秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚延期騒動が勃発して、早4カ月が経過したが、5月下旬、宮内庁が「眞子内親王殿下に関する最近の週刊誌報道について」という文書を公式サイト上に公表した。
「眞子内親王殿下の納采の儀を始めとするご結婚関係儀式等の延期が発表されて以来,このことに関する両陛下,取り分け皇后さまのお考え,ご対応について様々な憶測がなされ,記事にされてきましたが,このことに関し,両陛下は当初より一貫して変わらぬ対応をしてこられました」「これまで両陛下は共に首尾一貫このことに関し一切発言を慎まれてこられました。事実,宮内庁長官,次長を始めとする宮内庁幹部,側近である侍従長,女官長や侍従職の誰一人として,このことに関して両陛下のご感想を伺ったり,状況についてお尋ねを受けたことはありません」と、一部週刊誌で報じられている“結婚延期”に関する美智子さまのご発言に関し、暗に「全てウソである」と表明したのだ。宮内庁がこの文書を公表した意図とは、そして美智子さまの思いとは――皇室ウォッチャーX氏に、見解を聞いた。
――宮内庁が発表された文書を、どのように読みましたか? 宮内庁がこの文書を発表した意図に関してもご意見をお聞きしたいです。
皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 宮内庁のホームページに掲載されている「皇室関連報道について」のページでは、主に美智子さまに関する週刊誌記事などで、事実と異なる記述があった場合の“訂正”がなされます。今回も「眞子内親王殿下に関する最近の週刊誌報道について」というタイトルがつけられていますが、内容としては、「美智子さまが眞子さまの結婚延期に関して発言されたことはない」というものでした。週刊誌による“臆測”が入り混じった記事を目にした美智子さまが、「訂正をしたい」というお気持ちがあり、宮内庁が発表したものだと思います。
――なるほど、主に美智子さまに関する報道に対して、宮内庁は訂正を出しているんですね。
X そうなんです。「皇室関連報道について」というカテゴリーになってはいますが、実質上は美智子さまに関する事実と異なる報道を、美智子さまが訂正をされるためのページになっています。その証拠に、このページにおいて、美智子さまが関わっていない報道を訂正されたことは今までに一度もありません。過去に、皇太子ご一家や秋篠宮ご一家に関連した報道はいくらでもあるものの、訂正が入ったことはないのです。今回も今までと同じように、眞子さまに重きを置いている文書ではありますが、実質上は「皇后さまのご発言はなかった」ということを世間に報せたいという意味合いが強かったと思います。
――なぜ美智子さまは週刊誌報道に敏感なのでしょうか?
X 美智子さまは1993年、誤報によって世間からバッシングを受け、「失声症」になった経験もあり、週刊誌記事にトラウマがおありです。眞子さまの結婚延期が発表されて以降、週刊誌は眞子さまと小室さんに関する報道をこれでもかというほど記事にしていて、その中には事実と異なる記述もあるのだと思います。それを読んでしまった眞子さまが、体調を崩されてしまう可能性を危惧されたのではないでしょうか。
――美智子さまの失声症に関しては、今回の文書内でも触れられています。
X 「皇居内のゴルフ場であった場所に両陛下の御所建設が計画された際,昭和天皇が愛された自然林を皇后さまが丸坊主にした等の報道がなされ,前後数ヶ月に及ぶ謂われない批判記事の連続により,皇后さまは何ヶ月も声を失われる事態に陥られました」の箇所ですね。このように20年以上前の事実を引っ張ってくるほど、「眞子に関する報道をいい加減にやめてほしい」と、暗に要請したかったのだと推測できます。やはり可愛い初孫のためにとの思いがあったのだと思います。
――両陛下が結婚延期に関して「一切発言を慎まれてこられました」というのも、眞子さまを思ってのことでしょうか。
X 両陛下は、初孫である眞子さまをとても可愛がられてきました。特に美智子さまは、養蚕について教えてあげたり、戦後60年の節目の那須ご静養中、満州からの引揚者が切り開いた千振開拓地に眞子さまを同行させていました。そんな溺愛している初孫が、前代未聞の結婚延期という状態になり、さぞご心配のことと思います。発表された文書の中では、「(結婚延期に関して)沈黙に徹している」とありますが、眞子さまは金銭トラブルがあった後もたびたび皇居を訪れているようですし、何かしらのアドバイスをされているとは思いますが……。
――宮内庁がこの文書を出したことで、週刊誌報道が変わることはあると思いますか?
X 基本的にはあまり変わらないのではないかと思います。この文書が発表される前に、一通り小室さんやご家族についての報道は終わったという印象です。報道する“ネタ”が、一旦なくなったということでしょうか、週刊誌も最近は落ちついてきています。ただ、例えば小室家が借金を返済したり、秋篠宮邸を訪れたり、破談になるなどの新しい動きを見せれば、また週刊誌は事あるごとに記事にするでしょうね。変わることがあるとすれば、週刊誌記者たちもこの文書を読んでいるだろうし、「美智子さまが○○をした」「○○とおっしゃった」など、推測の域を出ない記述は少しは減るかもしれません。
