【マンガ】ピル使用者への「思い込みあるある」――セクハラすぎる誤解にイライラ!【第16回】

「生理痛なんて、みんな一緒!」

1カ月ごとにやってくる、尋常じゃない腹痛・寒気・吐き気……。
周囲の言葉を信じて10数年も耐え続けた「生理痛」、医者にかかってみたらビョーキと診断されちゃった!?

30歳から治療を開始した「月経困難症」との向き合い方をつづる、日常闘病コミックエッセイ。

ムカつきすぎて震える

(つづく)

――「私の生理、病名がつきました。」は、毎週日・月・火の週3回更新になります。お楽しみに!

 

<著者プロフィール>

まお

月経困難症。体験した事や思った事を4コマ漫画にしています。自分の体、大切な人の体を考える事や、行動する事のきっかけになればうれしいです。ポジティブに生きてるオタク。



<バックナンバーはこちら>

【第1回】私の生理、ビョーキでした!?
【第2回】「生理で病院」を後回しにしていたら
【第3回】恥ずかしすぎる「例のイス」
【第4回】私のアソコ、何が入ってるの!?
【第5回】「子ども生みたい? 結婚してる?」
【第6回】月経困難症、はじめてのピル!
【第7回】「避妊薬」じゃないピル
【第8回】「ピルの副作用」って?
【第9回】ピルを飲み始めたら「こうなった」!
【第10回】2週間も「血が流れっぱなし」!?
【第11回】「ピルを飲む時間」は結構シビア
【第12回】「月経困難症+就職」で検索してみたら
【第13回】生理痛で欠勤、正直に言ってみた
【第14回】ピルを飲んで数カ月、どうなった?
【第15回】PMSが軽くなった!?

『ボヘミアン・ラプソディ』異例の大ヒットと“ミーハーファン”に支えられた「クイーン」の真実

 昨年下半期に大ヒットした映画といえば、世界的人気を誇る英ロックバンド・クイーンの軌跡を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』(20世紀フォックス映画)。昨年12月23日の時点で、興行収入が62億3,576万7,480円、観客動員が453万3,806人に達するほどだ。ちなみに、この興収は昨年公開の洋画の中では、81億円の『ジュラシック・ワールド 炎の王国』(東宝東和)に次いで、第2位となる。

 さて、今でこそレジェンド級のロックバンドの1つに数えられるクイーンだが、1973年にデビューした当初はアメリカはおろか、本国イギリスでも鳴かず飛ばずだった。70年代の日本における洋楽シーンをよく知る50代の音楽ライターは、次のように語る。

「比較的よく知られた話ではありますが、クイーンを世界で最初に評価したのが日本の洋楽ファンでした。ただ、その人気は主に女性ファンに支えられたものであり、クイーンは硬派な洋楽ファンからはキワモノ扱いされる存在だったんです」

 70年代前半、コアな洋楽ファンはレッド・ツェッペリンやディープ・パープルといったハードロック、ピンク・フロイドやイエスといったプログレッシブ・ロックを好んで聴いていた。そうした人たちからすると、本国でも評価が低かった初期のクイーンは、音楽的にもビジュアル的にも異端でしかなかった。

「世界に先駆け、日本でいち早く人気に火がついたといっても、あくまでもミーハー人気だったわけです。とりわけドラムのロジャー・テイラーの王子様風のビジュアルは、女性ファンのハートをつかみました。当時の洋楽専門誌はプレーヤー別の人気ランキングが毎年掲載されていたのですが、テイラーは常に上位にランクインしていましたね。たぶん当時は、クイーンのファン層はベイ・シティ・ローラーズ(70年代に世界的な人気を博したイギリスのアイドルバンド)のファン層とも被っていたと思いますよ。もちろんクイーンの音楽性を評価した男性ファンも少ないながらも存在したのですが、マニアックな洋楽の世界ではファンであることを公言できず、肩身の狭い思いをしたはずです。日本で人気があったとはいえ、クイーンが音楽的評価を得るのには、それなりに時間がかかりました。こうした話は、新しいファンからすると、意外かもしれませんが」(同)

 インターネットのなかった70年代は、欧米の流行がリアルタイムで日本に入って来なかった事情もあり、クイーンに限らず、本国で無名のバンドが突然日本で人気を集めたりするケースが少なからずあった。クイーンの現在の名声を考えると、日本のミーハーファンの嗅覚も捨てたものではないと言える。

『ボヘミアン・ラプソディ』異例の大ヒットと“ミーハーファン”に支えられた「クイーン」の真実

 昨年下半期に大ヒットした映画といえば、世界的人気を誇る英ロックバンド・クイーンの軌跡を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』(20世紀フォックス映画)。昨年12月23日の時点で、興行収入が62億3,576万7,480円、観客動員が453万3,806人に達するほどだ。ちなみに、この興収は昨年公開の洋画の中では、81億円の『ジュラシック・ワールド 炎の王国』(東宝東和)に次いで、第2位となる。

 さて、今でこそレジェンド級のロックバンドの1つに数えられるクイーンだが、1973年にデビューした当初はアメリカはおろか、本国イギリスでも鳴かず飛ばずだった。70年代の日本における洋楽シーンをよく知る50代の音楽ライターは、次のように語る。

「比較的よく知られた話ではありますが、クイーンを世界で最初に評価したのが日本の洋楽ファンでした。ただ、その人気は主に女性ファンに支えられたものであり、クイーンは硬派な洋楽ファンからはキワモノ扱いされる存在だったんです」

 70年代前半、コアな洋楽ファンはレッド・ツェッペリンやディープ・パープルといったハードロック、ピンク・フロイドやイエスといったプログレッシブ・ロックを好んで聴いていた。そうした人たちからすると、本国でも評価が低かった初期のクイーンは、音楽的にもビジュアル的にも異端でしかなかった。

「世界に先駆け、日本でいち早く人気に火がついたといっても、あくまでもミーハー人気だったわけです。とりわけドラムのロジャー・テイラーの王子様風のビジュアルは、女性ファンのハートをつかみました。当時の洋楽専門誌はプレーヤー別の人気ランキングが毎年掲載されていたのですが、テイラーは常に上位にランクインしていましたね。たぶん当時は、クイーンのファン層はベイ・シティ・ローラーズ(70年代に世界的な人気を博したイギリスのアイドルバンド)のファン層とも被っていたと思いますよ。もちろんクイーンの音楽性を評価した男性ファンも少ないながらも存在したのですが、マニアックな洋楽の世界ではファンであることを公言できず、肩身の狭い思いをしたはずです。日本で人気があったとはいえ、クイーンが音楽的評価を得るのには、それなりに時間がかかりました。こうした話は、新しいファンからすると、意外かもしれませんが」(同)

 インターネットのなかった70年代は、欧米の流行がリアルタイムで日本に入って来なかった事情もあり、クイーンに限らず、本国で無名のバンドが突然日本で人気を集めたりするケースが少なからずあった。クイーンの現在の名声を考えると、日本のミーハーファンの嗅覚も捨てたものではないと言える。

バブリーな独裁アミューズメントパーク「朴正煕大統領生家」

 60~70年代に大統領を務め、韓国の高度経済成長を成し遂げた朴正煕(パク・チョンヒ)。その業績から「半神半人」と崇められる一方で、軍事政権を率いた独裁者とも酷評される、何はともあれ韓国ぶっちぎりの偉人である。

 そんな元大統領閣下の故郷である亀尾(クミ)市は、国内有数の保守派タウンであり、ネット民からスターリングラードとかけて「朴正煕グラード」とも呼ばれている。その街に、閣下の生まれた家がバブリーな様子で公開されていると聞き、足を運んだ。

 亀尾駅でタクシーに乗ること15分。「朴正煕路」と名付けられた広い道路をまっすぐ進むと、駐車場の整備された大きな公園が現れた。ここが「朴正煕大統領生家」だ。

 最初に目に飛び込んできたのは、手書きのメッセージと大量の国旗を掲げる、駐車場の脇の怪しげなテント。正煕の娘であり、2017年3月に収賄罪などで逮捕された元大統領・朴槿恵(パク・クネ)の釈放をスピーカーで訴える極右団体だが、そこにはお年寄り数人の姿しか見えず閑散としている。時期が時期なら大変盛り上がっていたことだろう。

 食事処である韓国家屋を左手に見ながら歩道を進むと、現れたのが「民族中興館」。現代美術館を思わせるモダンな建物だ。ちなみに、民族中興館の建設費に58億ウォン(約6億円)が使われているという。

 中庭の真ん中には、大統領閣下と一緒に握手をしたりマッコリを飲んだりできる、浮かれたトリックアートが立っている。トリックアート大国、韓国ならではの風景である。

 建物に足を踏み入れると、制作費だけは無駄に高そうな巨大なオブジェが登場! 逆三角形の部分にホログラムの大統領閣下が浮かび上がり、本物みたいに動くからちょっとしたSFだ。こんなものが自宅の寝室にあったら結構つらい。

 館内には閣下の私物や業績を紹介するコーナーが。閣下のお顔をモチーフに作られたという「へえ」としか言いようがないアートを眺め、フォトコーナーで閣下との合成写真を作ってもらう。

 中でも圧巻の展示物が「ハイパードーム上映館」だ。360度のドーム型空間にプロジェクター10台で映写するアジア初の最先端技術で、閣下の一代記を上映してくれるのだという。

 私のほか、10人前後のお年寄りたちがわらわらと集まり、やがて上映が始まった。映像はまさに未知の体験。前後左右から景色や文字が飛び出してくるので、どこを観ればいいのかまったくわからない。周囲のお年寄りたちも固まったままだ。

 圧倒されっぱなしの13分は過ぎ、最後の最後に閣下の名言「我が一生、祖国と民族のために」がドカーンと映し出されると、謎の感動が込み上げてきた。

 興奮冷めやらぬまま民族中興館を出ると、向かいにお土産店が。「我が一生、祖国と民族のために」の文字が書かれた置き時計などが販売されており、思わず購入しそうになる。

 さらに奥へと向かうと、このスポットの総本山、閣下の生まれた家にたどり着いた。その入り口にて、等身大パネルの大統領と夫人がフレンドリーに迎えてくれる演出が憎い。なお、このパネルには撮影時の注意事項として「肩に手をかけない」とあるので、要注意だ(まったくフレンドリーではない)。

 生家の左手には「追慕館」という礼拝所があるが、16年に放火され、今は新しいものに変わっている。なお放火犯は、13年に盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の生家も放火し、さらに全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領の生家も放火しようとしたこともあるという。大統領生家放火フェチか。

 閣下の生家はかやぶき屋根の住まい。1917年に生まれ、20歳まで過ごした当時そのままの姿ではなく、64年に改装されているためリアリティはない。なので、ここが勉強部屋だと言われても微妙ではある。

 最後に、朴正煕大統領生家における最大の見どころを確認しに、庭園の方へと歩いた。長い石畳の向こうで待っていたのは、ゴージャスな朴正煕銅像だ!

 銅像は全長5メートルと大きく、圧倒的な神々しさ。ご丁寧にもその背後からは、大統領閣下が作詞作曲した「セマウルの歌」がノンストップで流れており、何周も聞くうちに夢の国に連れていかれそうになる。

 この銅像は2011年、制作費12億ウォン(1億円以上)かけて建立された。当初は10.7メートルという、もっと巨大なサイズで予定されていたそう。大仏か。

 銅像の後ろには、工事中の敷地が遥か彼方まで続いていた。計画によると、この7万8,457平方メートルの敷地(福岡ドームよりも大きい)には、286億ウォン(約28億円)の予算をかけて追慕館、時代村、ふたつめの復元生家、遺品展示館などを作る計画があるという。生家のニセモノ、もうひとつ作ってどうすんの?

 時代に逆行したこうした公園整備にはさすがに反対の声が多く、今も事業は進んでいないという。とはいえ、建築費用を出す立場にはない珍スポ好きの外国人としては、さらに充実した独裁アミューズメントパークの姿をぜひとも見てみたいと思った。

(文・写真=清水2000)

●朴正煕大統領生家

住所 慶尚北道亀尾市朴正煕路107(上毛洞171)

休館日 月曜、元旦、旧正月、旧盆

開場時間 9:00~18:00

菅田将暉主演『3年A組』、初回10.2%も「コメディなの?」「期待はずれ」と批判相次ぐ

 菅田将暉主演の新ドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)の初回が1月6日に放送された。29人の生徒役には、永野芽郁をはじめ上白石萌歌、川栄李奈、今田美桜、GENERATIONS from EXILE TRIBE・片寄涼太ら旬の若手俳優が名前を連ね、初回視聴率は10.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と好スタートを切ったものの、一部では早くも「期待はずれ」「菅田の無駄使い」といった不満の声が上がっている。

 同作は、担任の柊一颯(菅田)が、卒業式10日前に3年A組の生徒たちを人質として学校に立てこもり、“自殺したクラスメイトの死の真相”に迫るため、“最後の授業”を行うという学園ミステリー。

「生徒役の俳優は5日間に分けて全員が発表され、豪華なキャスティングだとして注目の的になっていました。しかし、第1話が放送されると、ネット上では『生徒役がヘタすぎ』『若手使えばいいってもんじゃない』と、演技力に関する批判が噴出。特に、ヤンキーの生徒を演じている片寄に至っては『この人のせいで全てがぶち壊し』『典型的な芝居ベタ』などと散々な言われようです」(芸能ライター)

 さらに、現在23歳と24歳の川栄と片寄に対し「高校生はさすがに無理すぎ」「川栄がOLに見える」と、実年齢と比較しての役柄に不満を抱く声も続出。

「また、同作でヒロインを演じる永野が早口でまくし立てるシーンでは『なんて言ってるのか、まったく聞き取れない……』といった困惑の声も。さらに、謎のまま自殺した生徒を演じている上白石については『この子嫌いじゃないけど、配役ミスだと思う』『ミステリアスな雰囲気じゃない』『永野と白石の役は逆が良かった』など、配役の違和感を指摘する声が上がっていました」(同)

 もともと、“29人の生徒が人質にとられる”という設定から、生徒同士が殺し合いをする映画『バトル・ロワイヤル』(2000年)や、伊藤英明がサイコキラーの教師を演じ、生徒を次々に殺害していった映画『悪の教典』(12年)に近い展開をイメージしていた視聴者が多かったよう。

「しかし、初回で生徒1人を刺殺するものの、今のところ柊にサイコパスな一面は見られず。そのうえ、職員朝礼時の体操がキレッキレのEXILE風ダンスだったり、テレビのインタビューを受けて楽しんでいる教師がいたりと、ところどころコメディ要素が入っており『え? 今の体操なに?』『コメディなの?』『思ってたのと全然違った』と困惑する視聴者も多く見受けられました」(同)

 「もう見ない」「面白くなかった」と、初回にして早くも“離脱宣言”をする視聴者も少なくない同作。若手俳優が揃っているだけに、主演の菅田がいかに若手を引っぱっていけるのかが、成功のカギを握っているようにもみえるが……。今後の展開に期待したい。

King&Prince平野紫耀・永瀬廉、「男気がすごい!」とアノ先輩の優しさに感動!

 若手ジャニーズアイドルが歌やダンスを繰り広げる『ザ少年倶楽部』(NHKBSプレミアム)。1月4日の放送は、King&Prince・平野紫耀と永瀬廉による「少クラポリス」のコーナーが放送され、A.B.C-Z・戸塚祥太と河合郁人のプライベートが明かされた。

 「少クラポリス」は、警官に扮したキンプリのメンバーが、ジャニーズJr.から寄せられたタレコミ情報の真偽を探るというコーナー。Jr.内ユニット「SixTONES」田中樹からは、「以前ご飯に誘っていただいて断ってしまったときに……

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KAT-TUN・上田竜也、「寝起きドッキリ」で不機嫌爆発! 番組スタッフを殴る暴走行為に

 KAT-TUNの冠番組『KAT-TUNの世界一タメになる旅!』(TBS系)のSP版が1月3日深夜に放送された。

 今回は沖縄・宮古島を舞台に、浜口京子とダチョウ倶楽部の肥後克広&上島竜兵をゲストに迎え、サイコロの目に出た指示に従ってキャンプする「サイコロキャンプ」を決行。サイコロ一発目では「絶景フレディ・マーキュリー」が出たため、KAT-TUNと浜口京子が、イギリスのロックバンド「クイーン」のフレディのコスプレをしてオープンカーでドライブするというカオスなオープニングとなっていた。

 その後はBBQを楽しんだり、「パンプキンホール」と呼ばれる鍾乳石がある鍾乳洞で絶景を堪能したりと旅を満喫。そんな中、視聴者の間でもっとも話題になったのは番組恒例となっている「寝起きドッキリ」のコーナー。今回はゲストの3人がそれぞれKAT-TUNメンバーを起こすことに。

 まず向かったのは上田竜也の部屋だったが、なんと3人が起こす前に物音で目覚めてしまうハプニングが発生。上田が不機嫌モード全開で「なんだよ?」「聞いてねぇぞ」と起き上がると、上島が焦って「うちらもやらされてるんで……」と弁解するという異様な雰囲気に。そこで天の声が「ダチョウさんいるんだから寝起き(ドッキリ)ってわかるでしょ? なんで起きるの?」とツッコむも、上田は不機嫌顔のまま。上島が隙を見て熱湯を掛けると「あっちいな!」と布団を蹴り上げ、天の声の“主”を殴りつけるなど暴走モードに――かと思いきや、浜口も部屋にいることがわかると、「京子ちゃんもいたの……」と一転穏やかになり、「おはようございます……」とおとなしくなるのであった。

 その後、中丸雄一はすでに目覚めて歯を磨いていたものの、寝癖全開で無防備モードに。最後に仕掛けられた亀梨和也は熟睡しており、付け目玉でいじられたり、袋に入れられた「熱々宮古そば」を頭に乗せられるなどベタな寝起きドッキリでお目覚め。亀梨は起きるなり、「ご苦労様です。明けましておめでとうございます」と挨拶をし、淡々とした穏やかな目覚めとなっていた。

 視聴者からも「寝起きだけ永遠にやってほしいくらい毎回おもしろい!」「たっちゃんの京子さんに対する優しさが見れてキュンキュンした!」「アイドルの寝起きドッキリはいつの時代も正義」といった絶賛の声が集まっていた。おそらく平成最後と思われるKAT-TUNの寝起きドッキリ。ファンにとっては眼福になったようだ。
(福田マリ)

「お客さんとの距離を詰めたくなってきた」“コント職人”ラバーガールの現在地

『エンタの神様』(日本テレビ系)などで知られるコント師・ラバーガールが、2年連続で全国ツアーを開催する。1月21日から東京・俳優座劇場を皮切りに、「お前ら愛してるぜ」なるタイトルで全国13箇所をまわり、新ネタライブを行うという。昨年は公式YouTubeチャンネルも開設。芸歴18年目を迎えた2人に、最近の活動を振り返ってもらった。

――1月21日の東京公演を皮切りに、単独ライブツアー『お前ら愛してるぜ』が始まります。2018年夏に全国で『ベストネタライブツアー 爆笑オンステージ』を行ったばかりで、なぜこんなに短いスパンでの開催になったのでしょうか?

大水 これまでは、1回単独をやると半年以上は何も考えたくないから結構空いちゃってたんですけど、今回はたまたま会場の空きが出たので、やることになりました。

飛永 去年の夏の時点で、1月にやることはもう決まってたよね。最初は企画ライブでお茶を濁そうかとも考えていたんですけど、「せっかくいい会場でやらせていただくので(東京公演は俳優座劇場)、ちゃんとしたものをやらないと」って思って、重い腰を上げました。

――では今(12月中旬)は準備の真っ最中ですね。いつもどんな感じでネタ合わせしてるんですか?

飛永 話してるうちに「あれって、どういう意味だっけ?」ってなって、お互いスマホで調べるときがあるじゃないですか。あのー、大水さん、ああいうときたまにゲームをいじっているのは、いまだにやってるんですか?

大水 あぁー……あるねぇ。

飛永 あるんですね。俺もある(笑)。

大水 俺が座る席はだいたい後ろが窓だから、「反射してないかな」って角度を気にするときはある。

飛永 お互い、同じスマホゲームをやってるんですよ。そのゲームが毎日15時に更新されるので、14時55分くらいになると、2人ともそわそわし始めます。

――その時間を避けてネタ合わせすればいいのでは……と思いますが、仲良しですね。ラバーガールさんの18年の大きな出来事といえば、YouTubeチャンネルの開設があると思います。なぜ始めたのですか?

飛永 去年のツアーはベストネタをやるものだったので、その映像を撮ってYouTubeに流せば一石二鳥じゃないか、と。そうしたら、YouTubeに漂っている、誰かが勝手に上げたネタ動画を駆逐できるんじゃないか、というのもありました。テレビの違法アップロードだと、番組の著作物なので、自分たちには消す権利がないんですよ。それに、東京03さんやサンドウィッチマンさんもオフィシャルチャンネルでネタ動画を上げているので、「そういう人たちがやってるなら我々も惜しみなく出していかないと」と思ったところはあります。

大水 今、そんなにネタ番組もないしね。こっちから見せていかないと。

飛永 僕ら、テレビと単独でネタが全然違うんです。「テレビでは見たことあるけど、ライブのネタは見たことがない」って人がいっぱいいるので、見てもらうチャンスでもあると思います。こんなに乖離してる人、ほかにいないんじゃないかな?

大水 あんまりいないと思いますね。テレビだと、「テンポがいいネタで」とか「そんなにぶっ飛んだ感じでなく」とか、いろいろオーダーがあって作ってる場合があるんですよ。

飛永 あるよね。「ニュースキャスターとリポーターみたいな設定で、緊迫した状況のネタで何か1本ないですか?」とかね。

――そんなに細かいオーダーがあるんですか!?

大水 番組によってはありますよ。

飛永 その通り作りますけど、自分たちのネタじゃない感じはしますよね。

大水 その番組ではそれが求められてるってことだから。ライブだったら好き勝手できるので、余計違う感じのネタが増えるのかもしれないですね。YouTubeチャンネルのコメントを見ると、「こういうネタもあるんだ」って書かれていることが結構あります。

――かなり若手の頃のネタもYouTubeに上げてますよね。昔のネタを見るのは気恥ずかしいという芸人さんもいますが、お2人はどうですか?

飛永 やっぱり昔のほうが尖ってるし、「最後の1ボケさえ面白ければいいや」って感じのネタは今見ると恥ずかしいですね。ちょっとエゴが過ぎるかなって。

大水 「そんな尖らなくていいよ」って言ってやりたいよね。それと、単純に「下手だな」って思う。もっと上手い人がやればおもしろいのになぁ、とか。

飛永 ただ難しいのが、昔のネタを今やると、上手くなっちゃってるから、あんまりウケないんですよ。当時は下手だから淡々と無表情にテンポ良くやってたんですけど、今は間を取ってツッコんだりボケたりしてるんで、同じ台本でやると超スベるんですよね。数年前のライブで、「最近やってないネタをやったら、ファンの人は笑ってくれるんじゃないか」と思ってやったら超スベりました。

大水 一昨年の年末ね。嫌な年の終わり方だったな。

――上手ければいいというものでもないんですね。

飛永 そうですね。それと、昔はどちらかというとツッコミでわからせる作りをしてたんですけど、今はボケをおもしろくしてるので、ツッコミが弱くはなってるんですよ。

大水 「なんでですか」とか「そういうことじゃないですね」とか、そういうツッコミばっかりになったね(笑)。

飛永 だから「昔のほうがよかった」っていう人もいます。でも、ある程度は経年変化を良しとしてもらわないとね。

大水 ずっと同じようには、やれないよね。プラスの変化としてとらえてほしい。

――そういう余裕というか、変化を感じるようになったのはいつ頃からですか?

大水 ここ3~4年くらいかなぁ……?

――ちょうど4年前の14年、『キングオブコント』の決勝に出られてますね。

飛永 その頃が、“みんなが思うラバーガール”の延長線上のMAXだったのかなって気はします。

大水 うん……?

飛永 いや、大水さんが引いてると僕しゃべれないから(笑)。

大水 ちょっと、“みんなが思うラバーガール”って恥ずかしいし、「なんだろう、それ」って……。

――(笑)。飛永さんとしてはどういう意味ですか?

飛永 「淡々としてる」とか「テンポがいい」とか言われていて、そのやり方の最高値が14年のKOCだったのかなって思うんですよ。それと同じことをやっても、以降の何年かは「はいはい、あれね」っていう空気が漂っていた感じがします。

大水 賞レースに関してはそうですね。あれが2回目の決勝進出で、以降は同じことをやっててももう無理だろうし、かといって賞レースの雰囲気に合わせたことをやるのも癪だし。だからここ数年は、「今年に1番面白いと思うことをやって、それでダメだったらしょうがないね」みたいに変わってきたかもしれないですね。

飛永 でもその「好きなこと」っていうのが、お客さん寄りになった感じはしないですか? そのへんはどうお考えですか?

大水 あぁ、それはそうね。自分のエゴじゃなくて、「喜んでもらうことが一番好き」みたいに変わってきたのかな。

飛永 全国ツアーもやって、最近は地方営業も増えていて、「こんなに待っててくれる人がいるんだ」「いろんな人に笑ってもらうのって素敵な仕事だな」って、去年すごく感じたんですよ。

大水 ……(笑)。

飛永 俺がそう言っていたら、大水さんとマネジャーがすごい引いてたんだよね。

大水 なんか、しみじみ「お客さんが笑ってくれるって、うれしいことだな」みたいなことを急に言うから、「何言ってんだ、こいつ」って。それは大前提の話だとずっと思ってたから、わざわざ改めて言うことでもないかな、って思った。

飛永 そうか……。とにかく、誰がどう見ても笑える笑いのほうがいいんじゃないかな、ってなってきたのかもしれないです。

大水 確かに、今やってるネタ作りでも、単独ライブの内容で全国を回るのは初めてだから、なるべく投げっぱなしにしないようなネタにしようとはしてますね。

飛永 いつもは単独だと「ちょっと変わったことやってみようかな」って考えるんですけど、今回はなるべくそれをなくして、何も考えずに笑えるネタを多くしようっていうのはありますね。

――今回のツアーは、北は北海道から南は福岡まで合計13カ所と、かなり細かく全国を回られますね。

飛永 北海道は初めてなので、どれくらいお客さんが入るかちょっと不安です。よくファンの方から「北海道には来てくれないんですか?」と言われるのでツアーに入れてみましたけど、これで入らなかったらもう行かないよね。

大水 北海道はライブをずっと続けていくと入るようになるらしいよ。愛着が湧くらしくて。

飛永 それは誰情報?

大水 (東京)03さん。

飛永 問題はさぁ、03さんよりうちらのほうが人懐っこくないじゃん。だから参考にならないかもしれない。「みんなに笑顔を届けたい」っていう気持ちはあるんですけど、なかなか表現が下手なもので……。

大水 去年、03さんのツアーの福岡公演を観に行ったんですよ。そしたら、グッズ買った人全員と握手してて。「◯◯を買った人」とかじゃなくて、なんでもいいから何か買った人全員だから、すごい人数なんですよ。たぶん1回の公演で500人以上と握手してるんじゃないかな。あれはちょっとびっくりした。

飛永 ちょうど僕らも全国ツアーの前半時期だったから、それを聞いて同じようにしたよね。03さんがそこまでやってるんだったら、僕らなんかそれ以上やらないと来ないよ。

――やっぱり03さんの影響は大きいんですね。そしてどうしても最後に聞いておきたいのですが、今回のツアータイトル『お前ら愛してるぜ』はどういう意図で……?

大水 やっぱり引っかかるか。

――そうですね(笑)。前回のツアータイトル「爆笑オンステージ」もネタなのか本気なのかわかりませんでしたが、今回もネットニュースで見たときに「なんで?」と思いました。2人とも言ったことがなさそうな言葉だな、と。

大水 20代のときはつけられなかったタイトルですね。歳とってきて、恥があんまりなくなってきたのかもしれない。さっきも話に出ましたけど、僕らってお客さんとの距離が遠いんですよ。ライブをやっても、勝手にこっちがネタやってるのをお客さんがちょっと離れたところで見てる、くらいの感覚。だからちょっと距離を詰めたいなって気持ちはありますね。

飛永 そうやって距離を詰めようとしてる自分たちが面白いっていうのもあるかもしれないです。わざわざあえて「尖ってないですよ」ってやってる自分たちにハマってるのかも。かっこいいタイトルつけるよりは反響もあるし。

大水 「楽しげだな」って思われればいいですね。

――お客さんとの距離が空いてしまった理由は、どう自己分析してますか?

大水 そんなにサービス精神がないのかもしれない。ネタ中に噛んだりミスったりしたのをいじって笑いにする人もいるけど、そういうことはしたくないという変な尖りがあって、その積み重ねが距離を生んでるんだと思います。例えば、事務所の身内ネタをちょっと入れたらお客さんは喜ぶだろうけど、「それは安いからやめておこう」みたいなことがうちらは多いと思うんだよね。

飛永 確かにね。お客さんいじりもできないし、アドリブも一切ないし。

大水 ライブでネタやって、すごいウケたから乗っちゃって尺が長くなるとか、一切ないよね。

飛永 ない、全然ない。そういう距離の詰め方ができるようになるには、もう何年か必要かもしれないですね。
(取材・文=斎藤岬/撮影=後藤秀二)

●ラバーガールLIVE『お前ら愛してるぜ』
詳細はこちらから
http://www.p-jinriki.com/info/rubbergirl/

Kis-My-Ft2・二階堂高嗣、大物女性芸人が「オネエタレントの日出郎さんと一緒」とズバリ

 Kis-My-Ft2の冠番組『キスマイ超BUSAIKU!? 新春2時間半SP』(フジテレビ系)が1月3日に放送された。

 この日は、人気コーナー「BUSAIKUランキング」を放送。まずはじめは、人気女優を相手に、「最後に相手を驚かせるサプライズ対決」が実現された。ここに登場したのは、藤ヶ谷太輔、北山宏光、玉森裕太のほか、横山だいすけ、長嶋一茂。

 トップバッターで挑戦した藤ヶ谷のテーマは、「サプライズ誕生日お祝い」。レストランでのプロジェクターのプレゼントから始まり、あらかじめプロジェクターにセットされていた友人からのメッセージをテーブルで上映するなど、相手思いのサプライズを披露。その後、ホテルの部屋に案内し、バラの花束を手渡した後には、メッセージVTRに登場していた友人たちが部屋に現れるという仕掛けでサプライズは終了。結果、一般女性から85点、ゲスト審査員の得点90点で合計175点という高得点を獲得し、絶賛を集めていた。

 また、北山は水族館でのサプライズプロポーズを決めたものの、フラッシュモブという演出があまりウケず、得点は113点。また、玉森は写真を使ったサプライズ誕生祝いを演出したものの、総合得点は106点。藤ヶ谷がぶっちぎりで1位となった。

 その後に放送されたのは、「時間と体力を使って習得したカッコいいスゴ技対決」ランキング。舞祭組の4人がそれぞれ対決することに。

 千賀健永は本格的なファイヤーアクションに挑戦することになったが、予想以上に燃え上がる火の棒に、当初は「これ絶対できないですわ」「これは無理です」と弱気発言を連発。それでも練習を重ね、最後は見事完璧なパフォーマンスを披露し、172点を獲得した。また、横尾渉はマグロの解体ショーにチャレンジ。実は1級マグロ解体師の資格を持っている横尾だが、これまで解体してきたのは20〜30キロのマグロとのこと。そこで今回は100キロのマグロを解体することになった。日本刀のような大きな包丁を使う危険性があるものの、約200万円のマグロを解体できるのは本番の1回だけということもあり、制限のある中での練習となったが、本番では見事大成功。168点を獲得していた。

 さらに、二階堂高嗣はカッコよすぎるカーアクションで183点と高得点。最後の宮田俊哉は、「太鼓の達人」のフルコンボに挑戦し、見事大成功を収めたものの、女性ウケはあまりよろしくなく、111点に。結果、二階堂が第1位となったのであった。この結果にゲストの大久保佳代子は「(二階堂が)運転してる時の顔が、見たことのない顔で。私、常々、オネエタレントの日出郎さんと一緒だと思ってたんですよ。日出郎さんと被ってたんで、あんな顔するんだと思ったから。最後ね、『今夜はブレーキかけないよ』って言った時、ちょっとだけオイル漏れしました」と発言。このコメントに二階堂本人やスタジオも大いに盛り上がっていたのであった。

 放送後、視聴者からは、「新春かくし芸大会並み! 本当に頑張ったね!」「サプライズの方キュンキュンしたけど、スゴ技のほうのギャップもすごい!」「マグロ解体で泣きそうになったのは初めて! 感動した」「二階堂高嗣≒日出郎 めちゃくちゃ笑う」といった声が集まっていた。
(福田マリ)

「宿泊施設不足」は大ウソ!? 2020年東京五輪を前に、民泊破産者続出の危機

 訪日外国人が右肩上がりに増加し、2020年には東京五輪が控える中、早急に解決されるべき課題とされてきた宿不足だが、このところ事情が変わってきたようだ。

 12月20日付の京都新聞によると、京都市内でゲストハウスなどの簡易宿所の廃業が急増しているという。昨年11月までに廃業した簡易宿所は97件に達し、前年の年間件数を3割上回った。

 背景には、宿泊施設の供給増が予想を上回るペースで進んでいることがある。11月23日付の同紙によると、市内に立地する宿泊施設の客室数は、20年までに市が必要と試算した4万室をすでに突破し、今後2年間で5万室を上回る見通しだという。

 日本が誇る世界的観光都市でさえ、宿泊施設の供給過剰が顕著になりつつあるというわけだ。

 同様の現象は東京でも見られる。東京五輪をビジネスチャンスととらえ、副業として民泊経営を始めた都内在住の会社員Aさん(39歳)は、2年前に品川区内の築40年以上の一軒家(借地権付き)を1,700万円で購入。さらにリフォーム代や設備費用に合計400万円を投じ、民泊用に2部屋を設けた。

 ところがAさんは今、自己破産寸前なのだという。

「昨年1年間、2部屋を合わせた稼働は70日で、売り上げは50万円に満たない。利回りにしてわずか2.4%です。うちは清掃費も含め、約8,000円で貸し出しているんですが、品川界隈のビジネスホテルでもそのくらい出せば、オフシーズンや平日は泊まれるので、わざわざ民泊しようという人は少ない。かといって、これ以上料金を下げれば赤字になる。今は物件購入のために組んだローンの月7万円の返済が、重くのしかかってきている。物件を売ろうにもなかなか買い手はつかず、ジリ貧状態。このままいけば自己破産です」(Aさん)

 事実、宿泊予約サイト「一休.com」で、品川駅近辺で当日宿泊できる宿を探してみたところ、アパホテルをはじめ、2名で6,000円台から泊まれるビジネスホテルが複数ヒットした。さらに、一流ホテルであるグランドプリンスホテル高輪や新高輪ですら、1万円という価格だった(1月6日現在)。

 インバウンド事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、こう話す。

「16年の段階では、20年までに訪日外国人が4,000万人まで増えると仮定した場合、全国で宿泊施設が4万室以上足りなくなるとも試算されていた。ところが、宿泊施設としての機能を兼ね備えたクルーズ船による訪日客の増加や予想を超える宿泊施設の新設、さらには民泊の解禁により、東京を含む一部都市では宿泊施設が供給過剰になっている。都内のホテルの宿泊料は、オフシーズンや平日に限れば、2年ほど前と比べても値下がり傾向にあるといえる。そんな中、民泊運営もかつてほど稼げなくなってきている」

 今後は、2020年まで持ちこたえられず、破産してしまう民泊オーナーが続出するかもしれない⁉