今週の注目記事・第1位
「女子レスリング伊調馨『悲痛告白』」(「週刊文春」3/8号)
同・第2位
「“捏造”中毒の『厚労省』は受動喫煙データもインチキだった」(「週刊新潮」3/8号)
同・第3位
「『明治大の運動部出身』が使えない」(「週刊現代」3/17号)
同・第4位
「今年の『阿波おどり』は中止らしい」(「週刊現代」3/17号)
同・第5位
「『菊池彩花』が『村民栄誉賞』をもらえない『村八分』騒動」(「週刊新潮」3/8号)
同・第6位
「『小室圭くん』を『眞子さま』に背伸びさせた『ICU』の高すぎる学費」(「週刊新潮」3/8号)
同・第7位
「紀子さまが激怒した小室圭さん母からのメール」(「週刊現代」3/17号)
同・第8位
「民泊バラバラ遺体事件 容疑者が『JAY』を名乗るまで」(「週刊ポスト」3/16号)
同・第9位
「人妻を自宅に泊める『長浜市長』の『公的愛人支援』」(「週刊新潮」3/8号)
同・第10位
「『大杉漣』はどうすれば助かったか」(「週刊新潮」3/8号)
「『突然死』前兆と予防」(「週刊文春」3/8号)
同・第11位
「積水ハウス“追放”会長初激白『正義が殺された』」(「週刊文春」3/8号)
同・第12位
「『昭和天皇』のピンク映画」(「週刊新潮」3/8号)
同・第13位
「リスク100%『仮想通貨』への招待状」(「週刊新潮」3/8号)
同・第14位
「貴乃花&貴ノ岩『極秘決起パーティ』反撃の狼煙」(「週刊ポスト」3/16号)
同・第15位
「日本人が踊らされている『ウソをつく統計』」(「週刊ポスト」3/16号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
今週はフライデーが合併号でお休み。なぜこの時期にとは思うが、編集長が交代したので、少し考える時間を取るためだろうか。
元週刊現代の編集長がフライデーでどう腕を振るうか、楽しみにしておこう。
ポストは編集長が変わったせいか、2ページ記事が多い。ページも減り、3ページ、4ページの特集がやれなくなったという事情はわかるが、ページ数に合わせて内容も薄い気がしてならない。
さて、そのポストが、統計はウソをつくという特集をやっている。よくあるテーマだが、紹介しておこう。
年金100年安心は、本当は老人も女性も皆働くことが前提なのだ。消費税率は諸外国よりも低いといわれるが、本当は、その税がどれだけ国民に還元されているかという比率でいうと、スウェーデンが43.6%、フランスが45.5%なのに、日本は30.8%で、はるかに低い。
アベノミクスでベア実施企業が2ケタになったというが、正確には、一時金で賃金アップも含む数字。
大学生の就職率が97.6%とよくいうが、そのカラクリは、就活を諦めた学生は除外しているからだ。
シニアの交通事故が多いように思うが、それは高齢ドライバーが増えてきたからだ、などなど、安倍首相や官僚たちが振り回す統計にはウソが多いため、気をつけたほうがいい。
同じポスト。2月26日の夕方、大阪郊外のシティホテルで、貴乃花部屋の若手力士を囲む会が開かれたという。
貴ノ岩なども一緒で、300人ほどの招待客の前で、貴乃花親方が理事から外れたことで、「これから俺は何でもできますよ」と語ったというのだ。
春場所後に理事長選挙があるが、何か仕掛けるつもりなのだろうか。
だが、貴乃花一門激励会という一門の会には欠席したというから、貴乃花を支援してきた親方衆の間にも亀裂があるようだ。
そこを狙って八角理事長は、理事長選挙は選挙にならないよう画策しているというのである。
貴乃花劣勢のようだが、不祥事続きの相撲界に対して世間の眼は冷たく、貴乃花への期待が高まり、何かが起きるかもしれないそうだ。
だが、大相撲改革を叫ぶだけで、なんら具体的な策を示していない貴乃花に期待するのは、私は、荷が重いと思うのだが。
私は仮想通貨については無知だが、知ろうとも買ってみようとも思わない。
新潮は、そんな「リスク100%」の仮想通貨について大特集を組んでいるが、これを担当した編集者も、「犯罪のツールにもなり得る仮想通貨。リスクに満ち満ちた招待状を受け取るか否かは、あなた次第だ」と投げやりである。
確かに「億り人」といわれるのはいるらしい。都内の20代、妻子持ちのケースはこうだ。
「いま現在持っている仮想通貨は、含み益で4億円超」だという。「その他に現金化したものも2億円あります」。
この男性、高卒で会社員になったものの、キャバクラ通いで800万円の借金を作った。ところが不動産投資が当たって退社し、不動産業を始めたという。
「仮想通貨を始めたのは、昨年1月。友人が怪しい仮想通貨セミナーに誘われ、興味を持った。まず500万円でビットコインを、次に500万円で別のコインを買いました。100種類以上に手を出して一番当たったのはADKというコイン。短期間で80倍に上がり、これだけで億の利益です」
この若者、昔はベンツが好きだったが、いつでも買えると思うと興味がなくなったという。キャバクラに4,000万円持って行って使おうとしたが、会計はわずか70万円だった。
昔からこの手の金儲け話セミナーには、こういう輩が壇上で、「僕でもできるのだから、皆さんもやってみませんか」と大声で吠えるのが「お決まり」であった。
私は、こういう記事を読んでも、やろうなどとこれっぽっちも思わない。第一、悔しいがカネがない。10億円持っていたら、10万円ぐらいコインを買ってみてもいいがね。
新潮が発売になる前日の夜、新宿のはずれにあるBar「猫目」で朝日新聞の人間と一緒になった。
彼が「明日の新潮の広告はトップが黒塗りになるようですよ」といった。
何かあったの? 「昭和天皇のピンク映画」というタイトルの「昭和天皇」のところを、社内の広告規定にひっかかるので、削るか黒塗りにするか新潮に申し入れ、黒塗りになったそうです。読売や毎日も同じになるようです。
映画版『風流夢譚』なのかと思ったが、内容は知らないらしい。
そういえば、現役編集長のときによく朝日と広告の文言で揉めた。当時は「セックス」がダメで「SEX」ならいいという。なぜなら英語は子どもが読めないから。そんなバカバカしいことを思い出した。
確かに3月1日の朝日の新潮の広告は「昭和天皇」が黒塗りで、「のピンク映画」とある。さっそく読んでみた。
簡単に記すと、ピンク映画の老舗「大蔵映画」の子会社で、四大ピンク映画の巨匠の一人といわれる監督が作ったそうだ。あらすじは「モデルがない某国の象徴としての王は、長年神として崇められていたが、敗戦を機に霊長類宣言をし、打ちひしがれた生活苦にあえぐ国民と直にお話をする為に巡行していた」というもの。
象徴、敗戦、霊長類宣言など、昭和天皇をモデルにしているのは明らかだ。映画の脚本には「朕、人妻と密会す」と記されているそうだ。
映画には、マッカーサー風な外人、ローマの休日風のシーンなどがあるという。
この映画、映倫の審査も通り、試写会まで行われたが、劇場の支配人が「これはマズイだろう」と判断し、延期にして、監督も了承し「申し訳なかった」と謝罪しているそうだ。
「大蔵映画」の現社長である大倉満彦氏は、この映画の存在を知らなかったというのだ。
新潮は、戦後作られた「不敬映画」を5本挙げているが、原一男の『ゆきゆきて、神軍』や渡辺謙一の『天皇と軍隊』のような、昭和天皇の戦争責任を問っている良質のドキュメンタリーまで入れているのはおかしい。
ピンク映画だからというのではないが、この監督が、なぜこれを撮るのかという意図も、問題意識もないキワモノ映画である。これを巻頭で取り上げる新潮側の意図も、私にはわからない。
朝日新聞といえば、先日、『記者襲撃』(岩波書店)を上梓した元朝日新聞記者・樋田毅氏と会った。
これは、1987年5月3日、午後8時15分ごろ、朝日の阪神支局を目だし帽を被った男が散弾銃を持って侵入し、小尻知博記者を射殺し、犬飼兵衛記者に重傷を負わせて逃走した「赤報隊」事件の犯人を、30年に渡って取材し続けた記録である。
樋田氏は当時、阪神支局にいたが、当日は体調が悪く、自宅で仕事をしていた。もし、支局にいたら小尻記者ではなく自分が撃たれていたかもしれない。そうしたやりきれない思いがいまも抜けないという。
事件直後から、樋田氏を含め、この事件の犯人を追うための専従班が作られた。小尻記者の無念と、言論テロを許してはならないという思いを刻み込み、執念の取材を続ける姿には、朝日の記者魂を見せつけられた。
犯人は、朝日に厳しい批判をしていた新右翼グループか、当時、朝日ジャーナルを中心に「霊感商法」などへの痛烈な批判を繰り広げていた宗教団体の中にいるに違いない。そこまでは絞り込んだ。
だがどちらも、朝日新聞記者だと名乗ると敵意をむき出しにし、玄関払いされることもたびたび。
右翼にシンパシーを持つ公安が捜査の邪魔をしたり、朝日の人間なんか殺されて当たり前だといい放つ教団の人間にも臆せず、一人ひとり追い詰めていく。
その中で、教団の幹部からカネをもらっている編集委員がいることや、教団の広報の幹部たちと密かに会って「手打」と思われる会食をしていた、朝日の幹部たちのことも明らかになる。
警察が9人に絞り込んだ新右翼の人間には、私がよく知る人物もいる。だが、犯人を絞り込めず、15年の公訴時効を迎えてしまうのである。
だが、樋田氏は「自分の記者人生を賭けた使命」だと思い定めて、時効後も赤報隊を追い続けている。
私は樋田氏に、これは朝日新聞を辞めなくては書けなかったですねというと、樋田氏は無言で頷いた。30年の執念と無念がぎっしり詰まった、いま読んでおくべき良質なノンフィクションである。
積水ハウスという会社がある。ここでもお家騒動が起きたらしい。文春が報じている。
社長、会長を20年もやった和田勇氏が、阿部俊則社長を退任させようとしたら、逆に辞めさせられてしまったそうだ。
事の発端は、昨年6月に、同社が東京・五反田の元旅館の土地取引を巡り、63億円を「地面師」から詐取されてしまった。その責任を追及しようとした和田だったが、社長側の取締役たちが「責任を阿部に押し付けようとしている」と反逆して、和田の方が追い込まれ、辞任させられたというのである。
住んでいる家から追い出され、車も部屋も取り上げられてしまった。
OBによると、60億円といったら住戸一戸当たりの純利益を一例に考えると、3,000万円の家を2,000戸売ってやっと出る利益だという。
そのことを考えれば決済を行った経営側が許される話ではなく、和田追い落としに回った役員の中には、この稟議に関わった者もいるという。
「要は和田さんに対し『自分たちが生き残るためにあなたが死んでください』と言っているようなもの」(OB)
この騒動、お互いが責任をなすり合ったために起きたようだが、OBがいうように、和田が「自分も辞めるから社長も辞めよう」と喧嘩両成敗にすれば、ここまでこじれなかったのではないか。
大杉漣の突然死に触発されて、文春と新潮が「突然死にならないために」という特集を組んでいる。
大杉漣は60すぎても好きなサッカーをやり、腰痛はあったが、たばこは10年くらい前にやめていたそうだ。
なくなる少し前の『大杉漣の漣ぽっ』(BSフジ)鎌倉編を見たが、寒空でも元気で、いつもの軽妙な語り口も同じだった。
死因とされるのは急性心不全のようだが、その原因はいろいろあって、こうすれば防げるという「妙案」はないようだ。
冠動脈に血栓が詰まって起きる心筋梗塞は、高脂血症、高血圧、糖尿病、喫煙習慣、歯周病が原因するといわれるそうだ。
私は糖尿だが、血圧は上が130で、下が70だから、まあまあか。たばこは昔から吸わないが、大杉漣のように10年前に吸っていると、血管が細くなっているため、その後やめても元には戻らないそうだ。
彼は、タクシーで病院へ連れて行かれたが、救急車のほうが適切に処置してくれる病院へ運んでくれるので、いいそうだ。
急激な温度変化や、酒を飲むと脱水気味になるので、水分補給をして寝るようにする。
もしや、と心配な人は、冠動脈CTを撮れば危険度がわかるそうだ。保険がきくから5,000円か1万円でできるというから、すぐに行くといい。
お次は新潮の不倫に溺れる市長のお話。
近江の国、今の滋賀県長浜市は、豊臣秀吉が名付け親となった城下町である。織田信長の一家臣だった秀吉が一国一城の城主になったのが「長浜城」で、出世城といわれているそうだ。
新しい城主である藤井勇治市長(68)が、人妻との情事に溺れているというのだ。
2月25日に市長選があり、自民・公明・民進の推薦を受けて3選を果たした。だが新潮によると、告示を控えた1月31日から2月13日までの約2週間で、計4回にわたって40代の女性と逢瀬を重ねていたというのである。
ちなみに市長センセイは離婚していて今は独身だが、女性の方は別居していて離婚協議中だそうだが、まだ離婚はしてない。
このセンセイ、自分の肝いりで昨年7月にオープンした複合施設の飲食店の責任者として、彼女を抜擢したというのである。子育て支援ならぬ愛人支援には熱心なようだ。
このセンセイは市民との交流会と称する「座ぶとん会」を年間約130回も開催しているが、参加者に男が多いとすぐ帰るというそうだ。
女性の参加者とは手を握ったり、背中を撫でたり、時には行きつけの旅館に誘うというのだから、女を漁るためにやっているのではないかという批判も当然ある。
新潮が直撃すると、「その女性のことは知らない。私には関係ない、関係ない。関係ないんだッ。新潮さん無礼だろうッ」と、一目散に逃げだしたそうである。
公私混同している市長では、とても「今太閤」にはなれないと新潮が結んでいるが、困ったものだ。
ポストが、日本人女性を誘って殺し、遺体をバラバラにした事件で、アメリカ人のバイラクタル・エフゲニー・パシリエビチ容疑者(26)を逮捕した。
彼は複数回日本へ来ては、出会い系のマッチングアプリで日本人女性に次々に声をかけ、SEXしていたようだ。
それに、宿泊に際してパスポートの提示が必要のない無許可・無認定の「ヤミ民泊」を転々としていたから、「捜査当局が足取りを追うのを困難にさせる狙いがあったのかもしれない」(社会部デスク)そうだ。
だが、殺害された女性の携帯のGPSが、容疑者の滞在する施設付近で途切れていたために、捜査が動き、逮捕に至ったそうだ。
携帯に溺れる者は、携帯で身を亡ぼすということであろう。
ここからは、秋篠宮眞子さんと小室圭さんについて2本紹介する。
私は、このことに対する週刊誌報道に批判的だが、そういう見方が少ないのか、この件での取材が最近多い。
考え方の基本は、第三者があれこれいうのではなく、2人が決めることである。それを、眞子さんにふさわしくない、圭さんの母親がどうのこうのと、第三者が「不確かな情報」に基づいていうものではない。
今週の現代も、元婚約者のいい分だけに基づいて、圭の母親批判をしている。
元婚約者によれば、母親の佳代さんは、結婚を前提に、お互いの総収入を等しく分けることにしてと、彼にメールをしている。
その上、事実婚を知られると、亡くなった夫の年金がなくなってしまうから、注意してくれ。彼の生命保険の受取人が娘になっていたのを、自分にしてくれともメールしている。
メールは残っているようだから、こうしたやり取りはあったのだろうが、これは私信である。それもお互いが結婚しようとしている時期に、やり取りをしていたのだ。
そうした私的なやり取りを、週刊誌で暴露するというのは、この男の品性を疑う。
現代によれば、秋篠宮紀子さんが「この方は、週刊誌にいつまでこのような発言を繰り返すのでしょうか。眞子の名誉も傷つきかねないでしょう!」と怒っていったという。
これだけのことをべらべら週刊誌にしゃべるのなら、顔と実名を出してやるべきだと思う。
もう1本、新潮の特集から。新潮は、元婚約者から400万円以上のカネを借り、それを返済しろ、あれは贈与だというトラブルを抱えている家庭に、「将来のお世継ぎのお姉さまとなる内親王が嫁いで来られるといった状況は、およそ好ましくあるまい」と、手厳しい。
だが、夫に早く死なれ、女手一つで息子を育てる厳しさは、私にもわからないではない。彼女が懸命に生きてきた中で、一つ二つ過去のトラブルが暴かれたからといって、息子の結婚が破談になるというのはいかがなものだろうか。
これからは、皇室の女性と結婚しようという男など、ほとんどいなくなってしまうのではないだろうか。
新潮はさらに、厳しい財政状況なのに、息子を都内のインターナショナルスクール一貫校へ通わせ、早慶上智よりも入学金の高いICUへ入れたことも批判する。
ここは交通の便が悪いため、ほとんどの学生が寮に入るが、入寮時には5万6,000円、寮費は年間で約50万円もするというのだから、母親は大変だったろう。
息子は、さらにUCLAに留学しているから、1年間で最低でも200万円ほどの留学費用がかかるそうである。
母親は、息子を最高の学校へ通わせたいという強い意思があり、カネがかかる高校、大学へ入れたことで、今回のような金銭トラブルを起こしてしまったのかもしれない。だが、それを一方的に非難できるのだろうか、私にはできない。
「小室家側が現状を打破するため、借金問題の解決や小室さんの年収アップなどの方策を考えねばならないはずですが、そうした動きは一向に見えません」(秋篠宮家に通じる人物)
圭さんは、国際弁護士を目指してパラリーガル職についているが、一橋大学大学院にも通っているそうだ。彼は勉強が好きな学者肌なのではないか。
秋篠宮紀子さんの父親も学者だったはずだから、その生活の苦労を彼女は知っているのだろう。女性セブンによれば、紀子さんと眞子さんは家にいても口をきかないそうである。
生活力のなさそうな男を好きになった娘を心配する母親。どこの家でもある風景だ。だが、最後は娘の思いを受け入れ、折れるのは母親の方である。
さて、平昌五輪で史上最多のメダル13個を獲ったメダリストたちが帰国した。
彼らの地元では大掛かりな歓迎行事が行われ、さぞ、盛り上がっていることだろうが、中には、スピードスケートの団体競技、パシュートで金メダルを獲った菊池彩花(30)のように、親の問題で、村八分にされかねないという気の毒な話もあると、新潮が報じている。
彼女の村は、長野県南相木村という、甲武信ヶ岳の麓に位置する人口1,000人ほどの村で、近い将来、消滅の危機が指摘されているそうだ。
そうした小さな村で、菊池と2人の妹が五輪に出場したのだから、奇跡の村といってもいいのに、村人一丸となって応援したかというと、そうではないようだ。
中島則保村長は、功労賞や村民栄誉賞みたいなものを考えていると話すが、村民の一人は、内心とは違うといっている。
それは、前の村長が菊池の父親で、その父親が、同じ学校の後輩で役場で働いていた中島を社会福祉協議会へ飛ばしたというのである。
中島はその後、職場を辞めて、15年に村長選に立候補して、菊池の父親に勝利したため、いまだに犬猿の仲だというのだ。
そんな大人同士のいがみ合いの犠牲になるとしたら、菊池はなんのために頑張ったのだろうと思うことであろう。
現代は、去年、徳島県の阿波おどりが深刻な内紛を抱え、中止になるかもしれないと報じた。
去年はなんとかやれたが、今年は中止になる公算が高いというのだ。それは運営を行っている徳島市観光協会に赤字が積み重なっていて、積もり積もって4億円超になっているという。
そこで徳島市は、借金を清算しろと迫り、観光協会は追い込まれているそうである。
現代によれば、これは地元の徳島新聞が市長と組んで、協会を排除して、阿波おどり利権を独占しようとしているのではないかというのだ。
しかし、阿波おどりの開催中、沿道に設置される桟敷席(観客席)の資材は観光協会が保有しているから、徳島新聞と市が改めて用意しようとしたら、巨額な資金が必要だそうだ。
全国一といってもいい有名な阿波おどりが、こんな泥仕合で中止になるとしたら、日本中の笑いものになるだろう。
また、地方は新聞の力がまだまだ大きく、その土地のテレビ局や不動産を抑えて、我が物顔に振る舞うところがある。
メディアが、そうした利権を独占しようとするのを許してはいけないし、メディア側もそうしたことは控えるべきである。
この話題は、ワイドショーも取り上げていたから、これからどうなるのか、注目である。
ところで、現代が明治大学の運動部出身者は使えないという大特集をやっている。
先日、明治の学生が私のオフィスに来た。この春に3年生になるという感じのいい青年だった。
メディアに関心があるというので、1時間ばかり話をしたが、よく本も読んでいるし、勉強もしているようだ。
今からでいいから、紙の新聞を毎日読んだほうがいいといってあげた。ネットのニュースは大事なニュースでも、芸能人の不倫の記事と同じ扱いである。
自分で、今知っておかなければいけない重要なニュースを、探し出すのは至難である。
紙の新聞を読むことで、それがわかり、それを積み重ねることで、ニュースへの感性が養われる。
そんな話をした。明治大学は就職のいいことで昔から知られる。バンカラで武骨だが、いい学生が多いと思う。
講談社にも多くの明治卒がいるが、個性のある面白い人間が多い。
だが現代によれば、明治の運動部出身者の評判がすこぶる良くないというのだ。
例えば、野球部出身者は、三井住友銀行、電通、JR東日本、NHKなど一流企業へ入っている。
だが大手ゼネコンの人事担当者は、野球部のエースを採用したが、エース扱いをしてくれないからと、わずか1年で辞めてしまったという。
それは、昔は辛い練習で先輩からしごかれ、上下関係も鍛えられてきたが、いまはそうしたしごきは姿を消し、今の体育会系はサークル化しているからだという。
返事はいいが、自分から何もしない。自分で考えない。視野が狭く広く関心を持つこともしないから、他人と世間話ができない。
責任を押し付けられることを嫌がるなど、明治はというが、どこの大学卒でも同じだと思うがね。
それに、明治も3割は女子学生だし、早稲田、慶應なども女子大化してきている。
もはや、バンカラも質実剛健も死語になりつつあるのだ。明治の運動部だけが使えないのではない。
私は、昔から、バカな男より、よくできる女のほうが役に立つといっていた。いまやそれが証明されつつあるようだ。
さて、安倍首相がなんとしてでも成立させたかった、働き方改革関連法案に盛り込む予定の裁量労働制の対象拡大について、「全面削除する」と1日の予算委員会で表明した。
安倍が追い込まれたのは、厚労省が出したデータがあまりにも杜撰なためだったが、新潮が、厚労省は「捏造中毒」で、受動喫煙データもインチキだと告発している。
厚労省は、「禁煙原理主義」で、東京五輪へ向けて室内全面禁煙を実現しようとしているそうだ。
間もなく提出される法案では、客席面積が100平方メートル以下の既存店では例外的に喫煙を認めるという、厚労省としては不満足な内容だ。
だが、全面禁煙を目指す厚労省は、受動喫煙についての啓蒙をHPでやっている。だが、たばこの害を強調するために、空気中のニコチン濃度を「あり得ないもの」(厚労省関係者)にしているというのである。
「同一条件下(中略)で室内のニコチン濃度を測定したところ、紙巻きたばこ(1000~2420マイクログラム/平米)に比べ、加熱式たばこ(26~257マイクログラム/平米)」
新潮によれば、これほどの数値は存在し得ないという。WHOの外部組織で、権威のある国際がん研究機関(IARC)がまとめたものでは、「さまざまな室内環境での空気中のニコチン濃度は『0・3~30マイクログラム/平米』となっている」(新潮)。
1000~2420という数値は、「窓を閉め切った4畳半ほどのとても狭い空間に10人の喫煙者を詰め込み、一斉にたばこを吸ってもらいでもしないと出てこないでしょう」(秋山幸雄・元産業医科大学准教授)。
厚労省の担当部署である健康局健康課に、新潮が問い合わせたところ、「それどころではない」といわれ、質問内容をFAXで送ると、「(FAXが)席から遠いので」と、回答してこなかったという。
上からの要求にはデータを捏造してでも出すくせに、メディアの取材には応じない。こんな役所に、われわれの生存権を任せておいていいのだろうか。
今週の第1位はこれ。女子レスリングで史上初の五輪4連覇を成し遂げ、国民栄誉賞を授与された伊調馨(33)が、恩師・栄和人強化本部長(57)から「陰湿なパワハラ」を受けていたことを内閣府の公益認定等委員会に告発していたと、文春が報じて大騒ぎになっている。
告発理由は3つある。一つは伊調が師事するコーチに対する不当な圧力。二つ目は伊調の男子合宿への参加禁止。三つ目は伊調がリオ五輪まで練習拠点としていた警視庁レスリングクラブへの出禁処分だ。
伊調が東京五輪へ向けて練習しなければいけないのに、練習する場を奪い取っているのは、「明らかに伊調馨のオリンピック五連覇を阻止するという策動」だという記述がある。
国民栄誉賞受賞者を、いくら憎み合っても、恩師が邪魔できるのだろうか。
栄は、スキンヘッドがトレードマークで、これまで吉田沙保里をはじめ6人の金メダリストを輩出している名コーチである。
だがレスリング協会で絶大な影響力を持った栄は、10年ごろから伊調への嫌がらせを始めたそうだ。
五輪2連覇した後、09年に伊調は栄の許を離れる決心をし、東京の1Kのアパートで独り暮らしをしながら、男子選手たちと練習をするようになる。
だが、栄は男子と練習することに批判的で、その上、コーチとしての自分が否定されたと思ったのであろう。
第二の恩師は田名部力(46)というアテネ五輪で銅メダルを獲得した人間。伊調に、組手などの技術をイチから教え込んだという。
だが栄は田名部に、今後は伊調のコーチをするなといい放ったそうだ。
4連覇後に、伊調は警視庁レスリング部への出入りを禁じられ、田名部も警視庁のコーチを外されてしまったのである。
伊調は文春のインタビューに答えて、
「田名部コーチがああいう状況なので、また(誰かに)ご迷惑をかけるんじゃないかと思ってしまいます。それに現役を続けるとなると、栄体制の元でやるしかないので、また色んなことを我慢しながらやっていくとなると……。朝練とか午後練も練習環境がしっかり整わないと、なかなか腹をくくれない部分があります」
文春の直撃に栄は、「東京五輪に出たければ出ればいいだけの話」「なんで俺が一選手に悩まされなきゃいけないのか」と嘯いている。
伊調の方も、「そういう体制は変えていきたいですよね。だから(試合で)勝つしかないというか……、栄監督に勝つには。(内閣府の告発状について)聞き取り調査があれば受けようと思います。そこで真実をお話しできれば」と、決意は固い。
コーチの中には、コーチした選手が活躍すると、自分も同じように偉くなったと錯覚する人間がいる。この栄というのはその典型なのであろう。
ここまで決意して出した告発状を、内閣府は無視し続けているというが、これだけの選手の選手生命を賭けた一途な訴えを取り上げなければ、国民が許さないはずだ。
栄監督が伊調馨にパワハラをしていたという告発後、様相が変わってきたようである。
栄監督はそうしたことはないと否定し、日本レスリング協会も「伊調選手の練習環境を不当に妨げ、制限した事実はない」という見解を発表したが、協会も事実関係を調べるといいだした。
だが、伊調側の弁護士は、当事者である協会が調べるのに反対している。当然であろう。
告発状を受け取った内閣府も事実関係を調べる意向を示したそうだ。
伊調は、告発状には一切関わっていないとコメントを出したが、「しかるべき機関から正式に問い合わせがあった場合はご説明することも検討したい」といっている。
女子レスリングという「伏魔殿」で、何が行われていたのか。告発状を出した人間は、伊調だけではない女子選手へのパワハラや、もしかするとセクハラ問題も浮上するかもしれないと、私は思っている。
東京五輪まで時間がない中、メダルの金城湯池である女子レスリング界に起きた醜聞が、どういう結着を見るのか予断を許さない。
【巻末付録】
現代から。「徳江かな Amazonランキング1位、初DVDが異例のロングヒット中!」「ドラマ『逃げ恥』でブレイク! 真野恵里菜 最旬女優の純白ランジェリー」。袋とじは「あさいあみ&永岡怜子 息を呑む『ド迫力ヌード』対決!」。
この中では「徳江かな」がなかなかいい。ヘアはないがそそる肢体である。
ポストにいこう。巻頭から「田中道子 私史上最高SEXY」。これすごくいい。ヘアはないが迫力のあるセクシーダイナマイト。
後半は「金髪セクシー水着美女大集合!」「川崎あや 透けるハイレグの挑発」。袋とじは「幻のヌードダイアリー」。こんな手帳見たことがないが、昔はみんなが持っていたのかね。
というわけで今週は、「田中道子」で決まり。ポストの勝ち!
(文=元木昌彦)