不条理の連鎖を断ち切った石原さとみのドヤ顔が美しい! 『アンナチュラル』最高のフィナーレでシリーズ化に期待

 石原さとみ主演ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)も今回で最終回。これまでで最高となる平均視聴率13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、有終の美を飾りました。

 さて、まずは前回のあらすじを少し。8年前に恋人・糀谷夕希子(橋本真実)を殺されて以来、犯人を捜し続けていた不自然死究明研究所(通称・UDIラボ)の法医解剖医・中堂系(井浦新)は、その犯人が高瀬文人(尾上寛之)だと気づき、復讐のため高瀬のもとへ向かいます。

 しかし、ちょうど同じ頃、身の危険を感じた高瀬は警察へ出頭。そして今回の冒頭で高瀬は、26名の女性の死体損壊および死体遺棄の罪は認めるものの、殺人については犯行を否認します。

 中堂の無念を晴らすべく、三澄ミコト(石原さとみ)らUDIラボ・メンバーもサポート体制に入るのですが、これまでの被害者はすべて自殺とみなされ、すでに火葬されてしまったため、高瀬の殺人を立証する証拠はありません。

 また、前回、スーツケースの中から見つかった遺体に関しては、ホルマリン投与が死因だったのですが、胃の中からボツリヌス菌が検出されたため、高瀬は「(被害者は)食中毒で死んだ」と卑怯な言い逃れをします。

 ただ、この供述については、検視の鑑定書からボツリヌス菌検出に関する記述を削除してしまえば、高瀬を不利な立場へと追い込める。担当検事の烏田守(吹越満)からそう提案されたミコトは、中堂の復讐のため鑑定書の偽装に手を貸すか、解剖医としてのプライドやモラルを守るため削除を拒むか、悩みに悩みます。

 結局、ミコトは偽装を拒否。そして、それを予測していた中堂は、高瀬の共犯者でフリージャーナリストの宍戸理一(北村有起哉)を襲い、高瀬の犯行を立証できる証拠を出せと脅します。

 しかし、宍戸はこれを拒絶。怒り狂った中堂は宍戸を毒殺しようとするのですが、そこへ駆けつけたミコトに説得されたことで冷静になり、血を血で洗う惨事に至らずに済むのでした。

 そんな折、ニュースによって事件を知った糀谷夕希子の父親・和有(国広富之)が、勤務地・アメリカから帰国。UDIラボを訪れ、夕希子の遺体を火葬ではなく土葬したという情報をもたらします。

 そのことを知ったミコトは、すぐに遺体を掘り起こす手続きをおこない、8年前にはなかった最新の解析機器を用いて再解剖。その結果、夕希子の口の中から高瀬のDNAを検出。犯人だという動かぬ証拠を突き付けられた高瀬は犯行を自供し、中堂の無念が晴れたところで大団円となりました。

 これまでハズレ回なしで大いに楽しませてくれた『アンナチュラル』ですが、最高のフィナーレとなりました。特に秀逸だったのは、単純な勧善懲悪ものの展開にせず、ミコトにきっちりと筋の通った正義感を示させたところ。鑑定書の偽装を拒否させた点ですね。

 状況的には高瀬の犯行はほぼ100%クロ。しかも、ミコトは中堂の苦悩を痛いほど知っている。私情的には復讐に手を貸したいし、その方が手っ取り早い。また、刑事局長からは、鑑定書を書き換えなければUDIラボへの補助金を打ち切る、という脅しに近い通達もあったのです。

 しかし、ミコトは解剖医としての正義を守った。そして、正攻法できっちりと高瀬に犯行を認めさせたのです。

 また、この勝利には、ただ単に中堂の復讐の完遂や被害者たちの鎮魂ということ以外にも大きな意味がありました。

 実はミコトは、中堂が宍戸を殺そうとした際、「不条理な事件に巻き込まれた人間が自分の人生を手放して、同じように不条理なことをしてしまったら、負けなんじゃないですか」と説得したんですね。

 つまり、正々堂々と裁判に臨むことで、不条理の連鎖を見事に断ち切ってみせたのです。それだけに、高瀬が犯行を自供した際に見せたミコトのドヤ顔は爽快感に満ち、そして美しくもありました。

 また、ミコト自身も、幼少期に母親の手によって一家心中に巻き込まれ、1人だけ生き残ったという不条理な事件の被害者でもあります。そのため、中堂への説得は、これまでの人生で自分に言い聞かせてきた言葉なのかもしれませんね。ミコトの心の闇とそれに抗う強さを、石原さとみが抑えた演技で見事に表現していました。

 キャストの演技については、UDIラボのメンバー全員が素晴らしかった。週刊誌の潜入記者としてこれまで裏切り行為を重ねていたことを皆の前で懺悔したアルバイトの久部六郎(窪田正孝)。それに驚き、怒り、混乱した時の臨床検査技師・東海林夕子(市川実日子)の演技。ミコトの代わりに検察に鑑定書の偽装拒否を通達した際の、所長・神倉保夫(松重豊)の啖呵の切り方。挙げればキリがありません。

 そして、8年越しに恋人の復讐を果たした中堂。不愛想ながらも実は純粋な男という役柄を、井浦新が絶妙に演じていました。

 その中堂からのパワハラ被害により、UDIラボを去っていた臨床検査技師の坂本誠(ずん・飯尾和樹)がラストで復帰。さらに、六郎も新人アルバイトとして戻って来たため、これは続編への布石なのではと勘繰ってしまうのですが、どうなんでしょう。視聴率も良かったですし、ぜひともシリーズ化を期待してます。
(文=大羽鴨乃)

まるで超人ハルク……13歳から30年間、毎日1リットルの中国焼酎を飲み続けた男の末路

 過度なアルコールの摂取については、さまざまな弊害が知られているが、中国では長年の飲酒のせいで、まるで超人ハルクのような体形になってしまった老人が話題となっている。

 その人物は、湖南省長沙市にある人民医院に入院している譚さん(68歳)。その写真を見ると、首の部分が顔よりも大きく腫れ上がっており、一見するとジムで鍛え上げたマッチョマンのようだ。しかし首から下は老人然とした体形であり、実に不釣り合い。

 それもそのはず。譚さんの首を太くしているのは筋肉ではなく、脂肪の塊なのだ。

 主治医によると、彼が患っているのは多発性対称性脂肪腫症という病気だ。この病気は、世界中に400例ほどしかなく、そのうち200例が中国内で報告されている。そして症例の多くで、アルコールの過剰摂取との関連が指摘されているという。

 ニュースサイト「光明網」などによると、譚さんもその例に漏れず、13歳のころから飲酒を始めており、40歳のころから今まで30年間近く、アルコール度数の高い中国の焼酎「白酒」を毎日1リットルほど、水のように飲んできたという。

 そんな譚さんが、上半身に複数のしこりができていることに気が付いたのは、今から20年ほど前のこと。そして2011年ごろには、首に集中してできたしこりが大きな塊となり、現在のような超人ハルク状態になってしまったのだ。

 譚さんはそれ以来、たびたび病院を訪れ治療を希望したというが、そのたびに医師から「まだ心配しなくていい」と言われたという。しかし昨年から呼吸困難や食べ物がのどを通らないといった症状に悩まされるようになり診察に訪れたところ、いよいよ治療が施されることになったのだ。

 主治医は、脂肪吸引などにより首まわりの脂肪腫を取り除く措置を検討しているという。しかし譚さんが飲酒をやめなければ再び脂肪腫が発生する可能性が高いといい、断酒も不可欠となるようだ。

 何十年も水のようにアルコールを摂取していた者にとって、これが一番つらい治療かもしれないが、譚さんにはぜひとも健康的な生活を取り戻してもらいたい。

「YOUの笑顔キモいヨ」――マンガ『ヅャニーさん』第60回

芸能界で大活躍する、ヅャニーズ事務所の名物社長・ヅャニーさんの日常をお届け☆ 今回はHi!Sai!JUMPのリハーサル現場に現れたよ!

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【ホンモノのジャニーさんの記事もヨロシクネ☆】

「YOU、不快」「誰が雑誌に出て良いと言ったの?」ジャニーさん名言集~暴言編~
【元Jr.独占手記】ジャニーさんに気に入られるJr.の特徴――「楽屋でのおしゃべり」が重要
【元Jr.独占手記】超過酷なオーディションの実態……ジャニー社長は「超至近距離で見てくる(笑)」

共演者の名前うろ覚え、原作者に失礼、ギャラ暴露……破天荒過ぎるド天然芸能人

 芸能界には、衝撃すぎる天然エピソードを持つ芸能人が多い。その中でも、特にヤバいタレントを紹介していこう。

 まずは元AKB48の前田敦子。前田は今月17日、自身が出演した新作映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』の舞台あいさつにて、原作者である末井昭の顔を知らなかったことをぶっちゃけてしまった。前田は「完成披露があって、その時も(舞台裏で)末井さんだと知らなくて」とトーク。驚いた共演の柄本佑が「知らなかったの!?」と目を丸くすると、前田は「舞台に立った時、初めて気づきました。ちゃんとごあいさつできなかった。『初めまして』と」「司会の方がいらっしゃったので、ああ、末井さんだと。普通に馴染んでいたので、映画の中で出ていた俳優さんかなと考えてしまいました」と悪びれることなくトークし、会場の笑いを誘っていたという。

「前田さんは3月5日に行われた舞台『そして僕は途方に暮れる』の会見でも、主演するKis-My-Ft2の藤ケ谷太輔との関係を聞かれ、『(現場では)あんまり仲良くないです』と発言し、藤ヶ谷さんを慌てさせるなど、マイペースぶりを発揮しています。メディアの間では“前田さんの発言は天然で面白い”と有名。しかし、原作者の顔を知らないことに申し訳なさを感じないのはプロとしてどうなのかな、とは思いますけどね」(エンタメ系雑誌記者)

 また、番組出演中に共演者の名前を大胆に間違うという失態をしでかしたのが、人気女優の綾瀬はるかだ。綾瀬は昨年10月10日放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に出演した際、初対面だったオリエンタルラジオに対し「テレビで見てるから初めてって感じはしない」と調子の良いことを言うも、2人の名前を聞かれると「田中さんと藤森さん」と中田敦彦の名前を間違えるという大ボケぶり。さらにはコンビ名についても「オリジナルラジオ!」と自信満々に間違えるという展開に。この綾瀬の信じられない間違いに対し、中田が「俺は下の名前で呼ばれてるから」とフォローするも、綾瀬は“あっちゃん”ではなく「てっちゃん」と間違って呼ぶというミラクルなボケをかます始末。これにはさすがの中田も「冗談じゃねえぞ!」とキレるリアクションをしてみせていた。

「綾瀬さんが人や物の名前をなかなか覚えることができないというのは、2013年の紅白初司会でのミス連発ぶりで日本国民が知るところではあります。それにしても、現役タレントがオリラジの名前を間違えるなんて、想像の斜め上をいってますよね(笑)。現場でも共演陣やスタッフの名前を間違えることはしょっちゅうですが、悪気がないので“しょうがない”と許されてしまっていると聞きました」(芸能事務所勤務)

 そして最近、隠さなければいけない業界タブーの“テレビ出演料”をあっさり暴露して話題になったのが蛭子能収だ。蛭子は3月17日放送の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に出演した際、本業の漫画に比べてテレビのほうが儲かると語り、漫画の原稿料については連載約10本で1カ月「20〜30(万円)くらい」、テレビは「1回、20〜30(万円)」と暴露。「とにかく楽、テレビの方が」と熱く語っていたのだ。

「タレントが自身の値段を視聴者にバラすなんて、プライドやしがらみゆえに、なかなかできることじゃない。蛭子さんが自由人だからできることですよね(笑)」(テレビ局勤務)

 上気の3人は、いずれも唯一無二の存在感を醸し出す人気者ばかり。やはり芸能界において、タレントはまともな人よりも“天然系”のほうがブレイクしやすいのかもしれない。 

中川翔子が心霊ドッキリで大絶叫! しかし視聴者の視線は頭頂部に釘付け…?

 3月22日放送の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)に中川翔子が出演。番組恒例のドッキリを受けたのだが、視聴者は彼女の頭頂部に釘付けだったようだ。

 この日、中川は『あなたの晩ご飯いただきMAX』という架空のロケで一般家庭に訪問。もちろんこの家庭はハウススタジオを借りて作られたニセの家族で、全員が仕掛け人だ。中川はそうとも知らずにロケを行うのだが、そんな彼女を様々な怪奇現象が襲う。

 まずは軽いジャブとして、仕掛け人のスタッフが機材トラブルを装い慌て始める。若干不穏な空気になったところで「助けて……」という音声を流し、仕掛け人たちは中川にしか聞こえていないかのようにふるまった。その後も部屋の人形を回転させたり、おじいさんをプロジェクションマッピングで投影させたり、様々な方法で怪奇現象を演出。スタッフがネタバラシをすると中川は「悪魔だ……」と笑って倒れこみ、ナイスなリアクションを見せた。

「同番組の中でも人気が高い心霊ドッキリでしたが、視聴者は『しょこたんがハゲまくってる……』『しょこたん……今日ハゲすぎでは?』と気が気でなかったようです。今回の放送に中川は黒いセミロングで登場したのですが、確かに頭頂部あたりの頭皮が若干見えていました。ハウススタジオの白っぽい照明が影響しているのかもしれませんが、ファンからは『何かストレスがあるのかな?』と心配する声も上がっています」(芸能ライター)

 また中川は『映っちゃった映像GP』(フジテレビ系)という本格的な心霊番組にも出演しており、去年も「新潟ロシア村」など様々な心霊スポットを訪れていた。そのため「心霊番組で怖い思いしすぎて薄くなっちゃったのかな?」「これ以上しょこたんを怖がらせないでほしい」といった声も。しかし中川の“薄毛”は今に始まったことではないという。

「以前から中川は自らの薄毛に言及しており、決して隠してはいません。彼女の公式ブログ『しょこたん ぶろぐ』でも、薄毛のことを『はげ散らかりがとまらない』『翔子はげてる…』『はげたん』『黒いふりかけみたいなのを禿げてた部分にかけた』『ふりかけはもうイヤ』などと自虐していました。年齢やストレスといった原因ではなく、もともと体質的に薄毛なのかもしれません」(同)

 あまり彼女を知らない人は驚いてしまうかもしれないが、薄毛は中川自身も認めていること。むしろチャームポイントの1つとして、温かく見守っていこう。

すべてのセックスが“ハニートラップ”に思える!? 元CIA工作員が描く官能作『レッド・スパロー』

 セックスは性欲だけで成立する行為ではなく、ましてや愛情がすべてを占めるものでもない。そこにはパートナーに対する征服欲・支配欲も多分に含まれている。それゆえ謎めいたパートナーのほうが、より支配欲を掻き立てられ、セクシーに感じられる。人気若手女優ジェニファー・ローレンス主演映画『レッド・スパロー』を観ていると、そんなことを考えてしまう。本作は元CIA工作員という経歴を持つジェイソン・マシューズの処女小説が原作。ジェニファー・ローレンス演じる元花形バレエダンサーがその美貌と若い肉体を武器に、男たちを次々とハニートラップに仕留めていく官能サスペンスとなっている。

 ジェニファー・ローレンスは『世界にひとつのプレイブック』(12)でアカデミー賞主演女優賞、『アメリカン・ハッスル』(13)で同助演女優賞を受賞している実力派女優。ディストピア化した近未来社会の救世主を演じた『ハンガー・ゲーム』(12)はシリーズ化されて、大ヒットを記録した。そんなハリウッドを代表する若手女優No.1の座にあった彼女を悩ませたのが、2014年に起きたiCloudからのヌード画像ハッキング事件だった。ジェニファーは被害者でありながら、女優としてのキャリアにまで影響を及ぼしかねない騒ぎとなったが、そんな中でオファーされたのが『レッド・スパロー』だった。スパローとは男たちにハニートラップを仕掛けて、情報を入手する女性スパイのこと。大胆なヌードシーンに初挑戦したジェニファーは「この作品に出演したことで、吹っ切ることができた」と語っている。

 本作の主人公は、ロシアの国立バレエ団の看板ダンサーだったドミニカ・エゴロワ(ジェニファー・ローレンス)。公演中に大ケガを負ってしまい、再起不能となってしまう。病気療養中の母親と2人暮らしだったドミニカは宿舎の部屋代を払うこともできなくなり、途方に暮れる。そんなとき、ロシア対外情報庁の高官である叔父ワーニャ(マティアス・スーナールツ)が、ドミニカの美貌と知名度を活かせる新しい仕事を斡旋する。ハニートラップ専門の女スパイとして国家に仕えよというものだった。スパイ養成学校で過酷な訓練を受けたドミニカは、ハンガリーへと派遣される。米国の商務参事官、実はCIAに属するネイト・ナッシュ(ジョエル・エドガートン)に近づき、ロシア内部の密通者をあぶり出せというミッションだった。

 鬼教官(シャーロット・ランプリング)が指導するスパイ養成学校の授業内容が強烈だ。原作者ジェイソン・マシューズいわく「ソ連時代に実在した」というスパロー・スクールは“娼婦の学校”とも呼ばれ、自身の肉体を使って男たちを手玉にするノウハウを徹底的に若い生徒たちに実習させる。鳴りもの入りで入学したドミニカは、まず生徒全員が見ている前で全裸になるよう指示される。国家に仕える道具なのだから、邪魔な羞恥心は棄てろと鬼教官は冷たく命じる。

 ナチ収容所における倒錯愛を描いた『愛の嵐』(74)で知られるベテラン女優シャーロット・ランプリングとジェニファー・ローレンスとの、火花を散らす新旧女優対決は中盤の大きな見どころ。鬼教官の台詞「人間の欲望はパズル。欠けたピースを埋めることができれば、相手をコントロールすることができる」は本作のキーワードだ。頭のいいドミニカは、この言葉をいち早く自分のものにしてしまう。花形ダンサーだったというプライドの高いドミニカを、男たちは力づくで支配し、陵辱しようとする。だが、ドミニカは欲望まみれの男たちの二手三手先を読み、格闘技で言うところのマウントポジションを常にキープし続ける。

 スパロー・スクールのシーンで、ジェニファー・ローレンスはフルヌードを披露しているが、扇情的な目線で彼女を追っていた男性客たちはガツンとカウンターパンチを喰らうことになる。丸裸になったジェニファーが無敵の存在に映る。一糸まとわぬ姿になった若き大女優に、男たちはひれ伏すしかない。女にとってのヌードは必ずしも服従を意味するものではなく、最大の武器にもなることをジェニファーはスクリーン上で証明してみせる。

 後半はハンガリーの首都ブダペストへとドミニカは飛び、CIA捜査官ネイトと虚々実々の駆け引きが繰り広げられる。ネイトはドミニカの正体が女スパイであることを承知の上で、ベッドを共にする。ロシアからの亡命を訴えるドミニカ、その亡命を受け入れることを約束するネイト。どこまでが本音なのか、それとも罠なのか。身体を張って生きるドミニカとネイトの間に信頼と情愛が培われていく一方で、CIAとロシア対外情報庁のそれぞれの思惑が絡み、まるで超難解なあやとりのような展開となっていく。どんなラストが待っているのか、最後の最後まで予断を許さない。

 どこまでが本気で、どこからが芝居なのか。ベッドの上ですべての女は、女優へと変身する。そしてミステリアスな女優ほど、男心を魅了して止まない。すべてのセックスはハニートラップであり、どんな罠が待っているかは掛かってみなければ分からない。最強の女スパイを演じるジェニファー・ローレンスを見ていると、そんな言葉が思い浮かぶ。
(文=長野辰次)

『レッド・スパロー』
原作/ジェイソン・マシューズ 監督/フランシス・ローレンス
出演/ジェニファー・ローレンス、ジョエル・エドガートン、マティアス・スーナールツ、シャーロット・ランプリング、メアリー=ルイーズ・パーカー、ジェレミー・アイアンズ
配給/20世紀フォックス R15+ 3月29日(木)よりTOHOシネマズ日比谷にて特別先行上映、30日(金)より全国ロードショー
(c)2017 Twentieth Century Fox
http://www.foxmovies-jp.com/redsparrow

 

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『わろてんか』親子三代の“つながり”を感じさせる言葉に、視聴者の涙腺崩壊!

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!

『わろてんか』(NHK総合/月~土、午前8時) 京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女・てん(葵わかな)が笑いをこよなく愛する青年・藤吉(松坂桃李)と出会い、2人で「風鳥亭」をはじめ多数の寄席を抱える「北村笑店」を経営、日本中を笑わせるために奮闘する姿を描いた物語。「吉本興業」の創始者・吉本せいをモデルに描いている。

【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
<133話~138話>『わろてんか』“高橋一生祭り”にファン歓喜! 調理姿に侍姿、涙目まで登場
<127話~132話>『わろてんか』戦地の将兵を笑わす芸人慰問団が体現した「笑いは薬」に視聴者胸熱!
<121話~126話>『わろてんか』人気芸人コンビと跡取りの子どもたち……2組の恋愛の対比がエグい

■3月17日(土)/139話~3月23日(金)/144話
 139話では、北村笑店初の映画が検閲対象に。その理由が自分にあると知った役員の栞(高橋一生)は、北村笑店を去ることを決める。

 140話では、北村笑店の映画第1作『お笑い忠臣蔵』の完成を見ないまま、栞のアメリカ行きが決定。てんや専務の風太(濱田岳)と酒を飲み交わした栞は、141話で人知れずアメリカへと旅立つのだった。さらに北村笑店の芸人たちにも続々と赤紙が届き始める。そんな中、長年芸人たちの台本を書き続けてきた万丈目(藤井隆)が、「自分が台本を書くと、その芸人が戦争に行ってしまう」と精神的に追い詰められ、北村笑店を去る。狂ったように台本を書き続けた藤井の熱演に、視聴者は「本当に追い詰められてる様子がひしひしと伝わってくる」「鬼気迫った目が素晴らしい!」「藤井隆のスペックの高さを改めて思い知らされた」と圧倒されたようだ。

 北村笑店が買った通天閣が燃えてしまう様子が描かれた142話。そんな状況の中でも、てんたちは笑いを届けるために寄席の営業を続けていた。しかしある日、千日前の南地風鳥亭が建物疎開で取り壊されると告げられる。

 143話では、てんの息子・隼也(成田凌)に赤紙が届く。てんは勘当していた隼也と和解し、隼也の妻であるつばき(水上京香)と孫の藤一郎(南岐佐)を引き取ることを決めるのだった。

 孫との初対面に緊張するてんの姿からスタートした144話では、ついにてんと隼也一家が再会。てんは恐縮する隼也やつばきに、自分も駆け落ちしたことや、勘当された実家に借金をしに行ったことを明かす。さらにてんは、勘当後にたった一度だけ会った自身の父・儀兵衛(遠藤憲一)に尋ねられた「わろてるか?」という言葉を隼也に投げかける。これには視聴者から、「よく似た演出を2度繰り返すことで、儀兵衛・てん・隼也のつながりが、より一層際立っていて印象深い」「てんがどんな思いで戦争に行く息子にこの言葉を言ったのか、考えると涙が止まらない」「ここでこの言葉は反則でしょ! 一瞬で涙腺が崩壊した!」と感動の声が続出。

 144話のラストでは、隼也が多くの人に見送られながら戦地へと旅立つ。『わろてんか』の放送も今月末まで。てんや隼也、そして北村笑店がどのような結末をたどるのか、最後まで見守っていこう。

鬼平の街で味わう江戸の味“うどん王国”埼玉で出会った「ウナギみたいなうどん」って!?

《飽食から美食に変わったニッポングルメ。ラーメンだってカレーだってスイーツだって、おいしくて当然の時代! でも、目でも楽しめたらもっとおいしくない!? そんな変なグルメ、おもしろグルメを探訪する! B級グルメなんて恐れ多い。珍級グルメ、いただきま~す!!》

 東京では、例年より1週間も早く桜が咲き、花粉も大量に舞い散る春がやって来ました。しかし、まだまだ肌寒い日は多く、そんな日には、あったかいうどんが食べたくなる季節です。

 ということで、食べに行ってきたのは、首都圏の「うどん王国」埼玉。「うどん県」と言ってしまうといろいろ問題がありそうなので、とりあえず「王国」としておくが、アチラのうどん県同様、コチラの埼玉にも、県内あちこちにさまざまなうどんがある。

 その中でも、今回食べた珍級うどんは、コレ!! 

 ネギが邪魔でよくわからないけど、汁の少ないぶっかけ系に見えるでしょ。でも、なんかちょっとおかしいと思わない? だって、麺が、こんな、こんな……。

 こ~んなふうに……

 一本になっちゃっているのだ!!

 一本うどんといえば、以前、京都の北野天満宮前にある「たわらや」の一本うどんの記事を書いたが(記事参照)、あちらはちゃんと、すまし汁に浸かった汁うどんだった。それに対し今回のは、汁というよりタレに浸かってるし、たわらやのうどんより断面が長方形で、太さも若干太目となっている。

 そして、さらに違うのが、うどんの命ともいえる、のど越しと食感だ。本来、のどで味わううどんに対し、この一本うどんは、噛み締めて味うタイプ。極端に言うと「うどん」というより九州地方にある「だんご汁」のだんごを細くした練り物という方が合っているかもしれない。

 そして、見てわかるとおり、すすりあげて食べることはまず不可能だ。写真のように箸でつまみ揚げるのにも、けっこうな握力が必要なほどの質量があるからだ。ゆえに、たぐってはムシャムシャと咀嚼して食べるのが正解。そしてその歯ごたえとのど越しは、たわらやがギリ、うどんで、こちらはギリ、だんごなのだ(筆者調べ)。

 そして、濃い目のタレは甘しょっぱく、そこに半熟卵とネギを絡めて食べる、関東風すき焼き風味。「シメのうどんを一本にしてみました」的な、日本人が好きなど真ん中の味付けとなっている。

 

 掘れば掘るほど変わったうどんが出て来る王国・埼玉。次はどんなうどんと巡り会えるのか?

 五鉄一本うどん、うもうございました。

 

羽生 五鉄「一本うどん」800円

SNS映え  ☆☆
味     ☆☆☆
珍級度   ☆☆☆

(写真・文=よしよし)

 

ダレノガレ明美、『みなおか』最終回に「泣きながらツイート」も「過剰すぎ」と批判

dare200 3月22日、フジテレビの長寿番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が最終回を迎えた。芸能界からも続々とメッセージが寄せられているが、「ダレノガレ明美のコメントには、一部批判的な声も出ている」(芸能ライター)という。

「番組最終回の平均視聴率は9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。全盛期には余裕だった2ケタ台に返り咲くことはかないませんでしたが、前週の7.1%から2.6ポイントの大幅アップで、今年最高の数字を刻みました」(同)

 この日の内容は、かつてとんねるず・石橋貴明と元SMAP・中居正広が司会を務めた歌番組『うたばん』(TBS系)のパロディコーナー「ほんとのうたばん」の最終回バージョン「最後のうたばん!!」を放送。数々の懐かしい映像も流れ、ファンからは「こうやって振り返ると、終わっちゃうの寂しいな」などと惜しまれた。

「一世を風靡した番組の終了とあって、さまざまな芸能人がコメントを出しています。『みなおか』に続き、まもなく『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の最終回を迎えるナインティナイン・岡村隆史は、22日深夜のラジオ番組で『なかなかやっぱ、吉本にはいてない感じのスーパースターやなぁと思って、最後見てましたけれども』と、とんねるずの勇姿を見守っていたようです」(同)

 また、アンジャッシュ・児嶋一哉やヒロミはこの日、とんねるず・木梨憲武と一緒にいたことを報告。児嶋はインスタグラムに木梨とのツーショットを載せて「こんな日にまさかこの方と飲めるなんて!」と感激し、ヒロミはブログで「最後のオンエアをのりちゃんと飲みながら見て 本当に終わっちゃうんだ ずっと続けていて欲しかったな いつかまたやってください」と、復活を望んだ。

「一方、同番組の人気企画である、芸能人を落とし穴に落とす『全落』シリーズに出演していたダレノガレは、ツイッターに『涙が止まらない』と、投稿。次いで『本当に本当に素敵な番組に出会えた事に感謝しかありません』などとも投稿していますが、一部ネットユーザーの間では『泣きながらツイートしてるなんて、嘘くさい』と、批判されています」(同)

 ほかにも「『みなおか』ファミリー気取りなのがウザい」「とんねるずに媚びてるか、自分の好感度を上げようとしてるだけ」といった書き込みが散見されるが、以前も同様に“泣きアピール”をして反感を買った芸能人がいた。

「昨年9月に安室奈美恵が引退を表明した際、木下優樹菜がインスタに“号泣動画”をアップし、『自撮りできるくらい冷静じゃん』『安室ちゃんを利用して話題になりたいだけだろ!』と、非難されました」(同)

 フジテレビを象徴する長寿番組の終焉とあって、悲しみの気持ちはあって当然だろうが、あまりに過剰とみられるリアクションは、“悲しんだフリの自己アピール”と捉えられてしまうのも仕方ないかもしれない。

NON STYLE・井上、メイクとウィッグでイメチェン……「元気がでる」「でもブス」と賛否

 お笑いコンビ・NON STYLEの井上(38)が自身のインスタグラムを更新。そこで公開された写真が話題を呼んでいる。

 井上といえば、ブサイクでありながらもナルシストなポジティブキャラで、活躍しているお笑い芸人。2016年12月に接触事故を起こし、一時芸能活動を休止するも、17年3月に復帰。休止前と変わらないポジティブなキャラクターで活動している。

 今回「#ヴィジュアル感#ウィッグもつけた#メイクもした#久々のワックス#スプレー#髪の毛カチカチ」とのハッシュタグを添え、メイクを施しウィッグをつけた自身の写真を公開。

 この投稿に、「何度見ても???となります」「井上さんのこと大好き! だけどやっぱり顔はブスだよ」「なんでだろう、嫌いじゃないんだよなあ」などのコメントが寄せられた。

 また、一部ファンからは「こういうメイクも似合ってると思う、イケメン!」「普段の髪形もいいけど、これもこれで好きだなーっ!」「いつも見てると元気でる! 今日もありがとう井上!」などの明るいコメントも届いた。

 外見を笑いのネタにされながらも、ポジティブキャラで安定した人気を保っている井上。彼の明るさに、励まされるファンも多くいるようだ。