コインチェック批判のSBIに特大ブーメラン!? Twitter“乗っ取り被害”でセキュリティは大丈夫か

「お客さんを集めることだけにお金を使っている。こういう輩は、もうカス中のカスですね」

 1月末、仮想通貨取引所「コインチェック」の不正アクセスによる資産流出問題を厳しく批判していたのは、金融大手SBIホールディングスの北尾吉孝社長だったが、そのSBIのTwitterアカウントが乗っ取り被害と見られる事態に陥り、セキュリティ批判が跳ね返ってきている。そんな中、被害2日後の3月18日、一部メディアに犯行声明と受け取れる怪文書が送られていたことがわかった。

「刑事事件の証拠にもなりえるので公開はできませんが、一部を要約すると『自分はコインチェックのユーザーで、同社をバカにしたSBI北尾が許せない。ハッカーとして小手調べをした。次は本気を出す』というような内容なんです。ただ、文中に『切腹するため銀行から融資を受けた』とか『猛獣使いは三度の飯よりウラジオストク』とか支離滅裂な文章も挟まれているので、イタズラか、精神不安定な人が出したものにも見えます」(怪文書を見たマスコミ関係者)

 SBIのTwitterの乗っ取り被害と見られる事象は、3月16日の公式アカウントで、新卒採用セミナーの開催が報告された後に、「レイバンのサングラスファッション日活動特価2499円!」という文章とURLが連続投稿されたもの。そのURLはレイバンの公式サイトを装ったニセ販売サイトで、高価なサングラスを格安で売る海賊版業者だ。

 ただ、この手のレイバン偽サイトの宣伝は、以前からTwitterやFacebookで横行していたもので、実際に購入するとレイバンのロゴ入りケースやタグの付いた模倣品が中国から送られてくることを月刊誌の企画で確認したことがある。

 そうなると乗っ取り被害は、SBIを敵視した人物が仕掛けたのではなく、単に中国の海賊版販売者による仕業と見る方が自然だ。

 ただ、セキュリティについて他社を非難していた会社が易々と不正アクセスを許したことには、SBIへのイメージダウンもあるだろう。ネットセキュリティの対策事業者に話を聞いた。

「本業に関するセキュリティのミスではなく、あくまでSNSのひとつで起こった被害でしかないので、そこは580億円分もの流出を許したコインチェックの事件と比較にはなりませんが、これもひとつセキュリティレベルを表すものではあります。Twitterはメールアドレスとパスワードでログインしますが、不正アクセス防止の二段階認証の機能があるなど、対策がユーザーに委ねられているので、そこを容易に突破させたというのは、Twitterを担当する広報担当者なりの危機管理が低いといえます。これを許すと、SBIの名前を騙って第三者にメッセージを送信できる状況になり、たとえば『SBIを騙って架空の投資話で金を騙し取る』とか二次被害を生み出す危険性があるので、決して甘く見ていい話ではないです」

 その後、問題の投稿はほぼ丸1日放置された後にすべて削除されていたが、Twitter上で本件に関する説明はあっさりとしたもの。これにはコインチェックに対し「基本的な問題を全部やっていない」と批判していた北尾社長の発言を取り上げて「ブーメランだ」と冷ややかな見方もある。もしこれが怪文書の主のようなSBIに敵意を持つ犯人の仕業であれば、さらなる被害も想定できただけに、結局は、これまた仮想通貨の信用不安を煽る出来事といえるかもしれない。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

コインチェック批判のSBIに特大ブーメラン!? Twitter“乗っ取り被害”でセキュリティは大丈夫か

「お客さんを集めることだけにお金を使っている。こういう輩は、もうカス中のカスですね」

 1月末、仮想通貨取引所「コインチェック」の不正アクセスによる資産流出問題を厳しく批判していたのは、金融大手SBIホールディングスの北尾吉孝社長だったが、そのSBIのTwitterアカウントが乗っ取り被害と見られる事態に陥り、セキュリティ批判が跳ね返ってきている。そんな中、被害2日後の3月18日、一部メディアに犯行声明と受け取れる怪文書が送られていたことがわかった。

「刑事事件の証拠にもなりえるので公開はできませんが、一部を要約すると『自分はコインチェックのユーザーで、同社をバカにしたSBI北尾が許せない。ハッカーとして小手調べをした。次は本気を出す』というような内容なんです。ただ、文中に『切腹するため銀行から融資を受けた』とか『猛獣使いは三度の飯よりウラジオストク』とか支離滅裂な文章も挟まれているので、イタズラか、精神不安定な人が出したものにも見えます」(怪文書を見たマスコミ関係者)

 SBIのTwitterの乗っ取り被害と見られる事象は、3月16日の公式アカウントで、新卒採用セミナーの開催が報告された後に、「レイバンのサングラスファッション日活動特価2499円!」という文章とURLが連続投稿されたもの。そのURLはレイバンの公式サイトを装ったニセ販売サイトで、高価なサングラスを格安で売る海賊版業者だ。

 ただ、この手のレイバン偽サイトの宣伝は、以前からTwitterやFacebookで横行していたもので、実際に購入するとレイバンのロゴ入りケースやタグの付いた模倣品が中国から送られてくることを月刊誌の企画で確認したことがある。

 そうなると乗っ取り被害は、SBIを敵視した人物が仕掛けたのではなく、単に中国の海賊版販売者による仕業と見る方が自然だ。

 ただ、セキュリティについて他社を非難していた会社が易々と不正アクセスを許したことには、SBIへのイメージダウンもあるだろう。ネットセキュリティの対策事業者に話を聞いた。

「本業に関するセキュリティのミスではなく、あくまでSNSのひとつで起こった被害でしかないので、そこは580億円分もの流出を許したコインチェックの事件と比較にはなりませんが、これもひとつセキュリティレベルを表すものではあります。Twitterはメールアドレスとパスワードでログインしますが、不正アクセス防止の二段階認証の機能があるなど、対策がユーザーに委ねられているので、そこを容易に突破させたというのは、Twitterを担当する広報担当者なりの危機管理が低いといえます。これを許すと、SBIの名前を騙って第三者にメッセージを送信できる状況になり、たとえば『SBIを騙って架空の投資話で金を騙し取る』とか二次被害を生み出す危険性があるので、決して甘く見ていい話ではないです」

 その後、問題の投稿はほぼ丸1日放置された後にすべて削除されていたが、Twitter上で本件に関する説明はあっさりとしたもの。これにはコインチェックに対し「基本的な問題を全部やっていない」と批判していた北尾社長の発言を取り上げて「ブーメランだ」と冷ややかな見方もある。もしこれが怪文書の主のようなSBIに敵意を持つ犯人の仕業であれば、さらなる被害も想定できただけに、結局は、これまた仮想通貨の信用不安を煽る出来事といえるかもしれない。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

過去最高視聴率!『隣の家族は青く見える』の“子どもができなくてもハッピーエンド”は番組の良心

 コーポラティブハウスを舞台に、そこに暮らす住民のさまざまな価値観の形を描く『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)最終話。視聴率は7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と過去最高をマーク。流産の末、家を飛び出した奈々の行く末や、4組の「家族」の顛末は?

 

(前回までのレビューはこちらから)

 

■奈々は別れを決意

 

 長い不妊治療の末、授かった子を流産してしまった失意の奈々(深田恭子)は地元・伊豆にいた。迎えに来た大器(松山ケンイチ)に、奈々は別れを切り出す。

「治療をやめるってことは、大ちゃんに赤ちゃんを抱かせてあげられないってことだよ。そしたら私は、もう一緒にいる意味がないから」

 第1話で大器は「俺の子どもを産んでください」とコミカルながらに告白、交際が始まった。この言葉が奈々の中で大きいのだろう、いい意味でもつらい意味でも。

「2人とも子どもがいない未来を描けていなかった。未来は空っぽ、何にもない。赤ちゃんと一緒に消えちゃった」

「俺はどこいったの? 奈々の未来に俺入ってないの?」

「私はもう大ちゃんのこと幸せにしてあげられないから」

「俺がどうしたら幸せになるかって、なんで奈々が決めるの?」

「なんで子どもいなかったら幸せじゃないって、奈々が決めつけてるの。奈々にとって夫婦ってさ、単なる子作りの相手? 奈々にとって俺ってその程度の存在だったの?」

 奈々の手に指輪がないのに気付いた大器は、実家の居酒屋で荒れて酔い潰れる。

 そんな大器を叱ったりせず「あいつだってつらいんだ」と理解をしめす父・健作(春海四方)。『アンナチュラル』(TBS系)4話でしあわせの蜂蜜ケーキの工場長を演じてた方。

 母・聡子(高畑淳子)と妹・琴音(伊藤沙莉)で、潰れた大器をコーポへ送り、わずか3日で荒れた部屋を片付ける。

「いつまでたっても親なんだね」と笑う琴音に、聡子は言う。

「あんた達がいくつになってもこっちは死ぬまで親だし、あんた達も死ぬまで子どもよ」

 琴音もきっと、そういう母親になるだろう。

 大器の部屋にずっとあった小さな滑り台が外されているのに気付いた聡子は、大器を叩き起こし、毎日でも迎えに行けと叱咤する。奈々には言えなかった本音を語る大器。

「何のために子作りしてきたのか、何のために子作りしてきたのか、何のために結婚したのか、わかんなくなっちゃった」

■広瀬・朔はパートナーシップ提出

 

 朔(北村匠海)は大検に合格。そんな朔に広瀬(眞島秀和)は、パートナーシップ宣誓書の用紙を渡す。

 コーポのある世田谷区、そして都内では他に渋谷区でパートナーシップ制度があり、同性同士の暮らしを支援する。条例である渋谷区に対し、世田谷区のそれは要綱で、例えば、同性同士だからと部屋を貸さない事業者に対し、渋谷区ではその事業者が公表されたりするのだが、世田谷区ではそういった「ペナルティ」はなく「性的少数者に基礎自治体が向き合い、啓発の第一歩となることに意味がある」としている。

 後日、2人で宣誓書を提出。そこに現れたのは、息子がゲイであることを受け入れられず仲違いしていた広瀬の母・ふみ(田島令子)。いつの間にか「朔ちゃん」「お母さん」と呼び合う仲になっていることに驚く広瀬。

「朔ちゃんはね、自分のせいで貴方と私の関係が悪くなるのを恐れたの。家族を作るのが夢だったのに大切な人の家族を壊すなんて、本末転倒だって自分のことを責めて……だから今日来たのよ、朔ちゃんのために」

「今じゃ息子が一人増えたみたいだわ」

 ノーガードで飛び込んでいく朔の身軽さが羨ましく見える。母親と朔の様子をうれしそうに見つめる広瀬もそこに惹かれているのかもしれない。

 

■亮司とちひろは事実婚

 

 亮太(平山浩行)を亮司と同じ川村姓にする「子の氏の変更許可申立書」を記入しつつ、ちひろ(高橋メアリージュン)に「事実婚契約証」「遺言証」を見せる亮司。

 相続なんてどうでもいいと言うちひろだが「亮太のこともちひろに託せる」と言われすぐさまサインをした。

「あの子がまだ自分の居場所をなくすのだけは避けたいから」

 書類などなくても、彼らが家族であることは間違いないが「これが俺なりの家族の守り方なんだ」と亮司は言う。

 名字に代表される個の喪失や、家制度や家柄などに縛られる抵抗感、家単位で管理しようとする戸籍制度への疑問等から事実婚を選ぶカップルは昔からいた。しかしなかなか理解されず後ろ指を指される時代があった。こうやって明るくドラマで描かれる時代になったのは感慨深い。

 いい雰囲気になり、キス寸前のところに亮太が現れて終了というお約束もあり。

 

■真一郎とみゆきは離婚取り消し

 

 長女・優香(安藤美優)のダンス大会に付き添いで来た真一郎(野間口徹)。深雪(真飛聖)も実はこっそり応援にくるなど、すっかり雪解けムード。

 あれほどこだわっていた中学受験に対しても「むしろ苦労したり失敗したりすることも、優香の人生にとっては大切なことかもしれない。行きたい中学に行きなさい」とすっかり柔軟に。

 そんな深雪を見て、真一郎は離婚の申し出を撤回し、頭を下げた。同時に、深雪の子育てに心から感謝する。

「やり直せるかな」という深雪に「一緒に頑張ってくれないかな、パパとママとしてだけじゃなく、夫と妻としてもう少しいい関係でいられるように」。

 いい雰囲気になり、深雪が真一郎のメガネを外すシーンで笑ってしまったのですが、これは笑ってよかったのでしょうか。確かにメガネを外した野間口は変な色気があるのですが、それはそれとして笑いました。

「やっぱりイケメン」とのろける部分は親のラブシーンを見るみたいで個人的に非常に居心地が悪かった。野間口は声がいいですね。いいバイプレイヤーは耳に残る声をしてる人が多い気がします。こちらもキスどころか、ベッドインしようとして、やはり子どもが現れて失敗するという「カブせ」あり。

■子どものいない人生も選択肢にいれた奈々と大器

 

 大器は、何度も何度も、ライン(的なやつ)で変顔を送ってくるなど、不器用なアプローチを続けるが、奈々は返信できない。そんな奈々の元を聡子が訪れるが、戻っても大器につらい思いさせてしまうと語る奈々。しかし聡子は言う。

「つらい思いさせればいいじゃないの。妻がつらい思いしてる時は夫も一緒につらい思いするべきでしょ。うれしいことや楽しいことは誰とでも共有できるけど、つらいことや悲しいことは一番大事な相手としか共有できないんじゃないの? つらくても悲しくても悩んでも苦しんでも、2人で一緒に生きていこうって約束したことが夫婦なんじゃないの? それが結婚ってもんなんじゃないの?」

 小さく振り絞るように語る高畑淳子が、またしても全部持ってく勢い。このドラマ見ていた人は、もはや全員高畑ファンだ。

 奈々は帰宅するなり大器を抱きしめ謝る。ひとしきり気持ちを伝える奈々を、ただ「おかえり」と受け入れる大器。

「赤ちゃんを授かることが奇跡だって思ってたけど、一生一緒にいたいと思えるパートナーと出会えたことがそもそも奇跡なんだなって」

「大ちゃんと出会えたことが一番の奇跡なんだよ」

 子どもができることはもちろん素晴らしいが、それだけでない価値観に気付いた奈々。

「子どものいない人生は耐えられるけど、奈々がいない人生は耐えられないよ」と大器も応える。

 大器を思わず抱きしめ「だいすきーだいすきーだいすきーー」という奈々が、異様に深キョンぽくて生々しかった。

 結局、不妊治療を一旦終了した奈々。子どもを持たない夫婦の居場所も、あのコーポにはある。

 

■子どもができなくてもハッピーエンド

 

 コーポでのバーベキューの最中、ちひろに内緒でサプライズの結婚パーティーが始まった。事実婚を「結婚」として捉えない人がいるが、個人的なつながりを第三者機関に届けないというだけで、普通の結婚だ。このサプライズが亮太の発案だと知り、涙するちひろ。

「口悪い人って涙もろいのよ」という深雪を見て、第2話で価値観を押し付けるなとちひろに言われ『モスラ対ゴジラ』のように派手に大げんかしていた頃を懐かしむ。メガネを外した真一郎が神父になりきり、和ませる。

 朔は広瀬の仕事を手伝いだした。深雪はケーキ屋で働き始め、真一郎は塾講師をしつつ学習ボランティアも続けている。亮司たちも、なんじゃもんじゃゲームを全員で楽しめるくらい亮太と打ち解けた。

 奈々は部屋の滑り台を戻した。「たとえ2人きりの人生だとしても、子どもを避けるような生き方はしたくない」「お母さんという形ではなくても、子どもとは触れ合って生きていたい」という気持ち通り、復帰した職場でキッズダイビング教室を提案。子どもがいること、いないこと、どちらにもとらわれすぎない柔軟な考え方は、奈々をますます生きやすくするだろう。

 大器は職場でプレゼン。「価値観や家族の形態が多様化した現代社会だからこそ、あらゆる形態の家族や仲間が共存共生する社会を目指します」タイアップしてる厚生労働省がちらつくが、このドラマで得体の知れない肩の重みが取れた人もいたかもしれない。

 なかなかこのドラマのように簡単にはいかないだろう。しかし、子どもができないまま奈々たちは前を向いた。「子どもができて、はいハッピーエンド」にしなかったところに、良心を感じました。最終回は少々展開的に物足りない感もありましたが、全体にうまくまとめたいいドラマでした。続編は難しいかもだけど、また別の価値観さんたちを集めて、ぜひ新シリーズを!
(文=柿田太郎)

 

過去最高視聴率!『隣の家族は青く見える』の“子どもができなくてもハッピーエンド”は番組の良心

 コーポラティブハウスを舞台に、そこに暮らす住民のさまざまな価値観の形を描く『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)最終話。視聴率は7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と過去最高をマーク。流産の末、家を飛び出した奈々の行く末や、4組の「家族」の顛末は?

 

(前回までのレビューはこちらから)

 

■奈々は別れを決意

 

 長い不妊治療の末、授かった子を流産してしまった失意の奈々(深田恭子)は地元・伊豆にいた。迎えに来た大器(松山ケンイチ)に、奈々は別れを切り出す。

「治療をやめるってことは、大ちゃんに赤ちゃんを抱かせてあげられないってことだよ。そしたら私は、もう一緒にいる意味がないから」

 第1話で大器は「俺の子どもを産んでください」とコミカルながらに告白、交際が始まった。この言葉が奈々の中で大きいのだろう、いい意味でもつらい意味でも。

「2人とも子どもがいない未来を描けていなかった。未来は空っぽ、何にもない。赤ちゃんと一緒に消えちゃった」

「俺はどこいったの? 奈々の未来に俺入ってないの?」

「私はもう大ちゃんのこと幸せにしてあげられないから」

「俺がどうしたら幸せになるかって、なんで奈々が決めるの?」

「なんで子どもいなかったら幸せじゃないって、奈々が決めつけてるの。奈々にとって夫婦ってさ、単なる子作りの相手? 奈々にとって俺ってその程度の存在だったの?」

 奈々の手に指輪がないのに気付いた大器は、実家の居酒屋で荒れて酔い潰れる。

 そんな大器を叱ったりせず「あいつだってつらいんだ」と理解をしめす父・健作(春海四方)。『アンナチュラル』(TBS系)4話でしあわせの蜂蜜ケーキの工場長を演じてた方。

 母・聡子(高畑淳子)と妹・琴音(伊藤沙莉)で、潰れた大器をコーポへ送り、わずか3日で荒れた部屋を片付ける。

「いつまでたっても親なんだね」と笑う琴音に、聡子は言う。

「あんた達がいくつになってもこっちは死ぬまで親だし、あんた達も死ぬまで子どもよ」

 琴音もきっと、そういう母親になるだろう。

 大器の部屋にずっとあった小さな滑り台が外されているのに気付いた聡子は、大器を叩き起こし、毎日でも迎えに行けと叱咤する。奈々には言えなかった本音を語る大器。

「何のために子作りしてきたのか、何のために子作りしてきたのか、何のために結婚したのか、わかんなくなっちゃった」

■広瀬・朔はパートナーシップ提出

 

 朔(北村匠海)は大検に合格。そんな朔に広瀬(眞島秀和)は、パートナーシップ宣誓書の用紙を渡す。

 コーポのある世田谷区、そして都内では他に渋谷区でパートナーシップ制度があり、同性同士の暮らしを支援する。条例である渋谷区に対し、世田谷区のそれは要綱で、例えば、同性同士だからと部屋を貸さない事業者に対し、渋谷区ではその事業者が公表されたりするのだが、世田谷区ではそういった「ペナルティ」はなく「性的少数者に基礎自治体が向き合い、啓発の第一歩となることに意味がある」としている。

 後日、2人で宣誓書を提出。そこに現れたのは、息子がゲイであることを受け入れられず仲違いしていた広瀬の母・ふみ(田島令子)。いつの間にか「朔ちゃん」「お母さん」と呼び合う仲になっていることに驚く広瀬。

「朔ちゃんはね、自分のせいで貴方と私の関係が悪くなるのを恐れたの。家族を作るのが夢だったのに大切な人の家族を壊すなんて、本末転倒だって自分のことを責めて……だから今日来たのよ、朔ちゃんのために」

「今じゃ息子が一人増えたみたいだわ」

 ノーガードで飛び込んでいく朔の身軽さが羨ましく見える。母親と朔の様子をうれしそうに見つめる広瀬もそこに惹かれているのかもしれない。

 

■亮司とちひろは事実婚

 

 亮太(平山浩行)を亮司と同じ川村姓にする「子の氏の変更許可申立書」を記入しつつ、ちひろ(高橋メアリージュン)に「事実婚契約証」「遺言証」を見せる亮司。

 相続なんてどうでもいいと言うちひろだが「亮太のこともちひろに託せる」と言われすぐさまサインをした。

「あの子がまだ自分の居場所をなくすのだけは避けたいから」

 書類などなくても、彼らが家族であることは間違いないが「これが俺なりの家族の守り方なんだ」と亮司は言う。

 名字に代表される個の喪失や、家制度や家柄などに縛られる抵抗感、家単位で管理しようとする戸籍制度への疑問等から事実婚を選ぶカップルは昔からいた。しかしなかなか理解されず後ろ指を指される時代があった。こうやって明るくドラマで描かれる時代になったのは感慨深い。

 いい雰囲気になり、キス寸前のところに亮太が現れて終了というお約束もあり。

 

■真一郎とみゆきは離婚取り消し

 

 長女・優香(安藤美優)のダンス大会に付き添いで来た真一郎(野間口徹)。深雪(真飛聖)も実はこっそり応援にくるなど、すっかり雪解けムード。

 あれほどこだわっていた中学受験に対しても「むしろ苦労したり失敗したりすることも、優香の人生にとっては大切なことかもしれない。行きたい中学に行きなさい」とすっかり柔軟に。

 そんな深雪を見て、真一郎は離婚の申し出を撤回し、頭を下げた。同時に、深雪の子育てに心から感謝する。

「やり直せるかな」という深雪に「一緒に頑張ってくれないかな、パパとママとしてだけじゃなく、夫と妻としてもう少しいい関係でいられるように」。

 いい雰囲気になり、深雪が真一郎のメガネを外すシーンで笑ってしまったのですが、これは笑ってよかったのでしょうか。確かにメガネを外した野間口は変な色気があるのですが、それはそれとして笑いました。

「やっぱりイケメン」とのろける部分は親のラブシーンを見るみたいで個人的に非常に居心地が悪かった。野間口は声がいいですね。いいバイプレイヤーは耳に残る声をしてる人が多い気がします。こちらもキスどころか、ベッドインしようとして、やはり子どもが現れて失敗するという「カブせ」あり。

■子どものいない人生も選択肢にいれた奈々と大器

 

 大器は、何度も何度も、ライン(的なやつ)で変顔を送ってくるなど、不器用なアプローチを続けるが、奈々は返信できない。そんな奈々の元を聡子が訪れるが、戻っても大器につらい思いさせてしまうと語る奈々。しかし聡子は言う。

「つらい思いさせればいいじゃないの。妻がつらい思いしてる時は夫も一緒につらい思いするべきでしょ。うれしいことや楽しいことは誰とでも共有できるけど、つらいことや悲しいことは一番大事な相手としか共有できないんじゃないの? つらくても悲しくても悩んでも苦しんでも、2人で一緒に生きていこうって約束したことが夫婦なんじゃないの? それが結婚ってもんなんじゃないの?」

 小さく振り絞るように語る高畑淳子が、またしても全部持ってく勢い。このドラマ見ていた人は、もはや全員高畑ファンだ。

 奈々は帰宅するなり大器を抱きしめ謝る。ひとしきり気持ちを伝える奈々を、ただ「おかえり」と受け入れる大器。

「赤ちゃんを授かることが奇跡だって思ってたけど、一生一緒にいたいと思えるパートナーと出会えたことがそもそも奇跡なんだなって」

「大ちゃんと出会えたことが一番の奇跡なんだよ」

 子どもができることはもちろん素晴らしいが、それだけでない価値観に気付いた奈々。

「子どものいない人生は耐えられるけど、奈々がいない人生は耐えられないよ」と大器も応える。

 大器を思わず抱きしめ「だいすきーだいすきーだいすきーー」という奈々が、異様に深キョンぽくて生々しかった。

 結局、不妊治療を一旦終了した奈々。子どもを持たない夫婦の居場所も、あのコーポにはある。

 

■子どもができなくてもハッピーエンド

 

 コーポでのバーベキューの最中、ちひろに内緒でサプライズの結婚パーティーが始まった。事実婚を「結婚」として捉えない人がいるが、個人的なつながりを第三者機関に届けないというだけで、普通の結婚だ。このサプライズが亮太の発案だと知り、涙するちひろ。

「口悪い人って涙もろいのよ」という深雪を見て、第2話で価値観を押し付けるなとちひろに言われ『モスラ対ゴジラ』のように派手に大げんかしていた頃を懐かしむ。メガネを外した真一郎が神父になりきり、和ませる。

 朔は広瀬の仕事を手伝いだした。深雪はケーキ屋で働き始め、真一郎は塾講師をしつつ学習ボランティアも続けている。亮司たちも、なんじゃもんじゃゲームを全員で楽しめるくらい亮太と打ち解けた。

 奈々は部屋の滑り台を戻した。「たとえ2人きりの人生だとしても、子どもを避けるような生き方はしたくない」「お母さんという形ではなくても、子どもとは触れ合って生きていたい」という気持ち通り、復帰した職場でキッズダイビング教室を提案。子どもがいること、いないこと、どちらにもとらわれすぎない柔軟な考え方は、奈々をますます生きやすくするだろう。

 大器は職場でプレゼン。「価値観や家族の形態が多様化した現代社会だからこそ、あらゆる形態の家族や仲間が共存共生する社会を目指します」タイアップしてる厚生労働省がちらつくが、このドラマで得体の知れない肩の重みが取れた人もいたかもしれない。

 なかなかこのドラマのように簡単にはいかないだろう。しかし、子どもができないまま奈々たちは前を向いた。「子どもができて、はいハッピーエンド」にしなかったところに、良心を感じました。最終回は少々展開的に物足りない感もありましたが、全体にうまくまとめたいいドラマでした。続編は難しいかもだけど、また別の価値観さんたちを集めて、ぜひ新シリーズを!
(文=柿田太郎)

 

King & Princeがデビュー曲テレビ初披露も、ジャニーズお得意の口パクがバレバレでファンあ然……

 5月23日にCDデビューが決定しているジャニーズ事務所の6人組グループ・King & Prince。3月21日放送の『CDTVスペシャル! 卒業ソング音楽祭2018』(TBS系)では、メンバーの平野紫耀が出演する4月期ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(同)の主題歌で、デビュー曲でもある「シンデレラガール」を、共演の女優の杉咲花が応援する中、初披露した。

 しかし現在、その放送を見たファンから「口パクが下手すぎる」「初披露でいきなり口パクとか残念」「音がズレまくってる」と非難の声が相次いでいるのだ。

「まだ慣れてないのでしょうが、特にメンバーの岩橋玄樹あたりのズレ方がひどかったですね。踊りもかなり激しいので、安全を期して口パクで臨んだのでしょうが、ちょっと気になってしまうレベルのズレっぷりでした」(テレビ局関係者)

 ジャニーズ関連で有名な口パク事件といえば、2006年に『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にて山下智久がソロデビュー曲「抱いてセニョリータ」を披露している最中にマイクスタンドが転倒。山下も四つんばいのような格好になり倒れこんでしまうも、歌声が少しも乱れずに鳴り響いてしまったハプニングだろう。

「ジャニーズタレントの多くが歌番組の際に口パクで参加するというのは、業界では暗黙の了解といったところ。若手グループの場合、ダンスが激しくて歌がついていかないという理由で口パクになるケースが多いですね。あと、生歌はマイクトラブルで悲惨なことになることもあって、嵐が11年の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)に出演した際、大野智のマイクが壊れていたという放送事故があったりもしました。それもあってジャニーズは口パクを推奨しているといいます」(音楽事務所勤務)

 しかし、最近では下手ながらも生歌を披露し、ファンからその度胸と努力を評価されるという事例も。16年に放送された『ミュージックステーション』にジャニーズWESTが出演した際、「逆転Winner」を披露。ファンからは、「歌が下手だったけど、ダンスして生歌で歌おうとする心意気は褒めたい」「踊ってるのに、あれだけ歌えるなんてすごい」「動きながらあれだけ歌えれば十分すごい」「感動した!」との評価を得ているのだ。

 前出のテレビ局の関係者は、「確かに口パクに慣れ過ぎると、パフォーマンスの向上に支障が出ることも。音楽番組の特番の際、他アーティストとのコラボなどでガチの生歌が求められたりした時に、生歌に対応できず、実力のなさを露呈するグループが多いのが現状です」と語る。

 もし口パクだとしても、それをうまくわからないようにするのがプロの仕事。次回、King & Princeが歌番組に出演する際は、上手な口パクパフォーマンスを期待したいところだ。

King & Princeがデビュー曲テレビ初披露も、ジャニーズお得意の口パクがバレバレでファンあ然……

 5月23日にCDデビューが決定しているジャニーズ事務所の6人組グループ・King & Prince。3月21日放送の『CDTVスペシャル! 卒業ソング音楽祭2018』(TBS系)では、メンバーの平野紫耀が出演する4月期ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(同)の主題歌で、デビュー曲でもある「シンデレラガール」を、共演の女優の杉咲花が応援する中、初披露した。

 しかし現在、その放送を見たファンから「口パクが下手すぎる」「初披露でいきなり口パクとか残念」「音がズレまくってる」と非難の声が相次いでいるのだ。

「まだ慣れてないのでしょうが、特にメンバーの岩橋玄樹あたりのズレ方がひどかったですね。踊りもかなり激しいので、安全を期して口パクで臨んだのでしょうが、ちょっと気になってしまうレベルのズレっぷりでした」(テレビ局関係者)

 ジャニーズ関連で有名な口パク事件といえば、2006年に『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にて山下智久がソロデビュー曲「抱いてセニョリータ」を披露している最中にマイクスタンドが転倒。山下も四つんばいのような格好になり倒れこんでしまうも、歌声が少しも乱れずに鳴り響いてしまったハプニングだろう。

「ジャニーズタレントの多くが歌番組の際に口パクで参加するというのは、業界では暗黙の了解といったところ。若手グループの場合、ダンスが激しくて歌がついていかないという理由で口パクになるケースが多いですね。あと、生歌はマイクトラブルで悲惨なことになることもあって、嵐が11年の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)に出演した際、大野智のマイクが壊れていたという放送事故があったりもしました。それもあってジャニーズは口パクを推奨しているといいます」(音楽事務所勤務)

 しかし、最近では下手ながらも生歌を披露し、ファンからその度胸と努力を評価されるという事例も。16年に放送された『ミュージックステーション』にジャニーズWESTが出演した際、「逆転Winner」を披露。ファンからは、「歌が下手だったけど、ダンスして生歌で歌おうとする心意気は褒めたい」「踊ってるのに、あれだけ歌えるなんてすごい」「動きながらあれだけ歌えれば十分すごい」「感動した!」との評価を得ているのだ。

 前出のテレビ局の関係者は、「確かに口パクに慣れ過ぎると、パフォーマンスの向上に支障が出ることも。音楽番組の特番の際、他アーティストとのコラボなどでガチの生歌が求められたりした時に、生歌に対応できず、実力のなさを露呈するグループが多いのが現状です」と語る。

 もし口パクだとしても、それをうまくわからないようにするのがプロの仕事。次回、King & Princeが歌番組に出演する際は、上手な口パクパフォーマンスを期待したいところだ。

ビートたけしの円満じゃなかった“独立”が思い出させる「あの轍」

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎ご多分に漏れず?
 報道当初は「そろそろ重い荷物を降ろして好きなことを」という終活的アピールで、円満独立が喧伝されていたわけであるが。ここへ来て、違う話がチラホラと。うーむ。思い通りに動く代わりに、金の管理はすべて嫁という、たけし独自の哲学というか不文律が、一気に危うくなっていく感じ。

 たけしよ、お前もか。お前もなのか。しかもまだ「生前」だというのに、あの轍を踏んでしまうのか。末節ーっ!

 すっかりダウナー系の意味で使われるようになってしまったが。久方ぶりにこみ上げてきたのでご唱和下さい。せーの、「たかじんフォーエバー!!」……。

◎家庭円満祈願
 41歳、元タレント駆け落ち騒動。いやー、詰め込まれてるねファクターが。「元タレント」「不倫駆け落ち」「相手は年下大学生」「夫は糖尿病で失明」「24時間要介護」「透析」「夫婦ともに無職」「子どもは4人」「奨学金持ち逃げ」。どれか1つでもネットがざわつく可燃物を、ここまで効率よく。スニッカーズレベルでぎっしり。おなか大満足。

 SNSで全部晒し、自分たちも顔出しで「全然キライじゃない」「いつでも帰ってきてね」と呼びかける父と娘。娘の拙いフルメイクがまた味わい深い。誕生日を祝われている動画での母親の服装、屋外での夫とのツーショット写真の絡みつき具合……。あー。ぎっしり。

 これから、彼女が戻るまで、さらに戻った後の一悶着まで、もう撮影交渉に入ってることだろう。察するに今は見積もり中か。どこが独占するんだろうか? 魚心に水心ってことで、こういう物件はやっぱりフジか。「ビックダディ」「ハダカの美奈子」以来の、心震わせるあのベクトル、「上見て暮らすな、コレ見て暮らせ」が、2018年の今ふたたび。物価高いしね。

◎二世たちに聞かせたい
 「モデルになりたいからオーディション受ける」と訴える娘に、「あなたがかわいかったら、とっくに空港とかでスカウトされてるはずよ。スーパーモデルだって、みんなスカウトなんだから。マミーもね!」と言い放った武田久美子。あー、心の残尿感が全て取れました。有り難うございました。

 もうこれ額に入れて飾っとこうや。芸能事務所とテレビ局と代理店は。いや、子どものいる各家庭に配ってもいいか。とにかく、“ピシャリ・オブ・ザ・イヤー2018”は、この発言に決定だ! まだ3月だけど。

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

ビートたけしの円満じゃなかった“独立”が思い出させる「あの轍」

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎ご多分に漏れず?
 報道当初は「そろそろ重い荷物を降ろして好きなことを」という終活的アピールで、円満独立が喧伝されていたわけであるが。ここへ来て、違う話がチラホラと。うーむ。思い通りに動く代わりに、金の管理はすべて嫁という、たけし独自の哲学というか不文律が、一気に危うくなっていく感じ。

 たけしよ、お前もか。お前もなのか。しかもまだ「生前」だというのに、あの轍を踏んでしまうのか。末節ーっ!

 すっかりダウナー系の意味で使われるようになってしまったが。久方ぶりにこみ上げてきたのでご唱和下さい。せーの、「たかじんフォーエバー!!」……。

◎家庭円満祈願
 41歳、元タレント駆け落ち騒動。いやー、詰め込まれてるねファクターが。「元タレント」「不倫駆け落ち」「相手は年下大学生」「夫は糖尿病で失明」「24時間要介護」「透析」「夫婦ともに無職」「子どもは4人」「奨学金持ち逃げ」。どれか1つでもネットがざわつく可燃物を、ここまで効率よく。スニッカーズレベルでぎっしり。おなか大満足。

 SNSで全部晒し、自分たちも顔出しで「全然キライじゃない」「いつでも帰ってきてね」と呼びかける父と娘。娘の拙いフルメイクがまた味わい深い。誕生日を祝われている動画での母親の服装、屋外での夫とのツーショット写真の絡みつき具合……。あー。ぎっしり。

 これから、彼女が戻るまで、さらに戻った後の一悶着まで、もう撮影交渉に入ってることだろう。察するに今は見積もり中か。どこが独占するんだろうか? 魚心に水心ってことで、こういう物件はやっぱりフジか。「ビックダディ」「ハダカの美奈子」以来の、心震わせるあのベクトル、「上見て暮らすな、コレ見て暮らせ」が、2018年の今ふたたび。物価高いしね。

◎二世たちに聞かせたい
 「モデルになりたいからオーディション受ける」と訴える娘に、「あなたがかわいかったら、とっくに空港とかでスカウトされてるはずよ。スーパーモデルだって、みんなスカウトなんだから。マミーもね!」と言い放った武田久美子。あー、心の残尿感が全て取れました。有り難うございました。

 もうこれ額に入れて飾っとこうや。芸能事務所とテレビ局と代理店は。いや、子どものいる各家庭に配ってもいいか。とにかく、“ピシャリ・オブ・ザ・イヤー2018”は、この発言に決定だ! まだ3月だけど。

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

『みなさん』最終回で視聴者批判? とんねるずのメッセージに反論の声続出

 3月22日の放送をもって最終回を迎えた『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)。番組最後にはとんねるずの2人が1991年のヒット曲「情けねえ」を熱唱したが、変えた歌詞が物議を醸している。

「この国を滅ぼすなよ」という歌詞を「バラエティを滅ぼすなよ」へ、「この国をおちょくるなよ」を「フジテレビをおちょくるなよ」へと変えたとんねるず。これに対してネット上では「とんねるずからのメッセージ素敵」「とんねるずの思いが伝わってかっこいい終わり方だった」「バラエティへの愛、フジテレビへの愛を感じたなー」「歌詞の一部を変えてまで最後に伝えたかったことが心に伝わった気がする」と感動の声が続出した。

「『みなさん』は視聴率の低迷が打ち切りの原因と言われています。『スポニチアネックス』によると、最近は5~7%台で推移し、最終回は9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったそう。さらに『みなさん』は視聴率が悪いだけでなく、落とし穴に人を落とす“水落オープン”や、後輩に大金を払わせる“買うシリーズ”など見る人によっては不快に感じる企画も多数実施。クレームが寄せられることもあったようですが、そういった人たちにとんねるずが『バラエティを滅ぼすなよ』『フジテレビをおちょくるなよ』と警鐘を鳴らしたと推測する声も多数あがりました」(芸能ライター)

 しかしとんねるずの想いに対して、一部では「視聴者に文句言うのはお門違いもいいとこだよな」「え、終わったのを視聴者のせいにするの?」「滅ぼしたのはお前らだろ。面白いバラエティは普通に視聴率とってるよ」「滅ぼすんじゃないよ。つまらないから淘汰されただけ」といった声も上がっている。

「1月26日に放送された『あさイチ』(NHK)では、木梨憲武がバラエティの現状に本音を明かしていました。視聴者から『最近のバラエティは窮屈に感じるけどどう思いますか?』といったメッセージが寄せられると、木梨は『編集して怒られないようにやって頂くのがディレクターだったり、プロデューサーだったりするから。同じようにやっていこうとは思う』と発言。これはクレームに対してもスタンスを変えないという強い気持ちの表れにも思えますが、その姿勢が結果的に低視聴率につながったのも事実。演者が何も変わる努力をしないで、時代や視聴者のせいにするのはあまり印象が良くなさそうです」(同)

 果たして今後とんねるずが再び輝く時が来るのだろうか。次の活躍に期待したい。

 

『みなさん』最終回で視聴者批判? とんねるずのメッセージに反論の声続出

 3月22日の放送をもって最終回を迎えた『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)。番組最後にはとんねるずの2人が1991年のヒット曲「情けねえ」を熱唱したが、変えた歌詞が物議を醸している。

「この国を滅ぼすなよ」という歌詞を「バラエティを滅ぼすなよ」へ、「この国をおちょくるなよ」を「フジテレビをおちょくるなよ」へと変えたとんねるず。これに対してネット上では「とんねるずからのメッセージ素敵」「とんねるずの思いが伝わってかっこいい終わり方だった」「バラエティへの愛、フジテレビへの愛を感じたなー」「歌詞の一部を変えてまで最後に伝えたかったことが心に伝わった気がする」と感動の声が続出した。

「『みなさん』は視聴率の低迷が打ち切りの原因と言われています。『スポニチアネックス』によると、最近は5~7%台で推移し、最終回は9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったそう。さらに『みなさん』は視聴率が悪いだけでなく、落とし穴に人を落とす“水落オープン”や、後輩に大金を払わせる“買うシリーズ”など見る人によっては不快に感じる企画も多数実施。クレームが寄せられることもあったようですが、そういった人たちにとんねるずが『バラエティを滅ぼすなよ』『フジテレビをおちょくるなよ』と警鐘を鳴らしたと推測する声も多数あがりました」(芸能ライター)

 しかしとんねるずの想いに対して、一部では「視聴者に文句言うのはお門違いもいいとこだよな」「え、終わったのを視聴者のせいにするの?」「滅ぼしたのはお前らだろ。面白いバラエティは普通に視聴率とってるよ」「滅ぼすんじゃないよ。つまらないから淘汰されただけ」といった声も上がっている。

「1月26日に放送された『あさイチ』(NHK)では、木梨憲武がバラエティの現状に本音を明かしていました。視聴者から『最近のバラエティは窮屈に感じるけどどう思いますか?』といったメッセージが寄せられると、木梨は『編集して怒られないようにやって頂くのがディレクターだったり、プロデューサーだったりするから。同じようにやっていこうとは思う』と発言。これはクレームに対してもスタンスを変えないという強い気持ちの表れにも思えますが、その姿勢が結果的に低視聴率につながったのも事実。演者が何も変わる努力をしないで、時代や視聴者のせいにするのはあまり印象が良くなさそうです」(同)

 果たして今後とんねるずが再び輝く時が来るのだろうか。次の活躍に期待したい。