これって猛獣の多頭飼育崩壊ドキュメンタリー!? 動物愛護映画『ROAR/ロアー』がヤバすぎる!!

 CGを多用したSF&ファンタジー映画が興隆する現代に、いっさいCGを使っていないドキュメンタリータッチの衝撃的な映画が今年6月6日にDVDとして再リリースされた。1981年に米国で製作されたファミリー向け動物映画『ROAR/ロアー』がそれ。70年代にテレビドラマ化されて、大ブームとなった『野生のエルザ』(66)のような人間とライオンとの交流を描いた感動作かなと思いきや、とんでもなくデンジャラスな内容なのだ。

 動物パニック映画の先駆けとなった、ヒッチコック監督の大ヒット作『鳥』(63)で鳥の大群に襲われまくった美人女優ティッピ・ヘドレンが主演。共演は本作の監督&脚本も手掛けたノエル・マーシャル。オカルト映画の金字塔『エクソシスト』(73)のプロデューサーであり、当時はティッピ・ヘドレンと夫婦だった。ティッピの連れ子だったメラリー・グリフィスが可憐な姿を見せ、ノエルの息子たちも出演。つまり、ティッピ&ノエル一家が総出演した文字どおりのファミリー映画として撮影されたものだ。

 ところがまぁ、どんな微笑ましい家族愛に満ちた映画かと思ってDVDを再生すると、驚愕シーンの目白押し。人里離れた僻地で野生動物保護官をしているハンク(ノエル・マーシャル)のところに、妻(ティッピ・ヘドレン)が子どもたちを連れて訪れる。ハンクは空港まで迎えに行くも、運悪くすれ違いに。ハンク不在の屋敷のドアを開けて、中に踏み込んだ一家は思わず絶句。屋敷の中はどこもかしこもライオンだらけ。さらにはトラ、ヒョウ、ゾウまで現われ、どこにも逃げ場なし。登場する猛獣たちの数は、何と156頭!

 

 ハンクによって手なづけられていたライオンやトラたちは、珍客たちを友好の印として腕や首筋を甘噛みしたり、背中におぶさってくるのだが、当然ながら彼らは鋭い牙や爪を持っているわけで、ティッピたちの着ていた衣服はボロボロ、体中キズだらけに。頼りの夫は車が故障してしまい、なかなか戻ってこない。上映時間93分間、ティッピたちはひたすら猛獣たちに追い回されるはめに。屋敷内とその周辺で、リアル鬼ごっこが続く。キャストやスタッフの安全性をまったく度外視したこのクレイジーさは、CG映画では到底味わえないものだ。

 DVDには特典映像として、メイキング・ミニドキュメンタリーが収録されており、撮影の舞台裏を追ったこちらも目が離せない。映画製作のきっかけは、ノエル・マーシャルとティッピ・ヘドレンの動物好きが高じて、72年に米国カリフォルニア州で動物トレーニングセンターを開設し、ライオンやトラの飼育を始めたことから。ライオンやトラは次々と子どもを生み、200頭にまで増え、『ROAR/ロアー』を撮影するために用意していた製作費は底をつくはめに。最近はネコの多頭飼育による崩壊一家の悲惨なドキュメンタリー番組をよく見かけるが、ノエル&ティッピの場合は猛獣の多頭飼育によって一家崩壊の瀬戸際にまで追い込まれたわけだ。

 メイキング・ドキュメンタリーの中では、今も元気なティッピ・ヘドレンは、『鳥』の撮影で使った毛皮の衣装や宝石類を売り払って、何とかやりくりしたとインタビューに答えている。後にキアヌ・リーブス主演のアクション映画『スピード』(94)を大ヒットさせるヤン・デ・ボン監督は、『ROAR/ロアー』には撮影監督として参加しており、ライオンに咬まれて頭の皮が剥がれ、病院送りとなった。70針縫いながらも1週間で現場復帰したのだから、すごいガッツだ。多くのスタッフはロケ現場から逃げ出したそうだが、薄給だったのでそれも当然だろう。さらに撮影終盤には大洪水に遭い、撮影に使っていた屋敷も動物たちの多くも流されてしまった。苦労して10年がかりで完成させた本作だが、当時はこの作品の狂気じみた面白さは理解されず、北米では劇場未公開に。まさに踏んだり蹴ったり咬まれたりである。

 

 本編の中で、ティッピ・ヘドレンが部屋の中に入ると、かわいい小鳥が飛んでくるという『鳥』を意識したギャグが盛り込まれているが、彼女の女優人生を語る上で、やはり『鳥』を監督したヒッチコックを外すことはできない。モナコ王室に王妃として迎えられたグレース・ケリーを失い、落ち込んでいたヒッチコックの目に留まったのがCMモデルとして売り出し中の新人ティッピ・ヘドレンだった。金髪でスレンダーな美女に、ヒッチコックは目がない。演技キャリアのほぼないティッピに、脚本の読み方から役づくりの方法など、ヒッチコックはつきっきりで女優としての所作を教え込んでいる。

 ヒッチコックは大ヒットした『鳥』に続いて、『マーニー』(64)のヒロインにもティッピを起用するが、次第に彼女のプラベートへの干渉が激しくなり、肉体関係を求めるようになる。ヒッチコックの完全なるパワハラ&セクハラだった。ヒッチコックは自分のもとを去ろうとするティッピを長期契約を記した書類を楯にして許さず、他の監督からのオファーを断るなど“飼い殺し”状態に追い込んだ。ティッピによると、ヒッチコックの妻アルマはセクハラの現場にいたそうだが、アルマは黙ったままで助けてくれなかったという。ティッピにとっては、言葉の通じない猛獣たちよりも、ヒッチコック夫妻のほうが遥かに怖かったようだ。

 ティッピ・ヘドレンの女優人生を知ってから『ROAR/ロアー』を観ると、また違った感慨が湧いてくるはず。ハリウッドで成功をおさめた女優たちは、みんな猛獣使いなのかもしれない。
(文=長野辰次)

『ROAR/ロアー』
監督・脚本/ノエル・マーシャル 撮影監督/ヤン・デ・ボン
出演/ティッピ・ヘドレン、メラリー・グリフィス、ジョン・マーシャル、ジェリー・マーシャル、ノエル・マーシャル、キアロ・マティーヴォ
発売元/ピクチャーズデプト
販売元/TCエンタテインメント
価格/DVD 3,800円+税 レンタル&セル同時リリース中
C)1981 Noel Marshall Productions in Association with Integrated Dynamics, Inc.

「イメージを著しく損なう表現はやめて」『ウマ娘』が恐れたのは『社にほへと』の騒動か

 最初から許可を取らなかったことが原因なのか……Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』をめぐる騒動が話題となっている。

『ウマ娘 プリティーダービー』は、Cygamesがスマホ向けゲームを中心にマンガ・アニメなどメディアミックスで展開するコンテンツ。この『ウマ娘』をめぐり、新たな問題が持ち上がっている。

 6月20日付で同作品の公式サイトに公開されたお知らせには「ウマ娘プロジェクトから一点お願いがございます」として、次のような声明が寄せられたのだ。

 * * *

キャラクターならびにモチーフとなる競走馬のイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮いただけますと幸いです。
本作品には実在する競走馬をモチーフとしたキャラクターが登場しており、許諾をいただいて馬名をお借りしている馬主のみなさまを含め、たくさんの方の協力により実現している作品です。
モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮くださいますようお願いいたします。

 * * *

 明言はされていないものの、お願いをしている対象は明らかに同人作家である。すでにアニメ化もされる人気コンテンツとなっている『ウマ娘』。8月の夏コミでも、多くの関連同人誌が頒布されることが予想される。

 とりわけ、この作品は競走馬の女体化作品。しかも牝馬だけでなく牡馬も女体化されて登場しているのだ。

 元ネタが馬だけに、単なる18禁エロ同人にとどまらず、えげつない獣姦ものなど思いのままに作品を描く人も多いはず。その是非は別として、エロ同人にされるのは人気作品の宿命。それをよくわかっているはずのCygamesがなぜ、今になってこんな声明を発表したのか。

「公式なコメントは避けられていますが、ゲームのリリース時点で馬主に許可を得ていなかったそうです。事後承諾の形でJRAや馬主に許可を求めたため、激怒されたというウワサもあります。さまざまな競走馬が実名で登場しながらも、有名な競走馬が登場しないのは、そのためです」(競馬関係者)

 人気コンテンツにはなったものの、ただでさえ馬主を激怒させている状況。ここでエロ同人など見つかろうものなら、主要キャラが突然登場しなくなる可能性もあり得る。それを避けるために、このような声明が出されたことは、想像に難くない。

 今や擬人化ゲームは定番中の定番。多くの人気タイトルでは森羅万象が擬人化という名の美少女化(あるいは、美男子化)を果たしている。しかし、それらでキチンと許可を取っているものは少ない。

「今ではコラボイベントなども行われている『温泉むすめ』も、当初は見切り発車だと指摘されていました。『艦隊これくしょん -艦これ-』も、すでに多くが失われた艦だから同様。漫画からアニメ・ゲームなどに派生した『文豪ストレイドッグス』も、どんどんコラボイベントが実施されていますが、それができるのは、実在の人物とは関係ない……つまり、あくまでフィクションを装っているからです」(ゲーム業界関係者)

 多数のキャラクターが登場するだけに、ひとつひとつ使用許諾を取るのは膨大な作業になる。実際に、リリースして当たるかどうかもわからないゲームに、そんなリソースは割けないということなのか。しかし、そんな姿勢ゆえに問題となった事例は過去にもある。

 2017年にDMM GAMESがリリースを予定していた『社にほへと』は、神社の擬人化というゲーム。ところが、事前登録のおみくじで特定の神社を「凶」に割り当て。さらに、神社の文字の一部を削って無関係を装う手段に打って出た。さらに、これらの行為が関係各所に無断で行われていたことから、勝手にモチーフにされた神社も不快感を示した。

 これを受けて、当初は「フィクションです」と話していたDMM GAMES内でも問題化。開発は中止されることになった。

 Cygamesが最大限、元ネタの関係者に気を使う姿勢を示すのも、こうした過去の事件があるから。いったい同人ではどこまで許されるのかは……描き手が自分で考えるべし。
(文=特別取材班)

SUPER☆GiRLSのオーディションは最後の悪あがき? エイベックスのアイドルプロジェクトが解体寸前に

 エイベックスの女性アイドルプロジェクト「iDOL Street」のSUPER☆GiRLS(以下、スパガ)が6月24日、東京・ディファ有明でライブツアー『森永乳業 Presents SUPER☆GiRLS LIVE TOUR 2018』最終公演を行った。このツアーをもってグループを卒業する2代目リーダー・志村理佳にとっては最後のステージとなったが、そんな中、一方で一部のファンからはブーイングが起きている。

「3月に解散した『GEM』、7月に解散する『Cheeky Parade』、そして『わーすた』というiDOL Streetの後輩グループのカバーを披露しました。わーすたの曲をやるのはいいとして、iDOL Streetの崩壊がささやかれている中、解散するグループの楽曲を自分達の持ち歌のように披露してしまうというデリカシーのさに失望するファンも少なくなかったようです」(芸能ライター)

 エイベックス初の本格的な大規模アイドルプロジェクトとしてスタートしたiDOL Streetだが、AKB48グループや坂道シリーズ、ハロー!プロジェクト、スターダスト勢などの大手事務所のアイドルプロジェクトには遠く及ばない状態。GEMに続いてCheeky Paradeが解散となり、最大4つあったグループもスパガとわーすたの2つだけになってしまう。

 さらに今回のライブでは、これまでiDOL Streetのファンクラブだった「S.P.C」が8月からスパガのみのファンクラブとしてリニューアルされることを発表。いよいよiDOL Streetも店じまいか……とささやかれている。

「いきなりライブで『ファンクラブをスパガのみにする……』と言われるのは、ファンにとっては酷ですよ。完全に『iDOL Streetは解体します』と言っているようなものですからね。おそらく、単体のグループとしてそれなりに人気があるわーすたを独立させ、現在のiDOL Streetの体制をスパガが引き継ぐことになるのでしょう。そして、結果が出なければそのまま解体というシナリオなのでは。わーすたは、iDOL Streetの解体に巻き込まれないように、別枠にしておくみたいな感じでしょうか」(同)

 そして、最後の勝負と言わんばかりにスパガは新メンバーオーディションを開催する。12月下旬のライブで新メンバーは発表されるという。

「もはやなりふりかまっていられないということで、話題性のあるメンバーをどんどん加入させるのではないかと言われています。たとえば、AKB48やハロプロ研修生の元メンバーなど、アイドル業界的にすでに固定ファンがいるところを攻めてきそうですね。あるいは、ほかの事務所の有名アイドルの妹などということもありえそう。いずれにしろ、かなり露骨なくらいに話題性を狙ってくると思います」(前出芸能ライター)

 スパガ、最後の悪あがきは吉と出るか凶と出るか……。

NEWS小山慶一郎、公式サイトに続きファン向け公式サイトでも謝罪! 増田貴久を利用してファンさらに激怒!!

 未成年女性への飲酒強要問題で6月7日から活動自粛していたNEWSの小山慶一郎が、NEWS公式サイトにて27日からの復帰を発表した。

 26日、19時30分に更新されたサイトには、ジャニーズ事務所と小山本人のメッセージが掲載。小山は復帰に際し、「活動自粛期間の中で、自分と向き合い、一社会人としても至らない点ばかりだったこと、情けなく思い、猛省しております。この活動再開の機会をいただくまでに、ファンの皆さんはもちろんのこと、多くの方から叱咤(しった)激励をいただきました。今後、厳しい目で見られることも、しっかりと受け止め、覚悟を決めて、この道を進むことをお許しください」とコメントしていた。

 小山の早期復帰を受け、ファンはさぞかし喜んでいるかと思いきや、喜んでいるのは小山ファンの中の一部のみ。それ以外からは厳しい声が上がっているという。

「約3週間での復帰にファンからは『早すぎる!』『お盆休みじゃん』『溜まっていた有給を消化しただけだね』『短期間で反省できないでしょ!』といった厳しい声が上がっている上、小山の脱退を願う声も上がっている状態です。また、一般からは小山に対し厳しい意見はもちろんのこと、『一般常識から考えてありえない』『甘すぎる』と事務所側の対応にも疑問を持つ人たちが多くいるよう。ネットに上がっている声の9割ぐらいは小山復帰への批判ですね」(芸能ライター)

「覚悟を決めて、この道を進むことをお許しください」とコメントしていた小山だが、世間は許していないようだ。

 また、公式サイトでの謝罪コメント掲載後、ジャニーズ公式有料サイト「Johnny’s web」でファン向けても謝罪文を発表したのだが、小山はここでもファンの怒りを買ってしまったよう。

「ファン向け発表した謝罪文ではデビュー15周年前に問題を起こしてしまったことを謝罪。自粛期間中に考え直したことなどを明かしていたのですが、『ネットで探した謝罪文をコピペしただけだろ』とファンの怒りは増すばかり。また、それ以上にファンの怒りを買っていたのが、『メンバーの増田・手越・加藤にも謝罪しました。増田が厳しくも優しい言葉を掛けてくれたとき、僕は涙が止まりませんでした』という文。1人だけ問題を起こしていない増田を利用して自分への批判を和らげようとしていると推測するファンが続出し、「まっすーが許したからファンも許せってか!?」「まっすーの発言を良く使うな!」など激怒している状態です。今まで小山は、自分の誕生日会に増田を呼ばない、増田の真剣な相談をコンサートのMCでバラしバカにするなど、増田にいろいろとしてきただけに、ファンが呆れてしまうのは無理もないでしょう」(同)

 謹慎しても復帰しても、批判に晒されている小山。茨の道はまだまだ続きそうだ。

韓国のハワイを代表する、風情あふれるエロスポット「済州ラブランド」

「韓国のハワイ」こと済州(チェジュ)島。浮かれた博物館が乱立するこの島で、珍スポ趣味者が訪れるべき三大スポットといえば、「健康と性の博物館」と「世界性文化博物館」、そして今回取り上げる「済州ラブランド」だ。ここに秘宝館の世界チェーン店「リプリーのビリーブ・イット・オア・ノット博物館」を加えて、済州島珍スポ四天王としてもいいだろう。

 ラブランドを訪れたのは今年2月。ハワイと言えども冬の済州島は震えるほど寒く、雪もちらつく中、目的地のある山の中へとタクシーで向かった。こんな天候で、こんな人里離れた場所には、誰もいないのではと思いきや予想以上に人は多い。さすが有名観光地だ。

 1万2,000ウォン(1,200円)を支払って入場すれば、さっそく現れるチンコのオブジェ。チンコの看板が指し示すその先には、パステルカラーのエロチックな像が景観に溶け込む、情緒あふれる庭園が広がっていた。

 ラブランドの主役は、リアルな造形と鮮やかな色彩がおバカ感を演出する、エッチな巨像たちだ。それらをひとつひとつ堪能しながら歩を進める。

 パンフレットには「楽しさとユーモアいっぱいの、性をテーマにした公園」「自然と調和する芸術作品を眺め、ヒーリング散歩」と書かれている。エロを眺めてヒーリング……が可能なのかよくわからないが、うがった見方をせず、あくまで芸術作品として朗らかに楽しむのが正解なのだろう。訪れた女子たちも、腰がカクカク動くオブジェを嬉々として動かしたり、チンコに抱きついたりしながら、楽しそうに写真を撮っている。

 そしてそれぞれの像には、丁寧にも韓国語・日本語・英語・中国語で作品名が掲示されていた。作品との調和はもちろん、ただの翻訳とは思えない豊かな表現力で、日本語ネイティブの私も思わずうなってしまうものがあった。

 

 

 個人的にツボだったのは、「日本人の愛」をはじめとする、世界の愛の形を像にしたシリーズだ。「インド人の愛」は、男女がカーマスートラの複雑な体位で絡み合っており、「アメリカ人の愛」は、男女がミュージカルのワンシーンのようにドラマチックに抱き合っているが、下半身は丸出し。世界の国々がこんなだったら、きっと平和なことだろう。

 公園の中ほどには、屋内展示場が2つ。セックスグッズ、エロジオラマ、男根彫刻などが展示されていた。まるでスーパーで試食でもしてもらうかのように、通りがかる女性客にバイブを触らせようとしているお土産屋のおばちゃんを眺め、思わずほっこりとした気分に。

 さらに公園を一番奥まで進むと、ちょっとしたスナックコーナーがあった。香ばしい匂いが漂ってくると思ったら、売店で焼かれているお菓子の形もやはり卑猥だ。

 生気のない目をしたおばちゃんたちが卑猥なものを黙々と焼いている様子に心を打たれた私は、迷わずそれを購入、店内の席に座り食べることにした。中は練乳だろうと期待したら、白あんだ。「名物にうまいものなし」と言うが、味にメリハリがなくボリュームだけは満点のお菓子に、食べ物を大事にすることで有名な私もギブアップ。申し訳なく思いつつも、ゴミ箱にそっと捨てた。

 ふと隣の席を見ると、彼氏と一緒に来ていた韓国人女子が、細長いお菓子の先っちょを口にくわえながら自撮りしているではないか。インスタにでもアップするのだろうか? 彼女もやはり一口だけかじって、残りは捨てていた。

 そうこうしているうちに日も暮れ始め、雪の勢いもいよいよ増してきた。済州島にハワイを期待し薄着で来てしまった私は、シャレにならないほど体が冷えきってしまい出口へと急ぐが、公園はイラッとするほど広く、なかなかたどり着けない。

 

 しかしそんな状況にもかかわらず、私以外の観光客たちは、傘も差さず像の前で写真を撮り合うなど、アグレッシブにラブランドを楽しんでいる。なんだこの状況?

 韓国のハワイとは気候のことではなく、心の在り方なのだろう。どうにか外に出て、タクシーを呼ぼうとするも「雪が降っているから」という理由で配車拒否され、いつ来るかわからない市バスをブルブル震えながら待ちつつ、そんなことを思った。

(文・写真=清水2000)

●済州ラブランド

住所 済州市1100路2894-72(蓮洞680-26)

営業時間 9:00~24:00

入場料 1万2,000ウォン

サイト http://www.jejuloveland.com

 

「宗教都市」はディズニーランド!? 「天理教」のはっぴを羽織り「ガチ合宿」に潜入

前回はこちら

 参加を表明してから半年後、いよいよ後継者講習会を翌々日に控えた晩、夫とふたりで、持ち物の確認をすることになりました。

 簡単な持ち物は、義母から転送された「後継者講習会の持ち物リスト」で把握したし、2人の子どもたちは、わたしたちの講習中に天理教施設内の保育園に預けられることもわかりました。それに、「洗濯機はあるけど、干す場所があるかはわからないから、タオル類はたくさん持っていけ!」ということも(大事)。

 夫に、「どうせ3日間ずっと法被(はっぴ)を着ていることになるから、服はほんとうにどうでもいいと思うよ」と、おしゃれ欲に釘を刺されつつ、いざ出発日です。講習会前日の朝、車で8時間かけ、天理市に前乗りしました。

 山を降りると天理市に入るのですが、ここは、本当に、日本なのでしょうか。

 

まるで異世界!? 黒い法被に「天理教」

87049E3F-D791-4989-B027-A196288D79FD[1] ところどころ印象的な赤色が施された瓦屋根の黒とグレーを基調としたどでかい集合住宅が、同じようにいくつも立ち並び、路上を歩く人々はみな、背中に「天理教」と書かれた黒い法被を着ています。あほでも、「異世界に紛れ込んだ」と思わせる雰囲気を放つ街並みです。創価学会陣取る東京都・信濃町一帯や、顕正会が幅を利かせる埼玉県・大宮公園駅界隈など目じゃありません(幸福の科学が町ぐるみになったら勝てるかもしれませんが)。

 ディズニーランドがある舞浜に近い……? いや、あのようなハリボテ感はありません。もっとも近いのは、「沖縄」かもしれません。日本なのに日本じゃない、古くから脈々と続く独自の伝統文化が、がっちりと、ぎっしりと根付いている印象を受けました。

 夫が運転する車が同じような建物の中の1棟に入ると、義母が笑顔で現れました。東海地方からここへ、わたしたちの激励にやってきてくれたのです。

 どうやら建物群は、各地域ごとの天理教信者の「宿舎」のような場所だそうで、修行やこうした機会に訪れる信者たちの宿泊所として機能しているよう。

 部屋は一部屋3万円ほどの旅館の部屋と同等の広さで、テレビや冷蔵庫等はありません。それらやトイレ、風呂は共同で使い、食事の際には食堂へゆきます。

 食事はたいへんに質素で、白いごはんに、出汁が利いたお味噌汁、お新香、のりたまのふりかけ、それだけ。ごはん、お味噌汁はおかわり自由なのがうれしいところです。

まさかの「明日から別行動」!?

 長旅で腹を空かせていたわたしは、義母の目などないものとしてさっさと白米をかっこみました。これから義母から大事なことを聞かされるというのに。

「明日もここに泊まるんですよね」

 わたしが何気なしに質問すると、義母がこう答えました。

「いや、また別の詰所(つめしょ)があるんやよ。そこに泊まるから、荷物は広げん方がええよ。はるちゃんは女性の詰所。あんた(夫)は男専用のところに行くからね」

 えっ、べ、別々……!? 明日から3日間、別々……!?

「ほうよ。男と女は、別々よ」

 聞いてない。聞いてないよ。部屋も別なら、講習を受ける場所も別だそう。

 ちなみに子どもは当然のように「母親と同室」が前提だそうで、義母に「1人は夫の方に泊まらせることはできないか」を問うと、「へ?」と、まるで想定外のことを聞かれたかのような声が返ってきました。

「家族旅行のついでに宗教潜入」は、とんだ早とちりだったのです。どうやらわたしは、本格的に、ガチな“宗教”にかかわることになってしまったようなのです。まあ全容を聞かずノリで参加を表明したわたしが悪いのですが。

 だってさあ、「講習会」だっていうから、公民館のような会場でパイプ椅子に座って、テキストを見て天理教のなりたちを学んだり、アニメか再現ビデオを見たり、踊りや歌を覚えたりするだけかと思うじゃないですか。

 それが、家族が引き剥がされてまでする“講習会”って、一体……? まったく予想もつきません。

 講習会当日の早朝、外はまだ暗い頃、町中にあの歌が響き渡るのを、人が来る機会もあまりないだろうに丁寧に干されたであろうふかふか布団に包まりながら聞いていると。

「もう行くよ、準備して」

 義母が部屋の戸を元気よく開け、テキパキと荷物を運び出します。そうして、「ハイこれ、はるちゃんの」と、おもむろにあの黒い法被も渡します。袖を通すと、おお……身が引き締まる思いがしないでもない。

 宿舎のロビーに降りると、同地区の信者さんたちが集合していました。みな法被を着て、和やかにおしゃべりをしています。

 そしてマイクロバスに乗り、講習会が行われる、教団中心部へ。ここで夫が先に降ります。あ、本当に、離れ離れなんだ。夫に、「次に会えるのは、まさか3日後?」と聞くと、

「いや、合間に偶然会えたり、1日の講習が終わったあとに落ち合う夫婦もいる」

 と、ずいぶんと事情通なことを言うので、最初からいろいろ知ってたんじゃねえのかこいつ最初に教えろよと思いつつ、「合間に会えたらいいね!」と笑顔で言い、別れました。

 その後、女性だけとなったバスは女性専用の宿舎的建物へゆき、部屋に荷物を置きます。

 先ほどまでいた建物よりはホテル感が増し、部屋の窓からはビューもよし。

 同室は、同世代のAさんとBさん。それぞれ子どもは1人ずつ。子どもたちはすぐに友達になり、「これから保育園に行くの楽しみだね! 同じクラスがいいね」など言い合っています。

 そうこうしていると講習会開始の時間が迫ります。

 同じように子持ち女性がわらわらと棟を出て、保育園へ向かいます。横断歩道に立ち交通案内をする信者さんたちが、「がんばってね!」と爽やかに声をかけてくれます。

 保育園は0歳から5歳までの未就学児対象の施設で、かなり大きめ。保育士さんが大勢いる中に子ども2人をぶっこみ、AさんBさんと落ち合い、ここからが本番、本部こと神殿へ向かいます。

 じゃり、じゃり、という質の良い砂利を踏みしめ歩くこと数分、とたんに、パッと視界が開けると同時に、目の前に、神殿がお目見えしました。

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 これが、天理教本部。からっぽの信仰心をも煽る、広大で重厚な趣き。「でかっ……」と、思わず見惚れていると、AさんBさんは神殿に向かいナチュラルに一礼をしていました。天理教独自の、4回手拍子をしたあとに。

 本部に近づくにつれ、黒い集団がどこからともなく湧いて出てきます。巨人戦開始前の東京ドームのような人口密度といいますか、何千人規模ではないでしょうか? みな神殿に吸い込まれ、中に入るとさらにびっくり。黒い人間が、広大な神殿内に、ずら―――――っと、規則正しく正座をして並んでいるではありませんか。

 壮観。圧巻。

 わたしもAさんBさんにならい、正座をします。

 ふと空気が変わり、全員参加者全員が神殿内に入ったのでしょうか。

 ♪えぇ〜あしきをはろおてた〜すけた〜ま〜え〜てんりのみ〜こ〜と〜
(ちん、どん、ちん、どん/太鼓や鈴の音)

 なんの合図もなく歌が始まると、そこにいる全員が一斉に歌い、踊り出すではないですか。

 え? え? 一体なにが起きたというのか?

 何千人ものシンクロした歌声と、踊りによる法被の擦れる音が神殿内に反響し、なんか、あ、ヤバイコレ……持ってかれる……ふわぁ〜って、持ってかれる……キマりそう……むしろこれ、EDM ……? そんな感じです。

 っていうか、そもそもこうした歌と踊りの講習をしに、わたしたちは来たのではないのか? もうみんな、講習するまでもないゴリゴリの信者じゃん! ゴリゴリが集まる場所なんじゃん! かつてないほどのアウェイ感を覚え、知識ゼロのわたしはただただ正座でふわぁ〜〜っとしているしかありませんでした。

 しかし、まだまだ序の口。このあとじわじわと天理教に染まりゆくことになるとは、姉さん、このときは知る由もなく――。

(文・有屋町はる)

 

(隔週水曜日・次回は7月11日更新予定)

宮里藍だけじゃない! 人気女子ゴルファーが“身内”と結婚するワケ「意外に出会いは少ない」

 女子プロゴルフの元世界ランキング1位で、昨年現役を引退していた宮里藍が結婚したことを発表した。33歳の誕生日だった19日に、長年マネジャーとして支えてきた男性と入籍。宮里はブログで「私がアメリカに渡ってから彼と出会い、いい時も悪い時も現役生活を最後まで支えてくれた彼には本当に感謝しかありません。これからは、私自身が成長していきながら、また1人の女性としても彼を支えていけるよう、温かい家庭を築いていきたいと思います」とつづった。

 男性について、スポーツ紙デスクは「長身のナイスガイで英語も堪能。宮里家の両親からの信頼も厚く、アメリカで一家のコーディネートもするほどです。地味なイケメンですが、チャラさはなく淡々と仕事をこなす相当なマジメ人間。性格も穏やかで、精神面でも宮里の支えとなったばかりでなく、トラブルの多いアメリカツアーでも宮里をスマートにアテンドして、信頼を得てきました」と話す。

 そんな彼とは2007年から交際しており、10年越しの結婚となった。ルックスもよく人気ゴルファーの宮里が、なぜこの男性を伴侶に選ぶことになったのか。

「ゴルファーは、とにかく1年中忙しい。もちろん宮里も例外ではありません。毎週のように飛び回って転戦してプレーする上に、オフの冬場もメーカーとの打ち合わせやスポンサー筋への挨拶回り、さらにトレーニング合宿と、ほとんど休みはありません。そのため、異性と知り合う機会は皆無で、結婚相手も同業者になることが多いんですよ」(ゴルフ関係者)

 横峯さくらは専属メンタルトレーナーと2014年に結婚。古閑美保は17年にゴルファーの小平智とゴールイン。有名な女子プロゴルファーは、ほとんど「身内」を射止めている。華やかなイメージのある女子プロゴルフだが、意外に男性と出会う機会は少ないようだ。

松居一代、書類送検で“ワイドショー劇場”終焉……元夫・船越英一郎とホリプロへの「忖度」が露骨すぎ!?

 元夫で俳優の船越英一郎を、ブログや投稿サイトなどで中傷したとして、警視庁は女優の松居一代を名誉毀損の疑いで書類送検した。2017年9月に船越が名誉毀損の疑いで告訴、松居は今年5月から任意で聴取を受けていた。松居は「間違いありません」と容疑を認めているという。

 松居といえば昨年7月、船越が「不倫している」「バイアグラを使っている」などと一方的にTwitterやブログに投稿。それが情報番組に取り上げられ、一気に注目された。

 さらに松居は、船越が所属する芸能事務所「ホリプロ」に対しても「圧力をかけている」などと強硬に主張。激怒した船越は、昨年12月に離婚し、告訴を決断。ホリプロは昨年、名誉を傷つけられたとして松居を相手に300万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴していた。

 昨年7月に問題が発覚した当初『バイキング』(フジテレビ系)や『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)などのワイドショーは、連日「松居劇場」と称し、おもしろおかしく一挙手一投足を報じていた。

 ところが今年になって、こぞって沈黙。パタリと報道をやめ、テレビで松居の主張を取り上げることはほとんどなくなった。

 そのワケについて、芸能関係者は「船越が完全なる勝利となり、これから松居はアメリカに移住するとも言われています。テレビ局側は、これからの船越との関係や、船越が所属する『ホリプロ』との関係を考えれば、松居の肩を持ったり、船越側が嫌がるこの問題にこれ以上クビを突っ込むのは損だという“忖度”が露骨に働いているようです」と声を潜める。

 とんだ大騒動を巻き起こし、大きな話題を提供した松居は、芸能界、テレビ界から、このまま姿を消すことになりそうだ。

『水曜日のダウンタウン』が放送開始以来引き起こし続けてきた騒動の数々

 『水曜日のダウンタウン』(TBS)のお笑い芸人を連れ去る企画で、現場に居合わせた人から110番通報が相次ぎ、警視庁が番組関係者に厳重注意をしていたことが各メディアで報道され話題となっている。この騒動は、5月22日に恵比寿駅付近で番組スタッフがコロコロ・チキチキペッパーズのナダルを連れ去る場面を撮影していたところ、一部始終を見ていた通行人が本当の拉致事件だと勘違いし、110番通報が相次いだ。通報を受け、誘拐の疑いで警察が捜査をしたところ、TBSの番組企画であることがわかり、警視庁は関係者に厳重注意を行った。TBS社長室広報部は<警察と関係者にご迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんでした。当該企画は見直しを検討しています。今後、再発防止に努めます>(6月21日付ニュースサイト「ハフポスト日本版」)とコメントを出している。

 『水曜日のダウンタウン』は人気お笑い番組であるが、以前にも警察沙汰にまで発展した騒動を起こしていた。2016年、安田大サーカス・クロちゃんが出演する「クロちゃん、どこかに閉じ込められてもTwitterさえあれば助けてもらえる説」という企画の収録では、一般の住民に迷惑が及び企画中止となった。これは、とあるマンションの一室に閉じ込められたクロちゃんが、自身のツイッターから発信する部屋の特徴や、そこから聞こえる音などのヒントを頼りに、フォロワーからの救出を求める企画だったが、居場所を探すネットユーザーの迷惑行為が起き、番組側がツイッターで<開始以来数多くの誤情報により、関係のない一般の方にご迷惑をおかけする事態が発生しております。この状況を重く受け止め、この時点をもって企画を中止・終了させて頂きます>と呼びかけることになった。

 警察沙汰に至らなかったものも含めれば、『水曜日のダウンタウン』が“謝罪”してきた企画は少なくない。

 まずは、2015年の「ブックオフの福袋買うヤツどうかしてる説」で起きた騒動。これは、タイトルの通り、ブックオフの福袋について「買うヤツはどうかしてる」といった言葉を用いながら紹介。これについて番組はホームページ上で<あたかも福袋の中身に価値がないかのような誤解を視聴者に与えてしまいました>と謝罪。また、取材にあたり企画の意図を事前に説明し理解を得る努力を怠っていたとして、取材に協力したブックオフや福袋を購入した人などに謝罪した。この企画ではブックオフ以外にも、100円ショップの得得屋の福袋も紹介し、「安けりゃ何でもよいというわけでもなく、1つも売れず」といった表現を用いた放送がなされたのだが、後に、得得屋を経営する株式会社イーシーアイの許諾を得ないまま放送していたことや、「1つも売れず」は誤りで、実際は10袋完売していたことが発覚。これに対しても番組はホームページ上で謝罪している。

 2016年にも問題が起きた。「水戸なら今でも印籠の効果あるんじゃないか説」という企画で、水戸黄門に扮した出演者が喫煙する若者を注意する場面が放送されたのだが、このやり取りで水戸黄門役の出演者に反発する若者がエキストラであることを番組が放送で伝えておらず、水戸市は「放送内容は虚偽によるもので市のイメージが損なわれた」として、放送倫理・番組向上機構(BPO)に意見書を提出した。結果的にBPOは審議の対象とはしないことになったが、TBSの武田信二社長は定例会見で水戸市側に謝罪。番組スタッフにも<いい出来だとは僕自身は思わない。もう一回、議論を深めて、もっと心から笑えるようなバラエティー番組を作ってほしい>と苦言を呈している。

 また、同年には、「偉人の子孫 教科書で自分の先祖に落書きしない説」という企画で石川啄木のひ孫を紹介したのだが、この人物は遠縁ではあるものの、ひ孫ではないことが発覚。番組はお詫びのコメントを出した。

 2017年には、番組スタッフが逮捕されるという騒動もあった。『水曜日のダウンタウン』を担当する制作会社のディレクターが児童買春で逮捕されたのだ。定例会見でTBSの伊佐野英樹編成局長は<スタッフの逮捕は事実。社員ではありませんが、非常に遺憾。制作会社からの申し出を受け、すでに番組からは外れていると聞いている>としたうえで、<人間としての問題で、引き続き正してやっていくということ>と今後の対応を語っていた。

 このように、『水曜日のダウンタウン』は2014年の放送開始以来、幾度となく謝罪に必要な場面に陥り続けてきたわけだが、6月24日放送『ワイドナショー』(フジテレビ)で、今回のナダル連れ去り騒動についてコメントした松本人志は、攻めた企画を売りにする番組の特性上、このような問題が起きてしまうのは致し方ないと説明している。

<本当に申し訳ないです。これはちゃんとやらないといけないんですが、言い訳をするつもりはないですが、ストレートにストライクを狙いにいく番組じゃないじゃないですか。なんかこうギリギリのところを狙いにいく。それだけにたまにデッドボールが出ちゃうんです。出ちゃうんですが、これは、ビーンボールではなくて、ちょっとすっぽぬけちゃうというか>

 確かに、『水曜日のダウンタウン』は、“ギリギリを狙う企画”を連発し、番組ファンもその姿勢に惹かれている。今回のナダル連れ去り騒動に対するリアクションでも「これで番組が大人しくなったら嫌だ」といった声も多い。ただ、警察まで出動するような問題を引き起こしてしまう制作手法には改善の余地があるはず。もうそろそろ番組コンセプトとコンプライアンスのうまいバランス感覚を見つけ出さないと、番組自体が終わらざるを得ない状況にまで追い込まれかねない。

(倉野尾 実)

米国人女性、美容のために飼い犬の尿を飲む

 世の中には、飲尿療法なるものを実践している人がいる。飲尿健康法ともいい、文字通り、尿を飲んで病気を治したり、健康を維持したりするというものである。

 排泄物なので“汚い”というイメージがある尿だが、実際は体外に出るまでは無菌で、尿に含まれる成分を飲むことによって免疫力が高まる……というのが、飲尿療法を実践している人たちの言い分である。飲むのは、あくまでも自分の尿で、朝一番に出す尿がいいとされている。

 この飲尿療法、科学的な根拠のない民間療法のひとつなのだが、このたびアメリカ人女性、リン・ルーさんが自身のFacebookにアップした動画には、多くの人が衝撃を受けた。

 その中で彼女が飲んでいたのは、なんと自分が飼っている犬の尿! これにより彼女は、顔のニキビがなくなり、美肌を得ることができたのだという。

 ルーさんは「多くの人が私に聞くの。どうして私がそんなにきれいなのか、そんなに化粧が完璧なのか、自然な輝きを保っているのかと」と話すと、連れていた犬の股間にコップを当て、犬の尿をそこに入れていった。

 コップいっぱいの尿がたまると、おいしそうにそれを飲み干し、こう言った。

「犬の尿を飲み始める前、私は落ち込んでいて、みじめで、ひどいニキビがあったの」

 ルーさんによると、犬の尿にはビタミンAとE、さらにはコップ1杯当たり10グラムのカルシウムが含まれており、がんを治すのに役立つこともあるのだという。

 ルーさんがどんなきっかけで犬の尿を飲み始めたのかは不明だが、人の飲尿療法の効能でさえ科学的に実証されていないので、ルーさんが言う効能も、まだ実証されていないものと思われる。

 大人になってからのニキビの原因には、ホルモンバランスの崩れや食生活の乱れ、睡眠不足、ストレスなどが挙げられる。犬の尿を飲む前に、まずはそれらを改善したほうがいいのでは?