貴乃花親方が心酔する“オカルト教団”のトンデモ度「人間は今から5億年前、月から移住してきた」

今週の注目記事・第1位
「ビートたけし テレビじゃ言えない『独立話』」(「週刊ポスト」4/6号)
「小説『ゴンちゃん、またね。』」(「週刊文春」3/29号)
「『殿ご乱心』の声も上がる電撃独立の舞台裏」(「週刊新潮」3/29号)

同・第2位
「政治部記者50人緊急アンケート『結局、安倍総理は辞めるのか』」(「週刊現代」4/7号)
「アベ政権強制終了へ/安倍昭恵さん、夫・晋三との別離を語ったオフレコメモ」(「フライデー」4/6号)
「『森友改ざん』の『アベゲート』」(「週刊新潮」3/29号)
「安倍夫妻の罪と罰」(「週刊文春」3/29号)

同・第3位
「あっという間に『株安デフレ』に逆戻り」(「週刊現代」4/7号)

同・第4位
「“最後の(?)花見”に伝説のキャバ嬢」(「週刊ポスト」4/6号)

同・第5位
「グルコサミン『ひざ痛』に効果なし」(「週刊現代」4/7号)

同・第6位
「『山尾志桜里さん、夫と息子を返して』-倉持弁護士元妻<慟哭手記>」(「週刊文春」3/29号)

同・第7位
「岸田文雄山口組幹部との『親密写真』」が流出」(「フライデー」4/6号)

同・第8位
「警視庁23歳の美人巡査 ヤクザに惚れて、すべてを失うまで」(「週刊現代」4/7号)

同・第9位
「<ノーベル賞>根岸さん妻<交通事故死>の謎」(「週刊文春」3/29号)

同・第10位
「谷岡学長の『裏の顔』と栄の『汚れたカネ』」(「週刊文春」3/29号)

同・第11位
「13階段に足をかけた『オウム死刑囚』13人の罪と罰/麻原彰晃他」(「週刊新潮」3/29号)

同・第12位
「貴乃花親方を操る『オカルト教祖』の正体」(「週刊アサヒ芸能」3/29号)

同・第13位「年間3万人もいる『孤独死』の検証-北島三郎の次男、大原麗子、飯島愛」(「週刊新潮」3/29号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 東京の桜は満開。毎年ながらこの時期は忙しくてしょうがない。東京中の桜を見て、酒を飲んでと、疲れるが、今年もまた桜を観られたという喜びがあるから、老骨に鞭打って走り回っている。

 桜は満開だが、週刊誌は満開とはいかないようだ。今週は、安倍と昭恵問題より、ビートたけしの独立問題が誌面を賑わせている。

 文春では、80枚の小説まで発表して、なんだかたけしウイークの感がある。

 それについては後で触れるとして、まずは新潮の孤独死の記事からいこう。

 日本における孤独死は年間3万人にもなるという。

 3月に、北島三郎の次男が51歳の若さで孤独死した。1昨年の10月には平幹二朗(享年82)が浴槽で倒れて亡くなっていた。

 大原麗子(享年62)、飯島愛(享年36)も孤独死している。

 最近では、住人に孤独死されると、場合によってはリフォームに300万円以上かかるため、大家を対象にした、孤独死保険というのまで売り出され、急成長しているそうだ。

 連れ合いに亡くなられ、一人で住んでいる人間は、何かの時に託せる友人を持つべきだというが、東京砂漠に住んでいる高齢者には、なかなか難しいことなのかもしれない。

 せいぜい、連れ合いを大事にして、長生きしてもらうしかないのだろう。

 相撲協会と対決姿勢を強め、貴ノ岩が暴行被害を受けた事件について日本相撲協会の対応に問題があったと、内閣府の公益認定等委員会に告発状を出していた貴乃花親方だが、それを取り下げることを検討していると、スポーツ報知が報じている。

 貴公俊(たかよしとし)が付け人の序二段力士を暴行した問題が起き、「自分の弟子のことで、これだけ協会に多大なご迷惑をおかけしたのは事実ですので。私は一兵卒で精進していくという気持ちに新たになってます」と殊勝に語ったという。

 その貴乃花だが、アサヒ芸能が「貴乃花親方を操る『オカルト教祖』の正体」という特集をやっている。

 京都に総本山を置く宗教法人「庚申会」がそれだ。大阪場所中、貴乃花部屋が宿舎にしている。

 貴乃花は11年ほど前からこの宿舎を使っているそうで、代表を務める辻元公俊氏(65)は、彼の最大の理解者といわれているそうだ。

 この辻元氏が2006年に出した本『2012年人類の終焉 太陽からの啓示』(ブックマン社)に、貴乃花が顔写真付きで「先生のお考えの深さには、脱帽です」と推薦文を寄せている。

 だが、アサ芸によると、目を疑う珍説のオンパレードだという。「進化論は大ウソだ! ヒトはサルから進化したのではない」「人間は今から5億年前、月から移住してきた」。

 辻元氏によれば、貴乃花は日馬富士を引退させる気はなかったそうだ。

「貴乃花自身は、日馬富士には数場所休場してしっかり反省させて、それから復帰すればええと思とったからね」

 しかし、協会は、日馬富士を切り捨てて話を終わりにしようとしたから、貴乃花も内閣府に相談するまでになったのだという。

 どちらにしても、貴乃花の「たった一人の反乱」が、腰砕けになってしまったのは間違いないようだ。

 新潮が、オウム事件で死刑判決を受けた13人のうち7名が、3月14日に、東京拘置所から、仙台、名古屋、広島などへ移送された「真相」について報じている。

「オウムの場合、死刑囚の移送はそのまま、執行の準備が整ったことを意味する。いつ頃Xデーが来るのか、どの社も取材に追われています」(司法担当デスク)

 麻原彰晃死刑囚は東京拘置所だが、「東京拘置所には刑場がひとつしかなく、執行は2人が限界です。そのため、まとまった数を同時に執行するには、予め他の拘置所に分散しておかないといけないのです」(同)

 まさか、全員一度に執行するわけではないだろうが、麻原の執行は明日行われてもおかしくないという。

「来年は、5月に新天皇への代替わりが行われるなど“慶事の年”。平成の事件は平成で終わらせる、という観点から考えても、13人の執行は今年中に終わらせるのが常識的ではないでしょうか」(司法に詳しいジャーナリスト)

 とうとう麻原は何も語らないまま、オウム事件は全容が明らかにならず、彼らは消えていくのだ。

 戦後最大のテロ事件は、まだまだ解明されなくてはならない「真相」があるはずだが。

 さて、伊調馨と栄和人日本レスリング協会強化本部長とのパワハラ騒動は、伊調の母校の至学館大学の谷岡郁子学長が飛び入りしたことで、さらにややこしくなってきた。

 この学長、文春によれば、大阪商大などを経営する谷岡学園のお嬢様として育ってきたが、自分でも書いているように、恵まれ過ぎて育ってきたため、「できすぎて鼻持ちならない嫌味な子どもでもあった」ようだ。

 ある日、上級生からラブレターをもらったところ、「翌日、郁子はその男の子に、『あなたの通信簿と顔を鏡に映してらっしゃい』と、ピシャリと振ってしまう」。その片鱗はまだまだ十分におありになると見受けたが。

 このパワハラ問題、これからどう進展していくのだろう。

 ノーベル化学賞受賞者の根岸英一さん(82)が、交通事故を起こして、重いパーキンソン病を患っていた妻のすみれさん(80)が亡くなってしまった。

 文春で、ジャーナリストの飯塚真紀子氏が現地取材をしているが、どうやらこの事故、単純なものではないようだ。

 2人は、自宅から遠く離れた、ターミナルが1つしかないロックフォード空港に行く途中、道に迷い、ごみ処分場の側溝に車がはまり、動けなくなってしまった。

 そこで厳寒の中、根岸さんが助けを求めるために歩いているところを保護されたといわれている。

 だが、地元の保安局の警部補は、この広大な処分場へは直角に2度曲がらないと入れないし、これまで入り込んだのは、酔っぱらいが1人いるだけだという。

 保安局側のプレスリリースには「事件性なし」と書かれてはいるが、警部補にいわせると、銃で撃たれたり、ナイフで刺されたなど、明らかに事件であるケース以外はみな「事件性なし」と発表するので、今回のケースがどうかは、検視結果などの薬物検査を行って、結果が出てからでないとわからないようだ。

 なぜ、猛烈な寒さの中、処分場へ入って行ったのか、携帯電話を使わなかったのはなぜか、などの「疑問」が残るというが、気になる事故ではある。

 現代が、警視庁新宿署の美人巡査が、イケメンの暴力団員に一目ぼれして、情を通じ、捜査情報を漏らしていたことがバレて、クビになったと報じている。

 この女性の父親も警視庁の生活安全部生活経済課の現職の警部で、期待されていたそうだが、17年の夏に取調室で会った住吉会三次団体の32歳の独身組員にぞっこんになり、肉体関係だけではなく、捜査情報やカネまで巻き上げられていたそうだ。

 この男の弟が別件で逮捕されたとき、「俺の兄貴はヤクザで、その女は刑事だ」としゃべってしまい、ことが明るみに出たという。

 親としてはやり切れない思いだろうな。

 ところで、フライデーが、3月2日に開かれた自民党衆議院議員の「新春賀詞交歓会」で、岸田文雄政調会長が、その筋の人らしい人間と握手を交わしている写真を載せている。

 この人物、矢野康夫氏(本名は若野康夫)といって、かつては山口組の武闘派組織「中野会」の元副会長だという。

 現在はキックボクシングの代表理事をしているらしいが、大阪府警関係者にいわせると、今でも「現役」という認識だという。

 岸田氏は、この人物と面識はなく、たまたま写真を一緒に撮っただけなのだろうが、フライデーのいうように、「こんな写真が流出しては、暴力団の『シノギ』の材料として利用されかねない。この間の悪さ、どうやら総理に必要な『運』は持ち合わせてはいないようだ」。確かに、運も実力のうちである。

 さて、運といえば、不倫報道が出たため厳しい選挙を勝ち抜いて永田町に戻ってきた山尾志桜里議員は、運のいいほうなのか。

 不倫相手といわれる倉持弁護士は、去年、離婚していたようだが、これまで沈黙を守っていた元妻が、文春で手記を発表した。以下は文春オンラインからの引用。

「昨年『週刊文春』9月7日発売号が報じた山尾志桜里衆院議員(43)と倉持麟太郎弁護士(35)のW不倫疑惑。この不倫疑惑が原因で、昨年11月末に倉持夫妻は離婚。夫妻は2015年4月に結婚し、同年に長男が誕生していた。
 これまで沈黙を保ってきた倉持氏の元妻・A子さん(34)が、自らの胸中を初めて手記に綴った。
手記は次のように始まる。
〈この半年は、私にとって地獄のような日々でした。本当に思い出すのも辛いことばかりです。あの日から半年が経ち、やっと健康状態が回復してきました。今回、全てを明かそうと思ったのは、私の中でまだ解決していない問題が多く残されているからです。
その中でも私がいちばん深く傷ついたのが、山尾さんが私たち夫婦の寝室にまで上がり込んでいたことでした――〉
 A子さんの手記には、山尾氏が倉持氏の自宅マンションを訪れた直後、部屋に残されていた“異変”や、倉持氏の弁明などが赤裸々に記されている。
 山尾氏に改めて倉持夫妻の離婚などについて尋ねたが、答えることはなかった。倉持氏は『(離婚についての)経過及び内容等については第三者に口外、開示又は漏洩しないことを約しており、回答は差し控える』と答えた」

 スポニチANNEXの3月26日付でも、彼女はインタビューを受けている。

「元夫人によれば、倉持氏とは夫婦円満だったが、不倫疑惑報道の翌10月に倉持氏から不意打ちのように離婚を切り出された。『離婚をずっと模索していた』と告げられたものの『模索していたとは感じていなかった。夫婦関係が破綻していたということも一切ない』と話した。
 元夫人は、離婚を招いた原因が山尾氏にあるとして、慰謝料の支払いを求める内容証明郵便を代理人を通じて今週中に送付する意向だ」

 山尾議員は国会で質問に立ったが、かつての冴えは見られなかった。

 憲法改正について語る前に、2人の関係についてはっきり説明しなければ、有権者はもちろん、国民も、彼女の言葉に耳を傾けはしないだろう。

 それなりの才能を持っている女性だと思うから、けじめは早くつけたほうがいい。

 以前からいわれていることだが、サプリメントではナンバー1の売り上げがあるグルコサミンだが、効果のほどはほとんどないといわれている。

 現代が、グルコサミン関連のサプリが次々に市場から消えていると報じている。

 千葉大学の山本啓一名誉教授がこういい切る。

「科学的に考えれば、グルコサミンを経口摂取して、軟骨が磨り減りにくくなるなんてことは断じてありません」

 10年にBMJという世界的に権威のある専門誌に掲載された論文で、「グルコサミンは、どんな患者に対しても効果がないことが医学的に証明されたのです」(唐木英明東大名誉教授)。

 ここまで明言されては、グルコサミンを飲む人は激減するはずだ。

 私も昔は飲んでいたが、だいぶ前から止めている。

 4月21日に安倍首相は新宿御苑で「桜を見る会」を催すそうだ。

 もう、八重桜にも遅すぎるのではないかと思うが、まあ、彼の最後の花見の会になるのは間違いないようだ。

 ポストによれば、その会に、名古屋の老舗キャバクラに在籍していて、2日で1億円を売り上げたことがあるという伝説のキャバ嬢が招かれているというのだ。

 どうして招かれたのかは、本人もよくわからないようで、友人から誘われ、住所を教えたら招待状が届いたというのである。

 まあ、何千人も呼ぶのだろうから、彼女の様に少し変わった職業の人がいてもいいと思う。

 それにしても、安倍は何といって挨拶するのだろう。

「散る桜 残る桜も散る桜」

 こういったらカッコいいのだが。

 さて「トランプ米政権の保護主義政策が世界の金融市場を直撃した。23日の東京株式市場では、米国市場の株価急落を受け、日経平均株価が一時1000円以上も急落し、終値は前日より974円13銭(4・51%)安い2万0617円86銭と年初来安値に。東京外国為替市場では円高が進んだ」(朝日新聞3月24日付)。

 2万円割れは目前である。安倍首相は、官邸の株価のボードを見て、青い顔をしているに違いない。

 現代によれば、このところの株安に、黒田日銀総裁は莫大な資金を投入して買い支えているが、それももはや限界だと報じている。

 GDPの算出方法を変更してまで大きく見せようとしていたのに、次々にアベノミクスの化けの皮が剥がれ、森友の文書改ざんだけではなく、日本経済の実態も改ざんして、国民をだまし続けてきたのだ。

 このままでは、日本経済はどん底まで落ち込み、破たんするのも時間の問題かもしれない。

 何しろ、アメリカの関税引き上げに、中国が本気で怒り、米中経済戦争が没発するかもしれない。

 その余波は日本にも及び、あれだけトランプと親しいと誇示していたのに、日本を例外にしてくれはしなかった。

 トランプは、中間選挙で大敗するのを怖れ、国民の目をそらせるために中国とロシアとの経済戦争を仕掛け、最悪の場合、戦争にまで発展する危険を冒すつもりなのだろう。

 安倍は、国内はもちろん、外交でも失点を重ねて、なす術がない。

 ポストのタイトルのように、「安倍総理、あなたは終わった」ようだ。

 こんなことを書いたのは誰だろう?

「私は安倍政権は『バカ発見器』だと思っているのです。今まで常識的な文化人、知識人を装っている人たちが仮面をかなぐり捨て、メディアに露出してでたらめな安倍批判を繰り広げて『実は私はこんなにバカなんです』とカミングアウトしている」

 こう安倍首相にいったと、新潮45(2月号)に誇らしげに書いたのは産経新聞阿比留瑠比論説委員である。

 それから、わずか2カ月。どちらがバカだったか、彼に聞いてみたいものである。

 27日に行われる佐川喚問が終われば、次は安倍昭恵を国会へ呼べとなるだろうが、それは絶対避けたい安倍首相は離婚を考えているとフライデーが報じている。

 フライデーによれば、安倍のアドバイザーであるナベツネ(渡邊恒雄読売新聞主筆)が、安倍と会食しているとき、「昭恵と離婚しろ。日本国のことをもっと考えろ」と進言したというのだ。

 自民党関係者は、その続きがあると話す。

「後日、安倍さんが母・洋子さんに、『ツネさんに離婚しろと言われちゃったよ』と苦笑いしながら報告したそうです。すると、洋子さんは『昭恵さんをここへ呼びなさい』と気色ばんだ。その時、たまたま昭恵さんも家にいたんだそうですが、気配を察知したのか逃げてしまったそうです」

 火のないところに煙は立たない。これだけ離婚情報が出てくるということは、どこかに火元があるに違いない。

 森友学園問題で、佐川宣寿前国税庁長官が3月27日に証人喚問される。

 どうせ、佐川は、「訴追される可能性があるので、お答えは差し控えたいと思う」を連発することだろう。

「官邸もそれを見越していて、杉田さん(和博内閣官房副長官)は“こちらにとっては都合がよい”とオフレコで漏らしています」(政治部デスク=新潮)

 なぜなら、来年度予算案が29日に自然成立するからだ。そうなれば、またぞろダンマリを決め込めば、30%台すれすれまで急落した内閣支持率も戻ってくると読んでいるからであろう。

 だが、そう目論んでいても、安倍を吹っ飛ばす爆弾は数多あるというのが、新潮、文春の見方だ。

 その一つが、3月7日に自殺した近畿財務局の男性職員が残していた「遺書」である。

「NHKが19時からの全国ニュースで遺書の内容を報じた。具体的には、〈決裁文書の調書の部分が詳しすぎると言われ上司に書き直させられた〉〈勝手にやったのではなく財務省からの指示があった〉〈このままでは自分1人の責任にされてしまう、冷たい〉などの言葉が並んでいたというのだ」(新潮)

 いま一つは、いまだに責任をとらない麻生財務相への風当たりが、自民党内からも激しくなっていることだ。

 クライマックスは、佐川氏の逮捕になる。大阪地検特捜部は、「喚問から10日後までに1回目の事情聴取。更に間隔を開けて2回目の聴取がある。そのあとに近畿財務局や佐川の自宅をガサ入れし、逮捕に踏み切るでしょう」(在阪の司法キャップ)。

 大阪高検の検事長に、イトマン事件などに関わったやり手の上野友慈氏がなったことも、大阪地検のやる気を引き出しているそうだ。

 そして最大の安倍にとっての爆弾は、妻の昭恵であること間違いない。何しろ文春によれば、行きつけのバーの常連客から「首相夫人という立場では本当は言えないことがあるのでは」と問われ、「うん、ある」と答えたという。

 籠池夫妻を含めて、昭恵のお友だちから1年間で、5人の逮捕者が出ている。それにもかかわらず、昭恵は常々、「私には首相夫人という立場がある。何かやろうとする時は利用していいよ」といっているのだ。

 森友学園や加計学園問題が起きても、首相側近といえども、直接事情を聞くことはできない。安倍を通じて聞くことになるが、その安倍でさえ、「昭恵には怖くて聞けない」とこぼしているという。

 安倍ベッタリの産経新聞でさえ、3月21日付で、田北真樹子記者が「昭恵氏の不適切な言動は、政府・与党内だけでなく安倍首相を支持する層にも疑問符を広げ、政権の足を引っ張りつつある。首相夫人に対して大変僭越ながら、ここは行動を自粛なさってはいかがだろうか」と書かざるを得なくなっているのだ。

 ポスト安倍に、小泉進次郎以外に人材がいないことも確かだが、秋の総裁選に安倍が出られないということも確かなようだ。

 今週の現代が、政治部記者50人に「緊急アンケート」をとり、安倍は辞めるのか、辞めないのか聞いている。

 私は、こういう企画には首を傾げざるを得ない。もやは、安倍が辞めるのかどうかではなく、辞めさせなくてはいけないのだ。

 これだけウソをつき続け、国民をだまし続けてきた人間を、われわれのリーダーと認めることはできない。

 もし、安倍が辞めず、秋の総裁選で三選を勝ち取ったら、それは日本人が安倍という魔物に負けたことを意味するのだ。

 記者の中で、朝日新聞の30代の記者が聞き捨てならないことをいっている。

「6月に国会が閉じれば、森友問題は過去の話に」なるというのだ。ふざけるなである。

 あれだけ安倍にバカにされ嫌味をいわれたのに、ようやく改ざん問題をスクープして一矢を報いたのに、バカなことをいうのでない、と、私は腹を立てている。

 記者の7割が三選はないといっている。当然であろう。後はどういう形で、安倍にとどめを刺すか。メディアの真価が問われている。

 今週の第1位は、ビートたけしの独立問題と、文春で発表した小説をどう評価するのか、それらをまとめて1位にした。

 私はテレビに出ているビートたけしが嫌いだ。第一、耳が悪いから、あの滑舌の悪いしゃべりのほとんどを聞き取ることができない。

 時には、ボリュームを上げて聞いてもみるが、特段、面白いことも、ユニークな切り口があるわけでもない。

 そんなたけしを、テレビ局が珍重する理由が私にはわからない。彼の映画もずいぶんと見た。処女作『その男、凶暴につき』(1989年)は面白かった。何の理由もなく人を撃ち殺す“不条理”さが新鮮だった。

 先日公開された『アウトレイジ 最終章』まで何本か見たが、一部を除いて感心したものはない。

 俳優としても多くの映画やテレビドラマに出演しているが、04年に封切られた梁石日原作の『血と骨』(崔洋一監督)で演じた、暴力の権化のような在日朝鮮人役は、凄まじくよかった。

 だが、私は、彼のよさは書くことにあるのではないかと思っていた。ポストの連載は語りだが、毎週読んでいるし、だいぶ昔に『あのひと』(新潮文庫)も読んだことがある。

 最近出した恋愛小説『アナログ』(新潮社)は未読だが、今週、文春で80枚を書き下ろした『ゴンちゃん、またね。』は、さっそく読んでみた。

 ソープランドや歯科医の待合室に置いてある雑誌で、インタビューのまとめをしている小説家志望の男と、ゴンという柴犬の触れ合いを、飾りのない文章で描いた中編である。

 よほど犬が好きだと見える。今度、独立して個人事務所を開いたが、それが「T.Nゴン」という。

 物語というには起伏がないが、インタビュー相手が「マサイ族になった元厚生省事務次官」「暴力団からオカマになった親分」など、たけし独特の黒い笑いや、彼の舞台裏を入れ込みながら、読ませる。

 私の家にいる寝たきり老犬も柴とラブの雑種(ゴンは血統書付き)だから、主人公のゴンに対する思い入れはよくわかる。

 小説についてはこれくらいにしよう。彼が71歳になって、所属プロダクション「オフィス北野」から独立して愛人と事務所を構えたことが話題である。

 彼には元漫才師の妻・幹子さん(67)がいるが、堂々と愛人と事務所を作るということの意味するところは、「愛人の居場所を用意してやった」ということになるようだ。

 資産100億ともいわれるたけしだから、妻とカネで揉めることはないのだろう。

 新潮によれば、この愛人とは、世田谷にある一戸建ての豪邸で一緒に暮らしているそうだ。

 愛人は横井喜代子さん(仮名)といい、50歳代前半で、もともとは銀座のホステスをしていたという。

 だが、漫才結成当時からたけしを知る元テレ朝の皇(すめらぎ)達也氏は「このままだと、たけしの才能がその女性のせいで潰されてしまう」と心配しているようだ。

 それに、独立前後から、カネに恬淡としていたたけしが、「オフィス北野の社員がもらっている給料の額や、会社の株のこと」を気にするようになってきたという。

 皇氏は、これまでおカネのことや、描いた絵についても、たかだか芸人が描いた絵なんて売るもんじゃないといっていたのに、そうなったのは愛人にマインドコントロールされているからだ、「一刻も早くマインドコントロールを脱して、元のたけしに戻って欲しい」というのだ。

 いいではないか、たけしももうすぐ後期高齢者である。愛人と「終活」を始めようとしているのではないのだろうか。うらやましいとは思わないが、たけしらしいといえば彼らしい、人生のしまい方ではないか。

 私が気になるのは、フライデー編集部が襲撃されるきっかけになった時の彼の愛人は、当時は女子大生だったと思う。彼女との間には子どももいたはずだが、彼女はどうしているのだろうか。

 ポストで、たけしは今度の騒動についてしゃべっている。

 それによると、今度の独立は、オフィス北野への不満が溜まりに溜まってきたということのようだ。

「正直なところ、スタッフやら軍団以外のタレントも増えて、そっちがブクブク膨らんでいって、一方で肝心の軍団のメンバーが食えなくてヒーヒー言ってる状況があった。結局、オイラがジャンジャン稼いできても、そいう本来大事にしたいところが上手くいってない感じが続いていたんだよ。
 本当ならマネージャーやらスタッフはそういうタレントたちに仕事を持ってきて、それぞれが自立していかなきゃいけない。
 それがスジだろう。なのに結局オイラに依存したままで、売れっ子をほとんど作れなかった。そいう地道な仕事をしないで遊んでるヤツラを食わせるためにオイラが70過ぎてガンガン働いてる状態ってのは、とても健全な組織とはいえねェよ」

 愛人については、「昔と違ってすっかりポコチンも勃たなくなったオイラにとっちゃ、その人を『愛人』なんて言われること自体が不本意だ。もちろん向こうはオイラのことを好きなんだとは思うけど、そんな風にレッテル貼りされちゃたまんない」。

 たけしによれば、彼女はカネ目当てではなく、ホテル業界のスーパーバイザーとしてビックリするような大金が動く契約を取って来たりしているから、「オイラの持ってるカネなんて、その人にとっちゃ眼中にないと思うね」と、庇っている。

 年間10億稼ぐたけしほど彼女は稼いではいないと思うが、どうやらたけしはこの愛人にホの字のようだ。

 ポコチンが勃とうが勃つまいが、愛人であることは間違いないが、相当入れ込んでいること間違いない。

 まあ、仲良くやっておくれ。

【巻末付録】

 ポストから。「女はなぜ乳首を隠したがるのか?」。私は乳首にはほとんど興味はない。

 お次は三和出版というところから出ていた「PHOTO MAGAZINE KARAMI」という写真集から袋とじ「KARAMIの女神たち」。「再びブーム到来の予感 彼女がハイレグにきがえたら」。

 現代は、「浅川梨奈 フレッシュSEXY」「仁支川峰子 貫録の女優ヌード」。袋とじは「お尻好きの皆さん、これは事件です! 人気グラドル 倉持由香」。100cmナマ尻を大開放だそうだ。

 残念ながら、これはというものはない。このところ両誌ともに力が入っていないSEXYグラビアだが、いいものがないなら無理してやることはあるまい。

 2、3週やらずに、読者に飢餓感を持たせて、ドカーンとやる方が、売り上げにも好結果が出るように思うが、いかがだろう。

 というわけで今週は引き分け。
(文=元木昌彦)

人気YouTuber? デパートでの男女SEX動画が流出「デキちゃったら養うよ……」

 春先には露出狂が増えるといわれるが、彼らも春の陽気に誘われてしまったのだろうか。台湾の某デパートで撮影されたハメ撮り動画がネットに流出し、話題となっている。

 台湾メディア「中時電子報」(3月4日付)は、台北市内のデパートと思われるトイレで金髪の男性と黒い長髪の女性が性交する様子が収められた動画がネットに流出したと報じた。動画を見たネットユーザーらは、カメラの角度からして盗撮などではなく、当事者たちが自ら意図的に撮影したものではないかと推測している。

 動画の長さは、約5分。男女の行為中の会話も鮮明に聞こえ、女性の喘ぎ声の他に、男性が「自分でも動いてごらん。できちゃったら養うよ」など、生々しく語りかける音声なども収められている。現在台湾のネット上では、このハメ撮り動画の2人の身元を明らかにしようと、ネットユーザーが躍起になっている。

 そんな中、動画に映っている金髪男性の身元について台湾でYouTuberとして活動する男性ではないかと一部の台湾メディアが報じている。このYouTuberは「達爾」という名前で動画を配信する男性で、今回動画に映っていた金髪の男性と同じ髪色だった上、髪型まで酷似していたのだ。

 メディアやネットで、「達爾」犯人説が濃厚となっていくと、ようやく達爾本人が自らのFacebook上でコメントを発表し、関与を否定したのだった。さらに自らのYouTubeチャンネルでは、ハメ撮り動画が撮影された際の映り具合を、マネキンを使い再現すると、髪型や分け目が動画の人物とは違うと自らの潔白を訴えている。

 台湾では以前にも若い男女が、桃園市にある新光三越百貨店の上層階で、性行為をガラス窓から公開する事件も発生している。台湾メディアはこうした過去の公然わいせつ事件にも言及し、決して真似をしないよう注意を促している。
(文=青山大樹)

セックスではなく健康のため! 突然の“膣マッサージ”提唱に見る「GINGER」の特性

 「GINGER」4月号(幻冬舎)の付録は、数多くの雑誌や広告で活躍し、さまざまな女優・タレント陣から大絶賛されているヘア&メイクアップアーティスト・河北裕介氏監修の「美人リップブラシ」です。ネットでも大反響を呼び、書店でもなかなか手に入らないという声が上がっていました。さらに「美容誌を超えた!」というキャッチの通り、全30ページにわたり「河北メイク全解剖」を特集し、使用アイテムも細かく公開&はやりの「ツヤめく発光肌」を作るプロセスについてスキンケアやマッサージ含む全40工程に分けて徹底的に解説してくれています。その他、「太ストレート眉」「抜け感リップ」等の作り方も紹介されており、永久保存版間違いなし! いつも極端な企画でついていけないと感じることもある「GINGER」でしたが、ついに本領発揮という気がしました。他の企画も期待大!? 早速中身をチェックしていきましょう~!

<トピックス>
◎魅惑のクローゼット
◎美肌も健康も「免疫力」がすべて
◎GINGER読者サポーター9000人のセキララVOICE

迷いを吹っ切った「GINGER」のパッション

 最初に見ていくのは、今月のメイン特集「魅惑のクローゼット」です。クローゼットの中でクールにヘソ出しスタイルをキメる長谷川潤の表紙写真や「そこは、女の個性と生きざまを映し出す空間」「自分らしさが生まれる特別な場所」「女のクローゼットは、愛と人生でできている」といった雰囲気ポエムがインパクト大。

 言わずと知れたアッパー主婦向け雑誌「VERY」(光文社)の専属モデル・クリス‐ウェブ佳子、タレントのMEGUMI、モデル業のほかにダンサー、パーソナルスタイリスト、空間デザイナーなどマルチに活躍する木下ココら、業界オシャレ人たちの“クリエイティブかつ世界観重視”のクローゼット紹介に、元ピチカート・ファイブの野宮真貴インタビューなど、濃い記事が続きおなかいっぱいです。

 そんな同特集に対し、「今回はキラキラあこがれ方向の企画か~ごちそうさま!」と思っていたら、後半からはテイストが一変。「IKEA」「無印良品」「ニトリ」のグッズを駆使した収納テクニックに始まり、「片付け上手が教える収納Q&A」「DIYで叶える便利収納」「大人服にふさわしいハンガー選び」、そして「下着」「ソックス」「タイツ」といった、かさばりやすいアイテムの収納術などなど、全18ページにおよぶ総力特集が展開され、もはや実用書レベルでした。

 前号の「小物」特集の際にも、世界観重視と利便性重視の両極端な小物収納術を提示していた「GINGER」に、「これでは読者も混乱必至……」「まるで理想と現実に揺れるアラサーの情緒不安定さのよう……」などと思っていましたが、迷いが吹っ切れたのでしょうか。今月の特集からは、理想も現実もどっちもほしい! という熱いパッションを感じました。やはり今月の「GINGER」は一味違う!? 0か100かの極端思考も、振り切れると見えてくる景色があるんですね。

 続いて「美肌も健康も『免疫力』がすべて」を見ていきましょう。「冷え性」「むくみ」「便秘」「肌荒れ」「太りやすい」「疲れやすい」……など、アラサー女子なら思い当たる節のある体調不良の数々。「松倉 HEBE DAIKANYAMA」院長の貴子先生と、植物療法士・森田敦子さんは、これらの原因について「加齢」「ストレスによる自律神経の乱れ」「睡眠不足」「偏った食事」「生活習慣の乱れ」「筋肉量や基礎代謝の低下」等が引き起こす「免疫力」の低下だと言い、最終的には「生活習慣病やガン」につながると警鐘を鳴らします。パステルピンクの可愛らしいページデザインとのギャップがすごい!

 そこで「免疫力」を安定させるために、「就寝前のパソコンやスマホを控えるなどして睡眠の質をよくする」「ウォーキングや筋トレなど適度な運動を心がける」「食事に味噌や醤油などの発酵食品を取り入れる」「ヨガや半身浴で血流をよくして体を温める」等、ごく当たり前のまっとうなアドバイスがされています。

 その中で気になったのは森田さんの「免疫力=粘液力」という提言。「女性は『膣液』にもっと目を向けるべき」「膣液が枯れると、生殖器以外の病気にもかかりやすくなる」「膣の粘液力を高めるのも女子のたしなみ」とし、「専用オイルでマッサージし、膣粘膜を潤すケアを」と、自身が開発に携わった膣周り専用マッサージオイルをさりげなく紹介しています。恋愛企画に乏しく、当然セックス特集が組まれたことのない「GINGER」に、まさかこんな形で「膣」という単語が登場するとは思いもよりませんでした。真面目な「GINGER」女子なら記事を鵜呑みにして、夜な夜な膣マッサージに励んでしまう可能性も否めません。

漠然としていた「育てる」をテーマにした語り

 最後に見ていくのは巻末連載「GINGER読者サポーター9000人のセキララVOICE」です。今月のテーマは「『育てる』って楽しい!」です。「あなたは今、何かを育てていますか?」というざっくりした質問に「YES」と答えたのは約7割。その内訳を見てみると、「2歳の子供」「パクチー」「多肉植物」「ハーブ」「自家製キムチ」「猫」「インコ」……と、当然のことながら回答はカオス状態に。しかし皆、何かを「育てる」過程において、「結果を急がず見守ること」「いいことも悪いことも受け入れる広い心」が大事だと学び、最終的には「自分自身が成長できた」という意見でまとまっていました。中には「人はひとりで生きられないと実感」した人まで。過去に特集されていた「結婚相手に求める条件」や「職場の人間関係」などと比べて、回答のほとんどがポジティブな内容だったことも特徴的です。

 これまで、「自分がどうしたいのかわからない」「自分が他人にこう見られたい」といった側面が強めだった「GINGER」女子たちに、実はこんなに愛情深く他者へ興味を向ける余裕があったのか! と、ほっこりした気持ちになるアンケート企画でした。
(橘まり子)

時間切れ・東京ビッグサイト会場問題に関係者の新たな動き「もう政治家には……」

 タイムリミットを過ぎ、最悪の事態を回避すべく模索が続いている。

 昨年、注目を集めた東京五輪開催とその前後の期間を含め東京ビッグサイトが使用できなくなる問題。今年2月には「展示会産業で働く人々の生活と雇用を守る会」が、問題の解決を訴えて、3回目となるデモを実施したが、事態が動くことはなかった。まもなく年度も替わり、問題はなんら解決できないままに時間切れとなる見込みだ。

 東京ビッグサイトの使用制限による各種展示会・イベントの開催規模縮小や中止による損害は、2兆円規模になるといわれている。

 昨年来、幾人かの政治家らが「私が、問題を解決する」と公言したものの、今ではまったく沈黙してしまっている。今のところ、そうした政治家に面と向かった批判はみられない。ただ、それはあくまで表向きの話。

 関係者からは幾人かの政治家らを名指しで「解決できないから、フェードアウトを決め込んでいる」と呆れの言葉を聞いたこともある。

 とはいえ、そうした無責任な政治家たちを批判したところで倒産を免れるわけではない。今、展示会業界の関係者らの間では被害を最小限に抑えるための、さまざまな動きが水面下で進んでいる。

「東京ビッグサイト規模の展示会場というものは、残念ながらありません。でも、中小の会場であれば首都圏にはいくつもあります。そうした会場をフル活用して、損失を免れることができないか検討が続いているのです」(業界関係者)

 現在のところ、そうした会場を用いて、どの程度の催しを開催することができるのか検討は続いている。以前の記事で記した、同人誌即売会を中小の会場に分散、かつ土曜日開催も視野に入れるのも、そのひとつといえる。

 おそらくは殺到するであろう各種の催しを、どのように割り振っていくのか。それは業者間よりも東京都が音頭を取る形が望ましいという声もある。

 このままでは、五輪倒産する企業も現実のものとなり、怨念が生まれるのは必至。

 運動が成果を挙げられなかった中で、展示会や関連業者が、どのような形で難局を乗り切っていくのか。今後は、その動向も取材していくことにする。
(文=昼間たかし)

妊娠中にエリート夫の浮気現場に遭遇! 警察の前で「DV妻」呼ばわりされ……

singlemother15a『わが子に会えない』(PHP研究所)で、離婚や別居により子どもと離れ、会えなくなってしまった男性の声を集めた西牟田靖が、その女性側の声――夫と別居して子どもと暮らす女性の声を聞くシリーズ。彼女たちは、なぜ別れを選んだのか? どんな暮らしを送り、どうやって子どもを育てているのか? 別れた夫に、子どもを会わせているのか? それとも会わせていないのか――?

第15回 小松めぐみさん(仮名・40代)の話(前編)

「結婚前、夫は前妻にDVを受けたと言っていたので、『残念な人に当たっちゃったね』と言って慰めていました。ところが、彼は自分の浮気が発覚したとき、私のことを『こいつはDV妻』と言いだし、警察の前で嘘をついたのです」

 歯科医の小松めぐみさんはそう話す。小松さんは妊娠がわかって結婚し、子どもが2歳のときに別居。離婚したのは子どもが4歳のときだったという。彼女はいったいなぜ夫から「DV妻」と言われたのか? なぜ2年も別居をしていたのか?

■彼のことは“何か変だな”と思いつつ、目をつぶって結婚

――旦那さんとは、どのようなきっかけで出会ったのですか?

 実はそれまでの7年間、別の男性と一緒に住んでいました。彼とはすごく仲が良かったし、人として尊敬もしていましたが、彼はどうしても子どもを欲しがらなかった。当時、私は30代半ば。「このままいくと、子どもがいない人生になっちゃうな。子どもが産める相手を見つけよう」って思ったとき、信用できる知人から男性を紹介されました。「前の奥さんに恵まれなかったんだけど、中身はすごくいい人だから」って。それが元夫。会ってみたら、子どもを作ることに反対しなかった。それで、早まって結婚してしまったんです。

――どんな人ですか?

 背がスラッとした、絵に描いたようなハンサム。両親は欧米人だけど、彼は日本生まれの日本育ち。両親の都合で中学校から大学院までは英語圏に住んでいたので、バイリンガル。大学と大学院では1人暮らしをしていて、就職のタイミングで日本に戻ってきたらしい。会社では早くから出世していて、そのうちにヘッドハンティングされて、外資系の会社の上層部を転々としていたみたいです。

――まさに典型的なセレブですね。結婚前にデートはしたんですか?

 1年弱お付き合いして、その間に妊娠がわかりました。いわばデキ婚です。子どもが産みたいという前提だったので、彼のことは“何か変だな”と思いつつも、目をつぶって結婚しました。

――夫として相容れない部分があったのですか?

 元夫はDV被害者としてメディアに出たことがあって、そのとき「妻が台所のお皿を全部割って暴れた」とコメントしたそうです。実際、日常生活でもそういう話はしていました。「この風景を見ると前の妻を思い出してつらい」と言って急に泣きだしたりするんです。私はあっけにとられつつ、「残念な人に当たっちゃったね」と言って慰めるしかなかった。

――そのときは、彼のことを信じてたんですか?

 信じていました。彼が嘘をついてるなんて、当時は知る由もなかった。仕事柄、さまざまなタイプの患者と付き合いますので、人と接することには慣れています。だけど彼は両親が外国人で、「自分のアイデンティティはどこだ」という悩みを抱えていました。私はそれまで彼のような人とあまり接したことがなくて、日々一緒に暮らす中でも、彼の人間性を見抜けなかったんです。

――「嘘をついてる」とすると、DVというのは彼の被害妄想なんでしょうか?

 自分自身の思い込みを本当のことだと、記憶をすり替えてしまうんでしょう。彼自身、私にすごく攻撃を受けたという感覚は本当でしょうから。

――どういうことですか?

 例えば、トイレットペーパーが芯だけになって、そのままになってたときのこと。「切れたら自分で交換して」と言ったら顔色が変わったということがありました。あのとき、彼は、私のお願いに傷ついてしまったみたい。

――なぜそれで傷つくのか、理解できないです。

 彼はエリート家系の育ちで、いわゆるお坊ちゃん。お手伝いさんがこまごまとした世話は完璧にやってくれるけど、しつけはしない。だから、世の中の常識がわからないまま大人になったんです。

――大学に入ってからは、ずっと1人暮らしだったんですよね。

 いえ。彼のそばには、常に女がいたんです。大学生や大学院生のときだって、1人暮らししているとはいっても、付き合ってる女性にすべての家事をやってもらってたし、その後もずっとそうです。彼は典型的なハンサム男ですから、女が途切れなかった。誰かにやってもらってたから、生活をするための常識が身につかなかった。だからこそ、私に注意されただけで傷ついたんです。

――わからないんだったら、聞けばいいだけなのに。

 アメリカの教育を受けて、リベラルを自負してるんです。だから上っ面では進歩的。だけど根の部分では「白人の自分は、黄色人種の妻より偉い」って思い込んでて、自然と私を見下してた。刃向かいはしないけど、いちいち偉そうでした。例えば、ケンカしたときに「俺は台所の床も拭いたし、トイレットペーパーも替えたぞ。なのに何が不満なんだ」って、わざわざ勝ち誇るように言うんです。「自分の家なんだから、やって当然でしょ」って言い返したら、「うーん」とか言って頭を抱えてました。プライドは高いけど、打たれ弱い人なんです。

――子どもが生まれる前に、こういった家庭を作っていきたい、という理想像はあったんですか?

 子どもをインターナショナルスクールに入れて、国際感覚が身につくように育てていこうとは言っていました。だけど実務的な話になると「海外旅行やパーティーに連れていって、君たちを楽しませてあげる。僕は頑張って働くから、支えてね」などと言って、肝心なルールの取り決めの話から逃げちゃうんです。

――なんだかフワフワしてますね。

 妻は、人形のようなお飾りでいてほしいってこと。外の人たちに自慢できる肩書だったり学歴だったり見た目だったりを、彼は私に求めていた。

――例えば、どんなことですか?

 政財界の重鎮が出席するというパーティーに招待されたときのことを思い出します。招待状が届いた途端に、「ドレスを見に行こう」と言って、六本木の高級ブティック街に連れていかれました。「これ似合うよ」と勧められて、何十万、いや何百万円もするドレスを次々と試着させられました。

――それで買ったんですか?

 それが、彼は払ってくれないんですよ。戸惑って「買ってくれないの?」って聞いたら、やれやれとあきれた様子。「そうやって女たちは、みんな俺のお金をあてにするんだ」と、いきなり悲劇のヒーロー気取りです。「わかった。じゃあ買わなくていい」って言ったら「安っぽいドレスじゃおかしいよ。みんなすごいドレスで来るんだから」と必死になって引き留めて私に買わせようとする。結局、買わずに、成人式のときの振袖でパーティーに行きましたけどね。

――家計は、どうしていたんですか?

 家賃は全部彼が払っていましたけど、それ以外はうやむやでしたね。私自身、稼ぎがあったし、出産休暇に入っても貯蓄がありましたから、彼の収入を頼りにする必要がなかった。彼はその点、甘えてましたね。ドケチなので。

――妊娠中は、どうだったのですか?

 妊娠8カ月の頃、一悶着ありました。その頃、私は土日に、車で30分のところにある実家へ帰っていましたが、実家から戻ってくると誰か知らない人が家に入ってる気配があって、「これは絶対、女を連れ込んでるな」と踏んだんです。それで私、その次の週末、実家に帰ったと見せかけて、前触れもなく自宅に戻り、解錠して中に入ってみました。すると案の定、家の中に知らない女がいるじゃないですか。「これ、どういうこと!?」と私は言いました。もしかすると、ドスが効いた声だったかもしれません。

――旦那さんは悲劇のヒーロー気取りですか?

 いえ。力ずくで私を家から追い出そうとしました。私はおなかが大きい状態です。抵抗して暴力を振るわれたり、転んだりしたら大変なことになる。そう思って、引っ張られるままずるずると、靴を履いていない状態で玄関の外に出されました。それで元夫は何をトチ狂ったのか、「なんで勝手に来たんだ! 警察を呼ぶぞ」って大声を出す。ところが私は、「呼びたいなら呼べば。私、暴力も何も振るってないし。何の落ち度もないってことを警察に説明できるから」と言って動じない。引くに引けなくなった彼は警察を呼びました。

 駆けつけた警察官2人に元夫は、「家の中に仕事関係の女性がいるけど、仕事の打ち合わせなんです。なのに、浮気と勘違いした妻が、家の中で暴れ狂ってしまったんです。お巡りさん、こいつはDV妻なんです。早く逮捕してください」と、興奮した様子で言うのです。それに対して私は「暴れてませんよ。家の中を見てきてください。争った形跡はないはずですよ」と言いました。

 2人の警察官は、膨らんだ私のおなかを見て状況を察し、そのうち1人が元夫に向かって冷静に言いました。「あなた被害者なんでしょう? まずは被害届を出してくれますか? でないと何もできないですよ」と。一方、私には、「奥さん、一旦、この場を離れたほうがいいですよ」と言うんです。私は警察官の助言に従って、実家へと帰りました。

(後編へつづく)

妊娠中にエリート夫の浮気現場に遭遇! 警察の前で「DV妻」呼ばわりされ……

singlemother15a『わが子に会えない』(PHP研究所)で、離婚や別居により子どもと離れ、会えなくなってしまった男性の声を集めた西牟田靖が、その女性側の声――夫と別居して子どもと暮らす女性の声を聞くシリーズ。彼女たちは、なぜ別れを選んだのか? どんな暮らしを送り、どうやって子どもを育てているのか? 別れた夫に、子どもを会わせているのか? それとも会わせていないのか――?

第15回 小松めぐみさん(仮名・40代)の話(前編)

「結婚前、夫は前妻にDVを受けたと言っていたので、『残念な人に当たっちゃったね』と言って慰めていました。ところが、彼は自分の浮気が発覚したとき、私のことを『こいつはDV妻』と言いだし、警察の前で嘘をついたのです」

 歯科医の小松めぐみさんはそう話す。小松さんは妊娠がわかって結婚し、子どもが2歳のときに別居。離婚したのは子どもが4歳のときだったという。彼女はいったいなぜ夫から「DV妻」と言われたのか? なぜ2年も別居をしていたのか?

■彼のことは“何か変だな”と思いつつ、目をつぶって結婚

――旦那さんとは、どのようなきっかけで出会ったのですか?

 実はそれまでの7年間、別の男性と一緒に住んでいました。彼とはすごく仲が良かったし、人として尊敬もしていましたが、彼はどうしても子どもを欲しがらなかった。当時、私は30代半ば。「このままいくと、子どもがいない人生になっちゃうな。子どもが産める相手を見つけよう」って思ったとき、信用できる知人から男性を紹介されました。「前の奥さんに恵まれなかったんだけど、中身はすごくいい人だから」って。それが元夫。会ってみたら、子どもを作ることに反対しなかった。それで、早まって結婚してしまったんです。

――どんな人ですか?

 背がスラッとした、絵に描いたようなハンサム。両親は欧米人だけど、彼は日本生まれの日本育ち。両親の都合で中学校から大学院までは英語圏に住んでいたので、バイリンガル。大学と大学院では1人暮らしをしていて、就職のタイミングで日本に戻ってきたらしい。会社では早くから出世していて、そのうちにヘッドハンティングされて、外資系の会社の上層部を転々としていたみたいです。

――まさに典型的なセレブですね。結婚前にデートはしたんですか?

 1年弱お付き合いして、その間に妊娠がわかりました。いわばデキ婚です。子どもが産みたいという前提だったので、彼のことは“何か変だな”と思いつつも、目をつぶって結婚しました。

――夫として相容れない部分があったのですか?

 元夫はDV被害者としてメディアに出たことがあって、そのとき「妻が台所のお皿を全部割って暴れた」とコメントしたそうです。実際、日常生活でもそういう話はしていました。「この風景を見ると前の妻を思い出してつらい」と言って急に泣きだしたりするんです。私はあっけにとられつつ、「残念な人に当たっちゃったね」と言って慰めるしかなかった。

――そのときは、彼のことを信じてたんですか?

 信じていました。彼が嘘をついてるなんて、当時は知る由もなかった。仕事柄、さまざまなタイプの患者と付き合いますので、人と接することには慣れています。だけど彼は両親が外国人で、「自分のアイデンティティはどこだ」という悩みを抱えていました。私はそれまで彼のような人とあまり接したことがなくて、日々一緒に暮らす中でも、彼の人間性を見抜けなかったんです。

――「嘘をついてる」とすると、DVというのは彼の被害妄想なんでしょうか?

 自分自身の思い込みを本当のことだと、記憶をすり替えてしまうんでしょう。彼自身、私にすごく攻撃を受けたという感覚は本当でしょうから。

――どういうことですか?

 例えば、トイレットペーパーが芯だけになって、そのままになってたときのこと。「切れたら自分で交換して」と言ったら顔色が変わったということがありました。あのとき、彼は、私のお願いに傷ついてしまったみたい。

――なぜそれで傷つくのか、理解できないです。

 彼はエリート家系の育ちで、いわゆるお坊ちゃん。お手伝いさんがこまごまとした世話は完璧にやってくれるけど、しつけはしない。だから、世の中の常識がわからないまま大人になったんです。

――大学に入ってからは、ずっと1人暮らしだったんですよね。

 いえ。彼のそばには、常に女がいたんです。大学生や大学院生のときだって、1人暮らししているとはいっても、付き合ってる女性にすべての家事をやってもらってたし、その後もずっとそうです。彼は典型的なハンサム男ですから、女が途切れなかった。誰かにやってもらってたから、生活をするための常識が身につかなかった。だからこそ、私に注意されただけで傷ついたんです。

――わからないんだったら、聞けばいいだけなのに。

 アメリカの教育を受けて、リベラルを自負してるんです。だから上っ面では進歩的。だけど根の部分では「白人の自分は、黄色人種の妻より偉い」って思い込んでて、自然と私を見下してた。刃向かいはしないけど、いちいち偉そうでした。例えば、ケンカしたときに「俺は台所の床も拭いたし、トイレットペーパーも替えたぞ。なのに何が不満なんだ」って、わざわざ勝ち誇るように言うんです。「自分の家なんだから、やって当然でしょ」って言い返したら、「うーん」とか言って頭を抱えてました。プライドは高いけど、打たれ弱い人なんです。

――子どもが生まれる前に、こういった家庭を作っていきたい、という理想像はあったんですか?

 子どもをインターナショナルスクールに入れて、国際感覚が身につくように育てていこうとは言っていました。だけど実務的な話になると「海外旅行やパーティーに連れていって、君たちを楽しませてあげる。僕は頑張って働くから、支えてね」などと言って、肝心なルールの取り決めの話から逃げちゃうんです。

――なんだかフワフワしてますね。

 妻は、人形のようなお飾りでいてほしいってこと。外の人たちに自慢できる肩書だったり学歴だったり見た目だったりを、彼は私に求めていた。

――例えば、どんなことですか?

 政財界の重鎮が出席するというパーティーに招待されたときのことを思い出します。招待状が届いた途端に、「ドレスを見に行こう」と言って、六本木の高級ブティック街に連れていかれました。「これ似合うよ」と勧められて、何十万、いや何百万円もするドレスを次々と試着させられました。

――それで買ったんですか?

 それが、彼は払ってくれないんですよ。戸惑って「買ってくれないの?」って聞いたら、やれやれとあきれた様子。「そうやって女たちは、みんな俺のお金をあてにするんだ」と、いきなり悲劇のヒーロー気取りです。「わかった。じゃあ買わなくていい」って言ったら「安っぽいドレスじゃおかしいよ。みんなすごいドレスで来るんだから」と必死になって引き留めて私に買わせようとする。結局、買わずに、成人式のときの振袖でパーティーに行きましたけどね。

――家計は、どうしていたんですか?

 家賃は全部彼が払っていましたけど、それ以外はうやむやでしたね。私自身、稼ぎがあったし、出産休暇に入っても貯蓄がありましたから、彼の収入を頼りにする必要がなかった。彼はその点、甘えてましたね。ドケチなので。

――妊娠中は、どうだったのですか?

 妊娠8カ月の頃、一悶着ありました。その頃、私は土日に、車で30分のところにある実家へ帰っていましたが、実家から戻ってくると誰か知らない人が家に入ってる気配があって、「これは絶対、女を連れ込んでるな」と踏んだんです。それで私、その次の週末、実家に帰ったと見せかけて、前触れもなく自宅に戻り、解錠して中に入ってみました。すると案の定、家の中に知らない女がいるじゃないですか。「これ、どういうこと!?」と私は言いました。もしかすると、ドスが効いた声だったかもしれません。

――旦那さんは悲劇のヒーロー気取りですか?

 いえ。力ずくで私を家から追い出そうとしました。私はおなかが大きい状態です。抵抗して暴力を振るわれたり、転んだりしたら大変なことになる。そう思って、引っ張られるままずるずると、靴を履いていない状態で玄関の外に出されました。それで元夫は何をトチ狂ったのか、「なんで勝手に来たんだ! 警察を呼ぶぞ」って大声を出す。ところが私は、「呼びたいなら呼べば。私、暴力も何も振るってないし。何の落ち度もないってことを警察に説明できるから」と言って動じない。引くに引けなくなった彼は警察を呼びました。

 駆けつけた警察官2人に元夫は、「家の中に仕事関係の女性がいるけど、仕事の打ち合わせなんです。なのに、浮気と勘違いした妻が、家の中で暴れ狂ってしまったんです。お巡りさん、こいつはDV妻なんです。早く逮捕してください」と、興奮した様子で言うのです。それに対して私は「暴れてませんよ。家の中を見てきてください。争った形跡はないはずですよ」と言いました。

 2人の警察官は、膨らんだ私のおなかを見て状況を察し、そのうち1人が元夫に向かって冷静に言いました。「あなた被害者なんでしょう? まずは被害届を出してくれますか? でないと何もできないですよ」と。一方、私には、「奥さん、一旦、この場を離れたほうがいいですよ」と言うんです。私は警察官の助言に従って、実家へと帰りました。

(後編へつづく)

『セックス・アンド・ザ・シティ』のミランダ、ニューヨーク州知事選に立候補するも「不適任」呼ばわり

 近年、LGBTQの権利向上を求める存在として称賛されている『セックス・アンド・ザ・シティ』(SATC)のシンシア・ニクソン(51)が、今年行われるニューヨーク州知事選への出馬を正式に表明した。ニューヨーク州初の女性知事&同性愛を公表している知事を目指し、より公平な社会の実現などを公約に掲げ全力で戦うと誓っている。メディアは、「『SATC』の共演者たちからエールが続々届いている」と報道。応援ムードの高まりを伝えているが、ネット上では「悪いけど無理でしょ」「政治経験者ではないし」「有名人だからという基準で、もう選びたくない」など不人気で、現職のアンドリュー・クオモ知事が3期目の当選を果たすとの予想が大半を占めている。

 シンシアは、人気ドラマ『SATC』(98〜04)の主要人物の中で、最も影が薄いキャラクターだったとされるミランダ役を演じた。とはいえ、ハーバード大学卒のクールなやり手女性弁護士&サラ演じる主人公の良き相談相手を演じ、「聡明で信頼できる」イメージを持たれるようになった。

 私生活では、高校時代のボーイフレンドと15年間交際していた。2人の子どもも出産して事実婚関係にあったが、03年に破局している。ニューヨーク市の公立学校に関する運動を通して、01年に知り合った活動家のクリスティナ・マリノニと04年から交際し、09年に婚約。11年にはクリスティナが2人の子どもを出産し、12年に結婚した。同性愛者であることをオープンにしている女優なのだ。

 シンシアは昨年、イギリスの雑誌「Radio Times」のインタビューで、「クリスティナと交際するまで、女性とはキスの経験もなかった」「ごく自然な流れで彼女と恋愛関係になり、配偶者になりたいと強く願って同性婚した」と告白している。もともと「子どもたちのために」と公教育向上を訴える活動を行っていた彼女は、クリスティナと交際を始めてからLGBTQの権利向上や男女平等を働きかける活動も積極的に行うようになった。そして次第に、「ニューヨークがより良い州になるため力を注ぐ、リベラル派の活動家」として認知されるようになっていった。

 そんなシンシアが現地時間19日、「ニューヨーク州知事選に立候補する」と、Twitterで高らかに表明したのだ。

 彼女は表明ツイートと共に動画を投稿。「ニューヨーク生まれのニューヨーク育ちで、それ以外の街に住んだことがない生粋のニューヨーカー」「ニューヨークの公立校出身で、自分の子どもたちもニューヨークの公立校に通わせている」と自己紹介した上で、「でも今のニューヨークは貧富の差が激しく、子どもたちに平等のチャンスがない。健康保険、刑務所の過剰収容、地下鉄ほか、改善すべきことが山ほどあり、もう政府には頼っていられない。私たちが動かなければならない」と出馬理由を説明した。スピーチ映像も流し、政治家としての経験はないが人権団体から表彰される活動家であり、十分にリーダーシップがあるとアピールした。

 複数の主要メディアはシンシアの出馬を好意的に報じ、今年9月に開催される民主党の予備選では、クオモ知事の強敵になるだろうと報道している。『SATC』の共演者たちも続々とエールを送り、シャーロット役のクリスティン・デイヴィスは「シンシアを誇りに思う。誰もが平等にチャンスを与えられること、良い教育を得ることを彼女ほど強く願っている人はいない。きっと素晴らしい州知事になるわ」とツイート。スタンフォード役のウィリー・ガーソンはインスタグラムで「みんなでシンシアを応援しよう」と呼びかけ、スティーヴ役を演じたデビッド・エイゲンバーグもTwitterで「彼女以上に理論的な人物はいない」と大絶賛。サマンサ役のキム・キャトラルも「きっと素晴らしい知事になる」と応援ツイートを投稿している。

 キムは昨年、『SATC』映画版第3弾への出演はないと明かし「主要キャストたちとは友達ではない。ただの同僚」と発言していた。「そんな発言するなんて傷つく」「(キムが演じる)サマンサ抜きで第3弾制作もあるかも」などと語ったサラ・ジェシカ・パーカーを敵視し、キムの兄が亡くなったときにサラが追悼メッセージを送った時も「あんたの愛やサポートなんて必要ないから」とでかでかとインスタグラムにディスメッセージを貼り付けるなど、2人の関係は修復不可能なまでに悪化してしまった。結果、「『SATC』=仲が良いのはうわべだけ」という印象が持たれるように。

 しかし今回シンシアが出馬を表明し、キムを含めたキャストたちが続々とエールを送ったため、再びファンたちは「『SATC』の絆、最強!」ムードになっている。

 シンシアのこれまでの活動は、公教育やLGBTQ、男女平等に関するものだけではない。「中絶する権利を求める活動」「反トランプ活動」「クオモ知事と敵対関係にあるニューヨーク市長ビル・デブラシオの支援活動」と、政治に関係する活動も行っているのだ。だがもちろん、彼女の出馬に批判的な人もいる。

 13年のニューヨーク市長選に出馬し、「当選したら女性初&レズビアンを公表している初のニューヨーク市長になる」と大きな話題になった元ニューヨーク市議会議長のクリスティン・クインは、シンシアを「不適格なレズビアン(Unqualified Lesbian)」とディスしている。彼女は当時の市長選で、シンシアがクリスティンではなくビルを支援したのをいまだに根に持っており、米大手紙「ニューヨーク・ポスト」の取材に対して「私は政治家としての経験もある“適任なレズビアン”だったのに、彼女は支持してくれなかった。政治経験のない“不適格なレズビアン”である彼女が、州知事選に出馬するとはね。私は彼女を応援しない」と、語ったのだ。

 そして多くのニューヨーク市民も、シンシアを「不適格」と考えているようだ。ネット上には「活動家としては立派だが、経験がない彼女に何ができる?」「有名人を政治家にする動きは、本当によくない」とする声が次々と上がった。

 シンシアを応援するセレブ仲間・レズビアン仲間は、クリスティンの「不適格なレズビアン」発言に激怒している。レズビアンでコメディアンヌのマリー・コナーは「ミランダが不適格なレズビアンだというのなら、私もきっとそうなのね」と説明文を添えて、「不適格なレズビアン」とプリントしたTシャツをオンラインで売り出した。仲間たちの間では「このTシャツを着てシンシアを応援しよう」という流れになっている。

 シンシアは昨年4月、人気トーク番組『ザ・ヴュー』に出演した際、クオモ知事は公教育向上のために何もしていない」と批判した。そして8月には「多くの人が私に州知事選挙に出馬してほしいと思っている」と発言。今年1月下旬にも出馬の可能性について「かもね」と答えていたため、彼女のニューヨーク州知事選への出馬は予期されていたものだった。

 シンシアは今年1月末に、トランプ大統領初の一般教書演説に対抗して開催されたイベントに参加し、「トランプ大統領の就任から1年たち、私たちが学んだこと。それは私たちを救いに駆けつけてくれる騎兵なんていないということ。騎兵は私たち一人ひとりであるということ。18年は、私たち一人ひとりが政府を取り返すためにできることをする、そんな年にしなければならない」と熱く語っていた。今後はLGBTQ仲間や活動家仲間、セレブ仲間を使って華やかな選挙活動を展開し、盛り上げていくだろうと予想されている。アメリカ各地でさまざまなデモが活発化している今、「活動家として称賛されている彼女がこの選挙戦でビッグウェーブに乗る可能性は高いのでは」とする見方も出ている。

 シンシアははたして、9月13日の民主党予備選でクオモ知事を抑えて党の候補に選ばれ、11月6日の知事選で勝利できるのか?引き続き注目していきたいところだ。

『セックス・アンド・ザ・シティ』のミランダ、ニューヨーク州知事選に立候補するも「不適任」呼ばわり

 近年、LGBTQの権利向上を求める存在として称賛されている『セックス・アンド・ザ・シティ』(SATC)のシンシア・ニクソン(51)が、今年行われるニューヨーク州知事選への出馬を正式に表明した。ニューヨーク州初の女性知事&同性愛を公表している知事を目指し、より公平な社会の実現などを公約に掲げ全力で戦うと誓っている。メディアは、「『SATC』の共演者たちからエールが続々届いている」と報道。応援ムードの高まりを伝えているが、ネット上では「悪いけど無理でしょ」「政治経験者ではないし」「有名人だからという基準で、もう選びたくない」など不人気で、現職のアンドリュー・クオモ知事が3期目の当選を果たすとの予想が大半を占めている。

 シンシアは、人気ドラマ『SATC』(98〜04)の主要人物の中で、最も影が薄いキャラクターだったとされるミランダ役を演じた。とはいえ、ハーバード大学卒のクールなやり手女性弁護士&サラ演じる主人公の良き相談相手を演じ、「聡明で信頼できる」イメージを持たれるようになった。

 私生活では、高校時代のボーイフレンドと15年間交際していた。2人の子どもも出産して事実婚関係にあったが、03年に破局している。ニューヨーク市の公立学校に関する運動を通して、01年に知り合った活動家のクリスティナ・マリノニと04年から交際し、09年に婚約。11年にはクリスティナが2人の子どもを出産し、12年に結婚した。同性愛者であることをオープンにしている女優なのだ。

 シンシアは昨年、イギリスの雑誌「Radio Times」のインタビューで、「クリスティナと交際するまで、女性とはキスの経験もなかった」「ごく自然な流れで彼女と恋愛関係になり、配偶者になりたいと強く願って同性婚した」と告白している。もともと「子どもたちのために」と公教育向上を訴える活動を行っていた彼女は、クリスティナと交際を始めてからLGBTQの権利向上や男女平等を働きかける活動も積極的に行うようになった。そして次第に、「ニューヨークがより良い州になるため力を注ぐ、リベラル派の活動家」として認知されるようになっていった。

 そんなシンシアが現地時間19日、「ニューヨーク州知事選に立候補する」と、Twitterで高らかに表明したのだ。

 彼女は表明ツイートと共に動画を投稿。「ニューヨーク生まれのニューヨーク育ちで、それ以外の街に住んだことがない生粋のニューヨーカー」「ニューヨークの公立校出身で、自分の子どもたちもニューヨークの公立校に通わせている」と自己紹介した上で、「でも今のニューヨークは貧富の差が激しく、子どもたちに平等のチャンスがない。健康保険、刑務所の過剰収容、地下鉄ほか、改善すべきことが山ほどあり、もう政府には頼っていられない。私たちが動かなければならない」と出馬理由を説明した。スピーチ映像も流し、政治家としての経験はないが人権団体から表彰される活動家であり、十分にリーダーシップがあるとアピールした。

 複数の主要メディアはシンシアの出馬を好意的に報じ、今年9月に開催される民主党の予備選では、クオモ知事の強敵になるだろうと報道している。『SATC』の共演者たちも続々とエールを送り、シャーロット役のクリスティン・デイヴィスは「シンシアを誇りに思う。誰もが平等にチャンスを与えられること、良い教育を得ることを彼女ほど強く願っている人はいない。きっと素晴らしい州知事になるわ」とツイート。スタンフォード役のウィリー・ガーソンはインスタグラムで「みんなでシンシアを応援しよう」と呼びかけ、スティーヴ役を演じたデビッド・エイゲンバーグもTwitterで「彼女以上に理論的な人物はいない」と大絶賛。サマンサ役のキム・キャトラルも「きっと素晴らしい知事になる」と応援ツイートを投稿している。

 キムは昨年、『SATC』映画版第3弾への出演はないと明かし「主要キャストたちとは友達ではない。ただの同僚」と発言していた。「そんな発言するなんて傷つく」「(キムが演じる)サマンサ抜きで第3弾制作もあるかも」などと語ったサラ・ジェシカ・パーカーを敵視し、キムの兄が亡くなったときにサラが追悼メッセージを送った時も「あんたの愛やサポートなんて必要ないから」とでかでかとインスタグラムにディスメッセージを貼り付けるなど、2人の関係は修復不可能なまでに悪化してしまった。結果、「『SATC』=仲が良いのはうわべだけ」という印象が持たれるように。

 しかし今回シンシアが出馬を表明し、キムを含めたキャストたちが続々とエールを送ったため、再びファンたちは「『SATC』の絆、最強!」ムードになっている。

 シンシアのこれまでの活動は、公教育やLGBTQ、男女平等に関するものだけではない。「中絶する権利を求める活動」「反トランプ活動」「クオモ知事と敵対関係にあるニューヨーク市長ビル・デブラシオの支援活動」と、政治に関係する活動も行っているのだ。だがもちろん、彼女の出馬に批判的な人もいる。

 13年のニューヨーク市長選に出馬し、「当選したら女性初&レズビアンを公表している初のニューヨーク市長になる」と大きな話題になった元ニューヨーク市議会議長のクリスティン・クインは、シンシアを「不適格なレズビアン(Unqualified Lesbian)」とディスしている。彼女は当時の市長選で、シンシアがクリスティンではなくビルを支援したのをいまだに根に持っており、米大手紙「ニューヨーク・ポスト」の取材に対して「私は政治家としての経験もある“適任なレズビアン”だったのに、彼女は支持してくれなかった。政治経験のない“不適格なレズビアン”である彼女が、州知事選に出馬するとはね。私は彼女を応援しない」と、語ったのだ。

 そして多くのニューヨーク市民も、シンシアを「不適格」と考えているようだ。ネット上には「活動家としては立派だが、経験がない彼女に何ができる?」「有名人を政治家にする動きは、本当によくない」とする声が次々と上がった。

 シンシアを応援するセレブ仲間・レズビアン仲間は、クリスティンの「不適格なレズビアン」発言に激怒している。レズビアンでコメディアンヌのマリー・コナーは「ミランダが不適格なレズビアンだというのなら、私もきっとそうなのね」と説明文を添えて、「不適格なレズビアン」とプリントしたTシャツをオンラインで売り出した。仲間たちの間では「このTシャツを着てシンシアを応援しよう」という流れになっている。

 シンシアは昨年4月、人気トーク番組『ザ・ヴュー』に出演した際、クオモ知事は公教育向上のために何もしていない」と批判した。そして8月には「多くの人が私に州知事選挙に出馬してほしいと思っている」と発言。今年1月下旬にも出馬の可能性について「かもね」と答えていたため、彼女のニューヨーク州知事選への出馬は予期されていたものだった。

 シンシアは今年1月末に、トランプ大統領初の一般教書演説に対抗して開催されたイベントに参加し、「トランプ大統領の就任から1年たち、私たちが学んだこと。それは私たちを救いに駆けつけてくれる騎兵なんていないということ。騎兵は私たち一人ひとりであるということ。18年は、私たち一人ひとりが政府を取り返すためにできることをする、そんな年にしなければならない」と熱く語っていた。今後はLGBTQ仲間や活動家仲間、セレブ仲間を使って華やかな選挙活動を展開し、盛り上げていくだろうと予想されている。アメリカ各地でさまざまなデモが活発化している今、「活動家として称賛されている彼女がこの選挙戦でビッグウェーブに乗る可能性は高いのでは」とする見方も出ている。

 シンシアははたして、9月13日の民主党予備選でクオモ知事を抑えて党の候補に選ばれ、11月6日の知事選で勝利できるのか?引き続き注目していきたいところだ。

中居正広MCの『行列』でSMAPネタ連発! キムタクのラジオ名を密かにねじ込んた中居にファン感動

 3月25日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に、中居正広がMCとしてサプライズ出演。番組内でSMAPを匂わせる多くの発言があったことが話題になっている。

 冒頭から東野幸治に“ある日”を境に『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演しなくなったと振られた中居は、「あの日だ!」とSMAPが解散したことを自虐。そして「最近ピンで活動させてもらってる」と、“ピン”と書かれた扇子を広げて笑いを誘った。

 さらに友達を自宅に入れることに抵抗があるかないかというトークテーマになったとき、ウエンツ瑛士が「僕は入れますよ。泊まりに来ますもん」と発言。デュオを組んでいた小池徹平が泊まりに来ると明かすと、周りからは「仲いいね」と声があがることに。ここでウエンツが「グループってそういうもん」と返答すると、中居がすかさず「ナニナニ、どういうこと?」と怒った表情でツッコミ。スタジオではウエンツへ「中居くんに謝れ」と声が上がり、またもSMAPの解散ネタをいじっていた。

「中居のSMAPネタはわかりやすいものもあれば、ファンでなければ見逃してしまいそうなものもありました。ウエンツがとある先輩に対して無礼な振る舞いをしていたと中居が責めると、ウエンツは『僕ハーフじゃないですか』『たまにすごい外人が出る時がある』と弁解。これに対して中居は『Yeah、Yeah、What’s up みたいなのがあるの?』とツッコんでいましたが、これが木村拓哉のラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)を匂わせていると話題に。ファンからは『中居くんからの暗号的なワッツ発言』『中居くんやっぱり最高~、ワッツアップだけで1週間生きていける』『中居くんがワッツアップ! って言ってくれて、それだけでうれしい』といった声が上がっていました」(芸能ライター)

 また、今回SMAPネタを入れ込んだのは中居だけではないよう。前述の木村匂わせに続き、事務所独立組の香取慎吾、稲垣吾郎まで番組に絡んだと話題になっている。

「実は番組の合間に流れるCMで、香取と稲垣が出演している『サントリー オールフリー』のCMが放送されていたのです。ネット上では『中居さんMCのこのタイミングで……泣いてしまう~』『中居くん出てる番組のCMでオールフリーやるのとかすごいな』『ワッツアップの次はオールフリーなんて最高過ぎか』とファンから歓喜の声が続出していました」(同)

 CMまでSMAPネタが散りばめられていた今回の『行列のできる法律相談所』。果たして偶然なのか、それとも意図的だったのだろうか。

映画『ドラえもん』大ヒットの今こそ見たい幻の“日テレ版”って!?

 春休みの風物詩として毎年映画化され、佳作と駄作を繰り返してきた『ドラえもん』だが、今年は超佳作だったようだ。

 3月3日に全国381スクリーンで公開された『映画ドラえもん のび太の宝島』だが、オープニングの2日間で動員71万超人、興収8億4,300万円の首位発進。その後も順調に客足を伸ばし、興収44.3億円を上げた前作を大幅に超える勢いだ。

「TBSドラマ『逃げ恥』でブレイクした星野源が主題歌を担当し、『君の名は。』(2016)をプロデュースして大ヒットに導いた川村元気氏が脚本を手掛けたことで、子どもだけでなく、大人の動員に結び付けた。公開前にスネ夫がLINEライブをするなど、宣伝の仕掛けがうまくいったのもヒットした要因でしょう。『ドラえもん』は2005年に声優が一新され、翌年から映画版は爆死続きだったのですが、時間と共に昔の声の印象が薄れ、今の声優陣に違和感がなくってきたのだと思います」(映画ライター)

 そんな国民的アニメであり、テレビ朝日の顔とも呼べる『ドラえもん』だが、最初は日本テレビ系で放送されていたことをご存じだろうか。

「1973年に放送され、“幻”とされる日本テレビ版ですが、今でも愛好家の間では語り継がれています」と言って、サブカル誌のライターが続ける。

「テレ朝版に比べるとドラえもんの脚が長く、ネズミを怖がることが、やたらと強調されています。テレ朝版ではスネ夫の声を演じていた肝付兼太がジャイアンの声を演じているので、紛らわしい(笑)。ほかにも、原作初期に登場していた『ガチャ子』という鳥型ロボットがレギュラーとして登場するなど、テレ朝版とは異なる設定も多かった。原作者の藤子不二雄がアニメの出来栄えのひどさに激怒したため、『なかったこと』にされてしまったともいわれている。永井豪原作のロボットアニメ『マジンガーZ』(フジテレビ系)と放送時間がかぶり、視聴率は5%前後と苦戦していたようですが、日テレ版で知名度が全国に広がったことで、テレ朝版のヒットにつながり現在に至ります」

 映画が大ヒットした今だからこそ、“パラレルワールド”として日テレ版の『ドラえもん』も見てみたいものだが……。