“美少女原理主義者”が撮った倒錯的純愛ワールド!! Wヒロインがせめぎあう快楽の極み『聖なるもの』

 心理学者フロイトの言うところの“快感原則”に従って、庵野秀明監督がテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(テレビ東京系)を生み出したことはファンの間では有名だろう。自主映画シーンで活躍する岩切一空(いわきり・いそら)監督の新作『聖なるもの』もまた、快感原則に忠実に従って撮り上げた実写映画となっている。

 新歓シーズンで賑わう大学の映画サークルを舞台にした前作『花に嵐』(16)がPFFアワード準グランプリ、「カナザワ映画祭」観客賞を受賞するなど、1992年生まれの岩切監督は新世代の映像クリエイターとして注目されている。岩切監督が最後の自主映画という触れ込みで完成させた『聖なるもの』は、若手監督の登竜門となっている「MOOCIC LAB2017」で長編部門グランプリを含む4冠を受賞した話題作だ。『花と嵐』と同じく“初めての映画撮影”に浮き足立つ主人公を岩切監督自身が演じ、これまで以上に“美少女原理主義者”としての信条を鮮明に打ち出したものとなっている。

 岩切監督が「聖なるもの」と名付けた上映時間90分のこの映画を一度観ると、ひと言も台詞を口にしない無口なヒロイン・南美櫻、そして19歳のときに主演・監督した『あさつゆ』(16)が「ゆうばりファンタスティック映画祭」に入選した才媛・小川紗良という、真逆な魅力を持つ2人の美少女の輝きが網膜に焼き付いて忘れられなくなってしまう。

 ストーリーはこんな感じだ。全国から上京してきた新入生たちがキャンパスに溢れる新歓期の大学は、まるで毎日がお祭りのような騒ぎ。そんな中、映画サークルに所属する大学3年生の岩切(岩切一空)は、まだ一本も自分の映画を撮れずにいることに焦っていた。先輩が撮る新作映画の主演女優探し&新入部員の勧誘に励むも、メタボ体型でオタクな風貌の岩切が声を掛けても、なかなか女の子は立ち止まってくれない。先輩から無能呼ばわりされて落ち込む岩切だったが、新歓合宿で奇蹟の出逢いを果たすことになる。合宿に向かうバスの中に、名前も知らない、見覚えもない、黒髪の透き通るような白い肌をした美少女(南美櫻)が、ひとりで静かに佇んでいたのだ。

 どこからともなく現われた美少女は、どうやら映画サークルに代々伝わる“新歓の怪談”の少女らしい。4年に一度現われ、「彼女を見た者は、衝動的に映画を撮りたくなり、唯一彼女に選ばれ、彼女を被写体に撮った映画は必ず大傑作になる」と言い伝えられていた。誰もいない夜更けの海で、くだんの美少女は裸になって黒い波とひとりで戯れていた。岩切はどうしようもなく叫ぶ。「僕の映画に出てください!」と。

 いつもはオドオドしている岩切だったが、自分が監督する映画に主演してくれるヒロインが見つかったことで、態度が急変する。名前のない美少女に、漫画『タッチ』のヒロインの名前にあやかって“南”と名付ける。さらには南がケータイを持っていないことから、「連絡が取りやすいし、いろいろ映画の話もできるし」という口実で、アパートの一室で同棲生活を始める。

 おのれの欲望丸出しで、映画製作にのめり込んでいく岩切。映画サークルの有能な後輩である理工学部2年の小川(小川紗良)に対しても、強気でキャスティングを決めてしまう。小川は自分の監督作の準備を進めていたが、岩切のいつにない熱意に押し切られ、5月いっぱいなら岩切の映画に協力すると約束してしまう。南と小川というダブルヒロインを手に入れて、我が世の春を謳歌する岩切だった。だが、南と小川という正反対な魅力を持つヒロインたちは化学融合を起こし、撮影現場は誰にもコントロールできない状況へと陥っていく。

 謎のヒロイン・南を演じるのは、プロフィールをいっさい公表していない南美櫻。岩切監督が5年前から出演交渉し、『聖なるもの』が岩切監督の最後の自主映画になることから出演をOKした。台詞はなく、瞬きもせず、劇中劇の中で「こちらの世界」から「向こう側の世界」へと抜け出そうとする女子高生役を演じる。岩切監督にとって至高のミューズである南美櫻だが、そんなミューズに対しても岩切監督は容赦ない。夜の海の場面では、プロの女優ではない彼女のヌードシーンを用意している。大切な人に自分の映画に出てほしい。そして、まだ誰にも見せたことのないレアな姿をカメラに収めさせてほしい。岩切監督の願望はひどく捻れていて、とても純粋である。

 劇中劇では女子高生役の南をいじめ、向こう側の世界へ行こうとする南を阻止しようとするクラスメイト役の小川だが、南美櫻がカメラの中で無言の魅力を発揮するのに呼応して、小川紗良も岩切ワールドに溶け込み、呼吸を始める。岩切監督の大学のサークルの後輩だったことから小川紗良は出演することになったそうだが、当初はそれほど出番は多くなかったと思われる。ところが静の魅力を醸し出す南とは対照的に、本人はクールのつもりなのに内面はいつも揺れ動いている小川は動的魅力に溢れ、この2人は相乗効果で輝きを増していく。

 庵野監督の『エヴァンゲリオン』でいえば、謎めいた南は綾波レイ、勝ち気な性格の小川は惣流・アスカ・ラングレーを思わせる。後半からは小川の感情の揺れをカメラはどんどん追い掛け、小川のクローズアップが増えていく。岩切が、いや岩切監督が2人のヒロインの間で右往左往していることが手に取るように伝わってくる。さらには『エヴァンゲリオン』の葛城ミサトのようなお姉さんキャラの松本(松本まりか)も現われ、岩切の映画をサポートすることを申し出る。美少女原理主義者である岩切監督は、すべての女性を美しく撮ることに特化していく。だが、女たちのあまりの美しさと奔放さに、岩切が頭の中で夢想していた小さな物語はあっけなく崩壊する。残された岩切は、自制心を失った欲望の塊のモンスターとして暴れ回るしかなかった。

 週末を利用して、撮影が進められた『聖なるもの』。すべてのシーンを撮り終えるのに半年を要したそうだ。岩切監督にとっては長いようで短く、そして切ない半年間だった。撮影が終了すれば、サイコーに美しいヒロインたちともお別れしなくてはならない。いつまでも映画の撮影が続けばいいのに。永遠に五月のままならいいのに。できれば、ミューズは自分の世界だけに閉じ込めておきたい。でも、ミューズは男のそんな浅ましい思惑をするりと通り抜け、向こう側へと軽やかに駆け出していく。

 庵野監督が快感原則によって生み出した『エヴァンゲリン』だが、その世界には阪神・淡路大震災&地下鉄サリン事件に喘いだ1990年代の日本社会の混迷ぶりが見事なまでに映し出されていた。そして『シン・ゴジラ』(16)では、東日本大震災&福島原発事故というセカンドインパクトからの復興へと向かう現代の日本社会を描いてみせた。庵野監督ばりの快感原則に従って、最後の自主映画『聖なるもの』を撮り終えた岩切監督。これから彼はどんな世界へと向かうのだろうか。
(文=長野辰次)

『聖なるもの』
監督・脚本・撮影・編集/岩切一空 劇中歌・主題歌/ボンジュール鈴木 
出演/南美櫻、小川紗良、山元駿、縣豪紀、希代彩、半田美樹、佐保明梨、青山ひかる、松本まりか
配給/SPOTTED PRODUCTIONS 4月14日(土)よりポレポレ東中野にてレイトショー公開、全国順次公開
C)2017「聖なるもの」フィルムパートナーズ
http://seinarumono.com

 

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【マンガ】酒飲みの聖地・赤羽に、女ひとりでやってきたのだ【お酒がやめられない】

「酒に強くも弱くもないわたしは、よくお酒に飲まれる」――。

20代から酒に飲まれつづけた漫画家・緑丘まこが酒と出会いと黒歴史を綴る、飲んだくれコミックエッセイ。土曜のひとり飲みのおともにどうぞ。

第1回:飲んだくれの聖地・赤羽に、女ひとりでやってきたのだ

 

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(隔週土曜日・次回は4月28日更新予定)

緑丘まこ(みどりおか・まこ)
兵庫県育ちの30代独女。漫画とゲームとお酒をこよなく愛する。
センベロ居酒屋やレトロなレストランを発掘するのが休日の楽しみ。
お酒は最高の友達。

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東京・赤羽でまさかの「火葬体験」!? 激安整体の実態は、“違法まがい”のサロンだった?

 桜の季節もあっという間に過ぎ去り、日に日に薄着になっていく中、ぜい肉の“はみ出した部分”の存在感も増しているような気がする。特に大福もちのような腹、ズボンがすれるとヒリヒリする太腿には目も当てられない! ぜい肉の上にセルライトが便乗している緊急事態だけに、早速いつものようにクーポンサイトを漁ることにした。

潜入その1:普通の整体だと思ったら……/赤羽・K

【メニュー】70分。首肩 、 腕 、手 、 腰 、 膝 、 耳から1パーツ施術
【クーポン価格】1,000円(50%~オフ)

 「未知なるものに興味津々」という性分の筆者が、今回選んだ美容クーポンは「漢方養生」。サイトで施術の流れを見ると、カウンセリング→お着替え→希望の部位の温め&漢方薬塗布→アフターティーとなっており、知られざる漢方薬パワーを実感したく、早速購入を決めた。

 今回の予約はCメールで行い、比較的簡単に、希望日での施術が受けられることになった。まぁ、ここまでは問題なかったのだが、赤羽にあるサロンに到着すると、中国人の施術者が、突然「クーポン、漢方養生。火、大丈夫?」と聞いてくるではないか。なんのこっちゃと思っていると、「経絡わかる? 経絡の流れが悪いとよくない。冷えると良くない」「だから火のパワーで温める」とのこと。正直、「火のパワーって何?」と頭の上にハテナが浮かび、ホットマットや赤外線ドームのようなマシーンを想像していたのだ。

 が、説明書らしきものを見てようやく理解できた。なんとこのサロン、カラダに火をつけるようなのである。「これってイリュージョン? それとも人間フランベ?」と、ほぼ絶句していると、「中国に昔からある方法。大丈夫、すごくイイ」と励まされ、もう半ば自暴自棄にOKを出してしまった。

 施術ルームに案内され、「パンツが濡れるから」と紙パン1枚の姿で施術台にうつ伏せとなる。そして、濡れタオルでカラダを覆われ、その上に防火シートのような布&さらにタオルを乗っけられるのだが、「消毒用のアルコールかけます!」と施術者の声がしたと思った瞬間、「カチャ! ボッ!」と突然の着火! 「火が……背中に火が……!!」と大混乱に陥ってしまう。すぐに消火されるも、しかしすぐにまたアルコールをかけられて「ボッ!」……。その繰り返しなのである。

 熱くはなく、温かいのはいいが、何度かアルコールでフランベされ、カラダの芯がジンワリ温まってくると、「荼毘にふされるというのは、こんな感じなのか」としみじみ実感してしまった。

 約15~20分近く、着火、消火、着火、消火が繰り返され、蒸し焼き状態にされたら、今度は漢方薬塗布へ。この漢方薬は、ショウガをはじめとする68種類の各種薬草がブレンドされたものだという。これを背中に塗り込み、ラップで覆い、仰向けになり30分休息を取れば、施術終了。実はこの日、花粉症でカラダがダルかったのだが、ウソのように軽くなった。

 が、単なるプラシボ効果の可能性もあるため、行きつけの鍼灸院を訪れ、先生にみてもらうと、筆者の背中と肩のコリはまったく改善の兆しはなく、「なんで、こんなにガチガチなんすか?」といわれ、愕然。さらに、院長には「あのさぁ……火を使う施術でしょう? 鍼灸の免許持ってるの? 持っていなかったとしたら、違法にならない?」と指摘される始末だった。が、筆者としては、あの未知なる快感がややクセになってしまった。お試し価格は基本半額だそうなので、また燃やされに行くかと考え中である。

 ちなみに、今回は1パーツだけの施術だったが、全身施術の場合、火は使わず、火と同じ効果があるマシーンを使うそう。でもやっぱりあの“火”を体感してほしいと思う筆者であった。

クーポン満足度:★★★★☆
クーポンリピ度:★★★★☆
※まさに「燃やされて、生き返る」って感じ!

【メニュー】小顔矯正とオールハンドのマッサージ+石膏パック
【クーポン価格】3,800円(82%オフ)

 クーポンサイトによると、なんでもこの六本木・Rの小顔矯正は、口の中に手を入れて行うという点が売りらしい。これまで小顔矯正には何度か訪れたが、口内から攻める施術は未体験だけに、やっぱ食いついてしまった。それに、よく目にするものの、クーポンでもそれなりのお値段がするあの石膏パック付き。行かないでどうする! ってことで、六本木まで足を伸ばすことにした。

 サロンは、六本木ヒルズの裏手、ケヤキ坂を上りきったところにあるビルの一角にあった。六本木というだけに、近代的なビルを想像していたものの、そこは昭和の雰囲気漂う茶色のビル。しかしサロン内は、白を基調とした清潔感あふれる内装になっていた。

 到着すると、まずはハーブティーが運ばれてきて、なんとも優雅な気持ちに。さらに、施術室に通されると、手がとにかく美しい男性施術者が待っていて、思わずテンションが上がってしまった。なんでも彼は、過去にリハビリのお仕事をしていたので、骨や筋肉には詳しいのだそうだ。

 施術前に顔写真を撮影して、施術台に仰向けになる。すると施術者が、その美しい手で筆者の肌に触れられながら「……華奢な骨格ですね。肌はやわらかいので、その分むくみやすいかも。それに噛み合わせの問題で顔が歪んでいます。まずはオイルマッサージをしてリンパを流しますが、ちょっと痛いかも」と語りかけてくるものだから、ちょっとだけときめいてしまう。

 が、そんなときめきなんて一瞬で吹っ飛んでしまうほど痛い! とにかく痛い!! ゴリゴリと刺激されると、いかに自分の顔が凝っているかを痛感させられる。さらに、首のリンパも詰まりまくっていたようで、その痛さは半端じゃない。ある程度、顔を解した後、今度は「骨格調整をします」とのことで、頭蓋骨、おでこに圧をぎゅうぎゅうかけられる。正直言って「顔がつぶされるのでは?」と思うほどの強さだった。

 そして、いよいよ口内の施術へ。ビニールをはめた施術者の美しい手が、筆者の口にインし、内側をマッサージしていくのだが、誰にも触られないところを触られているだけに、何とも妙な気持ちになる……が、こちらも痛くないと言えばウソになるレベルの刺激があった。ちなみに、この矯正のお値段、通常価格はズバリ1万円チョイ。さらにフェイシャルマッサージは約5,000円というだけにお安くない。

 最後に、通常価格5,000円という石膏パック体験をすることに。石膏パックとは、あのチョークやギブスに使われる硫酸カルシウムを主原料とする石膏を使用したパックで、50年以上前にフランスで生まれたものだそうだ。石膏は水を加えると熱が発生するため、コースの仕上げなどに美容成分を顔に塗布し、石膏でパックすると、お肌の中に成分がグングン吸収されていき、さらに新陳代謝も良くなるという。確かに、ほのかな温かさで、ついついウトウトしてしまうほど気持ちのよいパックだったが、この石膏パックは、熟練者が適量を塗らないと低温やけどになるケースもあるのだとか。そのため、石膏を購入して自宅でトライはやや危険なため、プロにお任せすることをオススメする。

 そんなこんなで、小顔矯正+フェイシャル+石膏パック120分コースが全て終了。ベッドに仰向けに寝た状態で手鏡を渡され、「おっ! ほうれい線が消えた! アゴのラインがシャープになった!」と心弾むほどに喜んだのだが……帰りの電車内で鏡を見て愕然、そこに映っていたのは、いつも通りの筆者の顔だった。あれはただの仰向け効果、ということだろうか。

クーポン満足度:★★☆☆☆
クーポンリピ度:★☆☆☆☆
※もう少しお安いなら、あの手に悶絶させられたい!

吉原杏(よしわら・あんず)
大阪生まれ、大阪育ち。好きなモノは小銭。好きな場所はリサイクルショップに100円均一。美容・健康オタクとしてプチ整形、数々のダイエット法に挑戦したことも。数々の携帯小説家、『株一年生~ゼロからわかる株の教科書~』(オープンアップス)などのアプリ作家として活動。

海外で「日本人はモテる」は昔話? アジア5カ国で働いた元底辺キャバ嬢が語る“夜の景気”

 4月上旬、アジアにある日本人客向け“日本人キャバクラ”の潜入記『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イースト・プレス)が発売された。著者は、歌舞伎町や六本木の元キャバ嬢で、現在は、裏モノ、夜遊びをテーマにしたコラムを執筆するライターのカワノアユミ氏。

 2014~15年に、1年弱をかけ、タイ、香港、シンガポール、カンボジア、ベトナムの日本人キャバクラへ潜入したカワノ氏に、日本人キャバクラは儲かるのか? さらには、かつてアジアで激モテしていたとされる日本人女性の現在の“価値”について、話を聞いた。

■海外で「日本人はモテる」は昔話?

 カワノ氏が初めて海外のキャバクラで働いたのは、2001年のこと。当時付き合っていた彼氏でスカウトマンのケンちゃんに、「お前、香港のキャバクラ行かね?」と“売り飛ばされ”、10日間限定で香港初となる日本人キャバクラのキャバ嬢になった。

「当時は日本人の女の子の価値がすごく高くて、日給3万円。10日で30万円稼げました。1997年に香港がイギリスから返還されたばかりで、夜のお店があまりなかったことも理由かと思います」

 ところが、再び15年に同じ店で働くと、月給約28万円と、3分の1に下がってしまった。

「そこからさらに寮費を引かれ、手元に残るのは18万程度。おそらくですけれど、理由は、ほかのアジア系の外国人の価値が上がったんだと思います。韓国人が整形などで、すごくきれいになったんですよ(笑)。キャバ嬢は、やっぱり見た目が命です。それから、01年以降はお店がだんだん増えてきて、中国人、香港人が働くようになったことも大きく影響していると思います」

 また、現在では香港の物価が上がった一方、日本人駐在員の給料は下がってきて、日本人キャバクラは高すぎて行けないという事実もあるそうだ。

「聞いたところによれば、現地のキャバクラの料金は、“連れ出し”(店外デート)込みで5~7万円が相場のようですね。ちなみに、アジアのキャバクラは、女の子の連れ出しができるお店がほとんど。連れ出しがないお店は、日本人オーナーのお店ぐらいしかない気がします」

■バンコクで初のナンバー1になったポイントは“同伴”

 続いて、“夜遊び天国”として知られ、カワノ氏自身が大好きなタイのバンコクでも、現地初の日本人向けキャバクラへ潜入。

「飛び込みで働き始めました。タイにはカラオケができるキャバクラ店がたくさんありますが、日本人キャバクラは15年にパッポン(バンコクの三大歓楽街のひとつ)にできたのが初だと思います。香港同様、タイも連れ出しが基本ですが、日本人客は色恋関係を求めているのではなく、普通の日本語での会話を求めてるんですよね」

 また、カワノ氏はこのお店で、日本で達成できなかった初のナンバー1にも輝く。そのコツは、「タイの夜遊び教えてあげるよ~」と、客をアフターに誘い出すこと。バンコクの大歓楽街として有名なパッポンのゴーゴーボーイ(ゴーゴーバーの男版)やディスコなどに連れて行った。日本人キャバクラにやってくる客は、ほぼ100%バンコク初心者なのだという。

「タイでは、同伴して、一緒に遊んで、お客さんとの距離を縮めたほうがいいですね。日本では、店外デートしちゃうと、満足して店に来なくなっちゃうんですが、タイを含め、海外だと日本人キャバクラがそこしかないケースが多いので、じゃあ、店に行こうかな、という流れによくなります」

 月給は最高で25万円だったとのことで、物価の安いタイでこれだけの金額をもらえたら、かなりリッチな暮らしぶりが想像できる。

 ところ変わって、シンガポールでは、タイの夜の世界とはガラリと雰囲気が異なる。

「アジアのゆるさがまったくないです。政府が認めた地域以外で売春ができないので、まず日本のような風俗街はもちろん、夜の歓楽街がない。デパートとかショッピングモールがある大通りに、日本食のお店とかがあって、そこの近くに、キャバクラとスナックが数軒、並んでいるぐらいですね」

 さすがは、シンガポール。ゴミひとつ落ちていないクリーンな国のイメージ通り。だが、景気が上り調子で絶好調のため、店にやってくる客の金払いは良いようだ。

「シンガポールのキャバクラは主に接待で使われるため、日本人よりも外国人客が多かったですね。料金もボトル込みで2~3万円と比較的高く、客層も一昔前の歌舞伎町にいそうなバブルな人が多かったです(笑)」

 とはいえ、リッチな生活ができるかというと、そうでもない。理由は物価の高さ。日給約1万円もらえるものの、寮費が1週間で2万5,000円。外食は食堂で850円程度とそこそこするため、手元には残る額は少なかった。

「働いている日本人キャストの女の子は、将来事業を起こすことを考えていて、自分で何かやりたいという子が多かったです。あと、駐在員や現地の社長との結婚、玉の輿を夢見てる人が多いんですけれど、実際、かなう人はあまりいない。結局、日本に帰って、普通の日本人と結婚している子が多いから、そこに夢はないかも(笑)」

 そして、筆者が気になったのは、ここ最近、イオンモールができたり、街が激変しているというカンボジア。

「イオンモールは、お金持ちの人が買い物に行く感じで、周りはそんなに大きくは変わってないんじゃないかな。風俗街は、メコン川沿いに、置屋、ガールズバー、KTV(カラオケ)とかが結構あるんです。ぼったくりに遭うことも多いので、現地に住む日本人は日本人キャバクラか、日本人経営のスナックに集まっていましたね。駐在のお客さんは少なくて、自分で事業を立ち上げているアクの強い日本人が多かったです」

 ベトナムでは、番外編としてハノイの日本人向けガールズバーへも潜入。Tシャツと短パン姿で、女の子10人ぐらいとカウンターに並んで接客した。

「ハノイは夜遊びできる場所がほとんどなくて、22時には街全体が真っ暗になる分、働いていたお店はものすごく繁盛していました。街に日本人の女の子があまりいなくて、『うわ~、日本人の女の子がたくさんいる!』って、すごい喜んでもらえましたよ。お客さんは、出会いがなさすぎて、女の子と話すだけで、明らかに緊張してましたね(笑)」

 ちなみに日給は6,000円ほどで、寮費が1カ月で約5,000円。物価も安いので、なかなか楽しいハノイライフが送れそうだ。

 カワノ氏に聞いたところによれば、アジアの日本人キャバクラは、まだまだひとつの国に1~2軒存在する程度。その上、日本でキャバ嬢をしていた経験者が働いているケースは、極めて少ないという。閉塞感漂う日本に飽きたら、アジアへ飛び出し、現地の日本人キャバクラでナンバー1を目指してみるのも、ひとつの選択かも!?
(上浦未来)

アジア5か国でキャバ嬢やってきました&女のディープ夜遊びガイド
〜『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(カワノアユミ著)発売記念トークイベント〜
4/15(日) なんば紅鶴 19:00~

関ジャニ∞脱退! 渋谷すばるの“歌唱力抜群”評価は本当なのか……待ち受ける歌手としての「不確かな未来」

 13日発売の「フライデー」(講談社)で、ジャニーズの7人組グループ・関ジャニ∞から、メンバーの渋谷すばるが“脱退”する意向であることが伝えられた。

 同誌によれば、渋谷は関ジャニ∞のアイドル路線に「付き合えない」といい、今夏のドームツアーを待たずにグループを離れる可能性もあるという。

 かねてより関ジャニ∞のメインボーカルを務め、グループのパフォーマンス面を支えてきた渋谷の脱退によるダメージは計り知れないが、一方、脱退後の渋谷にも茨の道が待っていそうだ。

「本人はミュージシャン志向が強く、歌手として一本立ちしたいようですが、渋谷の“歌唱力抜群”という評価は、あくまで『ジャニーズとしては』という前置きが付く。声色も音楽業界全体で見回せば個性的とはいえないし、声量もピッチも特別なものがあるわけではない。現状では、未来は明るいといえないでしょうね」(音楽ライター)

 ジャニーズ出身のミュージシャンといえば、NEWSを脱退してONE OK ROCKのボーカルとして大成功を収めているTakaの評価が高いが、Takaと渋谷の音楽的素養は「比べるまでもない」(同)というのが大方の評価のようだ。

「Takaは両親(森進一・森昌子)から受け継いだ声はもちろんのこと、多くの楽曲で作詞・作曲も手がけるなど音楽家として着実に成長しています。何より、2003年のジャニーズ退所から15年、音楽一本の活動を通して研鑽を積んできている。渋谷は翌04年に関ジャニ∞として『浪花いろは節』でデビューして以降、常に人気者であり続けましたが、逆にいえば、それだけ音楽の勉強をする時間がなかったということ。売れっ子であったことが“本格的なミュージシャン”としての成長を妨げていたわけですから、皮肉なものです」(同)

 渋谷は現在36歳。とはいえ、物事を始めるのに「遅すぎる」ということはないだろう。ドームツアー直前という、ファンにとっては“最悪のタイミング”で報じられた脱退騒動だけに、たとえグループを離れることになっても本人の納得いく芸能人生を歩んでほしいものだ。

関ジャニ∞脱退! 渋谷すばるの“歌唱力抜群”評価は本当なのか……待ち受ける歌手としての「不確かな未来」

 13日発売の「フライデー」(講談社)で、ジャニーズの7人組グループ・関ジャニ∞から、メンバーの渋谷すばるが“脱退”する意向であることが伝えられた。

 同誌によれば、渋谷は関ジャニ∞のアイドル路線に「付き合えない」といい、今夏のドームツアーを待たずにグループを離れる可能性もあるという。

 かねてより関ジャニ∞のメインボーカルを務め、グループのパフォーマンス面を支えてきた渋谷の脱退によるダメージは計り知れないが、一方、脱退後の渋谷にも茨の道が待っていそうだ。

「本人はミュージシャン志向が強く、歌手として一本立ちしたいようですが、渋谷の“歌唱力抜群”という評価は、あくまで『ジャニーズとしては』という前置きが付く。声色も音楽業界全体で見回せば個性的とはいえないし、声量もピッチも特別なものがあるわけではない。現状では、未来は明るいといえないでしょうね」(音楽ライター)

 ジャニーズ出身のミュージシャンといえば、NEWSを脱退してONE OK ROCKのボーカルとして大成功を収めているTakaの評価が高いが、Takaと渋谷の音楽的素養は「比べるまでもない」(同)というのが大方の評価のようだ。

「Takaは両親(森進一・森昌子)から受け継いだ声はもちろんのこと、多くの楽曲で作詞・作曲も手がけるなど音楽家として着実に成長しています。何より、2003年のジャニーズ退所から15年、音楽一本の活動を通して研鑽を積んできている。渋谷は翌04年に関ジャニ∞として『浪花いろは節』でデビューして以降、常に人気者であり続けましたが、逆にいえば、それだけ音楽の勉強をする時間がなかったということ。売れっ子であったことが“本格的なミュージシャン”としての成長を妨げていたわけですから、皮肉なものです」(同)

 渋谷は現在36歳。とはいえ、物事を始めるのに「遅すぎる」ということはないだろう。ドームツアー直前という、ファンにとっては“最悪のタイミング”で報じられた脱退騒動だけに、たとえグループを離れることになっても本人の納得いく芸能人生を歩んでほしいものだ。

オンナ万引きGメン日誌:中年男性が盗った――! 恐怖と興奮に震えた“初現場の思い出”

 万引きGメンになるための4日間の研修を経て、現場勤務の初日。この日は、犯罪特番に出演したこともあるベテランの男性保安員について、独り立ち前のインターン研修を受けました。研修場所は、東京23区でも犯罪発生率の高い地域にあるショッピングモールA。地下に食品売場、1階に衣料品、2階に化粧品売場、3階に日用品売場、4階に玩具売場や書籍売場、5階にゲームセンターやレストランを要する、典型的な造りのショッピングモールです。

 店の裏側にある従業員専用出入口の前で先輩と合流したあと、入館手続きを経て総合事務所に向かい、店長さんに挨拶を済ませると、早速勤務が始まります。ちなみに、店長や担当マネージャー以外の従業員に、私たちが挨拶することはありません。保安員の導入は、内部不正の摘発も兼ねることから、責任者しか知りえない秘匿事項なのです。そうはいっても1日中店内にいるので、勤務終盤にもなればバレてしまいますけどね。

 この日の勤務は、午前11時から午後7時までの8時間で、そのうちの1時間は休憩をいただけます。昼の時間帯は、客数の多い食品売場を中心に警戒するのがセオリーなので、ランチを求める主婦の気持ちで、食料品売場を巡回することにしました。気持ちを作ることで気配を消すことができると、先輩に教わったのです。

「この店は多いから、今日も何かあると思うよ。何かあったら呼ぶから、遠巻きについておいで」

 優しげな顔で自信たっぷりに言う先輩を頼もしく思いながら、万引きする人なんて本当にいるのかなと疑心暗鬼な気持ちでぶらぶらと巡回していると、入店から数分後、表情を変えた先輩から手招きされました。

「あの男、いまやってるから、自分の目で現認してみな。何を、どこに隠したか、はっきり見るんだよ。絶対に目を合わせないように。それだけは気をつけて」

 こんなに早く見つけられるものなのか。突然のことにドキドキしながら、テレビで見るのと同じような形で、棚の陰から中年男性の動向を見守ります。気が付けば先輩の姿はなく、どこか違うところから監視しているようでした。恐怖と興奮が入り混じったような感覚に襲われた私は、自然と高まる鼓動を感じながら中年男性の動向を監視するものの、棚から取る商品の確認はできても商品を隠す瞬間を見ることができません。結局、どこに何を隠したか、何ひとつ見ることができないまま、出口に向かって歩き始めた中年男性の背中を追いかけていると、どこからともなく現れた先輩が言いました。

「見れた?」
「すみません。ちょっとわからなかったです」
「じゃあ、声かけやってみな。お肉とか、お金払ってないものあるでしょ? って」
「え……、あたしがですか?」
「そばにいるから大丈夫だよ。ほら、もう出ちゃうから、行け!」

 ちょっとエッチに聞こえる先輩の台詞がツボに入り、反応しようと思いましたが、そんな状況ではありません。あまりの恐怖に躊躇しつつも、小刻みにアゴを動かしてゴーサインを出す先輩に背中を押される形で、店の外に出た中年男性を呼び止めます。

「あの、お客様? 店内保安です。何か、お忘れではないでしょうか?」
「あ? 何がだよ?」

 中年男性は鋭い目で私を睨むと、しわがれた野太い声で威嚇してきました。

「お肉とか、お金払ってないものありますよね?」
「え? あ、ああ、これか。ごめん、ごめん、忘れてた。いま払ってくるね……」

 先輩に言われた台詞を口にした途端、一変して恥ずかしそうな表情を見せた中年男性は、その場から逃れるように慌てた様子で店内に戻ろうとしました。呆気に取られて何もできないでいると、そっと先輩が出てきて中年男性の腰元をつかみ、反論を許さない口調で追い込みます。

「隠して外に出たらダメだからさ、事務所まで一緒に来てくれる?」
「違う! お金払うから勘弁してよ……」

 嫌がる中年男性を2人がかりで引きずるようにして事務所に連れていき、盗んだ商品を出してもらうと、惣菜や弁当、お菓子、菓子パン、ビールなど計8点の商品が、使い古された他店のレジ袋から出てきました。盗んだ理由を要約すると、貧困による空腹に耐えかねて仕方なくという感じです。被害総額は、合計で3千数百円。しかし、中年男性の所持金は26円しかなく、商品を買い取れる状況にありません。声をかけられたときに金を払うと言っていたのは、その場凌ぎの嘘であったことがわかり、どんなつもりで嘘をついたのか計り知れない思いがしました。

「誰か、立て替えてくれる人とか迎えに来てくれる人はいますか?」
「そんなの誰もいないです。失業して離婚してから元嫁や子どもには会っていないし、親兄弟も友達もいないから……」

 ヤサなし(住所不定のこと)、金なし、ガラウケなし(身柄引き受け人の用意ができないこと)の三拍子が揃うと、逮捕要件(警察の逮捕基準)に該当してしまいます。その後、警察に引き渡された中年男性は、いくつかの前歴が発覚したこともあって、逮捕されることになりました。どうやら寂しい境遇にある人のようで少し可哀想に思いましたが、それとこれとは話が別なので、割り切って対応するしかありません。

 それから店内で実況見分をした後、逮捕者である私たちも警察署に行って、被害届や調書などいくつかの書類を作成しました。生まれて初めてのパトカーや取調室に、少し興奮したことが記憶もありますが、被疑者の手に手錠がかけられるシーンが一番衝撃的で記憶に残っていますね。警察署での手続きは、6時間くらいかかったかな。勤務初日は、衝撃的なことばかりが巻き起こって、あっという間に終わってしまいました。

(文=智美 監修=伊東ゆう:ジーワンセキュリティサービス株式会社)

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「酔って性的暴行」「シャブ逮捕」自身の行いで、評判がガタ落ちした2.5次元俳優4人は?

 俳優・青木玄徳が強制わいせつ致傷容疑で逮捕されたことが4月6日に報じられ、ファンに衝撃が走った。報道によると、青木は路上で女性に抱きつき、胸を揉むなどしてけがを負わせ、調べに対し本人も容疑を認めているという。

「青木は2011~14年に『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』で人気キャラクター・跡部景吾役を務めたほか、13~14年まで放送された『仮面ライダー鎧武』(テレビ朝日系)で仮面ライダーデューク(戦極凌馬)を演じるなどしてきた、いわゆる“2.5次元俳優”。報道から数日経った今でも、ネット上では『まさか逮捕なんて……』と波紋を広げていますが、過去にもさまざまな理由で悪評を買ってしまった2.5次元俳優たちがいました」(芸能ライター)

 つい最近、炎上劇を繰り広げてしまったのは、これまた『テニミュ』出演者の財木琢磨。

「財木は15年から同ミュージカルに手塚国光役で出演するなどし、今年2月にもファンとのバスツアーが開催されるほどの人気を得ていた。ところがツアー日程の直前、ネット上に財木と交際相手らしき女性の“ラブラブ写真”がネット上に流出したんです」(舞台関係者)

 写真の内容はキスショットから入浴シーンなど、どれも親密さを物語るものばかり。“彼女バレ”というだけでファンの間に悲鳴が飛び交ったが、特にツアー参加予定だったとみられるファンは「最悪のタイミング」「どんな気持ちで行けばいいのか」と、怒りと困惑をあらわにしていた。

「その後、財木はTwitterや自身の有料メールマガジンを通じて謝罪を行うも、なかなか批判はやまず。また、交際相手とみられる女性は元アイドリング!!!のメンバー・橋本楓ではないかとネット上で推測されていましたが、橋本はこの件について語ることもないまま、同月末をもって芸能界を引退しました」(同)

 女性絡みで株を下げた2.5次元俳優は、ほかにもいる。昨年に引き続き、今年も『ハイパープロジェクション演劇 ハイキュー!!』シリーズで西谷夕役を務める、渕野右登だ。

「渕野は昨年8月に、『週刊文春』(文藝春秋)の公式チャンネル『文春砲Live』によってAKB48・小嶋菜月との“お泊まりデート”をスクープされました。渕野は記者の直撃を受けた際、小嶋を置いて逃亡したとのことで、ネット上には『クズすぎ』『さすがに彼女が可哀想』と、2人の交際そのものよりも、渕野の行動を批判する声が殺到しました」(芸能プロ関係者)

 最後は、2.5次元俳優と紹介するには「意外」と言えそうな、あの二世俳優……。

「清水アキラの息子で、17年に覚せい剤取締法違反(使用)で逮捕された清水良太郎です。良太郎も08~10年まで、『テニミュ』やそのコンサートに亜久津仁役で出演。それが薬物逮捕とあって、『DVDが発売中止になるのではないか?』『廃盤になったりして』と、ファンを不安にさせました」(週刊誌記者)

 2.5次元俳優にもプライベートはあって当然だが、業界全体の評判を落とさないためにも、折り目正しい生活を心がけてほしいものだ。

「酔って性的暴行」「シャブ逮捕」自身の行いで、評判がガタ落ちした2.5次元俳優4人は?

 俳優・青木玄徳が強制わいせつ致傷容疑で逮捕されたことが4月6日に報じられ、ファンに衝撃が走った。報道によると、青木は路上で女性に抱きつき、胸を揉むなどしてけがを負わせ、調べに対し本人も容疑を認めているという。

「青木は2011~14年に『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』で人気キャラクター・跡部景吾役を務めたほか、13~14年まで放送された『仮面ライダー鎧武』(テレビ朝日系)で仮面ライダーデューク(戦極凌馬)を演じるなどしてきた、いわゆる“2.5次元俳優”。報道から数日経った今でも、ネット上では『まさか逮捕なんて……』と波紋を広げていますが、過去にもさまざまな理由で悪評を買ってしまった2.5次元俳優たちがいました」(芸能ライター)

 つい最近、炎上劇を繰り広げてしまったのは、これまた『テニミュ』出演者の財木琢磨。

「財木は15年から同ミュージカルに手塚国光役で出演するなどし、今年2月にもファンとのバスツアーが開催されるほどの人気を得ていた。ところがツアー日程の直前、ネット上に財木と交際相手らしき女性の“ラブラブ写真”がネット上に流出したんです」(舞台関係者)

 写真の内容はキスショットから入浴シーンなど、どれも親密さを物語るものばかり。“彼女バレ”というだけでファンの間に悲鳴が飛び交ったが、特にツアー参加予定だったとみられるファンは「最悪のタイミング」「どんな気持ちで行けばいいのか」と、怒りと困惑をあらわにしていた。

「その後、財木はTwitterや自身の有料メールマガジンを通じて謝罪を行うも、なかなか批判はやまず。また、交際相手とみられる女性は元アイドリング!!!のメンバー・橋本楓ではないかとネット上で推測されていましたが、橋本はこの件について語ることもないまま、同月末をもって芸能界を引退しました」(同)

 女性絡みで株を下げた2.5次元俳優は、ほかにもいる。昨年に引き続き、今年も『ハイパープロジェクション演劇 ハイキュー!!』シリーズで西谷夕役を務める、渕野右登だ。

「渕野は昨年8月に、『週刊文春』(文藝春秋)の公式チャンネル『文春砲Live』によってAKB48・小嶋菜月との“お泊まりデート”をスクープされました。渕野は記者の直撃を受けた際、小嶋を置いて逃亡したとのことで、ネット上には『クズすぎ』『さすがに彼女が可哀想』と、2人の交際そのものよりも、渕野の行動を批判する声が殺到しました」(芸能プロ関係者)

 最後は、2.5次元俳優と紹介するには「意外」と言えそうな、あの二世俳優……。

「清水アキラの息子で、17年に覚せい剤取締法違反(使用)で逮捕された清水良太郎です。良太郎も08~10年まで、『テニミュ』やそのコンサートに亜久津仁役で出演。それが薬物逮捕とあって、『DVDが発売中止になるのではないか?』『廃盤になったりして』と、ファンを不安にさせました」(週刊誌記者)

 2.5次元俳優にもプライベートはあって当然だが、業界全体の評判を落とさないためにも、折り目正しい生活を心がけてほしいものだ。

浜崎あゆみが二日酔いツイートの経緯を説明! 「悪酔いは“禁酒”していたから」と釈明するも嘘がバレる!?

 歌手・浜崎あゆみが4月11日自身のSNSを更新。「Anniversaryツアーの幕開け 20周年記念日ライブ サプライズPinkPinkParty(ともきにテキーラ責めで潰される) 二日酔いでベッドから出れない ひたすら寝続ける 現在に至る笑。よう寝た」という文章とともに、アルコールが抜け切れていない様子の、涙目になった自身のアップ写真を投稿した。(12日23時現在はツイートを消去、Instagramでは文章を変更)

 コンサート直後ということで、ファンからは「あゆ、コンサート最高だったよ!」「感動をありがとう!」といった声が上がっていた。しかし、一方で、「二日酔い」という言葉が一部ファンのかんに触ってしまったようで、「自己管理をしっかりして」「コンサート中に飲酒するなんてプロ意識がない」といった声が。さらに、これに対して、浜崎を擁護するファンから「あゆだって人間だし!」と反論する声が上がり、Twitter上でバトルが勃発していた。

 この状況を重く見た浜崎は、同日の深夜にファンに向けて、会員向け公式ブログを更新した。芸能ライターは、こう語る。

「あゆはブログで、昨年5月から行っていた『Just the beginning -20- TOUR 2017』の60公演をやり抜くと決めてからお酒を飲まなくなったので、今回テキーラを2杯だけ飲んだら酔ってしまったと二日酔いになった経緯を説明。さらに、Twitter上で行われていたファン同士のバトルに対し、『もうさ、マジでさ、SNSでピリピリするのやめない?ファン同士で言い争うのやめない?楽しくしない?笑顔を増やさない?ちょっといい加減にこの辺でやめておこうよ』と忠告していました。あゆの公式SNS上でケンカするファンの姿は、あゆにとってつらいものだったようですね」

 しかし、この文章に記載されている“ある部分”に疑問を感じているファンもいるよう。

「『60公演をやり抜くと決めてからお酒を飲まなくなった』という経緯に疑問を感じているファンもいるようです。なぜなら、あゆは、『Just the beginning -20- TOUR 2017』のコンサートがスタートした5月から今年1月まで、お酒とともに映る画像をたびたびSNSに上げているのです。それを覚えていたファンからは『SNSで平気でウソつくとか信じられない!』という声が上がっていました」(同)

 確かに、シャンパンやビール、ワインが写る写真が上がっているが、写しただけで飲まない、もしくはノンアルコール飲料という可能性もある。

 しかし、これが嘘だとしたら……。もしかすると、ファンのケンカをやめさせるためについた“美しい嘘”なのかもしれない。