マツコに「かなわない」といわしめるIKKO、今のバラエティーで重宝がられる“無垢さ”

 羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「ガチムチ~」IKKO
『ダウンタウンDX』(日本テレビ系、12月6日)

 最近テレビで見なくなったなとつくづく思うのが、“豪邸拝見”である。かつてはスターや一般人の豪邸を訪問し、レポーターが家の調度品にいちいち驚いて「これはおいくらでしょうか?」と尋ねるアレが、ワイドショーを中心に結構な頻度で繰り広げられていた。経済的な格差が広がると、豪邸を持つほど成功しているリア充を見たくないというのが、今の視聴者心理なのかもしれない。

 また、お笑い番組では、オトコ芸人がオンナ芸人をブスいじりすることがほとんどなくなっていることにも気づく。オンナ芸人本人が、ブスや非モテを自称することはあるが、オトコ芸人から「おまえはブス」といったふうに投げかけることは、もうほとんどないと言ってもいい。バラエティー番組は女性視聴者からの好感度が大事と聞いたことがあるので、やはり女性に反感を買うことや、SNSの炎上を恐れているのかもしれない。

 成功者のリア充アピールもダメ、ハラスメントとみなされるような特定の誰かを笑うイジリもNG。リア充に甘く、弱いものはイジりという体で叩いてきたバラエティーの手法が、今はもう通じなくなっている。かといって、制作側は新しいバラエティーとは何か、明確な答えを見つけられていないようだ。そんな中、リア充でありながら、うまくいじられることができる人がいる。美容家でタレントのIKKOである。

 カリスマヘアメイクという裏方だったIKKOだが、『おネエ☆MANS』(日本テレビ系)に出演したことで出役に。ヘアメイクとしての確かな腕で世の女性を魅了した。その後のおネエブームは、マツコ・デラックスなどのスターを生み出したが、そのマツコは『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で「笑われることを躊躇しないから」という理由で「IKKOさんにはかなわない」と話していた。

 確かにIKKOは無敵だと思う。まず、つっこみやすい。視聴者がリア充を嫌う今、芸能人たちは、女優やモデルといったきれいどころも「本当はオタクなんです」「いつもぼっちです」といった具合に非リア充的なコメントをする。しかし、IKKOはかつて『さんまのホントの恋のかま騒ぎ』(TBS系)で「目標とする女性は、グレース・ケリー」と発言したり、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』(日本テレビ系)で、「元旦に抱かれたいオトコが思い浮かばなかったら、オンナとしておしまい」といった具合にお高い発言が多いので、芸人は「何言うてんねん」とつっこみやすいのだ。

 『人生最高レストラン』(TBS系)で、IKKOは「いまだにオチも何にもわからない」と発言していたが、確かにわかっていなさそうだ。変なところで声を張ったり、立ち上がったりする。質問に答えず、聞かれていない話をだらだらして『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』でダウンタウン・松本人志に「おまえは、妖怪尺食いか」と言われていたことがあるが、こういう誰が見てもわかる隙があるために、芸人が突っ込んでもいじめのような印象を与えないだろう。

 カネの話をしないのが暗黙の了解になりつつあるバラエティーで、IKKOは自前の高価な着物を身に着けている。その理由が「太ったから(着物だと体形がカバーできるから)」であるのが、バラエティー向きでよい。『人生最高レストラン』で、「韓国に着くとすぐにエステに行くが、そこにヤンニョムチキンをデリバリーしてもらう」と発言し、チュートリアル・徳井義実に「美容大国に行って太って帰ってくるってどないやねん」と突っ込まれていたが、突っ込まれるネタを自ら提供できるのがIKKOの強みである。

 また、IKKOは軽井沢の別荘をバラエティー番組でよく公開している。このご時世に、自慢と受け取られかねない行為だが、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で、とんねるずに家をめちゃくちゃにされるという“洗礼”を受けている。同番組の性質上、別荘を褒めちぎるとは考えにくい。何かされることはわかりつつ、オファーを受けたことで自慢の要素が薄まるのだ。

 IKKOの強みは、性的な話ができることも挙げられるだろう。12月6日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で、IKKOはチョコレートプラネット・長田庄平と松尾駿を軽井沢の別荘に招き、長田庄平が入浴するVTRを見たIKKOが「ガチムチ~」と叫んで見せた。ガチムチとはガッチリした筋肉質でありながら、むちっとした脂肪がついている男性の体形を指すそうだが、この言葉自体がお茶の間に浸透しきってはいないことと、女性を対象としているわけではないので、女性視聴者の反感を買いにくいのではないだろうか。

 演者も視聴者もバラエティーのパターンに慣れ切った今、IKKOの「いまだにオチも何もわからない」という無垢さは新鮮である。来年もIKKOをテレビで見ることは多そうだ。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの

『1周回って知らない話』TOKIOの結成秘話が“捏造レベル”だと話題

 12月19日に放送された『1周回って知らない話』(日本テレビ系)に、TOKIOのリーダー・城島茂がゲストで登場。番組ではTOKIOの結成秘話がVTRで紹介されたのだが、山口達也が居なかったことにされており「編集が露骨すぎる」と話題になっている。

 VTRによると、城島は高校1年生でジャニーズ事務所に所属。アイドルとしての道を志すが、致命的にダンスが下手で趣味のギターに逃避していたという。そんな彼にジャニー喜多川社長は「何かやりなさい!」と叱咤。「このままじゃあかん」と色々考えた城島は、大好きなギターを生かせる“バンド”でデビューしたいと社長に直訴した。

 すると「いいじゃないバンド!」と快諾され、バンドメンバーを探すことに。最初に加入したのはドラムの松岡昌宏で、採用の決め手は“父親がドラムをやっていた”という理由。ちょっとだけキーボードが弾ける国分太一も加わり、3人でTOKIOを結成する。その後サポートメンバーで“タンバリン”を担当していた長瀬智也に目をつけ、“華がある”という理由でボーカルに起用。これでTOKIOのメンバーが全て揃った……ということにされていた。

「城島はジュニア時代に、山口と2人でTOKIOの前身となる“TOKIO BAND”を組んでいます。その後は松岡&国分と“TOKIO”を結成し、“小島啓”という元メンバーがボーカルを務め4人に。山口が復帰する形で合流し、小島の脱退後に長瀬がボーカルとして加入しました。しかし番組では山口の存在が無かったことにされており、昔の映像や写真からも綺麗に抹消。これに視聴者からは『ここまで徹底的に存在を消されるのか……』『ベースの人はどこ?』『さすがに捏造レベル』といった声が上がっています」(芸能ライター)

 その他あまりに違和感のある番組構成に、ネット上では「触れられないならなんでTOKIOの結成秘話を特集したの?」といった疑問も。TOKIO結成の歴史を改ざんしてしまうほど、山口の存在はタブーなのだろうか?

「例の騒動直後に放送された『TOKIOカケル』(フジテレビ系)でも、不自然な編集で山口が消され話題に。延々と国分のアップが映されたりスタジオ全体の映像がなかったりと、さまざまな工夫が凝らされていました。一方で『ザ! 鉄腕! DASH!!』(日本テレビ系)には、『これ以上メンバーが減っては困る』と、山口脱退をイジるかのようなナレーションが。こちらには批判の声が相次いでおり、テレビ局としても相当扱いづらそうです」(同)

 未だに山口脱退の爪痕が残るTOKIOの“4人”。ベース不在というバンドにとって致命的な違和感は、いつになったら消えるのだろうか……。

『1周回って知らない話』TOKIOの結成秘話が“捏造レベル”だと話題

 12月19日に放送された『1周回って知らない話』(日本テレビ系)に、TOKIOのリーダー・城島茂がゲストで登場。番組ではTOKIOの結成秘話がVTRで紹介されたのだが、山口達也が居なかったことにされており「編集が露骨すぎる」と話題になっている。

 VTRによると、城島は高校1年生でジャニーズ事務所に所属。アイドルとしての道を志すが、致命的にダンスが下手で趣味のギターに逃避していたという。そんな彼にジャニー喜多川社長は「何かやりなさい!」と叱咤。「このままじゃあかん」と色々考えた城島は、大好きなギターを生かせる“バンド”でデビューしたいと社長に直訴した。

 すると「いいじゃないバンド!」と快諾され、バンドメンバーを探すことに。最初に加入したのはドラムの松岡昌宏で、採用の決め手は“父親がドラムをやっていた”という理由。ちょっとだけキーボードが弾ける国分太一も加わり、3人でTOKIOを結成する。その後サポートメンバーで“タンバリン”を担当していた長瀬智也に目をつけ、“華がある”という理由でボーカルに起用。これでTOKIOのメンバーが全て揃った……ということにされていた。

「城島はジュニア時代に、山口と2人でTOKIOの前身となる“TOKIO BAND”を組んでいます。その後は松岡&国分と“TOKIO”を結成し、“小島啓”という元メンバーがボーカルを務め4人に。山口が復帰する形で合流し、小島の脱退後に長瀬がボーカルとして加入しました。しかし番組では山口の存在が無かったことにされており、昔の映像や写真からも綺麗に抹消。これに視聴者からは『ここまで徹底的に存在を消されるのか……』『ベースの人はどこ?』『さすがに捏造レベル』といった声が上がっています」(芸能ライター)

 その他あまりに違和感のある番組構成に、ネット上では「触れられないならなんでTOKIOの結成秘話を特集したの?」といった疑問も。TOKIO結成の歴史を改ざんしてしまうほど、山口の存在はタブーなのだろうか?

「例の騒動直後に放送された『TOKIOカケル』(フジテレビ系)でも、不自然な編集で山口が消され話題に。延々と国分のアップが映されたりスタジオ全体の映像がなかったりと、さまざまな工夫が凝らされていました。一方で『ザ! 鉄腕! DASH!!』(日本テレビ系)には、『これ以上メンバーが減っては困る』と、山口脱退をイジるかのようなナレーションが。こちらには批判の声が相次いでおり、テレビ局としても相当扱いづらそうです」(同)

 未だに山口脱退の爪痕が残るTOKIOの“4人”。ベース不在というバンドにとって致命的な違和感は、いつになったら消えるのだろうか……。

マスコミをマスゴミにした『共犯者たち』は誰!? 元NHK・堀潤氏が語る権力とメディアとの関係

 マスメディアには権力を監視する役割があると言われるが、果たして本当だろうか? 籾井勝人NHK前会長が「政府が右と言ったものを左と言うわけにはいかない」と発言したことは記憶に新しい。テレビ朝日の看板番組『報道ステーション』は自民党から圧力を受け、番組プロデューサーが異動になったと言われている。マスメディアは権力にとても弱い存在ではないのかと思わざるを得ない。現在公開中のドキュメンタリー映画『共犯者たち』を観ると、その思いがいっそう強まる。

 韓国ではドキュメンタリー作品として異例のヒット作となった『共犯者たち』は、韓国の公共放送局KBSと公営放送局MBCで当時の大統領イ・ミョンパクに対して批判的な報道をしたニュース番組のスタッフたちが現場を追われた事件を追ったもの。局の経営陣は権力者寄りの人物に一新され、局員たちはストライキを行なうことで抵抗するが、ストライキ参加者は容赦なく解雇される。しかし、権力寄りとなった局は、2014年に起きた「セウォル号事件」で“全員救助”という大誤報を流してしまう。MBCを解雇された元プロデューサーのチェ・ホンス監督は独立系メディア「ニュース打破」を立ち上げ、メディアを腐敗させた“共犯者”たちをカメラで追い詰めていく──。

 日本唯一の公共放送であるNHKに2001年から2013年まで勤め、現在は市民投稿型ニュースサイト「8bitNews」を主宰しているジャーナリスト・堀潤氏はこの映画を観て、どのように感じただろうか。12月15日、ドキュメンタリー映画監督の森達也氏と共に行なったポレポレ東中野でのトークショーを終えた堀潤氏にコメントを求めた。

■日本と韓国では“共犯者たち”は異なる!?

──『共犯者たち』は韓国のテレビ局で起きた事件を追ったドキュメンタリーですが、堀さんはどのような感想をお持ちでしょうか?

堀 僕がNHKを辞めたのは2013年で、韓国の公共放送であるKBSがストライキを行なったのは2014年。「権力からの圧力を跳ね返して、公共放送としての使命をまっとうしたい」という彼らの声を聞いて、居ても立ってもいられなくなり、韓国まで取材に行ったんです。ストライキ中の舎内で組合の委員長や現場のディレクターたちから「公共放送は権力者のものではなく、市民一人ひとりのものなんだ」という熱い話が聞けてうれしかったですね。そんなふうに点として見ていた事件を、チェ・スンホ監督が時系列で追った作品にまとめたことで線として理解することができましたし、市民運動へと広がって面となっていく展開に引き込まれました。でも同時に日本の状況を省みると、不甲斐なさと寂しさも感じます。日本では事件や人物を興味本位で消費していくだけ。例えば、安田純平さんについてもマスメディアは自己責任論について論じるだけで、シリアの今の情勢を伝えようとか、安田さんを拉致した集団は何者だったのかということは検証しようとしない。視聴者が飽きてしまえば、それで終わり。『共犯者たち』と同じような事件が日本で起きた場合、そのことに異議を唱えない視聴者一人ひとりが“共犯者”ということになるんじゃないかとも思いましたね。

──『共犯者たち』では、韓国の権力者におもねるテレビ局の経営陣をマスコミをマスゴミに変えた“共犯者たち”と糾弾しているわけですが、堀さんは日本の状況に置き換えて観ていたわけですね。

堀 そうですね。権利とは与えられるものではなく、勝ち取るものなんだなということを改めて感じました。その意識がないと、ある意味で隷属関係と変わらないんじゃないかと。日本って、やっぱり“お上の文化”なんでしょうね。クビ切り民主主義なんて言います。何か問題が起きれば、責任者のクビを切って、それで一件落着。企業が問題を起こせば社長が変わり、政府が問題を起こせば政権が変わって、一件落着。問題の本質は変わらないままなので、問題が繰り返し起きてしまうんです。フランスではマクロン政権の燃料税引き上げに対して市民は暴動で抵抗していますが、日本人である僕らは秩序を維持することに価値をいちばん感じているのかもしれません。体制を維持するためなら、個人の権利さえも差し出してしまう文化が封建時代から根づいているように感じます。終戦の際も“国体護持”が最優先されたわけです。原発事故から7年が経つのに、今もまだ被災民は10万人以上いる。そのことを伝えるメディアもすっかり減りました。五輪や万博を誘致して浮かれるよりも前に、私たちの税金を使う先はあるはずなのに、おかしいですよ。福島で起きたことをもう忘れたんじゃなくて、もともと他人の幸せには興味がないんでしょう。そんなことを考えると虚しくなるんですが、そうじゃないものを探し出すことが僕の取材のモチベーションになっているんです。

■NHKを辞めることになった本当の理由

──堀さんはNHK在職中、3.11の報道の在り方に批判的なことをTwitter上で呟いたところ、国会議員からクレームがあり、上司からTwitterを止めさせられたと聞いています。

 実を言うと、あれはとても些末な出来事でした。僕のTwitter上の発言に対して圧力があったということになっていますが、その圧力は本当に政治家からだったのか、経営陣の判断だったのか、はっきりしていません。そのように上司から説明されただけなんです。政治的圧力を理由に、自分たちから言論の自由を放棄してしまうことに不快さと寂しさを感じて、その時点で「NHK、辞めます」と上司に伝えました。そのときは「まぁまぁ」となだめられ、それでLAへ留学することになったんですが、留学中に僕が撮った日米の原発メルトダウン事故についてのドキュメンタリー映画『変身 Metamorphosis』を地元の市民が上映したいと申し出てくれたことに上司はNGを出したんです。LAの市民にまでNHKは連絡を入れ、上映会を取り止めさせた。それがいちばん悲しかったですね。他国の人たちが情報を発信しようという権利にまで圧力を掛けてしまう。民主主義の発展を標榜しているはずのメディアに対して恥ずかしさを感じて、上司にその場で文句を言いました。それから日本に帰国し、より自由な報道の場を求めてNHKを退職することになったんです。

──NHKを辞めた原因は、政治家からの圧力ではなかった?

 政治家はメディアに対して圧力を掛けるなんて、ヘタはそうそうは打ちません(笑)。圧力を掛けたことが明らかになれば、政治家にとってはリスクになりますから。僕が嫌だったのは、世間からバッシングを浴びるんじゃないかと心配して、とにかく穏便に済ませようとする局内の雰囲気、信頼関係のなさだったんです。僕が主宰している「8bitNews」で、当時101歳だったジャーナリスト・むのたけじさんをインタビューしたことがあります。むのさんは2016年に亡くなられましたが、戦時中は朝日新聞に勤め、日本がポツダム宣言を受諾した1945年8月15日に朝日新聞を退職し、故郷の秋田県横手市で「たいまつ」という反戦を訴えた新聞を出し続けた方です。「むのさんのようなジャーナリストがいたのに、朝日をはじめとする大手新聞はどうして大本営発表に加担したんですか。軍部の圧力がすごかったんですか?」と尋ねたところ、むのさんの第一声は「圧力なんか掛けるわけないじゃない。彼らは笑っているだけだよ」というものでした。組織を守るために、生業を失わないように、新聞社と記者たちは大本営の発表を受け入れ、さらには社内検閲まで自主的に設け、それを軍部は笑って見ているだけだったと話してくれました。この構造は今も変わっていないと思います。メディアや企業だけでなく、日常的にもこれは起きうること。その危険性を意識して変えていかないと、権力者にうまく利用され、あっという間にコントロールされてしまいます。市民一人ひとりが声を上げていくことが大事です。それもあって「8bitNews」を立ち上げることにしたんです。

■マスメディアは権力とは闘わない

──マスメディアには権力を監視する役割があると言われますが、堀さんはどのように考えていますか。

 メディアは“大衆の鏡”とも言われていますよね(笑)。ですから、僕ら大衆側の人間に、権力を監視するぞというモチベーションがあるかどうか次第だと思うんです。俺は権力を監視する気もないし、声を上げるつもりもないけど、マスメディアは権力を監視し、声を上げるべきだという考え方ではダメでしょう。メディアで働いているのは大衆の一人であり、決して独立した機構ではないわけです。もっと言えば、政治の世界も司法界も本当は大衆と繋がっているものです。権力を監視し、変えていくのは大衆の一人ひとりなんだと思います。『共犯者たち』はそのことを伝えているように僕は思います。

──NHKでアナウンサーとして活躍していた堀さんに、もうひとつお訊きしたいことがあります。NHKのトップである会長がどのようにして選ばれているのかは、NHKの局員にも分からないものなんですか?

 NHK会長の選出に関しては構造上、誰もタッチできないんです。経営委員会が会長を選出しているわけですが、経営委員は内閣に指名された人たちです。その経営委員たちが会長に誰を選ぶかは、局員も視聴者もいっさい関知することができません。従来はNHK内から会長が選ばれていましたが、ここ10年は外部から会長を連れてくるようになりました。でも、これはNHKの身から出た錆なんです。NHKで不祥事が相次ぎ、「国民から受信料を集めておきながら、あいつらロクなことしない」という世評ができてしまい、NHKをコントロールしたいという権力側の思惑と合致してしまった。権力は常にメディアをコントロールしようとします。だから、放送局側はスキを与えちゃダメなんです。公共放送であるNHKはお上のものだと思われがちですが、公共料金を払っているのは我々ですから、我々市民のものであるはずなんです。僕は「NHKは日本最大の市民メディアですよね」と事あるごとに言うようにしています。「自分たちがお金を払っているのに、会長を選ぶ議決権がないのはおかしい」とみんなが声を上げていけば、放送改革に繋がっていくはずです。先ほどのトークの中で、森達也監督がいいことを言っていましたよね。「中国の人たちは端から自国のメディアを信用していない」と(笑)。そういう自覚を、僕らも持っていたほうがいいと思います。権力と闘うのがメディアではなく、権力と結び付くのがメディアなんだと。そのことを意識して、自分たちで変えていこうと声を上げていくことが大切だと思いますね。

──堀さんが主宰している「8bitNews」には、クレームは届きませんか?

 「8bitNews」はいろんな声をいただいていていますが、クレームはないです。僕もNHKを辞めてフリーランスとして、いろんな番組に呼ばれていますが、「こんなことはしゃべらないで」と言われることないですね。結局、NHKという組織にいたことで忖度が働いていたんだなということが、フリーになって分かりました。発言の内容は全て個人の責任になるわけです。NHK時代はいいドキュメンタリー番組を作って思うような視聴率を残せないと、「せっかくいい番組を作ったのに視聴率が悪かったのは、視聴者のみなさんのせいですよ」なんてことは心で思っても、決して口には出せませんでした。でも、今はフリーな立場なので、何でも自由に発言できます。いちばん怖いのは「こんなことを言ったら、仕事が来なくなるかも」と自己忖度して、言いたいことを言わなくなってしまうことでしょうね。トークショーで森達也さんが言っていらっしゃったように自分自身がいちばん怖い相手なんだなと思いますね。

(取材・文=長野辰次)

『共犯者たち』
監督/チェ・スンホ 脚本/チョン・ジェホン 撮影/チェ・ヒョンソク 音楽/チョン・ヨンジン 製作/ニュース打破
配給/東風 ポレポレ東中野ほか全国順次公開中。
2019年1月5日(土)より渋谷ユーロスペースにて拡大上映決定。『スパイネーション/自白』と同時公開。
(c)KCIJ Newstapa
http://www.kyohanspy.com

●堀潤(ほり・じゅん)
1977年兵庫県生まれ。2001年にNHKに入局。『ニュースウォッチ9』のレポーター、『Bisスポ』のキャスターなどを担当。12年より市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、13年にNHKを退職。NHKを辞めた経緯は著書『僕がメディアで伝えたいこと』(講談社現代新書)、客員研究員としてUCLA留学中に製作したドキュメンタリー映画『変身 Metamorphosis』の内容は『変身 メルトダウン後の世界』(KADOKAWA)で詳しく語られている。

『ドロ刑』主演・中島健人はキャスティングミス? “遠藤憲一VS中村倫也”がメインならよかったのに

 ジャニーズの人気グループ・Sexy Zoneの中島健人が主演するドラマ『ドロ刑 -警視庁捜査三課‐』(日本テレビ系)の最終話が15日に放送され、平均視聴率9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.6ポイントアップとなりました。

(前回までのレビューはこちらから)

 前回、斑目勉(中島)ら13係のメンバーは、煙鴉(遠藤憲一)が、20年前に『虹の見える丘公園』という分譲地の販売に関わった人物たちへ復讐を企てていることを察知しました。

 そして今回さらに、その土壌が汚染されていたため息子が小児がんになり病死してしまったことや、他の住人らとともに訴訟を起こすも、市や病院がグルになり隠蔽工作をしたために敗訴したこと、息子を失った悲しみから妻が飛び降り自殺したことなどが判明するのでした。

 13係が煙鴉を追跡すればするほど、20年前の事件が明るみになる。その狙いに気づいた班目は、13係の室内に盗聴器が仕掛けられていることを察知し、これを逆に利用する計画を思いつきます。

 実は20年前の事件には、現・警視総監の真鍋茂樹(本田博太郎)も深く関わりがあり、目障りな存在である煙鴉を逮捕するべく、鯨岡千里(稲森いずみ)に命じて対策チームを発足。それが13係だったのです。そして鯨岡は、警視総監の座を譲り受けるべく真鍋の言いなりになっているのです。

 班目はその情報を利用。20年前の事件が明るみに出そうになり危機感を抱いた鯨岡が、13係を解散させたという嘘情報を室内で喋り、怒りの感情に任せて鯨岡に抗議しに行く、という芝居を打ちます。

 13係に自分の思い通りに動いてもらわなければ困る煙鴉は、これに焦って必ず姿を見せるハズ。その予想通り、煙鴉は姿を現すのですが、逮捕時のやりとりで班目が誤って銃撃してしまい、救急車で搬送することになってしまうのです。

 そしてその車内で班目は、妹・真里を煙鴉に殺されたと憎む皇子山隆俊(中村倫也)に対し、ある話をします。

 実は真里が勤務していた病院は、土壌汚染の証拠を示すカルテを改竄していました。この事実を偶然知った真里は苦悩の末に自殺。煙鴉がそれを阻止しようとして失敗したため、遺体から煙鴉のDNAが検出されたのでした。

 近親者が自殺した場合、遺族が自責の念に苦しむことを身をもって知る煙鴉は、皇子山にその苦悩を味わわせないため、自身への殺人の濡れ衣を否定せずにいたのです。この事実を知った皇子山は、救急車内でひと目も憚らず号泣するのでした。

 結局、煙鴉は一命を取り留めたものの、盗み出したデータはすべて鯨岡が持ち去り、真鍋に渡してしまいます。班目は、真鍋が煙鴉の逮捕を大々的に報じるために設けた記者会見場へ足を運び、その様子を見守ることになります。

 ところが会見が始まる直前、ひとりの記者が、20年前の隠蔽工作の証拠資料をばら撒く事態が発生。実はこの資料は鯨岡が渡したもの。鯨岡は煙鴉の亡き妻の親友で、復讐をするために真鍋に接近していたのです。

 後日、班目と鯨岡が見舞いに訪れるも病室はもぬけの空。しかし班目は、どこか晴れ晴れとした表情を浮かべ、ここでドラマは終了となったのでした。

 さて感想。今回、煙鴉が妻子の復讐を果たすため、20年以上も闇の世界で生き続けてきたことが発覚しましたが、演じる遠藤の演技力も相まって、とても魅力的なキャラクターとして描かれていたと思います。皇子山の妹が自殺した事実を隠していたというくだりも不器用な優しさが感じられましたし、その事実を知った皇子山が号泣するシーンは感動的でした。

 だからこそ、最初から『皇子山VS煙鴉』の構図をメインにしたドラマが観たかったなぁ、というのが率直な感想です。あるいは、原作コミックでは熱血漢である主人公を中村が演じていれば、もっと良質なドラマになっていたのではないかと思います。中島の王子様キャラを際立たせるためのコミカルな設定変更が、というよりも中島の演技のレベルが作品の質を下げてしまった印象でした。主役に関しては完全にキャスティングミスでしたね。

 鯨岡役の稲森に関しても、真鍋との密談時のシリアスな演技では、少し無理をして背伸びしている感が否めませんでした。煙鴉の捜査を一任されるということは本来、相当なやり手のハズなのですが、その雰囲気がちっとも伝わらず、班目たちの前で見せる能天気なキャラだけが相応しいといった印象でした。

 また、“煙鴉を守るために13係にはポンコツばかりを集めた”とのことですが、それならばなぜ煙鴉は班目に近づいたのか。警視庁の内部情報を引き出すためならばまだしも、20年前の陰謀を明らかにするために利用するのであれば、もう少しマシな刑事に目をつけるのではないかと違和感を抱きました。

 これは恐らく、原作の設定を変えた結果、辻褄合わせが上手くいかずバランスが崩れてしまったことによるものだと思うのですが、他にも全体を通して随所に強引さやチグハグ感が感じられ、回収されていない伏線も多々ありました。たとえば、第8話で煙鴉が自身の偽者を用意し、5日間勾留されているように依頼したことについては、何も説明されないまま終わってしまいました。

 結局、班目は煙鴉を逮捕できませんでしたが、これはシリーズ化への布石だったのでしょうかね。それならばいっそのこと、皇子山と煙鴉の関係性を銭形警部&ルパンのような腐れ縁のようにして、そちらの対決をメインに制作して欲しいところ。主演の中島のメンツが丸つぶれになってしまうため実現は難しいでしょうが、ぜひとも期待したいです。
(文=大羽鴨乃)

平祐奈と『中学聖日記』岡田健史の“匂わせ熱愛”、拡散も捏造か

女優の平祐奈と、ドラマ『中学聖日記』(TBS系)で有村架純と恋に落ちる学生役を演じた新人俳優の岡田健史が、お互いのインスタグラムに同じ写真を投稿し“交際を匂わせている”という噂がネット上で騒がれている。

 今月16日、あるツイッターのアカウントが「平祐奈と岡田健史は2017年1月から交際している」といった文章と共に、二人の顔が映った写真を投稿した。その後、平が2017年2月に自身のインスタアカウントに上げていた写真と、岡田が裏アカウントに投稿している写真が同じであると主張。しかし、にわかに信じがたい点が多い。

平祐奈と岡田健史の熱愛は平野紫耀ファンのでっち上げ?
 まず、岡田のデビューは2018年であるうえ、“岡田健史”は芸名だ。岡田の裏アカウントだというインスタグラムのアカウント名は「kens_50」となっているが、2017年2月から芸名である“健史”を名乗っていたとは考えづらい。

 また、岡田の出身地は福岡県であるが、平は兵庫県出身で小学生の時に芸能界デビュー。ここ数年は東京で生活している。デビュー前の岡田と平は、一体どこで出会ったのだろうか。

 その他、平と岡田の交際を暴露しているアカウントはこの件についてしか投稿していないなど、多くの疑問が残る。まるでこの熱愛匂わせ疑惑だけを投稿するためにアカウントを新設したかのようだ。

 平は以前から人気アイドルグループKing & Prince(以下、キンプリ)の平野紫耀との交際が噂されており、今回の平と岡田の交際は平を嫌う平野のファンがでっち上げた“デマ”である可能性もある。

 先日は、嵐・二宮和也の恋人と言われている伊藤綾子が「実は一般人男性と結婚していた」という情報がネット掲示板に書き込まれたが、数時間後、書き込んだ本人が「自身の願望からデマを書いた」と謝罪している。芸能人であれ事実無根の情報をネットに書き込むことは名誉毀損にあたる可能性もあり、決して許されることではない。

平祐奈のインスタは平野紫耀ファンからのバッシングの嵐
 前出したように、平祐奈と平野紫耀は前々から交際疑惑が出ている。きっかけは今年3月に公開された映画『honey』での共演だ。その後、平と平野の好きなものや私物、趣味が度々一致し、二人で交際を“匂わせている”とファンは激怒。

 特に平へのバッシングは激しく、彼女のインスタグラムのコメント欄は、「平のファン」「平をバッシングする平野のファン」「平をかばう平野のファン」が言い合いを繰り広げ、まさしく“カオス”状態だ。ファン同士でのトラブルを抑制するためにも、平はインスタのコメント欄を無くすなど何かしらの処置をとったほうがよいのではなかろうか。

 たとえば最近の投稿では、平がどこかの「控え室2」の前で全身コーデを撮影した写真が、「横浜アリーナ公演での控え室=キンプリのライブに行ったという匂わせか」と炎上。

 「自己中匂わせ女さん」「性格悪いですねー」「ドン引き」と平をdisるコメントにとどまらず、「平さんめっちゃ可愛い人ならこんなに荒れないんだけど微妙な顔だから炎上するんだとおもう」、さらに「(キンプリに迷惑をかけるなというコメントに反論して)迷惑かけてねーよバカにするな」といったユーザー同士の罵り合いに発展している。

平祐奈と平野紫耀は「週刊文春」に狙われている?
 幾度となくファンの間で“匂わせ”が取り沙汰されてきた平祐奈と平野紫耀だが、交際の真相はわかっていない。一部メディアは「近々、平と平野の関係が明るみになるのでは」と伝えてもいるが……。

 今月13日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、「好きなジャニーズランキング」「嫌いなジャニーズランキング」を発表。平野はデビュー1年目にしながら好きなジャニーズで15位、嫌いなジャニーズで10位にランクインしている。誌面では、好き・嫌いな理由も紹介されているが、嫌いについて言及しているページにはデカデカと「キンプリ平野“匂わせ”問題」という文字が書かれている。

 嫌いランキング“10位”の平野をわざわざ取り上げたため、「週刊文春」が平野と平のスクープを狙っているのでは、というわけだ。また、やきもきした状態が続いている平野のファンからも「はっきりさせるために週刊誌に撮られて欲しい」といった声も最近は多い。

 今年8月の「直撃! 週刊文春ライブ」では、同じくキンプリメンバー髙橋海人と元AKBメンバーの半同棲熱愛を報じている。果たして平祐奈と平野紫耀が“交際の証拠”を撮られることはあるのだろうか。

カテゴリー: 未分類 | タグ:

「伊野尾くんが売れてうれしかった」Hey!Say!JUMP・伊野尾、大学恩師の言葉に大喜び

 Hey!Say!JUMP・伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)が12月20日に放送された。

 伊野尾がプライベートでの1コマを紹介するコーナー「伊野尾ピクチャー」では、仕事の合間に見つけたというイルミネーションスポットでの自撮り写真を公開。「六本木ミッドタウンにあるイルミネーションを見てきました」と報告し、「芝生の上にこのLEDが設置されていて、たくさん人が見に来てましたね」と現地の様子をコメントした。さらに、自ら「この写真良いですね! なんか伊野尾くんとちょっとデートしてる気分!」と絶賛してみせ、出演者からは爆笑が。「自分で言う!?」とツッコまれたのだった。

 その後放送された「イノ調」では、伊野尾が“建築アイドル”としての本領を発揮。この日のテーマは「スゴい建物in 2018」として、今年、賞を受賞した建築物を紹介した。まず取り上げられたのは、「第59回(2018年)BCS賞」受賞の「コープ共済プラザ」。伊野尾が大学時代に指導を受けた恩師・羽鳥さんが、この設計に携わった1人ということで、 解説として登場した。

 建物の最大の特徴は壁面の緑化や環境システムだといい、伊野尾もデザイン面での工夫を、視聴者にわかりやすく説明。屋上の緑化は、街を歩いていても緑を感じられないが、壁面の緑化では、そうしたことがないと語ると、羽鳥さんは「よくわかってる。本当にそう」とコメント。これに思わず、「ちょっと懐かしい感じしますね。こんな会話してると」と、伊野尾もうれしそうな表情をみせたのだった。

 そんな「コープ共済プラザ」は、「BCS賞」のほかにも数多くの賞を獲得しており、伊野尾は最後に、「久しぶりに再会できて僕はうれしかったです」と羽鳥さんに感謝。すると、「僕も伊野尾くんが売れてうれしかった」と言われてしまい、大爆笑しながら「それ、めちゃめちゃ言うじゃないですか!」と返したのだった。

 放送後には視聴者から、「建築ってあんまり馴染みがないけど、伊野尾くんが解説してくれるから、いつもわかりやすい」「再会できて本当にうれしそう!」「恩師と仕事で共演なんて素晴らしい!」という声が集まっていたこの日の放送。伊野尾の今後の活躍を、ファンだけでなく恩師も期待していることだろう。

JOY「後輩芸人と縁切り」、長与千種「嘘過ぎて笑えた」……今週のタレント“怒り”発言

編集G 今年もイライラ、ムカムカすることはあったけど、酒を飲むと忘れられるよね。は~、ちょっと今から飲んじゃおうか?

しいちゃん ちょっと、大丈夫? JOYは12月15日、公式Twitterでおかんむりよ。「後輩の某芸人とはもう縁切り。ここまで人にイライラさせられたのは初」「人としての筋も通せない、世話になった人をなめきってるあんないい加減な奴がこの世界で売れる可能性はゼロ」「わざわざSNSに書く必要なんてない訳だけど、それを書くって事は相当吐き出したかったんだと思います、ハィ」などとツイートしている。ネットでは「SNSで中傷とか小物」「名前を出さないなら書くな」「軽率」「かまってちゃん」といった批判の声が。

編集G 匂わせツイートは、見ている側をイライラさせるだけだね。吐き出したいだけなら裏アカくらい作ってほしいよ。

しいちゃん この件に関して、安田大サーカスのクロちゃんは、16日のTwitterで「クロちゃんじゃないしんよー!なんなのぉー濡れ衣だしん!!」、翌17日にも「マジで誰のことなのぉー!風評被害感、半端ないしん!!そして、クロちゃん後輩じゃないしんよー!」とツイート。オネエキャラのお笑い芸人で占い師としても活動する「Love Me Do」は、19日「私が紹介した後輩で…。 2015年9月21日の『FC MEN vs Love Me JAPAN』の サッカーの試合の時が始まりで…。私がJOYの所に謝りに行かないと いけないかな…」とツイート。

編集G クロちゃんはキモくてイライラさせられるけど、一周回って愛されキャラになってるって、12月19日付け「女性自身」(光文社)に報じられてたね。“一周回って”って、便利な言葉~。

しいちゃん 藤田ニコルは、12月17日「なんで関係者限定の展示会での配った物がフリマアプリで売られるのだろう、しかも1万円。悲しくなるし信用できなくなる」とツイート。関係者限定の展示会で配布した非売品のグッズが、高値で転売されていることに対して憤慨してる。

編集G 1万円で売りに出すってことは、その価格で買う人がいるってこと? そっちに驚き……!

しいちゃん さらに「ついでに自分の名前検索してみてみたらフリマで売ったものや、ファンを辞めたであろう私のグッズなどみてて少ししゅんとしたからそっとサイト見るのやめた。笑 わけわからない誰かが書いた私のサインもあって面白かったけど笑」「私のサイン基本宛名入りじゃないと書いてないので、みんな注意してね」とツイート。

編集G V6・三宅健ちゃんも、サインは偽物って言ったことあるよね。中古アイドルグッズ店で売ってるジャニーズのサインボールはどうなんだろ? どうやって鑑定してるんだろう。

しいちゃん 今、珍事件として話題になっているのが、12年に亡くなった歌手の故桑名正博さんの息子を名乗る男性の存在。福島県の地元FM局の番組に出演したり、三重県や沖縄県の飲食店で歌を披露しておごってもらったり、おひねりをもらったり……謎の男性が全国各地に現れているんだって。その男性は「桑名正博の長男で、乃羅(のら)」と名乗り、いたるところで「セクシャルバイオレットNo.1」を歌唱し、写真撮影などにも応じてる。

編集G テレビで歌っている映像を見たよ、歌唱力が……。息子とはいえ歌マネとは違うのね。

しいちゃん 男性は12月14日放送の『直撃LIVEグッディ!』(フジテレビ系)の取材に応じ、「俺はお袋がホステスやっている中で知り合って、男女の関係があって俺が生まれたっていうのをずっと聞いていた」と明かしている。ところが、元女子プロレスラーの長与千種は、 12月17日のTwitterで「ノラって男性は うちの店に足蹴に通ってた。桑名正博さんの息子?ありえない嘘だから あまりにも 嘘過ぎて笑えた」(原文ママ)とツイート。

編集G ちょっと、ここで長与千種!? こないだは夫婦喧嘩の仲裁に入って、今度はホラ吹きの嘘を暴くなんて平成最後の正義の味方じゃん! で、「店」って何? 「長与千種の体育会系酒場Ring Side」? えっ、おもしろそうじゃん。乃羅サンにも会えるのかしら。忘年会&新年会の季節、長与はうまいこと宣伝につなげたね!

 

又吉直樹の次は、よりによって古市憲寿……話題狙いの連続で「芥川賞」の権威に疑問符

『とくダネ!』(フジテレビ系)や『ワイドナショー』(同)など、さまざまな情報番組に引っ張りだこの古市憲寿。歯に衣着せぬ発言がしばしば物議を醸す人気社会学者が、今度は“筆”で世間を騒がせている。

 12月17日、恒例となる芥川賞のノミネート作品が発表され、その中に意外な名前が含まれていた。その人物の名こそ古市憲寿。「文學界」(文藝春秋)9月号に掲載された『平成くん、さようなら』という作品が芥川賞にノミネートされたのだ。週刊誌の文芸担当記者が語る。

「芥川賞と直木賞は、受賞者の名前がNHKでも報じられる、文学界でもっとも権威のある賞です。直木賞が大衆小説に対して与えられる賞なのに対し、芥川賞は純文学に与えられるもので、過去の受賞にはノーベル文学賞を受賞した大江健三郎をはじめ、石原慎太郎、井上靖、開高健、村上龍などがおり、後に名を成す作家の登竜門とされてきました」(文芸担当記者)

 ノミネートを受けて古市は、『とくダネ!』で「いろんな人がムカついてると思うんですよ」と、期待どおり(?)のコメントを残したが、これを冷めた目で見つめるのは出版関係者だ。

「かつて芥川賞は売れっ子への片道切符でしたが、近年では受賞者や受賞作が話題になるのは、綿矢りさのように10代で受賞したり、2011年受賞者の西村賢太の『(発表が遅いので)そろそろ風俗に行こうと思った』など、よほどインパクトがあるコメントを残す作家が現れた時ぐらい。今や読書家の間では、『本屋大賞』の方がよほど注目されています。そんな芥川賞の復権に一役買ったのが、15年にお笑いコンビ・ピースの又吉直樹の受賞です。又吉の受賞作『花火』を掲載した雑誌『文藝春秋』は記録的に売れ、単行本も大ベストセラーとなりました。こうなると古市のノミネートも、又吉の成功体験から来る“2匹目のドジョウ”を狙ったものと見られても仕方ありません。芥川賞を主宰する文藝春秋は奇しくも先日、月刊小説誌の『オール読物』の発行を年10回に減らすことを発表したばかり。文芸誌の売り上げが落ちるなか、少しでも話題になりたいという気持ちは分かりますが、話題作りに走れば走るほど権威が失墜するというジレンマからはもはや逃れられない状態です」(出版関係者)

 スポーツでも“スタンドプレー”が喜ばれるのは一度だけ。仮にノミネートだけなら遊ばれたようなものだが、その時、古市はどんなコメントを残すのだろうか。

デモ続く「パリ凱旋門」をあらゆる面で超越! 「平壌凱旋門」から見える“禁じられた景色”とは!?

 フランス・マクロン政権の燃料税値上げを発端に始まった「黄色いベスト」運動は政権側が懐柔策を打ち出し、沈静化しつつある。12月1日から閉鎖されていたパリの観光名所・凱旋門も12日から見学可能となったが、依然、不安定な情勢が続いている。

 一方、北朝鮮・平壌の凱旋門は近年、観光客の登楼が許可され、注目が集まっている。長年出入り禁止となっていた平壌凱旋門の展望台からは、一体どんな眺望が楽しめるのか!?

 平壌凱旋門は金日成首席の生誕70周年を記念して、1982年に完成。高さ60mで「パリの凱旋門より10m高い」というのが平壌っ子の自慢だ。

 パリ凱旋門は入場料が12ユーロ(約1,500円)で、高齢者と障害者以外は284段ものらせん階段を上がる必要がある。一方、平壌凱旋門は無料で、誰でもエレベーターを利用できる。さらにパリ凱旋門周辺には週末ごとに黄色いベストを着たデモ隊が集まっているというが、平壌凱旋門は恐怖政治で逆徒を抑え込んでいるため、建設以来、平穏が続く。

 規模、コスト、利便性、治安と、あらゆる面でパリ凱旋門を超越する平壌凱旋門だが、長年、一般の観光客は登楼を許されていなかった。その理由は不明だが、「平壌中心部を360度一望できる。当局にとって見られたくない軍施設や公安関係機関の建物が見えるからではないか」(民間研究者)という推論がある。

 だが、2016年末になって突如、展望台が開放された。平壌凱旋門を観光した経験のある日本人男性は、次のように語る。

「エレベーターを降りると、映画館のような空間があった。そこで建設の経緯を紹介する短編映画を見せられた。お土産店もあり、凱旋門のマグネットや木製模型といった記念グッズ、お菓子、絵、手工芸品といった土産物や本が置いてあった。女性店員がかなり張り切っていて、冗舌なセールストークを展開され、開かずの凱旋門を開放したのは、金もうけもひとつの目的なのかなと思った」

 眺望はというと、牡丹峰(モランボン)という自然公園のようなエリアや、金正恩党委員長の肝いりで開発された高層マンション群が遠景に映える。

「近くに、日本の高度成長期に建てられた団地のようなコンクリート製マンションが垣間見えた。平壌は大通りに面した建物は美しく見えるが、わずかでも内側の町並みをのぞけてよかった」(同)

 どうやら、展望台からは知られざる北朝鮮らしい“絶景”が楽しめるようだ。