浅田真央の“セクシー路線”が大不評!? こんなの真央ちゃんじゃない!」

 4月24日に発売されるメンズファッション誌「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の表紙に、浅田舞と浅田真央の姉妹が登場。セクシーな衣装を披露したのだが、浅田真央のファンは「可愛いけど、セクシー路線の仕事はして欲しくなかった」と複雑な心境のようだ。

 表紙で真央が身に着けているのは、胸元が広く空いた黒いドレス。メイクも普段よりガッツリ盛られており、大人っぽいアイシャドーがセクシーな雰囲気をさらに演出している。ちなみに姉の舞も、肩を大きく露出させた赤いドレスを身にまとっており相当セクシー。大人の女性2人のエレガントなツーショットが実現した。

 4月20日には浅田舞が、自身のInstagramとTwitterで「『GQ JAPAN』 姉妹で表紙は初めてです」「最高の思い出になりました」と紹介。この投稿にSNSなどでは、「セクシーでカッコイイ!」「2人ともスタイル良すぎ!」「真央ちゃん意外と胸でかいな……」といった声が。これまでのイメージを一新する姿に注目が集まっているが、往年のファンからは悲しみの声も相次いでいるという。

「浅田真央はジュニア時代から頭角を現し、脚光を浴びてきたフィギュアスケート選手。アスリートとしての彼女を追ってきた人々の中には、現役時代のあどけないイメージを抱き続けているファンも少なくありません。そのため今回のセクシー全開な表紙には、『こんなの真央ちゃんじゃない!』『真央ちゃんの胸元なんて見たくなかった……』との声が上がっていました」(芸能ライター)

 衣装だけでなく、大人っぽいメイクも一部のファンには不評。SNSなどには「やっぱり真央ちゃんにはナチュラルメイクの方が似合う!」「もっと素材を生かしたメイクをするべき。せっかくの可愛さが台無し」「素朴な真央ちゃんが好きだったのになぁ…」といった意見も寄せられている。

「昨年4月に現役引退を発表した浅田真央ですが、プロ転向後はアイスショーやイベントなどでセクシーな衣装を披露することも少なくありません。同年の8月に行われたアイスショー『THE ICE』でも、露出が多めな白いドレス姿を披露。また化粧品メーカー『アルソア』のPRイベントでは、シックな黒いドレスを身にまとっていました」(同)

 すっかり大人になった彼女の姿に衝撃を受ける人も多いが、一方で「いつまでも純朴なイメージを押しつけられるのは可哀そう」との声も。27歳・浅田真央の新たな活躍に注目していきたい。

キンプリ・平野紫耀の“棒演技”が逆にイイ!? 『花のち晴れ~花男 Next Season~』を支えるのは、杉咲花の圧倒的演技力

 井上真央、嵐・松本潤、小栗旬など豪華俳優陣が多数出演し、社会現象を巻き起こした大ヒットドラマ『花より男子』(以下、花男)の続編となる『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系/以下、花晴れ)が、17日にいよいよスタート!

 初回放送には、道明寺司(松本潤)が登場し、Twitterの国内トレンド1位、世界10位にランクイン。さらには一時的なシステムエラーが発生するなど、“道明寺ショック”が発生。これは世界的に起きたもので、ドラマとは直接の関係はなかったようですが、前作の放送から10年たった今でもその人気は衰えず。道明寺、恐るべしです。

 そんな第1話だけあって、高視聴率を期待してしまいますが、実際は7.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)と、先行き不安な結果に。平均視聴率は19.8%、『花男2(リターンズ)』は21.6%(最終話はなんと27.6%!)という、圧倒的な数字を叩き出していた前シリーズがどれだけ人気があったのかがよくわかりますね。

 前身がTBSの誇る歴史的名作だけに、いかにそのイメージを払拭できるかが今後の課題となりそうです……。ということで、今夜放送の第2話を前に、まずはあらすじから振り返っていきたいと思います。

 

■『花男』と『花晴れ』の関係

 

 今作はもちろん、『花男』生みの親・神尾葉子の同名漫画(集英社のマンガアプリ『少年ジャンプ+』で連載中)が原作のラブコメディです。

 主人公は、父が経営してした化粧品会社が倒産してしまった“元”社長令嬢の江戸川音(杉咲花)。『花男』の主人公・牧野つくし(井上真央)が、一般家庭の娘でありながら、超セレブ校の英徳学園に通っていたように、音もまた、身分を隠しながら英徳に通学しています。

 10年前(原作では2年前)、そんな英徳には、道明寺率いる「花の4人組(Flower Four)」(通称・F4)というお金持ちのイケメン集団が存在していました。少しでも気に入らない生徒がいれば、ロッカーに「赤札」を貼り、全校生徒のいじめの標的に指定、対象がどこまで耐えられるかを賭けるという胸糞の悪い遊びをして学園を牛耳っていた彼ら。

 そんなF4に成り代わって現在の学園を仕切っているのが、「コレクト5」(通称:C5)と呼ばれる5人組です。

政治家一家の跡取り。インテリキャラで英徳歴代トップのIQを持つ平海斗(濱田龍臣)

不動産王の娘で可愛らしいルックスのC5の紅一点・真矢愛莉(今田美桜)

花道界の名門の跡取りで、超女好き。F4・西門に憧れている成宮一茶(鈴木仁)

日本が誇るスポーツメーカーの一人息子で武道の達人。筋肉キャラの栄美杉丸(中田圭祐)

 そして、リーダーの神楽木晴(「King & Prince」平野紫耀)。神楽木グループの御曹司で、カリスマリーダーとして英徳のトップに立つ晴ですが、彼にもまた、音と同じようにある“秘密”があるのです。

 

■終わりの始まり

 

 この10年で生徒数が減り、IT企業「HASE LIVE」の御曹司で音の許婚でもある馳天馬(中川大志)率いるライバル校の桃乃園学園との差もほんのわずか、とすっかり落ちぶれ気味の英徳。“正しき5人”ことC5は、「学園の品位を保つ」という名目で、学園への寄付が疎かになっていたり、授業料を滞納している生徒を退学に追い込む“庶民狩り”を行っていました。特に、英徳のトップである晴は「これ以上学園の品格が落ちたら、あの人たちに顔向けできねえ……」と焦りを募らせていきます。

 あの人たちとは、もちろんF4のこと。晴は道明寺に強い憧れを抱いており、自室に道明寺の3Dホログラム映像を備え付け、「眺めてるだけで、心が洗われるだろ……」と、まるでどこかのオタクのように、道明寺を崇め奉っていました。さらには、少しでも道明寺に近づこうと、「カリスマ性に磨きがかかる火星の石」などなどアヤシイ通販グッズをたくさん買い漁っていました(さすがコレクト5)。学園内ではカリスマを演じていますが、実は晴は、超がつく“ヘタレ”だったのです!

 そうとは知らず、以前、晴たちが乗る車の前に飛び出してしまい、顔を覚えられてしまったことから、いつ自分が庶民狩りの標的にされるのか怯える音。あるとき、セレブな英徳生とは無縁のバイト先のコンビニに、ぎっくり腰になった執事の小林の代わりに通販グッズを受け取りに来た晴が現れ、互いに気がついた2人。同時に「終わった……」と覚悟するのでした。

 しかし、苦しい家計を助けるためにも「英徳を卒業する」という天馬との婚約の条件をクリアしなければならない音。翌日、意を決して登校しますが、晴につかまり「失せろ」と言われてしまいます。すると、校門の前で不良に絡まれている女子生徒が。しかし、助ける素振りを見せない晴に音は言います。「C5なんて名乗る資格ない! こんな石買う暇あったら、自分磨けば!?」ド正論です。この言葉に、晴はかつて、いじめられていた海斗を自分に代わり助けてくれた道明寺に言われた「強くなれよ。頼んだぞ、英徳を」という言葉を思い出します。

 この回想シーンで道明寺が登場するわけですが、ド派手な柄物ジャケットにストール+先のとがった革靴、そして圧倒的カリスマオーラを放ちながらいじめっ子たちをボコボコにする松潤、いや道明寺パイセンがめちゃくちゃかっこいいのです。1話の見どころは、間違いなくこのシーンでしょう。

 その後、道明寺パイセンパワーで不良相手に啖呵を切り、ヘタレのクセに奇跡的に不良をやっつけた晴は、もはや学園のヒーロー。生徒たちから歓声を浴びいい気になっている晴ですが、音は「私を英徳にいさせなさい。さもないと全部バラす」と脅し、その場を離れるのでした。

■杉咲花の圧倒的な演技力

 どうにか音を黙らせるため、チャラ男・一茶のアドバイス通りに、音を手なずけるために、音のバイト先に押しかけ、紺野先輩(木南晴夏)もろともパーティーに招いた晴ですが、「やばーい!」とはしゃぐ先輩に比べ、音は豪華な食事や王様が乗るような白馬、そしてなぜか純白のタキシード姿の晴にも、決してなびきません。

 そんな中、紺野先輩がつまずいた拍子に晴の勝負服を汚してしまうアクシデントが発生。弁償すると涙目の紺野先輩を、晴は「アンタに払えるの? 払えないよな?」「庶民のクセによ」「浮かれちまったんだよな、あまりにもかけ離れすぎてて……」と罵倒します。

 すると、「紺野さんを傷つけるのは絶対許さない」と、音がA5ランクの肉の塊で晴に殴りかかる暴挙に! 『花男』1話で、つくしが「自分で稼いだこともないガキが、調子こいてんじゃねー!」と道明寺を殴り飛ばしましたが、あのときの井上真央ちゃんに負けず劣らず、杉咲花ちゃんが勇猛果敢な姿を見せてくれました。

「金持ちがそんなに偉い? C5がなんだっていうの? 英徳学園? 辞めていいならとっくに辞めてる。あんな冷たい人たちしかいない、最低な学園。いっつも高いところからふんぞり返って、弱い人を切り捨てて。アンタって本当にしょーもない」

 この長セリフを、感情を爆発させながら、でもごくナチュラルに話す花ちゃん、さすが、『湯を沸かすほどの熱い愛』(16年)で「日本アカデミー賞」最優秀助演女優賞を受賞した女優さんだなあと、思わず感動してしまいました。この先、晴役の平野くんとはいろんな絡みがあるのでしょうが、ジャ二オタのみなさんには、ぜひとも大目にみていただきたい限りです。

 さて、ドラマのほうに話を戻すと、その後、紺野先輩を残して神楽木家を出た音が、キモくてウザいバイト先の前野(戸塚純貴)につかまっているところを、後を追いかけてきた晴が「二度とこいつに近づくな!」と助けるというまさかの展開(馬乗りになって、両手をグーにして前野をポコスカ殴る晴の姿がかわいかったです)。

 さらには、「俺はテメェのことなんか好きでもなんでもねぇ! 勘違いすんなよ!」と怒鳴りつけたかと思えば、「私、婚約者いるから」という音の言葉に動揺するあたり、ただのフラグでしかありません。おまけに、偶然音の姿を見かけ、天馬も駆けつけるという、いきなりの三角関係(さすが、少女マンガ)。今後、3人はどうなるのでしょうか……?

 

■C5は“物足りなさ”も……

 やはり、松潤に小栗旬、松田翔太、阿部力という豪華キャストが揃っていた『花男』に比較すると、C5メンバーの“弱さ”が気になる『花晴れ』ですが、まだ第1話。これからそれぞれをフィーチャーした物語が描かれていくと思うので、今後に期待といったところでしょうか。                                              

 しかし、先ほども書いたように、音は“元令嬢”というキャラクターだけに、上品で柔らかい印象の強い花ちゃんによく合っていますし、ハマリ役。演技面も申し分ありません。

 一方、平野くんの演技はやや一辺倒ですが、彼自身の天然キャラが、“残念なイケメン”である晴とよくマッチしているようにも思えますし、馬鹿正直で素直なところがかわいく見えてくるので、杉咲花ちゃんの演技の巧さと、平野くんのかわいさがこの作品を支えていくのだと思います。

 現在、コミックス9巻まで発売されている『花晴れ』。残り10話でどこまで描くのか、また、ドラマオリジナルのストーリーが展開されるのか、今夜の放送が楽しみです。
(文=どらまっ子TAROちゃん)

おむつなし育児が提唱する“お説”を検証「いつまでもおむつをしているのは悪いこと」!?

 紙か布か。これから育児を始める、もしくは育児始めたての親たちにとって〈おむつ〉は関心の高いトピックスでしょう。ところが、そのどちらでもない方法が存在します。それは〈おむつなし育児〉。

 発言小町にもたびたび登場する物件で、「おむつなし育児の友人が泊まりに来る」なるトピでは「絨毯や布団に漏らされたらどうするんだ」「信じられません」「断ったほうがいい」といった意見が続出。ただ、実際は〈糞尿垂れ流し〉ではなく〈普段はおむつをつけていても、タイミングを見て排泄時には極力おむつの外で出させる〉というもののよう。

 おむつなし育児を布教する団体のHPでは、〈早期トイレトレーニングではなく「気持ちよい自然な排泄」〉が目的であると強調されています。でも、おむつなし育児の謳う〈自然な排泄〉って?

 同ホームページにも名前を連ねる〈おむつなし育児研究メンバー〉は、共著で『赤ちゃんにおむつはいらない-失われた身体技法を求めて』(勁草書房)なる書籍を出していますのでそれをウォッチしていきましょう。

Amazon
 中心人物は、経血コントロールでお馴染みの作家・三砂(みさご)ちづる氏(過去記事ご参照)。三砂氏を編者とし、おむつなし育児研究所の所長を務める和田智代氏(書籍では「知代」と表記)や、NPO自然育児友の会の事務局に関わったという伊藤恵美子氏など、複数のメンバーが執筆しています。同書ではおむつなし育児は〈2006年から2年間、トヨタ財団の助成で行った研究〉であり〈保育士、母子保健・育児関係者、民俗学者などが研究メンバー〉と説明。

「排泄の話なのに、小児科医や泌尿器科医はいないのねえ~」と思う方も多いかもしれません。その点については、冒頭で三砂氏がこう力説しています。

「おむつなし育児は、こうすればこのようによいことがある、という科学的因果関係を求めるものではない。以前は誰もがやっていた、人間の知恵、である。赤ちゃんをご機嫌よくすこやかに育て、関わる人間の共感能力をも上げる知恵であった。そこで育ってくる人がまた、本当の意味でのコミュニケーションの能力、すなわち共感能力の高い人になっていくことはおそらく疑いのないことであろう」

 失われた身体技法! 古の知恵! そこに真の豊かさと健康が! 経血コントロールといい、三砂氏は本当にこの手の物語がお好きですね。しかし健康や社会にそれほどいいものであるなら、医学的根拠(科学的根拠)もあればなおよし、だと思うのですが。なぜそこを避けるのか、なんだか不自然。

 母親が自信をつけ、赤ちゃんの機嫌よくなる!?
 おむつなし育児のざっくりした概要は次の通りです。

・首の座らない赤ちゃんも、母親がタイミングを察しておまるの上にぶら下げてあげると(やり手水=やりちょうず、というそう)気持ちよく排泄できる。おむつでするよりも、うんちをたくさんする傾向がある。

・排泄のタイミングを常に気にする必要が出てくるので、お互いのコミュニケーションが取りやすい。母親の自信にも繋がる。

・おむつが汚れるという不快な感覚を味わうことが減少し、常に機嫌がよくなる。

・おむつをしていないほうが排泄の感覚が発達するようで、排泄の自立(タイミングを見て自分でトイレでできる)が早くなる。

 要は、おむつの中でしない=自然な排泄と言いたいよう。おまるやトイレに出す習慣は小さな赤ちゃんでもできる自然なこと! という按配です。

 一般的には、膀胱や脳がある程度発達する1歳を過ぎないとトイレを意識するのは難しいとされています。しかし、経験上そんなことはない! と主張するのです。この他、おむつなし育児を実践する保育園の「おむつをつけないほうが赤ちゃんの動きが活発」という意見や、パンツを履いていると漏らすのに、履かずにいると漏らさないなど面白いエピソードも。

 一部は「なるほどな~」と思えるもののもありましたが、「これこそが、赤ちゃんの心に寄り添った、赤ちゃん主体の育児である!」というお説がどうにも飲み込みにくい。手をかけてあげている、子どもの欲求が把握できるという、大人側の満足では? という気がします。だっておむつの中に排泄したって、速攻変えてあげれば、とりわけ機嫌悪くなったりしないと思うのですが(個人差は大きいでしょうけど)。五感が育つ! というけれど、おむつ外れの時期が少し早いことだけが、その根拠なのか? という(あ、科学的根拠を求めちゃいけないんでしたっけ)。

 高齢者が語る昔のおむつ事情や、東南アジアの育児法などを紹介しながら、こんな話も登場します。

「全身全霊で赤ちゃんに注意を向けていれば、排泄のタイミングはわかる!」

「布おむつの時代だって、不思議とおんぶしているときに漏らされることなんてなかった(対して紙おむつのほうが、尿の感覚が短く、小刻みにちょろちょろ出していると言う話)!」

「おむつなし育児とまでいかずとも、布おむつは濡れたままにしておけないので、必然と常に清潔な状態が保てる」

 など。ううーん、そんなに昔の赤ちゃんはお尻ピッカピカな状態に手厚くケアされていたんでしょうか。

 ちなみに私が「昔の子育てあるある」として90代の祖母に聞いたことがあるのは、「子守で兄妹をおんぶさせられている男児たちが、遊びに夢中になり赤ちゃんほったらかし→おぶった背中は赤ちゃんのお漏らしでドロドロ」なんてエピソードです。子だくさんで家事労働がハンパなかった時代は、赤ちゃんが雑に育てられていたのも、納得。

 そのイメージが強いからか、常に母親が赤ちゃんの排泄を察知し、お尻ピカピカ状態をキープしていることを「当たり前にできていた」と言われても……「マジで~!?」と穿った眼差ししか向けられないんですよね。経血コントロールと同じで〈できていた人もいただろうけど〉という話です。

自然じゃない排泄、とは?
 おむつなし育児研究メンバーの主張する〈自然じゃない排泄〉もご紹介していきましょう。

・紙オムツは石油由来の製品であるから、さらっとしているとはいえ気持ちが悪い。実際につけたことがあるお年寄りもそう言っている!
→気持ちいいか悪いかは、慣れ親しんでいるかや、好みの問題かと。

・戦前の雑誌『主婦の友』にも「赤ちゃんにおむつをつけるのは悪い習慣」「赤ちゃんは本当はおむつを当てられるのはいやだと思っている!」と書いてある。
→昔の、さらにただの雑誌記事を根拠にされても出てくるのは乾いた笑いのみ。

・股に分厚い布を充てるなんて、気持ちよいはずがない。
→布ナプの人たちは、あったかくて気持ちいい! と言っておりますがこれはいかに。

・おむつの中で排泄することに慣れてしまっているところから、トイレでの排泄に移行させるのは親子ともに大変なエネルギーがいるので、不幸なコミュニケーションとなってしまうケースも多い。
→手間暇かけて「大変」な思いをするのは、自然派育児の好物かと思っていましたが、これはダメなんですね。

 さらに「いつまでもおむつをしているのは悪いこと」「紙おむつに頼ると、赤ちゃんに手をかけなくなってしまう」という高齢者のコメントをわざわざ採用し、〈おむつは基本的に不快であり、大人が自分の都合で快適な生活を追求したいだけのよろしくないもの!〉と言いたいだけではという記述がザックザク出てきます。

「紙オムツはほったらかしにしがち」という主張を引き合いに出す実例も失笑もの。保育園への聞き取り調査でわかった、「1日の使用枚数を制限している親がいて、その家の子どもはいつも登園時に紙おむつがパンパンでかわいそう」というエピソードなのですから。いや、特殊な例を出されて、紙おむつ家庭全般の話のように言われましてもねえ~(確かに一定数存在はするでしょうけど、じゃあ布おむつユーザーは100%清潔にしているかといえば、それも違うでしょう)。

 一般的な紙おむつの使い方も〈出たら変える〉ものなので、コミュニケーションやスキンシップの頻度はそんなに大差ないはず。紙おむつへの偏見に満ち溢れていることだけが、よ~くわかる本だと言えるでしょう。

 さらに研究チームが子育て中の母親たちにおむつなし育児を実践してもらった、その結果報告も凄かった。

「実際に体験したお母さんたちの表情が違う。やさしくおだやかになった」

「排泄ということにまっすぐ向きあっているだけで、なんだかこんなにおだやかで楽しくなれるのだ、ということはわたしたち自身にとっても励まされることだった」

 それが排泄によるものなのか、特殊なミッションに取り組んでいる仲間との交流が楽しいのか、一体、誰が判断できるのか。仮にも「研究」を名乗るチームが、嗜好と主観が入りまくりの調査結果を発表するのって恥ずかしくないのかな~。価値観の違いってやつでしょうか。

 おまけにもうひとつ、世の親たちが排泄物は不潔と忌み嫌っているようなニュアンスも感じましたが、それも完全に「最近の親たちは~」というイメージ先行。

 一部は申し訳程度に〈現代日本の母親は、大家族だった昔と違ってひとりの肩に家事育児の労働負荷や精神的負担がのしかかっているので、負荷を軽減する意味もある〉と補足はあるものの、子どもに全力を投じて「丁寧な子育てをしましょう」というスタンスは一貫。「専門家に依存」「育児書のノウハウに従う」「他の親子のケースを鵜呑みにする」などの育児は、手軽だけど危険! と警鐘を慣らし、手探りで赤ちゃんの排泄と向き合ってこそ、本当の喜びが得られると主張しています。おむつなし育児を「非言語コミュニケーションを磨く黄金の機会!」と、それらしい言葉でアピールしますが、やっぱり私の耳には「楽すんなよ」としか聞こえませんでした。

自然な子育ての輪が広がった結果
 おむつなし育児は、もちろん巷ではスタンダードではなく、完全なる〈エクストリーム育児〉でしょう。そこで「私たちが語らねば!」となるようで、次のような提案までもが登場します。

「親から子供への自然発生的な伝承が無理なのであれば、ネット社会を逆手にとって、自分がまねしたいと思える先輩像を地域の母親たちからマッチングし、そこで伝承していくような形が用意できれば、解決するのかもしれない。実際に、NPO法人自然育児友の会では、『自然な子育て』という志向を共有する母親同士が、ネットや会報をきっかけに出会い、全国各地域で集う場を設けている」

 そういった自然派育児サークルが、育児系トンデモの魔窟となっていることは、当連載の体験談でもご紹介した通り。同書の初版は2009年。約10年後である今、自然派育児周りには、善意を装った怪しいビジネスが集まる場となっている現状を、この本のメンバーたちはご存じでしょうか。サークルに関しては間接的な問題でしょうが、現代の母親たちの悩みを増やさないでいただきたい。古の知恵も結構ですけど。

「大変な時代に戻れと言っているのではない」と言いつつ、結局は「手間をかけてない『楽』な子育ての中で、今母親たちはもがき苦しんでいるとは言えないだろうか」と語る矛盾。いすれにしても、〈この研究会がそう思った〉というだけのお説ですので、真に受ける必要はどこにもないのですが。

 子どもが〈赤ちゃん〉でいる時間は本当に短く、その限りある時間を豊かに過ごしてほしいという想いは伝わってきます。しかし、〈私たちの考える最高の育児〉が、母親たちの実情に沿っているかは別の話ですから、現代のスタンダートをやたらとディスられても迷惑千万。スマホ育児、ミルク育児、ベビーカー、ベビーフードetc……便利で楽なものの周辺に必ず現れる脅しトークは、見世物小屋の口上「親の因果が子に報い~」くらいの与太話として、BGM的に聞き流しておきましょう。

おむつなし育児が提唱する“お説”を検証「いつまでもおむつをしているのは悪いこと」!?

 紙か布か。これから育児を始める、もしくは育児始めたての親たちにとって〈おむつ〉は関心の高いトピックスでしょう。ところが、そのどちらでもない方法が存在します。それは〈おむつなし育児〉。

 発言小町にもたびたび登場する物件で、「おむつなし育児の友人が泊まりに来る」なるトピでは「絨毯や布団に漏らされたらどうするんだ」「信じられません」「断ったほうがいい」といった意見が続出。ただ、実際は〈糞尿垂れ流し〉ではなく〈普段はおむつをつけていても、タイミングを見て排泄時には極力おむつの外で出させる〉というもののよう。

 おむつなし育児を布教する団体のHPでは、〈早期トイレトレーニングではなく「気持ちよい自然な排泄」〉が目的であると強調されています。でも、おむつなし育児の謳う〈自然な排泄〉って?

 同ホームページにも名前を連ねる〈おむつなし育児研究メンバー〉は、共著で『赤ちゃんにおむつはいらない-失われた身体技法を求めて』(勁草書房)なる書籍を出していますのでそれをウォッチしていきましょう。

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 中心人物は、経血コントロールでお馴染みの作家・三砂(みさご)ちづる氏(過去記事ご参照)。三砂氏を編者とし、おむつなし育児研究所の所長を務める和田智代氏(書籍では「知代」と表記)や、NPO自然育児友の会の事務局に関わったという伊藤恵美子氏など、複数のメンバーが執筆しています。同書ではおむつなし育児は〈2006年から2年間、トヨタ財団の助成で行った研究〉であり〈保育士、母子保健・育児関係者、民俗学者などが研究メンバー〉と説明。

「排泄の話なのに、小児科医や泌尿器科医はいないのねえ~」と思う方も多いかもしれません。その点については、冒頭で三砂氏がこう力説しています。

「おむつなし育児は、こうすればこのようによいことがある、という科学的因果関係を求めるものではない。以前は誰もがやっていた、人間の知恵、である。赤ちゃんをご機嫌よくすこやかに育て、関わる人間の共感能力をも上げる知恵であった。そこで育ってくる人がまた、本当の意味でのコミュニケーションの能力、すなわち共感能力の高い人になっていくことはおそらく疑いのないことであろう」

 失われた身体技法! 古の知恵! そこに真の豊かさと健康が! 経血コントロールといい、三砂氏は本当にこの手の物語がお好きですね。しかし健康や社会にそれほどいいものであるなら、医学的根拠(科学的根拠)もあればなおよし、だと思うのですが。なぜそこを避けるのか、なんだか不自然。

 母親が自信をつけ、赤ちゃんの機嫌よくなる!?
 おむつなし育児のざっくりした概要は次の通りです。

・首の座らない赤ちゃんも、母親がタイミングを察しておまるの上にぶら下げてあげると(やり手水=やりちょうず、というそう)気持ちよく排泄できる。おむつでするよりも、うんちをたくさんする傾向がある。

・排泄のタイミングを常に気にする必要が出てくるので、お互いのコミュニケーションが取りやすい。母親の自信にも繋がる。

・おむつが汚れるという不快な感覚を味わうことが減少し、常に機嫌がよくなる。

・おむつをしていないほうが排泄の感覚が発達するようで、排泄の自立(タイミングを見て自分でトイレでできる)が早くなる。

 要は、おむつの中でしない=自然な排泄と言いたいよう。おまるやトイレに出す習慣は小さな赤ちゃんでもできる自然なこと! という按配です。

 一般的には、膀胱や脳がある程度発達する1歳を過ぎないとトイレを意識するのは難しいとされています。しかし、経験上そんなことはない! と主張するのです。この他、おむつなし育児を実践する保育園の「おむつをつけないほうが赤ちゃんの動きが活発」という意見や、パンツを履いていると漏らすのに、履かずにいると漏らさないなど面白いエピソードも。

 一部は「なるほどな~」と思えるもののもありましたが、「これこそが、赤ちゃんの心に寄り添った、赤ちゃん主体の育児である!」というお説がどうにも飲み込みにくい。手をかけてあげている、子どもの欲求が把握できるという、大人側の満足では? という気がします。だっておむつの中に排泄したって、速攻変えてあげれば、とりわけ機嫌悪くなったりしないと思うのですが(個人差は大きいでしょうけど)。五感が育つ! というけれど、おむつ外れの時期が少し早いことだけが、その根拠なのか? という(あ、科学的根拠を求めちゃいけないんでしたっけ)。

 高齢者が語る昔のおむつ事情や、東南アジアの育児法などを紹介しながら、こんな話も登場します。

「全身全霊で赤ちゃんに注意を向けていれば、排泄のタイミングはわかる!」

「布おむつの時代だって、不思議とおんぶしているときに漏らされることなんてなかった(対して紙おむつのほうが、尿の感覚が短く、小刻みにちょろちょろ出していると言う話)!」

「おむつなし育児とまでいかずとも、布おむつは濡れたままにしておけないので、必然と常に清潔な状態が保てる」

 など。ううーん、そんなに昔の赤ちゃんはお尻ピッカピカな状態に手厚くケアされていたんでしょうか。

 ちなみに私が「昔の子育てあるある」として90代の祖母に聞いたことがあるのは、「子守で兄妹をおんぶさせられている男児たちが、遊びに夢中になり赤ちゃんほったらかし→おぶった背中は赤ちゃんのお漏らしでドロドロ」なんてエピソードです。子だくさんで家事労働がハンパなかった時代は、赤ちゃんが雑に育てられていたのも、納得。

 そのイメージが強いからか、常に母親が赤ちゃんの排泄を察知し、お尻ピカピカ状態をキープしていることを「当たり前にできていた」と言われても……「マジで~!?」と穿った眼差ししか向けられないんですよね。経血コントロールと同じで〈できていた人もいただろうけど〉という話です。

自然じゃない排泄、とは?
 おむつなし育児研究メンバーの主張する〈自然じゃない排泄〉もご紹介していきましょう。

・紙オムツは石油由来の製品であるから、さらっとしているとはいえ気持ちが悪い。実際につけたことがあるお年寄りもそう言っている!
→気持ちいいか悪いかは、慣れ親しんでいるかや、好みの問題かと。

・戦前の雑誌『主婦の友』にも「赤ちゃんにおむつをつけるのは悪い習慣」「赤ちゃんは本当はおむつを当てられるのはいやだと思っている!」と書いてある。
→昔の、さらにただの雑誌記事を根拠にされても出てくるのは乾いた笑いのみ。

・股に分厚い布を充てるなんて、気持ちよいはずがない。
→布ナプの人たちは、あったかくて気持ちいい! と言っておりますがこれはいかに。

・おむつの中で排泄することに慣れてしまっているところから、トイレでの排泄に移行させるのは親子ともに大変なエネルギーがいるので、不幸なコミュニケーションとなってしまうケースも多い。
→手間暇かけて「大変」な思いをするのは、自然派育児の好物かと思っていましたが、これはダメなんですね。

 さらに「いつまでもおむつをしているのは悪いこと」「紙おむつに頼ると、赤ちゃんに手をかけなくなってしまう」という高齢者のコメントをわざわざ採用し、〈おむつは基本的に不快であり、大人が自分の都合で快適な生活を追求したいだけのよろしくないもの!〉と言いたいだけではという記述がザックザク出てきます。

「紙オムツはほったらかしにしがち」という主張を引き合いに出す実例も失笑もの。保育園への聞き取り調査でわかった、「1日の使用枚数を制限している親がいて、その家の子どもはいつも登園時に紙おむつがパンパンでかわいそう」というエピソードなのですから。いや、特殊な例を出されて、紙おむつ家庭全般の話のように言われましてもねえ~(確かに一定数存在はするでしょうけど、じゃあ布おむつユーザーは100%清潔にしているかといえば、それも違うでしょう)。

 一般的な紙おむつの使い方も〈出たら変える〉ものなので、コミュニケーションやスキンシップの頻度はそんなに大差ないはず。紙おむつへの偏見に満ち溢れていることだけが、よ~くわかる本だと言えるでしょう。

 さらに研究チームが子育て中の母親たちにおむつなし育児を実践してもらった、その結果報告も凄かった。

「実際に体験したお母さんたちの表情が違う。やさしくおだやかになった」

「排泄ということにまっすぐ向きあっているだけで、なんだかこんなにおだやかで楽しくなれるのだ、ということはわたしたち自身にとっても励まされることだった」

 それが排泄によるものなのか、特殊なミッションに取り組んでいる仲間との交流が楽しいのか、一体、誰が判断できるのか。仮にも「研究」を名乗るチームが、嗜好と主観が入りまくりの調査結果を発表するのって恥ずかしくないのかな~。価値観の違いってやつでしょうか。

 おまけにもうひとつ、世の親たちが排泄物は不潔と忌み嫌っているようなニュアンスも感じましたが、それも完全に「最近の親たちは~」というイメージ先行。

 一部は申し訳程度に〈現代日本の母親は、大家族だった昔と違ってひとりの肩に家事育児の労働負荷や精神的負担がのしかかっているので、負荷を軽減する意味もある〉と補足はあるものの、子どもに全力を投じて「丁寧な子育てをしましょう」というスタンスは一貫。「専門家に依存」「育児書のノウハウに従う」「他の親子のケースを鵜呑みにする」などの育児は、手軽だけど危険! と警鐘を慣らし、手探りで赤ちゃんの排泄と向き合ってこそ、本当の喜びが得られると主張しています。おむつなし育児を「非言語コミュニケーションを磨く黄金の機会!」と、それらしい言葉でアピールしますが、やっぱり私の耳には「楽すんなよ」としか聞こえませんでした。

自然な子育ての輪が広がった結果
 おむつなし育児は、もちろん巷ではスタンダードではなく、完全なる〈エクストリーム育児〉でしょう。そこで「私たちが語らねば!」となるようで、次のような提案までもが登場します。

「親から子供への自然発生的な伝承が無理なのであれば、ネット社会を逆手にとって、自分がまねしたいと思える先輩像を地域の母親たちからマッチングし、そこで伝承していくような形が用意できれば、解決するのかもしれない。実際に、NPO法人自然育児友の会では、『自然な子育て』という志向を共有する母親同士が、ネットや会報をきっかけに出会い、全国各地域で集う場を設けている」

 そういった自然派育児サークルが、育児系トンデモの魔窟となっていることは、当連載の体験談でもご紹介した通り。同書の初版は2009年。約10年後である今、自然派育児周りには、善意を装った怪しいビジネスが集まる場となっている現状を、この本のメンバーたちはご存じでしょうか。サークルに関しては間接的な問題でしょうが、現代の母親たちの悩みを増やさないでいただきたい。古の知恵も結構ですけど。

「大変な時代に戻れと言っているのではない」と言いつつ、結局は「手間をかけてない『楽』な子育ての中で、今母親たちはもがき苦しんでいるとは言えないだろうか」と語る矛盾。いすれにしても、〈この研究会がそう思った〉というだけのお説ですので、真に受ける必要はどこにもないのですが。

 子どもが〈赤ちゃん〉でいる時間は本当に短く、その限りある時間を豊かに過ごしてほしいという想いは伝わってきます。しかし、〈私たちの考える最高の育児〉が、母親たちの実情に沿っているかは別の話ですから、現代のスタンダートをやたらとディスられても迷惑千万。スマホ育児、ミルク育児、ベビーカー、ベビーフードetc……便利で楽なものの周辺に必ず現れる脅しトークは、見世物小屋の口上「親の因果が子に報い~」くらいの与太話として、BGM的に聞き流しておきましょう。

V6・井ノ原快彦主演『特捜9』は第3話! 4月25日(水)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

5:50~ 8:00 『ZIP!』(日本テレビ系) 山口達也
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
23:00~23:40 『TOKIOカケル』(フジテレビ系)

●V6

15:40~16:54 『よじごじDays』(テレビ東京) 長野博
19:00~20:00 『水野真紀の魔法のレストランR』(毎日放送) 長野博 ※ローカル放送
21:00~21:54 『特捜9』(テレビ朝日系) 井ノ原快彦

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『花のち晴れ』主演の杉咲花は「実力不足」!? 『花男』井上真央との意外な共通点とは?

 初回から7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大コケしてしまった連続ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)。初回には、前作『花より男子』(同)に出演した嵐・松本潤のサプライズ登場もあったが、それでも2ケタには届かず、先行きが不安視されている。

 全話平均19.8%を獲得した『花より男子』の正統な後続作品として、視聴者から期待されていた『花のち晴れ』だが、業界評はすこぶる低いという。

「やはり主演の杉咲花を筆頭に、全体的に華がないキャスティングといえるでしょう。King&Prince・平野紫耀は、松本と同じ“ジャニーズ枠”として抜てきされ、一方、中川大志と濱田龍臣は、前作の小栗旬のような“人気と実力を兼ね備えたイケメン枠”としての出演なのでしょうが、正直、小栗に比べ実力不足といった印象。焼き増しに失敗というほかなく、今後も数字は右肩下がりになるのでは」(芸能プロ関係者)

 また、昨年公開の木村拓哉主演映画『無限の住人』でヒロイン役に抜てきされ、今回の『花晴れ』で連ドラ初主演を務める杉咲は、ネット上で前作のヒロイン・井上真央に比べ、「パッとしない」などと否定的な声を浴びせられている。

「井上にとっても『花男』は出世作で、それ以前は昼ドラ『キッズ・ウォー』(同)シリーズの視聴者以外には、ほぼ知られていませんでした。それが大河女優にまでに成長したのは、間違いなく『花男』のヒットがあったからです」(同)

 ドラマの視聴率では、明暗が分かれつつある井上と杉咲だが、意外な共通点が存在するという。

「杉咲は、子役時代にスターダストプロモーションに所属しており、その後、現在の事務所に移籍して女優としての活動を本格的に始めました。スタダ時代は未成年だったこともあり、新規の仕事や給与に関する窓口を母親が受け持っていたそうなんですが、この母親がクセ者というウワサをよく耳にしますね。杉咲の仕事に関して、『スターダストとは違うんですね』などと何かにつけて口を挟み、周囲は迷惑していていたものです」(テレビ局プロデューサー)

 いわゆるステージママでもなく、ごく普通の「関西ノリのお母さん」(同)だという杉咲の母親。

「一方の井上も、母親が以前所属していた事務所とギャラをめぐってトラブルとなり、独立騒ぎにまで発展。一時期、井上はこのまま芸能界から干されるのでは……と懸念されていたほどです」(同)

 女優として学ぶべき点は多くあることだろうが、井上の“家族介入”問題に関して、杉咲は反面教師として生かしてほしいものだ。

新宿のミスドに「ジャックバウアー似」が登場! 出会い系で見つかる外人オトコの質は?

 

出会い系でまさかの「エリートの卵」を一発ゲット!?

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前回はこちら:アソコの毛は「全剃り」すべき? ドイツ語講師のフリードリヒと初デートで起きた“障壁”)

 

 直接対面するのは初めてとなる、外国人男性とデートの日。私は、新宿の待ち合わせ場所へドキドキしながら早歩きで向かっていました。

 私が“外専女子”を始めた約8年ほど前には、「Tinder」のような出会い系アプリなど皆無。外専女子がナンパ以外の手段で外国人男性と出会うには、某・「外国人男性と日本人女性のための出会い系サイト」しかなかったのです。このサイトのことは後日説明するとして……。使いはじめてすぐに理想の男性とマッチし、デートの運びとなりました。

 彼の名はデヴィット(仮名)、29歳。身長は183センチ、アイスランド出身で母国の国立大学に籍を置き、日本の某・頭いい大学院に交換留学生として来日中。4カ国語を操り、将来は教授か学者の道を約束された、エリートの卵なのです。プロフィール画像を見ると、子どもの頃好きだった俳優のキーファー・サザーランドに似ている! ブロンドに青い目、そしてシャクレ好きの私にはたまらない、ちょいシャクレイケメン。そんな相手が本当に現れるのか……?

 一抹の不安を抱えながら、待ち合わせ場所のミスタードーナツ周辺を見渡すと……いました。そこに1人だけ、キラキラしたオーラをまとった外国人男性が! 「あの、デヴィットさん?」と訊くと、流暢な日本語で「やあ、ツバキ! 会えてうれしいよ」って。顔もプロフィールに偽りなし、さらに、ちょいロン毛という私にはうれしすぎるオプションまで(笑)。服装は開襟シャツにチノパンにスニーカーという、日本人男性が着るとなんともビミョ〜な組み合わせだけど、イケメン外国人だとぜんっぜん大丈夫。身長も私より約30センチ(私は152センチ)高く、頭ひとつ分彼の背が高いのがいろんな妄想をかき立てる……。キスする時はどうなるの、手はつなげるかな、腕組んだ方がいいのかな、そして……ムフフ。

 私は、デート中の気まずい沈黙を防ぐため、あらかじめ目をつけておいたとあるバーに行かないかと勧め、お店へと歩き出すことに。その途中、人通りの多い歩道では建物側に私を歩かせ、人にぶつからないよう守りながら歩いてくれるデヴィット。こんな気遣い、日本人男性にはな〜い! 感激! これぞ、外専女子が一番最初に感動する、外国人男性による「レディを大事にする攻撃」。さらに、彼は歩いている時も、ときおり私の目をじっと見つめてニコっとほほ笑んでくれるのでした。

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 そうしてバーに着き、いい感じで横並びで座っておしゃべり。気さくな彼が祖国アイスランドの話をしてくれたり、お互いの話をしたりであっという間に数時間。いい感じに盛り上がったところで、彼は時計を見て「もうこんな時間だ。帰ってレポートしなきゃいけないんだ」と言うではないですか。そんなに遅い時間でもないので、ああ、私のことが気に入らなかったんだなと思い、せめて露骨にがっかり感が顔に出てしまわないよう、にこやかに「じゃ、送っていくね」と言い、私たちは駅へ。

 「こんなイケメン、簡単には振り向いてくれないよな」と思いながら駅に着き、じゃあね、で終わると思ってたら彼が「ところでツバキは今週末、暇?」と訊いてきた! 絶対ないと思っていた2度目のお誘いに、ふたつ返事でデートの約束をしたのでした。さらには彼が「おやすみ。楽しい夜を」と言い、スッと腰をかがめて背の低い私の唇にキスしてきたではないですか!! その時の、地獄からドーンと天国へ打ち上げられた感は今でも忘れられません。

 週末。昼過ぎに私と彼は待ち合わせし、彼の希望で猫カフェにいくことに。このチョイスも、猫を3匹飼っている猫好きな私には大ヒット。彼は猫を優しく撫でながら「猫は自立していて美しい生き物だよね……」と言うので、彼の美しい横顔にみとれながら「自立して日本に住んでいるあなたも美しいよ」と言うと「そうだね」と返してきた。おお、さすがイケメンエリートの卵、自信があって当たり前。日本人だと「そんなことないよ」と思ってもない謙遜しちゃうんだけど、外国人は基本お世辞や社交辞令がないので、私のような行間とか読めない鈍い人間にとって付き合っていて楽なのです。

 さて、制限時間が過ぎて、私たちは外へ。飲みに行くにはまだ日は高いし、デヴィットも帰りたそうではない。どうしようかと2人で話していたところ、普段なら公園や美術館など思い当たるのに、ドキドキしてなにも浮かばない私の目を彼はその青い目で優しく覗き込み「どうする?」と言ってきた。その時の私は「もうなにがなんでもこのイケメンのデヴィットを離したくない!」という気持ちで頭がいっぱい、ポンと口から出たのが「ねえ、ウチにこない?」でした……。

すると、彼は「いいよ」と返事! 突然の誘いに嫌なそぶりも見せず、だけど手をつなぐわけでもなく、腕を組むわけでもなく……。淡々とした雰囲気のまま、2人で家に向かうことに。一体これはどういう状態なのか? 次回につづく!

 

(隔週火曜日・次回は5月8日更新)


<著者プロフィール>

音咲椿(おとさき・つばき)
男性向けグラビア誌編集長を経て、ポット出版社刊「女の子×女の子のためのエロチックブック・Carmilla」にてイラスト・漫画家デビュー。
単行本「イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。」(ぶんか社刊)好評発売・配信中。テレビ出演多数。


 

「顔のシワ、ヤバイ!!」「化粧もしないなんて」ママ友の美容マウンティングを交わすには?

【作品名】シワシワな女(前編)【作者】永矢洋子

【作品紹介】
家事と育児に追われ、最近鏡をみるヒマもなかった私。そんな私のことをPTAが一緒のママ友・夏美さんが「顔のシワヤバイ!!」とやたらとバカにしてきて……。

【サイゾーウーマンリコメンド】
ありそうでなかった、美容オタクvsスッピン派の抗争を描くマンガが登場! 口の達者な美容派勢による「まるでゴルゴ」「どう見ても50女」という容赦ない口撃を、自然派勢力はパートのおばちゃん勢&家族のほっこりパワーで交わす……ことができるのか!? 乞うご期待!

岩田剛典主演『崖っぷちホテル!』“前代未聞”の視聴率急降下も……“将来”見据えたキャスティングに希望の灯!

 三代目J Soul Brothers、EXILEのメンバー・岩田剛典が初の連ドラ主演に臨んでいる、日本テレビ系連続ドラマ『崖っぷちホテル!』(日曜午後10時30分~)の第2話が22日に放送され、視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。初回は10.6%で、実に4.5ポイントもの大幅ダウンとなった。

 すっかり、“爆死枠”とも呼ばれるようになってしまった、日テレの日曜ドラマでは、昨年4月期『フランケンシュタインの恋』以来、1年ぶりの2ケタスタートとなったが、第2話にして、あっさり急降下した。同ドラマも、初回11.2%→第2話7.3%と推移し、3.9ポイントも急落したが、『崖っぷちホテル』は、それを上回る前代未聞の“爆下げ”を記録してしまった。

 同ドラマは、かつて栄華を誇ったクラシカルな高級ホテル「グランデ・インヴルサ」が舞台。時をへて、今やヤル気、実力共にゼロのスタッフが集う、負債総額3億円の破産寸前のド底辺に落ちぶれた「崖っぷちホテル」となっていた。若くして総支配人を務める桜井佐那(戸田恵梨香)は、プライドは高いが、ヤル気はゼロのクセ者だらけの従業員に振り回され、その経営に頭を抱えていた。そんな中、フラッと宿泊したナゾの男・宇海直哉(岩田剛典)が、人気ホテルの副支配人とわかるや、佐那は宇海を勧誘。それを受諾した宇海は、破産寸前からの大逆転を仕掛けていくという物語。

「初回では、岩田への期待の高さからか、2ケタ台を達成しました。第2話では視聴率が急降下してしまいましたが、この枠では、よくあることです。今や、日テレの日曜ドラマは、いわば“若手育成枠”。岩田は、役者としては、まだまだ発展途上で、初の主演で一皮むけるチャンスでもあります。視聴者の間では、パティシエの鳳来ハル役の浜辺美波、競艇狂いの料理人役の江口竜二(中村倫也)の演技が高評価を得ています。今後も視聴率面では苦戦するかもしれませんが、“将来”を見据えたキャスティングに希望の灯が見えます。こういった有望な若手を育成し、いずれ同局のドラマで、メインキャストとして活躍してくれれば、それはそれでメリットもあるんじゃないでしょうか。この枠には、そういった狙いもあるでしょう」(テレビ誌関係者)

 まだ17歳の浜辺は、昨年7月公開の主演映画『君の膵臓をたべたい』での演技が高い評価を受け、1月期には、深夜ドラマながら、『賭けグルイ』(TBS系)で、連ドラ初主演を果たした。

 中村は、前クール、仲里依紗主演の不倫ドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)で、強烈な存在感を発揮した個性派俳優。放送中のNHK連続ドラマ小説『半分、青い。』にも、「東京編」での出演が決まっており、まさに“注目株”だ。

 まだ演技経験が浅い岩田ともども、これらの若手が『崖っぷちホテル』で、飛躍してくれれば、このドラマも有意義な作品になるだろう。むろん、視聴率も第3話以降、巻き返しを図ってもらいたいものだ。
(文=田中七男)

テレ東“鉄板のフォーマット”を、ちょっとだけ逸脱『昔のケータイ、電源入れてみませんか?』が人生に及ぼす影響

 学生時代、“未来の自分”宛てに送る手紙をタイムカプセルに収め、校庭の隅に埋めたことがある。当時は確信を持たぬままに行ってたが、後になって掘り起こすと、なんだかんだで興味深い。「あの頃は大志を抱いていたんだなあ」「当時の自分はいいかげんだった……」など、わかりやすくタイムスリップすることも可能だ。

 話は変わって、携帯電話。機種変更を経て無用の長物と化した過去の愛機を、誰しもが持っているはずだ。よく考えると、「昔のケータイ」以上に昔を思い出させるタイムマシンは他にない。どんな友人とどんなやり取りをし、どんな日々を送っていたか。掘り起こしたい過去もあれば、封印していた思い出だってあるはずだ。

 4月22日に放送された『昔のケータイ、電源入れてみませんか?』(テレビ東京系)は、「昔のケータイ」にスポットを当てた特番である。

 

■「昔のケータイ」を見て前向きになれる

 

 大胆な番組だ。唐突に、街行く人へ「昔のケータイに電源を入れてみませんか?」と声を掛けるスタッフたち。携帯電話の中を見せてもらうことが目的である。

 筆者だったら即座に「ヤダよ!」と言ってしまいそうだが、意外にもOKを出す一般人は多い。メリットはある。長年電源を入れないと、充電器を挿しても充電できなくなってしまうらしい。そこで番組は特殊なバッテリー復活マシンを用意、「昔のケータイ」を蘇らせてくれる。開かなくなったタイムカプセルを、この機会に開けることができるわけだ。

 長年の封を解いた携帯には、どんなデータが残っているか? これが、感涙ものだった。ある男性の10年前のガラケーには、病床に伏せる今は亡き父の動画が残っていた。画面の中から、父は男性に語りかけるのだ。

「メシは食わないかんばい!」

 偶然にも、10年後の現在も有効なメッセージ。久しぶりの動画を目にした男性が発した言葉が、この番組のコンセプトを奇しくも説明している。

「見れるだけで前を向ける自分になれたというか。辛いと思った時に見れるっていうのは、ありがたいと思いますね」

 

■封印していた過去に泣き、「やっと終われた」

 

 若い女性も番組からのオファーに応じ、昔の携帯に電源を入れた。まずは中学時代の携帯電話を復活させると、バスケットボールに取り組む女性の画像やメールを発見できる。彼女は青春のすべてをバスケに捧げていたのだ。

 続けて、高校時代の携帯電話を復活させると、そこにはギャルに変貌した金髪姿の女性の画像が……。中学時代の面影は、そこにはない。

「(バスケは)高2に上がるちょっと前くらいで辞めてます」

「私が(バスケ部の)キャプテンをやってたんですけど、試合に負けても笑ってたりとかが許せなくて、いろいろ言い過ぎちゃって。『私たち、もうやりたくない。そんなにガチじゃなかったし……』って、全員辞めちゃって」

「バスケは5人いないとできないので、部活自体がなくなった感じですね」

 決定打は、部活の顧問とたまたま街で出会った日の出来事だった。女性は顧問に胸ぐらをつかまれ、「お前がだらしないから廃部になった。お前がバスケをやってたことは無かったことにする」と恫喝されたという。これを機に彼女は自分を見失い、夜遊びに走る。

「この時は誰とも会いたくないし、『死んじゃった方が楽だな』みたいな」

 女性は、バスケに取り組んでいた経験を誰にも明かさなくなった。

 携帯のデータを掘り続けていたら、バスケを辞めた日に届いた父親からのメールが発見される。彼女を辛うじてつなぎとめた大切なメールだ。

「星(女性の名前)が今も、バスケットが大好きなことも分かっています。だから、バスケットに対する想いにふたをしないでください」

「大好きなバスケを続けてきたことを決して忘れないでください。決して嫌いにならないでください」

 泣きながらメールを読み上げた彼女が、今の心境を語る。

「つらいことしか載ってなかったですけど、逆にそれをちゃんと思い出せたのがよかった。8年くらい避け続けてきた内容だったので。でも、久々に泣けた。ずっと何年もモヤモヤしてたけど、傷付ききれたというか、やっと終われたかなというか、次に進めそうかなというのが自分の中ではあるので」

■昔のケータイに残されていた亡き母からの檄に目覚める

 

 北海道から上京した男性フリーターも、昔のケータイに電源を入れている。彼は上京前、親から引き継いだケーキ店を営んでいた。

 久しぶりの携帯電話には、母親が映る動画が残っていた。人工関節を足に入れて体が不自由だった母の面倒は、男性が見ていたという。

「母親の介護をしながらお店をやらないといけなくなったんですね。それが、自然と僕の中で生きがいになってしまってたんです。マザコンでしょうね。助けになってあげたいなって何度思ったことか」

 そんな母も、5年前に他界した。そして、彼の心にポッカリと穴が空いた。

「このまま店を続けても意味はあるんだろうかって、ふっと思って」

 上京した彼は、母の私物を東京に持ってきている。この機会に男性は、母が入院中に書いた日記を読み上げた。

「婦長さんが私のところで、椅子に座ってしばらく話をしていた。『今どきの子とは違って母さんによく気をつかう。若いのに珍しい』と言う」

「トシ(男性の名前)は強いから、自分の道をキチンと切り拓けると思う」

 コンビニのアルバイトなどで日々を生きる男性は、決意表明する。

「携帯の中イコール、僕の家族なんですね。(母の声を)改めて聞くと、頑張ろうって気持ちですね、逆に。応援してもらってるんだなって」

 パティシエ経験のある彼の目標は、料理の道に再び戻ること。タイムカプセルの封を解き、忘れかけていた夢を思い出すことができたのだ。

 

■テレ東鉄板のフォーマットを少しだけ逸脱

 

 この番組は、テレビ東京が編み出した鉄板のフォーマットに則っている。『家、ついて行ってイイですか?』や『YOUは何しに日本へ?』、『母ちゃんに逢いたい!』など、街行く人に声を掛ける類の、おなじみのプログラムだ。きっかけ(建前)は異なるものの、全番組が一般人の人生を掘り起こそうとしている。とどのつまり、目的はみんな一緒。正直、切り口をちょこっとアレンジしてるだけの印象だ。

 なのに、『昔のケータイ、電源入れてみませんか?』だけは、着地点が他と違ってるのが面白い。

 何があろうと傍観者の立ち位置を崩さず、人生に影響を及ぼさず、ドライでい続ける他番組。しかし、この番組だけは未来に変化を与えてしまっている。過去と対面する機会を設けたら、人々はなぜか一様にネクストステップを踏み始めたのだ。

 同時に、テレ東自身も新境地を開いていることになる。変わり映えしていないようで、実は密かにネクストステップに進んでいた今回。

 第2弾放送、もしくはレギュラー化の芽もあるのではないか? 期待込みの予測だ。
(文=寺西ジャジューカ)