『みなおか』はもう、やる気なし!? 石橋貴明のANN出演に見た、収録の「手抜き感」と「身内ネタ」

 3月1日深夜放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に、とんねるずの石橋貴明が番組冒頭から登場し、長時間のフリートークを繰り広げた。

 石橋は、かねてからウワサされていたニッポン放送との確執や、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のダウンタウン、爆笑問題らとの共演、プライベートはおとなしすぎる岡村など、多くの裏話を披露した。さらに、この日は『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)の収録を行っており、その話題にも及んだ。

「もともと番組の収録が終わり次第かけつける話だったのですが、午後の4時半にコントの収録が終わってしまい、銀座のクラブを2軒“やっつけて”から番組に現れたようです。コント収録には宮沢りえや渡辺満里奈など懐かしの面々が参加したようですね。この話から、番組では最終回に向けて往年の名物企画であるコントが復活することがわかりました」(放送作家)

 だが懸念は収録時間であろう。「いつまで押すかわからない」緊張感のある内容だったものが、夕方に終わってしまったのは、番組作りの変化を感じさせる。

「かつては何度もテイクを重ねてじっくりとコントを作り上げていたため、終了時間を未定としたものの、今回はあっさりと終わってしまったのでしょう。昨年、無配慮に保毛尾田保毛男を復活させ、猛批判を浴びただけに、下ネタを含む暴走など、かつてのとんねるずのコントにあった勢いがあるのかは気になりますね。時間と予算をかけて良い番組を作り上げていた伝統が失われてしまったとしたら残念です」(同)

 最後の最後までチープな身内ネタに甘んじているように見える『みなおか』は、最終回に向けて「晩節を汚す」ことになってしまわぬよう願いたい。
(文=平田宏利)

SFものかと思いきや、ヒューマンドラマ!? 『彼女はパートタイムトラベラー』DVDプレゼント

 サイ女読者の皆さん、『彼女はパートタイムトラベラー』という映画をご存じですか? 日本の劇場では未公開だったため、知らない方も多いかと思いますが、映画『ジュラシック・ワールド』で監督を務めたコリン・トレヴォロウ氏の長編映画デビュー作なのです。さらに本作は、インディペンデント映画を対象としたアメリカの『サンダンス映画祭』で、見事“脚本賞”に輝きました。そんな本作は一体どのような内容となっているのでしょうか。あらすじをご紹介いたします!

 イケてない毎日にうんざりしていたダリアス(オーブリー・プラザ)は、出版社のインターンとして働き始める。そんなある日、先輩記者・ジェフ(マーク・デュプラス)が、「依頼主と一緒に過去に行く人を募集する」という新聞広告を見つけてくる。この奇妙な広告の真相を探るため、ダリアスは同僚と共に取材旅行へ。やがてダリアスらは、この応募広告を出した人物の正体をつかむのだが、果たして本当にタイムトラベルできるのか――。

 本作は、過去に囚われている男女が出会い、未来へ一歩踏み出すまでのヒューマンドラマとのこと。邦題がキャッチーなタイトルなために誤解されがちらしいのですが、実はこの映画、過去や未来に飛び回るような冒険要素はほとんどありません! 要は、タイムトラベルするしないが重要なのではなく、今やこれからをどう生きるかがテーマの内容となっているのです。

 今回は、3名の方に映画『彼女はパートタイムトラベラー』のDVDをプレゼント。過去の出来事を引きずっている方、コリン・トレヴォロウ監督の処女作に興味がある方、はたまた「なんと紛らわしいタイトル」と興味を引かれた方など、皆さん奮ってご応募ください! お待ちしています。

※3月19日〆

ご応募はこちらから
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佐藤大樹って何者だ!? 映画『HiGH&LOW』の裏話と、EXILEの末っ子が抱く大いなる野心

『HiGH&LOW THE MOVIE2/ END OF SKY』のパッケージ版が、2月21日に発売になった。ハイローに散々脳を焼かれてきたサイゾーPremium編集部は、これを記念して、シーズン1から山王連合会・チハルを演じてきたEXILE/FANTASTICSの佐藤大樹さんにインタビューを敢行。同作で描かれた山王連合会分裂劇の“裏設定”から、EXILEとして、役者としての目指すところまで、余すところなく質問に答えていただいた――。

チハルとコブラは目配せしてたんです!山王連合会分裂の裏話

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山王連合会のチハルがサイゾーpremiumにキター!<↑画像をクリックすると拡大します。>(撮影/天田 輔)

――佐藤さんが演じた山王連合会・チハルは、ドラマのシーズン1『HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』(2015年10~12月/日テレ系)では特に重要な役割を担うキャラクターでした。そこから2年以上がたちましたが、いちばん最初に撮影に臨んだ頃のことを覚えていますか?

佐藤大樹(以下、佐藤) 初めて台本を読んだときは、「僕のナレーションから始まる、こんなにおいしい役なんだ」と思って嬉しかったですね。すでに1~10話まで話が完成していたので、読み進めていって「あ、仲間に入れてもらうんだ」「いや、裏切んのかい!」と。それで、チハルが山王連合会に入ったのもノボル(町田啓太)さんの計画によるものなんだと解釈して本読みに臨んだら、ノリさん(脚本家・平沼紀久氏)に「いや、そうじゃない」って言われて、自分がつくっていたプランが全部ぶっ壊されましたね。そこから、久保(茂明)監督とノリさんと一緒にリハーサルを重ねながら、「(チハルには)とにかく山王連合会の中では一番ピュアでいてほしい」と言われたことを意識してキャラクターをつくっていきました。チハルは今まで1人で生きてきて、誰にも言えなかった悩みをやっとヤマト(鈴木伸之)さんに打ち明けられて仲間ができて、山王連合会の絆や仲間と一緒にいることの大切さを学んでいくのを体現しないといけない重要な役だから、「本当に頑張って」と言われましたね。僕が最初に持っていった役作りのプランでは「全然ヤンキー感が伝わらない」とも言われました。

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――七三オールバックという髪型で、完成形のチハルはヤンキー感がしっかりありました。

佐藤 髪型は8パターンくらい自分で考えて、「どれがいいですか?」って聞いて決めました。シリーズを重ねるごとにテッツもダンさんもみんな髪型が変わっていくのに、僕だけずっと七三なので、ちょっと周りがうらやましかったです(笑)。

――でも、いま仰った通りチハルはドラマシーズン1では山王に入れてもらったのに裏切りを働いていて、それも許されて再び仲間に入れてもらったにもかかわらず、『THE MOVIE2/END OF SKY』(以下、『EOS』)で山王連合会が分裂したとき、ダンの側についてDTCを結成するじゃないですか。「コブラ(岩田剛典)たちにそこまでしてもらったのに、そっちにつくの!?」と、ファンの間でちょっと物議を醸したんですよ。

佐藤 はい、知ってます(笑)。これには本当にワケがあるんですよ! チハルは山王連合会にいちばん後から入ったけど、いちばん早くにその本質を理解したっていう設定があるんです。観ている方には伝わらなかったかもしれないんですが……。実は、映画の中では描かれていない部分として、山王が分裂してDTCがITOKANを出ていくとき、僕はコブラさんと目配せしてるんですよ。チハルは本来はコブラさん側にいるけど、ここでダン(山下健二郎)とテッツ(佐藤寛太)だけにしてしまったら収拾がつかなくなってしまう。だから「お前、わかってるよな」「こっちは任せてください、コブラさん」っていう、無言のやりとりがあったんです。いってみれば、山王連合会でいうコブラの役割をDTCではチハルが担う、という理由があって、そっちに従っていたわけです。

――へぇぇぇぇ。今すぐ『END OF SKY』のDVD見たくなりました。

佐藤 目配せのシーンもちゃんと撮ってたので、できあがった本編でなくなってるのを観て「おい!」と思ったんですけど(笑)。でもそれは、ハイロー独特の「観ている人に想像して楽しんでもらう」という狙いで編集されているんだと思います。

――いちばん末っ子だけど、だからこそやれることがあるという立ち位置だったんですね。

佐藤 そうです。これはEXILEに例えたら、HIROさんが当時EXILEに加入したばかりだった直己さんとNAOTOさんに三代目のリーダーを任せたようなニュアンスだと思います。DTCの分裂やチハルの振る舞いにファンの方々が驚いているのは知っていたので、もどかしさもありました。あと、コブラさんのテッツへの「やれるだけのことは全部やったのか」というセリフも、「冷たすぎない!?」って話題になってましたよね。

――そんなところまでご存知で。じゃあ、ハイローがオタクの間で盛り上がっているのも、しっかり把握してらしたんですね。

佐藤 LDHのファンの方は観てくれるだろうし、アクションがすごいので映画ファンの方には刺さるかも、と思ってたんですが、オタクとかサブカルの人にまで刺さってるのを聞いて、最初はすごく驚きました。でも話を聞いていると、そういう方のほうが普通の人よりも想像力もあるし、妄想力もあるじゃないですか。オフ会を開いて意見を交換したりとか。

――EXILEメンバーの口から「オフ会」という単語が出てくるのが斬新です。

佐藤 そういうのってすごいな、と思います。ニコニコ動画や日テレでやっていた、ハイローファンの座談会も観ました。BL好きな人やいろんな方がそれぞれの観点から話していて、「そういう解釈の仕方もあるんだ」と勉強になりました。観ている人たちの価値観を、僕らにわかりやすく教えてくれる人たちですよね。僕らは台本も読んでるし細かいキャラクター設定も知っているので、それ以上に広げようとは思わないですけど、それこそ腐女子の方とか、僕らがわからないような想像力を持っていて、役者でもやらないような掘り下げ方をしているじゃないですか。

大勢のキャストの中で埋もれないために…

関ジャニ∞錦戸&風間俊介出演『西郷どん』放送! 3月11日(日)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

11:25~11:55 『男子ごはん』(テレビ東京) 国分太一
19:00~19:58 『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)

●V6

19:30~19:55 『みんなの手話』(NHK Eテレ) 三宅健

【特番】
8:25~8:50 『みんなで応援! 平昌パラリンピック2018』(NHK総合) 三宅健

■続きを読む

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のろけるマイリー・サイラス、はしゃぐエルトン・ジョン……セレブたちのアカデミー賞舞台裏

 3月4日、ロサンゼルスで第90回アカデミー賞授賞式が開催された。昨年作品賞を間違えて発表してしまい大恥をかいたウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが今年もプレゼンターとして登場した瞬間、会場に緊張が走ったが、今回は無事正しい受賞作を発表。最多13部門ノミネートされた『シェイプ・オブ・ウォーター』が作品賞と監督賞など4部門で受賞し、ウォーレンとフェイも名誉挽回した。

 セレブたちは、1月に開催されたゴールデン・グローブ賞授賞式では黒いドレスやスーツを着用し、グラミー賞授賞式では白いバラを身につけることにより、セクハラや性暴力の撲滅を目指す「TIME’S UP」運動への支持を表明したが、アカデミーでは「TIME’S UP」と書かれた小さくシンプルなバッジを胸元につけるだけにとどまり、世界最大の映画の祭典らしく、レッドカーペットは華やかさなものとなった。また、アフターパーティーでは、授賞式以上に美しい装いで出席するセレブたちが続出。ファッション面では、授賞式以上の注目を集めた。

 今回は、そんなアカデミー賞授賞式やアフターパーティーに出席したセレブたちがインスタグラムに投稿した写真をご紹介しよう。

K-POP・BIGBANG“全員入隊”でどうなる!? 兵役逃れも続出した韓国芸能界の「特殊な事情」

 K-POPグループ・BIGBANGの入隊ラッシュが始まった。

 2月27日に入隊したG-DRAGONに続き、SOLとD-LITEがそれぞれ3月12、13日に入隊する。1カ月の間にメンバー3人が揃って入隊し、V.Iを除く全メンバーが兵役に就くことになったBIGBANGは、本格的な活動休止に突入。残されたV.Iも、上半期の個人スケジュールが終わり次第、志願入隊する予定だという。

 今後2~3年間、BIGBANGの華やかな姿を見られなくなったファンからは、残念がる声が湧き起こっている。

「3人とも訓練が厳しいことで有名な部隊に配置されたね。どうかケガしませんように」「みんな同時期に行くなんて格好いい」「これでBIGBANGは兵役について堂々と胸を張れる。いつまでも待ってるよ」といった具合だ。

 18歳以上の男性に兵役の義務がある韓国では、たとえ正当な理由で兵役免除になったとしても「兵役逃れなのでは?」と、さまざまな不正疑惑をかけられる。特に、一般人より財力や人脈を持つ芸能人の場合、一層冷たい視線を向けられるのが事実だ。その点においてBIGBANGのメンバーらが自由の身になることは、ファンにとっても喜ばしいことかもしれない。

 ところが、兵役に関して厳しい物差しを突きつけられる一方で、「兵役に就く間、大衆から忘れ去られてしまうのでは」という心配を抱えざるを得ないのが、芸能人という職業の性でもある。過去に多くの芸能人がタイムリミットギリギリまで入隊時期を延ばしたあげく、精神病を偽ったり、健康な歯を抜いたりして兵役逃れ事件を起こしたのも、「せっかく築いた人気を失いたくない」と考えた結果なのだろう。

 ただ、これまで兵役逃れ事件が多かった反動というべきか、最近は大衆の認識も変わってきた。芸能人が一般人と同等に兵役の義務を務めあげたのであれば、一人前として認められ、大歓迎ムードに包まれるのだ。昨年、2人とも兵役を終えた東方神起は、「キングの帰還」などと言われ、早速バラエティ番組に呼ばれている。

 同じく昨年除隊したタレントのイ・スンギも、除隊から間もなくバラエティ番組にレビュラー出演したり、現在興行ランキング1位を記録している映画『相性』の主演を務めたりするなど、以前にも増して活躍している。もはや芸能人にとって兵役は、より評価を高める貴重なチャンスと言っても過言ではないほどだ。

 世界中に多くの熱狂的なファンを抱えるBIGBANG。兵役を終えてさらにパワーアップした彼らの姿にファンの期待が高まっている。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・ドクロマーク大好き!! G-DRAGONが入所した「白骨部隊」は一体どんなところ?
http://s-korea.jp/archives/30022?zo=1
・「えっ、そんな理由で?」兵役を免除された20人の韓国芸能人を一挙紹介!!
http://s-korea.jp/archives/16238?zo=1

中国国内線で機内火災が発生するも、オレンジジュースで消火「ところで消火器はどこに!?」

 中国の携帯電話やスマホのバッテリーが爆発したり炎上したりするのは、日常茶飯事。つい先日も、家電量販店でスマホ用のバッテリーを交換しようとした男性が、それがニセモノかどうか確認しようと歯でかんだところ、いきなりバッテリーが爆発・炎上したという事件をお伝えしたばかりだ(参考記事)。

 量販店内という比較的広い場所で起こった小さな爆発ということで、幸いにも男性のほかにケガ人は出なかった模様だが、今度はこれが狭い密室内で発生した。それは、旅客機の機内だった。

 先月25日、中国広東省の空港で、上海へ向かう旅客機の搭乗案内中、座席上の荷物収納ボックスに入っていたバッグがいきなり炎上した。

 その火は、たき火並みの勢いで燃え盛る。慌てた乗客たちが騒ぎだす中、一人のCAが冷静に収納ボックスに近づき、手にしていたペットボトルの水を、燃えているバッグに勢いよく浴びせかけた。

 それでも火が消えないと見ると、今度はボトルごと火に投げつけたところ、一気に鎮火。近くにいた背の高い外国人の乗客が、火を確実に消すため、そのCAからオレンジジュースのペットボトルを受け取り、さらに上から注いだ。

 駆けつけた消防隊が火事の原因を調べたところ、燃えたバッグの中にスマホ用のモバイルバッテリーが入っており、これが発火したことが判明。このバッグの持ち主である乗客は、空港で警察から事情聴取を受けたという。

 スマホなどの電子機器類に使用するリチウムイオン電池などの予備バッテリーは、日本でも預ける荷物の中に入れずに、安全のため機内へ持ち込むことが義務付けられているが、それが実際に燃えだしたという事件はまだ起こっていない。

 火事が発生したのが搭乗の最中で、まだ機内に乗客がそれほど多くなかったからよかったが、これが飛行中に起こっていたら、機内は大パニックに陥ったことが予想される。

 ところで、この時に撮影された映像を見た中国のネット民たちは、このCAの勇敢さをたたえるどころか、疑問や非難の声を浴びせている。

「飛行機には消火器があちこちに配置されているはず。それなのに、なぜペットボトルの水?」

「燃えているリチウムイオン電池には消火器を使うのが絶対。水をかけたら、かえって危険で、爆発する恐れもある。乗客の安全を守るCAのくせに、あまりにも無知」

「置いてあった消火器は誰かに盗まれて、見つからなかったんじゃないのか?」

 いずれにせよ、危険なパチもんのモバイルバッテリーを持って、飛行機には乗らないようにしてもらいたいものである。
(文=佐久間賢三)

中国国内線で機内火災が発生するも、オレンジジュースで消火「ところで消火器はどこに!?」

 中国の携帯電話やスマホのバッテリーが爆発したり炎上したりするのは、日常茶飯事。つい先日も、家電量販店でスマホ用のバッテリーを交換しようとした男性が、それがニセモノかどうか確認しようと歯でかんだところ、いきなりバッテリーが爆発・炎上したという事件をお伝えしたばかりだ(参考記事)。

 量販店内という比較的広い場所で起こった小さな爆発ということで、幸いにも男性のほかにケガ人は出なかった模様だが、今度はこれが狭い密室内で発生した。それは、旅客機の機内だった。

 先月25日、中国広東省の空港で、上海へ向かう旅客機の搭乗案内中、座席上の荷物収納ボックスに入っていたバッグがいきなり炎上した。

 その火は、たき火並みの勢いで燃え盛る。慌てた乗客たちが騒ぎだす中、一人のCAが冷静に収納ボックスに近づき、手にしていたペットボトルの水を、燃えているバッグに勢いよく浴びせかけた。

 それでも火が消えないと見ると、今度はボトルごと火に投げつけたところ、一気に鎮火。近くにいた背の高い外国人の乗客が、火を確実に消すため、そのCAからオレンジジュースのペットボトルを受け取り、さらに上から注いだ。

 駆けつけた消防隊が火事の原因を調べたところ、燃えたバッグの中にスマホ用のモバイルバッテリーが入っており、これが発火したことが判明。このバッグの持ち主である乗客は、空港で警察から事情聴取を受けたという。

 スマホなどの電子機器類に使用するリチウムイオン電池などの予備バッテリーは、日本でも預ける荷物の中に入れずに、安全のため機内へ持ち込むことが義務付けられているが、それが実際に燃えだしたという事件はまだ起こっていない。

 火事が発生したのが搭乗の最中で、まだ機内に乗客がそれほど多くなかったからよかったが、これが飛行中に起こっていたら、機内は大パニックに陥ったことが予想される。

 ところで、この時に撮影された映像を見た中国のネット民たちは、このCAの勇敢さをたたえるどころか、疑問や非難の声を浴びせている。

「飛行機には消火器があちこちに配置されているはず。それなのに、なぜペットボトルの水?」

「燃えているリチウムイオン電池には消火器を使うのが絶対。水をかけたら、かえって危険で、爆発する恐れもある。乗客の安全を守るCAのくせに、あまりにも無知」

「置いてあった消火器は誰かに盗まれて、見つからなかったんじゃないのか?」

 いずれにせよ、危険なパチもんのモバイルバッテリーを持って、飛行機には乗らないようにしてもらいたいものである。
(文=佐久間賢三)

仲良し・不仲では片付かない「女同士」の関係、でも「女の敵は女」じゃない3冊

 ひと言で「女同士の関係」といっても、そのバリエーションは無限にある。「女同士はドロドロしてる」「女の敵は女」と思っている人には見えない世界が描かれた3冊を紹介したい。

『いのち』(講談社/著: 瀬戸内 寂聴)

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 95歳、瀬戸内寂聴の小説『いのち』を読んだら、やっぱり「女同士はドロドロしている」と思う人もいるかもしれない。ただ、少なくとも寂聴にとってそのドロドロは、飛び込んで泳ぐ価値のある大河だ。

 河野多惠子と、大庭みな子。ともに1960年代に芥川賞を受賞し、その後同時に女性初の芥川賞選者となった2人は、自他ともに認めるライバルだった。双方と深く交流のあった瀬戸内氏が、2人のエピソードを軸に半世紀以上にわたる交流を振り返る。「長編小説」と打たれているが、寂聴本人の目線で、ほとんどが実名で記されているため、エッセイや回想録のように読む人も多いだろう。

 長年酒席を共にした友人の話を聞くような、人懐っこい寂聴の語り口でつづられるエピソードの数々は、どの組み合わせをとっても三者三様にチャーミングだ。寂聴の自殺未遂を助けた河野、病に倒れた大庭の気迫にのまれ、全速力で走った当時70代の寂聴、本人のいないところで大庭の小説を絶賛するのに、「大庭には言わないで」と口走る河野――。時に性的嗜好など、きわどい話に踏み込んでも下品にならず、老いて病に倒れても良い意味で人間くさい一面が活写されている。

 深く対立しながらも、同時に文学的才能を認め合う理解者でもある玉虫色の関係。少年漫画のように爽やか一辺倒ではないが、熟成したお酒のように味わい深いものがある。本来、人付き合いは「仲良し」「不仲」とひと言で片付けておく方が楽だが、半世紀以上、どちらも入り混じったまま据え置いて関係を継続できたのは、精神的な体力があり、かつ精神的に成熟しているからこそだろう。

 『いのち』という言葉は、寂聴が愛し、深く研究した作家・岡本かの子の生涯をかけたテーマとなった単語だ。おそらく寂聴の作家生活にとっても大事な言葉が冠された本書は、「早く私もあちらへ行き、三人で一晩中喋り明かしたい」「あの世から生れ変っても、私はまた小説家でありたい。それも女の」と終盤で結ばれる。いのちを削ってでも味わいたい仕事、人間関係、そういうものを私たちはいくつ紡げるのだろうか。

『完璧じゃない、あたしたち』(ポプラ社/著: 王谷 晶)

kannpeki307  映画でも小説でも漫画でも、女性は恋愛ものが大好き、ということになっている。しかし、恋愛に限らず、そもそも人間同士の感情の交歓や揺れに女性は惹きつけられているのかもしれない。そう思わせるのが、“女と女の関係”をテーマにした23編の短編小説を収めた『完璧じゃない、あたしたち』だ。友情はもちろん、親子関係も、他人同士が一瞬すれ違ったような交流も、女性同士の恋愛も、さまざまなバリエーションが詰められている。

 都会でも田舎でもない場所で、安いお弁当を売って暮らす女が、近所の女の“才能”を発見する『北口の女』。「趣味:セックス」を公言できない女子が同志を見つけて浮き立つ『ヤリマン名人伝』。学生時代に遠巻きに見ていた女子と、同窓会で再会して初めて向き合う『タイム・アフター・タイム』。友情と恋愛と性愛の曖昧な揺らぎを描写した『Same Sex, Different Day.』。どれもが、女と女が交錯したことで、それぞれの人生の行き先が少し変わっていく局面を切り取っている。

 出会いや別れ、もしくは恋愛や独立など、大きな決断や行動をした瞬間は忘れがたい。でも、たいてい大きな変化の前には小さなきっかけがあるのに、時の流れに押し流されて忘れてしまっている。著者の短編は、そんな誰もが記憶の底に沈めているさりげない瞬間も詩的に掬いあげてくれている。1編1編は短く気軽に読めるが、テキスト量以上に精神的な潤いを足してくれる1冊だ。

『サトコとナダ 1』『サトコとナダ 2』(星海社/著: ユペチカ)
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 現在もWEB連載中の『サトコとナダ』は、米国の大学に留学した日本人のサトコが、サウジアラビア出身のムスリム美女・ナダとルームシェアを始める4コマ漫画。『ダ・ヴィンチ 次にくるマンガ大賞(WEB部門)』で4位に入った、コミックエッセイ風のフィクションだ。

 日本で生まれ育つと、深く信仰する宗教を持たないのが普通のこと。同様に、サウジアラビアに生まれれば、ムスリムであることが普通だ。イスラム教にあまり触れてこなかった平均的な日本人・サトコの視点を通して、ムスリム女性の日常を見ることで、イスラム教の一面を知ることができる。サトコもナダも、留学生の立場からアメリカのライフスタイルにも触れるため、イスラム教との違い、アメリカとの違いと、複数のベクトルで「異文化」に触れていくことになる。

 近年のヒットコミックの定番、「異文化交流あるある」ジャンルとして非常に楽しめる本作だが、2巻からは特に、サトコとナダの友情物語としての側面にも焦点が当てられている。「普通」は食い違うが、おいしいものを食べ、オシャレを楽しんで、笑い合う普遍的な生活を通して、徐々に2人が互いを“人生に現れた新種の異邦人”としてではなく、信頼できる対等な友人として関係を深めつつある。そんなところにも注目して、続きを楽しみに待ちたい。
(保田夏子)

 

「小室家は背伸びしすぎた」眞子さま結婚延期騒動、皇室ウォッチャーが“母・佳代さん”を語る

 秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚が延期に――2月上旬、宮内庁からの前代未聞の発表に、日本全土に衝撃が走った。眞子さまは、文書にて「準備を行う時間的な余裕がないことを認識するようになりました」「色々なことを急ぎ過ぎていたのだと思います」と延期の理由を述べたが、週刊誌報道では、小室さんの母である佳代さんの借金トラブルが原因なのではないかと見る向きもある。今回、皇室ウォッチャーX氏に、佳代さん、そして彼女をめぐる週刊誌報道をどのように見ているか、話を聞いた。

――眞子さまの結婚延期は、佳代さんが、元婚約者に400万円の借金をしていることが原因なのではないかという意見をどう思いますか?

皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 突如発表された眞子さまの結婚延期に関して、宮内庁側は「急ぎすぎていた、時間的余裕がない」と主張していますが、明らかに不自然です。すでに一般の結納にあたる“結納の儀”や、帝国ホテルでの結婚式の日取りまで決まっていたのに、ここにきて延期になるのは別の理由があるからなのでは。そうなると、一番に考えられる原因のは、昨年末から報道が始まった、佳代さんの抱えている“元婚約者との借金トラブル”でしょう。国民の税金で成り立つ皇室にとって金銭問題はタブーですし、この記事が出た以降に、何度も小室さんや佳代さんが秋篠宮邸を訪れているという報道もありました。やはり借金トラブルが影響していると疑われて当然ですし、実際そうなのだと思います。

――佳代さんが、秋篠宮家に「“騒動を収めるためにも皇室でサポートしてもらえないか”という要求を宮内庁側にした」といった報道がありました。

X 一部週刊誌で、佳代さんからそういった発言があったと報じられましたが、仮に事実だとしたら、本当にあり得ない発言ですね。皇室でサポートとは、国民の税金で、自分の借金を返してほしいということと同義です。個人的なトラブルを国のお金で解決してほしいという意味だと理解した上でお願いしたのなら、あきれるばかりです。佳代さんは、借金ではなく贈与だと主張されているので、「トラブルは自分で解決します。お騒がせして申し訳ない」という話ならまだ理解できますが……。

――世間でも、佳代さんを「キナ臭い」「怪しい」と批判する声が後を絶ちません。

X 早くに旦那さんを亡くしたことで、いろいろなパートやアルバイトをして生計を立て、小室さんを女手ひとつで育てたことは、とても素晴らしいことだと思います。しかし、やはり背伸びしすぎだという印象は強いです。今回の騒動の原因となった借金トラブルも、使い道は小室さんの大学費用や留学費用に使われています。しかし、そもそもお金がないなら、私立大学に進学するのを諦めて国立を選ぶなり、就職するなり、アルバイトで学費を稼ぐなりの方法があったはず。世間では、奨学金を借りて大学に進学し、社会人になって返すという学生も多いのですから、わざわざ元婚約者の男性にお金を借りる必要はなかったのでは。しかし逆に、小室さんからすれば「立派な母なのに、誤解されている」と思っている可能性はあるでしょうね。

――佳代さんの元婚約者も、週刊誌の取材に答える事態となっており、騒動はますます波紋を呼んでいます。

X 昨年末、初めて女性週刊誌に、元婚約者と佳代さんの馴れ初めや、借金トラブルの概要が掲載されましたが、当初は後追い報道もなく静かなものでした。しかし2月6日に結婚延期の発表があってからは、各週刊誌などが、次々と元婚約者の男性の証言を掲載するに至っています。男性の言い分としては、「とにかく借金を返してほしい」というもので、その気持ちは理解できます。

 元婚約者によれば、小室さんの学費や留学費用は貸したものなのに、佳代さんサイドから「贈与」と主張されていているとのこと。感謝の気持ちが感じられないと、小室家に対して怒るのも当然です。自分たちだけ皇族との結婚で幸せになるのが我慢できなくなったのだと思います。正直、小室さん親子の自業自得だと思いますが、元婚約者の証言がどんどん掲載されていて歯止めが利かない状態にもなっているので、一旦落ち着いて、小室家の動きを見るという選択肢もあるかと思います。

――このような状況を眞子さま、秋篠宮家はどのように受け止めていると感じますか?

X 眞子さまをはじめ、秋篠宮家の方々も、小室家が抱える金銭トラブルを知らなかったと報じられています。確かに小室家は贈与と主張していますし、彼らが言わなければ知る由もない事案だったでしょうね。ただ、公になって初めて知った事実に、秋篠宮家はとても驚かれているでしょうし、眞子さまも小室さんに対して、不信感を多少なりとも感じられたと思います。ただ、眞子さまもここまで話が進んでいたものを簡単に破談したくないと思われて、一旦延期という形を取ったのでは。基本的に秋篠宮ご夫妻は、眞子さまの意思を尊重する方ですし、この結婚は眞子さま次第だと思います。

――皇室では前代未聞の騒動ですが、英国では、王室のゴシップを国民が楽しむことは珍しくありません。今後、皇室もそのようになるのでしょうか?

X 今回はゴシップを楽しむというより、「眞子さまが心配……」という人の方が多いイメージです。日本の皇室は歴史が長く、世界からも尊敬されている存在。もちろん日本人も、皇室に対する尊敬の念が強いので、小室家のトラブルに際し、不安な気持ちになってしまったのだと思います。今後、こうしたトラブルを抱えた家庭が、皇族と結婚することは確率的に低いでしょうし、身辺調査がもっと厳しくなる可能性もあるだけに、皇室からは、英国王室のようなゴシップが“そもそも出てこない”のではないでしょうか。