ベッキー、片岡治大コーチと結婚も「他人を不幸にして」と批判の嵐!「第二のスザンヌに?」と心配の声も

 昨年5月から読売巨人軍2軍内野守備走塁コーチ・片岡治大と交際しているタレントのベッキー。2016年に発覚した人気ロックバンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音との「ゲス不倫」騒動以来、約2年ぶりに春が訪れ、片岡との交際報道がされた際には、世間から賛否の声が寄せられていたが……。

 そんな2人が、このたび“結婚”したと報じられ、再び世間を驚かせている。

 2月13日、自身のInstagramを更新したベッキーは、「私事ではありますが、先日、読売巨人軍内野守備走塁コーチの片岡治大さんと結婚いたしました。」と報告。続けて「これからも、感謝の気持ちを忘れず、ゆっくりと、しっかりと歩んでいきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」と、今後の抱負を述べるとともに、空を眺めるカモメの画像を投稿した。

 昨年5月に交際がスタートし、交際約8カ月というスピード婚をはたしたベッキー。そんな幸せいっぱいの彼女にファンからは祝福の声が。この投稿のリプライには「おめでとう」「幸せになって!」といったコメントが殺到している。

 しかし、その一方でいまだ続くゲス不倫騒動の余波が、今回も押し寄せているようだ。

「川谷さんには奥さんがいましたが、ベッキーさんとのゲス不倫が公になり離婚。この奥さんは週刊誌のインタビューで精神的にダメージを負ったという旨の話をしていたこともあり、やはり今回の結婚報告に嫌悪感を示す人がいるのは確か。『他人の幸せを壊しておいて自分は一番先に幸せになるのか?』『したたかオンナ!』と、罵倒に近い言葉がベッキーさんに向けて寄せられています。このネットの感じを見ると、ベッキーさんの芸能界本格復帰はまた遠くなったといえそうですね」(芸能記者)

 先日、人気バラエティ番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に出演したものの、批判が殺到してしまっていたベッキー。幸せいっぱいの結婚報告のつもりが、さらに自分の立場を窮地に追いやってしまったようだ。

 また、マスコミの中では、この結婚に懸念の声が上がっているという。

「片岡さんといえば、テレビ朝日の竹内由恵アナやフリーアナの加藤綾子さんと交際報道があった人物。相手が全員美人ぞろいで、結構モテるし、遊び人体質と言われるだけに、『この先大丈夫か?』と結婚の行末を心配する声がチラホラ聞こえますね。ベッキーさんとは、片岡がベッキーさんのファンだったことから出会ったといってましたが……。同じ野球選手と結婚し4年で離婚したタレント・スザンヌさんみたいなことにならないといいですけど」(スポーツ紙記者)

 過去が過去だけに、いろいろと言われてしまうベッキー。この先「幸せで押し通す」ことはできるのだろうか?

あまりの人気にアクセス不能! 規制強化を前に泉佐野市がふるさと納税で「Amazonギフト券あげます」の顛末

 これが最後の節税のチャンスになりそうだ。

 ふるさと納税をめぐり総務省が、さらなる規制の強化を検討する中で、近年注目を集めてきた大阪府泉佐野市が、最後の大盤振る舞いを始めている。

 ふるさと納税をめぐっては、数年前から換金性の高い商品や金券類を返礼品とする自治体が急増。そのため、一部の自治体が膨大な収益を上げる一方で、都市部を中心に予定していた税収が得られないという問題が起こっていた。そのため、総務省は全国自治体に対して、指導を行っていたが、さまざまな手段で高額な返礼品を準備する自治体は、後を絶たなかった。

 しかし、昨年12月に公表された2019年度の税制改正大綱では、返礼品の返礼割合を3割以下とすること、返礼品は地場産品に限ることなどが記され、基準に適合しないと認められた場合には総務大臣が指定を取り消すことができるようになる。この制度が実施される6月を前に各地の自治体では駆け込みで、ふるさと納税の確保に動いているのである。

 そうした中で、泉佐野市では2・3月限定で「100億円還元閉店キャンペーン」を打ち出し、ふるさと納税をアピール。これまで、市内にある関西国際空港に本社を置いているという理屈で格安航空会社・Peachのポイントを返礼品に加えていたが、今回はさらに大盤振る舞い。返礼品と共に、Amazonギフト券を最大で20%配布するというのである。

 このために開設された特設サイトの説明によれば、例えば寄付額1万円でビール1ケースを選ぶと、それに加えてAmazonギフト券1,000円分がプレゼント(順次配送の場合)されるという。

 このキャンペーン、Amazonギフト券の還元額予算の100億円に達し次第終了するということもあってか、平日日中でもサイトにアクセスが集中して、つながりにくいこともあるほど。あまりにつながらないので、どうなっているのかプレスリリースにあった「報道関係者お問合せ先」に電話してみたのだが、こちらもつながらない状態なので相当な人がアクセスしているのだろう。

 まず、サイトにアクセスできるかどうかがハードルとなってしまっているが、この閉店セールには参加するだけの価値はありそうだ。
(文=大居候)

21世紀に復活するヴァレリー・ソラナスと「男性皆殺し協会」──『I SHOT ANDY WARHOL―ポップカルト・ブック』

 日々、ネットで情報を見ていると、なんだかんだと論争を目にする。いかに自分の主張が正しいか、一歩でも後退すれば完全敗北かのごとく信者を煽動し、苛烈な意見を繰り返す論争。いったい、なんの利益があるのかわからないが、妙な使命感を持った主張が止まらない人は絶えることがない。

 でも、それを目にするたびに、とても平和な世の中であることに安堵するのだ。そりゃそうだ、どんなに主張が対立しても、相手が徒党を組んで攻めてくる、あるいは斬り合いとか撃ち合いが始まるなんてことは、そうそうない。

 中国の春秋戦国時代とか、さまざまな説客が入り乱れたわけだけど、一言でも言い間違えたり、言葉に詰まれば首を斬られたり、釜ゆでにされたり。ああ、日本でも江戸時代以前は、そんな感じだ。そう考えると、とても平和だ。

 さてさて、そんな平和な時代でも、やっぱり緊張感は必要。時には、肉体言語で言論の自由を振りかざす人がいないとは限らないからだ。

 そう、この『I SHOT ANDY WARHOL―ポップカルト・ブック』(早川書房)のヒロインであるヴァレリー・ソラナスのようにね。この本は1996年の映画『I SHOT ANDY WARHOL / アンディ・ウォーホルを撃った女』のシナリオに解説を加えた本。1968年6月3日、アンディ・ウォーホルを撃った女・ヴァレリーの人生の履歴をまとめたものである。

 ウォーホルを撃ったということで歴史に名を残したヴァレリーの人生というのは、かなりハードなものだ。両親の喧嘩が絶えない上に、父親から性的虐待を受けたりして、早くから非行に走ったヴァレリーは、寄宿学校を経て大学へと進む。彼女はそこでレズビアンとしての自覚を持つが、まだ時代は1950年代末。理解者を求めてたどり着いたのは、ニューヨーク。とはいえ、大都会といえども、そうそう承認欲求を満たしてくれる人に出会うことなどできるはずもない。売春婦をしたりして糊口を凌ぎながら、熟成されていくのは、世の中への憎悪。とりわけ男性への怒り。そうして彼女は一人で組織を立ち上げる。名付けて<Society for Cutting Up Men>。

 日本語訳すれば、男性切り刻み協会。もっと砕けた意訳をするなら「男性死ね死ね団」とか「男性皆殺し協会」といったところか。そして、その思想を「SCUMマニフェスト」として自費出版する。英語版のウィキペディアには詳細な解説が書いてあるし、ネットを探せば全文を読めるんだが、その思想はいわばブチ切れたフェミニズム。

 一部の女の味方をするヤツと同性愛者を除いて、男どもは皆殺しというわけである。この「SCUMマニフェスト」は、なんかとんでもないヤツが現れたなという感じで注目もされて、
出版の依頼も来たのだが、ヴァレリーはそれに満足せずに、ウォーホルを撃ちにいくというわけである。

 その話は別として、やっぱり思うのは歴史は繰り返すということだ。「#Metoo」やら、なにやらが盛んになった時、あれ、またそんな終わった論争を持ち出すのかと筆者は思った。キャサリン・マッキノンなんかが主張した、ポルノをレイプの教科書だと非難するような主張はとうの昔に論破されたと思ってた。

 でも、歴史は繰り返す。同じような主張は形を変えて復活し、また同じことが繰り返されるというわけだ。その流れの途上にいる現在、そろそろまたヴァレリーみたいなヤツが現れてくるのは必然だ。

 いやいや、そんなマジ●チにはとっとと退場願いたいというなら、もうSNSとかブログとかはやめて、ネットは見て楽しむだけに制限すればいい。どんな形であれ、世間に自分の主張を開陳するということは、どんな攻撃をされるやもわからないという緊張感の中にある。

 その緊張感があるからこそ、またペンを(パソコンで書いているけど)を走らせる。
(文=昼間たかし)

紗栄子、親戚の結婚式に“マナー違反コーデ”で参加……いとこの子どもの顔・名前を晒し非常識ぶりに拍車!

 タレントの紗栄子が、2月11日に自身のInstagramを更新。いとこの結婚式に出席したことを報告したのだが、現在批判の的になっているという。

 この日、いとこの結婚式に出席した模様を多数投稿した紗栄子。1回目の投稿では結婚式で着用したコーディネイトを紹介し、真っ赤なシャツにブラックのパンツスタイルというクールなコーディネイトを披露した。

 これに対し、リプライには「かっこいい」「何度でも惚れなおす」「いつも通りかわいいです」といった声が殺到。ファッションリーダーとファンの間で言われている紗栄子だけに、ここでもファン受けする抜群のセンスを発揮した様子なのだが……。

「ファンはそういってますが、ネットはカンカンに怒ってましたよ」というのはファッション誌関係者だ。

「今回の結婚式コーデですが、ラフ仕様でさも芸能人を気取っていますが、マナーとしては最低です。結婚式では上下色の違う服を着ると別れを意味するということで、敬遠されている。また、こういうときは指先を隠すパンプスが好ましいのですが、紗栄子さんはサンダルを着用。大人としてマナーぐらいは守って欲しいですよね。正直、厳しいことを言いますが、このコーデからは“いとこの結婚を本気で祝う気ゼロ”との印象。自己満足って感じですよね(笑)」

 先日はモデルの三浦りさ子が知人の結婚式に参加した際、着るものに困り「家にあるもので組み合わせてなんとか……」と用意したラフな服装が話題に。「オシャレ感をアピールしたいだけの確信犯」と批判の声が上がっていたこともあり、世間は芸能人のフォーマルコーデに厳しい様子。紗栄子もその中のひとりとなってしまったよう。ちなみに、この紗栄子のコーデは、ガソリンスタンド「エネオス」のスタッフが着ているユニフォームに似ていると揶揄されて「エネオスガール」「ガソリン満タ~ン!」といった声が上がっている。

 また、この正装マナー問題以外にも、紗栄子の場合は批判が集まっているようで、

「紗栄子さんはコーデのほかに、結婚式の様子やいとこの子どもをあやす写真を載せていました。紗栄子さんとしては何気なく投稿したかもしれませんが、子どもの顔と名前を晒してしまい、『自分の子どもは隠すのにいとこの子どもは晒すとかありえない』『この子にもし何かあったら責任負えるのか?』とネットの子を持つ母親たちが大激怒。さらに、メッセージで『たくさんいるいとこの中で、唯一同い年のみもえ』『みもえ本当におめでとう。世界一綺麗だよ』と、いとこの名前と年齢も公表「マウンティングかよ!」「非常識ぶりを発揮してバカ丸出し」と、こちらにも批判集中。ファッションセンスだけではなく、いろんな部分でひんしゅくを買ってしまったようですね」(芸能記者)

 Instagramに投稿した中で、「私が参加すると迷惑をかけてしまうのではないかととても心配をしていた」「そっと見守ってくれた皆さんも本当にありがとうございました」とのメッセージを綴り、出席に躊躇する気持ちがあった事を明かした紗栄子だが……。出席しないほうが、自分のためになったかも!?

太客マダムからの高額プレゼントが大炎上! ”半裸ホストクラブ”が営業停止処分に

 金持ちの女性を相手にした中国上海の高級ホストクラブが摘発され、話題になっている。1月25日、上海市内中心部にあるクラブ「白馬会所」が、地元公安警察により営業停止に追い込まれた。同店は、いわゆるホストクラブ。上海中心部の静安区にあり、店舗面積は約 1,600平方メートル。VIPルームが17部屋あった。

 同店の親会社は、中国全土でクラブ、バー、ヨットクラブなどを展開している大企業。ホームページを見ると、2年前にはサッカー元スペイン代表アンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)を招待したパーティーも行っている。

 過去に同店がSNSに投稿していた、上半身裸のマッチョなイケメンが入り口の両サイドに並んで客を出迎えたり 、そろいのアーミー服でポーズを決めた様子などが写っていた(現在は削除)。また、同店でホストとして働くには、身長180センチ以上、イケメン、オシャレなファッションといった条件があったとされる。

 富裕層の女性を相手にしているだけあって、チップは最低1,000元(約1万6,000円)から。今回、SNSにアップされたある投稿を公安が問題視、摘発に動くこととなった。

 習近平政権は不正や汚職を厳しく取り締まっているが、同時に、度が過ぎる金持ちの道楽にも厳しい目が向けられている。

 きっかけとなったのは、あるホストが28歳の誕生祝いの様子をアップした投稿だった。

「昨日の夜、上海白馬会所で、金主(*)28個もの贈り物をくれた。未払いのツケを払ってくれただけでなく 、純金のコップももらった。27歳の時のプレゼントはアウディだった」

(*お金をくれる人の意味、ここでは有閑マダムのような女性客を指すものと思われる)

 これがネット上で大炎上し、同店での過去の馬鹿騒ぎの様子も発覚。さらに、くだんのホストが実習中の医学生だという個人情報などもさらされる羽目になった。

 一度この店に行ったことがあるという、飲食店を経営する30代女性は「上海では結構有名な店でした。私が行った時は、そこそこ格好良いホストを指名して2,000元(約3万2,000円)以上チップを払った。でも、さすがにちょっと高すぎるかな 」と話す。

 この騒動、あるインフルエンサーが「上海出身の有名女性歌手が同店の常連客だ」と暴露するなど 、まだまだくすぶり続けそうだ。

英国王室・メーガン妃、悲痛な“父親への手紙”に考える、「娘の足を引っ張る親」の胸中

 羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「私はあなたのことを愛し、守り、擁護し、できるだけの経済援助もしてきた」メーガン妃
(「Daily mail UK」2月9日)

 小室圭氏の母親が抱える元婚約者との金銭トラブル。先月、代理人を通じて、小室氏は見解を発表したが、法的に不備はなくても、印象としては「絶対返しません」という小室母子の金銭への執着すら感じるものだった。そして、新たな問題も浮上している。「女性自身」(光文社)で、清原博弁護士が「元婚約者から受け取った金銭が借金ではなく、贈与ならば贈与税の対象となる」と指摘したのだ。また、小室氏の母と元婚約者が、内縁関係であれば贈与税はかからないが、その代わり、これまで受け取ってきた遺族年金は受け取れなくなり、現在からさかのぼって5年分の不正受給分を返金しなければならないとも付け加えた。

 なぜ小室氏はアルバイトの身でプロポーズしたのか、母親の元婚約者との金銭トラブルはどうなっているのか、アルバイトの青年のために誰が何の目的で高額な米留学費用を出したのか……小室氏にまつわる謎は常にカネの問題だが、「女性自身」によると、眞子さまは小室氏との結婚をあきらめていないそうだ。この後に及んで、そこまで結婚したいと思われるのなら、眞子さまが皇室を捨てる覚悟と引き換えに結婚することを、秋篠宮さまも認めたらどうだろうか。尋常でない苦労が待っていることは間違いないが、それもまたプリンセスの人生である。

 海外にも、“捨てられない”プリンセスがいる。メーガン妃である。離婚歴のある外国人女性が、イギリス王室に嫁ぐということで世界的な注目を浴びたが、恥も外聞もなくメーガンの足を引っ張ろうとする家族の存在が話題を集めている。

 メーガン妃の母親は、離婚と再婚を経験しているため、異母兄妹が存在する。姉のサマンサ・クールは『The Diary of Prinsecc Pushy’s Sister』(でしゃばりなプリンセスを妹に持つ姉の日記)という書籍を発表、異母兄のトーマス・マークル・ジュニアは「結婚をとりやめるべき」とヘンリー王子に手紙を送り、メーガン妃の父親はパパラッチと組んで、イギリスの旅行ガイドを見たり、式服をあつらえている自身の姿を写真を撮らせている。パパラッチが出版社に写真を売り込んで報酬を得ることを考えると、父親にも分け前が与えられたと考えるのが自然だろう。

 結婚後も、「うちの娘ったら連絡もくれない、冷たいでしょ」などとワイドショーやマスコミに連呼する父親に対し、現在妊娠中のメーガン妃の健康を気遣った親友たちは、匿名を条件にアメリカの雑誌「ピープル」に、メーガン妃が父親に手紙を送っていたと告白。それを受けて、父親がその手紙を公開した

 意訳すると、メーガン妃は父親の行為に心がずたずたになったこと、誰かに操られているかのような行動が理解できないとした上で、父が話す金銭に関するウソにも触れている。

 「You’ve said I never helped you financially and you’ve never asked me for help which is also untrue, (お父さんは、私にお金やその他の助けを求めたことがないと言っていたけど、それもウソ)「I have only ever loved, protected, and defended you, offering whatever financial support I could(私はあなたのことを愛し、守り、擁護し、できるだけの経済援助もしてきた)」と書いている。メーガン妃はきっと、ずっとお父さんに対し、愛情と誠意を持って接してきたのに、お父さんあなたはどうして……と思っているのだろうが、この2箇所を読んで、私は腑に落ちた気がした。父親は、これまでカネを送ってきたメーガン妃を手放したくない、だから足を引っ張るような真似をしてでも気を引きたいのだろう。ましてや嫁ぎ先は王室である。うまくいけば、メーガン妃からもらうより、多額のカネをひっぱれると思っているのではないか。

 親が子どもからカネを引っ張るということが信じられない人もいるだろうが、実はそう珍しいことではない。例えば、山口百恵さんの『蒼い時』(集英社文庫)によると、父親は別に家庭があり、百恵さんを認知したものの、家庭には1円の生活費も入れなかった。しかし、百恵さんがスターになると豹変、親権を要求してくる。もちろん、一緒に暮らしたいという気持ちからではなく、カネのためである。週刊誌に“出生の秘密”として自分との関係を売り込み、百恵さんに内緒でプロダクションに借金をし、ほかのプロダクションからは移籍料と称してカネを受け取っていた。自分が入院したときは、マスコミを呼びつけて、娘に会わせてもらえないとかわいそうな父親を演じて見せた。結局、百恵さんが手切れ金を渡すことで関係を切ったそうだ。百恵さんに限らず、親にたかられる芸能人は多いが、一度大金を手にしてしまうと、たとえ自分の子どもであっても味をしめてしまう部分があるのだろう。

 メーガン妃に話を戻そう。恐らく、話せばわかってくれるはずとメーガン妃は思って手紙を書いたのだろうが、こういう人には言っても無駄である。関わりを持ったことをまたマスコミに話し、取材費としていくらもらおうかぐらいしか考えていないと言ったら、言い過ぎだろうか。

 メーガン妃は現在、懐妊中。彼女の家族は、ヘンリー王子と、生まれてくるロイヤルベビー、それとエリザベス女王たちであり、実家の家族は忘れた方がよい。メーガン妃が心安らかに出産されることをお祈りする。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの

『家売るオンナの逆襲』北川景子が不倫を推奨!? “ホームとエロス”論に疑問

 北川景子が不動産業界のスーパー営業ウーマンを演じるドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)の第6話が13日に放送され、平均視聴率11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.3ポイントダウンとなりました。

(前回までのレビューはこちらから)

 前回のラスト、フリーランスの不動産屋・留守堂謙治(松田翔太)が、小学校時代の同級生の“ドジスケ”こと三瓶良雄だと知った三軒家万智(北川)。整形してまで自分のことを想い続けていることを知るのですが、屋代大(仲村トオル)と結婚しているため、愛の告白を退けます。

 しかし、この密会をこっそり覗き見していた屋代は、万智が断ったシーンを見逃してしまったため、「隠れて交際を始めるのでは?」と疑心暗鬼に陥ってしまいます。

 そんな中、万智は、カリスマ美容師の八十多湊人(武田航平)と、その妻で美容院の経営者でもあるつぐみ(内山理名)の新居購入を担当することに。2人は良きビジネスパートナーであり仲も良好なのですが、お互いを束縛したくないと自由恋愛を認め合い、実際に湊人はアパレル店員の尾田まり(筧美和子)と不倫中ということが判明し、万智の部下・庭野聖司(工藤阿須加)は衝撃を受けます。

 その庭野は、万智と留守堂の不倫疑惑を屋代から聞かされると、自身が万智に対して淡い気持ちを抱いていることもあり憤慨。留守堂をバーへ誘い、万智との関係を問いただすのですが、不倫関係を否定された上で、“密かに思う心の自由”を共有する仲だと言われたために意気投合するのでした。

 そして実は、まりの夫・尾田順平(橋爪淳)から、夫婦仲を温めるために密かに新居購入の相談を受けていた留守堂は、まりの不倫や八十多夫妻の特異な関係性を庭野から聞かされたことで、思案顔を浮かべます。

 一方、不倫デートを重ねる湊人とまりは、偶然にもその姿を順平に目撃されてしまい、マンション契約のため湊人が1人でテーコー不動産を訪れた際、順平に怒鳴り込まれる事件が発生してしまうのでした。

 湊人は、まりも自由恋愛を許された身であると思い込んでいたためにショックを受け、つぐみとの関係性も見直そうと、マンション購入を中止に。これをあっさり聞き入れた万智ですが、当然そのまま引き下がるわけもなく、留守堂とタッグを組み、ある秘策を打ち出します。

 その作戦とは、偶然を演出して、つぐみと順平を結び付けてしまおうというもの。紙袋に入ったオレンジをつぐみが坂の上から落としてしまうように仕向け、順平が拾うことで接近させるなどのギャグかと思えるような作戦によって、見事にW不倫の関係を築くことに成功するのでした。

 そして、四角関係となった両夫妻をテーコー不動産に招いた万智は、同じマンションの別室をそれぞれが購入することで、夫婦と恋愛、“ホームとエロス”の関係をほぼタイムラグなしで切り替えることができると提案。「他人の目など屁のカッパ」と不倫関係を推奨することで、留守堂とともに家を売ることに成功します。

 これで一件落着かと思いきや、万智に構ってもらえず寂しさを抱える屋代が、元部下の白洲美加(イモトアヤコ)がパート勤めをするスーパーの店長・三郷楓(真飛聖)と何やら怪しい関係になるのでは……と予感させる展開になったところで今回は終了となりました。

 今回、何より驚いたのは、不倫をほぼ全肯定したストーリーを、スポンサーがよく承諾したな、ということでした。“夫婦は見つめ合って生きていくべき”と主張していた順平も、万智たちが演出したショボい出会いであっさり陥落。坂道でオレンジ転がしたり、絡んできたチンピラから守ることで惚れさせたりって、ホント失笑レベルでした。

 そんなチャレンジングな展開だったものの、視聴者に対して何を訴えたかったのか、テーマがイマイチわかりませんでした。結末から考えれば、新しい夫婦の在り方を提案したかったのかもしれませんが、お互いに不倫を認め合い、同じマンションに住みましょう、という終わり方は、ものすごく安直に思えました。

 もともと、お互いの恋愛を許容していた八十多夫妻側からすればそれもアリなのかもしれませんが、織田夫婦側、特にまりの場合は忍んで会う背徳感を楽しんでいたのではないかと。それを夫公認でとなったら、一気に熱が冷めてしまうのではないかと思うのですが、そのあたりを都合よくスルーしてしまうあたり、登場人物たちをただのコマとしか考えていないのだと感じてしまいました。

 それと、“ホームとエロス”論ですが、同じマンションに住んでいれば結局は不倫もホームの感覚になってしまうのではないでしょうかね。4人のうちの誰かが新たなエロスの関係を他で築いた時、ものすごい修羅場が訪れるような気がしてなりません。離婚することになった時、財産分与で揉めに揉めそうですよね。

 不倫を題材にしたのは恐らく、万智と屋代の夫婦関係の危機を描くためだと思うのですが、屋代の気弱な性格からして危うい展開になる気がしないんですよね。なんとかして視聴者のハラハラ感を煽ろうとしているようですが、屋代は明らかに据え膳食わぬタイプ。「こいつは不倫しないだろ」という安心感しかありません。

 それでもまあ、万智が“仕事と家庭の両立に悩む”姿を描くのが今シリーズの大テーマだと思いますので、次回からどう展開していくのか注目です。
(文=大羽鴨乃)

『家売るオンナの逆襲』北川景子が不倫を推奨!? “ホームとエロス”論に疑問

 北川景子が不動産業界のスーパー営業ウーマンを演じるドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)の第6話が13日に放送され、平均視聴率11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.3ポイントダウンとなりました。

(前回までのレビューはこちらから)

 前回のラスト、フリーランスの不動産屋・留守堂謙治(松田翔太)が、小学校時代の同級生の“ドジスケ”こと三瓶良雄だと知った三軒家万智(北川)。整形してまで自分のことを想い続けていることを知るのですが、屋代大(仲村トオル)と結婚しているため、愛の告白を退けます。

 しかし、この密会をこっそり覗き見していた屋代は、万智が断ったシーンを見逃してしまったため、「隠れて交際を始めるのでは?」と疑心暗鬼に陥ってしまいます。

 そんな中、万智は、カリスマ美容師の八十多湊人(武田航平)と、その妻で美容院の経営者でもあるつぐみ(内山理名)の新居購入を担当することに。2人は良きビジネスパートナーであり仲も良好なのですが、お互いを束縛したくないと自由恋愛を認め合い、実際に湊人はアパレル店員の尾田まり(筧美和子)と不倫中ということが判明し、万智の部下・庭野聖司(工藤阿須加)は衝撃を受けます。

 その庭野は、万智と留守堂の不倫疑惑を屋代から聞かされると、自身が万智に対して淡い気持ちを抱いていることもあり憤慨。留守堂をバーへ誘い、万智との関係を問いただすのですが、不倫関係を否定された上で、“密かに思う心の自由”を共有する仲だと言われたために意気投合するのでした。

 そして実は、まりの夫・尾田順平(橋爪淳)から、夫婦仲を温めるために密かに新居購入の相談を受けていた留守堂は、まりの不倫や八十多夫妻の特異な関係性を庭野から聞かされたことで、思案顔を浮かべます。

 一方、不倫デートを重ねる湊人とまりは、偶然にもその姿を順平に目撃されてしまい、マンション契約のため湊人が1人でテーコー不動産を訪れた際、順平に怒鳴り込まれる事件が発生してしまうのでした。

 湊人は、まりも自由恋愛を許された身であると思い込んでいたためにショックを受け、つぐみとの関係性も見直そうと、マンション購入を中止に。これをあっさり聞き入れた万智ですが、当然そのまま引き下がるわけもなく、留守堂とタッグを組み、ある秘策を打ち出します。

 その作戦とは、偶然を演出して、つぐみと順平を結び付けてしまおうというもの。紙袋に入ったオレンジをつぐみが坂の上から落としてしまうように仕向け、順平が拾うことで接近させるなどのギャグかと思えるような作戦によって、見事にW不倫の関係を築くことに成功するのでした。

 そして、四角関係となった両夫妻をテーコー不動産に招いた万智は、同じマンションの別室をそれぞれが購入することで、夫婦と恋愛、“ホームとエロス”の関係をほぼタイムラグなしで切り替えることができると提案。「他人の目など屁のカッパ」と不倫関係を推奨することで、留守堂とともに家を売ることに成功します。

 これで一件落着かと思いきや、万智に構ってもらえず寂しさを抱える屋代が、元部下の白洲美加(イモトアヤコ)がパート勤めをするスーパーの店長・三郷楓(真飛聖)と何やら怪しい関係になるのでは……と予感させる展開になったところで今回は終了となりました。

 今回、何より驚いたのは、不倫をほぼ全肯定したストーリーを、スポンサーがよく承諾したな、ということでした。“夫婦は見つめ合って生きていくべき”と主張していた順平も、万智たちが演出したショボい出会いであっさり陥落。坂道でオレンジ転がしたり、絡んできたチンピラから守ることで惚れさせたりって、ホント失笑レベルでした。

 そんなチャレンジングな展開だったものの、視聴者に対して何を訴えたかったのか、テーマがイマイチわかりませんでした。結末から考えれば、新しい夫婦の在り方を提案したかったのかもしれませんが、お互いに不倫を認め合い、同じマンションに住みましょう、という終わり方は、ものすごく安直に思えました。

 もともと、お互いの恋愛を許容していた八十多夫妻側からすればそれもアリなのかもしれませんが、織田夫婦側、特にまりの場合は忍んで会う背徳感を楽しんでいたのではないかと。それを夫公認でとなったら、一気に熱が冷めてしまうのではないかと思うのですが、そのあたりを都合よくスルーしてしまうあたり、登場人物たちをただのコマとしか考えていないのだと感じてしまいました。

 それと、“ホームとエロス”論ですが、同じマンションに住んでいれば結局は不倫もホームの感覚になってしまうのではないでしょうかね。4人のうちの誰かが新たなエロスの関係を他で築いた時、ものすごい修羅場が訪れるような気がしてなりません。離婚することになった時、財産分与で揉めに揉めそうですよね。

 不倫を題材にしたのは恐らく、万智と屋代の夫婦関係の危機を描くためだと思うのですが、屋代の気弱な性格からして危うい展開になる気がしないんですよね。なんとかして視聴者のハラハラ感を煽ろうとしているようですが、屋代は明らかに据え膳食わぬタイプ。「こいつは不倫しないだろ」という安心感しかありません。

 それでもまあ、万智が“仕事と家庭の両立に悩む”姿を描くのが今シリーズの大テーマだと思いますので、次回からどう展開していくのか注目です。
(文=大羽鴨乃)

竹内結子『QUEEN』第5話が、あんまり不快じゃなかった件……それでも全然面白くないけど

 過去4回にわたって「とにかく不快である」と酷評を書き並べてきた竹内結子主演の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)も第5話を迎えました。まだ見てます。視聴率は7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、相変わらず低空飛行です。

 さて、5話目にしてこのドラマは、だいぶ趣を変えてきました。前回までは、とにかくネット世論に迎合して悪態をつきまくることだけにご執心だったようですが、ようやく「作劇しよう」という意思を感じられたのが今回。あんまり不快じゃなかったので、まあよかったんじゃないでしょうか。振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 

■突然の叙述トリック投入

 危機管理のスペシャリストである氷見弁護士(竹内)のところに仕事を持ち込んだのは、“主婦のオピニオンリーダー”としてテレビに出まくっている木村さん(遠野なぎこ)。夫の経済評論家・中山さん(デビット伊東)はかつてお茶の間の支持を集める人気者でしたが、最近は夫婦の仕事量が逆転し、すっかり落ち目だそうです。

 そんな妻・木村さんが夫・中山さんからDVを受けているので、離婚したいとのこと。その後、なんやかんやあってDV被害がウソで、木村さんの不倫がスッパ抜かれて離婚が成立。一見落着と思いきや、離婚スクープはすべて氷見さんによって仕組まれた、夫婦の関係修復のための策略だったというあたりが叙述トリック的に種明かしされました。

 相変わらずネットの炎上書き込みを「世論のすべて」として扱っていたり、その世論を思うままにコントロールすることに快感を覚えているように見える竹内結子の姿は不快ではあるんですが、これまでのような特定のマイノリティに対する攻撃性・暴力性はだいぶ弱まっています。

 もしかしたら、最初からこれがやりたかったのかな、と感じるんです。時事ネタをトレースした舞台設定の中で、頭の切れる弁護士・竹内結子が、誰にも思い浮かばないような大胆な作戦を立案し、誰も傷つかない結末を導く。その爽快感と、コンゲーム的な知略の妙を楽しむ作品を目指していたのかもしれない。

 そう考えると、ああ、だとすればこれは上手くやれば面白くなるかもしれない。そう思えた回でした。

■面白くはなかったけど

 ドラマが本来やりたかったことが見えてくると、がぜん安心します。4話までは、本当に人を傷つけることだけが目的で作っているんじゃないかと思えて超ムカついていましたが、シナリオを詰める時間がなかったのかもしれないし、単にヘタだっただけかもしれない。ヘタであることは視聴者にとって害にはなりませんから、今回も面白くはなかったけど、責める気にはなりません。このエピソードで遠野なぎことデビット伊東というキャスティングにも皮肉を通り越した悪意を見ますが、まあシャレの調整度合いがヘタなんだろうと思えば腹も立たないもので。それでも、妻が夫のために仕事を棄て、人格破綻者というレッテルを貼られながら生涯尽くすことがハッピーなエンドとして演出されるあたりは辟易としますが。

 脚本のクレジットは今回も倉光泰子さんと三浦駿斗さんの連名でしたが、おそらく2人より上の立場からの強烈なディレクションが入っていることが想像されます。ネットで炎上した時事ネタをモチーフにして、こういう人物でお話を作りなさい。そうしてキャラと基本設定だけ渡されて強引に辻褄を合わせる作業を強いられた脚本家が、1~4話は「どうにもならなかった」けど、5話は「なんとかなった」のかもしれない。そんな風に見えるのです。

 それが偶然の産物なのか、あるいは脚本家の意地なのか。今夜放送の第6話以降を待ちたいと思います。見続けるのが本当につらかったドラマですが、とりあえず見どころができてホッとしているというのが私の本音でございます。はい。おつかれさまでした。

(文=どらまっ子AKIちゃん)

竹内結子『QUEEN』第5話が、あんまり不快じゃなかった件……それでも全然面白くないけど

 過去4回にわたって「とにかく不快である」と酷評を書き並べてきた竹内結子主演の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)も第5話を迎えました。まだ見てます。視聴率は7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、相変わらず低空飛行です。

 さて、5話目にしてこのドラマは、だいぶ趣を変えてきました。前回までは、とにかくネット世論に迎合して悪態をつきまくることだけにご執心だったようですが、ようやく「作劇しよう」という意思を感じられたのが今回。あんまり不快じゃなかったので、まあよかったんじゃないでしょうか。振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 

■突然の叙述トリック投入

 危機管理のスペシャリストである氷見弁護士(竹内)のところに仕事を持ち込んだのは、“主婦のオピニオンリーダー”としてテレビに出まくっている木村さん(遠野なぎこ)。夫の経済評論家・中山さん(デビット伊東)はかつてお茶の間の支持を集める人気者でしたが、最近は夫婦の仕事量が逆転し、すっかり落ち目だそうです。

 そんな妻・木村さんが夫・中山さんからDVを受けているので、離婚したいとのこと。その後、なんやかんやあってDV被害がウソで、木村さんの不倫がスッパ抜かれて離婚が成立。一見落着と思いきや、離婚スクープはすべて氷見さんによって仕組まれた、夫婦の関係修復のための策略だったというあたりが叙述トリック的に種明かしされました。

 相変わらずネットの炎上書き込みを「世論のすべて」として扱っていたり、その世論を思うままにコントロールすることに快感を覚えているように見える竹内結子の姿は不快ではあるんですが、これまでのような特定のマイノリティに対する攻撃性・暴力性はだいぶ弱まっています。

 もしかしたら、最初からこれがやりたかったのかな、と感じるんです。時事ネタをトレースした舞台設定の中で、頭の切れる弁護士・竹内結子が、誰にも思い浮かばないような大胆な作戦を立案し、誰も傷つかない結末を導く。その爽快感と、コンゲーム的な知略の妙を楽しむ作品を目指していたのかもしれない。

 そう考えると、ああ、だとすればこれは上手くやれば面白くなるかもしれない。そう思えた回でした。

■面白くはなかったけど

 ドラマが本来やりたかったことが見えてくると、がぜん安心します。4話までは、本当に人を傷つけることだけが目的で作っているんじゃないかと思えて超ムカついていましたが、シナリオを詰める時間がなかったのかもしれないし、単にヘタだっただけかもしれない。ヘタであることは視聴者にとって害にはなりませんから、今回も面白くはなかったけど、責める気にはなりません。このエピソードで遠野なぎことデビット伊東というキャスティングにも皮肉を通り越した悪意を見ますが、まあシャレの調整度合いがヘタなんだろうと思えば腹も立たないもので。それでも、妻が夫のために仕事を棄て、人格破綻者というレッテルを貼られながら生涯尽くすことがハッピーなエンドとして演出されるあたりは辟易としますが。

 脚本のクレジットは今回も倉光泰子さんと三浦駿斗さんの連名でしたが、おそらく2人より上の立場からの強烈なディレクションが入っていることが想像されます。ネットで炎上した時事ネタをモチーフにして、こういう人物でお話を作りなさい。そうしてキャラと基本設定だけ渡されて強引に辻褄を合わせる作業を強いられた脚本家が、1~4話は「どうにもならなかった」けど、5話は「なんとかなった」のかもしれない。そんな風に見えるのです。

 それが偶然の産物なのか、あるいは脚本家の意地なのか。今夜放送の第6話以降を待ちたいと思います。見続けるのが本当につらかったドラマですが、とりあえず見どころができてホッとしているというのが私の本音でございます。はい。おつかれさまでした。

(文=どらまっ子AKIちゃん)