高齢者、空き室増加で”スラム化”も!? 都内に乱立するマンション群に異変……

 2020年の東京五輪パラリンピックを控え、値上がりを続ける不動産市場。ここ数年、都内では高層マンションの建設ラッシュが続いてきたが、今年に入ってようやくその流れにも陰りが見え始めた。

「不動産業者の間でささやかれる『2019年問題』です。今年は世帯総数のピークアウトが起こるとされており、国内需要の低下が予想される。加えて、税制改正や過去の事例から、投資目的で所有する外国人投資家による『売り』も加速するとみられている。不動産価格が一気に下落するのではと、警戒感が高まっているのです」(不動産アナリスト)

 その一方、業界内ではもうひとつのリスク要因として注目されているのが、管理面の問題である。管理がおろそかになることによって生じる「スラム化」の懸念が、マンション住民を直撃する恐れがあるというのだ。

「住民の高齢化や、人口減の影響を受けた空き室の増加により、管理の行き届かないマンションが急増する可能性が高いんです。都内の多くのマンションで、住民による自治機能の空洞化が加速し、居住空間の荒廃が進む危険にさらされています」(同)

 すでにその兆候が、都内のあちこちのマンションで現れ始めている。そのひとつが、都内の湾岸地域に建つ1棟のマンションだ。住民の会社員男性(40)はこう訴える。

「今年に入って、理事に選任されて、理事会に初めて出席したんです。そこで理事長から聞いた話にがくぜんとしました」

 男性が築30年の中古マンションを購入したのは、約3年前。霞が関の職場にも近く、全面リフォームされた部屋はきれいで日当たりもよく、「住み心地は抜群」だった。住居そのものへの不満はなかったものの、落とし穴は「部屋の外」に潜んでいた。

「最大の問題は、理事会が管理する予算が逼迫していること。理事長によると、本来10年間で5,000万円積み立てていたはずの修繕積立金が、わずか3,000万円しか残っていなかったというのです」(同)

 原因を探っていくと、管理会社が修繕積立金から資金を無断流用していたことが判明。理事長が管理会社の担当者を問い詰めると、とんでもない実態が明らかになった。

「そもそも割高に設定されていた管理費を賄うため、不足分を修繕積立金から抜いていたのです。しかも、管理会社側は『このままでは建物の修繕ができない』として、管理費と積立金のさらなる値上げを要求してきました」(同)

 管理会社の対応に疑問を感じた理事長は、知り合いの不動産店を通じて別の業者に相談。交渉の結果、管理会社を変更することで、値上げという事態は避けられたという。

「あのまま管理会社の言うなりだったら、どうなっていたことか……。たまたま理事長がしっかりした人で、今回は最悪の事態は免れましたが、現在の住民の多くは高齢者で、今後の理事会の運営には不安も残る。今後もここに住み続けるべきか、真剣に悩んでいます」(同)

 ただ、マンション事情に詳しい不動産ジャーナリストによると「修繕積立金の収支をクリアにしていない管理会社は多く、同様の問題は都内の多くのマンションで起き得る」という。

 都内に乱立するマンション群にも、暗い影が迫りつつあるようだ。

自分の髪を抜く抜毛症は「こっちを向いて」のサイン! 医師に聞いた実態と治療法

 無意識のうちに髪の毛やまつ毛を抜いてしまう……。この行動は、抜毛症(トリコチロマニア)と呼ばれる病気の症状かもしれません。ヴィクシーモデルのサラ・サンパイオなど、有名人も続々とカミングアウトしているという「抜毛症」の実態と治療法について、横浜労災病院の皮膚科医師・齊藤典充先生にお聞きしました。

■抜毛症=精神の病とは言い切れない?

 抜毛症とは、正常な毛(髪の毛、眉毛、まつ毛など)を抜いてしまう精神障害だといわれています。しかし、「抜毛症を“精神の病気”と一言でくくるのは難しい」と齊藤先生は指摘します。

「学術書では『ストレスのはけ口としての自傷行為』といわれることもありますが、リラックスしていて、ストレスを感じていないときに抜いてしまう人もいます。病気と単なるクセはストレスの有無によって厳密には区別できません。『自分で正常な毛を抜く』という行為自体が抜毛症の定義となるのです。もともと『髪を触っていると落ち着く』という人が、その延長で抜き始める場合もあります」

 髪を抜く痛みはそんなに強くないために、快感になって抜いてしまいやすいそうです。では、抜毛症に、ほかの身体的疾患との関連性はあるのでしょうか?

「頭皮に湿疹があり、かくついでに毛を抜いてしまう、という人もいました。その場合は皮膚病を治してあげれば解決すると思います。また、抜毛していることを周りの人に知られたくないがために抜いた毛を食べてしまい、毛が消化されないで胃の中で固まって食欲減退を引き起こしていたケースもありました」

 齊藤先生によれば、「抜毛症は本人が自覚している場合がほとんど」とのこと。髪が不規則な抜け方をしていたり、抜くのに失敗した切れ毛・ちぢれ毛が目立つので、外見的にも判別できるケースが多いようです。

「大人は『自分で抜いてしまうんです』と言って受診することが多いのですが、親に連れられてきたお子さんの場合、すぐに『ハイ、抜いてます』とは認めないことが多いです。親に怒られるかもしれないという心理もありますが、ストレス起因の抜毛症の場合、そのストレスの原因の半分は学校や職場といった外の環境で、もう半分は家庭内にあるんです」

 子どもの場合、親の期待がプレッシャーとなって勉強中に毛を抜いてしまったり、両親が共働きでひとりぼっちの時間が多く、寂しさを紛らわすために抜いてしまうケースがあるそうです。本人の精神状態よりも、周囲の人の態度を変える必要がある場合も。

「素直でいい子がなりやすく、周りの人や物に当たれず、不満をひとりで抱え込んでしまいがちです。親に心配をかけたくないという気遣いから、誰にも見られない場所で抜きます。こういう子の場合、抜毛行為を『ダメ!』と否定してしまうと、隠れて余計に抜いてしまいます。大人の場合も、人に愚痴を言えなくて悩みを抱え込むタイプの人が多いですね」

 それでは、自分や身の周りの人が抜毛症かもしれないと気づいたとき、具体的にどのように対処すればよいのでしょうか?

「抜毛症は、手が毛を抜くことを覚えてしまっているので、とにかく頭を触らせないことです。頭にバンダナやタオルを巻いたり、帽子をかぶったりして髪の毛を隠すことで、抜く前に気づくことができます。触り心地の良いぬいぐるみを握るなど、別の手癖をつけるのもひとつの手です」

 また、抜く行為を防ぐのも重要ですが、「抜かない環境づくりも重要」と齊藤先生は言います。

「どのタイミング・場所で抜いているのか把握するために、どこに毛がたくさん落ちているのか観察してみるといいです。お子さんの場合、勉強机の周りにたくさん落ちているのであれば、勉強をする場所を変えてみたり、リラックスする時間を作ってみてはいかがでしょう。そもそも、『勉強がストレスになっているかもしれない』というヒントの表れなので、過度に期待をかけるような発言は控えましょう」

 抜毛症で医療機関を受診する場合は、基本的には皮膚科を受診し、必要に応じて精神科を受診する流れになるそうです。

「皮膚科では、皮膚病の場合を除き、初期の治療では主にカウンセリングを行います。そこでは抜かないためのアドバイスとともに、ストレスの原因がどこにあるのか、それを解消するにはどうしたらよいのかを患者さんと一緒に考えます」

 たとえば大人で、職場にストレスの原因がある場合は、「誰か相談できる人はいないか」「気分転換できる方法はないか」「どうしてもつらかったら、職場をお休みすることも検討してみては」といった提案をする場合もあるのだとか。

「抜毛症は『こっちを見て』という周りの人へのアピールのこともあるので、その場合は本人のケアだけでなく、周囲が寄り添って話を聞いてあげることや本人を許容して認めてあげることが重要です。身近に話せる人がいない場合は、遠くにいる家族やネットの友だちでもいいし、それこそ医療機関を頼ってくれてもいい。8割はそういった話し合いを続けると症状が改善します。一定期間治療をして、どうしても不安が募って抜毛もやめられないという場合は、精神科で心が楽になるお薬を処方してもらうことも選択肢のひとつです。段階を踏んで、一歩一歩治していきましょう」

 意外にも、薬なしで治る場合が多いという抜毛症。もしかして? と悩んでいる人は、まずは周りの人に相談し、皮膚科の受診を検討してみてはいかがでしょうか。
(松嶋千春/清談社)

齊藤典充(さいとう・のりみつ)
カリフォルニア大学サンディエゴ校留学・国立病院機構横浜医療センター皮膚科部長を経て、横浜労災病院皮膚科部長。なかでも脱毛症を専門とし、円形脱毛症や男性型脱毛症(AGA)など、デリケートな問題に悩む患者を救うべく診療を実施している。毛髪科学研究会世話人、日本臨床毛髪学会評議員。

横浜労災病院皮膚科

担当ホストに月200万円……OLから風俗嬢になった女が駆け上がった「ホス狂い」の階段

 ホストにハマりすぎている女たち――通称“ホス狂い”。「ホストに多額のカネを貢ぐ女」というイメージだけが横行する中、外の世界からはわからない彼女たちの悲喜劇がある。「ホストにハマらなかったら、今頃家が建っていた」という、新宿・歌舞伎町では名の知れたアラサー元風俗嬢ライター・せりなが、ホス狂いの姿を活写する。

 友達を初めてのホストクラブに連れて行くときは少しだけ罪悪感のようなものがある。なんというか、万引きに友達を誘うような気分になるのだ(もちろん比喩である)。だって、使うお金が、3,000円から3カ月後には100万円になっている可能性だってあるのだから。

 先日、この連載の担当編集者の希望で、彼女をホストに連れて行った。彼女は私に「ホス狂いの連載をしましょう」といってきたわりには、ホストに行ったことがないそうだ。

 そのときも実は少し罪悪感があった。もしかしたら彼女もそのままホス狂いの階段を駆け上がってしまうかもしれない。そして、そのうちホストの話ばかりするようになり、挙げ句の果てに編集者を辞めて風俗嬢になるかもしれない(その場合、この連載は終了する)。昔、ホストになんて縁がなかった友達が半年後にはOLを辞め、1年後には毎月200万円を担当ホストへ使う「エース」になってしまったように。

 3,000円が、100万円以上の遊びになる。なんだか、覚せい剤も最初はタダでもらえるんだとか、そんな話を想起する(もちろん比喩である)。つまり何が言いたいかというと、ホストで遊ぶ金額というのは最低金額と最高金額の幅が大きいのだ。だから、「騙されて大金を貢がされる」なんてイメージを持たれても致し方ない。

 実際にホストに行ったことのない人には、何がどうなって飲み代が数十万数百万になるのか想像がつきづらいと思う。今日はこの、「お金の話」がしたい。なので、ここでホストクラブの通貨単位を一度まとめてみようと思う。

・初回500~3,000円程度
・初指名 1時間1万~2万円の席料
・指名料 2,000円程度
・飲食料(3,000~100万円以上)
・TAX(総額の40%)

 TAXとは簡単にいうと、サービス料のようなものだ。つまり1回目は高くても3,000円程度、2回目以降は最低でも2~3万円のお金がかかる。店舗によっては2回目のハードルを下げるために、初めての指名は1万円飲み放題等のステップを設けていたりする。高すぎる階段は登りづらいから。

 担当編集がこの2段目の階段に足をかけるかはわからない。初回だけしか行かない、という人が大多数だ。

 先ほど少し話に出した、1年で、月に200万円を使う「エース」へと駆け上がっていった友達・サヤカ(仮名)を例にして説明する。サヤカはどのようにして初回客から「エース」への階段を登っていったのか。彼女から聞いた話をもとに再現してみよう。

 サヤカの2段目の階段は、1万円。彼女は新宿で友達と遊んでいた。22時。終電までは少し時間があった。そのとき、少し前に初回3,000円で行ったホストクラブのホストから「たまたま」連絡があった。

 ホストへ通うつもりはなかったので、たいした会話などしていなかった。でも、そのときはお酒も入っていてなんだか気分が良かったのだ。
「私、そんなにお金持ってないよ」
「初めての指名だし、1万円で飲めるから。遊びに来なよ」

 1万円だけなら、1回くらいいいかな。誰かと話したい気分だった。サヤカはあとで振り返って、そう語っていた。

 サヤカの3段目は14万円。いや、それはもうすでに数段飛び越えて10段目だったのかもしれない。「担当」になったホストは、別に顔が好みだとか元カレに似ているだとかそういうわけではなかった。ただ、初めての指名から、仕事が終わるころになると、毎日必ず電話がかかってきた。もちろんお店に来てもらうための、いわゆる「営業」であることくらいわかっていたし、電話に出ないときもあった。そう、どうでもいいような電話だったのだ。他愛もない話。

「じゃあ、今日も仕事頑張ってくるね」
「うん、頑張ってね」

 ホストの太客の中には100万円以上を毎月使う人もいるらしい。それなのに、1万と3,000円“しか”使っていない私に毎日連絡してくれる。どうでもいい着信は、そのときにはもう「してくれる」ものになっていた。「してくれる」から、お礼をしようと思った。

 1万円を使ってから1カ月後。ちょうど、ホストクラブの何周年だとか、名目は忘れたけれどイベントがあった。他愛もない話に付き合ってくれる。そのお礼の気持ちで貯金を下ろした。

 シャンパン含めて10万円。TAX入って14万円。シャンパンコール。店中のホストが集まってくる。担当ホストと私にマイクが向けられる。テレビドラマで見たことがあるような光景だった。

「初めてのシャンパン、ありがとう。これからもっと仲良くしていこうね」
「……………」

 緊張なのか何も言えなかった。あのとき、ドラマのヒロインはなんて言ってたっけ……そこからは階段の頂上まではあっという間だった。

「風俗のお店を紹介してほしい」

 サヤカをホストクラブに連れて行ってから、半年後のことだった。

 私とサヤカは風俗の同僚になった。真面目なサヤカは毎日、それこそ朝から朝まで働いていた。これは私の偏見だが、もともと昼の仕事をしていた女の子がホストにハマると、ものすごいスピードでホス狂いへの階段を昇っていく。遅刻もしない、当日欠勤もしない。社会人として当たり前だと思うかもしれないが、風俗の世界ではそれだけでもう優等生だったりする。

 1日10万円。月に20日働いて200万円。生活費はどうしているのかというと、担当ホストと一緒に住み始めたそうだ。究極の節約術である。

 こうしてサヤカは1年で担当ホストの「エース」になった。毎月200万円。天井知らずの世界とはいえ、ホス狂いの階段の頂上付近まで登っていたように見えた。

 長々と「エース」への道のりについて説明してきたが、これはもちろんホストの世界の一例でしかない。全員が全員「エース」になるわけでもないし、風俗嬢になるわけでもない。月数万円くらいで楽しく飲み続けている人だっている。ちょっと贅沢な遊びであって、別に人生がかかっているわけではない人も多いだろう。

 私はホストやホス狂いの世界を糾弾する意図はまったくない。むしろホストが好きだからホストの話を嬉々として書いている。あくまで、ホストの世界でどうやって短期間で大金を使うかを説明したかっただけだ。それと短期間でエースにまで上り詰めた、真面目で一生懸命な一人の友達の話。見ようによっては、それは依存症であり、不幸への転落人生と思うかもしれない。

 けれど、私はそうは見たくない。だから、一貫して、彼女の1年間を「階段」の比喩でたとえてきた。そう、ホス狂いの階段は昇るものなのである。まあ、たまに頂上から飛び降りる人もいるけど。飛び降りるにしたって、高いところまで昇る必要があるのだ。下り階段かもしれないじゃないか、という指摘は受け付けない。それは自分が決めることだ。

 1段目は3,000円、2段目は1万円。3段目からはあっという間。てっぺんは雲の上、何度も言うが、天井はない。

 以上、ホス狂いが月に200万円を使うまでの簡単なあらすじである。ちなみに編集者が2段目、3段目の階段を昇ったところで私は止めるつもりはない。けれど、「若い男と話すのって楽しい!」と帰り際に叫んでいたので、やや心配ではある。

せりな
新宿・歌舞伎町の元風俗嬢ライター。『マツコが日本の風俗を紐解く』(日本テレビ系)で、 現役時代のプレイ動画を「徹底した商業主義に支配された風俗嬢」 と勝手に流されたが、 ホストに貢いでいたのであながち間違いではない。その他、デリヘル経営に携わるなど、業界では知られた存在。 現在も夜な夜な歌舞伎町の飲み屋に出没している。
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【バックナンバー】
第1回:歌舞伎町の元風俗嬢が語る、愛しき“ホス狂い”たち――「滑稽だけど大真面目」な素顔

「仲良しごっこ」「被害者を傷つける」事件を起こしたタレントの擁護で大炎上した芸能人3人

 2月1日、俳優の新井浩文が強制性交容疑で逮捕され、世間に激震が走ったが、その裏でひっそりと株を落とした俳優がいる。それが、新井と親交のあったムロツヨシだ。 

「ムロは同日にTwitterを更新し、『この時に、呟かないような関係ではないんです、呟きます』と前置きした上で、『目を見て、悪いことをした、と言ったら、思いっきり、叱ります、嫌という程、叱ります、それだけです、まだ目を見てない』とツイート。さらに『こっから、また、応援しよう』と意味深なツイートを続けて投稿しました。しかし、これについて、ネットユーザーから『被害者のいる事件の容疑で逮捕されたのに、なぜ応援するのか?』『仲良しごっこはやめるべき』といった批判が噴出。4日になって『この呟きは、アジアカップの決勝戦をみて、代表への思いでした 誤解を招くような呟きを反省して、謝罪させてください、申し訳ありませんでした』『被害者の方に対して配慮がありませんでした、申し訳ありません』と『応援しよう』ツイートを弁解し、謝罪したものの、『言い訳としか思えない』といった指摘が相次ぎ、再び炎上することになってしまいました」(芸能ライター)

 また、元TOKIOの山口達也が、未成年女性に対する強制わいせつ事件で書類送検となった際も、デヴィ夫人のある発言に批判が飛び交った。

「デヴィ夫人は、山口が無期限謹慎処分(のちに脱退)を受けたのちの昨年4月26日、自身のブログで、『たかが キス位で無期限謹慎なんて厳しすぎ、騒ぎすぎでしょう!』『Kissされたら、トイレに行って うがいして「ちょっと失礼」と言って 2人で帰ってくれば良かったわけじゃないですか。母親に電話して 警察まで呼ぶなんて』と被害女性を責める文章を投稿。また、『事をここまで 大きく広げるなんて、関係者、スポンサー方に与えた損害は億単位、 計り知れません』と苦言を呈しました。これに対しネットからは、『被害者をさらに傷つけている、許せない』『芸能人に甘すぎる』といった非難の声が集中し、大きな波紋を呼びました」(同)

 また、タレントの楽しんごは2013年1月に発生した元フジテレビ・千野志麻アナウンサーの自動車運転過失致死事件について言及し、炎上した。

「楽しんごは事故が報道された際、Twitterで『チノパン可哀想』と、加害者の千野アナに同情を寄せるツイートを投稿しました。これに対し、『遺族が見たらどう思うか』『軽率すぎる』といった批判が集まり、ツイートを削除したものの、『反省しなキャッツ』『皆様軽率なコメントしてすみませんでした しんご反省しまちゅ』と反省の色がまったく見えないツイートを連投。これに対し、さらに批判が集まり、炎上状態になると『わぁーいー荒れてる!一躍有名人だー 2ちゃんねらーって相当暇だね』という挑発する投稿を続け、好感度はガタ落ちに。結局、自身も13年に元マネジャーの男性を殴ってケガをさせたとして、傷害容疑で書類送検され、テレビからほぼ姿を消しました」(同)

 交流があるという理由だけで加害者側をかばうと、もれなく飛び火し、自身の立場まで危うくなると、芸能界の人間は心しておくべきだろう。
(立花はるか)

「仲良しごっこ」「被害者を傷つける」事件を起こしたタレントの擁護で大炎上した芸能人3人

 2月1日、俳優の新井浩文が強制性交容疑で逮捕され、世間に激震が走ったが、その裏でひっそりと株を落とした俳優がいる。それが、新井と親交のあったムロツヨシだ。 

「ムロは同日にTwitterを更新し、『この時に、呟かないような関係ではないんです、呟きます』と前置きした上で、『目を見て、悪いことをした、と言ったら、思いっきり、叱ります、嫌という程、叱ります、それだけです、まだ目を見てない』とツイート。さらに『こっから、また、応援しよう』と意味深なツイートを続けて投稿しました。しかし、これについて、ネットユーザーから『被害者のいる事件の容疑で逮捕されたのに、なぜ応援するのか?』『仲良しごっこはやめるべき』といった批判が噴出。4日になって『この呟きは、アジアカップの決勝戦をみて、代表への思いでした 誤解を招くような呟きを反省して、謝罪させてください、申し訳ありませんでした』『被害者の方に対して配慮がありませんでした、申し訳ありません』と『応援しよう』ツイートを弁解し、謝罪したものの、『言い訳としか思えない』といった指摘が相次ぎ、再び炎上することになってしまいました」(芸能ライター)

 また、元TOKIOの山口達也が、未成年女性に対する強制わいせつ事件で書類送検となった際も、デヴィ夫人のある発言に批判が飛び交った。

「デヴィ夫人は、山口が無期限謹慎処分(のちに脱退)を受けたのちの昨年4月26日、自身のブログで、『たかが キス位で無期限謹慎なんて厳しすぎ、騒ぎすぎでしょう!』『Kissされたら、トイレに行って うがいして「ちょっと失礼」と言って 2人で帰ってくれば良かったわけじゃないですか。母親に電話して 警察まで呼ぶなんて』と被害女性を責める文章を投稿。また、『事をここまで 大きく広げるなんて、関係者、スポンサー方に与えた損害は億単位、 計り知れません』と苦言を呈しました。これに対しネットからは、『被害者をさらに傷つけている、許せない』『芸能人に甘すぎる』といった非難の声が集中し、大きな波紋を呼びました」(同)

 また、タレントの楽しんごは2013年1月に発生した元フジテレビ・千野志麻アナウンサーの自動車運転過失致死事件について言及し、炎上した。

「楽しんごは事故が報道された際、Twitterで『チノパン可哀想』と、加害者の千野アナに同情を寄せるツイートを投稿しました。これに対し、『遺族が見たらどう思うか』『軽率すぎる』といった批判が集まり、ツイートを削除したものの、『反省しなキャッツ』『皆様軽率なコメントしてすみませんでした しんご反省しまちゅ』と反省の色がまったく見えないツイートを連投。これに対し、さらに批判が集まり、炎上状態になると『わぁーいー荒れてる!一躍有名人だー 2ちゃんねらーって相当暇だね』という挑発する投稿を続け、好感度はガタ落ちに。結局、自身も13年に元マネジャーの男性を殴ってケガをさせたとして、傷害容疑で書類送検され、テレビからほぼ姿を消しました」(同)

 交流があるという理由だけで加害者側をかばうと、もれなく飛び火し、自身の立場まで危うくなると、芸能界の人間は心しておくべきだろう。
(立花はるか)

錦戸亮主演『トレース~科捜研の男~』、『半沢』『逃げ恥』にも共通する“ヒットの法則”とは!?

(これまでのレビューはこちらから

 2月4日に放映された『トレース~科捜研の男~』第5話。

 内容は、18年前の誘拐を機に行方不明となっていた女児が、現在の殺人事件の容疑者として浮上し、その真相に迫るというもの。次々と予想外な事実が発覚するスリリングな内容でありながら、ラストは感涙必至という高尚な回だった。

 今回のレビューでは、『トレース』というドラマ自体の魅力に触れつつ、2ケタ視聴率を維持する秘訣に迫っていく。さらに次週から突入する新章への期待も綴りたい。

■視聴者の本性まで炙り出す神回!!

 第5話は視聴者の引きつけ方に巧さがある。

「18年間行方不明だった女児が殺人犯!?」という切り口だけでもインパクトが強い。また、予想外の展開と共に、視聴者の善意と悪意を引き出しながら、画面にくぎ付けにする。中二病的な表現だが、前半では視聴者を天使にし、後半では悪魔にしてしまう巧妙な構造だ。

 前半は、子の無事を願う両親への共感という善意から物語にのめり込める。殺人現場に残された毛髪と、行方不明の女児のDNAが一致するところから物語は始まる。

「今娘はどこにいるのか?」「無事に生きていてほしい、けれど殺人犯であってほしくない」

 女児の両親の目線で礼二(錦戸亮)やノンナ(新木優子)の活躍を祈ることができた。

 後半は一変して、見る者に内在する悪意をくすぐる。そのターニングポイントは、女児の両親、島本彩花(矢田亜希子)と島本彰(山中聡)のDNA鑑定のくだりだろう。中盤で失踪中だった娘・ユウ(山本舞香)が警察に出頭するのだが、ユウ本人か確認するため、父・彰と母・彩花のDNAと一致するか鑑定を行う。ここで一波乱あり、彩花とは一致するも、彰とは一致しない。つまり彩花が別の男性と性的関係を結んだことになる。

 不倫をしたのか? 襲われたのか? それ以外の理由があるのか? 

 ゴシップ誌をめくるような邪な野次馬根性から、真相を知りたくなってしまう。そうして導かれたラストでは我々視聴者の涙腺を崩壊させ、善人に戻してくれる。彩花の過ちや彰の決断には賛否両論あるだろうが、18年間離れていた娘のユウが“何”によって、両親からの愛を感じていたのかは必見だ。ぜひ、見逃し配信などで確認してほしい。

 ただ、気になる点が一つ……どの回も家族愛を描いてばかりじゃないか!!

 第1話は母娘の絆。第2話は父娘の絆。第33話は娘の死と夫婦愛。第4話は兄弟愛。そして今回もまた、親子愛。

 こうして並べてみるとマンネリな作品にも見えるが、実は視聴率的な観点から言うと得策かもしれない。そう考えた理由を次章で述べる。

■高視聴率の隠し味は、ホームドラマ!?

 第5話の10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)も含め、『トレース』全話の平均視聴率は10.9%。この一年、月9で放映された、『コンフィデンスマンJP』(平均8.9%)、『絶対零度』(平均10.6%)、『SUITS』(平均10.7%)。まだ途中段階であるが、上記作品と比べても、トレースは一番の好成績を収めている。

 結果を支えているのは、前章でも触れた“家族愛”だろう。なぜ視聴率において得策なのかというと、2010年代の大ヒットドラマの共通点は、家族愛をスパイスにしているから。

『トレース』と同じ月9作品『コード・ブルー3』(2017年・フジテレビ)を見てみよう。こちらも医療ドラマでありながら、多くの回で家族愛が描かれている。メインメンバーや患者たちは、家族に関する悩みを抱えることが多かった。トレースで家族愛の描写が多いのも、同作品のヒットが影響しているのかもしれない。

 月9作品以外で例を挙げるなら、『半沢直樹』(2013年・TBS)。上司への倍返しが痛快な作品であるが、家族愛が重大な役割を担っている。半沢(堺雅人)が復讐を決意する理由は、父親の自殺。時として復讐鬼となる半沢の人間味を戻してくれるのが妻・花(上戸彩)。彼女に至ってはただの添え物にならず、半沢のピンチを何度も救うキーパーソンになっており、女性視聴者を置いてけぼりにしていないこともまた気持ちがいい。

『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年・TBS)でも、“契約結婚”という切り口から多くの家族愛を見せてくれた。みくり(新垣結衣)と津崎(星野源)の障害の多くが、家族を愛する気持ちから起きる。結婚挨拶を機に両親からの愛情を知り後ろめたい気持ちになったり、叔母・百合(石田ゆり子)に契約結婚だとバレないために協力し、二人の恋が発展したりする。

 平成に入って、ホームドラマ自体の視聴率は徐々に下がり、制作本数は少なくなった。けれど、現代ではさまざまなジャンルの作品のスパイスとして家族愛は活躍している。

 真正面から「家族の愛を描く」と謳われるとくすぐったい気持ちになるが、スリリングな事件や斬新なテーマの中に家族愛がサンドされていると惹きつけられてしまう。

 愛や憎しみ、さまざまな感情が混在しても、家族を想う気持ちは平成が終わろうとしている今でも変わらないのだろう。

■次週、新章突入!! 今後の展開は?

『トレース』の場合は、視聴率のためだけに家族愛を描いたわけではなさそうだ。その理由は第5話ラストのノンナの台詞。

「礼二さんって、次男ですよね?」という一言をキッカケに、礼二の兄が自殺したことがほのめかされる。原作では第1話から、礼二の家族の事件に重きを置いている。原作のメインストリームとなっていた要素をドラマでは懐刀にし、次週から始まる新章から濃密に描いていくようだ。礼二の家族の事件に入っていけば、今まで家族愛を描いた事にも意味合いが出て来るだろう。また、今まで描かれることの少なかった小雪や千原ジュニアらの演じる人物達がどのように物語に絡むのかも楽しみである。

 ちなみに具体的なネタバレは避けるが、礼二の事件には、『半沢直樹』っぽい復讐要素が絡んでくる。倍返し要素と家族愛のスパイス、大ヒットドラマの系譜を受け継ぐ本作の第6話にも期待したい。

(海女デウス)

宇垣美里アナは「タレントに不向き」!? “しいたけ占い”で判明した悲しい事実

 3月31日でTBSを退社することを発表した宇垣美里アナウンサーが、2月5日放送の『有田哲平の夢なら醒めないで』(同)に出演した。

 番組ではMCの有田哲平から美貌とトークを評価される一方、番組では彼女の性格が「芸能人としては不向き」と危惧する声も上がったという。

「番組恒例の『しいたけ占い』では、『攻撃性が高い』性格であることが不安視されていました。宇垣アナ本人もそのことを認め、会社員であれば『これは間違っているからこの言葉は言わない』と言えるが、タレントになると難しいだろうと予想。自身について『口が相当たつ』『ケンカに負けない』『正論で殴るタイプです』と自己分析していました」(テレビ誌ライター)

「闇キャラ」でブレークしたこともあってか、このところの彼女は常に何かに対して怒っているようなイメージがある。

「『あさチャン!』の降板を告げられた際に『なんで私が降りなきゃいけないの!』と絶叫して、コーヒーカップを壁に投げつけ、掃除もせずに退室した話は有名です。週刊誌の記事やネットの書き込みにブチ切れていることはしょっちゅうで、番組ではモコモコしたパーカーを着ていたら同僚に『寝巻きで出社ですか?』と言われたという些細な出来事についても怒りをぶちまけています。担当している連載コラムでは『私は決して怒ることをやめない。その気になれば黒魔術だって使える』とまで語るほど好戦的。フリーになればやりたくないことや、自分の意に反する演出もある。そのたびに、スタッフに不平不満を巻き散らしていたら、二度と呼んでもらえなくなりそうですし、ガマンしたらしたで彼女のメンタルがますますヤバイほうに向かいそうです」

 TBS局内での“扱いづらい”というイメージがついてしまった宇垣アナだけに、すでに他局のスタッフからは「関わりたくない」と思われているかも?

「福山じゃないなら見る」「OL役なんてムリ」早くもバッシングまみれの4月期ドラマ

 1月期ドラマが後半戦を迎えようという時期だが、早くも、4月からスタートするドラマが発表され始めた。中には、早々に批判が集まっている作品もあり、TBS系日曜劇場の『集団左遷!!(仮)』もその一つ。福山雅治が同枠で初めて主演を務めるとあって話題を呼んでいる一方、ネット上での評判は芳しくないようだ。

「福山は銀行の支店長を演じるそうですが、『何の役やっても福山本人』『演技力が求められるようなドラマ出て大丈夫なのか』『銀行の支店長にしてはあまりにも軽い風貌』といった声が上がっています。また、福山のドラマ主演は2016年4月期の月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)以来3年ぶり。『ラブソング』といえば、初回視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)からスタートし、その後は下降の一途。最低視聴率6.8%、全話平均視聴率8.5%と、月9とは思えない数字を叩き出す、散々な結果になりました。さらには、同年公開の主演映画『SCOOP!』も大コケ。『映画もドラマも滑ってるのに、何で主役なんだろう』『福山じゃないなら見るのに』といった声も噴出しています」(芸能ライター)

 同じくTBS系で始まる、吉高由里子主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』も早々にバッシングを浴びているようだ。原作は朱野帰子の同名小説で、吉高はウェブ制作会社のOL役に挑戦。「必ず定時に帰る」ことがモットーのヒロインだという。

「同作では、残業問題はもちろん、ブラック企業の問題も描かれるとのことですが、ネットユーザーからは『残念ながら、バリキャリ系の衣装着ても吉高は仕事ができる人に見えない』『この人は普通のOL役なんてムリ』などと指摘するコメントが。さらには、『「正義のセ」みたいな感じ? あれすごくつまんなかった』『「正義のセ」は、つまらなすぎて演技も役に合ってなかったよ』と、昨年4月期の主演ドラマ『正義のセ』を引き合いに出し批判する声も上がっていて、早くも暗雲立ち込めている状態です」(同)
 
 日本テレビでは、中条あやみと水川あさみのダブル主演ドラマ『白衣の戦士!』が波紋を呼んでいる。中条演じる明るい破天荒な“元ヤン新米ナース”と、34歳で婚活中の“がけっぷちナース”のナースコメディドラマだというが……。

「あらすじが明らかになると、『「ナースのお仕事」みたい』『現代版「ナースのお仕事」か』というコメントが続出。観月ありさ&松下由樹のコンビで人気を博したドラマ『ナースのお仕事』(フジテレビ系)と設定が似ているといわれています。また、主演の中条については『かわいいけど演技はヘタ』『正直微妙じゃない?』『映画もコケてるのに、またゴリ推し?』といった冷たい声が寄せられてしまいました」(同)

 放送前から批判を集めてしまった3作。それぞれの視聴率の行方にも注目したい。
(立花はるか)

木村拓哉『マスカレード・ホテル』好スタートも“キャラ変”弊害甚大で前途多難は続く

 元SMAPの木村拓哉が4日、都内で行われた主演映画『マスカレード・ホテル』(東宝)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。同作は先月18日の公開から2週連続で観客動員数1位となり、累計200万人を動員。興行収入50億円が見込まれるほどの好スタートを切っているという。

 SMAPの解散騒動を機に、すっかり地に落ちてしまったキムタク人気。グループ解散後、初の主演映画となった2017年公開の『無限の住人』(ワーナー・ブラザース)は大コケし、昨夏公開の『検察側の罪人』(東宝)はそれなりのヒットを記録したものの、共演した嵐・二宮和也の人気のおかげなどと揶揄された。それだけに正念場とも言える『マスカレード・ホテル』のヒットは、人気復活の兆しにも見える。

「木村は映画のPRのために、『ニンゲン観察!モニタリング★超豪華芸能人大集合! 新春3間SP!!』(TBS系)や『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)など、多くのバラエティー番組に出演しました。これらの番組では、次女でモデルのKoki,の話題や多少のイジリもOKと、これまでのタブーを解禁。木村の出演回は視聴率もよく、“腐ってもキムタク”であることを改めて証明した格好です」(芸能記者)

 なりふり構わぬPR作戦が奏功したとも言えるが、物事には一長一短がある。多くのメディアに露出する中で、キムタクのスタイルの悪さや経年劣化を指摘する声も。映画の舞台あいさつでは、共演の長澤まさみのスタイルのよさと比較され、顔の大きさや身長の詐称疑惑がささやかれた。また、一方で『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)にゲスト出演した際には、髪の毛の根元からおよそ数センチだけが明るい茶色になっており、白髪染めに失敗したようだと、ネットで話題になった。

「これまでのタブーを解禁したことで、“降りてきた”印象がありますが、そのおかげでかつてのスーパースターのオーラがなくなってしまいました。オーラがなくなった分、ビジュアルのアラが目立つようになったということなのでは。また、レギュラー番組がないことも、キムタクのビジュアルが取り沙汰される原因でしょう。SMAP時代はレギュラーの『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)があったため、毎週1度は視聴者が木村を目にすることができましたが、今はドラマの放送か映画の公開がない限り、木村が一般に露出する機会がありません。定期的に露出していれば経年劣化もさほど気になりませんが、期間があいて断続的に露出するとなると、久しぶりにキムタクを見る視聴者としてはより老けたと感じるのだと思います」(同)

“キャラ変”によって人気が復活したかにも思える木村だが、今後を考えるとまだまだ前途多難と言えそうだ。

高畑充希『メゾン・ド・ポリス』が好調! ライバル有村架純に“大差”つけた!

 高畑充希が主演するTBS系連続ドラマ『メゾン・ド・ポリス』が好調だ。初回12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話12.4%と好発進。その後も第3話10.7%、第4話10.2%と4週連続で2ケタ台をガッチリキープしている。

 今クールの民放連ドラの中では、北川景子主演『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)と視聴率トップ争いをしているのだから、たいしたものだ。

『メゾン・ド・ポリス』は、柳町北署の新人刑事・牧野ひより(高畑)が、元警察官のオジサンばかりが共同生活を送るシェアハウスの面々の手助けを受けながら、事件を解決していく物語で、西島秀俊、小日向文世、野口五郎、角野卓造、近藤正臣といった、そうそうたるメンバーがワキを固めている。

 高畑は杏が主演したNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013年後期)で、主人公・め以子(杏)の義理の妹・希子役を演じてブレーク。14年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』に出演するなど、着実にキャリアを積んだ。17年7月期の『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で民放の連ドラで初主演し、全話平均11.5%の高視聴率をマーク。

 昨年10月期には、テレビ東京系の深夜ドラマ『忘却のサチコ』で主演を務め、存在感を高めた。そして、民放プライム帯では2度目の連ドラ主演となった『メゾン・ド・ポリス』でもキッチリ結果を出して、“数字を取れる女優”になりつつある。

 高畑といえば、同じ朝ドラヒロインである有村架純と、ライバル関係にあり、何かと比較されることが多いが、その有村には“大差”をつけた印象が大きい。

 2人は、同世代で、有村も朝ドラ『あまちゃん』(13年前期)でブレークしたとあって、ライバル心は強いはずだ。16年1月期には、有村の民放連ドラ初主演作となった『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(高良健吾とのダブル主演、フジテレビ系)で共演も果たしている。

 その『いつ恋』はの視聴率は平均9.7%で1ケタ台に終わったが、その後、有村は17年前期の朝ドラ『ひよっこ』にオーディションなしで起用され、ネームバリューもアップ。前クールには、TBS系『中学聖日記』で、民放プライム帯で2度目の主演を務めたが、教師と中学生の禁断の恋愛を描いた問題作とあって、バッシングも多く、平均6.9%と壮絶爆死。朝ドラを除く、主演ドラマが2作連続でコケて、大いに評価を下げてしまった。こうなってしまうと、各テレビ局も、「有村では数字が取れない」として、今後のその起用法には頭を悩ませるところだろう。

 ライバル有村に差をつける格好となった高畑は、まずは、放送中の『メゾン・ド・ポリス』を好調のまま終わらせるのが必須であるが、今後各局からオファーが殺到するのは間違いなさそうだ。
(文=田中七男)

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