芸能事務所が“偉そうにする”時代は終わった! ジャニーズだけではない「弱体化」

 業界内での影響力が低下し、弱体化がささやかれているジャニーズ事務所。いわゆる“スキャンダル潰し”や、ライバル関係にあるタレントへの圧力といった高圧的な行為もできなくなっているという。芸能事務所関係者が明かす。

「数年前なら、ほとんどのメディアがジャニーズ人気にあやかりたいということで、ジャニーズの言いなりだったわけですが、今はジャニーズ人気もそれほどでもないし、ジャニーズの方も若手を安売りしてくれるしで、状況はかなり変化しました。ジャニーズの特別扱いはだいぶ減っていて、確かに弱体化しているといえます」

 ただ、そもそも弱体化しているのはジャニーズだけではない。そのライバルとなる若手イケメン俳優もまた、厳しい状況になりつつあるという。

「芸能事務所全体のパワーが落ちているといえるでしょう。昔であれば、大手事務所がゴリ押しするタレントがたくさんいて、メディア側もそれを起用せざるを得ない状況があった。でも、今はゴリ押ししても結果が伴わないことも多く、芸能事務所としてもある程度謙虚にタレントを売り出さなければならない。芸能界全体が、タレントの人気に依存する形から離れているのだと思います」(同)

 以前であれば、イケメン俳優はそのイメージを保つべく、バラエティー番組などにはあまり出演することもなかった。しかし、最近ではバラエティーに進出するイケメン俳優も多い。

「映画やドラマのプロモーションのためのバラエティー番組出演は、もはや必須事項。バラエティーを拒否するような俳優には、オファーも来なくなるのではないでしょうか。今の時代、かつての“スター”のような立ち位置では何もできない。制作サイドの思惑通りに動いてくれる俳優でないと、仕事が来にくい状況なのです」(同)

 ジャニーズのライバルとなる存在として「ジュノンボーイ」というものがある。雑誌「JUNON」(主婦と生活社)が主催する「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の受賞者のことであり、多くのイケメン俳優が輩出された。

「『ジュノンボーイ』の冠があれば、そこそこ売れるといわれていた時期もありました。バーニング系の事務所に所属して売り出されることが多いのですが、ここ数年は結果が伴っていない。それどころか、グランプリを獲っても所属事務所がなかなか決まらないことも多いみたいですね。『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系)の主演を務めた2014年グランプリの西銘駿なんかは、どこの事務所も手を挙げないから、オスカーが拾ったのだとか。もう『ジュノンボーイ』の看板で商売できる時代ではないのかもしれないです」(週刊誌記者)

「ジャニーズ」や「ジュノンボーイ」といったブランドが効果を発揮できなくなっている今の芸能界。若手イケメン俳優たちは、そういった力を利用するのではなく、謙虚に努力しなくてはならないし、時にはイジられたり、笑われたりしなくてはならないのだ。芸能事務所が偉そうな顔をする時代は、もはや終焉を迎えたのだ。

瑛太『西郷どん』で好演も“キャスティングしにくい”業界評「やはり酒癖が……」

「NHKの大河ドラマ『西郷どん』での好演もあって、俳優としての評価は相変わらず高いですが、意外と彼をキャスティングしたいと言う人は少ないんですよね。それもこれもすべて、彼の酒癖のせいなんですけどね」(テレビ局関係者)

 NHK大河ドラマ『西郷どん』で大久保利通役を演じた瑛太。今年も主演ドラマ&映画として、1月から藤沢周平の傑作サスペンス時代長編『闇の歯車』が公開されるなど順調な滑り出しを見せているが……。

「やはり業界でも彼の酒癖については心配する声が多いです。何か問題があった場合は作品がお蔵入りになる可能性がありますからね。昨年行われた『西郷どん』の打ち上げのときも、かなり酔っぱらってました。胴上げされたときも『まじでやめろ!』と怒鳴ってましたよ」(NHK関係者)

 打ち上げ後も中目黒に移動して、女優の黒木華と弟の永山絢斗と飲み直していたと報じられた。

「瑛太さんはよく渋谷、恵比須、中目黒界隈で飲むことが多いそうです。昼間から飲んでることもあるようで、サングラスを掛けて変装はしてるようですが、バレてると思いますよ。酔った勢いで一般人に絡むこともあるようで、事務所はヒヤヒヤしてるそうです。関ジャニ∞・錦戸亮さんを馬乗りにしてボコボコにしたという報道もありましたからね。これまでもカラオケ店で警察が呼ばれる騒動を起こしたりしてますが、飲んでるときに自分の機嫌が悪くなると誰彼かまわず絡むクセがあるみたいなんです。俳優としては小栗旬、松田龍平、妻夫木聡、森山未來あたりと遜色ない評価なのですが、CMなども少ないのは彼の態度に問題があるようですよ」(芸能事務所関係者)

 今年は問題なく過ごすことができるか!?

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瑛太『西郷どん』で好演も“キャスティングしにくい”業界評「やはり酒癖が……」

「NHKの大河ドラマ『西郷どん』での好演もあって、俳優としての評価は相変わらず高いですが、意外と彼をキャスティングしたいと言う人は少ないんですよね。それもこれもすべて、彼の酒癖のせいなんですけどね」(テレビ局関係者)

 NHK大河ドラマ『西郷どん』で大久保利通役を演じた瑛太。今年も主演ドラマ&映画として、1月から藤沢周平の傑作サスペンス時代長編『闇の歯車』が公開されるなど順調な滑り出しを見せているが……。

「やはり業界でも彼の酒癖については心配する声が多いです。何か問題があった場合は作品がお蔵入りになる可能性がありますからね。昨年行われた『西郷どん』の打ち上げのときも、かなり酔っぱらってました。胴上げされたときも『まじでやめろ!』と怒鳴ってましたよ」(NHK関係者)

 打ち上げ後も中目黒に移動して、女優の黒木華と弟の永山絢斗と飲み直していたと報じられた。

「瑛太さんはよく渋谷、恵比須、中目黒界隈で飲むことが多いそうです。昼間から飲んでることもあるようで、サングラスを掛けて変装はしてるようですが、バレてると思いますよ。酔った勢いで一般人に絡むこともあるようで、事務所はヒヤヒヤしてるそうです。関ジャニ∞・錦戸亮さんを馬乗りにしてボコボコにしたという報道もありましたからね。これまでもカラオケ店で警察が呼ばれる騒動を起こしたりしてますが、飲んでるときに自分の機嫌が悪くなると誰彼かまわず絡むクセがあるみたいなんです。俳優としては小栗旬、松田龍平、妻夫木聡、森山未來あたりと遜色ない評価なのですが、CMなども少ないのは彼の態度に問題があるようですよ」(芸能事務所関係者)

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純烈・友井雄亮のDV脱退……関係者から安堵の声「最小のダメージで懸念材料を排除できた」

 メンバーの友井雄亮による交際女性へのDVや3,000万円使い込みが「週刊文春」(文藝春秋)にスクープされた純烈。結局、友井はグループを脱退、純烈は4人となって再スタートを切ることとなった。

『NHK紅白歌合戦』への出場を果たし、いよいよ本格的に大ブレークしようという時期に巻き起こったスキャンダルは、グループにとっては最悪の展開といえる。しかし、内状は意外とそういうわけでもないようだ。

「スキャンダルが発覚しないに越したことはないのは当然ですが、実は“このタイミングで発覚してよかった”といった関係者の声も聞こえてくるんです」(音楽業界関係者)

 スキャンダルでメンバーが脱退しているのに“よかった”とは、一体どういうことなのだろうか?

「友井の女癖の悪さやDV癖は、関係者やディープなファンの間では有名な話で、いつか表沙汰になってしまうだろうとも言われていたようです。一応、過去の話なので、どうにかスルーできるのでは……との淡い期待もあったみたいですが、『紅白』に出て有名になってしまった以上、かわしきれなかった、というのが実際のところ。でも、今以上に売れてから問題が発覚していたら、ダメージはもっと大きかったはず。それを考えれば、このタイミングでの発覚はまだマシだったのではないでしょうか」(同)

 今回「週刊文春」にスクープされた問題は、いずれも過去の話。現在進行形のトラブルではなかった。

「DV癖がある男性は、一度は反省しても、また暴力を振るってしまう可能性がある。友井も今は反省していますが、何かのきっかけでまたDVが再発してしまうかもしれないし、そうなれば傷害で逮捕ということだってあり得る。もしも、純烈在籍中にそんな事件を起こしたら、脱退だけでは済まされず、解散ということになっていた可能性もあるでしょう。そういう意味では、友井が“過去のトラブル”を原因に脱退したのは、グループにとっては不幸中の幸い。“最小のダメージで懸念材料を排除できた”ということなんです。むしろ早い段階で火種を取り除けたわけですから、関係者はある意味安堵しているかもしれません」(芸能事務所関係者)

 友井にとってはつらすぎる展開だが、純烈にとっては前向きに捉えることもできる、今回のスキャンダル。弱点を排除した純烈が本気のブレークを果たすのは、むしろこれからなのかもしれない。

『関ジャニ∞のジャニ勉』兵頭大樹が村上信五の『If or…』に呼ばれなくなった理由が明らかに!

 関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)。1月23日深夜放送分では、ゲストにお笑い芸人・兵動大樹らを迎え、村上信五の“すべらない話”で大いに盛り上がった。

 兵動と村上は長きにわたり関西ローカルでのレギュラー番組で共演していた“盟友”。そのため、この日は村上とのエピソードが……

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King&Prince、永瀬廉20歳バースデーに休養中の岩橋玄樹も同席! ファン歓喜の一夜

 パニック障害の治療に専念するため、昨年11月初旬より休業中のKing&Prince・岩橋玄樹。グループはデビュー1年目で大みそかの『NHK紅白歌合戦』初出場の切符をつかんだが、岩橋は不在のまま5人でのパフォーマンスとなった。その後も5人体制で活動しているKing&Prince だが、1月24日付の「東京スポーツ」で岩橋の復帰時期が報道され、さらには、メンバーのバースデーに岩橋が同席していたことが判明。ファンを喜ばせている。

 昨年10月26日、ジャニーズ事務所は公式サイトを通じて、岩橋が長年患ってきた病気治療に専念するとして、11月初旬から「一定期間の休養」に入ると発表。以降のKing&Princeは、テレビやラジオ、雑誌をはじめ、座長公演『ジャニーズ King&Prince アイランド』(~19年1月27日)の舞台には、岩橋を除いた5人で活動している。

「5人体制になって2カ月以上が経過した中、24日付の『東スポ』で、King&Princeが今夏の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のメインパーソナリティを務め、そこで岩橋が復帰するプランが検討されていると伝えました。記事内では、テレビ局関係者が『パニック障害で苦しむ岩橋が頑張ってここまで回復したんだということを示せれば、視聴者への強いメッセージにもなりうる。どう転んでも復帰の舞台としてはむしろうってつけなのです。関係者の間で極秘に進められていますよ』と、コメント。確かに『24時間テレビ』のメインパーソナリティはジャニーズグループから選ばれるパターンが多く、17年は嵐・櫻井翔、KAT-TUN・亀梨和也、NEWS・小山慶一郎の3人が担当し、18年はSexyZoneが初挑戦。King&Princeは人気や話題性でも申し分ない活躍を見せていますが……」(ジャニーズに詳しい記者)

 このニュースを受け、「夏に復帰? ホントだったらうれしいな」「待ってるよー! 正式に決まったわけじゃないけど、少しは希望が持てる」と早くも期待するファンや、「復帰して『24時間テレビ』だなんて。長丁場だし生放送の番組は岩橋くんの体調が心配」「復帰とか騒いで、本人にプレッシャー与えないでほしい」と報道に否定的な反応も。多くのファンが岩橋の現状を気にかけているようだ。

 そんな中、King&Princeメンバーが岩橋の最新動向を報告。1月23日に記念すべき20歳の誕生日を迎えた永瀬廉が、公式携帯サイト・Johnny's webの個人連載「れん's days」で、「20歳になった瞬間周りを見渡すと そこにはしょう、海人、岸くん、じん、げんきがいました」と、平野紫耀、高橋海人、岸優太、神宮寺勇太、そして岩橋と、メンバー勢揃いで午前0時を迎えたことを明かした。今年4月に20歳になる高橋はソフトドリンク、永瀬ら5人はシャンパンで乾杯したといい、「お酒が弱いはずのしょう、げんき、岸くんも頑張って飲んでくれました」と、喜びを露わに。翌24日には、岸も個人連載を更新し、6人でのお祝いは「大切な思い出」になったと、綴っていた。

「ファンは、今回のメンバーの連載で岩橋の近況を知り、感激の声が続出。ネット上で『玄樹くん、元気そうでよかった!』『玄樹ちゃんも一緒にお祝いって、ホントに素敵なグループだね』と、興奮気味のコメントが続出しています」(同)

 パニック障害の治療においては、息抜きできる時間を作るのも大事だという話があるだけに、メンバーとの再会は岩橋にとって、良い気分転換になったのかもしれない。果たして、年内に6人揃ったKing&Princeを見ることはできるのだろうか?

 

町田高校暴力事件に大人たちが示した異常な過剰反応、「どんな良い先生だろうが殴ったら駄目なんだ」と冷静なのは武井壮だけ

東京都立町田総合高校の男性教員が1年生の男子生徒に暴行を加え、ケガを負わせた事件が波紋を広げている。暴行の一部始終を収めた動画が生徒の手によってTwitterに投稿、拡散されて問題となったものだが、じつは生徒が教師を煽って暴力を仕向けたという疑惑が浮上し、世論は男性教諭の擁護へといっきに流れた。

 21日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、加藤浩次が「僕は思うんだけど、やっぱり生徒も裁かれるべきでしょ。生徒は先生をハメられるんだもん」「『ほら、やってやったよ、あの先生。処分を下さしてやったよ、俺が』って生徒がもし言ってるんだったら、『大人ナメんな』って話ですよ」と、生徒を厳しく糾弾。ネット上では、加藤の持論を賞賛する声も多かった。

 さらに、22日放送の『バイキング』(フジテレビ系)でも、ヒロミは「率直に気分の悪い動画だとは思う」「会話を聞いていたらどっちが先生だか生徒だか分からない」「このガキども連れて来たらシメたい。全員まとめて。本当に大人をナメているというか、生徒としての資格がないよね。学校の教師の資格がないという人もいると思うけど、こいつらに生徒としての資格はない」と、怒りを隠さない。MCの坂上忍も「どうしても先生のほうに同情心がいってしまいます」と、歯切れの悪いコメントを残した。

 世論は彼らとおおむね同じ意見なのであろう。ネット上では「生徒の非は大きいと思う。先生に罪はないと思う」「校則を守らずにいる生徒を、停学にせず指導するにはこれしかないでしょう。そういう親心的なことに甘えて、何度も同じことを繰り返したのなら、生徒と家庭に問題があるのでは」「高校は義務教育ではないんだから、校則がイヤだったら辞めればいいのに」などといった書き込みが溢れている。

 さらに、批判の矢面に立たされた男子生徒たちの本名やTwitterはすでに特定され、炎上している。もし、生徒たちに教師をハメようという意図があったとすれば、たしかに衝撃的な事件ではある。しかし、問題の本質はそこではないのではないか。

 今回の事件において、教師から殴打された生徒を擁護する意見は、ほぼ皆無だ。あたかも教師の暴力を肯定するかのような世間の動きには、違和感しかない。

 今回の事件、いったいなにが多くの人々の琴線に触れたのだろうか? “大人をナメたガキ”たちが、生意気にも校則を守らず、あまつさえ教師を陥れたということだろうか。この事件は、大人たちのプライドを傷つけたのか? 加藤浩次やヒロミらの過剰反応は、まるで“大人たち”が、自らの立場と尊厳を“大人をナメたガキ”から守ろうとする姿のようでもある。何より、彼らが学生だった頃、校則を遵守し、教師の言うことをよく聞く優等生だったかといえば、決してそうではないだろう。かつての自分たちを見ているようで、恥ずかしくなったとでもいうのだろうか。

 

冷静に反応した“大人”は、武井壮だけだった
 この流れに抗ったのは、武井壮だ。武井は23日、Twitterで<体罰なんか最初からひたすら絶対にノーだってずっと言ってんだろ!誰が擁護しようがオレは絶対に体罰なんか認めねえわ!!!>と吼えた。

 武井はその後もツイートを連投し、暴力を断じて許さない姿勢を誇示する。

 <生徒が悪かろうが、愚弄されようが、狡猾なやり方で追い込まれようが、どんな良い先生だろうが殴ったら駄目なんだ生徒を擁護する理由なんか1つもない、先生は悔しかっただろうし怒りもあっただろう、生徒の事を思ってかもしれない、けれど殴ったら駄目だ。それ以外の方法で対応しなきゃ駄目なんだよ>

 <会社で言うこと聞かない部下をぶん殴ったらクビだろうな、部活で生意気な後輩ぶん殴ったら出場停止や廃部にもなる、国会で暴言吐きまくる議員を答弁中の総理がぶん殴ったら逮捕されるだろうな、どんな人も人を殴ったら駄目なんだよ。教師なら殴ってでも教えていい?教師だけに人を殴る権限なんかない>

 “大人”である武井壮のコメントは、もっともではないか。教師が暴力に訴えた背景を考慮しつつ、しかし暴力は頑として認めない。さらに武井は、なぜ暴力が、教師と生徒の関係性においてのみ体罰と換言され、見逃されているのか――ということにまで言及している。冷静であり、的を射た意見だ。

 冷静さを欠いた大人たちが、生徒への批判をエスカレートさせることは、暴力や体罰を容認することにつながる危険さえ孕んでいる。さらに、ここ数年は理不尽で無意味な校則、通称“ブラック校則”がまかりとおっていることが問題視される機運もある。学校側のルールや教員の言い分が絶対的に正しい、という認識を強固に持つ人などそう多くはないだろう。にもかかわらず、この事件が過剰な生徒バッシングと体罰やむなし論に展開していったのは、異常としか言いようがない。

これもYAZAWA流!? 矢沢永吉が、いわくつきファンを追放した背景とは

 大物ロック歌手の矢沢永吉が、いわくつきファンを“追放”したことが話題となっている。

 公式サイトの発表によれば、コンサートへの出入り禁止&ファンクラブ強制脱退処分となったのは、私設応援団の総会長A氏。長年、同氏の私設応援団が威圧や強要、飲酒による周囲への迷惑行為などを繰り返し、ほかのファンから「コンサートに行きたいけど怖くて行けない」などのクレームが多数寄せられていたという。

 そのため「周囲の人に威圧感を与えるような私設応援団の活動、旗振り、特攻服などの威圧行為の禁止、周囲に迷惑となる永ちゃんコールの強要・煽(あお)りの禁止、飲酒入場の禁止」といった規制を設け、ルール強化を行ってきた。

 しかし、A氏が総会長を務める私設応援団は従わず「矢沢永吉の目指す『どなたでも来場しやすいコンサート』への長きに渡る取り組みに対する妨害行為であると判断せざるを得ない内容であり、これを看過することは、矢沢永吉の方針を自ら否定することにもなりかねません」とした上で、追放処分を下した。

 ファンをめぐるトラブルでは、NGT48・山口真帆の暴行事件が記憶に新しい。先月の公演後、自宅に押しかけた男性2人に襲われ、山口は心身ともに大ダメージを負った。暴行した男性2人はNGTのファンで、その後運営サイドから公演や握手会、イベント等への出入り禁止処分が課せられた。

「ジャニーズ事務所も一部の過激ファンのコンサート入場を禁止しており、かつては『来るもの拒まず』だったアーティスト側の事情が変わってきた。今後もファンの選別は進むでしょう」とは音楽関係者。

 その一方で、矢沢サイドのしたたかな計算も見え隠れする。

「NGTの山口さんの事件に乗っかって、長年の懸念事項を処理した印象ですね。矢沢さんのコンサートは私設応援団の荒々しさが名物という意見もあります。公式サイトにあった『どなたでも来場しやすいコンサート』というのも、クラシック音楽かと思いました」(週刊誌記者)

 ロック界にその名を轟かす矢沢だが、実際は繊細な性格で、過去にはちょっとしたネガティブ報道で訴訟沙汰になったことも……。マスコミ関係者の間では、豪快なイメージよりも、気難しい印象しかないという。今回もYAZAWAらしい決断と言えるかもしれない!?

往年のカルトホラー映画が続編vsリメイク対決!! 衝撃の展開『ミスター・ガラス』『サスペリア』

 SNSの世界が多様な価値観で成り立っているように、集団創作によって生まれる映画も様々な価値観を内包しており、それゆえに観る人によって異なる解釈が可能となっている。イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督の代表作『サスペリア』(77)、毎回のように“ドンデン返し”が話題を呼ぶM・ナイト・シャマラン監督のヒット作『アンブレイカブル』(00)がそれぞれ新解釈によって生まれ変わった。どちらも深遠なテーマをはらんだ、進化したドラマとして楽しませてくれる。

“決して、ひとりでは観ないでください”というキャッチコピーによって日本でも大ヒットしたカルトホラー『サスペリア』。性的マイノリティーたちの純愛もの『君の名前で僕を呼んで』(17)で知られるルカ・グァダニーノ監督も13歳のときにテレビ放映された『サスペリア』にハマった一人だった。西ドイツの名門バレエ団の寄宿学校を舞台に、バレリーナを目指す少女たちの思春期ホラーといった趣きのあったオリジナル版から、学校の創立者は魔女だったという伝説部分にルカ監督は着目し、独自にストーリーを膨らませたものにしている。

 名門バレエ学校からコンテンポラリーダンスカンパニーへと設定をアレンジされたリメイク版で強烈なインパクトを与えるのは、ダンスカンパニーならではの舞踊シーン。ダンサー特有の常人離れした身体性を、ルカ監督は呪術思想と結び付けた。秘密の多い寄宿舎から逃げ出そうとした女の子は、カンパニーでの活躍を夢見る主人公スージーの願いが込められたダイナミックな踊りが呪いへと反転することで、直視しがたいほどに人体破壊されることになる。舞踊とは人間ならざるものに捧げる神事であり、また舞台とはあの世とこの世とを仲介する空間でもあるという、いにしえから続く芸能の在り方をまざまざと思い出させてくれるシーンとなっている。

 ダンサーならではの選ばれし特権的肉体性に加え、ミカ監督はオリジナル版が公開された1977年という時代性にも注目した。終戦から4年後に東ドイツと分裂した西ドイツは、1970年代に入るとドイツ赤軍による政治テロによって街は騒然としていた。ダンスカンパニーの背後でうごめく不可解な事件、さらに頻繁に起きるテロ騒ぎによって、もうひとりの主人公である心理療法士ヨーゼフの脳裏に、第2次世界大戦中に妻と生き別れた暗い記憶が甦る。あの大戦のさなか、多くの人たちが愛する恋人や家族と再会することを願いながらも、その願いは叶えられなかった。叶えられなかった強い願いは、やがて深い呪いへと姿を変えていく。祈りと呪いは背中合わせの関係であることを思い知らされる。東日本大震災が起きた2011年に放映されたダークファンタジーアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』(毎日放送、TBS系)を連想する人もいるかもしれない。

 SMの世界に身を投じるヒロインを演じた『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(15)でブレイクしたダコタ・ジョンソンが、リードダンサーを目指す主人公スージー役。『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(13)や『ドクター・ストレンジ』(16)などで人間を超越した存在を演じてきたティルダ・スウィントンが、カリスマ振付師のマダム・ブランほか複数の役を演じ分けている。尖った作品が大好きなクロエ・グレース・モレッツも意外な場面に登場。また往年のファンには、オリジナル版のスージーを演じたジェシカ・パーカーが重要な役を演じているのも見逃せないところだ。

 現在公開中の『ミスター・ガラス』(原題『GLASS』)は、ナイト・シャマラン監督の『アンブレイカブル』の続編であり、近年のヒット作『スプリット』(16)の登場キャラクターたちも巻き込んだ“シャマラン・ユニバース”とでも呼ぶべき世界となっている。『アンブレイカブル』で自分には超人的パワーが備わっていることに気づいたデヴィッド(ブルース・ウィリス)は、成人した息子ジョセフ(スペンサー・トリート・クラーク)とホームセキュリティーの店を営む傍ら、フィラデルフィアにはびこる犯罪者たちを懲らしめる自警団活動を極秘に行なっていた。そんなある日、デヴィッドは多重人格者であるケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)と路上で遭遇。ケヴィンが街で多発する少女誘拐事件と関係していると直感したデヴィッドは、ケヴィンの中に眠る23人の人格の中で最凶人格のビーストと対峙することになる。

 互角のバトルを演じたデヴィッドとビーストだが、駆け付けた多数の警官たちに捕獲され、施設へと収容されるはめに。そして、その施設には『アンブレイカブル』でデヴィッドの超人性を実証するために恐ろしい事件を企てた知能犯イライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)も幽閉されていた。精神科医ステイプル(サラ・ポールソン)は、この3人は自分のことを超人と思い込んでいる誇大妄想狂だと診断し、治療によって常人に戻そうとする。一堂に会したデヴィット、イライジャ、ケヴィンは、精神科医の常識を遥かに上回るとんでもない行動を起こす。

 邦題が「ミスター・ガラス」となっているように、今回はガラスのように壊れやすい肉体の持ち主であるイライジャが物語の核となっていく。デヴィッドやビーストのような超人的なパワーは持っていないイラジャは、どうして自分のような脆弱な存在がこの世に生まれてきたのかを幼い頃からずっと考え続けてきた。自分のような最弱の存在がいるのならば、真逆な最強の存在もいるに違いないと、不死身の体を持つデヴィッドを見つけ出した。超人に目覚めたデヴィッドの存在が、ケヴィンの中に眠る最凶人格ビーストも引き寄せることになる。3人の出逢いは偶然の産物ではなく、必然の出来事だった。

 デヴィッドが不死身の体を持っていることも、ケヴィンが24人もの人格を持つ多重人格者であることも、精神科医ステイプルによれば単なる本人の思い込みらしい。目の前で繰り広げられる超常現象を、ステイプルは薬物の過剰摂取、もしくは異常なまでの躁状態が招いたものと強引に解釈しようとする。結局、現代科学の範疇でしか物事を判断できない女医ステイプルは、イライジャたちの存在を完全には理解することができない。

 超常現象は信じる人の目にだけ映る。信じればそれは存在する。ナイト・シャマランの世界は、どこか宗教的な匂いが漂う。そして“ミスター・ガラス”ことイライジャは、フィクションとリアル、宗教と非宗教との世界を隔てる透明なガラスの壁を突き崩そうとする。ガラスの壁が取り壊された世界は、いったいどんな光景が広がっているのだろうか。

 オカルト映画のオカルトとは、occuilere(隠されたもの)というラテン語が語源となっている。リメイク版『サスペリア』とヒット作の続編『ミスター・ガラス』は、隠されたものを白日のもとに晒そうとする。我々はかつてない、新しい恐怖を体験することになる。
(文=長野辰次)

『ミスター・ガラス』
監督・脚本/M・ナイト・シャマラン
出演/ジェームズ・マカヴォイ、ブルース・ウィリス、アニャ・テイラー=ジョイ、サラ・ポールソン、サミュエル・L・ジャクソン
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン 1月18日より全国ロードショー中
(c)2018 UNIVERSAL STUDIOS
https://www.disney.co.jp/movie/mr-glass.

『サスペリア』
監督/ルカ・グァダニーノ 音楽/トム・ヨーク
出演/ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、ミア・ゴス、クロエ・グレース・モレッツ、ルッツ・エバースドルフ、ジェシカ・ハーパー、エレナ・ファキナ 
配給/ギャガ R15+ 1月25日(金)より全国ロードショー
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