石橋貴明の新番組、昔話だらけの初回視聴率は3.9%……フジテレビ内でも「慰労枠だ」と諦めの境地

 とんねるずの石橋貴明がメインMCを務めるフジテレビ系バラエティー番組『石橋貴明のたいむとんねる』(毎週月曜23時)が4月16日にスタート。初回の平均視聴率は3.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 石橋貴明とミッツ・マングローブをMCに、毎週ゲストを迎えて「日本のちょっと前の話」についてトークを繰り広げるという同番組。石橋にとっては、『とんねるずのみなさんのおかげでした』終了後初となるフジテレビでの冠番組ということで、業界内での注目度も高かった。

「最近では“過去の人”と見られることも多くなった石橋貴明が、世間からどれほど求められているかを知るための試金石となる番組ということで、多くのテレビ関係者が初回の数字を気にしていたと思います」(テレビ局関係者)

 工藤静香をゲストに迎えた初回では、石橋と工藤が共演していた『夕やけニャンニャン』(同)や、2人による音楽ユニット「Little Kiss」の裏話などを披露した。

「トークの内容としては、1980年代後半から90年代あたりの昔話ですね。工藤静香がおニャン子クラブ加入前に活動していたアイドルグループ『セブンティーン・クラブ』時代の話をしたのは驚きでしたが、特に世間をざわつかせるような情報は出てこなかった。当時を知る40代以上の視聴者には面白かったかもしれませんが、30代前半以下の若い視聴者にとっては、なんのことだかさっぱりだったでしょうね」(同)

 3.9%という視聴率について、業界内ではどんな評価なのだろうか。ある制作会社幹部はこう話す。

「とんねるずは大物タレントではあるものの、業界内ではすでに数字を期待されるような存在ではない。3.9%という視聴率は、確かに低いとは思いますが、想定通りの結果でしょうね。そもそも視聴者ターゲットも40代以上に絞っているみたいだし、なんなら上々な結果なのではないでしょうか」

 そもそも期待されていないというのは、あまりにも悲しい現実だ。

「この番組枠自体、30年以上レギュラー番組を続けて、フジテレビの一時代を築いた功労者である石橋貴明に対する、慰労枠のようなものでしょうし、数字はあまり関係ないのだと思います。石橋貴明が旧知のゲストと気軽に昔話をするという、とてもぬるい番組企画なのも、そういった目的の番組だからなのでしょうね。今後視聴率がいきなり上昇するとは思えないので、なんとなく半年から1年くらい続けて、お役御免という感じで終わっていくのでは?」(前出制作会社幹部)

 功労者のためとはいえ、大事な番組枠をこんな形で浪費してしまっていいのだろうか。

「現在、ヒットコンテンツをまったく生み出せないフジテレビなので、もはや過去の栄光にすがることくらいしか、やるべきことがないのですよ。ここまできたら、もう諦めの境地ですね」(前出テレビ局関係者)

 業界内では完全にオワコン扱いのとんねるずとフジテレビ。『石橋貴明のたいむとんねる』が、まさかの高視聴率でも叩き出せば、その見方も変わるのだろうが、さすがに無理な話か……。

石橋貴明の新番組、昔話だらけの初回視聴率は3.9%……フジテレビ内でも「慰労枠だ」と諦めの境地

 とんねるずの石橋貴明がメインMCを務めるフジテレビ系バラエティー番組『石橋貴明のたいむとんねる』(毎週月曜23時)が4月16日にスタート。初回の平均視聴率は3.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 石橋貴明とミッツ・マングローブをMCに、毎週ゲストを迎えて「日本のちょっと前の話」についてトークを繰り広げるという同番組。石橋にとっては、『とんねるずのみなさんのおかげでした』終了後初となるフジテレビでの冠番組ということで、業界内での注目度も高かった。

「最近では“過去の人”と見られることも多くなった石橋貴明が、世間からどれほど求められているかを知るための試金石となる番組ということで、多くのテレビ関係者が初回の数字を気にしていたと思います」(テレビ局関係者)

 工藤静香をゲストに迎えた初回では、石橋と工藤が共演していた『夕やけニャンニャン』(同)や、2人による音楽ユニット「Little Kiss」の裏話などを披露した。

「トークの内容としては、1980年代後半から90年代あたりの昔話ですね。工藤静香がおニャン子クラブ加入前に活動していたアイドルグループ『セブンティーン・クラブ』時代の話をしたのは驚きでしたが、特に世間をざわつかせるような情報は出てこなかった。当時を知る40代以上の視聴者には面白かったかもしれませんが、30代前半以下の若い視聴者にとっては、なんのことだかさっぱりだったでしょうね」(同)

 3.9%という視聴率について、業界内ではどんな評価なのだろうか。ある制作会社幹部はこう話す。

「とんねるずは大物タレントではあるものの、業界内ではすでに数字を期待されるような存在ではない。3.9%という視聴率は、確かに低いとは思いますが、想定通りの結果でしょうね。そもそも視聴者ターゲットも40代以上に絞っているみたいだし、なんなら上々な結果なのではないでしょうか」

 そもそも期待されていないというのは、あまりにも悲しい現実だ。

「この番組枠自体、30年以上レギュラー番組を続けて、フジテレビの一時代を築いた功労者である石橋貴明に対する、慰労枠のようなものでしょうし、数字はあまり関係ないのだと思います。石橋貴明が旧知のゲストと気軽に昔話をするという、とてもぬるい番組企画なのも、そういった目的の番組だからなのでしょうね。今後視聴率がいきなり上昇するとは思えないので、なんとなく半年から1年くらい続けて、お役御免という感じで終わっていくのでは?」(前出制作会社幹部)

 功労者のためとはいえ、大事な番組枠をこんな形で浪費してしまっていいのだろうか。

「現在、ヒットコンテンツをまったく生み出せないフジテレビなので、もはや過去の栄光にすがることくらいしか、やるべきことがないのですよ。ここまできたら、もう諦めの境地ですね」(前出テレビ局関係者)

 業界内では完全にオワコン扱いのとんねるずとフジテレビ。『石橋貴明のたいむとんねる』が、まさかの高視聴率でも叩き出せば、その見方も変わるのだろうが、さすがに無理な話か……。

野沢雅子モノマネで月収100万円! 「給料手渡し」だけじゃない“老舗”太田プロの特殊な事情

 声優の野沢雅子のものまねでブレーク中のアイデンティティ・田島直弥が、4月14日に放送された『ジョブチューン』(TBS系)に出演し、月収が「100万円にいくかどうかの数字」であると、現在のギャラ事情を暴露した。さらに所属の太田プロダクションは、若手芸人に対する給料が手渡しのため、100万円をまとめる帯封を記念に取ってあるようだ。

 太田プロは関東の芸能事務所の老舗である。山田邦子や片岡鶴太郎が所属するほか、かつてはビートたけしや爆笑問題が在籍したことでも知られる。たけしは円満独立だが、一方的に独立した爆笑問題は3年間にわたって業界の仕事を干されるなど、1990年代までは圧倒的な影響力を保持していた。太田プロは給料手渡しのほかにも、ほかの事務所と異なる特殊事情が多い。

「よく知られているのは夕方4時の電話ですね。所属タレントは自ら電話をかけて明日の仕事の予定を問い合わせるそうです。現在は司会者として再ブレークを果たした有吉弘行は、猿岩石解散後、長きに渡るどん底時代を経験しますが、そのころは夕方の電話がその日、唯一の予定でした。もちろん仕事なしの日が続き、電話のあとはスーパーの商品が見切り販売になる時間をじっと待つだけの日々だったようですね」(放送作家)

 仕事がない芸人にとっては、なんともツライ行事である。だが、それによって己の需要を知る芸能界の厳しさ知らしめる目的もあったのだろう。かつては、太田プロは金にもシビアであった。

「土田晃之は若手時代はU-turnというコンビ活躍しており『ボキャブラ天国』シリーズ(フジテレビ系)への出演でブレークを果たします。しかし給料制のため、どれだけ稼いでも給料は20万円程度だったそうですね。ほかの事務所に所属するボキャブラ芸人が外車を買うなどウハウハな中、ワンメーターだけタクシーに乗って電車で帰る暮らしでした。これはつらいと、土田が上層部に直談判したことにより、若手芸人の歩合制が導入されたともいわれています」(同)

 ただ、仕事がなければ歩合制も地獄となる。有吉は仕事が減ってくるタイミングで給料制から歩合制に切り替えられたというから、タレントの浮き沈みをしっかりと見ている事務所なのは確かだろう。
(文=平田宏利)

野沢雅子モノマネで月収100万円! 「給料手渡し」だけじゃない“老舗”太田プロの特殊な事情

 声優の野沢雅子のものまねでブレーク中のアイデンティティ・田島直弥が、4月14日に放送された『ジョブチューン』(TBS系)に出演し、月収が「100万円にいくかどうかの数字」であると、現在のギャラ事情を暴露した。さらに所属の太田プロダクションは、若手芸人に対する給料が手渡しのため、100万円をまとめる帯封を記念に取ってあるようだ。

 太田プロは関東の芸能事務所の老舗である。山田邦子や片岡鶴太郎が所属するほか、かつてはビートたけしや爆笑問題が在籍したことでも知られる。たけしは円満独立だが、一方的に独立した爆笑問題は3年間にわたって業界の仕事を干されるなど、1990年代までは圧倒的な影響力を保持していた。太田プロは給料手渡しのほかにも、ほかの事務所と異なる特殊事情が多い。

「よく知られているのは夕方4時の電話ですね。所属タレントは自ら電話をかけて明日の仕事の予定を問い合わせるそうです。現在は司会者として再ブレークを果たした有吉弘行は、猿岩石解散後、長きに渡るどん底時代を経験しますが、そのころは夕方の電話がその日、唯一の予定でした。もちろん仕事なしの日が続き、電話のあとはスーパーの商品が見切り販売になる時間をじっと待つだけの日々だったようですね」(放送作家)

 仕事がない芸人にとっては、なんともツライ行事である。だが、それによって己の需要を知る芸能界の厳しさ知らしめる目的もあったのだろう。かつては、太田プロは金にもシビアであった。

「土田晃之は若手時代はU-turnというコンビ活躍しており『ボキャブラ天国』シリーズ(フジテレビ系)への出演でブレークを果たします。しかし給料制のため、どれだけ稼いでも給料は20万円程度だったそうですね。ほかの事務所に所属するボキャブラ芸人が外車を買うなどウハウハな中、ワンメーターだけタクシーに乗って電車で帰る暮らしでした。これはつらいと、土田が上層部に直談判したことにより、若手芸人の歩合制が導入されたともいわれています」(同)

 ただ、仕事がなければ歩合制も地獄となる。有吉は仕事が減ってくるタイミングで給料制から歩合制に切り替えられたというから、タレントの浮き沈みをしっかりと見ている事務所なのは確かだろう。
(文=平田宏利)

コスプレイヤー市場への参入は迷走? 多角化? 「ニコニコ動画」の改善も始めたドワンゴの行方

 もう手当たり次第なのか……。ドワンゴが、新たな挑戦として始めた、コスプレイヤー専用のエージェンシーサービス「COSPLAY AGENCY」。もはや、『ニコニコ動画』では稼げないとなった中での暗中模索か、それとも遠大な展望があるのか。

 この「COSPLAY AGENCY」は、企業などから依頼を受け、イベントやメディアへの出演の増えているコスプレイヤーをキャスティングする、いわば芸能事務所的な業態だ。ドワンゴでは、これまで「池袋ハロウィンコスプレフェス」などの運営実績があるが、これを背景に新たな展開を模索しているものとみられる。

「ニコニコ動画はオワコンといわれていますが、ドワンゴ自体に、まだまだ会社としての体力はあります。近年、下手なテレビタレントよりも集客力を持つコスプレイヤーに目を付けるのは、ビジネスとしては正しい。ただ、これでニコ動の凋落した部分を支えられるとは思えません」(芸能関係者)

 一時の隆盛を知るユーザーにとっては、もはやニコ動は過去のコンテンツ。よくも悪くも話題になるYouTubeに、大きく水をあけられていると言わざるを得ない。

 ただ、経営の多角化の一方で、もともとの屋台骨ともいえるニコ動の改善も進んでいるという。

 今年1月には「動画と生放送サービスの改善報告会」を開催。この席ではログインなしでの視聴、フルHD動画視聴や投稿機能の改善など、サービス全般に関して大幅な見直しが行われることが発表された。

「2018年中には、インターフェース全般も含めて、大幅な改善が行われる見込みです。ユーザーにとってはかなり使いやすい動画投稿サイトになるでしょう。ただし、それによって離れてしまったユーザーが戻ってくるかは未知数ですね」(事情を知る関係者)

 かつてのニコ動は、そのカオスっぷりゆえに、文字通り毎日がお祭りのような楽しさだった。あの楽しさをもう一度楽しめるなら、とてもうれしいと誰もが思うのではないか。
(文=是枝了以)

コスプレイヤー市場への参入は迷走? 多角化? 「ニコニコ動画」の改善も始めたドワンゴの行方

 もう手当たり次第なのか……。ドワンゴが、新たな挑戦として始めた、コスプレイヤー専用のエージェンシーサービス「COSPLAY AGENCY」。もはや、『ニコニコ動画』では稼げないとなった中での暗中模索か、それとも遠大な展望があるのか。

 この「COSPLAY AGENCY」は、企業などから依頼を受け、イベントやメディアへの出演の増えているコスプレイヤーをキャスティングする、いわば芸能事務所的な業態だ。ドワンゴでは、これまで「池袋ハロウィンコスプレフェス」などの運営実績があるが、これを背景に新たな展開を模索しているものとみられる。

「ニコニコ動画はオワコンといわれていますが、ドワンゴ自体に、まだまだ会社としての体力はあります。近年、下手なテレビタレントよりも集客力を持つコスプレイヤーに目を付けるのは、ビジネスとしては正しい。ただ、これでニコ動の凋落した部分を支えられるとは思えません」(芸能関係者)

 一時の隆盛を知るユーザーにとっては、もはやニコ動は過去のコンテンツ。よくも悪くも話題になるYouTubeに、大きく水をあけられていると言わざるを得ない。

 ただ、経営の多角化の一方で、もともとの屋台骨ともいえるニコ動の改善も進んでいるという。

 今年1月には「動画と生放送サービスの改善報告会」を開催。この席ではログインなしでの視聴、フルHD動画視聴や投稿機能の改善など、サービス全般に関して大幅な見直しが行われることが発表された。

「2018年中には、インターフェース全般も含めて、大幅な改善が行われる見込みです。ユーザーにとってはかなり使いやすい動画投稿サイトになるでしょう。ただし、それによって離れてしまったユーザーが戻ってくるかは未知数ですね」(事情を知る関係者)

 かつてのニコ動は、そのカオスっぷりゆえに、文字通り毎日がお祭りのような楽しさだった。あの楽しさをもう一度楽しめるなら、とてもうれしいと誰もが思うのではないか。
(文=是枝了以)

W不倫20年、「妻バレ」しても関係続行――急逝した彼の妻に抱く「罪悪感」

drive-hurin

 20年近く不倫の取材をしてきたが、このところ「長期不倫」の話を本当によく聞く。短くて8年、あとは12~15年くらいが多い。独身の場合は「子どもがほしい」「結婚したい」気持ちに折り合いをつけるのは容易でない一方、W不倫の女性にとっては、案外、長期不倫は合理的な関係ではないかと思う。そんな女たちの声を聞いていく。

(第1回:「出産リミットが見えて焦りが」長期不倫8年目、結婚と出産願望で揺れる38歳の岐路
(第2回:「40歳を迎えてラクになった」19歳から10年不倫を繰り返した女の、結婚・出産願望
(第3回:「産まないという選択肢はなかった」W不倫12年、“彼”との子どもを育てる女の決意
(第4回:不倫20年で「妻バレ」して破局……出産・結婚もあきらめた女が苦悩する「私の存在意義」
(第5回:W不倫15年、彼が脳梗塞で帰らぬ人に――「彼の最期に立ち会ったのは私」と語る女の胸中

 中部地方のある町に住むヒデコさん(50歳)が、妻子ある2歳年上の男性と知り合ったのは、まさに偶然だった。

「ぼんやり歩いていたのがいけなかったんですが、道ばたで彼とぶつかって。転んで足首を捻挫したんです。彼は病院に連れていってくれ、そこから時々会うようになりました」

 ヒデコさんは22歳で10歳年上の男性と結婚した。親戚の紹介による見合いのようなもので、ほとんど交際もないままに結婚してしまったという。

 不倫の彼であるユウトさんと知り合った30歳のときには、5歳と4歳の子どもを保育園に預けて仕事に復帰していた。

「夫とは表面上、波風は立っていませんでしたけど、それは私が夫に従っていたから。働きながら家事も育児も頑張っていました。夫は親の会社の跡取りでしたから、時間の自由もきくはずですが、時間があれば飲みに行っちゃう。それも仕事だと義父母にも夫にも言われていました。夫の浮気相手が家を訪ねてくることもありましたが、私がしっかりしてないからだと、義母に怒られました。なんでも私のせいなんだ、とつらかったですね」

 どうしてもヒデコさんが働かなければならない経済状況ではなかったが、同じ敷地内に住む義母がお金の管理を全てしていたため、ヒデコさんが自由に使えるお金はまったくなかった。

「子どもと出かければ、かわいい服のひとつも買いたくなるけど、いちいち義母におうかがいを立てなければいけない。それが耐えられなくて、義父母や夫の反対を無視する形で、無理やり仕事に復帰したんです」

 夫の横暴で強引なセックスしか知らなかった

 彼女にけがを負わせた彼、マサトさんは夫と違って女性の気持ちを尊重する人だった。

「本当に大した捻挫ではなかったのに、心配してくれて。家に来て夫にも謝るというから、それは断りました。私が自分で転んでけがしたことになっているから、と言って。それだけで夫婦の仲が伝わったようです。3週間ほどして最後の通院になったとき、わざわざ病院まで来てくれて『今度、快気祝いに食事でもしましょう』と。ただ、夜は私が出られないので、市内のちょっと有名なお店でランチをしようと誘われました。有休をとって、わくわくしながらランチに行ったのを覚えています。そのとき、私はすでに彼のことが好きだったのかもしれません」

 ランチは本当に楽しかったという。恋愛経験もほとんどないままに結婚したヒデコさんにとって、彼との時間は「宝物のよう」だったという。だから、「またランチを」と誘われたときも、断る気にはなれなかった。そして、この2回目のデートで、2人は結ばれる。

「ランチが終わったとき、彼から『もっと一緒にいたい。あなたのことをもっと知りたい』と静かに言われて。私も同じ気持ちだったんです。私が男性とホテルへ行くなんて、あまりに非現実的だったから、部屋に入ってもなんだかピンとこなかった。でも、彼、とても優しかった。夫は自分の欲望を満たすためだけの強引なセックスしかしませんでしたから、こんなに優しくしてくれるんだと感動して、涙が止まらなかった」

 夫が横暴なセックスをしていても、夫しか知らなければ「こんなものか」と受け入れてしまうのだ。セックスは男の欲望を満たすためのものではないのに……。

 その後、月に1度、あるいは2カ月に3度くらいのペースで2人は会った。

「彼に会うたび、私は夫から不当な扱いを受けているとわかるようになりました。同時に、彼のことをどんどん好きになっていった」

 それでも彼女は「逃げの恋愛」をしたわけではない。家のことは、それまで以上にきちんとやった。舅姑にも仕えた。もちろん、子どもたちは彼女にとって一番大切な存在。彼と会う約束をしていても、子どもに何かがあれば、子どもを優先させた。一方で、夫を裏切っているという感覚はなかったという。

 恋愛にのめり込んでいるようで、頭のどこかは常に冷静に日常生活を滞りなく過ごしていた。そんなバランスが崩れたのは、2年後、彼の妻に関係がバレてからだ。

「どうやってバレたのか、はっきりわからないんですが、奥さんに相手が私であることも特定されたようです。うちの夫にも言うと騒いだけど、『とにかくきみの誤解だ』と彼はシラを切り通した。それで、とにかくほとぼりが冷めるまで会わずにおこうということになりました」

 会えないことが、あんなにつらいとは思わなかったと彼女は、当時を思い出したかのように目を潤ませた。

「せめて顔を見たい。どうにか顔を見ることはできないか。当時は、私がまだ携帯を持っていなかったので、公衆電話から彼の携帯にかけていました。2人で考えた結果、それぞれ車で通勤なので、その途中のすれ違うポイントで顔を見よう、と。一車線の狭い道なので、うまくすれ違えれば顔を見ることはできるはず」

 出勤時間はユウトさんのほうが早い。だから、もともとすれ違うことはなかったのだが、ヒデコさんは出勤時間を早め、時間を合わせてすれ違うことにした。真冬だったが、ヒデコさんは窓を開けて走った。窓越しではなく、彼の顔をきちんと見たかったから。彼も同じ思いだったのだろう、開け放した車窓から顔を見つめ合った。

「毎日、そうやって顔を見るだけ。でも、私の誕生日にすれ違ったとき、たまたま道が混んでいてお互いのろのろ運転で、ぴたりと真横で止まったんです。彼が窓からプレゼントを投げ入れてくれた。それが、これです」

 彼女は首にかかるネックレスを示した。小さいがダイヤが煌めいていた。家を出ると、そのネックレスをつけるのが習慣になっていると小さく笑った。

 ずっとそうやって我慢を重ねて、顔を見るだけで満足する日々が続いた。1年後、彼女も携帯を持つようになり、連絡がとりやすくなった。

「お互いに仕事を休んで、遠くで会おうということになって。我慢してきた甲斐があった」

 早朝から家を出て車で1時間半も走った土地で、2人はようやく再会した。その日、彼女は1日中、泣いていたという。

 彼が出張の多い部署に異動になったタイミングで

 ただ、今度バレたらもう会えなくなるという恐怖感は強かったと、ヒデコさんは言う。

「だから会うのは年に2、3回。それも彼の奥さんが実家に戻ったとか、バレそうにないと判断したときだけです。でも会うと彼はずっと私を抱いていてくれた。彼に会うのを楽しみに、日常生活をきちんと過ごそうと頑張っていました」

 バレてから5年後、付き合うようになって7年が経過した頃、彼が出張の多い部署に異動になった。

「そういうことがあるんですね。目から鱗でした。彼の出張先はほとんど東京なんですが、実はその頃、東京で1人で暮らしていた私の叔母が病気で入院したんです。身寄りは私しかいない。だから、叔母の看護ということで泊まりで出かけることができました。叔母が退院してからも、身の回りの世話をしにいくと言って、2カ月に1回くらいは彼と日にちを合わせて会って。叔母は何か気づいていたかもしれない。『私はヒデちゃんがあの家に嫁に行くのは反対だった。幸せになりなさい』と言ったことがありましたね」

 彼が出張で使うホテルの部屋を使うわけにはいかない。彼女は、そこからほど近いホテルに部屋をとり、彼を迎え入れた。

「でも、彼が部屋に泊まっていないのもヘンだから、彼は早朝に一度ホテルに戻って、また私のところに来たり。なんだか楽しかったですね、あの頃は」

 バレないように気を使いながらも、定期的に彼に会える喜びは何も代えがたかったという。

 その後、義父が倒れたり義母が骨折したり、子どもが不登校になったり受験に失敗したりと、いろいろなことがあった。

「どこの家庭にもいろいろなことがありますよね。うちは結局、義父が亡くなって、今は義母だけです。最近は義母も優しくなりました。夫も昔とは比べものにならないくらい、おとなしくなって。子どもたちも、なんとか自分の道を見つけたようです。彼のほうもいろいろあったみたいだけど、それでもいつも話し合いながら、励まし合いながらやってきたような気がします」

 大きな転機があったのは、今から3年前。彼の妻が急死したのだ。心筋梗塞だった。

「さすがに彼も落ち込んでいました。亡くなってすぐ一度会ってから、3カ月くらいは会えなかった。彼の気持ちが落ち着くまで私は待っているつもりでした。もう何かあっても、急に別れるようなことはないと信じていた」

 その言葉通り、彼とはまた会えるようになった。彼は今、上の子が独立して、下の娘と2人で暮らしている。

「だからといって心置きなく会えるようになったかと言われると……。彼は3年たって、なんとか立ち直り、『これからはもう少し頻繁に会おう』と言ってくれたけど、私の方が心苦しくて。奥さんが生きている頃はバレないように会うことで、申し訳ない気持ちを軽減することができたんですが、亡くなってからはかえって罪悪感が募ってしまって。昔、見逃してくれた奥さんの気持ちを考えると、時々胸が痛くなります」 

 それでも、じゃあ彼に会わずにいられるかと言われたら、それは無理だとヒデコさんは言う。そろそろ関係も20年。なぜこれほど長く続いたのだろう。

「相性が良かったんでしょうか。私は今でも、初期の頃と同じように彼が好きです。いや、もっと愛情が深くなっているような気がする。お互いに決して暴走せずに、ゆっくりじっくり付き合ってこられたのは、本当によかったと思っています」

 不倫は長続きする傾向がある。特にお互いに家庭があると、家庭を優先する気持ちも理解しあえるし、相手に無理な要求をすることもない。頻繁に会えるわけではないので、愛情を長持ちさせる。しかも、生活を共にしてないがゆえに、欠点も見えづらい。とはいえ20年だ。生まれたばかりの子が成人するような長い期間である。これほどの間、お互いを思いながら生きてこられたこと自体が幸せではないだろうか。

「そうですね。この先、どうなるかわからないけど、きっとどちらかが死ぬまで関係は続くかもしれません。戸籍上の夫はいますが、私の人生は彼とともにあるとつくづく思います」

亀山早苗(かめやま・さなえ)
1960年東京生まれ。明治大学文学部卒。不倫、結婚、離婚、性をテーマに取材を続けるフリーライター。「All About恋愛・結婚」にて専門家として恋愛コラムを連載中。近著に『アラフォーの傷跡 女40歳の迷い道』(鹿砦社)『人はなぜ不倫をするのか』(SBクリエティブ)ほか、多数。

フジテレビの番組がTBS『水曜日のダウンタウン』をもろパクリ? 『ダレトク』のドッキリが話題

 4月17日放送の『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)で、シリアスな状況でも食欲は発生するのか検証するドッキリが行われた。しかしこれが『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画を丸々パクっていると話題になっている。

 まず1つ目に行われたのが、飲食店でアルコ&ピースにラジオ番組の終了を告げ、その場で普通に2人が食事をできるのか調べるもの。アルコ&ピースはかなり落ち込んだ様子で、しばらくは食事に手をつけなかったが、最終的に食べ始めることに。

 その次は、牧野ステテコなどの芸人が、先輩からダメ出しや説教をされている中でも食事をとるのか検証。結局芸人たちはご飯を食べていったのだが、その様子にスタジオでは大きな笑いが起こり、企画は大成功を収めていた。ネット上でも「アルピーのラジオ終了ドッキリとか、嘘だと思ってても胸が苦しくなっちゃう!」「ステテコの食欲が面白すぎるwww」など大きな反響が起こっている。

「しかし一方で、今回の企画に対して『「水曜日のダウンタウン」のパクリじゃん』『こんなに堂々とほかの局の企画をパクるのか』『チャンネル回してたら一瞬「水曜日のダウンタウン」がやってるかと思ったわ』などパクリ疑惑を唱える人が続出。『水曜日のダウンタウン』ではこれまでに、“先輩から説教食らった後、カラオケで明るい曲は歌いづらい説”“サムギョプサル食ってる時説教されたら以降はサンチュ巻けない説”“矢口真里、説教食らった後にカラオケで『恋のダンスサイト』歌われてもさすがに『セクシービーム』入れづらい説”などを検証。『水曜日のダウンタウン』では“説教シリーズ”として定着していたので、『ダレトク』がパクリと言われても仕方ないでしょう」(芸能ライター)

 だが以前には『水曜日のダウンタウン』にもパクリ疑惑が浮上したことがある。

「2月放送の『水曜日のダウンタウン』では、スポーツ対決に出演するタレントたちに“負けてほしい”と要請。対決する両者とも負けようとする状況になったとき、どんな試合が行われるのかを検証していました。しかし『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)でも以前に同様の企画を行っていたため、ネット上で『完全にQさまのパクリじゃん』と指摘されることに。また、同番組では堂々と『逃走中』(フジテレビ系)をパクったこともあります」(同)

 なんでもアリの『水曜日のダウンタウン』だが、今回はやり返される形になったようだ。

フジテレビの番組がTBS『水曜日のダウンタウン』をもろパクリ? 『ダレトク』のドッキリが話題

 4月17日放送の『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)で、シリアスな状況でも食欲は発生するのか検証するドッキリが行われた。しかしこれが『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画を丸々パクっていると話題になっている。

 まず1つ目に行われたのが、飲食店でアルコ&ピースにラジオ番組の終了を告げ、その場で普通に2人が食事をできるのか調べるもの。アルコ&ピースはかなり落ち込んだ様子で、しばらくは食事に手をつけなかったが、最終的に食べ始めることに。

 その次は、牧野ステテコなどの芸人が、先輩からダメ出しや説教をされている中でも食事をとるのか検証。結局芸人たちはご飯を食べていったのだが、その様子にスタジオでは大きな笑いが起こり、企画は大成功を収めていた。ネット上でも「アルピーのラジオ終了ドッキリとか、嘘だと思ってても胸が苦しくなっちゃう!」「ステテコの食欲が面白すぎるwww」など大きな反響が起こっている。

「しかし一方で、今回の企画に対して『「水曜日のダウンタウン」のパクリじゃん』『こんなに堂々とほかの局の企画をパクるのか』『チャンネル回してたら一瞬「水曜日のダウンタウン」がやってるかと思ったわ』などパクリ疑惑を唱える人が続出。『水曜日のダウンタウン』ではこれまでに、“先輩から説教食らった後、カラオケで明るい曲は歌いづらい説”“サムギョプサル食ってる時説教されたら以降はサンチュ巻けない説”“矢口真里、説教食らった後にカラオケで『恋のダンスサイト』歌われてもさすがに『セクシービーム』入れづらい説”などを検証。『水曜日のダウンタウン』では“説教シリーズ”として定着していたので、『ダレトク』がパクリと言われても仕方ないでしょう」(芸能ライター)

 だが以前には『水曜日のダウンタウン』にもパクリ疑惑が浮上したことがある。

「2月放送の『水曜日のダウンタウン』では、スポーツ対決に出演するタレントたちに“負けてほしい”と要請。対決する両者とも負けようとする状況になったとき、どんな試合が行われるのかを検証していました。しかし『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)でも以前に同様の企画を行っていたため、ネット上で『完全にQさまのパクリじゃん』と指摘されることに。また、同番組では堂々と『逃走中』(フジテレビ系)をパクったこともあります」(同)

 なんでもアリの『水曜日のダウンタウン』だが、今回はやり返される形になったようだ。

松坂桃季、「お姉さん的な女性に責められたい」「今は広瀬すずが好き」……素顔は意外とチャラいドM男だった!?

 作家・石田衣良の小説を演出家で映画監督の三浦大輔が映画化した『娼年』で、会員制ボーイズクラブで“娼夫”として働く若者・リョウを艷やかに演じ、大きな話題を呼んでいる松坂桃季。松坂の熱演の甲斐もあって、映画は大ヒット。いまや、“日本一エロい俳優”の呼び声も高い。

 そんな松坂は、バラエティ番組などでは気さくな人柄で知られており、自身の女性関係についても、うっかり発言をいろいろと残している。

 1月に『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した際、「過去に有名人と交際したことがあるか?」と聞かれると「あります」ときっぱり。「年上の女性と交際したことがある」とも語り、「仮に年下であっても、お姉さん的なほうがタイプだ」と告白。するとダウンタウンの松本人志が「超ドMじゃん! 『何やってんの!?』みたいなの言われたいでしょ」とツッコミを入れ、松坂は「いいですね」とニッコリ。同じくドMである松本と意気投合していた。

「松坂さんといえば、2015年の元日に綾瀬はるかさんと熱愛報道がありました。綾瀬さんと松坂さんは映画で共演したのですが、映画の宣伝で綾瀬さんの印象について聞かれると『透明感がありすぎて、どこにいるのかわからないくらい。非常にしなやかな方だと思います』と絶賛。車で10分のところに住んで互いの家を行き来していたという目撃情報もありましたが、現在は破局。今回の芸能人との交際発言は綾瀬さんのことだろうと言われています」(放送作家)

 綾瀬は松坂より年上だが、あまりSっ気のある印象はない。松坂のドンピシャのタイプでないのがたたったのか、2人は1年もたたずに別れてしてしまったと言われている。綾瀬との交際後、松坂と熱愛のウワサが立ったのは、熟女女優の高岡早紀。2人は16年9月に舞台『娼年』で共演しており、韓国料理屋でのデートを週刊誌にスッパ抜かれている。当時、松坂は27歳、高岡は43歳と16歳差。下手をすれば親子ほど離れているが、週刊誌には松坂が高岡にグイグイ迫る様子が記されている。

「記事には、お互いの身体のホクロの位置について指摘し合ったり、『こんなに素敵な時間はない』と松坂さんが高岡さんをじっと見つめる様子などが書かれています。さらに、2人の年齢差について高岡さんが『困る』と言うと、松坂さんが『困ればいいよ。俺は、あなたを困らせたい』と言ったとか。Mっ気のある松坂さんにとって、高岡さんの魔性のフェロモンはたまらないものがあったでしょうね」(週刊誌記者)

 結局、その時のデートは各自帰途についたというが、松坂が意外と肉食系だということを知らしめる報道となっている。

「その後も松坂さんは、仕事で共演した木村文乃さんや剛力彩芽さん、武井咲さんとウワサになったり、『ダウンタウンなう』で共演した小島瑠璃子さんに『人類で一番好き』と言われるなど、モテモテです。『今は彼女いない』と『娼年』のプロモーションで出ていたバラエティ番組で話していましたが、よりどりみどり状態でしょうね。『ダウンタウンなう』では『広瀬すずちゃんがかわいい』と俳優仲間で盛り上がったなんてエピソードも披露していましたが……」(芸能事務所勤務)

 意外とチャラいドM男・松坂桃李のハートを射止めるのは、いったい誰なのだろうか。