コミカライズが物議の『ヒプノシスマイク』、同人イベントはお通夜か、はたまた大盛況だったのか?

 オタクコンテンツは「ちょっとしたブーム」という言葉では収まりきらない、一時代を牽引する「覇権コンテンツ」がたまに生まれる。女性向けコンテンツにおいて今、覇権に近い位置にいるのが男性声優によるラッププロジェクト『ヒプノシスマイク(以下ヒプマイ)』だろう。2017年9月のサービス開始からおよそ1年、それまでラップとドラマが収録されたCDとライブだけという絞った供給でオタクの妄想を掻き立てて続けてきたが、一転、18年12月より3誌でコミカライズ展開といういきなりの超供給に舵を切った。しかし、その肝心のコミカライズの内容は物議を醸している。コミカライズでヒプマイは詰んでしまったのか、レポートしたい。

■「ヒプマイはコミカライズで終わった」とググれば、
  同じ考えの人しか引っかからない

 まず、個人的にはヒプマイのコミカライズにはがっかりしており、百瀬祐一郎氏(ヒプマイシナリオ担当)は私の中で「買い換えたばかりのスマホを紛失して欲しい人ランキング」上位にいるほどだ。

 ネットを使えばコミカライズにがっかりした人の声や、大きくバズった批評ブログも簡単に見つけられる。こういったものを見て「そうそう、やっぱり百瀬氏は買い換えたばかりのスマホを紛失すべきだし、スマホカバーに買ったばかりの六カ月定期もはさんでて欲しいよね」と自分の意見を強化させるのはネットの楽しさでもあるが、ネットの短所でもあり恐ろしさでもある。

 ネットは検索で同じ意見の人を見つけやすく、そのため、自説により固執してしまいがちだ。しかしそれはあくまで自分の検索で作り出した仮想世界であり、実態から乖離しているかもしれないのだ。

 それでは実態はどうなのか。著者は物議のコミカライズから約1カ月後の19年1月27日に、全国の都市部で各種同人イベントを主催する赤ブーブー通信社が主催のヒプノシスマイク同人イベント『Crazy Lyric Battle 2』に参加した。

 こちらは同日、多くの他ジャンルの同人イベントも併催される同人誌即売会だ。赤ブーブー通信社の発表によると、当日の参加サークルは14,201、そのうちヒプマイでの参加サークルは1,556と、二次創作において最多だった。

 ただし『Crazy Lyric Battle 2』のサークル申し込み締め切りはコミカライズ発表前だった。それからコミカライズが発表され、ガッカリして筆を折ったサークルもいるかもしれないし、欠席した人だっているかもしれない。

 当日、実際にイベントの様子を見てみたが、感想は「ヒプマイ、限りなく覇権」だった。著者はいくつかの同人ジャンルで同人誌を買ったり、また、同人誌を出す側になることもある。しかしこれだけ人でごった返したイベントは初めて見た。少なくともイベントの雰囲気で見る限り「コミカライズでお通夜」どころか、大盛況だったのだ。

 

■若者が多いジャンルは短命なのか?

 また『Crazy Lyric Battle 2』における来場者や、同人サークルの大多数が20代に見え、若々しかった。

 ファンが若者中心のジャンルは廃れやすいとも言われる。しかしこれも本当だろうか。若者は移り気だからというのがこういった意見の根拠で挙げられるが、飽きっぽい中年もいる(ソースは自分)。ただ、加齢に伴い腰が重くなるため中高年は一途に見えがちな傾向はあるとは思うが。

 むしろ「若者が多いジャンル」ならでは利点もあるだろう(当原稿において、若者とは「新社会人~アラサーまで(30ちょいすぎ)」とする)。まずメリットとして、この世代は、中年よりも確実に金を落とすと思う。

 これが「学生」まで若くなると、西野カナばりに震えるほど金がなく、東京ビッグサイトに行くまでのりんかい線やゆりかもめの、あの微妙に高い運賃でもうライフが削られてしまうだろうが、働き出し、かつ親元で暮らすなど低コストだったり、勤務先の給料がよければ、財布は一気に火を吹くことができる。

 収入が増えること以外にも、そもそも若者は中高年より消費に意欲的だ。自分が20代のころを思い出しても、学生時代から使えるお金が増えたことでの消費へのピュアな喜びがあったと思う。

 私は本来ドケチで、家でネットしながらビール飲めれば何もいらないし、オタクのわりに収集癖もコンプ欲もまったくない。そんなドケチでも20代はお金を使える喜びで結構あれこれ買っていた。デパートの一階で化粧品を買うなど、お金を使うことで世界が広がっていくことが嬉しかったのだ。

 ただ、これがさらに年を取りアラサーを超えると「子どもなど、オタ活より優先順位の高い課金対象ができる」など社会的事情でオタ活への課金を抑えざるを得ない人も出てくる。

 また、そういった事情がなくても、あれだけ熱狂的にものを買っていた「消費だんじり祭」のテンションは年とともに薄れていく。化粧品はドラッグストアで十分だ、など、それぞれが自分の好みやこだわりに応じ、出費のオンオフのスイッチを調整できるようになっていく。「熱狂」を失う代わりに「分別」がついてくるのだ。

 もちろん大人でも分別をつけられない人もおり、多重債務者からのウシジマ君コースになれる才能があるともいえる。しかしそんな、いくつになっても金をパカパカ楽しそうに使う人は、消費への熱狂を失っていないのだ。気持ちが若いとも言え、生まれてこの方ドケチの私からしてみれば皮肉でなくまぶしくも思う。

 話を戻すと、ヒプマイは『Crazy Lyric Battle 2』で見る限り、「消費だんじり祭」真っ最中で山車が曲がり切れず民家を破壊するような元気がハツラツすぎる世代が支えているのだ。金を出すことに意欲的なファンが多い、というのは公式にとってこれ以上ない追い風だろう。覇権は目前だ。

 さらに若い世代は中年世代と違い、体力という天からの期間限定ギフトがある。公式が放っておいても、やれ公式のあのグッズを買った、コラボグッズを買った、コラボカフェ行っただのハイカロリーでつぶやいて、勝手に公式の広報担当もしてくれるのだ。

 ヒプマイが供給を絞っていたころ「ソシャゲはイベントとか日課とか、追うのが大変だから、ヒプマイの供給の少なさって楽でいい(※ただしヒプマイは19年にソシャゲ化も発表している)」という意見があり頷いていた。

 しかし、ヒプマイは一転して過剰供給に舵を切った。最初のスタンスから随分違うが、もしこの転向の理由が「特にそこまで考えてなかったでーす」なら私は泣いてしまうだろうから、まだ「もともとこうするつもりだった。ついてこれん奴は置いていく」という理由であってほしい。

 今のヒプマイのような「若者が支えるジャンル」のパワーと瞬発力は最強と言える。ただ、息の長い老舗ジャンルを見ると、やはり世代にしっかりと幅がある印象だ。「若者も若くない人もいて、新規さんもいつでもウェルカム」というジャンルと、そんなジャンルで楽しそうにしているオタクを見ると本当に幸せな気持ちになるので、同人誌即売会のときは用もないのにいい感じのジャンルのスペースをうろうろ歩いたりしている。ヒプマイは「覇権」から「老舗」に移れるだろうか?

 

■ヒプマイが覇権に近いのは、対抗馬がいないから?

 ヒプマイは『Crazy Lyric Battle 2』を見る限り、豊臣秀吉で言うなら「もうすぐ小田原攻め」くらい覇権は間近だと言える。コミカライズにケチをつけてた勢は傍流だったのかもしれないが、しかし「そもそも、今ヒプマイの対抗馬がいない」という現状も忘れてはいけない。

「ヒプマイのコミカライズの内容が残念だったから、私はオタクをもう引退します」とステージにマイクを置きカタギに戻る気骨のあるオタクはそうは見かけず、たいていあるジャンルに失望したオタクは、別のジャンルに流れていく。オタク趣味はシャブみたいなもので、効き目があり過ぎてほかのもので埋めることができず、簡単に辞められないのだ。

 今のところヒプマイの対抗馬になりうるジャンルは見た限りなく、また、既存の他ジャンルが急に大化けすることも考えにくい。『名探偵コナン』も次の映画に安室さんは出ないようだ。

 3カ月ごとに新アニメは出るものの、アニメの人気は水モノな傾向もあり、第一、3カ月たてば終わってしまう。その点プロジェクトであり、供給タイミングを調整できるヒプマイのやり方はうまい。

 ただ、何もオタク界隈に限らず、ライバル不在の一強状態は胡坐をかきがちになってしまうため、望ましくない。個人的にはこのコミカライズを続けていたらファン層をごっそり持っていかれるとヒプマイ公式が青ざめ、テコ入れに乗り出してくれるような「とんでもないライバル」の爆誕を願わずにはいられない。

(文/石徹白未亜 [http://itoshiromia.com/])

◆石徹白未亜の過去記事はこちらから◆

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アラフォー風俗嬢がデリヘルで出会った、酸素ボンベで繋がれたおじいさんとの2時間

――デリヘルで風俗デビューし、出稼ぎ&吉原ソープを掛け持ちした後、現在は素人童貞などSEXに自信のない悩める男性のためにプライベートレッスンを行うアラフォー風俗嬢が、男たちの姿をつづります。

 初めて障害を持ったお客さんに入った時の話。入る前に、スタッフから「大丈夫か」と聞かれたけれど、詳しい情報はなく、ただ知っていたのは障がい者さんである、ということだけ。嫌ってことはないけれど、情報不足に不安を抱えて、ドキドキしながらホテルへ。なんだ! 思っていた障がい者さんとは違うじゃないのー! 

 確かに、10年程前にしたという脳の手術痕が、頭頂部の左右横に25cm位あるけど、言動はしっかりしている。運悪く、同年に呼吸が苦しくなり検査をしたら肺気腫だったとかで、胸の中心を縦に25cmくらいの大きな手術跡もあった。そのせいで24時間常に鼻へ管をつけ、酸素ボンベをカートで引く生活をしているそうだ。会話ができるだけで、とにかく安心した。

 あちこち病気しまくりで、通院は脳外科、内科、精神科、泌尿器科にかかっているそう。病気を患ってから不眠症になり精神科に行っているとのことで、立て続けに頭を開いて肺も開いて……と思うと、つらそうでかける言葉が見つからなかった。

 管が繋がっているので、トイレのドアもお風呂のドアも半開きにして、繋がったまま湯船に浸かる。もちろん、ベッドに横になっている時も、キスしている時も、鼻には酸素が送られている。いつもの風俗のお仕事で、いつもと違う景色なのは、鼻から酸素を吸う機械が繋がれていることだけ。ながーい管が、鼻から酸素ボンベに繋がっていること以外は、至って普通なんだ。

 それなのに、あちこちのデリヘル店に障がい者でも遊べるかと問い合わせたところ、何店舗も断られ、唯一OKだったのがうちのお店だったそう。本日、私指名で2度目のお店利用。

 年齢は60代くらいで、声はかすれ切ってしまって、聞き取りにくいほど小さなハスキー声、動作はまるで動物のナマケモノくらいスロー。全身を攻めていると、ほかにも小さな手術跡がちらほらと見えた。不運が続き、肺と脳の手術を同じ年に患い、何度も手術し大変な思いをした彼は、まるで悟りを開いているかのようにいい人で、私のくだらないジョークに、かすれた声がさらに聞こえなくなるほど何度も笑ってくれた。眼には優しさと切なさと一生懸命生きている感じがすごく伝わってきて、途中、少し泣きそうになってしまった。

 でも、せっかく楽しむために来てくれているのだから、エロの発散をして帰ってもらわなくちゃ。

 昔、私も腎臓の病気をして、脇腹に20cmほどの大きな傷跡があり、そこに2~3cmほどの穴を開けたまま、腎臓から直接おしっこを排出する生活を半年間送っていた。24時間ずっと脇腹からおしっこを出し、外出時は尿バッグを太ももにつけて、その上から成人式の振袖も着た。脇腹に管が刺さった状態で、その上から締める帯の痛みは、二度と思い出したくない。

 部位は違うし、つらさも同じとは思わないけれど、ずっと管に繋がれて自由の利かないつらさなら、ほんの少しわかる。傷跡を見せ、「仲間だね~」と笑ってみせた。とても驚いた顔をしていたけど、手術経験者同士、「泌尿器系の病気の痛みって地味にツラいですよね~」と笑い合った。

 結局、射精はできなかったけど、何度も店外デートに誘っていただいたから、きっと楽しんでいただけたのだと思う。「外出時に使う酸素ボンベは何時間持つんですか?」って聞いたら、約8時間と。「じゃあ、お泊まりデートはできませんね」と冗談を言ったら、「大丈夫。2本持って行くから」っていうエロジョークも出てきて安心した。いくつになってもスケベ根性を持つことは、長生きの秘訣なんだな、とあらためて実感。

 翌月、再び出勤すると、おじいさんから2回目の指名が入った。しかも、前回より1時間長い3時間コース。でもイかないので、結局ほぼトークで終わった。この街には出稼ぎで来ているから、今回で会えるのはラストだと伝えると、残念そう。でも、次なる夢を伝えると、頑張れと言って納得してくださった。

 話していると、ものすごく優しそうで楽しそうな笑顔になるおじいさん。老人ホームにショートステイを月1度、数泊しているらしいので、年齢もそれなりなのだろう。でも、「老人ホーム」という言葉を言いにくそうに濁していて、「まだ入居するわけじゃないんだよ」「何かあった時のためになんだよね」と言ったり、ちょっとバツが悪そうだった。「避難訓練と一緒だね! 備えあれば患いなしだから!」と返すと、笑って「そうそう!」って。他愛もない話で笑ってくれる。

 大病しているのに、前向きで明るいおじいさんと話して元気をもらった。健康に感謝し、頑張って生きなくちゃと思う。最後はハグをしながら、「体に気を付けて頑張ってくださいね」って言ったら、私にも「体に気を付けて頑張るんだよ」って言ってくれて。扉を閉めて先に部屋を出ると、涙が溢れそうになった。

*曼荼羅*(まんだら)
デリヘルで風俗デビューし、出稼ぎ&吉原ソープを掛け持ちした後、現在は素人童貞などSEXに自信のない悩める男性のためにプライベートレッスンをしているアラフォー風俗嬢。子宮筋腫と腎臓の手術経験があり、現在は子宮頸がん中等度異形成持ち。売りはHカップのおっぱい。
ブログ「続・おちぶれ続けるアラフォーでぶ女の赤字返済計画
悩める男性のためのSEXレッスン「プライベートレッスン

NGT事件に見る、ビジネスモデルの限界。”会いに行けるアイドル”が招いた悲劇

1901_ngt48.jpg『世界の人へ(Type-A)(DVD付)(特典なし)』(アリオラジャパン)

 男ならば憧れの女優や歌手と仲良くなりたいと思うもの。「恋人になったら」と夢を持つこともあろうが、所詮は夢のまた夢。妄想だけで終わる。それが「スター」の存在である。星のように遠くで美しく輝いて人々を魅了しても、決して手の届かない存在。今の芸能界に本当の「スター」と呼ばれる人はほとんどいない。現役を続けなおかつ映画で主演を務める吉永小百合(73)ぐらいしか思い浮かばない。今もストイックなまでの女優人生は変わらず、私生活の顔が伝わってこない。子供はなく夫と2人の生活だが、実態は伝わってこない。映画記者が話す。

「スターは私生活を徹底してベールに包むことで、神秘性を増す。吉永はそれを貫き通し続けている唯一の女優。夫婦で街を歩いている写真だけ撮ってもスクープだと言われているほどです」

 文字通りのスター女優もいれば、NGT48のようなアイドルも同じ芸能人。が、実態は大きく異なる。NGTは「会いに行けるアイドル」のキャッチで売り出した手の届くところにいるアイドル。2015年に、AKB48の7組目の姉妹グループとして新潟を拠点にスタート。新潟に専用劇場を開設し、東北地方も含め北陸地方出身者が主なメンバー。ファンも地元の人が中心だ。徐々に人気は広がり、いよいよ東京進出も目前に迫っていた矢先に事件は起きた。メンバー一期生の山口真帆(23)は青森県出身。「明日のスターを夢見て」新潟までやってきた。住まいは運営者が借り上げたマンションだが、そのマンションでファンに襲われたのだ。昨年12月8日夜、山口が帰宅した自宅マンションの玄関先で待ち伏せていたファンの男2人が声を掛けたところ、大声を出したために口を手でふさいだ。駆けつけた警官に暴行容疑で逮捕されるも、不起訴となり12月末に釈放された。事件は公表されなかったことで、山口が行動に出た。事件発生から1カ月後、「SHOWROOM」の生配信で事件の全貌を涙ながらに訴えた。芸能関係者が話す。

「SNSなどの配信がある時代なので昔なら闇に葬られていた話でも、自ら発信することで公にすることができる。山口も運営側が適切な対応をしなかったことで、自ら恐怖を訴えて社会に告発。運営側の今後の対応を求めたのでしょう」(芸能関係者)

 告発の中で山口がもっとも疑念を抱いていたのが、「男はなぜ山口の自宅を知っていたのか、帰宅時間がなぜわかったのか」の二点にあった。自宅に関しては東京と違い狭い街。しかも地元の劇場が活動。自宅を知るのは簡単なことだが、帰宅時間まではそうわからない。そこで浮上したのが「メンバーが教えた」という話だった。山口も疑惑を持っている。

「漫才師でも仲が悪いと言われる世界。グループはもちろん、50人もの組織になれば派閥もできるし、お互い人気を巡ってライバル関係にある子に対して、足の引っ張り合いぐらいはやる」(芸能プロ関係者)

 山口は帰宅時間を教えた犯人を「メンバーの子」と特定した。運営側は調査中としているだけで、未だに真相を明らかにしていない。今後の対策も明確ではないが、むしろ根本的な問題はNGTのようなグループのあり方。「会いに行けるアイドル」として売り出して成功したが、ここにきて弊害が現実のものになったのが今回の事件。実際、犯人の1人は山口と同じマンションでしかも真ん前の部屋に住んでいた。こんなことができてしまうのが、地方アイドルの悲劇でもある。

「俗に“太いファン”と呼ばれ、コンサートには最前列でかかさず応援する。グッズやCDも買ってくれる。運営側にとっては一番の上客。大事に扱はなければならない。襲った犯人グループは特定されているといえ、不起訴処分。今後、コンサート会場から締め出しをすれば、彼らの行動がさらに暴徒化する恐れもある」(芸能関係者)

 運営側がタレントの管理をするといっても、限界がある。「会いに行けるアイドル」商法の大きなリスクだ。従来のスターのように手の届かない存在であれば、ここまでファンは夢中にならないし、人気は出なかったはず。ファンに近づければファンは夢中になる。それは過去の例が物語っている。

「ビジネスモデルとなったAKBのメンバーの中にもファンとの交際が明るみになった子がいる。ファンは誰もが会いに行けるだけでなく、“より仲良くなりたい”と思うのも無理はない。だからアピールしようとお金を使って応援に来る。対応策はますます難しくなる」(音楽関係者)

 秋元康が作り上げた新たなアイドルビジネスは個人の写真集がバカ売れするなど、確実に化学反応を起こしている。事務所側にとってはタレントの卵のなかから大化けをする子の誕生を待っている。今や一大芸能ビジネスとなっているグループアイドル商法。今回は軽度の事件だったが、芸能史を見てもファンの暴走が激化したケースは少なくない。社会的な問題に発展する可能性もある。そろそろ考え直す時期に来ている。

(敬称略)

二田一比古
1949年生まれ。女性誌・写真誌・男性誌など専属記者を歴任。芸能を中心に40年に渡る記者生活。現在もフリーの芸能ジャーナリストとしてテレビ、週刊誌、新聞で「現場主義」を貫き日々のニュースを追う。

田中圭は本当に“天狗化”しているのか 武田真治はブレイク直後「クソ野郎だった」

 2018年『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)主演で大ブレイクした俳優の田中圭。テレビや雑誌に引っ張りだこな彼が、“天狗化している”とのウワサが立ち込めている。

 連ドラに欠かさず出続け、バラエティ番組に舞台、映画ととにかく引っ張りだこの田中。『おっさんずラブ』映画化も決定しており、その多忙ぶりは推して知るべしだ。だが注目度が急上昇したことで、“インタビュー中の態度が横柄”だという報道が出るようになった。取材中に不機嫌そうな顔をみせたり、被る質問には答えないなど、報道陣を困らせているというのだが……。

 もちろん旺盛なサービス精神でインタビュアーやカメラマンの要求に応えれば、評判はとても良くなるだろう。しかし連日スケジュールが詰まった状態で、“神対応”を求めるマスコミ側も傲慢ではないだろうか。ネット上でも、「疲れてるんじゃない? 同じ質問されるとウンザリする気持ちはわかる」「天狗にはなってないと思うけどな。20年近く俳優やってるんだし、天狗になって堕ちていった人なんて沢山見てきただろう」と、田中を擁護する声が上がっている。

 ブレイクしてすぐに“天狗化している”と書かれる芸能人は多く、田中に限った話ではない。たとえば2015年にM-1グランプリ王者に輝いたトレンディエンジェルの斎藤司は、一時期、テレビ関係者からブーイングが起こっていた。

 トレンディエンジェルの斎藤司は、2017年放送の『もしかしてズレてる?』(フジテレビ系)において、メイプル超合金のカズレーザーとイメージ調査対決。番組ではテレビ関係者100人にアンケートを実施し、芸能人が自分で思うイメージと世間の“ズレ”を調査していった。

 「2017年も生き残りそうなのは?」というテーマでは、「57:43」でカズレーザーが勝利。続いての「天狗になってそうなのは?」というテーマでは、「82:18」で斎藤に票が集中した。番組スタッフからは斎藤に対して、「売れた後は態度が変わった」「“おなじみのギャグをやっていれば何とかなるだろう”という表情がいたるところにみられる」などの証言が飛び出していた。ただこれはバラエティ番組ゆえの演出だろうし、本当に斎藤が天狗化していたら、今も多くのバラエティに呼ばれてはいないだろう。

 一方、NHKの『みんなで筋肉体操』が話題の俳優・武田真治は、天狗になっていた頃のエピソードを自ら明かしている。昨年11月に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)で武田は、アイドル的人気を誇った1990年代初頭を回顧。「担がれていることに気づかないで、『俺はこうやって時代をつくっているんだ』みたいな感じで本当に調子に乗っていた」と自らの“黒歴史”を語った。

 また沢尻エリカの「別に……」発言を引き合いに出し、「もっとひどいことをいっぱい言っていたと思う。(取材で)『それを聞いてどうなるんですか?』みたいな。クソ野郎です」と天狗時代のことを振り返っている。武田は「“本当のバカ”だと見抜かれたのは25~26歳のころ」と明かし、「最終的に人が離れていきますよね」「あの頃の僕、嫌いなんですよ」とコメント。過去の天狗っぷりを反省している。

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オワコンかと思いきや違うっぽい。いまだに便利な「mixi」を利用する人は多いという実情

 SNSの草分けとして、かつては一大ブームとなった、mixi。かつては、毎日のようにログインしていた人も多かったのではなかろうか。

 だが、今やSNSの主流はTwitterやFacebook、Instagramなどに移行し「ずいぶん前に流行した懐かしい“居場所”」のように思われている。それでも、まだまだ利用者は多いようだ。

 昨年秋に、mixiが実施した利用者アンケートによれば、現在もmixiを利用しているユーザーの中で利用頻度は「毎日」と回答した人が72.0%にもなっている。利用年数は10年以上の回答が57.9%と最多になっており。FacebookやTwitterに移行せず、ずっとmixiを使っているという人が多いようだ。

 現在もmixiの更新を欠かさない人に話を聞くと、まず挙げるのは、ほかのSNSに移行するのが面倒くさいという点。TwitterはもとよりFacebookに移行するにしても、これまで記してきた「日記」を転記していくには時間も労力もかかる。そのため、mixiを継続しているというユーザーは多い。

「ずっと更新しているから、欠かさず読みに来たり、コメントしてくれる人はいます。いまさら、新しい出会いを増やしたいわけではありませんし、知り合い同士の生存確認の場になっているんじゃないかと思います。Facebookは、なんか自慢げに書かないといけないイメージがあるので苦手ですね……」(10年以上「日記」を書いているユーザー)

 さらに、趣味の情報交換の場として、いまだmixiは、ほかのSNSよりも優れているという意見も。

「特定のテーマでコミュニティを作る機能があるから便利です。Facebookページよりも、
気軽に使える気がします。Twitterなんて、キーワードで検索して、似た趣味の人を探してフォローとかしないといけないけど、なんか面倒じゃないですか?」(同)

 ネットでmixiが話題になると、ふと思い出したように放置している自分のアカウントにログインする人もいるだろう。でも、放置されたままの自分のページは、なんであんなに黒歴史感があるんだろうな。
(文=大居候)

SixTONES・松村は私服が「永谷園」、Snow Man・岩本「もう帰る」とブチギレ!【Jr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)東京B少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、1月24日~30日公開の動画をチェックします!

Travis Japan、全力ダンスでポテンシャルの高さを発揮

 ダンスのうまさに定評のある7人組ユニット・Travis Japanの動画は、24日に「【倍速ダンス】「Lock Lock」倍速再生でダンスは難しい!」「【ダンス動画】Lock Lock(dance ver.)」の2本が配信された。1本目は彼らのオリジナル曲「Lock Lock」を倍速再生し、超高速ダンスに挑戦。ちなみに同曲はKis-My-Ft2がTravis Japanにプレゼントした楽曲で、振り付けは千賀健永が担当している。この収録前、メンバーは定点カメラのリハーサル動画の撮影に臨んだそうだが、宮近海斗が「その『Lock Lock』を2倍速でやれば、2倍楽しめるんじゃないか」と、提案。「僕らならできるかな」(宮近)との思いつきで始まるも、実際に2倍速バージョンを聞いてみると、予想以上のスピードに「無理でーす!」「2倍ってこんなに速いんだね」(川島如恵留)と、ギブアップ状態だった。

 やはりフォーメーションチェンジなどを考えると物理的に不可能だとして、1.5倍速バージョンを確認。「Travis Japan、ちょっとプライドがあるので。このぐらいの速さでも踊れないと」(宮近)と意気込み、1.5倍速で1回目のチャレンジへ。さっそく音に合わせたところ、言い出しっぺの宮近は移動が間に合わずにメンバーに接触。1回目ですらヘトヘトになり、それぞれ倒れ込んでしまった。2回目は七五三掛龍也が立ち位置を間違え、吉澤閑也に被る形になったと申告。「せっかく、シズの踊りがあるのに、そこ被っちゃって。(吉澤のダンスを)見せられなかった」と正直に打ち明けると、優しい吉澤は「全然大丈夫だよ」と、フォロー。七五三掛のミスを責めずに「言っても、俺もできなかったところあるよ」(吉澤)と、自身の非を認めて庇った。

 そんな中、宮近は「お前もだよな?」と、中村海人を“捕獲”。中村は「何? 何が?」と身に覚えがない様子で、ひとまず七五三掛の代わりに「すみません、もう1回やらせてください」と、謝罪。“萌え袖”にして「お願いテロンテロン♪」(中村)と可愛くおねだりするも、七五三掛に「テロンテロンまで行かなかったね」と、ダメ出しを受けていた。以降、完璧を目指して繰り返し踊る7人。宮近がまたも吉澤にぶつかる一幕があり、さっきまで他人を晒し上げておきながら、ポケットに手を突っ込んで「俺、ちょっとミスったわ」と、名乗り出た(腹立つ態度)。ようやく4回目で納得いく映像が仕上がり、最終的に完成版を公開。だいぶ体力は奪われていたはずだが、キレッキレの動きは健在で、普段のトレーニング、レッスンの成果や努力が伝わってくる。後半はさすがにキツそうだが、“曲が速いから”と、手を抜いている素振りもなかった。再生回数は倍速ダンスが38万台、2本目は32万台(2月1日時点)。

 SixTONESも「【表紙撮影の裏側】レモンを持つどころかレモンになっちゃった!?」(1月25日)に加えて、株式会社 明治とコラボレーションした「【驚きの新体験】美味しいチョコレートができるまで!」(28日)の2本を配信中。通常分は、SixTONESが表紙を飾った雑誌「週刊ザテレビジョン」(KADOKAWA、23日発売号)と、「サンデー毎日」(毎日新聞社、29日発売号)の撮影の裏側に密着したもの。動画のメインは「ザテレビジョン」の現場で、ソロ撮影や、座談会形式のインタビュー取材の模様を紹介。なかなか映像だと見られない場面だけに、ファンにはたまらない1本だろう。

 森本慎太郎の冗談でスタッフの笑いが漏れるなど、和気あいあいとした雰囲気はいつも通りだ(1分25秒頃~)。また、同誌の象徴であるレモンを持った上での表紙撮影に挑んだほか、レモンの被り物でコミカルなポーズを披露するSixTONES。対照的に、「サンデー毎日」の取材では“仕事”をテーマに真面目に語っている。沖縄での「寝起きドッキリ」(18年7月6日公開)で、ビリビリペンを食らった高地優吾は、「サンデー毎日」のカメラマンに「ビリビリペン、高地さんですよね? ナイスリアクション」と、褒められていた。

 そして、Jr.活動を振り返り、京本大我は「なんだかんだこうやってずっと下積みでここまで来て。なんかこう、ほかのJr.の子たちから見たら、結構恵まれてる状況にはある6人だったと思うんで。次のチャンスはちゃんと掴みたいなって思いますね」と、コメント。森本も「空港で例えると、滑走路は1つだけなんですよね。離陸する場所が1つしかないんです、CDデビューっていう。そこをだから、もう1個新しい離陸場所を作ってあげることによって、ちっちゃい子が育つんじゃないかって、そう思っております」と、わざとカッコつけた表情で熱弁。ふざけつつも、自分たちだけでなく後輩の行く末を気にかけている点に、筆者は胸を打たれた。

 2本目は16分ものプロモーション動画で、SixTONESの6人が「Hello,Chocolate TOUR」を体験。元気いっぱいのジェシーは冒頭でメンバーにハイタッチを求めたが、最後の松村北斗のみスルーし、「やれよ!」(松村)と、ツッコミが飛んだ。その松村について、筆者は何度も書いているように私服のセンスに大注目しているのだが、今回もなかなか味のあるアイテムを着こなしていた。黒のタートルネック(長袖)にオレンジ、青、黄色、黒といったボーダーのTシャツを重ね着。明確な撮影時期は不明ながら、冬には珍しいビビットカラーがやたらと目立つ。47秒頃、ツアーの詳細が表示された際は、どことなく松村のTシャツと「Jr.チャンネル」のロゴでお馴染みの柄と色合いが似ているように見え、思わず吹き出して笑ってしまった。

 一部Twitterユーザーの間では、問題のTシャツは「永谷園」と呼ばれているとか。“量産型ファッション”とは違って自分の好きな服を自由に着るあたりは、松村の長所とも言えるだろう。もはや楽しみの1つになっているため、今後もどうかこのまま突き進んでほしい。一方で、企画自体はチョコレートに関するクイズを挟み、正解者のみさまざまな体験が満喫できるというツアー。田中樹が進行を任され、ハローチョコレート案内人・櫻井佳洋さんの協力でカカオやチョコレートの知識を学ぶ5人。最後に田中が「皆さん、櫻井さんから何か発表が……」と切り出すと、「デビュー?」とザワつく一同。田中は「CDデビューを櫻井さんから聞くことはたぶんないです!」と呆れるなど、終始賑やかなPR動画だった(実際の発表はお土産選びの案内)。再生回数は2月1日の段階で2本とも32万台。

 26日に配信されたのは、美 少年ファン待望の「【ダンス動画】Cosmic Melody (dance ver.)」。こちらは美 少年(当時は東京B少年)にとって初のオリジナル曲で、中高生の彼らにピッタリな、ややファンシーな曲調と覚えやすい振り付けが特徴だ。個人的な“おもしろポイント”は、1分頃からの佐藤龍我の動き。もともとダイナミックな所作が多いものの、やけに飛び跳ねて「ミラーボール回してぇぇぇ~」(岩崎大昇)へとつながる。佐藤&浮所飛貴は真ん中でクルクルと回転する金指一世を操るような仕草をしており、楽しそうな様子が画面越しに伝わってきた。ちなみにその佐藤、上半身は小学生の男の子がふざけて“お父さんのYシャツ借りてみました”といった風貌なのに対し、下半身は足が長すぎてむしろアンバランスにすら見えるほど。そして、筆者が6人の中で好みなのは、浮所のダンス。1つ1つの動きが丁寧で、振り付けをこなす中でも余裕が感じられるのだ(特に好きなシーンは40~57秒頃)。

 何度見ても元気をもらえる動画ながら、2番で金指が歌う「パピプピ~♪」の部分がない点は非常に残念だった。コメント欄は「ダンスが上手になってるのにグループとして一体感がないのが残念」「一人一人が自分で精一杯ってふうに見える。もっと揃えることを意識してほしい」といったダメ出しや、「浮所くんのダンスは一番安定感があって、無駄な動きも少ないから落ち着いて見れる。所々の魅せ方もうまい」「ダンスに関しては浮所くんがダントツでうまい。体幹がしっかりしていてずっと見ていられるし、どこにいるかがすぐにわかる。龍我は動きは大きいけど、少し体幹がブレてる気が……」と、主に浮所への絶賛の声が多く見受けられた。美 少年初の定点カメラ動画とあって、再生回数は26万台(2月1日時点)と、順調に増えている。

 また、HiHi Jetsも前週の「HiHi Jets (dance ver.)」に続いて、27日に2本目のリハーサル動画「baby gone (dance ver.)」を公開。振り付けは猪狩蒼弥が中心となって全員で作り上げ、「車(ドライブ)を意識」しているとのこと。スタイルの良さ、どこか品のある立ち居振る舞いを含め、このグループは作間龍斗が加入して本当に化けたなぁと、あらためて感じた。再生回数は21万台(2月1日時点)。

 Snow Manは1月29日に「ジャニーズカウントダウン2018-2019 in 東京ドーム | 『VI Guys Snow Man』『Party! Party! Party!』」と、30日には通常分の「Snow Man 人狼ゲームでブチ切れ!?【寝たら見られない初日の出ロケ(中編)】2/3」が配信されている。29日分は大みそかに行われた『ジャニーズカウントダウン2018-2019』のステージから、フジテレビ系での生中継前のパフォーマンス動画を公開。会場に入れなかったファンにとって、「Jr.チャンネル」様様の1本だろう(個人的な見どころは17秒頃の岩本照の腹筋など)。Snow Manといえば、春頃に9人体制に以降する予定だが、今回は「VI」(シックス)を強調した楽曲ということもあり、コメント欄は「6人のSnow Manは最高!」「6人のこのパフォーマンスが見れなくなるのが嫌」「9人を受け入れようっていう気持ちが出てきたところでこんな動画見させられたら、また6人がいいって思っちゃう」と、やはり新メンバー(村上真都ラウール、目黒蓮、向井康二)の加入に反対派の声が相次いでいる。

 そんな中、『カウコン』終了後に撮影されたロケの模様も、6人の“わちゃわちゃ”が楽しめる内容だけに、ファンなら胸をえぐられる内容かもしれない。動画自体は前回に引き続き、初日の出を眺めるために千葉県・九十九里浜に向かっている車内での映像。「寝たら見られない初日の出ロケ」を敢行中の彼らは、市民チームと人狼チームに分かれてトークしながら人狼を見破る「人狼ゲーム」を始めた。スマートフォンアプリ「人狼ゲーム~牢獄の悪夢~」を使って進めていき、最初の人狼は岩本に決定(この時点でメンバーは他者の役職を知らない)。人狼(1人)と市民(4人)以外に「占い師」なる役職があり、ゲーム開始時から1人でオーバーな演技を実行中の佐久間大介が占い師となった。この占い師は誰か1人を選んで占うと、その人が人狼か市民かを把握できるのだが、佐久間は一発で岩本が人狼だと特定。それまで「そろりそろり!」などとふざけていた佐久間も、まさかの的中で数秒黙り込んでしまった(3分28秒頃~)。

 人狼を見つけるべく3分間の話し合いタイムに入ったところ、ゲームに詳しい阿部亮平に疑いの目が集中。人狼を知っている佐久間は「みんな阿部を疑うなよ!」とさりげなくヒントを与え、「俺は市民です」(阿部)「お前市民なんだ」(佐久間)とやり取りするも、「お前、信用しすぎだよ」(深澤辰哉)「目が濁ってるわ」(渡辺翔太)と、散々な言われよう。客観的に見ると、ほとんどしゃべっていない岩本は明らかに怪しかったが、最初の投票の結果、やはり岩本が人狼だと突き止められた。これにより、あっさり市民チームの勝利。速攻、バレた岩本は耳の穴をかっぽじって「超つまんねぇ、もう帰る! もういいよ、初日の出とかいいからもう帰ろう!」と、声を荒げた。占い師の佐久間にも、市民チームにもすぐに正体を暴かれてしまい、「二度と人狼やらない」(岩本)と逆ギレ。“不機嫌モードの演技”ではなく、本当に悔しそうな岩本は「超つまんねぇ、超つまんねぇ」と、への字口に。こういった場合の彼には手がつけられないのか、メンバーもさほど掘り下げずに笑うのみだった。

 2回戦は、1日目の人狼処刑会議で佐久間が集中攻撃に遭い、隣に座る渡辺は「とにかくうるさいから黙らせたい」と、チクリ。市民は死んでしまうと会話に参加できないため、佐久間が真顔で制止していると、「とりあえず、うるさいやつは黙らせられる」(渡辺)と、ニヤついた。次に阿部(市民)が処刑され、2日目の話し合いで深澤が「俺、占い師。翔太が人狼」と、ぶっこんだ。渡辺は「おい……ちょっと待ってよ」と動揺し、「翔太、言い残すことは?」(岩本)と問われ、「特になりません」と、発言ミス。結局的に占い師は本当に深澤、人狼も渡辺ですんなり勝負がついた。そして午前4時、眠気もピークのメンバー。華奢な渡辺は頬骨が出っ張って見えることもあり、目が半開き状態になると“ものスゴく病弱な人”に映ってしまう(11分頃~)。初日の出までの約3時間、九十九里近くの浪川荘で休憩。布団と鍋セットが用意されており、「もうホント、旅行みたいになっちゃってる」(深澤)と、プライベート感あふれる時間が流れていた。

 相変わらずハイテンションの佐久間に、渡辺は「イカれてるわ」と、またもさりげなく毒を吐いたのだが……。「そんな佐久間が予想外の行動をするとはまだこの時は誰も知らない……」と、今後の波乱を匂わせるテロップが入った。6人で乾杯(お水)し、お鍋を食べてまったり。コメント欄は「もうほとんど6人の旅行って感じ! もしかして6人の思い出としてYouTube側が作ってくれたのかな?」「素のSnow Manを見せてもらってる感じで幸せ」「この6人にしか出せない空気感がとても魅力。デビューは6人がいい」といった書き込みが続出。再生回数は1本目が30万台、2本目は19万台(2月1日時点)で、増員決定の影響なのか、以前に比べてハイペースで視聴数が伸びている。
(中村チズ子)

【マンガ】生理痛、原因不明の不正出血……「前と同じピル」でも平気なの?【第26回】

「生理痛なんて、みんな一緒!」

1カ月ごとにやってくる、尋常じゃない腹痛・寒気・吐き気……。
周囲の言葉を信じて10数年も耐え続けた「生理痛」、医者にかかってみたらビョーキと診断されちゃった!?

30歳から治療を開始した「月経困難症」との向き合い方をつづる、日常闘病コミックエッセイ。

検査の結果は…

 

(つづく)

――「私の生理、病名がつきました。」は、毎週日・月・火の週3回更新になります。お楽しみに!

 

<著者プロフィール>

まお

月経困難症。体験した事や思った事を4コマ漫画にしています。自分の体、大切な人の体を考える事や、行動する事のきっかけになればうれしいです。ポジティブに生きてるオタク。



<バックナンバーはこちら>

第1回~第10回まとめ読み……私の生理、ビョーキでした!?

【第11回】「ピルを飲む時間」は結構シビア
【第12回】「月経困難症+就職」で検索してみたら
【第13回】生理痛で欠勤、正直に言ってみた
【第14回】ピルを飲んで数カ月、どうなった?
【第15回】PMSが軽くなった!?
【第16回】ピルへの誤解あるある!
【第17回】「いいなー」って何!?
【第18回】不正出血とナゾの痛み
【第19回】ピル服用で「頭痛と腹痛」?
【第20回】ピルを途中でやめたら、どうなる?
【第21回】2度目の生理は…地獄!
【第22回】婦人科でセカンドオピニオン!
【第23回】婦人科で…言葉責め!?
【第24回】2人目の医者は果たして…
【第25回】ナカで動かさないで!

『グッドワイフ』、事件の裏で暗躍していた唐沢寿明に「怖すぎる」と恐怖の声続出

 2月3日に、常盤貴子主演ドラマ『グッドワイフ』(TBS系)の第4話が放送される。これまでの視聴率は第1話10.0%、第2話11.5%、第3話9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と下がり気味だ。

 同ドラマは、弁護士・蓮見杏子(常盤)が16年のブランクを乗り越えて法廷で活躍する物語。汚職の容疑で拘留された夫・壮一郎(唐沢寿明)に代わって家計を支えながら、長年の主婦経験を生かした親身な弁護士として実績を上げていく。

 第3話では、回送列車の脱線事故で死亡した運転手の遺族が、鉄道会社に賠償金を請求。事故は過重労働が原因で起きたと主張し、1億円の支払いを求めた。代理人となった杏子は多田(小泉孝太郎)や朝飛(北村匠海)と共に、鉄道会社の代表や代理弁護人・河合映美(江口のりこ)と面会。妊娠中の大きなおなかを抱えた映美は、事故の原因を居眠り運転と決めつけ、見舞金の50万円しか支払わないと告げる。

 納得のいかない杏子は過重労働を証明しようと食い下がるが、映美は都合が悪くなると体調を理由に話を中断。杏子は社員に直接話を聞こうと鉄道会社を訪ねるが、社員たちは映美に口止めされているらしく、何も話そうとしなかった。調査の合間を縫って壮一郎に会いに行くと、壮一郎は息子・隼人(小林喜日)の自転車が壊れていた時の思い出話を口にする。杏子はその言葉にヒントを得て、車両そのものに注目。脱線した車両はブレーキが故障していたが、鉄道会社はその事実を隠ぺいし、運転手に責任を押しつけようとしていた。

 杏子のひらめきで鉄道会社の怠慢が明らかになったうえ、世間では検察庁の脇坂博道(吉田鋼太郎)が鉄道会社の調査に関わっていたことが注目され始める。脇坂は内部告発を受けながら、ずさんな捜査で鉄道会社の手抜きを放置。それが今になって死亡事故につながったとして、バッシングの的となってしまう。脇坂が壮一郎の敵だと知っている杏子は、脇坂のニュースを見て、壮一郎に利用されていたことに気づくのだった。

「壮一郎の計画が明らかになるクライマックスには、視聴者から『ラスト5分のどんでん返しがすさまじい』『伏線回収が巧みすぎてゾクゾクした』『拘留されてるのに世間を動かせる壮一郎が怖すぎる』と驚きの声が続出。杏子の活躍だけでなく、検察内部の駆け引きからも目が離せなくなっている人が多いようです」(芸能ライター)

 第4話では、かつて杏子の親友だった荻原奈津子(須藤理彩)の息子・翔平(佐藤緋美)が傷害致死容疑で逮捕されてしまう。奈津子は壮一郎の逮捕を機に杏子への連絡を絶っていたため、杏子は翔平の案件を朝飛に任せる。検察では壮一郎の起訴が決まり、脇坂の逆襲がスタート。そんな壮一郎のもとに多田が現れ、初めて2人で話すことになった。

「壮一郎の味方として動いているのは、弁護士の林幹夫(博多華丸)や元部下の佐々木達也(滝藤賢一)。『味方の誰かも裏切りそう』『怪しい行動する人ばかりで信用できない』とさまざまな臆測が飛び交っていますが、果たして今度はどんな展開を見せてくれるのでしょうか」(同)

 蓮見家の子どもたちは、杏子のことも壮一郎のことも信じている様子。杏子は1人で家族を守ることができるのか、次回も楽しみだ。

嵐が会見で配った“カップケーキ”販売店が判明&平野紫耀が「もっこり」に赤面【週刊Jトピ!ざわつき通信】

――ジャニーズアイドルがファンを“ざわつかせた”ニュースを、編集部の独断と偏見でピックアップ!【週刊Jトピ!ざわつき通信】

嵐、会見で配ったケーキは『嵐にしやがれ』で紹介済み?
 1月27日、2020年12月31日をもってグループ活動を休止すると発表し、同日夜に会見を開いた嵐。取材に訪れた報道陣に向け、ジャニーズ事務所は“嵐のロゴ入り特製カップケーキ”を配ったそうで、「毎日新聞」のWEBサイトなどがその記念品の写真をアップした。一報を受け、ファンは会見で報道陣に手土産を配ったこと自体に感激。そして、このカップケーキは16年2月6日放送の……

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ハニーズが抱える“3つの地雷”! 「ユニクロ」「GU(ジーユー)」に見劣りしてファン離れ?

 少し前まで女子中高生に人気が高かったブランド「ハニーズ」ですが、最近はその名前を聞くことがめっきり減りました。これはつまり、人気や関心が低下している可能性が極めて高いので、ブランドとしては気を付けるべき必要性があると言えます。実際のところ、ハニーズの売上高は2013年5月期の619億円をピークとして、徐々に低下し続けているのです。では、どうしてハニーズの人気が低下したのかを、今回は考えてみたいと思います。

 ハニーズは、安くて、そこそこトレンドの服が揃うという特徴があり、女子中高生から人気の高いブランドでした。例えば06年5月期の決算だと、売上高は414億円で、なんと前年比38.8%増と大幅に伸びています。その前年の05年5月期決算でも、売上高は298億円でしたが、これも前年比38.2%と大幅に伸びています。2年連続で約40%ずつも売上高を伸ばしており、驚異的な伸び率といえるでしょう。今から13~14年ほど前が、ハニーズの成長期だったということがわかります。当然ながら、女子中高生に爆発的に人気が高かったのもこの時期でした。その当時の女子中高生は今、20代半ばから30代前半になっています。

 しかし、最近はそういう評判をまったく聞かなくなり、たまに報道されても「ハニーズが中国から全店撤退」というネガティブな事実ばかり。

ハニーズはなぜ爆発的な成長を遂げたのか?

 ここで、ハニーズが驚異的に成長を遂げた05~06年頃のことを思い返してみましょう。この当時、日本は相も変わらずデフレ不況でしたが、当時、大型の低価格洋服ブランドというと、ユニクロかハニーズくらいしかありませんでした。ZARAは1998年に日本上陸していましたが、08年頃までは鳴かず飛ばずで、商品傾向も今とはずいぶんと異なり、劣化版イタリアンシンプルブランドみたいな感じだったのです(ちなみに2000年前半、心斎橋ビブレに入店していたZARAで、1000円に値下がりしたイタリアンマフィアみたいな無地カラーシャツを何枚か買ったのを覚えています)。

 H&Mもフォーエバー21も、まだ日本には本格上陸していません。ユニクロはすでに大型ブランドに成長していましたが、04年に「ユニクロ=ダサい」というイメージから脱するべく舵を切ったものの、まだファッション的には認められていませんでした。パレモやコックスなどはありましたが、その当時も今と同様に、さして話題には上らず。しまむらは、まだ「しまらーブーム」が起きる前で、田舎のおばちゃん向け低価格洋服店というイメージだったのです。またローリーズファームを擁するポイント(現社名アダストリア)も、「アースミュージック&エコロジー」を擁するクロスカンパニー(現社名ストライプインターナショナル)も、ともにまだ企業規模が小さく、今ほどの売上高はありませんでした。

 要するに「まだベーシックと認識されていたユニクロ」以外の低価格ブランド(特に、女性に向けたブランド)は少なかったということです。ハニーズに、若い女性の人気が集中したのは、そういう業界情勢があったと考えられます。

 逆に近年、ハニーズがあまり顧みられなくなったのは、低価格ファッションブランドが乱立したため、客を奪われたせいではないでしょうか。ユニクロとジーユーを擁するファーストリテイリング、アダストリア、ストライプインターナショナル、ウィゴーなどの国内勢に加えて、ZARAやH&Mなどの海外勢も存在します。低価格ファッションを買うのは、何もハニーズでなくてもよい、ということです。

 では、これらのブランド勢にハニーズが遅れをとった原因を3つ挙げてみたいと思います。

1.特徴のなさすぎ!? 平凡すぎる商品たち

 最近のハニーズの店を見た感想ですが、商品は過不足なくまとまっているものの、可もなく不可もないラインナップのため、逆に何の印象も残りません。

 具体的に言うと、機能的にもデザイン的にも、驚くような物がほとんどないのです。例えばユニクロには、保温機能性肌着のヒートテックや軽量のウルトラライトダウン、最近話題のワークマンには、透湿防水ジャケット「イージス」など、“機能的” にあっと言わせる商品があります。また最近のユニクロだと、ユニクロUなどのデザイナーズコラボ商品には、“デザイン的”にも驚くような物があるのです。しかし、ハニーズの商品は機能的にも、デザイン的にも平凡。じゃあテイストが変わっているのかといえば、テイストも極めてオーソドックスと言えるでしょう。

 また、店自体の内装や作りも、極めて平凡で特徴がないように見えます。悪い意味で「灰汁」がなさすぎるのです。例えば、ウィゴーはいかにも女子中学生向けといわんばかりのガチャガチャした店の作りと装飾が特徴的。あれが苦手だという人もいるでしょうが、苦手な人でも店や商品自体は印象に残りやすい。このように、ハニーズはあらゆる意味で平均的という印象しかなく、お客さんから選ばれにくくなっても当然だといえます。

2.商品の値段も「ジーユー」に見劣り!

 ハニーズの商品の値段は、確かに低価格ゾーンではありますが、驚くほどの安さがありません。決して高くはないですが、極めて普通の量販店価格で、ジーユーほどの安さがないのです。例えばジーンズですが、ジーユーだとほとんどの定価が1990円で、期末の値下がりで990円くらいになります。しかし、ハニーズだと定価が2980円で、値下がりしても1980円くらいでとどまります。これでは消費者にインパクトを与えることは難しいと言わねばなりません。デザインや機能、テイストだけでなく値段もそこまで安くはないとなると、熱心なファンはつきにくいでしょう。

 ハニーズからすると、頑張って広報活動をしているのかもしれませんが、ほかのブランドに比べると足りないと感じます。実はハニーズは、他社よりも優れた点がいくつかあるのですが、残念なことに世間的にはそれがあまり知られていません。それはひとえに、広報活動が足りないからではないのかと思っています。

 優れている点としては、まず、先頃ハニーズは、不振のため中国に残っていた全店(約180店)を撤退させましたが、実はユニクロよりもかなり先駆けて、06年から中国に出店しており、13年には中国全土に約600店も展開していたのです。日本のブランドで当時、そこまでの店舗数を中国で展開していたのはハニーズしかありません。しかし、アパレル業界にいる人でさえ、ジャンルが異なれば、ハニーズの大規模な中国展開を知っている人はほとんどいませんでした。一般消費者はなおさらです。

 次に、物作りについてですが、ハニーズは自社縫製工場を所有しています。ユニクロは品質の高さで知られていますが、実は自社縫製工場を所有していません。というか、国内の低価格ブランドはほぼ自社縫製工場を持っていないのです。その点、ハニーズは、2010年代にミャンマーに2つの自社工場を建てています。近年の直営店型アパレルが自社縫製工場を持つことが稀なのは、メリットもある一方リスクもあるから。メリットは、自社工場なので発注から納品までが自社内で完全にコントロールでき、リードタイムも短縮できる点。その一方で、工場は毎日稼働し続けますから、どんどん商品が作られるため、迅速に売りさばかないと在庫がたまるというリスクもあるのです。多くの直営店型アパレルはメリットよりもリスクを嫌って、工場を持たない傾向が強いのですが、あえてそのリスクを冒したハニーズの姿勢には感服するほかありません。しかし残念なことに、これはあまり業界内でも知られていないのが現状です。世界的に見ても、大規模低価格SPAブランドで自社工場を所有しているのは、縫製工場出身のZARAくらいしかないので、ハニーズはやりようによっては、「日本のZARA」になり得る資質があったのです。

 思い返せば、13年頃、ハニーズは自社オリジナルのカジュアルパンツ専門店「パンツワールド」を新規出店しました。どうも売れ行きはあまり良くなかったようで、早々に廃止となっています。これを当時、取材しようとハニーズの広報に申し込んだのですが、返ってきた答えは「当社の社長はあまりマスコミ対応を好みませんのでお断りします」というものでした。業界紙の中でも、知られていない弱小業界紙からの依頼だったということもあるのでしょうが、せっかくの新業態なのですから、もっと積極的にプレスするべきだったのではないかと思っています。実際に「パンツワールド」は、ほとんどメディアで紹介されないままに、いつの間にかひっそりと消えていました。

 中国全土に600店出店していたことも、ミャンマーに2つの自社縫製工場を建設したことも、もっと積極的にメディアに流すべきではないでしょうか。知られていないまま今に至っていますが、販促活動でいえば「知られていないことは存在しないのも同然」なのです。せっかく優れた点がいくつもあるのですから早く「存在する」ようになってもらいたい、そして再び多くのお客さんが来店する店になってほしいと願ってやみません。
(南充浩)