ビートたけしが、古巣からアノ“軍団芸人”を超好待遇で引き抜き! その殺し文句とは?

 ビートたけしの独立ニュースに端を発した「たけし軍団VSオフィス北野・森昌行社長」の遺恨騒動も手打ちが成立。再び手を取り合っていくことで合意したという。

「森社長をあれだけ『裏切り者』呼ばわりしていたのは、いったいなんだったのかと思うほど、あっけなく収束しましたね。しかし、4月12日発売の『週刊新潮』(新潮社)では、たけし軍団が森社長や社員たちを糾弾する生々しい“逆パワハラ”現場が報じられています。たけし軍団は事務所に残留となりましたが、わだかまりがなくなったわけではなく、ギクシャクした関係は続いていくのではないでしょうか」(芸能関係者)

 軍団のほかに、所属俳優の寺島進も残留を表明しているというが、一方でたけしが設立した新事務所『T.Nゴン』に移籍するのが、アル北郷だ。4月10日発売の「アサヒ芸能」(徳間書店)で連載中の「たけし金言集」の中で、彼はその内幕をこと細かに話しているが、なんとたけし直々にスカウトされたという。

「アル北郷はたけし軍団の末端に籍を置く芸人でもありますが、最近は構成作家としてたけしの出演番組でブレーンを務めている。ほかにも、たけしの単独ライブの構成を担当したり、たけしが責任編集を務めるネットマガジン『お笑いKGB』では副編集長という間柄。連載で明かしたところによると、本人はオフィス北野残留を受け入れていたところ、たけしから直接『お前、来てもいいんだぞ』と誘われたそうです。しかも、『自分で取ってきた仕事はマージンは取らないから』『うちは社員旅行もあるよ』という超好待遇で迎え入れてもらったんだとか」(同)

 殺伐とした空気の旧事務所から、天国のような新事務所へ――。残留するたけし軍団たちも内心はうらやましかったりして?

ハリセンボン・近藤春菜、「春菜会は全おごり」報道に見る“オンナ友達内の上下関係”

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「おごってもらえるし」ハリセンボン・近藤春菜
『踊る!さんま御殿』(日本テレビ系、4月10日)

 ハリセンボン・近藤春菜に年齢を尋ね、春菜が実年齢を答えると「平均寿命を超えてるね」と返し、春菜が「ブタじゃねーよ」と畳みかけるネタを見たことのある人は多いだろう。春菜と同じような体形でも、このようなネタを披露するオトコ芸人も、またこういったイジられ方をするオトコ芸人もいない。やはり、女性の容姿というのは、よくも悪くも男性の関心を引くものなのだろう。

 スタイルが良くなかったり、顔のパーツが整っていない、はっきり言うと“ブス”を嫌うのは「男性である」と一般的に思われているのではないだろうか。バラエティでオンナ芸人をブスといじるのはオトコ芸人だし(オンナ芸人が、オトコを不細工いじりするのを私は見たことがない)、美人女優と結婚するオトコ芸人はいても、イケメン俳優と結婚するオンナ芸人がいないことは、「オトコのブス嫌い」を裏付ける証拠になり得る気はする。しかし、ブス扱いされているオンナ芸人も、恋愛や結婚をしていることから考えると、イケメン俳優ではないものの、彼女たちを好きになる男性はいると見ることもできるはずだ。

 ブスを心の底から見下しているのは、実は女性なのではないかと私は思っている。

 『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』という映画をご存じだろうか。高校時代のオンナ友達4人組の中で、一番太目で見た目の冴えない子の結婚が決まる。諸事情あって私生活が充実していない細身の3人娘は、激しく嫉妬。結婚式前夜、花嫁のサイズの大きいウェディングドレスで遊んでいた3人は、ドレスを破いてしまい、しまいには血液と精液で汚してしまう。明朝の結婚式までに、ドレスを直そうと、夜のニューヨークを走り回るというストーリーである。

 コメディという触れ込みだったものの、私にはまったく笑えなかった。友達の結婚を喜べないという経験は誰にでもあるだろうし、無理に喜ぶ必要はないわけだが、友達の結婚がうれしくないのと、ドレスを破る、汚すのはまったく次元の違う話である。主人公は結婚が決まったからといってマウンティングをしたりしていない。にもかかわらず、3人娘たちが激しく嫉妬するのは、単に主人公を日頃から見下しているから。その理由は、主人公の外見が3人より劣る、つまりブスだからだろう。

 これは創作の世界だけの話ではないと思う。昨年放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、ブルゾンちえみと女優・水川あさみ、桐谷美玲が出演した時のこと。3人はドラマ『人は見た目が100パーセント』(同)で共演してから“仲良し”というが、私にはそうは見えなかった。

 この番組は、ゲストが会場に着席するところから始まる。しかし、さっさと席に座るのはブルゾンだけで、水川と桐谷は腕を組んで、彼女を見てクスクス笑っていた。ブルゾンは「いつものけ者にする」と言っていたけれど、それが“仲良し”のすることなのか、疑問である。

 鼎談中も熱く語るブルゾンに対して、水川・桐谷は「ふーん」という興味なさそうに相槌をするばかり。また水川は、桐谷を「美玲ちゃん」と呼んでいる一方、なぜかブルゾンは呼び捨てである。女優の後輩はちゃん付けで、お笑い芸人は呼び捨て。これって、やはりブルゾンを見下しているということではないだろうか。

 春菜も、周囲の女性から見下されているのではと感じる芸人の1人だ。春菜は「春菜会」と称して、芸人以外の芸能人、女優やミュージシャンとつるんでいることを公言している。吉高由里子、Perfume・あ~ちゃん、時に安室奈美恵が参加したこともあるというから驚きだが、「女性自身」(光文社)は、「近藤春菜が女芸人から総スカン状態」と報じた。記事によると、春菜は「春菜会」を重んじるあまり、オンナ芸人とのつきあいを軽視して、オアシズ・大久保佳代子や森三中から不快感を持たれているという。しかし、オンナ芸人たちはただ春菜を嫌っているのではなく、「春菜会」が春菜の全おごりで成り立っているため、参加者に利用されていないか、女優の引き立て役になっていないか心配する気持ちがあるようだと記事は結んでいる。

 「春菜会」に参加しないかぎり、本当のことはわかるわけはないが、“全おごり”に引っかかるものがある。お笑いの世界は、たとえ売れていなくて先輩が後輩におごる仕組みになっているそうで、先輩はおごることで上下関係をはっきりさせることができ、後輩にとっては自分を売り込んで仕事のチャンスにつなげることができるため、双方にメリットがあるのだ。

 けれど、「春菜会」に参加しているメンバーは、それぞれの分野で活躍しており、経済的にも恵まれているはずである。それなら、割り勘でいいのではないか?

 おごるという行為は、経済的な強者がすることがほとんどだが、関係性が平等でないゆえに補填する意味合いもある。具体例でいうと、客が交際していない、お気に入りのキャバ嬢を食事に誘う時、ワリカンにする可能性は低いだろう。キャバ嬢に「食事に来てもらう」ためにカネを払うのだ。

 4月10日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演した春菜は、美人のトクな部分を「おごってもらえるし」と発言していた。春菜自身に「美人に会へ来てもらっている」という意識があるのではないか。カネを払うというのは、相手に価値があると認めるに等しい行為でもある。割り勘を提案しても「春菜会」が続くのかが気になるところである。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの

広瀬アリス「本当に失礼しました!」 バラエティー番組での“お見合い軽視発言”に批判殺到

 4月11日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に、女優の広瀬アリスが出演。最近は妹の広瀬すずとも負けず劣らずの人気を集めている彼女だが、番組内でのとある発言に「これは失言でしょ」と批判の声が上がってしまった。

 この日の番組にはドラマ『正義のセ』(日本テレビ系)に関わる面々が番宣で登場。出演女優の広瀬と吉高由里子の他、原作者の阿川佐和子も交えてトークを披露している。問題のシーンは、阿川が“お見合いエピソード”を語っていた時の一幕。昨年60代で初婚を迎え世間を驚かせた阿川だが、実は21歳の頃から30回以上のお見合いを重ねてきたという。

 すると司会の後藤輝基が「時代もありますけど、アリスちゃんはお見合いって考えたことある?」と話題を振った。これに広瀬は「全くないです」と否定し、「(お見合いを)するぐらいなら一生独身でいいです」「だって人に決められるの嫌じゃないですか?」とコメント。気づけば何度もお見合いを重ねてきた阿川は微妙な表情をしており、広瀬は「本当に失礼しました!」と謝っている。

「まさかのお見合い否定発言に、共演者の吉高も『悪気ない悪気ない』とフォロー。阿川も冗談であえて悲しそうな表情を作っていただけなので、番組的にはとても良い雰囲気でした。しかし阿川の他にも、世間には“お見合い”で結婚する人が多数存在します。今回の広瀬の発言はそのような人たちの結婚の在り方を『否定している』とも捉えられかねないものでした」(芸能ライター)

 案の定視聴者からは「とても視野が狭い発言。お見合い結婚の人たちに失礼」「個人の感想なのはわかるけど、テレビで言うことじゃない」「こんな発言炎上するに決まってるのに……明らかに想像力が足りない」といった批判が。また「広瀬すずよりは、まともだと思ったのになぁ」とがっかりする人も少なくない。

「やはり“失言”といえば妹の広瀬すずですよね。中でも『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)での“スタッフ軽視発言”は有名で、後に自身のTwitterで謝罪するほどの炎上騒動に発展。また『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)では、『洗濯機を買えばいいのに……』と“コインランドリー利用者軽視発言”をしています。炎上を繰り返す妹に比べ、広瀬アリスは『常識人』だと思われていたのですが……」(同)

“広瀬すずの姉”ではなく、広瀬アリス個人として評価され始めてきた中での“お見合い軽視発言”。あまり大きな爪痕にならないことを祈るしかない。

広瀬アリス「本当に失礼しました!」 バラエティー番組での“お見合い軽視発言”に批判殺到

 4月11日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に、女優の広瀬アリスが出演。最近は妹の広瀬すずとも負けず劣らずの人気を集めている彼女だが、番組内でのとある発言に「これは失言でしょ」と批判の声が上がってしまった。

 この日の番組にはドラマ『正義のセ』(日本テレビ系)に関わる面々が番宣で登場。出演女優の広瀬と吉高由里子の他、原作者の阿川佐和子も交えてトークを披露している。問題のシーンは、阿川が“お見合いエピソード”を語っていた時の一幕。昨年60代で初婚を迎え世間を驚かせた阿川だが、実は21歳の頃から30回以上のお見合いを重ねてきたという。

 すると司会の後藤輝基が「時代もありますけど、アリスちゃんはお見合いって考えたことある?」と話題を振った。これに広瀬は「全くないです」と否定し、「(お見合いを)するぐらいなら一生独身でいいです」「だって人に決められるの嫌じゃないですか?」とコメント。気づけば何度もお見合いを重ねてきた阿川は微妙な表情をしており、広瀬は「本当に失礼しました!」と謝っている。

「まさかのお見合い否定発言に、共演者の吉高も『悪気ない悪気ない』とフォロー。阿川も冗談であえて悲しそうな表情を作っていただけなので、番組的にはとても良い雰囲気でした。しかし阿川の他にも、世間には“お見合い”で結婚する人が多数存在します。今回の広瀬の発言はそのような人たちの結婚の在り方を『否定している』とも捉えられかねないものでした」(芸能ライター)

 案の定視聴者からは「とても視野が狭い発言。お見合い結婚の人たちに失礼」「個人の感想なのはわかるけど、テレビで言うことじゃない」「こんな発言炎上するに決まってるのに……明らかに想像力が足りない」といった批判が。また「広瀬すずよりは、まともだと思ったのになぁ」とがっかりする人も少なくない。

「やはり“失言”といえば妹の広瀬すずですよね。中でも『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)での“スタッフ軽視発言”は有名で、後に自身のTwitterで謝罪するほどの炎上騒動に発展。また『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)では、『洗濯機を買えばいいのに……』と“コインランドリー利用者軽視発言”をしています。炎上を繰り返す妹に比べ、広瀬アリスは『常識人』だと思われていたのですが……」(同)

“広瀬すずの姉”ではなく、広瀬アリス個人として評価され始めてきた中での“お見合い軽視発言”。あまり大きな爪痕にならないことを祈るしかない。

吉高由里子の“まっすぐ演技”が災いして、主人公に「検事無資格疑惑」が浮上!? 『正義のセ』第1話

 吉高由里子が、生真面目で理不尽なことが許せない性格の新人検事を演じているドラマ『正義のセ』が4月11日から放送スタート。第1話の平均視聴率は11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東平均)と、2ケタの幸先良い滑り出しとなりました。

 このドラマはタレントでエッセイスト・阿川佐和子さんの同名小説が原作。阿川さんは「ゴルフでたまたま出会った女性検事に興味を持ち、それをきっかけに何人もの女性検事に会い綿密に取材して書き上げた」と語っていただけに、期待度も高い。また、前作の気分がどんよりしたドラマ『anone』とは打って変わり、“痛快お仕事ドラマ”ということで、「『anone』で水曜日の夜がつらかった」という人よ、戻って来い!……と願うばかりです。

 では前置きはこれくらいにして、早速、第1話のあらすじを振り返ってみましょう。

■若手女性検事が“正義”を貫くために大奮闘!

 主人公の竹村凜々子(吉高)は、大阪赴任を経てこの春から横浜地方検察港南支部に赴任する2年目の検事。赴任初日から5件の案件を担当することになった凜々子だが、いざ被疑者の取調べをすると、自らの喜怒哀楽が入ってしまい仕事にならず。バディを組む事務官・相原勉(安田顕)も呆れ顔。さらに、同僚の検事で港南支部のエース・大塚仁志(三浦翔平)からも「そんなんだから被疑者になめられるんだよ」と一喝されてしまう。

 そんな中、凜々子は傷害事件を担当することに。被害者である建設会社勤務の向井俊哉(浅利陽介)は、上司の恩田徹(石黒賢)から路地裏で暴行を受け、その弾みで階段から転げ落ち、全治2カ月の大ケガを負ってしまい被害届を出したというものだった。

 凜々子は「ひどいパワハラ上司だ」と憤りつつ恩田の取調べを行うが、恩田の姿は穏やか。それだけではなく、「向井が私を貶めようとしている」と話し、凜々子は困惑してしまう。

 翌日、向井の話も聞こうと向井が入院する病院を訪れた凜々子と大塚。向井は「日常的に恩田からパワハラを受けていた」と告白し、事件当日恩田に「告発する」と宣言したところ、事件が起こってしまったと説明。向井の妻・美織(森カンナ)が、「みんな信じてくれないけど、警察なら……」と被害届を出した経緯を語ると、凜々子は涙を堪えながら「私は信じます!」と宣言。病室を後にし、すぐさま向井と恩田が勤務する建設会社に向かった。

 事件当日に一緒にいた同僚・田中啓介(六角慎司)に話を聞くと、「恩田さんの証言通り」の一点張り。しかし、凜々子が「嘘をつくと刑法に触れる」と言ったところ、挙動不審になり何か隠している様子だった。

 事務所に戻り、凜々子は「嘘をついているのは恩田と田中だ」と言い張るが、大塚は「それはあなたの感想だ」と反論。それでも、「絶対にそうだ!」と言い張る凜々子に、支部長・梅宮譲(寺脇康文)は「起訴するだけの証拠を見つけるよう」にと促した。

 翌日、美織が凜々子のもとを訪れ、向井のもとを訪れた恩田が「被害届を取り下げれば、会社に残れるようにしてやる」と告げたので、それを呑んで被害届を取り下げると語った。それを聞き、ショックで何も言えなくなった凜々子だが、事務所に戻ると「今日1日で恩田が有罪の証拠を探してくるから時間をください」と同僚たちに頭を下げ、大塚とともに事件現場へ向かった。

 事件現場で通行人に聞き込みをする2人だが、夜になっても有力な証言は得られず。ダメかとあきらめかけたときに、凜々子はタクシーのドライブレコーダーに3人が映っていれば」とひらめき、タクシー会社に片っ端から聞き込み。すると、事件現場近くの繁華街を歩く3人が映っている証拠動画が見つかる。

 その翌日、凜々子と大塚は恩田を事務所に呼び、再度取調べを始める。シラを切り続ける恩田に昨晩見つけた証拠画像を見せ、さらに恩田が発注先から賄賂をもらっていた証拠も突きつける2人。それでもシラを切る恩田に2人は「田中も賄賂をもらっていたと白状した」と明かし、やっと恩田は白状。だが、それでも「自分の人生が台無しになった」と向井をののしり、暴行の事実なんてどうでも良いと言い張る恩田に、凜々子は「どうでも良いことじゃないです!」と立ち上って恩田に説教。すると、恩田は力なく椅子に座り込んだ。

 こうして起訴は梅宮によって受理。喜びのあまり、屋上で「よっしゃー!」と叫ぶ凜々子であった、という第1話でした。

■吉高の演技がひどすぎて“検事無資格疑惑”が浮上!

 同作の演出は、吉高主演で2017年1月期に放送された『タラレバ娘』(同)の演出を手がけた南雲聖一氏。さらに、脚本も『タラレバ娘』を手がけた松本裕子氏。となると、やっぱり吉高の演技も『タラレバ娘』と同じ演技で、見ていて新鮮さにかけました。

『タラレバ娘』放送時にも言われていましたが、喜怒哀楽が入りやすい性格を表現しようと、“立ち上がって怒る”“悲しそうな顔”などを見せるのですが、それがいちいち大げさ過ぎ。見ているこっちが恥ずかしくなるぐらいです。

 また、『ガリレオ』(フジテレビ系)での吉高演技で言われていたように、甲高い声が多く耳障りな印象が。さらに、セリフのしゃべり方からは幼稚さが感じられてきてしまい……。

 上記の2点が相まって、検事役に説得力がありません。「この子、本当に司法試験通ったのか?」と疑問を感じてしまい、子どもに「検事って正義感あれば誰でもなれるんだ~」と、間違った解釈を持たせてしまうように思えます。

 吉高の“アホ検事ぶり”に、さらに拍車をかけるのが衣装です。周りの検事や事務官はしっかりとスーツを着ているのにもかかわらず、凜々子の服装がジャケットを羽織っているものの、チェックのロングスカートにショートブーツ、さらにアーガイル柄の靴下というカジュアルな服装で検事感がまるでない。以前、『クローズアップ現代』(NHK)で実際に検事と働く女性に密着していた放送を見たのですが、女性たちはみな、中のトップスはラフだけどきちんとしたスーツを着用していました。そのため、これでは「どっかのOLか! 検事なめんな!」とツッコミたくなるのです。

 今話では裁判所のシーンがなかったのでこれでもまあ良かったですが、今後裁判シーンがあった際、このままの格好でいくのでしょうか? 今後どうなるのか、衣装にも注目するのもよいかと思います。

■視聴者に一切深読みさせてくれない“正義へ一直線”ストーリー

 今回の事件は上司からの部下へのパワハラという内容だったのですが、そのパワハラの内容があまりにもひどい。部下の頭に水をかけたり、居酒屋でお猪口を投げつける。さらに殴って階段から落とすなど、すさまじい暴力が。普通に見て、これはパワハラの領域を超えているでしょと思う上、会社はまったく気にしておらず、コンプライアンスをガン無視。現実社会では考えられないストーリーです。

「もしかして、主人公の凜々子の感情を正当化しようと、 “悪人は徹底的に悪く”描いてしまっているのか」と勘ぐってしまいます。それに、ひどすぎるパワハラをみせることで、大塚の「客観的に考えろ」という言葉が間違っているように聞こえ、さらに視聴者にストーリーを深読みさせず、まるで「お前らは凜々子の活躍ぶりだけ見てろ」と言われているようです。

 また、恩田を有罪にするべく証拠を見つけに行くシーンでは、あまりにも簡単に見つかりすぎて、「そんなに簡単にみつかるかーい!」と思わずツッコミを入れたくなってしまいそうです。この部分が薄いため、ドラマ全体が“凜々子の喜怒哀楽ショー”になっていて本来の“お仕事ドラマ”的要素がまったくありませんでした。

■「あれ、なんか懐かしい……」と思わせてくれる脚本と美術セット

 “主人公の女性検事とバディを組むのが男性事務官”、また“正義感が強く、思ったら突っ走っていくタイプの主人公”さらに先に述べたように“悪人は徹底的に悪く”といった内容だった同作。「あれあれ……どっかで見たことあるな」と思った方もいるはず。そうです! 木村拓哉が主演のドラマ『HERO』(フジテレビ系)にそっくりな内容なのです。

 もっと言えば、『HERO』では、証拠を見つけるまで二転三転あり、視聴者もテレビ喰らいついて見ていたものです。しかし、同作はその部分がさらっとしているため、本当に見ていてつまらない。その上、後半にあった恩田の取調べシーンで、視聴者も知らない賄賂の証拠が突如出てきてしまい……(笑)。「こ、これは一体……何?」となった視聴者もいたはずです。

 また、美術セットもすごい。事務所の中の取調室が『HERO』もろパクリなんです。そして、撮影アングルも画面向かって左右に検事と被疑者、さらに真ん中に事務官。さらに、画面の切り替わりも似ている。もしかしたら女版『HERO』を目指しているのかも!?

 以上、第1話の批評でした。次回は凜々子が初めて殺人事件を担当するとのこと。初回平均視聴率11.0%が上がるのか、下がるのか。第2話もお楽しみに。

(文=どらまっ子KOROちゃん)

吉高由里子の“まっすぐ演技”が災いして、主人公に「検事無資格疑惑」が浮上!? 『正義のセ』第1話

 吉高由里子が、生真面目で理不尽なことが許せない性格の新人検事を演じているドラマ『正義のセ』が4月11日から放送スタート。第1話の平均視聴率は11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東平均)と、2ケタの幸先良い滑り出しとなりました。

 このドラマはタレントでエッセイスト・阿川佐和子さんの同名小説が原作。阿川さんは「ゴルフでたまたま出会った女性検事に興味を持ち、それをきっかけに何人もの女性検事に会い綿密に取材して書き上げた」と語っていただけに、期待度も高い。また、前作の気分がどんよりしたドラマ『anone』とは打って変わり、“痛快お仕事ドラマ”ということで、「『anone』で水曜日の夜がつらかった」という人よ、戻って来い!……と願うばかりです。

 では前置きはこれくらいにして、早速、第1話のあらすじを振り返ってみましょう。

■若手女性検事が“正義”を貫くために大奮闘!

 主人公の竹村凜々子(吉高)は、大阪赴任を経てこの春から横浜地方検察港南支部に赴任する2年目の検事。赴任初日から5件の案件を担当することになった凜々子だが、いざ被疑者の取調べをすると、自らの喜怒哀楽が入ってしまい仕事にならず。バディを組む事務官・相原勉(安田顕)も呆れ顔。さらに、同僚の検事で港南支部のエース・大塚仁志(三浦翔平)からも「そんなんだから被疑者になめられるんだよ」と一喝されてしまう。

 そんな中、凜々子は傷害事件を担当することに。被害者である建設会社勤務の向井俊哉(浅利陽介)は、上司の恩田徹(石黒賢)から路地裏で暴行を受け、その弾みで階段から転げ落ち、全治2カ月の大ケガを負ってしまい被害届を出したというものだった。

 凜々子は「ひどいパワハラ上司だ」と憤りつつ恩田の取調べを行うが、恩田の姿は穏やか。それだけではなく、「向井が私を貶めようとしている」と話し、凜々子は困惑してしまう。

 翌日、向井の話も聞こうと向井が入院する病院を訪れた凜々子と大塚。向井は「日常的に恩田からパワハラを受けていた」と告白し、事件当日恩田に「告発する」と宣言したところ、事件が起こってしまったと説明。向井の妻・美織(森カンナ)が、「みんな信じてくれないけど、警察なら……」と被害届を出した経緯を語ると、凜々子は涙を堪えながら「私は信じます!」と宣言。病室を後にし、すぐさま向井と恩田が勤務する建設会社に向かった。

 事件当日に一緒にいた同僚・田中啓介(六角慎司)に話を聞くと、「恩田さんの証言通り」の一点張り。しかし、凜々子が「嘘をつくと刑法に触れる」と言ったところ、挙動不審になり何か隠している様子だった。

 事務所に戻り、凜々子は「嘘をついているのは恩田と田中だ」と言い張るが、大塚は「それはあなたの感想だ」と反論。それでも、「絶対にそうだ!」と言い張る凜々子に、支部長・梅宮譲(寺脇康文)は「起訴するだけの証拠を見つけるよう」にと促した。

 翌日、美織が凜々子のもとを訪れ、向井のもとを訪れた恩田が「被害届を取り下げれば、会社に残れるようにしてやる」と告げたので、それを呑んで被害届を取り下げると語った。それを聞き、ショックで何も言えなくなった凜々子だが、事務所に戻ると「今日1日で恩田が有罪の証拠を探してくるから時間をください」と同僚たちに頭を下げ、大塚とともに事件現場へ向かった。

 事件現場で通行人に聞き込みをする2人だが、夜になっても有力な証言は得られず。ダメかとあきらめかけたときに、凜々子はタクシーのドライブレコーダーに3人が映っていれば」とひらめき、タクシー会社に片っ端から聞き込み。すると、事件現場近くの繁華街を歩く3人が映っている証拠動画が見つかる。

 その翌日、凜々子と大塚は恩田を事務所に呼び、再度取調べを始める。シラを切り続ける恩田に昨晩見つけた証拠画像を見せ、さらに恩田が発注先から賄賂をもらっていた証拠も突きつける2人。それでもシラを切る恩田に2人は「田中も賄賂をもらっていたと白状した」と明かし、やっと恩田は白状。だが、それでも「自分の人生が台無しになった」と向井をののしり、暴行の事実なんてどうでも良いと言い張る恩田に、凜々子は「どうでも良いことじゃないです!」と立ち上って恩田に説教。すると、恩田は力なく椅子に座り込んだ。

 こうして起訴は梅宮によって受理。喜びのあまり、屋上で「よっしゃー!」と叫ぶ凜々子であった、という第1話でした。

■吉高の演技がひどすぎて“検事無資格疑惑”が浮上!

 同作の演出は、吉高主演で2017年1月期に放送された『タラレバ娘』(同)の演出を手がけた南雲聖一氏。さらに、脚本も『タラレバ娘』を手がけた松本裕子氏。となると、やっぱり吉高の演技も『タラレバ娘』と同じ演技で、見ていて新鮮さにかけました。

『タラレバ娘』放送時にも言われていましたが、喜怒哀楽が入りやすい性格を表現しようと、“立ち上がって怒る”“悲しそうな顔”などを見せるのですが、それがいちいち大げさ過ぎ。見ているこっちが恥ずかしくなるぐらいです。

 また、『ガリレオ』(フジテレビ系)での吉高演技で言われていたように、甲高い声が多く耳障りな印象が。さらに、セリフのしゃべり方からは幼稚さが感じられてきてしまい……。

 上記の2点が相まって、検事役に説得力がありません。「この子、本当に司法試験通ったのか?」と疑問を感じてしまい、子どもに「検事って正義感あれば誰でもなれるんだ~」と、間違った解釈を持たせてしまうように思えます。

 吉高の“アホ検事ぶり”に、さらに拍車をかけるのが衣装です。周りの検事や事務官はしっかりとスーツを着ているのにもかかわらず、凜々子の服装がジャケットを羽織っているものの、チェックのロングスカートにショートブーツ、さらにアーガイル柄の靴下というカジュアルな服装で検事感がまるでない。以前、『クローズアップ現代』(NHK)で実際に検事と働く女性に密着していた放送を見たのですが、女性たちはみな、中のトップスはラフだけどきちんとしたスーツを着用していました。そのため、これでは「どっかのOLか! 検事なめんな!」とツッコミたくなるのです。

 今話では裁判所のシーンがなかったのでこれでもまあ良かったですが、今後裁判シーンがあった際、このままの格好でいくのでしょうか? 今後どうなるのか、衣装にも注目するのもよいかと思います。

■視聴者に一切深読みさせてくれない“正義へ一直線”ストーリー

 今回の事件は上司からの部下へのパワハラという内容だったのですが、そのパワハラの内容があまりにもひどい。部下の頭に水をかけたり、居酒屋でお猪口を投げつける。さらに殴って階段から落とすなど、すさまじい暴力が。普通に見て、これはパワハラの領域を超えているでしょと思う上、会社はまったく気にしておらず、コンプライアンスをガン無視。現実社会では考えられないストーリーです。

「もしかして、主人公の凜々子の感情を正当化しようと、 “悪人は徹底的に悪く”描いてしまっているのか」と勘ぐってしまいます。それに、ひどすぎるパワハラをみせることで、大塚の「客観的に考えろ」という言葉が間違っているように聞こえ、さらに視聴者にストーリーを深読みさせず、まるで「お前らは凜々子の活躍ぶりだけ見てろ」と言われているようです。

 また、恩田を有罪にするべく証拠を見つけに行くシーンでは、あまりにも簡単に見つかりすぎて、「そんなに簡単にみつかるかーい!」と思わずツッコミを入れたくなってしまいそうです。この部分が薄いため、ドラマ全体が“凜々子の喜怒哀楽ショー”になっていて本来の“お仕事ドラマ”的要素がまったくありませんでした。

■「あれ、なんか懐かしい……」と思わせてくれる脚本と美術セット

 “主人公の女性検事とバディを組むのが男性事務官”、また“正義感が強く、思ったら突っ走っていくタイプの主人公”さらに先に述べたように“悪人は徹底的に悪く”といった内容だった同作。「あれあれ……どっかで見たことあるな」と思った方もいるはず。そうです! 木村拓哉が主演のドラマ『HERO』(フジテレビ系)にそっくりな内容なのです。

 もっと言えば、『HERO』では、証拠を見つけるまで二転三転あり、視聴者もテレビ喰らいついて見ていたものです。しかし、同作はその部分がさらっとしているため、本当に見ていてつまらない。その上、後半にあった恩田の取調べシーンで、視聴者も知らない賄賂の証拠が突如出てきてしまい……(笑)。「こ、これは一体……何?」となった視聴者もいたはずです。

 また、美術セットもすごい。事務所の中の取調室が『HERO』もろパクリなんです。そして、撮影アングルも画面向かって左右に検事と被疑者、さらに真ん中に事務官。さらに、画面の切り替わりも似ている。もしかしたら女版『HERO』を目指しているのかも!?

 以上、第1話の批評でした。次回は凜々子が初めて殺人事件を担当するとのこと。初回平均視聴率11.0%が上がるのか、下がるのか。第2話もお楽しみに。

(文=どらまっ子KOROちゃん)

KAT-TUNが『バズリズム02』に登場! 4月13日(金)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
22:00~22:54 『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京系) 国分太一

●V6

9:50~11:25 『ノンストップ!』(フジテレビ系) 坂本昌行※「One Dish」コーナー
23:00~23:29 『晴れ、ときどきファーム!』(NHK BSプレミアム) 長野博

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松坂桃李が『娼年』で放出した性。過激さだけでないコミュニケーションとしての性行為

「この『娼年』は明らかに僕の20代の最大値でしたね」

 今年の10月で30歳を迎える松坂桃李(29)は、「キネマ旬報増刊 キネマ旬報 featuring松坂桃李」(キネマ旬報社)のなかで、俳優としての20代のキャリアを振り返り、現在公開中の映画『娼年』をこのように語る。

 この映画は、大学もサボりがちで、人生に目的を見出せない森中領(松坂桃李)が、ふとしたきっかけで男娼の仕事を始め、その仕事を通じて成長していくという物語。

 映画のなかでは7人の女優との濡れ場が描かれ、それもいわゆる「朝チュン」ではなく、フェラチオであったり潮吹きであったり放尿であったりと、AV並みに激しい性描写が描かれている。

 この映画は、2016年に劇団ポツドール主宰の三浦大輔(43)による演出で公演した舞台を、同じく三浦が監督を務めて映画化したもの。舞台の『娼年』も松坂が主演しているが、公演当時も過激な性描写が大きな話題となった。

舞台『娼年』は観客の目の前で松坂と女優が激しい濡れ場を演じる過激な作品だったが、三浦は松坂に役をオファーする際「『娼年』をやるとイメージが明らかに変わるけど大丈夫?」と聞いたという。

 仕事を依頼する段になってわざわざそんなネガティブな質問をした理由を三浦は「松坂くんが役者として現状に満足しているなら、イメージががらりと変わるから出ないほうがいいと思ったんです」(前掲「キネマ旬報 featuring松坂桃李」)との配慮であったと語っている。

 しかし、当の松坂はそのオファーを「ラッキーだな」と思っていたと言う。ウェブサイト「CINRA」のインタビューで松坂は「僕がそれまでやってきた作品のテイストを考えると、なかなか自分のイメージからは遠い作品ではあったと思うんです。でも、自分が今後、役者の仕事を続けていく……今年で30歳になるんですけど、40歳、50歳、そしてそれ以降になっても続けるにあたっては、僕がいままで20代の前半でやってきたような仕事のスタイルでは、なかなか難しいだろうなって思い始めていたので」と語り、俳優という仕事を生涯続けていくものとするためには現状のようなキャリアの積み方では不足があり、どこかで脱皮を図りたいと感じていたと述べている。

 ここで三浦と松坂の思惑がぴったりと合致した。三浦はこれまでの作品のなかで最も俳優との「共犯意識」が芽生えたと語っており、ふたりはどんどん物語の世界に没入していった。その入り込み方はひとかたならぬものがあったようで、性描写に対する大胆さが麻痺していったことから、松坂は「舞台の稽古中はプロデューサーさんに「いや、これはちょっと……」と止められたりして」(前掲「キネマ旬報 featuring松坂桃李」)なんてエピソードもあったと話している。

 その結果、地獄のように大変だったと話す舞台の『娼年』は高い評価を受けて終了。そして今度は映画で再び『娼年』という作品を向き合うことになる。

コミュニケーションとしての性交を撮る
 松坂はこの仕事について〈撮影が終わったあとは矢吹丈のような状態でした〉(昨年10月投稿)とツイートしているが、その言葉は誇張ではないだろう。

 前述の通り、映画『娼年』でも激しい性描写が描かれ、松坂は男性器以外のすべての部分をカメラの前に晒しているし、快感に悶えて喘ぎ声を漏らす場面まで何度も登場する。4月6日放送『A-Studio』(TBS)にゲスト出演した際、松坂はAVを役づくりの参考に用いたことを告白したうえで、スタッフと共にホテルに宿泊しているときは、皆に見つからないように廊下のエレベーター脇にあるホテルの有料カードを買うのに苦労していたと笑い話を語っていたが、そんなエピソードが生まれるのもよくわかる。

 とはいえ、その性描写は決してAV的な演出ではなく、モノとしての性を「消費」するものとはなっていない。

『娼年』という物語のテーマは、人生そのものに退屈し心を閉ざしていた青年が、男娼という仕事を通じてたくさんの女性と接するうちに、だんだんと自らの心の壁を打ち破り大人になっていくというものだ。

 ゆえに、この作品のなかで登場する性描写は、「快感を貪る行為」ではなく、一貫して「コミュニケーション」として描かれる。

 映画の公式パンフレットで三浦は「セックスを会話を撮るように綿密に撮っていきたいと思いました」と映画内での性描写の撮り方の目標を語っているが、実際、映画では松坂や女優の裸体ではなく、松坂の表情の変化を丁寧に撮ることに比重が置かれている。あまり前例のない濡れ場の撮り方であるため、三浦は事前にセックスシーンの絵コンテをつくり、入念なリハーサルを行ったうえで撮影に入ったそうだ。

 その考えはもちろん松坂も共有しているもので、前述『A-Studio』で彼は「この作品はただセックスするっていうことじゃなくて」「身体のコミュニケーションのなかで生まれてくる会話というか、けっこう繊細なお芝居が必要」と、『娼年』における性描写の特殊性を語っていた。

 このように、『娼年』は松坂にとって大変な作品だったようだが、俳優としてのキャリアの壁を乗り越えるための試みは功を奏したようだ。来月12日公開『孤狼の血』では、暴対法成立直前の広島を舞台にヤクザと警察による癒着と抗争が描かれる。そこで松坂は、ヤクザと警察の関係性に疑問をもちながら仕事に飲み込まれていく大学出の新人巡査の役を演じた。

 これまた並々ならぬハードな役づくりが必要な役だが、それをこなす背景には『娼年』を乗り越えて得た知見があることは間違いない。今後の松坂桃李の活躍に期待が募る。

(倉野尾 実)

サッカー日本代表ハリル解任に広告業界は笑顔満開「西野新監督はイケメン!」「有名選手が帰ってくる!」

 12日の就任会見のウラで、広告関係者の笑顔が満開になっている。

 日本サッカー協会は今月7日付でのバヒド・ハリルホジッチ監督(65)の解任と、西野朗技術委員長(63)の新監督就任を発表した。日本中があっと驚く電撃解任劇だったが、プロモートする広告関係者やスポンサー筋の間では、おおむね好意的に受け止められているという。

 広告代理店関係者は「このままいったらW杯で視聴率がどれだけ取れるのか心配していましたが、これで少しは好転するかもしれません。日本はW杯に6大会連続の出場ということもあって、世間は飽きてきて、マンネリ化が進んでいます。代表にこれといったスター選手もいないですし、正直今回のW杯への注目度は低かった。今年はW杯イヤーなのに全く盛り上がっていなかったんです。それが今回の監督交代で少しは視線を向けられることになって、安堵していますよ。それに新監督の西野氏は日本人で、ダンディーでイケメン。これ以上ないわかりやすさ。にわか女性ファンも食いつきやすい」と、ほくほくだ。

 解任前にあるテレビ番組が行った一般人への調査によれば、代表監督を知っているのはたったの29%しかいないという恐ろしい結果となっていた。そればかりか、ワールドカップでの対戦国を知っている人は9%しかいなかったという。

 前出の広告関係者は「60歳を超えた西野氏ですが、女性人気は半端じゃない。現役時代から西野氏が歩くところには大勢の女性ファンが付いてくる。試合でケガをしたら、お見舞いしたいと女性が自宅まで押し掛けたことが何度もある伝説の人。Jリーグの監督時代には、女性ファンが『結婚してくれなきゃ死ぬ』と言って西野氏が乗るベンツの前に立ちはだかったこともありましたよ」と明かす。

 さらにこれまでハリルホジッチ監督が冷遇してきた知名度の高い本田圭佑、長友佑都、香川真司、岡崎慎司が再び代表のレギュラーに収まる可能性が高まったと言われている。

「流行の戦術や選手起用、難しいサッカー論を語りたがるサッカーフリークなど一部の人からは不評かもしれませんが、日本代表の関心、人気を呼ぶためには非常にありがたいことです。みんが知っている本田、長友、香川、岡崎が出場してくれれば、W杯の盛り上がりにも一役買ってくれて視聴率も上がることは間違いありませんよ」(前出の広告関係者)

 W杯の開幕は6月14日。これでいよいよ、尻馬に乗って騒ぎたがるにわかファンたちの間で、サッカー熱がグングンと上がってくるのかもしれない。

サッカー日本代表ハリル解任に広告業界は笑顔満開「西野新監督はイケメン!」「有名選手が帰ってくる!」

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 広告代理店関係者は「このままいったらW杯で視聴率がどれだけ取れるのか心配していましたが、これで少しは好転するかもしれません。日本はW杯に6大会連続の出場ということもあって、世間は飽きてきて、マンネリ化が進んでいます。代表にこれといったスター選手もいないですし、正直今回のW杯への注目度は低かった。今年はW杯イヤーなのに全く盛り上がっていなかったんです。それが今回の監督交代で少しは視線を向けられることになって、安堵していますよ。それに新監督の西野氏は日本人で、ダンディーでイケメン。これ以上ないわかりやすさ。にわか女性ファンも食いつきやすい」と、ほくほくだ。

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 さらにこれまでハリルホジッチ監督が冷遇してきた知名度の高い本田圭佑、長友佑都、香川真司、岡崎慎司が再び代表のレギュラーに収まる可能性が高まったと言われている。

「流行の戦術や選手起用、難しいサッカー論を語りたがるサッカーフリークなど一部の人からは不評かもしれませんが、日本代表の関心、人気を呼ぶためには非常にありがたいことです。みんが知っている本田、長友、香川、岡崎が出場してくれれば、W杯の盛り上がりにも一役買ってくれて視聴率も上がることは間違いありませんよ」(前出の広告関係者)

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