元AKB48・大島優子の“早すぎる”復帰発表のワケ「帰国しても居場所はない!?」

  AKB48の元中心メンバーで、現在海外留学中の大島優子が、来年1月の舞台『罪と罰』で本格復帰することが報じられた。

 大島は昨夏から語学留学のため海外へ。出発直前の昨年6月に行われたAKB48選抜総選挙では、当時NMB48に所属していた須藤凜々花が結婚発表する前代未聞の事件が勃発。大島はインスタグラムで「F○CK」と書かれた帽子を公開し「この帽子が私のすべての言葉」と記し、一部で非難を浴びた。

 そんなことから、大島の語学留学は炎上回避のための「海外逃亡」との臆測も流れたが、関係者によれば「須藤の件がある前から、留学は決まっていました。本人たっての希望です」という。

 復帰舞台はロシアの文豪・ドストエフスキーの定番小説が原作。主人公のラスコーリニコフを演じるのは三浦春馬で、大島はラスコーリニコフと心を通わせる娼婦・ソーニャ役を演じる。

“早すぎる”復帰発表の裏にあるのは、芸能界の過酷な生存争いがある。テレビ関係者の話。

「いくらAKBの中心メンバーとはいえ、1年間も休めば『誰だっけ?』となるのが芸能界。実際、大島さんがいない間にも、同じ立ち位置の女優さんが次々と現れており、復帰しても居場所がない可能性もある。事務所としては、ここらで名前を出しておかないとマズイと考えたのでしょう」

 実際、ドラマや映画の現場で最も評価の高い元AKBメンバーは、前田敦子でも、渡辺麻友でもなく、川栄李奈だ。舞台系事務所のマネジャーは「当初は“おバカキャラ”で売り出していましたが、いまや、れっきとした女優。自然な演技ができるのが彼女の魅力。アイドル上がりの女優は存在感を出そうと、芝居を盛ったり、立ち居振る舞いから『私は演技もできるのよ』というオーラを出しがち。そういうのは芝居の世界ではうまいとは言いません。作品を邪魔しない存在感が求められていて、川栄さんはそれが身に付いています。業界では『まさかの才能だった(笑)』と絶賛する声が飛んでいます」と話す。

 業界の力学から、帰国した大島には「ひと皮むけた」「人間として成長」などのヨイショ記事が躍る展開になるだろう。その言葉通りの進化を遂げたのか、お手並み拝見だ。

元AKB48・大島優子の“早すぎる”復帰発表のワケ「帰国しても居場所はない!?」

  AKB48の元中心メンバーで、現在海外留学中の大島優子が、来年1月の舞台『罪と罰』で本格復帰することが報じられた。

 大島は昨夏から語学留学のため海外へ。出発直前の昨年6月に行われたAKB48選抜総選挙では、当時NMB48に所属していた須藤凜々花が結婚発表する前代未聞の事件が勃発。大島はインスタグラムで「F○CK」と書かれた帽子を公開し「この帽子が私のすべての言葉」と記し、一部で非難を浴びた。

 そんなことから、大島の語学留学は炎上回避のための「海外逃亡」との臆測も流れたが、関係者によれば「須藤の件がある前から、留学は決まっていました。本人たっての希望です」という。

 復帰舞台はロシアの文豪・ドストエフスキーの定番小説が原作。主人公のラスコーリニコフを演じるのは三浦春馬で、大島はラスコーリニコフと心を通わせる娼婦・ソーニャ役を演じる。

“早すぎる”復帰発表の裏にあるのは、芸能界の過酷な生存争いがある。テレビ関係者の話。

「いくらAKBの中心メンバーとはいえ、1年間も休めば『誰だっけ?』となるのが芸能界。実際、大島さんがいない間にも、同じ立ち位置の女優さんが次々と現れており、復帰しても居場所がない可能性もある。事務所としては、ここらで名前を出しておかないとマズイと考えたのでしょう」

 実際、ドラマや映画の現場で最も評価の高い元AKBメンバーは、前田敦子でも、渡辺麻友でもなく、川栄李奈だ。舞台系事務所のマネジャーは「当初は“おバカキャラ”で売り出していましたが、いまや、れっきとした女優。自然な演技ができるのが彼女の魅力。アイドル上がりの女優は存在感を出そうと、芝居を盛ったり、立ち居振る舞いから『私は演技もできるのよ』というオーラを出しがち。そういうのは芝居の世界ではうまいとは言いません。作品を邪魔しない存在感が求められていて、川栄さんはそれが身に付いています。業界では『まさかの才能だった(笑)』と絶賛する声が飛んでいます」と話す。

 業界の力学から、帰国した大島には「ひと皮むけた」「人間として成長」などのヨイショ記事が躍る展開になるだろう。その言葉通りの進化を遂げたのか、お手並み拝見だ。

鹿島アントラーズ・柳沢敦コーチ、処分の原因は「不倫」より重罪の「情報漏洩」だった!?

 遠征先ホテルに不倫相手と見られる女性を招き入れたことが「規律違反」となり、サッカーJリーグの鹿島アントラーズ・柳沢敦コーチが辞任したが、業界内では「不倫」よりも「情報漏洩」の疑惑がささやかれている。

「この規律違反というのは、不倫で処分されたわけではないからね。問題なのは、試合前日にチームに無断で部外者と会っていたこと」とJリーグ関係者。

「toto(サッカーくじ)上の約束があって、各チームは八百長を防ぐため、選手には基本、前日に現地入りの宿泊をさせて、外部との連絡を制限している。2年くらい前、ジュビロ磐田の藤田義明選手に不倫報道があったとき、相手女性に安い口止め料を提示した話を暴露されて笑いものになっていたけど、実際に内部で一番問題になっていたのはそこ。情報を外部に漏らしていなかったかと疑われていた」(同)

 柳沢氏の不倫を報じた「週刊女性」(主婦と生活社)によると、本人は本拠地の茨城を離れ、定期的に東京で女性サポーターと密会していたという。試合に敗れた5月20日の夜も、同じアパホテルに入って一泊。女性はファンの間でもよく知られた人物で、インスタグラムのフォロワーが1,300人もいるというカリスマサポーターだった。

 ただ、サッカー業界として問題になったのはこのときの密会ではなく、4月7日の湘南ベルマーレ戦の前日、登録選手や関係者が宿泊する神奈川県内のホテルで一夜を過ごしたことだったという。

 記事は、詳細がキャッチされた5月の密会が主体だったが、「大問題だったのは、サラッと追記されていた、もうひとつの密会」と関係者。

 柳沢氏は記事の中で、記者の質問に「たまたまちょっと彼女がファンで知り合って」としながら、問題の4月密会について「少しお会いしたのは……事実です」と認めた後、「鹿島が大好きな方なのでサッカーの話をした」と回答した。

「本人はおそらく、密会は認めても、男女の関係を言い逃れしたかったんだろうけど、サッカーの話をしたという弁解こそが致命的だった。これは情報漏洩をしたと認めているようなもので、八百長疑惑を自分で告白したようなものでしょ。週刊誌の記者が無知だから不倫報道にしかなってないけど、本当は不正疑惑ですよ。サッカーを知っている人間なら八百長問題として見る話だからね」(前出関係者)

 週刊女性は「深夜にホテルでサッカー談議とはなかなか苦しい“レッドカード級”な言い訳」と伝えているが、これは関係者から見れば「言い訳」ではなく、「供述」なのである。

 記事では、この女性が5月中旬、柳沢氏と同じ鹿島の選手、金森健志とも関係していた“二股疑惑”が伝えられていたが、「これも同じチームの選手2人と同時期に関係していたなんて、それこそ情報を聞き出すための女性工作員にしか見えないもの」と関係者。

 柳沢氏がいったい、どんなサッカー話を女性に漏らしたのかはわかっていないため、情報漏洩と言い切れるものではないが、万一にもなんらかの情報が外部に渡って、試合やサッカーくじに影響を与えていたら、不倫どころではない大問題だろう。

 2014年に引退した柳沢氏は、02年日韓ワールドカップなどで活躍した元日本代表で、妻はモデルの小畑由香里だが、思い出されるのは結婚前に交際していたモデルの梨花と、外出禁止のルールを破って合宿先から抜け出して密会していたことだ。「サッカーよりもオンナを優先」と散々叩かれた過去があったのだが、指導する立場になってもチームを危険にさらすリスクを犯してまで不倫していたのか。いずれにせよ、争点は不倫よりもチームの情報漏洩にあるのは間違いない。
(文=片岡亮/NEWSIDER)

鹿島アントラーズ・柳沢敦コーチ、処分の原因は「不倫」より重罪の「情報漏洩」だった!?

 遠征先ホテルに不倫相手と見られる女性を招き入れたことが「規律違反」となり、サッカーJリーグの鹿島アントラーズ・柳沢敦コーチが辞任したが、業界内では「不倫」よりも「情報漏洩」の疑惑がささやかれている。

「この規律違反というのは、不倫で処分されたわけではないからね。問題なのは、試合前日にチームに無断で部外者と会っていたこと」とJリーグ関係者。

「toto(サッカーくじ)上の約束があって、各チームは八百長を防ぐため、選手には基本、前日に現地入りの宿泊をさせて、外部との連絡を制限している。2年くらい前、ジュビロ磐田の藤田義明選手に不倫報道があったとき、相手女性に安い口止め料を提示した話を暴露されて笑いものになっていたけど、実際に内部で一番問題になっていたのはそこ。情報を外部に漏らしていなかったかと疑われていた」(同)

 柳沢氏の不倫を報じた「週刊女性」(主婦と生活社)によると、本人は本拠地の茨城を離れ、定期的に東京で女性サポーターと密会していたという。試合に敗れた5月20日の夜も、同じアパホテルに入って一泊。女性はファンの間でもよく知られた人物で、インスタグラムのフォロワーが1,300人もいるというカリスマサポーターだった。

 ただ、サッカー業界として問題になったのはこのときの密会ではなく、4月7日の湘南ベルマーレ戦の前日、登録選手や関係者が宿泊する神奈川県内のホテルで一夜を過ごしたことだったという。

 記事は、詳細がキャッチされた5月の密会が主体だったが、「大問題だったのは、サラッと追記されていた、もうひとつの密会」と関係者。

 柳沢氏は記事の中で、記者の質問に「たまたまちょっと彼女がファンで知り合って」としながら、問題の4月密会について「少しお会いしたのは……事実です」と認めた後、「鹿島が大好きな方なのでサッカーの話をした」と回答した。

「本人はおそらく、密会は認めても、男女の関係を言い逃れしたかったんだろうけど、サッカーの話をしたという弁解こそが致命的だった。これは情報漏洩をしたと認めているようなもので、八百長疑惑を自分で告白したようなものでしょ。週刊誌の記者が無知だから不倫報道にしかなってないけど、本当は不正疑惑ですよ。サッカーを知っている人間なら八百長問題として見る話だからね」(前出関係者)

 週刊女性は「深夜にホテルでサッカー談議とはなかなか苦しい“レッドカード級”な言い訳」と伝えているが、これは関係者から見れば「言い訳」ではなく、「供述」なのである。

 記事では、この女性が5月中旬、柳沢氏と同じ鹿島の選手、金森健志とも関係していた“二股疑惑”が伝えられていたが、「これも同じチームの選手2人と同時期に関係していたなんて、それこそ情報を聞き出すための女性工作員にしか見えないもの」と関係者。

 柳沢氏がいったい、どんなサッカー話を女性に漏らしたのかはわかっていないため、情報漏洩と言い切れるものではないが、万一にもなんらかの情報が外部に渡って、試合やサッカーくじに影響を与えていたら、不倫どころではない大問題だろう。

 2014年に引退した柳沢氏は、02年日韓ワールドカップなどで活躍した元日本代表で、妻はモデルの小畑由香里だが、思い出されるのは結婚前に交際していたモデルの梨花と、外出禁止のルールを破って合宿先から抜け出して密会していたことだ。「サッカーよりもオンナを優先」と散々叩かれた過去があったのだが、指導する立場になってもチームを危険にさらすリスクを犯してまで不倫していたのか。いずれにせよ、争点は不倫よりもチームの情報漏洩にあるのは間違いない。
(文=片岡亮/NEWSIDER)

片山晋呉“プロアマ問題行動”は、今回だけじゃない! 悪評噴出でスポンサー消失危機

 永久シード選手でもあるプロゴルファーの片山晋呉が、5月30日の「日本ツアー選手権森ビル杯」のプロアマ大会で、招待客を怒らせる態度を取ったことが大問題となっている。日本ゴルフツアー機構は6月中に開催する懲戒・制裁委員会で、重い処分を下す可能性を示唆した。

 機構の処分規程では、「懲戒」として除名と出場停止が、「制裁」として制裁金(罰金)と厳重注意が設けられているが、「同伴アマチュアに不快感を与えるような態度」には、初回30万円、2回目50万円の制裁金、3回目以降は100万円の制裁金と、除名もしくは出場停止の懲戒処分が科される。

 片山が過去にこの処分を受けていなければ、罰金30万円で終わる可能性もあるが、処分は別にして、片山が周囲を怒らせたのはこれが初めてではなかった。

「この人、常に態度悪いでしょ。これまでに何度かプロアマで見たけど、ファンに対してだけではなく周囲の人に対する態度も悪いと思うよ」

「テレビカメラのない場所では極端に態度が悪い。本当に嫌な奴と言う感じ」

「北海道で見に行った時の片山の態度はあまりにひどかった。それ以来、見るたびにそのことを思い出す」

「今回ブチ切れた御仁以前に、何人もの犠牲者がいたことを認識しなければいけない」

 ネット上でこんな声が散見されるほど、一部ゴルフ好きの間では「片山の態度が悪い」ことは有名だった。過去のプロアマ大会でその姿を目の当たりにしたことがある男性によると、「初対面のアマプレイヤーに対して挨拶もろくにせず、敬語も使わないでモノを言ってたんです。相手が社交辞令で何か言っても『あ、そう』とか『興味ない』とか一言返すだけ。こういう人間がプロをやっているというだけでゴルフのイメージは最悪だと思いました。実は自分が見たとき、不快に思った参加者が大会側にクレーム入れていたんですよ。プロはギャラもらって参加しているのに、と。でも、結局は何もおとがめなし。なぜか今回は大騒動になっていますけどね」。

 事実、ゴルフ関係者に聞いてみても「過去、機構は大会に遅刻や悪態などの規定違反をしても、世間的に大きな事態になっていなければ不問だった」という話が聞かれた。

「対象が大物選手であれば、なおさら」と関係者。しかし、今回、これだけの事態になったのは怒らせた相手が“大物”だったからだといわれる。

 問題のプロアマ戦は、主要大会前にスポンサー企業が顧客を招待するなどして、出場プロを招待客3人と組み合わせてラウンドする接待イベントで、招待客の多くは希望したプロとプレーするのが基本だ。しかし、片山は当日、途中で「前の人たちが詰まって時間が空いた」と招待客を放置し、素振り練習を始めてしまい、招待客が激怒。「ホストの役目をしていない。人を馬鹿にしている」と主催者側に猛抗議したという。

 前出男性は不動産会社に勤務する役員で、「かつて提携先の会社社長がやはり片山とトラブルになっていた」という話もした。

 その社長は、巨乳タレントと結婚して話題になった人物で、大の有名人好き。TUBEの前田亘輝や大相撲の元大関千代大海、巨人の阿部慎之助らとの交遊で知られており、片山とも以前、食事する機会があったという。

「そのときの片山の態度が最悪で、『あいつは最悪の性格だ』と怒っていたんです。この社長もその後、事件を起こして逮捕された問題人物ではありますけど、有名人に対しては八方美人なタイプだったんで、それでいて怒るってよほどでしょう。片山の悪態はアマゴルファーに対してだけじゃないということ」(同)

 関係者からは、片山は4年前のプロアマ大会参加をめぐってもスポンサーから苦言が出ていたり、最近はそんな片山の態度をマネる若手ゴルファーが増加しているという話もある。しかし、下手すれば億単位で金を出すスポンサーを失うゴルフ業界。今回、片山に甘い処分で終わらせたら沈没しかねない事態だ。
(文=片岡亮/NEWSIDER)

片山晋呉“プロアマ問題行動”は、今回だけじゃない! 悪評噴出でスポンサー消失危機

 永久シード選手でもあるプロゴルファーの片山晋呉が、5月30日の「日本ツアー選手権森ビル杯」のプロアマ大会で、招待客を怒らせる態度を取ったことが大問題となっている。日本ゴルフツアー機構は6月中に開催する懲戒・制裁委員会で、重い処分を下す可能性を示唆した。

 機構の処分規程では、「懲戒」として除名と出場停止が、「制裁」として制裁金(罰金)と厳重注意が設けられているが、「同伴アマチュアに不快感を与えるような態度」には、初回30万円、2回目50万円の制裁金、3回目以降は100万円の制裁金と、除名もしくは出場停止の懲戒処分が科される。

 片山が過去にこの処分を受けていなければ、罰金30万円で終わる可能性もあるが、処分は別にして、片山が周囲を怒らせたのはこれが初めてではなかった。

「この人、常に態度悪いでしょ。これまでに何度かプロアマで見たけど、ファンに対してだけではなく周囲の人に対する態度も悪いと思うよ」

「テレビカメラのない場所では極端に態度が悪い。本当に嫌な奴と言う感じ」

「北海道で見に行った時の片山の態度はあまりにひどかった。それ以来、見るたびにそのことを思い出す」

「今回ブチ切れた御仁以前に、何人もの犠牲者がいたことを認識しなければいけない」

 ネット上でこんな声が散見されるほど、一部ゴルフ好きの間では「片山の態度が悪い」ことは有名だった。過去のプロアマ大会でその姿を目の当たりにしたことがある男性によると、「初対面のアマプレイヤーに対して挨拶もろくにせず、敬語も使わないでモノを言ってたんです。相手が社交辞令で何か言っても『あ、そう』とか『興味ない』とか一言返すだけ。こういう人間がプロをやっているというだけでゴルフのイメージは最悪だと思いました。実は自分が見たとき、不快に思った参加者が大会側にクレーム入れていたんですよ。プロはギャラもらって参加しているのに、と。でも、結局は何もおとがめなし。なぜか今回は大騒動になっていますけどね」。

 事実、ゴルフ関係者に聞いてみても「過去、機構は大会に遅刻や悪態などの規定違反をしても、世間的に大きな事態になっていなければ不問だった」という話が聞かれた。

「対象が大物選手であれば、なおさら」と関係者。しかし、今回、これだけの事態になったのは怒らせた相手が“大物”だったからだといわれる。

 問題のプロアマ戦は、主要大会前にスポンサー企業が顧客を招待するなどして、出場プロを招待客3人と組み合わせてラウンドする接待イベントで、招待客の多くは希望したプロとプレーするのが基本だ。しかし、片山は当日、途中で「前の人たちが詰まって時間が空いた」と招待客を放置し、素振り練習を始めてしまい、招待客が激怒。「ホストの役目をしていない。人を馬鹿にしている」と主催者側に猛抗議したという。

 前出男性は不動産会社に勤務する役員で、「かつて提携先の会社社長がやはり片山とトラブルになっていた」という話もした。

 その社長は、巨乳タレントと結婚して話題になった人物で、大の有名人好き。TUBEの前田亘輝や大相撲の元大関千代大海、巨人の阿部慎之助らとの交遊で知られており、片山とも以前、食事する機会があったという。

「そのときの片山の態度が最悪で、『あいつは最悪の性格だ』と怒っていたんです。この社長もその後、事件を起こして逮捕された問題人物ではありますけど、有名人に対しては八方美人なタイプだったんで、それでいて怒るってよほどでしょう。片山の悪態はアマゴルファーに対してだけじゃないということ」(同)

 関係者からは、片山は4年前のプロアマ大会参加をめぐってもスポンサーから苦言が出ていたり、最近はそんな片山の態度をマネる若手ゴルファーが増加しているという話もある。しかし、下手すれば億単位で金を出すスポンサーを失うゴルフ業界。今回、片山に甘い処分で終わらせたら沈没しかねない事態だ。
(文=片岡亮/NEWSIDER)

眞子さま“箱根湯本へ1泊旅行”で小室圭さんとの別れ決意か? もう6カ月もデートなし……

今週の注目記事・第1位
「スクープ写真 通夜の席で若妻は笑っていた! ドン・ファンが漏らしていた若妻と家政婦への『疑念』」(「週刊現代」6/23号)
「紀州のドン・ファン覚せい剤怪死22歳妻と謎の家政婦」(「週刊文春」6/14号)
「実母も結婚を知らなかった『悲劇の幼妻』プロファイル」(「週刊新潮」6/14号)
「新妻・Sさん『私は警察に疑われている』」(「フライデー」6/22号)

同・第2位
「『私は内田前監督に裏金1500万円を渡した』」(「週刊文春」6/14号)

同・第3位
「NEWS小山慶一郎・加藤シゲアキが未成年女子に『飲み干せ!』音声」(「週刊文春」6/14号)

同・第4位
「眞子さま覚悟を決めたお忍び箱根女子旅」(「女性セブン」6/21号)

同・第5位
「『鉄柱しがみつき男』は慶應卒の元エリート銀行員だった」(「週刊現代」6/23号)

同・第6位
「あの看板女子アナも被害者だった!? テレ朝『セクハラ調査』のブーメラン」(「週刊ポスト」6/22号)

同・第7位
「世論を怖れて不起訴を釈明した『女特捜部長』」(「週刊新潮」6/14号)
「特捜検察が官邸に屈した日 森功」(「週刊ポスト」6/22号)

同・第8位
「元巨人『笠原』が袖を濡らした『Gユニフォーム』接客」(「週刊新潮」6/14号)

同・第9位
「稀勢の里のマンションに連泊したスレンダー美女」(「週刊新潮」6/14号)

同・第10位
「名医20人が自分で買って飲んでいる『市販薬』」(「週刊現代」6/23号)

同・第11位
「食べてはいけない『国産食品』実名リスト 第4弾」(「週刊新潮」6/14号)

同・第12位
「有働アナの後継『桑子真帆』がバースデー離婚の深いワケ」(「週刊新潮」6/14号)

同・第13位
「あなたの知らない『ねこ背』のリスク」(「週刊文春」6/14号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は紀州のドン・ファン事件で持ち切りである。だが、ポストはこの事件にあまり関心がないようだ。

 相変わらず、巻頭は「やってはいけない老後対策」。ドン・ファン事件も扱ってはいるが、ワイドの1本という破格(?)の小ささである。

 もはやポストは、週刊誌であることを自ら捨てたのであろう。いっそ隔週刊誌にして、老人が直面している諸問題に特化した誌面づくりをしたらどうだろう。

 さて、まずは文春から。私はねこ背である。文春によれば、首ねこ背のようだ。ねこ背になりやすい習慣のほとんどが当てはまる。

 座り時間は1日5時間以上、スマホはそれほど使わない、PCとの間は30センチも離れていないが、脚を組むことが多い、10センチより少し高い枕を使っている、ソファにはよく座る。

 ねこ背になると、首や肩などの筋肉に負担がかかり、その結果、筋肉が縮んで硬くなり、筋内繊維の中の血管が圧迫され、血流が悪化する。

 そのために肩こりや腰の部分の背骨である腰椎にも影響が及び、腰痛が起こり、ひどい場合は手足のしびれや痛み、さらには坐骨神経痛になるというのである。

 持病でぎっくり腰がある人は、ねこ背を改善することでよくなるという。私は今年の始めにひどい脊柱管狭窄症になって2カ月歩くことができなくなった。首ねこ背は、首が前に出ているので、誤嚥性肺炎を引き起こす確率が多くなるというから、早速なんとかしなくては。

 改善するには正しい姿勢を意識することが大事。胸を張るようにぐっと背筋を伸ばし、顎を引く。さらに肩を少し後ろに引く。そこからゆっくりと力を抜いて、頭からかかとまで一本の筋が通っているような姿勢を保つ。

 ねこ背は、呼吸も浅くなるから、深呼吸をするといい。早速、背もたれが後ろへ倒れる椅子ではなく、背もたれが動かない椅子に変えてこの原稿を書いている。二度と脊柱管狭窄症の痛さを味わいたくないから。

 私もよく見ているNHKの『ニュースウオッチ9』の桑子真帆アナが、結婚1年で破局していたそうだ。新潮によれば、夫だったフジテレビの谷岡真一アナが出ているのは朝番組だから、すれ違いが多く、またそれをいいことに、谷岡アナは合コンに参加したり、フジテレビ局内に親密な女性がいることを桑子に知られ、夫婦関係が壊れたそうである。

 5月末にサンスポがスクープしたそうだが、見ている限り、桑子の表情は変わらない。いまやポスト有働の最右翼という自信がなせる業か。
 逃がした魚は大きい。谷岡はそう思って後悔しているのだろうか。

 食べてはいけない国産食品を連載(第4弾)している新潮によると、日本人の主食がコメからパンに移ったのは2011年だそうだ。

 だが、パン、それも菓子パンの多くにはトランス脂肪酸という体に悪影響を与えるものが含まれているというのである。ハーバード大学が8万人の女性を追跡した調査では、トランス脂肪酸を最も多く摂取した女性は最も少ない女性と比べると、心筋梗塞を起こす危険性が約3割も高いという。

 さらにはガンへの影響もあるそうだ。アメリカではこの6月18日から、事実上使用禁止になり、7月には台湾、9月にはカナダでも使用禁止になるという。

 トランス脂肪酸が入っているトップ30には、普通の食パンは入っていない。私が好きなフランスパンもないようで、ホッとしている。

 10位は現代の巻頭特集。名医が自分で買って飲んでいる市販薬を上げているが、これはなかなかいい企画である。

 風邪薬や胃腸薬などは私もよく買うが、どれがいいのかよくわからない。薬局は、だいたい儲けの多い薬を表に出し、いま一番売れているなどと書いているが、どうも素直に信じる気にならない。

 だいぶ前に、知り合いの医者に、風邪で喉が腫れたり頭が痛いときには何を飲むのか聞いたことがあった。

 すると、よほどひどくないときはロキソニンを飲んでますね。治りはしないけど、痛みは和らぐし、飲み過ぎなければ胃にも負担がかからないし、重宝していますよ。

 以来、ロキソニンを大量にもらって、腰の痛みなどにも使っている。

 ここでも鎮痛、解熱にロキソニンSがあり、湿布薬にもロキソニンSテープがある。

 風邪薬にはツムラ漢方葛根湯エキス顆粒A、胃腸薬にはガスター10やパンシロンGなどが載っている。

 花粉症やアレルギーには、アレグラFXやクラリチンEXなどがある。安心して薬を飲みたい方は、読んでみるといい。

 新潮が、7場所連続で休場している稀勢の里横綱が、スレンダー美人を自分のマンションに2連泊させたとグラビアページで報じている。

 小人閑居して不善をなす。諺通りのことをやってくれるね。

 野球賭博で球界を追われた笠原将生(27)元巨人軍投手が、新宿・歌舞伎町のホストクラブで働いていると、やはり新潮が報じている。

 それも巨人当時のユニフォームを着て、バースデーイベントをやっていたというのである。

 グラビアページに客とVサインをしている笠原が写っている。こういう体はドデカいが童顔の男に惚れて通う女性はいるようで、なかなかのモテようである。

 ユニフォームを勝手に使われた巨人のほうは怒り心頭だろうが。

 昨今、だらしない人間がやたらと目立つが、大阪地検特捜部初の女性部長になった山本真千子も同様である。財務省の決算文書改ざんについて、佐川宣寿をはじめとした38人全員をシロにし、不起訴にしてしまった。

 その上、世論を怖れてだろう、異例の釈明会見まで開いたのに、内容は差し控えるというばかり。

 結局、検察というところも、政治的な縛りから逃れられないということを自ら立証して見せただけに終わった。

 新潮で若狭勝元東京地検特捜部副部長がいっている。

「ズルズルと尾を引いていくと、自民党総裁選に影響を及ぼすことになる。それを防ぐための、政治マターの不起訴の匂いがする」

 ポストでノンフィクション・ライターの森功が、やはり「政治判断の捜査終結という以外に言葉が見当たらない」と書いている。

 その理由は、「仮に佐川を逮捕・起訴すれば、少なくとも公判の中で、なぜ犯行に手を染めたのか、誰の指示があったのか、それらを明らかにしなければならない。換言すれば、大阪地検はそれを避けたともいえる」。検察まで安倍に忖度では、この日本、真っ暗闇ではないか。

 昨夜、そう考えていたら、10時過ぎに新潟県知事選の結果が出た。思わず「新潟負けた! 日本も死んだ!」と叫んだ。

 差はわずかとはいえ、自民、公明の支持を受け柏崎刈羽原発の再稼働に動くであろう花角英世を当選させてしまった。

 せっかく、森友学園・加計学園問題で嘘をつき通している安倍を追い詰めるチャンスだっただけにと、地団太を踏んだ。

 新潟の有権者には悪いが、この選挙結果が崩れかけていた安倍政権の息を吹き返させ、もし総裁選で安倍が三選を果たしたら、後々まで悔いの残る「選択」として記憶されることになるかもしれない。

 高額の所得を得ている会社員だけではなく、ほとんどの勤め人が果てしない残業を強いられ、過労死する人間が続出する。カジノ開設により、ギャンブル依存症が日本中にまん延し、借金を抱えて強盗や殺人事件が続発する。近々必ず来る巨大地震で、再び原発事故が起き、日本の半分以上の県で人が住めなくなる。憲法改悪で、徴兵制が復活する。沖縄は核実験場として、アメリカの統治下に置かれる。こんな悪夢が現実になる日が来る。

 先日、『地図から消される街 3.11後の、「言ってはいけない真実」』(講談社現代新書)を書いた青木美希朝日新聞記者と話した。

 彼女は朝日新聞の評判になった連載「プロメテウスの罠」で、手抜き除染の実態などをスクープして3度の新聞協会賞を受賞している。

 この本には、いまだに除染作業が一向に進まないことや、それなのに国と自治体は、避難解除をして避難者たちの気持ちを無視して、帰還させようとしていることなど、当事者の証言で裏付けしている。

 だが帰還率が4.3%しかないところもあり、自治体も帰還者の人数を公表しなくなってしまった。

 子どものために地元を離れ、他郷で暮らす母子避難者たちの多くは、夫婦仲が壊れ、地元民からは「裏切り呼ばわり」され、追い詰められて自殺する者までいる。

 年間1ミリシーベルト以下というのを、なんの根拠もないまま年間20ミリシーベルトまで“大丈夫”だといわれ、帰らない奴は非国民とでもいうように、補助金を打ち切り、避難者たちを見殺しにしている。

 会うなり、彼女にこういった。「これを読むと、怒りというヤワなものではなく、国に対して“殺意”を抱きます」。日本人という生き物は、忘れてはいけないことさえ、簡単に忘れてしまう。

 福島に続き、新潟がそうならないという保証はない。それなのにこういう選択をするのか。絶望はしないが、日本という国がどんどん嫌いになっていく。

 閑話休題。福田前財務省事務次官のセクハラを告発した女性記者が所属していたのはテレビ朝日だったが、そこが問題発覚後に、社内で緊急アンケートを実施したという。

 ポストによれば、そこには、「2人で食事に誘われ、抱きつきやキスを求められる」「お酒の席でホステス的な扱いを受ける」などのセクハラ告発が出てきたと、テレビ朝日の労働組合が『組合ニュース』に掲載した。

 しかも、女性の回答者126人のうち、(社外関係からセクハラを受けた)というのは43人で34%なのに、「社内関係者からセクハラを受けた」という回答を寄せたのは71人で56%にもなったというのである。

 女性の敵は社内だった。独立行政法人「労働政策研究・研修機構」が25~44歳の女性労働者を対象にしたアンケートによると、セクハラの経験者は28.7%で、社内関係者からのセクハラはテレビ朝日の約半分だという。

 テレビ朝日が多いのか、テレビという職場にはそういう輩がもともと多いのか、女子アナたちの声を聞いてみたいものである。

 さて、6月2日に、千葉県千葉市花見川区のJR総武線幕張本郷駅の駅舎を支える鉄柱から、消防のレスキュー隊員が、鉄柱につかまりパンツ姿でぐったりしている中年男を抱え降ろしている姿が、テレビのニュースで映し出された。

 なんでもこの男、車内の女性客に痴漢行為をして、駅員に駅舎の2階にある事務室に連れていかれたのだが、隙を見て逃げ、ホーム上にある駅舎から飛び降りようとしたが、高さにおののいて果たせず、鉄柱にしがみつき、そのままいたところを発見されたそうである。

 建造物侵入容疑で現行犯逮捕されたのは家田慎也容疑者(51)だという。

 現代はこの男のことを追いかけ、記事にしている。現代の目の付け所はいい。

 それによると、この家田、慶應大学を出て1990年にはみずほ銀行に就職したかつてのエリートだったという。

 だが、その後、どういう理由か分からないが、2008年にみずほを退職してから人生が狂っていったようだ。

 流通大手のイオングループに転職したといっていたらしいが、そこも5年足らずで退社し、整体院グループを経営する会社に就職したが、そこも退社しているそうである。

 そこを退社する前に、JR成田線の車内で熟睡している女性に抱きつき、現行犯逮捕されているが、その時も現場から逃げたという。

 家田には痴漢だけではなく、抱きついた女性から財布を盗むなどの窃盗癖もある。今は古びたマンションの一室でマッサージ屋をやっているそうだが、彼の友人は、開店休業のような状態ではなかったかと話している。

 女房にも愛想を尽かされ、娘を連れて出て行ってしまった。元エリート銀行員の成れの果てというには、あまりにも侘しい人生ではある。

 ところで宮内庁がHPに、最近の秋篠宮眞子さんの婚約延期を巡る報道に対して抗議の文章を発表して話題になっている。

 特に、美智子皇后についての報じ方が間違っていると、強い口調で批判している。

 今週の女性セブンが、6月3日から1泊で、眞子さんが学習院高等科まで一緒だった親友3人と、箱根湯本へ旅行に行ったことを報じている。

 表情は明るく、しかも、帰宅する6月4日には、秋篠宮夫妻が公務のためにハワイへ行く直前だったこともあり、「“外泊許可”が出たというのは、眞子さまとご夫妻の間で、何かしらの“進展”があったのではないでしょうか」(宮内庁関係者)と推測している。

 論調は、眞子さんは小室圭さんと別れる覚悟を決めたというものである。眞子&圭の外でのデートは6カ月もないというが、月に1度は、今でも小室圭さんは秋篠宮家を訪ねて、眞子さんと話しているそうだ。何があっても「結婚する」という覚悟を決めたということもあり得るのではないだろうか。

 このところジャニーズ事務所の所属タレントたちの不祥事が止まらない。今週文春は、カラオケバーで、「NEWS」の小山慶一郎(34)と加藤シゲアキ(30)が、未成年の女性に「酒を飲み干せ!」と一気飲みさせていたことを報じている。

 小山は、明治大学在学中の03年にデビューしたジャニーズきっての知性派アイドルで、14年からは『news every.』(日本テレビ系)でMCを務めている。

 文春によると、この「NEWS」というグループ、これまでも未成年飲酒などの不祥事が続出して、当初9人だったのが現在は4人になってしまっている、いわくつきの中年アイドルグループだそうだ。

 その女性に年を聞いたが、20歳だと伝えられたというが、そんなことはいい訳にはならない。

 事務所は早速、小山については「一定期間の活動自粛」、加藤は「厳重注意」の処分を科すことを発表した。

 ジャニーズ事務所の崩壊近しを思わせる、不祥事ノンストップ現象である。

 今週の文春の巻頭は「私は内田監督に裏金1500万円を渡した」という日大アメフト部OBの告発である。

 このA氏は、内田が監督に就任して間もなくの03年、生活に苦しいアメフト部の学生の面倒を見なければという理由で、裏金の捻出に協力してほしいといわれたそうだ。

 実際その頃は、内田が選手の授業料を立て替えて苦労していたので、彼は「男気」を感じて協力したという。

 Aは当時、並行輸入などの形でスポーツ関連用品を仕入れる会社をやっていた。手口はこうだ。日大運動部の物品納入や合宿所の建設などの窓口になっていたB社を元請けにし、Aが仕入れ業者を選定して、日大に90万円で納入する場合、Aの会社が50万円で仕入れ、B社には80万円で卸して請求書を回す。Aが得る利益の30万円のうちの20万円を裏金にして内田に渡す。

 実際に、Aが示した通帳のコピーがタイトル下に載っている。平成16年に60万円、平成17年に53万円を内田に送金したとある。

 その後、さらなる裏金の要求が内田からあり、そうしたカネを使って田中理事長の覚えがめでたくなり、出世の階を上っていった。

 だが、そのうち、靴やスーツなどが高級ブランドに替わっていって、Aは、自分が渡した裏金は何のためだったのかという思いが湧いてきたというのである。

 実は、昨年10月に日大職員が、アメフト部の内田監督が裏金工作をしており、詐欺罪にあたると、警視庁に刑事告発をしていたのだ。

 内田に都合よく利用されたと気付いたAも、裏金を銀行に振り込んだ記録などを含めて、警察当局に話し、現物も渡したというのである。

 もちろん傷害事件の捜査も進んでおり、内田は、違法タックルなどの指示はしていない、今回の件ははめられた、恨みを持つ者が仕組んだと開き直っているそうだが。

 また、諸悪の根源というべき田中知事長は、第三者委員会の調査結果が出ても、会見を行う気はさらさらなく、早稲田大学が起こしたスーフリ事件などを引き合いに出し、「あれだけの重大事件でも理事長は出てこなかった」(日大関係者)と、今回の事件もとるに足らない事件であるかのような態度だそうだ。

 このほかにも、ノンフィクション・ライターの森功が、日大の常務理事が「裏金3800万円で訴えられている」とレポートしている。

 やはり文春が、誠意なき謝罪と両大学ともに危機管理学部を持っていることを取り上げ、加計学園と日大はソックリだと書いている。

 加計の教職員らの組合が「(愛媛県などに)虚偽の説明をしたことは、自治体や国民への重大な背信行為。教育機関としても許されない」と学園執行部を批判する声明を出した。

 学園職員がこう批判する。

「二人が面会していないなんて、加計の人間なら誰も信じません。嘘をつき通すことは、たった一人のために学生やOB、何十万もの人、故郷を捨てるようなもの。理事長が正直に認めて、安倍さんが辞めなければ学園はもう立ち直れません」

 今年1年を表す漢字は「嘘」で間違いない。

 今週の第1位は、現代、新潮、文春、フライデーが挙って取材を競っている紀州のドン・ファンこと野崎幸助氏の怪死事件に与えたい。

 中でも現代は、グラビアで通夜の席の若妻が笑っている写真や、棺の写真、野崎氏が死んでいた寝室のソファの写真まで掲載している。

 元現代OBとしては、久々の現代の頑張りは嬉しい限りである。

 野崎氏の死因は、覚せい剤摂取によるショック死。

 警察が55歳年下の新妻や、月に10日ばかり通ってくる60代のお手伝いさんたちにも事情を聴き、妻の東京の住まいにもガサをかけた。

 お手伝いが気をきかせて野崎の家を留守にし、新妻と野崎の2人しかいなかったといわれる。夕食後、相撲中継を見た野崎氏が2階に上がり、8時ごろに物音がしたのを妻が聞いたという。

 その後、お手伝いが戻り、10時ごろ妻が2階に上がると、野崎氏が全裸に近い姿でこと切れていた。

 この状況では、一説には50億円ともいわれる遺産の多くをもらうことになる妻が疑われるのは致し方なかろう。文春で、北海道に住む彼女の母親は、娘が結婚していたことは知らされていなかったと語り、こういっている。

「でも、どう見たって娘が怪しいですよね」

 この事件、新潮が先週スクープして大騒ぎになったが、発売日が違っていれば、現代のスクープになっていたに違いない。

 ドン・ファン氏と極めて親しい記者が現代にいて、死ぬ少し前に、彼と電話で話し、葬儀までを取り仕切っていたことは先週ここで紹介した。

 彼女のことは自分の孫のような妻を可愛がっていたそうだが、2人のこんな会話を記者は聞いたそうである。

「離婚はいつも考えていますよ。前の奥さんは2億円の慰謝料をもらったんでしょ。じゃあ私も最低同額はもらわないとね」

 すると野崎は、「離婚訴訟の裁判ではせいぜい350万円ほどですよ」と答えていたそうだが、この頃から微妙な変化があった可能性はあると、先週、記者は書いていた。

 何しろ、話といえばカネのことばかりだったようだ。

 文春は、お手伝いさん(文春は家政婦)に野崎氏は、死んだら4000万円譲るといっていたという。また、彼女が六本木にダイニングバーをやっていた頃、婚姻関係にあった夫が覚せい剤で2、3回逮捕され、離婚したと報じている。彼女は嘘発見器にかけられた。

 さて、いち早く事件を報じた新潮は、今週は、野崎氏の妻の実名と顔写真、お手伝いの顔写真をグラビアページに掲載している。

 その上、結婚する前の妻は派手好きで、少なくとも2本のAVに出演していた。野崎の会社の従業員たちは、そのAVデータを携帯に入れたまま警察に押収されていたと報じているのである。

 フライデーも渦中の新妻にインタビューしている。目新しいことはない。警察からの聴取は7回。警察は聴取の際、「殺人容疑として捜査している、家にいたのはあなたと家政婦だけなんだから、疑うのは当然だ」といわれた。

 夫が亡くなって1週間後に、13時間も拘束され、嘘発見器にかけられたという。「質問にはすべて“いいえ”で答えて」といわれ、「覚せい剤を食べ物に混ぜましたか」「風邪薬として飲ませましたか」と、覚せい剤に関する質問ばかりを聞かれたそうだ。

 彼女は、「潔白を証明できるならいくらでも捜査に応じる」といい、「結婚すれば毎月100万円渡すといわれたのが嬉しくて結婚した私が、やるわけはない」「私も、当日いたお手伝いさんも絶対に殺していません」と主張している。

 さて、現代にいこう。グラビアページには、後ろに野崎氏の遺影が見える通夜の席で、家政婦と妻が並んで座っている。

 手前には鮨が入った折があり、ウーロン茶が何本か置かれている。まだ通夜の始まる前であろう。

 妻が家政婦に話しかけている。目線があるので、家政婦の様子は分からない。妻のほうは確かに唇が綻んで、笑っているように見える。

 わずか数カ月結婚していただけだから、悲しめというのは無理があるかもしれないが、少なくとも、死者を悼んでいるという雰囲気は感じられない。

 本文へいこう。6月4日、東京にあるマンションから和歌山に帰るS(妻のこと)を、羽田空港で大勢のマスコミが取り囲んだ。

 そこで彼女は、「もういいかげんにして、私は犯人じゃない」といい、スマホで撮影している記者のスマホを取り上げ、地面に投げ捨てたという。

 普段はおっとりしている彼女がこうしたことをするのは、相当イライラがたまっているのではないかと、記者は見ている。

 この事件には大きな謎がいくつかある。覚せい剤を誰がどこから入手したのか。死亡推定時間は21時だが、20時に2階で物音がして22時に遺体を発見しているが、その時は死後硬直で身体がカチカチだったというが、硬直が早すぎないか。

 野崎氏が娘のように可愛がっていた愛犬が突然死んでいるが、これとの関係はどうなのか。

 件の記者によれば、Sと結婚しても、野崎氏は常連の高級交際クラブで女性を紹介してもらって遊んでいたという。

 それはSも承知していて、野崎が愛人から来たメールを見せていたこともあったという。そこには、「アホ、バカ、死ね、この短小包茎!」。

 Sは、北海道札幌の高校在学中からすすきののガールズバーに勤めていた。卒業と同時に独り暮らしを始め、市内の美容専門学校に通いながらホストクラブにはまっていたという証言もあるそうだ。

 海外旅行などにも行っているそうだが、それだけのカネをどうして稼いだのか。私生活には謎が多いようだ。

 また家政婦にも警察は疑いの眼を向け、六本木にある彼女のマンションも家宅捜索している。

 野崎と彼女との付き合いは20年以上になり、10日ほど田辺の家に来て、野崎の世話をしていた。手当は1万円だったのが、最近1万5000円になったそうだ。

 野崎という人物、女とやることにはいくらでもカネを出すが、他にはあまりカネを使わないタイプと見える。

 家政婦の娘と結婚させてくれと、彼女にいっていたそうだが、「あんな助平ジジイはダメって断っているのよ」と苦笑いしながら、記者に話したという。

 先にも触れたが、この家政婦の元夫は覚せい剤で4回も逮捕されているそうである。

 また、愛犬が死んだときは家政婦に対して、「お前が、イブを殺したんだ!」と怒鳴ったそうである。

 だが、記者とSと家政婦で話した時、家政婦はこういったという。

「私を疑わないでね。ホントにやっていないんだから。私が社長を殺しても財産が入るワケでもないし。Sちゃんは入るけどねえ~」

 記者はSに改めて事件のことを聞いた。

 もちろん彼女は「自分はやっていない」といい、この家は誰でも簡単に出入りできたと話す。

 第三者の可能性を示唆するのだ。

 防犯カメラについては、

「去年、強盗が入ったときも防犯カメラがうまく作動していなかった。GW中も社長の愛人らしき人たちが何人も出入りしていたし、知らないおばさんが家にいて『新しい家政婦です』って名乗られることもあった」

 37億円ともいわれる相続については、正直そんなにないと思う、会社の経理の人も、赤字があるので整理したとしても10億円ぐらいじゃないかといっていたと話す。

 ということは、早くも相続がいくらになるのか、聞いているようだ。

 野崎との夫婦生活は、「夫婦関係というよりも介護」という感じだったという。

 記者が、あなたが事件に関係していることは?

「それはないです。でも(家宅捜索で)変なものが出てこないか怖い」

 和歌山県警は、捜査対象を妻と家政婦に絞っているようだ。だが、殺せば自分たちが疑われることは間違いないのに、やるだろうか。

 11日、妻や親族に対する取材について、弁護士から「慎重な対応」を求めるFAXが送信されたとデジタルデイリーが報じている。

 FAXには「『野崎幸助氏の妻から各報道機関による取材・報道に関し、依頼を受け代理人に就任いたしました』という弁護士事務所が送信。特に妻に対する過熱報道に『本人も心を強く痛めて』いる状態であるとし、『夜中に本人の家族の自宅に来て取材を申し入れる等の行きすぎた取材や、憶測に基づく記事・報道による名誉侵害、肖像権の侵害が多数散見されております』」と書かれているという。

 今後の行きすぎた取材については「法的措置も含めて、厳重に抗議」するとしているそうだ。

 野崎氏は元々金貸しで儲けた人だけに、恨みを持っている人間は少なからずいるのではないか。いいミステリーならば、思いもかけない犯人が出てくることになるのだが、この結末いかがなりますやら。

【巻末付録】

 現代は、「実録官能小説 痴情の楽園」。こういうもので興奮する読者がいるのだろうか。私には昔から疑問なのだが。

「過去最大のセクシーショット連発! 佐野ひなこ 最高のボディ」。ヘア・ヌードはないが、なかなか可愛い子だ。

「ドキュメント・グラビア 濡れる女 春菜めぐみ(27)」。袋とじは「『昭和30年代生まれ』に贈る 青春ブロマイドBOOK」。アン・ルイスやフラワー・メグ。懐かしいけどね。

 ポストは、「英誌&本誌が調査 最高のセックスシンボル124人」。1位がガル・ガドッドだって。映画『ワンダーウーマン』でブレイクしたそうだが、私にはちょっと。2位はエミリア・クラーク。映画『ゲーム・オブ・スローンズ』の王女役で注目されたそうだが、これも未見だし、私のタイプではないな。

「女優で時代が甦る 大竹省二と『女』たち」。八千草薫がいいね。袋とじは「ロシアより愛をこめて」。ロシアW杯を記念したロシア女性33人の裸。

 だいぶ前になるが、ロシア(当時はソ連)のモスクワで1週間滞在していた時、ロシアの女性と知り合い、彼女のアパートへ行ったことがあった。

 20代前半の美人。全身抜けるような肌の白さがとても印象に残っている。

 というわけで、今週はどちらも日本代表のサッカーみたいに決め手不足で引き分け。
(文=元木昌彦)

『コンフィデンスマンJP』最高視聴率の要因は“小池徹平のネクラ感”と“見事な伏線とパロディの使い方”!?

『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)6月4日放送の第9話は「スポーツ編」。最終回目前にして自己最高の視聴率9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマーク。前週から1.2ポイントもアップした。

 映画化も発表され、止まらぬ勢いを見せた。第9話のあらすじは以下の通り。

 IT企業経営者・桂公彦(小池徹平)。彼はスポーツチームを買収しては自分の好き勝手に編成し、弱くなったら売却。それを繰り返し、スポーツファンたちから恨まれていた。ダー子(長澤まさみ)たちはニセモノのバスケットのクラブチームを桂に売りつけ、3年契約7.5憶円を騙し取ろうと企む。

『スラムダンク』(集英社)などからのパロディが目を引く回であったが、伏線を巧みに駆使し、笑いと感動を生み出していた。そのテクニックに触れながら、第9話「スポーツ編」を振り返りたい。

(これまでのレビューはこちらから)

■鼻につくIT企業経営者に共感してしまう“異質の1時間”

 伏線の使い方の前に、キャラクターとキャスティングの話からしたい。

 今回のメインゲストはIT経営者の桂を演じた小池徹平。一見、頼りなさそうな小池が経営者という役柄はミスキャストのように思えるが、小池が演じたからこそ良かった。

 世の中のIT企業経営者は鼻につくイメージの人間が多い。容姿・器量・人格が破綻しているにもかかわらず、美女や煌びやかな日常を満喫している(そうでない人もいるが)。

 その身の丈に合わない振る舞いが、鼻についてしまう理由。童顔な小池の身の丈に合わない生意気な振る舞いは、悪目立ちするIT経営者像とマッチしていた。

 この身の丈に合わない感じは、物語にも大きく作用している。小池扮する桂は、学生時代は運動音痴でパッとしない存在。恋した女子は皆、運動部のキャプテンの彼女になってしまう。経営者となり美女との結婚生活を手に入れたが、妻はサッカー選手に寝取られる。スポーツへのコンプレックスが金儲けの原動力となり、プロチームの支配欲求にまで転じる。

 浮かばれない青春を送っていた者は、大人になってからコンプレックスを埋めようと躍起になる。そんな人間の愚かしさが桂の憎らしさの一因となっていた。しかしその憎らしさの正体は、共感であるようにも思える。

 誰しもが完璧な青春など手に入れられない。一流の大学や企業に入った元ガリ勉君が同窓会で調子こいてリア充ぶったり、パッとしなかった女子が彼氏を得た途端「男ってさ~」と、すべてをわかったようなことを言い出したりする。スポーツ選手が引退後に勉強や経営に目覚めたり、勉強も運動も恋愛もソツなくこなした者は自分の普通さを想い悩み、変わったことをしようとする。

 身近な人にも自分自身にも、桂の痛々しさは当てはまるところがあるのではないか。桂という男は万人が共感できる悪役だったのかもしれない。だからこそ、ラストで桂がプロチームを金儲けの道具でなく真剣に育てようとする心境の変化に感動できた。人生とは青春の穴埋め作業なのかもしれないと思わされた1時間だった。

■“見せ球”と“クセ球”、スポーツにも通ずる脚本のテクニック

「スポーツ編」ということで、野球になぞらえて9話で使われた脚本術を紹介したい。

 前置きとして野球には“見せ球”という投球術がある。「速球を投げる前にわざと遅い球を放り、速球をより速く見せる」などがそれに当たる。

 違和感のある球を見せて、渾身の球でアウトを取りにいく。その作法は、脚本で言うところの“伏線”と似ている。

 バスケチームにいたダー子達の仲間、五十嵐(小手伸也)が秘密兵器と呼ばれ続け、その活躍を心待ちにさせる。いよいよ活躍!……という場面で、16秒で交代を余儀なくされ足を引っ張るだけとなる。普通に登場させて失敗させるよりも、秘密兵器という前フリを見せ続けたおかげで笑いの振れ幅は大きくなる。

 ギャグシーンだけでなく、伏線は物語の大きな引っ張りにも使われていた。物語の序盤、桂が魅力的なプロチームの見学中に突然帰宅。そして桂は弱小チームと契約を結ぶ。突然の帰宅という違和感が伏線となり、謎が解けるまでチャンネルを変えられなくなる。

 物語の終盤、その伏線がヒントとなり、チームの買収と弱体化が、わざと赤字部門を出すという会社の税金対策であると同時に、桂のスポーツへの復讐になるという真実を浮き彫りにする。

 余談だが刑事ドラマやミステリーの視聴率が安定するのは、伏線の賜物。誰が何のためにどんなトリックで殺人に至るのか、伏線を散りばめながら視聴者をラストシーンまで誘導できる。

 そして、ネットでも話題となった、『スラムダンク』や『ROOKIES』(ともに集英社)などの名作コミックのパロディ。これは“クセ球”に置き換えられる。クセ球は、ストレートであるがブレる球であるため、バットの芯に当たりにくい特性を持つムービングファストボールなどを指す。

 第9話も、ストレートにやれば、視聴者に「つまらない!」と打ち返される場面で、パロディを使った。不良たちが更生する場面ではドラマ『ROOKIES』(TBS系)の主題歌を流し、「バスケがしたいです」と『スラムダンク』の名言を言わせる。普通の熱血スポ根シーンのはずが、パロディという一クセだけで、元ネタを知る者の喜びに変わり、笑いにもなる。

 また「バスケがしたいです」や「左手は添えるだけ」などの元ネタを知らないという前提で、冒頭に提示しておく配慮は見事だった。知らない人にとっては伏線となり、知っている人にとってはパロディとなる。

 伏線とパロディの使い方が見事だったからこそ、9話の視聴率は上昇するに至ったのではないだろうか。

■最終回、初の2ケタ視聴率となるか!?

 11日には、15分拡大で最終話「コンフィデンスマン編」が放映される。結婚詐欺を題材に、ダー子たちが別のコンフィデンスマンと戦いを繰り広げるようだ。予告によれば、ダー子たちが命の危機が訪れる! ただ、映画化を発表してしまったため、死なないことは明らかなのだが……。

 本レビューも次で最後と寂しさを感じつつ、本作の一ファンとして、最終話「コンフィデンスマン編」の有終の美を期待したい。

(文=許婚亭ちん宝)

『コンフィデンスマンJP』最高視聴率の要因は“小池徹平のネクラ感”と“見事な伏線とパロディの使い方”!?

『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)6月4日放送の第9話は「スポーツ編」。最終回目前にして自己最高の視聴率9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマーク。前週から1.2ポイントもアップした。

 映画化も発表され、止まらぬ勢いを見せた。第9話のあらすじは以下の通り。

 IT企業経営者・桂公彦(小池徹平)。彼はスポーツチームを買収しては自分の好き勝手に編成し、弱くなったら売却。それを繰り返し、スポーツファンたちから恨まれていた。ダー子(長澤まさみ)たちはニセモノのバスケットのクラブチームを桂に売りつけ、3年契約7.5憶円を騙し取ろうと企む。

『スラムダンク』(集英社)などからのパロディが目を引く回であったが、伏線を巧みに駆使し、笑いと感動を生み出していた。そのテクニックに触れながら、第9話「スポーツ編」を振り返りたい。

(これまでのレビューはこちらから)

■鼻につくIT企業経営者に共感してしまう“異質の1時間”

 伏線の使い方の前に、キャラクターとキャスティングの話からしたい。

 今回のメインゲストはIT経営者の桂を演じた小池徹平。一見、頼りなさそうな小池が経営者という役柄はミスキャストのように思えるが、小池が演じたからこそ良かった。

 世の中のIT企業経営者は鼻につくイメージの人間が多い。容姿・器量・人格が破綻しているにもかかわらず、美女や煌びやかな日常を満喫している(そうでない人もいるが)。

 その身の丈に合わない振る舞いが、鼻についてしまう理由。童顔な小池の身の丈に合わない生意気な振る舞いは、悪目立ちするIT経営者像とマッチしていた。

 この身の丈に合わない感じは、物語にも大きく作用している。小池扮する桂は、学生時代は運動音痴でパッとしない存在。恋した女子は皆、運動部のキャプテンの彼女になってしまう。経営者となり美女との結婚生活を手に入れたが、妻はサッカー選手に寝取られる。スポーツへのコンプレックスが金儲けの原動力となり、プロチームの支配欲求にまで転じる。

 浮かばれない青春を送っていた者は、大人になってからコンプレックスを埋めようと躍起になる。そんな人間の愚かしさが桂の憎らしさの一因となっていた。しかしその憎らしさの正体は、共感であるようにも思える。

 誰しもが完璧な青春など手に入れられない。一流の大学や企業に入った元ガリ勉君が同窓会で調子こいてリア充ぶったり、パッとしなかった女子が彼氏を得た途端「男ってさ~」と、すべてをわかったようなことを言い出したりする。スポーツ選手が引退後に勉強や経営に目覚めたり、勉強も運動も恋愛もソツなくこなした者は自分の普通さを想い悩み、変わったことをしようとする。

 身近な人にも自分自身にも、桂の痛々しさは当てはまるところがあるのではないか。桂という男は万人が共感できる悪役だったのかもしれない。だからこそ、ラストで桂がプロチームを金儲けの道具でなく真剣に育てようとする心境の変化に感動できた。人生とは青春の穴埋め作業なのかもしれないと思わされた1時間だった。

■“見せ球”と“クセ球”、スポーツにも通ずる脚本のテクニック

「スポーツ編」ということで、野球になぞらえて9話で使われた脚本術を紹介したい。

 前置きとして野球には“見せ球”という投球術がある。「速球を投げる前にわざと遅い球を放り、速球をより速く見せる」などがそれに当たる。

 違和感のある球を見せて、渾身の球でアウトを取りにいく。その作法は、脚本で言うところの“伏線”と似ている。

 バスケチームにいたダー子達の仲間、五十嵐(小手伸也)が秘密兵器と呼ばれ続け、その活躍を心待ちにさせる。いよいよ活躍!……という場面で、16秒で交代を余儀なくされ足を引っ張るだけとなる。普通に登場させて失敗させるよりも、秘密兵器という前フリを見せ続けたおかげで笑いの振れ幅は大きくなる。

 ギャグシーンだけでなく、伏線は物語の大きな引っ張りにも使われていた。物語の序盤、桂が魅力的なプロチームの見学中に突然帰宅。そして桂は弱小チームと契約を結ぶ。突然の帰宅という違和感が伏線となり、謎が解けるまでチャンネルを変えられなくなる。

 物語の終盤、その伏線がヒントとなり、チームの買収と弱体化が、わざと赤字部門を出すという会社の税金対策であると同時に、桂のスポーツへの復讐になるという真実を浮き彫りにする。

 余談だが刑事ドラマやミステリーの視聴率が安定するのは、伏線の賜物。誰が何のためにどんなトリックで殺人に至るのか、伏線を散りばめながら視聴者をラストシーンまで誘導できる。

 そして、ネットでも話題となった、『スラムダンク』や『ROOKIES』(ともに集英社)などの名作コミックのパロディ。これは“クセ球”に置き換えられる。クセ球は、ストレートであるがブレる球であるため、バットの芯に当たりにくい特性を持つムービングファストボールなどを指す。

 第9話も、ストレートにやれば、視聴者に「つまらない!」と打ち返される場面で、パロディを使った。不良たちが更生する場面ではドラマ『ROOKIES』(TBS系)の主題歌を流し、「バスケがしたいです」と『スラムダンク』の名言を言わせる。普通の熱血スポ根シーンのはずが、パロディという一クセだけで、元ネタを知る者の喜びに変わり、笑いにもなる。

 また「バスケがしたいです」や「左手は添えるだけ」などの元ネタを知らないという前提で、冒頭に提示しておく配慮は見事だった。知らない人にとっては伏線となり、知っている人にとってはパロディとなる。

 伏線とパロディの使い方が見事だったからこそ、9話の視聴率は上昇するに至ったのではないだろうか。

■最終回、初の2ケタ視聴率となるか!?

 11日には、15分拡大で最終話「コンフィデンスマン編」が放映される。結婚詐欺を題材に、ダー子たちが別のコンフィデンスマンと戦いを繰り広げるようだ。予告によれば、ダー子たちが命の危機が訪れる! ただ、映画化を発表してしまったため、死なないことは明らかなのだが……。

 本レビューも次で最後と寂しさを感じつつ、本作の一ファンとして、最終話「コンフィデンスマン編」の有終の美を期待したい。

(文=許婚亭ちん宝)

NEWS・小山慶一郎「キャスターとして不適切」謝罪にファン激怒!「アイドルとしては問題なかったのか」

 ジャニーズのアイドルグループ・NEWSのメンバー小山慶一郎と加藤シゲアキが、未成年女性に飲酒させていたことで謝罪、所属事務所はこれを認め、小山を「一定期間の活動自粛」、加藤を「厳重注意」の処分とした。

 しかし、これに収まらないファンもいる。小山が出演番組『news every.』(日本テレビ系)で生謝罪した際、「キャスターとして不適切」と言ったからだ。

「キャスターだったからマズかった、アイドルとしては問題なかった、と聞こえて不愉快でした。彼がキャスターをやれているのはアイドル人気があるからで、まずアイドルとしてどう考えているのか示すべきなのに、それがなかった。これでは、ただ仕事先で取り繕っているようにしか見えません」

 こう話したのは自ら「超・小山担」なる熱狂的ファンを自称する30代女性だが、同様の批判はTwitter上でも多数、見受けられた。

「キャスターとして謝ったけど、NEWSの小山慶一郎としては謝ってないよね。ブログの更新もFC会員に直筆のお詫びの手紙も何もしてないよね。何もしないでファンも付いてくると思ったら大間違いだから。お前が復帰してもまた信じてくれるファンなんていると思うなよ」

「まずはアイドルの自分を応援してくれてるファンに向けての謝罪じゃないの?一生謹慎してろよ」

「小山くんの謝罪、何回見ても文字起こししたやつ読んでも、キャスターとして悪いことしましたごめんなさいにしか聞こえないし見えないの」

 小山の謝罪は、「私は女性から年齢を20歳と告げられていたため未成年者だとは知りませんでした。しかし結果として飲むことを煽るような声をかけてしまいました。こうした振る舞いは報道番組としてさまざまなニュースをお伝えし、ときには厳しい意見を述べてきたキャスターとして不適切であることは言うまでもありません」というものだった。確かに「アイドル」としてファンに向けた言葉はひとつもなかった。誰より小山を応援してきたファンが、自分たちをないがしろにされたと感じるのは当然だろう。

 小山は過去、アイドルグループ「放課後プリンセス」の候補生だった太田希望(現・新藤まなみ)など、複数のアイドル女性との交際が持ち上がり、ファンの不信感が高まっていたが、そのときもコンサート内で謝罪がなく、ファンを辞める「担降り」を宣言する人が続出していた。さらに別の「女性30人とのパーティー音声流出」騒ぎもあり、なおファンからの反発を強めていた。

「メンバーの手越(祐也)は昨年、和歌山でのコンサートで、いろいろ疑惑があったことを丁寧に説明して謝罪しました。『こんなにステージに立つのを怖いと思ったことはなかった』とまで言って。ファンが求めるのは、ちゃんと向き合ってくれる姿勢なのに、小山はまったく逆方向。プロ意識のかけらも見られないんです。そんなにキャスターが大事ならNEWSを辞めてジャーナリストになればいいのに」とは前出女性。

 しかし、小山は過去、日焼けした人のことを原発事故に例えて「チェルノブイリか」と、心ない突っ込みをしたことが大ヒンシュクを買うなど、アイドルの座がなければ報道番組のイスに座れる器ではないことを露呈している。実際、番組関係者はこう話す。

「当日の台本をよく読んで、放送前の会議でわからないところを共演者らに聞いてるところは勉強熱心と言えますけど、それは所詮『アイドルにしては頑張ってる』レベルでしかないです。周りがお膳立てして必死に文化人っぽく見せているだけで、もし台本一切なしに討論番組に出したら、醜態を晒すでしょうね」

 小山は昨年、『news every.』内で自身の誕生日を祝ってもらったとき「NEWSも頑張ります」と言っていた。本人の中ではいまやアイドルはオマケ感覚ぐらいでしかないのかもしれない。
(文=片岡亮/NEWSIDER)