32歳で「半熟キャバクラ」に体験入店! 井川遥似も“お母さん”も年齢から解放される世界

 職業・売れないグラドル、吉沢さりぃ32歳。最近は、オーディションの案内がきても「20代限定」がほとんど。業界のオジサマたちからは、「32歳って中途半端なんだよね。いっそのこと、37歳くらいだったらオモシロイんだけどねー」なんて言われる今日このごろ。確かに32歳って、女としてフレッシュでもないし、とはいえ、熟してるかといえば、そうでもない……あ、私っていま「半熟」なのでは……? 意外と長い女の人生、現在の自分の立ち位置が「半熟」なのかを知るべく、そして、そもそも「半熟」とは何なのか――という謎を解くべく、最近話題の「半熟キャバクラ」店の門を叩いてみることにした。

■浅草橋の「半熟」キャバ嬢たちは幅広すぎでカオス

 さっそくネットで求人を見つけた東京・神田の某「半熟キャバクラ」に体験入店を申し込み。当日、店に到着すると、テレビで見たことのあるママさんを発見! この店のママであるTさんは30代半ばで、まさに「半熟」なんだけど、ルックスは“Theキャバ嬢”という感じで髪形モリモリ。まるで歌舞伎町からひとり抜け出して、神田の下町にやって来たかのようだった。

 面接シートを書いてママを待っていたのだが、シブいオヤジボーイがこちらにやって来て「ごめん! 今日ね、ウチ出勤多すぎて……別店舗いける?」とのこと。おいおい。わしゃあ腐ってもグラドル、六本木や新宿で通用しない容姿なのはわかるけど、まさか神田でも門前払いなんかい! テイの良い「うちじゃあチョット……」なんでしょうな(涙)。

 左遷を命じられて向かったのは、同系列の浅草橋店。そこで持参のワンピースに着替えてから簡単に仕事の説明を受け、待機する。店内は5〜6人のボックス席が6卓あり、満卓だと40人くらいは入りそうな、まあまあの広さ。しかしキャストのヘアメイクはなく、ドレスにも規定はなかったので、ガッツリ夜の蝶の店というより、どちらかといえば「キャバクラ寄りのスナック」という感じかな。

 15名ほど在籍しているキャストの年齢層はかなり広いようだった。20代後半OL風の素朴なコから、明らかに「お母さん」って呼びたくなるような50代半ばの完熟キャストまで取り揃える、なかなかカオスなラインナップ。

 そのなかで「半熟」として輝いているように見えたのは、全盛期のあゆみたいな金髪・外巻き・前髪パッツンの三拍子を揃えた、水商売の化石のような40代のお姉さま。今どき、逆に老けて見えるのでは……? いや、90年代のノスタルジーを感じられるからアリなのか……?

 正直、やべぇババアしかいないだろうと完全にタカをくくっていた私。しかし、中には井川遥似のアラフォーらしき美女も。アラフォー井川はその整った目鼻立ちを年相応のメイクテクニックで際立たせており、スタイルも崩れることなくキレイにくびれている……「半熟」といっても、マジで振り幅がでかすぎる。

 20時を回った頃から、店にお客さんが増えだした。「半熟」目当てといえど、客の多くはフツーのサラリーマンかブルーカラー系のお兄ちゃんたち。ほかにも、六本木あたりで遊んでそうな若いLDH系な集団がなぜか遊びに来ていたり、「赤坂で働いてる」という超大手企業のサラリーマンの姿まで。客のノリは飲み会の二軒目って感じで、常連さんが多いみたいだった。

 とはいえ、やっぱり“半熟キャバあるある”なのか、客に年齢の話をダイレクトに振られることが多いのが特徴。しかし、アラフォー半熟キャバ嬢たちは、「何歳?」と聞かれると途端にイキイキするのだ。なぜなら年齢を明かした途端、男に「見えないね! 若い!」などと言われまくるから。なるほど、実世界ではお世辞でも「若い」とは言われなくても、「半熟」キャバ嬢と銘打っていれば、チヤホヤされまくるのか……。一方で32歳の私は「キミも37歳くらいデショ? いやー、若く見えるね!」なんて言われてしまい、少々複雑な気持ちになる。

 飲み代は1セット45分3,300円(税・サービス料込み)と、キャバクラとしてはお手頃価格。ハウスボトルも焼酎、ウィスキーから選べるシステムで、明朗会計だ。なによりビックリしたのが「むやみやたらに、客にドリンクをねだらないでね」と、ボーイにクギを刺されたこと。確かに、嬢が席に着いてもドリンクをねだる文化がないし、お客さんからドリンクを勧められることもまったくない(白目)。お客さんだけが酒をかっくらっており、嬢はお酒を作るだけ。知らないおっさんが歌うももいろクローバーZの「行くぜっ!怪盗少女」に、シラフで手拍子しながら「うまいですねぇ」とお世辞を言うのは、なかなかキビしいものがあった。

 泣く子も黙る酒豪の私は心底ゲンナリしたものの、よくよく考えたら働くキャバ嬢たちにとってはノルマがないし、お客さんにも負担にならない良心的なシステムなのかも(昔、働いていたクラブは、1日2組程度しか客がこなくて閑古鳥だったくせに、店長にからは「ドリンク毎日20杯飲めや」とマジな目で言われていた)。

 オープンから2時間もすると満卓に近い客の入りで、意外(?)にも半熟キャバクラはかなりの盛況ぶりだった。合計4時間半勤務で、7組のお客についたが、お客さんは基本的にアッサリしてて、若いキャバ嬢相手みたいにガッツいたり、しつこく口説いたりもしてこないからラク。酒をねだれないから喉が渇いて死にそうだった以外は、それなりに楽しい時間を過ごせたし、何よりも楽チンだった。客の出入りが激しく、しかもフリー客ばかり。1人のお客さんについても5〜10分でチェンジとなるので、こちらとしては非常にストレスフリー。合う客も合わない客もいるから、お互いに早く回転した方がいいに決まってる。お客さんもおとなしく、ガツガツLINE交換を迫ってきたり、本名を聞き出そうとしたり、やたら胸を触ってくる輩などもいない。料金が安いせいか、お客さん側のモトを取ろうという気持ちが薄いのかもしれない。

 「半熟」で働くキャバ嬢たちは、頭のてっぺんから足の爪までお金かけて完ペキって感じではなく、なんだかいい感じにスキがあって好感が持てる。高級キャバにありがちな、嬢同士のギスギスした雰囲気もまったくない。待機中は、完熟のパイセン嬢が「寒くない?」なんて気さくに話しかけてくれたりして癒やされた。

 自分に自信を失いかけたアラサー・アラフォー女性は、やたらひとり旅に出たり、習い事を始めたりするけど、ぶっちゃけアフター5のヨガよりも、半熟キャバクラへの入店をオススメしたい! ここなら、「半熟」だろうが「完熟」だろうが、年齢を気にする必要がない。というか、何歳だろうが、男から「見えないね、若い!」と言ってもらえるのだ。私も「半熟」が板につく37歳くらいになって、売れないグラドルを続けるくらいだったら、マジでレギュラーキャストとして入店しようかと真剣に考えております。

吉沢さりぃ(よしざわ・さりぃ)
山梨生まれ。B107cm、Kカップの現役底辺グラドル兼ライター。2016年に『グラビアアイドルのぶっちゃけ話』(彩図社)で作家デビュー。趣味は飲み歩き♡ Twitter→https://twitter.com/sally_y0720

運営会社の自転車操業の破綻で地獄に……シェアハウス入居者が遭遇する“兵糧攻め”って!?

 大手新聞などでも話題の女性向けシェアハウス「かぼちゃの馬車」などを運営する不動産会社・スマートデイズをめぐる問題。先日からシェアハウス用物件の購入者(オーナー)らが提訴の構えを見せている中、入居者はもっと悲惨な目に遭っていた……。

 もともと、スマートデイズのビジネスモデルは、以下のようなものだ。同社が販売するのは、シェアハウス用の物件。その上で、同社は購入者に代わって入居者から家賃を集め、購入者に支払うというシステム。ここで同社は購入者に長期の借り上げ保証があると説明。つまり、入居者がいなくても毎月固定額を支払うとしていた。

 これを信じ、多くの人がローンを組んで物件を購入していたのだが、今年1月から支払いがストップしてしまったのだという。実際には、入居者から得られる賃料は微々たるもので、その不足分を新規の物件販売で穴埋めする自転車操業状態が続いていたという。

 こうした状況の中で、投資目的で物件を所有していた人々は、少しでも損害を減らそうと、所有する物件の売却を始めているのである。

「3月末に、これまで行っていたWi-Fi無料も止めると言ってきたんです」

 そう話すのは、スマートデイズが運営していた男性向けシェアハウス「ステップクラウド」の入居者。「かぼちゃの馬車」が女性向けに制限されているのとは別に、こちらは主に男性や外国人をターゲットにするなど、多様な入居者を募っていた。

 東北地方から上京してきたというこの入居者の男性も、家賃は格安で家具付き、さらに、ネットもあるし、一週間に一度は共有スペースを掃除してもらえるという点に魅力を感じたという。

「安いから壁はめちゃくちゃ薄いんです。外国人の人は、Wi-Fi無料なので母国とSkypeで電話をしまくってましたが、その声が夜中でもずっと聞こえてます。それでも、なにかと便利なので満足していたんですが……」

 ところが、早々と所有者が物件を売却したことで、2月頃から事情は一変してしまった。

「掃除は来なくなり、台所は汚れ放題です。どうも、一度入居者を一掃してしまいたいみたいですね」

 この男性の住むシェアハウスは、西武新宿線で、新宿まで10分あまりの好立地。激安のシェアハウスよりも別の使い道を、新たな所有者は考えているようだ。

 Wi-Fiの停止が通告されたことで、この男性も退去を決めたが、そのことを管理会社に告げると、満面の笑みで「あ~そうですか」と言われたという……。

 恐るべき現代版兵糧攻めは、あちこちで始まっているようだ。
(文=昼間たかし)

女囚たちの涙ぐましい“刑務所グルメ”――コーヒーの代わりに「痔の薬」を……

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

■獄中では甘いもののことばかり考えていた

 何度か書かせていただいていますが、ムショの楽しみはなんといっても食べることです。特にお菓子やコーヒーには胸が躍ります。お菓子が食べられるなら、ぶっちゃけカレの面会や手紙なんかどうでもいいですよ。

 私はシャバにいる時は、特に甘いものが好きというわけでもなく、食べたいと思ったこともほとんどなかったのですが、とにかく、なか(獄中)では甘いもののことばかり考えていました。あまりにストレスが強すぎて、カラダが糖分を求めるようになるのではないでしょうか。「コアラのマー○」や「アルフォー○」がどんだけおいしいか、シャバにいたらわかりませんよ。夢にまで見ちゃいますから。いっぺんムショで暮らしてみたら、この気持ちがわかっていただけると思います。

 ムショの生活は、朝の起床から夕方の刑務作業が終わるまでは分刻みなのですが、夕食の時間から就寝までの時間と、刑務作業のない土日祝日・年始年末などはかなりヒマになります。誰でもヒマだとロクなことを考えませんよね。特に懲役(受刑者)はしょうもないことばかり考えます。それでボールペンでアイラインを引いたり、オ○ニーに使えそうなモノを探したり、生理用ナプキンを解体して巻き直してタンポ○を自作したりするわけで、ホンマにしょうもないです。

■痔の薬はコーヒーの香り?

 中でも味気ない食事を楽しくする方法をみんなで考えるのは楽しかったです。和歌山刑務所で出るパンは、空気を多く含んでいるのか、空洞が目立っていました。それをお箸で細くちぎって、お皿にきれいに並べたり。別に意味はないんですけど、「カフェっぽい!」とか「サブウェ○やん!」とか、みんなで盛り上がっていました。何がどうサブウェ○なのかは不明です。

 あとは、コッペパンの皮をはがしてちぎって、サラダのトッピングにしてみたり。「今日はサラダバーやで」って、別に「バー」ではないのですが。また、たまに出るコーヒーに付いているストローでぜんざいの汁気を取って、「おしるこ」と「あんこ」を別々に楽しむこともありました。コロッケの衣をはずして中にあんこを入れて「揚げパン」風にしたり、さらにマーガリンを中に塗ったり。さっさと食べればええんですけどね。あとは、練り歯磨きをなめてからお茶を飲んで「ミントティ」にするとかもありましたね。

 極め付きは、坐薬ですね。痔の薬はなぜかコーヒーの香りがしました。なかなか薬をくれない刑務官でも、なぜか「お尻が痛い」と言うとすぐに坐薬をくれたので、使う前にまずは匂いを嗅いでお茶を飲み、「コーヒーやん」と言っていました。今思えば相当ヘンなのですが、みんなでワイワイと工夫をこらしてやっていました。

 ちなみに食事の時はお茶なので、普段コーヒーは飲めません。年に何回かの行事の時などに缶コーヒーは支給されるのですが、めったに飲めないので、たまに飲むと興奮してしもうて、朝まで眠れなくなります。シャバでは普通に飲んだり食べたりできるものでも、ムショではそれほど特別なのです。

中野瑠美(なかの・るみ)
1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)

「石田ゆり子は褒められすぎ」「篠原涼子はおバカキャラ」過大評価されすぎなオトナ女子ランキング

 女性にとって、いかに美しく年を取るかは永遠のテーマ。見た目だけでなく、その人の生き方や内面から湧き出る輝きなど、トータル的に素敵に歳を重ねたいと誰もが願っているはず。そんな思いを表すかのように、芸能界には女性から支持を得ている“あこがれのオトナ女子”女優も多い。映画やドラマでかっこいいオトナ女子を演じ、インタビューでは自分らしさを語り、等身大の魅力を振りまいているが、とはいえ、中には「ちょっと過大評価されすぎでは?」と感じる女優も。そこで、女性100人に「過大評価されすぎだと思う“女性があこがれるオトナ女子”は?」とのアンケートを行ってみた。(調査地域:全国/調査対象:年齢不問・男女/調査期間:2018年02月08日~2018年02月22日/有効回答数:100サンプル)

annketootonajyosi

 

 1位は、篠原涼子で37票。今でこそ“自然体で頼れる姉御”“かっこいいオトナ女子”とのイメージが定着しているが、アイドル時代はバラエティなどに多数出演していたこともあり、

「バラエティで体を張っていたおバカキャラだった時代があるため、女優としての地位確立に違和感を覚える」(43歳/パート・アルバイト)
「かっこいい女性というキャラクターで人気になる前、強烈なおバカキャラだったことがなかったことになっているのは納得いかない」(36歳/パート・アルバイト)
「昔、バラエティ番組で体を張っていたイメージが強く、カッコ良い生き方とは少し違う気がする」(32歳/パート・アルバイト)

など、過去とのギャップが大きすぎることが“過大評価”と感じる原因に。そのため、現在のイメージに関しても、「オトナ女子を主人公としたドラマで主演をすることが多いため、オトナ女子として認識がされがちだが、実際のキャラクターは不明」(30歳/正社員)「ドラマ(『anego』『アンフェア』『ハケンの品格』)で演じた役柄のイメージがそのまま本人に投影されているだけ」(40歳/学生)に思えるようだ。

 また、25歳年上の夫・市村正親との結婚も、不倫の末の略奪婚だったと報じられていることから、「私生活で結婚しているが、その出会い方が世間を賑わしている不倫。イメージダウン」(38歳/専業主婦)「不倫略奪結婚なのに、幸せ家族の話をメディアでするのはどうなのかな?  と思う」(31歳/専業主婦)との声も相次いだ。

 2位は22票で、近年再ブレークを果たした石田ゆり子。年齢を感じさせない美しさと自然体の愛らしさから“奇跡のアラフィフ”といわれているが、「確かにきれいで清楚な印象だが、女優としての演技が昔から同じで上達を感じない」(47歳/パート・アルバイト)「ドラマによく出ているけど、演技に深みがないと思う」(61歳/専業主婦)など、「女優業よりも、見た目年齢が若いということだけが騒がれすぎているイメージがある」(35歳/専業主婦)ことで、評価に違和感を覚える女性多数。

 その見た目に関しては、「確かに年齢を聞くと、凄い! 可愛い! と思うが、若干暗さがあって、私は少し苦手」(41歳/専業主婦)「インスタグラムに上がっている写真が好みでない。すっぴん風写真が微妙だった」(22歳/学生)といった、あこがれの対象とまではいかないとする意見も。それでも高い評価を得ているため、「確かに可愛らしさがあって素敵だが、何をやっても褒められすぎ」(26歳/学生)と感じてしまうのだろう。

 なお、石田の同年代からは、「もう結構いい年なのに持ち上げられすぎではないかと思う。同年代の女性は石田ゆり子を基準に比較されて困っているのでは?」(49歳/個人事業主)といった苦言も出ていた。

 3位は、癒やし系グラビアアイドルからモデル・女優へと転身を遂げた井川遥で19票。年齢を重ねるごとに大人の色気をまとい、プライベートでも人気ファッションデザイナーの夫を持つ2児の母であることから、“絵に描いたような幸せを手にした女性”として、女性ファッション誌などで、そのライフスタイルがたびたび取り上げられている。

 しかし一方で、「過剰なライフスタイルの演出は、逆にコメディになってしまっているところがある」(26歳/学生)「旦那さんがお金持ちすぎて、安心感がありすぎて演技とか身に染みるものは感じない」(43歳/専業主婦)など、「井川遥には自立性を感じない」(42歳/個人事業主)ことで、あこがれの対象とはならないと感じる人も。また「いくらでも替えが効くキャラでは。この人でないとダメだという魅力を感じない」(57歳/個人事業主)「これといって特徴がないのに持ち上げられている気がする。美人なのは確かだけど」(31歳/専業主婦)と、女優としての実力をあまり買われていない様子も見受けられた。

 井川に関しては、「見た目だけ、というイメージ。女ではなく、男からあこがれられる存在ではないか」(50歳/個人事業主)「井川遥は男性にモテているのでは? 女性にあこがれられている気がしませんけど」(47歳/専業主婦)との声もあり、“女性があこがれるオトナ女子”に男性ウケ要素は求められていないことも窺える結果となった。

 4位は12票で吉瀬美智子。スレンダーボディに端麗な容姿、オトナの女性を思わせる佇まいと、女性があこがれる“オトナ女子”の理想の多くを持ち合わせているものの、「特に秀でた才能やオリジナリティを感じない。美しいが、演技力やカリスマ性がない」(33歳/正社員)「きれいだけど、もてはやされているほど素敵なオトナ女子とは感じないし、人間的にあまり光るものがない」(49歳/正社員)など、“スレンダー美女”止まりの模様。あこがれの存在になるには、あと一歩何かが必要なようだ。

 2票差の10票で5位に留まったのは、元タカラジェンヌの天海祐希。自立した強い女性のイメージがすっかり定着しているが、「きれいな人だけど、気が強そうなので実際女があこがれる女ではない」(25歳/正社員)「きれいはきれいだけど、ちょっと怖い感じがするので、あこがれまでは言いすぎかと思う」(39歳/専業主婦)と、迫力に気おされている人が多く、「やはり、元タカラジェンヌなので、それなりの過大評価かと思いますね」(26歳/正社員)との見解につながる様子。また、「見た目やサバサバした性格は、テレビで見ている限りとても魅力的だとは思うが、“自身の好きなように1人で生きる”という点については共感できず。そのような女性が増えることも危惧する」(31歳/専業主婦)と厳しい目を向ける者もいた。

 何をもってして“真のオトナ女子”となれるのか。実態がないものゆえに、そのハードルは限りなく高いのかもしれない。

【篠原涼子】
・「彼女からは教養が感じられない。雰囲気美人であり、外見はあこがれるものではないと思う」(50歳/正社員)
・「今の時代の空気感にあってなく、演技や表情が少し古臭く感じる」(46歳/専業主婦)
・「篠原涼子さん素敵だが、昔はバラエティでブスいじりされたいたこともあるので、その印象がどうも抜け切らない」(43歳/パート・アルバイト)
・「世代ではないため詳しくは知らないが、元々のキャラクターと不倫の話を聞いたので、薄っぺらく感じる」(26歳/学生)
・「演技もそんなにうまいと思わないし、それなのにできる女子代表みたいなのが気に食わない」(33歳/専業主婦)

【石田ゆり子】
・「確かに可愛いが、スッピンを見たらただの普通のおばさんな感じがした」(30歳/パート・アルバイト)
・「素敵な女優さんだとは思うが、あまりにもほめすぎ。自然体なところばかりを強調しすぎてオトナ女子の魅力とは違う気がする」(60歳/パート・アルバイト)
・「そこまですごいとは思っていない。昔から変わらずキレイだが、地味な感じもする」(42歳/個人事業主)
・「確かにきれいで可愛いが、最近急にマスコミが評価を上げたところが不自然すぎる」(49歳/専業主婦)

【井川遥】
・「確かに綺麗で可愛らしいが、それだけ。特に演技がうまいわけではないし、代表作も思いつかない」(46歳/パート・アルバイト)
・「顔を触りまくっていて、作り物ではあこがれも何もないと思っている存在」(30歳/正社員)
・「もともと印象が薄く、特にこれといってオトナ女子らしさを感じられるような活動を進んで行っているわけでもない」(27歳/パート・アルバイト)

【吉瀬美智子】
・「きれいな女優さんだとは思うが、特に何かに努力しているとは思えない」(53歳/専業主婦)
・「せっかく顔立ちや佇まいは綺麗なのに、演技や会話に品性を感じられない。雑誌で見る彼女のイメージが良すぎるからかも」(38歳/個人事業主)

【天海祐希】
・「宝塚出身で綺麗だが、顔の骨格が男っぽくてオトナ女子とは思えない」(31歳/専業主婦)
・「天海祐希は自信過剰なだけ、という気がする。確かにスタイルも良くカッコいいが、そこまで自分の魅力を誇示しなくても……と思う」(18歳/学生)

「石田ゆり子は褒められすぎ」「篠原涼子はおバカキャラ」過大評価されすぎなオトナ女子ランキング

 女性にとって、いかに美しく年を取るかは永遠のテーマ。見た目だけでなく、その人の生き方や内面から湧き出る輝きなど、トータル的に素敵に歳を重ねたいと誰もが願っているはず。そんな思いを表すかのように、芸能界には女性から支持を得ている“あこがれのオトナ女子”女優も多い。映画やドラマでかっこいいオトナ女子を演じ、インタビューでは自分らしさを語り、等身大の魅力を振りまいているが、とはいえ、中には「ちょっと過大評価されすぎでは?」と感じる女優も。そこで、女性100人に「過大評価されすぎだと思う“女性があこがれるオトナ女子”は?」とのアンケートを行ってみた。(調査地域:全国/調査対象:年齢不問・男女/調査期間:2018年02月08日~2018年02月22日/有効回答数:100サンプル)

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 1位は、篠原涼子で37票。今でこそ“自然体で頼れる姉御”“かっこいいオトナ女子”とのイメージが定着しているが、アイドル時代はバラエティなどに多数出演していたこともあり、

「バラエティで体を張っていたおバカキャラだった時代があるため、女優としての地位確立に違和感を覚える」(43歳/パート・アルバイト)
「かっこいい女性というキャラクターで人気になる前、強烈なおバカキャラだったことがなかったことになっているのは納得いかない」(36歳/パート・アルバイト)
「昔、バラエティ番組で体を張っていたイメージが強く、カッコ良い生き方とは少し違う気がする」(32歳/パート・アルバイト)

など、過去とのギャップが大きすぎることが“過大評価”と感じる原因に。そのため、現在のイメージに関しても、「オトナ女子を主人公としたドラマで主演をすることが多いため、オトナ女子として認識がされがちだが、実際のキャラクターは不明」(30歳/正社員)「ドラマ(『anego』『アンフェア』『ハケンの品格』)で演じた役柄のイメージがそのまま本人に投影されているだけ」(40歳/学生)に思えるようだ。

 また、25歳年上の夫・市村正親との結婚も、不倫の末の略奪婚だったと報じられていることから、「私生活で結婚しているが、その出会い方が世間を賑わしている不倫。イメージダウン」(38歳/専業主婦)「不倫略奪結婚なのに、幸せ家族の話をメディアでするのはどうなのかな?  と思う」(31歳/専業主婦)との声も相次いだ。

 2位は22票で、近年再ブレークを果たした石田ゆり子。年齢を感じさせない美しさと自然体の愛らしさから“奇跡のアラフィフ”といわれているが、「確かにきれいで清楚な印象だが、女優としての演技が昔から同じで上達を感じない」(47歳/パート・アルバイト)「ドラマによく出ているけど、演技に深みがないと思う」(61歳/専業主婦)など、「女優業よりも、見た目年齢が若いということだけが騒がれすぎているイメージがある」(35歳/専業主婦)ことで、評価に違和感を覚える女性多数。

 その見た目に関しては、「確かに年齢を聞くと、凄い! 可愛い! と思うが、若干暗さがあって、私は少し苦手」(41歳/専業主婦)「インスタグラムに上がっている写真が好みでない。すっぴん風写真が微妙だった」(22歳/学生)といった、あこがれの対象とまではいかないとする意見も。それでも高い評価を得ているため、「確かに可愛らしさがあって素敵だが、何をやっても褒められすぎ」(26歳/学生)と感じてしまうのだろう。

 なお、石田の同年代からは、「もう結構いい年なのに持ち上げられすぎではないかと思う。同年代の女性は石田ゆり子を基準に比較されて困っているのでは?」(49歳/個人事業主)といった苦言も出ていた。

 3位は、癒やし系グラビアアイドルからモデル・女優へと転身を遂げた井川遥で19票。年齢を重ねるごとに大人の色気をまとい、プライベートでも人気ファッションデザイナーの夫を持つ2児の母であることから、“絵に描いたような幸せを手にした女性”として、女性ファッション誌などで、そのライフスタイルがたびたび取り上げられている。

 しかし一方で、「過剰なライフスタイルの演出は、逆にコメディになってしまっているところがある」(26歳/学生)「旦那さんがお金持ちすぎて、安心感がありすぎて演技とか身に染みるものは感じない」(43歳/専業主婦)など、「井川遥には自立性を感じない」(42歳/個人事業主)ことで、あこがれの対象とはならないと感じる人も。また「いくらでも替えが効くキャラでは。この人でないとダメだという魅力を感じない」(57歳/個人事業主)「これといって特徴がないのに持ち上げられている気がする。美人なのは確かだけど」(31歳/専業主婦)と、女優としての実力をあまり買われていない様子も見受けられた。

 井川に関しては、「見た目だけ、というイメージ。女ではなく、男からあこがれられる存在ではないか」(50歳/個人事業主)「井川遥は男性にモテているのでは? 女性にあこがれられている気がしませんけど」(47歳/専業主婦)との声もあり、“女性があこがれるオトナ女子”に男性ウケ要素は求められていないことも窺える結果となった。

 4位は12票で吉瀬美智子。スレンダーボディに端麗な容姿、オトナの女性を思わせる佇まいと、女性があこがれる“オトナ女子”の理想の多くを持ち合わせているものの、「特に秀でた才能やオリジナリティを感じない。美しいが、演技力やカリスマ性がない」(33歳/正社員)「きれいだけど、もてはやされているほど素敵なオトナ女子とは感じないし、人間的にあまり光るものがない」(49歳/正社員)など、“スレンダー美女”止まりの模様。あこがれの存在になるには、あと一歩何かが必要なようだ。

 2票差の10票で5位に留まったのは、元タカラジェンヌの天海祐希。自立した強い女性のイメージがすっかり定着しているが、「きれいな人だけど、気が強そうなので実際女があこがれる女ではない」(25歳/正社員)「きれいはきれいだけど、ちょっと怖い感じがするので、あこがれまでは言いすぎかと思う」(39歳/専業主婦)と、迫力に気おされている人が多く、「やはり、元タカラジェンヌなので、それなりの過大評価かと思いますね」(26歳/正社員)との見解につながる様子。また、「見た目やサバサバした性格は、テレビで見ている限りとても魅力的だとは思うが、“自身の好きなように1人で生きる”という点については共感できず。そのような女性が増えることも危惧する」(31歳/専業主婦)と厳しい目を向ける者もいた。

 何をもってして“真のオトナ女子”となれるのか。実態がないものゆえに、そのハードルは限りなく高いのかもしれない。

【篠原涼子】
・「彼女からは教養が感じられない。雰囲気美人であり、外見はあこがれるものではないと思う」(50歳/正社員)
・「今の時代の空気感にあってなく、演技や表情が少し古臭く感じる」(46歳/専業主婦)
・「篠原涼子さん素敵だが、昔はバラエティでブスいじりされたいたこともあるので、その印象がどうも抜け切らない」(43歳/パート・アルバイト)
・「世代ではないため詳しくは知らないが、元々のキャラクターと不倫の話を聞いたので、薄っぺらく感じる」(26歳/学生)
・「演技もそんなにうまいと思わないし、それなのにできる女子代表みたいなのが気に食わない」(33歳/専業主婦)

【石田ゆり子】
・「確かに可愛いが、スッピンを見たらただの普通のおばさんな感じがした」(30歳/パート・アルバイト)
・「素敵な女優さんだとは思うが、あまりにもほめすぎ。自然体なところばかりを強調しすぎてオトナ女子の魅力とは違う気がする」(60歳/パート・アルバイト)
・「そこまですごいとは思っていない。昔から変わらずキレイだが、地味な感じもする」(42歳/個人事業主)
・「確かにきれいで可愛いが、最近急にマスコミが評価を上げたところが不自然すぎる」(49歳/専業主婦)

【井川遥】
・「確かに綺麗で可愛らしいが、それだけ。特に演技がうまいわけではないし、代表作も思いつかない」(46歳/パート・アルバイト)
・「顔を触りまくっていて、作り物ではあこがれも何もないと思っている存在」(30歳/正社員)
・「もともと印象が薄く、特にこれといってオトナ女子らしさを感じられるような活動を進んで行っているわけでもない」(27歳/パート・アルバイト)

【吉瀬美智子】
・「きれいな女優さんだとは思うが、特に何かに努力しているとは思えない」(53歳/専業主婦)
・「せっかく顔立ちや佇まいは綺麗なのに、演技や会話に品性を感じられない。雑誌で見る彼女のイメージが良すぎるからかも」(38歳/個人事業主)

【天海祐希】
・「宝塚出身で綺麗だが、顔の骨格が男っぽくてオトナ女子とは思えない」(31歳/専業主婦)
・「天海祐希は自信過剰なだけ、という気がする。確かにスタイルも良くカッコいいが、そこまで自分の魅力を誇示しなくても……と思う」(18歳/学生)

レイプ被害者を描いた衝撃の映画『私は絶対許さない』主演、女優・平塚千瑛の素顔に迫る――

 昨年10月、ハリウッドの映画プロデューサー・ハーヴェイ・ワインスタイン氏の性的スキャンダルが明らかになったことで、「#MeToo」という言葉をキーワードにSNS上でセクハラやパワハラ被害を告発する動きが、世界的な広がりをみせている。

 そんな中、残虐な性犯罪が多発しているインドで開催された「ノイダ国際映画祭」で、審査員特別賞を受賞した話題の日本映画『私は絶対許さない』が4月7日に公開される。

“15歳でレイプ被害に遭い、男性への復讐を誓う”という、実在の女性の手記を原作に、精神科医でもある和田秀樹監督がメガホンを取ったこの作品。主演に選ばれた女優は、この役とどのように出会い、向き合い、そして闘ったのか。公開を前に、彼女の魅力に迫った。

* * *

――本作に主演することになった経緯を教えてください。

平塚千瑛(以下、平塚) 2016年の9月に初めての写真集『Birth』(双葉社)を出させていただいて、その写真集を新聞や週刊誌に載せていただく機会が増えました。その記事を見た映画のスタッフの方から、「オーディションを受けてみないか?」とお誘いを受けたのがきっかけです。

――最初に原作(『私は絶対許さない。15歳で集団レイプされた少女が風俗嬢になり、さらに看護師になった理由』著:雪村葉子/ブックマン社)を読んだ時は、どのように感じましたか?

平塚 この本を読んでいて、心が痛くなり、「これは本当に起こったことなのだろうか?」と初めは信じられませんでした。でも、同じ女性という立場から「女性がこういった性犯罪に遭っているということを、もっと世の中に知ってもらわなければいけない」と感じ、ぜひとも主演をやらせていただきたいと思いましたね。

■「運命を感じた主人公との出会い」

 

――オーディションで平塚さんが選ばれたのは、どのような点を評価されたのだと思いますか?

平塚 原作者の雪村葉子さんにお会いしたんですが、雰囲気や話している感じ、顔まで私によく似ていたんです。雪村さんご自身も「平塚さんて私に似てますよね」と言ってくださいました。

 それと、不思議なことなんですが、作中で主人公「ようこ」が源氏名を次々変えていくんですね。最初に「かおり」と名乗り、次が「ちあき」なんです。実は私の母が「ようこ」で、姉が「かおり」、それで私は「ちあき」じゃないですか。もう運命しか感じなかったです。

――まさに、“出会うべくして出会った役”という感じですね。

平塚 はい。雪村さんにもそのお話をして、打ち解けることができました。

――映画は「主観撮影」(主人公の目線で映像が撮られている)を用いられていますが、具体的にはどのように撮影していたのでしょう?

平塚 撮影監督の高間(賢治)さんが私のすぐ横にいて、相手の俳優さんがカメラ目線で演技をするという手法です。カメラを固定する棒のようなものを高間さんが私の隣で持ち、カメラ本体は私の顔の前に来るようにして撮影しました。全ての動きを高間さんと二人三脚で行うので大変な撮影でした。そして主観撮影のためカメラに私は映っておらず、声だけの演技も多くて、大変難しかったですが本当に勉強させていただきました。

――「特にこんなシーンを注目して欲しい」というところはありますか?

平塚 女性と男性で別々にあるんです。女性の方には、初めは彼の葉子に対する思いが愛情だと信じて受け入れるのですが徐々にその思いが歪んだ愛情だという事に気づき、この人といたら駄目だと気付く瞬間。男性には、エンディングのシーンを見て、“女性の強さ”、“怖さ”を感じて欲しいです。

 このエンディングは、見る人によって、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか分かれると思うんです。ただ、実際に演じた私は「葉子は幸せな道を歩んでいる」と感じました。

 雪村さんとお会いしてみると、あのような痛ましい被害に遭っているとは思えないほど、周囲を和やかにしてくれる女性なんです。もう、「ここまで自分の心を殺して頑張って強く生きてきた葉子さんが幸せにならないんだったら、誰が幸せになるんだ」って思いました。

 実は、映画出演にあたり、同じように性被害に遭ってトラウマを抱えている方から、「映画を見に行こうと思います」という話を聞いたりしました。もしかしたら、映画を見ることで過去の傷をえぐってしまうかもしれないという思いもあるんです。でも、最後まで見てもらいたいです。どんな境遇にも負けず、常に世の中の理不尽や非常識と闘いながら生きてきた雪村さんから勇気をもらえると信じています。

 それは「性被害」ということだけにとどまらず、すべての人に「生きていく強さ」を教えてくれていると思うんです。

――体を張ったハードなシーンが多かったと思います。やはり、辛いこともありました?

平塚 最初に風俗でのシーンを撮影したんですが、なかなかメンタルが追いついていかなくて……カットがかかった瞬間は涙が止まらなくなりました。緊張なのか不安なのか恐怖なのかわからない、そんな感情でした。でも、その分得るものは大きくて、今回の演技を通して、自分の中で一皮も二皮もむけたと思っています。

――佐野史郎さんと一緒のシーンが多いですが、どのような方でしたか?

平塚 私があまりに緊張しっぱなしだったので、「そんなに緊張しなくていいんだよ」と言っていただいて。もうすべて身を任せる感じで演じていました。佐野さんの役柄もとにかくドラマ『ずっとあなたが好きだった』(TBS系)の冬彦さんと重なり、現場にいてもゾクゾクするような演技を目の当たりにして、とてもいい経験をさせていただきました。

――他の共演者の方はいかがでした?

平塚 隆大介さんと東てる美さんのサービスエリアでの喧嘩のシーンを撮影している時に、一般のお客さんが止めに入るぐらいの迫真の演技をされていたんです。その演技力に圧倒されて、「これが演じるっていうことか」と硬直するくらい感動しました。

 他にもとにかく個性の強い役者さんばかりでしたので、みなさんと一緒にこの作品に携われたことはこれから女優業を歩んでいく私にとって財産になりました。

――作品では前半の舞台が東北ですよね。平塚さんご自身も山形の出身ということで、何か通じるものはありましたか?

平塚 現場の和室のシーン、親戚が集まっている様子などは実家を思い出しましたね。噂がすぐに広まってしまうところとかも「分かるなぁ」と思って(苦笑)。

――映画で、葉子は過去を捨てて上京するわけですが、平塚さんが上京した時は、どのような気持ちでしたか?

平塚 私は24歳の時に地元でスカウトされて上京したので、「人生一回だし、東京に行ってみよう」というような感じでした。その時はそんなに強い思いや意気込みのようなものはありませんでした(笑)。

――主人公・葉子にとって「男性」とはどういう存在だと思われますか?

平塚 自分を傷つけた男性のことは、今でも殺したいと思っていると思います。ただ、その思いを前に進むパワーとエネルギーに変えるのもまた、男性相手の性風俗の仕事だったりするんですよね。生きていくための手段として必要な存在だったと思います。

――インドの「ノイダ国際映画祭」では、審査員特別賞を受賞しましたね。

平塚 インドは性犯罪がとても多いと聞いています。特に幼児の強姦とか輪姦が日常茶飯事に行われていると聞きました。その国で賞をとれたのは大変意味のあることだと思います。インドの性犯罪を減らすことに役立てればなと思います。また、日本でも、子どもたちを守っていく立場の家族や公的な機関、NPO団体の方などに見ていただきたいです。

――今回の役柄もそうですが、平塚さんは、外見でクールに見られがちですよね。

平塚 そうなんです。もう、それで損しかしていない(笑)。怒ってるわけでもないのに、「怖そう」とか「近寄りがたい」と思われて。「話してみたら全然違う」ってなるんですけどね。

 一時はだいぶ試行錯誤していて。ボケてみたり、最初からヘラヘラしてたりもしたんです。でも、「逆に怖い」「変!」って言われてしまって(笑)。最近はインタビューなどでお話をする機会が増えたので、以前ほどは冷たく見られなくなりました。

■「ファンの方がお父さんよりも好き」

 

――グラビアや舞台でも活躍されていますが、それぞれ意識することに違いはありますか?

平塚 全然違いますね。グラビアは、カメラマンさんと一対一で作り上げるものですが、映像のように、そこに演技が入ってくると全くの別物になります。

 舞台は、お客さんの反応も含めて一番演技の勉強になります。舞台で得たことがギュッと詰まったものがドラマとか映画に反映されるのかなと思っています。

 今、肩書としては「グラビア女優」としているんですが、需要がある限りグラビア活動も続けていきたいです。あとは、「これ」と決めてしまわずに、いろんなことに挑戦したいですね。

――今後、女優として演じてみたい役はありますか?

平塚 今まで演じてきたのが、激しい女性の役が多かったので、今回のようにトラウマを抱えている女性など、これまで経験したことがない役を演じてみたいです。コメディも大好きなので、そんな演技もしてみたい。韓国のアイドルグループ・2PMのチャンソンさんの映画『忘れ雪』(2015)では掃除のおばさんの役をやりました(笑)。とにかくたくさんの役を演じて、一人前の女優になっていきたいです。

――撮影会などでファンの方と触れ合うことも多いと思いますが、平塚さんにとってファンはどのような存在ですか?

平塚 私のファンは、どんなお仕事をしても「やったね!よかったね!」と肉親のように喜んでくれるんです。ずっと昔からファンでいてくれる方もいて「まだファンでいてくれるんだ」と感動するほどです。私、ファザコンなんですけど、お父さんよりも大好きです(笑)。

 今回の映画を見てファンになってくれる方がいらっしゃれば嬉しいです。全国いろいろなところに舞台挨拶で伺いたいですね。

――平塚さんの意外な一面として、アイドルユニット「A応P」のファンだと伺ったのですが。

平塚 はい。アニメの『おそ松さん』(テレビ東京系)を見ていたら、彼女たちのPVが流れて、それを見て一目惚れしました。残念ながら推しの子は卒業してしまったのですが、今は研究生で新たな推しを見つけたので、そちらを応援しています。もう親心みたいな感じです(笑)。前回のツアーが舞台と重なって行けなかったので、次のツアーは東名阪を追いかけようかと思っています。本当にミーハーなんですよ、私……(爆笑)。

――最後に、これから映画を見る方にメッセージがあればお願いします。

平塚 この映画が実話であるということ、そして性犯罪に遭われて苦しんでいる方がたくさんいるということを知っていただきたいです。そして、被害者の方々が声を上げられる世の中になって欲しい。もし、同じように辛い思いをしている人がこの作品を見て、「自分も強く生きよう」と思い、そして幸せな人生を生きてくだされば本望です。

 男性の方には、これから伴侶になる方が同じような苦しみを抱えていたら、守ってあげてほしい。女性に優しく接してあげてほしいなと思います。

* * *

 170cmの身長と、抜群のスタイル、そしてクールなルックス。ハードな役柄を演じきった彼女の素顔は、驚くほどしなやかで正義感にあふれるものだった。

 自分に壁を作らず、どんなジャンルにでも挑戦していく強さ。映画主演というハードルを越え、新たな世界に踏み出した彼女のこれからの活躍が期待される。
(取材・文=プレヤード)

●平塚千瑛(ひらつか・ちあき)
1986年生まれ。山形県米沢市出身。24歳の時に地元でスカウトされ上京。2011年ミス・アース・ジャパン ファイナリスト、2012年ミス・ユニバース・ジャパン セミファイナリストなどを経て、グラビア、女優、バラエティとマルチに活動する。『私は絶対許さない』では、映画初主演となる。 写真集『Birth』(双葉社)発売中。

オフィシャルブログ『今日もありがとう』
https://ameblo.jp/chiaki-143x

Twitter:@chiaki_Hira2ka

 

 

 ■映画『私は絶対許さない』(監督:和田秀樹)
 4月7日から、テアトル新宿ほか全国公開

レイプ被害者を描いた衝撃の映画『私は絶対許さない』主演、女優・平塚千瑛の素顔に迫る――

 昨年10月、ハリウッドの映画プロデューサー・ハーヴェイ・ワインスタイン氏の性的スキャンダルが明らかになったことで、「#MeToo」という言葉をキーワードにSNS上でセクハラやパワハラ被害を告発する動きが、世界的な広がりをみせている。

 そんな中、残虐な性犯罪が多発しているインドで開催された「ノイダ国際映画祭」で、審査員特別賞を受賞した話題の日本映画『私は絶対許さない』が4月7日に公開される。

“15歳でレイプ被害に遭い、男性への復讐を誓う”という、実在の女性の手記を原作に、精神科医でもある和田秀樹監督がメガホンを取ったこの作品。主演に選ばれた女優は、この役とどのように出会い、向き合い、そして闘ったのか。公開を前に、彼女の魅力に迫った。

* * *

――本作に主演することになった経緯を教えてください。

平塚千瑛(以下、平塚) 2016年の9月に初めての写真集『Birth』(双葉社)を出させていただいて、その写真集を新聞や週刊誌に載せていただく機会が増えました。その記事を見た映画のスタッフの方から、「オーディションを受けてみないか?」とお誘いを受けたのがきっかけです。

――最初に原作(『私は絶対許さない。15歳で集団レイプされた少女が風俗嬢になり、さらに看護師になった理由』著:雪村葉子/ブックマン社)を読んだ時は、どのように感じましたか?

平塚 この本を読んでいて、心が痛くなり、「これは本当に起こったことなのだろうか?」と初めは信じられませんでした。でも、同じ女性という立場から「女性がこういった性犯罪に遭っているということを、もっと世の中に知ってもらわなければいけない」と感じ、ぜひとも主演をやらせていただきたいと思いましたね。

■「運命を感じた主人公との出会い」

 

――オーディションで平塚さんが選ばれたのは、どのような点を評価されたのだと思いますか?

平塚 原作者の雪村葉子さんにお会いしたんですが、雰囲気や話している感じ、顔まで私によく似ていたんです。雪村さんご自身も「平塚さんて私に似てますよね」と言ってくださいました。

 それと、不思議なことなんですが、作中で主人公「ようこ」が源氏名を次々変えていくんですね。最初に「かおり」と名乗り、次が「ちあき」なんです。実は私の母が「ようこ」で、姉が「かおり」、それで私は「ちあき」じゃないですか。もう運命しか感じなかったです。

――まさに、“出会うべくして出会った役”という感じですね。

平塚 はい。雪村さんにもそのお話をして、打ち解けることができました。

――映画は「主観撮影」(主人公の目線で映像が撮られている)を用いられていますが、具体的にはどのように撮影していたのでしょう?

平塚 撮影監督の高間(賢治)さんが私のすぐ横にいて、相手の俳優さんがカメラ目線で演技をするという手法です。カメラを固定する棒のようなものを高間さんが私の隣で持ち、カメラ本体は私の顔の前に来るようにして撮影しました。全ての動きを高間さんと二人三脚で行うので大変な撮影でした。そして主観撮影のためカメラに私は映っておらず、声だけの演技も多くて、大変難しかったですが本当に勉強させていただきました。

――「特にこんなシーンを注目して欲しい」というところはありますか?

平塚 女性と男性で別々にあるんです。女性の方には、初めは彼の葉子に対する思いが愛情だと信じて受け入れるのですが徐々にその思いが歪んだ愛情だという事に気づき、この人といたら駄目だと気付く瞬間。男性には、エンディングのシーンを見て、“女性の強さ”、“怖さ”を感じて欲しいです。

 このエンディングは、見る人によって、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか分かれると思うんです。ただ、実際に演じた私は「葉子は幸せな道を歩んでいる」と感じました。

 雪村さんとお会いしてみると、あのような痛ましい被害に遭っているとは思えないほど、周囲を和やかにしてくれる女性なんです。もう、「ここまで自分の心を殺して頑張って強く生きてきた葉子さんが幸せにならないんだったら、誰が幸せになるんだ」って思いました。

 実は、映画出演にあたり、同じように性被害に遭ってトラウマを抱えている方から、「映画を見に行こうと思います」という話を聞いたりしました。もしかしたら、映画を見ることで過去の傷をえぐってしまうかもしれないという思いもあるんです。でも、最後まで見てもらいたいです。どんな境遇にも負けず、常に世の中の理不尽や非常識と闘いながら生きてきた雪村さんから勇気をもらえると信じています。

 それは「性被害」ということだけにとどまらず、すべての人に「生きていく強さ」を教えてくれていると思うんです。

――体を張ったハードなシーンが多かったと思います。やはり、辛いこともありました?

平塚 最初に風俗でのシーンを撮影したんですが、なかなかメンタルが追いついていかなくて……カットがかかった瞬間は涙が止まらなくなりました。緊張なのか不安なのか恐怖なのかわからない、そんな感情でした。でも、その分得るものは大きくて、今回の演技を通して、自分の中で一皮も二皮もむけたと思っています。

――佐野史郎さんと一緒のシーンが多いですが、どのような方でしたか?

平塚 私があまりに緊張しっぱなしだったので、「そんなに緊張しなくていいんだよ」と言っていただいて。もうすべて身を任せる感じで演じていました。佐野さんの役柄もとにかくドラマ『ずっとあなたが好きだった』(TBS系)の冬彦さんと重なり、現場にいてもゾクゾクするような演技を目の当たりにして、とてもいい経験をさせていただきました。

――他の共演者の方はいかがでした?

平塚 隆大介さんと東てる美さんのサービスエリアでの喧嘩のシーンを撮影している時に、一般のお客さんが止めに入るぐらいの迫真の演技をされていたんです。その演技力に圧倒されて、「これが演じるっていうことか」と硬直するくらい感動しました。

 他にもとにかく個性の強い役者さんばかりでしたので、みなさんと一緒にこの作品に携われたことはこれから女優業を歩んでいく私にとって財産になりました。

――作品では前半の舞台が東北ですよね。平塚さんご自身も山形の出身ということで、何か通じるものはありましたか?

平塚 現場の和室のシーン、親戚が集まっている様子などは実家を思い出しましたね。噂がすぐに広まってしまうところとかも「分かるなぁ」と思って(苦笑)。

――映画で、葉子は過去を捨てて上京するわけですが、平塚さんが上京した時は、どのような気持ちでしたか?

平塚 私は24歳の時に地元でスカウトされて上京したので、「人生一回だし、東京に行ってみよう」というような感じでした。その時はそんなに強い思いや意気込みのようなものはありませんでした(笑)。

――主人公・葉子にとって「男性」とはどういう存在だと思われますか?

平塚 自分を傷つけた男性のことは、今でも殺したいと思っていると思います。ただ、その思いを前に進むパワーとエネルギーに変えるのもまた、男性相手の性風俗の仕事だったりするんですよね。生きていくための手段として必要な存在だったと思います。

――インドの「ノイダ国際映画祭」では、審査員特別賞を受賞しましたね。

平塚 インドは性犯罪がとても多いと聞いています。特に幼児の強姦とか輪姦が日常茶飯事に行われていると聞きました。その国で賞をとれたのは大変意味のあることだと思います。インドの性犯罪を減らすことに役立てればなと思います。また、日本でも、子どもたちを守っていく立場の家族や公的な機関、NPO団体の方などに見ていただきたいです。

――今回の役柄もそうですが、平塚さんは、外見でクールに見られがちですよね。

平塚 そうなんです。もう、それで損しかしていない(笑)。怒ってるわけでもないのに、「怖そう」とか「近寄りがたい」と思われて。「話してみたら全然違う」ってなるんですけどね。

 一時はだいぶ試行錯誤していて。ボケてみたり、最初からヘラヘラしてたりもしたんです。でも、「逆に怖い」「変!」って言われてしまって(笑)。最近はインタビューなどでお話をする機会が増えたので、以前ほどは冷たく見られなくなりました。

■「ファンの方がお父さんよりも好き」

 

――グラビアや舞台でも活躍されていますが、それぞれ意識することに違いはありますか?

平塚 全然違いますね。グラビアは、カメラマンさんと一対一で作り上げるものですが、映像のように、そこに演技が入ってくると全くの別物になります。

 舞台は、お客さんの反応も含めて一番演技の勉強になります。舞台で得たことがギュッと詰まったものがドラマとか映画に反映されるのかなと思っています。

 今、肩書としては「グラビア女優」としているんですが、需要がある限りグラビア活動も続けていきたいです。あとは、「これ」と決めてしまわずに、いろんなことに挑戦したいですね。

――今後、女優として演じてみたい役はありますか?

平塚 今まで演じてきたのが、激しい女性の役が多かったので、今回のようにトラウマを抱えている女性など、これまで経験したことがない役を演じてみたいです。コメディも大好きなので、そんな演技もしてみたい。韓国のアイドルグループ・2PMのチャンソンさんの映画『忘れ雪』(2015)では掃除のおばさんの役をやりました(笑)。とにかくたくさんの役を演じて、一人前の女優になっていきたいです。

――撮影会などでファンの方と触れ合うことも多いと思いますが、平塚さんにとってファンはどのような存在ですか?

平塚 私のファンは、どんなお仕事をしても「やったね!よかったね!」と肉親のように喜んでくれるんです。ずっと昔からファンでいてくれる方もいて「まだファンでいてくれるんだ」と感動するほどです。私、ファザコンなんですけど、お父さんよりも大好きです(笑)。

 今回の映画を見てファンになってくれる方がいらっしゃれば嬉しいです。全国いろいろなところに舞台挨拶で伺いたいですね。

――平塚さんの意外な一面として、アイドルユニット「A応P」のファンだと伺ったのですが。

平塚 はい。アニメの『おそ松さん』(テレビ東京系)を見ていたら、彼女たちのPVが流れて、それを見て一目惚れしました。残念ながら推しの子は卒業してしまったのですが、今は研究生で新たな推しを見つけたので、そちらを応援しています。もう親心みたいな感じです(笑)。前回のツアーが舞台と重なって行けなかったので、次のツアーは東名阪を追いかけようかと思っています。本当にミーハーなんですよ、私……(爆笑)。

――最後に、これから映画を見る方にメッセージがあればお願いします。

平塚 この映画が実話であるということ、そして性犯罪に遭われて苦しんでいる方がたくさんいるということを知っていただきたいです。そして、被害者の方々が声を上げられる世の中になって欲しい。もし、同じように辛い思いをしている人がこの作品を見て、「自分も強く生きよう」と思い、そして幸せな人生を生きてくだされば本望です。

 男性の方には、これから伴侶になる方が同じような苦しみを抱えていたら、守ってあげてほしい。女性に優しく接してあげてほしいなと思います。

* * *

 170cmの身長と、抜群のスタイル、そしてクールなルックス。ハードな役柄を演じきった彼女の素顔は、驚くほどしなやかで正義感にあふれるものだった。

 自分に壁を作らず、どんなジャンルにでも挑戦していく強さ。映画主演というハードルを越え、新たな世界に踏み出した彼女のこれからの活躍が期待される。
(取材・文=プレヤード)

●平塚千瑛(ひらつか・ちあき)
1986年生まれ。山形県米沢市出身。24歳の時に地元でスカウトされ上京。2011年ミス・アース・ジャパン ファイナリスト、2012年ミス・ユニバース・ジャパン セミファイナリストなどを経て、グラビア、女優、バラエティとマルチに活動する。『私は絶対許さない』では、映画初主演となる。 写真集『Birth』(双葉社)発売中。

オフィシャルブログ『今日もありがとう』
https://ameblo.jp/chiaki-143x

Twitter:@chiaki_Hira2ka

 

 

 ■映画『私は絶対許さない』(監督:和田秀樹)
 4月7日から、テアトル新宿ほか全国公開

V6井ノ原快彦、惜しまれつつも『あさイチ』を卒業! 今振り返りたい、名言&名場面

 3月30日、V6井ノ原快彦が朝の情報番組『あさイチ』(NHK総合)のキャスターを卒業した。井ノ原とともにキャスターを務めたNHKの有働由美子アナウンサー、同局解説委員の柳澤秀夫氏もそろって卒業となり、4月の放送からは番組の出演者がガラリと変わる形だ。

 3人は2010年から8年間、同番組の“顔”として平日の朝を盛り上げてきた。井ノ原らの番組卒業発表後、3月20日の放送では平均視聴率13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しており、朝の情報番組としては非常に高い視聴率を誇っていた。それだけに、3人の卒業を惜しむ声は非常に多く、30日の放送終了後にはネット上に「イノッチ・有働さん・柳澤さん8年間本当にお疲れ様でした! 毎朝本当に楽しませてもらいました、ありがとう!」「ず~っと続くものだと思っていたけど、終わっちゃったなあ……泣かないつもりだったけど、思わず涙が……」「3人一緒に卒業するなんて、ステキだなあ。最後まで笑顔を届けてくれてありがとう!」などという、感謝の声が多数投稿されていた。

 これまで『あさイチ』は、NHKの朝の情報番組とは思えない“きわどい”テーマを特集したり、生放送で井ノ原ら出演者が歯に衣着せぬコメントをしたりすることがたびたび話題となっていた。また、毎週金曜日に放送される「プレミアムトーク」では、さまざまなジャンルからゲストを呼んでトークを繰り広げており、しばしばジャニーズアイドルが登場して井ノ原と仲の良いやり取りを見せていた。そんな8年間の『あさイチ』を、井ノ原の言動に注目して振り返ってみたい。

■2014年10月15日放送 「知られざる“セクハラ”」特集にて

 この日の放送は、有働アナを思って番組スタッフを“公開注意”した井ノ原に大きな反響があった。番組で「結婚」や「妙齢女性の問題」のテーマが取り上げられると、視聴者・スタッフが40代未婚の有働アナをイジり、それに有働アナがツッコミを入れる、という流れが恒例になっていた。しかし、井ノ原は以前からこれに違和感があったようで、「この番組でも思うことはありますよ。縁結びの神様のテーマがあったら、(スタッフは)必ず有働さんに持っていく。有働さんは『ラッキー!』って感じだけど、そのすべてが有働さんに対していいってワケじゃない。それで笑い取れると思ったら大間違いだぞって思う」と生放送で論じたのだ。

 この発言は視聴者にも「セクハラ」について考えるきっかけになったとともに、これまで番組で“当たり前”になっていたことに対し意見をした井ノ原に、絶賛の声が集まっていた。有働アナは井ノ原のこの言葉に「私も隣で、うっと泣いておりましたけど……」と冗談ぽく語っており、そんな2人のやりとりに心温まった視聴者も多かったようだ。

■2016年9月13日放送 女装家のミッツ・マングローブがゲスト登場

 “芸能界イチのV6ファン”として知られているミッツ・マングローブが登場したこの日、「司会者・井ノ原快彦」が「V6・井ノ原快彦」の顔になっていたことに、ジャニーズファンから反響があった。オープニングから「『あさイチ』に出るっていうんで、今日朝からね『ゼロからキミになればいい~』ってやってきたのよ!」と、V6の9枚目のシングル「Be Yourself!」(1998年)を歌い踊るミッツ。井ノ原は「ずいぶん昔の曲をね~、ありがとうございます」とうれしそうに微笑んでいた。

 放送中、ミッツはほとんど井ノ原の真横のポジションをキープ。しかし、V6の大ファンであるミッツにとって、これはある意味“苦行”でもあったようで、番組終盤で視聴者から「イノッチの魅力を答えてください」というメッセージが届くと、ミッツは「この2時間大変だったんだから! (井ノ原が)隣にいるんですよ!」と突然“ファンの顔”になって大興奮。井ノ原が正真正銘のアイドルであることを証明していたのだった。

■2017年5月31日放送 「スメルハラスメント」特集にて

 汗じみやニオイなどの汗対策最新事情を伝えるとともに、“スメルハラスメント”という言葉が生まれるほど、ニオイを気にする人が増えた理由について解説したこの日の放送。男性500人を対象にした「女性のワキ汗どう思う?」というアンケートの結果を発表したのだが、「清潔感がない」「信用ができない」「生理的に受け付けない」といった否定的な意見が紹介されていた。しかし、有働アナはこの結果に怒り心頭で、「ワキ汗をかいて頑張ってる女性を『信用できない』とか『周りへの配慮ができなさそう』って、お前のことが信用できない!」と語っていた。

 また井ノ原は、このアンケート自体に違和感を覚えたようで、調査主体が衣料品メーカーの「ユニクロ」だったことを指摘。井ノ原の指摘通り、このアンケートは「エアリズム汗取りキャミソール」の販売促進を兼ねて行われたもので、「要領が悪そう」「尊敬ができない」など、あらかじめ選択肢として多めに用意された“マイナスイメージ”の中から答えを選ぶ形式だったのだ。これに気がつき発言した井ノ原には、視聴者から「おかしいと思ったことにバンバン切り込んでいくイノッチさすが」「イノッチみたいに冷静な目を持つ人が、テレビには絶対必要」との声が多数上がっていた。

 いつでも視聴者に寄り添い、公平な目線でさまざまな社会問題を論じてきた井ノ原。『あさイチ』卒業は非常に惜しいことだが、またどこかで有働アナ・柳澤解説委員と一緒に笑顔を見せてくれることを願いたい。

元乃木坂46・市來玲奈の入社で、日テレが水ト麻美アナの“独立”を容認へ!

 毎年のように飛び交う日本テレビの水卜麻美アナの独立話だが、あの大物新人の登場で、ついに日テレが容認する方向に向かったようだ。

「昨年12月に、再び水トアナからフリー転身の申し入れがあったようです。これまで日テレは2020東京五輪メイン司会の座など、あらゆる厚遇を約束して引き留めてきましたが、組織として一社員をひいきするのも、そろそろ限界となってきた。年内いっぱいでの独立で、話し合いが進んでいるといいます」(日本テレビ関係者)

 日テレ上層部が態度を一変させた背景には、「期待の新人アナ」の存在もあるようだ。スポーツ紙記者が言う。

「4月に新人アナとして入社してくる元乃木坂46の市來玲奈への期待が、かなり大きいようです。人気絶頂の乃木坂46卒業生が局アナになるのは初めて。すでに知名度も人気もあるわけですから、それを利用しない手はない。入社前からプロデューサーがアナウンス部にオファーを出し、番組間で争奪戦状態となっている。日テレが間もなく立ち上げる音楽番組のMC起用が内定したという話も出ています」

 一方の水トアナにも、独立を急ぎたい理由があるようだ。

「2015年に熱愛が報じられた関ジャニ∞・横山裕とは現在も交際が続いていて、彼女のほうが結婚を視野に入れているのは間違いありません。V6・岡田准一と宮崎あおいに続いて、先日は同じくV6の森田剛が宮沢りえと結婚するなど、最近はジャニーズが結婚を容認する方向となっている。この後も、TOKIO・城島茂とグラドル菊池梨沙の復縁が報じられ、結婚間近とも言われているほか、関ジャニ∞の大倉忠義と吉高由里子、嵐・櫻井翔とテレビ朝日の小川彩佳アナ、KAT-TUN・亀梨和也と深田恭子もチャンスを見計らっている。水トアナも今のうちに列に並んでおかないと結婚できないと、焦りが出てきたのかもしれません」(女性誌記者)

 最近は色気が増量しているという声もある水トアナ。独立を急ぐのはやはり「男」が理由なのだろうか?

「好きな男に電話100回」「”体調不良”はNG」!? ”重すぎる恋愛観”を持つタレント4人

 女医でタレントの西川史子が、3月25日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で突如泣き出し、「先週『重い』って振られたんですよ」と告白して話題になっている。

「西川は“激ヤセ”ぶりでネット上の注目を集めていただけに、そこに失恋が関係していたと考える者も多い。心配の声以外に、『テレビで泣くところが、やっぱり重いのかも』との苦言も寄せられていますが、このように“重い”と捉えられがちな恋愛観を持つ芸能人は、西川だけではありません」(芸能ライター)

 華やかなモデル界に身を置くダレノガレ明美も、世間的に“重い”とされる恋愛観を持つ芸能人の一人。

「2016年7月に放送された『幸せ追求バラエティ 金曜日の聞きたい女たち』(フジテレビ系)で、ダレノガレは20歳の頃に交際していた相手の浮気を疑い、“携帯チェック”をしていたと明かしました」(芸能プロ関係者)

 浮気を疑いだしたきっかけは、ダレノガレの友達から「彼氏がほかの女の子と歩いていたのを見た」と言われたことだったようだが、彼氏は「ほかの女となんて誤解」「お前とは、絶対別れないから!」と、その時は“交際続行”を主張したといわれている。

「しかし、ダレノガレの執拗な浮気チェックに嫌気が差したのか、ある日『一緒にいてしんどい』と、彼氏から別れを切り出してきたとか。これに対し、ダレノガレはこっそり録音していた“お前とは絶対別れない発言”を突きつけるも、『そういうのがしんどい』と、完全に振られてしまったそうです」(同)

 ちなみに、ダレノガレは、この発言の2カ月前にも、同番組で「意中の男性に100回電話をし続けた」というエピソードを披露していた。

「アスリート系タレント・水野裕子も15年10月の『有吉ゼミ』(日本テレビ系)で、彼氏の携帯の中身をチェックするタイプであると話していました。さらに水野は、彼氏に『電話は最速で折り返す』というルールを課し、折り返しがなかったら『次に連絡が取れた時、どういう状況で連絡ができなかったのかを問い詰める』といった行動も明らかにしていました」(テレビ局関係者)

 また、スタッフが「相手の具合が悪かった場合」の対応を尋ねたところ、水野は「具合おかしいって絶対おかしい。体調が悪い時は具体的に(どんな病状か)言います」と、曖昧な“体調不良”をそもそも認めないと発言。とはいえ、自分でも「携帯が原因で彼氏とうまくいかなくなる」と、理解はしているようだった。

「一方、重くても結婚にこぎつけたのはDAIGOです。16年1月に北川景子と結婚しましたが、12年12月に出演した『新堂本兄弟』(フジテレビ系)で『彼女の担当美容師が男だと嫌』『整体などでも、彼女の担当が男だと嫌』『極論、買い物でのレジ担当が男でもちょっと嫌』と、語っていました」(同)

“自分以外の男性へのメール”も、浮気にカウントするというDAIGO。番組では「俺、めちゃめちゃジェラっちゃうんで」と、ジェラシーを感じやすいことを公言していたが……。

「14年3月に発売したソロアルバム『DAIGOLD』の収録曲『ジェラルミン』は、DAIGOが歌詞を手がけています。『異性は一斉に排除して』『僕と付き合ったら 覚悟してくださいね 最強 バキバキ ソクバッキー』といった重いフレーズに加え、ここでも『男の美容師ダメダーメー』と、訴えています」(同)

 そんなDAIGOと北川の馴れ初めは、11年に北川が主演を務めたドラマ『LADY〜最後の犯罪プロファイル〜』(TBS系)で共演したことが始まりだとか。のち、14年1月放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)での再会を経て、交際へ発展したといわれている。

「DAIGOが北川に『ジェラルミン』の歌詞通りの交際を強いたのだとすれば、かなり“重い”恋愛だと思うのですが、2人はそれでも結婚に至っている。DAIGOが変わったのか、北川が受け入れたのか……。どちらにしても、重いタイプでも結婚できるチャンスはあるのでしょう」(同)

 しかし、かつて高橋ジョージが「一日のスケジュールをすべて報告しなければならない」などのルールを元妻・三船美佳に強いていたと報じられ、重いどころか“モラハラ”問題に発展し、離婚となった夫婦も。

愛情が強いのは結構だが、相手の気持ちを考えなければ、その関係は“破綻”するということか。