今週の注目記事・1
「ドン・ファン妻を操るイケメン弁護士とタカリ記者」(「週刊文春」6/28号)
「ドン・ファンしか触れない『金庫の中身』がカラだった!」(「週刊ポスト」7/6号)
「『紀州のドン・ファン』一族の親族会議」(「週刊現代」7/7号)
同・2
「安倍昭恵夫人独演会『私は変態コレクター』」(「週刊文春」6/28号)
同・3
「10年以内に『巨大地震』が来る場所」(「週刊現代」7/7号)
同・4
「天災と人災に揺れた『大阪大地震』」(「週刊新潮」6/28号)
同・5
「下重暁子『夫婦はしょせん他人。期待するから腹も立つ』」(「週刊現代」7/7号)
同・6
「食べてはいけない『国産食品』実名リスト」(「週刊新潮」6/28号)
同・7
「シンゾー・アベは220兆円のATMか」(「週刊文春」6/28号)
同・8
「キャバクラ豪遊栄和人監督を更迭 谷岡学長掌返しの理由」(「週刊文春」6/28号)
同・9
「元NHKアナが出廷 泥沼の『W不倫』訴訟」(「週刊現代」7/7号)
同・10
「名医はこんな『健康食品』『サプリ』を使っている」(「週刊現代」7/7号)
同・11
「副作用が新たに見つかったあの有名薬 全実名リスト」(「週刊ポスト」7/6号)
同・12
「『照明上手な家』で元気になる」(「週刊文春」6/28号)
同・13
「新幹線のぞみに飛び込んだ52歳介護士の“動機”」(「週刊文春」6/28号)
同・14
「『蓮池薫さん』『ヘギョンちゃんが言わされた「横田めぐみさん死亡」は嘘だ』」(「週刊新潮」6/28号)
同・15
「デリケートだった『眞子さま・小室母子』の秘密会談」(「週刊新潮」6/28号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
今週は各誌目玉記事がない。そこで順位なしにする。
まずは新潮から。秋篠宮佳子さん(26)が英国留学を終えて帰国した。皇室一のフォトジェニックの帰還に、待ってましたとばかり、週刊誌のグラビアページに佳子さんの笑顔が溢れている。
ことのほか仲のいい姉の眞子さんも、うれしさを隠せないようだ。そこで「あの問題がどうなるのか」、週刊誌の関心はそこにある。
佳子さんは、小室圭さんと初めて会ったときから、あまりいい印象を持っていなかった、「うーん、どうかな?」(文春・宮内庁関係者)。
「眞子さまにとっても、小室さんとの関係を見直し、お気持ちを振り切られるいい機会になるはずです」(新潮・事情を知る関係者)
どうやら、佳子さんも小室圭との婚約は破棄したほうがいいという考えのようだ、というのである。ほんとかな? でも佳子さんて、かわいいね。
お次も新潮。16年前に北朝鮮から帰って来て、現在は新潟産業大学で准教授を務めている蓮池薫氏(60)が、横田めぐみさんの生死について新潮で発言している。
蓮池氏は、87年から94年までめぐみさんと同じ平壌郊外・太陽里の招待所で暮らしていて、娘のヘギョンちゃんとも親しかった。めぐみさんは病院に入るためそこを去ったが、ヘギョンちゃんはそこに一定期間いたし、帰国する間際まで断続的にヘギョンちゃんと交流があったから、もしめぐみさんが亡くなっていれば、ヘギョンちゃんは自分に話したはずだというのである。
安倍首相が3選を有利にしようと日朝会談に前のめりがだが、彼が懸念していることは、これまで北朝鮮が提示してきた8人死亡、4人未入国という報告書を覆す確証がない状態で訪朝すべきではない、被害者返還のメドもつかないままの訪朝は断じて避けるべきだと、苦言を呈する。
めぐみさんの父親の滋さんは認知症が進み、体調も思わしくないようだ。早い決着が望まれるが、拙速はいけない。
新幹線がご難続きだ。6月14日、博多発東京行きの山陽新幹線「のぞみ176号」が博多から小倉間を走行中、ドンという音とともにボンネットに人が接触した。
小倉駅に到着した時、駅員がこれを発見したが、なぜか報告せず、小倉駅を出た新幹線とすれ違った別の運転手が発見、指令室に連絡して、新下関駅でようやく運行を止めた。
JR西日本が点検を行い、破損した先頭部のカバー内に腕など遺体の一部らしきものを発見した。
接触場所には男性の両足や衣服が発見された。高架下に設置された点検用梯子を上り、線路内に侵入したと思われる。
現場付近にあった軽乗用車には身分証明書が残されていた。福岡県直方市在住の52歳の介護士で、家族間のトラブルで悩んでいたといわれる。
4万人の乗客が影響を受けているので、賠償金は8,000万円以上になるそうである。どんな事情があったのかわからないが、迷惑な話である。
だが、こんなに簡単に新幹線の線路内に入り込めるというのでは、テロリストに狙われたら大変なことになる。
東京五輪前に対策を考えなくてはならないはずだが、難しいようだ。
文春の「照明上手な家で元気になる」という特集が面白い。概ね日本人は日中に浴びる「光」が足りないそうだ。
そのために認知機能障害やうつ、糖尿病、高血圧、夜間頻尿、肥満など、さまざまなリスクが高まる危険があるという。
光を浴びないことで認知症になるとは知らなかった。中でも、光には七色混じっていて、その中でも波長の短い青い光が、とりわけ目の奥に届きにくくなるそうだ。そうすると、健康が損なわれるというのである。
また日中、光を浴びないと睡眠ホルモン・メラトニンが十分に分泌されないので、不眠や頻尿になるという。
それと同時に、夜はなるべく明かりを強くしないで、寝るときは暗くして寝ることが大事だという。
真っ暗にした部屋で寝ていた人に比べ、豆電球ほどの約9ルクスの明かりで寝てた人は、肥満の割合が約1.9倍も多いそうだ。
原稿など書いている場合ではない。外に出て神田川のあたりを散歩しに行こう。さっき買った豆大福と冷えたペリエを持って。
このところポストと現代は、薬の話の特集が多い。だが、これを読んでいると、何を飲んでいいのかわからなくなるし、先週の現代の「名医が飲んでいる薬」ならまだいいが、サプリとなると、広告費をもらえばいいのにと思う。
これほどサプリの名前を出してやれば、宣伝効果抜群で、発売元は大喜びであろう。どうもそのあたりが気にかかるのだが。
ポストは、有名な薬にも、発売後に副作用が見つかると、その旨を説明したものを同封しなくてはいけないのだが、それが徹底されていないと報じている。
たとえば、私もよく飲んでいるロキソニンは、口、手足のしびれ、蕁麻疹、冷や汗が初期症状で、次第に脈が弱くなり、急激に血圧が低下し、放置するとチアノーゼ反応が出たり、意識を失う場合があるという。
大変な副作用だ。私は長年飲んでいるが、そうした症状は出たことがない。
これも飲んでいる糖尿病の薬ジャヌビアは、身体にアザができたり、出血が止まらなくなる。ケガをしていないのに出血したり全身に赤い水膨れができるそうである。
確かに重篤な副作用があり、体力や免疫力が低下している高齢者が飲むと危険なようだ。
そうならば医者なり薬剤師が注意を喚起するべきであるが、市販薬の多くは何の説明もないまま購入できてしまう。
だが、ポストが書いているように、「医薬品はリスクを上回る利益がある場合に使用される」のだから、あまり神経質になる必要がどれだけあるのかという疑問もある。
こうした特集を読んで、必要以上に神経質になる人間もいるだろう。知らぬが仏という諺もあるように、生半可に知り過ぎると、かえって健康を害するのではないかと心配になる。
現代は、医者が使用している健康食品やサプリを、実名をあげて紹介している。
たとえば、血液をサラサラにするナットウキナーゼは「エヌケイシーピー」(大和薬品)「ナチュラルスーパーキナーゼII」(日本生物科学研究所)、DHA・EPAは「大正DHA・EPA」(大正製薬)「きなり」(さくらの森)「コスモDHA500」(ダイトー水産)というようにである。
ここでもグルコサミンやコンドロイチンは、医者たちは「効果がない」と考えているから、一つも出ていないが、ほかの健康食品やサプリでも、はっきりした効能がわかっていないものも多くあるはずだ。
それにサントリーのセサミンなどは大宣伝しているが、効能はともかく高い! 高すぎる! こうした特集に、私は懐疑的である。よってこれ以上紹介はしない。
現代のコラムに、NHKの元アナウンサー村上信夫氏(64)が、氏とW不倫の関係にあった50代女性の夫から、不倫の慰謝料1,000万円を払えと訴えられて、裁判になっているという記事がある。
村上は『おはよう日本』や『ニュース7』などの司会をやり、エグゼクティブアナウンサーにまでなった。
12年にNHKを退局してフリーになり、今も現役で頑張っている。現代によると、村上と不倫相手のA子が出会ったのは16年7月だという。
夫婦関係に悩んでいるA子の相談に乗るうちに男女の仲になってしまったそうだ。
法廷で村上も不倫の事実は認めている。老いらくの恋が高い代償を払うことになりそうだ。
ところでパワハラ問題で逃げ回っていた栄和人氏が遅まきながら6月17日、会見を開き、しおらしく伊調馨と田名部力コーチに謝罪した。
その後は谷岡郁子学長らと全日本選手権を観覧席で談笑しながら見ていたという。
だが、数日後の17日、その志学館大学の谷岡学長自らが、栄氏を解任すると発表したのだ。
いったい何があったのか。謝罪会見の夜、FLASHが、東京・錦糸町でキャバクラ譲と鉄板焼き屋で食事をし、そのキャバ嬢の店で、一本数万円のシャンパンを開けてどんちゃん騒ぎをしていたことをスクープしていたのを知り、発売前に切り捨てたのである。
現役の選手たちは、試合の前に計量があるため、前の日はろくに食事も摂れない。それを監督ともあろう者が、キャバ嬢と遊びほうけるとはと、谷岡は激怒したのであろう。
しかし至学館の栄の元教え子は、「そもそも監督を増長させたのは学長です」と、同じ穴の狢であることを指摘している。栄を切るならお前も学長を辞任したらどうかという声はOBだけではなく、学内からも澎湃と沸き上がっているようだ。
さて今日は寝不足の方も多いことだろう。私もサッカーW杯の日本とセネガル戦を見て、寝たのは2時半を過ぎていた。
今朝のワイドショーでは、各地のサポーターたちの大騒ぎを放送していた。確かに点を取られては取り返すスリリングな展開は、前評判が悪かっただけに、日本選手の頑張りが目立つ試合だった。
中でも本田圭佑には「消えてくれ!」という批判まであり、セネガル戦後には、「本田さん勘弁して」というサポータからの詫びもあった。
私は、そうした気分とは程遠いところから試合を観戦していた。日本が負けるところを見たかったのである。
嫌いなのだ。日本を応援しない奴は非国民というような全体主義の空気に染まるのが。
なでしこジャパンという女子サッカーの時も、毎回見ていたが、それは負けるところをこの目で見たかったからであった。
普段はJリーグのサッカーなど見ない人間が、世界という舞台に出るといきなり日の丸を背負って、ニッポンチャチャチャとなる。
こうした神経が私には理解できない。日本の実力など知れたもの。いつどうやって負けるかを楽しみにしている人間が一人ぐらいいてもいいだろう。
28日のポーランド戦も、日本が負けるシーンを見るために起きていたいと思っている。
さて、トランプと金正恩の首脳会談の評価は、「勝者は間違いなく金正恩だ」(ニューズウイーク日本版)と定まりつつあるようだ。
後ろ盾に習近平とプーチン、文在寅まで自分の支援者にした金正恩に、トランプもしてやられたということである。
そんな動きに大慌てしているのが安倍首相だ。会見でトランプが拉致問題を金に話したといい、金側は、拉致問題は解決済みといわなかったと報じられると、これこそ国民にモリ・カケ問題を忘れさせる好機だと、日朝会談に前のめりになってしまった。
金正恩に会えたはいいが、残念ながらその人たちは今はもういないといわれたら、どうするつもりなのだろう。物事は、トランプのように拙速では事を仕損じるのだ。
トランプには北朝鮮の非核化を監視するためのカネは日本と韓国が出せといわれてしまった。
文春によると、「非核化プロセスへの経済負担は一兆五千億円とも二兆円とも言われていますが、その後の平和維持を考えたら北朝鮮への経済援助は不可欠になる。それらをトータルした朝鮮半島の平和維持費用は十年間で二兆ドル(約二百二十兆円)かかる、という試算があります」(ワシントン特派員)。
さらに防衛費をGDPの約1%からNATO諸国並みの2%に倍増しろ、アメリカから戦闘機や空母を買えと要求されているのである。
日本はアメリカのATMでしかないのだ。トランプのポチ安倍は、それに異を唱えることもできない。
早く安倍を引きずり降ろさないと、国民の懐はすっからかんになり、今以上の借金大国になること間違いない。
新潮が連載している「食べてはいけない国産食品実名リスト」は、新潮いわく「大反響を巻き起こしている」ようだが、今週はカップラーメンにいかに多くの塩が使われているかという特集である。
食塩に関しては、15年に厚労省が出した「食事摂取基準」というのがある。男性は一日8グラム未満、女性は7グラム未満である。
だがこの表を見てぞっとする。堂々の第1位に輝いたエースコックの「一度は食べたい名店の味PREMIUM ど・みそ 特みそこってりらーめん」の「食塩相当量」はなんと9.9グラムである。
2位も堂々エースコックの「みんなのテレビ×スーパーカップ1.5倍 森本稀哲考案 濃厚煮干醤油ラーメン」が8.6グラム。
でも、最下位にあるサンヨー食品の「サッポロ一番 カップスターしょうゆ」だって5.1グラムもある。
高血圧などで塩分を制限されている私のような者は、カップはもちろん、ラーメンを食べてはいけないということである。わかっちゃいるけどね。
プレジデントオンラインが、渡部直己という文芸評論家で早稲田大学文学学術院教授が、教え子に「オレの女になれ」といったと、学内で大きな問題になっていると報じている。
しかも「被害女性が早稲田大学のハラスメント防止室に提出した『苦情申立書』によると、女性は渡部直己教授からハラスメントを受けた後、コースの主任だった男性教授に相談を持ちかけたが、『現代文芸コースがつぶされてしまうかもしれないので、口外しないでほしい』と口止めを受けた」というのである。
渡部のセクハラは以前から有名だったが、それを知っていながら、早稲田大学は「早大の女性教員によると、このコース主任だった男性教授とは別の男性教員も、この問題を事前に把握し、周囲に口止めを求めていたことがわかった」と、もみ消しを図っていたというのである。
呆れ果てた話だが、プレジデントの取材に渡部はこう答えている。
「――発言は、男女関係になってほしい、という意図だったのか。
『そうではない。付き合ってくれという意味じゃないでしょうか。付き合うというか、卒業してもこうやって指導できたらいいということ』
――付き合うと指導は別のことでは。
『教師として不適格かもしれないが、相手が生徒であることをすぐ忘れてしまう。過去にそういう事例があったかは学校に説明します』
――今回の行為を問題だと考えているのか。
『教師としての資格はない。学校の処分を待って、身を処したい』」
渡部は60代半ば。いい年をしてとは思うが、学内の悪質なセクハラは、取材すればまだまだいろいろなケースが出てくるはずだ。
私は下重暁子という女が嫌いだ。一度、競馬場ですれ違っただけだが、あんたは何者? 私のそばにお寄りでないよ! というオーラが充満していた。
『家族という病』という本も読んだ。いっていることは概ねわかるが、こういう女性とはひと時でも一緒にいたくないと心底思った。
今82歳になるそうだ。その彼女が、講談社のα新書から『夫婦という他人』というのを出した。
そこで現代が、提灯インタビューを掲載している。そこで下重はこういっている。
「私には45年も共同生活をするつれあい(夫)がいますが、お互い、自分のために何かしてほしいと相手に期待したことなんて一度もありません。
約束したわけではないけれど、それぞれのすることに干渉しないのです。そもそもお互いのこともよく知らない(笑)。
じゃ、なんで結婚したかっていうと、二人で暮らしたほうが一緒にお酒を飲むのにも便利だから、それだけですよ。(中略)
そもそも、夫婦関係って自立しながらも適度な距離を保った『平行線』であることが望ましい。周りから『結婚しているのかしていないのかわからない』と思われるくらいがカッコイイと思っています」
この言葉を批判したくて引用したのではない。こんな当たり前のことをわざわざ偉そうにとうとうと述べる神経が、私には理解しがたいのだ。
夫婦は他人。そんなことはあんたにいわれるまでもなく、嫌というほど実生活で経験している。
彼女や曽野綾子などという女性と、どうしたら長年一つ屋根の下で暮らせるのか、私にはその方がよっぽど不思議で興味がある。
長年暮らしてきたつれあいに(三浦朱門氏は亡くなってしまったが)、下重という他人との同居生活でも書かせてみたら、その方がよっぽど面白いと思うのだが。
佐藤愛子、林真理子、こうした女性と暮らせる男を私は尊敬する。
閑話休題。6月18日朝、大阪を襲った震度6弱の地震は阪神淡路大震災ほどではなかったが、死者と多くのケガ人を出した。
新潮は、阪神大震災の教訓は生きたのかを検証している。一番心配なのは、熊本地震の時のように、今回が本震ではなく「前震」ではないのかということだ。
東京大学地震研究所の酒井慎一准教授は、「今度の地震は、有馬・高槻断層帯の付近が震源だと見られていますね。仮にそうだとすると、近くを通る上町断層帯などに活動が伝わり、その断層帯を震源とした本震が、これから発生する恐れがないとは言えません」と、不気味な予測をしている。
火災は7件起きたが、大阪ガスによると、87年から10年かけて、各家庭に「マイコンメーター」を設置しているので、震度5程度でガスが止まるようになっているそうである。
日本一の高層ビル「あべのハルカス」の揺れはどうだったのか。最新技術を取り入れた耐震構造になっているため、物も落ちず、「クルーズ船に乗って、『揺れているなあ~』っていう程度」(37階の事務所にいた女性)だったようだ。
しかし、エレベーターが全部止まってしまったので、上の階の人は階段を上ったそうだ。
今回の地震は、これから30年以内に必ず起こるといわれている「南海トラフ地震」の前触れではないかという声も多いという。
6月7日に土木学会が弾き出した被害の額は途方もないものであった。地震と津波によって被る経済的損失は20年の長期に渡り、総額は1,410兆円を下らないというのである。
日本沈没が現実になる日が来る。そのことをしっかり頭の中に入れて、政治をどう変えていくのか、東京一極集中型をどう変えていくのか、難問を一つづつ解決していかなければならないはずである。
現代は、今回の大阪を含めて、西日本で直下型地震が連続して起きていることに注目する。16年4月に熊本地震、10月に鳥取県中部地震、18年4月に島根県西部地震、そして今回。
これを「南海トラフ地震」の前兆であると立命館大学の高橋学教授も主張する。
「私は、30年以内どころか、2020年までに起こるのではないかと考えています。ユーラシアプレートの端の端である紀伊半島まで動き始めているのは、重大な前兆です」
災害や事故は、常に最悪のシナリオを考えて対処しておかなくてはいけないことは、福島第一原発事故で思い知ったはずである。
何もしない国に対して、われわれが働きかけ、動かさない限り、現状は変えられない。ましてや未来を変えることなど、今のお粗末な政治屋たちにできるはずはない。
ところで朝日新聞6月21日付で、出版界の取次制度について触れている。
「配送コストの上昇に苦しむ出版取り次ぎ大手4社が、出版社に追加負担を求め始めた。出版物の売り上げは一般に出版社(著者含む)70%、書店20%、取り次ぎ10%の割合で分配されてきた。だが最大手の日販は最大で4ポイント程度、増やすことを出版社に要求。全国津々浦々へ大量の本を一斉に届けてきた出版文化が岐路に立つ。(中略)
雑誌については、出版社は取引金額の0.55%を『運賃協力金』として負担してきたが、日販はこれも0.85%、トーハンは最大1%程度まで引き上げることを打診しているという。
配送コストの負担が重くなった背景には、物流の人手不足に加え雑誌不況の影響がある。雑誌が売れた時代には、連日の発売日に合わせて大量の雑誌を一斉に全国の書店に届ける際、『ついでに』送ることで書籍の配送コストを吸収してきた。だが2年前に書籍の売り上げが雑誌を逆転。出版流通の仕組みが機能しなくなり始めた。
配送コストの上昇は取り次ぎの経営を直撃。日販は今年3月期決算で、創業以来初めて取次業で5億6千万円の赤字を出した。トーハンも5年ぶりの赤字になった。取り次ぎの要求に応じれば、年間1億~2億円の追加負担が生じる大手出版社もあるという」
取次が潰れれば日本の出版界は壊滅する。日本型出版流通の形がもはや限界にきていることは周知の事実である。
これを見ないふりをしてきた大手出版社も、こうなっては根本から本の流通をどうするのか、考えないわけにはいかない。
ついに来るとこまで来た。これを切り抜ける術はもはやない。そう私は考えているのだが。
森友学園の国有地取引をめぐり、会計検査院が追加検査を行っている。国会に提出した中間報告では、「改ざんした決裁文書を検査院に提出した財務省の行為は、会計検査院法に違反すると明言」(朝日新聞6月21日付)している。
財務省の調査報告書によると、交渉記録には安倍昭恵の名前が14回も登場する。昭恵の関与は明確だが、ご当人はそんなことをとっくに忘れたかのように、6月14日、スピリチュアル界では有名な三宅マリ氏と産婦人科医の池川明氏のトークショーにサプライズゲストとして登壇して、こんなことをしゃべっていたと文春が報じている。
「フェイスブック等にも、私いっぱい批判を書かれたりしました。(中略)『無視しなさい』って主人にも言われるんですけど、私はどうしてそんなに会ったこともない私のことを批判してくるんだろう。すごく不思議で」
批判する人間にも返事を返すという。近所の人間からも批判され、ストーカーみたいだと怖かった人間がいたが、やりとりをしているうちにわかり合えたそうだ。その人間が一連の森友学園問題が起きている時に絵本を自宅に届けてくれたという。
「やはり彼もいじめられた経験が過去にあったみたいなんですけれど、私が批判されていじめられて見えるのを彼はすごくわかってくれて、かわいそうに思ったみたい」
森友学園問題に関与していたことを批判されたのに、彼女は「いじめ」を受けたと捉えているようだ。「いまだに反省していない何よりの証拠だろう」(文春)。
彼女は自分のことを、ある若い男性から「変態コレクター」と呼ばれたことも明かしている。変態とは籠池森友学園前理事長のような人を指すらしい。
6月19日に加計孝太郎理事長が急きょ開いた記者会見はひどかった。だがそれにも増して情けなく思ったのが、記者たちの質問だった。2時間前、それも地元の記者しか入れないというふざけた会見だったとしても、核心を突く質問が皆無だったのは、この国のメディアの劣化もさらけ出してしまった。
加計の部下が事を前に進めるために総理の名前を出した、申し訳ないで済む話ではない。加計も教育者の端くれならば、責任をとって理事長を辞任するのが当然である。自分の学校の生徒が、「嘘つきは加計の始まり」と詰られてもいいのか。そう問うべきであったはずだ。
腹が立って東京新聞の望月衣塑子さんへメールしたら、こんな返事が返ってきた。
「ドンファンの彼女にはあんなに張り付くのに、かけはなんで張り付かないのとよく言われます。本当にそう思います。マスコミがもっと勇気を持たないといかんですね」
さてそろそろ食傷気味の紀州のドン・ファン怪死事件だが、予想に反して、警察の捜査は難航しているようである。
警察は、野崎氏の会社をガサ入れして、経理の帳簿や野崎氏しか開けられない金庫の中身(封筒しかなかったようだが)を持っていったそうである。
若い妻と家政婦だけではなく、第三者の犯行の可能性も探っているのだろうか。
文春は、野崎氏と親しく、本のゴーストライターもやっていたフライデーの記者が、野崎氏からかなりのカネをもらっていたと報じている。
野崎氏の葬儀を取り仕切り、取材に来る女性記者に「何が知りたいの? ホテルはどこ? 今からの飲みに行く?」など、セクハラのような言葉をかけていたともいう。
最初は件の記者に頼っていた若妻も、自分を利用しようとしていると不信感を持ち、遠ざけるようになったというのである。
それはさておき、野崎氏の会社の従業員が警察から「解決には1~2年はかかりそうだ」と聞いたと話している。
現代は、妻が弁護士をつけて、プライバシーよりも遺産相続を早くしたがっていると報じている。
野崎氏の従兄弟がこう話している。
「この段階であの妻が弁護士をつけて遺産の話をするのは、焦っている証や。夫の幸助さんが亡くなってまだ1カ月も経ってないんやで……。普通では考えられんわ。しかも第一発見者やろ。もしあの妻が犯人なら遺産相続の権利は無効になる」
野崎氏は「異母兄姉」だそうで、上の兄姉とは母親が違うため、兄姉とは疎遠だったという。
野崎氏の父親が死んだとき、母親はかなりのへそくりを可愛がっていた幸助氏にやり、それを元手にして金貸しをやって大金を稼いだそうで、親族の中にも複雑な思いがあるようだ。
警察は、債権者のファイルも持っていって、恨みを持っていた人間も洗い出すつもりのようだが、長期戦は必至のようである。
どうやら他殺には間違いがないようだが、覚せい剤で死に至るまでには非常な苦しみがあるという。
七転八倒したことは間違いないのだろうが、不思議なのは、発見されたときはソファに座っていて、死後硬直が始まっていたということである。
苦しんだ末に死んだのならば、自分で座るわけはない。誰かが床に倒れている野崎氏を抱え上げて、座らせたのだろうか。
どちらにしても、妻と家政婦のほかに、もう一人誰かがいたことは間違いないようである。
下手な推理小説よりも複雑な事件のようだ。
【巻末付録】
現代からいこう。「独占官能撮り下ろし 『ポスト壇蜜』のWヒロインを初公開 行平あい佳 杉山未央」。壇蜜のような不思議な色気を持った女性は、いそうでいないものだ。この2人もいい子だが、そうした雰囲気はない。
「極上Hカップ・ヘアヌード 渡辺万美」。たしかにデカい! 袋とじは「過激すぎて封印された未公開カットを厳選 杉本彩 『花と蛇』秘蔵フォトBOOK」。団鬼六のこの小説は、官能小説の最高峰といってもいいだろう。
これまでも何度か映画化されてきた。杉本彩の作品も悪くはないが、官能度という点ではさほどのものではない。だが、迫力のある肢体ではある。
ポストは、「水も滴るイイ女」。西村知美、高木澪、キューティ鈴木などが「濡れている」。
袋とじは「セクシービデオの世界」。限りなくAVに近いのだが、本番はないギリギリの官能の世界とある。
わかるような気がするが、あまりじらさんと……といいたくなりますな。
今週はやや企画力で上回ったポストに軍配をあげようか。
(文=元木昌彦)