痴漢で遊んだ『ろんぶ~ん』に欠けていた企画の慎重さ

 28日放送の『ろんぶ〜ん』(NHK)という番組で「痴漢」について取り上げられた。この番組は、『研究者が人生をかけて生み出した「論文」を“ロンブー”田村淳とともに楽しむ知的エンターテインメントショーである』とのことで、28日放送回の題名も「ロンブー淳と論文を楽しむ!「痴漢」のおもしろすぎる論文」というものになっていた。

 被害が軽視されがちな「痴漢」という性暴力がメディアで取り上げられること自体は歓迎できるものかもしれない。しかし、取り上げ方次第では、むしろいっそう痴漢被害を軽視する傾向を強化するものになりかねない。例えば以前、ニコニコワークショップが「どうすればいいんだってばよ!?男性のための痴漢対策ワークショップ」というタイトルの放送をしたが、痴漢被害をネタとして扱い、痴漢冤罪ばかりを強調する問題のあるものになっていた(女性の痴漢被害を笑い、男性の被害者意識だけを叫ぶ「男性のための痴漢対策ワークショップ」のおぞましさ)。

 『ろんぶ~ん』は、放送前の時点から番組コンセプトや告知などをみて、懸念や批判の声が数多くあがっていた。実際の放送はどうだったのか、番組の前半部分を中心に詳しくみていこう。

冤罪のイメージばかりが先行するのは危険
 番組は、ロンドンブーツ1号2号の田村淳氏が、収録後に感想を述べているシーンから始まる。アナウンサーから「さぁ、収録が終わりましたけど」とふられた田村淳氏は、収録を振り返り「痴漢をこんなに深く掘り下げて研究してる人がいるってことにまず驚きましたし、痴漢の語源ってあぁそうなんだーって感じましたし、あと自分のお尻の感覚に自信が持てなくなりましたね」と語り、笑っていた。

 続けて流されたVTRで、満員電車で痴漢を表現する映像と共に「イライラとムラムラが充満する満員電車」とナレーションが入ると、ワイプに田村淳氏が声をあげ笑う様子が映される。その直後、「そこに現れるのが痴漢」というナレーションが入ると表情を変え、「うーん」と真面目な顔で頷く。

 次に番組が街中で行ったと思われるアンケート調査の結果として、「痴漢被害にあったことがある 63%(10代から40代女性300人にアンケート)」というテロップと、女性たちが「キモいですよ、びっくりした」「実際に(痴漢に)あったら言えなくて」と答えるインタビューの様子が映される。

 その直後、「一方で痴漢に対する恐怖は男性にも。えん罪に怯えながら、日々電車に乗る」というナレーションと共に、「痴漢被害に間違われるのが怖い 70%(10代から40代男性300人にアンケート)」というテロップが映し出され、昨年、痴漢を疑われた男性が線路上を逃走する事件が多発していたことが触れられる。

 先ほど例にあげた記事に限らず、痴漢問題が取り上げられると「痴漢被害」よりも「痴漢冤罪」に注目されてしまう傾向がある。もちろん、冤罪は絶対にあってはならないことだ。痴漢被害と痴漢冤罪、どちらの方が辛いかなどと比べられるものではないだろうし、冤罪の辛さが矮小化されることはあってはならない。

 しかし、痴漢について取り上げる際に必ずといっていいほど、被害そのものよりも冤罪に注目するような取り上げた方をするのはいかがなものだろうか。痴漢被害の実態や、訴えにくさなどをあまり伝えることなく、冤罪についての情報が先行してしまうと、痴漢被害に遭っている被害者が「冤罪だ」と言われることを懸念して言い出せず、被害の更なる潜在化を推し進めることにならないだろうか。

 『ろんぶ〜ん』は先のVTRの最後で、「女性にも男性にも迷惑な痴漢」とテロップを流していた。おそらく、女性に比べて痴漢被害に遭いづらい男性に、自分事として「痴漢」について考えてほしいという意図なのだろうが、このVTRでは痴漢被害よりも痴漢冤罪のことをまっさきに考える男性の方が多いのではないだろうか。

痴漢という性暴力をエンターテイメントで扱う危うさ
 番組はその後、コンセプトどおり、痴漢に関係する論文を紹介する。

 最初に取り上げられたのは『手はどのように知覚されるのか?-臀部における触判断の検討-』という論文だ。著者のひとりである日本大学文理学部教授の厳島行雄氏の紹介VTRでは、この論文は弁護士から痴漢事件の冤罪を証明するための研究を依頼されたことがきっかけで書いたものであることが説明されていた。

 「痴漢事件では警察は加害者とされた男性の手の付着物を調べ、目撃者探しなどを行う。しかし、客観的証拠が出ないことも多く、その場合裁判では被害女性の供述を唯一の証拠として争うことに。そのため女性は具体的で詳細な供述を求められるのだ」と痴漢発生から裁判までの流れが説明されると、スタジオのスクリーンに『裁判「お尻の感覚がすべて」』というテロップが映し出される。

 被害にあったにもかかわらず、その様子を具体的に供述させることの負担を問題視する出演者らだったが、すぐに「誤って捕まった男性も悲劇」という流れに変わり、被害を訴える人間の、「お尻の感覚」がどの程度正確なのかを調べた厳島氏の研究が紹介される。厳島氏の研究は、手のひらや指先、リュック等で臀部を触られたとき、どのくらい正確に何で触られたのか回答できるのかを調べたものだ。番組では、正答率の最も高かった「手のひら全体で触られた人のうち、手のひら全体で触られたと回答した人は40%」という研究結果が「60%が間違えた」という形で述べられていた。

 その後、臀部の感覚がどれだけ不確かなのかを確かめるために、耳栓、ヘッドフォンをつけ背中を向けた状態の田村氏の臀部を、パンサーの向井慧氏が手や前で抱いたリュックで触る、という実験が行われる。

 向井氏がリュックを前で抱き、しゃがみこんでリュック全体を田村氏の臀部にこすりつける。「これは分かるな」とつぶやきつつ述べた田村氏の答えは「手の平全体」。直後、向井氏が「冤罪が発生しました!」と叫び、笑う。

 痴漢被害に関連する”実験”をこのように茶化しながら行うことは、冒頭で懸念した通り、痴漢被害を軽視するような印象を覚えるものだ。これでは「痴漢は笑いのネタにしてもいい程度のもの」と思う視聴者がいてもおかしくないし、実際に被害にあった経験のある人達はなにを思うだろうか。

 また一連の流れは、痴漢は臀部のみを手で撫でるように触るものだというミスリードをしかねないように感じる。実際は、下着の中にまで手をいれ陰部を触ったりするような場合もあるし、かばんや傘で太ももなどを撫でたりするようなケースも存在する。リュックで痴漢をするということもあり得るのではないだろうか。

 問題だと感じるシーンは他にも遭った。臀部を手やリュックで触るという実験内で、被験者の臀部を触る役割をしたのは誰なのかということについてのやりとりだ。

向井「これ、疑問浮かばないですか」
田村「誰がどういう風に触って……とかですよね」
向井「先生の論文ですから」
田村「自らですか」
厳島「そんなことしたら、セクハラ……」
田村「そうですよね。教授がただ触りたいだけで論文を利用して……論文痴漢になりますもんね」
向井「そんな新しい言葉作らないでください」

 番組では、研究の際の倫理についても取り上げられており、そのことを意識したものなのかもしれない。しかしこの一連のやりとりで田村氏も向井氏も非常に楽しそうに笑っており、「痴漢」「セクハラ」という話題にただ盛り上がっているようにしか見えない。

「レイプ」でも同じことが出来たのか
 放送前、田村氏はツイッターで番組を以下のように紹介していた。

「痴漢の方へ

痴漢の被害に遭われた方へ

痴漢で冤罪に遭われた方へ

痴漢を知りたい方へ」

 痴漢被害は「性暴力」のひとつだ。しかし、まだまだその認識はあまり浸透しておらず、どこか「たかが痴漢」というような雰囲気を感じる。これがもし、レイプについての論文であったとしたら、田村氏はこのようにツイートすることもなかったであろうし、番組自体、出演者がゲラゲラ笑うシーンもなかったはずだ。これこそが、痴漢が軽視されていることの証左ではないだろうか。

 また、痴漢は男性が女性に対して行うものとは限らない。女性から男性、同性間などでも行われるものだ。男性が加害し、女性が被害に遭うケースが多いことは予想できるものであり、問題を考える際にそうしたシチュエーションを置くことの妥当性はあるかもしれない。だが、せめて番組内で一言、このことにも触れるべきではなかったのではないだろうか。

 番組は、放送前から懸念されていた通りの内容になっていた。論文の内容を一般の視聴者が楽しんで理解できるような番組コンセプト自体は素晴らしいものだろう。「痴漢」をテーマにするならば、なぜ痴漢被害は軽視されてしまうのか、痴漢被害を防止するためにはどのような対策がとれるのかといった研究の論文を紹介すべきだったのではないだろうか。この放送は「臀部の感覚は不確かで、痴漢被害者の主張は信憑性に欠ける」という印象を視聴者に残し、痴漢被害の軽視を助長する結果となっていたように思う。
(もにか)

『とくダネ!』小倉智昭、しぶとく続投へ! お茶の間から批判も「ギャラ半額」「スタッフ懐柔」で……

 朝のワイドショー『とくダネ!』(フジテレビ系)が、4月2日の放送からリニューアルされることが決まった。山崎夕貴アナウンサーと伊藤利尋アナウンサーがMCに抜擢され、番組のメーンは変わらず小倉智昭キャスターが務める。

 長寿番組ということもあり、かねてよりマンネリが叫ばれている『とくダネ!』。これまでにも、打ち切りになるのではないかという報道が何度もされてきた。

 また小倉に関しては、2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕された画家で俳優の男にパトロンとして資金提供していた一件や、昨年「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた、大手新聞社勤務の既婚女性との密会、不倫疑惑などの問題が発覚し、いよいよ降板かとの声が盛んに上がっていたのだが……。

 それにもかかわらず、なぜしぶとく20年目の放送を迎えることとなったのか? テレビ局関係者が、その内情を明かす。

「これまでの小倉さんのさまざまな問題に加え、高額ギャラがネックになっていたこともあり、フジテレビは何度もキャスター交代を模索してきました。しかし小倉さんは、それを察知してか、数年前に自らのギャラを低くするようにフジテレビ側に申し出ていたんです。以前は1本150万円程度が支払われていましたが、段階を経て、現在はその半額程度まで下がっているんです。小倉さんはもう散々稼いできたので、カネではなく、ライフワークとして番組を続けたいという意欲が強いみたいですね。フジテレビ側も小倉さんの代わりに顔になるようなキャスター候補がいないという事情もあって、ギャラも安くなったしと、消去法で続投させているんですよ」

 お茶の間からは「発言が“上から目線”だ」とか「朝から爽やかではない」と、あまり評判がよくない面もある小倉。発言がネット上で炎上することも、年に一度や二度ではない。

 その一方で、フジテレビ局内での評判は極めて高いという。前出のテレビ局関係者は「長く番組をやっているので余裕があるのか、スタッフに細かい声掛けをするなど、気遣いがとても行き届いています。また差し入れはもちろん、100人以上のスタッフを引き連れて旅行に行き、その費用を全額負担するといった企画までやってくれているんです。そういった社内での評判も、長く続けられている要因のひとつです」と明かす。

 フジテレビでは、長寿番組の『笑っていいとも!』『ごきげんよう』『めちゃイケ』『スマスマ』『みなさんのおかげでした』が次々と終了する中、異例の続投。そのウラには、小倉の戦略とスタッフの懐柔作戦があったようだ。

『とくダネ!』小倉智昭、しぶとく続投へ! お茶の間から批判も「ギャラ半額」「スタッフ懐柔」で……

 朝のワイドショー『とくダネ!』(フジテレビ系)が、4月2日の放送からリニューアルされることが決まった。山崎夕貴アナウンサーと伊藤利尋アナウンサーがMCに抜擢され、番組のメーンは変わらず小倉智昭キャスターが務める。

 長寿番組ということもあり、かねてよりマンネリが叫ばれている『とくダネ!』。これまでにも、打ち切りになるのではないかという報道が何度もされてきた。

 また小倉に関しては、2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕された画家で俳優の男にパトロンとして資金提供していた一件や、昨年「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた、大手新聞社勤務の既婚女性との密会、不倫疑惑などの問題が発覚し、いよいよ降板かとの声が盛んに上がっていたのだが……。

 それにもかかわらず、なぜしぶとく20年目の放送を迎えることとなったのか? テレビ局関係者が、その内情を明かす。

「これまでの小倉さんのさまざまな問題に加え、高額ギャラがネックになっていたこともあり、フジテレビは何度もキャスター交代を模索してきました。しかし小倉さんは、それを察知してか、数年前に自らのギャラを低くするようにフジテレビ側に申し出ていたんです。以前は1本150万円程度が支払われていましたが、段階を経て、現在はその半額程度まで下がっているんです。小倉さんはもう散々稼いできたので、カネではなく、ライフワークとして番組を続けたいという意欲が強いみたいですね。フジテレビ側も小倉さんの代わりに顔になるようなキャスター候補がいないという事情もあって、ギャラも安くなったしと、消去法で続投させているんですよ」

 お茶の間からは「発言が“上から目線”だ」とか「朝から爽やかではない」と、あまり評判がよくない面もある小倉。発言がネット上で炎上することも、年に一度や二度ではない。

 その一方で、フジテレビ局内での評判は極めて高いという。前出のテレビ局関係者は「長く番組をやっているので余裕があるのか、スタッフに細かい声掛けをするなど、気遣いがとても行き届いています。また差し入れはもちろん、100人以上のスタッフを引き連れて旅行に行き、その費用を全額負担するといった企画までやってくれているんです。そういった社内での評判も、長く続けられている要因のひとつです」と明かす。

 フジテレビでは、長寿番組の『笑っていいとも!』『ごきげんよう』『めちゃイケ』『スマスマ』『みなさんのおかげでした』が次々と終了する中、異例の続投。そのウラには、小倉の戦略とスタッフの懐柔作戦があったようだ。

タッキー&翼・今井翼が“活動休止”を発表も、「ラジオ終了」「チケット強制返金」にファンから疑問の声!

 3月29日、タッキー&翼・今井翼が「メニエール病」を発症し、28日の午後から入院していると各スポーツ紙が報じた。当面の間は治療に専念するため活動を休止するとのことで、今井主演で6月から上演予定だった舞台『マリウス』の降板も発表された。

 今井は2014年11月にもメニエール病を発症しており、この際は約2カ月間の活動休止を余儀なくされた。同年に行われたタッキー&翼のコンサートツアー『Two Tops Treasure Tackey&Tsubasa Tour 2014』への出演が叶わなかった他、テレビやラジオ番組も出演キャンセルに。今井がパーソナリティを務めるラジオ『今井翼のto base』(文化放送)では、相方の滝沢秀明が代理出演するなどし、今井の復活を待っていた。そして、同年12月31日に行われた『ジャニーズカウントダウン』にて本格的に活動を再開していた。

 以降、今井・滝沢ともに精力的に活動を続けていたが、17年9月にはタッキー&翼がグループとしての活動を休止。活動再開の時期は明らかになっていないものの、2人を応援するファンの声は現在も変わらず、それぞれソロ活動を充実させている状態だった。そんな中、今井がメニエール病を再発してしまったため、ファンからは「翼くん心配だなあ。どうか無理せずゆっくり休んで、また元気な姿をファンに見せてくれますように!」「メニエール病再発しちゃったんだ……本人が1番悔しいだろうなあ」「翼くんゆっくり休んでね。私たちはいつまでも待ってるからね!」など、心配や応援の声が多数上がっている。

 また、今井が当面の間活動を休止するにあたり、ラジオ『今井翼のto base』の終了が発表された。29日早朝にスポーツ紙が今井の活動休止を伝えた時点では「今井の復帰のメドが立たない現状から、番組終了も検討されている」などと報じられていたが、午前11時ごろには同ラジオの公式サイトにて「大変残念ですが、『今井翼のto base』は、3/22の放送をもって終了させて頂きたいと思います。翼くんの病状の回復をみんなで待たせて頂きたいと思います」との文章が掲載され、正式に番組の終了が発表されたのだった。

 スポーツ紙報道の時点ではまだ終了未定だったため、文化放送宛てに“番組継続願い”のメールを送るファンも多かったが、その声は届かないまま終了の発表となってしまった。03年から放送が始まった歴史の長いラジオだっただけに、「長年続いたラジオがこんな形で終わりを迎えるなんて切ない……。翼くんが戻ってくるまで後輩が出演して番組を繋ぐとか、そういうことはできなかったのかな?」「舞台の降板は仕方ないとしても、ラジオまで終わらせなくてもいいのでは? 翼くんが戻ってくる場所を残しておいてほしかった」「10年以上続いたラジオなのに、終了にする判断が早すぎないか……? 正直、ツラいし悲しい」と、突然の発表に疑問を抱くファンも少なくないようだ。

 また、舞台『マリウス』のチケットはすでに申し込み・抽選が終了しているが、今井の降板を受けて“チケット代返金”の案内が当選者全員に宛てて届いているよう。タッキー&翼のファンクラブ会員に送られた案内によると、今井の代役が決定し次第再度申し込みを開始するようだ。今回今井は降板となるが、同舞台には関西ジャニーズJr.西畑大吾の出演も予定されているため、彼のファンも多数応募していた模様。しかし、西畑のファンでチケットが当選している人も返金・再申し込みとなるため、「せっかく『マリウス』当たったのに! 全員返金にしなくてもいいじゃん!」「西畑くんが出演するっていうから楽しみにしてたのに……再抽選で当たらなかったらどうしてくれるんだよ~!」と、対応に不満を訴える人の声も聞こえる。

 やむをえない事情とはいえ、ラジオの終了や舞台についての対応に疑問を持つファンは少なくないよう。とはいえ、今はまず今井の体調が1日でも早く改善するよう願うことが、ファンにできる最大限のことだろう。

NEWS・小山の姉「みきママ」、ブログ掲載の写真めぐり「マナー違反」「どういう神経?」と批判続出

 NEWS・小山慶一郎の姉で、「おうち料理研究家」として知られる“みきママ”こと藤原美樹。3月28日、映画の上映中に撮影したとみられる写真をブログに投稿したことで、「非常識」「マナー違反だ」と、批判の声が集まっている。

 低予算かつ簡単なレシピが主婦層にウケているみきママ。実家は神奈川県で「ラーメン龍太郎」を営んでおり、本人たちは明確に公表していないものの、小山との血縁関係は周知の事実だ。これまでにレシピ本を数冊発売しているほか、テレビ番組にも多数出演。動画配信サイト・YouTubeの「みきママChannel」では子どもや夫も登場し、「15分でできる!!キティーちゃんのレアチーズケーキ」「皮も手作り!!ドデカ餃子を作ってみた/みきママ」といった、バラエティに富んだレシピ紹介動画を投稿している。

 そんなみきママが、28日に投稿したブログについて、一部ネットユーザーから手厳しい指摘が入っているという。

「春休み期間中のため、みきママは子どもを連れて『映画 プリキュアスーパースターズ!』を見に行ったそう。映画館内で撮影した写真を複数アップしているのですが、中には入場者プレゼントのミラクルクローバーライトを暗がりで手にしたり、着席している状態で真剣に正面を見つめている長女の姿もありました。長女の手前にはポップコーンやジュースが写り込んでいることから、どうやらスクリーンに夢中な1コマをカメラに収めたようです。ロビーでの記念撮影や、着席する前の写真ならまだしも、上映中と思しき2枚だっただけに、物議を醸しています」(芸能ライター)

 このブログに対し、ネット上では「映画上映中に写真撮影……マナー的にどうなの」「映画鑑賞中に写真撮影なんて、マナー違反」「上映前に劇場内での撮影ダメって映像流れるのに、どういう神経してるんだろう」「ここまで常識ない人だったとは。一応、NEWS・小山の姉なんだからちゃんとしてほしい」と、 非難するコメントが続出。28日に、みきママが投稿したインスタグラムのコメント欄にも、館内でのマナー違反を責める声が数件寄せられている状況だ。

「作品やイベントによっては、上映中に『館内での写真撮影OK』という演出があるようですが、基本的には着席してからの撮影は好ましくない行為でしょう。今回のブログだけでは、撮影OKの環境か否か断定できませんが、問題の2点は薄暗い写真だったため、上映中と勘違いされてもおかしくありませんよ。また、もし本当に上映中にカメラを使用したのなら、モラルを問われても仕方ありません」(同)

 読者の多い有名ブロガーとあって、みきママのファンと思われるネットユーザーからは、「どこの映画館だろう? 上映中でも写真撮影オッケーなら行ってみたい」「みきママが撮っているんだから大丈夫じゃない? 子どもが初めて映画見てる時の顔、撮っておきたいね」といった書き込みも見受けられた。ファンが実際に行動に移すかどうかは別として、自身が与える影響力の高さを自覚するべきだったのかもしれない。

「一方で、先日のテレビ出演ではみきママを支持するファンにも愛想を尽かされていました。1月と2月に、みきママは『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に出演し、“辛口料理研究家”として、料理対決の審査員を担当。しかし、YouTubeなどで見せるハイテンションとは違い、険しい顔で試食したり仏頂面で調理法をダメ出しする様子に、『みきママ、笑ってほしい。私の知ってるみきママじゃない……ショック』『キャラ変えちゃった? 明るいみきママがよかった』と、ファンは戸惑っていました」(同)

 弟の小山は報道番組『news every.』(同)でのキャスター業も順調で、3月21日にはKAT-TUN・中丸雄一とMCを務める特番『おたすけJAPAN』(フジテレビ系)の第2弾が放送されたばかり。31日からグループのコンサートツアーも控えている大事な時期だが、姉の失態によって小山に悪いイメージがつく可能性もあるだろう。アイドルの弟に迷惑をかけないよう、言動には注意を払ってほしいものだ。

石原さとみ、“脱フジテレビ”“脱恋愛ドラマ”路線が功を奏す! 死体解剖ドラマ『アンナチュラル』でも潜在視聴率の高さを証明

 石原さとみが主演を務めた、1月期のTBS系連続ドラマ『アンナチュラル』が全話平均11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率で幕を閉じた。

 2ケタに乗らなかったのは、第5話(9.0%)、第7話(9.3%)の2回のみ。ただし、いずれも高い視聴率を獲得した、平昌五輪の開会式や女子カーリングの中継とバッティングした影響とみられ、そのほかの回はコンスタントに10%超えを果たした。初回は12.7%と好発進し、最終回は自己最高の13.3%で有終の美を飾り、連ドラとしては理想的な終わり方だった。

 今ドラマの舞台となったのは、架空の専門機関「不自然死究明研究所(UDIラボ)」。石原は、同所に勤務する法医解剖医の三澄ミコト役を演じ、死体を解剖することで「不自然死(アンナチュラル・デス)」の裏側にある謎や事件を解明していくというストーリーだ。

「死」をテーマにしているだけに、暗い作品になりがちだが、石原が主演することで、重暗いドラマにはならなかった。これこそ、石原が持つ明るいキャラクターがプラスにはたらいたものと思われ、作品自体の評価も高く、高視聴率につながったようだ。

 つい数年前まで、石原といえば、フジテレビ専属のイメージで、出演作品は恋愛ドラマばかり。2012年7月期にヒロインを務めた、『リッチマン、プアウーマン』以降、出演した連ドラは、『失恋ショコラティエ』(14年1月期)、『ディア・シスター』(同10月期)、『5→9~私に恋したお坊さん~』(15年10月期)と、すべてフジでの恋愛ドラマだった(いずれも主演)。視聴率は、どれも2ケタ超えを果たしたが、「石原=フジの恋愛ドラマ」のイメージが、どっぷりついてしまっていた。

 そんな中、転機となったのは、20代最後の主演ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系/16年10月期)だ。同ドラマには恋愛要素も含まれていたが、基本的には、地味な“校正”という仕事をテーマにした、“お仕事ドラマ”だった。それでも、世に校正の仕事を知らしめ、12.4%の高視聴率をマークした。

 そして、今回の『アンナチュラル』では恋愛要素はほぼなしで、高い数字を記録した。視聴率低迷に沈むフジで主演を務めた多くの大物俳優・女優が、低い数字で赤っ恥をかかされてきたが、その点、石原は早々にフジに見切りをつけ、他局に転じた。恋愛ドラマでなくても、『校閲ガール』『アンナチュラル』と、2作連続で2ケタ視聴率をマークした、その“潜在視聴率の高さ”はホンモノのようだ。これで、石原は女優としてのポジションをランクアップさせたのは間違いない。次に、石原をオファーするのはどの局になるか、注目されるところだ。
(文=田中七男)