パチスロライターという肩書を持つ彼女は、昨年8月頃にYouTubeを開設。最初は顔を隠した状態でスロット動画をアップしていましたが、顔出ししたところ西内まりや似の美女だったことで話題を呼び、雑談している動画をアップするだけで10万以上のアクセスを記録していました。しかし、人気が出たことで、彼女がAV女優の『葵こはる』ではないかとのウワサが昨年秋から流れ、拡散していました」(WEBライター)

 動画で、あすかは「今日はハード系というか…これまで言ってこなかったことを伝えたい」と切り出し、10分以上に及びAV疑惑について語っている。

「彼女はAVに出ていたことは事実だと認め、5年ほど前に1年間ほどAV女優として活動、100以上の現場をこなしたことを明かしました。スカウトマンに脅しに近い形で説得され、断ったら何かされるのではないかという恐怖心から出演したとのこと。結果、手元に入ったギャラは1,500万円ほどだったそうで、『残しておきたくなかった』との思いからギャンブルで散財していたようです。彼女はAV出演の過去がバレる前提で顔出ししていたといいますが、今回の告白にあたり、途中で泣いてしまい何度も撮り直したと明かしていますから、相当な覚悟と勇気でカミングアウトを決意したのでしょう」(同)

 昨今は、セクハラや性被害を許さない「#MeToo」運動で社会の認識が変わり始めているが、AVへの出演強要問題については性的な映像が残るためか、いまだに被害者が訴えづらい状況にある。

 動画コメント欄には、あすかにエールを送る声が殺到しているが、今回のカミングアウトで、彼女への注目度はさらに高まっていきそうだ。

大量殺人事件は近代と現代との境界線で起きた!! 真相を闇に葬る“村社会”への挑戦状『眠る村』

 平成時代の閉幕まで残り数カ月。だが、まだ真相が解明されていない昭和の大事件が残されている。1961(昭和36)年に三重県と奈良県の県境にある小さな集落で起きた「名張毒ぶどう酒事件」がそれだ。東海テレビ報道部のドキュメンタリーチームの歴代スタッフが総力を注いだドキュメンタリー映画『眠る村』は、闇に包まれたままの昭和の怪事件の謎に迫り、さらに罪なき男を死刑囚に仕立てた司法界の不可解さに斬り込んだ渾身作となっている。

 山村に言い伝えられる伝説や因習をモチーフにした『八つ墓村』や『悪魔の手毬歌』などのミステリー小説で知られる昭和の人気作家・横溝正史の世界に迷い込んだような恐怖を感じる。三重県名張市からさらに山奥へと入った小さな集落・葛尾で開かれた恒例の懇親会で事件は起きた。懇親会に参加した女性たち20人にぶどう酒が振る舞われ、ぶどう酒を口にした女性17人が倒れ、そのうち5人が亡くなった。何者かがぶどう酒に毒物を混入したのだ。

 懇親会に出席していた奥西勝さん(事件当時35歳)はこの事件で奥さんと愛人を同時に失うが、警察から三角関係の精算を目的で犯行に及んだと疑われ、自白を強要される。まだ幼い2人の子どもを家に残してきた奥西さんは、「家族が村落民によって迫害され、大変苦しんでいる。お前が犯人だと自白するより他にない」と迫られ、警察が用意した自白調書を認めてしまう。

 奥西さんが自白に応じたことで、集落の人たちの言動が変わる。それまでの証言を取り消し、奥西さんしか犯行に及ぶことができないようなアリバイ証言へと変わった。まるで口裏合わせをさせられたかのように。だが、裁判が始まると奥西さんは「自白を強要された」と無罪を主張。有力な証拠がないことから、一審は無罪を勝ち取るが、二審では一転して死刑判決。戦後の裁判で一審無罪、二審で逆転死刑という判決はこの事件以外はない。1972(昭和47)年に最高裁でも有罪を言い渡され、奥西さんの死刑が確定した。奥西さんが無罪なら、真犯人は誰なのか。日本の司法は大量殺人鬼を野放しにしているのかと非難されることは明白だった。奥西さんは小さな集落の平穏を、いや日本という村社会の秩序を守るために、人身御供に選ばれてしまったのだ。

 1959(昭和34)年に開局した東海テレビは、開局直後に地元エリアで起きたこの怪事件を追い続けてきた。名古屋から片道3時間を要する事件現場へと通い詰めた。死刑が確定した奥西さんには家族と弁護人、もしくは一部の支援者しか面会することが許されなかったが、東海テレビ報道部は現場の取材を続けた。そして、1987(昭和62)年放送のドキュメンタリー番組『証言~調査報道・名張毒ぶどう酒事件~』を皮切りに、検察・司法側の問題点を訴えてきた。

 唯一の物的証拠はぶどう酒の王冠に残っていた歯型だったが、検察が裁判所に提出した歯型の鑑定写真が奥西さんの歯型とは異なる可能性があることを指摘した。また、奥西さんが毒性の強い農薬ニッカリンTを所有していたことも容疑の一因となっていたが、残されたぶどう酒からはニッカリンTを混ぜた際に生成される成分は検出されていない。弁護団は繰り返し再審を請求してきたが、裁判所はかたくなに再審を拒んでいる。

 拘置所の独房で、奥西さんはいつ処刑されるか分からない恐怖と毎日闘い続け、2015(平成27)年10月に獄中死を遂げる。享年89歳。ほぼ半世紀にわたって自分の無罪を塀の内から訴え続けた生涯だった。

 本作の監修を務める門脇康郎初代ディレクターが手掛けた問題作『証言』の後、しばらく空白期間が続いた東海テレビだったが、アナウンサー出身の阿武野勝彦プロデューサーが2002(平成14)年から報道部長となり、ドキュメンタリーチームを率いることに。齊藤潤一第2代ディレクターの『重い扉~名張毒ぶどう酒事件の45年~』『黒と白~自白・名張毒ぶどう酒事件の闇~』『毒とひまわり~名張毒ぶどう酒事件の半世紀~』と奥西さんの冤罪性を訴えるドキュメンタリー番組を隔年ペースでオンエア。齊藤ディレクターが演出し、仲代達矢や樹木希林ら名優たちが出演したドキュメンタリードラマ『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』(13)と、鎌田麗香第3代ディレクターの初ドキュメンタリー作品『ふたりの死刑囚』(16)は劇場公開され、地元エリア以外の人たちに強烈なインパクトを与えた。

 劇場公開され、異例のヒット作となった『死刑弁護人』(12)や『ヤクザと憲法』(15)、さらには『人生フルーツ』(16)など、テレビドキュメンタリーの概念を覆す異色作を次々と放つ阿武野プロデューサーに、ここでご登場願おう。

「これまで東海テレビでは、初代の門脇から齊藤、鎌田と3人のディレクターがバトンを繋ぐ形で、名張毒ぶどう酒事件を追ってきました。3人は無罪を勝ち取った奥西さんが拘置所から出たところをインタビューしたいと、その一念でずっと取材を続けてきたんです。そのインタビューする相手が亡くなってしまった喪失感は大きかった。取材を続けるモチベーションを失ってしまったわけです。でも、89歳になる奥西さんの妹・岡美代子さんが第10次となる再審申請を行ない、ここで我々は取材を止めていいのかということになったんです。また、奥西さんが亡くなったことで、それまで沈黙を守ってきた集落に変化が起きるのかどうかについても記録しておくべきではないのかと。もしかして真実を語る人が現われるのではないかというわずかな期待もあって、取材を続けることにしたんです」

 東海テレビの取材班は、奥西さんが亡くなって間もない事件現場の集落を訪ねる。この地域では口にすることがタブーとなっている毒ぶどう酒事件について、また奥西さんが無罪を訴えたまま獄中死したことについて、事件当時を知る集落民にマイクを向ける。取材班を自宅へと招き入れる事件被害者たち。この距離感の近さは、3代にわたるディレクターたちの長年の取材の賜物だろう。事件後に生まれた世代が、事件に巻き込まれた母親に「ちょっとでも奥西さんは犯人じゃないと思ったことはない?」と尋ねる。高齢となった母親は、息子に何を語るのか。緊張の瞬間をカメラは映し出す。本作の大きな見せ場である。

 また本作は、これまでの東海テレビでは触れなかったエピソードも盛り込んでいる。それは集落に伝わる2つの昔ばなしだ。ひとつはこの地は昔から水害が多く、鎌倉時代に一人の僧侶が人柱となったという言い伝え。渓流に近い岩に刻まれた観音像は、僧侶の魂を供養し、その古い記憶を後世に伝えるためのものらしい。もうひとつは伊賀名張地方の伝承で、「川で洗濯をしていた女房がタライを転がし、亭主に取りに行かせている間、別の男と情事を持つ」という艶笑譚。山奥にあり、娯楽の少なかった集落では、男女関係がとても大らかだったという。奥西さんは妻の他に愛人もいたことから警察に疑われたわけだが、そのことは集落民はみんな知っており、わざわざ隠す必要はなかった。集落における複雑な人間関係は事件の真相を知る上で重要な手掛かりだが、ゴシップ記事を得意とする週刊誌と違い、テレビ局報道部が製作する番組ではこの手のことは扱いにくい。今回は伝承を紹介することで、事件を解く鍵を提示してみせている。

「集落の人間関係については、いろいろ分かっています。『約束』では事件前、奥西さん宅に隣人の奥さんが姑にご飯のお櫃を頭から被せられて逃げ込んできたことには触れていますが、集落における男女関係についてはテレビでは扱うことは難しかった。あるとき、名張毒ぶどう酒事件の弁護団とは異なる弁護士から興味深い話を聞いたんです。『事件は境界線で起きる』と。都会と田舎、富と貧困……そんな異なる世界の境界線上で摩擦が生じ、軋轢が起きるということです。その話を聞いて思ったのが、名張毒ぶどう酒事件は近代と現代という異なる時代の境界線上で起きたのではないかということでした。昭和30年代の山奥の集落にはまだ近代の名残りがあったのではないか。そこに街での生活体験のある奥西さん夫婦が現われ、何らかの摩擦が生じたのではないか。この事件には時代の変遷が大事なのかもしれない。そこで、古くから伝わる伝承を探してみようということになり、2つの逸話が盛り込まれたんです。その逸話をどう解釈するかは、この作品をご覧になったみなさんに委ねようということです」

 東海テレビのカメラは、古い伝承が残る集落の中で、名張毒ぶどう酒事件も過去に起きた悲しい伝説のひとつへと次第に変容しつつあることを伝える。また、5人もの犠牲者を出したこの事件で、奥西さんを6番目の犠牲者にしてしまった司法システムの頑迷さを糾弾する。集落民の証言が怪しく一転し、はっきりした証拠がないにも拘らず、無実の男に死刑判決を下し、再審をことごとく棄却する裁判所の歴代裁判長の顔と名前を一人ずつカメラは映し出していく。彼らこそが、奥西さんを人柱に選んだ“眠る村”の首謀者たちではないのか。

 真実よりも秩序が重んじられる司法界の在り方にスポットライトを当てた一連の「司法シリーズ」をはじめ、様々な問題作を放ってきた阿武野プロデューサーだが、平成最後の年となる2019年1月いっぱいで定年を迎えることが決まっている。異色作を次々と生み出してきた阿武野プロデューサーに、かねてより尋ねてみたいことがあった。阿武野プロデューサーの作品には、視聴率を重んじるテレビマンの思考性とも司法の論理とも異なる独自の筋金が貫いているように感じられる。静岡県伊東市のお寺で生まれ育ったという生い立ちも関係しているのだろうか。

「番組をつくる上で、そのことを意識したことは特にはありません。ですが、毎週日曜になると喪服を着た人たちが寺に集まり、法事が営まれていました。悲しい顔をした人たちが集まる場で育ったことは、自分の人格形成にどこか影響しているかもしれません。40歳過ぎまでは、お盆の忙しい時期には実家に戻り、袈裟を着て檀家回りをしていました。仏飯を食んだ身として、社会に恩返しすること、人の家に分け入り、その暮らしを見るということを知らず知らずのうちに教わったような気がします。節目の定年を迎えましたが、1年更新で今の仕事は続けることになっています。本作の齊藤潤一監督がすでに立派なプロデューサーになってくれたので、もう少し距離をとりながら若手の成長を見守りたいと思います」

 賞狙いで番組をつくることも、収益目的で作品を劇場公開することも考えたことはないという阿武野プロデューサー。そんな彼をはじめとする東海テレビ歴代スタッフの祈りは、“眠る村”で暮らす人たちを目覚めさせることができるのだろうか。
(文=長野辰次)

大量殺人事件は近代と現代との境界線で起きた!! 真相を闇に葬る村社会への挑戦状『眠る村』の画像4

『眠る村』
ナレーション/仲代達矢 プロデューサー/阿武野勝彦
音楽/本多俊之 音楽プロデューサー/岡田こずえ
監修/門脇康郎 監督/齊藤潤一、鎌田麗香
製作・配給/東海テレビ 配給協力/東風 2月2日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開
(C)東海テレビ放送
http://www.nemuru-mura.com/

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ラブストーリーとホラーの融合!? 異色の韓国映画『恋は命がけ』のDVDをプレゼント

 サイ女読者の皆さま、『恋は命がけ』という映画をご存じでしょうか。本作は『私の頭の中の消しゴム』のソン・イェジンと『TSUNAMI ―ツナミ―』のイ・ミンギがダブル主演を務め、韓国で大ヒットを記録したラブコメディ作品です。前代未聞の異色のラブコメとして話題になった本作は、一体どのような内容となっているのでしょうか。早速あらすじをご紹介いたします!

 ストリート・マジシャンのジョグ(イ・ミンギ)は、ある日、観客の中に異様な雰囲気をまとっていた女性・ヨリ(ソン・イェジン)を見つけ、声をかけた。そして、不気味なオーラを醸し出すヨリを幽霊役に起用した「ホラー・イリュージョン」を考案し、ジョグは見事な大成功を収める。しかし、一緒に仕事を始めて1年がたっても、ヨリはジョグや仲間たちに心を開こうとしなかった。そんな中、あることがきっかけで、ジョグはヨリの秘密を知ってしまい……。

 本作は、王道の韓国ラブコメとは一味違う、ホラー要素のあるラブコメディ。ちなみに、“韓国映画あるある”である「誰かが記憶喪失になる」こともなければ、「実は生き別れた兄妹だった……」なんていうありきたりな設定も出てきません! ちょっぴり怖いけれど胸が温かくなる本作を、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 今回は、映画『恋は命がけ』のDVDを3名の方にプレゼント。韓国映画好きの方はもちろん、「たまには変わった映画を見てみたいかも!」という方にもおすすめです。サイ女読者の皆さま、奮ってご応募くださいね。お待ちしております!

※2月11日正午〆

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【五所純子/ドラッグ・フェミニズム】すべてを傷痕に変えたくて……ロアは向精神薬をパステルに包む

――覚醒剤、コカイン、大麻、向精神薬……クスリに溺れる女たちを嗤うのはたやすい。だが、彼女らの声に耳を澄ませば、セックスやジェンダーをめぐる社会の歪みが見えてくる。これは、文筆家・五所純子による“女とドラッグ”のルポであり、まったく新しい女性論である。

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ロアがくりかえしたリストカットの傷痕(上)と、彼女が服用しているさまざまな向精神薬(下)。(写真/草野庸子)

 犯罪被害者という人はいない。事件に巻き込まれたひとりの人がいるだけだ。彼女は被害者として報道された。「なんだ、ヤリマンじゃん」。周囲から誹られ無視された。彼女は恋愛をしていた。警察が来てからの記憶は混乱している。

 夏の夜、半袖から伸びた腕は傷だらけ。偶発的な不慮の跡でなく、意思を刻んだ規則的な傷痕に、見る者は痛み入る。血の色を浮かべて回復しきれない肉のどぎつさに恐縮するような、ミミズみたいに赤く腫れ上がった皮膚の厚かましさにあきれるような、傷の迫力に圧される。

「人を傷つけたくないから、自分を切りました」

 小学生のとき、初めてやった。家でカッターを取り、致命傷にならないように手首を避け、傷が人目に触れないよう二の腕を切った。

 がちゃがちゃと衝突する皿の音や、どすどすと回る掃除機の音が、ロアに響いている。母は鬱憤を物に当てつけ、ときおり怒鳴っては、一転して子に謝った。

 父は洋品店を営み、借金を膨らませた。事業縮小や経営破綻を恥じる父は、なかなか店を畳まない。ロアのお年玉は音もなく盗まれた。

 父母は金にまつわる喧嘩をくりかえして離婚した。ロアと兄は母子家庭で育った。昼はスーパーの品出し、夜はスナックのホステス、働きづめの母は留守がちで、思春期の兄は妹をよく殴りよく蹴った。

「くだらない理由です。ゲームで敵が倒せなくていらいらするとか。でも私のリストカットをたしなめたのは兄だけで、見て見ぬふりの父母より心配してくれてると思いました。中学になると私もいらいらが止まらなくなって、授業の合間にトイレで切りました。誰かに見つけてほしかったけど、誰にも見つかりたくなくて、血はトイレットペーパーで拭いて流してました」

 リストカットは、ストレスが生む自傷という行為であり、身体を使ったストレスの表現だ。ストレスの発露が、スポーツクラブでの自転車漕ぎなら健康だと、路上での軽トラック横転なら非行だと評価される。心身に起きたネガティブな変化を人に見せないという規範が強いほど、発散の場は隠される。人を巻き込んではいけないという倫理が強いほど、道具は自分に限られる。

 目に見えない緊張でちぎれそうな彼女は、自分自身をちぎって緊張を形にする。目に見えないものは不安だ。目に見えないものは形象化することで安らぐ。歌も、絵画も、文章も、写真も、数字も、貨幣も、刺青も、傷痕も。ロアは傷痕を「自分が痛がった印」とも「日々の楽しかったことの印」とも言う。忘れたくないことが詰め込まれている、ポエムやインスタみたいに。

「傷痕が薄れると、思い出が消えていくみたいで嫌でした」

●セックスしまくれば薬は増えなかった

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中学時代、ストレスを感じるたびに髪色を変えたというロア。取材時の髪は赤かった。(写真/草野庸子)

「私ってツッコミどころ満載なんでしょうね」

 髪を染める大胆不敵な子。そのくせ生徒会に所属する真面目な子。しょっちゅう保健室に行く病弱な子。人はロアの印象を定められずに恐れるのかもしれない。ロアはよく髪色を変えた。自由自在な変化は上級生の目に生意気に映り、廊下で「死ねよ」と囁かれた。今でも見知らぬ人に「なんだ、おまえ」と正体を問われる。「おっとり、マイペース」と通知表に書かれるロアは、気づけば複雑な立場に追いやられている。わからないものは恐いから早く手中におさめたい。だから、先を急いで誤解する、相手を小さくして叩く、力まかせにねじ伏せる。

「復讐はしません。『人に嫌なことをしたら自分に返ってくる』と母がよく言ってて、それが呪文になってます。というか、私はぼうっとしてて、やり返せないんです。3年前に検査して、後天的な発達障害だとわかりました。それと、IQが54しかなくて、知的障害の4度【註:障害の程度は4区分あり、1度が最重度、4度が軽度を意味する】に認定されたんです」

 反撃を封じる悪しき呪文が母の口癖なら、病名とIQ値と障害度数は困難を解き明かす良き呪文になった。彼女は54という数字を大切そうに口にする。

 初めて精神科を受診したのは14歳、スクールカウンセラーから勧められた。医師は患者が成人するまで病名をつけない方針だったため、IBS(過敏性腸症候群)、パニック障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)が指摘されるにとどまった。処方されたのはドグマチールという定型抗精神病薬。自分はうつ病だったとロアは考えている。

 副作用の吐気と眠気に襲われ、学校を休んだ。ずる休みだと噂が立ち、無理して学校へ行くと過呼吸を起こし、悪循環に陥った。「腕を切りたくなったら寝なさい」と医師から言われた。

 友達はチャットやmixiに見つけた。「はじめまして」「どこに住んでるんですか」「何歳ですか」、他愛ない質問から共通点を探る。「最近、太っちゃった。薬の副作用がつらくて」「何飲んでるの。私も飲んでる」。共通語にできるほど向精神薬が普及した時代の子どもたち。チャットで知り合った女子の話からリストカットに興味をもつ。mixiのリストカットのコミュニティに流れる。「また切った」「どうしたの」、悩みを相談しあう。

 この時期、ロアはmixiで出会った男性とセックスをくりかえしていた。

「誰でもよかったんです。相手の名前を全然おぼえてないんですよね。これも自傷行為でした。私、人の家に行くのがすごい好きで、自分の家に帰りたくなくて、セックスしまくってれば薬が増えることがなかったので」

●メイドになりたい女子を搾取するメイド姿の男

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14歳のとき、性犯罪事件に巻き込まれ、その被害者として報道されたこともある。(写真/草野庸子)

 ひとつのブログが彼女を虜にした。レースとフリルとリボンにいろどられた妖しい乙女たち。ゴスロリ調で女児が描かれたイラストとともに、メイド服やセーラー服に身を包んだ男の写真もあった。“男の娘”の先駆け、一部の女子たちの人気を集めていた。

「絵がうまいなって。あとメイド服とか高くて買えなかったから、すごく憧れました。掲示板にコメントを書きこんだら、『会おうよ』ってすぐ連絡が来ました。中学3年のときです」

 メイドになりたい女子は、メイド姿の男に認められたかった。まるで被服心理学。ペアルックというより双子コーデ。白い羊の大集団で低まる自尊感情は、黒い羊の少数精鋭に飛び込んで高める。ゴスロリの様式的な猟奇性はSMやリストカットと親和性が高く、温かい受け皿のようだった。しだいにロアの傷痕は、ストレスの発露か、ファッションの装飾か、見分けがつかなくなっていく。

 船橋に住む27歳の男だった。渋谷駅ハチ公前で待ち合わせ、道玄坂のファミレスでパンケーキを奢ってもらった。「にゃんにゃんしようよ」という言い回しがわからないまま頷いた。円山町のラブホテルに向かう道すがら、セックスの意味だと察した。

「初めて好きになった人としたセックスでした。彼を独り占めしたいって気持ちはあったけど、他の女の子とも仲がいいのは掲示板を見てわかってました。彼は女性不信で、目に見えるものでしか愛情がわからないと言ったんです。『目に見えるものって何?』『お金』『そんなの、できない』『やっぱり。お前も他の女と一緒じゃん』。そう言われるとカチンときて」

 男の提示額は20万円。恋人に会うのに資金が必要。子ども相手に恋愛商法。恋愛という大義名分はことごとく搾取を正当化させてしまう。「中学生 バイト」と検索すると「中学生でもできる住み込みバイト」が表示された。全裸の写真を送るように言われ、暴力団関係かといぶかった。待ち合わせに指定された品川駅に行くと、電話で次から次へと場所を移動させられた。最後に辿り着いたのはホテルで、使い走りの男が待っていた。シースルーの衣装でポーズをとらされ、何枚も写真を撮られた。セックスをしている間、男性が感じやすい方法を指南された。演習と試験を兼ねた面接、淡々と終わった。一度だけ、肌が綺麗だと褒められた。

「危ない仕事だと思ったのでやめました。すぐに断るとやばそうだったので、その場では『やります』って言って、家に帰ってから『やっぱりやめます』って連絡しました。どういう仕事が待ってたのか、結局わかりません」

●売春してブログの男に貢いだ14歳の女子生徒

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向精神薬を手放せないロアは、数年前、発達障害でもあることが判明した。(写真/草野庸子)

 すぐに援交掲示板をあたり、7人の買春者から計18万円を得た。

「1人、安くて3万、高くて7万。ドラマや映画では10万とか20万と描かれていたので、実際は安いなって驚きました。ふりかえって値段をつけるなら、10万とかつけたいです。自分のためには1円も使いませんでした。少しでも早く彼に会いたかったので」

 金は細かく渡した。金があれば男は優しかった。だからまた、と奮起する。ロアがどのように金を用意したか、男は一度も尋ねなかった。

「イイオジサンかワルイオジサンか、文面でわかります。タメ口とか絵文字の人は避けてました。だから危ない目にあったことないです。けど1回だけ、絵文字を使う人に連絡しちゃって。クリスマスに彼と会いたくて、早くお金を用意したくて焦ってました」

 彼女が独自に身につけた経験則は、予防線として弱すぎた。車に乗り、運転中の男にフェラチオをさせられ、後悔がちらついた。「車停めてくるから待ってて」と男の家の前で降ろされ、ずいぶん待たされた。森林公園のはずれ、クリスマス直前、冬の夜。よく見ると、その家はがらんどうのモデルルームだった。

「メールを送ったらエラーで返ってきました。つらすぎて、ブログの彼と話したくて電話しました。何度かけても出てもらえなくて、疲れ果てて」

 この1回をきっかけに、ロアは売春をやめた。手元に電車賃しか残っていなかったロアは、クリスマスにブログの男に会えなかった。そのまま中学を卒業して春休み、警察が家に来た。

「とっさに全部しゃべっちゃって、だんだんそれが正しいのかわからなくなって。私が警察署に呼ばれている間、保釈中だったんでしょうか、彼のブログが更新されてました。それから私は薬もリストカットも増えました」

 14歳の女子生徒とみだらな行為をしたとして、青少年保護育成条例違反でブログの男は裁かれ、のちに金銭強要の余罪も追求された。ロアは未成年の証人として衝立越しに法廷に立った。けれど、自分が証人だったのか被疑者だったのか、彼女はいまもわからないでいる。

 現在ロアは、月6万円の障害年金と、アルバイトで生計を立てている。病気で動けないことが多く、仕事は長く続けられない。「『大丈夫?』って気軽に言いあえる優しい関係」を求めて、シェアハウスやポリアモリーを実践するが、ときどき性愛で揉めてしまう。目的と方法がなかなか一致してくれない。

 これまで30種以上の向精神薬を試してきた。マイスリーはラリる。リスパダールは二度と飲みたくない。デパケンはやっと出会えた相性のよい薬だ。薬が好きなわけじゃない。薬を食わないと生きていけない。(つづく)

※人物の名称は仮名です。

(写真/草野庸子)

五所純子(ごしょ・じゅんこ)
1979年生まれ。文筆家。映画や文芸を中心に執筆。著書に『スカトロジー・フルーツ』(天然文庫)、共著に『1990年代論』(河出書房新社)、『心が疲れたときに観る映画』(立東舎)がある。

以前の連載記事は下記のリンクから読むことができます
【第一回】ダンサー・君島かれんの野良知性
【第二回】ゴミ収集員【真弓】の物語(前編)
【第三回】ゴミ収集員【真弓】の物語(後編)

宇多田ヒカルも一年前から禁煙 禁煙に成功した女性アーティストたちの、ちょっと良い話

 カフェはもちろん、一部の居酒屋すら禁煙化している昨今。年々、社会の禁煙志向が強まっていくなかで、芸能界も、やはり例外ではないようだ。そんな禁煙ブームの中、宇多田ヒカルも一年前から「禁煙」していることを父親が明かした。

 宇多田ヒカルの父で音楽プロデューサーの宇多田照實氏は1月15日、代表取締役をつとめる「u3music」の公式Twitterを更新。同社は宇多田ヒカルの芸能活動のマネジメントも行っているが、宇多田ヒカルの喉を心配するファンに対して、<宇多田ヒカルはタバコを吸いません。もう1年以上になるかな。ご心配なく>とツイートした。

 これにファンから、「そもそも宇多田ヒカルが煙草吸ってたことに驚きです!」「喫煙者なのにあの歌声はマジすごい」「ママになったから煙草やめたのかな?」などと反響が寄せられている。宇多田ヒカルが禁煙したことよりも、そもそも喫煙者だったことに驚く人も多い。以前、女性週刊誌が喫煙する宇多田の写真を掲載したこともあったが、すでに一年以上前から禁煙に取り組んでいるようだ。

aikoは禁煙で受賞経験アリ?
 宇多田と同じ1998年にデビューしたシンガーソングライターのaikoも、禁煙に成功している。デビュー当初からファンの間では愛煙家として知られており、1999年にリリースされた「カブトムシ」の初回盤には、煙草を加えた彼女の写真が使われている。なんとも時代を感じさせるエピソードだ。

 ではaikoはいつ、どのように禁煙に至ったのか。「タバコ問題首都圏協議会」なる団体の公式サイトを見てみると、「卒煙表彰」のページにaikoの名前を確認することができる。この「卒煙表彰」とは禁煙・無煙を奨励する活動を起こした著名人を称えるもので、aikoには2002年4月に贈られていたようだ。aikoの紹介欄には、「2001年、喉を痛めて禁煙後、テレビやラジオで周囲に禁煙を呼びかけている。 明るいキャラクターで若者に人気」などという文章が掲載されている。2001年に禁煙に成功したとすれば、すでに17年も非喫煙生活を継続しているということだ。

 ちなみにこのちょっと怪しい「卒煙表彰」、2014年には、有吉弘行とエレファントカシマシの宮本浩次が表彰されている。この当時、有吉はTwitterで禁煙宣言していた。

和田アキ子のちょっと心温まる禁煙エピソード
 芸能界きってのヘビースモーカーだった歌手・和田アキ子も、今では吸わない。和田は1日に2箱の煙草を吸うことで有名だったため、その禁煙成功が伝えられたときは、芸能界が震撼したという。

 和田は、2007年に患った肺気腫をきっかけに医師から禁煙を言い渡されたが、その道のりは長く険しかった。道中、さまざまな著名人に励まされたという。

 まず和田を心配していたのは、メジャーリーガーのイチローだ。2010年の「女性セブン」(小学館)の記事によれば、イチローは和田に「長年付き合ってきた友と別れる時は大変なエネルギーを消耗します。しかし、アッコさんという友を奪われかねない方たちの思いを知ってください」とのメールを送り、禁煙に苦しむ和田を叱咤激励していたとか。

 2018年12月放送の『関ジャニ∞のジャニ勉』(フジテレビ系)で明かされた、カンニング竹山の“ブチギレ事件”も有名だ。

 7年ほど前、竹山は、和田と安田美沙子の3人で飲みに出かけた。和田は医者から禁煙を促されていたが、ことあるごとに竹山にグチをこぼしていたという。飲みの席でも禁煙トークが続き、その後、和田の自宅で飲みなおすことに。酔った和田が、「もうやめなあかん。タバコ好きやのにどないしよか」と泣きつくと、堪忍袋の緒が切れた竹山は「もうお前煙草やめろや!」と和田を叱責した。

 和田もビックリしたというが、竹山は口角泡を飛ばしながら「お前歌いたいんやろが! 歌いたいんやったらタバコやめるしかないやろが!」と説教。これに泣き出してしまった和田を残し、竹山は安田を連れて、威勢よくその場を後にしたという。

 啖呵を切ったはいいものの、そのときは竹山も酔っ払っていたのだろう。翌日になって、自分のやらかしたことを思い出すと、恐怖心で「震えた」という。すぐさま千疋屋の最高級イチゴを買いに走り、和田の元へ急いだ。竹山は土下座して和田に謝罪したが……いつものごとく豪快に笑った和田は、「竹山、煙草やめたるわ!」と禁煙宣言したのだという。そして、そのまま禁煙に成功したのだそうだ。

 いったい、怖い話なのか、良い話なのかよく分からないエピソードだが、竹山の熱い思いが和田に伝わったことはたしかだ。

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「なぜ三浦大知?」天皇陛下在位30年記念式典、皇室ウォッチャーも驚いた“記念演奏の人選”

 2月24日、東京・隼町の国立劇場で開かれる「天皇陛下在位30年記念式典」において、アーティストの三浦大知が記念演奏を行うことが発表された。天皇陛下が作詞、皇后陛下が作曲した「歌声の響」を披露するといい、国民の注目が集まる中、「なぜ三浦大知なのだろう?」と、人選の理由を知りたがる人も多数いるようだ。今回、皇室ウォッチャーX氏にそうした声に対する見解を聞くとともに、「天皇陛下在位30年記念式典」での注目ポイントを語ってもらった。

――「歌声の響」を三浦大知さんが披露するそうですが、この人選を受けてどのような感想を抱かれましたか?

皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 率直に“驚きの人選”でした。もちろん、三浦さんは『NHK紅白歌合戦』に2年連続出場するなど実力派のアーティストですが、まだ31歳とお若い方です。両陛下が直接お選びになったのかはわからないものの、皇室のとても重要な「在位30年記念式典」という行事に、三浦さんが選ばれたのは深い意図があるでしょうね。例えば、若い世代に特に人気がある三浦さんを起用することで、皇室や沖縄への関心を高める意味合いなどが考えられます。

――「歌声の響」は、両陛下の沖縄への思いがこめられた曲とのこと。そして、三浦さんは沖縄出身です。

X 両陛下が提唱されている「忘れてはならない4つの日」というものがあります。広島と長崎の原爆の日と終戦記念日、そして“沖縄慰霊の日”です。両陛下が沖縄を初めて訪問されたのは1975年。戦争終結から30年たっていましたが、当時の沖縄県民は皇室に対して複雑な感情を持っていました。「ひめゆりの塔」で火炎瓶を投げつけられる事件も起こってしまいましたし……。しかしその夜、陛下は沖縄県民に向けての談話を出すなど、沖縄地上戦の戦没者に対して並々ならぬ思いを抱かれています。平成になってからも、何度も沖縄を訪れて、戦没者の遺族たちと交流されたり、慰霊碑に献花されるなど、お二人にとって沖縄は特別な土地なのです。

――「在位10年式典」ではYOSHIKIさん、「在位20年式典」ではEXILEが選ばれています。それぞれの人選について、どのような印象を持ちましたか?

X 今回の三浦さんと同様に、前々回にYOSHIKIさんや前回にEXILEが選ばれているのは、その時代の人気アーティストやグループということが理由なのでしょう。両陛下は約30年かけて“平成流”を築いてこられたとともに、開かれた皇室を目指されていたように思います。その一環として、その時々での人気アーティストを起用することで、国民に親しみを持ってほしいと考えられていると思います。

――「歌声の響」は、両陛下が作られた曲であると報じられた際に、ネット上で美智子さまがラップをたしなまれるということが話題にもなりました。

X 数年前のチャリティコンサートで、ラッパーのZEEBRAさんに対して「ラップをたしなんだことがある」というご発言をされたのです。そのときは私も驚きましたが、音楽が大好きな美智子さまならあり得るなという感想も持ちましたね。美智子さまは、新しいことに挑戦するというより、ジャンルに関係なく音楽がお好きなのでしょう。今でも毎年、草津でのピアノのワークショップに参加されたりしていますし、以前はハープも弾かれていました。ほかにもハワイアンミュージックなど、多様なジャンルに明るく、普段もよくコンサートに行かれています。

――最後に、「在位30年記念式典」で注目しているポイントなどをお教えください。

X 三浦さんの「歌声の響」にはもちろん注目していますが、天皇陛下のお言葉にも注目しています。在位10年、20年の際も重要な節目だったものの、今回はご退位の直前であり、両陛下にとってもこみ上げてくる感情がおありでしょう。式典では、今回も陛下がお言葉を述べられると思います。そのときにどんなことを話されるのかは、国民が皆、強い関心を寄せるのではないでしょうか。

恋愛リアリティー番組『私の年下王子さま』出演・小越勇輝の向かう先は――? ファンから批判殺到の地獄絵図

 ミュージカル『テニスの王子様』など、2.5次元舞台で活躍してきた元“プリンス”、俳優・小越勇輝(24)が出演し、若手俳優ファン、舞台ファンから注目を集めた恋愛リアリティー番組『私の年下王子さま Winter Lovers』(AbemaTV)の最終回が26日に配信され、その結果をめぐり、現在ファンたちがネット上で大論争を巻き起こしている。

 果たして何組のカップルが誕生したのか、そしてゆうきはオトナ女子の“王子様”になれたのか――? 運命の最終回をレビュー!

(前回までのレビューはこちらから)

 

■とっきーの中にある“矛盾”

 とうとうやってきた告白旅行最終日。朝風呂で年下王子たちがハダカのお付き合いをしながら仲を深めているかと思えば、オトナ女子たちもキャッキャウフフしながら女子会という、いやらしすぎるファンサービスシーンもありながら、告白前の最後の2ショットタイムへ。

 まあや(27)をめぐってバッチバチのとっしー(19)とLindow(22)は、体育館という場所を利用して、とっしーが「好きだー!」と大声で叫ぶという、今時、青春映画でもなかなか見ないようなクサいことをやってのければ、バスケ経験者の長身ハーフ男子・Lindowがドリブルをしながらスポーツ男子っぷりを猛アピール。

 他の人で揺れていたものの、お互い1人に絞ったてつ(21)とりん(28)は、これでうまくいくのかと思いきや、「今後自分と他の誰かで揺れることがないのか」「正直、付き合うの怖い」と、りんが、寸前まで自分とせりな(29)で迷っていたてつに不安をぶつける。

 一方、前回てつにフラれてしまい、強がってみせるもまだ引きずっているようにも見えるせりな。なかなか自分の気持ちを出してこないたいしゅう(20)に、「私のどこが好きなの?」「他に話すことない?」と圧をかけるが、それでもうまく言葉が出てこない口下手なたいしゅうは、結局最後までアピールできなかった……。

 もはや安定感を感じさせるゆうき(24)&とっきー(32)はというと、「めちゃくちゃ楽しかった」と自然に手をつないだり、とっきーのカバンには、ゆうきから誕生日プレゼントにもらったキーホルダーがついていたりして、すでに出来上がっている状態。

 しかし、表情がすぐれないとっきーは、

「一緒にいたいと思うから、『付き合いたい!』ってなるわけやんか。でも、いろいろ先のこととか考えると、それだけじゃなくてもっともっと深い話をせなあかんねんけど、そうやっていきなり“生涯のパートナー”って決めつけて付き合いを始めるのって、性格的にそんな好きじゃなくて……」

「とはいえ、それをまったく関係なしに不安な気持ちがあるままで付き合ってもいいのかなとか……」

 と、矛盾した気持ちと葛藤していることを素直に打ち明けた。やはり、年の差は大きいのか、年下男子との明るい未来を前に、妙に慎重になるオトナ女子たち。その女心は複雑なようだ。

 

■想定外のまさかの結果に

 告白の結果、たいしゅう&せりな、てつ&りんはカップル不成立。

せりな「好きとか気になる気持ちから、お付き合いする気持ちになるまでが足りなくて」
りん「出会ってから時間が短すぎちゃって。先が見えなかった」

 意外とシビアだ。その後、とっしーとLindowの2人からアプローチされたまあやはとっしーを選び、晴れてカップル成立となった。

 残るはゆうきととっきー。

ゆうき「ときこに出会えて幸せです。まっすぐなときこも、真剣に向き合ってくれるときこも、笑顔がかわいいときこも、挙げだしたらたくさんあるんだけど、どんなときこもだいすきです。たくさんの時間を過ごして、笑いあって、そばにいたいなって思う。ときこじゃなきゃこんなふうに思えません。幸せにします。大好きです。僕と付き合ってください」

とっきー「ゆうきは最初に会ったときからすごいしっかりしてるな、こんな子おるんやなってびっくりさせられることばっかりで。でも、結構壁作ってるんかなとか、本当のゆうきくんってどんなんやろうとか不安になったこともあったんだけど、今回の旅行ですごい真摯に向き合ってくれて、これからも頼っていきたいなって思いました。だから、私の年下王子様になってください」

ゆうき「はい」

 スタジオでずっと様子を見守ってきたlol・佐藤友祐も「ハラハラさせやがって(怒)」と思わず愚痴をこぼすくらい、幸せそうな2人。告白前の不穏な空気は、ただの茶番にすぎなかったようだ。

■俳優・小越勇輝が手にしたものって、結局……?

 晴れて、年上女性の“王子様”となったゆうきだが、祝福の声はもちろん、批判的な声も寄せられており、さらにはそれに反論する人まで現れ、「カップル成立を受け入れられない古参ファン」vs「番組がキッカケでついた新規ファン」の争いにまで発展。彼のインスタグラムのコメント欄は地獄絵図と化している。

 初回のレビューでも書いたが、番組出演にあたり、「人として等身大で恋に挑戦する」と言っていたゆうき。最終回配信後の1月28日に更新されたブログでは、

「今までにない感覚を知ることできた機会。俳優として、人間味溢れる豊かな、表現者でいたいと改めて思います」(原文ママ、以下同)

 と番組出演を振り返りつつ、

「人の事を思いやれる人でありたいとも思います、みんながそんな気持ちを持っていたら世界はもう少し変わるのに」

 と、おそらくアンチ的なコメントを寄せるファンに対する正直な気持ちも綴っている。

 台本があるとかないとか、演技だとかそうじゃないなどを指摘する声もあるようだが、そんなのはこの際もはやどうでもいい気がする。多くのファンが聞きたいのは、遠まわしの牽制の言葉ではなく、カップル成立についての報告だろうし、それがないから「やっぱりヤラセだったんだ!」→「なんでそんな番組出たんだ!」という批判の声が大きくなっているようにも思えるが……。

 2月にはファンイベントの開催も控えているようだが、そこで直接彼の口から何らかの報告があるんだろうか? 勝手ながら、「この状態でファンと接触とか大丈夫なの?」と、余計なお節介を焼いてしまう。

 番組が終わって数日経った現時点では、どうしても、ドラマでも映画でもない、“恋愛リアリティーショー”に出演した彼が得たものよりも、失ったもののほうが大きかったように思えてしまうが、そうじゃなかったと証明できるかは、今後の彼次第。

 番組で得たもの含め、シフトチェンジを図った彼の今後の彼の活躍にご注目あれ。

(文=みんなの推しに幸あれ)

『イノセンス 冤罪弁護士』、冤罪を晴らすための検証実験に「必要性がない」とツッコミ殺到

 2月2日夜10時から第3話が放送される、坂口健太郎主演ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系)。視聴率は第1話8.3%、第2話8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、わずかながら上昇となった。同作は“冤罪”を題材にしたヒューマンリーガルエンターテインメントで、若き弁護士・黒川拓が弱き人々を救おうと奔走する姿を描く。

 第2話で拓が弁護するのは、コンビニで現金を奪ったとして強盗致傷容疑で逮捕された十勝岳雄(山田裕貴)。かつて札つきのワルだった岳雄だが、母親の睦美(仙道敦子)によると、今は料理人になろうと努力しているという。しかし岳雄が同じコンビニで働いていたこともあり、負傷した店員は岳雄の犯行だと決めつけていた。

 犯行時刻の午前7時ごろ、岳雄はスタンドで給油していたと証言する。防犯カメラにもその姿が映っていたが、タイムコードが示していた時刻は午前6時45分。アリバイ立証はならなかった。拓は映像内で金属製の塔が光を反射していることに目を留めるが、光はわずかに揺れており、どこから反射したものなのかはわからない。やがて拓は光の正体に思い至り、科学者の恭一郎(藤木直人)に協力を仰いで大がかりな検証を進めていく。

 光の正体は、瞬間的な豪雨でビニールハウスの屋根に溜まった雨水を通過した日の光だった。さらにビニールハウスの持ち主が雨水を落とす際に屋根を揺らしたため、反射した光も揺れることに。気象データから午前6時45分の段階で豪雨は降っておらず、防犯カメラのタイムコードが15分ずれていたと証明する拓。こうして午前7時に岳雄が給油していたことが立証され、見事岳雄の冤罪は晴らされるのだった。

「今回の検証実験は拓が放水してビニールハウスに水を溜め、投光機で照らすという大がかりなものでした。ただ、気象データを見れば正確な降雨時間帯がわかったこともあり、視聴者から『検証いらなくない? 防犯カメラ解析して濡れた路上とか痕跡調べるだけでもすぐわかったのでは』『大実験の必要性まったくないやん……』『なんか無理やり見せ場作ったような感じ』とツッコミが相次ぎました」(芸能ライター)

 第3話では、拓たちのもとに看護師の白山美紀(青野楓)が訪れる。美紀は医療ミスの責任を問われて逮捕された執刀医・雲仙(平岳大)の冤罪を晴らしてほしいと懇願。雲仙に思いを寄せる美紀は、内部告発によって雲仙一人に罪がなすりつけられたことを不審に思っていたのだ。

「大病院を舞台に物語が展開するとあって、予告映像でも『白い巨塔で起こった医療事故』というナレーションからスタート。白衣の医師がずらりと並ぶ定番の構図も見られ、ネット上では『大病院ネタとは一気にスケールが大きくなるな』『“白い巨塔”系は大好きだから楽しみ!』と期待の声が上がっています」(同)

 拓はどのようにして医療ミスをめぐる闇を晴らすのか? その手腕に注目しよう。

悩める女性のおっぱいをもみもみ! 自称僧侶・占い師の性犯罪が相次ぐ

 女性患者に麻酔薬を注射し、わいせつな行為をしたとして、愛知県蒲郡市のクリニック院長が準強制わいせつの疑いで逮捕されたが、中国では民間信仰を悪用して女性に性的暴行を働く事例が相次いでいる。

 徳の高そうな僧侶に言われるがまま、恥ずかしがりながらも着ている服をめくり上げる女性信者。僧侶は念仏を唱えながら線香を女性の胸の前で振り、それが終わると右手でナマ乳をモミモミ――。

 まるでAVのようなシチュエーションだが、これは中国で実際に起きた出来事だ。テンセントのニュースアプリ「快報」(1月27日付)によると、広東省肇慶市で女性の胸を数分間にわたって揉んでいたのは、自称“高僧”の劉。冒頭の行為は、胸の治療のためだという。この様子を何者かが撮影し、ネット上に投稿したことから事件が発覚。警察が動きだし、劉に対する聴取が始まっている。

 劉は、お供え用の花を販売する店と線香やロウソクを販売する店の2店舗を経営。とても高僧には見えないが、近所の人の話によると現在50歳で、体の不調を訴える人の治療を始めてすでに十数年になる。ただし、服を脱がせるようになったのはここ最近のことで、患者の心を落ち着かせるのが目的だというが、そんな言い訳がまかり通るわけがない。

 とはいえ、中国の農村部で行われている迷信による民間治療は、わいせつに該当する行為が少なくなく、取り締まるのが難しいと同メディアは伝える。なぜなら、多くの農民はそうした治療に対して疑問を抱くことがなく、高僧のひと言は医者の千言万語にも勝るからだという。

 確かにこうした事件は珍しくないようで、「搜狐」(2018年6月18日付)によると、雲南省楚雄市では、娘の病気について悩んでいた主婦の謝さん(31)が犠牲となった。占い師(50)に占ってもらったところ、「あなたの運気が悪く、娘は12歳まで生きられない」と言われた謝さん。解決方法を尋ねると、「邪気を追い払う必要がある」と、山中の家屋に連れ込まれた。そして占い師は念仏を唱えながら謝さんの体に線香をかざし、なんと彼女の服を脱がせ始めたのだ。全裸の謝さんをベッドの上に横たえると、1枚の紙を押さえつけ、頭から足まで全身を何往復もなで回したという。

 中国では「事実は“AV”より奇なり」なのかも!?

(文=中山介石)

A.B.C-Zの食事会で、塚田僚一が激怒!? メンバーに「ちゃんと向き合って」と説教したワケ

 A.B.C-Zがパーソナリティを務めるラジオ『A.B.C-Z Go! Go! 5』(FM NACK5)。1月26日の放送は、河合郁人・五関晃一・塚田僚一の3人が出演した。塚田はこの日が2019年最初の出演となり、オープニングトークで「昨日ボクたち、食事に行ったんですよ」と報告した。

 A.B.C-Zは毎年、メンバーとお世話になったスタッフなどを呼んで忘年会を開催しているそうで、これはメディアでも語られているため、ファンにも知られている。その場では、グループの方向性などにもかかわる熱い話し合いが行われることもあるようで……

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