今週の注目記事・第1位
「森友スクープ記者はなぜNHKを辞めたのか」(「週刊文春」12/20号)
同・第2位
「大島由香里アナ離婚決意 フィギュア小塚崇彦“羽生芸人”と女性ホテル連れ込み」(「週刊文春」12/20号)
同・第3位
「ロッテ井口監督 元ミス沖縄と裏切りの不倫入籍」(「週刊文春」12/20号)
同・第4位
「逆襲の『カルロス・ゴーン』」(「週刊新潮」12/20号)
「ゴーンVS.日産『リオ極秘資料を奪え』」(「週刊文春」12/20号)
同・第5位
「山口組抗争最大の謎を解く/中野太郎「宅見射殺」の真相を明かした」(「フライデー」12/28号)
同・第6位
「『NHK』が放置する中核子会社の赤字付け替え疑惑」(「週刊新潮」12/20号)
同・第7位
「豊洲『ターレ』事故で死亡者第1号となった女性の系譜」(「週刊新潮」12/20号)
同・第8位
「貴乃花部屋は恐怖と暴力に支配されていた-貴ノ岩が付け人殴って引退」(「フライデー」12/28号)
同・第9位
「『上沼恵美子』は『どれだけの人』か」(「週刊新潮」12/20号)
同・第10位
「ハウステンボス女帝のパワハラ地獄」(「週刊文春」12/20号)
同・第11位
「『2月までに結論を』破談を急ぐ『美智子さま』ご決断の刻限」(「週刊新潮」12/20号)
同・第12位
「米中衝突 ファーウェイご令嬢CFO(46)を待ち受ける禁固30年」(「週刊文春」12/20号)
同・第13位
「マクロン主義はそれでも生き残る」(「ニューズウイーク日本版」12/18号)
同・第14位
「経済負担が際立っても『紀平梨花』を育てたサラリーマン家庭」(「週刊新潮」12/20号)
同・第15位
「男でミソをつける女子ゴルフ界に嘆息『イ・ボミ』お前もか!?」(「週刊新潮」12/20号)
同・第16位
「セカンドオピニオンはなぜダメなのか」(「週刊現代」12/29号)
今週はポストがお休み(12月20日発売)なので、たまには現代をじっくり読んでみよう。
巻頭のグラビアは「冬の富山を味わう」。かに鍋がうまそうだ。モノクログラビアは「さようならの向こう側 2018」。今年亡くなった有名人たちへの哀惜グラビア。西城秀樹、大杉漣、星野仙一、野中広務、桂歌丸、津川雅彦、さくらももこ、西部邁、樹木希林などなど。
私は劇団四季の浅利慶太さんが逝ってしまったことが、一番残念である。来年は誰がこのグラビアを飾るのだろう。アンケート調査をしてみたらいいのに。冗談だが。
巻頭特集は毎度毎度の「死んだら必要な書類36」。これが第1部で第2部が「印鑑のありか・暗証番号教えてくれないまま逝った老親」。切実な話だが、月曜日からこんなの読みたくないね。
次が、渋谷のハロウィンで、軽トラを横転させた15人が逮捕されたが、その連中を特定した警視庁の「ご苦労」と、割り出すのに力を発揮した監視カメラ(防犯カメラ)の凄さを褒めたたえている特集。
そのうち、中国のように、国民全員の顔写真を登録させ、顔認証で、どこにいても一瞬で把握される時代になるのだろう。
自由よりも安全が大事だと、世界中の人たちが思い始めたというのだが、本当にそうだろうか。
現代も書いているように、どこにいても「監視」され、やがて自分の家の中にいても、カメラに覗かれるようになる。そうなれば、プライバシーだ、自由だなどと寝言をいう国民を、国家は一顧だにしなくなるどころか、逮捕して牢屋にぶち込む。
今という時代は、大きな「岐路」に差し掛かっているはずだが、メディアは沈黙したままだ。
現代やポストのような週刊誌は、そうしたことを目指す権力者にとっては都合のいいメディアだろう。政治も理不尽な事件も、国民間の不平等も扱わず、相続と病気のことだけにしか関心のない週刊誌は。
まあ、年金問題は政治に根深く関わっているが、概ね、両誌の論調は、年金をいつからもらうのが得かどうかということだから、政治を変え、年金をわれわれ一人一人にどう取り戻すかという話にはならない。
国家にとって安心、安全なメディアということになる。
伝説の銀行支店長たちという短期連載を始めた。私は、政府と銀行、生保は信用するなという考えだから、こうした特集は素通りする。
コラム、連載小説などには触れない。特別読み物としてノンフィクション作家の森功氏による「あなたの土地を狙う地面師たち」がある。
彼は、五反田の医療法人「青葉会」の土地を使って、アパグループを騙したとして逮捕された宮田康徳被告と連絡を取り、地面師事件に関する情報提供を受けてきたという。
森氏の活躍には頭が下がる。忙しいだろうに、高倉健の再婚相手のことを調べて本にしたり、森友学園問題を追いかけたり、私の主催のゴルフコンペにも参加してくれたり、事件と聞けば飛んでいく。
お次は特別企画「1960年~1970年代 青春フォークソング隠れた名曲100」。この中で私の一番思いが深いのは、三上寛の「小便だらけの湖」だ。
こんなものが歌になるんだ。衝撃だった。中でも三上の「夢は夜ひらく」は最高だったな。今でも時々聞いているが、こんな泣かせる歌はない。今晩も聴こうか。
現代、ポストの定番。「死ぬまでSEX」の変型版で、NHKの「チコちゃん」に聞いてみたという企画。
たとえば、「なぜ男の人は女の人の裸を見るとうれしいの?」「なぜセックスが終わるとすぐ眠くなるの?」「なぜ女の人のアソコはびちょびちょになるの?」。
このぐらいだったらNHKでもできるかも。「なぜ大人になると『陰毛』が生えてくるの?」。やってみたらNHKさん?
最後の医療大特集は「セカンドオピニオンはなぜダメなのか」と「すべての死に至る病は『のど』から始まる」。セカンドオピニオンは注目記事でやっているから省く。
のどでいうと、喉頭がんと咽頭がんがどう違うのかに触れている。これって意外と難しい。
喉頭とはのど仏などがある器官で、下部は気管とつながっているから、がんを発症して声を失うのはこっち。
咽頭は、鼻の奥から食道にかけての食べ物が通る10センチの管のこと。下部は食道とつながっていて、この咽頭の下部に腫瘍ができるのを下咽頭がんという。
食事中にむせたり、胸やけがする、飲み込むのが辛いという「のど力」の低下は死に至る病の始まりだそうだ。
むせたり胸やけは毎度のことだが、もしかすると? 先週は、3日ほど、調子が悪くて酒を呑まないことがあった。
社会人になってよほどひどい風邪などを引かなければ、酒を控えたことなどない。これって何かの兆候かな?
こんなことを週の初めに心配するのは、カラダにいいわけはない。
グラビアに移ろう。
「徳江かな、清純派NUDY-ファースト写真集が好評発売中」。まだ20歳だそうだ。何が悲しくて、裸になるのか。お前の母さんは泣いているぞ。そんな文句が昔ありましたな。
袋とじは「60歳からの愛とSEX-『anan』人気企画を週刊現代風にアレンジ」。今度は「70歳からの愛とSEX」をやっておくれ。
私は、巻末のグラビア「人に教えたくなる店 私のベスト3」のファンである。好きな店、贔屓の店を紹介すると、その人の人間性が出る。
今回、フリーアナウンサーの登坂淳一氏が紹介するのは、麻布十番にある「あじと 本店」。まあ居酒屋ですね。私も前に行ったことがある。雰囲気は悪くないが、やはり私は「あべちゃん」がベストですな。
というわけで、この内容で460円。あなたは買いますか?
さて、今週の注目記事、まずは現代から。セカンドオピニオンという言葉は定着した。がんと診断されると、多くの人は2人目の医者を求めて、別の病院を訪ねる。
だが、そこには落とし穴があるというのだ。第一、セカンドオピニオンを、自分の都合のいいことをいってくれる、安心させてくれる医者探しと誤解しているというのは、順天堂大学医学部病理・腫瘍学の樋野興夫教授だ。
「セカンドオピニオンの基本的な目的は、ファーストオピニオンの『補完』です。もちろん最初の医者の診断が明らかに間違っている場合は、違う治療を提案しますが、本来は『その治療法で大丈夫ですよ』と、患者さんを安心させてあげるのがセカンドオピニオンの大きな役割です」
それに、現代いわく、セカンドオピニオンを転院と勘違いしている人が多いが、セカンドオピニオン外来では、基本的に再検査はしない。
元の主治医から送られてきた診断結果や所見診断を基に判断するだけ。
保険がきかない自由診療だし、時間をとられるので面倒だと思っている医者も多いそうだ。
また、患者を自分の所へ来させようとして、いい加減なこという医者もいるという。
セカンドオピニオン必ずしも正しくはない。そう考えて診てもらった方がいいそうだ。納得である。
すい星のように現れたフィギュアの紀平梨花だが、それに比べて、最近絶不調なのが女子ゴルファーのイ・ボミ(30)である。今季の獲得賞金は約869万円。賞金女王に2年連続で輝いた彼女だが、このところ精彩がない。
彼女は韓国の俳優、イ・ワンと恋仲で、恋愛をすると女子ゴルファーはダメになる典型なのだろうか。可愛いのにな~。
だが、凄い16歳がまた現れたものである。紀平梨花があっという間にフィギュアスケートのGPファイナルで、あのザギトワを破り頂点に立ってしまった。
どんな凄いスケート一家から出てきたのかと思ったら、新潮によれば、父親は普通のサラリーマンで、奥さんはデパートでパートタイムの仕事をしていたという。
その上、3年前には自宅を売却して、学校とリンクに通いやすい場所に転居したそうだ。
テニスの大坂なおみは、その後苦しんでいるようだが、この子は、どうなるのだろう。楽しみである。
さて、フランスではマクロン大統領が打ち出した燃料税導入が発端となり、「黄色いベスト運動」が吹き荒れている。
彼の富裕層ばかり優遇する政策に、地方の低賃金労働者たちが立ちあがって、パリは燃え上がり、マクロンもついに、燃料税の引き上げは来年いっぱい行わないといわざるを得なくなった。
だが、この運動は、マクロンの支持率を低下させてはいるが、倒すところまではいかないだろうと、ニューズウイーク日本版が特集している。
なぜなら、運動を主導する人々は、右派とも左派とも距離を置いていて、支持率が上昇した政党はないからだという。
また、「マクロンは、多くの有権者が弱いEUを求めるなかで、強いEUを模索している。ナショナリズムが台頭するなかで、多国間主義を断固として支持し、反移民主義を認めようとしない」マクロンは、リベラルな普遍主義と保守的なナショナリズムのどちらでもない中道が示される可能性があるとして、彼は生き残ると見ている。
それにしても、同じように富裕層や大企業優先の政策をとる日本で、こうした運動が起きないのはなぜなのだろう。
ところで、ファーウェイという企業を、孟晩舟・最高財務責任者が逮捕されて、初めて知った。
カナダで逮捕されたことで、株価が世界的に下落したことでも、この企業の力がわかる。
携帯電話基地局整備ではシェア世界一だそうだが、彼女の父親がやっていた時は小さな代理店だったという。
日本との縁も深いそうだ。東日本大震災が起きた時、彼女の会社は残ることを決め、エンジニアたちは防護服に身を包み、通信設備の修理のために福島へ入ったそうだ。
文春によれば、アメリカのイラン制裁に反した取引をしたという容疑だそうだが、アメリカに引き渡されれば、禁固30年ということもあり得るという。
そうなれば中国政府が黙っていないだろうが、こういうものはえてして「ディール(取引)」に使われることが多い。
トランプ大統領は、何を取引にしようかと思案しているに違いないと思う。
また眞子さんの話だが、すぐ終わるから我慢して。新潮はトップの特集で、美智子皇后が、秋篠宮眞子さんと小室圭さんの「破談」の決断を、来年2月24日に国立劇場で予定されている政府主催のご在位三十周年記念式典を一つの節目として、答えを出すと見ている。
なぜ、これが節目なのか、読んでもよくわからないが、要は、美智子皇后は、小室圭という男が、5年もの長きにわたって眞子さんと交際していたのに、この間、いわれているような事実を隠したまま、不実な対応をしてきたことに強い不快感を抱いているということのようである。
前にも書いたが、圭さんが今度一時帰国した時、どういう行動を取るかで、すべては決まるということは間違いないであろう。
長崎県佐世保市にある「ハウステンボス」は、一時経営破たんしたが、旅行代理店HISの澤田秀雄社長の力でV字回復した。
だが、そこで、沢田社長の威を借りて「顧問」という肩書なのに、社員たちをパワハラ地獄にしているSという女性がいると、文春が報じている。
内部書類によると、この8年で退職した従業員はゆうに1,000人を超えるという。社長代理のA氏は、度重なるパワハラによって精神を患い、現在は出社不能の状態で自宅にいるそうだ。
そのために、マンパワーが不足し、重大事故につながりかねないバンジージャンプのワイヤーが切れたりということが、毎日のように起きているというのである。
これが事実なら由々しきことである。
ところでカラオケで一番好きな歌を挙げろといわれたら、私は「大阪ラプソディー」をあげる。1976年に海原千里万里という美人漫才コンビが歌って大ヒットした。
昔は酒に酔うと、ノンフィクション・ライターのIさんと肩を組んで、よく歌ったものだった。懐かしい。
そのコンビの片割れが上沼恵美子(63)というタレントになって、関西で「毒舌の女王」といわれていることは知っていた。往年の可愛らしさは面影すらもなくなり、きつい関西弁を話すオバちゃんである。
そのオバちゃんを巡って騒動が起きているという。ネットではよく知られている話だから、概略だけを紹介する。漫才界のレコ大といわれる『M-1グランプリ』が12月2日に放送された。上沼は審査員の一人だった。
番組終了後、とろサーモンの久保田かずのぶとスーパーマラドーナの武智が、酔った勢いもあって、上沼を「クソみたいなやつ」「更年期障害」と発言し、それをインスタで配信して大騒ぎになった。
悪口はこっそりいうのが楽しいのに、バカなことをしたものだ。新潮によれば、上沼の亭主は関西テレビの元常務で、上沼は和田アキ子など及びもつかない大物だそうだ。
ネットは炎上し、ワイドショーは連日、この「事件」を取り上げて久保田と武智の非をあげつらっている。
これも新潮によるとだが、上沼がひと言いえば、タレントやお笑い芸人、番組のADまで、その人間の人生が終わるほどの絶大な力を持っているというのである。
アサヒ芸能によれば、上沼がテレビ局入りする時は、番組関係者がお迎えし、エレベーターは待機状態にして、廊下ですれ違う局員は頭を下げ、まさに大名行列のようだと、プロダクション関係者が話す。また、暴言を吐いた2人は、3年は干されるか、最悪、お笑い界追放もあると在阪テレビ局関係者が明かしている。
そんなバカなと私は思う。みのもんたの騒動の時もいわれたが、そのようにつけ上がらせてしまうのは、テレビ局側の責任大である。
上沼も、いい年なんだから、笑って済ませる度量があってほしいものである。
付き人を殴ったことで引退をした貴ノ岩だが、来年2月に引退式をやるそうだ。
フライデーは、貴ノ岩がほかにも暴力をふるっていたと、相撲協会関係者が話している。
17年5月、同じモンゴル出身で他の部屋の力士を自宅に呼びつけ、態度が気に食わないと殴り倒したというのである。
相撲とは、土俵に上がってやる喧嘩のようなものだから、気が弱くてはつとまらない。自然と気が荒くなるのだろうが、元貴乃花部屋は特に弟子に厳しかったという。
シゴキが日常茶飯になっていたという証言もある。そんな体質に嫌気がさして、妻の景子さんは離婚したのではないかという見方がある。
それに、貴ノ岩とは今後10年は会わないといっているが、「元師匠としての責任を放棄しているとしか見えません」(やくみつる氏)という声もある。
相撲取に、暴力はいけないといっても、聞く耳は持たないだろうな。
さて、新潮によれば、豊洲で小型運搬車「ターレ」事故で、死者が出ていたそうだ。11月15日、あちこちで「買い回り」していた70代の女性が、カーブで荷台から振り落とされ、頭などに重傷を負って、1か月後に死亡したという。
心配が現実になった。築地は狭いからスピードは出せなかったが、豊洲は制限速度8キロでも、15キロ以上でビュンビュン飛ばしているというのだ。
それに、ターレは一人乗りで、荷台に人を乗せて走るのは禁止されている。亡くなった女性は都内を中心に展開している中華料理店のオーナーの姉で、普段はアメリカにいることが多かったそうだ。こうした事故がこれからも起こりうる。いわんこっちゃない。
作家・百田尚樹の『日本国紀』(幻冬舎)が、間違いとコピペだらけだと大変な批判を受けている。私は未読だし、読もうとも思わないが、彼の作家としての資質は、やしきたかじんの最後の妻のことを書いた『殉愛』(幻冬舎)を読めばわかる。
妻の側の話を真に受けて一方的に書いたため、たかじんの長女や元マネジャーから訴えられ、次々に敗訴している。
対照的な本を紹介しよう。元朝日新聞記者の角幡唯介は、冒険とは「脱システム」だと喝破し、北極圏最北の村・シオラパルクから、4か月も太陽が顔を出さない極夜の地を旅することで、われわれに教えてくれた。
それは『極夜行』(文藝春秋)としてまとめられ、本屋大賞第1回ノンフィクション賞を受賞する。ここ10年で最高のノンフィクションだと思う。ぜひご一読を。
お次はNHKの話題。新潮では、NHKの中核会社が赤字を付け替えているのではないかという疑惑を報じている。
NHKの子会社であるグローバルメディアサービス(GMS)が、2020年の東京オリンピックに向けて何かいい企画はないかと某制作会社に依頼した。
そこでネット版のスポーツ百科事典というものを提案し、それでいこうとなったという。だが、GMS内でNHK本体と結びつきが強いスポーツ部門が反対したらしく、担当者から「今の名目では経費が払いにくい」といわれた。その後も、みずほ銀行へ事業をプレゼンする資料を作ってほしいなどといわれ、簡単な資料を作ったが、それに対してGMSから多額のカネが振り込まれたという。
結局、この事業は16年12月に、採算が取れないと頓挫してしまう。制作会社側に支払われた約1300万円は、「特別な事情で発生した『特別損金』として決算書に計上すべきもの」(丸森一寛日大大学院准教授)、または「制作会社への寄付金」(同)としなければならないはずだが、16年度、17年度の決算書を見ても計上されていないというのである。
MGS側は付け替えや見積書の改ざんを行ったことはないと回答しているし、指導監督責任を負うNHK本体は他人事だそうだ。
フライデーに、山口組中野会元会長の中野太郎氏(82)が、97年8月に「新神戸オリエンタルランドホテル」のラウンジで、山口組の宅見勝若頭が射殺された事件の真相を明かしている。
中野氏に宅見殺しを頼んできたのは、山口組五代目・渡邉芳則組長だった。組長がナンバー2の若頭を殺せと、何度もいってきたそうだ。もう病気で、長いことはないといっても、聞き入れなかったという。なぜそこまで憎んだのだろうか。
中野氏は、五代目は宅見から「五代目にしてやった」といわれるのが、堪らなかったそうだ。それに、宅見若頭は経済ヤクザといわれたように、バブル時代に不動産などに手を出し、圧倒的な資金力をもっていた。
悩んだ中野氏は、副会長らに相談した。彼らが作戦を立て、ついにその日が来る。「宅見射殺の第一報を聞いたのは、事件後すぐだった」と話しているから、直接指示はしなかったのだろう。
宅見若頭といえば、最近、西城秀樹の姉を愛人にしてたということが明らかになり、話題を呼んだ。
ゴーン容疑者の起訴、再逮捕が10日に決まり、20日までは拘留が延長された。年内に保釈されるかどうかは微妙だが、ここへきて「ゴーンの逆襲」という見出しが多くなってきた。
新潮によれば、ブラジル、フランス、レバノンの大使館関係者と面会を重ね、好きなコントラクトブリッジの本を読んだり、アインシュタイン、レオナルド・ダ・ヴィンチの本を差し入れてもらって読んでいるという。
新潮は、この日産によるクーデターが起きたのは、4年前にフランスで「フロランジュ法」ができたことだと、東京地検関係者が話している。この法律は、企業の株を2年間保有すると議決権が2倍になるというもので、フランス政府はルノーの株を15%持っているから、これによって30%相当の議決権を得た。
そこでフランス政府は、ゴーンがルノーのCEOを続投する条件として、日産との経営統合を実行するよう求めたというのだ。
また、ゴーン逮捕に「司法取引」が適用されたと先の地検関係者が認めている。だが、ゴーン側も、実娘に証拠隠滅工作を指示したり、ルノーのイラン人副社長にも、フランス大使館経由で指示を出しているという。
ゴーンが暴露本を書くという話もあるそうだ。その中で、西川社長などゴーンチルドレンたちの「不正」を明らかにしようとしているというのである。
企業法務に詳しい郷原信朗弁護士は、先送り報酬は日産の取締役会にも諮られていなかったため、特捜部の筋書き通りに「支払いは確定していた」ことを立証するのは容易ではないと見ている。
文春も、再逮捕したのは15年から17年の3年間にも虚偽記載があるとしたからだが、西川社長は16年11月からCEOを務めているから、虚偽記載のあった有報作成の最終責任者である。OBからも「西川も辞めるべきだ」という声が上がっているという。
文春は、意外な人物の10日夜の行動を目撃している。森本宏特捜部長の姿が、クリスマスムードに包まれた表参道の和食ダイニングにあったというのだ。
旧知の記者たちと宴席を設け、上機嫌で白ワインを呑み、こんなことをいっていたそうだ。
「(人質司法への批判に)海外へ行ったりしたら、捕まえようがないわな。領事や弁護士も面会するし、実質的な取り調べは一日二、三時間。大変なんだよ」
まだ、楽観できるほど容疑が固まったわけではないのに、記者たちにべらべらしゃべるのは、特捜部のトップとしてはいかがなものか。自信のなさの裏返しなのではないかと、心配になる。
千葉ロッテの監督・井口資仁(44)が、昨年9月に行われた彼の引退試合に、すでに離婚していた元妻を連れて来ていたと、文春が報じている。
20年近く連れ添った糟糠の妻で、井口がメジャーリーグに移籍からも、内助の功を発揮してきたという。
だが、結婚18年目を迎えた14年ごろ、沖縄の飲食店でアルバイトしていた18歳年下の女性と知り合い、不倫関係に陥る。翌年、その子は「ミス沖縄」に選ばれた。
その不貞行為を妻が知るところとなり、3人が火花を散らす修羅場になった。そこで井口は、「僕は結婚するつもりだ。君は僕の今後の出世にとって足を引っ張る存在でしかない」といい放ち、離婚届にサインするよう求めたという。
今年10月に井口はこっそり、彼女を「極秘入籍」させたそうだ。
男というのは身勝手な生き物だが、自著に、「家族を幸せにできなければ、野球選手としてのどんな成功を意味はなくなる」書いたようだから、まずいのではないかね。
私は、自慢じゃないが、そんなこと書いたこともいったこともないぞ。
同じ文春。小塚崇彦(29)はフィギュア界のサラブレッドといわれていたそうだ。祖父は名古屋にスケート文化を築き、父親は全日本を3連覇し、グルノーブル五輪にも出場した。
小塚も、バンクーバー五輪代表、世界選手権銀メダリストという経歴で、フィギュア人気を支えてきた。
フジテレビの大島由香里アナ(34)は、そんな小塚に憧れ、交際を始め、16年2月に入籍した。17年に長女を出産し、それを機にフジテレビを退社して、小塚の実家がある名古屋市内のマンションに移った。
だが、14年にソチ五輪代表を小塚が落選して、「何かタガが外れてしまった」(スポーツ記者)そうだ。それからは、夜遊びを覚え、酒と女に溺れるようになったと、フィギュア関係者が話す。
12月9日未明、紀平梨花がフィギュアスケートのGPファイナルで最高得点を出した試合を解説していた小塚は、放送後、タクシーに乗り込み、横浜へ向かったという。途中で、羽生結弦の物真似芸人(そんなのがいるんだ!)羽生ゆずれない(23)を拾い、横浜中華街裏のクラブへ行く。
1時間後、年配の男と2人は、若い女性2人と合流。タクシーで「ヨコハマ グランドインターコンチネンタル ホテル」へ。
その日の午後2時に、小塚は「としまえん」でイベントがあったが、3回転ジャンプに見事に失敗してしまう。
小塚は文春に、ホテルに女性を同伴したと聞かれ、「部屋に入って話をして。(中略)客観的に見れば、間違いなくそういう(不貞行為をした)ふうにとられてしまうシチュエーション。(中略)もうちょっと考えれば良かったなと思っています」。奥様以外の女性関係はあるかと聞かれ、「それは、関係ゼロでございます」。
このような夫に、妻は、「離婚も決意しているようです」(大島の友人)。「結婚は人生の墓場」というケースがここにもあった。
ところで書店が激減しているが、生き残りをかけた新しい試みも始まっている。朝日新聞(11月11日付)によると、1990年代の終わりに2万3000店ほどあった書店は、2018年には1万2026店にまで減少したが、実数はもっと少ないといわれるそうだ。
「東京・六本木の青山ブックセンターの跡地で11日、入場料1500円を支払う書店『文喫(ぶんきつ)』が開店した。出版不況のなか、本の販売以外の新たなビジネスモデルを探ろうと入場料制を導入。付加価値のある空間を目指すという。
店を手がける出版取次大手の日本出版販売(日販)によると、国内初の試みで、料金は美術展や映画と同じ価格帯を意識した。書店としては中規模の約460平方メートルの売り場に約3万冊が並ぶが、マイナーな本が品ぞろえの中心なのが特徴。(中略)約90席を備える店内の喫茶室では、ひきたてのコーヒーと煎茶が飲み放題。パソコンを持ち込める電源つきの作業机、靴を脱いで本を読める小上がりなどもある」(朝日)
中国では「シェア書店」というのがいくつもできているそうだ。書店と図書館のコラボで、読者は書店で図書カードを提示して本を借りることができる。
その本を図書館が引き取るのである。これによって図書館の蔵書が豊かになり、書店は販売促進ができ、読者は無料で新しい本が読める。
もちろん借りられる冊数には制限があるが、書店にはカフェが併設され、その売り上げも期待できる。日本とは事情が違うかもしれないが、面白い試みである。
今週の第1位はこの記事。今年の8月、大阪報道部で森友学園問題で数々のスクープを放った相澤冬樹記者がNHKを離れた。
その相澤氏が、NHKを辞めた理由を書いている。彼は、森友学園に国有地が不当に安く売却されたという情報を追い、名誉会長に安倍昭恵夫人が就任していたという原稿を書くが、デスクの判断でこの部分が削られてしまう。
8億円の値引きも、放送は関西のみ。相澤は、「NHKの森友報道は忖度で始まった」と書く。
さらに彼は、売却交渉の過程で、近畿財務局側が、学園にいくらまで出せるか聞きだしていたというスクープをものにするが、なかなか放送OKが出ない。
最後は、「大阪地検特捜部もこの情報を把握して捜査している」と付け足して、ようやく、夜の『ニュース7』で報じられた。
この報道に、NHKの報道部門を束ねる小池英夫報道局長は激怒し、大阪放送局の相澤氏の上司、A報道部長に電話をしてきて、「私は聞いていない。なぜ出したんだ」と電話口で吠えたそうだ。
そして、「将来はないと思え」と、A部長を通じて相澤氏に通告したというのである。
安倍首相は、「森友学園問題に、もし私や妻が関係していたら、総理も議員も辞める」と発言したのが去年の2月17日。
今年3月、朝日新聞が「財務省が公文書書き換え」というスクープを放つ。新しいネタを追っていた相澤は、昨年2月に、森友学園側に、「トラック何千台もゴミを搬出したことにして欲しい」と電話をかけていたことを掴む。
これを夜の『クローズアップ現代+』でやろうとするが紆余曲折があり、『クロ現』ではやれずに、『ニュース7』で最後に短く、『ウオッチ9』では分厚く報じられたという。
そして5月14日、A部長から「次の異動で考査部へ異動」が告げられ、辞める決心を固める。
相澤氏は、文書改ざんに関わり、3月7日に自ら命を絶った近畿財務局の上席国有財産管理官・Bさんのことがずっと頭に残っているという。
「森友事件は森友学園の問題ではない。国と大阪府の事件だ。国の最高責任者は安倍首相、大阪府の最高責任者は松井一郎府知事。二人は説明責任を果たしたと言えるだろうか。(中略)私がNHKを辞めた最大の目的は、この残された謎を全て解明することだ」
彼は今、大坂日日新聞に籍を置いている。これからの取材に期待したい。
先日、ノンフィクション作家の後藤正治氏が『拗ね者たらん 本田靖春 人と作品』(講談社)を上梓した。
本田靖春は、ノンフィクション作家として優れた仕事をしただけではなく、周囲の編集者たちから、これほど愛された人はいない。
本田の著作を丁寧に読み込み、彼と親交のあった編集者たちに取材し、ノンフィクションの巨星の作品と人となりを描いている。
私も編集者の一人として、本田との思い出を語っている。これを読むと、ノンフィクションとは何か、書く人間は、どういう視点を持たなければいけないのか、よくわかる。
本田は、あまりジャーナリズムについて真っ向から語ることは、そう多くはなかったが、『体験的新聞紙学』の中にこんな一節がある。
「記者における『言論の自由』は、いい立てるものではない。日常の中で、つねに、反覆して、自分の生身に問わなければならないものだ」
生身に点が打ってある。この言葉を相澤氏に捧げたい。
(文=元木昌彦)