ムロツヨシ出演でテレ東特別ドラマ『二つの祖国』が大ピンチ! 新井浩文言及ツイートに局内でも激怒の声!?

 俳優の小栗旬が主演を務め、3月23日、24日の午後9時~11時24分に2夜連続で放送されるテレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル『二つの祖国』で、女優の多部未華子と仲里依紗がヒロインを演じることが発表された。

 同ドラマは作家・山崎豊子の同名小説が原作で、民放で映像化するのは初めての作品。天羽賢治とチャーリー田宮という日系2世の2人が、友でありながらも。激動の時代の中で宿命のライバルへと変わっていくという内容で、多部は2人から愛され翻弄する井本梛子を、仲は天羽の妻・エミーを演じるという。

 小栗に多部、仲と、現在人気の俳優女優が集まった同ドラマ。それだけに、世間の注目も集めているよう。しかし、その注目が、ある俳優が出演するために、あまり良いものではないようだ。

「ムロツヨシさんがチャーリー田宮を演じるのですが、ネットでは『ムロが出てるなら見ない』とブーイングの嵐。やはり、親友の新井浩文容疑者に言及した自爆ツイート事件がよぎるようで、一応、『「こっからまた応援しよう」はサッカー日本代表に向けて』と否定しましたが、まだ尾を引いているようですね。昨年の『大恋愛』(TBS系)出演で生まれたあの人気はどこへやら。本当に皆無の状態ですよ」(芸能ライター)

 昨年末には同ドラマが映像化されることと小栗とムロがメインキャストであると発表され、『ムロと小栗って福田組コンビじゃん(笑)』『2人なら安心!』『コミカルじゃない演技の2人って新鮮!』と、好評の声が多かったが……。ムロの自爆ツイートにより、放送前から批判に晒されることとなってしまい、同局関係者の間でもムロに激怒する声が上がっているそうで、

「開局55周年記念ドラマだけあって、“テレ東史上最強キャスト”という声も上がっていた。当初はテレ東も強気でしたが、ムロさんのあの軽はずみな自爆ツイートにより、放送前から『見ない』なんて声が殺到する事態になってしまい、内部からもムロさんに対して激怒している声があがっているよう。今後はドラマ起用に反対する声も強まっていきそうな雰囲気がありますね」(ドラマ制作関係者)

 最近では「ムロのCMを見るだけで不快になる」との声も上がっているだけに、これまでのような活躍は望めないかも。“親友擁護”の代償は高くついてしまったようだ。

ファミリーマートも聞かなくなった「Tポイントカードをお持ちですか?」問題……「イラッとしなくて済むからよかった」と歓迎の声

 1月、Tカードの個人情報を裁判所の令状なしに捜査当局に提供していたことが発覚したカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)。レンタルはもとより「ツタヤ図書館」のような個人情報を扱う事業も行っているゆえに、騒動はあちこちに波及。当初は「社会への貢献」として、提供を正当化しようとしたこともあってか、利用者の不信感が余計に強まる結果となった。

 これまで、あちこちの店舗で「Tポイントカードをお持ちですか?」と問われて、そのたびに「持ってないです」と答えなければならないことをウザいと主張する人は多かった。実際、Tポイントカードを持っていたとしても、通常使いだけでは貯まるのは年に数千円程度に過ぎない。果たして、そのために財布に常に入れておく必要はあるのか。そんな疑問を抱いていた利用者も数多くいたことが、今回の一件を通じて顕在化している。

 そうした中で「Tポイントカードをお持ちですか?」と言われなくなったと消費者から歓迎されているのが、ファミリーマートだ。ファミリーマートでは、Tポイントを運営するTポイント・ジャパンの株式を売却する方針を明らかにしており、各種決済の導入を進めている。ローソンなどの同業他社が、アリペイなども含めた電子決済を導入しており、時流に合わせる形となった。

 この方針と情報提供発覚が重なったこともあってか、たまたまなのか、ついにファミリーマートでは「Tポインカードをお持ちですか?」と聞かなくなっているのである。正直、これまで混雑している時間にも、店員にそう問われてモタモタとカードを探す客にムカつくこともあった。その一手間がなくなったのは客にも店員にも、よいことだろう。

 ほかのコンビニなどでも、ポイントカードは存在するがTポイントカードほど持っていて当然感を出してくるものはない。

 また、現在Tポイントカードを導入しているチェーンなどでも、1月の騒動以降は「Tポイントカードをお持ちですか?」と聞かなくなっているところも。これだけで、印象がよくなるとは。不思議なものである。
(文=大居候)

『news zero』不調の有働由美子に現場スタッフから大逆風!「数字も取れないくせに……」

 昨年3月いっぱいでNHKを退局し、同10月から『news zero』(日本テレビ系)のメインキャスターを務める有働由美子アナに逆風が吹いている。スタート時こそ話題になり、平均視聴率が10%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)に乗っていたが、日を追うごとにみるみる低下。あっという間に5%を切ってしまうほどになってしまった。高いギャラを払ってまで、有働アナを受け入れた日テレにとっては大誤算。スタッフからも不服の声が上がっている。

「有働アナは衣装へのこだわりが強く、注文が多すぎてスタイリストが四苦八苦しています。本番前には、小顔マッサージをしてもらい、カラーコンタクト、つけまつげをバッチリ装着して、ようやくスタジオへ向かうという、そんな毎日です。高視聴率を叩き出していれば、スタッフからの文句もないのでしょうが『数字も取れないのに……』と言われる始末です。また、『zero』の放送日、つまり月曜から金曜まで連日決まって夕方に、番組スタッフを集合させ2時間以上に及ぶ打ち合わせを行っています。結果、取材に出向いている中継クルーや記者を軽視しているような形になっていて、制作陣はそういった点も不満に感じています」(制作会社社員)

 メインキャスターに就任した途端に、現場への情熱を失ったとの声も出ている。

「退局後に『ジャーナリスト宣言』し、10月の番組スタート前には『報道に携わりたい。とにかく現場を大事にしたい』と言っていた有働アナですが、これまで番組を通して事件事故現場に足を運んだことはほとんどありません。スタジオ進行で手いっぱいの状態で、本人に余裕がないのかもしれません。脇を固める外部のコメンテーター陣も取材経験のない軟弱評論家ばかり。これでは視聴率は取れないですよ」(同)

 番組が内部から崩壊しかねない危機を迎えているだけに、早いところテコ入れした方がよさそうだ。

『さすらい温泉』故・佐々木すみ江の最期の仕事に……『花男』『ふぞろい』にも負けない仕事ぶりが光る

 遠藤憲一が役者を引退する決意で温泉宿の仲居になり、そこで出会った人々のために一肌脱ぐ。そんなパラレルワールドを見せてくれるドキュメンタリー風の人情温泉ドラマ『さすらい温泉 遠藤憲一』(テレビ東京系)。まさに、この記事の執筆中に、第5話のマドンナである佐々木すみ江さんの訃報が届いた。

 亡くなったから言うわけではなく、凛とした芯の通った演技でドラマ全体を引っ張っていただけにとても驚いた。佐々木すみ江の活躍を中心に、第5話を振り返ります。

(前回までのレビューはこちらから)

■一人で銀行から金を下ろせない遠藤憲一

 今回も遠藤のリアルな人となりを同級生や事務所スタッフから聞き出すインタビューから番組はスタート。

 今回は遠藤は一人では銀行からお金を下ろせないことが暴露される。

 そうなってくると、バスの予約なども一人ではできなそうな気がするので、どうやって毎回各地の温泉に移動しているのか考えてしまう。

 そんな遠藤がやってきたのは、群馬と新潟の県境にある法師温泉。温泉界ではレジェンドと言ってもいいほどの温泉だ。

 ちなみに番組内でも軽く触れていたが、かの田中角栄は法師温泉のすぐ横の三国峠をダイナマイトで吹っ飛ばし、その土砂で日本海を埋め立て佐渡島まで歩いて行けるようにすると新人時代の選挙演説で語っていた。実現していたら法師温泉のお湯も途絶えていたかもしれないので、実行されなくて何より。

■死を覚悟した旅行者役を熱演した佐々木

 この温泉で出会った宿泊客が佐々木すみ江演じる笠木澄恵。

 戦争に行ったまま戻らない、かつての許嫁との想い出を振り返りに、一人で来ているという。

 健さん(遠藤は派遣仲居のときは中井田健一と名乗っている)がその許嫁に似ているらしく、健さんに出会った瞬間の驚き→喜び→恥じらいと変わる佐々木演じる笠木の表情の変化が素晴らしい。しばらく無言なのに、画がじつに持つ。ここから一気に笠木の存在感に引き込まれる。

 その許嫁と、かつて笠木が泊まった宿が今回の舞台である法師温泉・長寿館で、その滞在の直後、召集令状が届き、そのまま彼は戻ってこなかったという。

 今は結婚し、孫までいて幸せだと語る笠木だが、祝言すら挙げられぬまま引きちぎられるような形で想い出もろとも戦争に奪われてしまった、かつての許嫁の存在は今でも大きいようだ。

 笠木が死を目前に控えたステージ4の末期の膵臓がんであることを知った健さんは、悩みながらも笠木の願い通り、もう一泊、笠木のケアをすることに。

 そして今回も、あのなんでも出てくる四次元トランクを開く時が。

 出てきたのは想い出の写真に写る許嫁と同じ軍服。

 それを着て枕元に立つ健さんが笠木に語りかける。驚きながらも、それを許嫁の「加瀬清次(清さん)」として受け入れる笠木。

「久しぶり」

「お久しぶりです」

「よくまたここにきてくれたね」

「ずいぶん時間が経っちゃいましたけど……」

 夢だと思っていたのかもしれないが、逢えぬはずの人に逢える喜びは、ひとしおだろう。

■佐々木と遠藤の幻の混浴シーン

 彼が照れ屋のため名物の混浴風呂に一緒に入れなかったのが心残りだという笠木を、風呂に誘う、健さん演じる清さん。

 風呂に向かう途中で、笠木の姿はあの頃の若い姿(堀田真由)に変わっていた。

 健さんの錯覚なのか、笠木本人のイメージなのか、はたまた科学を超えたファンタジーなのかわからないが、笠木の心が軽くなって行くのがわかる。

 堀田は『わろてんか』(NHK総合)で葵わかなの妹役や、最近では『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)で、フェイク動画を作った犯人だと疑われる水泳部員役など活躍する若手。実在はしているものの、姿は観念であるという難しい入浴シーンを、雰囲気たっぷりに演じた。

 作中でも触れていたが、ここのお湯は風呂の底が砂利引きになっており、底から50年前の雨水が温泉となり滲み出ている。

 当時の許嫁との「再会」には、ぴったりの場所だ。

 作家の田中眞一のTwitterによると、佐々木はこの脚本をとても褒めてくれていたという。

 実際に享年90歳で亡くなってしまった佐々木も、17歳で終戦を迎えていたはずで、許嫁でなくとも大切な人を亡くしたり、亡くした人の悲しみに触れたりしてきたはずだ。

 佐々木が亡くなったのがどんな原因かは執筆してる今現在まだわからないし、なんなら知る必要も特にないが、何にせよ年齢的に人生の終幕を大なり小なり意識していたであろう中で今回の仕事に挑んでいたのは間違いないだろう。

 1コマずつまで丁寧に演じて、役柄から彼女(笠木)の持つであろう「想い出」を振り絞っているのがわかる。

 贅沢を言えば、ほんの一瞬でいいから、若き日を演じた堀田真由との混浴シーンのどこかで、今の佐々木と遠藤が笑顔で温泉に浸かってる画も差し込んでほしかった。

 佐々木が亡くなった今だから余計にそう感じるのかもしれないが、「今の笠木」を笑顔で「清さん」とお風呂に入れてあげたかった。

 こんなときに不謹慎なのかもしれないが、『スターウォーズ』のファーストシリーズのラストシーン(ジェダイの帰還)で改心したアナキン(ダースベーダー)が幽霊のように出てくるシーンがあるが、ずっと年老いたアナキンの姿だったのに、ジョージルーカスが途中で改訂してしまい、現行版では若き日のアナキンになってしまったことを思い出した。

 若き日のアナキンもよいのだが、いろいろあった上でそれはそれとして、いろいろなことを経た年老いたアナキンの笑顔の方を求めるファンも多かったので、後藤監督がディレクターズ・カットを作るとしたら、是非一瞬でも今の笠木の、佐々木の笑顔での混浴もお願いしたかった。

 こんなふざけた願いも、もはや絶対に叶わないのが、ただただ悲しい。

 

■飛鳥凛が深刻さを中和する

 今回は佐々木が圧巻の存在感を見せてくれたため、その影に回ってしまった感があるが、飛鳥凛のサバサバした仲居(久美)もいい味わいで、死別や戦争をテーマとした中で息抜きのような演技を挟みこみ、全体を中和してくれた。

 時間があれば、もっと健さんとの絡みも見たかった。

 病院へと戻る笠木を見送る健さんに、「泣いてるの……?」と久美が尋ねるラストは、訪ねておきながらいなくなる久美の気遣いが感じられて、いいシーンだった。

 今はエイベックスにいる飛鳥だが、元はスターダスト所属で、ももクロのデビューイベントの舞台も一緒に踏んでいる苦労人(メンバーではない)。きっぷの良さそうな役などハマりそうなのでもっと芝居を見てみたい。

 佐々木が亡くなったことで、かつての代表作(TBS『ふぞろいの林檎たち』『花より男子』、NHK『ゲゲゲの女房』『篤姫』など)がいろいろ流れる中で、この『さすらい温泉』も佐々木のギリギリまで灯された役者人生の最後を飾るのに見劣りしないものだったと思う。

 それはベテランながら深夜ドラマだろうと手を抜かない佐々木の姿勢も大きいし、ドラマを丁寧に作っている『さすらい温泉』制作側の姿勢も大きいだろう。

 paraviでも見られるが、ぜひもう一度、地上波で再放送して、佐々木の最期の仕事を、まだ見ていない人にも見せてあげてほしい。

 ご冥福をお祈りします。
(文=柿田太郎)

『さすらい温泉』故・佐々木すみ江の最期の仕事に……『花男』『ふぞろい』にも負けない仕事ぶりが光る

 遠藤憲一が役者を引退する決意で温泉宿の仲居になり、そこで出会った人々のために一肌脱ぐ。そんなパラレルワールドを見せてくれるドキュメンタリー風の人情温泉ドラマ『さすらい温泉 遠藤憲一』(テレビ東京系)。まさに、この記事の執筆中に、第5話のマドンナである佐々木すみ江さんの訃報が届いた。

 亡くなったから言うわけではなく、凛とした芯の通った演技でドラマ全体を引っ張っていただけにとても驚いた。佐々木すみ江の活躍を中心に、第5話を振り返ります。

(前回までのレビューはこちらから)

■一人で銀行から金を下ろせない遠藤憲一

 今回も遠藤のリアルな人となりを同級生や事務所スタッフから聞き出すインタビューから番組はスタート。

 今回は遠藤は一人では銀行からお金を下ろせないことが暴露される。

 そうなってくると、バスの予約なども一人ではできなそうな気がするので、どうやって毎回各地の温泉に移動しているのか考えてしまう。

 そんな遠藤がやってきたのは、群馬と新潟の県境にある法師温泉。温泉界ではレジェンドと言ってもいいほどの温泉だ。

 ちなみに番組内でも軽く触れていたが、かの田中角栄は法師温泉のすぐ横の三国峠をダイナマイトで吹っ飛ばし、その土砂で日本海を埋め立て佐渡島まで歩いて行けるようにすると新人時代の選挙演説で語っていた。実現していたら法師温泉のお湯も途絶えていたかもしれないので、実行されなくて何より。

■死を覚悟した旅行者役を熱演した佐々木

 この温泉で出会った宿泊客が佐々木すみ江演じる笠木澄恵。

 戦争に行ったまま戻らない、かつての許嫁との想い出を振り返りに、一人で来ているという。

 健さん(遠藤は派遣仲居のときは中井田健一と名乗っている)がその許嫁に似ているらしく、健さんに出会った瞬間の驚き→喜び→恥じらいと変わる佐々木演じる笠木の表情の変化が素晴らしい。しばらく無言なのに、画がじつに持つ。ここから一気に笠木の存在感に引き込まれる。

 その許嫁と、かつて笠木が泊まった宿が今回の舞台である法師温泉・長寿館で、その滞在の直後、召集令状が届き、そのまま彼は戻ってこなかったという。

 今は結婚し、孫までいて幸せだと語る笠木だが、祝言すら挙げられぬまま引きちぎられるような形で想い出もろとも戦争に奪われてしまった、かつての許嫁の存在は今でも大きいようだ。

 笠木が死を目前に控えたステージ4の末期の膵臓がんであることを知った健さんは、悩みながらも笠木の願い通り、もう一泊、笠木のケアをすることに。

 そして今回も、あのなんでも出てくる四次元トランクを開く時が。

 出てきたのは想い出の写真に写る許嫁と同じ軍服。

 それを着て枕元に立つ健さんが笠木に語りかける。驚きながらも、それを許嫁の「加瀬清次(清さん)」として受け入れる笠木。

「久しぶり」

「お久しぶりです」

「よくまたここにきてくれたね」

「ずいぶん時間が経っちゃいましたけど……」

 夢だと思っていたのかもしれないが、逢えぬはずの人に逢える喜びは、ひとしおだろう。

■佐々木と遠藤の幻の混浴シーン

 彼が照れ屋のため名物の混浴風呂に一緒に入れなかったのが心残りだという笠木を、風呂に誘う、健さん演じる清さん。

 風呂に向かう途中で、笠木の姿はあの頃の若い姿(堀田真由)に変わっていた。

 健さんの錯覚なのか、笠木本人のイメージなのか、はたまた科学を超えたファンタジーなのかわからないが、笠木の心が軽くなって行くのがわかる。

 堀田は『わろてんか』(NHK総合)で葵わかなの妹役や、最近では『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)で、フェイク動画を作った犯人だと疑われる水泳部員役など活躍する若手。実在はしているものの、姿は観念であるという難しい入浴シーンを、雰囲気たっぷりに演じた。

 作中でも触れていたが、ここのお湯は風呂の底が砂利引きになっており、底から50年前の雨水が温泉となり滲み出ている。

 当時の許嫁との「再会」には、ぴったりの場所だ。

 作家の田中眞一のTwitterによると、佐々木はこの脚本をとても褒めてくれていたという。

 実際に享年90歳で亡くなってしまった佐々木も、17歳で終戦を迎えていたはずで、許嫁でなくとも大切な人を亡くしたり、亡くした人の悲しみに触れたりしてきたはずだ。

 佐々木が亡くなったのがどんな原因かは執筆してる今現在まだわからないし、なんなら知る必要も特にないが、何にせよ年齢的に人生の終幕を大なり小なり意識していたであろう中で今回の仕事に挑んでいたのは間違いないだろう。

 1コマずつまで丁寧に演じて、役柄から彼女(笠木)の持つであろう「想い出」を振り絞っているのがわかる。

 贅沢を言えば、ほんの一瞬でいいから、若き日を演じた堀田真由との混浴シーンのどこかで、今の佐々木と遠藤が笑顔で温泉に浸かってる画も差し込んでほしかった。

 佐々木が亡くなった今だから余計にそう感じるのかもしれないが、「今の笠木」を笑顔で「清さん」とお風呂に入れてあげたかった。

 こんなときに不謹慎なのかもしれないが、『スターウォーズ』のファーストシリーズのラストシーン(ジェダイの帰還)で改心したアナキン(ダースベーダー)が幽霊のように出てくるシーンがあるが、ずっと年老いたアナキンの姿だったのに、ジョージルーカスが途中で改訂してしまい、現行版では若き日のアナキンになってしまったことを思い出した。

 若き日のアナキンもよいのだが、いろいろあった上でそれはそれとして、いろいろなことを経た年老いたアナキンの笑顔の方を求めるファンも多かったので、後藤監督がディレクターズ・カットを作るとしたら、是非一瞬でも今の笠木の、佐々木の笑顔での混浴もお願いしたかった。

 こんなふざけた願いも、もはや絶対に叶わないのが、ただただ悲しい。

 

■飛鳥凛が深刻さを中和する

 今回は佐々木が圧巻の存在感を見せてくれたため、その影に回ってしまった感があるが、飛鳥凛のサバサバした仲居(久美)もいい味わいで、死別や戦争をテーマとした中で息抜きのような演技を挟みこみ、全体を中和してくれた。

 時間があれば、もっと健さんとの絡みも見たかった。

 病院へと戻る笠木を見送る健さんに、「泣いてるの……?」と久美が尋ねるラストは、訪ねておきながらいなくなる久美の気遣いが感じられて、いいシーンだった。

 今はエイベックスにいる飛鳥だが、元はスターダスト所属で、ももクロのデビューイベントの舞台も一緒に踏んでいる苦労人(メンバーではない)。きっぷの良さそうな役などハマりそうなのでもっと芝居を見てみたい。

 佐々木が亡くなったことで、かつての代表作(TBS『ふぞろいの林檎たち』『花より男子』、NHK『ゲゲゲの女房』『篤姫』など)がいろいろ流れる中で、この『さすらい温泉』も佐々木のギリギリまで灯された役者人生の最後を飾るのに見劣りしないものだったと思う。

 それはベテランながら深夜ドラマだろうと手を抜かない佐々木の姿勢も大きいし、ドラマを丁寧に作っている『さすらい温泉』制作側の姿勢も大きいだろう。

 paraviでも見られるが、ぜひもう一度、地上波で再放送して、佐々木の最期の仕事を、まだ見ていない人にも見せてあげてほしい。

 ご冥福をお祈りします。
(文=柿田太郎)

『さすらい温泉』故・佐々木すみ江の最期の仕事に……『花男』『ふぞろい』にも負けない仕事ぶりが光る

 遠藤憲一が役者を引退する決意で温泉宿の仲居になり、そこで出会った人々のために一肌脱ぐ。そんなパラレルワールドを見せてくれるドキュメンタリー風の人情温泉ドラマ『さすらい温泉 遠藤憲一』(テレビ東京系)。まさに、この記事の執筆中に、第5話のマドンナである佐々木すみ江さんの訃報が届いた。

 亡くなったから言うわけではなく、凛とした芯の通った演技でドラマ全体を引っ張っていただけにとても驚いた。佐々木すみ江の活躍を中心に、第5話を振り返ります。

(前回までのレビューはこちらから)

■一人で銀行から金を下ろせない遠藤憲一

 今回も遠藤のリアルな人となりを同級生や事務所スタッフから聞き出すインタビューから番組はスタート。

 今回は遠藤は一人では銀行からお金を下ろせないことが暴露される。

 そうなってくると、バスの予約なども一人ではできなそうな気がするので、どうやって毎回各地の温泉に移動しているのか考えてしまう。

 そんな遠藤がやってきたのは、群馬と新潟の県境にある法師温泉。温泉界ではレジェンドと言ってもいいほどの温泉だ。

 ちなみに番組内でも軽く触れていたが、かの田中角栄は法師温泉のすぐ横の三国峠をダイナマイトで吹っ飛ばし、その土砂で日本海を埋め立て佐渡島まで歩いて行けるようにすると新人時代の選挙演説で語っていた。実現していたら法師温泉のお湯も途絶えていたかもしれないので、実行されなくて何より。

■死を覚悟した旅行者役を熱演した佐々木

 この温泉で出会った宿泊客が佐々木すみ江演じる笠木澄恵。

 戦争に行ったまま戻らない、かつての許嫁との想い出を振り返りに、一人で来ているという。

 健さん(遠藤は派遣仲居のときは中井田健一と名乗っている)がその許嫁に似ているらしく、健さんに出会った瞬間の驚き→喜び→恥じらいと変わる佐々木演じる笠木の表情の変化が素晴らしい。しばらく無言なのに、画がじつに持つ。ここから一気に笠木の存在感に引き込まれる。

 その許嫁と、かつて笠木が泊まった宿が今回の舞台である法師温泉・長寿館で、その滞在の直後、召集令状が届き、そのまま彼は戻ってこなかったという。

 今は結婚し、孫までいて幸せだと語る笠木だが、祝言すら挙げられぬまま引きちぎられるような形で想い出もろとも戦争に奪われてしまった、かつての許嫁の存在は今でも大きいようだ。

 笠木が死を目前に控えたステージ4の末期の膵臓がんであることを知った健さんは、悩みながらも笠木の願い通り、もう一泊、笠木のケアをすることに。

 そして今回も、あのなんでも出てくる四次元トランクを開く時が。

 出てきたのは想い出の写真に写る許嫁と同じ軍服。

 それを着て枕元に立つ健さんが笠木に語りかける。驚きながらも、それを許嫁の「加瀬清次(清さん)」として受け入れる笠木。

「久しぶり」

「お久しぶりです」

「よくまたここにきてくれたね」

「ずいぶん時間が経っちゃいましたけど……」

 夢だと思っていたのかもしれないが、逢えぬはずの人に逢える喜びは、ひとしおだろう。

■佐々木と遠藤の幻の混浴シーン

 彼が照れ屋のため名物の混浴風呂に一緒に入れなかったのが心残りだという笠木を、風呂に誘う、健さん演じる清さん。

 風呂に向かう途中で、笠木の姿はあの頃の若い姿(堀田真由)に変わっていた。

 健さんの錯覚なのか、笠木本人のイメージなのか、はたまた科学を超えたファンタジーなのかわからないが、笠木の心が軽くなって行くのがわかる。

 堀田は『わろてんか』(NHK総合)で葵わかなの妹役や、最近では『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)で、フェイク動画を作った犯人だと疑われる水泳部員役など活躍する若手。実在はしているものの、姿は観念であるという難しい入浴シーンを、雰囲気たっぷりに演じた。

 作中でも触れていたが、ここのお湯は風呂の底が砂利引きになっており、底から50年前の雨水が温泉となり滲み出ている。

 当時の許嫁との「再会」には、ぴったりの場所だ。

 作家の田中眞一のTwitterによると、佐々木はこの脚本をとても褒めてくれていたという。

 実際に享年90歳で亡くなってしまった佐々木も、17歳で終戦を迎えていたはずで、許嫁でなくとも大切な人を亡くしたり、亡くした人の悲しみに触れたりしてきたはずだ。

 佐々木が亡くなったのがどんな原因かは執筆してる今現在まだわからないし、なんなら知る必要も特にないが、何にせよ年齢的に人生の終幕を大なり小なり意識していたであろう中で今回の仕事に挑んでいたのは間違いないだろう。

 1コマずつまで丁寧に演じて、役柄から彼女(笠木)の持つであろう「想い出」を振り絞っているのがわかる。

 贅沢を言えば、ほんの一瞬でいいから、若き日を演じた堀田真由との混浴シーンのどこかで、今の佐々木と遠藤が笑顔で温泉に浸かってる画も差し込んでほしかった。

 佐々木が亡くなった今だから余計にそう感じるのかもしれないが、「今の笠木」を笑顔で「清さん」とお風呂に入れてあげたかった。

 こんなときに不謹慎なのかもしれないが、『スターウォーズ』のファーストシリーズのラストシーン(ジェダイの帰還)で改心したアナキン(ダースベーダー)が幽霊のように出てくるシーンがあるが、ずっと年老いたアナキンの姿だったのに、ジョージルーカスが途中で改訂してしまい、現行版では若き日のアナキンになってしまったことを思い出した。

 若き日のアナキンもよいのだが、いろいろあった上でそれはそれとして、いろいろなことを経た年老いたアナキンの笑顔の方を求めるファンも多かったので、後藤監督がディレクターズ・カットを作るとしたら、是非一瞬でも今の笠木の、佐々木の笑顔での混浴もお願いしたかった。

 こんなふざけた願いも、もはや絶対に叶わないのが、ただただ悲しい。

 

■飛鳥凛が深刻さを中和する

 今回は佐々木が圧巻の存在感を見せてくれたため、その影に回ってしまった感があるが、飛鳥凛のサバサバした仲居(久美)もいい味わいで、死別や戦争をテーマとした中で息抜きのような演技を挟みこみ、全体を中和してくれた。

 時間があれば、もっと健さんとの絡みも見たかった。

 病院へと戻る笠木を見送る健さんに、「泣いてるの……?」と久美が尋ねるラストは、訪ねておきながらいなくなる久美の気遣いが感じられて、いいシーンだった。

 今はエイベックスにいる飛鳥だが、元はスターダスト所属で、ももクロのデビューイベントの舞台も一緒に踏んでいる苦労人(メンバーではない)。きっぷの良さそうな役などハマりそうなのでもっと芝居を見てみたい。

 佐々木が亡くなったことで、かつての代表作(TBS『ふぞろいの林檎たち』『花より男子』、NHK『ゲゲゲの女房』『篤姫』など)がいろいろ流れる中で、この『さすらい温泉』も佐々木のギリギリまで灯された役者人生の最後を飾るのに見劣りしないものだったと思う。

 それはベテランながら深夜ドラマだろうと手を抜かない佐々木の姿勢も大きいし、ドラマを丁寧に作っている『さすらい温泉』制作側の姿勢も大きいだろう。

 paraviでも見られるが、ぜひもう一度、地上波で再放送して、佐々木の最期の仕事を、まだ見ていない人にも見せてあげてほしい。

 ご冥福をお祈りします。
(文=柿田太郎)

「肩書」を外した時、本当の気持ちが見えてくる――ドラマ『初めて恋をした日に読む話』第6話

(前回までのレビューはこちらから) 

 基本的に、占いや呪いのたぐいを信じてはいない。元々疑り深い性格もあって、論理的に説明できないものを信じることができないのだ。ただ、こういった“あるかどうかわからないもの”が、ドラマのスパイスとして有効に機能することはよくわかっている。

 ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)第6話では、そんな占いや呪いが、効果的なアイテムとして使われていた。

 酔っ払って山下(中村倫也)を家に泊めてしまった順子(深田恭子)。さらに、二人で家から出てきたところを、教え子の匡平(横浜流星)に見られてしまい、パニックに陥る。

 悩んだ順子は、友人の美和(安達祐実)に相談するが、「一番大事なのは、匡平を東大に合格させること」だと諭されるだけ。ようやく気づいた匡平の自分に対する気持ちについても、「勉強のしすぎでおかしくなったのでは?」と、無理やり自分自身を納得させるのだった。

 順子に思いを寄せる従兄弟の雅志(永山絢斗)は、出張に行く途中で匡平を見かけ、声をかける。そこで匡平は、順子への思いを話すのだ。

「好きで好きで、嫌いになりそうなくらい好き」

 順子の存在が、自分の中で大きくなりすぎて、重荷にすら感じてしまっているのかもしれない。情熱的で、どこか不器用な言葉を聞いて、雅志はどう思っただろう。匡平よりも、ずっと長い時間、順子のことを想い続けてきた。しかし、ここまで強く気持ちをぶつけることができただろうか。そんなことを感じたかもしれない。

 そんな頃、美和は、店のキャバ嬢・もんちゃん(真凛)から、占いによると、今年は運命の出会いがあること、ラッキーアイテムはエメラルドグリーンのスニーカーであることを知らされる。これを聞いて、出会いを求めた美和は、店の客でもある雅志に電話をし、同窓会を開くようにけしかける。その席で、順子に雅志の魅力を認識させるとともに、美和の婚活にも役立てようというのだ。

 まずは、「占い」が物語の鍵として登場。そして「呪い」についても話が進む。

 いつものお好み焼き屋で飲んでいる順子と美和は、同窓会の話になる。アラサーで、結婚や仕事で一番差がついている時期に同窓会を開くなんてと、順子は「新しい靴を履いた日に、必ず土砂降りになる呪い」「割り箸が必ず変に割れる呪い」「毎回注文間違えられる呪い」などと、幹事に地味にダメージのある呪いをかけまくる。後々、これが大きな伏線になる。

 塾では、匡平がメキメキと力をつけていた。元々文系であった順子は、数学で自分の力不足を感じ焦り始めていた。

「合格させたい」そう言う順子に、塾長(生瀬勝久)は言う。

「普通ですね」

 塾長はこれまで、「普通では受からない」と言い続けてきた。ここで考えが変わったのかもしれない。

 同窓会を前に、雅志は同僚の西大井(浜中文一)から、「学歴と、商社マンという肩書に釣られた女子がやってくるのはむしろ短所だ」と言われる。さらに西大井は、「学歴も肩書も無い、別の自分になったら、本当の出会いがあるかもしれないと思う」と言うのだ。

 同窓会当日、会場は久しぶりの再会を懐かしむ人たちで溢れていた。そして予想通り、ハイスペックな雅志は女性たちからモテモテだった。一方、順子は匡平との授業が延びてしまい、会場に行くことができない。連絡を受け、雅志は落ち込む。

 うまく同窓生になりすまして会場に紛れ込んだ美和は、二次会に向かう途中、雨宿りをしていたときに新しい靴に水をかけられる。ここで、順子の呪いがきいてくる。

 同じく雨宿りをしにやってきたのは、エメラルドグリーンのスニーカーを履いた西大井だった。本当の出会いを求めていた西大井は、自分を「売れないダンサー」と紹介する。肩書を外し、「別の自分」になって、美和にアプローチしようと考えたのだ。

 その頃、バーで二人になった雅志と山下。山下から、順子とのことを聞かされた雅志は思い余って、山下のことを殴ってしまう。

 その後、一人でラーメン屋に入った雅志だったが、ここで、割り箸がうまく割れない呪いと、注文が間違われてしまう呪いに襲われる。

 翌日、学校で匡平と向き合った山下は、「順子のことは遊びじゃない」と気持ちを宣言する。それに対し匡平は、「取られるつもりはない。ひっこんでろ。俺のだ」と言い切るのだ。

 雅志は、順子の職場を訪ね、山下とのことを問いただす。順子は否定しながら、「雅志にだけは知られたくなかった」と話す。それは、「よりによって身内に言うなんて」という意味だったのだが、雅志は、自分だけには知られたくなかった、自分に気があるのではないかと勘違いをしてしまう。順子がかけたいろいろな呪いにかかっているようであるが、雅志が本当にかかっているのは、「どんなに思いを伝えても、相手に全く伝わらない」という呪いなのかもしれない。

 その頃、順子は、匡平を東大に合格させるため、他の塾に行かせることを考えていた。「どんな手を使ってでも、確実に東大に合格させる」そう言う順子に、匡平は答える。

「先生とか、年とか、肩書とか関係なく、ただ普通に会いたかった」

 肩書は大事だ。その人が、才能を活かしたり、努力をしたりして手に入れたひとつの証しだから。ただ、それだけで、人を見定めたり、恋愛対象にするかどうかを決めたりするのは、少し残念な気がする。匡平が言うように、逆に肩書があるために、自由を奪われることもあるからだ。

 とかく大人になると、利害や損得だけでものごとを考えてしまいがちだ。しかし、「肩書なんかどうでもいい」と言う匡平の言葉を聞いていると、論理的に考えるよりも、気持ちが先走っていた頃のことを、思い出したりもする。

 物語も中盤となり、今まで、頼りなさや鈍感さばかりが目立っていた順子も、凛々しい表情を多く見せるようになった。雅志、山下、匡平、三人の男性と向き合い、それぞれの気持ちを受け止める。実際の深田恭子もさぞやと思わせる芯の強さが、そこにはある。

 ラストでは、新たな塾講師、百田(高梨臨)が登場した。これまで、男性三人の戦いを見てきた中、今度は新たな女の戦いが始まるのかもしれない。高校3年の秋、受験まではあと少しだ。

(文=プレヤード)

関ジャニ∞大倉忠義との熱愛・破局報道を経ても吉高由里子は“ジャニーズ共演NG”にならない?

 吉高由里子主演の連続ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)が4月からスタートする。吉高といえば関ジャニ∞の大倉忠義との破局・復縁・結婚が繰り返し報じられているが、最近になって再び二人の関係に動きがあったと話題になっている。

 吉高由里子と大倉忠義の交際を最初に報じたのは2016年7月の「FRIDAY」(光文社)で、吉高が大倉のマンションに通う姿をキャッチした。その後、双方とも交際を否定。しかし、10月には二人でバリ島旅行に行く姿が再び報じられていた。

 そのうえで、昨年の秋ごろまで“結婚間近”という報道が出ており、ファンの中でも「交際は事実」とみる人が多かった。しかし、昨年9月27日号の「女性セブン」(小学館)は、多忙が原因で年明けに二人は交際を解消していたと伝えている。

 破局報道がされる前日、「FLASH」(光文社)は大倉と名古屋市内のホステスの女性との火遊びを報じており、ネット上では大倉に対して「吉高由里子がかわいそう」「浮気は最低」といった否定的な声が続出していた。そのため、翌日に出た吉高との破局報道は、大倉の火遊びを“浮気ではない”と印象付ける単なる「火消し」という見方もあり、破局の真相はうやむやな状態。

吉高由里子「なんだこりゃ 本当のことがひとつもない」
 その後、吉高は自身のツイッターに<なんだこりゃ><本当のことがひとつもない 怖いなぁ本当に また世界に知らない自分が増えるのね>と投稿。破局報道を否定しているのか、はたまた交際自体が本当でないのか、大倉ファンの混乱を招くかたちになった。

 しかし最近になって再び、吉高と大倉は復縁したと一部のメディアは報じている。吉高は失恋をするとなかなか立ち直ることが出来ず、仕事のオファーを断ることもあるというが、『わたし、定時で帰ります。』の主演を引き受けたということは、大倉と復縁した証だという。

 まるで吉高由里子が情緒不安定で恋愛依存のような話だが、やはり実際のところはわからない。ただひとつだけはっきりしているのが、彼女が大倉とこれだけ噂になってはいても、女優として“ジャニーズと共演NG”な存在にはなっていないということだ。

ジャニーズ御用達女優・ジャニーズ共演NG女優とは
 昨年には吉高由里子と大倉忠義の熱愛報道にジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子副社長が激怒し、吉高を“ジャニーズ共演NG女優”に入れた……とも噂された。ジャニーズ事務所は所属タレントの結婚はともかく恋愛まで厳しく管理してはいないようだが(恋愛を制限していたらそれこそ人権侵害だろう)、スキャンダルが多くジャニーズと交際する可能性のある女優は共演NG、そういった心配のない女優は“ジャニーズ御用達女優”と言われている。

 昨年公開された木村拓哉と二宮和也が共演した映画『検察側の罪人』には吉高が出演しているが、これは前々から決まっていたものだったという。大倉との熱愛報道以降は、彼女は“ジャニーズ共演NG女優”になった、と見られていたが、しかし4月スタートの吉高主演のドラマ『わたし、定時で帰ります。』では、吉高演じる主人公の恋人役にジャニーズタレントであるKAT-TUN中丸雄一が起用されている。

ネット上では「吉高由里子はジャニーズとの共演OKなの?」と混乱する大倉のファンや、吉高とジャニーズタレントの共演は、彼女と大倉が完全に破局したことを意味しているとみる人もいるようだ。

 バラエティ番組などではジャニーズとも共演しているほか、嵐の二宮和也とはテレビでも仲の良い姿を見せている吉高由里子。本当に吉高が共演NG女優のリストに入っているとは考えづらい。そもそもいち事務所の「共演推奨」「共演NG」などの意向が、キャスティングに大きな影響力を持っているとしたら問題だろう。

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「阿部寛のホームページ」の“爆速”だけじゃない! 公式HPがたびたび話題になる芸能人3人

 上司にしたい芸能人ランキングで、毎回上位にランクインする俳優・阿部寛。常に好感度の高い阿部を支えている要因のひとつに、“公式ホームページ”の存在もあるようだ。

 阿部の公式HP「阿部 寛のホームページ」は、“爆速”で開けることで有名。芸能人の公式HPといえば凝っているものが多く、サイトを構築するhtmlは数百行以上なこともザラにある。しかし阿部の公式HPトップのhtmlは、わずか9行・299文字のみで構成されている超シンプルなもの。インターネット黎明期の雰囲気がそのまま残った仕様のまま、2019年までずっと使われてきた。

 阿部の公式HPは“月末”に話題になることが多く、ネット上には「月末で通信制限かかったから、ひたすら阿部寛のホームページ見てる」「スマホが通信制限になっちゃった時の楽しみは、阿部寛のホームページを見ること」「阿部寛のホームページ、通信制限でも爆速なのホント面白い」などの声が上がっている。

 今回は阿部のように、公式HPがたびたび話題になる芸能人たちをご紹介していこう。

 

●北村一輝

 様々な役柄を演じ切る俳優・北村一輝のHPもよく注目を集める。北村のHPはコラージュのようなイラストで構成されており、ポールダンサー姿の北村やサーフボードに乗った北村の姿が。さらに音声もついており、「ドーは、ドーナッツの、ド~♪」と歌う北村の声を聞くことができるカオスな仕様に。

 北村のHPにネット上からは、「北村一輝のこと調べてみようと、たまたま見つけた公式ページに入ったけど色々とヤバかった」「見れば見るほど好きになる。ファンクラブ入るわ」「阿部寛と北村一輝のホームページが、双方ともいい意味でぶっ飛んでるので好きです」といった声が。実は北村は「海賊になりたい」という理由で商船高専に進学したものの、“海賊になれない”ことに気づいて役者を目指した過去を持つ。北村のHPは、彼の頭の中にあるカオスを忠実に再現したものなのかもしれない。

 

●いとうまい子

 女優・いとうまい子のHPは、阿部と同じようなネット黎明期の雰囲気を残したまま現存し続けている。同HPは1995年頃に、“いとう本人”の手によって作られたもの。同時期はNTTによる“テレホーダイサービス”がやっと開始された時期。いち早く立ち上がった同HPは、芸能人の公式HP第一号だといわれている。

 彼女のHPには、なぜかすべて英語のプロフィールページや2003年に逝去した愛犬・アトムを紹介するページがそのまま現存。形を変えないまま動き続けるいとうのHPに、ネット上からは「ドメインが“mai.co.jp”なの格好良すぎだな。芸能界最古っていうかネット最初期のドメインだと思うぞ……」「こういう古代ホームページは見るだけで癒される。デジタルノスタルジーだ」「阿部寛といとうまい子は、ホームページを見てファンになりました」などの声が上がっていた。

テレ朝大誤算! 大人気の『ポツンと一軒家』を休止してまで放送した『空き家バスターズ』が惨敗!

 二匹目のどじょうは、そうそういないということだろうか。テレビ朝日のもくろみが、もろくも崩れ去ってしまったようだ。 

 17日(日)、同局が午後6時30分から特番『所有者不明!!解決!空き家バスターズ2』(ABC制作)を2時間半枠でオンエアしたが、視聴率は9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわず、2ケタに乗せることはできなかった。

 言うまでもなく、同枠では『ナニコレ珍百景』『ポツンと一軒家』を放送している。昨年10月からレギュラー番組に昇格した、ABC制作の『一軒家』は15%前後をはじき出す大ヒットとなり、直近の10日放送分は15.2%をマークしている。同月より2年半ぶりにレギュラーに復活した『珍百景』もコンスタントに2ケタを記録するなど好調で、3日放送分は13.6%をマークした。

 人気の両番組を休止してまで『空き家バスターズ』を放送したからには、テレ朝、ABCには“ある狙い”があったようだ。

 ABCでは、過去に制作した『大改造!!劇的ビフォーアフター』がヒットし、2016年11月までレギュラー番組としてオンエアされた。そして、同局制作の“家シリーズ”第2弾となった『一軒家』が予想を上回る高視聴率を挙げたことで、“家シリーズ”第3弾の『空き家バスターズ』を放送するに至った模様。

 同番組は昨年9月の土曜夕方に初めて放送され、今回2回目にしてゴールデン帯に初進出。番組内容は、日本各地で起こっている所有者不明の空き家問題に真っ向から取り組み、解決策を導き出していくもので、俳優の平泉成、オアシズ・大久保佳代子、サンドウィッチマン・伊達みきお、千鳥・ノブ 、ヒロド歩美アナが出演した。

「現在、絶好調の『一軒家』も、ぶっちゃけ、いずれネタ切れやマンネリに陥るのが目に見えていますから、今回のように休止して、特番を流すときの“後番組候補”が必要です。それが『空き家バスターズ』だったのですが、2ケタ取れずに惨敗しました。しかも、ふだん1ケタしか取れていない、裏の『坂上&指原のつぶれない店』スペシャル(TBS系)が10.3%まで上げて、これにも負けてしまいました。当然、いつもテレ朝を見ている視聴者が、TBSに流れた可能性も高く、今回の編成は大失敗といえるでしょうね」(テレビ誌関係者)

 結果的に、「なぜ人気番組をわざわざ休止したの?」といった事態になってしまったが、新しい番組を育てることも必要。テレ朝、ABCの期待を背負った『空き家バスターズ』は今後、人気番組へと進化するだろうか?

(文=田中七男)