ダレノガレ明美、骨髄バンク登録呼びかけも批判殺到! 池江璃花子の不運使ってお得意の便乗芸か!?

 タレントのダレノガレ明美が、2月14日、自身のTwitterを更新。しかし、その内容が現在、批判の嵐となっている。

 この日、ダレノガレは、「ドナー登録できる方の条件みたいです!入院は基本3日ほどみたいです!たくさんの方が救えるようにドナー登録に興味のある方は是非HPを見てみてください!」というメッセージを投稿。それとともに、日本骨髄バンク公式ホームページのドナー登録条件をスクショした画像を添付し、呼びかけをした。

 12日に水泳の池江璃花子選手が白血病を患ってしまったことを公表し、それを受けての呼びかけだろう。このダレノガレのボランティア精神が伝わっってくる投稿に、ファン内外から賞賛の声が上がっている、かと思いきや、そのような声はダレノガレのある一言で皆無となってしまったようだ。

「先の投稿メッセージに続けて『私も検討中です』と綴っていたのですが、これがまずかった。『呼びかけておいて、自分は登録検討中!?』『検討して結局しないだろ!』『検討中で呼びかけしても……』と、ファン内外から批判の的です。この批判を知ってか、その後Instagramのストーリーを使って『両親にも話しました!あとは、資料が届いて登録できるかです!』と追記してましたが、あとの祭り状態。『結局登録しないに10000ノガレ』『プラセンタ注射してたからとか登録できない理由を長々語って言い逃れするに500ノガレ』と信じてもらえてないようですね(笑)」(週刊誌編集)

 池江のためを想っての投稿ならいいのだが、白血病報道への便乗であれば、「他人の不運を使って不謹慎だ」としか言えない。だが、過去には髪の毛のない人用のカツラを作るために髪を寄付する「ヘアドネーション」という運動を呼びかけているダレノガレ。他にも動物保護を呼びかけたりと、ボランティアへの関心が高いことで有名だ。

「いろいろと呼びかけして、社会問題に関心があるように見えますが、ヘアドネーションの時は『自分の髪も寄付した』と言い張るも、“床に落ちた自分の髪”を撮影した画像を投稿。ネットで『床に落ちた髪は寄付できないのでは』と突っ込まれ、ウソ疑惑が浮上していたことも。さらに、埼玉であった動物虐待事件の際には『自分の愛猫も虐待にあった』と言及したものの、『ハイハイ、お得意の乗っかり芸ですね』と総スカンを食らっていましたからね。もう何も言及しない方がボランディアになるような気が(笑)」(同)

 昨年は「ハリウッドデビューしたい」と宣言するも、英語力が上がらないことと、父親の大ケガにより延期と発表。もう、ここまでくると、「話題作りに必死のダレノガレ」と言われても仕方ないような……。

 彼女が“有言実行”する日はまだまだ先なのかも!?

ヒロミ新番組『アオハルTV』のヤバすぎる低視聴率……2カ月で“スピード打ち切り”の可能性も

 ヒロミがメインキャスターを務める新バラエティ番組『アオハル(青春)TV』(フジテレビ系)が、早くもヤバい状況になってきた。

 同局では、日曜午後8時台、9時台に放送していた特番枠『ニチファミ!』を、1月20日をもって終了させ、この時期に異例の改編に踏み切った。午後8時台には、『でんじろうのTHE実験』が3日にスタート。9時台には『アオハルTV』が27日から放送開始した。

 ヒロミが同局のゴールデン帯で、レギュラー番組の単独MCに起用されるのは初めて。再ブレークを果たしたヒロミだけに、同局の期待も大きかったはずだが、番組がスタートしてみると、目も当てられない事態に陥ってしまった。

 初回2時間スペシャルは4.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と壮絶爆死していたが、第2回(2月10日)放送は3.3%と、さらに数字を下げ、ゴールデン帯としては目を疑うような低視聴率に終わった。

 しかも、前々番組の『サザエさん』が13.1%、前番組の『四大陸フィギュアスケート選手権2019 男子フリー』が10.5%で、同局としては珍しく2番組連続で2ケタを取っていたにもかかわらず、『アオハルTV』でガクッと数字を落としたのだから事態は深刻だ。

 そのほかの民放局の同時間帯の視聴率は、日本テレビ系『行列のできる法律相談所』が17.2%、テレビ朝日系ドラマスペシャル『庶務行員・多加賀主水が悪を断つ』(高橋克典主演)が12.0%、TBS日曜劇場『グッドワイフ』が8.5%、テレビ東京系『池上ワールド“スパイの(秘)事件簿”美しすぎるスパイ&日本の秘密組織』が5.4%で、『アオハルTV』が断トツのビリだった。

 同番組は、アツくてちょっぴり変わっていて面白い“アオハル(青春)さん”に出会うべく、全国をリサーチ。さまざまなコーナーを通じて、現役“アオハル”のリアルな実態、年齢問わず何かに熱中している全国の人々や芸人、心揺さぶる青春ドキュメンタリーまで、幅広く“アオハル”を紹介する内容。ヒロミのほか、Sexy Zoneの菊池風磨と佐藤勝利、DAIGO、ビビる大木がレギュラー出演している。10日放送回は、「高校生ロケット部に密着!種子島宇宙センターで打ち上げSP」だったが、視聴者にはまるで響かなかったようだ。

「終了した『ニチファミ!』の視聴率はおおむね5~6%程度。この枠最後の特番『超見逃せない瞬間SP』は6.4%でしたから、改編でかえって悪くなってしまいました。しかも、ゴールデンでは出してはならない5%割れどころか、3%台前半では話になりません。この低視聴率が続くようなら、3月で打ち切りも検討せざるを得ないでしょうね」(テレビ誌関係者)

 第3回放送は24日に予定されている『アオハルTV』。このまま、数字が上向かないようなら、わずか2カ月で“スピード打ち切り”の可能性もありそうだ。
(文=田中七男)

山本裕典、芸能活動を本格再開も“復帰パーティー”に怪しい面々がゾロゾロと……

 個人事務所を立ち上げ、昨年12月に芸能界復帰を発表した“お騒がせ俳優”山本裕典が本格的に芸能活動を再開させた。今年3月からは舞台『となりのホールスター』(新宿・サンモールスタジオ)で主演を務めるほか、映画『Revive by TOKYO24』でも主演を果たすことが明らかになった。

 お持ち帰りを何度も撮られ、幾度となく女性スキャンダルが週刊誌上をにぎわせ、その奔放なプライベートばかりが話題になっていた山本だったが、2017年3月に当時所属していた大手事務所系列の芸能プロダクションから「本日まで数えきれないほど、山本裕典本人と話し合い、何度も熟考を重ねました。しかしながら、本日までの一連の諸事情を鑑み、山本裕典が弊社の考える基準に至らなかったため、契約内容に違反したと考え、断腸の思いで、契約を終了することにいたしました」と発表され、事実上のクビを言い渡されていた。

「副業を行っていたことや、六本木界隈のクラブやキャバクラに入り浸る異常なほどの女グセの悪さが、当時から業界内では話題となっていました。黒い筋との付き合いも多いと言われ、素行不良っぷりは有名でした。所属事務所も手に負えないと判断したようです」(芸能関係者)

 あれから2年たったが、その不品行はいまだ変わっていないようだ。1月には、山本の誕生日と芸能界復帰を祝うパーティーが六本木と渋谷のクラブで開催されたというのだが……。

「パーティーには美男美女に交じって、怪しい面々も会場内をウロウロしていたといいます。山本本人にも素行不良のウワサはいまだ絶えません。単発でのイベントや番組出演ならあり得ますが、テレビ局も広告代理店も怖くて連続ドラマや企業広告に使うことには消極的です。いつスキャンダルが起きてもおかしくないと多方面から警戒されていますよ。芸能界に復帰しても前途多難といわざるえません」(同)

 女性ファンの多いイケメン俳優だけに、これからは品行方正な芸能生活を歩んでもらいたいものだ。

引退状態のキャメロン・ディアスが夫のインスタに登場! 自然体の美しさにファンも大喜び

 
 
 
 
 
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 大ヒットラブコメ映画『メリーに首ったけ』(1998)、2000年代前半に公開されたヒット映画シリーズ『チャーリーズ・エンジェル』などの代表作を持つ、人気女優キャメロン・ディアス。元メジャーリーガーのアレックス・ロドリゲス、ミュージシャンのジャレッド・レト、ジャスティン・ティンバーレイク、ロックバンド「マルーン5」のアダム・レヴィーン、俳優マット・ディロンと交際し、キアヌ・リーヴスやジェラルド・バトラー、ブラッドリー・クーパー、ジュード・ロウ、実業家のイーロン・マスクらとウワサされた恋多き女でもある。

 そんな彼女が結婚相手に選んだのは、7歳年下のロックバンド「グッド・シャーロット」のベンジー・マッデン。友人のニコール・リッチーとジョエル・マッデン夫婦から紹介されたのが、ジョエルの双子の兄であるベンジーだったのだ。彼の外見が「超好み」だったキャメロンは、出会った瞬間に恋に落ちたそう。交際7カ月目に当たる14年12月に婚約し、それから1カ月もしない15年1月にゴールイン。その後、彼女は表舞台に現れなくなってしまった。

 キャメロンは先日、米誌「エンターテインメント・ウィークリー」で特集された、映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』(97)主演者4人へのインタビュー記事を紹介するため、約2年ぶりにインスタグラムを更新した。基本的にSNSの更新はストップしているため、ここ数年は、たまに受けるインタビューと、ベンジーと幸せそうに外出するパパラッチ写真だけが近況を知る術になっている。

 ファンは彼女の幸せそうな姿をタブロイドで見守りつつも、復帰を期待。しかし、昨年3月「エンターテインメント・ウィークリー」に掲載された、女優セルマ・ブレア、クリスティーナ・アップルゲイトとの座談会で、キャメロンは「私、すっかり落ち着いちゃって。セミリタイアっていうより、引退したし」と宣言。

 実はその前にも、セルマが別のインタビューで「キャメロンは引退した」と発言した後、ツイッターで「ジョークでした」と訂正していた。そのため、「セルマの顔を立てるためか?」という臆測も流れたが、その後もキャメロンが女優活動をする気配はなし。同年6月にパパラッチされたイタリア・フィレンツェでのバケーション中の彼女は顔や首にシワがあり、若干中年太りもしていたため、「引退は本当なんだ……」「女優業からきっぱりと身を引いたのね」とファンを落胆させた。

 現地時間2月14日、そんなキャメロンの最新写真を夫ベンジーがインスタグラムで公開。「オレの心の支え。きみの美しさに唯一かなうものは、きみの心だけさ。(一緒にいてくれて)心から感謝している。ハッピーバレンタイン」という愛の言葉にハートマークを添え、妻への愛を表現した。

 写真のキャメロンは薄化粧で、編み込みにしたヘアスタイルに、ゆったりとしたタートルネックのセーター姿というラフな格好。目尻にはシワが寄り、にっこりとほほ笑んでいるため、ほうれい線もくっきり。目の下はたるみ、まぶたの上も加齢のためくぼんでいる。46歳の年齢相応だが、コメント欄には「自然で最高に美しい」「愛あふれるまなざしが美しく最高」と彼女の美しさを褒めたたえる言葉が並ぶ。ネットでも「恋多き女性だったけど、最高のパートーナーに巡り合えて本当によかった」「無理をしてない自然体が最高」などと賛美されている。

 妻のSNS嫌いを知ってか、ベンジーはキャメロンの写真をめったに載せない。そのため、「愛する人だけにしか見せないキャメロンの素顔を公開してくれて、ありがとう」とファンを大喜びさせている。

 14年の映画『ANNIE/アニー』が事実上の引退作となっているキャメロン。もうスクリーンには登場しないかもしれないが、ベンジーのインスタグラムで自然体の姿を見せ、女性たちにポジティブなメッセージを送っていくのだろう。

熊田曜子に続け!? 安田美沙子、インリン、ほしのあき……“30代熟れグラビア”コラボの動き

 6日、グラビアタレントの熊田曜子が写真集『gm37』(双葉社)を発売した。36歳、3児のママとは思えない、くびれたウエストラインにそそり立つ乳房、ぷりっと引き締まったヒップは、、まさに奇跡のボディー。これを第3子を出産した4カ月後に撮影したいうのだから驚きだ。タイトルの『gm』は有吉弘行が熊田につけた、あだ名「グラビアモンスター」の略。熊田のエクササイズや食事で体重を維持している努力のたまものが詰まった一冊になっているという。

「美魔女としかいいようがありませんね。この写真集の反響は出版業界内でもすさまじく大絶賛されています。長年の男性ファンはもちろん、同年代の女性からも憧れの目でみられていますよ」(出版関係者)

 この天性の遺伝子を受け継ぐように熊田の6歳の長女は、グラビアポーズをまねるようになり、流し目でセクシーな、いでたちをしているという。早くも10年後の親子共演写真集に期待が高まっているが……そんな中、出版界では次の一手に向けてある企画が練られているという。

「今回の熊田さんの写真集が話題になったこともあり、次作は熊田さんと同時期にグラビアを飾り一世を風靡した、安田美沙子さんやインリン・オブ・ジョイトイさん、ほしのあきさんらとのコラボレーションした写真集を販売したらどうかという案が持ち上がっています。もし全員が受諾して写真集発売にこぎつけることができれば、数万部の売り上げは堅いと言われています。みなさんいずれも人妻になっていますが、人気もプロポーションも健在です。グラビアタレントとして体を張ってきたオールスターレジェンドが、時を越え平成最後に年齢を重ねた熟れボディーを披露してくれれば、グラビア界もおおいに盛り上がりますよ」(同)

 それぞれの旦那がいるだけに実現へのハードルは決して低くないかもしれないが、ぜひとも体型を維持した自慢のボディーを見せてもらいたいものだ。

熊田曜子に続け!? 安田美沙子、インリン、ほしのあき……“30代熟れグラビア”コラボの動き

 6日、グラビアタレントの熊田曜子が写真集『gm37』(双葉社)を発売した。36歳、3児のママとは思えない、くびれたウエストラインにそそり立つ乳房、ぷりっと引き締まったヒップは、、まさに奇跡のボディー。これを第3子を出産した4カ月後に撮影したいうのだから驚きだ。タイトルの『gm』は有吉弘行が熊田につけた、あだ名「グラビアモンスター」の略。熊田のエクササイズや食事で体重を維持している努力のたまものが詰まった一冊になっているという。

「美魔女としかいいようがありませんね。この写真集の反響は出版業界内でもすさまじく大絶賛されています。長年の男性ファンはもちろん、同年代の女性からも憧れの目でみられていますよ」(出版関係者)

 この天性の遺伝子を受け継ぐように熊田の6歳の長女は、グラビアポーズをまねるようになり、流し目でセクシーな、いでたちをしているという。早くも10年後の親子共演写真集に期待が高まっているが……そんな中、出版界では次の一手に向けてある企画が練られているという。

「今回の熊田さんの写真集が話題になったこともあり、次作は熊田さんと同時期にグラビアを飾り一世を風靡した、安田美沙子さんやインリン・オブ・ジョイトイさん、ほしのあきさんらとのコラボレーションした写真集を販売したらどうかという案が持ち上がっています。もし全員が受諾して写真集発売にこぎつけることができれば、数万部の売り上げは堅いと言われています。みなさんいずれも人妻になっていますが、人気もプロポーションも健在です。グラビアタレントとして体を張ってきたオールスターレジェンドが、時を越え平成最後に年齢を重ねた熟れボディーを披露してくれれば、グラビア界もおおいに盛り上がりますよ」(同)

 それぞれの旦那がいるだけに実現へのハードルは決して低くないかもしれないが、ぜひとも体型を維持した自慢のボディーを見せてもらいたいものだ。

『トレース~科捜研の男~』面白さに欠ける中だるみ回も、演技派ジャニーズ“錦戸亮パワー”で視聴率上昇!?

(これまでのレビューはこちらから

 2月11日放映のトレース第6話。まずはあらすじから見てみよう。

 河川敷で発見されたホームレスの変死体の鑑定を依頼される科捜研の面々。死んだホームレスは真野礼二(関ジャニ∞・錦戸亮)の兄・義一をイジメていた同級生であった。25年前、義一はイジメが原因で引きこもり、礼二以外の家族を刺殺した後に自殺したとされている。兄の殺人も自殺も不審に思う礼二は、変死体の鑑定をしながら25年前の真相に迫る。

 礼二の過去が明確になる重要な回ではあったが、前回までに比べると面白さがトーンダウンした印象だった。今回はその原因に触れながら、6話で明かされた新情報を整理する。また、礼二にスポットの当たる回ということで、主演・錦戸亮の魅力にも迫っていきたい。

■風呂敷を広げるだけで終わった第6話

 第6話では以下のような情報が提示される。

・死んだホームレス新妻大介はイジメの主犯格の一人だった

・兄・義一はイジメで引きこもったが大検の合格を目指し前向きに生きていた

・警察は義一以外の犯行の線も調べていた模様

・新妻の遺体発見現場にあった手袋に付着した血痕が礼二の両親と姉のDNAと一致

・礼二の上司、海塚(小雪)は25年前の事件の鑑定を担当していた

・25年前、事件の鑑定資料を上層部に取り上げられ、改ざんされた資料が戻ってきた

・海塚は改ざん前の事件の記録を残したノートを持っていた

・ノートには殺害前、当時高校生の礼二の姉が妊娠3カ月だった記述がある

 警察による隠蔽の疑惑や、姉の妊娠など、新事実が明らかになるスリリングな回ではあった。

 しかし、「新妻は氷を喉に詰まらせて死んだの“かもしれない”」「警察が25年前の真相を隠したの“かもしれない”」と、ホームレス新妻の死の真相も、25年前の事件の真相も、わからぬまま物語が終わる。

 前後編仕立てで、次話に全ての真相が明らかになるなら納得する。だが1話完結型に戻り、25年前の事件の情報を小出しにしていくのであれば、今でさえ多い情報を視聴者が覚えていられるかの懸念がある。

 また第6話は、事件解決のカタルシスも、誰かが救われた場面も描けなかったため、本作の見どころでもある山場の秀逸さが発揮できなかった印象だ。

 亡くなった家族への想いの吐露や警察組織への憤慨など、礼二の感情が揺さぶられている場面を増やしてほしかった。『トレース』の制作チームであれば礼二のキャラにブレを感じさせることなく撮れていただろう。印象的なシーンがあることで新情報を強く記憶に残せていたとも思う。

■錦戸亮が真野礼二に与えたモノとは!?

 ストーリーには物足りなさを感じたが、視聴率は前回から0.4ポイントアップの10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 また、「(錦戸の演技が)目、声、表情で伝わる」「色気とカッコよさが堪能できた」など礼二を演じる錦戸亮に対する好意的な意見がネット上で見られた。

 ファンによる書き込みも多々あるだろうが、錦戸ファンでない私も賛同する。

 第6話まで過去が明らかにされていなかった真野礼二を主役として見られたのは錦戸亮の存在感に頼るところが大きい。「過去つらい経験をしたんだろうな」程度の情報しか提示されていない状況で、錦戸亮が醸し出す憂いや儚さが無ければ、礼二が虎丸刑事に突っかかるただの変人にしか見えなかっただろう。

 演技力以上に、錦戸が役者として持つ天武の才は滲み出る“愛嬌”だと思う。

『ごめんね青春!』(2014年・TBS系)や『サムライせんせい』(15年・テレビ朝日系)などのコミカルなドラマではチャーミングな男を演じられる。『ラスト・フレンズ』(08年・フジテレビ系)でDV男を演じた時は、女にとって離れがたい男という設定を、錦戸の愛嬌が説得力を持たせていた。

『トレース』においても、礼二から滲み出る“憂い”は、錦戸亮の持つ愛嬌と、原作と脚本が抽出した悲しい過去が合わさってこそ生まれる。

 キャスティングの段階で錦戸の魅力の立たせ方が分かるスタッフも優秀であるが、周囲に自身の長所を気づかせる錦戸亮も素晴らしい。

■今後の展開への期待

 錦戸亮の演技以外で、第6話の良かった部分を挙げるなら、各キャラクターと礼二との関係性の変化だろう。

 ノンナ(新木優子)と虎丸(船越英一郎)は、礼二と接する機会が多いからこそ、25年前の事件を前にした礼二の異変を察することができていた。虎丸に至っては、礼二の真実を追究する姿勢を呆れながらも理解を示すようになった。他の科捜研のメンバーも同様だろう。

 この先、礼二に救われた仲間達が、25年前の真相に立ち向かう彼のために何をするのか?

 各話、真相の解明と救われる人々の姿で泣かせてくれたドラマだけに、主人公・礼二が救われる立場になった時の感動は計り知れない。

 また、サスペンスとしての要素も楽しみだ。千原ジュニア演じる警察上層部の男はどう25年前の事件と関わっているのか? そして礼二の協力者として登場した兄・義一の元担任・早川(萩原聖人)もまだ秘密を握っている匂いがする。

 次回2月18日放送予定の第7話では、1話完結のメインの事件に主軸を置きながらも、未解決のままのホームレスの死因も含め25年前の事件の真相に少し近づくのだろう。

 残り4回ほどの放送を、最後まで見守りたい。

(海女デウス)

「スーパーフリー」和田真一郎、15年ぶりの娑婆で「スマホにびっくり」「ステーキに感動」

今週の注目記事・第1位
「刑期を終えた『スーフリ事件』主犯『和田サン』懺悔録」(「週刊新潮」2/21号)

同・第2位
「曾祖母が自伝に綴った『北方領土』収奪の日」(「週刊新潮」2/21号)

同・第3位
「NHK組織大改編で職員72名が提出した『反論意見書』スクープ入手」(「週刊ポスト」3/1号)

同・第4位
「オードリー春日が結婚決めて彼女(ドッグカフェ店員)の実家お泊まり愛」(「フライデー」3/1号)

同・第5位
「五輪どころではない『池江璃花子」の急性白血病』(「週刊新潮」2/21号)

同・第6位
「社長候補の妻が覚醒剤逮捕で『毎日新聞』のよろめく明日」(「週刊新潮」2/21号)

同・第7位
「国も学者も新聞もみんなで人口を減らそうとしていた頃」(「週刊現代」3/2号)

同・第8位
「ジャーナリストの目 岩瀬達哉」(「週刊現代」3/2号)

同・第9位
「片山さつき『美人秘書』のプロフィール-自民党大会で一番注目を集めた女性」(「フライデー」3/1号)

同・第10位
「嵐・ロス極秘旅行と消されたスキャンダル」(「週刊文春」2/21号)

同・第11位
「テレ朝退社小川彩佳アナがTBS『NEWS23』に!?“脱局アナ”たちの椅子取りゲーム」(「週刊ポスト」3/1号)

同・第12位
「世界中でこんまり『片付け』で20億円稼ぐ法」(「週刊文春」2/21号)

同・第13位
「心愛ちゃん虐待鬼父の『暗黒面』」(「週刊文春」2/21号)

同・第14位
「すべて栄養学の根拠あり!30の症状に効く『最強食』」(「週刊文春」2/21号)

同・第15位
「食べると、どんどん老化が進む食べ物60」(「週刊現代」3/2号)

同・第16位
「日本人が道徳を失った『バカ店員動画』への溜息」(「週刊新潮」2/21号)

同・第17位
「黒いマタニティクリニックに埼玉県が立ち入り検査に入った!」(「週刊文春」2/21号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は新潮の大活躍が目立ち、文春の特集に元気がない。ちと心配だね。

 その文春から。先週、文春が報じた違法中絶を行っていたという埼玉県日高市の産婦人科「太田マタニティクリニック」に、埼玉県の医療整備課と狭山保健所が立ち入り検査に入ったという。

 任意で3時間。「担当者が院内で該当するカルテ等を確認したところ、歯抜けになっていた。県は不信感を強め、徹底的に調査を進める方針」だと、県の関係者が話している。

 さて、「ビッグエコー」「すき家」「くら寿司」「バーミヤン」などで、店員がバカな動画をネットに上げ、問題になっている。

 動画になったのは、インスタやTikTokといったアプリが流行し、簡単に編集・投稿できるようになったからだが、新潮で、ネットニュース編集長の中川淳一郎が、こうしたバカッターたちは、「バカなツイートを投稿するのはあくまでも仲間内のウケ狙い。それがネット上に拡散して大炎上するとは思いもしなかったはず」といっているが、私は頷けない。

 ワイドショーでは、こうした連中は、安いおカネで働かされ、将来の保証もない鬱憤を、こうした形で晴らしているのだという論争もあるが、これも、私には頷けない。

 また新潮がいうように、今の若者は「恥」や「道徳」を知らないからだと嘆くのも、私には頷けない。

 いつの時代もこうしたバカがいたのだ。時代やネットのせいではない。確かに仲間内でバカをやっているよりも、ネットは便利で拡散してくれて、反響も大きいから、面白さも大きくなるのかもしれないが、それだけ批判も大きいし、下手をすればお縄になることもある。

 ましてや、世の中の不公平に異を唱えるための「行為」などと、この連中は考えたこともないはずだ。

 成人式でなんの理由もなく暴れる連中と同じだ。だが、こうしたバカは、いつの時代どこの国でも、一定程度の割合でいるのだ。ワイドショーのように、世の中の一大事のように伝えるから、模倣する奴が出てくる。バカなことをされた店は許せないだろう。訴えて損害賠償を要求すればいい。メディアは無視することだ。他に報じなければいけないニュースが山ほどあるのだから。

 このところ「食べてはいけない」特集が目立つ。あれはいけないこれはいけない、といわれると、それじゃ何を食べればいいんだよといいたくなる。

 今週の現代は、これを食べるとどんどん老化が進むとい食べものを60あげている。

 私にはもはや関係ないが、老化を進めるのは「AGE」という終末糖化産物、つまりタンパク質と糖が結びつくことで、老化やさまざまな悪影響が出るというのである。

 まあ、だいたい身体に悪いものは美味しいのだ。ここにもあるとんかつ、てんぷら、春巻き、ミックスピザ、サーロインステーキ、カツカレー、うな重、みんな大好き。

 AGEを抑えるにはブロッコリーやカリフラワーなどに含まれているスルフォラファンというのがいいそうだが、レモンやお酢を使うと、AGEを半減させるそうだ。

 気になる方はやってみたら。

 文春では、30の症状に効く「最強食」を紹介している。

 血圧、血糖に効くのは沖縄の柑橘類「シークワーサー」が最強で、これは生活習慣病予防全般にいいそうである。

 やはりお酢というのがいいようだ。血圧が高めなら大匙いっぱいのお酢を飲めばいいという。

 悪玉コレステロールには大豆。認知症予防にはクロマグロがベスト。鬱っぽい症状には牛肉、イライラを抑えたい人はギャバロン茶。

 老眼や白内障、緑内障の進行を遅延させるには黒豆や紫キャベツ。下痢には番茶や紅茶がいいそうである。

 まま、食べるもので血圧や血糖が改善するなら、やってみてもいいかもしれない。

 文春は心愛ちゃんを虐待して死に至らしめたのではないかという容疑で逮捕された栗原勇一郎容疑者(41)の“暗黒部分”をレポートしているが、先週新潮が報じた以上の新しい事実はさほどない。

 勇一郎方の祖父母が聴取に応じて、勇一郎が「あれは暴力ではなく躾だ」という主張とおなじことを強硬にいっているそうだ。

 だが新しい事実が次々に出てきているようだ。「司法解剖で心愛さんの肺から水が検出された」「廊下や浴室で寝かしていた」などなど。同じ逮捕された妻のなぎさ(32)は、夫の虐待を止めることなく、自らも殴っていたといもいわれる。

 勇一郎は外ではいい父親を演じていたようだが、「DVや虐待の加害者が外面がいいというのはよくあるケースです。この父親は精神病ではなく、サイコパスや反社会性パーソナリティ障害に近いのではないでしょうか。妻や子供を自分の付属品、一部だと思い、何をしても許されると考え、言うことを聞かないことが許せない。そいう理屈で精神的、物理的に支配下に置いている」(精神科医の岩波明)という。

 心愛ちゃんの遺体は安置されたままで、葬儀の予定はまだないそうだ。

 ところで「片付け」という日本語は、世界語になったそうだ。

 近藤麻理恵(34)、通称「こんまり」が書いた『人生がときめく片づけの魔法』がベストセラーになったが、これが世界中で翻訳され、15年には米誌タイムの「世界で最も影響力のある百人」に選ばれるなど、こんまりの知名度は天井知らずである。

 そのこんまりが、アメリカの片づけ下手な家を訪問して、片づけの極意を授けるという番組が、NetFlixで1月から配信されているのだが、全米で大人気になり、英語版は全米のゼストセラーになったのである。

 かくしてこんまりは、20億円も稼ぐと、文春が報じている。

 現在、彼女は夫とロスに住み、2人の娘を育て、片づけコンサルタントで大忙しだという。

 私もNetFlixを見てみた。ゴミの山に埋もれているアメリカ人の屋敷を訪れて、日本語で話しながら、みるみるうちにゴミの山を片づけていく。

 昔の日本には「始末する」という言葉が生きていた。昔の家は狭いため、快適に暮らすためには、モノを貯めずに始末することが当然だった。

 私の祖母や母は、そうやって生きてきた。今は身の始末や物を捨てることもできない輩が多すぎる。

 こんまりが稼げるというのは、自分の始末さえできない、どうしようもない女や男が増えたからである。

 モノのあまりない生活というのは、なかなか快適なものである。私は、1年経って使わないモノはどんどん捨てることにしている。

 だが困るのは、本の始末である。これだけは片づけるそばから増えていく。ああ!

 さて、小川彩佳がテレ朝を辞めたことが話題である。櫻井翔と別れて、一般男性(なんといういい方だろう。小川は一般人ではないのか?)と結婚する予定で、寿退社だといわれたが、どうやらそうではないというのだ。

 視聴率が低迷する『NEWS23』の新キャスター候補に挙がっていると、スポーツ紙が報じた。

 ポストは、報道をこなせる女性アナウンサーが少ないため、小川は喉から手が出るほど欲しいところがあると、書いている。

 確かに、NHKを辞してフリーになった有働由美子アナは、報道の経験がないため、『news zero』で苦戦している。

 カトパンこと、加藤綾子が4月から、夕方の報道番組のメインキャスターをするらしいが、やはり報道の現場経験がない彼女に、不安の声は多いようだ。

 テレ朝では、朝の顔であった宇賀なつみアナも退社し、TBSでも、吉田明世アナ、宇垣美里アナもフリーになるそうだ。

 だが、フリーになっても、早々次のいい仕事が見つかるわけではないようだ。

 女子アナがアイドルであった時代は、もはや遠い過去になっているように思うのだが。

 女性といえば、2月17日の日曜日、JRAのG1レース「フェブラリーS」に藤田菜七子騎手が、女性としては初めて騎乗し話題を集めた。

 今日(2月18日)の朝日新聞の一面に、「初G1 涙出そうに」というタイトルで藤田の写真が載っていた。

 だが待ってくれ。藤田の乗ったコパノキッキングが勝ったのなら、一面扱いでもいいのだろうが、コパノは5着だった。しかも1着のインティに5馬身以上離されてしまっているのだ。ちなみに2着のゴールドドリームはインティと首差である。

 日本のスポーツジャーナリズムは、この騎乗の下手なことを責めることをしない。

 馬主のDr.コパと事前に話し合って、後方からいこうと決めていたというが、賢い騎手なら、ペースが遅いことに気づいて、早めに中団まで上がるのが「常識」である。

 それに今の東京競馬場は、先行馬有利の馬場コンディションである。四角最後方から追い込んで届くはずがない。

 ゴールドに騎乗したルメールは、直線に入ったところで早めに追い出し、インティを首の差まで追いつめた。3着のユラノトとは4馬身もちぎれている。

 これが、前回騎乗したマーフィーなら、こうした判断ミスは犯さなかったはずだ。

 馬が可哀想である。コパノはいい馬である。騎手がルメールかM.デムーロなら勝ち負けに持ち込んでいたかもしれない。

 藤田の騎乗ミスだとなぜ書かないのか。これでは藤田は競馬界のアイドルで終わってしまう。

 これまでの女性騎手にないいいものを持っていることは間違いない。だが、間違いは間違いだと指摘してやらないと、このままでは進歩がない。

 馬主は自分の馬に勝ってもらいたい。今回の藤田の騎乗を見ていて、大方の馬主は、やっぱりと思っているに違いない。

 だいぶ前にも書いたが、イギリスのアスコット競馬場で、武豊の騎乗した日本馬が人気になったが、後方のまま惨敗したことがあった。

 次の日の新聞は、武の騎乗がひどすぎると酷評した。私もレースを見ていてそう思った。

 競馬に限らず、日本ではスポーツジャーナリズムが育たない。勝てば大喜びし、負けても、「泣くな、明日がある」式の情緒的なスポ根ドラマにして、何が足らずに負けたのかの分析など、紙面の片隅に追いやられてしまう。

「藤田菜七子にG1は5年早かった」と、なぜ書かないのか。こうした真っ当な評価と、どこを直さなければいけないのかを直言しなくては、彼女は伸びない。ましてや競馬にはオレたちの命から二番目に大切なおカネがかかっているのだ。

 私はハナから藤田の馬を蹴っ飛ばしたからいいが、これだけはいっておきたい。

 文春の「嵐」のロス極秘旅行に触れておこう。2月6日、「嵐」の5人と、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子副社長(52)がロス行きの飛行機に乗り込んだそうだ。

 ファーストクラスを借りきっての豪華旅行。すべてを合わせると1,000万円以上するという。

 ロスではグラミー賞の授賞式などを見たそうだ。ロスというのは、ジャニー、メリー喜多川が幼少期を過ごした、ジャニーズの聖地だそうだが、今回のようなVIP待遇は異例中の異例だそうである。

 来年末で活動を休止する「嵐」だが、ジュリー直々に、休止をしても事務所を離れないでくれと頼んだのだろうか。引退すると宣言している大野智(38)を、みんなで説得したのだろうか。

 文春は、5人の過去の女性関係や、現在、付き合っている女性たちを上げて、「活動休止後、結婚を含めた五人の私生活はさらに自由なものになるでしょう」(プロダクション関係者)といっている。

 私は、もはや中年オジサングループである「嵐」の再結成だけはないと思っているのだが。

 さて、これはぜひ買って見てもらいたいな。フライデーに、あの“疑惑のデパート”といわれる片山さつきの公設第二秘書・中嶋規恵(31)という別嬪の女性が載っているのだ。

 こういうのが写真誌の強みである。

 昔タレント活動をしていたそうだが、片山と並ぶと、一層彼女の美しさが際立つだろうな。

 片山が嫉妬して、クビにしないか心配だが。

 現代に「ジャーナリストの目」というコラムがある。何人かの持ち回りで、今回はフリージャーナリストの岩瀬達哉。

 第三者委員会という存在のおかしさを論じているが、その通りである。

 厚生労働省の統計不正問題でも、厚労官僚たちは早く幕引きを図ろうと、外部委員からなる「特別監察委員会」を立ち上げた。

 だが外部委員とは嘘で、大半が官房長など身内によるお手盛り調査で、「組織的な隠ぺいは認められない」という中間報告を出し、火に油を注いだ形になってしまった。

 岩瀬は、2020年の東京オリンピックの開催を決めるIOC総会の前後に、東京の招致委員会から約2億3,000万円のコンサルタント料が、シンガポールにあるコンサルタント会社に流れ、そのカネで複数のIOC委員を買収して招致を買い取った疑惑を例にとっている。

 このケースのときも、JOCの中に第三者委員会ができ、「違法と解される余地はない」と結論付けたのである。

 だが、企業法務に詳しい弁護士やジャーナリストでつくる「第三者委員会報告書格付け委員会」は、調査報告書の体を成していないと、最低ランクに位置付けた。

 フランスの司法当局も、JOCの竹田会長を容疑者として、予審判事の手続きを開始している。

 このように、第三者委員会を立ち上げ、そこで、疑惑を追及されている関係者と利害のある人間を据えて、都合の良い結論を出し、終わりにしようというのは、安倍政権が得意とするところである。

 ジャーナリズムは、もっと声を上げなくてはいけないこと、いうまでもない。

 ところで週刊誌が総“現代化”している。文春は「これで大丈夫! 『葬儀』の手続き」、朝日が「夫や妻と死別後の手続き」、サンデー毎日が「穏やかに逝く心得」と、現代かと見紛うような特集ばかりである。

 理由は簡単だ、売れるからである。日販ウェブメディア「ほんのひきだし」にその“証拠”が載っている。

 今年1月の雑誌月間売上冊数のトップは小学館の「コロコロコミック」2月号、第2位は集英社の「週刊少年ジャンプ」、第3位は宝島社の「otona MUSE」2月号と常連が並んでいる。

 だが、文春を抑えて堂々、現代が第10位に入ったというのだ。1月7日発売の合併号で、巻頭特集は「老親とあなたに降りかかる『面倒』を解決! 死ぬ前に用意しておくこと」だ。昨年同時期と比較しても130%に迫る売れ行きだったそうである。

 現代はそこから「最期の手続き大特集」を続け、今週号は「大反響! みんな読んでる本家本元」と謳って「間違いだらけの『死後手続き』」が第9弾になる。

 死ぬ前から始まって、死んだ後の手続きまで懇切丁寧に解説してくれているが、次はどうするのか? 「老親の三回忌にしなければいけないこと大特集」でもやるのだろうか。

 堺屋太一が亡くなったが、彼が名付けた「団塊世代」がみな高齢者になり、これから数年間は死亡ラッシュになることは間違いない。

 ここ数日の朝日新聞の死亡欄の充実ぶりは凄い。寒さが厳しい、インフルエンザの流行など、いろいろ要因はあるだろうが、例年以上に多い気がする。

 もうすぐ冥界に旅立つ年寄りを抱えている家庭が、現代を買ってきて、夫婦で密かに読んでいるのだろうか。

 現代は15日に、「完全保存版 おとなの週刊現代」(定価980円)を発売した。内容はこれまでやってきた「死後の手続きはこんなに大変です」の集大成。

 今週号が480円だから、2週我慢して別冊を買えばいいと、私は思ってしまうのだが。

 これほど相続問題がクローズアップされるのは、残された者たちに深刻な老後への不安があること間違いない。

 現代は、戦後、「みんなで人口を減らそうとしていた頃」があったじゃないかと特集しているが、たしかに国もメディアも、「子供は二人まで」にして人口を抑制せよと、挙国一致体制で減らしてきたのである。

 その上、バブル崩壊、新自由主義導入で、多くの非正規の若者たちを生み出し、結婚して子どもを産み育てることさえままならなくなってしまった。

 このままいけば、膨大な貧しい中高年が日本中に溢れ、年金介護を含めた社会保障制度が崩壊するかもしれない。いまのうちに少しでもカネを貯めなくては、豊かな老後ではなく、そこそこの老後さえ送れないという“恐怖”から、一銭でも多く親から相続したいという空気が蔓延しているからであろう。

 アベノミクスの失敗で現代が儲かる、という図式なのかもしれない。皮肉なものだ。

 毎日新聞が大変なことになっている。社長候補とまでいわれている増田耕一常務(63)の妻が、覚せい剤所持容疑で逮捕されたというのである。

 増田常務は、50過ぎまで独身だったそうだが、10年ほど前に20歳若い女性と結婚したそうだ。

 発端は、兵庫県警が麻薬密売組織の捜査をしている過程で、購入者として増田の妻の名前が上がり、夫と暮らしているマンションをガサ入れしたところ、ブツが発見されたというのだ。

 増田常務は知らなかったようだが、このままいくと「今の役職に留まるのは難しいのでは」(毎日の幹部社員)といわれているそうだ。

 だが、夫が全く関与していないのなら、妻とは別人格、他人なのだから、可哀想な気がする。まあ、妻の所業も把握していなかった人間に大新聞のかじ取りは出来ないということになるのだろうが。

 先週はスポーツ界で大きな話題があった。一つは女子テニス世界1位に輝いた大坂なおみが、彼女を育ててくれたサーシャ・バインコーチとの契約を解消したというニュースである。

 あれだけ親しそうに見えた“イケメン”コーチとの間に何があったのか。

 二つ目は水泳の池江璃花子(18)が、白血病だと診断されと、自身のツイッターで公表したのである。

 これらのニュースは文春、新潮の締め切り直前だったので、どうするかと思っていたら、文春はどちらも触れていないが、新潮は池江について1ページだが掲載していた。大坂についても触れているが、これは北方領土と絡んだ話で、コーチとのことではない。

 まず池江から。白血病というと、夏目雅子や本田美奈子のような痛ましいケースを連想するが、池江のは「年齢を考えれば、急性リンパ性白血病である可能性が高いでしょう。白血病は若いほど治りやすく、逆に年を取っていると治りにくくなる病気です」(医療ガバナンス研究所の上昌広理事長)

 少し安心するが、治療は点滴による抗がん剤治療が主になり、一時的に造血機能が低下するそうだ。そのために身体の免疫機能が極端に低下するから感染症のリスクが高まる。

 衛生環境が保たれた無菌室での生活を余儀なくされ、治療は約半年かかるという。さらに、「池江さんの場合はアスリート。とくに競泳は水の中のスポーツであり、黴菌に触れる機会も多い」(上理事長)ので、免疫力が低下した池江が競技に復帰するためには、2年ぐらいかかるそうである。

 しかも、体力が極端に落ちてしまうため、再び世界的アスリートとして伍していくには、かなりの苦労があるでしょう」(同)。

 池江の祖母は、「水泳なんてやんなくていいから、とにかく長生きして。私より先にいっちゃうなんて、いやだから」と話している。池江はまだ若い。きっと、頑張り屋の彼女だから、見事病気を克服して再び世界の大舞台で華麗な泳ぎを見せてくれるに違いない。

 お次はフライデーから。お笑い芸人のオードリー春日(春日俊彰・40)が、長年独身を貫き、カネを貯めることに打ち込んできたが、ついに結婚しそうだという。

 相手は、都内下町に住む女性で、彼女も同じ年だそうだ。彼女は都内のドッグカフェで働く一般女性で、知り合ったのは5年前になるという。

 2月1日の前夜、彼女の実家を訪れ、一夜を過ごしているから、親も公認なのだ。

 彼女の自宅前で直撃した彼女の父親は、挨拶は済ませていると語り、春日のことは「別に普通だよ。無口な人だからね。そりゃ、テレビとは違うよ!」といっている。

 お笑い芸人や喜劇役者は、外で笑わせる分、家では無口なものだ。典型は渥美清だろう。親の前でも無口なのは、気を使わないからだろう。結婚は間違いないようだ。

 次はポストから。NHKが組織を大改編しようとしているそうだ。

 だが、文化・福祉番組部の職員(海外留学中の部員を除く)全員が、制作局局長に「要望書」を出したというのである。

 そこでは、「現状の説明では納得がいかない」「番組全体の多様性が失われる」と書かれているそうだ。

 この部は、ドキュメンタリー番組の「ETV特集」や、LGBTや障がい者の悩みなどを取り上げる「ハートネットTV」など良心的な番組が多い。

「ETV特集」では、憲法九条や日本の戦争責任、女性の権利などを取り上げている。

 有名なのは、2001年に放送した「ETV2001 問われる戦時性暴力」という中で、慰安婦問題を扱う女性国際戦犯法廷を取りあげたことだ。

 当時幹事長代理だった安倍晋三が、放送日前にNHK幹部と面会し「一方的ではなく、公正で客観的な番組にするよう」番組内容の変更を求めたことが、後に明らかになる。

 そうしたこともあって、安倍首相とNHKの現場の間に確執があり、これまでも、安倍は自分に近い人間を経営委員に送り込み、ついには籾井勝人という人間を会長にまで据えたのである。

 政治部長をやった小池英夫を報道局長にし、やはり政治部の岩田明子を贔屓にして、NHK全体を自分に忖度する人間たちで固め、最後の仕上げが、この大改編ということになるのではないか。

 歴史的にも、田中角栄に近かった島桂次、竹下派をバックにした海老沢勝二など、NHKは「自民党政治」と近い人間が会長についてきた。

 そうした中で、権力と距離をとり、権力をチエックするNHKの人間もいたのだが、それを根こそぎなくそうというのは、許してはならない暴挙である。

 文化・福祉番組部の職員たちと会社側の話し合いは続いているという。他のメディアも、ジャーナリストたちも、成り行きを注視しなくてはならないはずだ。

 さて、大坂なおみがコーチとの契約を解除したことが話題になっている。

 全豪オープンを勝って女子テニス界の頂点に立ったのになぜ? 金銭トラブルか、はたまた男女間の縺れかと、外野席は喧しい。

 聞くところによると、大坂の前の世界ランク1位にいたシモナ・ハレプ選手も、全豪オープンの途中でコーチを解任していたというから、よくあることのようだが。

 その大坂と北方領土問題? どいう関係があるのだろうか。

 安倍首相は、2月7日の「北方領土の日」に、これまでは「四島の帰属問題の解決を」といっていたのに、今回は「領土問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針のもと、交渉を進めていく」とあいさつした。

 これがプーチン側に「配慮」した発言だと捉えられているそうである。

 今のところ、四島はおろか二島も帰ってこないという見方が多いようだが、実は、大坂家は北方領土問題の「当事者」だというのだ。

 大坂の祖父の鉄夫(74)の母親は大坂みつよという。彼女は2004年に94歳で亡くなっているが、11人の子供を産み、北海道根室の漁業関係者の間では、「大坂のかあさん」と呼ばれていた豪傑だったそうである。

 みつよが生まれた実家は根室で雑貨屋を営んでいたが、倒産して差し押さえられたため、一家は逃げるようにして歯舞群島の一つである勇留(ゆり)島に移住した。それが1921年のことだったそうだ。

 彼女が書いた自伝によると、電気もなく戸もない貧しい生活だったという。だが、彼女には、家を差し押さえられたことがずっと気持ちの中にあり、「今に見ておれ、きっと仇をとってやる」と思っていた。

 生計を支えるために、櫓を押して海に出て、海老とかカレイ、コマイなどの小魚類を獲っていたそうだ。

 そんな日を送る中、敗戦を迎える。戦争に負けたと知ると彼女は、一家心中まで考えたという。それは、日ソ中立条約を一方的に破棄して、ソ連が北方領土に侵攻してきたからだった。

 島の住民約500人も恐怖に脅えていた。男は殺され、女は全部妾にするといわれていたからだ。

 敗戦の翌年の4月、海の氷が溶けだした頃、大坂一家は夜陰に紛れてボロ舟を出し、必死に根室へ向かって漕ぎだしたそうだ。

 これだけの修羅場を経験してきたみつよは、男勝りで利かん気で度胸満点の女性だったという。根室へ引き上げてからは漁業で成功をおさめ、彼女の主導で旅館業やヘルスセンターを建てるなど、強気で事業を拡大していった。

 その彼女は、北方領土返還運動などで根室に来る大臣や代議士に対して、「毎年毎年『島よ還れ』って叫んでも一向に島は帰って来そうもない。本当に島が戻ってくるのならいいけどただ物見遊山に来るのなら先生方来なくていいよ」といったそうだ。

 この前向きで、目標を目指して突き進む強さは、なおみに受け継がれていると、なおみの大叔母にあたる河野良子(71)が語っている。

 みつよが生きていたら、今の安倍首相の弱腰を何といっただろう。

 ところで安倍首相がトランプ米大統領に対して、「北朝鮮問題でノーベル平和賞に推薦」したことが、トランプの口から明かされた。

 予算委員会で野党が首相を追及したが、相変わらずのすっとぼけた答えに終始している。

 今年も「ウソは安倍首相の始まり」という状態が続いているが、一国の首相の器でないことが次々に暴露され、多くの国民はいい加減にせいと、思っているはずだ。

 文化審議会著作権分科会が、インターネット上にある漫画や写真、論文などあらゆるコンテンツについて、著作権を侵害していると知りながらダウンロードすることを全面的に違法とする方針について了承した。

 政治家や官公庁のスキャンダル資料が内部告発者によってインターネット上に公開されていた場合でも、これをダウンロードして資料にすると違法だそうである。

 こんなバカなことを許すきっかけになったのは、マンガの海賊版がインターネット上に氾濫し、そのためにマンガの売上が落ちたと、政治に泣きついたマンガ出版社経営者たちの目先のことしか考えない浅慮のためである。

 権力側に口実を与えれば、自分たちの都合のいいように変えられること、自明の理である。

 日本マンガ学会の会長、竹宮恵子も、「厳密には著作権侵害があるかもしれない。でも、摘発されずに黙認されてきたからこそ、漫画文化が発展してきた側面がある」として、「法改正するなら、違法の範囲を慎重に絞ってほしい」といっている。

 マンガだけのためだったはずが、他のあらゆるものに網をかけ、違法という名のもとに、言論を封じていこうというのは、断じて認めるわけにはいかない。

 出版社は即刻、「これは我々の考えている規制とはかけ離れている。言論を委縮させるような法改正は望んでいない」と声明を出すべきだ。

 さて、今週の新潮は充実している。1位も新潮のこれだ!

 2003年に輪姦事件を起こした早稲田大学のサークル「スーパーフリー」の主犯、和田真一郎(44)の独占手記である。

 スーパーフリーは、六本木のディスコなどでイベントを開き、二次会で女性に酒を飲ませて酔わせ、みんなで輪姦するという悪質な犯行を繰り返していた。

 参加していたのは、早稲田大学以外に東京大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、学習院大学、日本大学などの学生で、そのうち14人が準強姦罪で実刑判決を受けた。

 和田は14年の懲役刑を受け、千葉刑務所を満期出所したのは昨年の6月29日だったという。

 15年ぶりで娑婆に出た彼は、スマホにびっくりし、ステーキの味に感動したという。

 現在は、刑務所にいる間に、「就労支援」制度で受け入れてくれた会社社長のところで、名前を変えて仕事をしているそうだ。家族とは一切連絡をとっていないという。

 刑務所内では、仕事が終わると読書三昧。その上、簿記の1級や危険物取り扱いの甲種・乙種、2級のボイラー技士免許などの資格も取得した。

 もともとは、中央大学の経済部に入学したが、「イノシシが出没するような八王子」が嫌で、たいして勉強をせずに早稲田大学の政経学部に合格したというから、地頭はよかったのであろう。

 早稲田に入り、スーフリの先輩に声をかけられて入ったそうだ。最初の飲み会で、2、3年生の先輩が6~7人、1年生が5~6人に対して、女の子が40~50人もいたそうだ。

 彼は、これぞキャンパスライフだとすっかり舞い上がってしまった。

 スーフリは82年にできたが、月に1回の飲み会が主な活動だったというから、女を目当てのためだけの会だったようである。

 先輩が抜け、和田が会長になるが、中心メンバーは男3人だけだったという。

 スーフリが変貌したのは、和田が六本木のディスコ「ヴェルファーレ」でバイトを始めてからだ。そこを辞めて、98年4月に六本木のクラブでイベントを開いたところ500人以上が集まり、大成功したことから、イベント中心に回りだした。

 そのあたりから「サークル内で輪姦が常態化していった」そうだ。その流れで大勢で1人の女性を犯したが、後々トラブルになることはなかったという。

 サークルの中には「ギャルズ」と呼ばれる常連の子もいて、そういう行為を知っていたり、被害に遭った後に常連になった子もいたそうだ。和田は輪姦へ移行した理由を、こう語っている。

「私が“セックスできる女性を独占するのは他の参加者に悪い”“自分だけがおいしい思いをするのはズルい”という、狂った感覚に囚われていたからです。被害に遭った女性からすればたまったものではありませんが、ちょうど後輩や友達に食事をおごるような気分に近かった」

 やった女をメモしている奴もいたという。和田の場合はセックスした女は200~300人という。

 そうした悪事が、被害に遭った女性が被害届を出したことで明るみにでるのである。

 当然ながら、和田は被害者の女性たちへの謝罪、損害賠償を求められれば、分割払いでも払うといっている。だが、どこまでが本心なのか、これを読んでも伝わってこない。

 服役中に、性犯罪者は再犯の可能性が高いために、「再犯防止プログラム」を受講させられるという。同じ罪を犯した同士で議論したり、出所後にどう自分を抑えていくかを考えるそうである。

 だが中には、「出たら被害者だと称する女をぶっ殺してやる」と平然と口にする受刑者もいたという。

 残りの人生を社会の片隅でひっそり送っていく覚悟だと語っている。女性を欲望のはけ口としか見なかった男の当然の末路といえばそれまでだが、同じ早稲田大学の先輩としては、なんともやりきれない思いがしてならない。

【巻末付録】

 ポストからいこう。巻頭は「なをん/吉沢明歩、お別れする前に。」。いつ見てもいいね。だが、巻頭からというのはいささか? だが。

「男も女も幸せになる大江戸性愛四十八手-気持ちよくて体にいい性愛術」。袋とじは「河合奈保子<デジタル写真集>PHOTO・BOOK全集」。といってもヌードはないよ。

「女性が憧れる奇跡のカラダを持つ人気モデル<七菜乃>の未発表写真公開」「私たち二足のわらじグラドルです!-手に職をつけたグラビアアイドル」。

 現代へいこう。

「わちみなみ、100点満点グラビア-福岡の名門・修猷館高校卒のアイドル」。袋とじは「渡辺万美、はじめての濡れ場シーン-映画『こえをきかせて』で迫真演技」

 ポストでは吉沢明歩が抜群にいい。現代は「バンビ」だな。ともに譲らず、今週は引き分けだ。
(文中敬称略/文=元木昌彦)

「スーパーフリー」和田真一郎、15年ぶりの娑婆で「スマホにびっくり」「ステーキに感動」

今週の注目記事・第1位
「刑期を終えた『スーフリ事件』主犯『和田サン』懺悔録」(「週刊新潮」2/21号)

同・第2位
「曾祖母が自伝に綴った『北方領土』収奪の日」(「週刊新潮」2/21号)

同・第3位
「NHK組織大改編で職員72名が提出した『反論意見書』スクープ入手」(「週刊ポスト」3/1号)

同・第4位
「オードリー春日が結婚決めて彼女(ドッグカフェ店員)の実家お泊まり愛」(「フライデー」3/1号)

同・第5位
「五輪どころではない『池江璃花子」の急性白血病』(「週刊新潮」2/21号)

同・第6位
「社長候補の妻が覚醒剤逮捕で『毎日新聞』のよろめく明日」(「週刊新潮」2/21号)

同・第7位
「国も学者も新聞もみんなで人口を減らそうとしていた頃」(「週刊現代」3/2号)

同・第8位
「ジャーナリストの目 岩瀬達哉」(「週刊現代」3/2号)

同・第9位
「片山さつき『美人秘書』のプロフィール-自民党大会で一番注目を集めた女性」(「フライデー」3/1号)

同・第10位
「嵐・ロス極秘旅行と消されたスキャンダル」(「週刊文春」2/21号)

同・第11位
「テレ朝退社小川彩佳アナがTBS『NEWS23』に!?“脱局アナ”たちの椅子取りゲーム」(「週刊ポスト」3/1号)

同・第12位
「世界中でこんまり『片付け』で20億円稼ぐ法」(「週刊文春」2/21号)

同・第13位
「心愛ちゃん虐待鬼父の『暗黒面』」(「週刊文春」2/21号)

同・第14位
「すべて栄養学の根拠あり!30の症状に効く『最強食』」(「週刊文春」2/21号)

同・第15位
「食べると、どんどん老化が進む食べ物60」(「週刊現代」3/2号)

同・第16位
「日本人が道徳を失った『バカ店員動画』への溜息」(「週刊新潮」2/21号)

同・第17位
「黒いマタニティクリニックに埼玉県が立ち入り検査に入った!」(「週刊文春」2/21号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は新潮の大活躍が目立ち、文春の特集に元気がない。ちと心配だね。

 その文春から。先週、文春が報じた違法中絶を行っていたという埼玉県日高市の産婦人科「太田マタニティクリニック」に、埼玉県の医療整備課と狭山保健所が立ち入り検査に入ったという。

 任意で3時間。「担当者が院内で該当するカルテ等を確認したところ、歯抜けになっていた。県は不信感を強め、徹底的に調査を進める方針」だと、県の関係者が話している。

 さて、「ビッグエコー」「すき家」「くら寿司」「バーミヤン」などで、店員がバカな動画をネットに上げ、問題になっている。

 動画になったのは、インスタやTikTokといったアプリが流行し、簡単に編集・投稿できるようになったからだが、新潮で、ネットニュース編集長の中川淳一郎が、こうしたバカッターたちは、「バカなツイートを投稿するのはあくまでも仲間内のウケ狙い。それがネット上に拡散して大炎上するとは思いもしなかったはず」といっているが、私は頷けない。

 ワイドショーでは、こうした連中は、安いおカネで働かされ、将来の保証もない鬱憤を、こうした形で晴らしているのだという論争もあるが、これも、私には頷けない。

 また新潮がいうように、今の若者は「恥」や「道徳」を知らないからだと嘆くのも、私には頷けない。

 いつの時代もこうしたバカがいたのだ。時代やネットのせいではない。確かに仲間内でバカをやっているよりも、ネットは便利で拡散してくれて、反響も大きいから、面白さも大きくなるのかもしれないが、それだけ批判も大きいし、下手をすればお縄になることもある。

 ましてや、世の中の不公平に異を唱えるための「行為」などと、この連中は考えたこともないはずだ。

 成人式でなんの理由もなく暴れる連中と同じだ。だが、こうしたバカは、いつの時代どこの国でも、一定程度の割合でいるのだ。ワイドショーのように、世の中の一大事のように伝えるから、模倣する奴が出てくる。バカなことをされた店は許せないだろう。訴えて損害賠償を要求すればいい。メディアは無視することだ。他に報じなければいけないニュースが山ほどあるのだから。

 このところ「食べてはいけない」特集が目立つ。あれはいけないこれはいけない、といわれると、それじゃ何を食べればいいんだよといいたくなる。

 今週の現代は、これを食べるとどんどん老化が進むとい食べものを60あげている。

 私にはもはや関係ないが、老化を進めるのは「AGE」という終末糖化産物、つまりタンパク質と糖が結びつくことで、老化やさまざまな悪影響が出るというのである。

 まあ、だいたい身体に悪いものは美味しいのだ。ここにもあるとんかつ、てんぷら、春巻き、ミックスピザ、サーロインステーキ、カツカレー、うな重、みんな大好き。

 AGEを抑えるにはブロッコリーやカリフラワーなどに含まれているスルフォラファンというのがいいそうだが、レモンやお酢を使うと、AGEを半減させるそうだ。

 気になる方はやってみたら。

 文春では、30の症状に効く「最強食」を紹介している。

 血圧、血糖に効くのは沖縄の柑橘類「シークワーサー」が最強で、これは生活習慣病予防全般にいいそうである。

 やはりお酢というのがいいようだ。血圧が高めなら大匙いっぱいのお酢を飲めばいいという。

 悪玉コレステロールには大豆。認知症予防にはクロマグロがベスト。鬱っぽい症状には牛肉、イライラを抑えたい人はギャバロン茶。

 老眼や白内障、緑内障の進行を遅延させるには黒豆や紫キャベツ。下痢には番茶や紅茶がいいそうである。

 まま、食べるもので血圧や血糖が改善するなら、やってみてもいいかもしれない。

 文春は心愛ちゃんを虐待して死に至らしめたのではないかという容疑で逮捕された栗原勇一郎容疑者(41)の“暗黒部分”をレポートしているが、先週新潮が報じた以上の新しい事実はさほどない。

 勇一郎方の祖父母が聴取に応じて、勇一郎が「あれは暴力ではなく躾だ」という主張とおなじことを強硬にいっているそうだ。

 だが新しい事実が次々に出てきているようだ。「司法解剖で心愛さんの肺から水が検出された」「廊下や浴室で寝かしていた」などなど。同じ逮捕された妻のなぎさ(32)は、夫の虐待を止めることなく、自らも殴っていたといもいわれる。

 勇一郎は外ではいい父親を演じていたようだが、「DVや虐待の加害者が外面がいいというのはよくあるケースです。この父親は精神病ではなく、サイコパスや反社会性パーソナリティ障害に近いのではないでしょうか。妻や子供を自分の付属品、一部だと思い、何をしても許されると考え、言うことを聞かないことが許せない。そいう理屈で精神的、物理的に支配下に置いている」(精神科医の岩波明)という。

 心愛ちゃんの遺体は安置されたままで、葬儀の予定はまだないそうだ。

 ところで「片付け」という日本語は、世界語になったそうだ。

 近藤麻理恵(34)、通称「こんまり」が書いた『人生がときめく片づけの魔法』がベストセラーになったが、これが世界中で翻訳され、15年には米誌タイムの「世界で最も影響力のある百人」に選ばれるなど、こんまりの知名度は天井知らずである。

 そのこんまりが、アメリカの片づけ下手な家を訪問して、片づけの極意を授けるという番組が、NetFlixで1月から配信されているのだが、全米で大人気になり、英語版は全米のゼストセラーになったのである。

 かくしてこんまりは、20億円も稼ぐと、文春が報じている。

 現在、彼女は夫とロスに住み、2人の娘を育て、片づけコンサルタントで大忙しだという。

 私もNetFlixを見てみた。ゴミの山に埋もれているアメリカ人の屋敷を訪れて、日本語で話しながら、みるみるうちにゴミの山を片づけていく。

 昔の日本には「始末する」という言葉が生きていた。昔の家は狭いため、快適に暮らすためには、モノを貯めずに始末することが当然だった。

 私の祖母や母は、そうやって生きてきた。今は身の始末や物を捨てることもできない輩が多すぎる。

 こんまりが稼げるというのは、自分の始末さえできない、どうしようもない女や男が増えたからである。

 モノのあまりない生活というのは、なかなか快適なものである。私は、1年経って使わないモノはどんどん捨てることにしている。

 だが困るのは、本の始末である。これだけは片づけるそばから増えていく。ああ!

 さて、小川彩佳がテレ朝を辞めたことが話題である。櫻井翔と別れて、一般男性(なんといういい方だろう。小川は一般人ではないのか?)と結婚する予定で、寿退社だといわれたが、どうやらそうではないというのだ。

 視聴率が低迷する『NEWS23』の新キャスター候補に挙がっていると、スポーツ紙が報じた。

 ポストは、報道をこなせる女性アナウンサーが少ないため、小川は喉から手が出るほど欲しいところがあると、書いている。

 確かに、NHKを辞してフリーになった有働由美子アナは、報道の経験がないため、『news zero』で苦戦している。

 カトパンこと、加藤綾子が4月から、夕方の報道番組のメインキャスターをするらしいが、やはり報道の現場経験がない彼女に、不安の声は多いようだ。

 テレ朝では、朝の顔であった宇賀なつみアナも退社し、TBSでも、吉田明世アナ、宇垣美里アナもフリーになるそうだ。

 だが、フリーになっても、早々次のいい仕事が見つかるわけではないようだ。

 女子アナがアイドルであった時代は、もはや遠い過去になっているように思うのだが。

 女性といえば、2月17日の日曜日、JRAのG1レース「フェブラリーS」に藤田菜七子騎手が、女性としては初めて騎乗し話題を集めた。

 今日(2月18日)の朝日新聞の一面に、「初G1 涙出そうに」というタイトルで藤田の写真が載っていた。

 だが待ってくれ。藤田の乗ったコパノキッキングが勝ったのなら、一面扱いでもいいのだろうが、コパノは5着だった。しかも1着のインティに5馬身以上離されてしまっているのだ。ちなみに2着のゴールドドリームはインティと首差である。

 日本のスポーツジャーナリズムは、この騎乗の下手なことを責めることをしない。

 馬主のDr.コパと事前に話し合って、後方からいこうと決めていたというが、賢い騎手なら、ペースが遅いことに気づいて、早めに中団まで上がるのが「常識」である。

 それに今の東京競馬場は、先行馬有利の馬場コンディションである。四角最後方から追い込んで届くはずがない。

 ゴールドに騎乗したルメールは、直線に入ったところで早めに追い出し、インティを首の差まで追いつめた。3着のユラノトとは4馬身もちぎれている。

 これが、前回騎乗したマーフィーなら、こうした判断ミスは犯さなかったはずだ。

 馬が可哀想である。コパノはいい馬である。騎手がルメールかM.デムーロなら勝ち負けに持ち込んでいたかもしれない。

 藤田の騎乗ミスだとなぜ書かないのか。これでは藤田は競馬界のアイドルで終わってしまう。

 これまでの女性騎手にないいいものを持っていることは間違いない。だが、間違いは間違いだと指摘してやらないと、このままでは進歩がない。

 馬主は自分の馬に勝ってもらいたい。今回の藤田の騎乗を見ていて、大方の馬主は、やっぱりと思っているに違いない。

 だいぶ前にも書いたが、イギリスのアスコット競馬場で、武豊の騎乗した日本馬が人気になったが、後方のまま惨敗したことがあった。

 次の日の新聞は、武の騎乗がひどすぎると酷評した。私もレースを見ていてそう思った。

 競馬に限らず、日本ではスポーツジャーナリズムが育たない。勝てば大喜びし、負けても、「泣くな、明日がある」式の情緒的なスポ根ドラマにして、何が足らずに負けたのかの分析など、紙面の片隅に追いやられてしまう。

「藤田菜七子にG1は5年早かった」と、なぜ書かないのか。こうした真っ当な評価と、どこを直さなければいけないのかを直言しなくては、彼女は伸びない。ましてや競馬にはオレたちの命から二番目に大切なおカネがかかっているのだ。

 私はハナから藤田の馬を蹴っ飛ばしたからいいが、これだけはいっておきたい。

 文春の「嵐」のロス極秘旅行に触れておこう。2月6日、「嵐」の5人と、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子副社長(52)がロス行きの飛行機に乗り込んだそうだ。

 ファーストクラスを借りきっての豪華旅行。すべてを合わせると1,000万円以上するという。

 ロスではグラミー賞の授賞式などを見たそうだ。ロスというのは、ジャニー、メリー喜多川が幼少期を過ごした、ジャニーズの聖地だそうだが、今回のようなVIP待遇は異例中の異例だそうである。

 来年末で活動を休止する「嵐」だが、ジュリー直々に、休止をしても事務所を離れないでくれと頼んだのだろうか。引退すると宣言している大野智(38)を、みんなで説得したのだろうか。

 文春は、5人の過去の女性関係や、現在、付き合っている女性たちを上げて、「活動休止後、結婚を含めた五人の私生活はさらに自由なものになるでしょう」(プロダクション関係者)といっている。

 私は、もはや中年オジサングループである「嵐」の再結成だけはないと思っているのだが。

 さて、これはぜひ買って見てもらいたいな。フライデーに、あの“疑惑のデパート”といわれる片山さつきの公設第二秘書・中嶋規恵(31)という別嬪の女性が載っているのだ。

 こういうのが写真誌の強みである。

 昔タレント活動をしていたそうだが、片山と並ぶと、一層彼女の美しさが際立つだろうな。

 片山が嫉妬して、クビにしないか心配だが。

 現代に「ジャーナリストの目」というコラムがある。何人かの持ち回りで、今回はフリージャーナリストの岩瀬達哉。

 第三者委員会という存在のおかしさを論じているが、その通りである。

 厚生労働省の統計不正問題でも、厚労官僚たちは早く幕引きを図ろうと、外部委員からなる「特別監察委員会」を立ち上げた。

 だが外部委員とは嘘で、大半が官房長など身内によるお手盛り調査で、「組織的な隠ぺいは認められない」という中間報告を出し、火に油を注いだ形になってしまった。

 岩瀬は、2020年の東京オリンピックの開催を決めるIOC総会の前後に、東京の招致委員会から約2億3,000万円のコンサルタント料が、シンガポールにあるコンサルタント会社に流れ、そのカネで複数のIOC委員を買収して招致を買い取った疑惑を例にとっている。

 このケースのときも、JOCの中に第三者委員会ができ、「違法と解される余地はない」と結論付けたのである。

 だが、企業法務に詳しい弁護士やジャーナリストでつくる「第三者委員会報告書格付け委員会」は、調査報告書の体を成していないと、最低ランクに位置付けた。

 フランスの司法当局も、JOCの竹田会長を容疑者として、予審判事の手続きを開始している。

 このように、第三者委員会を立ち上げ、そこで、疑惑を追及されている関係者と利害のある人間を据えて、都合の良い結論を出し、終わりにしようというのは、安倍政権が得意とするところである。

 ジャーナリズムは、もっと声を上げなくてはいけないこと、いうまでもない。

 ところで週刊誌が総“現代化”している。文春は「これで大丈夫! 『葬儀』の手続き」、朝日が「夫や妻と死別後の手続き」、サンデー毎日が「穏やかに逝く心得」と、現代かと見紛うような特集ばかりである。

 理由は簡単だ、売れるからである。日販ウェブメディア「ほんのひきだし」にその“証拠”が載っている。

 今年1月の雑誌月間売上冊数のトップは小学館の「コロコロコミック」2月号、第2位は集英社の「週刊少年ジャンプ」、第3位は宝島社の「otona MUSE」2月号と常連が並んでいる。

 だが、文春を抑えて堂々、現代が第10位に入ったというのだ。1月7日発売の合併号で、巻頭特集は「老親とあなたに降りかかる『面倒』を解決! 死ぬ前に用意しておくこと」だ。昨年同時期と比較しても130%に迫る売れ行きだったそうである。

 現代はそこから「最期の手続き大特集」を続け、今週号は「大反響! みんな読んでる本家本元」と謳って「間違いだらけの『死後手続き』」が第9弾になる。

 死ぬ前から始まって、死んだ後の手続きまで懇切丁寧に解説してくれているが、次はどうするのか? 「老親の三回忌にしなければいけないこと大特集」でもやるのだろうか。

 堺屋太一が亡くなったが、彼が名付けた「団塊世代」がみな高齢者になり、これから数年間は死亡ラッシュになることは間違いない。

 ここ数日の朝日新聞の死亡欄の充実ぶりは凄い。寒さが厳しい、インフルエンザの流行など、いろいろ要因はあるだろうが、例年以上に多い気がする。

 もうすぐ冥界に旅立つ年寄りを抱えている家庭が、現代を買ってきて、夫婦で密かに読んでいるのだろうか。

 現代は15日に、「完全保存版 おとなの週刊現代」(定価980円)を発売した。内容はこれまでやってきた「死後の手続きはこんなに大変です」の集大成。

 今週号が480円だから、2週我慢して別冊を買えばいいと、私は思ってしまうのだが。

 これほど相続問題がクローズアップされるのは、残された者たちに深刻な老後への不安があること間違いない。

 現代は、戦後、「みんなで人口を減らそうとしていた頃」があったじゃないかと特集しているが、たしかに国もメディアも、「子供は二人まで」にして人口を抑制せよと、挙国一致体制で減らしてきたのである。

 その上、バブル崩壊、新自由主義導入で、多くの非正規の若者たちを生み出し、結婚して子どもを産み育てることさえままならなくなってしまった。

 このままいけば、膨大な貧しい中高年が日本中に溢れ、年金介護を含めた社会保障制度が崩壊するかもしれない。いまのうちに少しでもカネを貯めなくては、豊かな老後ではなく、そこそこの老後さえ送れないという“恐怖”から、一銭でも多く親から相続したいという空気が蔓延しているからであろう。

 アベノミクスの失敗で現代が儲かる、という図式なのかもしれない。皮肉なものだ。

 毎日新聞が大変なことになっている。社長候補とまでいわれている増田耕一常務(63)の妻が、覚せい剤所持容疑で逮捕されたというのである。

 増田常務は、50過ぎまで独身だったそうだが、10年ほど前に20歳若い女性と結婚したそうだ。

 発端は、兵庫県警が麻薬密売組織の捜査をしている過程で、購入者として増田の妻の名前が上がり、夫と暮らしているマンションをガサ入れしたところ、ブツが発見されたというのだ。

 増田常務は知らなかったようだが、このままいくと「今の役職に留まるのは難しいのでは」(毎日の幹部社員)といわれているそうだ。

 だが、夫が全く関与していないのなら、妻とは別人格、他人なのだから、可哀想な気がする。まあ、妻の所業も把握していなかった人間に大新聞のかじ取りは出来ないということになるのだろうが。

 先週はスポーツ界で大きな話題があった。一つは女子テニス世界1位に輝いた大坂なおみが、彼女を育ててくれたサーシャ・バインコーチとの契約を解消したというニュースである。

 あれだけ親しそうに見えた“イケメン”コーチとの間に何があったのか。

 二つ目は水泳の池江璃花子(18)が、白血病だと診断されと、自身のツイッターで公表したのである。

 これらのニュースは文春、新潮の締め切り直前だったので、どうするかと思っていたら、文春はどちらも触れていないが、新潮は池江について1ページだが掲載していた。大坂についても触れているが、これは北方領土と絡んだ話で、コーチとのことではない。

 まず池江から。白血病というと、夏目雅子や本田美奈子のような痛ましいケースを連想するが、池江のは「年齢を考えれば、急性リンパ性白血病である可能性が高いでしょう。白血病は若いほど治りやすく、逆に年を取っていると治りにくくなる病気です」(医療ガバナンス研究所の上昌広理事長)

 少し安心するが、治療は点滴による抗がん剤治療が主になり、一時的に造血機能が低下するそうだ。そのために身体の免疫機能が極端に低下するから感染症のリスクが高まる。

 衛生環境が保たれた無菌室での生活を余儀なくされ、治療は約半年かかるという。さらに、「池江さんの場合はアスリート。とくに競泳は水の中のスポーツであり、黴菌に触れる機会も多い」(上理事長)ので、免疫力が低下した池江が競技に復帰するためには、2年ぐらいかかるそうである。

 しかも、体力が極端に落ちてしまうため、再び世界的アスリートとして伍していくには、かなりの苦労があるでしょう」(同)。

 池江の祖母は、「水泳なんてやんなくていいから、とにかく長生きして。私より先にいっちゃうなんて、いやだから」と話している。池江はまだ若い。きっと、頑張り屋の彼女だから、見事病気を克服して再び世界の大舞台で華麗な泳ぎを見せてくれるに違いない。

 お次はフライデーから。お笑い芸人のオードリー春日(春日俊彰・40)が、長年独身を貫き、カネを貯めることに打ち込んできたが、ついに結婚しそうだという。

 相手は、都内下町に住む女性で、彼女も同じ年だそうだ。彼女は都内のドッグカフェで働く一般女性で、知り合ったのは5年前になるという。

 2月1日の前夜、彼女の実家を訪れ、一夜を過ごしているから、親も公認なのだ。

 彼女の自宅前で直撃した彼女の父親は、挨拶は済ませていると語り、春日のことは「別に普通だよ。無口な人だからね。そりゃ、テレビとは違うよ!」といっている。

 お笑い芸人や喜劇役者は、外で笑わせる分、家では無口なものだ。典型は渥美清だろう。親の前でも無口なのは、気を使わないからだろう。結婚は間違いないようだ。

 次はポストから。NHKが組織を大改編しようとしているそうだ。

 だが、文化・福祉番組部の職員(海外留学中の部員を除く)全員が、制作局局長に「要望書」を出したというのである。

 そこでは、「現状の説明では納得がいかない」「番組全体の多様性が失われる」と書かれているそうだ。

 この部は、ドキュメンタリー番組の「ETV特集」や、LGBTや障がい者の悩みなどを取り上げる「ハートネットTV」など良心的な番組が多い。

「ETV特集」では、憲法九条や日本の戦争責任、女性の権利などを取り上げている。

 有名なのは、2001年に放送した「ETV2001 問われる戦時性暴力」という中で、慰安婦問題を扱う女性国際戦犯法廷を取りあげたことだ。

 当時幹事長代理だった安倍晋三が、放送日前にNHK幹部と面会し「一方的ではなく、公正で客観的な番組にするよう」番組内容の変更を求めたことが、後に明らかになる。

 そうしたこともあって、安倍首相とNHKの現場の間に確執があり、これまでも、安倍は自分に近い人間を経営委員に送り込み、ついには籾井勝人という人間を会長にまで据えたのである。

 政治部長をやった小池英夫を報道局長にし、やはり政治部の岩田明子を贔屓にして、NHK全体を自分に忖度する人間たちで固め、最後の仕上げが、この大改編ということになるのではないか。

 歴史的にも、田中角栄に近かった島桂次、竹下派をバックにした海老沢勝二など、NHKは「自民党政治」と近い人間が会長についてきた。

 そうした中で、権力と距離をとり、権力をチエックするNHKの人間もいたのだが、それを根こそぎなくそうというのは、許してはならない暴挙である。

 文化・福祉番組部の職員たちと会社側の話し合いは続いているという。他のメディアも、ジャーナリストたちも、成り行きを注視しなくてはならないはずだ。

 さて、大坂なおみがコーチとの契約を解除したことが話題になっている。

 全豪オープンを勝って女子テニス界の頂点に立ったのになぜ? 金銭トラブルか、はたまた男女間の縺れかと、外野席は喧しい。

 聞くところによると、大坂の前の世界ランク1位にいたシモナ・ハレプ選手も、全豪オープンの途中でコーチを解任していたというから、よくあることのようだが。

 その大坂と北方領土問題? どいう関係があるのだろうか。

 安倍首相は、2月7日の「北方領土の日」に、これまでは「四島の帰属問題の解決を」といっていたのに、今回は「領土問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針のもと、交渉を進めていく」とあいさつした。

 これがプーチン側に「配慮」した発言だと捉えられているそうである。

 今のところ、四島はおろか二島も帰ってこないという見方が多いようだが、実は、大坂家は北方領土問題の「当事者」だというのだ。

 大坂の祖父の鉄夫(74)の母親は大坂みつよという。彼女は2004年に94歳で亡くなっているが、11人の子供を産み、北海道根室の漁業関係者の間では、「大坂のかあさん」と呼ばれていた豪傑だったそうである。

 みつよが生まれた実家は根室で雑貨屋を営んでいたが、倒産して差し押さえられたため、一家は逃げるようにして歯舞群島の一つである勇留(ゆり)島に移住した。それが1921年のことだったそうだ。

 彼女が書いた自伝によると、電気もなく戸もない貧しい生活だったという。だが、彼女には、家を差し押さえられたことがずっと気持ちの中にあり、「今に見ておれ、きっと仇をとってやる」と思っていた。

 生計を支えるために、櫓を押して海に出て、海老とかカレイ、コマイなどの小魚類を獲っていたそうだ。

 そんな日を送る中、敗戦を迎える。戦争に負けたと知ると彼女は、一家心中まで考えたという。それは、日ソ中立条約を一方的に破棄して、ソ連が北方領土に侵攻してきたからだった。

 島の住民約500人も恐怖に脅えていた。男は殺され、女は全部妾にするといわれていたからだ。

 敗戦の翌年の4月、海の氷が溶けだした頃、大坂一家は夜陰に紛れてボロ舟を出し、必死に根室へ向かって漕ぎだしたそうだ。

 これだけの修羅場を経験してきたみつよは、男勝りで利かん気で度胸満点の女性だったという。根室へ引き上げてからは漁業で成功をおさめ、彼女の主導で旅館業やヘルスセンターを建てるなど、強気で事業を拡大していった。

 その彼女は、北方領土返還運動などで根室に来る大臣や代議士に対して、「毎年毎年『島よ還れ』って叫んでも一向に島は帰って来そうもない。本当に島が戻ってくるのならいいけどただ物見遊山に来るのなら先生方来なくていいよ」といったそうだ。

 この前向きで、目標を目指して突き進む強さは、なおみに受け継がれていると、なおみの大叔母にあたる河野良子(71)が語っている。

 みつよが生きていたら、今の安倍首相の弱腰を何といっただろう。

 ところで安倍首相がトランプ米大統領に対して、「北朝鮮問題でノーベル平和賞に推薦」したことが、トランプの口から明かされた。

 予算委員会で野党が首相を追及したが、相変わらずのすっとぼけた答えに終始している。

 今年も「ウソは安倍首相の始まり」という状態が続いているが、一国の首相の器でないことが次々に暴露され、多くの国民はいい加減にせいと、思っているはずだ。

 文化審議会著作権分科会が、インターネット上にある漫画や写真、論文などあらゆるコンテンツについて、著作権を侵害していると知りながらダウンロードすることを全面的に違法とする方針について了承した。

 政治家や官公庁のスキャンダル資料が内部告発者によってインターネット上に公開されていた場合でも、これをダウンロードして資料にすると違法だそうである。

 こんなバカなことを許すきっかけになったのは、マンガの海賊版がインターネット上に氾濫し、そのためにマンガの売上が落ちたと、政治に泣きついたマンガ出版社経営者たちの目先のことしか考えない浅慮のためである。

 権力側に口実を与えれば、自分たちの都合のいいように変えられること、自明の理である。

 日本マンガ学会の会長、竹宮恵子も、「厳密には著作権侵害があるかもしれない。でも、摘発されずに黙認されてきたからこそ、漫画文化が発展してきた側面がある」として、「法改正するなら、違法の範囲を慎重に絞ってほしい」といっている。

 マンガだけのためだったはずが、他のあらゆるものに網をかけ、違法という名のもとに、言論を封じていこうというのは、断じて認めるわけにはいかない。

 出版社は即刻、「これは我々の考えている規制とはかけ離れている。言論を委縮させるような法改正は望んでいない」と声明を出すべきだ。

 さて、今週の新潮は充実している。1位も新潮のこれだ!

 2003年に輪姦事件を起こした早稲田大学のサークル「スーパーフリー」の主犯、和田真一郎(44)の独占手記である。

 スーパーフリーは、六本木のディスコなどでイベントを開き、二次会で女性に酒を飲ませて酔わせ、みんなで輪姦するという悪質な犯行を繰り返していた。

 参加していたのは、早稲田大学以外に東京大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、学習院大学、日本大学などの学生で、そのうち14人が準強姦罪で実刑判決を受けた。

 和田は14年の懲役刑を受け、千葉刑務所を満期出所したのは昨年の6月29日だったという。

 15年ぶりで娑婆に出た彼は、スマホにびっくりし、ステーキの味に感動したという。

 現在は、刑務所にいる間に、「就労支援」制度で受け入れてくれた会社社長のところで、名前を変えて仕事をしているそうだ。家族とは一切連絡をとっていないという。

 刑務所内では、仕事が終わると読書三昧。その上、簿記の1級や危険物取り扱いの甲種・乙種、2級のボイラー技士免許などの資格も取得した。

 もともとは、中央大学の経済部に入学したが、「イノシシが出没するような八王子」が嫌で、たいして勉強をせずに早稲田大学の政経学部に合格したというから、地頭はよかったのであろう。

 早稲田に入り、スーフリの先輩に声をかけられて入ったそうだ。最初の飲み会で、2、3年生の先輩が6~7人、1年生が5~6人に対して、女の子が40~50人もいたそうだ。

 彼は、これぞキャンパスライフだとすっかり舞い上がってしまった。

 スーフリは82年にできたが、月に1回の飲み会が主な活動だったというから、女を目当てのためだけの会だったようである。

 先輩が抜け、和田が会長になるが、中心メンバーは男3人だけだったという。

 スーフリが変貌したのは、和田が六本木のディスコ「ヴェルファーレ」でバイトを始めてからだ。そこを辞めて、98年4月に六本木のクラブでイベントを開いたところ500人以上が集まり、大成功したことから、イベント中心に回りだした。

 そのあたりから「サークル内で輪姦が常態化していった」そうだ。その流れで大勢で1人の女性を犯したが、後々トラブルになることはなかったという。

 サークルの中には「ギャルズ」と呼ばれる常連の子もいて、そういう行為を知っていたり、被害に遭った後に常連になった子もいたそうだ。和田は輪姦へ移行した理由を、こう語っている。

「私が“セックスできる女性を独占するのは他の参加者に悪い”“自分だけがおいしい思いをするのはズルい”という、狂った感覚に囚われていたからです。被害に遭った女性からすればたまったものではありませんが、ちょうど後輩や友達に食事をおごるような気分に近かった」

 やった女をメモしている奴もいたという。和田の場合はセックスした女は200~300人という。

 そうした悪事が、被害に遭った女性が被害届を出したことで明るみにでるのである。

 当然ながら、和田は被害者の女性たちへの謝罪、損害賠償を求められれば、分割払いでも払うといっている。だが、どこまでが本心なのか、これを読んでも伝わってこない。

 服役中に、性犯罪者は再犯の可能性が高いために、「再犯防止プログラム」を受講させられるという。同じ罪を犯した同士で議論したり、出所後にどう自分を抑えていくかを考えるそうである。

 だが中には、「出たら被害者だと称する女をぶっ殺してやる」と平然と口にする受刑者もいたという。

 残りの人生を社会の片隅でひっそり送っていく覚悟だと語っている。女性を欲望のはけ口としか見なかった男の当然の末路といえばそれまでだが、同じ早稲田大学の先輩としては、なんともやりきれない思いがしてならない。

【巻末付録】

 ポストからいこう。巻頭は「なをん/吉沢明歩、お別れする前に。」。いつ見てもいいね。だが、巻頭からというのはいささか? だが。

「男も女も幸せになる大江戸性愛四十八手-気持ちよくて体にいい性愛術」。袋とじは「河合奈保子<デジタル写真集>PHOTO・BOOK全集」。といってもヌードはないよ。

「女性が憧れる奇跡のカラダを持つ人気モデル<七菜乃>の未発表写真公開」「私たち二足のわらじグラドルです!-手に職をつけたグラビアアイドル」。

 現代へいこう。

「わちみなみ、100点満点グラビア-福岡の名門・修猷館高校卒のアイドル」。袋とじは「渡辺万美、はじめての濡れ場シーン-映画『こえをきかせて』で迫真演技」

 ポストでは吉沢明歩が抜群にいい。現代は「バンビ」だな。ともに譲らず、今週は引き分けだ。
(文中敬称略/文=元木昌彦)

常盤貴子『グッドワイフ』夫の事件が急展開! 唐沢寿明出演シーン増で視聴率回復か

(これまでのレビューはこちらから

 常盤貴子主演ドラマ『グッドワイフ』(TBS系)の第6話が2月17日に放送され、平均視聴率9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 二桁回復とはなりませんでしたが、微増という結果に。集団訴訟も話以外にも壮一郎(唐沢寿明)と杏子(常盤)の話も進み、面白さがいつもの2倍となったようで、ネットでは大好評となった6話。ではではどこが面白かったのか振り返っていきましょう。

 その前に、あらすじをさらっと。

■最凶(?)車椅子弁護士の登場で事務所がピンチに!

 賠償金15億円を見込める健康被害の集団訴訟を、多田(小泉孝太郎)とともに担当することとなった杏子。3年無料相談に乗り、やっと訴訟になったということで、張り切る多田。しかし、車椅子に乗った弁護士・三栗谷(春風亭昇太)が現れ、代理人の座を戦うことに。

 そんな中、三栗谷は裏でこの訴訟を利用して大企業の顧問弁護士の座を狙っていることが発覚。さらに、その大企業と被告側である企業が繋がっており、和解金を安く済ませようとしていたことも発覚。それを知った杏子たちは三栗谷にその事実を突きつけ、一人2,000万円の賠償金を支払うという条件で大勝訴となった。

 その一方、夫・壮一郎の方は保釈され、杏子たち家族の住むマンションに住むも、着々と自分を引き摺り下ろした黒幕を探っていた。そんな中、壮一郎の不倫相手である遠山亜紀(相武紗季)がテレビで関係を告白。さらに壮一郎を担当していた林弁護士(博多華丸)が辞任することになり、夫の不貞への怒りを持ちながらも、杏子は壮一郎の弁護士となるのだった、というのが今回のストーリーでした。

■面白さ抜群の回! だけど、ひとつ気になる点が……

 今回、視聴者から「最高に面白かった!」と大好評の声が放送直後から殺到していました。特に面白かったというのが、保釈され自宅に戻ってきた壮一郎と杏子のギクシャク感(笑)。まあ、どちらも演技が上手で「場が引き締まる」と好評だった様子。また、壮一郎の不倫相手・相武紗季がやっと登場。テレビのインタビューで壮一郎との関係を「お互い本気だった」と告白し、壮一郎は「違う、違う。そうじゃない!」と弁明するも、杏子はもう激怒。その上、担当弁護士は激怒して辞任。杏子がついに担当弁護士になるという、ここまで焦らした分、ハイスピードで進む内容に、視聴者も見ていてスッキリしたよう。それに、唐沢の出演シーンが増えたことで、男女問わず楽しめた様子。

 まあ、このまま、次回以降も軽快に進めばいいのですが……。原作版みたいな展開になるのでしょうか?

 その一方で、メインとなるはずの、集団訴訟の話では、ちょっと日本離れしているかというか、「弁護士法に違反しているのでは?」と思う部分が。

 春風亭昇太が演じる三栗谷弁護士は、一度原告団の依頼を受けて多田とともに共同代理人になりました。しかし、三栗谷は裏である大企業の顧問弁護士を狙っていて、その大企業と今回の訴訟被告側の企業の重役が同じということが発覚。実は原告のためではなく、被告側に有利になるように進めていたという内容だったのです。

 ですが、 正体が杏子たちにバレたことで、今度は企業側の代理人として立ち、原告側の弁護士である杏子たちと交渉するのは日本の弁護士法に違反しているような気が……。この点は視聴者からも指摘があがっていたんです。アメリカだとありなのかもしれませんが……。

 うーん。まあ、ドラマだしいいのかと思いたいのですが、今まで日本らしく脚色していただけに、ちょっと残念でした。

■スパイ探しが激化! 視聴者予想一番人気は……

 壮一郎を陥れた黒幕が南原官房副長官(三遊亭円楽)だということがわかり、その南原にいろいろと吹き込んだスパイを探そうとしていた今回。結局今回だけではわからなかったのですが、ネットでは、滝藤賢一演じる検察官・佐々木だと見る視聴者が続出。なんでも、壮一郎はあまり佐々木のいうことを聞かず勝手に動いているため、その反撃では?、という声があがっているよう。

 それと、滝藤だと、味方も敵も演じられるため、「ありそう!」という声が。

 また、今回最後に博多華丸が演じる林弁護士が辞任したんですが、この時、壮一郎は淡々としていたため、「もしかしたら華丸さんが!?」とこちらにもスパイ説が浮上。

 ますます、スパイ探しが激化している様子。次回ぐらいには影くらいはわかるかなと思うのですが……。うーん! 早く知りたい! ここは次回放送を楽しみに待ちましょう!

■視聴率悪くても、女性ウケ獲得で万々歳なTBS!?

 視聴率があまり良くないのがネックな『グッドワイフ』。今までと違った女性ウケを狙った作品だったことで、サラリーマン層が見ないのかもしれません。

 ですが、TBSとしては視聴率ではなく、この作品で今までなかった女性ウケを獲得したいと思っているのかなと思うんですよ。というのも、次回作が福山雅治主演ドラマ。これこそ、女性層が見ないと絶望的な感じが。その上、今福山は結婚以降、女性ウケが悪くなってますからね。

 福山作品のために、この作品を機に女性層を獲得したいだけなのかも? と思っちゃったんですよね〜。

 そのための作品だとすると、正直、視聴率なんて関係ないのかも!?  まあ、でも、作品の内容自体は面白いので、満足なんですがね(笑)!

 以上6話のレビューでした。

 次回はカリスマIT社長の案件を担当することに。壮一郎の方も夫婦で敵と戦っていくようですし、まだまだ、目が離せないですよ! 放送を楽しみに待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)