V6森田剛&宮沢りえの“熱愛”を最初に知ったのは……岡村隆史だった!? 2年間隠していた“真実”とは

 3月16日、V6森田剛と女優の宮沢りえが結婚を発表した。2人は2016年8月に上演された舞台『ビニールの城』で共演しており、同年10月には「週刊新潮」(新潮社)が熱愛を報じている。その後も交際は順調に続いていたようで、2人の目撃情報がネット上に流れることがしばしばあった。また、結婚直前の今年1月に発売された「女性自身」1月16日・23日合併号(光文社)では、森田と宮沢の“キス写真”が掲載され、ショックを受けるファンも。しかし、2人がかなりオープンな交際をしていたため、応援する声も上がっていた。

 順調な交際を経て結婚した森田と宮沢だが、誰よりも早くこの2人の仲睦まじい姿を目撃していた人がいた。お笑い芸人のナインティナイン・岡村隆史がパーソナリティを務めるラジオ『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(3月22日深夜、ニッポン放送)にて、今だから言える驚きの事実が語られた。

 「宮沢りえさんと森田剛、結婚されたでしょ?」と切り出した岡村は、「実はだいぶ前に……寿司屋で会ってたんですよ」とぶっちゃけ。「めっちゃ言いたかった今まで!」と言うように、実は16年9月1日深夜に放送された同ラジオにて、岡村は寿司屋で宮沢と遭遇した話をしており、「声かけていいのかどうか、あいさつしていいものかどうか」迷った、などと語っていた。この時の放送では宮沢の名前しか出していなかったが、本当はここに森田もいたらしく、その事実は今までずっと伏せていたのだとか。「週刊新潮」が2人の熱愛を報じたのが10月だったため、岡村はそれよりも早く2人の親密な関係を目撃していたということになる。

 岡村は寿司屋で宮沢に遭遇した際、あとからやってきた「帽子かぶった人」が非常に気になったらしく、「寿司食うフリして覗き込むように顔見ててん」と今回の放送で暴露。そして、森田だと気づいた瞬間「うわ、エライとこ見てもうた!」と衝撃を受けたとのこと。岡村によると、森田と宮沢だけでなく関係者らしき人も同席していたそうだが、2人は「思ってるよりかは、なんか仲良さげ」な雰囲気を醸し出していたらしく、限りなくプライベートに近い状態で寿司屋を訪れていたようだ。

 そんな場面に出くわしてしまった岡村は、後日『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)のコーナー「ゴチになります!」の収録に参加。その際、レギュラー出演者のTOKIO国分太一に「国分、オレエライもん見てもうたぞ!」と、森田・宮沢が寿司屋で食事をしていたことを報告したそう。「あれ付き合ってんちゃうかな~? 距離感めっちゃ近かったけどな~?」と言って国分から情報を聞き出そうとしたようだが、「いや、全然知らないです」と返されたそう。森田と宮沢が結婚したことで、岡村はようやくこの一件を語ることができたようだ。

 岡村の“告白”を聞いていたリスナーからは、「りえさんと寿司屋で遭遇した話してたの覚えてるけど、まさかそこに森田剛もいたとは(笑)」「これは岡村さんが最初の目撃者だったのでは!? やっと言えてよかったね」「普通に寿司屋に行くぐらいオープンなお付き合いしてたってことだね~」「すぐ太一くんに報告する岡村さん、おもしろすぎる(笑)」などの反応が上がっており、驚いた人が多かったようだ。

 交際開始当初から、周囲に隠すことなく交際を続けてきた森田と宮沢。もしかすると、岡村以外にも2人に遭遇したことを隠したままの芸能人が多数いるかも……?

ジャニーズ、圧力なくとも「報酬」あった!? 独立組3人と“共演拒否”で施される褒美とは

 爆笑問題の太田光が、ジャニーズ事務所の“圧力”について、自身のラジオ番組で言及した。稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の独立後、ネット上では「3人の露出に際し、ジャニーズ事務所が“圧力”をかけているのでは」とまことしやかにウワサされているが、ジャニーズは一貫してそれを否定。3人が干されているかのような状況になるとすれば、メディア側の“忖度”が原因とされており、太田も同様の見解を示したが、その一方で「間接的な圧力は、確実に存在する」という声もある。

 太田は3月20日放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で、ジャニーズからの圧力は「存在しない」と断言。3人が出演する4編構成のオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』で、太田は草なぎ主演となる1編『光へ、航る』の監督を務めており、映画公開が近いことから、各方面へ取材やPRを呼びかけた。

「太田は各メディアが、映画の宣伝をあまり行ってくれない現状を嘆き『ジャニーズ事務所なんかね、圧力なんか掛けないです』と発言。テレビ各局に対して、気兼ねなく取材や放送をしてほしいと訴えました」(芸能ライター)

 太田が語るように、テレビ局や芸能事務所に対して、3人の出演や放送を取り止めるよう、ジャニーズ事務所が明らかな圧力を掛けている様子は見受けられないという。

「それでも、彼らとの共演を全面NGにしている事務所は、数多く存在します。ジャニーズとはそこまでべったりではないはずの、バーニングプロダクションやその系列事務所も、ほとんどがNGを出していますから。ある大手プロのマネジャーは、『飯島(三智)さんにものすごくお世話になっていたのに、一緒に仕事が出来なくて心苦しい』とぼやいていました」(テレビ局関係者)

 これに加えていびつなのは、テレビ各局とも、オンエアする予定もないのに、3人のイベントやPR会見へ訪れている現状だという。

「大きな発表があった時に備えて、取材こそしますが、ジャニーズサイドの顔色もうかがわねばならないため、各局とも『放送はしないけど念のため取材はしておく』というスタンスなんです。これに対し、飯島氏側も『放送予定がなければ取材NG』という規制を設けるなど、にらみ合いのような状態に陥ってしまっています」(同)

 しかしその一方で、ジャニーズ側には「圧力」ではないものの、明らかに3人を「テレビから遠ざけたい」という意図が透けてみえる、こんな“戦略”を用いているという情報も。

「ある大手プロの有名タレントが、3人からの共演オファーをスケジュールの都合で断ったんです。すると、途端にジャニーズからの共演オファーが、いくつも届くようになったというんです。そのタレントは、もともと3人との共演も多く、オファーを断ったのは、あくまでスケジュールが合わなかったというだけなのですが、このタイミングでのジャニーズ側からの露骨なオファーは、共演を断った“報酬”のようにも感じられる。裏を返せば、『共演するな』という圧力、と言えるでしょう」(芸能プロ関係者)

 やはり彼らが、これまでと同様に芸能活動を行っていくことには、見えない“足かせ”が存在しているようだ。

ジャニーズ、圧力なくとも「報酬」あった!? 独立組3人と“共演拒否”で施される褒美とは

 爆笑問題の太田光が、ジャニーズ事務所の“圧力”について、自身のラジオ番組で言及した。稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の独立後、ネット上では「3人の露出に際し、ジャニーズ事務所が“圧力”をかけているのでは」とまことしやかにウワサされているが、ジャニーズは一貫してそれを否定。3人が干されているかのような状況になるとすれば、メディア側の“忖度”が原因とされており、太田も同様の見解を示したが、その一方で「間接的な圧力は、確実に存在する」という声もある。

 太田は3月20日放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で、ジャニーズからの圧力は「存在しない」と断言。3人が出演する4編構成のオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』で、太田は草なぎ主演となる1編『光へ、航る』の監督を務めており、映画公開が近いことから、各方面へ取材やPRを呼びかけた。

「太田は各メディアが、映画の宣伝をあまり行ってくれない現状を嘆き『ジャニーズ事務所なんかね、圧力なんか掛けないです』と発言。テレビ各局に対して、気兼ねなく取材や放送をしてほしいと訴えました」(芸能ライター)

 太田が語るように、テレビ局や芸能事務所に対して、3人の出演や放送を取り止めるよう、ジャニーズ事務所が明らかな圧力を掛けている様子は見受けられないという。

「それでも、彼らとの共演を全面NGにしている事務所は、数多く存在します。ジャニーズとはそこまでべったりではないはずの、バーニングプロダクションやその系列事務所も、ほとんどがNGを出していますから。ある大手プロのマネジャーは、『飯島(三智)さんにものすごくお世話になっていたのに、一緒に仕事が出来なくて心苦しい』とぼやいていました」(テレビ局関係者)

 これに加えていびつなのは、テレビ各局とも、オンエアする予定もないのに、3人のイベントやPR会見へ訪れている現状だという。

「大きな発表があった時に備えて、取材こそしますが、ジャニーズサイドの顔色もうかがわねばならないため、各局とも『放送はしないけど念のため取材はしておく』というスタンスなんです。これに対し、飯島氏側も『放送予定がなければ取材NG』という規制を設けるなど、にらみ合いのような状態に陥ってしまっています」(同)

 しかしその一方で、ジャニーズ側には「圧力」ではないものの、明らかに3人を「テレビから遠ざけたい」という意図が透けてみえる、こんな“戦略”を用いているという情報も。

「ある大手プロの有名タレントが、3人からの共演オファーをスケジュールの都合で断ったんです。すると、途端にジャニーズからの共演オファーが、いくつも届くようになったというんです。そのタレントは、もともと3人との共演も多く、オファーを断ったのは、あくまでスケジュールが合わなかったというだけなのですが、このタイミングでのジャニーズ側からの露骨なオファーは、共演を断った“報酬”のようにも感じられる。裏を返せば、『共演するな』という圧力、と言えるでしょう」(芸能プロ関係者)

 やはり彼らが、これまでと同様に芸能活動を行っていくことには、見えない“足かせ”が存在しているようだ。

羽生結弦だけじゃない! 桐谷美玲、ロザン・宇治原史規……“多留”有名人の系譜

 平昌冬季オリンピック、フィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦が、春から大学6年生になると話題だ。羽生は早稲田大学人間科学部の通信教育課程である「eスクール」に在学中。インターネットを通して授業を受けられるため、練習の合間に学習を続けてきた。

“多留”にはネガティブなイメージがつきまとうが、芸能人にはこうした人物は珍しくない。

「羽生が在学している早稲田大学の『eスクール』は、4年間でほとんどの学生が卒業する通学制とは異なる履修ステップとなり、課題も多いため、留年をしている学生が少なくありません。同大学OBでいえば、先ごろ、卒業生への言葉で話題となったサンプラザ中野くんは、政治経済学部に8年間在籍し除籍となっていますね。一方で、女優の桐谷美玲はフェリス女学院大学を7年かけて卒業しています。高校在学中から芸能活動をしていたため、学問との両立が難しかったようですが、一時期は芸能活動をセーブして勉強に集中していたようです」(芸能ライター)

 さらに、お笑い芸人も“多留生”の宝庫といえる。

「高学歴芸人としてクイズ番組などで活躍するロザンの宇治原史規は、京都大学法学部を9年かけて卒業しています。在学年限は8年ですが、休学を挟んで、なんとか卒業したようですね。スリムクラブの“しゃがれ声の方”である真栄田賢は琉球大学を3留し、7年かけて卒業しています。その前に3年間浪人しているので、28歳で大学を卒業しました。さらに大学だけでなく、三四郎・小宮浩信、バイキング小峠英二、なべやかんは高校を留年していまね」(同)

 最近のテレビ番組は、クイズ番組はじめ、大学ネタが多い。羽生も早大卒となれば、これらの番組にも目玉ゲストとして呼ばれるかもしれない。
(文=平田宏利)

羽生結弦だけじゃない! 桐谷美玲、ロザン・宇治原史規……“多留”有名人の系譜

 平昌冬季オリンピック、フィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦が、春から大学6年生になると話題だ。羽生は早稲田大学人間科学部の通信教育課程である「eスクール」に在学中。インターネットを通して授業を受けられるため、練習の合間に学習を続けてきた。

“多留”にはネガティブなイメージがつきまとうが、芸能人にはこうした人物は珍しくない。

「羽生が在学している早稲田大学の『eスクール』は、4年間でほとんどの学生が卒業する通学制とは異なる履修ステップとなり、課題も多いため、留年をしている学生が少なくありません。同大学OBでいえば、先ごろ、卒業生への言葉で話題となったサンプラザ中野くんは、政治経済学部に8年間在籍し除籍となっていますね。一方で、女優の桐谷美玲はフェリス女学院大学を7年かけて卒業しています。高校在学中から芸能活動をしていたため、学問との両立が難しかったようですが、一時期は芸能活動をセーブして勉強に集中していたようです」(芸能ライター)

 さらに、お笑い芸人も“多留生”の宝庫といえる。

「高学歴芸人としてクイズ番組などで活躍するロザンの宇治原史規は、京都大学法学部を9年かけて卒業しています。在学年限は8年ですが、休学を挟んで、なんとか卒業したようですね。スリムクラブの“しゃがれ声の方”である真栄田賢は琉球大学を3留し、7年かけて卒業しています。その前に3年間浪人しているので、28歳で大学を卒業しました。さらに大学だけでなく、三四郎・小宮浩信、バイキング小峠英二、なべやかんは高校を留年していまね」(同)

 最近のテレビ番組は、クイズ番組はじめ、大学ネタが多い。羽生も早大卒となれば、これらの番組にも目玉ゲストとして呼ばれるかもしれない。
(文=平田宏利)

香取慎吾の演技をチェックしとこ! 映画『座頭市 THE LAST』DVDをプレゼント

 サイ女読者の皆さま、『座頭市』という作品をご存じでしょうか? 往年の名俳優・勝新太郎の代表作として有名ですが、ビートたけしや綾瀬はるからも主演を務め、これまで何度も映像化・舞台化されています。今回ご紹介するのは、元SMAP・香取慎吾主演の映画『座頭市 THE LAST』。石原さとみや反町隆史などの豪華俳優陣が揃い、監督は『新・仁義なき戦い』や『北のカナリアたち』など、話題作を手掛ける阪本順治が務めました。そんな本作は一体どのような内容となっているのでしょう。

 盲目の侠客・市(香取慎吾)は、亡くなった妻・タネ(石原さとみ)との約束を守るため、これまでの人を斬る生活を捨てようと決意。かつて暮らしていた村に帰郷し、しばらくの間は親友・柳司(反町隆史)の家に身を寄せさせてもらうことになった。市は柳司の家族たちとの平穏な日々を過ごしていたが、村は非道な天道一家に牛耳られていた。そんなある日、苦しい生活に追いつめられた百姓たちから、助けを求められる市。村を救うため、一度封じ込めたはずの仕込み杖を手にするのだが……。

 映画『座頭市 THE LAST』は、これまでさまざまな俳優が演じてきた『座頭市』の中でも集大成といえる作品。タイトルに“LAST”がつくだけに、本作は物語の完結編だと話題になったのですが、興行成績は散々たる結果に。しかし本作は、「今までとは、いろんな意味で一味違った『座頭市』だった」といわれているそう。その真意を探るためにも見るっきゃない?

 今回は、映画『座頭市 THE LAST』のDVDを3名の方にプレゼント! 映画『クソ野郎と美しき世界 THE BASTARD AND THE BEAUTIFUL WORLD』公開前に、「慎吾の演技を見ておきたい」という方は、奮ってご応募ください。皆さまからのご応募をお待ちしています!

※4月2日〆

ご応募はこちらから

カテゴリー: 未分類

香取慎吾の演技をチェックしとこ! 映画『座頭市 THE LAST』DVDをプレゼント

 サイ女読者の皆さま、『座頭市』という作品をご存じでしょうか? 往年の名俳優・勝新太郎の代表作として有名ですが、ビートたけしや綾瀬はるからも主演を務め、これまで何度も映像化・舞台化されています。今回ご紹介するのは、元SMAP・香取慎吾主演の映画『座頭市 THE LAST』。石原さとみや反町隆史などの豪華俳優陣が揃い、監督は『新・仁義なき戦い』や『北のカナリアたち』など、話題作を手掛ける阪本順治が務めました。そんな本作は一体どのような内容となっているのでしょう。

 盲目の侠客・市(香取慎吾)は、亡くなった妻・タネ(石原さとみ)との約束を守るため、これまでの人を斬る生活を捨てようと決意。かつて暮らしていた村に帰郷し、しばらくの間は親友・柳司(反町隆史)の家に身を寄せさせてもらうことになった。市は柳司の家族たちとの平穏な日々を過ごしていたが、村は非道な天道一家に牛耳られていた。そんなある日、苦しい生活に追いつめられた百姓たちから、助けを求められる市。村を救うため、一度封じ込めたはずの仕込み杖を手にするのだが……。

 映画『座頭市 THE LAST』は、これまでさまざまな俳優が演じてきた『座頭市』の中でも集大成といえる作品。タイトルに“LAST”がつくだけに、本作は物語の完結編だと話題になったのですが、興行成績は散々たる結果に。しかし本作は、「今までとは、いろんな意味で一味違った『座頭市』だった」といわれているそう。その真意を探るためにも見るっきゃない?

 今回は、映画『座頭市 THE LAST』のDVDを3名の方にプレゼント! 映画『クソ野郎と美しき世界 THE BASTARD AND THE BEAUTIFUL WORLD』公開前に、「慎吾の演技を見ておきたい」という方は、奮ってご応募ください。皆さまからのご応募をお待ちしています!

※4月2日〆

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吉永小百合批判はタブーか? 主演映画がハネなくても支持を集め続ける理由

1803_yoshinaga.jpg『北のカナリアたち [DVD]』(TOEI COMPANY,LTD)

 3月10日に全国351館で公開された吉永小百合(72)の120本目の主演映画になる「北の桜守」は土日2日間で18万9000人を動員。興行収入は2億1600万円だった。三倍以上の成績の「ドラえもん」に次ぎ2位と大健闘。「北の零年」「北のカナリアたち」に続く「北の三部作」の最終章はまずまずのスタートを切ったが、最終的には「10億円を超えるぐらいで落ち着く」と、大ヒットには及ばないと見られている。

 最後の「映画女優」と呼ばれる吉永は1957年、小学校6年の時にラジオドラマでデビュー。2年後には松竹で映画女優として銀幕デビュー。以後、映画女優一筋。その大半が主演。文字通り日本映画を代表する女優となった。だが、実は代表作と呼ばれる作品がない。映画記者でも「好きな吉永さんの映画はあげられるが、誰もが認める代表作となると、個人によってバラバラ。昔の『キューポラのある街』をあげる人もいれば、『北の〜』シリーズをあげる人もいる。吉永の代表作は何かと問われると、首を傾げるのが現状です」

 確かに、高倉健なら「網走番外地」三船敏郎は「用心棒」。後輩女優の梶芽衣子には「女囚さそり」といった誰もが思い浮かべる代表作がある。吉永にはそれがない。

「今や吉永は映画界の神様的な存在。非難するような話は書けない。しかし、代表作がないことは本人もわかっていること。120本主役を張ってきた背景には、女優を引退するまでに自他ともに認める代表作を作りたいという強い気持ちがあると言われています」(映画関係者)

 かつての吉永は「サユリスト」と呼ばれるファンに支持され、圧倒的な人気を誇っていた。ベテラン映画記者が振り返る。

「吉永のブロマイドを持っている信者のようなファンもいっぱいいましたが、吉永の最大の魅力は“この世の人とは思えない美女”という見た目の美しさ。これがかえって顔を見ているだけでうっとり満足してしまうファンを多く生んでしまった。健さんは映画の役を含めたファンが大半ですから、映画館に足を運ぶし、何度も同じ映画を観る人もいた。しかし、吉永ファンは映画ではなく、吉永個人のファンですから、必ずしも映画館に行く必要がない。映画は口コミ。行く人がいないから口コミで伝わらない、伝わったとしても、『ファンが喜ぶ映画』と言うぐらいでしょう」

 ファン心理とは微妙なものだが、実際の吉永の女優としての資質を元映画制作者が語る。

「日本を代表する綺麗な女優ですが、綺麗さを活かすために役が限られてくる。汚れ役や色っぽいシーンなどをやらせたらファンが暴動を起こすと言われたほどです。結局、清純派のイメージを崩すような役はすべてNG。逆説的に言えば、清純派しかやらせてもらえなかったことが吉永にとって不幸でもあった。結果、作品は変っても演じる吉永は根本的に変わらない役になってしまう。変わるのは年齢に応じた役の設定。今なら母親役のように。往年の吉永ファンも映画ではなく吉永の顔が好きな人が多く、映画にはさほど興味を持っていない。これでは若い人も吉永映画には興味を示さない」

 事実、若者の声を聞くと、「名前も顔も知っているけど、あまり興味もないし、映画も見たことない」と、吉永はまるで幻の名女優のような存在。吉永ファンを中心とした高齢者しか動員が望めないから映画も大ヒットしない。悪循環が続く。

「今回吉永はいつもよりも精力的に宣伝活動をしていました。メディアも大々的に協力してプッシュし、宣伝はばっちりでした。しかし、映画に宣伝は必要ですが、宣伝過多は逆効果という一面もある。昨年、木村拓哉の『無限の住人』がコケたのは、ベタ褒めだけの前宣伝と予告編でお腹いっぱいになってしまったからだと揶揄されたほどです。吉永も必死に宣伝していましたが、それが観客動員に繋がるかは疑問。作品も堺雅人、篠原涼子、阿部寛、佐藤浩市といった錚々たる共演者ですが、問題は映画の中身。今の若い人が母子の愛を描いた昭和の香りのする映画に関心があるかどうか。高齢者が最初のうちは足を運ぶが、その後が続かない。最終的に興行成績が伸びずに終わる。今回も北の三部作では一番の成績になるかもしれませんが、爆発的な数字にはならないと見られています」

 代表作はなくとも日本を代表する大女優であることだけは間違いないが――。

(敬称略)

二田一比古
1949年生まれ。女性誌・写真誌・男性誌など専属記者を歴任。芸能を中心に40年に渡る記者生活。現在もフリーの芸能ジャーナリストとしてテレビ、週刊誌、新聞で「現場主義」を貫き日々のニュースを追う。