ウーマン・村本大輔のTwitter炎上騒動続く AKB48も巻き添えに……

 お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔が1月8日にTwitterを更新し、昨年末にTwitterでバトルした高須クリニック・高須克弥院長を「高須先生は誹謗中傷を芸の肥やしにせよといいましたがご自身は自身のCMを陳腐と誹謗中傷されたことに対しては即訴えましたよね」と再口撃。加えて同日には、ZOZO・前澤友作社長が個人でTwitterフォロワー100人に100万円をプレゼントするという総額1億円のお年玉キャンペーンを行ったことにも触れ、「100万円もらえるTwitterは話題になるけど、自分達の税金で作る約2兆五千億円かかると言われる沖縄辺野古の米軍基地や、約38億円の税金がかかったと言われる築地の豊洲移転の必要ない延期はそんな話題にならない」「ヨーロッパやアメリカとの国民の意識が月とスッポン」と持論を語った。

 しかし、ネット上は村本の“面倒くさい”ツイートに反論が続出。「もう芸人として笑えない」「日本は日本。嫌だったら出ていけ!」「大物気取りが痛々しい」「話題になりたくて必死だね」などとフルボッコ状態となっている。

 アンチばかりが増えて好感度は下がる一方の村本だが、それによって巻き添えを食らいそうなのが、村本がMCを務める『AKBINGO!』(日本テレビ)に出演するAKB48だという。

「先日の『NHK紅白歌合戦』では、乃木坂46・西野七瀬の卒業にバナナマンがサプライズで駆け付け、『お兄ちゃん!』と西野も感激していましたが、乃木坂が国民的アイドルとなったのは、冠番組でMCを務める彼らの手腕が大きかった。また、バカリズムも『アイドリング!!!』から菊地亜美、朝日奈央らをバラエティタレントとして育成し、今も2人から“師匠”と慕われています。最近ではオードリーが『けやき坂46』メンバーの魅力を引き出し、人気が急上昇となっています。しかし、村本はAKBメンバーをブレークさせられないばかりか、自身にアンチが多いせいでファンからは疫病神扱いされてしまっている。最近はスポンサーを怒らせるような発言もしており、いつ司会交代となってもおかしくない。そうなればテレビから完全に消えることになるかもしれません」(週刊誌記者)

 AKB48の人気低迷の一端は、村本の不人気ぶりにも原因があるのかも?

坂上忍“フジテレビの王様”の地位、着々……「上層部も何も言えない状態」

「昨年は一時期からのどん底からは脱したと、みんな感じてますよ。それを下支えしたのは間違いなく坂上さんのおかげではあるのですが、そのせいで最近は局内でも“神格化”されているきらいがあるんですよね……」(フジテレビ関係者)

 昨年末も元貴乃花親方と離婚した河野景子に年末特番『バイキング・ザ・ゴールデン』(フジテレビ系)でインタビューするなど、話題に事欠かなかった坂上忍。

「特に『バイキング』での坂上さんは、まさにワンマン状態です。少しでも意見しようものなら無視されたり話が振られなかったりしますからね。吉澤ひとみさんの飲酒運転のときも、自分も似たような経験があるからか、鋭く突っ込むことはしませんでしたからね。まあ、それについて誰も突っ込めない空気を彼は醸し出してるからね」(番組スタッフ)

 ただ、あの織田裕二に対して自身がMCを務めた『FNS番組対抗オールスター秋の祭典 目利き王決定戦』(同)で正面から鋭く話ができたのも坂上だからこその声もある。

「ダウンタウンも『ダウンタウンなう』(同)での『本音でハシゴ酒』で場を仕切っている坂上さんを評価していますし、現場スタッフにも定期的に飲み会を開いて労ったりしてますからね。1回で数十万使うこともあるそうですよ。ただ、『坂上どうぶつ王国』(同)など完全に自分の趣味の番組を始めたり、そこに数字がついてこなかったりすると上層部も苦い顔をするのですが、いかんせん誰もそれを言えない状態なんですよね」(芸能事務所関係者)

 今年もフジテレビでは“王様”になりそうだ。

局内で解釈違い!?『マツコの知らない世界』で米津玄師「Lemon」が“失恋ソング”認定され物議!

 楽曲の歌詞に込められた意味は、聴き手の受け取り方次第……。

 そう考える人は多いだろう。しかし、多くの人々が考えるものと違う解釈を堂々と披露されると、違和感を抱く人が多いのもまた事実だ。そんな“解釈違い”とも言うべき出来事が起こり、一部から注目を集めている。

 件の問題が起こったのは1月8日に放送された『マツコの知らない世界 新春2時間SP』(TBS系)の番組内。この番組は、タレントで女装家のマツコ・デラックスに各ジャンルの専門家が講義を行うといった内容で、この日は『銀座ママの世界』『カップラーメンの世界』『失恋ソングの世界』の3本立てだった。このうち、ミクスチャーバンド・HYの仲宗根泉がゲストとして出演した『失恋ソングの世界』では各年の代表曲的な失恋ソングをピックアップし、表にして紹介した。

 物議を醸したのは、そのなかで2018年の失恋ソングとしてシンガーソングライター・米津玄師の「Lemon」が紹介されたことだ。この曲は、同じくTBSで昨年の1月から放送されたドラマ『アンナチュラル』の主題歌で、楽曲の制作中に米津の祖父が亡くなったことや、その歌詞の内容から、親しい人との死別を扱ったものとして捉える人の多い歌だ。米津本人も、オリコンから受けたインタビューの中で、『ただ“あなたが死んで悲しいです”としか言ってない気がする』と、この曲について述べている。

 この件に対し、ネット上では「Lemonは失恋ソングじゃないよ、レクイエム」「どんだけ歌詞の内容を考えずに聞いてるんだ!」と、失恋ソングとして「Lemon」が紹介されたことへの違和感を覚えるとした声が多く上がっている。なかには「歌詞だけ見ればそう見えなくもないか」「人それぞれ」という意見もあるにはあるが、ほとんどの人がこの曲を失恋ソングと認定したことに対して、賛同しかねているようだ。

「もちろん、聴いた人が自分なりに消化して楽しめばいいというのは大前提ですが、公の電波で失恋ソングです、と言ってしまったのはまずかったかもしれませんね。本人が死別について語ったものだとしているならなおさらです。そもそも、この曲を主題歌として扱ったアンナチュラルは、法医解剖医という死因究明のスペシャリスト集団を描いた話となっています。そこから考えても、ちょっと失恋ソングとして扱うのは厳しいのでは……。しかも同じTBSのドラマですし、局内での配慮とかはなかったんでしょうか」(音楽ライター)

 もちろん、専門家を呼んでマツコに説明するという番組の特性上、この「Lemon」のチョイスはあくまでも仲宗根が行った解釈であると考えることもできるだろう。こう言った独自の解釈もその道のプロのものと言えなくもないのかもしれないが……。

 今後、同番組の扱う情報への信頼が損なわれないことを願ってやまない

熊田曜子「男は育児をすぐ諦める」発言、“いいママアピール”に「代表ぶるな!」と世間は激怒

 2012年に会社員の男性と結婚し、現在は5歳、3歳、0歳の女の子の母である熊田曜子。昨今はグラビア活動の他にママタレントとしても活躍しているが、最近はママタレとしてテレビで発した発言が物議を醸しているという。

 1月3日深夜放送のバラエティー番組『内村・カレンの相席どうですか』(フジテレビ系)では、結婚を考えているバカリズムに対し、熊田とSHELLYがママタレの立場から結婚生活について言及。しかし、2人ともに夫に対してかなり不満があるとのことで、SHELLYが自分の夫が子供の夜泣きに起きないと怒ると、熊田も「男の人は(あやし方がなど)わからないからすぐ諦める」と同意。さらに熊田は「男性はいいとこ取りする」との説を展開。料理を作るにしても妻が買った食材を調理するだけで、後片付けなどは一切しないと指摘した。

 このように、熊田が「男の人って」と世の男性を一括りすることに対し、ネットでは批判が噴出。「熊田曜子ただの自分の愚痴じゃん。旦那の不満を『男の人って』と自分の価値観だけで世の中の旦那さんに置き換えて語らないで欲しい」「熊田曜子は『私家事・育児大変なんです』『これだから男は』ってママ代表ぶってるけど、いくら何でも言い方があるし、全員『男』で括らなくていいと思う」「自分の夫ならともかく男で一括りにするのはどうかと思うし、さも女の代表ですと言わんばかりに主張されるのも困る」といった厳しい声が上がっている状況だ。

「熊田さんは、最近ブログで児童館に入れなくてショックを受けた、と名指しで書くなどしましたよね。そういったことから、視聴者からは“良いお母さん”というよりは“クレーマー”“モンスターぺアレンツ”という良くない印象を抱かれてしまっていることも、批判の一因なのでは」(芸能事務所勤務)

 熊田といえば、11月4日の自身のブログにて、雨が降っていたため子ども3人を連れて墨田区の東向島児童館分館へ行ったことをブログで報告。時間制で事前チケットを取るシステムだったため、順番が来て中に入ろうとすると、大人1名につき子ども2人のため入室を拒否されたとのことで、「予想外の出来事に私はキョトン」「まさか、そんな決まりがあったなんて」「まさか児童館に入れなくなるとは思ってもみませんでした」「これからは初めての児童館に行く時も事前に大人1人で子供3人連れでもOKかどうか確認するべきですね」と綴っている。

「ブログは児童館への直接的な文句はないものの、名前を出したらファンなどから児童館への批判が行くことは考えたら分かるはず。熊田さんのこういったやり方に、ネットでは『名指しクレームでドン引きした』という意見が多かったのは事実です。年齢も年齢ですし、ママタレとして女性票を増やしたいのは分かりますが、もう少しテレビでの発言やブログは配慮したほうが良さそうですね」(同)

 人気ママタレとして勝ち残れるのか? 注目したいところだ。

熊田曜子「男は育児をすぐ諦める」発言、“いいママアピール”に「代表ぶるな!」と世間は激怒

 2012年に会社員の男性と結婚し、現在は5歳、3歳、0歳の女の子の母である熊田曜子。昨今はグラビア活動の他にママタレントとしても活躍しているが、最近はママタレとしてテレビで発した発言が物議を醸しているという。

 1月3日深夜放送のバラエティー番組『内村・カレンの相席どうですか』(フジテレビ系)では、結婚を考えているバカリズムに対し、熊田とSHELLYがママタレの立場から結婚生活について言及。しかし、2人ともに夫に対してかなり不満があるとのことで、SHELLYが自分の夫が子供の夜泣きに起きないと怒ると、熊田も「男の人は(あやし方がなど)わからないからすぐ諦める」と同意。さらに熊田は「男性はいいとこ取りする」との説を展開。料理を作るにしても妻が買った食材を調理するだけで、後片付けなどは一切しないと指摘した。

 このように、熊田が「男の人って」と世の男性を一括りすることに対し、ネットでは批判が噴出。「熊田曜子ただの自分の愚痴じゃん。旦那の不満を『男の人って』と自分の価値観だけで世の中の旦那さんに置き換えて語らないで欲しい」「熊田曜子は『私家事・育児大変なんです』『これだから男は』ってママ代表ぶってるけど、いくら何でも言い方があるし、全員『男』で括らなくていいと思う」「自分の夫ならともかく男で一括りにするのはどうかと思うし、さも女の代表ですと言わんばかりに主張されるのも困る」といった厳しい声が上がっている状況だ。

「熊田さんは、最近ブログで児童館に入れなくてショックを受けた、と名指しで書くなどしましたよね。そういったことから、視聴者からは“良いお母さん”というよりは“クレーマー”“モンスターぺアレンツ”という良くない印象を抱かれてしまっていることも、批判の一因なのでは」(芸能事務所勤務)

 熊田といえば、11月4日の自身のブログにて、雨が降っていたため子ども3人を連れて墨田区の東向島児童館分館へ行ったことをブログで報告。時間制で事前チケットを取るシステムだったため、順番が来て中に入ろうとすると、大人1名につき子ども2人のため入室を拒否されたとのことで、「予想外の出来事に私はキョトン」「まさか、そんな決まりがあったなんて」「まさか児童館に入れなくなるとは思ってもみませんでした」「これからは初めての児童館に行く時も事前に大人1人で子供3人連れでもOKかどうか確認するべきですね」と綴っている。

「ブログは児童館への直接的な文句はないものの、名前を出したらファンなどから児童館への批判が行くことは考えたら分かるはず。熊田さんのこういったやり方に、ネットでは『名指しクレームでドン引きした』という意見が多かったのは事実です。年齢も年齢ですし、ママタレとして女性票を増やしたいのは分かりますが、もう少しテレビでの発言やブログは配慮したほうが良さそうですね」(同)

 人気ママタレとして勝ち残れるのか? 注目したいところだ。

『刑事ゼロ』は、まるで逆『名探偵コナン』? 沢村一樹&瀧本美織の“新人刑事”コンビが魅力的

 沢村一樹が20年分の記憶を失ってしまう刑事役で主演を務めるドラマ『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)の第1話が10日、2時間の拡大版で放送され、平均視聴率14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進しました。

 京都府警捜査一課刑事の時矢暦彦(沢村)は、“京都府警に時矢あり”といわれるほどの逸材。しかし、連続殺人犯の能見冬馬(高橋光臣)を追跡中、ビルの屋上から貯水プールに落下し、刑事生活20年分の記憶をごっそり失ってしまいます。

 そんな折、見舞いにやって来た元相棒の福知市郎(寺島進)から、新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)の教育係を託されることに。刑事職を解かれることを恐れた時矢は、記憶喪失になったことを隠し、佐相と共に女性府議会議員・椎名蒼が刺殺された事件を追うことになります。

 その蒼が殺された現場では、あみだくじの一部分を切り取ったような奇妙な記号が書かれた紙が見つかるのですが、その直後に発生したフリーライター・今宮賢の殺害事件では、遺体そのものが同じような記号に見えるように、公園の鉄棒に粘着テープで吊るされた状態で発見。時矢は、そのテープと蒼の殺害現場に落ちていた紙から同じニオイがすることに気づきます。

 その後、今宮の父親・隆二(大澄賢也)と継母のもとを訪れた時矢は、応接室に置いてある香炉(香木を入れる器)が妙に気になり、直感を信じて香木の販売店へ足を運ぶことに。するとその店の主人から、殺人現場に残されていた奇妙な記号が、源氏香(5種の香を各5包ずつ計25包作り、任意に取り出した5包のニオイを嗅ぎ分ける組香の一種)で用いる香の図であることを指摘されます。この香の図には、源氏物語54帖のうち最初と最後の帖以外の巻名ひとつひとつが附されているというのです。

 さらに以前、蒼と今泉夫妻、小説家の鳴島恭三(小林稔侍)とその妻・桜子(富田靖子)が、同じお香のサークルに通っていたことが発覚。また、桜子のもとを訪れた時矢は、息子・芳孝(百瀬朔)が初めて書いた小説を恭三に焼かれてしまたっため、逆上して家出してしまったことを知るのでした。

 捜査を進めていくと、芳孝は隆二が桜子を襲った際にできた子であることや、その背景には、『郭公の庭』という小説を書くためだけに、恭三が自分の妻を隆二に襲うよう命じたこと、議員になる前に産婦人科医をしていた蒼が芳孝の出産を担当したことや、それらの事実をネタに賢が金を脅し取ろうとしていたことなどが判明します。

 蒼と賢の殺害現場に残された香の図がそれぞれ、源氏物語中で“不義の子”をテーマにした話であることから、時矢は一連の事件を芳孝の犯行による見立て殺人だと推測。そんな中、隆二がワイヤーで首を吊られ殺される第3の事件が発生してしまいます。

 芳孝を逮捕するべく、時矢は捜査に夢中になるのですが、ふとしたきっかけで記憶喪失したことが佐相にバレてしまいます。しかし、今回が刑事生活最後の事件ということで見逃してもらい、捜査を続行することに。そんな中、桜子が神社の階段で何者かに突き落とされる事件が発生します。

 ところがこれは桜子の狂言だったのです。桜子は、隆二を殺害した際に傷を負って死んでしまった芳孝の遺志を継ぎ、第5の事件を計画。かつて家族3人で暮らした家もろとも焼死すべく、恭三をスタンガンで気絶させて部屋中にガソリンを撒き散らすという凶行に及んだのです。

 そこへ駆けつけた時矢は、「人間は2度死ぬ」として、1度目は肉体が滅びる時、2度目は生きている人たちの記憶から忘却される時だと話し、息子の記憶をこの世に留めるためにも生き続けるべきだと説得。桜子がこれを聞き入れたことで事件解決となりました。

 その後、約束通り退職届を用意した時矢。しかし佐相は、今回の活躍から“新・時矢”も刑事として必要な素養を備えていることを認め、記憶喪失したことは誰にも漏らさないと約束。“旧・時矢”の捜査データを網羅していることから、彼の「取扱説明書」として支えていくことを表明したところで終了となりました。

 ベテラン刑事が20年間の記憶を失くすというトリッキーな設定や、沢口靖子・主演の人気シリーズ『科捜研の女』の“谷間”に差し込まれるカタチでの放送ということで、箸休め的な作品かと侮っていましたが、開始早々からかなり惹きこまれるものがありました。

 正直、源氏物語を見立てに用いた設定は複雑すぎるため映像作品には不向きで、被害者たちの関係性もごちゃごちゃしていてミステリー的には少し難ありかなぁ、という部分はありました。

 しかしそれを補って余りあるぐらい時矢が魅力的でした。記憶を失ったことで内面が20年前、つまり31歳の時に戻ってしまったという設定なのですが、今宮夫妻のもとを訪れた際には、妻と顧問弁護士との関係が怪しいと見て、「おふたり、デキてます?」と直球で訊いてしまうなど、その言動はまるで子どものよう。アニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)のオープニングでの名セリフ「見た目は子ども、頭脳は大人」の真逆のようなキャラクターなのです。

 それでいて、捜査に必要な観察力や記憶力、優れた五感、調査力、信念みたいなものは残っているんですね。証拠品が見つかれば夢中になって調べ、直感が働けば即座に行動する姿は、大人少年探偵とでもいうようなコミカルな雰囲気が漂っていました。

 そしてその時矢を支える佐相役を滝本が好演。佐相は庶務係に在籍時、たまたま目にした時矢の姿に憧れ、彼が関わった事件データすべてを記憶したという熱烈な信奉者なんですね。

 だからこそ、時矢とのバディが決まり張り切るわけですが、その活き活きとした様子を滝本が実直に演じていました。また、傍目からはベテラン刑事と新人なのですが、視聴者からすれば新人同士のコンビ、という設定も観ていてユニークでした。佐相は、他の先輩刑事と組んでいれば恐らく、「お前は引っ込んでろ」と言われかねないほど積極的すぎる面があるのですが、実はぺーぺーの時矢と組むからこそ持ち味を活かせているのだろうな、と思います。

 その佐相いわく、時矢は以前は理論派、記憶を失ってからは直感派になったということですが、次回は7年前に関わった事件に再び挑むということで、どんな展開が待ち受けているのか楽しみです。敏腕刑事時代の粗を自ら掘り起こしていくことになってしまうのですかね。
(文=大羽鴨乃)

『刑事ゼロ』は、まるで逆『名探偵コナン』? 沢村一樹&瀧本美織の“新人刑事”コンビが魅力的

 沢村一樹が20年分の記憶を失ってしまう刑事役で主演を務めるドラマ『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)の第1話が10日、2時間の拡大版で放送され、平均視聴率14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進しました。

 京都府警捜査一課刑事の時矢暦彦(沢村)は、“京都府警に時矢あり”といわれるほどの逸材。しかし、連続殺人犯の能見冬馬(高橋光臣)を追跡中、ビルの屋上から貯水プールに落下し、刑事生活20年分の記憶をごっそり失ってしまいます。

 そんな折、見舞いにやって来た元相棒の福知市郎(寺島進)から、新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)の教育係を託されることに。刑事職を解かれることを恐れた時矢は、記憶喪失になったことを隠し、佐相と共に女性府議会議員・椎名蒼が刺殺された事件を追うことになります。

 その蒼が殺された現場では、あみだくじの一部分を切り取ったような奇妙な記号が書かれた紙が見つかるのですが、その直後に発生したフリーライター・今宮賢の殺害事件では、遺体そのものが同じような記号に見えるように、公園の鉄棒に粘着テープで吊るされた状態で発見。時矢は、そのテープと蒼の殺害現場に落ちていた紙から同じニオイがすることに気づきます。

 その後、今宮の父親・隆二(大澄賢也)と継母のもとを訪れた時矢は、応接室に置いてある香炉(香木を入れる器)が妙に気になり、直感を信じて香木の販売店へ足を運ぶことに。するとその店の主人から、殺人現場に残されていた奇妙な記号が、源氏香(5種の香を各5包ずつ計25包作り、任意に取り出した5包のニオイを嗅ぎ分ける組香の一種)で用いる香の図であることを指摘されます。この香の図には、源氏物語54帖のうち最初と最後の帖以外の巻名ひとつひとつが附されているというのです。

 さらに以前、蒼と今泉夫妻、小説家の鳴島恭三(小林稔侍)とその妻・桜子(富田靖子)が、同じお香のサークルに通っていたことが発覚。また、桜子のもとを訪れた時矢は、息子・芳孝(百瀬朔)が初めて書いた小説を恭三に焼かれてしまたっため、逆上して家出してしまったことを知るのでした。

 捜査を進めていくと、芳孝は隆二が桜子を襲った際にできた子であることや、その背景には、『郭公の庭』という小説を書くためだけに、恭三が自分の妻を隆二に襲うよう命じたこと、議員になる前に産婦人科医をしていた蒼が芳孝の出産を担当したことや、それらの事実をネタに賢が金を脅し取ろうとしていたことなどが判明します。

 蒼と賢の殺害現場に残された香の図がそれぞれ、源氏物語中で“不義の子”をテーマにした話であることから、時矢は一連の事件を芳孝の犯行による見立て殺人だと推測。そんな中、隆二がワイヤーで首を吊られ殺される第3の事件が発生してしまいます。

 芳孝を逮捕するべく、時矢は捜査に夢中になるのですが、ふとしたきっかけで記憶喪失したことが佐相にバレてしまいます。しかし、今回が刑事生活最後の事件ということで見逃してもらい、捜査を続行することに。そんな中、桜子が神社の階段で何者かに突き落とされる事件が発生します。

 ところがこれは桜子の狂言だったのです。桜子は、隆二を殺害した際に傷を負って死んでしまった芳孝の遺志を継ぎ、第5の事件を計画。かつて家族3人で暮らした家もろとも焼死すべく、恭三をスタンガンで気絶させて部屋中にガソリンを撒き散らすという凶行に及んだのです。

 そこへ駆けつけた時矢は、「人間は2度死ぬ」として、1度目は肉体が滅びる時、2度目は生きている人たちの記憶から忘却される時だと話し、息子の記憶をこの世に留めるためにも生き続けるべきだと説得。桜子がこれを聞き入れたことで事件解決となりました。

 その後、約束通り退職届を用意した時矢。しかし佐相は、今回の活躍から“新・時矢”も刑事として必要な素養を備えていることを認め、記憶喪失したことは誰にも漏らさないと約束。“旧・時矢”の捜査データを網羅していることから、彼の「取扱説明書」として支えていくことを表明したところで終了となりました。

 ベテラン刑事が20年間の記憶を失くすというトリッキーな設定や、沢口靖子・主演の人気シリーズ『科捜研の女』の“谷間”に差し込まれるカタチでの放送ということで、箸休め的な作品かと侮っていましたが、開始早々からかなり惹きこまれるものがありました。

 正直、源氏物語を見立てに用いた設定は複雑すぎるため映像作品には不向きで、被害者たちの関係性もごちゃごちゃしていてミステリー的には少し難ありかなぁ、という部分はありました。

 しかしそれを補って余りあるぐらい時矢が魅力的でした。記憶を失ったことで内面が20年前、つまり31歳の時に戻ってしまったという設定なのですが、今宮夫妻のもとを訪れた際には、妻と顧問弁護士との関係が怪しいと見て、「おふたり、デキてます?」と直球で訊いてしまうなど、その言動はまるで子どものよう。アニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)のオープニングでの名セリフ「見た目は子ども、頭脳は大人」の真逆のようなキャラクターなのです。

 それでいて、捜査に必要な観察力や記憶力、優れた五感、調査力、信念みたいなものは残っているんですね。証拠品が見つかれば夢中になって調べ、直感が働けば即座に行動する姿は、大人少年探偵とでもいうようなコミカルな雰囲気が漂っていました。

 そしてその時矢を支える佐相役を滝本が好演。佐相は庶務係に在籍時、たまたま目にした時矢の姿に憧れ、彼が関わった事件データすべてを記憶したという熱烈な信奉者なんですね。

 だからこそ、時矢とのバディが決まり張り切るわけですが、その活き活きとした様子を滝本が実直に演じていました。また、傍目からはベテラン刑事と新人なのですが、視聴者からすれば新人同士のコンビ、という設定も観ていてユニークでした。佐相は、他の先輩刑事と組んでいれば恐らく、「お前は引っ込んでろ」と言われかねないほど積極的すぎる面があるのですが、実はぺーぺーの時矢と組むからこそ持ち味を活かせているのだろうな、と思います。

 その佐相いわく、時矢は以前は理論派、記憶を失ってからは直感派になったということですが、次回は7年前に関わった事件に再び挑むということで、どんな展開が待ち受けているのか楽しみです。敏腕刑事時代の粗を自ら掘り起こしていくことになってしまうのですかね。
(文=大羽鴨乃)

R・ケリーへの告発番組の出演依頼を断って、「偽善者」と叩かれていたレディー・ガガが公開謝罪

 昨年公開された初主演映画『アリー/スター誕生』での熱演が大絶賛され、アカデミー賞主演女優賞も確実と注目を集めている、歌手のレディー・ガガ。前哨戦であるゴールデン・グローブ賞でも主演女優賞獲得はほぼ間違いないとネット上は大いに盛り上がっていた。しかし、直前に放送されたある番組のせいで、ガガを支持する声は激減。1月7日に開催されたゴールデン・グローブ賞授賞式で主演女優賞を逃した時は、「いい気味」とまで叩かれた。

 ガガのイメージをどん底に落とした番組とは、3日から3夜連続で放送された『Surviving R.Kelly(R・ケリーからの生還)』。歌手R・ケリーが未成年だった複数の少女を洗脳し、性奴隷にした疑惑について、被害者たちが顔を出してその実態を告発したドキュメンタリー番組だ。ケリーは1994年に当時15歳だった歌手アリーヤの年齢を18歳だと偽って結婚したり、未成年の女性とのセックステープが流出して02年に児童ポルノ罪で逮捕・起訴されたり、四半世紀前から「少女が大好物のロリコン」として白い目で見られてきた。

 ガガはそんなケリーと13年、「私の体をあなたの好きなようにしてちょうだい」と絶叫する「Do What U Want」という曲でコラボ。ケリーも途中で「オレはおまえがほしがっているものを持ってるんだぜ」と歌い、2人のセクシーパフォーマンスは話題になったものだった。

 『Surviving~』の制作総指揮者ドリーム・ハンプトンは、3日付けで公開された米紙「The Detroit Free Press」電子版の取材記事で、ガガを含む、ケリーとコラボ経験を持つセレブたちに番組への出演依頼をしたが、断られたと告白。ゴールデン・グローブ賞授賞式が開催された7日にはラジオの番組『The Karen Hunter Show』に出演し、「DVサバイバーの擁護者であるレディ・ガガが、なぜR・ケリーと『サタデー・ナイト・ライブ(SNL)』に出演したのか。あんなばかげたパフォーマンスをしたのかを知りたい」と批判した。

 ドリームが言う『SNL』のパフォーマンスとは、13年11月に放送されたもの。ガガがケリーに飛びついたり、お尻や胸を触らせたり、フェラチオを連想させる仕草をしたり。床に寝転がった彼女にケリーが覆いかぶさって体を上下に動かしたり、いわゆる“駅弁スタイル”でセックスするような動きをしたり、濃厚な絡みを見せていた。

 このドリームの言葉に、ネット上は「普段から被害者の味方とか言ってるくせに、ガガはとんでもない偽善者」「ケリーが未成年の女性を洗脳しセックスしていたのは誰もが知ってるのに、こんな曲作ってこんなパフォーマンスするなんて」「被害者のことをバカにしてる」とのバッシングが噴出した。

 ファンにまで「がっかり」と言われたガガだが、現地時間9日夜、ツイッターに長い謝罪文を投稿。

 「私は1000%彼女たちの味方。彼女たちを信じているし、苦しみや痛みがわかる。彼女たちの訴えは広く知られるべきだし、深刻に受け止められるべきだと感じています」という出だしで、「R・ケリーに対する疑惑は弁解の余地がないもの」と『Surviving~』に顔を出した被害女性たちを擁護し、ケリーを批判。

 続いて、ケリーとのコラボ曲について、「私も性的暴行の被害者です。あの曲とミュージックビデオ撮影をした頃、私は人生の暗黒期にいました。トラウマを克服できず、怒りで満ちあふれていたから、あのようなめちゃくちゃ挑戦的で刺激的なものを作ったのです」と説明した。そして、「もしできることなら、過去に戻り、若い自分に会って“セラピーを受けなさい”と言うわ」「そうすればPTSD(心的外傷後ストレス障害)で、(今自分が)頭がグチャグチャになっている状態だと理解することができるから。もし、セラピーを受けられるような状況じゃなかったら、“誰かに助けを求めるべき”だと言う」と弁解。

 「過去に戻ることはできない。でも、私は前に進み、性的暴行の被害者である女性、男性、セクシュアリティや人種を問わず、すべての被害者たちの支援をすることはできる」と前向きな姿勢を見せ、「私はこの曲をiTunesや他のストリーミング・サービスから外すことにします。そして、もう二度と彼とは一緒に仕事はしません。私の若かりし頃に下した浅はかな判断、そして、このことをもっと早くみんなに伝えなかったことを深く謝罪します」と懺悔した。

 「私はすべての性的暴行被害者を支援します」というツイートも添えたガガだが、「なぜ番組(『Surviving~』)に出なかったことについての説明はないの?」「番組出演を断った理由を言うべき」という指摘も。また、YouTubeに投稿されているケリーとの「Do What U Want」パフォーマンス動画には、「このパフォーマンス最低」「性的暴行加害者に体触らせて喜んでるなんて」「見ていて気分悪くなる」「ケリーもガガもキモい」というコメントが殺到し、炎上している。

 アカデミー賞のノミネート発表は今月22日。無事ノミネートされ、2月24日に主演女優賞を獲得できるのか? また賞を獲得した暁には、スピーチでケリーの件について触れるのだろうか?

予算は10分の1、過激シーンはムリ? 『24』日本版リメークに立ちはだかる数々の難題

 世界的に大ヒットとなったアメリカのテレビドラマ『24 -TWENTY FOUR-』が、『24 Japan』として日本でリメークされることが明らかになった。テレビ朝日開局60周年記念番組として2020年度にテレビ朝日で放送されるという。

 オリジナル版では、テロと戦う捜査官ジャック・バウワーを主人公とし、24時間に起きた出来事を1時間ごとに区切り、全24話で描くというスタイル。日本版でも同様のフォーマットを踏襲し、日本初の女性総理が誕生するまでの24時間に巻き起こるテロとの戦いを描いていくという。

 有名ドラマの日本版リメークということで注目が集まるところだが、一方で不安の声も多いようだ。テレビ局関係者は話す。

「まず、単純に制作費の問題です。海外ドラマは一般的に1話あたり1億~3億円くらいの制作費だといわれていますが、日本のドラマは精々2,000万~4,000万円くらい。10倍ほどの差があるわけで、日本のテレビドラマでオリジナル版のような派手なアクションシーンなんかを作るのは相当難しい。リメークしたはいいけど、蓋を開けてみたら、会話シーンばかりで、アクションはたいしたことなかった……なんてことにならなければいいんですが」(以下同)

 また、テロとの戦いを描くという内容についても難しい点がありそうだ。

「オリジナル版の『24』では、とにかく簡単に人が死ぬ。主人公であるジャック・バウワーは容赦なくテロリストを殺していくし、テロリストの方も罪のない人をどんどん殺していく。敵も味方も“目的遂行のためなら殺人もいとわない”というのが、『24』の世界なんです。同じような描写を日本のドラマでできるのかというのは甚だ疑問です。最近ではコンプライアンスの問題もあるし、過激な描写にクレームが入ることも少なくない。かなり生ぬるいドラマになりかねないのでは」

 全24話という点も懸念材料になっている。

「日本のドラマは3カ月1クールで終わるのが基本。俳優のスケジュールも基本的には3カ月をサイクルに回ることが多い。でも、『24』は全24話の2クールになるので、キャストのスケジュールを半年分押さえなければならないことになります。たくさんのドラマや映画を掛け持ちしているような売れっ子だと、半年も1つの作品にかかりっきりにもなれないので、キャスティングは難しいと思います。しかも、ネットでの番組配信企画もあるようなので、ネットNGが基本のジャニーズ系は出られないはずですし、いわゆる“数字を持っている俳優”を引っ張り出してくるのが、大きな課題でしょう」

 実現までにはいくつもの難関が待ち構えている『24』の日本版リメーク。企画倒れにならないことを願うばかりだ。