『帰れまサンデー』ゴールデン進出はもったいない? 即“打ち切り”の可能性も……

 日曜日の夕方に放送されている『帰れまサンデー 見っけ隊』(テレビ朝日系)が、4月からゴールデンに移動することが決定したが、業界内では「もったいない」との声が上がっている。

『帰れまサンデー 見っけ隊』は、「与えられた課題をクリアするまで帰れない」という番組。「秘境路線バスに乗って飲食店を探す」「○○を××種類見つける」など、シンプルで過酷なお題に、タカアンドトシやサンドウィッチマンなどが挑んでいる。これまでは日曜日の16時30分から放送されていたが、4月から月曜19時台に進出することになった。日曜夕方からゴールデンに移動といえば、完全に“栄転”だが、TV関係者はこう語る。

「日曜夕方といえば、特に視聴率が期待される時間帯ではありませんが、ここ最近はテレビ朝日が非常に好調です。徳光和夫と田中律子が出演するバス旅番組(『路線バスで寄り道の旅』)は、視聴率が2ケタに達することはザラで、昨年には15%前後取った日もありました。そして、その流れで続く『帰れまサンデー』も好調で、こちらも手堅く2ケタ前後は取り、高い占有率を誇っています。タレントとしては、日曜夕方よりゴールデンの方がうれしいに決まっていますが、テレ朝的には、せっかく日曜夕方にチャンネルを変えない流れができたのに、それを崩してしまうのはもったいないように思われます。ゴールデンでは、数字が悪ければ即打ち切りですしね」

 月曜19時台は、『有吉ゼミ』(日本テレビ系)、『ネプリーグ』(フジテレビ系)、『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)などが8~10%で横並びしており、強力なライバルはいないが、ゴールデンでもあのユルさが受け入れられるのだろうか?

居酒屋で声を張り上げているのに店員が振り向かない人は何がいけない? ボイストレーナーに聞く!

「自分の声が好き」という人は多くないはずだ。声が小さい/大きい/こもる/聞き返される/居酒屋で店員を呼んでも振り向いてもらえないなど、声に関する悩みを抱えている人は少なくない。一方で、身なりは多くの人が気を使うわりに、声をなんとかしようと気を使う人は少ない。だからこそ、声を効果的に使うことができれば、日常生活にとって大きな武器になるはずだ。

 様々な人が抱える声の問題とその解決法を、東京品川にあるボイス&メンタルトレーニングスクール『アマートムジカ』を運営する堀澤麻衣子氏、司拓也氏に話を聞いた。

 

■宇多田ヒカルは、しゃべるときになぜ声が「こもる」?

 

――ボイススクールに通う人は、どういった方が多いのでしょうか。

司拓也氏(以下、司) 男女比は半々で、年代は10~80代までと様々です。職業は会社員の方が一番多いですね。アナウンサー、役者さん、声優さんや、その志願者といった「プロおよびプロ志願者」の方は全体の5%ほどで、ほとんどが一般の方です。

堀澤麻衣子氏(以下、堀澤) 以前は30~40代の方が多かったのですが、最近は20代の方が増えましたね。就活の前に受けられる方も増えました。

――スクールに通う一般の方は、どういった声の悩みを抱えているのでしょうか。

 声が小さい、喉が痛くなる、声がこもる、聞き返される、滑舌が悪い、声の音量のコントロールができない、早口になる、吃音などですね。声が「こもる」ことで悩まれている方は多いです。

――「声がこもる」とはどういう状態なのでしょうか。

 「声が大きい」の反対は「声が小さい」という音量の問題です。一方、「声が通る」の反対は「声がこもる」という質的な問題になります。声が大きすぎると、場合によっては嫌悪感を持たれますが、声が通り過ぎることで嫌悪感を抱かれることはまずありません。

――こもっている声でイメージしやすい著名人の方はいますか?

 モデルの栗原類さんはこもっていますね。表情を変えずにボソボソと喋りますよね。

堀澤 キャラクターですけれど、『クレヨンしんちゃん』のしんちゃんもこもっています。

――不思議なのが、歌手の宇多田ヒカルさんです。歌っているときは感じさせないのに、歌番組などでのトークを聞くと、しゃべり声がこもっている印象を受けます。

堀澤 たしかに以前の宇多田さんの声もこもっている印象を与える話し方をされてますね。宇多田さんは頬から上の表情があまり動かないんです。しゃべるときに使っているのが、頬から下の口の周りだけなんですよね。

――明らかに無表情の栗原さんと違い、宇多田さんは笑顔でしゃべっていた印象を受けますが……?

堀澤 宇多田さんの場合、目は笑っているけれど、もしかすると心から笑っていなかったのかもしれませんね。本当に笑っているときは目だけでなく、頬の上、顔全体の筋肉が動きますから。

 「緊張」していたり、「相手に気持ちを悟られたくない」という気持ちが強い場合、頬から上の筋肉が動かなくなります。宇多田さんは歌では表情豊かであるのに、ある一時期、感情を出されるのが苦手だったのかもしれません。休養され、結婚、出産されてからはずいぶん暖かく優しい印象の話し方に変わりました。

 宇多田さんに限らず、「目は笑っていても頬の上は動いていない」という人は、若い女性でもよく見かけます。

――そうした方が可愛く見えるから(本気で笑うと可愛くなくなるから)という理由からなのでしょうね。

堀澤 ただ、頬より上の顔を使わず、表情が乏しいまま口だけで話そうとすると、ボソボソと、こもりがちなしゃべり方になったり、喉を閉めて高音でしゃべろうとするので逆に耳についたり、不自然な声になったりしてしまうんです。

――口先ではなく、顔全体を使って話すことが大切なんですね。

堀澤 「顔全体」を超え、頭蓋骨の中で声を響かせるというイメージでいるとさらにいい声が出ますよ。そうするには、息の吸い方、吐き方だけを変えるだけ。それだけで、本当の自分自身の魅力的な声にあっという間に変わります。

 今はメールやSNSでのコミュニケーションが増え、しゃべることの絶対量が昔よりは減っていますよね。その結果表情が乏しく、口だけしか使えずに話す人が増えています。口をあけずにしゃべる親御さんに育てられたお子さんは、親を見て、真似をして話しますから、声に関しては以前よりどんどん退化していると感じます。

■歌うときと話すときのボイストレーニングで鍛えるポイントは異なる

――しゃべるときはこもっていても、宇多田さんは歌うときはまったくそう感じさせませんよね。

堀澤 はい。歌のときは思い切り息を吸わないといけないのと、音程をとるために、自然と頬骨が上がり顔全体が動くんです。

――歌のボイストレーニングと、話すためのボイストレーニングは必ずしも一致していないんですね。

堀澤 はい。スクールでも歌のコースと話し声のコースは分けています。ただ一部は共通しており、正しい発声の基本は、息を吸って吐くことです。歌のトレーニングでは、喉をあけてたくさん息を吸って吐けるようにトレーニングをします。そうすることにより声が小さくて悩んでいた人が、歌のトレーニングで呼吸が上手になり、気がついたら、しゃべり声も改善されていたということはよくあります。

 ただ、話す声をよくするには「メンタル的な要素」が大きいんです。「自分に自信がない」という気持ちが強い人にそのままの素の声を出してもらう際には、ボイストレーニングにプラスして「メンタルアドバイス」という別のアプローチをすることで声が良くなっていきます。

■居酒屋で店員を呼んでいるのにさっぱり振り向いてもらえない問題

――賑やかな居酒屋で、店員さんに「すみませーん!」と本人にしてみれば大きな声で叫んでいるのに店員さんがさっぱり気づかない人っていますよね。

 はい。それが「大きいのに通らない声」です。一方で、声量は大したことがないのに、店員さんがすぐ気づく声もあります。これが通る声と通らない声の違いです。

――声をどうしたら通せるのでしょうか?

 通らない声の人は空間に声が拡散しているんです。一方、通る声の人は一点から声が出ている。スクールでは、口全体で声を出すのでなく、上の歯の前歯と歯茎の間に1ミリ以下の小さな穴があいていて、その一点から声を高速で出すように、と指導しています。

堀澤 さらに、声の目的地ですね。後ろを向いている店員さんを呼びたいなら、「店員さんの後頭部の下の首の骨が出っ張っているあたり」を的にして、発声しましょう。

――目標は頭じゃなく、首なんですね。

堀澤 はい。正しい発声法を用いて、声の目的地を首にしてみてください。

――声を散漫に空間に広げようとせず、始点と目的地の、声の道を作ることが大切なんですね。

* * *

 次回は引き続き堀澤氏、司氏に、「声がこもる」「声が小さい」に並ぶ声の悩み、「声がデカい」の解消法について聞いていく。
(文/石徹白未亜[http://itoshiromia.com/])

「アマートムジカ」ホームページ:http://amatomusica.com/

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『めちゃイケ』最終回特番に期待の声ナシ! 『いいとも』『スマスマ』の最終回視聴率に及ばない理由

 3月いっぱいで21年半の歴史に幕を下ろすバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)。その最終回が放送される3月31日は、5時間10分の長時間特番になるらしいのだが、ネット上では冷ややかな声があがっている。

 今月5日に開かれたフジテレビの番組改編説明会で特番の放送が発表された。『めちゃイケ』とともに『とんねるずのみなさんのおかげでした』の終了も決まっている同局だが、編成センター局次長兼編成部長・立本洋之氏は、この2つの番組に対して「感謝の念しかないのが本当のところ」とコメント。そして「次のああいう番組を作っていかないといけない」と決意を表明した。

「『めちゃイケ』の最終回特番に対してほとんど期待の声があがっておらず、ネット上では『視聴率一桁間違いなし』『フジの特番は時間が長いだけで中身は1時間分だもんな』『無駄な5時間』といった意見が続出しています。そもそも『めちゃイケ』は視聴率が低迷して終わったと言われている番組で、最近ではテレビ東京系の裏番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』に視聴率で負けているような状態。しかも『めちゃイケ』が多数のレギュラーメンバーに加えてゲストを呼ぶなど大量の制作費を使っているのに対して、『充電』は出川哲朗と少人数のゲストが登場するのみ。これには『視聴率悪いのに特番ってどういうつもり?』と疑問の声も上がっています」(芸能ライター)

 フジテレビはここ数年で続々と長寿番組が終了。『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)は14年の3月いっぱいで終了し、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)は16年の12月に幕を下ろしている。

「フジテレビ長寿番組の最終回視聴率は、確かに良い記録を獲得してきた実績があります。『笑っていいとも!』のグランドフィナーレは28.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)、『SMAP×SMAP』最終回の第3部(22時~23時18分)は23.1%。しかし『笑っていいとも!』の最終回はとんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、爆笑問題の共演があり、『SMAP×SMAP』はSMAPのグループ問題で揉めていたなど話題性が豊富でした。そのため特に強い引きがない『めちゃイケ』は苦戦することが予想されます」(同)

 果たして『めちゃイケ』は、有終の美を飾ることができるだろうか?

被災地の復興をめざしてホストに!? 作家・石井光太氏が歌舞伎町のホストとトークイベント

 2月16日、作家の石井光太氏による、風俗の世界で生きる男女の小説『世界で一番のクリスマス』(文藝春秋)の発売を記念し、「歌舞伎町ブックセンター」で、歌舞伎町現役ホストとトークイベントが開催された。

 テーマは、「歌舞伎町で『傷』を持って働くということ」。女性の場合は、過去の傷を働いているということをクローズアップされることが多いが、ホストもいろんな過去を抱えているのではないか?

 そんな石井氏の思いつきから、今回、岩手県の大築町出身で高校1年時に東日本大震災にて被災し、「APiTS」で働く友夜(トモヤ、23歳)と、児童養護施設で育った過去を持つ「スマッパ・ハンス・アクセル・フォン・フェルセン」所属の陽虎(ハルト、19歳)の二人がゲストとして招かれ、登場した。

 さらに、伝説のホストと言われ、ホストクラブやバー、ヘア&メイクサロン、会場の歌舞伎町ブックセンターなども手がける「Smappa!Group」会長の手塚マキ氏(40歳)も姿を現した。

 会場には、思いのほかマジメそうな見た目の男女を中心に約30名が来場。そこに派手なホストが入り乱れ、独特のカオス感な空気に。石井氏が「ホストクラブ行ったことがある人!?」と聞くと、1人だけこっそり手が上がる中、スタートした。

 

■ホストクラブへ行くなら、5万円握りしめて行こう。

 

 まず最初に石井氏が切り出したのは、歌舞伎町の概要。一体何軒がひしめき、どれぐらいのお金が動いているのか。

「歌舞伎町だけで200軒ぐらいあると思います。1カ月の売り上げは、飛び抜けて多いところで1億円。流行ってる店で2,000万ぐらいですね」と手塚さん。

「1回の入店につき、大体おいくら?」と質問すると、「5万円ぐらい使えると、ホストクラブの遊び方としてはおもしろいですよ」と指南。その内訳は、入店で約1万5,000円、指名したホストに加えて、数名のヘルプというお姫様状態で、ひとり2杯ぐらいずつ飲んでもらい、3、4万円だという。

「好きなもの食べて飲んでいいよーとやっていると、みんなが心地よく飲めるんですよ。注文が入らないと、失礼しまーす! 水いただきまーす! みたいな感じになるので、お互いに気まずい(笑)。だから、5万円ぐらいあると、余裕を持って楽しめますね」

■復興を目指す公務員志望から、歌舞伎町ホストへ

 

 続いて、気になる現役ホストへの質問。まず紹介されたのは、友夜。髪の毛を逆立てたザ・ホストというファッションではなく、原宿にでもいそうなオシャレな青年だ。岩手県の大槌町出身で、高校1年生の修了式後に被災した。

「家族と連絡が取れない状況で、死んだんじゃないかなという恐怖に襲われました。街を歩くと、遺体がそこら中に横たわる中で、生と死が隣り合わせの状態でした」

 大槌町といえば、津波に続き、ガソリンスタンドが爆発。町は火の海と化し、約1割もの人が死亡・行方不明となった。へどろの匂い、腐乱臭が鼻をつく中、友夜は必死に避難所をまわり、幸いにも家族と再会することができた。家は半壊していた。

「震災があった時に、僕は街の復興に携わる仕事がしたいと思ったんです」

 そこで、盛岡の公務員の専門学校へ。ある時、岩手県の大きな祭り「盛岡さんさ踊り」があり、そこで海産物を販売していた社長と仲良くなり、いずれ地元で事業するから、岩手の牡蠣を扱う東京のオイスターバーで働きなよ! と誘われ、上京する。ところが一転、ホストに。

「オイスターバーでは、お客さんとの距離感が離れている感じがしたんですよね。僕は、もっと濃い話がしたかった。悩みごととか、そういうのを聞ける人間になりたい」と静かに熱く語る。続けて、「地元にバーとかでも、飲み屋さんでもいいし、ライブができるとか、若い人が集まる場所をつくりたいです。何もない町なんですけれど、そこにいる人たちは、いい人ばかりなんです!」と夢を語る姿は、キラキラとした好青年すぎて、なんだろう、なんか戸惑う!

■児童擁護施設で過ごし、19歳でホストの道へ。

 

 一方、陽虎は北海道の紋別出身。キリッとした鼻筋に、鋭い目つき。しかし、話している姿は、かなり素朴な印象だ。小学生の高学年の時、親が離婚し、父親に連れられ、児童養護施設に入ることになった。

「まったく知らずに連れて行かれ、頭が真っ白になってしまいました」

 人見知りのため、基本はいつもひとりだった。施設に入った11歳から17歳の間、父親も母親も一度も来てくれなかった。高校も馴染めず、中退。「親を見返したい」と、数少ない友だちのつてを辿り、住まわせてもらい、ホストの道へと進んだ。

 石井氏が「ホストクラブは居心地がいい?」と質問すると、「みんなすごく優しいです」と陽虎はうれしそうな笑顔を浮かべた。また、友夜も可愛がってもらっているようで、「テレビで見るような暴力的なイメージとかないし、みんなおしゃれでかっこいいです」と、これもまた意表を突かれる。

 また、意外なことと言えば、ホストは女性からお金をとことん貢がせる印象が強い。けれど、実は売れないホストを捕まえて、コスパよくお金を使っている女の子が、めちゃくちゃ多いのだという。

「売れないうちは、お客さんになってくれるかもしれないと思って、夜中でも一生懸命電話に出る。それが、ほかのホストにフラれた愚痴だったりするんですけど、大変だったね、と聞いてあげる。まだ、始めたばかりの2人はそういう時代を過ごしていると思いますよ」という手塚氏。

 それを受け、石井氏が「俺、パシられてるなと思った体験はある?」と友夜に聞くと、「僕のお店にも来てくれている女の子が、ほかのホストクラブでベロベロに酔っ払って、投げ出されちゃって、僕のお店のビルにいる、って電話を受けて、そのまま介抱するということはありました」と生真面目に答え、「なんか、エロいね!」とツッコミ、会場がどっと盛り上がった。

■伝説のホスト直伝、モテるには?

 

 また、歌舞伎では、あわよくば同伴へ持ち込むべく、出勤前に外でごはん食べようよ、と誘うそうだが、その時の暗黙のルールがある。

「おもしろいことに歌舞伎町のホストって、誘った時には男が払うんです。でも、女の子、帰っちゃうみたいなことは、よくあるよな?」と手塚氏が語ると、友夜が「しょっちゅうありますね。来てくれる確率は、まばらですけど、10回に4回ぐらいですかね」。

 なんだか聞いているうちに、ホストもつらいよ! と聞こえてきそうだ。石井氏が何か質問がある人? と聞くと、観客からはパパパッとあちこちで手が上がった。

 女性客から、「女の方がずる賢かったりするので、傷ついたりしてないですか?」と質問があると、陽虎は「正直、ないです。ひとりカラオケで発散します(笑)」とあっけらかん。つづけて、手塚氏が「どんなに売れっ子でも、絶対に振られるんです。20人ホストがいたら、19人は振られる。傷つくという話でいうならば、どれだけ傷つくことに鈍感でいられるかが重要かもしれないですね」と、なんともカッコイイ答えが返ってきた。

 最後に、ものすごくマジメそうな顔立ちの男性客から、「男に生まれたからには、モテたいです。どうすればモテますか?」と、妙に決意のこもった質問も飛び出した。

 それに対して、手塚さんが紳士に対応し、「隙がある人じゃないですか? 付き合ってくれるかもしれないな、と思わせる。男版ぶりっこですね。すごくかっこよすぎるとモテない。キャバ嬢もそうなんじゃないかな」。

 知られざるホスト事情や歌舞伎町に関する、記事では言えないギリギリすぎるトークに、会場のボルテージはどんどん上がる一方だった。“傷ついたホスト”たちは、確かに存在した。けれど、傷に押しつぶされることなく、驚くほど清々しく、たくましく生きていた。
(文=上浦未来)

●石井光太(いしい・こうた)
1977年東京生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。国内外の貧困、戦争、事件などをテーマに、アジアの障碍者や物乞いを追ったルポルタージュ『物乞う仏陀』(文藝春秋)で2005年にデビュー。『絶対貧困』(新潮社)、『レンタルチャイルド』(同)、『遺体』(同)、『浮浪児1945-』(同)、『「鬼畜」の家』(同)、『世界の産声に耳を澄ます』(朝日新聞出版)など、多数のノンフィクション作品を発表。2013年に初の小説『蛍の森』(新潮社)を上梓。近著に『43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層』(双葉社)など。

●手塚マキ
1977年埼玉県生まれ。ホストクラブ、バトラーズクラブ、バー、ヘアメイクサロン、ワインショップなどのお店を構える「Smappa!Group」会長。大学中退後、歌舞伎町にある人気ホストクラブ「スティンガー」に入店。入店後1ヶ月という奇跡的な短期間でナンバーワンに登り詰めた。ホスト業界初のボランティア団体「夜鳥の界」を中心となって立ち上げ、深夜の街頭清掃活動を行うなど、既成の枠にとらわれない柔軟な発想と、天性のリーダーシップで活躍の場を拡げている。歌舞伎町商店街振興組合理事でもある。

●陽虎(ハルト)
19歳、北海道紋別市出身。「スマッパ・ハンス・アクセル・フォン・フェルセン」在籍のホスト。父子家庭で育ち、10歳の時児童相談所に行き、11歳~17歳まで施設で育つ。高校中退後北海道紋別市のカラオケ店に就職した後、2017年の夏に東京に上京した。

●友夜(トモヤ)
23歳、岩手県大槌町出身。「APiTS」在籍のホスト。高校1年時に東日本大震災にて被災。復興関係の仕事をするため公務員専門学校に進学するもオイスターバーで店長・料理長経験を積み、現在に至る。

女子就活生は「パンツではなくスカート」に異論の渦! 大学が指導する理由は“女性らしさ”?

 3月1日、新卒採用活動が解禁となり、2019年卒業予定の学生の就職活動がスタートして、街中で、真新しいリクルートスーツに身を包んだ大学生をよく目にするようになった。それに伴って、同4日には、NHKで『就活応援TV』という番組が放送されたのだが、ある女子就活生の“リアルな声”が、ネット上で物議を醸している。

 「文系3年」と紹介されたその女子就活生は、同番組のインタビューに対して、就活時の“服装”に関して、

「さすがに女性でパンツっていうのは採用とかに響くっていう話をよく耳にするので。(大学の)就職支援課の方からもやっぱスカートでっていう話を聞いたので。やっぱ買わなきゃかぁっていうのが。今まだ(スカートを)一着も持ってないです」

と、胸中を吐露。すると、番組視聴者からは、「女子はスカートじゃないと採用されにくいって、セクハラじゃん」「女は脚を見せろってこと?」「そんなことを指導する大学側はおかしい」「スカートかパンツかで判断する企業なんて、こっちから願い下げ」など、女子の就活における「パンツよりスカート」という通説に、異論が飛び交ったのだ。

「スカートで」と指導される業界は?

 果たして、大学側がこういった指導をすることは現実的にあるのだろうか。『就活女子のための 就活迷宮から抜け出すトビラ』(TAC出版)などの著書がある就活キャリアアドバイザー・採用コンサルタントの井上真里氏は、「大学が、“第一印象を良くしよう”という主旨の話の中で、『業界や職種によってはスカートの方が望ましい』といった指導をしている可能性はありますね。実際にそういう話を聞いたことも」という。

 それは「企業の男性社員に脚を見せると採用が有利になる」といった意味合いの指導ではなく、「例えば、航空や金融など、いまだに“男性と女性の仕事が明確に分かれる”と考えられている業界、“女性らしさ”みたいなものを期待される業界では『スカートで』といった指導が行われているようです」。

 しかし、企業側が採用において、“パンツよりスカート”の女子就活生を優先させるのかについて、井上氏はきっぱりと「ないと思います」という。

「『パンツかスカートか』は、そもそもリクルートスーツを着る前提の議論だと思うんです。しかし最近では、『リクルートスーツで面接に臨む必要はない』という企業も出てきたので、だんだんそういう議論もなくなっていくのではないかなと感じています。それより、自分の魅力が伝わる、かつ、常識の範囲内で、清潔感のある、相手に好感が持たれるよう気を使った服装をしましょうというのが適切だと思いますよ」

 「パンツよりスカート」といった説が女子就活生の間で広まり、「パンツをはきたいけど、スカートをはかなきゃダメなの?」と悩む者まで出てきている現状を、井上氏は危惧しているという。

「この話は、『相手に対して、自分が好印象に見える格好をする』というのが原点になっているのでしょうが、そういった服装は、自らの意思で考えて選択すべきもの。『パンツがいいかスカートがいいか』の議論は、『こっちにしておけば間違いないんじゃないか』と、答えを探しているようで、就活生が思考停止に陥っているように感じるんです。ウェブ上に、就活のマニュアルが出回ってしまった結果、全てのものに答えがあると思い込んでるというか。それよりも、『この会社の面接に行くには、どういった服装がいいだろう』とちゃんと自分で考えて、パンツを選ぶもよし、スカートを選ぶもよし、自由にすればいい! と思います」

 実際に井上氏が、女子就活生から服装の相談をされることはよくあるそうで、「『自分を相手にどう見せたいか』と『自分らしさをどう出すか』を踏まえて、自分で考えなさいと言ってます」とのこと。

「大学側は、『そんなこと自分で考えなさい』という指導ではなく、“より確実性のあること”を学生に伝えなければいけない面があるのでしょう。その中で、『女性は女性らしい格好、男性は男性らしい格好』というのを単純に伝えて、『女子はパンツよりスカート』となり、それが就活生の間で独り歩きしているのかもしれません」

 最後に、「服装は合否を決める決定的な要素ではない」と強調した井上氏。確かに、ESや面接で話す内容、大学時代に何をしてきたかなどの方がはるかに重要だろう。なぜ、服装問題で悩む就活生が続出し、議論を呼んでしまうのかについても、あらためて考えるべき点なのかもしれない。

Nikiの「上から目線」の恋愛観に浮上した、ある疑惑……山下智久は“遊ばれた”?

 「女性セブン」(2月22日号、小学館)で、モデル・Nikiとのお忍びハワイ旅行を報じられた山下智久。ハワイ帰国後には、破局がうわさされた石原さとみの自宅を訪れたことで、二股疑惑まで取り沙汰された。

 しかしここにきて、二股どころか、山下自身が“遊ばれてしまったのでは?”との疑惑も浮上してきた。山下の新恋人と目されていたNikiが、こんなことを告白したからだ。

「2月27日放送の『有田哲平の夢なら覚めないで 占い師しいたけの開運アドバイスSP』(TBS系)でのこと。同番組は、幸せになれない女性タレントたちへ開運をアドバイスするというもので、そこに“モテモテ女子”としてNikiが登場し、“男は言い寄って来て当たり前”と、これまでの恋愛について語りました。Nikiは『好きになってもらってから、自分も少し興味を持ち出すタイプ』と言い、過去の恋愛でも自分から相手を好きになったことがなく、いつも相手から言い寄ってきたと告白したんです」(芸能ライター)

 この上から目線の物言いが、ネット上では批判されていたが、その言葉通りに受け取れば、山下との関係も“山下の方が言い寄った”ということなのだろう。さらに、現在、恋人がいるかどうかを問われ、「今はいないです」と速攻で返答。これまで彼氏をほしいと思ったことすら「あまりない」とまで言い切った。

 Nikiは人気番組『TERRACE HOUSE ALOHA STATE』(フジテレビ系)で“番組史上NO.1美女”との触れ込みでブレークし、目下、売り出し中。そういえば、ジャニーズ御用達の「女性セブン」が山下の熱愛スクープを報じたこと自体、不可思議だったが……山下はNikiの踏み台にされたのだろうか?
(芝川)

「なんで東野&恵?」「ナスDの二番煎じ」……『めちゃイケ』後番組に視聴者冷めた目線

 3月5日にフジテレビの4月番組改編発表会見が行われ、5月5日からMC・東野幸治、パネラー・恵俊彰のコンビで『世界! 極タウンに住んでみる』がスタートすることがわかった。大鉈を入れたフジの番組改変だったが、早くも「もう世界に飛び出すネタは飽きた」「見る気にならない」と冷めた目線が向けられている。

 同番組は、3月いっぱいで終了するフジテレビの長寿番組『めちゃ×2イケてるッ!』の後番組。1月に金曜プレミアム枠で放送された同名特番のレギュラー化で、特番放送時には番組ディレクターが「極端に○○な街・“極タウン”」で生活を実体験する“海外移住体験型バラエティ”がテーマになっていた。

「長寿番組を終了させてまでスタートする番組としては、どこかで聞いたことのあるような企画になりました。ネット上もフジの姿勢に呆れる声であふれ、『なぜ他局でも散々やってるような企画を持ってくるかね』『ナスDの二番煎じかな?』『どうせ世界に行くならイッテQの方がいい』『最近、海外に行く系の番組が多すぎない? もう興味ないんだけど』といった意見が続出。新たなお笑い番組や魅力的なバラエティの誕生を期待するテレビファンが多かったにもかかわらず、その声には答えられなかったようです」(芸能ライター)

「めちゃイケ」は、近年低視聴率に苦しみ、岡村隆史に番組終了を告げた2017年11月の放送回すら6.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と盛り上がらず。後釜の『世界! 極タウンに住んでみる』も、視聴率を心配する声が溢れている。

「『めちゃイケ』に限らず、フジはバラエティやドラマが軒並み低視聴率に悩まされています。かつての輝きが戻らず“末期症状”を指摘する声も少なくありません。『世界! 極タウンに住んでみる』もすでに他番組との類似が訴えられており、『視聴率爆死の匂いしかしないが大丈夫なのか?』『ひっそりと終わりそうだな…』『なぜこの企画で視聴率を取りにいけると思ったのかな』『フジにはもう勝負を仕掛ける人材がいないね』といった声も相次いでいます」(同)

 また、東野&恵という異色コンビの出演に、首を傾げる声も。

「東野は『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、恵は『ひるおび!』(TBS系)で安定した進行ぶりを披露。しかし、その2人がコンビを組むからといって視聴者の関心は集められなかったようで、ネット上には『東野と恵のコンビって、相性どうなの?』『そそられるキャスティングじゃないな』『「東野さんと恵さんなら見る」なんて人いるの?』といった厳しい意見が並んでいました」(同)

 芳しくない前評判を覆して、フジの新しい看板番組になることはできるのだろうか。

R舫の母、“犬フン放置”で「非常識」と住民怒り!「政治の前にやることあるだろ」(漫画)

 音や匂いなど、個々の生活における習慣が引き起こす「ご近所トラブル」。昨年8月には、騒音を発端とした刑事事件まで発生しているが、何気ない生活音が、他人にはとってはひどい“雑音”として揉め事に発展したりなどは、一般人の間でもよくあること。

 とりわけ、名が知られた有名人ともなると、“ご近所トラブル”が発生する確率はぐんと多くなってしまう様子。

 vol.1で登場したセレブモデル・Mは、「ペットの多頭飼い」による”悪臭”が近隣に迷惑を掛ける形となっていたが、ペット飼育は何かとトラブルの種になりやすいもの。女性の政治家で知られるR舫も、自宅で犬を3匹飼育していることが報じられているものの、”毎日の散歩”がちょっとした問題を引き起こしているというのだ。

 芸能人の”ご近所トラブル事件簿”を、計4回にわたりマンガでレポート!

(vol.1はこちら:セレブなのに「豚クサ臭」!? “ペット30匹”のモデルM、高級住宅街で“鼻つまみ者”

R舫の母、非常識な「犬のフン放置」で住民激怒!?【ご近所トラブル事件簿vol.2】

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【サイ女の「芸能人トラブル」バックナンバー】

まだまだある! 芸能人の「ご近所トラブル」サイゾーウーマンの人気記事をとって出し!

小栗旬、松嶋・反町夫妻、蓮舫……有名人が起こした「ご近所トラブル」事件簿
斉藤由貴、不倫で再注目される“モルモン教”――「芸能人と宗教」トラブル
成宮寛貴も未練!? 金銭苦、事務所トラブルにキャラ変……「引退後に復帰」した芸能人の“明暗”

(続きは3月7日より公開)

<マンガ/くみハイム>

キョドコこと吉岡里帆、涙のロストヴァージン!! 巻きストール=貞操帯だった『きみ棲み』第7話

 下劣男に神の制裁!? ついに結ばれる2人──。そんなサブタイトルが謳われた『きみが心に棲みついた』(TBS系)の第7話。吉岡里帆演じるキョドコがロストヴァージンする日がやってきました。「マジかよ?」と思わず星名の口調でつぶやいた視聴者もいるかと思います。自己評価の極端に低い女子・キョドコはいかにして処女を喪失したのでしょうか。『きみ棲み』第7話を振り返りましょう。

 小川今日子(吉岡里帆)、通称キョドコは下着メーカーに勤める28歳のOLです。職場の上司である星名(向井理)とは大学時代にこじらせた関係でしたが、異性との交際経験はこれまでありませんでした。第6話で星名がプレゼン会議をうまく誘導したことで、キョドコが参加している新ブランドが正式に発足します。堀田(瀬戸朝香)と八木(鈴木紗理奈)のデザイナー2人体制と決まり、職場のみんなは万々歳です。プロジェクトから外された飯田(石橋杏奈)を除いては。

 職場での自分の居場所をようやく確保したキョドコでしたが、恋愛に関してはまだまだキャリア不足です。漫画誌編集者の吉崎(桐谷健太)と久しぶりにディナーデートしますが、吉崎と元カノである人気作家・成川(中村アン)が最近また懇意にしていることが気になって食事が楽しめません。恋愛とは相手の過去やら周囲の思惑やら、いろんなものから目を閉じて先へ先へと渡る綱渡りのようなもの。でも、キョドコの脳裏には華やかさを振りまく成川の存在がちらついてしまい、吉崎との心の距離を感じてしまうのでした。

 家族愛に溢れ、仕事にも熱心な吉崎ですが、担当する漫画家・スズキ先生(ムロツヨシ)が連載中の代表作『俺に届け 響け!』のテレビドラマ化の話を喜んでいないことが気になっています。『届け 響け』に登場する女装男子を普通の女の子にしたいとテレビ局側が言ってきたことをスズキ先生は納得できずにいたのです。女優デビューさせたい新人がいるというのがテレビ局側の言い分でした。新人を女優デビューさせたいって、つまり芸能プロダクションのゴリ押しってことですよね。大手芸能プロダクションのゴリ押しには、TBSも手を焼いているのでしょうか。しれっと自虐ネタが盛り込まれた『きみ棲み』第7話です。

 どこまで相手の立場になって親身に考えることができるか。そんな問題を突き付けられた吉崎は、さらなる衝撃映像にショックを受けます。吉崎を慕う後輩編集者の為末(田中真琴)がバーテンの牧村(山岸門人)から渡された映像には、大学時代のキョドコが部室でストリップしている姿が記録されていました。交際相手の知られざる過去を知った吉崎、どーする!?

 為末はキョドコがいかにビッチな女であるかを訴えたかったものの、これは完全に裏目に出てしまいます。過去のストリップ映像にキョドコが苦しんでいたことを理解した吉崎は、悪意渦巻く牧村のバーへとカチコミを掛けるのでした。「俺も星名もあんたが嫌いなんだよ」「目の前に悪意があったら、どこまでいい人でいられるんだろうなって」と薄ら笑いを浮かべながら牧村は挑発します。キョドコがいつも首に巻いているネジネジストールは大学時代の星名が巻いたものであることも明かします。キョドコの心は、今も星名に支配されたままだと告げるのでした。

 牧村は雑魚キャラであって、本当の敵ではありません。人間は生まれた環境や過去から逃れることができない―。そんな大きな命題に吉崎は立ち向かうのでした。折しも、元凶・星名もバーへと現れ、「若気の至りでした。まさか小川さんが本当に脱ぐとは」とまるで心のこもっていない謝罪をするのでした。でも、牧村の挑発にも、星名の逃げ口上にも吉崎は惑われません。キョドコをはじめ、みんなが吉崎のことを「いい人」と言いますが、今の世の中は「いい人」なだけで生きていけるほど甘くはないのです。牧村が10年前の盗撮映像を見てニヤつき、キョドコがひとりで落ち込んでいる間も、「いい人」でいるために人知れない努力を吉崎は払ってきたのです。暴力に訴えることなく、吉崎は懐に用意しておいた武器を取り出すのでした。

 

■原作とドラマ版では異なるキョドコの処女喪失相手

 

 場面変わって、キョドコのアパート。夜更けに予期せぬ客がドアをノックします。吉崎でした。校内ストリップをやらかした理由を吉崎に打ち明けることができずにいたキョドコですが、吉崎は過去を問いただすことなく一枚の書類を差し出すのでした。それは星名たちと交わした誓約書で、動画はすべて消去すること、脅すようなこともしないと明記されていました。「もう過去に怯える必要はない」と断言する吉崎には、後光が差しているかのようです。キョドコにとっては、神さま、仏さま、吉崎さまです。

「私、幸せです。今、死んでもいいくらい」と泣きながら喜ぶキョドコを、「今は困る」と吉崎は優しく押し倒します。このシチュエーションで、やるべきことはただひとつです。吉崎はキョドコの知恵の輪みたいにネジネジされたストールをほどき始めます。キョドコにとっては、このネジネジストール=貞操帯でした。星名によって装着された貞操帯が10年の歳月を経て、ついに外される瞬間を迎えたのです。「あっ……」「ダメ?」「ダメじゃないです……」というキョドコと吉崎のやりとりが、妙にエロティックに響いて聞こえる第7話のクライマックスでした。

 原作ではキョドコがロストヴァージンした相手は大学時代の牧村でしたが、牧村との初SEXエピソードの代わりにドラマでは校内ストリップが描かれていたので、キョドコの初体験の相手は晴れて吉崎となったのでした。地上波テレビなので露骨なベッドシーンはなく、ストールをほどかれたキョドコが吉崎のキスを受け入れ、なすがまま状態になった後は、あっさり翌朝を迎えます。出社したキョドコを見て、堀田や八木たちは驚きます。それまでずっと巻いていたネジネジストールをキョドコはしていなかったからです。ずっとストールで隠されていた首や胸元が露出しただけで、キョドコのイメージがずいぶんと変わるのでした。メガネっ子アイドルとして売り出した時東ぁみが「裸になるより、メガネを外すほうが恥ずかしい」と言いながらセミヌード写真集を出したことが、なぜか思い出されました。

「私、女の喜びを知りました」と職場のみんなに言わんばかりの勝ち誇った表情のキョドコ。彼女の首にストールがないことに気づいた星名は大ショックです。「マジかよ?」とひとりごちながら、自分が考案した貞操帯を外したキョドコの解放された姿に目を白黒させるのでした。

 落ち込む星名の心理状態に比例するかのように、視聴率は第6話の6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)から6.5%へとさらにダウンしました。第7話のエンディングでは、殺人罪で服役していた星名の母親(岡江久美子)に星名のストーカーと化した飯田が接近するシーンが映し出されました。第8話の予告では、星名は「死にてぇ……」としょぼくれています。星名の呪縛からキョドコが解放されたのと同時に、星名はこれから転落人生を転がり落ちることになりそうです。破滅へと向かうデーモン星名にとって、“いちばんの味方”は一体誰になるのでしょうか? 幸せを手に入れたキョドコ以上に、星名が滅びの美学をどう見せてくれるのかがとても気になります。
(文=長野辰次)

「ジャニーズはパワハラあるの?」の質問に、現役ジャニーズが回答! 「上手くかわした」と視聴者驚き

 3月4日放送の情報バラエティ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に、ジャニーズWEST中間淳太がゲスト出演した。お笑い芸人のダウンタウン松本人志のほか、番組MCの東野幸治、国際政治学者・三浦瑠麗などを相手に、コメンテーターとして奮闘する中間の姿が、ファンの間で話題になっている。

 中間は関西の報道バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(朝日放送)にレギュラー出演しているが、全国放送の情報番組出演は、今回が初めて。また、同番組には中居正広が出演したことがあるが、ジャニーズアイドルの出演は中間で2人目となった。

 中間は番組冒頭、台湾人の父と日本人の母を持ち、英語・日本語・中国語を話せると紹介される。東野は大阪の番組で中間と共演していると話した上で、「すごい賢い」と中間を絶賛。松本も「ただの若造やと思ってたら、めっちゃ頭いいらしいやん!」と興味津々で中間のことを見ていた。

 そんな中、昨今話題になっている、女子レスリング伊調馨選手への“パワハラ問題”のニュースが取り上げられる。この際、松本から「ジャニーズはパワハラとかないの?」とストレートな質問をぶつけるが、中間はこれに「ジャニーズ、あんま(パワハラは)ないと思いますね」と冷静なコメントをしていた。さらに、“派閥”はないのかと問われると、「(ジャニーズ事務所に)ハマる・ハマらない、はあるとは思います。ただひとつ言えるのは、ジャニーズWESTはほとんどハマってないです。やっぱ、Sexy Zoneとかの方がハマってます」と上手くかわし、共演者の爆笑を誘っていた。

 この発言については、「パワハラや派閥、ジャニタレに質問したら『ない』としか答えないだろうけど、この子上手くかわしたね(笑)」「否定もせず肯定もせず……これが答えられる精一杯の回答ってことか」と勘ぐってしまう視聴者もいたようだが、おおむね「賢い回答」だと好感的な印象を持たれていたようだ。

 その後も中間は、意見を求められる度にハキハキと自分の意見を述べており、その落ち着いた態度とのびのびしたトークは視聴者の注目を集めていた。ネット上ではファンからの絶賛だけでなく、「この中間くんって子、いろいろ見識もあって意見もしっかりしてて良い」「ジャニーズWESTの中間って兄ちゃん、トライリンガルでトークも面白い。『ワイドナショー』に出るのも納得」と、今まで中間を知らなった層にまで印象を残していたようだ。同番組は「ジャニーズはパワハラとかないの?」のように、かなり突っ込んだ質問が飛ぶ番組のため、放送前は中間の出演を不安視する声もあったが、結果的に出演は“大成功”だったと言えそうだ。

 中間は「目標は嵐・櫻井翔、ライバルはNEWS加藤シゲアキ」と明言しており、ジャニーズの“キャスター枠”を狙っているのは明白。今回『ワイドナショー』に出演したのをきっかけに、今後さらに活動の幅を広げていってほしいものだ。