昨年末、ヒュー・ジャックマン(49)が、短パン水着で胸毛をなびかせ故郷オーストラリアのビーチを満喫する姿がパパラッチされた。これに関して本人が、アメリカの人気トーク番組で「パパラッチからリクエストされた仕込み」「彼らの望む姿を撮らせてあげたら、あとはつきまとわないで自由にさせてくれるからね」と告白。だが、あまりにも放置されすぎて「その後、ザック・エフロンとジムで汗を流すオイシイ場面を撮れなかった」とパパラッチを気の毒がり、ネット上では「本当にいい人」と称賛されている。
オーストラリアのシドニー出身で、『X-メン』のウルヴァリン役で世界的に大ブレイクしたヒュー。強靭な肉体を手に入れるために、日々のハードなウエイトトレーニングや食事管理はもちろん、筋肉が最高の状態で映るよう撮影の36時間前から水分を断ち、脱水状態でハードなアクションシーンをこなす、プロ意識が高い努力家としても知られている。
同じくオーストラリア育ちのニコール・キッドマンとキース・アーバンの結婚式で歌を贈るなど、歌も得意なヒューは世界的に大ヒットしたアニメ映画『ハッピー フィート』でエルヴィス・プレスリーの「ハートブレイク・ホテル」を熱唱したり、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』(12)でも見事な歌声を披露している。日本では2月16日に公開される新作映画『グレイテスト・ショーマン』でも、ザック・エフロンやゼンデイヤ、カーラ・セトルに劣らぬ声量のある渋い歌声を披露し、映画のサントラは全米アルバム・チャート2週連続ナンバーワンに輝く快挙に。多彩な才能を持ち、どんな役でもこなせる、老若男女問わず愛される俳優として、世界中のファンを魅了し続けている。
ヒューは、駆け出しの頃に出演したテレビドラマの主演女優で13歳年上のデボラ=リー・ファーネスに一目惚れし、すぐ交際を開始。翌年の1996年4月に結婚、2度の流産を経て2人の養子を迎えた。子どもは現在17歳と12歳になっている。昨年2月、デボラと別居しているという情報が流れたが、ヒューの代理人は「100%嘘」と否定。ヒュー自身も12月8日に出演した米深夜トーク番組『The Tonight Show』では「クリスマスはオーストラリアで過ごす」「デボラはクリスマス・ディナーを、家族がいない人とかに振る舞うんだ。100人くらいが来るんだよ。だからみんな、来てくれよ!」と楽しそうに話し、円満ぶりをアピールした。
トーク番組で語った通り、クリスマスの数日前にオーストラリア入りしたヒューは、帰国早々、シドニーの人気のビーチであるボンダイビーチで娘や友達と遊ぶ姿がパパラッチされた。はしゃぎながら海で遊び、うれしそうな顔でビーチを駆け抜けるヒューの姿はネット上で瞬く間に広がり、「49歳とは思えぬナイスボディ」「濡れた胸毛がセクシー」「家族思いのファミリーマン」「超有名人なのに飾らない素敵な人」だと大絶賛された。<写真はこちら>
そんなヒューが、クリスマス前にビーチでパパラッチされた写真は「ある意味仕込み」だったことを告白。「いい人」なヒューならではの、パパラッチとの良好すぎる関係を明かしたのだ。
15日、アメリカの国民的トーク番組『エレンの部屋』に『グレイテスト・ショーマン』のプロモーションのため出演したヒューは、エレン・デジェネレスから「オーストラリアでは、あなた、ビーチに行ったのよね。本当、みんなにとって喜ばしいことよねぇ。ビーチでご機嫌なあなたを見られるんですもの」と言い、後方のスクリーンでパパラッチされた水着姿の笑顔の写真を紹介した。パパラッチに笑顔を見せながら太ももを高く上げ、ビーチを駆けるナイスショットで、観客の拍手を浴びたヒューは頭をかきながら照れ笑い。「いろいろなアングルから撮られているわね」とエレンに指摘され、「一回りしてあげたからねぇ」と冗談を飛ばした。
エレンから「本当にいい体よねぇ。50歳になろうとしている男性の体とは思えないほど、素晴らしいわ」と褒められたヒューは、謙遜しながら、「実はオーストラリアのパパラッチは僕と顔見知りだから、帰国しても追いかけ回さないんだ。まず僕のところにやってくるんだよ」「で、僕が『何が撮りたいの?』って聞いて、彼らの中でも仕切ってるシェーンって男が『ボンダイビーチでシャツを脱いでほしい』ってリクエストする。『了解、明日朝8時な』って約束して、翌朝ビーチに行ったら、30人のパパラッチがカメラを構えていてさ。めちゃくちゃ恥ずかしいけど、その撮影が終わったら、追いかけ回さずに放っておいてくれるんだよ」と告白。「えぇ!? 残りの滞在期間ずっと、そっとしておいてくれるの?」と驚くエレンに「そうだよ。ずっとね。いい取引だと思わないかい?」と得意げな表情を浮かべた。
「ここ(カリフォルニア)でも、そうすればいいのに」とため息をつくエレンに、ヒューは「だよね。その点では、オーストラリアは文明化されているんだろうね」と故郷を褒めつつ「ま、彼らも2週間仕事せずに休みたかったのかもしれないけど」と笑った。そして、「実はこれを撮る前日、ザック・エフロンと一緒にジへトレーニングに行ったりしたんだけど、パパラッチは1人も来なかったんだよ。なんだか、申し訳ない気持ちになっちゃったよ」と明かし、いい人ぶりを見せた。
セレブの大半はパパラッチに嫌悪感をむき出しにし、彼らの前ではサングラスをかけ帽子を深くかぶり、話しかけられても無視して足早に去って行く。数多くのA級スターがパパラッチに怒りをぶつけ、警察沙汰にもなっている。プライベートな時間を侵害するパパラッチは、セレブたちにとって、文字通りクソのような存在なのだろう。
しかし、ヒューは世界中どこでもリラックスしてパパラッチに対応してきた。子どもたちが一緒でも歩調を早めず、パパラッチが話しかければごく普通に会話に応じる。子どもたちも慣れたもので、レディー・ガガの「パパラッチ」を熱唱し、パパラッチを面食らわせたりしている。
『PAN ネバーランド、夢のはじまり』(15)のプロモーション・インタビューで、「みんな、あなたのことを『いい人だ』って言いますよね。誰も悪く言わない。不機嫌なときもあると思いますけど、どうしたらそんなにいい人でいられるんですか?」と質問された時、ヒューは「マナーさえ守っていれば、誰だってなれるよ」「それに子どもがいるから、ムッとしてもパパラッチに怒鳴ったり、つっけんどんな対応をしたりできないよね。真似しちゃうから。みんなマナーを守っていれば、より良い社会になると思うよ」と回答。「この25年、1日2回は瞑想をするんだ。ずいぶん助けられてるよ」と気持ちを落ち着かせる秘訣も明かしたが、パパラッチに対しても冷静でいられるヒューは、もともと人間ができたいい人なんだろうと、ネット上では称賛されている。
また「皮膚がん闘病など、苦労もしているからそっとしておきたくなるのでは?」という声も上がっていて、ヒューは昨年2月に6度目の皮膚がん発症を発表しており、早期発見、早期治療により元気になれると証明してきた。皮膚がん予防を呼びかけるなど、熱心な啓蒙活動も行っている。そんな自国のスーパースターの活躍を見て、オーストラリアのパパラッチも「応援しよう」「撮りたいものを撮らせてくれたら、あとはそっとしておこう」と思うのかもしれない。
ファンの間からは「海水に濡れた肉体美とセクシーな胸毛、爽やかな笑顔をリクエストするオーストラリアのパパラッチは有能」と、信頼関係のもとに生まれたナイスショットに感謝の声も上がっている。次に彼がオーストラリアに戻った時は、一体どんなショットが激写されるのか? 今から楽しみだ。
