「non・no」(集英社)4月号の付録は、レギュラーモデルで乃木坂46のメンバーである西野七瀬が編み出したオリジナルキャラクター「どいやさん」のカレンダー&クリップです。西野が高校1年生の頃に描いた教科書への落書きから生まれたという「どいやさん」は、ギョロっとした目玉のある頭部(?)から2本の足が生えている、なんとも“キモカワ”なキャラクター。クリアファイルやキーホルダーなどが、乃木坂46のファンクラブグッズとして商品化されており、ぬいぐるみがUFOキャッチャーとして登場すると即完売なんだそう! 今回のカレンダー&クリップも、「non・no」読者である女子大生より、おそらく乃木坂ファンの方に需要がありそう? 売り上げの何割かに貢献していそうな予感です。それでは、早速中身を見ていきましょう~!
<トピックス>
・好かれ女子の春服まとめ
・憧れ“社会人1女”が大学時代にやっていたこと
・なりたい脚は「自分に合ったストッキング」で叶える!
好かれ女子の地道な努力?
最初にチェックするのは、メインファッション特集「好かれ女子の春服まとめ」です。「カジュアル派 翼&きれいめ派 優愛の好かれっぱなし着回し30days」「新1女菜々花の話しかけたくなるコーデ着回し30Days」「はじめまして、を成功させる!“第一印象”最高(ハート)ビューティ」と、春の新生活に向けて、「思わず話しかけたくなる」ような「浮かずに盛れる」アイテムが目白押しとのこと。
「みんな仲良く」がモットーである優等生なノンノ女子たちにとって、ファッションとは自分を表現するものというより、周囲とのコミュニケーションツールという意味合いが強いのかもしれません。「ウエストポーチを斜め掛けして“話しかけやすい雰囲気”を盛る!」「甘めラベンダーとレースで優しいオーラをまとって」「白×イエローの配色が、さわやかなイメージを後押し」「小物で今っぽアクセント。居心地のいい女子的な♪」などなど、そこかしこに好かれるための地道な努力……が散りばめられています。また、「好感度を上げたいシーンで『甘すぎ』『透けすぎ』はキケン!!」ということで、「イタくないピンク」「エロくないブラック」が紹介されていたのも、“女に嫌われないファッション”という絶妙な切り口だと思った次第です。
そして最後には「好かれ女子の最強ツールは『笑顔』と『声』!」というキャッチコピーの元、「親しみやすそう!と思わせる好印象笑顔」「話しやすい!と思わせる感情豊かな声」、はたまた「好みの彼の気を引く声」や「合コンであざとく見えない笑顔」の作り方を専門家がレクチャーしてくれていました。これらの企画からは、周囲から「あざとい」と思われることを恐怖するノンノ女子の姿が目に浮かびましたが、ここまで計算しつくしてるって、それこそあざといのでは? しかし、こういった努力のうえに、“表面上は平和でみんな仲良し”な「non・no」ワールドが成り立っているのだとしたら、ノンノ女子、なかなか侮れませんね。
続いて見ていくのは、社会人1年目の「non・no」OGに、大学時代を振り返ってもらおうというインタビュー企画「憧れ“社会人1女”が大学時代にやっていたこと」です。生命保険会社、化粧品メーカー、マスコミ、大手IT企業など、ノンノ女子に人気の企業に勤める社会人1女たちの先陣を切りトップバッターで登場するのは、「ノンノ読者憧れ1女代表」であるフジテレビアナウンサーの久慈曉子です。
現在は『めざましテレビ』を担当し、「クジパン」の愛称で親しまれる彼女ですが、実は青山学院大学時代に同誌の専属モデルを務めていたんです。同じく「non・no」モデルの出身のアナウンサーには、日本テレビの岩本乃蒼がいるなど、現在ではミスキャンパスだけでなく、女子大生モデル出身というのも、女子アナへの登竜門となっているのかもしれません。
肝心のインタビューの中身はというと、学生時代に取り組んでいた新聞記事のスクラップブックの紹介、現在の「3時起き、20時就寝」の規則正しい生活や、オフィスファッション&メイク披露など、至って真面目で優等生な内容。「自分は何が好きか、何が得意か」を知るためにも「“広く浅く”でもいいので様々なジャンルに足を踏み入れてみて」などと、当たり障りのないアドバイスをしています。
見開き2ページを使ってのインタビューだったものの、知りたいのはそういうことじゃないんだけどな~と肩透かしを食らった気分です。社会人1年目だった昨年、看板番組『クジパン』が3カ月で打ち切りになり、「オーラがない」とネットで叩かれるといった出来事にも見舞われましたが、それには一切触れず。キラキラ輝く憧れOGという表面的なイメージを崩さない作りにモヤモヤが残りました。しかしまぁ、決して自らの闇は見せないところは、さすが「non・no」OGといったところでしょうか。
アラサーの心を揺るがすストッキング特集
最後に、筆者が今月最も気になった特集「なりたい脚は『自分に合ったストッキング』で叶える!」を紹介します! ここ数年、若い女子たちの間で、“私服でも生脚ではなくストッキングを履くのがマナー”というのがブームとなっている影響からか、ストッキングの種類や機能も格段に広がったように思います。
しかし一方で、色のバリエーションや素材が豊富になりすぎて、一体どれを選べばいいのか、売り場で迷いすぎてしまう……ということが、筆者自身にもあったんです。実際に試着できないのも問題ですよね。今回の特集では、色の選び方はもちろん、スーツ、スニーカーなどTPO別、「脚を細く見せたい」「涼しくムレにくい」などお悩み別などに、おすすめブランドのストッキングを紹介してくれています。また、伝染しにくいストッキングの履き方や正しい洗濯方法なんかも教えてくれています。正直、アラサーの筆者は毎号「non・no」を読んでも、ファッションもメイクも、何ひとつ参考になる記事がなかったのですが、このストッキング特集は大いに参考になりました! ありがとう、「non・no」編集部!
そして一番気になった商品がこちら、「パンティ部レスストッキング」! キラキラと可愛いものだけで埋め尽くされていた「non・no」ワールドに、突如として現れた違和感ありまくりの写真に衝撃を受けました。ガーターベルト型で股の部分に穴が空いている構造となっていて、ストッキングの上に下着を履くことで着脱の必要なくトイレで用を足せるというヒット商品らしいのですが……見た目が! やばい!! これ、急なお泊まりデートとかあったら、100年の恋も冷める案件ですね。毛糸のパンツ(古い)よりヤバイです。でも、なんか逆に、違ったプレイ用に使えるのかも……? まあ、ストッキングはともかくとして、こんな風に、可愛いだけじゃないノンノ女子の裏側を見せてくれた方が、むしろ個人的には親しみがわいて、話しかけたくなるのにな~と思いました。
(橘まり子)