「金を払って働け」のマーマーマガジンだけじゃない! 出版業界の“超絶ブラック”地獄絵図

 安倍晋三首相が「70年ぶりの大改革」とアピールする働き方改革関連法案で、労働者に不当な労働条件を強いられる可能性があることが問題とされる中、「試用期間中は会社に金を払って働け」とする仰天告知を出したのが岐阜県美濃市の出版社エムエムブックスだった。ライフスタイル誌「マーマーマガジン」などを発行する同社は5月末、マネジャーらスタッフ募集の告知を公式ホームページに掲載。それは驚きの内容だった。

「今回、『お金を払って働いていただく』という試みを行いたいと思います。『お金を払ってでもマーマーマガジン編集部で働きたい』『エムエム・ブックスでの取り組みを積極的に学びたい』という方を採用させていただきたく、このような方法を採択することとしました」

 記載には「現在、服部が編集・執筆業務について人員が足らず、大変困っております」と、編集長の服部みれい氏がスタッフ不足に悩んでいる旨も記載されていたが、業務内容は編集以外にも「畑仕事から犬の散歩まであらゆること」とされ、1~3カ月とする試用期間を「『ここで学んだ』ということに対して対価を払っていただける方(対価については、みなさまが『学んだ』と思うに見合う額を自由にお支払いください)」とし、給与は本契約後に支払うとした。

 これにはTwitterなどで「試用期間が終わってから給与を払うって、それまでかすみでも食って生きろと?」「労働搾取の最たるもの。超ブラック企業」などの批判が巻き起こった。

 結果、同社は募集を中止したが、実は、各地の出版関係者からは「自分も似たような経験をしている」との声が複数、聞かれている。

 過去にプロレス月刊誌で働いた女性は「アルバイト募集の告知を見て編集部に採用されたのに半年以上も報酬はゼロだった」という。

「記者会見の取材などに行かされて週6日も写真を撮ってメモを編集部に渡す作業をしたのに、編集長は『試用期間3カ月は修業の身。金を払ってもいいぐらいだ』なんて言って報酬をくれませんでした。ときどき取材現場までの交通費だと言って、千円札を1枚か2枚もらうことはありましたけど、働けば働くほど赤字。仕方なく別のアルバイトをやっていたんですが、3カ月が過ぎて『正式に雇ってくれますか』と聞くと、編集長は『原稿も書けないくせに図々しい』と言うだけ。原稿を書く指示は一度も受けていないのに、です。結局、一度も報酬はもらえないまま辞めて、別の出版社に就職しました。そこも経営難ですぐ潰れてしまったんですけどね」(同)

 サブカルチャーなど雑多な情報を扱っていた別の月刊誌では、編集部で働く4人のスタッフのうち編集長以外3人が給与明細もない状態で5年以上も働いていたという。

「一般的な編集作業のほか、かなりのページで記事も書いていました。毎月10万円の振り込みがあったんですが、実はこれカラクリがあったんです。同時にまったく別の雑誌編集部にも手伝いでよく行かされていたんですが、その出先からは会社に月10万円の報酬が出ていたことがわかったんです」(20代男性)

 つまり、会社は他で稼がせた金を、さも自社で支払ったかのように渡し、実際には1円の人件費もかけていなかったのである。

「編集長には『社員登用はそのうち』と言われ続け、給与明細もなかったので知らなかったんですよ。あるとき編集長にそのことを聞いたら『試用期間だから』と言われました。当然、何の福利厚生もないまま。最後は3人で抗議したところ感情的な言い合いになって、みんなで辞めたんです。3人とも人生経験が浅い20代前半だったんで、当初は『そういう世界なのか』と思わされちゃっていました」(同)

 労働基準法では、勤務が14日を超えた時点で平均賃金30日分以上の支払い義務が生じると定められている。賃金の額は当然、法で定められた最低賃金以上となっている。一部、最低賃金以下に減額できる特例もあるにはあるが、これは都道府県の労働局長の許可があった場合だけだ。

 しかし、現実的にはそうした法律をそっちのけで、出版界に限らず試用期間という制度を悪用した雇用トラブルが全国で相次いでいるのである。あるベテラン編集者は「特に出版界では、スキルが身につけられるんだから我慢しろ、という風潮がある」という。

「でも、それは本や雑誌がバンバン売れた時代の名残。月収100万越えがたくさんいた頃は、一人前になれば実際稼げるから、そんな発想があったし、みんな納得してたんですよ。でも、いま年々出版不況になって編集スキルなんて大して役に立たず、30年やってきた編集者でも仕事がなくなっているし、エムエムブックスみたいな弱小出版社で働いたって大金を稼げる編集者になる可能性なんてかなり低い。なのに経営者や編集者がいまだに上から目線なんですから、困ったものです。マスコミのくせに時代を読めていないのが儲からない原因なんですよ」

 マーマーマガジンは公式サイトに、「自分を大切にして生きるための雑誌」とし、「持続可能なライフスタイル」を届けるとしていたが、とても人を大切にする組織には見えず、持続可能ではないライフスタイルの提案をしていたことになる。別の出版関係者は「ただでさえ人が集まらなくなっている業界なのに、よくもこんなイメージダウンになる迷惑なことをしてくれたもんだ」とも嘆いている。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

 

小出恵介、アミューズ“クビ”の裏事情「復帰は自分で決めたい」と自ら飛び出していた

 未成年との飲酒、淫行により無期限活動停止中となっていた俳優の小出恵介が、所属事務所アミューズとの専属契約を終了した。しかし、事件後も事務所に在籍していたことで、業界内ではつい最近まで「将来の復帰」が確実視されていた。いったい何があったのだろうか?

 アミューズに近い芸能記者に聞くと「少し前に、アミューズの担当者が『復帰はさせるけど、一定の反省期間を持たせて様子を見る』って言っていて、お灸をすえる意味があったんですが、小出本人がこれに反発して、『復帰は会社に決められるのではなく自分で決めたい』という態度だったと聞きました」と話した。

 小出は昨年5月、大阪市内で17歳女性と飲酒して淫行に及んだことをその翌月、写真誌「フライデー」(講談社)に報じられた。知人たちとバーで飲んでいた際、17歳少女に「2人で飲みに行こう」と誘ってキスした後、タクシーで宿泊先のホテルに連れ込んで肉体関係を持ったとされる。

 一部では、この少女が日頃から深夜に遊び歩く不良タイプだったとも伝えられ、小出に同情の声も上がったが、「素行不良」のイメージは根付いてしまった。

 大阪府の青少年健全育成条例違反に問われた小出は、女性との示談が成立したこともあり不起訴となったが、「(小出が)事務所に報告せず金を払って問題を解決しようとしていたことや、仕事降板による莫大な損失が、アミューズ内部で問題になっていた」と記者。

「容疑自体は『未成年に対する夜間の連れ出し』に該当しただけで、淫行は嫌疑不十分だったので、起こしたことそのものより、小出の事務所に対する姿勢が問われていたんです。でも、それに小出が反発して関係がおかしくなっていた」(同)

 事実、小出は直筆署名入りの文書で「所属事務所を離れ、個人として活動させていただくことで、合意に至りました」「一表現者として、皆様の前に姿をお見せすることができればと思っております」と、活動再開の意志を示している。

「事務所にいれば無期限謹慎のままですが、辞めればそれは関係ないので、自らで謹慎を解いた形とも言えます。大きかったのは賠償の清算がほぼ済んだことで、小出もアミューズに義理はないと感じたのかもしれません。出演作の放送中止や撮り直しが多数ありましたけど、主演ドラマだったNHKからの請求はかなり安く抑えられた金額だったらしく、ネット局も今後の付き合いを考えて賠償請求をしなかったそうです。だから世間で言われていたほどの金額ではなかったのでしょう」(同)

 ただ、アミューズが小出の仕事復帰にゴーサインを出せなかったのは「仕事を取るのがかなり困難だったから」と記者は言う。

「TOKIOの山口達也がわいせつ事件を起こしたりで、状況的にも厳しかったのは事実ですが、これが小さな事務所なら、なりふり構わず、こんなことまでやらせるのかという変な仕事でも取るんですよ。でも、大手のアミューズだとそうはいかず、一定の大きな仕事しか考えていない。そうすると、とにかく早く復帰したい小出と話は噛み合わなかったでしょうね。でも、そうなるとアミューズは『稼げないタレント』の面倒をいつまでも見なくちゃならないだけなので、辞めてくれるのならご自由に、となったのも頷けます」(同)

 こうなると、遅かれ早かれ小出がどこかで仕事復帰すると思われるが、アミューズという大手事務所の看板や後押しなくしては、メジャーな舞台は絶望的。むしろ復帰可能な状況を自ら壊してしまったようにも見えるのだが……。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

降板時にデス・パーティーを開催!? 『ウォーキング・デッド』の興味深いトリビア10選(後編)

(前編はこちら)

6.キャストのマグショットが存在する

 シーズン2から登場した農場のオーナー兼獣医師で、頑固だがなにかと頼れる、善人キャラクターのハーシェル・グリーン。髪も眉毛もひげも白い穏やかな風貌だが、彼のマグショットが流出する騒ぎがあった。ハーシェル役を演じるスコット・ウィルソンが、飲酒運転で逮捕されてしまったのだ。

 スコットは2012年8月18日午前2時、スピード超過で警官に車を停止させられた際、飲酒運転だったことが発覚。シーズン3を撮影しているジョージア州セノアのレストランバーでスコッチやワインをしこたま飲んでおり、警官に「道路が傾いている」「ヨガをしたい」と意味不明なことを訴えていたそう。マグショットは、撮影の最中ということもあり、ハーシェルそのまま。

 シーズン5から登場する神父のゲイブリエル・ストークス。演じるのはセス・ギリアムだが、彼も飲酒運転で逮捕されており、マグショットがネットに出回っている。15年5月3日深夜にスピード違反で警官に止められ、飲酒運転がバレた上にマリファナ所持容疑で逮捕。スコット同様、「神父ゲイブリエルのマグショット!」だとネットをにぎわせた。

 ちなみにウォーカー役のエキストラ、シャノン・リチャードソンという女優は、13年5月に当時のオバマ大統領やブルームバーグ・ニューヨーク市長に猛毒リシンを入れた封書を郵送したことで逮捕。禁錮18年の刑に処されている。

7.シーズン3で死ぬはずだったキャロル

 ウォーカーがはびこる壮絶な世界でサバイブしていく『ウォーキング・デッド』のキャラクターたちは、シーズンが進むにつれ、みんな強くなっていく。中でも最も強く変化したのは、キャロル(メリッサ・マクブライド)だろう。

 キャロルは最初、DV夫に共依存していた弱々しい女性だったが、夫が死に、ウォーカー化した一人娘も倒され、シーズンを重ねるにつれて精神的に強くなった。誰よりも現実的に物事を考えられ、実行力もあるため、番組にはなくてはならない重要なキャラクターとして人気を集めているのだが、当初はシーズン3でウォーカーにかまれて死ぬという設定だった。同シーズンで、Tドッグ(アイアン・シングルトン)が己を犠牲にしキャロルを逃すシーンがあるが、もともとはキャロルがウォーカーの餌食となり、Tドッグが助かる予定だった。脚本家たちは「これ以上、キャロルを生かしてもうまく使えない」と思ったからだ。

 しかし、現場で指揮を執るスコット・ギンプルは、「番組にとって彼女は使える存在になる」と確信し、キャロルを生かすと書き換えた。その確信通り、キャロルは大きく成長し、「使える」キャラクターとなったのだった。

8.ジュディス役を演じるのは複数の子役たち

 主人公であるリックの妻ローリが命を懸けて出産したジュディス。自分の子どもではない可能性が高いものの、リックは娘のために崩壊する心を必死に立て直し、前に進む。まだまだ小さな幼児だが、番組にはなくてはならない「希望」を象徴するキャラクターでもある。

 通常テレビドラマにメインキャラクターとして登場する子役には、双子がキャスティングされ、交互に撮影を行う。しかし、『ウォーキング・デッド』は一定に時間が進んでいくわけではないため、子役の成長が追いつかない。そのため、エピソードごとに合う月齢/年齢の子役を用意し、18年4月までに16人の子役がジュディス役を演じてきた。人気ドラマ『ストレンジャー・シングス』で愛らしいホリー役を演じている双子の子役アニストン&ティンズリー・プライスもジュディスを演じていた。

9.『ブレイキング・バッド』後の世界が舞台!?

 米3大ネットワークの1つNBC、『Sex and the City』などの大ヒットドラマで知られる人気ケーブルチャンネルのHBOから放送を断られ、『マッドメン』と『ブレイキング・バッド』で知名度を上げたケーブルテレビAMCに拾われた『ウォーキング・デッド』。クリエーターやプロデューサーたちは、AMCへ感謝の気持ちを込めて『ブレイキング・バッド』が前日譚だと匂わすような演出を細かくちりばめられている。『ブレイキング・バッド』は、余命わずかな高校教師が家族に財産を残すため、麻薬精製という危険な副業に手を出すという内容。

 『ウォーキング・デッド』シーズン2で、ダリル・ディクソン(ノーマン・リーダス)が負傷して苦しむTドッグに、兄メルル(マイケル・ルーカー)の荷物の中から鎮痛剤をあげるというシーンがあるのだが、その袋の底に青いクリスタルのようなものが入っている。『ブレイキング・バッド』視聴者ならこのクリスタルを見て、「主人公ウォルター(ブライアン・クランストン)が密造していた麻薬ブルーメスだ!」と、ピンときたことだろう。

 また『ウォーキング・デッド』シーズン4では、メルルがブルーメスの売人について、「誰のことも“ビッチ!”と呼ぶ男だった」と説明。『ブレイキング・バッド』に出てくるジェシー(アーロン・ポール)の口癖は、ズバリ「ビッチ」。そのことから「メルルはジェシーからブルーメスを購入していたに違いない」と話題になった。

 ほかにも、『ブレイキング・バッド』で登場した車を『ウォーキング・デッド』シーズン1で登場させるなど、『ブレイキング・バッド』を思い出させるシーンが多いことから、ファンの間で「ブルーメスが人々をゾンビ化させたのでは?」という説が流れるように。米カルチャーイベント「コミコン」で、ファンが『ウォーキング・デッド』の原作マンガの作者ロバート・カークマンにこの説の真偽を問いかけたところ、彼はすごくうれしそうな顔になり「あぁ、そうなんだよ」と冗談めかして答え、ファンを大喜びさせた。

10.「さよならパーティー」ではなく「デス・パーティー」

 放送年数が長い海外ドラマでは、降板するキャストの収録最終日に、撮影現場でちょっとした「さよならパーティー」を開くことがお決まりとなっている。キャストのためにケーキを用意して、食べながら最後の会話を楽しむのが定番だ。キャスト仲が悪い場合には開かれないこともあり、流出した「さよならパーティー」の写真を見て「仲良くてよかった」と安堵するファンもいる。

 『ウォーキング・デッド』ではキャストが降板する時に、「さよならパーティー」ではなく「デス・パーティー(死のパーティー)」を開くとのこと。同番組では、「降板=死ぬ」ことなので、こう呼ばれるようになったという。番組プロデューサーは、「うちはキャストもクルーも、みんな仲が良いからね。毎回、誰かが降板する時は、心の底から悲しむのさ」と明かし、みんなでテーブルに着き、料理を食べながらこれまでの撮影を振り返り、「もう一緒に働けないだなんて、本当に寂しいな」「これからも絶対に連絡を取り合おうな」などと約束するのだと語っている。

 ちなみにこの「デス・パーティー」では、降板するキャストのための特注ケーキを食べるそうだが、ケーキ屋の店員が情報をリークしてしまうことを警戒し、「バースデーパーティーだといって、大きなケーキを発注する」とのことだ。

「笑えるくらいクズ医者ばっか」『ブラックペアン』医療ミス多発の大学病院に呆れた声

 6月10日夜10時から第8話が放送される、嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』(TBS系)。視聴率は初回13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話12.4%、第3話12.1%、第4話13.1%、第5話13.4%、第6話13.0%、第7話13.0%と好調を維持している。

 同ドラマは、天才的な手技を持つが、出世に興味のない東城大学医学部付属病院の外科医・渡海征司郎(二宮)が主人公。己の手術技術を信じる渡海は、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい、最新医療機器「スナイプ」の導入をめぐる、さまざまな不正や目論見を暴いていく。

 第7話では、渡海が帝華大に引き抜かれ、東城大を去ることに。そんな中、国産の手術支援ロボット・カエサルを推進する厚労省の富沢(福澤朗)が東城大にやってきて、患者の治験を持ちかける。東城大は、山本祥子(相武紗季)にカサエルの治験になってもらうことを決定したが、すぐにトラブルが発生。担当医の黒崎(橋本さとし)が、祥子にアレルギーがある“ペニシリン”を入れる指示を出してしまったのだ。

 一方、帝華大でも手術中にミスが発生。担当医が、患者の悩みを聞かずに手術へと踏み切ったことが原因で、患者の容態が急変してしまう。しかし、手術室にやってきた渡海が「お前の退職金1千万でもみ消してやる」と担当医に話を持ち掛け、代わりに手術を成功させるのだった。

 その後、東城大では祥子の手術がスタート。ところが、手術中に血栓が見つかったにもかかわらず、黒崎は「予定になかったことだ」と言い、摘出せずに手術を終わらせようとする。黒崎の発言に高階(小泉孝太郎)が激怒するも、病院長の守屋(志垣太郎)までもが手術を終わらせるよう促す。しかし、治験コーディネーターの香織(加藤綾子)に「今の会話を全て患者様にお伝えしてもいいんですか?」と脅され、渋々手術の続行を了承することに。

「医者の傲慢さによる医療ミスが多発した第7話に、呆れる視聴者が続出。『笑えるくらいクズ医者ばっかだな』『東城大にも帝華大にもまともな医者はいないのか。大学病院で真面目にやってる医者が気の毒になる』『無能な医者が多すぎるだろ』『クズ通り越して人殺しだろ。さすがにポンコツすぎるぞ』といった声が上がっていました」(芸能ライター)

 第8話では、カエサルの治験が最終段階に入り、外科学会理事会でお披露目をすることに。すると、これまで治験の症例を集めてきた東城大を差し置いて、帝華大主導でお披露目の手術をしたいと言い出す西崎教授(市川猿之助)。佐伯教授(内野聖陽)は、西崎が執刀医となることを条件に、東城大と帝華大の合同チームの結成を許可するのだった。

 東城大から合同チームに参加するのは渡海、高階、世良(竹内涼真)の3名。帝華大のスタッフたちは、手術のシミュレーションを仕切る渡海の姿に圧倒される。しかしそんな中、東城大の医者たちの間では、佐伯教授が大学を不在にすることが増えたと話題になっていた。

「第8話の予告映像では佐伯教授が倒れている姿が映し出されており、渡海は“いったか”という意味深な台詞を口に。佐伯教授と渡海には何か深い関わりがあるらしいのですが、ついに秘密が明らかになるかもしれません」(同)

 物語が佳境に差し掛かっている『ブラックペアン』。次回も目が離せない。

【マンガ】”箱推し”は俳優だけじゃない!? 裏方も”推し”の2.5次元【推しゴト!!】

 城田優、斎藤工、宮野真守など、有名俳優も多く輩出している“2.5次元“の世界。

 「注目度の高いジャンルであることは知りつつも、なかなか一歩が踏み出せない……」そんな読者のために、ひょんなきっかけから2.5次元にハマった漫画家・吉田にくが、2.5次元素人の編集・ちーとともに、その楽しさとおっかけ舞台裏、人気のイケメン情報までを全力レポート!

(第1回はこちら:『ガラスの仮面』も2.5次元!? 見えないモノを見せる“技術”とは)
(第2回はこちら:”2.5次元ネットワーク”は侮れない!? 海をも超える「ヲタ活」の実態)
(第3回はこちら:宮崎秋人はハンガリーでも愛される!? 2.5次元愛と”チケットの壁”)
(第4回はこちら:「推し」は触れずに愛でるもの!? 2.5次元と”ガチ恋”とは)
(第5回はこちら:小越勇輝は「いい匂い」!?  “誕生日イベント”と握手の魔力)
(第6回はこちら:2.5次元俳優の愛は「課金で示す」!? 生身のキャラへの“愛情表現”)
(第7回はこちら:2.5次元オタの家には「必ずある」!? 2.5次元と“神棚”の存在”)

第8回:”箱推し”は俳優だけじゃない!? 

018-t
019-t

(毎週日曜日・次回は6月17日更新)

吉田にく(よしだ・にく)
バリ島と2.5次元にどっぷりハマり続ける漫画家。
趣味は旅行と漫画を描くこと、2.5次元舞台歴まだ2年ちょいながらも、自由業であることを活かし平日も舞台に通っている。
2018年の推しメンは前山剛久、櫻井圭登、荒牧慶彦他にもわさわさ。
先行抽選チケットを勝ち取るために日々徳を積む事を心がけています!
近著に『バリ島だらだら旅』(ワニブックス)。

中学受験に「父親」は必要ない? 試験本番、夫に「綺麗ごと言わないで!」と激怒した妻の告白

chugakuzyuken07

“親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知られ、長年中学受験を取材し続けてきた鳥居りんこ氏がつづる。

 前回のコラムでは、中学受験が夫婦のすれ違いを生み、“離婚”にまで発展したケースをご紹介した。我が子のために良かれと思った中学受験が、まさかの“家族崩壊”を引き起こすという事実。読者の中には「中学受験=怖い」という感想を持った方もおられたかもしれない。

 しかし、物事は常に表裏一体。同じことを経験しても、人によっては真逆の展開が待っていることもある。今回は反対に中学受験をしたことにより、夫婦の絆が強まった由佳さん(47歳)のケースを紹介したいと思う。

夫は「何もしないくせに、いいとこ取り」

 由佳さんにはひとり娘がいるのだが、その懐妊までの日々は決して平穏なものではなく、長い間、不妊治療をしていたという。夫婦の総意で「子どもを持ちたい」という選択をしたはずなのに、気が付けば由佳さんの方に治療の負荷がかかっており、毎月の医者が決めた“家族計画実行日”は、夫婦共々、気が重い作業になり果てていたそうだ。

 そして7年の歳月がたち、人工授精が成功し、めでたく春香ちゃんが誕生する。由佳さんは春香ちゃんの子育てについてこう語ってくれた。

「春香は切迫流産、切迫早産、未熟児という形での出産になったため、私は普通の母親以上に子育てにはナーバスだったかもしれません。とにかく、『この命を失わないようにしなければ!』と必死だったのです。正直、主人のことは二の次、三の次くらいの位置づけでした。主人はそのことに対して、特段、文句を言ったことはありませんが、やはり心の中では不満もあったことと思います」

 家庭内は、完全に由佳さん・春香ちゃんの“女性軍”と夫に分かれ、特に子育てに関しては、春香ちゃんの習い事ひとつとっても、由佳さんの独断で決められていたそうだ。

「主人には全て“相談”というよりも“事後報告”でした。『春香は私がきちんと育てなければ!』って思い込んでいたのです。中学受験という選択も、私が1人で決定したようなもの。主人は同学年の中でも小柄で体力もない春香に、中学受験は負担だと思っていたようですが、私の熱意に負けてか特別な反対はしませんでした。今、思えば、私がヒートアップして、春香に『どうして同じミスをするの?』『そんなやる気のない態度で合格できると思っているの?』というような不用意な言葉かけをした時、主人は春香を慰めたり、会社の帰りに『ご褒美』と言ってはデザートを買って来てくれたりしていました。でも、余裕がなかった私はそういう主人に感謝をするどころか『何もしないくせに、いいとこ取りばかりして!』って苦々しく思っていたのです」

 由佳さんはこの頃、夫のやることなすこと全てが癇に障り、喧嘩にはならないものの、夫婦間の会話は、ほどんどなくなったそう。そのため、夫を“毎日帰ってくるよその人”のような感覚で見ていたそうだ。

不合格続きで泣き喚く妻に、夫が提案したこと

 やがて、春香ちゃんも6年生になり、2月1日の受験本番を迎える。もともと、とても優しくおっとりした性格の春香ちゃんにとっては、本番のプレッシャーが重すぎたのか連戦連敗で1つの合格証書も受け取れずに、ついに2月4日の朝を迎えてしまった。

 意気消沈する春香ちゃんと、泣き喚く由佳さんを見た夫が、「今日は家族みんなで受験会場に行こう」と言ったそうだ。

 受験の合格者には定員があるので、“椅子取りゲーム”のような側面がある。東京・神奈川の中学受験で言うと、受験回数を重ねるごとに合格定員はドンドンと減っていくのだ。春香ちゃんの2月4日の受験校は20名定員に200名が押し寄せる状態であったという。

 受験日程後半の受験会場ではよくある光景なのだが、泣き出してしまう子や鼻血が止まらない子などもいて、その光景に親の方が参ってしまうことがある。由佳さんは春香ちゃんを送り出した後、その場に留まることできず、夫と一緒に学校近くのカフェで待機することにしたのだそうだ。

 カフェで涙が止まらない由佳さん。しかし夫から「みんなで頑張ってやってきて良かったね」と告げられ、驚いて「そんな綺麗ごとを言わないで! 春香は今、全落ち状態なのよ? なんで受験なんてやったんだろう? 小さな春香にこんな思いをさせてしまって……。私が悪かったと思ってる……」と反論したという。

 由佳さんは、当時のことを振り返り、その時に夫から言われた言葉を一生忘れないと語る。

「主人は私にこう言ったんです。『やって良かったじゃないか! この経験は決して無駄にはならない。君には本当に感謝しているよ』」

 その時、由佳さんの脳裏には走馬灯のように春香ちゃんが生まれてからの日々が浮かんできたそうだ。そして、そこにはいつも、春香ちゃんへの愛情を示してくれると共に、由佳さんを大切にしてくれている夫がいることに気が付いたというのだ。由佳さんは筆者にこう教えてくれた。

「私はあの時、合格か不合格かしか考えることができなくなっていましたね。春香……もっと言うと、私たち家族が受験を目標にしたからこそ、手にできたいろいろな宝物のことを忘れていました。夫は合格とか不合格という単なる“結果”ではなく、もっと大きなことを考えてくれていたんですよね」

 由佳さんとしては「母と娘2人で挑んだ」と思っていた中学受験。しかしこの時、夫が父親として、春香ちゃんにどう接していたかを思い返したという。

「主人は春香に『目標に向かってコツコツと努力すること』『自分で習得した知識は誰にも奪われないこと』『勉強するのはつらいこともあるけど、ワクワクすること』を折につけ、話して聞かせていたんです。エキサイトする私をいつも一歩引いたところで落ち着いて見ていてくれて春香の成績が下がろうとも、やっている姿勢を評価してくれていたってことに、私はようやく気が付いたんです。その時、やっと、主人と結婚して良かったって、この人が春香のパパで良かったって、本当にそう思えて、これからは主人を大切にしていこうって決心しました」

 由佳さんは、春香ちゃんの受験を待つカフェで、夫に「ありがとう」と伝えたという。こんなに素直に感謝の気持ちを伝えることができたのは、結婚以来初めてだったそうだ。

 その後、春香ちゃんは見事に2月4日の受験校に合格した。筆者が春香ちゃんに、入学後のご両親の仲を聞いたところ、笑顔でこう教えてくれた。

「もう勝手にやって! ってくらい仲いいです(笑)」

 中学受験ではこのように「雨降って地固まる」ということもよくある話。要は、物事はどう捉えるかで天と地ほども差が開くという証明でもある。これが“中学受験”の怖さでもあるし、奥深さでもあると筆者は思っている。
(鳥居りんこ)

中学受験に「父親」は必要ない? 試験本番、夫に「綺麗ごと言わないで!」と激怒した妻の告白

chugakuzyuken07

“親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知られ、長年中学受験を取材し続けてきた鳥居りんこ氏がつづる。

 前回のコラムでは、中学受験が夫婦のすれ違いを生み、“離婚”にまで発展したケースをご紹介した。我が子のために良かれと思った中学受験が、まさかの“家族崩壊”を引き起こすという事実。読者の中には「中学受験=怖い」という感想を持った方もおられたかもしれない。

 しかし、物事は常に表裏一体。同じことを経験しても、人によっては真逆の展開が待っていることもある。今回は反対に中学受験をしたことにより、夫婦の絆が強まった由佳さん(47歳)のケースを紹介したいと思う。

夫は「何もしないくせに、いいとこ取り」

 由佳さんにはひとり娘がいるのだが、その懐妊までの日々は決して平穏なものではなく、長い間、不妊治療をしていたという。夫婦の総意で「子どもを持ちたい」という選択をしたはずなのに、気が付けば由佳さんの方に治療の負荷がかかっており、毎月の医者が決めた“家族計画実行日”は、夫婦共々、気が重い作業になり果てていたそうだ。

 そして7年の歳月がたち、人工授精が成功し、めでたく春香ちゃんが誕生する。由佳さんは春香ちゃんの子育てについてこう語ってくれた。

「春香は切迫流産、切迫早産、未熟児という形での出産になったため、私は普通の母親以上に子育てにはナーバスだったかもしれません。とにかく、『この命を失わないようにしなければ!』と必死だったのです。正直、主人のことは二の次、三の次くらいの位置づけでした。主人はそのことに対して、特段、文句を言ったことはありませんが、やはり心の中では不満もあったことと思います」

 家庭内は、完全に由佳さん・春香ちゃんの“女性軍”と夫に分かれ、特に子育てに関しては、春香ちゃんの習い事ひとつとっても、由佳さんの独断で決められていたそうだ。

「主人には全て“相談”というよりも“事後報告”でした。『春香は私がきちんと育てなければ!』って思い込んでいたのです。中学受験という選択も、私が1人で決定したようなもの。主人は同学年の中でも小柄で体力もない春香に、中学受験は負担だと思っていたようですが、私の熱意に負けてか特別な反対はしませんでした。今、思えば、私がヒートアップして、春香に『どうして同じミスをするの?』『そんなやる気のない態度で合格できると思っているの?』というような不用意な言葉かけをした時、主人は春香を慰めたり、会社の帰りに『ご褒美』と言ってはデザートを買って来てくれたりしていました。でも、余裕がなかった私はそういう主人に感謝をするどころか『何もしないくせに、いいとこ取りばかりして!』って苦々しく思っていたのです」

 由佳さんはこの頃、夫のやることなすこと全てが癇に障り、喧嘩にはならないものの、夫婦間の会話は、ほどんどなくなったそう。そのため、夫を“毎日帰ってくるよその人”のような感覚で見ていたそうだ。

不合格続きで泣き喚く妻に、夫が提案したこと

 やがて、春香ちゃんも6年生になり、2月1日の受験本番を迎える。もともと、とても優しくおっとりした性格の春香ちゃんにとっては、本番のプレッシャーが重すぎたのか連戦連敗で1つの合格証書も受け取れずに、ついに2月4日の朝を迎えてしまった。

 意気消沈する春香ちゃんと、泣き喚く由佳さんを見た夫が、「今日は家族みんなで受験会場に行こう」と言ったそうだ。

 受験の合格者には定員があるので、“椅子取りゲーム”のような側面がある。東京・神奈川の中学受験で言うと、受験回数を重ねるごとに合格定員はドンドンと減っていくのだ。春香ちゃんの2月4日の受験校は20名定員に200名が押し寄せる状態であったという。

 受験日程後半の受験会場ではよくある光景なのだが、泣き出してしまう子や鼻血が止まらない子などもいて、その光景に親の方が参ってしまうことがある。由佳さんは春香ちゃんを送り出した後、その場に留まることできず、夫と一緒に学校近くのカフェで待機することにしたのだそうだ。

 カフェで涙が止まらない由佳さん。しかし夫から「みんなで頑張ってやってきて良かったね」と告げられ、驚いて「そんな綺麗ごとを言わないで! 春香は今、全落ち状態なのよ? なんで受験なんてやったんだろう? 小さな春香にこんな思いをさせてしまって……。私が悪かったと思ってる……」と反論したという。

 由佳さんは、当時のことを振り返り、その時に夫から言われた言葉を一生忘れないと語る。

「主人は私にこう言ったんです。『やって良かったじゃないか! この経験は決して無駄にはならない。君には本当に感謝しているよ』」

 その時、由佳さんの脳裏には走馬灯のように春香ちゃんが生まれてからの日々が浮かんできたそうだ。そして、そこにはいつも、春香ちゃんへの愛情を示してくれると共に、由佳さんを大切にしてくれている夫がいることに気が付いたというのだ。由佳さんは筆者にこう教えてくれた。

「私はあの時、合格か不合格かしか考えることができなくなっていましたね。春香……もっと言うと、私たち家族が受験を目標にしたからこそ、手にできたいろいろな宝物のことを忘れていました。夫は合格とか不合格という単なる“結果”ではなく、もっと大きなことを考えてくれていたんですよね」

 由佳さんとしては「母と娘2人で挑んだ」と思っていた中学受験。しかしこの時、夫が父親として、春香ちゃんにどう接していたかを思い返したという。

「主人は春香に『目標に向かってコツコツと努力すること』『自分で習得した知識は誰にも奪われないこと』『勉強するのはつらいこともあるけど、ワクワクすること』を折につけ、話して聞かせていたんです。エキサイトする私をいつも一歩引いたところで落ち着いて見ていてくれて春香の成績が下がろうとも、やっている姿勢を評価してくれていたってことに、私はようやく気が付いたんです。その時、やっと、主人と結婚して良かったって、この人が春香のパパで良かったって、本当にそう思えて、これからは主人を大切にしていこうって決心しました」

 由佳さんは、春香ちゃんの受験を待つカフェで、夫に「ありがとう」と伝えたという。こんなに素直に感謝の気持ちを伝えることができたのは、結婚以来初めてだったそうだ。

 その後、春香ちゃんは見事に2月4日の受験校に合格した。筆者が春香ちゃんに、入学後のご両親の仲を聞いたところ、笑顔でこう教えてくれた。

「もう勝手にやって! ってくらい仲いいです(笑)」

 中学受験ではこのように「雨降って地固まる」ということもよくある話。要は、物事はどう捉えるかで天と地ほども差が開くという証明でもある。これが“中学受験”の怖さでもあるし、奥深さでもあると筆者は思っている。
(鳥居りんこ)

余計なお世話にもほどがある! エイズ検査を受けた男性、勝手に包茎手術される

 

 日本人を含め、モンゴロイドの包茎率は6割以上ともいわれている。中国でも、「ひとつ上の男」を目指し、包茎手術に踏み切る男性は少なくないが、そんなつもりはないのに勝手にやられてしまうのは問題だろう。

 広東省の省都・広州に住む陳さんは先月、酒に酔った勢いで見知らぬ女性と一夜を過ごした。それからというもの、熱が出たり、体の調子が悪い日が続いたため、エイズにかかってしまったのではないかと心配になり、病院で検査を受けることにした。

 診察台の上に寝かされて下半身の検査を受けていると、医師から突然「あなたは病気にかかっている。すぐに手術をしなければならない」と宣告された。

「いや、まだ心の準備が……」と陳さんが口を開く間もなく、医師は「もうペニスを切り開いて手術を始めています」と告げたのだった。

 包皮を取り除いた医師はさらに「ペニスに腫瘍があり、それを取り除かなければならない」と、陳さんに対して手術の同意書にサインするよう迫った。

 片手にメスを持ってサインを迫る医師を目の前にして、陳さんはただ従うしかなかった。手術費は2万元(約34万円)にも及んだ。

 ところが手術後、医師から思わぬ事実が明かされた。「あなたは病気にかかっていませんでした」。おそらく医師は、陳さんの一夜の情事の件を知り、勝手に手術しても訴えられることはないと高をくくっていたのだろう。

 誤チン、否、誤診に怒った陳さんは、この件をメディアに告発し、事件を大っぴらにしたのだった。現在、陳さんと病院側は賠償金について協議中だという。

 日本だったら病院が一時閉鎖に追い込まれるほどの事件だが、中国ではこんなことは日常茶飯事である。

(文=佐久間賢三)

覚醒剤は飲むと苦い!?  オーバードーズした元女囚が考える「ドン・ファン怪死事件」

nakanorumi40 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

■大量の覚醒剤による急性中毒死

 この記事がアップされる頃は、もう犯人がわかってますかね。そう、紀州のドン・ファン不審死事件です。お屋敷内には監視カメラが何台もあったそうですから、不審者はバッチリ映ってると思われます。

 それにしても、大量の覚醒剤による急性中毒死なんて、なかなかないですよね。しかも、奥様が発見した時にはもう死後硬直が始まってたのに、「ドンドン」と床を踏み鳴らすような音がしたそうです。音を聞いた家政婦さんから「ご主人が呼んでますよ」と言われた奥様が2階に行くと、亡くならはってたんですね。しかも椅子に座った状態で下半身は露出。ほんまにサスペンス劇場みたいです。

 普通に考えたら、奥様が怪しすぎですね。メディアもそういう方向で、一緒にいた家政婦さんとともに、すでに犯人扱いです。プライバシーも何もありませんね。

 ぶっちゃけ私も奥様と家政婦さんの犯行説を取らざるを得ません。ただ、奥様がやるんなら、もう少し別のやり方じゃないとまずい気もします。疑われるに決まってますやん。まあ報道やと、奥様は実家とも疎遠で、ドン・ファン氏との結婚の報告もしてなかったようで、もともとちょっと変わってはる方ではあるようです。

■ビールとかコーヒーは、シャブの苦みを消せる

 テレビでドン・ファン氏の訃報を知った時、最初は「これはカプセルかな?」と思いました。知り合いにもカプセルにシャブを仕込んでいる売人がけっこういてましたしね。普段使ってない人にムリに飲ませるなら、カプセルが一番です。でも、胃の中にはカプセルの形跡がなかったという話が出回ってますね。

 ドン・ファン氏はいつも栄養ドリンクを飲んでいたそうで、それに入れられたのではないかちゅう話です。栄養ドリンクのほか、ビールとかコーヒーとか、苦みや甘みのあるものは、シャブの苦みを消せるんですよね。まあ問題は、誰が入れたか……ですが。いずれにしろ急性の中毒なら、絶命までに相当もがき苦しんだと思いますよ。私もオーバードーズ(OD=薬物の過剰摂取)の経験はありますが、ほんまに苦しくて、死ぬかと思いましたから。おかげさまで、まだ生きてますけど(笑)。

 覚醒剤やヘロインなど違法の薬物でなくても、向精神薬や鎮痛剤などを過剰に摂取することで意識がもうろうとなったり、気絶したり、頭痛や吐き気、震えにおそわれることはあります。記憶障害もあるし、もちろんサイアク死ぬこともあります。死ぬほどではなくても、脳や手足に障害が残ることもあります。今思えば、自分も一歩間違えば死ぬ世界にいたというのは、我ながら呆れますね。

 獄中(なか)で知り合ったコには、そういう経験のあるコも多く、たまにみんなでOD自慢をしていました。あるコは、キメセクしてたカレがODで意識を失った時に、「お風呂に入れて体を温めた」と言っていました。心臓が弱い人なら死んでたのと違いますかね。でも、彼女いわく体温が下がるのが一番アカンそうです。

「幸い意識は戻ったけど、今度は暑いとか寒いとか痛いとか言って暴れるんで、3日くらい睡眠薬を打って寝かせといた。今もカレはピンピンしてるけど、あの時はビビったわー」と笑っていました。若かったからでしょうか。皆さんはマネしちゃだめですよ。

 ちなみに知り合いによると、ドン・ファン氏の地元である和歌山・田辺市でも覚醒剤の入手は可能だそうです。とはいえ狭い街ですから、もしめっちゃ目立つ美人妻が覚醒剤を買ってたらバレバレですよね。田辺で買うことはないと思います。奥様はほとんど東京にいたそうですし、もし入手するとしたら、ルートは東京の方がカタいでしょう。

 地元の「元不良」たちの間でも、この話で持ち切りです。「ようこんなバレバレのこと(人殺し)ができるな」と、「奥様犯人説」がほとんどですが、むしろ「(ドン・ファンにとっては)本望やん」との意見も多いです。

「女が欲しくて稼ぎまくって、最後は美人妻に殺されるなんてオトコの夢。天国で喜んでると思う」

 そうですかねえ。でも、まだ奥様が犯人と決まったわけでもないし。少し前に怪死していたというワンちゃんも気の毒ですが、天国でご主人と楽しく暮らせたらいいですね。

中野瑠美(なかの・るみ)
1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)

※この連載が本になりました!
女子刑務所ライフ!』(イースト・プレス)発売中です。

NEWS・小山&加藤の“未成年と飲酒”疑惑にテレビ局「一切スルーで」通達出ていた

「私はこの女性から年齢を20歳と言われていたため、未成年だとは知りませんでした。しかし、結果として未成年者がいる飲み会の席に参加し、飲むことを煽るような声をかけてしまいました」

 ジャニーズのアイドルグループ・NEWSのメンバーである小山慶一郎と加藤シゲアキが、未成年女性に飲酒を強要していた疑惑が「週刊文春」(文藝春秋)に報じられたことで、小山は7日、メインキャスターを務める報道番組『news every.』(日本テレビ系)の冒頭で謝罪し、同番組の出演を休み、その期間、芸能活動も自粛すると発表した。

 所属のジャニーズ事務所は、報道内容を認めたうえで、小山を「一定期間の活動自粛」、加藤を「厳重注意」の処分とすることを発表していた。

 しかし、この処分発表直前の6月6日、あるテレビ局の芸能デスクは、情報番組のプロデューサーらにこう伝えていた。

「これに関しては一切スルーで。文春がやっているだけで影響は出ないから。もし他がやりだしたら、こっちに確認しにきて」

 この問題を無視して何事もなかったように番組を続けろ、という指示だったのだ。実際、今回の事件は、早くからネット上でも騒ぎになっていたが、ジャニーズへの忖度が働き、事務所側が処分を発表するまでテレビやスポーツ紙は一切無視したままだった。

 そのため前述デスクの命令を受けた情報番組ディレクターは「下手すりゃ犯罪なのに“見逃せ”って言うんですから、テレビ局が共犯者みたいなもの」と呆れていたのである。

 文春が伝えたのは、2人が開いていた六本木での合コンの席上、カラオケの曲(SEKAI NO OWARIの「Dragon Night」)に合わせて、「の・み・ほ・せ!」と未成年女性に一気飲みを強要していた音声データが流出したというもの。ジャニーズ側は小山の謝罪にある通り、一貫して「相手女性からは20歳であると伝えられた」としている。

 ただ、ファンの間では、これを疑う声も少なくない。流出した未成年女性が以前からNEWSメンバーと親しくしていることを自慢げにSNSで公言していたからだ。

「記事では女性の名前は伏せられてましたけど、音声では入ってますから。その女性はファンの間でも有名な子。なぜなら以前、手越祐也との関係をSNSで公にしちゃって、それ以来、ファンからは要注意人物になっていたんです」(同)

 こう話す30代ファン女性によると、問題の未成年女性はその当時、SNSで数千人のフォロワーを持つカリスマ女子高生だったという。そこで熱心なファンが強い嫉妬心から、この女性の素性を徹底追跡。名前や年齢のみならず住所や過去の交際相手、さらに飲酒を公言したSNSの発言まで探り出したのだという。

 ただ、19歳であれば誕生日によっては20歳になっている微妙な年齢のため、小山らに虚偽の年齢を伝えた可能性を否定しきれないのも確か。また、今回の流出音源が、ファン女性自ら他人に自慢するために録音して流出させた疑いもささやかれる。そのため、前出女性は「小山たちは彼女が未成年だと知っていたはず」と言いながらも、「ハニートラップの被害者でもある」と擁護した。

 ただ、ファン全員がそんな優しい反応を見せているわけでもない。なにしろ小山は通称「小山コン」とも呼ばれる六本木合コンを以前から頻繁に行っていることで知られていたからだ。

「未成年かどうかなんて関係ない。普段から相手かまわず合コンしまくっていたのが問題の根源。ファンに誠意がない」

 さらに加藤ファンからは「小山の評判は悪かったから諦めていたけど、加藤クンがそれに巻き込まれてかわいそう」という声もあり、これには「小山ひとり悪者にして自分を慰めても意味がない」という反論もあり、ファン間の論争にもつながってしまっている。

 小山は過去にも多数の女性たちを集めた乱痴気パーティーの真っ只中と思われる音声が流出しており、そこでは「コネチケ」と呼ばれるメンバー直接ルートのコンサートチケット配布と思われる部分があったことで、多くのファンが激怒していた。その時点でジャニーズ事務所がしっかり指導なりをしていれば今回の事態はなかったはずだけに、「未成年だと知らなかった」だけで片付けられるような問題ではないだろう。

 ただ、前述のようにメディアはジャニーズへの忖度で充満しており、情報番組のキャスター、コメンテーターらは「年齢を偽られたら防ぎようがない」といった同情論を全面に出す者もいるようだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)