お笑い芸人・キートンが運営を批判! 本気を出してる芸人たちほど怒りたくなる『R-1』 の裏事情

 第二の「久保田・武智」事件か。

 1月30日、お笑い芸人のキートンが、自身のSNSで手書きのノートを公開し、現在予選が行われている『R-1ぐらんぷり』の運営サイドを徹底批判した。

 この日、予選3回戦の追加合格発表があったのだが、そのなかに自分の名前がなく、落選が決まったことを受けてのことだった。

「言いたい事は山ほどありますが、だいぶ削って柔らかい文章にしました」

 とのことだったが、その内容はかなり踏み込んだ発言となっている。

 3回戦での会場のウケは「謙遜して言ってもその日のベスト5に入る笑いをとっていたと思う」と、十分な手ごたえを感じながら、準々決勝に残れなかったというキートン。

「色々な大人の事情で、そこそこウケた知名度のあるコンビの片割れを残すのは、百歩譲って良しとしよう。が、圧倒的にウケている知名度のない芸人を落とすのは絶対にやってはダメ。しかも3回戦くらいで」

 と“大人の事情”に理解を示しながらも、

「これも前に言ったが、『R-1詐欺』だよね。二千円の参加費を取って、出来レースまがいのやり方」

 と、“詐欺”という言葉まで使って運営を批判しているのだ。『M-1グランプリ』の審査員を務めた上沼恵美子を「更年期障害か」と批判した、スーパーマラドーナ・武智もびっくりの犯罪者扱いである。

 そのあとにも、「柔らかい文章にしました」というには、あまりにも辛らつな言葉が並んでいた。

「審査員のセンスを疑ってしまう。おもしろくねー奴が審査していると思ってしまう。」

「おもしろくねー奴が、おもしれーと思ってる芸人集めて仲良くコンテストごっこしてれば?」

 これに対し、まだ所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーからの反応は確認できていないが、あるお笑い関係者は、こう話す。

「会場のウケは抜群でも落とされる力のある芸人の姿は、決して珍しいことではありません。キートンも“大人の事情”と言っているように、『R-1』は、テレビ放映あってのコンテスト。コンテストと言いながら、本質は、数あるお笑いネタ番組のひとつにすぎません。要は、高視聴率をとることが第一なので、予選でいくらウケても、数字が期待できないだろうと判断された芸人は落とされてしまいます。また、ネタやキャラのかぶりがあれば、同じようにウケていても、どちらかが落とされますし、どんなに受けてもゴールデンタイムにそぐわないネタは落とされる。また、視聴率が見込める人気コンビの片割れや、番組のアクセントになりそうな存在の芸人は、そこまでウケていなくても決勝に進出したりする。実際、そんな“大人の事情”まみれの審査が行われています。なので、『R-1』という番組のオーディションくらいのつもりで出場するのが、本来はちょうどいいのかもしれません」

 キートンを含め多くの芸人たちは、そんなことは百も承知だろう。

「それでも、ゴールデンタイムの番組でたっぷりとネタが披露できるチャンスはそうあるものではありません。『R-1』で優勝しても売れなかった芸人も少なくありませんが、ブレイクのきっかけとしては十分な舞台ですからね。『M-1』もそうですが、芸人にとって、とてもライトな感覚でなど挑むことができないんです」(同)

 芸人たちのイラ立ちは、この手のコンテストがある限りなくなりそうもない。

コンビニのエロ本撤去問題 もう老人すらネットでエロ動画収集が主流になっている

 コンビニ大手3社がアダルト系雑誌の取り扱いを終了することを受けて、さまざまな意見が交錯している。こうした中で目立つのは、コンビニのアダルト系雑誌が一種のインフラとなっているという意見だ。

 ネットを使わない高齢者にとっては、いまだにコンビニのアダルト系雑誌が性欲を満たすための重要なツール。にもかかわらず、アダルト系雑誌が消滅するのは、社会的弱者が性欲を処理する機会を奪ってしまうのではないかというものだ。

 実際、コンビニに配本されているアダルト系雑誌、つまり、2点シール留めの自主規制を行っている雑誌を発行している出版社に尋ねると、多くは「読者は年寄りばかりですよ」という。その上で「購売層は年々高齢化していいて、先細りになるのは確実」だと明かす。

 しかし、そこで「高齢者はネットが使えないから、コンビニでエロ本を買うしかない」と考えるのも、一種の偏見。高齢者でも、エロの欲求はネットで満たしているという人がどんどん増えているのだ。

「実家に帰ったら、親が最近流行の“ネットde真実”系な思考にドハマリしていた」と言う知人からは、こんな話が。

「さまざまな陰謀論とかの検索履歴もあるんですが、ブックマークを見てみると、エロ系のサイトのリンクがずらり……70歳を超えて何をやっているのかと」

 すでにインターネットが普及し始めてから、20年が経過しようとしている。今、70歳の老人でも20年前は50歳。ネットでの検索の仕方くらいは知っている。その基礎知識を生かしてエロ動画を探すのに必死になっている人がいても何らおかしくない。

「むしろ、年金暮らしをしている老人のほうが、タダで無修正の動画だって見つけられるネットに熱くなっているのではないでしょうか」(同)

 年寄りすらエロ本を読まない時代は、もう始まっていたのか。
(文=昼間たかし)

旧日本軍の軍事施設を利用した洞窟ユートピア「太和江トングルピア」

 現代自動車おひざ元の工業都市であり、クジラ肉が名物という海辺の地方都市・蔚山(ウルサン)。この町の中心を流れる太和江(テファガン)沿いに、かつて日本軍が軍事物資の倉庫として使用していた洞窟があり、2017年から一般公開され市民を集めているという。

「旧日本軍」といい「洞窟探検」といい、男子なら思わずワクワクしてしまう要素ばかりだが、そんな反日教育の激しそうな場所に日本人が行ったらさすがに気まずいのでは? しかし、それもまたアドベンチャーだ。

 洞窟の名は「太和江トングルピア」。韓国語で洞窟を意味する「トングル」と、たぶんユートピアの「ピア」を組み合わせたのであろう、浮かれた名前のスポットに突撃してみた。

 入場料を払い、地下鉄駅よろしく整備されたエントランスへ。なお、ここは「1洞窟」と呼ばれるエリアで、洞窟は全部で4つあり、全長180mになるという。

 中に入ると、ようやく洞窟らしい岩だらけの景色が現れた。入り口でヘルメットも渡され、探検気分は否応なく高まる。ただしぱっと見た感じ、天井は手が届かないほど高く、足場はフラットに舗装され、果たしてヘルメットが必要なのかわからない。

 最初に出てきた展示物は、植民地時代の市内の様子や、洞窟の成り立ちを紹介するパネルと、当時使われていた生活品など。しかし、反日的な空気はあまりない。炭鉱のハンマードリルを体験できるコーナーもあったが、そこにあるのは激しい振動だけだ。

 いや、きっとこの先に、労働者をいじめる日本兵のマネキンが並んでいるに違いない……。

 緊張しながら先に進むと、現れたのは浮かれた電飾と、すっとこなキャラクターたち。このピースフルな光景は一体なんなのか?

 先に進めば進むほど歴史とは関係なくなっていく様子を横目に先に進むと、ブルーライトを浴びるドーム型の空間にたどり着いた。

 壁には丸い鏡がチープな感じで張り巡らされているのだが、看板によるとこれが「ミラー洞窟」だという。いや洞窟探検って、自然の岩石が生み出す自然の雄大さを鑑賞するものじゃないの? もはや何を見に来たのかさっぱりわからない。

 動物の模型やよくわからないオブジェを眺めながら、ファミコン版『スペランカー』の虚弱な主人公も絶対に死ぬことはないだろう超バリアフリーな通路を進んでいくと、いつのまに「2洞窟」も終わっていた。そして現れたのは、天井の高いエレガントな休憩空間。

 って、もはや洞窟でもなんでもないよ! この空間はコウモリがテーマらしく、バットマンの等身大フィギュアが立っているのも含め、素晴らしいほどどうでもいい。

 その部屋を過ぎると、再び岩に囲まれた洞窟っぽい景色となり(とはいえ、全体に漂う作り物っぽさには変化ない)、ここからが「3洞窟」となる。

 こちらは人魚姫やアラジンなど、これまで以上に著作権的に心配なキャラクターが並ぶ。魚を絵を描くと大画面のスクリーンに映し出されるという、これまた洞窟とは無関係なイベントの前を通り過ぎると、最も奥に強烈なラスボスが待ち構えていた!

 

 ゴッホである。洞窟探検の最後になぜゴッホ(の絵が印刷されたショボい垂れ幕)を鑑賞しなければならないのか? まさにポカーンである。

 ラスボスをクリアしてレベルが上がったのか下がったのかわからないが、ひとまず洞窟探検を終えた私は来た道を戻り、まったくの無用物だったヘルメットを受付の人に戻した。すると彼女は「もうひとつキレイな洞窟があるから見ていきなさい」と、なかなか家に帰らせてくれない親戚のおばちゃんみたいなことを言うではないか。

 キレイな洞窟? ここまで来て美しい鍾乳洞などがあるとは思えないが(ちなみにここは旧日本軍が作った人工洞窟のため、そもそも鍾乳洞ではない)、毒食わば皿までだ。そちらに向かうことに。

 一度屋外に出て少し歩くと、LEDライトでビカビカに光る地下への階段が現れた。このチープな空間が「4洞窟」のようだ。

 全長16mとそれほど長くないその洞窟には、ニセモノの植物と蛍光色のキノコが生い茂るサイケデリックな空間が広がっていた。なんだこれ……。

 目を凝らすと奥の方に、鬼の形相の人形が隠れているではないか。もしや旧日本兵? と冒頭に書いたが、ここまでの流れを見るに絶対に日本兵などではなく、単に観光客を驚かせるためのホラーで無意味なキャラクターであろう。それにしても、頭に乗ったサンタ帽が反則すぎる……。

 反日スポットかと思いきや、ユルさが暴走する予測不能なテーマパークであった。珍なるスポットに国境はない、とあらためて思った。

(文・写真=清水2000)

●太和江トングルピア

住所 蔚山広域市南区南山路314番キル

休館日 月曜、元旦、旧正月、旧盆

開場時間 9:00~18:00

嵐、活動休止発表までの時系列から紐解く……伊藤綾子の「ミセス二宮」計画の巧妙な策

 羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「2017年6月中旬頃に、メンバー4人に集まってもらって」嵐・大野智
(嵐活動休止記者会見、1月27日)

 平成末に、国民的アイドルグループの活動休止発表を目の当たりにすることになろうとは。嵐が2020年12月31日をもって活動を休止することが発表された。

 「この世界を離れて、一度離れてみて、今まで見たことのない景色を見てみたい」という大野の気持ちを、ほかのメンバーが受け入れての活動休止。記者会見中、「解散ではない」と強調し、21年以降は、大野を除いた4人がソロ活動をしていくことを発表した。活動休止を考えた時期について、大野は「だいたい3年前から(そういう気持ち)」「2017年6月中旬頃に、メンバー4人に集まってもらって」「(そこで)嵐としての活動を一旦終えたい、自由な生活が一回してみたいと(話した)」と説明していた。

 元フリーアナウンサー・伊藤綾子(以下、アヤコ)と二宮和也の交際が「女性セブン」(小学館)に出たのが16年の夏。この頃のアヤコの会員制ブログを見ると、二宮との交際を匂わせる投稿が頻繁に登場し、二宮ファンの逆鱗に触れた。匂わせは、見つかってしまっては意味がない。たいていの場合、検挙されたら匂わせをやめて、おとなしくなる。しかし、アヤコは18年に至っても、匂わせをやめることはなかった。ジャニーズ事務所所属タレントの彼女や妻は、芸能人であっても、交際や結婚生活を誇示することはない。その逆を行くアヤコの行動はまったくの常識外で、ゆえに「アヤコ事変」と私は名付けている。

 10代20代であれば、彼氏が国民的アイドルであるという事実がうれしくて、つい匂わせをしてしまうかもしれない。しかし、アヤコは分別のつくオトナで、自分もテレビに出る側である。ファンを怒らせれば、事務所が怒る。二宮も追い込まれて、二人の関係が悪化する可能性は大だろう。自分の仕事にも、悪影響が出ていいことはないはずだ。それなのに、どうしてこんな子どもじみたことをするのか。結婚への焦りからか。そう思っていたが、大野が17年6月中旬、初めてメンバーに、「嵐としての活動を一旦終えたい」という申し出があったと考えると、ある仮説が浮かんだのだ。

 17年6月中旬の大野の申し出により、グループ存続が100%でなくなった時点で、アヤコと二宮は結婚の意志を固めたのではないだろうか。

 16年のアヤコブログでの匂わせは、有料会員制サイトに掲載された、ある意味クローズドだったので、こっそりと優越感に浸りたいがためのものだったのかもしれない。しかし、17年6月中旬、よくも悪くも、二宮が嵐から自由になる可能性が出てきたのだ。稼ぎ頭であるタレントの結婚を事務所がおいそれと認めるわけがなく、人気があればあるほどタレントたちの結婚は遅くなるものだが、グループを離れて一人になるとなれば、それは千載一遇の結婚のタイミングだろう。そう考えた場合、世論を納得させるための既成事実の積み重ねとして、匂わせはある意味、有効な手段である。その場合、二宮も匂わせに肯定的であると見ることができる。

 記者会見で、大野は活動休止について、18年2月に事務所に報告、18年6月に結論を出したと述べていたが、二宮とアヤコは18年4月に「女性セブン」にドライブデート、8月に「週刊文春」(文藝春秋)でモルディブへの旅行を報じられている。「女性セブン」に掲載されたときは、活動休止の話し合いの最終局面であろうことが想像でき、また「週刊文春」に撮られたときはすでに活動休止が決まっていたことから考えると、「撮られた」のではなく「撮らせた」のであり、二人の中で結婚は決まっていて、ゆっくりと段取りを踏んでいたのではないか。

 18年3月いっぱいで「メディアに関わる仕事から、一旦離れたい」と芸能活動から退いたアヤコ。大野の「嵐としての活動を一旦終えたい」発言がなければ、「匂わせをしたことでファンを怒らせ、仕事まで失った」と見ることができるだろう。しかし、18年2月に嵐が事務所に活動休止の件を報告したという時系列から考えると、アヤコは「仕事を失った」のではなく、「結婚のために満を持してやめた」のではないだろうか。

 「一旦離れる」ということは、戻ってくる意志があると見ることもできるはず。「もう一度戻る」といえば、マッカーサー元帥の「I shall return(私は戻ってくる)」が思い出される。日本人には連合国軍総司令官として馴染みのあるマッカーサーだが、フィリピン駐在の極東軍司令官であり、日本軍と戦ったことがある。1942年、アメリカ軍が劣勢となり、司令官であるマッカーサーが捕虜になることを恐れたアメリカ本国は、彼に撤退命令を出す。大統領命令なので仕方のないことではあっても、部下を見捨て、自分だけ家族と共にオーストラリアに逃げることになった屈辱から、「I shall return」と発言したとされている。その後、部隊を立て直したアメリカ軍は再びフィリピンに上陸。マッカーサーは自身の発言通り、もう一度戻ってきたのだった。

 子供じみていそうに見えて、その実、巧妙に練られた作戦にも見えてきた「アヤコ事変」。メディアから「一旦離れたい」といったアヤコが、再び「ミセス二宮」としてメディアに登場するとき、私たちは彼女を「アヤコ元帥」と呼ぶべきなのかもしれない。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの

『家売るオンナの逆襲』“昭和VS平成生まれ”がテーマも、ゆとり世代をアホに描きすぎ?

 1月30日、北川景子が不動産業界のスーパー営業ウーマンを演じるドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)の第4話が放送され、平均視聴率10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.7ポイントダウンとなってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 今年4月から施行予定の『働き方改革関連法』への対応策として、テーコー不動産では1カ月の総労働時間を190時間に抑えるプレ期間を設定。売り上げアップ&労働時間の削減を達成するため、屋代大(仲村トオル)は営業成績の悪い新人社員・鍵村洋一(超特急・草川拓弥)の教育係として庭野聖司(工藤阿須加)を任命します。

 ところが鍵村から、“なんのために仕事をするのか?”と問い詰められた庭野は答えに窮し、落ち込んでしまいます。それを見かねた屋代は、鍵村を三軒家万智(北川)に託すのでした。

 その万智が今回担当することになったのは、定年を間近に控えた山路功夫(佐野史郎)と朱美夫婦。娘の花(北原里英)と娘婿の健太郎(田村健太郎)の家購入のために資金を援助するとのことで、万智はすぐさま3つの物件を用意します。

 ところが、花はそれらの物件を「ダサい」と一蹴し、若者向けのオシャレな物件を探してくれと要望するのです。

 そしてその夜、同僚の床嶋ゆかり(長井短)とバーで飲んでいた鍵村は、花と健太郎に遭遇。「もっとオシャレな物件を」という花からのリクエストに対して、その場で適当にスマホ検索したマンションを提案し、翌朝の内見の約束を取り付けるのでした。

 この物件を花が大いに気に入ったため、その場で購入が決定。鍵村は鼻高々となり営業所へ戻るのですが、勝手にマンション購入を決めたことに怒り心頭となった功夫が怒鳴り込んできた結果、契約はご破算となってしまうのです。

 一方、万智が新たに見つけ出した家には、朱美の長年の夢だったという喫茶店を経営するためのスペースがあり、娘夫婦のためではなく自分たちのために資金を使うべきだと提案するのでした。

 これに不満を漏らす花に対して、万智はオシャレにリノベーションした団地を紹介。花は大感激し、商談成立……と思いきや、そこへフリーランスの不動産屋・留守堂謙治(松田翔太)が現れ、その部屋が354号室で、以前、健太郎が浮気した“ミヨコ”という女性の名前と語呂合わせで一緒だと指摘したことで、花の気持が萎えてしまうのです。

 その花に対して留守堂は、夫婦が揃って好きな歌手・矢沢永吉にちなんだ、同じ団地の“830(ヤザワ)号室”を提供。矢沢グッズだらけの室内を見た花たちは購入を即決し、顧客を横取りされた万智が「負けた……」と呟き、敗北宣言したところで今回は終了となりました。

 不動産売買を通じて世間の問題を炙り出す、というのがこのドラマの真骨頂ですが、今回は『昭和のがむしゃら企業戦士VS経済成長を知らない平成世代』という構図が描かれました。

 一方は、“24時間戦えますか?”的な流行語のもと、会社のため身を粉にして働くことを善しとして生きてきた世代。一方は、それまでのシステマティックな教育ではなく、自由な発想や多様な価値観を奨励され育った世代です。

 今回でいえば、前者が山路夫妻と屋代、後者は鍵村&ゆかりと花&健太郎でした。生まれ育った時代に合ったそれぞれの考え方や価値観があって当然なのですから、本来であればドラマ上であえて甲乙をつける必要はないハズです。

 しかし、脚本家の大石静氏が60代ということもあるのでしょうか、なんとなくゆとり世代が悪しざまに描かれていたように思えてなりません。矢沢グッズで占められた部屋の購入を花が即決したのなんて、アホそのもの。エレベーターのない団地で、しかもそれまでワガママ三昧だった花が、4階ではなく8階の部屋を喜々として購入というのは不自然でした。

 また、ゆとり世代の権化のように描かれた鍵村とゆかり、特に鍵村のやる気のなさ、己の特性を把握せず、また知ろうとする努力もしないくせに、“俺らしく生きる”と豪語する口ばっかりのキャラ設定は、フェアじゃないように感じました。

 いうまでもありませんが、どの世代の人も性格や生き方は千差万別。このドラマに限らず、“ゆとり”という語感だけでやる気のないキャラ付けをするのは、そろそろやめにした方がいいのではないでしょうか。

 そんな世代間の対立とは無縁とばかり、今回もひたすら家売ることに奔走した万智ですが、前回に引き続き留守堂に顧客を横取りされてしまい、相当にショックを受けた様子でした。しかも何やら過去に因縁があるらしきこともニオわせていましたから、また次回の展開が気になるところです。
(文=大羽鴨乃)

竹内結子『QUEEN』の大失敗……ネット炎上参加者に迎合する“的外れ企画”の正体

 前回の第2話までは「言いたいことはわかるけど、イヤなドラマだなぁ」という印象だった竹内結子主演の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)でしたが、“フィギュアスケート界の闇”らしきアレを描いた24日放送の第3話は「話の意味はわからんが、とにかくすごい嫌いだ!」といった感じ。ちなみに視聴率は6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、低空飛行。うん、見ないほうがいいよ。気分悪くなる。振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 

■時事ネタを適当に継ぎはぎしました

 第1話はアイドルとLGBT(トランスジェンダー)について、第2話は電通・はあちゅう・伊藤詩織さんあたりをトレースしてセクハラ問題と、時事ネタを積極的に取り入れているこのドラマ。この取り入れ方がものすごく雑で、モチーフにする対象をド正面から愚弄するような場面をちょいちょい挟み込みつつ、最終的にはなんか「いい感じでしょ?」みたいな雰囲気だけで納得させようとしています。

 第3話は安藤美姫とモロゾフコーチをベースに、毒親問題、枕営業、さらに今回もLGBT(ゲイ)要素を混ぜ込んでいます。

 ストーリーについては、ちょっとマジでよくわからないので詳しく書けません。まあなんか五輪金メダリストのフィギュア選手の婚約者が殺されて、真犯人がコーチでしたという話だったんですが、なんか「いい感じでしょ?」みたいな雰囲気だけで納得させようとして、盛大にスベっていました。

 

■竹内結子がすごく嫌なヤツに見える

 私は竹内結子大好きで、本当に美しくてお芝居の達者な女優さんだと思うんですが、今作で演じている氷見という弁護士役に限っては、ずーっとムカついております。基本的に人をバカにしているし、人が死んでいるのにニヤニヤしているし、人を傷つけることを平気で言うし、そのくせ最後には上から目線で説教をしてくるし、すごく嫌いです。お芝居が達者な分だけ、本当に嫌なヤツに見える。

 性格だけでなく、そもそもの設定も嫌です。

 今回でいえば、その金メダリストの女の子・相馬さん(白石聖)が“スキャンダル専門弁護士”のクライアントでした。

 婚約者が殺されて、警察から事情聴取を受けている相馬さん。アメリカにいる母親が末期がんなので、今すぐにでも渡米したいという。

 氷見弁護士はそんな相馬さんのために、「ほかの容疑者を探す」「世論を誘導して警察の捜査をけん制する」などを行います。その方法が、まあ陰湿なんです。ライバル選手のLINE画面を盗撮してネットに流して炎上させるとか、クライアントが子どものころ毒親にしごかれていたときのムービーをテレビ局に売って視聴者の同情を誘うとか、いちいちやることが汚い。なんでこんなに汚い卑劣な役柄を、竹内結子というスーパー好感度女優にやらせるんだろう、と頭を抱えてしまうほどに、氷見弁護士という人物には魅力がない。見ていて不快になる。ほんとに、なんでこんな役を。

■ネット世論に迎合しているつもりなんでしょう

 第1話から一貫して描かれるのは、Twitterなどに書き込まれるネット世論がクライアントに与える影響や、そのネット世論をコントロールしようとする氷見弁護士たちの策略です。

 ドラマは、ちょっとしたことで炎上したり右往左往したりするネット世論を小馬鹿にした感じで描きつつも、その影響力を「巨大である」と認識しているようです。

 そう考えると、この妙ちくりんなドラマの正体が見えてきます。竹内結子や斉藤由貴の立ち位置や考え方が、SNSで過激な発言をしている人たちと同じなんです。勇気を振り絞ってセクハラ被害を告発したら「売名行為だ」と誹り、テレビのワイドショーで女の子が泣いてたら「計算だろ」「あざとい女だ」と嘲笑します。モチーフも“ネット炎上ネタ”ばかり。今夜放送の第4話は「子連れで議会に参加する議員さん」。またまた炎上ネタです。

 つまりこのドラマが獲得しようとしているのは、ネットを炎上させている人たちの共感なんです。実に驚くべきことに、テレビドラマの主たるターゲットが、炎上参加者なんです。

 なぜ驚くべきかといえば、炎上参加者なんて、人口比でいえばごく少数だからです。デジタルリスク総研に掲載された記事(https://www.eltes-orm.com/feature/id1658/)によれば、ネットユーザーの1.1%に過ぎないといいます。

 その1.1%が喜びそうなことを必死でやった結果、私たちがネットの炎上事件を見て「嫌だなぁ」と思うのと同じ感情が、このドラマを見ているときに浮かんできます。竹内結子の一挙手一投足が、とにかく「嫌だなぁ」と感じる。「別に関係ないけど、すごく嫌だなぁ」と、目を逸らしたくなる。こんなの、稀に見る大失敗企画だと思いますよ。

 だいたい炎上ネタなんて鮮度がすべてなわけで、参加者だってタイムリーに騒ぐから楽しいんじゃないんですかね。ドラマで過去の炎上ネタを持ってきても、もう炎上させた本人たちだって忘れてるんじゃないですかね。結果、古い炎上ネタで騒ぎながら、最後には「炎上」や「炎上に振り回されること」について正論で説教するわけですから、そんなの誰が喜ぶんですかね。

 それに、日常的にネットを炎上させてる1.1%の人たちって、そもそもフジテレビを見ないんじゃないですかね。どんな番組でも「フジテレビだから見ない」っていう人たちですよね。そんな人たちに向けてドラマを作って、いったい何がしたかったんでしょう。何と戦っているんでしょう。

 フジテレビは、ネット炎上参加者に例の炎上デモをやられて、それが原因で視聴率が下がったと思ってるんでしょう。それは誤解だと思いますよ。ネットの炎上に、そんなバリューはありません。単にデモの時期と番組がつまらなくなり始めた時期が重なっただけでしょうし、なんでつまらなくなったかといえば、こんな時流を読めない的外れな企画を通してしまう責任者が存在しているからに違いありません。

 残り何話か知りませんが、今夜の第4話以降は、今ここに書いた“『QUEEN』の正体”についての分析が合っているかどうかの答え合わせになります。そして願わくば、この分析こそが的外れであってほしい。竹内結子の魅力が爆発するような、それでいて誰もが楽しめるドラマに変わっていってほしい。このままじゃちょっと、仕事だから見なきゃいけないんだけど、もう見てられないよ。うう……。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

櫻井翔の泥酔癖に心配の声…酒で「記憶が無くなる」恐ろしさ

 2020年末での活動休止を発表した嵐。彼らの結婚事情などその“裏側”を多くのメディアが報じる中、櫻井翔の抱えるリスクについて報じた「週刊文春」(文藝春秋)記事に、一部ファンが心配の声を寄せている。記事によれば、櫻井翔の“酒癖”がかなり悪いというのである。

 櫻井は2017年2月にアナウンサーの小川彩佳との交際が報じられたが、同誌によると当時の櫻井は、小川アナとの結婚に事務所の許可が下りないことに悩んでいたという。彼の友人が、「櫻井は連日連夜酒に溺れ、ある日、自宅のタンスに頭をぶつけ倒れ込んだ」「翌朝目を覚ますと周囲は血だらけだった」と証言している。2017年末の『NHK紅白歌合戦』で櫻井の顔はむくみ気味で、絆創膏が貼ってあると話題になったが、これはその時期なのだ、と。

 また、櫻井は周囲に対して「飲むとすぐに記憶が無くなる。自分でも怖い」と話していたそうだ。櫻井翔は度々メディアでも“酒が楽しみ”と語るほど酒好きのようだが、失敗談も少なくないため、ファンとしては心配してもしきれないだろう。

櫻井翔のプライベートは「お酒を飲むことくらいしかやることがない」
 櫻井翔の酒好きは昔からのようで、2005年に発売された嵐のシングル「WISH」に収録されたメンバーが裏話を語る「シークレットトーク」では、マネージャーに「翔くん、ちょっと、もう本当やめて」と、酒を飲みすぎて叱られた経験があると語っていた。

 2017年に放送された『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)では、ゲストとして遠藤憲一が登場したが櫻井とのエピソードとして、7年ほど前に朝まで二人で飲み明かし、そのまま寝てしまった櫻井は仕事に遅刻したことを明かした。

 その他、2013年に放送された番組『あたらしあらし』(フジテレビ系)では、芸人と共に櫻井がお酒を飲む企画が放送されたが、櫻井は酒が進むにつれて口が軽くなり「仕事が終わったら酒飲んで家に帰って寝るか、スーパーで好物の赤貝とガリを買って、それをつまみに部屋飲みするか」であり、お酒を飲むことくらいしかやることがなくてつまらないと愚痴をこぼしていた。

 また、嵐の活動休止にしても、正式発表こそ1月27日だったが、その約1カ月前に櫻井翔の飲み会での発言から“嵐解散”を報道されていた。昨年12月24日公開の「日刊ゲンダイDIGITAL」は嵐を知る関係者の証言として、11月末に行われた櫻井と学生時代の友人との飲み会(82年会)で酔っ払った櫻井が、「嵐はもう解散するから」「1月以降はスケジュールも入っていないから」と発言していたと報じたのである。

 結局、嵐は解散ではなく活動休止、スケジュールが入っていないのは2021年の1月以降とズレはあったが、もし本当に櫻井が泥酔して口を滑らせていたとすれば、酒で記憶をなくしてしまうという悪癖は確かなのだろう。

 なお櫻井は、記事公開と同日の嵐のコンサートで「自分は早生まれで82年生まれだけど、友人のほとんどが81年だから、81年生まれと良く飲み、82年生まれとは飲んだことがない」という主旨の発言をしたようで、暗に記事の内容を否定したと見られていたが……。

山口達也も「酒で記憶を無くす」
 もちろん20歳を越えた大人が酒を嗜むことは何の問題もないが、記憶をなくすほど酔ってしまうのであれば、櫻井は酒との付き合い方自体を考え直したほうがいいかもしれない。何しろ昨年、山口達也が泥酔して強制わいせつをはたらくという大事件があったばかりだ。

 山口は昨年4月、番組共演者の女子高生を自宅マンションに招き、泥酔した状態で強引にキスを迫ったとして、強制わいせつ容疑で書類送検された。その後の会見では、「酒に酔って記憶を無くすことは若いときからあった」など、酒に溺れた私生活を告白。山口以外のメンバーが開いた会見でも、山口は現場で酒臭かったり、二日酔いで呂律が回っていなかったりしたと明かされ、松岡昌宏に至っては「僕らは正直(アルコール)依存症だと思っていました」とも述べていた。現在の山口はアルコール依存症や双極性障害の治療を受けるため入院中だという。

 「酒の影響で仕事に支障をきたす」「酒を飲むと記憶を無くす」「周囲から酒の飲み方について注意される」など、櫻井翔にも山口達也と同じ特徴が見られる。そして高い好感度を誇りキャスター業も務める櫻井は、何か事件を起こせば一発で今の立場を失いかねない。もちろんそのリスクは櫻井本人もよく理解しているはずだ。責任ある大人として、お酒はほどほどにして欲しい。

「もっと有名になりたい……」美容整形の失敗で恋人にも振られ……人気動画配信者が飛び降り自殺

 中国では美容整形市場が急激な成長を見せている。その市場規模は、来年には1兆元(約16兆円)産業となることも予想されているが、美容整形の技術レベルや安全性を軽視した施術が問題となっている。

 そんななか、中国の人気動画配信者が整形手術に失敗し、命を絶つという事件が発生し、話題となっている。

 中国ネットメディア「漢豊網」(1月20日付)によると今月19日、安徽省阜陽市の高層マンションの屋上から若い女性が飛び降り自殺を図った。女性は23歳で、美人動画配信者として知られ、多くのファンを抱える存在だったという。

 そんな彼女の人生が狂い始めたのは、昨年のことだった。さらに多くのファンを獲得するため、美容整形手術を行ったのだが、失敗。これが原因で恋人とも別れることとなった。心身ともにダメージを負った女性は、将来を悲観し、自殺願望にさいなまれるようになっていた。

 女性は今月18日、市内のマンションの屋上から飛び降り自殺を図ろうとしたところを、現場に駆けつけた消防隊によって直前に保護された。この時、女性は泣きながら「死なせてほしい」と消防隊に訴えるなど、情緒不安定な状態だった。そしてその翌日、彼女は違うマンションの屋上から飛び降りてしまった。前出の メディアによると、女性は整形手術の失敗によりうつ病を発症しており、これまでに何度も自殺未遂を起こしていたという。

 中国では2017年に美容整形を受けた人数が1,400万人を超え、前年比で42%も増えている。25歳以下の女性がその大部分を占めており、その背景には、今回同様、ネットで動画配信を行う女性たちの“より美しくなり、多くのファンを獲得したい”という心理があるといわれている。外見至上主義の進む中国、今後こうした事件はさらに頻発していくのではないだろうか。

(文=青山大樹)

ウケても評価されない出来レース!? お笑い芸人・キートンが『R-1ぐらんぷり』を批判!

 1月30日にお笑い芸人のキートンが、Twitterで『R-1ぐらんぷり』の審査員を批判。3回戦で大会を去った彼は、「自分で言うのもなんですが、あれだけウケて落とされたら誰でも怒ります。言いたい事は山ほどありますが、だいぶ削って柔らかい文章にしました」と手書きの文章を画像で投稿している。

 この中でキートンは「結果的に3回戦落ちとなったが、私は意図的に落とされたと思っている。なぜなら3回戦の私は相当ウケたから」と主張。また「3回戦を見た芸人やお客さんからは、一番ウケていたと言ってもらえたりもした」「さすがにそれは褒め過ぎとは思いつつ、謙遜して言ってもその日のベスト5には入る笑いを取っていたと思う」とも語っている。

 しかし、結果は決勝進出者の24名に入れず予選落ち。“ウケても評価されない”お笑いの大会に、キートンは「2千円の参加費を取って、出来レースまがいのやり方」「本気でおもしろいピン芸人を決める気がないのなら、おもしろくねー奴が、おもしれーと思ってる芸人集めて仲良くコンテストごっこしてれば?」と憤っていた。

「キートンの『R-1』批判にSNSなどでは、『思ってるほどウケてなかったのでは?』『自信過剰すぎる』との声が。しかし、実際に彼は“ウケて”おり、現地で見ていた人からも『キートンが通らないのは本当に謎だった』『さすがに今回の盛り上がりで勝ち進めないのは出来レースを疑う』『1番面白かったかどうかは微妙だけど、確実に24名の中には入ってた』といった報告が相次いでいます。確かに以前から『R-1』の評価基準は『世間とズレがある』と指摘されており、“決勝がつまらない賞レース”というイメージがすっかり定着。優勝者がその後テレビなどで活躍することも少なく、ここ最近でちゃんと注目されたのは、アキラ100%くらいなのではないでしょうか」(芸能ライター)

『R-1』の審査を疑問視している芸人はキートンだけではない。過去にはガリガリガリクソンも、大会への怒りを露わにしていた。

「以前、ガリガリガリクソンはTwitterに、『あのウケで何で落ちんねん! R-1なんか2度と出るかヴォケ!!! あのデブの審査員!!!』と投稿。別のツイートでは『ウケが1番ちゃうんか! お客さんの満足度が1番ちゃうんか! 審査員のためにやってるんちゃうわ!』とも訴えていました。彼もキートンと同じく、“ウケと評価の齟齬”に違和感を感じているようです」(同)

 ピン芸人の頂点を決める『R-1ぐらんぷり』。どうやら同大会には、“面白い”ということ以外にも様々な評価基準があるようだ。