今週の注目記事・第1位
「スクープ写真 通夜の席で若妻は笑っていた! ドン・ファンが漏らしていた若妻と家政婦への『疑念』」(「週刊現代」6/23号)
「紀州のドン・ファン覚せい剤怪死22歳妻と謎の家政婦」(「週刊文春」6/14号)
「実母も結婚を知らなかった『悲劇の幼妻』プロファイル」(「週刊新潮」6/14号)
「新妻・Sさん『私は警察に疑われている』」(「フライデー」6/22号)
同・第2位
「『私は内田前監督に裏金1500万円を渡した』」(「週刊文春」6/14号)
同・第3位
「NEWS小山慶一郎・加藤シゲアキが未成年女子に『飲み干せ!』音声」(「週刊文春」6/14号)
同・第4位
「眞子さま覚悟を決めたお忍び箱根女子旅」(「女性セブン」6/21号)
同・第5位
「『鉄柱しがみつき男』は慶應卒の元エリート銀行員だった」(「週刊現代」6/23号)
同・第6位
「あの看板女子アナも被害者だった!? テレ朝『セクハラ調査』のブーメラン」(「週刊ポスト」6/22号)
同・第7位
「世論を怖れて不起訴を釈明した『女特捜部長』」(「週刊新潮」6/14号)
「特捜検察が官邸に屈した日 森功」(「週刊ポスト」6/22号)
同・第8位
「元巨人『笠原』が袖を濡らした『Gユニフォーム』接客」(「週刊新潮」6/14号)
同・第9位
「稀勢の里のマンションに連泊したスレンダー美女」(「週刊新潮」6/14号)
同・第10位
「名医20人が自分で買って飲んでいる『市販薬』」(「週刊現代」6/23号)
同・第11位
「食べてはいけない『国産食品』実名リスト 第4弾」(「週刊新潮」6/14号)
同・第12位
「有働アナの後継『桑子真帆』がバースデー離婚の深いワケ」(「週刊新潮」6/14号)
同・第13位
「あなたの知らない『ねこ背』のリスク」(「週刊文春」6/14号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
今週は紀州のドン・ファン事件で持ち切りである。だが、ポストはこの事件にあまり関心がないようだ。
相変わらず、巻頭は「やってはいけない老後対策」。ドン・ファン事件も扱ってはいるが、ワイドの1本という破格(?)の小ささである。
もはやポストは、週刊誌であることを自ら捨てたのであろう。いっそ隔週刊誌にして、老人が直面している諸問題に特化した誌面づくりをしたらどうだろう。
さて、まずは文春から。私はねこ背である。文春によれば、首ねこ背のようだ。ねこ背になりやすい習慣のほとんどが当てはまる。
座り時間は1日5時間以上、スマホはそれほど使わない、PCとの間は30センチも離れていないが、脚を組むことが多い、10センチより少し高い枕を使っている、ソファにはよく座る。
ねこ背になると、首や肩などの筋肉に負担がかかり、その結果、筋肉が縮んで硬くなり、筋内繊維の中の血管が圧迫され、血流が悪化する。
そのために肩こりや腰の部分の背骨である腰椎にも影響が及び、腰痛が起こり、ひどい場合は手足のしびれや痛み、さらには坐骨神経痛になるというのである。
持病でぎっくり腰がある人は、ねこ背を改善することでよくなるという。私は今年の始めにひどい脊柱管狭窄症になって2カ月歩くことができなくなった。首ねこ背は、首が前に出ているので、誤嚥性肺炎を引き起こす確率が多くなるというから、早速なんとかしなくては。
改善するには正しい姿勢を意識することが大事。胸を張るようにぐっと背筋を伸ばし、顎を引く。さらに肩を少し後ろに引く。そこからゆっくりと力を抜いて、頭からかかとまで一本の筋が通っているような姿勢を保つ。
ねこ背は、呼吸も浅くなるから、深呼吸をするといい。早速、背もたれが後ろへ倒れる椅子ではなく、背もたれが動かない椅子に変えてこの原稿を書いている。二度と脊柱管狭窄症の痛さを味わいたくないから。
私もよく見ているNHKの『ニュースウオッチ9』の桑子真帆アナが、結婚1年で破局していたそうだ。新潮によれば、夫だったフジテレビの谷岡真一アナが出ているのは朝番組だから、すれ違いが多く、またそれをいいことに、谷岡アナは合コンに参加したり、フジテレビ局内に親密な女性がいることを桑子に知られ、夫婦関係が壊れたそうである。
5月末にサンスポがスクープしたそうだが、見ている限り、桑子の表情は変わらない。いまやポスト有働の最右翼という自信がなせる業か。
逃がした魚は大きい。谷岡はそう思って後悔しているのだろうか。
食べてはいけない国産食品を連載(第4弾)している新潮によると、日本人の主食がコメからパンに移ったのは2011年だそうだ。
だが、パン、それも菓子パンの多くにはトランス脂肪酸という体に悪影響を与えるものが含まれているというのである。ハーバード大学が8万人の女性を追跡した調査では、トランス脂肪酸を最も多く摂取した女性は最も少ない女性と比べると、心筋梗塞を起こす危険性が約3割も高いという。
さらにはガンへの影響もあるそうだ。アメリカではこの6月18日から、事実上使用禁止になり、7月には台湾、9月にはカナダでも使用禁止になるという。
トランス脂肪酸が入っているトップ30には、普通の食パンは入っていない。私が好きなフランスパンもないようで、ホッとしている。
10位は現代の巻頭特集。名医が自分で買って飲んでいる市販薬を上げているが、これはなかなかいい企画である。
風邪薬や胃腸薬などは私もよく買うが、どれがいいのかよくわからない。薬局は、だいたい儲けの多い薬を表に出し、いま一番売れているなどと書いているが、どうも素直に信じる気にならない。
だいぶ前に、知り合いの医者に、風邪で喉が腫れたり頭が痛いときには何を飲むのか聞いたことがあった。
すると、よほどひどくないときはロキソニンを飲んでますね。治りはしないけど、痛みは和らぐし、飲み過ぎなければ胃にも負担がかからないし、重宝していますよ。
以来、ロキソニンを大量にもらって、腰の痛みなどにも使っている。
ここでも鎮痛、解熱にロキソニンSがあり、湿布薬にもロキソニンSテープがある。
風邪薬にはツムラ漢方葛根湯エキス顆粒A、胃腸薬にはガスター10やパンシロンGなどが載っている。
花粉症やアレルギーには、アレグラFXやクラリチンEXなどがある。安心して薬を飲みたい方は、読んでみるといい。
新潮が、7場所連続で休場している稀勢の里横綱が、スレンダー美人を自分のマンションに2連泊させたとグラビアページで報じている。
小人閑居して不善をなす。諺通りのことをやってくれるね。
野球賭博で球界を追われた笠原将生(27)元巨人軍投手が、新宿・歌舞伎町のホストクラブで働いていると、やはり新潮が報じている。
それも巨人当時のユニフォームを着て、バースデーイベントをやっていたというのである。
グラビアページに客とVサインをしている笠原が写っている。こういう体はドデカいが童顔の男に惚れて通う女性はいるようで、なかなかのモテようである。
ユニフォームを勝手に使われた巨人のほうは怒り心頭だろうが。
昨今、だらしない人間がやたらと目立つが、大阪地検特捜部初の女性部長になった山本真千子も同様である。財務省の決算文書改ざんについて、佐川宣寿をはじめとした38人全員をシロにし、不起訴にしてしまった。
その上、世論を怖れてだろう、異例の釈明会見まで開いたのに、内容は差し控えるというばかり。
結局、検察というところも、政治的な縛りから逃れられないということを自ら立証して見せただけに終わった。
新潮で若狭勝元東京地検特捜部副部長がいっている。
「ズルズルと尾を引いていくと、自民党総裁選に影響を及ぼすことになる。それを防ぐための、政治マターの不起訴の匂いがする」
ポストでノンフィクション・ライターの森功が、やはり「政治判断の捜査終結という以外に言葉が見当たらない」と書いている。
その理由は、「仮に佐川を逮捕・起訴すれば、少なくとも公判の中で、なぜ犯行に手を染めたのか、誰の指示があったのか、それらを明らかにしなければならない。換言すれば、大阪地検はそれを避けたともいえる」。検察まで安倍に忖度では、この日本、真っ暗闇ではないか。
昨夜、そう考えていたら、10時過ぎに新潟県知事選の結果が出た。思わず「新潟負けた! 日本も死んだ!」と叫んだ。
差はわずかとはいえ、自民、公明の支持を受け柏崎刈羽原発の再稼働に動くであろう花角英世を当選させてしまった。
せっかく、森友学園・加計学園問題で嘘をつき通している安倍を追い詰めるチャンスだっただけにと、地団太を踏んだ。
新潟の有権者には悪いが、この選挙結果が崩れかけていた安倍政権の息を吹き返させ、もし総裁選で安倍が三選を果たしたら、後々まで悔いの残る「選択」として記憶されることになるかもしれない。
高額の所得を得ている会社員だけではなく、ほとんどの勤め人が果てしない残業を強いられ、過労死する人間が続出する。カジノ開設により、ギャンブル依存症が日本中にまん延し、借金を抱えて強盗や殺人事件が続発する。近々必ず来る巨大地震で、再び原発事故が起き、日本の半分以上の県で人が住めなくなる。憲法改悪で、徴兵制が復活する。沖縄は核実験場として、アメリカの統治下に置かれる。こんな悪夢が現実になる日が来る。
先日、『地図から消される街 3.11後の、「言ってはいけない真実」』(講談社現代新書)を書いた青木美希朝日新聞記者と話した。
彼女は朝日新聞の評判になった連載「プロメテウスの罠」で、手抜き除染の実態などをスクープして3度の新聞協会賞を受賞している。
この本には、いまだに除染作業が一向に進まないことや、それなのに国と自治体は、避難解除をして避難者たちの気持ちを無視して、帰還させようとしていることなど、当事者の証言で裏付けしている。
だが帰還率が4.3%しかないところもあり、自治体も帰還者の人数を公表しなくなってしまった。
子どものために地元を離れ、他郷で暮らす母子避難者たちの多くは、夫婦仲が壊れ、地元民からは「裏切り呼ばわり」され、追い詰められて自殺する者までいる。
年間1ミリシーベルト以下というのを、なんの根拠もないまま年間20ミリシーベルトまで“大丈夫”だといわれ、帰らない奴は非国民とでもいうように、補助金を打ち切り、避難者たちを見殺しにしている。
会うなり、彼女にこういった。「これを読むと、怒りというヤワなものではなく、国に対して“殺意”を抱きます」。日本人という生き物は、忘れてはいけないことさえ、簡単に忘れてしまう。
福島に続き、新潟がそうならないという保証はない。それなのにこういう選択をするのか。絶望はしないが、日本という国がどんどん嫌いになっていく。
閑話休題。福田前財務省事務次官のセクハラを告発した女性記者が所属していたのはテレビ朝日だったが、そこが問題発覚後に、社内で緊急アンケートを実施したという。
ポストによれば、そこには、「2人で食事に誘われ、抱きつきやキスを求められる」「お酒の席でホステス的な扱いを受ける」などのセクハラ告発が出てきたと、テレビ朝日の労働組合が『組合ニュース』に掲載した。
しかも、女性の回答者126人のうち、(社外関係からセクハラを受けた)というのは43人で34%なのに、「社内関係者からセクハラを受けた」という回答を寄せたのは71人で56%にもなったというのである。
女性の敵は社内だった。独立行政法人「労働政策研究・研修機構」が25~44歳の女性労働者を対象にしたアンケートによると、セクハラの経験者は28.7%で、社内関係者からのセクハラはテレビ朝日の約半分だという。
テレビ朝日が多いのか、テレビという職場にはそういう輩がもともと多いのか、女子アナたちの声を聞いてみたいものである。
さて、6月2日に、千葉県千葉市花見川区のJR総武線幕張本郷駅の駅舎を支える鉄柱から、消防のレスキュー隊員が、鉄柱につかまりパンツ姿でぐったりしている中年男を抱え降ろしている姿が、テレビのニュースで映し出された。
なんでもこの男、車内の女性客に痴漢行為をして、駅員に駅舎の2階にある事務室に連れていかれたのだが、隙を見て逃げ、ホーム上にある駅舎から飛び降りようとしたが、高さにおののいて果たせず、鉄柱にしがみつき、そのままいたところを発見されたそうである。
建造物侵入容疑で現行犯逮捕されたのは家田慎也容疑者(51)だという。
現代はこの男のことを追いかけ、記事にしている。現代の目の付け所はいい。
それによると、この家田、慶應大学を出て1990年にはみずほ銀行に就職したかつてのエリートだったという。
だが、その後、どういう理由か分からないが、2008年にみずほを退職してから人生が狂っていったようだ。
流通大手のイオングループに転職したといっていたらしいが、そこも5年足らずで退社し、整体院グループを経営する会社に就職したが、そこも退社しているそうである。
そこを退社する前に、JR成田線の車内で熟睡している女性に抱きつき、現行犯逮捕されているが、その時も現場から逃げたという。
家田には痴漢だけではなく、抱きついた女性から財布を盗むなどの窃盗癖もある。今は古びたマンションの一室でマッサージ屋をやっているそうだが、彼の友人は、開店休業のような状態ではなかったかと話している。
女房にも愛想を尽かされ、娘を連れて出て行ってしまった。元エリート銀行員の成れの果てというには、あまりにも侘しい人生ではある。
ところで宮内庁がHPに、最近の秋篠宮眞子さんの婚約延期を巡る報道に対して抗議の文章を発表して話題になっている。
特に、美智子皇后についての報じ方が間違っていると、強い口調で批判している。
今週の女性セブンが、6月3日から1泊で、眞子さんが学習院高等科まで一緒だった親友3人と、箱根湯本へ旅行に行ったことを報じている。
表情は明るく、しかも、帰宅する6月4日には、秋篠宮夫妻が公務のためにハワイへ行く直前だったこともあり、「“外泊許可”が出たというのは、眞子さまとご夫妻の間で、何かしらの“進展”があったのではないでしょうか」(宮内庁関係者)と推測している。
論調は、眞子さんは小室圭さんと別れる覚悟を決めたというものである。眞子&圭の外でのデートは6カ月もないというが、月に1度は、今でも小室圭さんは秋篠宮家を訪ねて、眞子さんと話しているそうだ。何があっても「結婚する」という覚悟を決めたということもあり得るのではないだろうか。
このところジャニーズ事務所の所属タレントたちの不祥事が止まらない。今週文春は、カラオケバーで、「NEWS」の小山慶一郎(34)と加藤シゲアキ(30)が、未成年の女性に「酒を飲み干せ!」と一気飲みさせていたことを報じている。
小山は、明治大学在学中の03年にデビューしたジャニーズきっての知性派アイドルで、14年からは『news every.』(日本テレビ系)でMCを務めている。
文春によると、この「NEWS」というグループ、これまでも未成年飲酒などの不祥事が続出して、当初9人だったのが現在は4人になってしまっている、いわくつきの中年アイドルグループだそうだ。
その女性に年を聞いたが、20歳だと伝えられたというが、そんなことはいい訳にはならない。
事務所は早速、小山については「一定期間の活動自粛」、加藤は「厳重注意」の処分を科すことを発表した。
ジャニーズ事務所の崩壊近しを思わせる、不祥事ノンストップ現象である。
今週の文春の巻頭は「私は内田監督に裏金1500万円を渡した」という日大アメフト部OBの告発である。
このA氏は、内田が監督に就任して間もなくの03年、生活に苦しいアメフト部の学生の面倒を見なければという理由で、裏金の捻出に協力してほしいといわれたそうだ。
実際その頃は、内田が選手の授業料を立て替えて苦労していたので、彼は「男気」を感じて協力したという。
Aは当時、並行輸入などの形でスポーツ関連用品を仕入れる会社をやっていた。手口はこうだ。日大運動部の物品納入や合宿所の建設などの窓口になっていたB社を元請けにし、Aが仕入れ業者を選定して、日大に90万円で納入する場合、Aの会社が50万円で仕入れ、B社には80万円で卸して請求書を回す。Aが得る利益の30万円のうちの20万円を裏金にして内田に渡す。
実際に、Aが示した通帳のコピーがタイトル下に載っている。平成16年に60万円、平成17年に53万円を内田に送金したとある。
その後、さらなる裏金の要求が内田からあり、そうしたカネを使って田中理事長の覚えがめでたくなり、出世の階を上っていった。
だが、そのうち、靴やスーツなどが高級ブランドに替わっていって、Aは、自分が渡した裏金は何のためだったのかという思いが湧いてきたというのである。
実は、昨年10月に日大職員が、アメフト部の内田監督が裏金工作をしており、詐欺罪にあたると、警視庁に刑事告発をしていたのだ。
内田に都合よく利用されたと気付いたAも、裏金を銀行に振り込んだ記録などを含めて、警察当局に話し、現物も渡したというのである。
もちろん傷害事件の捜査も進んでおり、内田は、違法タックルなどの指示はしていない、今回の件ははめられた、恨みを持つ者が仕組んだと開き直っているそうだが。
また、諸悪の根源というべき田中知事長は、第三者委員会の調査結果が出ても、会見を行う気はさらさらなく、早稲田大学が起こしたスーフリ事件などを引き合いに出し、「あれだけの重大事件でも理事長は出てこなかった」(日大関係者)と、今回の事件もとるに足らない事件であるかのような態度だそうだ。
このほかにも、ノンフィクション・ライターの森功が、日大の常務理事が「裏金3800万円で訴えられている」とレポートしている。
やはり文春が、誠意なき謝罪と両大学ともに危機管理学部を持っていることを取り上げ、加計学園と日大はソックリだと書いている。
加計の教職員らの組合が「(愛媛県などに)虚偽の説明をしたことは、自治体や国民への重大な背信行為。教育機関としても許されない」と学園執行部を批判する声明を出した。
学園職員がこう批判する。
「二人が面会していないなんて、加計の人間なら誰も信じません。嘘をつき通すことは、たった一人のために学生やOB、何十万もの人、故郷を捨てるようなもの。理事長が正直に認めて、安倍さんが辞めなければ学園はもう立ち直れません」
今年1年を表す漢字は「嘘」で間違いない。
今週の第1位は、現代、新潮、文春、フライデーが挙って取材を競っている紀州のドン・ファンこと野崎幸助氏の怪死事件に与えたい。
中でも現代は、グラビアで通夜の席の若妻が笑っている写真や、棺の写真、野崎氏が死んでいた寝室のソファの写真まで掲載している。
元現代OBとしては、久々の現代の頑張りは嬉しい限りである。
野崎氏の死因は、覚せい剤摂取によるショック死。
警察が55歳年下の新妻や、月に10日ばかり通ってくる60代のお手伝いさんたちにも事情を聴き、妻の東京の住まいにもガサをかけた。
お手伝いが気をきかせて野崎の家を留守にし、新妻と野崎の2人しかいなかったといわれる。夕食後、相撲中継を見た野崎氏が2階に上がり、8時ごろに物音がしたのを妻が聞いたという。
その後、お手伝いが戻り、10時ごろ妻が2階に上がると、野崎氏が全裸に近い姿でこと切れていた。
この状況では、一説には50億円ともいわれる遺産の多くをもらうことになる妻が疑われるのは致し方なかろう。文春で、北海道に住む彼女の母親は、娘が結婚していたことは知らされていなかったと語り、こういっている。
「でも、どう見たって娘が怪しいですよね」
この事件、新潮が先週スクープして大騒ぎになったが、発売日が違っていれば、現代のスクープになっていたに違いない。
ドン・ファン氏と極めて親しい記者が現代にいて、死ぬ少し前に、彼と電話で話し、葬儀までを取り仕切っていたことは先週ここで紹介した。
彼女のことは自分の孫のような妻を可愛がっていたそうだが、2人のこんな会話を記者は聞いたそうである。
「離婚はいつも考えていますよ。前の奥さんは2億円の慰謝料をもらったんでしょ。じゃあ私も最低同額はもらわないとね」
すると野崎は、「離婚訴訟の裁判ではせいぜい350万円ほどですよ」と答えていたそうだが、この頃から微妙な変化があった可能性はあると、先週、記者は書いていた。
何しろ、話といえばカネのことばかりだったようだ。
文春は、お手伝いさん(文春は家政婦)に野崎氏は、死んだら4000万円譲るといっていたという。また、彼女が六本木にダイニングバーをやっていた頃、婚姻関係にあった夫が覚せい剤で2、3回逮捕され、離婚したと報じている。彼女は嘘発見器にかけられた。
さて、いち早く事件を報じた新潮は、今週は、野崎氏の妻の実名と顔写真、お手伝いの顔写真をグラビアページに掲載している。
その上、結婚する前の妻は派手好きで、少なくとも2本のAVに出演していた。野崎の会社の従業員たちは、そのAVデータを携帯に入れたまま警察に押収されていたと報じているのである。
フライデーも渦中の新妻にインタビューしている。目新しいことはない。警察からの聴取は7回。警察は聴取の際、「殺人容疑として捜査している、家にいたのはあなたと家政婦だけなんだから、疑うのは当然だ」といわれた。
夫が亡くなって1週間後に、13時間も拘束され、嘘発見器にかけられたという。「質問にはすべて“いいえ”で答えて」といわれ、「覚せい剤を食べ物に混ぜましたか」「風邪薬として飲ませましたか」と、覚せい剤に関する質問ばかりを聞かれたそうだ。
彼女は、「潔白を証明できるならいくらでも捜査に応じる」といい、「結婚すれば毎月100万円渡すといわれたのが嬉しくて結婚した私が、やるわけはない」「私も、当日いたお手伝いさんも絶対に殺していません」と主張している。
さて、現代にいこう。グラビアページには、後ろに野崎氏の遺影が見える通夜の席で、家政婦と妻が並んで座っている。
手前には鮨が入った折があり、ウーロン茶が何本か置かれている。まだ通夜の始まる前であろう。
妻が家政婦に話しかけている。目線があるので、家政婦の様子は分からない。妻のほうは確かに唇が綻んで、笑っているように見える。
わずか数カ月結婚していただけだから、悲しめというのは無理があるかもしれないが、少なくとも、死者を悼んでいるという雰囲気は感じられない。
本文へいこう。6月4日、東京にあるマンションから和歌山に帰るS(妻のこと)を、羽田空港で大勢のマスコミが取り囲んだ。
そこで彼女は、「もういいかげんにして、私は犯人じゃない」といい、スマホで撮影している記者のスマホを取り上げ、地面に投げ捨てたという。
普段はおっとりしている彼女がこうしたことをするのは、相当イライラがたまっているのではないかと、記者は見ている。
この事件には大きな謎がいくつかある。覚せい剤を誰がどこから入手したのか。死亡推定時間は21時だが、20時に2階で物音がして22時に遺体を発見しているが、その時は死後硬直で身体がカチカチだったというが、硬直が早すぎないか。
野崎氏が娘のように可愛がっていた愛犬が突然死んでいるが、これとの関係はどうなのか。
件の記者によれば、Sと結婚しても、野崎氏は常連の高級交際クラブで女性を紹介してもらって遊んでいたという。
それはSも承知していて、野崎が愛人から来たメールを見せていたこともあったという。そこには、「アホ、バカ、死ね、この短小包茎!」。
Sは、北海道札幌の高校在学中からすすきののガールズバーに勤めていた。卒業と同時に独り暮らしを始め、市内の美容専門学校に通いながらホストクラブにはまっていたという証言もあるそうだ。
海外旅行などにも行っているそうだが、それだけのカネをどうして稼いだのか。私生活には謎が多いようだ。
また家政婦にも警察は疑いの眼を向け、六本木にある彼女のマンションも家宅捜索している。
野崎と彼女との付き合いは20年以上になり、10日ほど田辺の家に来て、野崎の世話をしていた。手当は1万円だったのが、最近1万5000円になったそうだ。
野崎という人物、女とやることにはいくらでもカネを出すが、他にはあまりカネを使わないタイプと見える。
家政婦の娘と結婚させてくれと、彼女にいっていたそうだが、「あんな助平ジジイはダメって断っているのよ」と苦笑いしながら、記者に話したという。
先にも触れたが、この家政婦の元夫は覚せい剤で4回も逮捕されているそうである。
また、愛犬が死んだときは家政婦に対して、「お前が、イブを殺したんだ!」と怒鳴ったそうである。
だが、記者とSと家政婦で話した時、家政婦はこういったという。
「私を疑わないでね。ホントにやっていないんだから。私が社長を殺しても財産が入るワケでもないし。Sちゃんは入るけどねえ~」
記者はSに改めて事件のことを聞いた。
もちろん彼女は「自分はやっていない」といい、この家は誰でも簡単に出入りできたと話す。
第三者の可能性を示唆するのだ。
防犯カメラについては、
「去年、強盗が入ったときも防犯カメラがうまく作動していなかった。GW中も社長の愛人らしき人たちが何人も出入りしていたし、知らないおばさんが家にいて『新しい家政婦です』って名乗られることもあった」
37億円ともいわれる相続については、正直そんなにないと思う、会社の経理の人も、赤字があるので整理したとしても10億円ぐらいじゃないかといっていたと話す。
ということは、早くも相続がいくらになるのか、聞いているようだ。
野崎との夫婦生活は、「夫婦関係というよりも介護」という感じだったという。
記者が、あなたが事件に関係していることは?
「それはないです。でも(家宅捜索で)変なものが出てこないか怖い」
和歌山県警は、捜査対象を妻と家政婦に絞っているようだ。だが、殺せば自分たちが疑われることは間違いないのに、やるだろうか。
11日、妻や親族に対する取材について、弁護士から「慎重な対応」を求めるFAXが送信されたとデジタルデイリーが報じている。
FAXには「『野崎幸助氏の妻から各報道機関による取材・報道に関し、依頼を受け代理人に就任いたしました』という弁護士事務所が送信。特に妻に対する過熱報道に『本人も心を強く痛めて』いる状態であるとし、『夜中に本人の家族の自宅に来て取材を申し入れる等の行きすぎた取材や、憶測に基づく記事・報道による名誉侵害、肖像権の侵害が多数散見されております』」と書かれているという。
今後の行きすぎた取材については「法的措置も含めて、厳重に抗議」するとしているそうだ。
野崎氏は元々金貸しで儲けた人だけに、恨みを持っている人間は少なからずいるのではないか。いいミステリーならば、思いもかけない犯人が出てくることになるのだが、この結末いかがなりますやら。
【巻末付録】
現代は、「実録官能小説 痴情の楽園」。こういうもので興奮する読者がいるのだろうか。私には昔から疑問なのだが。
「過去最大のセクシーショット連発! 佐野ひなこ 最高のボディ」。ヘア・ヌードはないが、なかなか可愛い子だ。
「ドキュメント・グラビア 濡れる女 春菜めぐみ(27)」。袋とじは「『昭和30年代生まれ』に贈る 青春ブロマイドBOOK」。アン・ルイスやフラワー・メグ。懐かしいけどね。
ポストは、「英誌&本誌が調査 最高のセックスシンボル124人」。1位がガル・ガドッドだって。映画『ワンダーウーマン』でブレイクしたそうだが、私にはちょっと。2位はエミリア・クラーク。映画『ゲーム・オブ・スローンズ』の王女役で注目されたそうだが、これも未見だし、私のタイプではないな。
「女優で時代が甦る 大竹省二と『女』たち」。八千草薫がいいね。袋とじは「ロシアより愛をこめて」。ロシアW杯を記念したロシア女性33人の裸。
だいぶ前になるが、ロシア(当時はソ連)のモスクワで1週間滞在していた時、ロシアの女性と知り合い、彼女のアパートへ行ったことがあった。
20代前半の美人。全身抜けるような肌の白さがとても印象に残っている。
というわけで、今週はどちらも日本代表のサッカーみたいに決め手不足で引き分け。
(文=元木昌彦)