「ブスな妻は浮気しやすい」ってホント!? 米心理学教授の研究で明らかに……

 昨今の芸能界では、既婚女性タレントの不倫が立て続けに報じられているが、「うちの妻は芸能人と違って、器量が悪いから不倫なんて……」と高をくくっている男性諸氏は、考えを改めたほうがいいかもしれない。

 米フロリダ州立大学心理学部のジム・マクナルティ教授らの研究によると、魅力に欠ける妻ほど、夫を裏切りやすいという結果が出ているのだ。心理学会誌「Journal of Personality and Social Psychology」に公表された。

 マクナルティ教授らは、223組の新婚カップルを3年半にわたって調査・分析。不貞の経験を聞き取り調査したほか、異性の写真を見せてから興味を失う時間までを計測し、時間が長いほど婚外の異性に興味を持ちやすいと見なし、不貞に走る男女の傾向についてまとめた。

 それによると、年齢が若いカップルに関していえば、お互いの関係に不満があるほど婚外の情事に走りやすいという当然ともいえる調査結果が出た一方、全体的に見れば、配偶者との関係に満足している人々ほど、不貞を行いやすいという、一見矛盾するような結果が出た。つまり、お互い満足しすぎても、不満すぎても婚外パートナーを持つことに興味をもってしまうということなのかもしれない。

 また、独身時代のセックス遍歴も、結婚後に配偶者を裏切りやすいかどうかを決める重要な要因になることがわかった。独身時代に短期間のセックスパートナーを多く持っていた男性は、結婚後も浮気夫になりやすいという傾向が見られたという。ところが女性では真逆で、独身時代に短期のセックスパートナーを多く持っていた女性ほど、貞淑な妻となるというのだ。

 円満な夫婦関係には、妻の魅力も重要因子であるようだ。調査によると、魅力に欠ける女性は、魅力的な女性よりも情事に肯定的で、不貞にも走りやすいという傾向が見られたという。一方、魅力に欠ける妻を持つ夫はというと、魅力的な妻を持つ夫よりも不貞に走りやすいという結果も出ている。

 つまりブサイクな女性と結婚すれば、夫婦そろってそれぞれ不倫に走り、家庭崩壊に陥る可能性が高いといえるかもしれない……。

ライター稼業のカッコイイとはこういうことだ! 岩本太郎『炎上!一〇〇円ライター始末記 マスコミ業界誌裏道渡世』

「若い人が、こんなのは前世紀の遺物だとバカにして、頑張ってくれればいいなと思うんだ」

 朗らかに、そんなことをしゃべる岩本太郎は、本当に強い人なのだと思った。

 その岩本の著書『炎上!一〇〇円ライター始末記 マスコミ業界誌裏道渡世』(出版人ライブラリ)が、いま話題になっている。

 この本に刻まれるのは、自らを評論家でもなくルポライターでもなく「使い捨て100円ライター」と喝破する、岩本自身の人生の記録。世に、フリーランスの物書きの自称はさまざまある。フリーライターを名乗る者もいれば、○○(自身の得意分野が入る)ライターと名乗る者もいる。最近は、ウェブライターやブロガーを自称する者も。共通しているのは、ちょっと名が知られると、何かカッコイイ肩書に変えてみたくなる誘惑に取り憑かれる。自分のことを「作家」だとか「ジャーナリスト」と呼んでもらいたくなる。かくいう私も、一時期、名刺に「ジャーナリスト」と刷ってみたが、人に指摘されて恥ずかしさに気づいて止めた。

 そんな誘惑の多い売文稼業の中で、自身を「使い捨て100円ライター」とまで言い切れる岩本は、ハードボイルドを地で行く男だ。

 ハードボイルドといえば、この本の出版元である出版人の社長・今井照容も、そう。私が、今井と出会ったのは一昨年。ある雑誌から書評依頼を受けたのだが、まだ本が店頭になかったので神保町にある出版人のオフィスまで買いにいった時である。

「まあ、どうぞ」と椅子を勧められ、机に置かれたのは350mlの角ハイボール缶が2本。そのひとつを、グビッとやりながら、今井は言った。

「うちの会社は、お茶はないけど酒だけはあるんだ……」

 なんてハードボイルドな会社なのだろうか、と思った。四方山話をしながら、共通の知り合いを探っていると、岩本の名前が出た。

「今、うちの仕事も手伝ってもらっているんだ」

 今井が、岩本がマスコミに足を踏み入れる第一歩となった、東京アドエージに入社した時の上司だったことは、後から知った。

 岩手大学を卒業した岩本は、卒業式の2日後に上京した。なんのあてもなく、漠然と「マスコミで就職したい」と思って。新聞広告で見つけた「編集見習募集」を、社員募集だとは思わず、アポなしの挙げ句にジーンズ姿で、その会社を訪ねた。

 そして、採用された東京アドエージ。そこは、月刊誌「広告人連邦・日本の編集長」と、月3回刊の「東京アドエージ」を発行している出版社。その雑誌から香るのは、21世紀の今では考えられない怪しげな匂い。徳間書店の初代社長・徳間康快に請われて、徳間が経営していた「東京タイムズ」営業本部長だったこともあるワンマン社長が率いる会社。

 そこは、社長の多彩な人脈をもとにマスコミ業界の表と裏とが交錯する世界。この、横入りどころか、裏口の窓から入るような方法で、岩本の長い売文稼業はスタートした。岩本が東京アドエージで禄を食んでいた5年間。その間、時には社長と怒鳴り合い、時には連絡もなく消えていった同僚は40人あまり……。本全体の3分の1あまりのページを割いて刻まれる東京アドエージ時代の記述。それは、何の因果かマスコミ稼業を志してしまった若者を、容赦なくシゴキ倒す「虎の穴」のようなもの。何しろ、登場する人物ひとりひとりが、スターかのようにキャラ立ちしているのだから。

 そして、5年勤めた会社を辞めて、ユーラシアを放浪した岩本は、再び因果なマスコミ稼業へと舞い戻る。オビも書いている映画監督・森達也とも、映画『A』(1998)を観たことで偶然出会う。ともかくたどり着いたのは「使い捨て100円ライター」の売文渡世。傍から観てればカッコイイ。でも、自分はそうはなりたくない。そんな「善良な一般市民」の薄ら笑いが見えてきそうな、ハードボイルドな人生。

 そうはいっても、岩本は1964年生まれ。幸運なのか不幸なのか。まだまだ、残された人生には、余裕がある。だから、この本は総決算ではない過程の記録。では、これからのことは……?

「これからのことは、白紙ですよ」

 そういって、岩本はまた快活に笑う。

 売文稼業というものは、先のことはわからない。仕事が途切れることがあるのも当たり前。さまざまな出会いと別れと、意図せぬ運命に翻弄されながら、岩本は「その中で、なんとか生きている」。

「予測もつかない人生になってしまいました。人生というのは、予定を立てても狂うものです。その中で、こういう男もいたと、思ってくれればいいんじゃないかな」

 笑顔でそんな言葉を吐ける心を得るのは、容易なことではない。

 売文稼業の生き様は、苦悩、苦悩、また苦悩。

 自身の人生の選択に悩み、財布に残された全財産の少なさに悩み、原稿依頼の電話もなければ、メールの一つもやってこない日々に落ち込み。表面だけを取り繕ったような書き手が持てはやされていることに嫉妬する。

 岩本の笑顔には、そうしたものを通過して、取り憑くような言葉ではなく「人は人。俺は俺なのだ」という強さが見える。だから、この男はカッコイイ。

 先日、本の出版を記念して催された宴に、私も参加した。取材相手にのめりこみ、時には何時間でも何日も行動を共にする。そんな岩本の熱を感じたかったのか、会場には、多彩な顔ぶれが集まった。

 ともすれば、マスコミ業界裏面史のごとき立ち位置になりそうな、岩本の新著。でも、何者かになりたいと思って止まない若者。そして、青雲の志を諦めきれない中年も、読むべき本だと思うのだ。本当にカッコイイのは、こういうことなんだ……。
(文=昼間たかし)

嵐・松本潤、『99.9』でシリアス演技で魅力発揮も、ストーリーには意外性なし……

 嵐・松本潤がマイペースな弁護士役で主演を務めるドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- SEASONII』(TBS系)の第8話が11日に放送され、視聴率18.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回より0.6ポイントアップとなりました。

 今回、深山大翔(松本潤)が弁護を担当することになったのは、ニシカワメッキ社長の西川五郎(おかやまはじめ)。西川は、選挙を控える藤堂正彦(佐野史郎)に羊羹を贈呈したのですが、それを食べた藤堂とその妻・京子(森口瑤子)、第一秘書の上杉、後援会長の金子源助(原金太郎)の4人のうち、上杉が死に、京子が意識不明の重体となってしまったのです。

 羊羹からはセトシンという毒物が検出され、西川が会社で個人保管しているセトシンとまったく同じ組成であることが発覚。羊羹の包みには毒薬の注入痕も残っており、西川の有罪はほぼ間違いなしの状態なのです。

 しかし、個人で鑑定を行っている沢渡清志郎(白井晃)が高精度の解析機器を用いて調べたところ、2つのセトシンは別物であることが判明。また、今回の事件で用いられたセトシンが、2年前に島根県にある平塚冶金工業で起きた殺人事件で用いられたものとまったく同じ組成であることもわかります。

 さらに、その平塚冶金工業の社長と藤堂が異母兄弟であることが判明。そして、上杉が藤堂の不倫スキャンダルを告発する動きをしていたという情報をキャッチしたため、深山は藤堂が毒殺犯なのではないかと疑います。

 しかし、藤堂が真犯人となると、2つの疑問が生じます。その1つは、いつ毒を注入したのか。もう1つは、どうやって上杉を狙い殺すことができたのか、という点。というのも、羊羹は4等分され、4人が無作為で選んで食べたからです。

 1つ目の疑問については、意識を取り戻した京子が、事件直前に自宅で同じ羊羹を見たことを思い出したため解決。つまり、藤堂はあらかじめセトシンを注入した羊羹を用意しておいて、切り分ける直前にすり替えたというわけです。

 そして迎えた裁判。京子の証言に検察側は明らかに動揺し、深山は勝訴を確信します。しかし、ここで裁判長・川上憲一郎(笑福亭鶴瓶)が、自宅に置いてあったという羊羹のラベルの色や柄などについて京子を質問攻め。京子がたじたじとなってしまったため証言の信頼性が失われ、結果的に西川の有罪が確定してしまうのです。

 川上の汚いやり口に憤った深山は、すぐさま控訴。そして、事件の捜査記録を洗い直した結果、あることに気がつきます。

 選挙事務所を訪れた深山は、藤堂、京子、金子の3人に事件時の再現を依頼。そして、切り分けた羊羹を食べる段になったところで、事件後に事務所から出されたゴミの中から見つけてきたという爪楊枝入れを取り出し、そこから1本1本、藤堂たちに爪楊枝を手渡していきます。

 実は事件時に用意された爪楊枝入れは、致死量のセトシンと死なない程度のセトシンを付着させたもの、何も付着していない爪楊枝とが、3つに仕切られ入れられていたのです。

 そしてもちろん、深山が用意したのは別の爪楊枝入れ。このトラップに引っかかり、毒死を恐れて羊羹を口にしなかった藤堂は、犯行を自白します。また、無差別殺人に見せかけるため、京子も共犯だったことが発覚。西川の無罪が確定し、一件落着となりました。

 さて、感想ですが、事件発生直後、警察はなぜ爪楊枝の行方を捜査しなかったのか、という疑問はありましたが、これまでを振り返ればミステリー的な要素については一番マシな回だったといえるのではないでしょうか。少なくとも、まず謎を提示し、いくつかのステップに分けて謎解きをするという体裁は今シーズンで一番整っていたと思います。

 とはいえ、日本の刑事事件における裁判有罪率“99.9”%をタイトルに用い、0.1%の可能性に賭けて無罪を証明する、という大風呂敷を広げてしまっていることを考慮すれば、期待外れの出来。京子が被害者に見せかけて実は共犯者という展開はありきたりですし、食べ物ではなく爪楊枝に毒を付着させるトリックも意外性はない。どれもミステリー小説やドラマでは手垢のついたものばかりです。

 そもそも、今シーズンで扱っている事件はどれも中途半端。有罪率が99.9%になってしまうのは、被疑者が絶対的不利な状況に追い込まれてしまっているからなのか、裁判所と検察のズブズブの関係による作為的なものなのか。つまりは、難解な謎解きをメインに描きたいのか、司法機関VS深山の構図を描きたいのか、テーマがはっきりしないのです。

 個人的には、深山VS川上のシーンをもっと見たい。今回、川上が京子に対して質問攻めをした結果、敗訴が決定した瞬間の深山のシリアスな表情がとても印象的でした。深山自身、実の父親が殺人の冤罪で逮捕された過去があるため、理不尽な判決への怒りや悔しさ、自分自身の不甲斐なさ、無力感などが入り混じった感情を、松本潤が顔の表情だけでうまく表現していたと思います。

 最終回となる次週、死刑囚の再審請求を巡り、深山と川上が再び対峙。しかも2時間スペシャルということで、おやじギャグの連発や笑えない小ネタなどの無駄シーンを極力カットして、正面切っての濃厚な対決を期待したいです。
(文=大羽鴨乃)

国民栄誉賞は「いらないオマケ」? ボクシング世界王者・村田諒太が、羽生結弦の“政治利用”をブッタ斬り!

今週の注目記事・第1位
「『森友公文書』改ざん疑惑、安倍首相は財務省に責任転嫁」(「週刊文春」3/15号)
「朝日新聞と安倍政権、どちらかが死ぬ-決定的証拠を出せないまま泥沼の闘い」(「週刊現代」3/24号)

同・第2位
「羽生結弦の国民栄誉賞に咬みついた村田諒太」(「週刊新潮」3/15号)

同・第3位
「沖縄・北方新大臣『ハレンチ』秘録」(「週刊文春」3/15号)
「愛人の『赤坂芸者』がぶちまけた『沖縄・北方担当相』のカネと女」(「週刊新潮」3/15号)

同・第4位
「伊調馨告発第2弾『パワハラかどうか加害者が決めるのはおかしい』」(「週刊文春」3/15号)
「『私は伊調従兄弟に謀られた』-パワハラ騒動に『栄和人』が反論!」(「週刊新潮」3/15号)
「<パワハラ>被害者伊調馨と42歳コーチ、レスリング場での親密指導」(「週刊現代」3/24号)

同・第5位
「小室家『一卵性母子』のナゾ-3・11直後に避難先の九州からヘルプ」(「週刊文春」3/15号)
「眞子さまの心はどこにある? みんなが心配してる小室圭さんと元カノの関係」(「フライデー」3/23号)

同・第6位
「メジャーでもすべらない『大谷翔平』の『すべるボール』が笑えない」(「週刊新潮」3/15号)

同・第7位
「『電子大麻』製造現場撮った-麻薬大国ニッポン、危険ドラッグ超えるヤバさ」(「フライデー」3/23号)

同・第8位
「三顧の礼に報いない高梨沙羅の非礼なる日体大卒業」(「週刊新潮」3/15号)

同・第9位
「いま絶対に受けておくべき最新・医療検査のすべて-これで寿命を延ばせ」(「週刊ポスト」3/23・30号)

同・第10位
「本誌広告を黒く塗り潰した、大新聞の『表現の不自由』」(「週刊新潮」3/15号)

同・第11位
「AIが弾き出した全国30エリア『震度4以上』警戒MAP」(「週刊ポスト」3/23・30号)

同・第12位
「腰・ひざの痛みが一瞬で消えた! 医者が教える最強の『消痛術』」(「週刊現代」3/24号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週はポストが合併号。こんな時期に合併号を出すというのは、前から決まっていたことなのだろうが、週刊誌としてはいかがなものだろう。

 世の中の動きが速すぎて、もはや週刊誌のサイクルでは追い付かない。朝日新聞の森友に関する公文書が書き換えられていたという大スクープだが、慌てた安倍官邸が、佐川国税庁長官の首を斬り、麻生財務大臣の責任問題にまで発展していった。

 韓国の使節団が北朝鮮へ行って金正恩に会ったと思ったら、それを受けて、トランプ大統領が、金正恩との首脳会談を受け入れると発表した。

 週刊現代の近藤編集委員が、トランプは「ディール」が好きだからといっていたが、まさしく、ここが取引きの絶好のタイミングだと思ったトランプは即決断し、政権幹部と安倍たちを大慌てさせた。

 こうした動きを追うには、週刊誌では不可能だ。これからは電子版に紙の記事をそのまま載せるのではなく、紙と電子の2本立てでいくべきである。

 もちろん、ともに有料でいいと思う。または、以前からいっているように、週に2冊出すということも考えたほうがいい。

 ダイナミックに動いている「時代」を切り取るには、週刊、月刊では、情報が遅すぎて読むに堪えない。大至急、手を打つべきだと思うのだが。

 さて、以前にも書いたが、年初から脊椎管狭窄症で、右足に激痛が走り、2カ月近く歩くことができなかった。

 おかげで、ようやく歩けるようにはなったが、右足が弱っていて、階段で転びそうになる。

 現代に、腰やひざの痛みが一瞬で消える「消痛術」という特集がある。私も何冊かそうした本を買って読んでみたが、共通しているのは「背骨の曲がり」をどう矯正するかということである。

 背を曲げた状態が長時間続くことで、腰に負担がかかり、痛みにつながると、お茶ノ水整形外科リハビリテーションクリニックの銅治英雄院長が、現代で話している。

 私が読んだ本に、床に寝て、足を椅子にのせ、10分程度じっとしているという「体操」がある。

 なんだこれはと思うが、確かに、背筋を伸ばして寝るということが、日常ではなかなかない。

 パソコンで原稿を書いている時は「猫背」のまま、長時間座ったまま。こうした姿勢を直すのが、腰やひざに痛みが来ないようにする一番いい方法のようだ。

 この頃は「上を向いて歩こう」を心がけてはいるが、猫背、首を突き出して歩く癖はなかなか治りそうにない。困ったものだ。

 次はポストが好きなMEGA地震予測。村井俊治東大名誉教授は、予測の精度を上げるために、今度はAIを導入したそうだ。

 そして震度5以上の地震が起きる「レベル5」のゾーンは、「東北から北関東の太平洋側地域」と出た。

 青森県の一部に、岩手県、宮城県、福島県、栃木県、茨城県の全域が含まれるそうだ。

 昨日は東日本大震災から7年。いまだ東北の各地の復興は進んではいない。そこへまた大きな地震が来たら? 考えたくないが、いつ来てもおかしくない大地震に備えておくことを忘れてはいけない。

 わがボロ家は、震度5以上だった3・11の地震にも耐えたが、そのためによりボロ家化が進んだ。地震対策には家を建て替えることこそ喫緊の課題だが、先立つものがない。

 どうしたものかと、夜寝るとき考えている。だが、すぐに眠ってしまうのは、根っから楽天的な性分なのだろう。

 新潮の先週号で、「『昭和天皇』のピンク映画」という新聞広告が、朝日、読売、毎日、日経で、昭和天皇というタイトルと顔写真が黒塗りにされたことに対して、「過剰な自主規制」「表現の自由の扱いが乱暴」と、今号で批判している。

 黒塗りにしなかった新聞の中に、産経新聞と東京新聞があったそうだ。論調を異にする2紙がそのまま載せたというのは興味深い。

 ところで、フロリダで行われていたPGAゴルフツアーで、タイガー・ウッズが甦った。1打差の2位だったが、往年のタイガーを彷彿とさせる大技、小技が随所にみられ、大ギャラリーから歓声が何度も上がった。

 最終日はパットに苦しみ、スコアは伸びなかったが、有数の難コースを攻略して、優勝かと思わせた健闘は、来月始まるマスターズに期待を持たせるに十分だった。

 私が見るに、こうした状態が続けば、失っていた自信が戻ってくるはずだ。まだ時折、俯いて、自信のなさそうな素振りをする。

 ツアー80勝目を、マスターズで達成する。そんな歴史的瞬間を見てみたい。

 ポストにばかりケチをつけているようだが、今週の巻頭特集の「最新医療検査」は、大事な情報ではあるが、週刊誌としてはいかがなものだろう。

 こうした特集は後半に持ってきて、巻頭はもっと時代と切り結ぶものをやってもらいたいと思うのだが。

 それがポストにはできる。そう思っている。

 と、ぶつぶついいながら読んでみた。すい臓がんというのは見つけにくいがんである。

 発見した時はすでに手遅れということが多いことで知られる。だが、超音波内視鏡検査でやると、発見が早くなり、5年生存率が3倍になるというのである。

 この特集のいいのは、こうした最新の検査を受けられる病院と費用が一覧になっていることだ。

 超音波は、都立駒込病院と広島のJA尾道総合病院にある。大体1万4,000円から1万7,000円ほどかかる。

 また5ccの血液で胃がん他8種類のがんに罹患しているかどうかが分かる「AICS」というのがある。これは三井記念病院総合健診センターと鳥取県の西伯病院にある。費用は2万5,000円から1万9,000円ぐらい。

 がんは、自覚症状が出た時は、相当進行しているといわれる。なんでもないときに受けるといいのだろうが、なかなかその気にならない。

 心配な方は、ポストを買って、そうした最新機器のある近くの、といってもそう多くはないが、病院に行ってみられたらいかがだろう。

 スキーのジャンプで銅メダルを取った高梨沙羅の評判が、彼女が在籍する日本体育大学でよくないと、新潮が報じている。

 大学にはほとんど顔を見せず海外で練習していた彼女に、「他の学生に示しがつかない」という声は以前からあったという。

 その上、彼女が五輪後に書いた手記には、日体大や恩師への感謝の言葉がどこにも見当たらなかった。

 大学の広告塔としての役割を期待して、特別に優遇してやったのになんだ、というわけである。金を期待していたのに……という気持ちもあるのだろうな。沙羅ちゃんはつらいよ!

 フライデーが、電子たばこならぬ、電子大麻が広がっていると報じている。

 誌面には電子大麻の製造現場の写真があり、製造方法まで書かれている。ここまで書く必要があるのだろうか。

 これなら、喫煙所やクラブで吸っていてもまったくわからないそうだ。大麻とたばこでは、匂いが違うような気がするのだが。

 末端価格は約3万5,000円で、1週間ぐらいもつという。これに使うリーフは、余りものだそうで、業者はぼろ儲けしているそうだ。

 だが、ハッシュ・オイル(濃縮大麻)は、大麻の薬理成分が多く、それだけ危険性が高い。使い方を間違えれば死に至ることもあるという。困ったものが流行り出したものだ。

 新潮にエンゼルスの大谷翔平が「滑るボール」に手こずっているという話が載っている。

 確かに、テレビで見たが、かなりのボールがすっぽ抜けて、打者の頭上を越えてしまっていた。

 在米メジャー担当記者がこういっている。

「メジャーリーグのボールは表面の革の材質の関係で、日本に比べて滑るのです。加えて、試合が行われたアリゾナはガラガラヘビが出るような乾燥地帯。このメジャー特有の『滑るボール』に対応できていないのは明らかでした」

 滑らないようにコントロールを重視すると投球フォームが小さくなり、スピードが落ちてしまうそうだ。

 二刀流の一方の打者としても、まだ結果を出せてはいない。素晴らしい素質を持った選手だけに、周囲の期待が大きすぎるのも気になる。1年間は、ゆっくりメジャーの野球に慣れるという気持ちでできればいいのだが。

 次は眞子さんと圭さんのその後について、フライデーと文春から。

 私は、この2人の婚約延期に関する週刊誌報道に批判的だが、そういう見方が少ないのか、この件での取材が最近多い。

 考え方の基本は、第三者があれこれいうのではなく、2人が決めることである。それを、眞子さんにふさわしくない、圭さんの母親がどうのこうのと、第三者が「不確かな情報」に基づいていうものではない。

 今週の現代も、元婚約者のいい分だけに基づいて、圭の母親を批判をしている。

 元婚約者によれば、母親の佳代さんは、結婚を前提に、お互いの総収入を等しく分けることにしてと、彼にメールを送ってきた。

 その上、事実婚を知られると、亡くなった夫の年金がなくなってしまうから、注意してくれ。彼の生命保険の受取人が娘になっていたのを、自分にしてくれともメールしてきた。

 メールは残っているようだから、こうしたやり取りはあったのだろうが、これは私信である。それもお互いが結婚しようとしている時期に、やり取りをしていたものだ。

 そうした私的なやり取りを、週刊誌で暴露するというのは、この男の品性を疑う。

 文春は、こうした元婚約者の告発には批判の声がないわけではない、としながら、この元婚約者が告発に至った経緯を書いている。

 彼は秋田県出身で、高校卒業後、上京してスイスの高級腕時店で修業したという。その後、フランス系のメーカーで、万年筆などの修理の仕事をしていた。

 だが昨年6月、パリの本社から解雇契約の打ち切りをいい渡されてしまったそうだ。住まいのローンが残っていたため、新しいアパートに引っ越し、クルマも手放した。

 その時、彼女に貸した400万円が手元にあればと思いながら暮らしていた。仲のいい友人と飲んでいた時に、そのことを話すと、「それはひどい!」と憤り、その友人から女性誌(週刊女性)に話が伝わったというのである。

 そうして現代と同様のおカネを無心するメールを示し、返済のために宮内庁のおカネは使ってほしくない、それは税金だからと話し、「圭くんは若い。本人が働いて稼いだお金で返せるはずです。少額ずつでも良いから、せめて『返す意思がある』ことは示してほしい」という。

 耳障りのいい言葉だが、事実関係が、これまでとは違うところがある。元婚約者がカネを返して欲しいという手紙を送ったのは、たしか13年頃だったはずである。

 また、最初に報じた週刊女性でも触れているが、彼は借用書を一枚も取っていないし、小室圭さんの母親は、「贈与されたもの」だと主張している。

 この男性のいうことが100%事実ならば、彼女の側にモラルの問題はあるかもしれないが、訴訟を起こすことはできないはずだ。

 4~5年前に起きたことを、去年のことにすり替え、結婚話が進行している最中に、週刊誌に小室家に不利な情報を流し、私信であるメールまで公開するやり口は、褒められたものではない。

 そしてついには、圭さんには付き合っていた彼女がいたということまで暴露するのである。

 フライデーによれば、その男性はこう語っている。

「(眞子さまとは別の)彼女の話が出たのは、圭くんがアメリカ留学に行った’12年9月の少し前だったと思います。圭くんと母親の佳代さん、そして私の3人で食事を終え、お茶をしていた時。佳代さんがふと、『圭ちゃん、あのお嬢さんとは、最近どうなの?』と切り出したんです」

 あのお嬢さんとは、誰もが知っている有名飲食店の娘さんで、聞かれた圭さんは「仲良くしてるよ」と答えたというのである。

 そして、「いまになってみると、もしかしたら、眞子さまと飲食店の令嬢の交際期間が、重なっていたのかもしれません」と、意味ありげに付け加えるのだ。

 よせばいいのにフライデーは、その令嬢の知人を探し出し、こういわせている。

「圭さんはICU時代に、留学を希望する学生向けの予備校で彼女(元カノ)と出会ったみたいです。交際期間がかぶっていたのかどうかは僕にもわかりませんが、かなり関係がこじれた末に別れた、という話は聞いています」

 フライデーは御為ごかしに、結婚が延期された眞子さんは、すっかりふさぎ込んでいるというが、「“元カノ”の存在が、さらなる心労の種にならなければいいが」と結んでいる。

 恋愛に悩んでいる女性の前で、拡声器をもって「あんたの彼氏には元カノがいたぞ!」と叫んでいるのと同じだ。眞子さんだって、お前になんかいわれたくないと思うはずだ。

 同様のことは女性セブン(3/22号)でも、小室家の知人の話として出ている。

 可愛さ余って憎さ百倍という諺がある。結婚しようと思ったこともある女性に裏切られたという恨み辛みから、週刊誌にベラベラしゃべっているのだろうが、大人としての常識に欠けるところがある人間だと思わざるを得ない。

 また、週刊誌側が男性の示した私信メールを、ためらいもなく誌面に載せるというのも、私には解せない。

 どうだろう、陰に隠れて2人の恋路を邪魔するのではなく、元婚約者は、顔を出し実名で週刊誌に告白をすべきだと思う。

 ポストで、ビートたけしも、眞子さんと圭さんについての報道は、「一線を越えている」といっている。

 さて、国民栄誉賞の女子レスリング・伊調馨が告発した(彼女は告発文書には関わっていないといっている)元コーチ・栄和人氏のパワハラ問題だが、今週は文春が第2弾をやれば、新潮は、栄側のいい分を取り上げ、あの告発の裏には、恐喝や美人局の常習犯である、伊調の従兄弟がいて、それに謀られたと、文春と真っ向から対立した誌面作りである。

 どちらのいい分に理があるのだろうか。読み比べるのも週刊誌の楽しみである。

 まずは文春から。この伊調の告発に、栄氏はもちろん日本レスリング協会、伊調の練習場所になっていた警視庁側も、そんな事実はないと否定している。

 文春では、伊調の姉で銀メダリストの千春、告発状にA氏、B氏とある、コーチの田名部氏、バルセロナ五輪代表の安達巧氏が名前を出して語っている。

 安達氏の経歴は、鹿児島高校から日体大を経て、協会のナショナルコーチなども務めている。栄氏にとって高校、大学の後輩だ。

 告発の内容は先週と同じなので、安達氏のコメントを紹介しておく。

「今回の告発は、栄さんへの個人的な感情からではありません。以前から田名部コーチからパワハラについて相談を受けていました。かなり悩みましたが、いつかは誰かが告発しなくてはいけないことです。二年後の東京五輪に向けて、伊調が練習を再開するには今がギリギリのタイミング。彼女自身、東京五輪に出場したい気持ちがあるからこそ、文春さんの取材に応じたのではないでしょうか」

 2人の、協会や警視庁が調査する前からパワハラを否定するのはおかしいといういい分には理があると思う。

 さて新潮はどうか。栄氏は「不徳の致すところ。パワハラをしたという心当たりはないが、彼女の受け止め方もある」としおらしい。

 だが、この告発の裏に、伊調の従兄弟と称するI・Tという男と栄氏とのいざこざがあったと、栄氏はいうのだ。

 それは3年ほど前、看護師支援団体が、あるトラブルでその男と関わり、そこが行うイベントに、栄監督を呼んできてやる、ついては栄氏のギャラも含めて100万円という契約を結んだ。

 その後、栄氏のギャラとして別途50万円を出せといってきて、用意できなかったため、栄氏に直接頼んだらノーギャラで出演してくれたという。

 しかし、そのことでIが栄氏を逆恨みしたのではないかというのである。Iは、そのほかにも反社との付き合いがあり、警視庁に恐喝容疑で逮捕されたことがあったという。

 ここまでは、Iという男が、今回のことを仕掛けたというには根拠が薄弱である。だが、Iは、アスリートが使う筋肉サポーターを販売しているという。

 現在、女子レスリングは至学館一強体制だが、男子レスリングの方では断然、日大が強い。

「知り合った日大OBに栄さんの追い落としの協力を頼んだはずです。現に、Iさんは以前から、告発文に登場する田名部コーチと一緒にいるところを目撃されていました」(Iの知人)

 至学館と日大の勢力争いが背景にあるというのである。先の安達氏も日大出身ではある。

 さらに日本レスリング協会の幹部は、栄氏が伊調や田名部に厳しい言葉をかけなければならなかったのは、「2人は、練習場でいちゃいちゃとまるで恋人同士のように振る舞っていた」ため、神聖なマットを汚すような選手になってしまった伊調のことを思い、それがスキャンダルとして報じられないよう、2人の間にくさびを打ち込もうとしたのだ、親心からだというのである。

 今回の告発を、I氏の栄氏への恨み、コーチとの間を割かれた伊調の腹いせだと、低次元なものに落とし込もうという栄、協会側のやり方は、私には見苦しいように思える。

 だが、至学館と日大の覇権争いという見方は、興味深い。

 どちらにしても、伊調側にも栄、協会側にも与しない、客観的な第三者機関が聞き取り調査をし、それを公表すればいい。

 私は、いまのところ伊調側に理があるように思うのだが。

 文春と新潮は、2月27日に、江崎氏の後任として沖縄・北方担当相に就任した福井照代議士(64)の下半身問題を大きく取り上げている。

 このセンセイ、灘高、東大、旧建設省とエリートコースを歩み、政界に転身したのが00年。その後いろいろあったが、高知県を地盤として連続7期当選してきた。

 さっそく、就任会見で「色丹(しこたん)島」を「シャコタン島」と読み間違えたのはご愛敬だとしても、地元の有権者の間でも「あの人の大臣はないだろう」といわれてきた人物だったというのだ。

 なぜなら、奥さんから地元高知入りを禁止されているほどの女好きだからである。文春が確認すると、衆院選の届け出住所は自宅のある世田谷区になっている。

 新潮は、元赤坂芸者が、料亭の帰りに家まで送ってもらったら、水だけ飲ませてくれと部屋に入り、瞬く間に真っ裸になって彼女のベッドに入ってしまったと告白している。

 その後も昼夜を問わず何度も尋ねてきた。その後、「新人議員の勉強会を始めたい」というのでマンションの手配をしてやり、応接セットや電話まで引いてやった。

 だが、その部屋の家賃は不動産屋サイドに支払わせ、部屋は、勉強会など開かずに、セカンドハウスのようにして、別の愛人や妻が出入りしていたというのだ。

 彼女が、「ニュースを観て、腸が煮えくり返る思いが甦ってきました。あんな男が大臣だなんて」と憤っているが、その気持ちがわかる。

 初当選の頃には、高知市内の借りていたマンションで、彼の愛人が自殺未遂をはかり、消防車が駆け付ける大騒ぎになったこともあった。

 それ以外にも、福井の後援会「新アジア再生連合」幹事長を名乗るコンサルタント業者が、福井の名を利用して専業主婦らに事業への出資を持ちかけたが、結局できずにカネも返さなかった。そこで、被害者たちが、その男と福井を相手に損害賠償訴訟を起こしている。

 その男の敗訴は確定したが、福井は「意志を通じていたと推認することはできない」として、賠償責任は認められなかったそうだが。

 とまあ、大臣にするときの身体検査をどうして通ったのかと思わざるを得ない「スキャンダルの宝庫」のような人物なのだ。

 新潮によれば、二階派は「問題議員製造工場」といわれるほど、多くの問題議員を輩出してきた。たとえば宮崎謙介、中川郁子、今村雅弘などなど枚挙にいとまがない。

 これだけ見ても、安倍政権がなぜこれほど長く続いているのか、不思議を通り越して、平成最大の謎といってもいいだろう。

 はたまた国民がよほどバカなのかである。

 第2位には、羽生結弦の国民栄誉賞にプロボクシングの村田諒太が咬みついたという記事をあげる。短い記事だが、村田のいい分は正論である。

 東京新聞の2月26日に、村田はこう書いた。

「レスリング女子4連覇の伊調馨選手を除くリオデジャネイロ五輪で出た多くの金メダリストには与えず、目立つ結果となった今回の2人(小平奈緒にも贈るといわれていた=筆者注)に検討するのは、五輪の価値とは競技レベル(競技人口、普及率等)ではなく、企業や政治的に広告としての価値があるかどうかなのかと考えさせられる、いらないオマケのついた平昌五輪でした」

 よくぞいった村田である。そう、政治家たちのためのショーと化した国民栄誉賞など「いらないオマケ」なのだ。羽生はそんなものがなくとも光り輝いている。いっそイチローのように、現役の間はいらないといったらどうか。

 盗塁王の福本豊は、国民栄誉賞をくれるといわれたとき、「立ちションもできんようになる」といって断ったという。

 政治屋が自分たちの都合で出す栄誉賞など、みんな辞退したらいい。それに、この賞にはおカネが付かないそうだ。100万円相当の腕時計など、私は欲しいが、彼らは喜びはしないだろう。

 今週の第1位は、朝日新聞の大スクープについての記事である。これは威信と名誉と存立を賭けた朝日新聞VS.安倍首相の「最終戦争」である。

 3月3日、朝日が朝刊一面で「森本文書、財務省が書き換えか 『特例』などの文言消える」とスクープした。

 森友学園問題が発覚した昨年2月以降に、近畿財務局の管材部門が局内の決済を受けるために作った文書が「改ざん」されていたというのである。

 文春で朝日新聞関係者がこう語る。

「契約当時の文書には、学園との取引は『特例的な内容になる』『本件の特殊性』との表現があったが、開示された文書にはない。また、『学園の提案に応じて鑑定評価を行い』『価格提示を行う』との記載も消えています」

 この報道が事実であれば財務省解体&安倍政権崩壊、万が一事実でなかったならば朝日新聞の信用は失墜し、社長らの首が飛ぶのは間違いない。

 文春によれば、安倍首相はこれを読んで「また、朝日か。これも捏造じゃないのか」と強がっていたという。

 また杉田和博官房副長官はオフレコで「決済の過程で上司が部下の文書を書き変えることはよくあることだ」といい放ったそうだが、ふざけた話である。

 だが、森友問題では数々のスクープをものにしてきた朝日新聞ではあるが、慰安婦報道謝罪以来、紙面は凡庸になり、今国会でも、安倍首相から報道姿勢を“口撃”され、Twitterでも「哀れ、惨めないい訳」などといわれ続けてきただけに、今回の報道が万が一誤報にでもなれば致命傷になるのは間違いない。

 先の朝日関係者によれば、今回は二重三重にチェックされ、保秘は徹底されて編集幹部やデスクも、3月1日の会議で初めて原稿を見せられたという。

「情報源を守るために紙面で書けることは本当に限られていました。ギリギリまで書き方を詰めていたため、最終版のみ一面トップで展開することになった」

 同日、安倍ベッタリの渡辺恒雄主筆が率いる読売新聞一面トップは「羽生選手 国民栄誉賞」だった。

 だが、安倍は、この改ざん問題が事実であっても、またぞろ官僚たちに詰め腹を切らせれば、一気に問題が片付くと考えていたようだ。

 予想通りに、国税庁長官に栄転させた佐川宣寿前財務省理財局長をクビにした。だが、この件の担当者が自殺していたことや、書き換えられた中に「安倍昭恵」の名前もあったという報道までがあった。

 今回は身内である自民や公明からも、財務省に対して、資料の調査と関係者の聞き取りを行えという強い要求が出てきたのである。

 6日に行われた自民党の副幹事長会議の席で、小泉進次郎は「今までの問題とは質が違う。与党としての自浄能力も試されている」と言及した。

 監督責任が問われる麻生財務相は、自身の関与について、「俺が指示することは全くない」と語っている。しかし、麻生の辞任はやむをえないという空気が広がっている。

 だが、党内第二派閥を率いる麻生派を敵に回せば、秋の総裁選を乗り切れない。安倍は確実に追い詰められている。

 私が推測するに、朝日新聞は件の文書を入手している。それも入手先は大阪地検関係者からであろう。

 今月末から、S・スピルバーグ監督の映画『ペンタゴン・ペーパーズ』が公開される。アメリカの歴代政権が、ベトナム戦争についてウソをつき続けてきたことを告発した機密文書を巡り、時のニクソン政権は、それを報じたら逮捕するという恫喝に対して、敢然と立ち向かったワシントン・ポストの女性社主の覚悟と決断を描いた映画である。

 同じ年に日本では「沖縄密約」をスクープした西山事件が起きるが、あえなく日本の大新聞は、政権の仕掛けた罠にはまり、言論の自由や国民の知る権利を置き去りにして退散してしまったのである。

 現在、アメリカと同様、言論の自由が崖っぷちに立たされている日本の報道機関だが、今回の朝日の大スクープが、安倍政権を追い込めていることは間違いない。

 それに昭恵の関与が明確になった今、彼女の証人喚問は避けられないはずだ。安倍は、この件で私と妻が関与していたとすれば、総理も議員も辞めるといい切っていたのだ。

 安倍にベッタリだった読売や産経新聞も、この件に関しては論調を一つにして、言論で安倍政権を倒すという覚悟をしてもらいたい。

 安倍が尊敬する岸信介同様、メディアと世論に押されて辞任をせざるを得なくなる。まだまだ日本の言論機関も捨てたものではないという底力を見せてほしい。今ここで!

【巻末付録】

 このところ、SEXYグラビアに両誌、見るべきものがない。現代は、「岡田奈々、二十歳の素顔-AKB48新センター、STU48初代キャプテン」「『モグラ女子』大集合!-大好評!『フライデーホワイト』から厳選」。モグラとは、モデルとグラビアアイドルの両方で活躍している女の子だという。

 袋とじは「松本まりか『あざと可愛い』過激ショット-話題の連ドラ出演中の女優」。この子のことはまったく知らないが、写真はなかなかいい。

 ポストは合併号だから、相当いいものをやってくるに違いない。そう思っていたのだが……。

 巻頭は「地方局美人アナと浸かる『ご当地の名湯』」。地方局のアナウンサーを風呂に入れて写真を撮る。

 考えただけでもご苦労なことである。ただただご苦労様というしかない。

 次は「アグネス・ラム、色あせぬ初恋の記憶-こんなアグネス見たことない!!」。

 袋とじは「揺れるバスト100センチサミット『B7』-豊満グラドル7人が語り合う!」。これはQRコードを使ってアクセスすると、オッパイ動画が見られるという仕掛けだが、スマホを使えない、使わない高齢者はどうするのかね。

 IT格差を助長していないのか、ポストは?

「死ぬまで死ぬほどSEX/観て、読んで、聴ける究極のアダルトビデオ」もQRコードでアクセスすると、彼女たちが朗読する官能小説が聞けるというのだが。

 次の袋とじ「現役グラドル4人の『野球拳』動画-負けたら全裸!」もQRコードもの。

「伝説の海外ポルノ女優図鑑/裸の先駆者が残した艶めかしくも鮮やかな記憶」
「山本みどり、封印されたヘアヌード」
「美しき女優たち・奇跡の瞬間-大人の色香をとらえた貴重な未公開カット」
「西田幸樹『なをん。』/竹内佳菜子君が、はじまる」
「春爛漫!さくらヌード祭り-あなたはどのサクラがお好きですか?◆AV女優・桜樹ルイ、桜空もも、紗倉まな、佐倉絆」

 量は目いっぱいある。これでQRコードとやらにアクセスできればお買い得なのだろうが、あいにく、IT下流老人なので。まあ、これだけ手間暇かけてやってくれたのだから、ポストに軍配を上げよう。
(文=元木昌彦)

King&Princeは6人になって顔面偏差値アップ? Dr.高須幹弥がイケメン度を診断

1801kinpuri【第58回】「高須幹弥センセイ、キンプリは6人になって顔面偏差値上がりましたか?」
 この春にCDデビューすることが正式決定したジャニーズの新グループKing&Prince。これまで、平野紫耀、永瀬廉、高橋海人で構成されたユニットMr.Kingと、岸優太、岩橋玄樹、神宮寺勇太から成るユニットPrinceで“王とプリンスの戦い”として高め合ってきた6人がひとつになり、ジャニーズWEST以来、ジャニーズでは実に4年ぶりとなるデビューのチャンスをつかんだ。各ユニットで活動していたころから顔面偏差値の高さが話題になっていた彼らだが、6人になることでイメージはどう変わるのだろうか? 高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥先生、King&Princeの顔面診断をお願いしまーす!

■岸優太は目元イケメン
 岩橋玄樹さん、永瀬廉さん、平野紫耀さんは、以前「今後さらにイケメンに育つジャニーズJr.」で診断させていただいたので、今回は残り3人の顔を順にみていきたいと思います。

 高橋海人さんは、面長で程よくエラも張っていて、男っぽい輪郭をしていますね。濃い眉がより男らしい印象を与えますが、目力がそれほど強くないのでギラギラした感じがなく、優しそうな雰囲気につながっています。強いて言うなら鼻の横幅が広いですが、特別大きな欠点のないイケメンだと思います。

 岸優太さんは、平行型二重で目力があり、目と眉の距離も近くて、すごくキレイで凛々しい目元をしています。目だけを見ればトップレベルのイケメンと言えるくらい、目元は100点満点。輪郭もシャープなのですが、口元が前に出て鼻下も長いことで人中(鼻から上唇にかけての線)が目立ち、猿顔に見えてしまうのが残念ですね。鼻も、小鼻が横に広がって鼻の穴が大きいだんご鼻だし、鼻筋が通っていないことでよりだんご鼻が強調されているので、イケメン度としては世間一般のちょっと上くらいでしょう。ただ、猿顔の印象が強いことで、かわいらしい雰囲気になっていると思います。

 神宮寺勇太さんも、口元が出て鼻下が長く、人中が目立っていますね。唇も厚く、鼻も小鼻が横に広がって鼻の穴が大きく見え、6人の中では一番イケてない顔立ちです。目の二重はきれいなのですが、末広型だし、蒙古ひだもすごく張っていて、最近ではあまりはやらない形。蒙古ひだが張っていることで釣り目が強調されて、陰湿な印象を与えているのも残念です。輪郭はとてもシャープできれいですが、全てのパーツに欠点があるので、イケメン度としては一般人の平均レベルといったところでしょう。

■PrinceはMr.Kingの引き立て役!?
 平野さん、永瀬さん、高橋さんはイケメン度が高いので、Mr.Kingに関して言えば、Princeとくっついたことでイケメン平均値が下がってしまいました。顔面偏差値だけで見るなら、3人で活動していたほうがよかったですね。ただ、猿顔の岸さん、童顔の岩橋さん、フツメンの神宮寺さんが加わったことでバランスが取れ、キャラクター性が豊かになって、より幅広い層のファンが取り込めるし、3人のイケメン度も引き立つようになったので、結果的には良かったと思います。

 ちなみに、6人の中でいちばんのイケメンは永瀬さん。でも、グループ全体で見ても、それなりにイケメン揃いなので、顔面偏差値は低い方ではないでしょう。ジャニーズのデビュー組で比べるなら、Sexy Zoneより少し下くらいかな。

takasumikiya01高須幹弥(たかす・みきや)
美容外科「高須クリニック」名古屋院・院長。オールマイティーに美容外科治療を担当し、全国から患者が集まる。美容整形について真摯につづられたブログが好評。
公式ブログ 

次期月9『コンフィデンスマンJP』に江口洋介、内村光良ら出演決定も「またキャスト頼み……」

 4月9日から放送がスタートする長澤まさみ主演の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)に、江口洋介ら豪華キャストが出演することがわかった。キャストに注目が集まる一方で、「またキャスト頼りか……」と、ため息をつく声も上がっている。

“欲望”や“金”をテーマに、一見平凡で善良そうな姿をした主人公たちが欲望にまみれた人間たちから大金を騙し取る、痛快エンターテインメントコメディーの同ドラマ。長澤、東出昌大、小日向文世がチームを組むことが話題になっていたが、このたび、悪役でゲスト出演するキャストも発表された。

 第1話では江口、第2話以降は内村光良、吉瀬美智子などがゲスト出演するらしく、同ドラマの公式Twitterでは「毎週豪華すぎるゲストです」と宣伝している。

「ネット上では豪華キャストが発表されるも『視聴率7パーくらいかな』『無駄に金かけてるだけの作品』『またフジテレビの犠牲者が誕生するのか』と冷めた声が続出しています。近年視聴率の低下が著しい月9ドラマですが、相葉雅紀、武井咲、生瀬勝久、井川遥、滝藤賢一、中山美穂、仲間由紀恵などを揃えた昨年4月期ドラマの『貴族探偵』も散々な数字。視聴率は初回のみ2ケタ超えという寂しい記録で幕引きに。また、同年10月期ドラマの『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』は、人気急上昇中の高橋一生、石田ゆり子らを起用したものの、最終回は月9史上最低の視聴率4.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録していました」(芸能ライター)

 しかし現在放送中の月9ドラマ『海月姫』も、芳根京子、瀬戸康史、工藤阿須加など旬の若手俳優を使いながら視聴率は5%台を連発する大低迷。実力派の知名度が高い俳優を使っても、旬の若手俳優を使っても結果が出ていない。

「月9という枠に対して『ブランド力がなくなっている』『生活習慣が変わったから月曜21時はドラマを見るのに適さない』という声もあがっています。しかし『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』は、同年7月期の全ドラマの中で視聴率がトップに。枠がダメだったり、フジテレビが避けられているということでもなさそうです」(同)

 果たして『コンフィデンスマンJP』は好記録を打ち出せるのだろうか。注目していきたい。

日テレの自爆動画で過ぎる上重聡のベントレー……『もみ消して冬』が『そして父になる』的展開に

 Hey! Say! JUMP・山田涼介主演のコメディ・ホームドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)も、いよいよ最終回目前。10日放送の第9話の平均視聴率は、前回より0.5ポイントダウンの9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でした。

 継続して見ている視聴者からは「山田くんのはまり役!」「脚本がすごくよくできてる!」などと、かなり評判のいい同作。粗々しいストーリーは、皆さんあまり気にならないのでしょうか……? 早速、第9話のあらすじを振り返ります!

※過去のレビューはこちら
http://www.cyzo.com/tag/もみ消して冬

■最終回目前の大どんでん返し

 北沢家で相変わらず蔑ろにされている次男・秀作(山田)ですが、ある日、目の前に吉田邦夫(加藤諒)なる男が出現。邦夫いわく、産院で秀作と取り違えられ、3歳のときにそれが発覚したものの、元に戻されることはなかったのだとか。

 秀作が早速、このことを家族に報告すると、姉・知晶(波瑠)と兄・博文(小澤征悦)は初耳にもかかわらず、驚きもせず「ふ~ん」「はは~ん」と、自分が秀作に冷たく当たってしまう理由がわかりすっきりした様子。父・泰蔵(中村梅雀)も、自分は子どもを元に戻そうとしたものの、亡くなった妻が頑として譲らなかったことを明かし、秀作に「もし血がつながっていたら、(秀作にキレて)グラスを何個も何個も投げつけるようなことはなかった」と非情に言い放ちます。

 すっかり落ち込んだ秀作ですが、その後、今さらながら邦夫から「入れ替わりましょう」との提案が。秀作は嫌がりますが、邦夫が泰蔵に「宇宙飛行士を目指しています」と嘘をつき、すっかり北沢家に気に入られてしまったため、1週間だけ吉田家で過ごすことを受け入れます。

 後日、吉田家を訪ねると、ケーキ屋を営む父(春海四方)や優しい母(堀内敬子)、かわいい妹(小野花梨)に歓迎される秀作。北沢家とは真逆ともいえる、慎ましくも温かい家庭に触れた秀作は、ちょっとしたことでも「ありがとう」の言葉が飛び交う吉田家の中で幸せを感じます。

 一方、北沢家では、もみ消したい問題が発生。泰蔵が、不適切な関係にあるミランダの家に行った際、誤って息子の靴を履いて帰ってきてしまったのだとか。息子にミランダとの関係を隠したい泰蔵は、邦夫に「どんな手を使ってでも取り戻してこい」と指令を出します。

 困った邦夫は、秀作に泣きつき、「お手本を見せてほしい」と懇願。その晩、秀作はミランダの家に侵入し、なんなくミッションをクリア。靴を取り戻し、これを自分の手柄にした邦夫ですが、知晶だけは秀作がやったことを見抜きます。

 さらに、約束の1週間をとうに過ぎても、全く元の家に戻ろうとしない秀作と邦夫に疑問を抱いた知晶は、秀作の後輩・尾関(ジャニーズWEST・小瀧望)に「秀作を呼び戻してほしい」と依頼。しかし、尾関が吉田家で見た秀作は、コタツにどてら姿、お菓子を頬張りながらコミック誌を読む変わり果てた姿に……。そんな秀作が「自分のいるべき場所を、やっと見つけたんだ」と尾関を追い返し、第9話は終了です。

■日テレが自爆動画を公開中

 25歳にもなる主人公(しかも警察官)が、映画『そして父になる』的状況(お試しで、本当の家族の家に交換お泊まり)になることは、正直、現実ではありえないものの、“赤ちゃんの取り違え”という大ごとをあえて掘り下げない点は“『もみ冬』らしさ”とも。このなんでもありの潔さを受け入れられるか否かが、このドラマのファンになれるかどうかの要なのかもしれません。

 それはそうと、YouTube「日テレ公式チャンネル」で11日、同局アナウンサーの畑下由佳、梅澤廉、伊藤遼、佐藤梨那の4人がトークしている動画が公開されました。『もみ消して冬』にちなみ、「もみ消したい過去」を1人ずつ告白していくという、なんてことない内容ですが、この動画のせいで、忘れかけていた上重聡のABCマート巨額融資騒動や、笹崎里菜の内定取り消し騒動などを思い出したのは私だけでないはず……。あえてこれを3.11に公開したのも、「あっちもこっちも風化させない!」という日テレの戒め的なものなのかもしれません。さすが、ひとり勝ちの日テレ、余裕が違います。

 というわけで、いよいよ次回17日の放送は最終回。他局の平昌五輪中継による視聴率不振の影響もあり、現時点では期間平均9.7%と2ケタには届いていませんが、最終回で上向くといいですね。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

KAT-TUN亀梨和也主演『FINAL CUT』最終回! 3月13日(火)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
21:00~22:54 『幸せ!ボンビーガール SP』(日本テレビ系) 山口達也

●V6

8:15~ 9:30 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
24:58~25:28 『アメージパング!』(TBS系)

【特番】
9:30~9:55 『みんなで応援! 平昌パラリンピック2018』(NHK総合) 三宅健

 

■続きを読む

カテゴリー: 未分類

元AKB48・奥真奈美の復帰で思い出される「カメラマン罵倒事件」って!?

 元AKB48の奥真奈美が3月5日、7年ぶりに芸能界に復帰することを発表した。今後はモデルとして活動していくという。

 奥は2006年にAKB48の2期生としてデビュー。10年には、おぐまなみ名義でNHK Eテレのアニメ『おじゃる丸』のエンディング曲「かたつむり」でCDデビューしたが、11年に学業専念を理由に卒業していた。

「イタリア人とのハーフで、AKBファンからは今でも『歴代AKBナンバーワン美少女』との声が聞かれます。復帰に伴いTwitterなどで宣材写真が公開されると、『やっぱり美人だ』『さらにレベルアップした!』と賛辞が贈られています。AKB時代は決して人気メンバーとはいえなかった奥ですが、容姿・スタイルさえよければ支持されるのがモデルの世界。身長が158センチとやや足りない気もしますが、人気モデルになる可能性は十分ありそうです」(女性誌ライター)

 とはいえ、AKB時代の奥といえば、島崎遥香も真っ青な「塩対応」ぶりで有名だった。アイドル誌編集者が当時の様子を明かす。

「学業が理由で卒業していますが、関係者の間では、『態度の悪さが原因だったのでは?』と言われていました。島崎は不機嫌になることもあったが、基本的には感情の起伏がわかりにくいだけで、頑張ろうという姿勢はあった。しかし、奥の場合はどこか攻撃的で、上から目線の態度を見せてしまうこともしばしば。決定的だったのが、10年に行われた“じゃんけん大会”での彼女の態度です。全メンバーにカメラマンが1人ずつ密着してドキュメンタリーを撮るという企画が行われていたのですが、奥はカメラマンに対し、『もういいですか?』『もぉ、ねぇ~ホント私急いでるんですって!』『私、撮ってて楽しいですか?』と、ふてくされた態度を取り続け、ファンをドン引きさせました」

 復帰理由について奥は、「卒業当時はもうやらないと思っていましたが、大人になるにつれて考え方も変わってきて、まだ22歳だしもう一度挑戦しようかなと思いました」と語っているが、大人になったことで「わがまま病」も治っていると信じたい。

時代を30年先取り! エッチでピュアなサイバーラブコメ『電影少女』“ビデオガール”とは

  みなさんは『電影少女』という作品をご存じでしょうか。今から29年前の1989年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されていた作品で、桂正和先生の描いた美少女と少年誌の限界に挑むようなギリギリのお色気シーンが大変話題になりました。現在は乃木坂46・西野七瀬主演の深夜ドラマ『電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-』(テレビ東京系)という実写作品が放送されており、原作となる本作品にも再び注目が集まっています。

 この『電影少女』は、ビデオの中にいる女の子(ビデオガール)が男子を慰めるためにテレビから現実の世界に飛び出してくるという、貞子もビックリな設定です。ブルーレイもDVDもない、VHSビデオデッキ全盛時代の作品でありながら、今どきのVRを使ったAVよりも、ずっと先進的な内容に驚かされます。しかもこの『電影少女』は、単なるエッチなだけのマンガではなく、ラブコメとしても名作なのです。

 主人公・弄内洋太(もてうち・ようた)は、名前をもじって“モテナイヨーダ”とあだ名されるほどの冴えない高校生。名字の時点ですでに非モテという、重い十字架を背負った主人公です。一方で、洋太の無二の親友である新舞貴志(にいまい・たかし)は、超絶モテモテのイケメンなので、なおさら洋太の非モテっぷりが引き立ちます。

 洋太は同級生の美少女・早川もえみに密かな恋心を抱いており、そのことを貴志にいつも相談していました。貴志は洋太の恋を応援し、もえみとの仲をいろいろとお膳立てしてくれますが、もえみが好きなのは、実は貴志だったことが判明。そう、いつだって結局イケメンが美味しいところを持っていくんです。というわけで、洋太は自分の気持ちを伝えることすらできずに轟沈してしまいます。

 失恋モードの洋太は、ふと見慣れないレンタルビデオ屋があるのを発見。いっちょアダルトビデオでも借りて自分を慰めるか! とばかりにアダルトビデオコーナーを物色していると、『なぐさめてあげる(ハート)天野あい』というビデオが目に留まります。

 実は、このレンタルビデオ店「GOKURAKU」は、ピュア(純粋)で優しい心の持ち主だけが見つけられる店。洋太のような心優しい選ばれた人間だけが、ビデオガールのビデオを借りることができるのです。ピュアな心を持つ人向けのアダルトビデオって……なんかいろいろと間違ってる気がしますが、もしかしたらピュアな心を持っている人ほどエロビデオを借りがちなのかもしれません。

 早速、洋太は『なぐさめてあげる(ハート)天野あい』をビデオデッキで再生しようと試みますが、そのビデオデッキが壊れていたせいで、テレビから飛び出してきたビデオガール「あい」は、本来の巨乳癒し系設定とは異なる、貧乳で一人称が「オレ」のボーイッシュ少女でした。実体として現れるだけに、ジャケ詐欺のAVよりもタチが悪いです。

 言葉遣いが男子みたいな「オレっ娘」で色気もゼロのビデオガール・あいですが、洋太を励ますために一生懸命尽くしてくれます。手料理を作ったり、風呂で背中を流したり、添い寝してくれたり、もえみちゃんとうまくいかない洋太を励ましたり……もちろんそれだけでなく、パンモロを見せたり、突然シャツを脱いでおっぱいを見せてみたりとエッチなシーンも山ほど出てきます。ボーイッシュ少女なので、そのへんも自由奔放……という設定なのです。ボーイッシュにそんなメリットがあったのか!!

 そんなビデオガールにも、お約束の恋愛禁止の掟があり、しかも再生期間3カ月だけのはかない命。しかし、あいは壊れたデッキで再生された影響で、洋太を好きになってしまうのです。自分はこんなに洋太が好きなのに、洋太が他の子と結ばれるのを応援しなければいけない、そして自分の気持ちは伝わらずに、いずれは消えて行く運命……そんなつらさを胸に秘めながら、けなげに毎日、洋太を励ますあいの姿がいじらしいのです。

 一時はあいと洋太が両想いになり、めでたくハッピーエンドか、というシーンもあるのですが、極上のラブコメでは決して簡単にハッピーエンドを迎えることはありません。謎のビデオガール組織GOKURAKUによってあいが連れ去られ、記憶を消されて今までの設定がリセットされたり……その後、リセットされたはずの記憶が復活し、洋太への想いが再びよみがえったところで、洋太は後輩の彼女ができてモテ期に入り、全然相手にされなかったり、別のビデオガール「まい」が刺客として現れて、あいを半殺しにしたりと……よく考えるとかなり散々なヒロインの扱いなのですが、何かと理由をつけては、最後の最後まで洋太とあいがすれ違い続けるあたり、まさしくラブコメの王道といえましょう。

『電影少女』といえば、この「天野あい」がメインキャラクターのイメージが強いのですが、実は「あい編」の後に、「桃乃恋」というビデオガールが活躍する第二章「恋(れん)編」があります。桃乃恋は一人称が「ボク」のボクっ娘で、恋愛がトラウマになっている気弱な少年、田口広夢の恋を応援するというストーリー。

 ただし、こちらはファン以外にはあまり知られておらず、存在感がほぼ空気状態。『電影少女』単行本全15巻のうち、ラストの14巻と15巻のみに掲載されているのですが、エッチなシーンがほとんどなく、主人公を好きになってしまうような禁断のギミックもなかったため、あまり話題にならなかったようです。読んでみると普通にほっこりするような、いいお話なのですが……まあ少年マンガのラブコメで人気を博すには、どうしてもエロ要素が必要ということでしょうか。

 というわけで、エッチなんだけど、とってもピュアなサイバーラブコメ「電影少女」をご紹介してみました。美少女と尻を描かせたら国宝級とも言われる桂先生の美麗なイラストをたっぷりと堪能できる本作品、改めて読んでみてはいかがでしょうか。
(文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)

◆「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから