ワンオク・Takaと“交際報道”の浅田舞 周囲を呆れさせた「にわかカープ女子騒動」の顛末

 元フィギュアスケート選手でタレントの浅田舞と、ロックバンド「ONE OK ROCK」のTakaに熱愛騒動が勃発。関係者からは、「今度は何好きをアピールするのか」と、冷めた笑いが湧いているようだ。

 浅田舞といえば、誰もが知る、国民的人気フィギュアスケート選手だった浅田真央の姉。幼い頃から美人姉妹選手として有名だった2人は名古屋出身で、現役時代は共に愛知県を拠点に練習を重ねてきた生粋の名古屋人だ。しかしそんな彼女が2年前、名古屋人を怒らせた。週刊誌記者が語る。

「浅田舞は今でこそ全国区になりましたが、現役引退後は、地元の東海地区を中心に活動し、情報番組などでキャスターを担当していました。名古屋でタレントとして生きていくには、中日ドラゴンズファンなのは当たり前。浅田も当然のようにドラゴンズファンとして振る舞い、始球式にも呼ばれています。ところが2016年、浅田が突如SNSで“カープ女子”をアピールし始めたのです。16年といえば、カープが25年ぶりにリーグ優勝を飾った年ですが、チームが快調に勝ち星を重ね、首位を走っていた6月頃から、突然カープ好きアピールを始めたので、名古屋人はもちろん、カープファンからも『ブームに便乗するな』と、叩かれました」

 優勝から遠ざかっているチームが快進撃を続け、人気が現象化すると、必ずや便乗する芸能人が現れるものだが、浅田がカープファンになったのは、あまりにもわかりやすすぎる理由だった。

「浅田は17年に、週刊誌でデート写真を撮られているのですが、その相手が、池谷直樹が主宰する『マッスルミュージカル』に出演する男性だったのです。その男性は広島出身で、Twitterを見ると大のカープファン。要するにカープ好きアピールは男の影響だったようです。過去にはバラエティ番組で、妹の真央に『(舞は)男性に左右されるタイプ』とバラされており、図らずもそれを証明した形になりました。しかし今回、Takaとのお泊まり報道が出たということは、カープファンも終了したということでしょうね。実際、浅田のSNSでカープの話題が出ることもなくなりましたし」(同)

 好きな男性の趣味に合わせるのは本人の自由だが、それをわざわざSNSでアピールするのが浅田のイタいところ。今度はまさか、森進一ファン(Takaは森進一の息子)でもアピールし始めるのだろうか……。

 

嵐・大野智が“京都エピソード”を語り、ファン複雑……「ゆっくり観光してほしい」と願うワケ

 ゲストに訪れたメンバーとさまざまなゲームバトルを繰り広げる『VS嵐』(フジテレビ系)。4月19日の放送には、お笑い芸人の千原兄弟・千原ジュニア、ミキ、タレントの坂下千里子らが「チーム京都」として登場。さらに、「嵐チーム」に参加するプラスワンゲストには、女優の優香とお笑い芸人の藤井隆が出演した。

 今回のオープニングトークは、櫻井翔が「最近どうですか、自転車乗りました?」と話を振ったことから、嵐の“自転車事情”が語られた。メンバーの中で自転車を「持っている」と答えたのは松本潤のみで、相葉雅紀は以前「持ってた」と答えていた。大野智と二宮和也は「持っていない」と答え、さらに大野は「でも(自転車に)乗れる自信はある」と“ドヤ顔”でコメント。「その年で補助輪付いてる人あんまりいないでしょ!」と相葉にツッコまれ、スタジオの笑いを誘っていた。

 しかし別の場面では、意外な場所で大野が自転車に乗っていたことが明らかに。今回のゲストは京都出身のメンバーが集まっていたのだが、実は大野もジャニーズJr.時代、舞台『ジャニーズ・ファンタジー KYO TO KYO』出演のために、約2年間京都で生活していたことがある。大野いわく、当時は京都市内の四条と五条近辺に住んでいたようだ。

 そして、当時大野が訪れた場所が話題に挙がると、「おもちゃ屋があって。ラジコン店があって、当時はチャリンコがあったの」と、住んでいた場所から約6.8kmも離れているおもちゃ屋に、自転車で行ったことがあると振り返った。しかし、出てくるエピソードがこれしかなかったため、相葉は「2年いて、ラジコン店しか行ってないの?」と驚き。大野は「行ってない」と即答し、京都の有名観光スポットである五重塔や清水寺なども「ほぼ行ってない」と語っていた。

 大野は京都で生活していた時代について、2017年6月に放送された情報番組『あさイチ』(NHK総合)にゲスト出演した際、「16歳だったんでホームシックというか、家に帰りたくなったりはありました」などと語っていた。また、2年間舞台に出演し続け、大野は「自分の中で踊りが極まったんで、もういいかな、と思った。もう違うことやろうかな」と、ジャニーズ事務所を退所しようと思っていたとも明かしていた。

 そんな過酷な状況に追い込まれていたことを知っているファンは、今回大野が『VS嵐』で京都時代を振り返ったことで、「当時の大野さんのお仕事知ってるファンは、ラジコン屋にしか行けなかったって話を聞いて、正直『うわあっ』って思ったよね」「過酷な舞台にほぼ毎日出演して、ダンススキルをひたすら磨いた大野智は本当にかっこいい。観光してる暇なんてなかったんだろうなあ」「当時は舞台のためだけに京都にいたんだろうけど、大人になった今、ゆっくり京都観光してほしいな」としみじみ。大野は笑いながら京都の話をしていたが、ファンにとってはさまざまな思いが透けて見えていたようだ。

 思わぬところで大野の過去に触れることとなった『VS嵐』。大野にとって京都は切っても切れない縁のある場所なだけに、これからも興味深いエピソードが聞けることがあるかもしれない。

(吉本あや/ライター)

関ジャニ∞・錦戸亮、瑛太から“暴行報道”――現場目撃者が語る「馬乗り」「ボコボコ」の真相

関ジャニ∞・渋谷すばるが、グループ脱退とジャニーズ事務所退所を発表して、世間に衝撃が走る中、まったく同時期、錦戸亮にも、今後の芸能活動に不穏な空気が立ち込めるような“疑惑”が浮上していた。4月20日発売の「フライデー」(講談社)が、瑛太と同席した酒の席でイザコザを起こし、錦戸が暴力を振るわれていたと報じたのだ。

 記事によれば、渋谷が関ジャニ∞からの脱退を決めた4月10日に、“事件”は起こったとのこと。深夜、東京・恵比寿の高級ラウンジに数名の男性らと一緒に訪れた錦戸と瑛太は、女性店員らと共に飲酒。誌面には、その際の店内の写真も掲載されている。

「2人とも、テキーラやイエーガーを飲み干して、かなり酔っていたそう。そんな中、錦戸が、何を思ったのか『ファックポーズ』を見せながら、瑛太をからかい始めたといいます。直後、瑛太は錦戸を殴りつけ、倒れ込んだところに馬乗りになって、さらに『2発や3発ではない』回数、鉄拳を見舞ったと、同誌は伝えています」(芸能ライター)

 この一部始終は、「目撃者」による証言で、その後、瑛太は同席者に羽交い締めにされ、何とかその場は収まったという。同誌はさらに、店を別々に後にする両者や、後日瑛太に直撃取材を行った際の様子も激写している。

「もし錦戸サイドが被害届を提出すれば、警察沙汰になりかねない事案だけに、『フライデー』を読んだ警視庁関係者も興味を示しているそうです。現在放送中のNHK大河ドラマ『西郷どん』で、メインキャストを務める2人だけに、今後の動向に各方面から注目が集まっています」(同)

 しかし、当日一行が座っていたのは個室ではなく、ほかの客と同じ一般席だったという。別の席にいた一般客から、「瑛太は絶対に暴力は振るっていない」という証言が得られた。

「泥酔して椅子から転げ落ちてしまった錦戸を、瑛太が立ち上がらせようとしていたように見えました。一般席で周囲の目もあるため、瑛太は、同席者たちにウザ絡みを続ける錦戸に苦々しい表情をしていましたが、『馬乗り』や『ボコボコに殴った』なんてことは絶対にない。そして錦戸の泥酔ぶりに呆れた瑛太が先に店を出て、その後、錦戸も『とんでもないことをしてしまった』と、かなり落ち込んでいる様子でした」(同)

 「フライデー」側で証言している「目撃者」は、マスコミ関係者の間で、「店員ではないか」とみられているというが……。

「瑛太が錦戸を立ち上がらせようとしているところを、馬乗りに見間違えたのかもしれません。でも、瑛太は絶対に手を出していないし、錦戸も後日の記者会見で、ケガをした様子もなかった。証言者が、記事内容を面白くするために、話を盛ってしまったのでは」(同)

 なお、ジャニーズ事務所はこの件について、静観を決め込んでいるようだ。

「暴行の事実がないのであれば、被害者もいなければ事件性もない。むしろ、どちらが悪いかといえば悪酔いした錦戸ですし、話が大きく広まれば、彼が恥をかくだけです。先頃から、2人は『西郷どん』の撮影現場で、共演シーンを和気あいあいと演じていましたし、とてもイザコザを起こした直後とは思えません」(芸能プロ関係者)

 当日は錦戸にとって、20年近くを共にした渋谷との“離別”が決まった日。そのせいもあって、つい酒に溺れてしまったということだろうか。事件性こそなかったにせよ、こうしたファンを不安にさせる報道が出てしまうこと自体、決して起こさないでもらいたいものだ。

『名探偵コナン』劇場版がまたしても爆発的大ヒット! ファンが離れても戻ってくる”物語構成力”

 4月13日から公開がスタートしたアニメ映画『名探偵コナン ゼロの執行人』が、公開3日間で動員128万9,000人、興収16億7,000万円という超ロケットスタートを切った。これはシリーズ最高興収の68.9億円を記録し、17年の邦画興収ランキングでトップに輝いた前作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』をも上回る勢い。このままいけば2年連続で『名探偵コナン』が邦画ランキングを制する可能性もある。

 『名探偵コナン』は1994年から『週刊少年サンデー』(小学館)にて漫画連載がスタートした長寿連載。1996年にはすでに日本テレビ系にてアニメ放送もスタートしており、実に20年以上続く息の長いコンテンツだが、なんと劇場版シリーズは今、5作連続で興行収入記録を更新中。まだまだ人気が衰えないどころか、いっそう上昇し続けているのだからすごいの一言だ。

 昨年4月、『BuzzFeed News』が実施した映画プロデューサー陣へのインタビューで、「コナンファンは卒業しない」と理由を推測していた。『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』『アンパンマン』など長寿アニメは他にも様々あるが、『名探偵コナン』がそれらと明らかに違う点は、一話完結に近い事件モノでありながら、本筋のストーリーもずっと続いていることだ。そのため、たとえファンが離れたとしても、物語で重要な展開が起こると「何事だ?」と戻ってくるのではないか……という読みである。

 確かにその「出戻り現象」が、2009年公開の劇場版第13作『漆黒の追跡者(チェイサー)』で起こっている。物語のカギを握る“黒の組織”が登場する同作は、それまでシリーズ興収最高記録を誇っていた劇場版第6作『ベイカー街(ストリート)の亡霊』の記録を更新。以後、物語の重要人物・赤井秀一の秘密が明かされた劇場版第18作『異次元の狙撃手(スナイパー)』、人気キャラクター・怪盗キッドが登場した劇場版第19作『業火の向日葵』なども立て続けに大ヒット。そして再び“黒の組織”が登場した劇場版第20作『純黒の悪夢(ナイトメア)』は、シリーズ最高興収記録を約20億円もアップさせる興収63.3億円を打ち出した。

 今回の劇場版『ゼロの執行人』も大人気キャラクター・安室透の秘密に迫る作品であり、驚異的な記録を上げているのも納得がいく。

 また、『名探偵コナン』だけに限らずアニメ映画が好調な傾向にある。2017年の邦画興収ランキングは、トップ10のうち6つがアニメ映画。実写作品だけで見ても、1位は小栗旬(35)主演の『銀魂』で漫画原作のコンテンツだった。2016年は『君の名は。』が圧倒的1位で、邦画実写では『シン・ゴジラ』が1位、小栗旬主演の『信長協奏曲』が2位となっていた。うーん、コナンもすごいが小栗旬も相当すごい。

 2015年も邦画ランキングは1位『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』、2位『バケモノの子』とアニメ映画が上位を独占。今年は『銀魂2(仮)』『検察側の罪人』『孤狼の血』『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』など話題の実写映画が控えているが、3月から公開中の『映画ドラえもん のび太の宝島』も一カ月で興行収入44.4億円を突破し、新シリーズ最高の興収を達成している。『ドラえもん』や『名探偵コナン』といったアニメ映画が邦画興収ランキングを独占する状況は今年もまだ続くかもしれない。

(ボンゾ)

「ホントになんか聞こえる……」Sexy Zone、ラジオ放送中の“心霊現象”にリスナーも悲鳴

 Sexy Zoneがパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)。グループの年下組、松島聡&マリウス葉が担当した4月19日のオンエアー中に、“心霊現象”を思わせるアクシデントが発生、リスナーを恐怖に陥れた。

 松島&マリウスコンビは、16~19日まで連日番組のパーソナリティを務め、最終日の19日は、マリウスが「『神アニメ』と10回言ってみてください。意外と言いにくいです」というリスナーのリクエストに応えるなど、和やかなムードで進んだ。その後は、「タンスの角に小指をぶつける現象」に関し、「名前をつけるとしたら、なんとつけますか?」との依頼を受けた2人。肘をぶつけることは「ファニーボーン」なる名称がついていると知り、松島が「ピンキーボーン」と案を出したところ、マリウスからは「ピンキーボーン……」と、苦笑が漏れた。

 そんな中、マリウスの様子を見て、話に集中できていないと感じたのか、松島が「マリちゃん眠いかなぁ? もう、目こすり、こすりして。もう眠いね」「時間的に、もうオネムの時間だもんね」と、子ども扱いをしてイジると、本人は「ちょっと待ってね。違う」と、ポツリ。唐突に「さっき声聞こえなかった?」と言い出し、松島が「あ、僕のおなかが鳴ったの、それ。僕、言わなかったけど」と返すも、マリウスは「低い声」が聞こえると主張した。

 これに対し、「言ってないです。怖い、怖い、怖い」と軽く受け流す松島だったが、彼にも奇妙な声が聞こえたようで、「えっ、何!?」とビックリ。無音の時間が一瞬流れるも、「僕のおなかだよ、たぶん今の。今、鳴ったよ」と、「絶対なんかいるんだよ」と主張するマリウスをなだめながら、本筋のトークを続行した。

 しかし、以後も2人のトーク中に女性のうめき声のような音がかすかに聞こえるため、さすがに会話もストップ。

「ねぇ、ホントに怖い、やめて! ホントになんか、『いや~』って、なんか聞こえるんだけど」(マリウス)
「え、何もしてないの?」(松島)
「もう無理。僕ね、頭痛くなってるの」(マリウス)

 パニック状態になったマリウスはブースの外へ出て行ってしまい、松島は「何もしてない?」とスタッフに確認している様子で、「僕1人になっちゃったんですけど。ということでね、メールは以上です。引き続きメールを募集しています……」と番組をなんとか続行した。

 その後、ブースに戻ってきたマリウスは「パンパン」と手を叩き、「怖くないよ! 出て行って、今すぐ!」と、得体の知れない“何か”を大声で威嚇。松島が「いないよ、いないよ。え、僕かな? おなか空いてるから、めっちゃ鳴ってるの。さっきから」とフォローするも、パンパンと“お祓い”の音が鳴り響く展開に。

 一方、松島は『ほんとにあった怖い話』(フジテレビ系)のおまじない「ほん怖五字切り」を唱え、「『世にも奇妙な物語』(同)ですね」と現在おかれた状況を説明するなど冷静だったが、「出てけ! 僕は怖くないから。ねぇホントに、なんかゾクゾクしてきた。はぁ……」と、マリウスはついにため息をついたのだった。

 結局、エンディングまで妙な声の主は不明だっただけに、リスナーも「心霊現象? それともスタッフさんのイタズラ?」「本当に変な声入ってて怖すぎる……。マリウス大丈夫かな? 今でも怖い」「ただただホラーだった。おふざけじゃなくてガチトーン」「やっぱり声聞こえたよね?」と、 震え上がっていた。

 しかし、実は番組HPには、「マリウスが変なことを言うので、スタッフがドッキリを仕掛けました」と19日の放送内容について事前に種明かしが。本当の心霊現象ではなく、おふざけだったようだが、それでもリスナーからは「後からドッキリってことにしたのでは?」と疑う声や、「トラウマになっちゃいそう」とマリウスの精神面を気にかけるコメントが上がっている。

 マリウスだけでなくリスナーにとっても衝撃度が高かった今回のオンエアー。今後、番組内でマリウスとリスナーへの“真相”の説明は行われるのだろうか。

W杯イヤーのサッカータレント 小柳ルミ子と丸山桂里奈にオファー殺到! 竹内涼真で“にわか”を釣る!?

 今年はサッカーのワールドカップイヤー。6月に開幕する「2018FIFAワールドカップロシア大会」に向けて、テレビ各局もサッカー関連特番の編成を企画している。

「単純に試合の中継番組もあれば、見どころを伝える特番もあるでしょう。さらには、ワイドショーなどでも多く取り上げられることとなります」(テレビ局関係者)

 そこでテレビ各局が求めているのが、サッカータレントだ。元サッカー選手の解説者はもちろんのこと、サッカー経験がある芸人やサッカー好きタレントなどの需要が高まっている。

「サッカータレントの中でも、現時点で頭ひとつ抜けているのが、小柳ルミ子です。ベテラン歌手なのに、海外サッカーを中心に年間2,000試合を見ているというガチすぎるサッカーファンぶりは、とんでもないギャップで面白い。サッカーに関する知識や分析力も申し分なく、バラエティー的な番組だけでなく、ストレートなスポーツ番組にも対応できるという点で、多くの番組がブッキングを希望していますね」(放送作家)

 元選手の中では、元なでしこジャパンのFW・丸山桂里奈が出番を増やしている。

「こちらは完全にバラエティーでの需要ですね。適度におバカで、なおかつ、ぶっちゃけキャラということで、トークでの爆発力が大きい。体を張った仕事もバンバンやるので、むちゃな企画でもオファーしやすい。知識や分析力という点ではイマイチなので、中継のゲストなんかには難しいのですが、バラエティー番組のサッカー系企画であれば、イージーにキャスティングできますね」(同)

 サッカー芸人はどうだろうか?

「土田晃之、ワッキー、パンサー尾形あたりは、これまで通りいろんな番組に呼ばれるでしょうが、新鮮味に欠ける。加藤浩次や矢部浩之に関しては、それぞれサッカーのレギュラー番組があるので、それ以外のところでの稼働は難しい。サッカー経験者ではないのですが、『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)が復活した浜田雅功については、なんらかの出番があると思いますよ」(前出・テレビ局関係者)

 その一方で、旬の俳優を起用しようとする動きもあるようだ。

「各局のサッカー番組が、東京ヴェルディユースに在籍していたこともある竹内涼真を、どうにかゲストに呼べないかと画策しているようですね。サッカーとの親和性も高いし、人気もあって、話題性もある。特にワールドカップとなると、いわゆる“にわかファン”が多く番組を見るわけですよ。そういったにわかファンを釣る意味でも、竹内のような人気俳優が重要となってくるんです」(同)

 とはいえ、いくらテレビ各局がサッカータレントを頑張ってブッキングしたとしても、ワールドカップ自体が盛り上がらなければ意味がない。そのためにも、西野ジャパンには奇跡を起こしてもらいたい。

りゅうちぇるが子どもにキラキラネームをつけて好感度が底辺に!?「実は常識人」イメージ崩壊

 4月19日、二子玉川ライズで開催された「超巨大 入れるレゴシティ」のお披露目会に杉浦太陽とりゅうちぇるが出席。りゅうちぇるがもうすぐ生まれてくる予定の子どもの名前を明かしたが、ネット上ではドン引きの声が上がっている。

 現在、妻のぺこが妊娠7カ月というりゅうちぇる。取材では「子どもが生まれたら、ぜひレゴで遊ばせたい」と、イベントにかけて回答した。また、ぺこはつわりなどもあまりなく、りゅうちぇるのほうが不安でいろいろ調べていると妻想いの優しい一面も披露。

 そして、生まれてくる子どもの名前をカタカナで“リンク”と名づける予定だと明かす。夫婦ともに好きなミュージカル映画『ヘアスプレー』に登場したキャラが名前の由来になっており、「男でも女でもリンクとつけるつもり」と決意を語っていた。

「芸能人が子どもにつける名前は毎回物議を醸しますが、今回のりゅうちぇるに対しては『子どもがかわいそうだ』『外国人みたいな名前やキラキラネームをつける親は親失格だと思う』『その子が大人になったとき、リンクですって堂々名乗れるだろうか?』『中学、高校と自己紹介するたびに笑われるだろうな』と批判が続出。また『意外と真面目な常識ある人だと思っていたのに……』など落胆の声も。見た目は個性的ですが、実は常識人というキャラで人気を博していたりゅうちぇるのイメージが大幅に変化してしまったようです」(芸能ライター)

 3月に行われたイベントでは、自身の大きな特徴だったチークとヘアバンドを外したナチュラルな姿で登場し、番組スタッフから求められていたから今まで我慢してつけていたと暴露。この時も「スタッフのせいにするんだ……」「こんなこと言う必要ないよね? 性格悪い」と非難の声が上がっていた。

「一時期のブームも去り、最近はりゅうちぇるに対してアンチの言動の方が目立つようになっています。2月に歌手デビューもしましたが、こちらも『勘違いしてる』と散々な評価が。子どもが生まれた後に心機一転パパタレとして新たなスタートを切れるのは、絶好の機会だったかもしれません」(同)

 子育てでは常識的な一面を披露して、再び好感度をあげていってほしい。

『孤独のグルメ』井之頭五郎の“バイキンガー”ぶりと、タイトルに「一人」が入る意味とは?

 おじさんがああだこうだ考えながら飯食うのを鑑賞するドラマ『孤独のグルメ』(テレビ東京系)。説明するとバカみたいだが、事実といえば事実だけに申し訳ない。第2話となる今回は、Season7にして初となるメニュー「バイキング」。これは「ああだこうだ」冥利につきそう。

 視聴率は初回が5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、深夜にしては異様に高い。今回は3.2%とダウンしたものの、それでもテレ東の他の深夜に比べたら十分高く、あいかわらず好調だ。

 

■第2話「世田谷区経堂の一人バイキング」

 

 商談前に顧客(大和田獏)がテニスに興じるのを見学するも、やったことないのにノリでラケットを握らされ、あげく無茶振りされた「エア・ケイ」(錦織圭のやつ)の意味がわからなくて理不尽にもがっかりされてしまう、かわいそうなな我らが井之頭五郎(松重豊)。実はテニスは、大和田獏の本当の趣味。その昔、かの野沢直子(雅子じゃない方)が「ばくばくばくばく、おーわだばく!」と名前を連呼するだけの歌を歌っていたのを思い出す。

 一瞬期待したが、そんな曲がかかるわけもなく無事商談も終わり、最寄りの経堂駅までの道を尋ねるも、大和田獏が説明下手なタイプの人だったため、五郎は四苦八苦。道順の説明途中に「なんだかんだあって」を使われたら、戸惑うのも当然だが、実際、世田谷は農道を基にした、細く入り組んだ道が極めて多い。特に住宅街はランドマークとなる建物が少なく、筆者も豪徳寺付近から抜け出せず深夜に小一時間ばかり「遭難」したことがある迷宮だ。

 まだ雪の残る小道を行く五郎は途中、一軒家から出てきた女性が食事の感想を言ってるのを聞き逃さない。見た目、完全にただの個人住居だが、ポツンと「マッシーナメッシーナ」と看板が置かれている。

 映画『トップガン』のあの曲を歌っていたケニー・ロギンスが在籍したグループ「ロギンス&メッシーナ」に由来するのか、それともさらにそこから名前をとった『ジョジョの奇妙な冒険』のロギンズとメッシーナという登場人物(波紋の師範)に由来するのかはわからないが、とにかく駄洒落なのは間違いない。

 こんな場所に店があるのもすごいが、メニューが90分1,500円のバイキング一択なのもすごい。

 

■かつて「一人」の付いた放送回は3回

 

 そもそも今回のタイトルに「一人バイキング」とあるが、元来、この番組は「一人飯」であることが大前提。かつてタイトルメニューに「一人」が付いたのは、Season1の「神奈川県川崎市 八丁畷の一人焼肉」、Season2の「墨田区両国の一人ちゃんこ鍋」、Season5の「東京都豊島区 西巣鴨の一人すき焼き」の3回。

 つまり、鍋など通常「一人では行かないはず」というものに「一人」を付けているのだが、しかし大人数でつつく前提の鍋や焼肉はともかく(2012年の放送時より一人焼肉は市民権を得たが)、バイキングはむしろ一人向きなメニューな気もする。言ってしまえば、結局食べる側の気持ち次第なのだが「空腹の好奇心が(店に)入っちまえと騒いでいる」という五郎は、当然入店。

 引き戸を開けて入店するも、中は完全に「ひとんち」のリビングダイニングで、苦手な人は、この空気だけで頓挫してしまうかもしれない。だが五郎は「いきなり友達の実家に呼ばれた気分」と、この状況を楽しんでる。さすが。

 原作コミックの五郎は、この手の一癖ありそうな空気の店(西荻窪のおまかせ定食の回など)を当初苦手としていた気もするが、ドラマの松重五郎はたくましい。

■バイキンガー五郎

 

 並べられたメニューを次々皿に乗せて行く五郎。個人の貿易商という仕事柄、ビジネスホテルで朝食バイキングなど食べる機会も多いのだろう。洋食を一つのプレートに、和食を小皿に分ける取り方もこなれている。「五郎’Sバイキング第一弾」として持ってきたのは、

・サバの塩焼き
・なす味噌
・がんも煮
・マカロニグラタン
・白菜の浅漬け
・豚しゃぶ
・サラダ風のヘルシー冷やし中華
・タラモサラダ
・アスパラガスの塩焼き(一本丸ごと)
・きんぴらごぼう(カレー風味)
・雑穀米ご飯
・豆腐と油揚げの味噌汁(いりこ出汁)

 大きな図体で背中を丸め、品目を選ぶ五郎がかわいい。サバの塩焼きが小ぶりなのを「バイキング者、バイキンガーの気持ちがわかってる」と喜んでいるが、確かに朝食バイキングのサバ塩は小さい。「サバの塩焼き定食欲が、とりあえず満足させられた」と、ちょっとずつたくさん食べたい考え方は、まさに「バイキンガー」。

 白菜浅漬け、きんぴら、なす味噌、がんも煮を横長の皿にちょっとずつ並べて「どうだ、この付け合わせの組み合わせ。なかなかセンスいいと思うなぁ」と配列に酔いしれる感じも、バイキンガーあるあるかもしれない。

 少量のマカロニグラタンを食べ「子どもの頃に初めて食べた時、逆上がりができた時くらい感動したっけ」と幼少時を懐かしんだかと思いきや、「そっから白菜漬けに飛ぶ自由」と、定番の2品だけで精神を開放するルーク・スカイウォーカーのような五郎。

 スパゲティサラダかと思いきや、冷やし中華だった! という驚きも、バイキングならでは。店によっては料理名が添えてある場合もあるが、視覚で認識してたものを口に入れた時、味覚で訂正するのもバイキングの醍醐味。

 タラモサラダはギリシャ料理。タラモ(魚卵)をパンやジャガイモに練りこんだ料理で、日本ではタラコが多く使われるのでタラコ+じゃがいもサラダだと思われているらしい。「美味さで堕落しそうだ」というこのメニューを、五郎は「隠して持って帰りたい」と、密輸を企てるほど気に入っていた。

 冷めたアスパラを食べつつ「バイキングは時の運、諦めが肝心」と自分に言い聞かせていたのに、すぐさま到着した焼きたてを食べ、「バイキングは運じゃない。諦めずに自ら道を切り開く強い心が大切なんだ」と持論をリライトする五郎。そもそも、なぜ一回我慢したのかは謎だが、ドラマ版五郎は柔軟さが魅力だ。

 

■アフリカ料理「マフェ」とは?

 

「五郎’Sバイキング第二弾」

・マフェ
・甘めの卵焼き
・ブロッコリーサラダ

「よーし、ギニアいってみよー!」と、今回もいかりや口調の掛け声で食べだしたのは、ピーナッツソースとトマトを使った煮込み料理・マフェ。西アフリカでは有名な料理らしく、番組でもギニア版のカレーとして紹介。この今回のメインディッシュを、大盛りご飯にかけて貪る五郎。「しっかり辛さがありながら優しい味」とのこと。

 途中で客が入ってきて五郎と相席になるが「普通の店での相席とは、相席感のレベルが全然違う」と慄く。なんたって「ひとんち」だから。他の客は全員女性なのだが、「全品制覇したくなるのがバイキンガーの性(さが)!」と、意にも介さずおかわりし続ける五郎の豪胆さ。

 

「五郎’Sバイキング第三弾」

・枝豆豆腐(わさび塩で)
・キュウリとトマトの塩麹和え
・おくらとみょうがの和え物
・がんも煮
・雑穀米
・味噌汁

 正直、マフェで終わりかと思った。いいとこ最後に出てきた枝豆豆腐を味見するだけ思ったら、雑穀米と味噌汁まで。もう胃が完全に開いているのだろう、五郎は「小ライス」と言っていたが、結構な量を追加していた。

「美味い家庭の味が恋しくなったら、この家に帰ってこよう。ここはまるで、俺の胃袋の実家だ」と、万感の思いで食事を締め、お会計しかけた直後「ドリア出来上がりましたー」と言われ、取り乱す五郎。

 てっきり食べ直すかと思ったが「また来る口実ができたから、よしとしよう」と前向きに店をあとにする。

「バイキングは100パーセント食べ過ぎちまうな、でも満足感は200パーセントだから『勝ち』ってことで」

 筆者のようなさもしい貧乏人は「元を取れたかどうか」を基準に「勝ち負け」を考えてしまうが、昼飯に数千円使うこともある小金持ちの五郎の言う「勝ち負け」とは、もっと精神的なものだろう。

 今回は店主役のいしのようこに五郎が軽くときめく様子も見られたが、かつてあったような恋バナ展開は特になく、どちらかというと、変なおじさんが出現しやしないかと勝手にドキドキしてしまいました。

 原作者・久住昌之がロケ店を訪ねる「ふらっとQUSUMI」では、3年かかってやっと辿りつけた客もいることが明かされた秘境・世田谷に潜む一軒家バイキング。冒険心溢れる方は是非。
(文=柿田太郎)

“据え膳”を食べない独自美学に酔う池松壮亮! 自己チュー男のこだわり『宮本から君へ』第2話

 経済効率が最優先される現代社会において、いちばん真逆な方向へ突き進んでいるのが宮本浩という男です。大学を卒業して、小さな文具メーカーの営業マンとして働き始めた宮本ですが、彼のやることなすこと無駄だらけです。漫画家の新井英樹が漫画家デビュー以前に文具メーカーに勤めていた体験をベースにした同名コミックのドラマ化『宮本から君へ』(テレビ東京系)は、そんな無駄だらけの男・宮本の青春の日々が描かれます。深夜0時52分からのオンエアにもかかわらず、主演俳優・池松壮亮の宮本になりきった暑苦しい演技に感化された視聴者は少なくないようで、第1話の視聴率は「ドラマ25」枠の初回としては過去最高となる2.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という好記録でした。第2話はどうでしょうか?

 大手自動車メーカーに勤める甲田美沙子(華村あすか)たちとの合コンに臨んだ宮本浩(池松壮亮)でしたが、テーブルに置かれたフルーツポンチの鉢の中に“宮本”と名前の書かれたコンドーム(開封前)が落ちたところで第1話は終わりました。いまどきの婚活パーティーだったら「宮本さんったら、準備よすぎ!」と爆笑ネタになるのでしょうが、大学を出たばかりの宮本はギャグに転嫁させることができません。毎朝、美沙子と通勤電車の中で会話するのを楽しみにしていた宮本ですが、フルーツポンチ事件の後は気まずくて、出社時間をずらしていました。職場でも同僚たちから「宮本」ではなく「ポンチ!」と呼ばれるようになり、散々な毎日です。

 美沙子のことで頭がいっぱいな宮本は、仕事でも大ポカをやってしまいます。京橋のお得意先である文具店に2カ月間顔を出していなかったことが部長の岡崎(古舘寛治)にバレてしまったのです。京橋の文具店へ詫びにいく宮本でしたが、店長(綾田俊樹)は説教を滔々と垂れるものの、目すら合わせてくれません。ここで何と宮本は「人と話すときは相手の目を見て話してはどうですか?」と説教返しをするのでした。自分の職務怠慢ぶりを棚に上げて、お得意先の態度を平気であげつらう宮本。シリーズ後半から爆発することになるクレージー営業マンの片鱗さを早くも感じさせます。

 当然ながらこの一件も岡崎部長の耳に入り、今度は小田課長(星田英利)に付き添われて再び謝罪に行くことになります。多分、小田課長も別にこの会社が好きで入ったわけじゃないはずです。でも、人生経験が豊富な分、小田課長は世間知らずの新人・宮本に対してもすっごく寛容なのです。一緒に詫びに行くのにイヤな顔ひとつせず、「営業マンはみんな、俺のために命を投げ出してくれる」と自慢げに語る店長を懸命にヨイショしまくります。部下思いの小田課長の熱心さにほだされ、宮本もぎこちないながらに店長の太鼓持ちに徹するのでした。合コンの席と違って、宮本はホッとします。見習うべき先輩がここにいました。ちっぽけな会社に勤める小田課長が、とても頼もしく思えるエピソードでした。

 謝罪の帰り道、煙草をふかしながら小田課長は、愛想笑いもできない愚直すぎる宮本を「わかってて、損するのは利口やないなぁ」と関西弁でやんわりと諭すのでした。仕事はつまんなくても、こういう情の深い上司や先輩がいたら、ついつい職場って居着いてしまうものですよね。チュパチャップス時代からずいぶん時間は掛かったけど、ほっしゃんって脇役俳優としていい味出すようになったなぁと、しみじみさせるシーンです。ところが、後輩の尻拭いで無駄な時間を費やしたほっしゃん、いや小田課長に対して、「(損な性格の自分たちを)かっこいいと思っているんですよー」と笑顔で返す宮本は、途方もない大バカ者です。

■いまいちな女の子が、無性に愛おしく思えた瞬間

 

 前回の合コンでは、駅のホームで面識のない美沙子に声を掛けた宮本のことを「すごいと思う」とうっとりした表情で語っていた暗くて地味な女の子・裕奈(三浦透子)に、宮本は夜の渋谷駅でばったり遭遇します。同居しているお姉さんの彼氏が遊びに来る日なので、大して好きでもない映画を観て時間を潰していたそうです。どちらからともなく、夜の街へと流れていく2人。バーで慣れないカクテルを口にした裕奈は、いつになく上機嫌です。美人偏差値の高い美沙子は口説き落とすのに手間ひまが掛かりそうですが、宮本に気があることが痛いほどわかる裕奈は、鼻毛を抜くよりも簡単に落ちそうです。あくまでも理想の女性への一点勝負か、それともハードルの低い女の子で手を打つのか。夜のバーで宮本は自問自答し、気持ちよく酔っぱらうことができません。

 バーを出たときは、すでに終電間際でした。急いで駅に向かえば終電に間に合うのに、裕奈は帰ろうとしません。酔いに任せて宮本と手をつなぎ、「私、今まででいちばん楽しい日です」とはしゃいでいます。宮本はとうとう裕奈を連れて、ラブホテルへと入ってしまいます。薄っぺらなバスローブに着替え、同じベッドに入る2人ですが、悶々とした時間だけがジリジリと流れていきます。眠れずにいる裕奈は宮本が頼んでもいないのに、小学校時代の思い出話を始めます。学級会で裕奈は何度か議題になったという、まったくエロさを感じさせない話題でした。クラスでイジメに遭っていた裕奈は、担任の教師から「彼女もみんなと同じ人間なのよ」と言われ、クラスメイトたちは泣きながら謝罪したそうです。

 無駄に熱い男・宮本はベッドの中で呟きます。「それって、何か悔しいよね。そんなところで謝るのなら、最初っからいじめるなよって」と返す宮本に、裕奈は「優しすぎますよ、宮本さん」と微笑むのでした。エロさをまるで感じさせない女の子・裕奈が無性に愛おしく思えた瞬間でした。思わず、宮本は裕奈のことを抱き寄せてしまいます。

 この後、宮本はてっきり裕奈と朝までエッチしたんだろうなぁと思っていたら、出社した宮本の言動を見る限りではエッチはしていないそうです。据え膳に手を出さずにラブホから会社に出社した自分のことを「立派! よく耐えた!!」と自画自賛する宮本でした。処女を奪ってほしかっただろう裕奈の心情はまったく無視され、「自分が惚れた女以外とはエッチしない」という中学の頃からの独自の哲学を貫いた宮本がニヤニヤしながら鼻血を流す姿がカメラに映し出されます。宮本は優しそうに見えて、超弩級な自己チュー野郎です。

 ラブホで裕奈と朝までハグしあい、京橋の文具店への謝罪も済ませ、いつになく充実感で満たされる宮本でした。客観的に見れば、恋も仕事も何ひとつ成果を上げていないのですが、本人はそのことに気づいていません。でも、こういうポジティブ思考の人間って、往々にして幸運を呼び込んでしまうものです。今度は大物です。夜の街で、美沙子とばったり遭遇するのでした。

 合コン以来となる久々の再会でしたが、夜の雑踏の中でも美沙子は3D映像のように宮本の目にグ~ンと飛び込んでくるのでした。しかも、同期入社の田島(柄本時生)から「ポンチ!」と宮本が呼ばれていることから、美沙子は「ポンチじゃ、かわいそう」と笑ってフォローしてくれるではありませんか。フルーツポンチ事件のことは水に流してくれるそうです。しかも、「電車の中で学校時代のことを話す宮本さんはすごく生き生きした表情をしていて、そういう宮本さんをいつも見ていたい」とまで語っています。美女が気まぐれに発する思わせぶりな台詞に、どれだけ数多くの男たちが舞い上がった挙げ句に轟沈したことでしょう。

 田島が気を利かせて去ったその夜、宮本にはまだツキが残っていました。駅での別れ際、美沙子は通行人に押され、宮本の胸の中へと倒れ込んできたのです。宮本の鼻先に、美沙子のうなじ部分がありました。このときの宮本には美沙子が愛用している香水プアゾンが、彼女のフェロモン臭に感じられたに違いありません。もう迷うことなく、美沙子にロックオンです。

 次回の宮本は美沙子に誘われて会社をサボり、海へと繰り出します。回り道ばかりしている宮本は、ついに「エッチするのは惚れた女だけ」という中学以来の大願成就を果たすのでしょうか? 無駄だらけの宮本ですが、どうやらそんな無駄な部分にこそ、その人の人間性が色濃くにじみ出るようです。経済効率に反して、損をして得をする男・宮本の独自哲学がさらに炸裂する第3話も見逃せません。
(文=長野辰次)