登坂淳一アナの“セクハラ疑惑降板”でミソつけたフジ『プライムニュース』、NHKの美人お天気お姉さん・酒井千佳が救世主となるか!?

 メインキャスターに起用される予定だった、“麿”こと登坂淳一アナが、セクハラ疑惑報道で出演を辞退し、スタート前から転覆寸前となっていた、フジテレビ系の新報道番組『プライムニュース イブニング』(月~金曜午後4時50分~7時)に明るい兆しだ。『NHKニュース おはよう日本』でおなじみの“NHKの美人お天気お姉さん”酒井千佳キャスターが、『プライムニュース イブニング』に電撃移籍することが決まったのだ。

 視聴率が低迷するフジでは、この4月から報道に力を入れる。その一環として、ニュース番組のタイトルを『プライムニュース』のブランドで統一。夕方の『みんなのニュース』は3月いっぱいで終了となり、4月2日より『プライムニュース イブニング』が放送開始となる。

 フジでは、同番組の初代メインキャスターとして、1月11日にNHKを退局したばかりの登坂アナを起用することに決めた。ところが、その直後に「週刊文春」(文藝春秋)が、札幌放送局時代に、登坂アナが若手女性キャスターにセクハラ行為をしたと報道。これが引き金となって、登坂アナが出演を辞退する事態に発展した。

 結局、同番組のメインキャスターは倉田大誠アナと、ベテランの島田彩夏アナが務めることになった。2人とも安定感やキャリアは申し分ないが、当初、人気者の登坂アナが起用される予定だったことを思えば、なんとも“地味”な人選の印象。ましてや、島田アナは『みんなのニュース』に出演中とあって、あまり代わり映えがせず、新番組のイメージが出しづらい。まさに、転覆寸前での船出となった『プライムニュース イブニング』だが、“救世主”として期待されるのが、酒井キャスターの起用だ。

 酒井キャスターは兵庫県出身で、京都大学工学部を卒業した才媛。2008年、北陸放送に契約キャスターとして入社。2年の任期満了後、テレビ大阪に移籍。同局時代は、『たかじんNOマネー~人生は金時なり~』の司会を務めた経験もある。12年3月で、同局を退職し、フリーキャスターとして、東京に進出。09年に気象予報士の資格を取っていたこともあり、主にお天気キャスターとして活動。13年4月より3年間、朝の情報番組『Oha!4 NEWS LIVE』(日本テレビ系)でお天気を担当。14年2月から16年3月まで、『情報ライブ ミヤネ屋』(同)にも出演。NHK Eテレ『趣味の園芸 やさいの時間』の司会も務めていた。16年4月より、NHK総合の『おはよう日本』に移籍。コスプレ姿で天気を伝え話題になり、“NHKの朝の顔”として定着していた。

「美人かつ親しみやすいキャラで、男性ファンが多いです。『Oha!4』から、『おはよう日本』に乗り換えた視聴者もいたようですし、当然酒井キャスター目当てで、『プライムニュース イブニング』を見る人も出てくると思います。倉田アナと島田アナでは、なかなか視聴率が見込めないでしょうから、酒井キャスターは救世主になり得る存在です。もともと局アナですし、天気に限定せず、いろんな役割を与えてみるのも一考に値するのでは?」(女子アナウオッチャー)

 酒井キャスターは、『Oha!4』時代から通算すると、5年間も“朝の顔”として活躍していただけに、不安要素は出演する時間帯がガラッと変わってしまう点。それでも、酒井キャスターなら、夕方で新たなファンを獲得する可能性も十分だ。
(文=田中七男)

乱一世の悪夢再び……香取慎吾『おじゃMAP!!』禁断の失言は、民放への“最後っ屁”だった!?

 もう地上波に戻る気はないのかもしれない。

 3月28日に元SMAP・香取慎吾とアンタッチャブル・山崎弘也がMCを務める『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)の最終回が3時間SPで放送された。番組エンディングで香取は「6年間みなさんありがとうございました。ザキヤマもありがとう~。おじゃMAP!! ありがとう。楽しかったぜフジテレビ、ありがとう」と笑顔であいさつ。平均視聴率は5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と前回放送の6.0%から0.4ポイントの微減となったものの、放送終了後、香取のインスタグラムには終了を惜しむ声が連打された。

 しかしその一方で、生放送中に香取が発した“禁断の一言”に、視聴者が顔面蒼白となる一幕があったという。

「最終回は視聴者への恩返し企画として、4,000件の応募の中から選ばれた視聴者宅をサプライズ訪問したのだが、生放送中、香取は視聴者宅でビールなどを飲みながら進行。酔いが回っていたのか、番組終盤、CMに入る直前にカメラに向かって『よし! みんなでトイレに行こう~』と言ってしまったのです」(芸能記者)

 言うまでもなく、CMで成り立っている民放において、その発言はタブー中のタブー。多くの視聴者の頭の中にあの「トゥナイト事件」が脳裏によぎったようだ。前出の芸能記者が続ける。

「1997年8月のことです。人気深夜番組だった『トゥナイト2』(テレビ朝日系)にレギュラー出演していた乱一世が、自分の担当コーナーに自信を持ちすぎていたためか、『トイレはCMの間に』と言ってしまったんです。この一言は“民放始まって以来の究極の失言”と言われ、乱は約2年半もの間芸能界を干されることとなりました。もっとも、香取の場合は今回が最終回で、ジャニーズへの“忖度”によって番組が事実上の打ち切りにされたという思いがある。この先、地上波に出演する機会があるかもわからない状況のため、確信的な発言だった可能性もあります」

 もしかすると、香取流の“最後っ屁”だったのだろうか?

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『みなおか』終了も……とんねるずが「野猿」を引き抜き、制作会社を立ち上げへ!?

 前身番組を含め、1988年から約30年続いた『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が、3月22日に幕を下ろした。

 視聴率低迷により打ち切りの憂き目に遭った同番組だが、最終回を見た視聴者からは再評価する声が上がったという。

「最終回には、番組スタッフらによって結成された伝説のグループ『野猿』の面々が登場し、Twitterのトレンドや大手ポータルサイトのトップにもその名が上がるほど大盛り上がりとなりました。また、21日に発売されたDVD-BOX『とんねるずのみなさんのおかげでBOX【鑑賞用】』は、週間4,743枚を売り上げ、オリコン週間ランキングのバラエティー・お笑いDVD部門で1位を獲得。この再評価の声に、土田晃之がラジオ番組で『もっと早く言えよ!』と苦言を呈す一幕もありました」(芸能ライター)

 番組終了を受け、大きな収入源を失ったとんねるずの今後を危ぶむ報道が相次いでいるが、ここにきて仰天プランが持ち上がっているという。テレビ関係者が明かす。

「『みなおか』のスタッフを引き抜いて、番組制作会社を立ち上げたい思惑があるようです。石橋貴明は、過去に『子ども番組を作るのが夢』と語っていたこともあり、今後は放送作家として活動することも視野に入れているのだとか。『みなおか』最終回のメインゲストを野猿にしたのも、引き抜きの布石だったのかもしれませんね」

 再評価の声を次のステップにつなげることができるか、とんねるずの今後の動きに注目だ。

関ジャニ∞村上信五、『レコメン!』レギュラーを卒業……「木曜日が人生」の言葉にファン号泣

 関ジャニ∞村上信五が、木曜パーソナリティーを務めるラジオ番組『関ジャニ∞村上信五とジャニーズWEST桐山照史・中間淳太のレコメン!』(文化放送)のレギュラー出演を3月29日放送回で卒業した。放送では、これまで村上が出演していた『レコメン!』のリスナーに深く感謝しつつ、15年以上に及ぶ同番組の出演を終えた。

 村上は、デビュー前から同局に関わっており、2000年1月よりラジオ『関西ジャニーズJr. 横山裕・村上信五の笑う大捜査線』のパーソナリティを担当。そして03年からは『関ジャニ∞横山裕・村上信五のレコメン!』がスタート。その後、横山に代わり丸山隆平が“相方”となり、13年からは『関ジャニ∞ 村上信五と丸山隆平のレコメン!』に。そして16年からは、丸山に代わり村上の後輩であるジャニーズWEST桐山照史・中間淳太がパーソナリティを務めることとなり、現在の『関ジャニ∞村上信五とジャニーズWEST桐山照史と中間淳太のレコメン!』となったが、村上は常に会話の中心となり、番組を盛り上げてきた。

 そんな村上のレギュラー出演最後の放送には、3年間相方を務めた丸山が駆けつけた。ラジオなのでその姿は見えないものの、丸山はスーツ姿で登場し、“深い尊敬”の花言葉を持つ白いバラを村上に手渡すなど、長年の村上の偉業に大いなる敬意を示していた様子。村上への卒業祝いの言葉として、「ボクみたいな“重荷”があるにもかかわらず、いろんなことをね。言葉で教えるんじゃなくて、仕事の仕方で教えてくれたりとか。そういうところで刺激を受けたりもした」と村上が心強い支えになっていたことを感謝。村上の卒業について「お祝いしたいし、笑顔で見送りたいなという気持ちで来ましたんで。本当にありがとうございました15年間。お疲れ様でした!」とねぎらい、固い絆を感じさせた。

 また、桐山は「この『レコメン!』をつぶさずに、次の世代につなげられるように、4月から長く続けられるように頑張りたいと思います」とコメント。中間も「ブースの外で『レコメン!』の今までのスタッフさんが来てくださったり、マネジャーさんが笑って見てる様子を見て、本当にすごく愛されてるというか、それだけ“愛され力”のある人間なんだなと、改めて尊敬しました」とそれぞれ感謝を示した。

 そんな卒業ムードの中、村上は最後に「よくぞここまで席を置いてくれてありがとうございます、という他ないですけどね。こういう決断をする年齢にもなってきたし、そういうキャリアを積ませていただいたことが非常に幸せなことではあるなあ」とあいさつ。そして最後に、「村上さんにとって『レコメン!』とは何ですか?」との質問が飛ぶと、「来月どう過ごすかわからへんから……。そうですよ、“木曜日が人生”でしたからね。週のスタートといい、すべては木曜日から。だから、木曜日が人生でしたよ」と熱い発言をしていた。さらに、「リスナーの方の大人になっていくお手伝いを少しさせていただきましたから。もうこれ以上、できることはないです!」と、リスナーへの深い感謝と愛情を示していた。

 そんな放送を聞いて感極まるファンも多かったようで、ネット上では「村上くんには卒業しないでほしいけど、もう十分やってくれたよね。本当にありがとう! そしてお疲れ様でした!」「毎週ヒナの声を聞けることが人生の支えになってました。私にとっても、『レコメン!』は人生だったよ」「『レコメン!』聞いて涙が止まらない。寂しい気持ちもあるけど、村上くんらしい最後の放送になってよかった!」など、村上への感謝のメッセージであふれていた。

 長年レギュラーを務め、『レコメン!』を支えてきた村上への感謝とねぎらいは尽きないが、今後は4月7日から同局にて始まる新番組『村上信五くんと経済クン』と、桐山・中間の『レコメン!』の放送を楽しみにしたい。

Hey!Say!JUMP・山田、「結局なんだったんだろう」とポロリ……『もみ冬』撮影ウラを告白

 1月期の連続ドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)で主演を務めたHey!Say!JUMP・山田涼介。劇中での変顔やオーバー気味の演技が大きな話題となったが、こうしたコメディドラマに出演するに至った裏事情を、山田本人が明かした。

 同作は、エリート一家で育った警察官の北沢秀作(山田)が、家族の周辺で起こるさまざまなトラブルを全力で解決していくホームコメディ。これまでに、同局で『探偵学園Q』(2007年)『左目探偵EYE』(09年)『理想の息子』(12年)『金田一少年の事件簿N』(14年)などの連続ドラマに出演してきた山田は、今作の制作発表会見で「新たな顔を見せていけたら」と、意気込んでいた。

 3月29日放送のラジオ番組『Hey!Say!7 UltraJUMP』(文化放送)で、山田は『もみ消して冬』が最終回を迎えたことに触れ、「どうでしたか、皆さん? 楽しかったね、あれね。寂しいですよ、私は」と嘆き、7月25日にDVD・Blu-rayが発売になると宣伝。最後は秀作が逮捕されてしまう衝撃展開となったためか、「最終話ではね……」と言葉を選んでいる様子だったが、

「思い返してみると、1話とか、2話、3話、4話ぐらいまでは“なかなかふざけたドラマだな”っていう印象でしたけども。徐々に徐々に、こう、家族の問題になるにつれ、ちょっとね、感動のエピソードというか、感動できるようなエピソードも入ってたりと。結局なんだったんだろうね、あのドラマ。どういうテイストだったんでしょうね。僕もわからずにやってました。正直、えぇ。どのテンションでやっていいか、最後までわからなかった」

と、ドラマに対する素直な思いを吐露した。作品との別れが名残惜しいのか、「ただ僕としては、まぁ“冬”ときてますから、春、夏、秋、やりたいなと思ってます」「どうでしょう? 日テレのみなさん。やりたいです、僕は!」と、早くも続編を希望する発言も。

 さらに、その後は「ドラマを見て気付いた」というリスナーからのお便りを紹介。『もみ消して冬』には「北沢家の名にかけて」「犯人はこの中にいる」といった、『金田一少年』シリーズのセリフを連想させる場面があった点や、「(ヒロインの)里子からチョコをもらった時の喜び方なども『理想の息子』の大地くん(山田が演じた役柄)に似ているなと思いました。撮影に入る前から山田くんはこのことについて知っていましたか?」との質問だった。

 つまり、過去作のセルフパロディのようなシーンに関して、山田自身は事前に把握していたのかどうかを探るメッセージだが、「これ実は……」と切り出した山田は、

「脚本家の金子(茂樹)さんという方が、この『もみ消して冬』を作っていたんですけども、ノープランだったらしいんですよ。1話ごと。基本的にこう、ドラマって、ケツを決めてからそこに向かっていくっていう作り方が、割りと主流かなというふうに思うんですけど、今回のドラマは1話作るごとに考えるっていうスタイルで」

と、裏話を披露。ストーリーをゼロから生み出すオリジナル作品のため脚本に時間がかかったそうで、セルフパロディのようなシーンの存在は、「まったく知らなかったんですよ」と、回答した。また、「『理想の息子』の大地くんに似ている」と指摘を受けた部分を再度読み上げ、「それはまぁ、俺が演じてるからっていうのはあると思うんですよ。これに関しては、俺の演技力の問題でもあると思うし、あれだけど……」と、思わず反省してトーンダウン。

 一方で、今作のプロデューサーは『金田一』『理想の息子』を手がけ、10年以上お世話になっている人だと明かし、

「僕のこと知り尽くしているので。いろいろやってくれるんですよね。『どっちかっていうと、カッコいい山田は見たくない』みたいな。『もういい、おなかいっぱい』みたいな(ことを)言う人なんですよ。『山田がカッコいいの演じるのは、もう想像がつくから。秀作とか、「理想の息子」だとかね。なんかこう、コメディ寄りの山田を見たい』っていう。『見せたい』っていうね。『新しい山田涼介を皆さんに見せたいな』っていう意思が強い方で」

と、制作側の思惑をぶっちゃけた。付き合いが長い分、山田の魅力を引き出す術を熟知しているのか、そのプロデューサーと仕事をすると、自身も新たな一面に出会えて楽しいという。

 そして、あらためて『もみ消して冬』の撮影状況を思い返した山田は「1話撮り終わるかな~ぐらいの時に2話の台本が来て。2話撮り終わるかな~ぐらいの時に3話の台本が来て」と、スタッフ、キャストもほぼ先の展開を知らずに取り組んでいたと告白。「それが楽しかったんですけどね。展開が読めないってことで」「あぁ~、またやりたいね。見たいね、秀作ちゃんがね」と、恋しがっていた。

 全10話の平均視聴率は9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、2ケタに届かなかったものの、主演の山田は続編を期待している口ぶり。再び山田演じる秀作の“顔芸”が見れる日はやって来るのだろうか。

『めちゃイケ』の視聴率はいつから一桁台だったのか

 3月31日の5時間10分特番をもって約22年の歴史に幕を下ろす『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)。かつて圧倒的人気を誇るバラエティ番組だったが、継続は難しくなった。ただ、むしろよく22年も続いたという見方もできる。『めちゃイケ』が終了するタイミングは、過去にもあったからだ。

 一度めは2006年、深夜番組時代からのレギュラー出演者だった極楽とんぼ・山本圭壱(50)の離脱だ。山本は『めちゃイケ』ではハチャメチャな行動で番組をかき回す役を一手に引き受けていた。実は内気な岡村隆史(47)、『スッキリ』(日本テレビ系)で朝の顔になった加藤浩次(48)、シュールなよゐこやオアシズなどレギュラーメンバーを引っ張る役回りだった山本。しかし06年7月、山本は社会人野球チーム・茨城ゴールデンゴールズの遠征試合で北海道函館市を訪れていた際、夏祭り会場で同チームの他選手がナンパした未成年の少女たちにホテルの部屋で酒を飲ませ、性行為に及んだ。被害少女は「強姦された」と被害届を警察に提出、山本は事情聴取を受け書類送検された。同年10月に被害少女と保護者、山本間で示談が成立し、被害側が告訴を取り下げたことで山本は不起訴処分となっている。事件を受けて山本は『めちゃイケ』をはじめすべての出演番組を降板、吉本興業からも解雇された。

 2010年には番組の看板である岡村隆史が、体調不良による一時離脱を余儀なくされた。これが二度めの番組終了危機だったが、その間に行った「めちゃイケ新メンバーオーディション」での大量増員が、今思えば本格的な終わりの始まりだったのかもしれない。ここでジャルジャル、たんぽぽ、敦士(42)、重盛さと美(29)、三中元克(27)と大量に新メンバーを加えたが、人数だけ増えたもののそれぞれのキャラが薄く視聴者離れにつながったと考えられる。2010年後期までは新メンバーオーディションの模様が注目を集めて平均視聴率も10%台半ばをキープしていたが、一時のことでしかなく、視聴率は低下していく。

 2012年には中嶋優一プロデューサーから番組を引き継いだ明松功プロデューサーをメインに押し出した企画「ガリタ食堂」が始まった。同企画は好評を集め、一時期は「ガリタ食堂」ばかりを放送していたものの、結果的に『めちゃイケ』は飲食店紹介と、宣伝でゲスト出演する俳優たちの告知の場と化してしまった。この頃からフジテレビ全体の視聴率も落ちていっており、2012年3月のスペシャル放送は視聴率8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)の大コケを記録。しかし8.4%で“大コケ”と言われても、今思えばこのときは好調なほうだった。

 2016年1月には4.9%の最低視聴率を記録し、2017年には5~6%台が定位置に。ネットでは口さがなく「オワコン」と揶揄する書き込みが増えた。テレビ東京系で始まった裏番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』に負け続けの状態になっている。今年1月放送の中居正広(45)をゲストに招いたスペシャル『めちゃ×2イケてるッ! 中居&ナイナイ日本一周FINAL』も、注目度は高かったものの実際の視聴率は6.4%だった。

 3月29日に公開されたオリコンのインタビューでは、矢部浩之が「やっぱり、ファンが喜んでくれる最後にしたいですね」と最終回について語っている。人間誰しも成長しライフスタイルも変化していくが、かつて『めちゃイケ』を愛していた視聴者は最終回だけでも見に戻ってくるだろう。青春時代を『めちゃイケ』とともに過ごした世代にとっては、笑って泣ける最終回になるかもしれない。

(ボンゾ)

山崎夕貴アナの結婚報道に感じた、“地方出身の普通の女性”がフジのエースとなったワケ

 羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「私、世間の声があまり気にならないんですよね」山崎夕貴
(Yahoo!ニュース「遠田智子のエンタメ国語辞典」インタビュー、3月27日)

 3月27日未明に、フジテレビの山崎夕貴アナとお笑いタレント・おばたのお兄さんの結婚報道が流れた。山崎アナはレギュラー出演する『ノンストップ!』(フジテレビ系)で特にコメントせず、おばたのお兄さんは「確たる情報をお待ちください!としか言えずすみません」とツイートし、結婚自体は本当だが、正式発表は後日であることをほのめかした。

 さまぁ~ず・大竹一樹と中村仁美や、陣内智則と松村未央のように、フジテレビの女子アナが、お笑い芸人と交際結婚する前例はあるものの、売れていない芸人と交際結婚するのは、山崎が初だろう。「女性セブン」(小学館)によると、もともと山崎がおばたのファンで、おばたが『ノンストップ』(フジテレビ系)にゲスト出演したことが、交際のきっかけとなったそうだ。

 しかし、それからすぐに「フライデー」(講談社)がおばたの浮気を報じた。天下の女子アナが、格下の売れない芸人に浮気されるなんて、あり得ないが、破局するかと思いきや、交際を続行。いろいろな番組で、芸人たちが一様に「あいつはやめた方がいい」と言うあたり、おばたはあまり人望もないようだが、山崎アナだけが知る魅力があるのだろう。

 初と言えば、そもそも山崎アナ自体が、初めてに近い、異色の存在と言えるのではないか。フジテレビの女子アナの伝統は、都会育ちのお嬢さま系リア充。だが、山崎アナは違う。「サンケイスポーツ」の取材に対し、山崎は「就職試験を受けるまで、東京に来たことがなかった」と話していた。また山崎は過去にタレント活動をした経歴もなく、さらに親が権力者ということも特にないようだ。地方出身の普通の女性が内定を取り、フジのエースに成長するとは、時代の変化を感じさせる。

 地方出身の普通の女性が女子アナとなり、都会のお嬢様系リア充に囲まれたら、そこに同化しようとしそうなものだが、山崎アナはそれをしない。『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)で、山崎アナの部屋のVTRが放送されたことがあり、こたつをテーブル替わりに使うなど、生活感満載で、とても人気女子アナの部屋とは思えなかった。

 それよりも、私が山崎アナのすごさを感じたのは、「気にしない」ことである。同放送では、山崎が夕飯(ビールとたこ焼き)を食べている頃、フジの女子アナ(三田友梨佳、加藤綾子、生野陽子、永島優美)はパーティーをしていたと紹介されたのだ。フジテレビの女子アナは「アナウンス室は仲が良い」ことを連呼してきたが、主流派が集まるパーティーに参加せず、涼しい顔でいられるのは、とかく他人と自分を比べがちな若い女性には難しいことに感じられる。この鈍さは山崎アナの持ち味ではないだろうか。

台本流出の『バイキング』だけじゃない! 『笑点』『マネーの虎』……バラエティ“やらせ番組”の系譜

 ネット上に『バイキング』(フジテレビ系)のものと見られる台本画像が流出し話題となっている。台本には司会者の坂上忍のほか、東国原英夫、上西小百合のやりとりの内容が克明に記され、謝罪を求める東国原に謝らない上西といったト書きも存在する。これを受けネット上では「『生放送ホンネトークバラエティ』なんてウソっぱちだな」「安定のフジテレビクオリエィ」「むしろ上西は役者だな」といった声が聞こえてくる。

「驚きの声が多いようですが、テレビ番組には台本はつきものだといえます。特に『バイキング』のような生放送の場合などは、カメラ割りなども必要なので、ある程度の流れは事前に把握しておく必要があるといえるでしょう」(制作会社所属のテレビディレクター)

「台本にないハプニング」を演出するための「台本」も存在するということだろう。それは誰もが知る名物番組でも同様である。

「『笑点』(日本テレビ系)の名物コーナーである『大喜利』は、指名される順番や、答えなどすべて台本があるといわれています。座布団を取られるシーンもすべて台本通りなのです」(同)

 さらに、たびたび「やらせ」疑惑がささやかれたあの番組にも台本はあるようだ。

「素人参加者が社長たちにプレゼンテーションをしかけ金を獲得する『マネーの虎』(日本テレビ系)では、事前に参加者とスタッフが打ち合わせを行い放送作家が台本を仕上げていたといわれています。本番時は、ADのカンペで話す内容が決められており、参加者がトンチンカンなことを話し出すのは演出だったのです。『学校へ行こう!』(TBS系)も、名物コーナーの『未成年の主張』では『まったく面識のない他校の女子生徒に告白させられた』といったケースが存在するようです」(同)

 テレビをはじめとするメディアが真実を報じているとは限らない、とはよく言われるフレーズである。図らずも、それを証明するようなエピソードといえるだろう。
(文=平田宏利)