韓国編後半で意外なゲスト登場!『孤独のグルメ』肉の食べごろはいつなのか問題

『孤独のグルメ Season7』(テレビ東京系)は、引き続き韓国編。前回はセルフビビンパを楽しんだ井之頭五郎(松重豊)だったが、今回は待ってましたの焼肉。Season1から各シリーズごとに必ず1回は登場する(ホルモン焼き含む)ド定番人気メニューだが、本場はもちろん初。

 今回は韓国らしく、でかい肉をハサミで切り分けられつつも「おあずけ」に苦しむ五郎の姿が。第10話「韓国ソウル特別市の骨付き豚カルビとおかずの群れ」。

(前回までのレビューはこちらから)

■朝から「立ち食いそば」感覚でトッポギ

 韓国滞在2日目の朝。朝からやってるトッポギ屋台を発見。

 仕事前のサラリーマンやOLがさっと食べてさっと出て行く様子は、五郎の言う通り「日本の立ち食いそばみたいな感覚」のよう。

 トック(うるち米でできた長細い餅)をコチュジャン(唐辛子味噌)や砂糖で甘辛に炒めたものを熱々でいただく。

 どちらかというと甘めな印象だが、五郎が食べたものはなかなか辛いようで、魚のすり身らしき具も入っている。

 続いて揚げたてのティギム(天ぷら)も追加。イカやさつまいもに混じってキムマリ(春雨海苔巻き)の天ぷらもあり、五郎も気に入った様子。

 水を飲もうと迷っていると、隣で食べていた若者が「おでんのスープと一緒に召し上がるといいですよ」と紙コップにオデンの汁だけよそって手渡してくれた。原作のハードボイルドと違い、ドラマの五郎はかまってあげたくなる。

 あちらのおでんの具は波打つように串に刺された練り物がメインで、スープを紙コップで飲むのも定番のよう。

 どうやら練り物自体を「オデン」と呼ぶようで、前回のビビンパの回も、甘辛いタレにまみれた小粒の「オデン」がおかずの一品に混ざっていた。

 ちなみに、ベースとなる料理は以前からあったとの説があるが、「おでん」という名前は戦時中の日本統治下で広まったものらしい。釜山では以前は「カントウ」と言い、これも関西の「関東炊き」からきているという。

 

■襲い来る「おかずの群れ」

 無事、午前中で仕事も終え、ソウルで昼飯の店探し。

「朝、屋台飯だったからガッツリしたものを(腹に)入れたい」と五郎は力んでいたが、朝からトッポギと天ぷらは、なかなかに「がっつり」だと思う。

 そんな筆者の気持ちなど伝わるわけもなく、「がっつり系 ガツンと響く ソウル飯」と街角で一句詠みつつ店を探す俳人・五郎。

 そして見つけた庶民的な焼肉店。さっそく入店し、隣席で食べている肉を指差したりジェスチャーを交え「デジカルビ」と「白米」を無事注文。独自の愛想を振りまいたからか「面白い日本人だな」と客に笑われるが、気にしない。

 注文後すぐ、前回の全州の店と同じく、オーダーしてないキムチやナムルなどのおかず(パンチャン)が何皿も運ばれてくる。五郎も驚いていたが、これは韓国では普通のことで、さらに基本おかわりもできて無料(というかメインの料理に「込み」)。今回も11皿がずらりと並ぶ、まさに「群れ」。『修羅の群れ』の主演は松方弘樹だが、「おかずの群れ」の主演は松重豊。

 さっそくテンジャンチゲ(味噌チゲ)から「群れ」退治。

「ご飯と汁があれば、あとの全てはおかずとして向こうに回し、定食が完成する」

 いつものように哲学しながら汁をすする。「毎日飲みたい」ほどちょうどいいらしいチョイ辛味噌汁。

 続いてニラ・ネギ・白菜の三種キムチ。一皿ずつしっかり量がある。

 白菜キムチは(前回もそうだが)一枚のまま切っておらず、こういう本場感がうれしい。

「キムチって漬物ではなくて一つの『道』、『教え』のような気がする」と悟りを開き、わしわしと音を立て「教え」を味わう賢者・五郎。

 続くケジャン(ワタリガニの辛い漬物)もうまそうだったが、マヨネーズで和えたリンゴのサラダに妙に惹かれた。給食で食べた淡いマヨネーズ味の和え物に野菜のほかリンゴやパイナップルが入っていた記憶があるが、これと関係があるのだろうか。

 昔は韓国で「サラダ」というと、とにかくマヨネーズで和えたものだったらしく、定番の味らしい。

 

■原作でも食べていたチャプチェ

 そして、主役のデジカルビが登場。骨が付いたままの豚のあばら肉をでかいまま1枚、網全面に広げ焼けるのを待つ。デジモンの「デジ」はデジタルだが、デジカルビの「デジ」は豚だ。

 焼いてる間に、「群れ」のチャプチェ(春雨炒め)やワラビナムルでつなぐのだが、目の前に鎮座する肉塊が気になって仕方ない。

 ナムルなどを楽しみつつも「それにしてもこの肉の焼ける匂い、拷問だよ。理性がグラグラしてきた」と、これから食べる肉の匂いに苦しむ五郎。

「このお預け感はハンパない、ああ、犬のように店の中を駆けずり回りたい」

「いや、俺は犬ではない、人として静かに待とう……」

 もはや満月の夜の人狼。チャプチェを食べる時も「小皿で肉食欲を散らすんだ」と自分の中の「野性」を必死に抑え込んでいた。チャプチェに失礼だぞ、五郎。

 ちなみに今回チャプチェに対し「スキヤキの残り物みたいな哀愁があって結構好きなんだ」とも言っていたが、原作漫画では、川崎を訪れた際に初めてチャプチェを食べており、その時は「なんだか翌日あっためなおしたスキヤキのようだ」と発言している。

 

■食べごろ感のズレが気になる

 ようやく店員が肉をハサミで切り分けたので、「(食べて)オーケー?」と聞くも、「もう少し」とお預けをくらう。

「まだなの?」「あーもう自分で焼きたい」爆発寸前の五郎。

 仕方なく、焼ける間に今度は海苔の和え物を食べて気を紛らわす五郎だが、美味しく味わいながらも正直「肉が気になって味がようわからん」と、もうノイローゼ状態。

 ちなみに筆者も、店員が焼いてくれるタイプのサムギョプサルの有名チェーンに行った時、よくこの感情を抱く。

 個人的な食べごろ時に箸を伸ばすと、もう少し焼いてと静止されてしまうのだ。そうしているうちにジューシー感はピークを越え、水分が減った感じ(ウエルダン)になって初めて「許可」が降りる。あちらではカリカリ感が大切なようで、余分な油をしっかり落とす意味合いもあると思われるが、「食べごろ」感のズレを感じる。

 

■豚肉だけでなく牛肉も

 そして、ようやく店員から念願の肉解禁サインが。

「うまいなあ……」

「おあずけ」を経た胃袋に染み渡る肉の美味さに溺れつつも、付けダレをひと舐めし「ん? ちょっと酸っぱいんだ」と分析する冷静さも持ち合わせているのはさすが。

 あとはただ力一杯味わうだけ。ご飯とともにグイグイ流し込む。

「力強い肉だ。待ちに待った俺をドーンと受け止める、ガッツリ系の最高峰」

「最高! 口がはしゃぎ、喉が喜び、胃袋が踊り狂っている」

「幸せだ。幸せ者とは、まさに今の俺のことなんだろう」

 一番うまいとされる骨の周りの肉も幸せそうに噛み剥がす。

「俺は今、ソウルの黒豹だ」

 勇ましい発言をした直後に勢い余って肉を落としてしまい「俺は黒豹失格だ」と即野獣引退。とにかく楽しそう。

 これで終わりかと思いきや、となりの席に運ばれてきたチャドルバギ(牛カルビの薄切り)を見て、またしても「同じやつください」戦法で追加注文。同時に半ライスも。

 ここでもやしナムルの小皿を完食するも、すぐさまおかわりが勝手に出てくる。五郎いわく「ナムルのわんこそば」。幸せなシステム。

 チャドルバギはデジカルビと違って軽く焼くだけでいいという。厚みの違いもあるが、やはり牛だからだろうか。

 脂身多めのスライス肉を次々と成敗。ごま油と塩を付けて「日本の焼肉屋の今は亡きレバ刺しの食べ方」と故人を偲ぶ。

 次は肉に味噌と白米を巻いて。牛肉と味噌と米。合わないわけがない。

「味噌、酸っぱいタレ、ごま塩。俺の胃袋に肉を放り込ませ続ける最強のトライアングル」

 原作の川崎焼肉回の名文句「うおォン、俺は人間火力発電所だ」を思い起こす食べっぷり。完食するとおかわりが来ちゃうからと「おかずの群れ」は残しつつ、完食。

 終わり際、肉でなく焼き魚定食を食べる酒好きの常連客が登場したのだが、クレジットを見たら『デュエリスト』(2005)や『M』(07)の監督イ・ミョンセ。韓国映画ファンにはうれしいサプライズ。

 そして前回はなかった原作者・久住昌之が同店を訪ねるコーナー「ふらっとQUESUMI」で、ついに久住がソウルへ。

 久住は五郎の頼んでいないサムギョプサルを食べていたが、こちらはあまりカリカリに焼いていなかった。焼く人次第で違うのだろうか?

 得意の、お酒を違うものに例えるくだりでは、マッコリを「牛乳」「コリアンミルク」と表現。このくだりは、ウザがられてもしつこく毎回やってほしい。

 今頃日本人観光客で賑わっているのだろうその店名は「チョンチョムスップルカルビ」。行ける方が羨ましい。

 次回は、千葉市の特製ニンニクスープと生鮭のバター焼き。一瞬何のお店かわからなかったが、いわゆる洋食店。Season7も残りわずか!
(文=柿田太郎)

「男にしてください」の台詞にキュン死しちゃう!? 中小企業の弱さと醍醐味『宮本から君へ』第10話

 クライマックスに向け、新米サラリーマンの大暴走が続く池松壮亮主演ドラマ『宮本から君へ』(テレビ東京系)。情熱だけで人間は、果たしてどこまで突っ走ることができるのでしょうか。宮本の若さに任せた暴走を苦々しく感じている大人たちが、次々とその前に立ちはだかることになります。もう後には戻れない“爆弾小僧”宮本が、真正面から障害へとぶつかっていく第10話を振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 弱小文具メーカーに勤める宮本浩(池松壮亮)は仕事に興味が持てず、付き合い始めた大手自動車メーカーの受付嬢・美沙子(華村あすか)とはエッチした直後に振られ、人生のドン底にいました。さらには大手文具メーカーに勤めるイケメン営業マンの益戸(浅香航大)と営業先でケンカ騒ぎを起こし、反省の意味を込めて頭を丸めたところです。「社会人になって、あまりいいことがない」とこぼしていた宮本ですが、大手製薬会社に納品するクリアファイルの件だけは、まだ諦め切れずにいます。大手製薬会社が正式決定を下すまで、残り1週間。ライバル益戸の勝利が確定している中、奇跡の逆転を目指して宮本は今回も鼻息が荒いです。

 宮本の情熱に感染してしまった先輩の神保(松山ケンイチ)、小田課長(星田英利)の協力を得て、宮本は極秘に新しいサンプルの発注を進めていました。1週間以内にサンプルを完成させなくてはいけないので、綱渡り状態です。ところが、宮本がクリアファイル納品の件をまだ諦めていないことが、仲介業務を請け負っている「ワカムラ文具」の島貫部長(酒井敏也)の耳に入ります。宮本が勝手に新しいサンプルを提出することは、大手製薬会社との間に入っている島貫部長や文具問屋の安達(高橋和也)のメンツを潰すことになります。激怒した島貫は、宮本の上司である岡崎部長(古舘寛治)を電話で叱責。坊主頭の宮本のことをヤクザ呼ばわりするのでした。

 元はと言えば、タヌキ親父の島貫がクリアファイルの入札価格を事前に益戸に漏らしたために端を発した問題ですが、既得権益の上にあぐらをかく島貫は自分の非を認めるわけがありません。さまざまな利害関係で成り立つビジネスの世界には、ろくに仕事をしていないのに威張っている島貫のような理不尽な輩は大勢います。会社に戻ってきた宮本は、さっそく岡崎部長から会議室に呼び出され、大目玉を喰らうはめに。でも、島貫の悪行にはこれまでも神保や小田課長も散々手を焼いてきたのでしょう。2人して、宮本を庇うのでした。中でもほっしゃん演じる小田課長のこの言葉が泣かせます。

小田「上に立つ人間が、部下の可能性の間口を狭めてどないするんすか。取り引き停止のひとつやふたつ、どないでも穴埋めできますから」

 会社勤めを経験している人間なら、仕事ができる先輩に一度は言われてみたい台詞ですね。会社って、いくら大企業に就職できても、配属先の先輩や上司がサイアクな場合はどうにもなりません。むしろ地獄です。その点、宮本は本当に上司や先輩に恵まれています。思わず目頭が熱くなった宮本は、「……続けさせてください」と岡崎部長に声を震わせながらお願いするのが精一杯でした。実はこの台詞、新井英樹の原作コミックにはないひと言です。架空の人物であるはずの宮本浩が憑依した池松壮亮の口が、自然に動いたものではないでしょうか。

 会議室での熱いやりとりを、同僚の田島(柄本時生)は耳をそばだてて聴いています。採算の目処が立たない仕事に夢中になっている宮本は大バカ者ですが、そんな大バカ者を小田課長と先輩の神保は懸命にフォローしています。田島は羨ましくて仕方ありません。つまらないはずの仕事を面白い状況に転がし、周囲をどんどん巻き込んでいく宮本は、とても特殊な才能の持ち主のようです。

■宮本の強引すぎる営業スタイルは是か非か?

 結局、岡崎部長はサンプルの件について「OK」とは言いませんでしたが、「絶対に許さん」とも言わずに会議室から去っていきました。小田課長いわく「沈黙は了承や」とのことです。かくして、タヌキ親父の島貫のメンツを潰すことを前提にした新サンプル作成ゲリラチック情熱作戦は続行することになったのです。ところが、ここでトラブル発生。新しいクリアファイルのデザイン版下は用意できていた宮本ですが、すでに押さえていた印刷工場が仕事のキャンセルを言い出したのです。

 親会社から急ぎの大量発注が回ってきたので、イレギュラーでしかも少量のサンプルを仕上げるだけの宮本の注文は後回しにされてしまったのです。印刷工場の社長も申し訳なさそうです。印刷工場の多くは零細企業で、社長が営業と現場の責任者を兼ねていることがほとんどなのですが、そんなカツカツの予算とスケジュールで動いている町工場のリアルさがまざまざと描かれる第10話でした。『宮本から君へ』の原作世界をリスペクトする真利子哲也監督の場合、柳楽優弥&菅田将暉主演作『ディストラクション・ベイビーズ』(2016)のスマッシュヒット以前はインディーズ映画でずっと地道に撮り続けてきたわけです。予算も人材も限られているインディーズ映画の製作現場も、似たようなものです。いくら監督だけが熱くなっても、どうにもなりません。みんなを熱くできなければ、現場は回らないのです。

 宮本が窮地に陥っている一方、ライバルの益戸はいっさい手綱を緩めようとしません。島貫を遠隔操作してクリアファイルの件を宮本に諦めさせようとしていた益戸ですが、さらに念には念をと、クリアファイルの納品を1日早めます。もはや絶体絶命のピンチに追い込まれた宮本。ですが、ここで救いの手を差し伸べる人物が現われるのでした。高橋和也演じる文具問屋の安達です。本来なら島貫同様に仲介を無視した宮本の暴走に怒っていいはずの安達ですが、彼も益戸と島貫のアンフェアなやり口にはカチンときていたのです。そして何よりも、宮本の「僕を男にしてください!」という実直な言葉を粋に感じたのです。ソープランドの店内ならいざしらず、取引先の相手にはなかなか言えない台詞です。「よくぞ、言った。宮本!」とばかりに安達は以前から懇意にしている印刷所を個人経営する飯島(篠原篤)のところへ宮本を連れていくのでした。これぞ、男が男に惚れる瞬間ですね。さすが元「男闘呼組」高橋和也!

 宮本の強引な仕事ぶりに反感を覚える視聴者もいることでしょう。仲介人も印刷工場もそれぞれの立場と事情を抱えて毎日黙々と働いているわけです。そこへ宮本はふいに割り込み、ひたすら頭を下げ続けることでイレギュラーな仕事を押し付けているのです。宮本は自分の思いどおりに仕事ができて満足かもしれませんが、相手は目先の仕事だけでなく職場全体と家族を守らなくてはいけないのです。

 でもですよ。常識ある人間は、常識の範囲内でしか物事を考えることができません。常識の中だけで生きていればリスクを生じる可能性は低いわけですが、新しいものは何も生まれてはきません。縮小再生産を繰り返し、ゆっくりとパワーダウンしていくのを待つだけです。宮本の強引なお願いは、非常識ですが、何か訴えかけるものがあるのです。クリアファイルのサンプルを印刷するだけですから、大した儲けにはなりません。しかし、宮本のギラギラした目を見ていると、「こいつと一緒にいると、何か面白いことが起きるかも」という気にさせてくれるのです。親戚や学生時代にはいなかったような、途方もなく面白そうなヤツに出会える。それが仕事の醍醐味であり、そんな人間関係のネットワークを名刺一枚で築くことが、営業マンの面白さなのかもしれません。

 宮本の面白い人間を呼び寄せ、巻き込んでいく特殊能力は、原作後半ではとんでもない事件を招くことにもなりますが、それはまだしばらく先の出来事です。次回・第11話はサラリーマン・宮本浩としての最大の見せ場が待っています。宮本の熱さに感染した人は、もう見逃すことができません。
(文=長野辰次)

ジョイマン・高木晋哉に降って湧いた“W杯特需”「日本×セネガル」の結果次第で大ブレーク?

 お笑いコンビ・ジョイマンの高木晋哉が、自身のネタに登場する不思議なダンスと、サッカーW杯ロシア大会で、日本の次戦相手となるセネガルの“勝利ダンス”が激似であると言及。お笑い関係者の間では「展開次第では“W杯特需”が生まれるかもしれない」と期待が高まっている。

 先日、セネガルが強敵ポーランドに勝利した際のダンスの映像を、高木が自信のTwitterで公開。自身の代名詞でもある「ナナナナ~」のリズムで踊る姿を重ね合わせて見るユーザーが増えている。

 高木は特にサッカーに詳しい“サッカー芸人”ではないが、まさかの展開に前出関係者は「一発屋芸人の枠で収まっていたジョイマンが、再びスポットを浴びる大チャンスが到来している」と確信。その条件として「日本がセネガルに勝つか引き分けの上で、あのダンスをどう面白く披露してくれるかがポイントになるでしょうね」と話す。

 W杯関連では、本田圭佑選手のモノマネで知られるじゅんいちダビットソンらがイベントや番組に呼ばれる機会が増えているが「ジョイマンも展開次第で、そこに入る可能性は高い」(同)。相手次第なのは寂しいところではあるが、4年に1度の大きなスポーツイベントだけに、どんな展開になるか楽しみだ。

『あなたには帰る家がある』ユースケ・サンタマリアの家族愛に号泣も、“泣き”を引き出す演出がダサすぎ! 

 中谷美紀主演ドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)の第10話が6月15日に放送され、平均視聴率は9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東平均)を記録。前回から1.5ポイントアップしました。

 10話が最終回と思っていたのですが、まさかのもう1話あるという……。やはりネットでの賑わいが功を奏したのでしょうか。その上、ここにきて同ドラマ最高視聴率を記録! この調子でいけば、次回の最終回で2ケタも夢ではない予感が!? 最終回で有終の美を飾るのか、期待したいですね。 

 それでは、今回もあらすじから振り返って行きましょう!

(これまでのレビューはこちらから)

■茄子田の信じられない秘密が明らかに!

 真弓(中谷美紀)が太郎(ユースケ・サンタマリア)と仲良くなっていることに不安を覚える秀明(玉木宏)。行きつけのカレーショップでマスターの圭介(駿河太郎)に相談するも、圭介は「あるわけがない」と否定。その言葉に安心したのもつかの間、なんと真弓と太郎がそろって来店し、いい感じの雰囲気に秀明は動揺する。

 その翌日、朝元気に学校へ向かったはずの麗奈(桜田ひより)が「登校していない」と教師から真弓へ連絡が来る。すぐさま秀明に連絡し、また綾子の仕業かと勘ぐった真弓は、綾子を問い詰めるも「知らない」と言い返されてしまう。すると、そこに、麗奈から連絡が。太郎と綾子の息子・慎吾(萩原利久)と一緒に栃木にある綾子の実家へ向かっていることを知った2人は、気まずい雰囲気を醸し出しながら綾子の実家へと向かう。一方その頃、秀明も太郎の車で栃木へと向かっていた。

 綾子の母親の葬式会場に着いた真弓と綾子だったが、そこに慎吾と麗奈の姿はなく、秀明と太郎と合流し再び探すことに。子どもたちをやっと見つけた4人だったが、そこで茄子田家のある秘密が明かされる。

 夜になり、葬式に参加した茄子田家。参列を済ませ旅館へ戻ると、太郎は綾子に離婚届を手渡し、「飲んでくる」と言ってその場を去っていった。

 そんな太郎を見て、いてもたってもいられなくなった真弓は太郎を追いかける。ベンチに腰掛け、太郎の綾子への一途な思いを聞かされ、涙を流す真弓。するとそこへ綾子が現れ、真弓は見せつけるように太郎へキスをし、「この人を幸せにする」と宣言するのだった、というのが今回の内容でした。

■“笑い”からの“ヒューマン”演出がダサ過ぎる!

 今回は後半全体が見せ場に。慎吾が太郎の子どもではなく綾子の姉の夫の子どもであると綾子が慎吾に伝えるシーンや、太郎が綾子の姉夫婦に慎吾を「うちの1人息子です」と紹介するシーン、太郎が離婚届を綾子に渡し慎吾が太郎と暮らすことを選ぶシーンなど、見せ場が多くて、感動するシーンばかりで、不倫ドラマが急にヒューマンドラマに(笑)。舵きり過ぎだろと思ってしまいましたが、「これはこれで良し」との反応が多く、視聴者は楽しめたようです。

 ただ、前半がコメディードラマ演出なのがすごく残念。確かに、突然映画『タイタニック』の主題歌が流れたり、綾子との珍道中のケンカなど、笑わせてはくれるんですが、後半をヒューマンドラマ演出で泣かそうと思っているのが見え見えで、正直ダサい。そんなことをしなくても、後半の内容だけでも泣けるはず。

 また、同ドラマ全体を考えると、不倫ドラマから始まり、綾子の頭がおかしい行動でサスペンスホラーになり、怖くならないようにところどころでコメディーを入れて、今度はヒューマンに。正直、要素が多すぎてワケがわかんないドラマになっています。なんだか、金曜ドラマの名作を全部ぶっこんで見ました感がハンパない。

 プロデューサーはドラマ放送前に「大人向けの名作を生んできた『金曜ドラマ』を復活させたい」といった旨のコメントを残していましたが、その結果がこれ……。もう、残念でならない。『あなたのことはそれほど』(TBS系)のヒットを考えると、同ドラマも不倫ドラマとして悪くはなく、もう少し視聴率があってもいいはず。しかし、実際2ケタに届かないのは、この点に原因があるかもしれません。

■太郎の家族観が「素晴らしい」と大評判

 “第二の高橋ジョージ”と視聴者から認識されてしまったモラハラ夫の太郎ですが、今回、綾子への一途な思いと、家族愛を吐露する場面が視聴者にすごく響いたみたいです。

 太郎にとって綾子は初めて付き合った女性で、許し難い今までのモラハラ行動もその女性を幸せにしたい一心でやっていたよう。さらに、実の子どもではない慎吾も自分が育てたなら自分の子だと、真弓に泣きながら語る姿が、今まで父親の威厳を保とうと威張っていた太郎と別人すぎて、なんだか小さく見えてくるんですよ。そのギャップが女性の心を掴んだようで、「めっちゃいい人! 太郎かわいい!」「太郎頑張れ〜!」といった声が。一瞬でファンが急増したようです(笑)。また、この場面に関しては、ユースケの演技も良く、本当は常識があり、むしろ聖人だった太郎を演じきっていたように思えます。

 ただ、それまでは所々に素のユースケが出ていて、『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)を見ている気分になっちゃうんですが(笑)。真弓とご飯を食べるシーンや葬式のシーンを見ていると「あれ、こんなシーン『「ぷっ」すま』にあったような……」と思ってしまう。1話からそういう風に見ないようにしようと思っていたんですが、前回声高らかに「ハッピバースデートューユー~」と歌いだしたシーンで、もろユースケ感が溢れだしていたため、今回無意識にユースケ感を探すように……。できれば、前回ではなく最終回で出してくれたほうが、そういう邪道な考えを持たずに済んでよかったのに……。ちょっとこの部分が残念な点と感じました。

■真弓がついに仕返しに乗り出す!

 今まで、綾子にやられっ放しだった真弓ですが、今回は最後の最後で、綾子に復讐を開始します。

 その復讐というのが、太郎と一緒になって幸せになると綾子のいる前で宣言するというもの。今まで、いろいろ嫌味を言ってきた男を好きになるって「おい真弓、あんたチョロすぎるだろ!」とツッコミたくなる上、「え!? 両親入れ替えって……。『ママレード・ボーイ』(集英社)みたいな展開になるの?(笑)」と、昼メロから今度は少女マンガみたいな非現実的な展開になるのかと、ちょっと驚きました。

 でもこれは“真弓の計算”とのことで、そんな展開にならないとわかりひと安心(笑)。

 綾子が姉の夫を寝取ったという前科があることを知った真弓は、「綾子には人のものを欲しがる癖がある」と考えてこの行動に出たようです。まあ、優しい真弓のことだから、太郎の気持ちを聞いて、「太郎と綾子を元サヤに戻してしてあげたい」という考えもあるのかもしれませんが。

 最終回はこの真弓の行動がポイントとなるようです。はたして、これが吉と出るのか凶と出るのか、そしてどんな結末で終わるのか。今回の最後の展開で、先がまったく読めなくなったため、原作で結末を知っている人も楽しめそう。期待して放送を待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)

新幹線殺傷事件「発達障害と犯罪」は、本当に無関係なのか――賛否を呼んだドキュメンタリー番組が書籍化

 6月9日、東海道新幹線の車内で刃物を持った男が乗客3人を殺傷した事件は、社会に大きな衝撃を与えた。この事件を報道するにあたって、ニュース番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系)では、小島一朗容疑者が「発達障害」であったことを強調。毎日新聞デジタル版では、記事のタイトルに「容疑者自閉症?」と記載し、翌日、不適切な記載として謝罪をした。

 近年、重大犯罪と発達障害とを関連付けようとする動きは少なくない。もちろん、犯罪はさまざまな要因が複合的に重なったことによって引き起こされるものであり、「発達障害=犯罪」という短絡的な見方はただの偏見にすぎないことは言うまでもない。一般の人が犯罪を犯す割合が約0.2%である一方、発達障害を含む精神障害者が犯罪を犯す割合は約0.1%しかない。

 だが、発達障害と犯罪とは「まったく」関係がないのだろうか――? ジャーナリストの田淵俊彦氏による著書『発達障害と少年犯罪』(新潮新書)は、タブーとされる発達障害と少年犯罪との相関について迫った著作だ。

 2014年12月に起こった「名古屋大学女子学生殺人事件」の犯人は、精神鑑定の結果「自閉症スペクトラム障害(ASD)の可能性がある」と診断され、同年7月に起こった佐世保女子高生殺害事件でも、裁判長が「(被告に)ASDが見られる」と、事件の要因のひとつとして発達障害の存在に言及している。

  ASDとは、自閉症やアスペルガー症候群などが統合されてできた診断名。コミュニケーションに困難を来し、限定された行動や興味を示し、反復行動などを起こす。原因は特定されていないが、何らかの生まれつきの脳機能障害であると考えられており、しつけや愛情不足といった親の育て方が直接の原因ではないとわかっている。

 本書を執筆するきっかけとなった、田淵氏がディレクターを務めるドキュメンタリー番組『障害プラスα~自閉症スペクトラムと少年事件の間に~』(日本テレビ系)は、ASDを持つ当事者や親族からの賛同を得た一方で、「差別が助長される」「無神経な番組」「殺意さえ覚える」などと、多くの非難を浴びた。もちろん、「発達障害がそのまま少年犯罪に結びつくわけではない」と強調するように、田淵氏もまた発達障害=犯罪と短絡的に考えているわけではない。しかし、彼は発達障害と犯罪とが「結びつく可能性があるとしたら、なんなのか」と、そのタブーにあえて向き合おうとしている。

 本書の核となっているのは、日本における発達障害研究の第一人者である精神科医の杉山登志郎氏による、以下のような言葉だ。

「発達の障害とか凸凹だけでは、触法とか問題行動になることは非常に少ないです。そこに『プラスαの要因』がないといかんのですね」

 いったい、どういうことなのか?

 03年にあいち小児保健医療総合センターにて行われた杉山氏による調査では、ASDの治療を受けている265人のうち、行為障害と診断された者、犯罪で警察に逮捕されたことがある者は11人、およそ4.2%だった。16年の刑法犯検挙人員は10万人あたり347.1人、全体の0.35%となっている。単純に比較すれば、ASDの治療を受けている少年のほうが約12倍高い計算となる。また、京都の児童精神科医・崎浜盛三氏が、ある家庭裁判所が1年間に受理した少年犯罪のうち、無作為に抽出した63件の調査記録を詳しく分析したところ、実に14.2%もの少年が、ASDが疑われる結果となった。

 これらのデータは、犯罪者もしくは犯罪者予備軍の子どもの中には、発達障害を持っている者が少なからずいるということを示している。どうして、そのような傾向が出てしまうのだろうか?

 杉山氏によれば、そこに重大な影響を与えているのが、虐待やいじめなどの「迫害体験」だという。

「(親からの)過剰な叱責もそうですし、学校でのいじめもそうですね。そういう子ども虐待のような迫害体験が加算された時に、発達の凸凹を持った人っていうのは、非常に調子がおかしくなるんですね」

 虐待被害は、子どもの脳の機能に対して重篤な症状を引き起こす。恐怖、不安、悲しみ喜びといった情動に関わる扁桃体が虐待などによって萎縮すると、自制心をなくしたり、判断能力を鈍らせる。生まれつきの機能障害からくる発達障害を持つ子どもの悪い面だけを顕著化させ、負の症状を助長してしまうのだ。杉山氏の調査では、ASDを持つ子どものうち、ネグレクトを受けた子どもは3.7倍、身体的虐待がある場合は6.3倍も非行が増えることが明らかになっている。さらに、その背景には、発達障害に対する無理解から「手がかかる子」とみなされて虐待を受けてしまいやすい、あるいは集団になじめず、いじめの被害を受けやすいという傾向も無視できない。

 そんな杉山氏の言葉を受け、田淵氏はこう語る。

「このデータを総合的に分析すれば、次の事実が導き出せるだろう。発達障害にネグレクトや身体的虐待のような虐待が加われば、非行や触法行為に結びつく可能性が高くなるということだ。発達障害と少年犯罪を結ぶもの。その正体は虐待と考えて間違いない」

「発達障害が凶悪事件を引き起こす」といった言説は、絶対に慎むべき偏見である。田淵氏の取材は、我々が憎むべきは発達障害ではなく、虐待やいじめといった暴力であることを明らかにしている。

(文=萩原雄太)

玉木宏・木南晴夏、高ポイントな結婚で焦る“あの男”

tamakihirosi0825――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎祝!
 玉木宏・木南晴夏、結婚。玉木ファンの「ビックリしたけど、おめでとう!」の反応は、おおむねウソではない気がする。これで今まで何となくわからず、でもググるほどでもなく、放置されがちだった木南晴夏の名前の読み方が、広く周知されるようになるだろう。いろんな意味でおめでとうございます。

 「長い交際がバレてなかった」というのも、2人にとっては都合がいい。芸能人同士の長年の交際が周知の事実になると、男の方が「何で入籍しないんだ」と無責任扱いされるケースはままある。お相手が「演技派女優」ってのも、お互いの仕事を尊重しあう感じがまた高ポイント。

 ……さーて、どうするどうなる、竹野内豊。俺の好感度がぁぁぁッ!

◎続投
 あまりにタイトすぎて、降板とはならなかったNEWS・手越祐也のW杯キャスター。心労でゲッソリしてるならまだしも、顔パンパンで「さんまさぁーん!」か。さんまも、もういじる気さえない感じ。制作側も、共演者も、視聴者も、スポンサーも、たぶんNEWSのほかのメンバーたちも「うわぁ……」とドン引きの中、ただただ手越のハートの強さだけが伝わってきて、現地でのリポート内容が何にも入ってこない。手越半端ないって。

 すいません、このフレーズ書きたかっただけです。でも「半端ないって」が表す世界観と、手越の我のポテンシャル、この2つの合口のよさは、なかなかであると思う。梅に鶯。竹に虎。手越に乱痴気。まるで一幅の絵のような。半端ないって。

◎それぞれの居場所
 坂口杏里、ストリッパーに転身。
 市川海老蔵暴行男、沖縄ヤクザ相手に大立ち回り。
 ISSAの本名。
 広瀬香美問題。
 小池百合子、カイロ大主席卒業だ、いや主席じゃない騒動。
 大阪北部地震&サッカー日本代表戦のさなか、千載一遇のタイミングで会見する加計孝太郎理事長のラスボス感。
 サッカーと入れ墨の祭典、FIFAワールドカップ。和彫りが人気。
 焼肉ランチを食べただけで、突然豆鉄砲を食らう千原せいじ。
 圧倒的後味の悪さで、なんかカイジみたいになってたAKB総選挙。来年から「限定ジャンケン」で順位決定か。

 以上、原稿になるかもとメモしておいた今週のネタの数々。深く考察するより、そのまま羅列した方が味わい深い気がして、ちょっと皆さんと共有したくなった次第。

 ああ。みんなそれぞれ、置かれた場所で咲いてるなぁ。ちょっと狂い咲きっぽいのから、変わらぬ佇まいが奥ゆかしいのまで。そのままそのまま。かまわずかまわず。続けて続けて。

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

東国原英夫に批判続出! 不妊治療を下ネタとして話し「偏見につながる」「全然笑えない」と……

 6月22日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に東国原英夫が出演。自身の不妊治療についてのエピソードを語り、視聴者から批判が続出していた。

 2006年にかとうかず子と離婚して、14年に20歳下の一般女性と再婚した東国原。17年10月に2人の間に男児が生まれ、東国原は60歳にして新たな子どもの親となることに。かとうとの間にも一男一女を授かっていたが、2人はすでに成人している。

 今回の『ダウンタウンDX』では、東国原が新たな子どもを授かった経緯について説明。「自然妊娠ができないので不妊治療を行った」と語ると、MCの浜田雅功は「(精子を)取らないけないんでしょ?」と質問する。体外受精を行う30分前以内に精子を取らなければいけないため、東国原は診察室の横の部屋で精子を出すことになったそうだ。

 その部屋には精子を出すための本や動画があると明かされると、松本人志は「中学生じゃないんだから本ではねぇ」とツッコミ。すると東国原も「だからどっちかっていうと動画のほうですよね。でもまた、好みのがないのよ! 言えないじゃん。“熟女が好みです”とか」と返して笑いを誘う。その後も自分の精子の動き方を笑いにするなど、面白エピソードとして不妊治療を話していた。

「東国原のトークに、視聴者からは『この話し方は不妊治療の偏見につながるよ……。本気で悩んでツラい人もいるのに、ふざけるのは酷い』『不妊治療してる人を馬鹿にしてる感じがひしひしと出てて気分悪いわ』『全然笑えない。笑い話にするネタじゃないと思う』『不妊治療を下ネタにつなげる神経がわからない』といった批判が続出しています」(芸能ライター)

 不妊治療をした芸能人は多く、最近では保田圭や東尾理子が不妊治療をして子どもを授かったと明かしている。

「保田はブログで不妊治療の日々を綴り、同じ境遇を持つ人などから応援する声が多く上がっていました。治療中には涙を流すほど辛いこともあったようで、東国原の話し方とは天と地ほどの差があります。しかし東国原も元お笑い芸人として、あえて面白おかしくしゃべっただけかもしれません」(同)

 なんでも笑いに変えてしまうお笑い芸人。高齢での大変な子育ても、きっと面白く話してくれるだろう。

東国原英夫に批判続出! 不妊治療を下ネタとして話し「偏見につながる」「全然笑えない」と……

 6月22日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に東国原英夫が出演。自身の不妊治療についてのエピソードを語り、視聴者から批判が続出していた。

 2006年にかとうかず子と離婚して、14年に20歳下の一般女性と再婚した東国原。17年10月に2人の間に男児が生まれ、東国原は60歳にして新たな子どもの親となることに。かとうとの間にも一男一女を授かっていたが、2人はすでに成人している。

 今回の『ダウンタウンDX』では、東国原が新たな子どもを授かった経緯について説明。「自然妊娠ができないので不妊治療を行った」と語ると、MCの浜田雅功は「(精子を)取らないけないんでしょ?」と質問する。体外受精を行う30分前以内に精子を取らなければいけないため、東国原は診察室の横の部屋で精子を出すことになったそうだ。

 その部屋には精子を出すための本や動画があると明かされると、松本人志は「中学生じゃないんだから本ではねぇ」とツッコミ。すると東国原も「だからどっちかっていうと動画のほうですよね。でもまた、好みのがないのよ! 言えないじゃん。“熟女が好みです”とか」と返して笑いを誘う。その後も自分の精子の動き方を笑いにするなど、面白エピソードとして不妊治療を話していた。

「東国原のトークに、視聴者からは『この話し方は不妊治療の偏見につながるよ……。本気で悩んでツラい人もいるのに、ふざけるのは酷い』『不妊治療してる人を馬鹿にしてる感じがひしひしと出てて気分悪いわ』『全然笑えない。笑い話にするネタじゃないと思う』『不妊治療を下ネタにつなげる神経がわからない』といった批判が続出しています」(芸能ライター)

 不妊治療をした芸能人は多く、最近では保田圭や東尾理子が不妊治療をして子どもを授かったと明かしている。

「保田はブログで不妊治療の日々を綴り、同じ境遇を持つ人などから応援する声が多く上がっていました。治療中には涙を流すほど辛いこともあったようで、東国原の話し方とは天と地ほどの差があります。しかし東国原も元お笑い芸人として、あえて面白おかしくしゃべっただけかもしれません」(同)

 なんでも笑いに変えてしまうお笑い芸人。高齢での大変な子育ても、きっと面白く話してくれるだろう。

『幸色のワンルーム』放送中止で、テレ朝とABCの間に再び“亀裂”関係悪化か

 テレビ朝日がドラマ『幸色のワンルーム』の放送を中止することがわかった。同ドラマは在阪準キー局のABCテレビが制作にあたり、7月から放送予定だったが、原作コミックが「実際に起きた誘拐事件を肯定的に描いている」などの批判が怒っていた。

 同作は、両親から虐待を受けてしまい、さらに同級生からもイジメに遭う14歳の女性が主人公。彼女がマスク姿の男性に誘拐され、共同生活を送る奇妙な関係が描かれている。ドラマ化発表当初から賛否両論あったが、これにテレビ朝日が敏感に反応。「総合的な判断」として放送見送りを決めた形だ。

 だが、これを機に心配されるのは、両局の関係が再び「悪化」しないかということだという。

「そもそも、テレビ朝日とABCは同じ系列ですが、そこまで仲がよくないのは有名な話。特に、スポーツでは野球中継のレベルの差が大きく、全国ネットの中継も長年、近畿圏にテレ朝チームがなかなか入れなかったこともありましたからね」(在京キー局制作スタッフ)

 近年は夏の高校野球中継にテレ朝側からスタッフやアナウンサーを派遣したり、報道でも人事交流があるというが「日曜夜23時台に放送する番組にケチをつけて放送見送りなんて、今まであまり聞いたことがない話。両局の編成担当はかなりピリピリしていると聞いており、それが引き金となって関係が悪化しなければいいですけどね」(同)と心配の声も。

 キー局と準キー局の“微妙”な関係に、暗い影を落とすことになりそうだ。

『幸色のワンルーム』放送中止で、テレ朝とABCの間に再び“亀裂”関係悪化か

 テレビ朝日がドラマ『幸色のワンルーム』の放送を中止することがわかった。同ドラマは在阪準キー局のABCテレビが制作にあたり、7月から放送予定だったが、原作コミックが「実際に起きた誘拐事件を肯定的に描いている」などの批判が怒っていた。

 同作は、両親から虐待を受けてしまい、さらに同級生からもイジメに遭う14歳の女性が主人公。彼女がマスク姿の男性に誘拐され、共同生活を送る奇妙な関係が描かれている。ドラマ化発表当初から賛否両論あったが、これにテレビ朝日が敏感に反応。「総合的な判断」として放送見送りを決めた形だ。

 だが、これを機に心配されるのは、両局の関係が再び「悪化」しないかということだという。

「そもそも、テレビ朝日とABCは同じ系列ですが、そこまで仲がよくないのは有名な話。特に、スポーツでは野球中継のレベルの差が大きく、全国ネットの中継も長年、近畿圏にテレ朝チームがなかなか入れなかったこともありましたからね」(在京キー局制作スタッフ)

 近年は夏の高校野球中継にテレ朝側からスタッフやアナウンサーを派遣したり、報道でも人事交流があるというが「日曜夜23時台に放送する番組にケチをつけて放送見送りなんて、今まであまり聞いたことがない話。両局の編成担当はかなりピリピリしていると聞いており、それが引き金となって関係が悪化しなければいいですけどね」(同)と心配の声も。

 キー局と準キー局の“微妙”な関係に、暗い影を落とすことになりそうだ。