今週の注目記事・第1位
「<福島復興の顔>東電元副社長<懺悔告白>-被災地運動家と関係を持ったら」(「週刊文春」4/12号)
同・第2位
「『裏切り者』にされた『森社長』の悲痛な反論5時間-独立問題裏の裏」(「週刊新潮」4/12号)
「ビートたけし テレビじゃ言えない『独立話』」(「週刊ポスト」4/20号)
同・第3位
「未公開資料が明かす金正恩の笑えない『個人情報』」(「週刊文春」4/12号)
「電撃訪中で米中を引き裂く金正恩」(「ニューズウイーク日本版」4/10号)
同・第4位
「安倍政権『テレビ制圧計画』」(「週刊文春」4/12号)
同・第5位
「『麻生財務相』が政治資金2400万円を費やした美貌の女」(「週刊新潮」4/12号)
同・第6位
「『順天堂大学』はカネで被害者の口を封じた!-新生児取り違え事件」(「週刊新潮」4/12号)
同・第7位
「山尾志桜里<禁断愛>倉持弁護士が元妻に送った冷酷な文書」(「週刊文春」4/12号)
同・第8位
「上原浩治の東京『ひとり暮らし』-球速130km台でも打者を打ち取る男」(「フライデー」4/20号)
同・第9位
「小泉進次郎 36歳にもなって『貯金ゼロ』?」(「週刊現代」4/21号)
同・第10位
「大谷翔平の『凄さ』とは何か」(「週刊現代」4/21号)
同・第11位
「借金400万円の小室圭さんに毎月税金500万円が遣われている」(「週刊現代」4/21号)
「『秋篠宮家』に前借りを打診した『小室家』-眞子さま危ういご結婚の内幕」(「週刊新潮」4/12号)
同・第12位
「話題の『かかと落し』こんなに簡単でこんなに効く!!」(「週刊ポスト」4/20号)
同・第13位
「寝る前のノンアルコール・ビールでひどい『いびき』が治った!」(「週刊現代」4/21号)
同・第14位
「お疲れ様! 有働由美子アナ NHK理事の座を捨てた『女の意地』」(「週刊現代」4/21号)
同・第15位
「森泉と結婚したパートナーの『意外な職業』」(「フライデー」4/20号)
同・第16位
「65歳からの『楽しい仕事』」(「週刊現代」4/21号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
私事で恐縮だが、4月5日の夕方、わが家の老犬モエが亡くなった。あと17日で18歳の誕生日を迎える予定だったが、1月末ごろから歩行が困難になり、3月には寝たきりになったが、食欲は旺盛で、時々は犬用歩行器でヨタヨタ歩いていた。
床ずれがひどく、毎日、クスリを塗りテープを貼ってやるのだが、痛々しくて、哀れだった。癲癇の持病があり、大きな手術を2度受けているから、長生きしたほうであろう。
寝ていたことが多かったので、うっすらと目を開けて横たわっている姿は、生きている時と同じように見える。このまま剥製にしてもらおうかと、半ば本気でカミさんにいって、2人で泣いている。寂しいが、喪失感はまだ薄い。しかし、愛犬の不在は己の時間を失うことだといった歌人がいたが、しばらくすると激しい「ペットロス」になる予感がする。
昨日の朝まで家に寝かしておき、今日(4月9日)の朝、中野・哲学堂の近くの寺で荼毘に付した。
形があるうちは、どこかで生きている気がしていたが、骨になってしまうと、ついにいなくなってしまったんだという虚しさが押し寄せてきてやりきれない。
今年はバカ早かった桜の開花だが、来年は例年並みだと、命日には桜が満開か散り始めになる。寂しいが、モエ、ありがとう、さようなら。
歌人・永田和宏の『人生の節目で読んでほしい短歌』(NHK出版新書)に、愛犬を失った悲しみを歌った歌がある。
「愚かなるこのあたまよと幾度撫でしわが手の下にいまは亡きがら」(河野愛子)
「椅子を見る いつでも不在肘掛けに鼻面のせる犬を欲りけり」(佐藤南壬子)
まずは現代の、65歳からでも働ける仕事という特集から。
65歳から楽しく働けて、おカネがもらえるなら、こんなうれしいことはないが、見てみると、草野球の審判、運転代行、ペットシッター、作文の添削、エキストラ、飲食店の覆面調査、左官、大工、塗装、剪定などで、私にできるのはペットシッターか作文の添削ぐらいだろうが、やはり、なかなか難しいようである。
フライデーに、服飾デザイナーの森英恵の孫でタレントの森泉(35)が、できちゃった婚した相手は、40代半ばの一般男性だというが、この男性は有名なお寺の金持ちの僧侶だと報じている。
フライデーによれば、この僧侶のいるお寺は、中野にある室町時代から続く名刹だという。
私の家からも近い中野坂上にある中野長者の寺・成願寺のことのようだ。
開基である鈴木九郎は紀州出身で室町時代に当地にやってきた商人で、商売が成功して財を成し「中野長者」と呼ばれたそうだ。幕末には新撰組の近藤勇と彼の家族がここに身を寄せていたといわれるそうである。
さて、NHKの顔といわれていた有働アナが、NHKのエリートの座を捨てて、フリーになったのには、少し驚いた。
理事になり、もしかすると、NHKの会長にもという声があっただけに、どうしたのであろう。
もちろん、フリーになれば1,500万円といわれる年収よりはるかに多く稼げることは間違いないが。
現代によると、有働は、国谷裕子のやっていた『クローズアップ現代』の後釜になりたかったのに、それが叶わなかったことから、辞めることにしたという。
彼女はジャーナリスト志向が強く、これからは現場に出て、取材をしていくそうだ。
だが、元NHKの先輩、池上彰が、そう簡単にジャーナリストといってほしくないと苦言を呈していたが。
まあ、彼女のことだからなんでもこなせるのだろうが、多少の苦労はあるかもしれない。
私は、カミさんにいわせると、寝ている時のいびきがすごいというのだが、カミさんもすごいのだが、自分では気づかない。
いびきの悩みを抱えている人は多いそうだが、現代によると、寝る前にノンアルコール・ビールを飲むと、睡眠が改善され、深い眠りにつくことによって、いびきの症状が治まってくるという。
その理由は、ビールに入っているホップには鎮静効果、リラックス効果があるからだという。
寝酒をアルコールの入っているものではなく、ノンアルコールにするか。ダメ元で、やってみても損はないだろう。
以前、サッカー協会の元会長の川渕三郎氏がテレビに出ていて、ゴルフのうまい秘訣を語っていた。
80を超えているのに、ドライバーの飛距離は確か250ヤードぐらいだそうだ。
運動は? と聞かれて、かかとを上げて降ろすのを、時間がある時は毎日やっているというのだ。確か200回ぐらいしているといっていたのではないか。
今週のポストに、そのかかと落しを毎日30回やれば、糖尿病の予防や改善になり、認知症や動脈硬化の予防効果も期待できるとレポートしている。
さらに高血圧の対策としても期待できるというのだから驚く。これは、第二の心臓といわれるふくらはぎを鍛え、血液の回りをよくするからだというのである。
そんなことでとは思うが、これもカネはかからず、時間もそうかかるわけではないから、試してみてもいいのではないか。さっそく始めてみよう。
またぞろ、新潮は、小室圭さんの母親が、元婚約者が返せといっている400万円超を、秋篠宮家に貸してくれと頼んだと報じている。
これはすでに女性誌が報じているから、二番煎じである。それに、どうやって裏を取ったのだろう。
新潮によれば、小室圭さんは何度か秋篠宮家に行ってはいるが、周囲は決して2人きりにはしないという。
それは、眞子さんの留学中に、圭さんがイギリスを訪ね、「お二人は現地でいっそう親密になられた」(宮内庁関係者)からだという。意味深ないい方である。
現代は、小室圭さんには毎日SPがついて、家の周囲はもちろんのこと、圭さんの仕事の行き帰りも付きっ切りだが、そのために使われている税金は、年間6,000万円を優に超えるという。
元はといえば、圭さんの母親が元婚約者に“借りた”400万円を返さないため、婚約が延期になったのだから、税金を使うのはおかしくないかといっている。
だが、まだ破談が決まったわけでもないのだから、こうした警備は必要なのだろうし、小室圭さん側が頼んだことでもあるまい。
こういうのを論っていると、圭という男はけしからんと、おかしな人間が出てくるかもしれない。今は静かに見守る。それが大人の対応というものであろう。
ところでロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が大変なことになっている。投手として2連勝したのもすごいが、打者としても3試合連続ホームラン、マルチヒットと、アメリカのスポーツ界でも、ベーブ・ルースの再来だと大騒ぎである。
投手としては160キロの速球を中心に、ある程度はやれるという見方は多かったが、打の方でこれほど活躍すると見ていた日本の評論家はいなかったのではないか。
それも、オープン戦では振るわず、開幕直前に、右足を上げるフォームを止め、すり足にしたというのだ。
そうするとボールは見やすくはなるが、当然ながら飛距離は落ちるはずだが、大谷の場合はそうはならない。
文春で、ジャーナリストの鷲田康が、現地で取材している放送関係者の言葉を紹介している。
「いまチームで一番飛ばすのは明らかに大谷です。メジャーを代表するスラッガーのマイク・トラウト外野手やアルバート・プホルス内野手よりも飛距離が出る。特に左中間の打球の伸びにはトラウトも驚愕の声を挙げたほどでした」
オープン戦の結果にも動じないで、大谷の開幕メジャーを主導したビリー・エプラーGMは、あらゆる方向から検討して、よくない傾向は出ていなかったからだといい、メジャーでの成功に自信を見せているという。
漫画のようだというと怒る向きもあるかもしれないが、五味康祐の小説『スポーツマン一刀斎』をも彷彿とさせる、大谷の活躍である。
現代では、メジャーリーグ解説者の小早川毅彦が、シーズン中盤には疲れが出て、不振に陥ることもあるだろうが、二刀流を貫いてほしいといっている。
これからの大谷に一番心配されるのは、疲れによる故障である。今は気が張り詰め、結果も出しているからいいだろうが、初めてのメジャーリーグでの二刀流は、精神的にも肉体的にも、疲労を蓄積していくこと間違いない。
それを忠告してくれる人間が近くにいるのだろうか。心配である。
さて、小泉進次郎ももうすぐ議員生活10年になる。現在36歳。将来の総理間違いなしといわれる小泉だが、以外にも、彼が公開した資産は「ゼロ」だった。
彼は、銀座のクラブや赤坂の料亭など使わず、会合はいつも居酒屋で、それも割り勘。
彼が贈るものは、横須賀海軍カレーのカレー味の柿ピーだそうだ。
それは、カネがないからではない。相手に気を使わせない心配りからだそうだ。
だが独身で、大した贅沢もしないのに、資産ゼロというのはどうしてなのか?
彼が持つ3つの政治資金管理団体の16年分の収支報告書を見ると、収入合計は8,522万円。
歳費や文書通信費を入れると、1億を超えるのだが、普通預金にすれば、公開する義務はないからだそうだ。
したがって、応援のために地方へ行っても全部自腹で、カネに困ることはないという。
浮いたウワサもこの頃聞かない小泉進次郎だが、あまりクリーンだと、他の議員たちから煙たがられて、あいつとは一緒にやりたくないと思われるかもしれない。
政治の世界は常に、魚心あれば水心だからだ。
古巣・巨人に10年ぶりに戻ってきた上原浩治(43)は、独り暮らしだとフライデーが報じている。
11年に米国東部のメリーランド州ボルチモアに買った一軒家に、夫人と12歳になる息子を残しての単身赴任。
息子はアメリカの生活に慣れているから、自分の都合で家族を振り回してはイカンと、寂しいお一人様だそうだ。
昨年までの年俸総額は約82億円。だが、ほとんど外に出ず、巨人時代に購入したマンション暮らしで、専属トレーナーとトレーニングに励んでいるという。
唯一の贅沢が、登板後に自宅で一人飲む1本の缶ビールだそうだ。巨人の若手たちが見習うべきは、投球術もさることながら、こうした生活態度であろう。
さて、山尾志桜里衆院議員との不倫を報じられた倉持麟太郎弁護士は、すでに離婚していたことは先週書いた。
離婚した奥さんが、山尾議員を相手取って慰謝料請求の訴訟を起こしたといわれるが、先週、文春に話をした彼女に、第三者へ口外しないとの誓約書を書かなければ、長男との面会を見合わせるといってきたと文春が報じている。
「二週間も子供には会えていません。二歳の長男は突然母親と会えなくなり、状況がわからず、とても不安を感じているはず。(中略)山尾さんは、子を持つ母親として、私の気持ちが分からないのでしょうか」
どちらの主張が正しいのか、私にはわからないが、この悲痛な叫びを無視するようでは、議員としても人間としても疑問符が付くこと、間違いないと思う。
ところで、映画や小説には、生まれたばかりの2人の赤ん坊が、病院の手違いで、違う親に引き取られて育ち、長じてからそのことがわかって起きる悲劇がよく描かれる。
だが新潮によれば、こうしたことはそれほど希なことではないそうだ。
たとえば、13年には、1953年に取り違えられたことが分かった男性が、2億5,000万円の賠償を求めて病院を提訴し、3,800万円の賠償金を手にしている。
新潮によれば、名門の順天堂大学医学部付属順天堂医院でも、半世紀ほど前に、取り違え事故が起きているのだが、そのことを病院側は隠しているというのだ。
それは都内に住んでいる男性で、DNA鑑定をしたら、育てられた親との間には親子の可能性が0%だったという。
そのため、病院側に確認を求めて来て、病院側も取り違えがあったことを認めているそうである。
件の男性は、母親から「血がつながっていないかもしれない」と告げられ、DNA鑑定をしたのだそうだ。
順天堂の関係者は、病院側もそのことを認めているのに、公表しない理由をこう語る。
「その男性は順天堂医院を訪れて、本当の親に会いたいと訴えたのですが、順天堂側はそれを拒んだのです。しかも、“取り違えられたもう一方は平穏に暮らしている可能性が高いのに、それを壊してはいけない”というのがその理由です。
そして、男性に金銭での解決を提案し、和解金を支払う代わりに、取り違えがあったことを一切口外せず、もう一方の相手を探さないことを約束させた。
最終的に男性は押し切られてしまった格好です」
新潮は、その男性を探し出し、インタビューしているが、事実関係は認めたものの、それ以上はしゃべれないという。
病院側は、「個別案件についてのご照会には応じていない」としている。
2人の人間の人生を“狂わせてしまった”病院側の責任は、金銭で償えるものではない。事実を公表して、2度とこういうことの起きないよう、どうすればいいのかを、医療関係者は考えなくてはいけないはずだ。
同じ新潮に、麻生財務相が頻繁に通う六本木の会員制サロン『ボヴァリー』の美貌の女、雀部(ささべ)敏子ママの姿をとらえた写真をグラビアに載せている。
何しろ、麻生は、16年までの3年間で、この店に2,416万円も支払っているというのだから、ただの仲ではないのではないか。
写真で見る限り、やや容色に衰えが見えるが、70代のじいさんにはちょうどいい女性なのだろう。
安倍首相が、またまたふざけたことをいい始めた。放送法4条、中立公正であることというのをなくし、ネット事業者などがテレビ局の放送設備を利用してコンテンツを流せるようにするというのである。
これには、安倍ベッタリの読売新聞ナベツネも大反対しているそうだ。文春によれば、もっと自分のいうことを聞く「御用テレビ」をつくりたいという思いからだそうだが、バカバカしくて批判する気にもならない。
だが、万が一、秋に三選されれば、官邸の安倍親衛隊を顎で使い、何がなんでもやってくる可能性、なしとはしない。
中国を訪問して習近平主席と面談した金正恩が、習近平の話すことをメモしている映像が流れたが、これは、北朝鮮では流れなかった。いったい何をメモしていたのだろう。
「トランプ米大統領と会談したことのある習が、米朝首脳会談における注意点を指南した可能性がある。ビジネスマンであるトランプの口八丁手八丁の交渉術に騙されるな、と」(日朝外交筋=文春)
どちらにしても、世界の孤児、嫌われ者と思われていた金正恩が、習近平を相手に互角に話をし、時折見せるはにかんだような笑顔が、意外にかわいい奴じゃないかという印象を世界にアピールした外交術は、並々ならぬものがある。
ニューズウイーク日本版は、金正恩は、「中国の国家主席と対等に会談できる立場にあると感じられるまで6年間、訪問を控えてきた」と見ている。
さらに、「金は人気取りも巧みな指導者だ。国内の視察や訪中の際に夫人の李雪主を伴なって現れる。そんな北の指導者は、金が初めてだ。2月の平昌冬季五輪では、金王朝の一員として初めて訪韓した妹の金与正がアイドル並みの注目を集めた」。
そうした手腕を駆使しながら、金は、米中の利害対立を巧みに利用し、「米中対立が先鋭化すれば、両国は北朝鮮を味方に付けようとするかもしれない。そうなれば、非核化はおのずと後回しになる」と見ている。
何もできず、ただ手をこまねいている安倍首相とは、大きな違いである。国内だけではなく、国際的にも評価が下落している安倍政権をこのまま続けては、取り返しのつかないことになる。
新潮で、ビートたけしやたけし軍団の連中から「裏切り者」と罵声を浴びている、「オフィス北野」の森昌行社長(65)が告白している。
今回のビートたけしの独立騒動も、当初は、愛人と作った事務所へ移る身勝手なたけしへの批判が出たが、その後、森社長を含めたオフィスのスタッフの高給や、やる気のなさがたけしや軍団の連中から次々に指弾された。
森は、このままでは自分が私利私欲のために会社をいいように使ったということが真相だとなってしまう。それは事実と異なると思い、話すことを決めたという。
森は、たけしの知らないところで、筆頭株主になっていたという批判に対して、これは26年も前の話で、当然たけしにも報告した。それが証拠に、たけしの妻も「主人が知らないわけないでしょ」といっていたという。
それはそうだろう。これはたけしや軍団のいい分がおかしい。
自分の役員報酬1億円が高いといわれるが、自分はやることをやってきたので、法外に高いとは思わない。
新人でも年収500万、少し経てば800万円ももらえるというのは高すぎるといわれるが、森は、この業界はいつ何が起きるかわからないから、経営がうまくいき、黒字が出ている時は従業員への給与や賞与はなるべく多くする。それが従業員のモチベーションにつながるはずだという。
これについては、たけしや軍団側が、仕事しない奴が高給をもらいすぎる、たけし以外に売れっ子を育てられなかったではないかといっているが、こっちの方が正論ではないか。
昨年9月の決算で500万円程の赤字を計上したが、これは、映画『アウトレイジ 最終章』の製作費が出て行ったが、映画の売り上げが入ってくるのは半年ほど後になるので、自然に解消される。これは森のいう通りであろう。
驚くのは、昨年4月からたけしの愛人の事務所へすべて振り込むようになった時、事務所とたけしの取り分が「3対7」だったのを「2・5対7・5」にするように要求され、呑むしかなかったと語っていることだ。
その後、さらに「1対9」にするよういってきたそうだ。これはいくらなんでもやりすぎだと思う。
オフィス北野の売り上げの8割を占めていたたけしが独立して、規模を縮小しながら、どう会社を存続させていくかというときに、軍団が、森は汚い、不正があると騒ぎ立てて、何が解決するのか、会社や彼らにどんなメリットがあるのか、理解できかねるともいっている。
森は「たけしさん、軍団とは30年間一緒にやってきました。なぜ私ひとりを悪者にし、しかも誰も得をしないこのタイミングで公然と私の批判を展開したのか。底知れぬ虚しさを覚えます」と心の内を吐露している。
だが、森が責められるべきは、たけしの一枚看板でしかやってこなかったことだろう。売れっ子もいつかはいなくなる。小泉今日子やローラのように、いくら手塩にかけても独立してしまうタレントもいる。
いつかは必ず来るその日に備えていなかった。経営者としては甘かったといわれても致し方ないだろう。
私は、立川談志さんが、弟がやっていた事務所から離れて息子のところへ移った経緯をつぶさに見ている。
その事務所の稼ぎ頭がいなくなれば、小さな事務所は潰れてしまうが、そこには立川志らくという売れっ子がいたから、何とか存続できた。その志らくも今は離れてナベプロに所属しているが、これまで培ってきた落語家とのつながりで、細々だが頑張っている。
こうした森のいい分に、ポストでたけしが、北野オフィスの幹部連中がたけし軍団に仕事をとってこれるかというと、難しいだろうとバッサリ。
30年間オイラにおんぶにだっこして、そういう努力をして来なかったのだから。そういうやり方が気に入らないから、たけしは出たので、それ以外の理由はないといい切っている。
なんとか存続していくことが決まった北野オフィスだが、これからも茨の道のようだ。
さて、今週の第1位は、文春の東電副社長の不倫スキャンダル。
福島復興の顔だった東電副社長の石崎芳行氏(64)が懺悔告白している。
石崎は、慶應大学を出て東電に入社、福島第二原発所長や副社長を経て、13年1月に初代代表に就任していたが、3月28日に辞表を提出している。
辞めた理由は、福島に住む50代の独身女性とのトラブルだったというのだ。そのA子さんは、福島や東京を拠点に、被災地支援の活動を行う活動家で、たびたびマスコミにも取り上げられ、復興に尽力した団体に授与される「日本復興の光大賞」を受賞している。
2人の出会いは15年7月。しばらくすると、石崎から頻繁にメールが来るようになったが、そこにはハートマークやキスマークの絵文字が付いていたと、A子は文春に話している。
翌16年2月に「食事でもどうか」と誘われ、その席で、「好きなタイプだ」と告げられたという。始めて肉体関係を結んだのは、その年の4月。だが彼女は同意の上ではないと話す。
「『やめてください』『私は被災者、あなたは加害者の代表ですよ。覚悟はあるんですか』と抵抗しました。しかし彼は合気道の経験者で腕力があり、最後は観念してしまったのです」
その後、月に1回程度の逢瀬を重ねるが、1年半後の17年夏に突然、石崎と連絡が取れなくなったというのだ。そして10月28日に、石崎から「個人的なお付き合いは致さないと心に誓いました」という一方的な連絡があったという。
2人は昨年暮れから弁護士を立てて和解交渉を始めているという。A子はそれを通じて、石崎の誠意のない対応に怒りが募り、文春へ告発したというのである。
東電の副社長が、被災地の女性と懇ろになり、しかも都合が悪くなると一方的に別れたというのでは、辞職も致し方ないと思うが、文春がインタビューしてみると、石崎氏のいい分は彼女とは相当違っていたそうだ。
静かな口調で、彼女の被災地支援活動のことについては以前から知っていた。好きなタイプだとかいったことはないが、ハートマークなどは、彼女のメールにもあったため、つい悪乗りしてしまった。
また、彼女は金銭的に困っていて、1,000万円の借金がある、私に対する賠償を東電に認めるよう指示してほしいなどといってきたという。
そこで彼は、電力の業界団体が発行する『電気新聞』の企画で、彼女に講演してもらって、原稿料を100万円出してもらうよう依頼したりしたそうだ。
肉体関係を結んだのは合意の上だったが、彼女のマンションで風呂から出てきたところをA子に隠し撮りをされ、関係が悪化すると、その写真を送りつけてきたという。
その後も、A子からの求めに応じて、彼女が出した小雑誌を福島の企業や電事連に購入してくれるよう要請したり、自分でも200万程の身銭を切って渡した。
だが彼女は、FaceBookに石崎の社宅の写真をアップし、「私の好きな人が住んでいるところです」と書き込んだりしたので、彼は恐怖を感じて「ストーキング行為をお止めください」とメールすると、彼女が激怒したそうだ。
彼女から、別れるのは「和解、協議、訴訟の手段がある」「文春やフライデーに待ったをかけられる」などとメールしてきて、口止め料や精神的慰謝料として5,000万円で手を打ちましょうといってきたというのである。
A子は、取材を受けたのは、「東電の姿勢や石崎の被災地に関わる姿勢を世に問うてほしかったから」で、これをただの初老の男と中年女の不倫の話で終わらせては困ると主張する。
石崎は、会津出身のお袋から「生き恥を晒してでも闘え」と励まされたとうっすら涙を浮かべ、「本当に情けない話で、すみません」と頭を下げたという。
東電の副社長と、被災地支援をする活動家との、身の程を忘れた痴話喧嘩は、どんなにいい繕っても「ゲスの極み」というしかない。石崎氏は、東電からの退職金を全額被災地に寄付したらどうか。
【巻末付録】
今週も取り立てて紹介するようなSEXYグラビアはない。
現代は、「石岡真衣、決意の初裸身-『日テレジェニック』が脱いだ!」。ちょっと見、綾瀬はるか風の顔がいい。「あさいあみ、『霊長類史上、最高のカラダ』に偽りなし」。袋とじは「アン・シネ、感動のビキニ姿を初公開!-ファースト写真集が5.23発売」。それにしても女子プロゴルファーは、かわいい子が増えてきた。もう、日本の男子プロの試合を見るのはいなくなるんじゃないか。
ポストも「美人ゴルファー大図鑑」というのをやっている。そのほかには「小田飛鳥 滴るヘア 濡れるヘア」「ビーチで、ベッドで…わちみなみ」。袋とじは「日本一ヌード女優決定戦」と銘打って、AV界のアカデミー賞にノミネートされた売り上げトップ20人の女神たちを紹介。
まあ、どっちもどっちもで、今週も引き分けのココロだ。
(文=元木昌彦)