「戸棚の中がグチャグチャ」「クローゼットがすぐ散らかる」「デッドスペースを活用したい」「トイレに収納がない」など、 “片付かない”ちょっとした悩みはありませんか? 収納ライターの伊藤まきが、イライラする“収納の悩み”を“簡単で安く”解決するコツを提案します!
■今週の相談者>>>M・Kさん(31歳) 千葉県在住
「洗面台下の在庫収納が取り出しにくい。入っているモノを把握したい」
[お悩みの全体写真]
収納ボックスの、大きな取っ手が邪魔です。戸棚がきちんと閉まらず、化粧瓶も倒れます。黄色の袋は、出し入れをするたびに崩れるのでストレスを感じます。どうにかしたいと思いながらも、排水口が邪魔で何から手をつけるべきか悩みます。
扉の中に収めているのは、日用品の在庫です。まとめ買いの商品もあるので、増えてしまいます。なるべく、グループ別にまとめていますが、属せないモノは丸投げです。目標は、在庫を把握しながら取り出しやすくすること。あと、予算は1,000円ぐらいが希望です。
【伊藤まきの回答】
「すべての在庫を、「見える化」できる収納に変えましょう!」
「洗面台下の在庫が取り出しにくい」というお悩みを、千葉県在住のM・Kさんから受け取りました。問題を3つにまとめると、[1]グループ別に分けて収納したい[2]一発で快適に取り出したい[3]1,000円以内の予算、という内容になります。
まずは、Kさんの洗面台下のサイズを再現してみました。
Kさんのように、「排水口が邪魔で、どう収納にすべきかわからない」といったケースは、これまで何度も解決してきました。とはいえ、家ごとに洗面台下のサイズが異なります。収納スペースの広さや、在庫のまとめ買いの量などの条件も変わります。
Kさんは、筆者が見てきた中でも少なめの在庫ですね。とはいえ、在庫は「お買い得」という誘惑で突発的に増えることも多いため、「この空間をフル活用できる方法」でお答えします。
ダイソーのファイルボックスで、収納力をフル活用!

洗面台下の収納ボックスを選ぶなら、ダイソーのコロリスト(W12.7×D35.5×H20cm)がおすすめです。数あるファイルボックスの中でも、1番“奥行き”が長い商品です。また、ボトル形状のモノは、半分見えると取り出しやすいので、キッチンのシンク下にも応用できます。
右側には、ダイソーの積み重ねボックス大・深型(W15×D22×H16.9cm)と浅型(W15×D22×H4.5cm)を重ね置きました。奥行き(22cm)の後ろに、排水管がくると想定しています。Kさんの場合、この5つで解決できる量だと思います。
次に、せっかくなら「上部の空間も使いきりた〜い!」という声にお答えします!
上の写真では、ダイソーのジョイントラック棚II型(W45×D20cm/1枚300円)を1枚、ポール(39cm/1本100円)を4本、固定部品(4個組/1P100円)を2つで組み立てた例です。合計800円(税抜)になります。
洗面台下の「空間を区切る」なら、予算別に3タイプから選べます。
【1】突っ張り棒(予算300円)
突っ張り棒を2本使って、突っ張り棚を作る手法になります。どちらも軽めのモノを置くのが原則です。
【1】ミニラック(予算800円)
ミニラックは、上記のようにダイソーで購入できます。ただし、排水口の場所によりサイズが合わないケースがあります。
【1】シンク下 収納棚 伸縮タイプ(予算1,200円〜)
排水トラップをさけて設置できる、収納タイプの棚です。ニトリやホームセンターで購入できます。ただし、引越し先が引き出し収納になると不要品になるのでご注意を!(amazonならコチラ )
洗面下に限らず、扉の中に在庫を収めるときは「4つのポイント」で「見える化収納」になります。必要なモノの存在をひと目で把握し、1発で取り出せると生活のあらゆる無駄(二度買い、時間ロス)が減ります。
[1]日用品は「縦」に収納
置き型(横)の収納ボックスは、モノが埋もれて在庫があることを忘れてしまいます。また、液漏れの心配があるボトルには、ファイルボックスのような「縦」に収める箱が最適です。
[2]透明の袋や箱を使って「見える化」
予算が許すなら、透明のボックスや袋がおすすめです。Kさんのようにレジ袋やポーチを使うと、中のモノの存在を忘れやすくなります。
[3]「ワンアクション」で取り出せる
人はモノを使うとき、心が急いでいます。だから、1発で取り出せないとイラッとします。「ワンボックス・ワンアイテム」にすると、よりスムーズに取り出せます。
[3]空間を「30cm間隔で区切る」
空間を区切るほど、収納力がフル活用できます。ファイルボックスの高さは約23cmなので、30〜35cm間隔がベストになります。
最後に、使うモノを袋から出して置く「スタンバイ収納」もご紹介!

同じサイズの袋だから、収納迷子もナシ!
日用品の細々としたモノ(サンプル化粧品、歯間ブラシ、T字カミソリ、パック類)は、透明の袋に入れて「スタンバイ収納」にしておきましょう。モノは使うためにあるので、包装紙から外しておきます。
特に、食品用のスライダー付きフリーザーパックが快適です。同じサイズの袋にまとめると、埋もれることなく一発で探し出せます。
【まとめ】
Kさん、「洗面台下の収納」の不満は解決できそうですか? 扉の中に収める収納は、「見える化」で楽になります。在庫量が目に見えれば、「使い切る」気持ちも高まりモノに支配される無駄が無くなります。
――「お片付けSOS相談」は次回、2月4日(月)に更新!
<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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