『コンフィデンスマンJP』視聴率回復の秘訣は古沢良太の“ドM”体質か!? 制約があるほど光る手腕がイイ!

 4月23日放送の『コンフィデンスマンJP』第3話の視聴率は、9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)だった。

 手放しで喜べるほどの数字ではないが、1話9.4%→2話7.7%→3話9.1%と、3話目にして下げ止まり。1話と同じ9%台に戻せた事は大きい。

 本記事では、第3話の視聴率が上がった理由を分析。そして、近年のヒット作と比較しながら、コンフィデンスマンJPの今後の展開と全話の視聴率を占う。

前回までのレビューはこちらから

 その前に、第3話「美術商編」の内容の振り返りから。

 ボクちゃん(東出昌大)は、美大生の須藤ユキ(馬場ふみか)が自殺未遂した事を知る。その理由は、美術評論家の城ケ崎善三(石黒賢) にヤリ逃げされたこと。「画家として将来性がある」と、城ケ崎は自分の権力をチラつかせて近づいたのに、「才能がない」とユキを切り捨てた。

 ダー子(長澤まさみ)とリチャード(小日向文世)の協力を得て、ボクちゃんは城ケ崎にニセモノの絵画を高額で売りつけようとする。

■制約があるほど光る、古沢良太の手腕

 美大生・ユキのリストカットから始まる第3話。金や権力で女を釣るオッサンと傷つけられた若い女性。ベタとも言えるが、我々の身近にも起こり得る加害者と被害者の構図は共感を呼ぶ。ボクちゃんのユキを助けたいという気持ちに納得できるし、城ケ崎が失墜するのも痛快。そしてすべてを失った城ケ崎が子どもの下手な絵に励まされる姿に感動できる。善と悪を最初から明確にする型にハマった構成だからこそ、善悪で割り切れない人間の機微が強く打ち出されていた。(余談だが、助けたユキにも裏があった)

 これは私見ではあるが、古沢脚本のドラマは型にハマった展開である時ほど、キャラクターや台詞の個性が際立って面白い。

 古沢良太自身、テレビや雑誌のインタビューで、規制の多い方が書けると語っている。クリエイターとして“ドM”とも受け取られそうな発言は、規制ばかりのテレビ業界においては救世主ともいえる一言だ。こと連続テレビドラマは、コンプライアンス的な制約が多く、視聴率・製作費・撮影日数などの数字との闘いを強いられる。お金と時間をかけず、大勢の人が見易い物を作らなければならない。

 3話は、1話と2話で大規模なロケが敢行されたせいか、オークション会場や美術商の事務所など、少ないステージで物語が展開されていた。その分1シーンにかけられる時間が長く、古沢良太得意の会話劇が楽しむことができた。

 特に目を引いたのは、ダー子たちが贋作を手掛ける画師・判友則(でんでん)にピカソの偽物の制作を頼みに行くシーン。判友則がどれだけ凄いかを1シーンで煽るだけ煽り、「ピカソよりうまくならねえように気を付けねえと」と、痺れる一言で締めくくられる。だが次のシーン、一瞬で城ケ崎に贋作だと見抜かれ、判友則は逮捕される。

 呆気ないオチで笑えるのは、壮大なフリの賜物。絵画が数点置かれただけの寂れた部屋での判友則への依頼の盛り上がりは、古沢良太の会話劇の手腕なくして成立しない。

 また、三橋利行氏の演出も、映像以上に会話劇を引き立たせた印象だ。予算や時間の制約があっても面白い本を作る控えめな天才と、彼の会話劇を目立たせた演出家。自己犠牲の精神が、視聴率の回復を呼び込んだのかもしれない。

■コンフィデンスマンJPは視聴率2ケタを達成できるのか?

 冒頭でも触れた視聴率の下げ止まり。これは早ければ早い方がいい。

 ここ半年間で、全話の視聴率が初回を上回ったゴールデン帯ドラマは3タイトルのみ(テレビ朝日水曜21時、木曜20時枠は除く)。『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』『陸王』(ともにTBS系)『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ)。各作品、下げ止まりが早かった。

『99.9』(1話15.1%、2話18.0、全話17.4%)

『陸王』(1話14.7%、2話14.0%、3話15.0%、全話16.0%)

『奥様は、取り扱い注意』(1話11.4%、2話11.3%、3話12.4%、全話12.7%)

『陸王』『奥様は~』は3話目で下げ止まり。『99.9』に至っては2話目で3%近くも上昇させた。『コンフィデンスマンJP』は3話で1話を超える視聴率を出していないが、『陸王』『奥様は~』と近いV字での推移をしている。『99.9』のように初回よりも2%以上も高い全話の視聴率を叩き出せる見込みは低いが、1%増は見込める。そうなれば、全話平均視聴率は二桁となる。

 ただし、『コンフィデンスマンJP』には、最終話までを気にならせる“引っぱり”がない。『奥様は~』であれば、綾瀬はるか演じる主人公が何者であるかの謎があった。『陸王』には最新シューズを完成させるというゴールがあった。引っ張り無しでも楽しめるのが『コンフィデンスマンJP』のすごさではあるが、視聴率だけを見れば不利な状況下にある。

■ストーリー&視聴率UPの鍵を握るのは小日向文世?

 いまだ謎の多い人物が一人いる。「ダー子とボクちゃんの育ての親」という提示しかない、小日向文世演じるリチャードだ。

 濃いキャラクター同士で展開するのが古沢脚本のドラマの特徴であるのに、いまだ大きな活躍もせず目立つことのないリチャードの存在は逆に浮いている。彼が何かを抱えている可能性は大いにあり得る。

 早い段階で、リチャードの怪しさを提示させたり、「3人の中に裏切者がいるかもしれない」などの展開があれば、視聴率の観点でウィークポイントだった最終話までの引っ張りが完成する。例え呆気ないオチであっても、古沢脚本の作品であれば許せてしまう。『リーガルハイ』のときだって、主人公と宿敵の因縁がペットのハムスターの死というオチだった。それでも続編を期待され、セカンドシーズンが放送された。『コンフィデンスマンJP』は続編を期待される名作となるのか? 中盤と終盤の展開にかかっている。4月30日放送予定の第4話「映画マニア編」も楽しみにしたい。

(文=許嫁亭ちん宝)

育児の温度差が「産後クライシス」を生む? 専門家に聞いた、夫を男脳から「父親脳」にする方法

 出産を機に夫婦関係が急激に冷え込んでしまうことを「産後クライシス」と呼ぶ。もともとこの言葉は、2012年9月放送の『あさイチ』(NHK)によって紹介された造語だ。同番組で、産後クライシスは「妻の出産から子どもが2歳ぐらいまでの間に起きる現象」と定義している。

 それを裏付けるかのように、夫婦間の離婚率は、実はこの時期が最も高い。厚生労働省が11年に発表した「全国母子世帯等調査結果報告」によると、夫婦が離婚した時の末の子どもの年齢は0〜2歳が最も多く、その割合は全体の35.1%にも上る。

 幸せなはずの子育て期に、離婚に至るまで夫婦仲が引き裂かれてしまうのは、なぜなのだろうか?

■産後、夫への拒絶感が増す妻たち

 育児工学を専門とする東京未来大学准教授の小谷博子氏は「出産後、妻が夫に愛情を感じられなくなるのは、ホルモンの影響も考えられます」と話す。

「妊娠・子育て中の女性の脳は、ホルモンの洪水に見舞われて、大きく変化します。たとえば、妊娠中から上昇するプロラクチンというホルモンは、動物を勇敢にしたり、敵対感情を引き起こしたりする作用があることが、ラットを使った実験で明らかになっています」

 プロラクチンは血液中で母乳生成を促すホルモンだが、わが子を外敵から守るために、母親を果敢にさせているとも考えられるという。

「本来、夫は一緒に子どもを育てる同志なのですが、妻から“敵認定”されると“外から雑菌を持ち帰ってくる存在”となり、嫌悪感を抱かれるようになります」

 これまで、小谷氏は多くの母親にヒアリング調査を行ってきたが、子どもを育てる女性からは「産後は夫に近寄られるだけでもイヤだ」「夫がいなくても子どもがいれば幸せ」といった声が寄せられたという。

 また、小谷氏によると「プロラクチンは性欲を減退させる作用もある」とのこと。産後はセックスレスになりやすいというが、こうしたホルモンの影響も考えられるのである。

 しかし、ここまで妻に毛嫌いされてしまえば、夫としても面白いはずがない。一線を引かれるような態度に戸惑い、拒絶された寂しさを紛らわすために浮気でもしようものなら、離婚問題に発展しかねない。

 このようなホルモンの作用による夫婦間の「すきま風」にうまく対処できなかったため、その関係性までもが変化してしまうのが「産後クライシス」の正体なのだ。

 では、妻の妊娠・育児期間中、夫はひたすら耐え忍ぶしか道はないのか? 産後クライシスで関係にヒビが入る夫婦とそうでない夫婦について、小谷氏は「夫が妻にとって“敵”となるか、一緒に子どもを育てる“同志”となるかが分かれ目だ」と話す。

 「夫が子育ての同志になる」とは、どういうことだろうか? 実は、子育てモードに入った男性も、脳に変化が表れるのだという。

「たとえば、妻の妊娠中に父親としての自覚に目覚めた男性は、テストステロンという攻撃性を増すホルモンが3分の1に減少することが報告されています」

 ただし、妊娠・出産を経験することで脳が変化する女性とは異なり、男性が「父親脳」になるには、周囲の環境や自らの心がけが必要になってくるという。

「日本ではいまだに男性が育児休暇を取ると白い目で見られることが多いですし、父親が育児に集中できる環境が整っていません。そうした中で夫が父親としての自覚を持てないままでいると、夫婦の意識に大きな差が出てしまうのです」

 男性の脳は職場では戦闘モードになるため、帰宅したらクタクタで、子育てに参加するどころではなく、わが子の泣き声すら煩わしくなってしまう。しかし、妻としては産後の不安定な時期こそ夫の協力を得たい。それなのに、協力どころか「俺の飯は?」なんて言われた日には、腹立たしいことこの上ないだろう。

「さらに、『泣き声がうるさい』などと夫の不満の矛先が子どもに向かってしまうと、妻は『子どもを守らなくては』という意識が働き、夫のことをより外敵と見なしてしまうのです」

■産後クライシスを迎える前に、知っておくべきこと

 夫と妻が“同志”になるためには、小谷氏は「夫も妻の妊娠中から“わが子”と触れ合うことが大切」だと言う。

「たとえば、社会保障が手厚いことで知られるフィンランドは、妊娠中から夫婦で参加できるプログラムが充実していたり、男性の育休取得率も8割になります。こうして、妊娠中から男性が『父親』になれるように促していくことが大切なのです。日本では、まだまだ男女の役割が固定化されたままなので、行政レベルで問題を改善していくしかありません」

 性別役割分担意識の改善は、近年、社会における女性の権利向上といった視点で語られることが多い。だが、家庭内での夫婦の関係性においても、こうした意識改革が必要なのだ。

「“イクメン”といった言葉が話題になるなど、今の日本社会は男女の固定化された役割が変化していく過渡期。そうした中で、妊娠・出産に伴う女性の体の変化についても、多くの夫婦が知っておく必要があるのではないでしょうか」

 父親・母親になるにあたって、お互いの脳の変化についてあらかじめ知識を得ておけば、「産後クライシス」も回避できるのではないだろうか。
(松原麻依/清談社)

芸術批判か? 月9『コンフィデンスマンJP』、3話の美術評論家めぐる詐欺が物議醸す

 4月30日夜9時から第4話が放送される、長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)。視聴率は初回9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話7.7%、第3話9.1%と推移している。

 同ドラマは、“欲望”や“金”をテーマに、ダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)という3人の信用詐欺師が、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとっていくというコメディードラマ。脚本は『リーガルハイ』シリーズ(同)などで知られる、古沢良太が担当している。

 第3話のターゲットは、画家志望の美大生・須藤ユキ(馬場ふみか)をもてあそんだ美術評論家・城ケ崎善三(石黒賢)。ダー子は城ケ崎に接触するため、中国人バイヤーに偽装してオークションハウスに潜入。金に糸目をつけずに大量の作品を買い上げてみせ、城ケ崎の信頼を得ることに成功。続いて、ピカソの贋作を買わせようとダー子は試みるも、城ケ崎の作品を見る目は本物で、あっさり偽物だと見破られてしまう。

 その後、ダー子は作戦を練り直す。美術評論家が最も夢見ることは「まだ見ぬ天才を見出すことだ」という考えに至り、架空の美術家を作り出し、城ケ崎に高値で作品を買わせようと目論む。「1905年に貧しい農家で生まれ、1枚の絵を売ることもなく弱冠28歳で病死した」という、いかにもなストーリーを持った架空の美術家を作り上げると、城ケ崎はまんまとダー子たちの餌食に。3.5億もの大金を出して、その美術家の絵を購入するのだった。

「第3話の内容が、芸術をバカにしていたと一部で物議を醸しています。作中でダー子たちは、『人々は絵そのものより、作者や時代背景といった情報そのものに価値を見いだす』『しょせんキャンバスと絵の具。実質的な価値はない。いわば人々がつくりだした虚構の上に価値が成り立ってる。それが芸術』と語っていましたが、これに対して『さすがに芸術をバカにしすぎ』『芸術批判をするな』『これ、芸術家に喧嘩売ってない?』といった声が上がっていました」(芸能ライター)

 第4話のターゲットは、食品メーカー「俵屋フーズ」の社長・俵屋勤(佐野史郎)。公私ともにやりたい放題の俵屋は、社員へのどう喝やセクハラが日常茶飯事だという典型的な二代目のお坊ちゃん。さらに、看板ヒット商品の缶詰「うなぎのカレー煮」に使用しているうなぎを、国産だと偽って販売していたのだ。

 ダー子は、俵屋が熱狂的な映画ファンであることに注目。新作映画の出資話を持ち掛け、俵屋と接触を図ることに。

「次回予告映像によると、第4話は同ドラマ史上で最もスケールの大きな作戦になるようです。第1話では空港を丸ごと作るという大掛かりな作戦を実行していたのですが、これ以上となると一体どれだけすごいことになるのか想像がつきません」(同)

 今度はどんな方法でターゲットを騙すのだろうか。次回も見逃せない。

流行遅れのルクエ、芽の出たイモ……「モノに支配された」30代女子キッチンの現実

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30 代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された"汚部屋"を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う”悟り部屋”に変えていきます!

 【煩悩001】ルクエ、鉄スキ……かつての流行が”ゴミ化”した部屋(Aさん・35歳)


Be_3619_500

  第1回目のクライアントは、東京都23区内に住むAさん(35歳)。一人暮らし・独身、仕事はWeb編集。2K・68000円の賃貸アパートにお住まいです。最初に取り掛かるのは、昭和のようにカラフルなキッチン。この先、キッチンを(A:戸棚編/B:シンク周り編/C: カウンター編)の3記事に分けて、片付け方を案内していきます。

 ◎部屋に関する悩み・願望
買ったモノが捨てられない。必要なモノと不要なモノの区別がつかない。自分ではキレイにしているはずなのに、部屋がなんだか雑然としている。収納スペースがなく、食器がよく割れるので、もっと効率的な配置にしたい。キッチン兼洗面所なので、動線を楽にしたい。

 ◎苦手なこと
掃除全般。肌荒れするため、洗剤を使った掃除が苦手。ワイパーや掃除機をかける程度で、拭き掃除をしたことがない。そもそも掃除の仕方がよくわからない。

 Aさんの悩みや希望を確認した後は、整理収納におけるファーストステップ「モノと向き合う作業」から入ります。 

BE_before01_600

 この「モノの量」と向き合うことで、いろいろな問題点が浮き出てきます。まずは、じっくりと検証しながら「本当に必要なモノか?」を確認しましょう。

Be_3617_600

 Aさんは、お菓子、プロテイン、アルコール、調味料などを置く場所がないという理由でアチコチに「とりあえず置き」をしていました。また、ストックがないと不安になるとのことで「お買い得品」の大量購入が目立ちます。トレンドにも敏感で、スチーム調理器、鉄スキなど話題になった調理器具もそろえています。

「5つ購入すれば、お買い得!」

「コレを使えば、料理が楽になる!」

「週末は、グランピングがオシャレ!」

 商品のキャッチコピーの魅力に飛びついた結果「使っていないモノ」ばかりが増え、管理できていない状態です。これでは、いくら頑張っても「永遠に片付けられない」のは当然です。だって、モノが多すぎますから……。

グループに分けて、本当に「必要なモノか?」を考える

Be_3626_600

 食器類、調理器具とグループ別に分けます。次に、適正量を考えます。はじめに、使用頻度別(①毎日使う/②2〜3日に1回使う/③週1回使う/④月1回使う/⑤年 1 回使う/⑥年 1 回も使わない/⑦思い出のあるモノ)に考えます。特に、⑦のようなモノは、作業を停止する力を持つので処分を検討する必要がないモノです。ただし、1年後に見直してその気持ちが薄れるか見直しをしてください。他のモノ(使っていない、気に入らない、不完全なカタチ、壊れている)は、処分しましょう。

 処分したゴミからは異臭が……。ガスコンロ下には、食品カスとカビがびっしり! カビやホコリをエサにする虫が、うじゃうじゃ育っていました。また、掃除用具には、ホコリがこびりついています。掃除が苦手な人ほど死角や裏側を視界にいれないようにするため、このような惨状になりがちです。公共のトイレでも、汚れが目立つ場所は人が寄り付かないように……。放置しておくと、淀んだ空間を作ることにつながるので定期的な掃除を心掛けましょう!

5年前のラー油、ジャガイモから芽……1万円以上の食品ロス

ほこり_3632_600
 処分した食品ストックの山です。推定金額は、10,000円分ほど! 5年前の賞味期限切れのラー油をはじめ、使わない調味料や加工食品が目立ちます。芽の出たジャガイモからは、小さな虫も発見。まさに、カオス! Aさん自身も「この空気を毎日吸っていたの!?」と、ショックを隠せない様子……。

 次回は、この煩悩にまみれたキッチンを、片付けやすくて清潔感のある”悟りキッチン”に変えていきましょう!

→次回
【VOL.2】キッチンのビフォーアフター(戸棚編)

af_3924_600
(毎週月曜更新・次回は5月7日予定)

<プロフィール>
ito maki
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
Instagramはこちらから

流行遅れのルクエ、芽の出たイモ……「モノに支配された」30代女子キッチンの現実

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30 代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された"汚部屋"を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う”悟り部屋”に変えていきます!

 【煩悩001】ルクエ、鉄スキ……かつての流行が”ゴミ化”した部屋(Aさん・35歳)


Be_3619_500

  第1回目のクライアントは、東京都23区内に住むAさん(35歳)。一人暮らし・独身、仕事はWeb編集。2K・68000円の賃貸アパートにお住まいです。最初に取り掛かるのは、昭和のようにカラフルなキッチン。この先、キッチンを(A:戸棚編/B:シンク周り編/C: カウンター編)の3記事に分けて、片付け方を案内していきます。

 ◎部屋に関する悩み・願望
買ったモノが捨てられない。必要なモノと不要なモノの区別がつかない。自分ではキレイにしているはずなのに、部屋がなんだか雑然としている。収納スペースがなく、食器がよく割れるので、もっと効率的な配置にしたい。キッチン兼洗面所なので、動線を楽にしたい。

 ◎苦手なこと
掃除全般。肌荒れするため、洗剤を使った掃除が苦手。ワイパーや掃除機をかける程度で、拭き掃除をしたことがない。そもそも掃除の仕方がよくわからない。

 Aさんの悩みや希望を確認した後は、整理収納におけるファーストステップ「モノと向き合う作業」から入ります。 

BE_before01_600

 この「モノの量」と向き合うことで、いろいろな問題点が浮き出てきます。まずは、じっくりと検証しながら「本当に必要なモノか?」を確認しましょう。

Be_3617_600

 Aさんは、お菓子、プロテイン、アルコール、調味料などを置く場所がないという理由でアチコチに「とりあえず置き」をしていました。また、ストックがないと不安になるとのことで「お買い得品」の大量購入が目立ちます。トレンドにも敏感で、スチーム調理器、鉄スキなど話題になった調理器具もそろえています。

「5つ購入すれば、お買い得!」

「コレを使えば、料理が楽になる!」

「週末は、グランピングがオシャレ!」

 商品のキャッチコピーの魅力に飛びついた結果「使っていないモノ」ばかりが増え、管理できていない状態です。これでは、いくら頑張っても「永遠に片付けられない」のは当然です。だって、モノが多すぎますから……。

グループに分けて、本当に「必要なモノか?」を考える

Be_3626_600

 食器類、調理器具とグループ別に分けます。次に、適正量を考えます。はじめに、使用頻度別(①毎日使う/②2〜3日に1回使う/③週1回使う/④月1回使う/⑤年 1 回使う/⑥年 1 回も使わない/⑦思い出のあるモノ)に考えます。特に、⑦のようなモノは、作業を停止する力を持つので処分を検討する必要がないモノです。ただし、1年後に見直してその気持ちが薄れるか見直しをしてください。他のモノ(使っていない、気に入らない、不完全なカタチ、壊れている)は、処分しましょう。

 処分したゴミからは異臭が……。ガスコンロ下には、食品カスとカビがびっしり! カビやホコリをエサにする虫が、うじゃうじゃ育っていました。また、掃除用具には、ホコリがこびりついています。掃除が苦手な人ほど死角や裏側を視界にいれないようにするため、このような惨状になりがちです。公共のトイレでも、汚れが目立つ場所は人が寄り付かないように……。放置しておくと、淀んだ空間を作ることにつながるので定期的な掃除を心掛けましょう!

5年前のラー油、ジャガイモから芽……1万円以上の食品ロス

ほこり_3632_600
 処分した食品ストックの山です。推定金額は、10,000円分ほど! 5年前の賞味期限切れのラー油をはじめ、使わない調味料や加工食品が目立ちます。芽の出たジャガイモからは、小さな虫も発見。まさに、カオス! Aさん自身も「この空気を毎日吸っていたの!?」と、ショックを隠せない様子……。

 次回は、この煩悩にまみれたキッチンを、片付けやすくて清潔感のある”悟りキッチン”に変えていきましょう!

→次回
【VOL.2】キッチンのビフォーアフター(戸棚編)

af_3924_600
(毎週月曜更新・次回は5月7日予定)

<プロフィール>
ito maki
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
Instagramはこちらから

「処女を3億円」で売った女子大生が“ヤラセ”暴露! 女性を性産業に引き入れるための罠だった!?

 これまで数度にわたり、ヨーロッパで女子大生が自分の処女をネットオークションに出し、数千万円から1億円を超える金額で落札されたというニュースをお知らせしてきた(参考記事1)、(参考記事2)。

 ところが、その処女オークションサイトで処女を落札された女性が、「あれはすべてヤラセだった」と告白したと、イギリスのタブロイド紙「メトロ」が伝えている。

 その女性は、アレクサンドラ・ケフレンというルーマニア人のモデル。2016年11月、当時18歳だった彼女は、ドイツの高級エスコートサービス会社「Cinderella Escorts」の処女オークションに“出品”し、翌年3月に香港のビジネスマンにより230万ユーロ(約3億円)という、とんでもない金額で落札されていた。

 アレクサンドラさんの成功談がタブロイド紙などで大きなニュースとなり、その後、多くの若い女性や女子大生たちが「Cinderella Escorts」で処女をオークションに出すようになったわけだが、あれから1年あまりが経過し、「あれはすべてヤラセだった」とアレクサンドラさんが告白したわけだ。

 彼女のオークションでは、最低価格100万ドル(1億円強)からオークションが始まり、4カ月に香港のビジネスマンにより230万ユーロで落札された、とされていた。

 ところが先日、ポルノサイト「Sugarcookie」でのインタビューで、アレクサンドラさんは「そんなことは全然起こってないの」と告白したのである。一連の行為は「Cinderella Escorts」のパブリシティのためにやったことで、それにより若い女性たちに処女で大金が稼げると信じ込ませ、セックス産業に引き入れようという狙いがあったのだという。

 彼女の話によると、「Cinderella Escorts」からSNSを通じてアプローチがあり、プロモーションをしてモデルとしてのキャリアをアップさせ、セレブの仲間入りをしないかという提案を受けたのだという。それが、「Cinderella Escorts」のサイトで処女をネットオークションにかけるというものだったのだ。

 その後、アレクサンドラさんはイギリスの朝のテレビ番組にも出演し、なぜ処女をネットオークションにかけたかなどの話を語り、多くの注目を集めたのだが、それが原因で家族や友人を失ってしまったという。

「あれはつらい経験だった。精神的に落ち込んで、セラピーに通わなくてはならなくなってしまって」と、アレクサンドラさんはメトロ紙の取材に答えている。

 この告発に対し、「Cinderella Escorts」側はサイト上で反論。確かにアレクサンドラさんと落札者の香港人ビジネスマンは会っていないが、それは、落札が発表されてしばらくしてから、彼女のインスタグラムからボーイフレンドがいることが発覚し、「Cinderella Escorts」のルールに違反していたことから、彼女を除名処分にしたからだという。

 それ以外にもサイト側はアレクサンドラさんの告発についてさまざまな証拠を用いて反論している。

 果たして真相はいかに。この騒動自体も実はヤラセだった……ということはないだろうが。

 

小室圭さんの母・佳代さんが“上流階級にあこがれる”ワケ――「バブルの価値観」と辛酸なめ子談

 秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚延期が発表されて、早3カ月がたった。圭さんの母・佳代さんが、元婚約者A氏との間に400万円の借金トラブルを抱えていたという週刊誌報道が原因とみられ、その後、A氏がメディアに登場し、佳代さんから、ことあるごとに金銭をせびられていたことを暴露。

 事実、報道で知られるようになった佳代さんのお金の使い方は、一般庶民とはかけ離れているようだ。圭さんの中高は授業料年間200万円以上のインターナショナルスクール、大学は私立の国際基督教大学(ICU)で、アメリカ留学もさせているほか、圭さんの成人式の写真を帝国ホテルで撮影、また、自身もパートにタクシー通勤するなど、まるでセレブのような金遣いを見せる佳代さん。さらに、「幼稚園の送り迎えは車(アウディ)で」「圭さんに『お母様』『お父様』と呼ばせる」といった週刊誌報道を受け、ネットユーザーは「上流階級にあこがれる女のようだ」と盛んに指摘している。

 そこで今回、『皇室へのソボクなギモン』(竹田恒泰共書、扶桑社)などの著者で、皇室をウォッチし続けているコラムニスト・辛酸なめ子さんにインタビューを行った。昨年9月、婚約内定会見の際にサイゾーウーマン上で、「『Let It Be』の発音が、さすがTOEIC950点のネイティブ級」と圭さんの座右の銘に太鼓判を押していたなめ子さん。結婚延期、そして報道が過熱する現状について「本当にショックです」というが、彼女の目に、佳代さんはどう映っているのだろうか。

妙なフェロモンが漂っている“魔性の女”

 眞子さまと圭さんが婚約内定となり、メディアの前に姿を見せるようになった佳代さん。なめ子さんは、その印象を次のように述べる。

「ゴミ出しをする佳代さんの胸元から、谷間が見えている写真を見たとき、“世の中の真面目な普通のお母さん”とはちょっと違うんじゃないかな、と思いました。オンナ感が強いというか、妙なフェロモンが漂っているというか。最近は、スーツのような皇室を意識したファッションになっているようですが、それでもやっぱり生脚やサンダルといった格好もしていて、50代女性の落ち着きが見えないんです。“現役感”を感じてしまいますね」

 なめ子さんいわく、漫画家・根本敬氏の作品によく出てくる“魔性の女”を彷彿とさせるとのこと。

「妖気に近いようなフェロモンを発していて、一度ハマると逃れられなくなる女性なのではないでしょうか。決して美人ではないと思いますし、怖いんですけど、佳代さんの写真をなぜか見続けてしまうんです。わかりやすい美人じゃない方が、男性は一度ハマると抜けられなくなるのでしょうか。根本先生に、佳代さんを描いていただきたいですね」

 確かに佳代さんは、元婚約者に、「別の男性からも同時期にプロポーズされた」と語ったことがあるという。彼女は“モテる女”なのかもしれない。

 婚約内定時、佳代さんはパートをしながら、圭さんを女手ひとつで育てたよき母として報じられていた。しかし、圭さんの経歴と照らし合わせると、「パートのお給料だけでは、圭さんの教育費が間に合わないのではないかと思っていたんです。遺産や遺族年金以外に、何かしら、資金源があるのかなと。ご実家も資産家ではないようでしたし」と、なめ子さんは、当初から違和感を覚えていたのだという。

 佳代さんは、どこか身の丈に合っていない生活を送っている、上流階級にあこがれて背伸びをしているのではないか――世間で言われる佳代さんの人物像について、なめ子さんがその根拠となるエピソードをあげてくれた。

「例えば、『うちの子はバイオリンの天才なの』という発言。また、元婚約者の方が、皇族と間接的な知り合いだと知ると食いついたといった話や、圭さんの交際相手の家柄や経済状況にこだわりを見せていたという話もありました。それから、元婚約者の方とのメールのやりとりで、自分のことを『Jenny』と書いていたり、『クルージングパーティー』に興味を示すなど、そういった点に、上流階級にあこがれる一面を感じました」

 特に違和感を覚えたのは、婚約内定にあたり、佳代さんが宮内庁を通じて書面で出した“コメント内容”だという。

「『主人亡き後、息子は自発的に物事に取り組み、努力を重ね、ご尊敬申し上げる方々からのご指導のもと、人生の要所要所を固定概念にとらわれることなく決断してまいりました』と、息子である圭さんのことを褒めているんです。普通こういう場合、謙遜するのではないかと。母と息子が一体となっている、関係が深いと感じました」

 では、なぜ佳代さんは、そうした女性に化したのだろうか。なめ子さんは「佳代さんは紀子さまと同世代なのですが、やはり“バブル世代”の影響が大きいと思います」と語る。

「ブランドを大切にして、お金持ちに見えるかどうかを気にしていたり、元婚約者の方もまるでアッシー、メッシーのような扱いをしています。また、学芸大前の人気のスイーツ店で働かれているのも、イメージを気にしているのかなぁと。バブル当時の女性の感覚や価値観を持ち続けている気がします」

 男性にお金を使わせることに何のためらいもない点も。バブル世代の女性に見られがちな感覚だろう。

「佳代さんは、男性からお金を引き出すことを、もはや“仕事”と感じていたのかもしれませんね。元婚約者の方の証言を見るに、あまりにも手馴れていたので。決算書のようなものを提出させたり、生命保険の書き換え指示をしたり、恋愛感情はなく、ビジネス的にやられていたのだと感じます。金融業界などでその能力を発揮できたのでは」

 また、コンプレックスによって、上へ上へという気持ちが強まったのではと続ける。

「佳代さんは昔、ある寮に家族全員で住みこんでいたと報じられていました。狭い場所での暮らしに、“いつかはここから出て行きたい”“本当はもっといい生活をしていいはずだ”という思いを募らせていったのではないか……と想像してしまいます。私も実家が狭かったのでわかります」

 そんな佳代さんにとって、“息子が皇族と結婚する”ということは、筆舌に尽くしがたい栄光だったはずだ。しかし、自身の金銭トラブルで、今では結婚延期どころか破談の可能性まで浮上している。

「佳代さんが皇室に結婚一時金の前借りを申し入れたという報道もありましたが、みんなが助けてくれることに慣れきっているのかもしれませんね。もちろん母子家庭は大変だというのもわかるのですが……。そういえば、出版関係の方に聞いたのですが、小室さん親子の問題を特集すると、週刊誌の売り上げがいいそうです。その儲かった分を、小室さん側に少しでも還元してあげれば、400万円くらいの借金はすぐに返せるのにな、と思います。ブームになっていても、小室さん側が何も得るものがないのはつらいですよね」

 なめ子さんは「圭さんと佳代さんは、絶対に結婚を諦めないと思う」と言う。宮内庁は、「2020年まで延期」と発表しているが、そのとき佳代さんは笑っているのだろうか。

「山口達也メンバー」呼びについて、報道記者に聞いた! 過去には「島田紳助司会者」「布袋寅泰ギタリスト」も……

 TOKIOの山口達也が、自宅に招いた女子高生に酒を勧めた挙げ句にキスをしたとして、強制わいせつ容疑で書類送検されたニュースが世間を賑わせている。

 26日、記者会見を開いた山口は、被害女性やTOKIOのメンバー、ファンなどに謝罪の言葉を述べたが、テレビ番組やCMの放送中止など、騒動の影響は広がるばかりだ。

 そんな中、大きな関心が集まっているのは、この事件を報道するメディアの多くが「山口容疑者」や「山口さん」ではなく「山口メンバー」という奇妙な呼称を用いていることだ。読売新聞のみ「山口容疑者」の呼称を用いたが、ほかのテレビ・新聞はすべて「山口メンバー」だった。

 過去、元SMAPの稲垣吾郎が公務執行妨害で逮捕された際に「稲垣メンバー」と呼ばれたことは注目を集めた。また、過去に芸能人が事件を起こした際には、島田紳助が「島田司会者」、布袋寅泰に至っては「布袋ギタリスト」という珍妙な呼称で報じられたこともある。

 これついて、報道各局からジャニーズ事務所への忖度、あるいは、ジャニーズがメディアに対して、なんらかの要請をしたのではないかという話が、まことしやかに語れている。

「確かに、圧力や忖度は少なからず存在するでしょうけど、もし、そんな圧力に実効性があるとしたら、そもそもこの事件は報じられてませんよ」

 そう話すのは、在京キー局の報道部に所属する記者。

 この人物によれば、報道各社は明文化はされていないものの、事件報道の際の名前や呼称などに一定の基準を持っているという。

「自分のところの場合、大原則として『容疑者』と呼ぶのは、身柄を拘束されている時に限ります。ですので、稲垣が逮捕された時も、第一報では『稲垣容疑者』と報じていました」(同)

 では、拘束されていない時はどうかといえば、通常は名前を報じないのだという。「会社員の男」などとするのが、社内的なルールだ。

 ただし、著名人や公人など名前を報じる必要があると判断した場合に限り、拘束されていなくても名前を報じることがある。こうした場合、通例は役職などの肩書きになる。「××社の○○取締役」「○○議員」という形で報じられるのだ。

「芸能人の場合だと、これが難しいのです。俳優やピン芸人などであれば『さん』、グループの一員の場合は『メンバー』にすることが多いのですが、明確に決まっているわけではありません。もしも事件を起こしたのが、城島だったら『リーダー』と報じていたと思います」(同)

 それでも、奇妙な「メンバー」という呼称を用いるのは、何か忖度があるのではないかと思い尋ねてみると……。

「一般の中年男性が、連れ込んだ女子高生にキスして逮捕された場合、ニュースにはならないでしょう。ニュースにしている時点で、忖度なんかしてませんよ。ジャニーズ事務所に権力があったとして、すべてのテレビ局に圧力をかけて回るのは不可能な話でしょう。むしろ、どこの局も報じているのだから、様子を見ながらグイグイといけますね」(同)

 名前を大々的に報じられている時点で、通常の事件よりも“マイナス地点”からのスタート。やはり、忖度などないということか。
(文=昼間たかし)

『とくダネ!』山崎夕貴、『スッキリ』水トに勝利? 女子アナ同期組、視聴率で明暗

好調続く日本テレビ。そのエースといえば、水ト麻美アナウンサーで異論はないだろう。出世番組となった『ヒルナンデス!』から朝のワイドショー『スッキリ』に“栄転”したのは昨年10月のこと。それから約半年後、裏番組の『とくダネ!』(フジテレビ系)にも繰り上げ異動があった。山崎夕貴アナウンサーが『ノンストップ!』から“昇進”してきたのだ。

 実はこの2人、2010年入社の同期組で、現在は両者とも局のエースアナとして活躍中。そこで今回は、テレビを代表する人気女子アナ2人がMCを務める番組に注目。視聴率から2人の戦いを見ていこう。

 まず『スッキリ』は、午前8時~9時半までの“第一部”、そして9時半~10時25分までの“第二部”と構成が分かれているため、『とくダネ!』とは単純に比較できないが、これまで他マスコミが算出・分析してきたように、第一部だけの数字で見てみよう。

 「4月2~20日までの15日間を比べてみると、『とくダネ!』が8勝7敗で勝っています。4月の月間平均視聴率を見ても、『スッキリ』は6.10% (ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、『とくダネ!』は6.27%とわずかに上回り、民放2位の座に返り咲きました。ちなみに、民放1位は『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)。4月20日の数字は8.3%とダントツです」(芸能ライター)

 では、エース女子アナ対決は、山崎アナの「勝ち」なのだろうか。

「それは近視眼的な見方です。4月は『山崎アナに代わったなら、とりあえず見てみよう』とお茶の間がチャンネルを合わせたのでしょう。結局、番組は内容勝負ですからね」(業界関係者)

 それは、水トアナが初登板したときの数字を見てもわかるという。初日となった昨年10月2日の『スッキリ』は7.4%。10月の月間平均視聴率も7.0%と前月より大幅アップしたが、翌11月は月間平均6.31%、さらに12月は6.7%と落ち着いている。つまり、新顔の登場は注目されやすいのだ。

「女子アナが人気といっても、番組の顔はやはりメイン司会者。羽鳥の番組が好調をキープしているように、中心にいる司会者のイメージがものをいうんです。水トアナ、山崎アナというサブ司会が変わっても、加藤浩次や小倉智昭が代わらないと勝てないんです」(同)

 長らく男性司会者の時代が続いているワイドショーだが、水トアナ、山崎アナという同期のエースには、その圧倒的な人気を後ろ盾に、将来的にはメイン司会として戦ってもらいたいところだ。
(村上春虎)

『とくダネ!』山崎夕貴、『スッキリ』水トに勝利? 女子アナ同期組、視聴率で明暗

好調続く日本テレビ。そのエースといえば、水ト麻美アナウンサーで異論はないだろう。出世番組となった『ヒルナンデス!』から朝のワイドショー『スッキリ』に“栄転”したのは昨年10月のこと。それから約半年後、裏番組の『とくダネ!』(フジテレビ系)にも繰り上げ異動があった。山崎夕貴アナウンサーが『ノンストップ!』から“昇進”してきたのだ。

 実はこの2人、2010年入社の同期組で、現在は両者とも局のエースアナとして活躍中。そこで今回は、テレビを代表する人気女子アナ2人がMCを務める番組に注目。視聴率から2人の戦いを見ていこう。

 まず『スッキリ』は、午前8時~9時半までの“第一部”、そして9時半~10時25分までの“第二部”と構成が分かれているため、『とくダネ!』とは単純に比較できないが、これまで他マスコミが算出・分析してきたように、第一部だけの数字で見てみよう。

 「4月2~20日までの15日間を比べてみると、『とくダネ!』が8勝7敗で勝っています。4月の月間平均視聴率を見ても、『スッキリ』は6.10% (ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、『とくダネ!』は6.27%とわずかに上回り、民放2位の座に返り咲きました。ちなみに、民放1位は『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)。4月20日の数字は8.3%とダントツです」(芸能ライター)

 では、エース女子アナ対決は、山崎アナの「勝ち」なのだろうか。

「それは近視眼的な見方です。4月は『山崎アナに代わったなら、とりあえず見てみよう』とお茶の間がチャンネルを合わせたのでしょう。結局、番組は内容勝負ですからね」(業界関係者)

 それは、水トアナが初登板したときの数字を見てもわかるという。初日となった昨年10月2日の『スッキリ』は7.4%。10月の月間平均視聴率も7.0%と前月より大幅アップしたが、翌11月は月間平均6.31%、さらに12月は6.7%と落ち着いている。つまり、新顔の登場は注目されやすいのだ。

「女子アナが人気といっても、番組の顔はやはりメイン司会者。羽鳥の番組が好調をキープしているように、中心にいる司会者のイメージがものをいうんです。水トアナ、山崎アナというサブ司会が変わっても、加藤浩次や小倉智昭が代わらないと勝てないんです」(同)

 長らく男性司会者の時代が続いているワイドショーだが、水トアナ、山崎アナという同期のエースには、その圧倒的な人気を後ろ盾に、将来的にはメイン司会として戦ってもらいたいところだ。
(村上春虎)