アメフト“悪質タックル”の日大、理事長の背後に「黒い交際」……ヤクザ雑誌の乗っ取り画策か

 アメフト部の“悪質タックル問題”で揺れる日本大学で「独裁者」とされる田中英寿理事長。その威光の背後には、山口組の六代目司忍組長との親密関係を報じられるなど“黒い交際”があったことがささやかれている。裏社会に精通した事情通に話を聞くと、こんな話が飛び出した。

「山口組系の暴力団関係者が以前、潰れかけたヤクザ実話誌を買い取って、イメージアップ用の機関誌にしてしまおうと画策していたことがある。その費用を、日大関係者から出す話があった」

 ヤクザ実話誌といえば、今春に「月刊実話ドキュメント」(ジェイズ・恵文社)が紙媒体としては休刊となっている。同誌は創刊34年で暴力団事情をメインに扱ってきた実話誌で、かつて芸能レポーターの井上公造氏が編集長だったことでも知られている。昨年3月に一度休刊し、編集者らが出版社を変えて昨秋に異例の復刊を遂げたのだが、長くは続かなかった。

 昨今の出版不況で部数激減による継続断念とも思えるが、編集者は「ヤクザ記事への風当たりが強かった」と話していた。当のヤクザが、その雑誌の乗っ取りを企て、原資が日大関係にあったなら大スクープだが、「この話は肝心の雑誌側の責任者が応じなかった」と事情通。未遂に終わったものではあるが、買い取ろうとした理由はなんだろうか?

「実話ドキュメントは、数ある暴力団組織の中でも特に“山口組の情報に強い”というスタンスを前面に出してきた雑誌ですから、もし同誌を山口組の一勢力が買い取って独占してしまえば、勢力拡大をアピールする広報誌として活用することができるんです。というのも、近年は山口組自体が三分裂して雑誌の立ち位置が難しくなっている。表紙は必ず3分裂した組織のトップ、六代目山口組・司忍組長、神戸山口組・井上邦雄組長、任侠山口組の織田絆誠代表、3人の顔を並べるなど、その“気遣い”はかなりのものでした。何しろ3人の顔写真は表紙の中央部分だけでなく、上の部分にも掲載されていたんです。なぜかといえば、コンビニなどで雑誌を並べたときに他の雑誌に隠れ、表紙の上の部分しか見えないから。一部の組長の顔写真しか見えないと、組関係者からクレームがきたそうですよ。つまりは雑誌内の扱いでも縄張り争いがあったということ。ならば雑誌を買い取ろうとする勢力が現れてもおかしくなかったんですよ」(事情通)

 もし“買い取り”が実現していたら、特定の組織ばかりが露骨に取り扱われた可能性はあるが、同誌で執筆していたライターは「関係者から買い取りの打診があったという話は聞いていない。休刊は編集長の決定で、その理由も聞いていない」という。

 日大アメフト部では、内田正人元監督の失脚で、田中理事長の独裁体制が揺らいでいるとの話だが、その“ケツ持ち”とささやかれてきた山口組の方も、いまや世間からの排除と分裂騒動で弱体化。ヤクザ雑誌の休刊は、その凋落を表しているようでもある。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

「東京ビッグサイト問題」完全に手詰まりの中で探る改善策の行方……日本展示会協会が解決に向けて開催した集会の空気

「これは決起集会なのか?」

「シャンシャンで終わらせるだけだろう」

「ビールでも振る舞って帰す気じゃないのか」

 参加した関連業者からは、さまざまな不安の入り交じった声が聞こえてきた。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックが原因の東京ビッグサイト使用制限問題。ギリギリまで打開策を探っている日本展示会協会が5月29日に開催した「ビッグサイト問題」に関する議論・要望・意見交換会」。集まった500人余りの展示会主催者と関連業者の顔は、決して明るくはなかった。

 東京五輪にあたって東京ビッグサイトがメディアセンターとして利用されるために、同施設でのイベント開催が不可能になる。そんな問題が浮上したのは15年のことだ。

 以来、主催者を中心に組織される日本展示会協会は、東京都などに改善策を要求。東京ビッグサイトで開催される、さまざまな展示会が主たる業務になっているディスプレイ業や印刷業者など関連業者による都庁デモなども繰り返し行われてきた。

 だが、東京ビッグサイトをメディアセンターとして利用する方針は変わらなかった。東京都では、東京ビッグサイトから1.5キロほど離れた青海の都有地に仮設展示棟を建設するなどの「善処」を示した、けれども、それらは業者側にとっては焼け石に水。19年以降の各種催しの規模縮小や中止は避けられない。

 日本展示会協会によれば、19年4月から20年11月まで、東京ビッグサイトの平均利用可能面積は35%まで縮小。関連企業8万2,000社が影響を受け、2.2兆円の損失が見込まれるとしている。

 日本展示会協会では「最後のチャンス」として、改めて東京都に要望を届ける方針を打ち出しており、その一貫として開催されたのが、今回の「議論・要望・意見交換会」であった。

 これまで、この問題では幾度も「タイムリミット」「最後のチャンス」という言葉は使われてきた。けれども、いよいよ本当に手詰まりになる時が迫っている。

 東京ビッグサイトを管轄する東京都が、最大限の「善処」として青海に仮設展示棟をつくることを決めた。けれども、これもまったく十分ではない。

 むしろ、これは主催者と関連業者に、余計に不満と不安を募らせる原因となっている。まず、その設備が問題だ。東京都では面積は2万3,000平方メートルあるとするが、ここにレストランや受付、控え室などを準備すると、有効面積は1万8,000平方メートル程度と、現在の西展示棟の半分ほどにしかならない。また、トラックヤードなどの設備も十分ではなく、搬入搬出にも困難が見込まれる。

 このような状況で、果たして来場者が集まる展示会が可能なのか? そんな不満と不安が渦巻いているのだ。

 完全に手詰まりともいえる状況。だが参加者が自由な発言を交わす場であるはずの「議論・要望・意見交換会」は、まったく振るわなかった。参加者からは、冒頭に記したような声が次々と漏れていた。中には「これはガス抜きか」と、こぼす関連業者もあった。

 もう、どうにも手遅れなのは薄々わかっている。でも、関連業者には、まだ仕事は通常通り回っているという現状がある。それが、余計に不信を生んでいるように見える。

 ある関連業者は、こんな言葉を漏らした。

「今のところは、仕事はいつも通りです。でも、主催者には来年、再来年の開催予定が決まっているはず。どのタイミングで仕事が減ることになるのか……」

 これまでの取材の中では、問題が浮上して以降、日本展示会協会や関連業者による解決に向けた動きそのものが作戦ミスだったと指摘する人もいる。

 ただ、今さらそれを指摘しても、なんら事態は改善しない。もはや降りられないレールを進みつつある中で、どうやって被害を最小限に減らすか。それが、これからの課題となっていくだろう。

 なお、これまで問題の解決を口にしてきた、幾人もの政治家や、その関係者の姿が会場には見られなかったことは記憶しておきたい。
(文=昼間たかし)

「東京ビッグサイト問題」完全に手詰まりの中で探る改善策の行方……日本展示会協会が解決に向けて開催した集会の空気

「これは決起集会なのか?」

「シャンシャンで終わらせるだけだろう」

「ビールでも振る舞って帰す気じゃないのか」

 参加した関連業者からは、さまざまな不安の入り交じった声が聞こえてきた。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックが原因の東京ビッグサイト使用制限問題。ギリギリまで打開策を探っている日本展示会協会が5月29日に開催した「ビッグサイト問題」に関する議論・要望・意見交換会」。集まった500人余りの展示会主催者と関連業者の顔は、決して明るくはなかった。

 東京五輪にあたって東京ビッグサイトがメディアセンターとして利用されるために、同施設でのイベント開催が不可能になる。そんな問題が浮上したのは15年のことだ。

 以来、主催者を中心に組織される日本展示会協会は、東京都などに改善策を要求。東京ビッグサイトで開催される、さまざまな展示会が主たる業務になっているディスプレイ業や印刷業者など関連業者による都庁デモなども繰り返し行われてきた。

 だが、東京ビッグサイトをメディアセンターとして利用する方針は変わらなかった。東京都では、東京ビッグサイトから1.5キロほど離れた青海の都有地に仮設展示棟を建設するなどの「善処」を示した、けれども、それらは業者側にとっては焼け石に水。19年以降の各種催しの規模縮小や中止は避けられない。

 日本展示会協会によれば、19年4月から20年11月まで、東京ビッグサイトの平均利用可能面積は35%まで縮小。関連企業8万2,000社が影響を受け、2.2兆円の損失が見込まれるとしている。

 日本展示会協会では「最後のチャンス」として、改めて東京都に要望を届ける方針を打ち出しており、その一貫として開催されたのが、今回の「議論・要望・意見交換会」であった。

 これまで、この問題では幾度も「タイムリミット」「最後のチャンス」という言葉は使われてきた。けれども、いよいよ本当に手詰まりになる時が迫っている。

 東京ビッグサイトを管轄する東京都が、最大限の「善処」として青海に仮設展示棟をつくることを決めた。けれども、これもまったく十分ではない。

 むしろ、これは主催者と関連業者に、余計に不満と不安を募らせる原因となっている。まず、その設備が問題だ。東京都では面積は2万3,000平方メートルあるとするが、ここにレストランや受付、控え室などを準備すると、有効面積は1万8,000平方メートル程度と、現在の西展示棟の半分ほどにしかならない。また、トラックヤードなどの設備も十分ではなく、搬入搬出にも困難が見込まれる。

 このような状況で、果たして来場者が集まる展示会が可能なのか? そんな不満と不安が渦巻いているのだ。

 完全に手詰まりともいえる状況。だが参加者が自由な発言を交わす場であるはずの「議論・要望・意見交換会」は、まったく振るわなかった。参加者からは、冒頭に記したような声が次々と漏れていた。中には「これはガス抜きか」と、こぼす関連業者もあった。

 もう、どうにも手遅れなのは薄々わかっている。でも、関連業者には、まだ仕事は通常通り回っているという現状がある。それが、余計に不信を生んでいるように見える。

 ある関連業者は、こんな言葉を漏らした。

「今のところは、仕事はいつも通りです。でも、主催者には来年、再来年の開催予定が決まっているはず。どのタイミングで仕事が減ることになるのか……」

 これまでの取材の中では、問題が浮上して以降、日本展示会協会や関連業者による解決に向けた動きそのものが作戦ミスだったと指摘する人もいる。

 ただ、今さらそれを指摘しても、なんら事態は改善しない。もはや降りられないレールを進みつつある中で、どうやって被害を最小限に減らすか。それが、これからの課題となっていくだろう。

 なお、これまで問題の解決を口にしてきた、幾人もの政治家や、その関係者の姿が会場には見られなかったことは記憶しておきたい。
(文=昼間たかし)

ドラマ『この世界の片隅に』に寄せられる“心配”の声「あのアニメーションを見た後で……」

 果たして、あのアニメーションを見た後で感動できるのか?

 今もなお上映が続く劇場アニメーション『この世界の片隅に』。そのヒットの余波を受けてか、TBSが今年7月の「日曜劇場」枠で実写ドラマ化することが発表され、話題になっている。

『この世界の片隅に』の実写化は、これが初めてではない。2011年に日本テレビが「終戦記念スペシャルドラマ」として、すずさん役を北川景子が演じたものを放送したことがある。

「あれは、一度は見る価値がありますよ……いろんな意味で……」

 そう苦虫をかみつぶしたような顔で語るのは、呉出身のアニメファン。アニメーションに感動した彼は「そこまではヒドくないだろうと」実写ドラマ版にも手を出したのだが……。

「地上波だから、わかりやすくないとチャンネルを変えられてしまうのは理解できます。でも、あまりにもわかりやすくさせすぎ……」(同)

 実際に見てもらうとよくわかるのだが(DVDのほか各サイトで配信中)、とにかく説明ゼリフが多い。いちいち北川景子のすずさんが泣きながら、今の気持ちを語り始めるシーンが、とにかく鼻につくのだ。

「ただ、今回のドラマはアニメーションのヒットを受けてのもの。決して手抜きはできないでしょうね」(同)

 今回の、すずさん役に選ばれたのは、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』や、auのCMで注目される松本穂香。周作役は松坂桃李が演じる。

「中には『すずさんは(アニメ版声優の)のんに演じてもらえばいいのではないか』という声もありましたが、まだ、事務所の独立騒動が影響しているのか、困難だったようで……」(テレビ局関係者)

 ただ松本の演技に期待する関係者も多いという。

「裁縫の練習や、普段から洋菓子を食べないなど撮影に向けて、役作りに余念がないと聞いています。失敗すれば非難を浴びる作品。プレッシャーも大きいと思いますが……」

 人気作品の実写化といえば、まず非難囂々なのだが、今回はテンプレ的な非難は少ない。誰もが「この名作の実写化が成功するのか否か」ドキドキしながら見守っているという状況だろう。

 できるものなら、成功してくれることを祈りたい。
(文=是枝了以)

ドラマ『この世界の片隅に』に寄せられる“心配”の声「あのアニメーションを見た後で……」

 果たして、あのアニメーションを見た後で感動できるのか?

 今もなお上映が続く劇場アニメーション『この世界の片隅に』。そのヒットの余波を受けてか、TBSが今年7月の「日曜劇場」枠で実写ドラマ化することが発表され、話題になっている。

『この世界の片隅に』の実写化は、これが初めてではない。2011年に日本テレビが「終戦記念スペシャルドラマ」として、すずさん役を北川景子が演じたものを放送したことがある。

「あれは、一度は見る価値がありますよ……いろんな意味で……」

 そう苦虫をかみつぶしたような顔で語るのは、呉出身のアニメファン。アニメーションに感動した彼は「そこまではヒドくないだろうと」実写ドラマ版にも手を出したのだが……。

「地上波だから、わかりやすくないとチャンネルを変えられてしまうのは理解できます。でも、あまりにもわかりやすくさせすぎ……」(同)

 実際に見てもらうとよくわかるのだが(DVDのほか各サイトで配信中)、とにかく説明ゼリフが多い。いちいち北川景子のすずさんが泣きながら、今の気持ちを語り始めるシーンが、とにかく鼻につくのだ。

「ただ、今回のドラマはアニメーションのヒットを受けてのもの。決して手抜きはできないでしょうね」(同)

 今回の、すずさん役に選ばれたのは、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』や、auのCMで注目される松本穂香。周作役は松坂桃李が演じる。

「中には『すずさんは(アニメ版声優の)のんに演じてもらえばいいのではないか』という声もありましたが、まだ、事務所の独立騒動が影響しているのか、困難だったようで……」(テレビ局関係者)

 ただ松本の演技に期待する関係者も多いという。

「裁縫の練習や、普段から洋菓子を食べないなど撮影に向けて、役作りに余念がないと聞いています。失敗すれば非難を浴びる作品。プレッシャーも大きいと思いますが……」

 人気作品の実写化といえば、まず非難囂々なのだが、今回はテンプレ的な非難は少ない。誰もが「この名作の実写化が成功するのか否か」ドキドキしながら見守っているという状況だろう。

 できるものなら、成功してくれることを祈りたい。
(文=是枝了以)

プレイ中の客も摘発……ハプバーは、東京オリンピックまで生き残れるのか?

 2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた浄化作戦が始まっている。先日も大阪市西成区の歓楽街・飛田新地で売春をあっせんしたとして、暴力団・山口組直系「極心連合会」の幹部らが逮捕されたが、今後もこのような動きは続いていくだろう。

 しかし、長年警察も黙認してきた飛田新地にメスを入れるというのなら 、それよりも先に取り組むべき課題があるだろう。それハプニングバーという場所である。都内だと新宿・渋谷・上野などに数多くあるこのバー。もはや説明は不要なくらい、メジャーな存在だが、昨年10月には、上野にある都内最大級のハプバー「私のハーモニカ」が摘発。経営者ら5人が公然わいせつ幇助罪で逮捕された。

 筆者も2度ほどハプバーを訪れたことがあるが、渋谷のとある店舗は3階建ての構造になっており、地下1階がバー兼イベントエリア。地上1階が休憩室とシャワールーム、2階には談話室とマジックミラー部屋がある。他店と比べても、かなりの大規模なハコだ。そのため、訪れる客も多く、週末の地下1階などは歩く隙間もないほど大勢の男女でごった返している。ヤリ部屋となっているのは、2階のマジックミラー部屋だ。この部屋には 「これからヤリます」とスタッフに伝えた男女のみが入室することができ、外からのぞけるマジックミラー窓が複数設置されている。

 いかにも「勇気を出して来てみました」といわんばかりのカップルのセックスを窓からのぞいてみたのだが、これは見ていられない。公共の場でのセックスが初めてなのだろう、女性の喘ぎ声もなく、男に至っては周囲のちょっとした物音で腰の動きを止めてしまう始末。同伴した筆者の女友達も「迫力に欠けるね」とボヤいていた。観客が求めるのは、もっと過激でアブノーマル感あふれるセックスのようだ。

 1階の休憩室で談笑していると、バタバタと2階へ向かう人々が多数。何事かと階段を上る と、およそ尋常ではない 雄叫び(メスだが)を上 げながら突かれている女性がいた。

「オオオオンッ! ホオッ! フ、フギャアアアァ!」

 エロ漫画でよく見る、絶叫そのものである。人に見られることに異常な興奮を覚える女性なのだろう、窓からのぞいた限りでは、男性のモノは短小で、テクニックもあるように見えない。単調に動く腰に合わせて、「グエッ! グエッ!」と獣のような鳴き声が漏れている。ギャラリーは一気に10人ほどに増えた。「すげえなあ」「いくらなんでも激しすぎるだろう」という心の声は聞こえたが、皆かたずをのんで、そのセックスを見守っていた。

 この日、さらに場を盛り上げたのは、男3人女1人のグループだった。男性陣は友人同士で、女性は単独客だったと思う。マジックミラー部屋の中で3人に囲まれていたその女性は泥酔しており、すでに意識はない。目を閉じて寝息のような音を立てる女性に対し、 1人は胸を愛撫、1人は腰を振り、1人はその接合部を下からのぞき込んでいる。そしてそれを、好奇心むき出しの視線で眺める20人のギャラリーたち……。ハプバーだからこそ許される光景だ。

 一方、別日に訪れた新宿の別の店では、入り口には2重のドアが設けられ、自動でロックがかかる仕組みになっていた。入店する際にはスタッフから、「店舗内で起きていることは、決して口外しないように。同じ趣味を持った人々が、お互いに秘密を守り楽しんでいる場所です。秩序を乱すような真似はしないように」と念を押された。ハプバーに、秩序も何もないだろう。

 しかしながら、警察が本気で摘発に乗り出せば、2重ドアや自動ロックなど、なんの役にも立たないはずだ。先にも挙げた上野のハプバーでは、行為に及んでいた客も逮捕されたとのこと。少なくとも2020年のオリンピックが終わるまでは、ハプバー遊びは注意したほうがよさそうだ。

(文=國友公司)

NEWS・小山慶一郎は、なぜパリピを卒業できない? 臨床心理士が“未成熟さ”を分析

 未成年女性との飲酒報道を受け、芸能活動の自粛を発表したNEWS・小山慶一郎。5月末、インターネット上に、小山が未成年女性らと飲酒し、さらに飲酒を強要するという音声データが流出、同席した加藤シゲアキともども世間から問題視され、このことを重く見たジャニーズ事務所は、各メディアにFAXを送付し、両名は女性が未成年であることを知らなかったとしつつも、小山に「活動自粛」、加藤には「厳重注意」の処分を科した。

 NEWSファンからは、今回の騒動ならびに小山への活動自粛の処分にさまざまな声が出ており、小山を擁護し未成年女性を非難する者もいれば、適切な処分と納得する者、また小山の未熟さを嘆く者もいるが、皆一様に、音声データの内容に関しては、大きなショックを受けているようだ。

 この問題となった音声を聞くと、小山は「K(※同席女性の実名)ターゲット! Kターゲット! Kターゲット! 飲み干せ! はいはいはい!」「M(※同席女性の実名)が飲んでない! Mが飲んでない! 3、3、2、2、1、1せーの!」という、数種類のコールによって飲酒を煽っていることから、ファンの間では「パリピ音声」「ランチキ音声」などと呼ばれることに。小山が34歳であることから、「いい年して、こんなパリピ飲み会やってるのが引く」「20代前半じゃあるまいに、いつまでパリピやってるの?」とガッカリするファンも少なくなかった。

 パリピは、世間一般的に、パーティーやイベント、クラブなどで大騒ぎしている者を指す言葉として知られ、「チャラい」「派手」「刹那的」といったイメージも付与されている。また『パリピ経済 パーティーピープルが市場を動かす』(新潮新書)の著者である博報堂若者研究所・原田曜平氏は、「今を全力で楽しむ人たち」とも定義。こうしたイメージから、「パリピ=若者」という印象を持つ者が大半だと思われるが、なぜ小山は、34歳という社会的に成熟した年齢になっても、“パリピ”を卒業できないのか。その心理を探るために、神奈川大学心理相談センター所長、人間科学部教授である臨床心理士の杉山崇氏に聞いた。

 まず杉山氏は、「現在、『パリピ』は、“騒いでハメを外している人”という意味合いになっていると思うのですが……」という前提の上で、「人間はみんなパリピなんですよね」と語る。

「心理学的には、パリピのような状態を『退行している』といいます。皆さん、赤ちゃんの頃は、“自分のやりたいように騒いでいた”と思うんですが、そのマインドって、実は大人になっても心のどこかにずっと残り続けているんですよね。ただ、『退行しやすい人』『退行しにくい人』がいるのは確かです」

 退行しやすい人は、一言で言うと“未成熟な人”だという。

「この未成熟な人というのは、3つのベクトルに分かれます。1つ目が、『自覚のない人』で、自分のアイデンティティがしっかりしていない、例えば『自分はアイドルなんだから、そのように振る舞わなければいけない』という自覚が弱い人です。2つ目が、『協調性のない人』で、ここで言う協調性とは “仲間と仲良くする”ではなく、“人や社会に協力する”という意味合い。騒いだら社会の迷惑なのにハメを外してしまうわけですが、それを社会的協調性がないと言います。3つ目が、『大きなロマンがない人』。大きな夢や目標を持ち、それが達成されることで『世界は良くなる』と思う……そういった心理を“自己超越性”と言うのですが、大きな夢や目標がなく、自己超越性のない人は、目先の快楽に流されやすい特徴があるんです。この3つのベクトルが全て欠けていると、退行しやすくなります」

 こういった退行しやすい人は、「小山さんには当てはまらないと思いますが……プライベートだけでなく仕事の場においても、場当たり的で、自分さえよければいい、目の前のモノ的欲求に惑わされる、機嫌が悪いという特徴があるんです。いつもそんな感じなので、あまり人から信頼されず、仕事ができないケースが多い」という。

 これらの特徴に小山が当てはまるかどうかは、一概に判断しかねるものの、杉山氏は、小山の騒動を見て「批判されすぎるのは、ややかわいそうな気もします」という。

「アイドルは、人を楽しくするという仕事ですが、自分が楽しくなければ、見ている人も楽しくならないんです。それだけに小山さんも、ああいったノリになったのかもしれません。もしくは、リーダーとしてちょっと疲れたんですかね。NEWSはこれまでに何人もの脱退者を出し、そのことを小山さん自身がテレビで涙ながらに語ることもあったと聞きましたが、悲劇を背負い続けなければいけないのも大変だと思います」

 ファンがNEWSに対して、“悲劇を乗り越えた”というドラマ性を抱き続けているとすれば、「小山さんが“悲劇のグループのリーダー”という役割に疲れ果て、ハメを外してしまった……という可能性はあるかもしれませんね」。

 普段、固い仕事をしている人物が、その役割から解放され、“悪いパリピ化”をしてしまうことは、一般的に珍しくなく、年齢問わず起こり得ることのようだ。

「小山さんは、『34歳なのになぜパリピを卒業できない』などと言われていたそうですが、こういう人は、おじさんでもいますよね。普段、無理をしていればしているほど、『退行して楽になりたい』という気持ちが強くなり、ハメの外し方が激しくなってしまうことはあるかなと思います」

 アイドルとニュースキャスターという二足のわらじを履く小山。感じている重圧は、確かに一般人からは計り知れないのかもしれない。しかし、未成年女性に飲酒を強要したこと、そしてファンを失望させたことに変わりはない。これから小山は芸能活動自粛に入るが、その期間に、己をどう見つめ直すのか、見守っていきたい。

瀬戸内寂聴、大したアドバイスはしないのに“悩み相談の達人”として重宝がられるワケ

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「言うこと、聞かなくていいの」瀬戸内寂聴
『快傑えみちゃんねる』(6月1日、関西テレビ)

 相談というプライベートなことを、わざわざテレビでやる時に問われるのは、“相談を受ける側がいかにテレビ映えする回答ができるか”である。かつて、自分の言うことを聞かない相談者に「地獄に落ちるわよ」と言い放った占い師がいたが、倫理面ではアウトでも、テレビで大ヒールを演じ抜いたという意味で大成功である。

 テレビにある程度台本はあるだろうが、シロウトさんにテレビ映えする回答は難しいなと思わされるのが、『怒れるオジサンとヤバイ女』(テレビ東京系)のお悩み相談コーナーである。

 5月26日放送の同番組で、タレント・熊切あさ美の「女優業にシフトしたいが、愛之助との破局のイメージが強すぎて敬遠される」という悩みに、敏腕選挙戦略家の鈴鹿久美子氏が回答していた。鈴鹿氏いわく、「37歳の生足は難しい」。“愛人イメージ”を払しょくしたいのなら、年齢にふさわしい、きちんとした格好をしろとアドバイスしていたが、ストッキングをはいたら、女優の仕事が来るのかは疑問である。また鈴鹿氏は、熊切に若い女性への恋愛アドバイザーになることを勧めていたものの、女優の比重を増やしたいという人に、違う職種を勧めるのは適切なのだろうか。

 これは、相談を受ける者として、鈴鹿氏がダメという意味ではなく、むしろ芸能人もしくは有名人がウマすぎると言うべきだろう。よく聞いてみると実質的なアドバイスはないのに、いいことを言ってもらった気にさせるのが日本一ウマい人、それは作家の瀬戸内寂聴ではないだろうか。

 6月1日放送の『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)に、瀬戸内とタレント・矢口真里が出演した。瀬戸内が出演を決めた理由は、「えみちゃん、大好きなの」と語るほどの上沼ファンだからだそうだが、話題はまず“矢口の再婚”へ。矢口は、俳優である夫(当時)・中村昌也のいない隙に、自宅にオトコを連れ込んだところ、予定外に中村が帰宅。オトコをクローゼットに隠したものの、結果バレてしまうという“クローゼット不倫”で離婚に至った。矢口は活動停止を余儀なくされるが、その後、不倫相手と交際を続け、再婚を果たした。

 上沼は、この結婚はうまくいかないと予想する。不倫が配偶者にバレると、交際が終わるのはよくある話だが、矢口は交際を続けた理由を「彼と家族しか支えがなかったから」と説明する。上沼いわく、「入院中においしい弁当を届けてくれた人と婚約したら、別れる」のだそうだ。これはつまり、病院のまずい食事に比べたら、差し入れしてくれる弁当ははるかにおいしい。しかし、退院していろいろなものを自分の足で食べにいけるようになったら、差し入れ弁当のおいしさやありがたみは薄れてしまう……というわけである。

 このほかにも、元モデルである矢口の現在の夫が、騒動の余波を受けてサラリーマンになったことに対し、上沼は「サラリーマンは務まらない」と断言。また夫の経済状況に合わせて、これまでの半分以下の家賃のマンションに住んだり、生活費を折半していることに対しても、「無理している(から別れる)」と繰り返していた。

■瀬戸内寂聴のアドバイスは無責任で明るい

 上沼のアドバイスは、夫を芸能界に戻し、矢口が養えばよいというものだったが、それがどうして夫婦円満につながるのか、私には理解できなかった。一方、あれこれ言う上沼に対して、瀬戸内が「言うこと、聞かなくていい」と口を開き、「恋愛は雷に打たれるようなもので、防ぎようがない」「会うべくして(不倫相手に)会った」「あなたは損していない」「全部あなたのプラスになって栄養になって、いいことがある」「“経験者は語る”だから、安心して」と結んでいた。

 矢口に対する世論を多少斟酌して、上沼が下げ、それでは後味が悪いので瀬戸内が上げる。番組としてうまくオチがついたわけだが、瀬戸内の発言は実質的なアドバイスでないことに気づく。実務面のアドバイスもなく「大丈夫」と言うことを無責任と感じる人もいるだろうが、相談される側が、相談者の人生に責任が持てないことを考えると、これくらいアバウトな方が、お互いにとっていいのではないだろうか。悩み相談はアドバイスの質を問うものではなく、共感をもって話を聞いた時点で終了しているのかもしれない。

 そもそも、矢口が現状に悩んでいるとは思えない。『おしゃべりオジサンとヤバい女』に出演した矢口は、「(再婚したからといって)きれいなイメージに戻るつもりはない」「再婚ってさわやかな風が吹く」と発言し、司会の千原ジュニアに「(さわやかな風)全然吹いていないよ」と否定されていた。このように矢口には、自分がいいイメージを持たれていないことに気づいていない鈍さがある。こんな鈍い人に、真剣に話をする必要はないわけだ。

 『えみちゃんねる』の終わりに、瀬戸内は「“みえちゃん”だって、こんなにチャーミングだから」と上沼の名前を間違って呼んでいた。上沼は「ほんまにファンかいな」といぶかしがるが、この適当さもまたちょうどいい。適当だから、優しくなれる。責任がないから、励ませる。さまざまな世代の悩みを受け入れるために必要な愛とは、無責任とほぼ同義ではないだろうか。国民的作家の人気の秘訣は、ドラマチックな人生や文学性はもちろんだが、案外こんなところにあるのかもしれない。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの」

サッカー柳沢敦“不倫”報道に、関係者が乱倫事情を赤裸々告白「すぐにSEXしたがる選手は……」

 元サッカー日本代表で、現在は鹿島アントラーズでコーチを務める柳沢敦の“不倫疑惑”が、5日発売の女性誌で報じられた。

 現役時代から“モテ男”で知られる柳沢は、過去にモデルの梨花らと交際をキャッチされたが、その後、こちらも人気モデルだった小畑由香里と結婚。現在は2児の父親である。

 サッカー選手のプライベートに詳しい事情通は「Jリーガーの人って、顔があまり売れていない分、めちゃくちゃしますから(笑)。派手に遊んでいるというか、すぐにSEXしたがる選手は今でも多いですね。代表クラスでも、そういう人はたくさんいますよ」と明かす。

 今回の一件について、女性誌の取材に柳沢は、一緒に部屋で過ごしたことは認めたものの、男女の関係については否定した。

 だが、アスリートと頻繁に逢瀬を重ねる女性は「まあ、間違いなくヤッてるでしょうね」と笑い飛ばす。そもそも、アスリートや指導者と、今回報道されたような“ファン”は、どうやって男女関係になるものなのか。

「共通の関係者からの紹介で食事に行って、そのまま一夜を共に過ごすこともあれば、しばらくデートを重ねて、たまにSEXすることも。特に、いわゆる“地方妻”は、もともとファンだった人が多いと思いますよ」

 もっとも、気になるのは登場した女性が別の選手ともホテルに消えていった……と書かれている点。コレに関しては、別の現役アスリートが本音を明かす。

「まあ、これもあるある話ですが、アスリート好きで誰とでも寝る女の子はいますよ。もちろん、同じチームだったら間違いなくロッカーで話題の的。『今日は俺のところに連絡が来た』とか『昨日は俺が抱いてやりましたよ』なんてゲスい話で盛り上がりますよ!」

 男と女、どっちもどっちということか。

サッカー柳沢敦“不倫”報道に、関係者が乱倫事情を赤裸々告白「すぐにSEXしたがる選手は……」

 元サッカー日本代表で、現在は鹿島アントラーズでコーチを務める柳沢敦の“不倫疑惑”が、5日発売の女性誌で報じられた。

 現役時代から“モテ男”で知られる柳沢は、過去にモデルの梨花らと交際をキャッチされたが、その後、こちらも人気モデルだった小畑由香里と結婚。現在は2児の父親である。

 サッカー選手のプライベートに詳しい事情通は「Jリーガーの人って、顔があまり売れていない分、めちゃくちゃしますから(笑)。派手に遊んでいるというか、すぐにSEXしたがる選手は今でも多いですね。代表クラスでも、そういう人はたくさんいますよ」と明かす。

 今回の一件について、女性誌の取材に柳沢は、一緒に部屋で過ごしたことは認めたものの、男女の関係については否定した。

 だが、アスリートと頻繁に逢瀬を重ねる女性は「まあ、間違いなくヤッてるでしょうね」と笑い飛ばす。そもそも、アスリートや指導者と、今回報道されたような“ファン”は、どうやって男女関係になるものなのか。

「共通の関係者からの紹介で食事に行って、そのまま一夜を共に過ごすこともあれば、しばらくデートを重ねて、たまにSEXすることも。特に、いわゆる“地方妻”は、もともとファンだった人が多いと思いますよ」

 もっとも、気になるのは登場した女性が別の選手ともホテルに消えていった……と書かれている点。コレに関しては、別の現役アスリートが本音を明かす。

「まあ、これもあるある話ですが、アスリート好きで誰とでも寝る女の子はいますよ。もちろん、同じチームだったら間違いなくロッカーで話題の的。『今日は俺のところに連絡が来た』とか『昨日は俺が抱いてやりましたよ』なんてゲスい話で盛り上がりますよ!」

 男と女、どっちもどっちということか。