年上彼氏のアソコを植木ばさみで断ち切ったアルゼンチン女性が美しすぎる!

 日本でも、元ボクサーの法科大学院生が妻の不倫相手の弁護士のペニスを枝切りバサミで切断した事件は記憶に新しいが、今度は海外で、世の男性を身震いさせる事件が起きた。アルゼンチン第2の都市のコルドバで、女性が年上の交際相手のペニスを切断したのだ。

 地元紙「ロス・アンデス」が伝えたところでは、傷害の容疑で逮捕されたのは、女性建築士、ブレンダ・バラティーニ(26)。彼女は11月26日の朝、交際相手であるレゲエ・シンガーのセルジオ・フェルナンデスさん(40)の性器を植木ばさみで切断したと見られている。

 ただ、事件の経緯については加害者と被害者の言い分が真っ向から対立している。被害者のフェルナンデスさん側の弁護士は、2人はバラティーニのマンションで、「セックスゲーム」に興じており、その一環としてフェルナンデスさんは目隠しをしていたところ、突然襲われたと主張している。また、事件前にフェルナンデスさんはバラティーニに別れ話をしており、それが凶行の引き金になった可能性があるとしている。

 一方、バラティーニ側の弁護士は、そもそも2人が交際関係にあった事自体を否定。当日は、騙されてフェルナンデスさんを自室に引き入れたところ、フェルナンデスさんから性的暴行を受けそうになったため、正当防衛でペニスを切断したと主張している。

 ちなみに被害者の男性、大量失血しながらも病院に搬送され、現在は容体も安定しているという。しかし、切断されたペニスが元通りに縫合されたのかどうかは明らかにされていない。

 やはりペニスは、本性の知れない相手にめったやたらと開帳するべきではないということか……。

『監獄のお姫さま』満島ひかりの母性に泣き、菅野美穂のライク・ア・ヴァージン(にゃんこスターVer)で爆笑!

 人気脚本家・宮藤官九郎による復讐コメディードラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)の第8話が5日に放送され、平均視聴率6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.1ポイント増となりました。

 まずは、これまでのあらすじを少し。2017年のクリスマス・イブ、元囚人の馬場カヨ(小泉今日子)、大門洋子(坂井真紀)、足立明美(森下愛子)、勝田千夏(菅野美穂)と元刑務官の若井ふたば(満島ひかり)の5人は、EDOミルク社・社長の板橋吾郎(伊勢谷友介)を誘拐。その背景には、6年前に起こった横田ユキ(雛形あきこ)殺害事件の罪を、当時婚約者だった“爆笑ヨーグルト姫”こと江戸川しのぶ(夏帆)に吾郎が押しつけたことを証言させ、再審請求しようという目的があったのです。

 その吾郎・監禁シーンと、カヨたちが出会い親密になっていく女子刑務所シーンとが行き交うカタチでドラマは展開。前回は、カヨたちが吾郎への復讐を決意し、その計画を着々と練っていく過程が描かれました。

 吾郎への復讐&美容師免許取得という目的ができたことで毎日にハリが出るカヨですが、おっちょこちょいなことにプランを記したノートをふたばに見られ、没収されてしまいます。そんな折、前回の洋子に続いて明美、千夏、タイ人のリン(江井エステファニー)の3人の仮釈放が決定。カヨはふたばから、吾郎への復讐計画など刑務所内だけの話でシャバに戻ったらみんな忘れる、無駄な計画を練るのは止めるよう言われショックを受けるのです。

 やがてカヨの仮釈放も迫る中、それを察したしのぶからこっそり殺人事件が起こる前のことを打ち明けられます。しのぶの父で江戸川乳業(現・EDOミルク)の前社長だった江戸川徳三郎(田窪一世)が、吾郎と横田ユキの交際に気づき激怒。吾郎を出世コースから外したというのです。その結果、追い詰められた吾郎が、しのぶに殺人教唆の罪を被せることで会社を乗っ取る計画を立てたのではないか、というのがしのぶの臆測なのです。

 その夜、布団の中でしのぶが息子・勇介の写真を見て泣いていることに気づき同情心を強めるカヨですが、その翌朝に仮釈放が決まったため、しのぶの傍にいてあげられなくなってしまいます。

 仮釈放といってもすぐに出られるわけではありません。雑居房から隔離された寮で1週間、社会復帰のための教育をふたばからマンツーマンで受けなければならないのです。

 これまではカヨのことを囚人番号“69番”と呼んでいたふたばですが、寮では囚人として扱わないため名前で呼ぶことに。そして、付きっきりで身の世話をし、一緒に料理を作ったりしたことで年下ながらも母性が芽生え、食事の際に例の復讐ノートを取り出して、「馬場カヨのことはね、嫌いじゃない。だから、これは渡せない。先生としてではなくて母親として渡せない。わかって。好きだからもう会いたくないの」と訴えるのです。

 一方、現代の吾郎・監禁シーンでは、前回まで刑事から聴取を受けていたふたばが吾郎の妻・晴海(乙葉)を連れて戻り、いよいよ本格的に吾郎への尋問開始、というところで終了となりました。

 さて感想ですが、今回は笑いと悲哀のバランスが絶妙だったと思います。まず笑いについては、吾郎と2人きりになった千夏が色仕掛けで供述を引き出そうと、ラジカセでマドンナのヒット曲「ライク・ア・ヴァージン」をかけて踊り始めたシーンが秀逸でした。途中から顔をしかめて唇を突き出し、親指を立ててサイドステップを踏む、お笑いコンビ・にゃんこスターのネタの振り付けを披露したのですが、菅野美穂の吹っ切れた演技に笑ってしまいました。

 また、仮釈放された千夏が、白シャツびしょ濡れ状態の吾郎に遭遇して魅了されるシーンがあったのですが、千夏は以前、吾郎について「薄手の白シャツ一枚でずぶ濡れで立ってても素通りする自信がある」と、男として興味がないことを語っていただけに、吾郎に色目を使う演技は菅野のコメディエンヌとしての才能が活きる場面になりました。

 一方、悲哀のエッセンスをもたらしたのは、ふたばでした。ふたばは父親も刑務官を務め、少女時代は刑務所内にある美容室で美容免許をもつ受刑者に髪を切ってもらっていたことがあるんですね。その時に仲良くなった女性が薬物中毒で何度も服役した悲しい思い出を第5話で語っていたのですが、今回、カヨも美容師免許を獲得したため、その姿を重ね合わせてしまったのでしょう。だからこその「好きだからもう会いたくない」というセリフは胸に迫るものがありました。

 しかし、そのふたばは実際にはカヨたちの犯行に加わったわけで、次回はその動機が明らかにされるとのこと。また、吾郎に対する“プレ裁判”も始まるとのことで放送を楽しみに待ちたいと思います。
(文=大場鴨乃)

『監獄のお姫さま』満島ひかりの母性に泣き、菅野美穂のライク・ア・ヴァージン(にゃんこスターVer)で爆笑!

 人気脚本家・宮藤官九郎による復讐コメディードラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)の第8話が5日に放送され、平均視聴率6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.1ポイント増となりました。

 まずは、これまでのあらすじを少し。2017年のクリスマス・イブ、元囚人の馬場カヨ(小泉今日子)、大門洋子(坂井真紀)、足立明美(森下愛子)、勝田千夏(菅野美穂)と元刑務官の若井ふたば(満島ひかり)の5人は、EDOミルク社・社長の板橋吾郎(伊勢谷友介)を誘拐。その背景には、6年前に起こった横田ユキ(雛形あきこ)殺害事件の罪を、当時婚約者だった“爆笑ヨーグルト姫”こと江戸川しのぶ(夏帆)に吾郎が押しつけたことを証言させ、再審請求しようという目的があったのです。

 その吾郎・監禁シーンと、カヨたちが出会い親密になっていく女子刑務所シーンとが行き交うカタチでドラマは展開。前回は、カヨたちが吾郎への復讐を決意し、その計画を着々と練っていく過程が描かれました。

 吾郎への復讐&美容師免許取得という目的ができたことで毎日にハリが出るカヨですが、おっちょこちょいなことにプランを記したノートをふたばに見られ、没収されてしまいます。そんな折、前回の洋子に続いて明美、千夏、タイ人のリン(江井エステファニー)の3人の仮釈放が決定。カヨはふたばから、吾郎への復讐計画など刑務所内だけの話でシャバに戻ったらみんな忘れる、無駄な計画を練るのは止めるよう言われショックを受けるのです。

 やがてカヨの仮釈放も迫る中、それを察したしのぶからこっそり殺人事件が起こる前のことを打ち明けられます。しのぶの父で江戸川乳業(現・EDOミルク)の前社長だった江戸川徳三郎(田窪一世)が、吾郎と横田ユキの交際に気づき激怒。吾郎を出世コースから外したというのです。その結果、追い詰められた吾郎が、しのぶに殺人教唆の罪を被せることで会社を乗っ取る計画を立てたのではないか、というのがしのぶの臆測なのです。

 その夜、布団の中でしのぶが息子・勇介の写真を見て泣いていることに気づき同情心を強めるカヨですが、その翌朝に仮釈放が決まったため、しのぶの傍にいてあげられなくなってしまいます。

 仮釈放といってもすぐに出られるわけではありません。雑居房から隔離された寮で1週間、社会復帰のための教育をふたばからマンツーマンで受けなければならないのです。

 これまではカヨのことを囚人番号“69番”と呼んでいたふたばですが、寮では囚人として扱わないため名前で呼ぶことに。そして、付きっきりで身の世話をし、一緒に料理を作ったりしたことで年下ながらも母性が芽生え、食事の際に例の復讐ノートを取り出して、「馬場カヨのことはね、嫌いじゃない。だから、これは渡せない。先生としてではなくて母親として渡せない。わかって。好きだからもう会いたくないの」と訴えるのです。

 一方、現代の吾郎・監禁シーンでは、前回まで刑事から聴取を受けていたふたばが吾郎の妻・晴海(乙葉)を連れて戻り、いよいよ本格的に吾郎への尋問開始、というところで終了となりました。

 さて感想ですが、今回は笑いと悲哀のバランスが絶妙だったと思います。まず笑いについては、吾郎と2人きりになった千夏が色仕掛けで供述を引き出そうと、ラジカセでマドンナのヒット曲「ライク・ア・ヴァージン」をかけて踊り始めたシーンが秀逸でした。途中から顔をしかめて唇を突き出し、親指を立ててサイドステップを踏む、お笑いコンビ・にゃんこスターのネタの振り付けを披露したのですが、菅野美穂の吹っ切れた演技に笑ってしまいました。

 また、仮釈放された千夏が、白シャツびしょ濡れ状態の吾郎に遭遇して魅了されるシーンがあったのですが、千夏は以前、吾郎について「薄手の白シャツ一枚でずぶ濡れで立ってても素通りする自信がある」と、男として興味がないことを語っていただけに、吾郎に色目を使う演技は菅野のコメディエンヌとしての才能が活きる場面になりました。

 一方、悲哀のエッセンスをもたらしたのは、ふたばでした。ふたばは父親も刑務官を務め、少女時代は刑務所内にある美容室で美容免許をもつ受刑者に髪を切ってもらっていたことがあるんですね。その時に仲良くなった女性が薬物中毒で何度も服役した悲しい思い出を第5話で語っていたのですが、今回、カヨも美容師免許を獲得したため、その姿を重ね合わせてしまったのでしょう。だからこその「好きだからもう会いたくない」というセリフは胸に迫るものがありました。

 しかし、そのふたばは実際にはカヨたちの犯行に加わったわけで、次回はその動機が明らかにされるとのこと。また、吾郎に対する“プレ裁判”も始まるとのことで放送を楽しみに待ちたいと思います。
(文=大場鴨乃)

『奥様は、取り扱い注意』最終回目前に「なにこの展開!」「続きは劇場?」とお茶の間あぜん

 12月6日午後10時、綾瀬はるか主演の『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)が最終回を迎える。視聴率は初回11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、第2話以降は11~14%台と好調だ。

 同ドラマの主人公は、波瀾万丈でワケありの過去を捨て、閑静な高級住宅街で新婚生活を送っている専業主婦・伊佐山菜美(綾瀬)。合コンで一目惚れした夫のIT企業経営者・勇輝(西島秀俊)と穏やかな暮らしを送っていたが、街に越してきて早々、近所の主婦たちがさまざまなトラブルを抱えていることに気づく。彼女たちのトラブルを解決しようと、菜美が発奮するストーリーだ。

 第9話では、菜美の暮らす街の崩壊を企む謎の男・横溝(玉山鉄二)に弱みを握られ、売春を強要されていた主婦が自殺を図り、それ以降、街全体に不穏な空気が流れていた。その頃、夫・啓輔(石黒賢)からのモラハラに耐える日々を送っていた優里(広末涼子)は、ママ友に誘われた合コンで知り合った安西(小関裕太)と、密かに仲を深めていた。だが、家族への罪悪感から、彼との関係をやめようと決意する。しかし、ちょっとしたハプニングがきっかけで、安西と禁断の関係を結んでしまうのだった。

 後日、自身が犯した過ちを責めた優里は、別れを告げるために安西を喫茶店へ呼び出した。ところが、そこに横溝たちが登場し「優里と安西の情事を、隠しカメラで撮影していた」と明かす。そして横溝は、優里に売春するよう言い渡したのだった。

 一方、京子(本田翼)は不穏な動きをする夫・渉(中尾明慶)を尾行したところ、同僚の女性と仲睦まじくホテルに入っていくところを目撃してしまう。さらに菜美は、勇輝の言動に疑問を抱いていたため、かつての仲間・小雪(西尾まり)に調査を依頼。

「これまではコメディタッチの要素が多かったのに、第9話にして突然シリアス展開に。これには『急に重くなってきた』『なにこの展開!』と動揺の声が続出。また、『いきなり風呂敷を広げたけど、あと1話で完結できるの?』『絶対に、これまとめきれないでしょ』『続きは劇場とかHuluとかやめてね』『投げっぱなしだけは勘弁』といった心配の声も上がっています」(芸能ライター)

 第10話では、勇輝の秘密を知った菜美が、彼と死闘を繰り広げるという展開に。もう嘘をつけないと悟った勇輝は、「ある任務で近づいたが、いつしか本気で愛してしまった」という事実を伝える。そして、この戦いは決着がつかないまま一時休戦状態に。

 一方の優里は、横溝に立ち向かう姿勢を見せるが、ほかの主婦たちへの見せしめとして暴力を振るわれ、重傷を負って入院することに。菜美に全てを打ち明けると、菜美は横溝への復讐を決意するのだった。

「勇輝の本性や菜美の過去すらいまだにハッキリ明かされておらず、解決しなければいけない問題が山積みです。展開が雑になったり、謎を残したまま終わることを不安視している視聴者はかなり多いようです」(同)

 果たしてファンが納得する最終回となるのだろうか?

安藤美姫&ハビエル、破局は決定的!? 外国人美女との“キス写真”拡散に「娘が可哀想」

 フィギュアスケーターの安藤美姫と交際していた、スペインのフィギュアスケート選手ハビエル・フェルナンデスが12月5日にインスタグラムを更新。安藤ではない女性とのツーショット写真を公開し、「安藤美姫と別れたの?」「安藤さんの子どもが混乱しそうだね。どう受け止めるんだろ?」とネットを騒がせている。

 ハビエルがインスタに公開したのは、笑顔のハビエルとその頬にキスする外国人美女の写真。投稿には、そこに写る美女と思われるユーザーがタグ付けされており、彼女のプロフィール欄には“Enfermeria UAM.”(医学部 マドリッド自治大学)という単語が並んでいる(投稿は非公開設定)。

「今年4月頃から破局説が流れていた2人ですが、6月に安藤が会見でそれを否定し、同月には講師として呼ばれた名古屋のスケート教室の会見に2人で出席しています。しかし、その後2人はお互いの関係性について言及することがなかったことから、破局説は根強く残っていました。そのため今回の写真が拡散されると『まぁ、続くはずはないと思っていました』『安藤さんというより、子どもが可哀想だな~』『テレビやSNSで惚気たりしなきゃよかったのに。こうなるんじゃないかと思ってたよ』といった声が続出しています」(芸能ライター)

 正式な発表はないものの、すでに別れていたと予想されている2人。以前、安藤は意味深な言葉を綴った写真をインスタにアップしていた。

「今年8月、安藤は英語で『まず自分自身を愛し、愛を与える』などと書かれた画像を投稿し、ネット上で『新しく恋人できたのかな?』『子どもが生まれるの?』と様々な臆測を呼んで話題になっていました。しかし9月には、英語で『全てのことは最終的にうまくいく』『それを信じなければならない』と書かれた、意味深な画像を公開し、『ハビエルと別れたのかな?』とウワサされることに。しかし、これらの投稿には『かまってちゃん感がすごい』『この人、英語で意味深なメッセージ載せるの好きだよね』『自分に酔いすぎ』との冷ややかな声も上がっていました」(同)

 今回の写真に「こんな画像をアップするハビエルはすごいね」「なんかハビエルの好感度が下がった」「ハビエルのかまってちゃん感もハンパない」といった批判の声も噴出している。本人たちの口から、直接2人の関係について、何らかの説明があるかは不明だが、今後も注目が集まりそうだ。

ローラの現状が「不気味すぎ!」、事務所トラブル泥沼化も、“CM女王”に3年ぶり返り咲き

 所属事務所・リベラとの契約トラブルが注目されているタレント・ローラが、3年ぶりに“CM女王”に返り咲いた。

 ニホンモニターが6日に発表した2017年の「CM契約社数ランキング」によれば、ローラはエースコック、コーセー、ユニクロ、ライオン、楽天、リクルートなど15社に起用され、単独首位に。以下、14社の広瀬すず、11社の有村架純と続く。

 なお、ローラは12社に起用された昨年、広瀬やマツコ・デラックスと並んで2位に。おととしは11社で6位だった。

「ローラのCM契約は昨年よりも増加。さらに、テレビCMを打っていない会社との広告契約をあわせると26社にも上るとか。今年は新規の起用も多く、リベラによる“ローラの閉店セール”ともっぱら。ネット上では、『この状況でCM女王とか、超怖い』『芸能界の闇深さを感じる』といった悲鳴が相次いでいます」(芸能記者)

 リベラは先月25日、同月30日をもってローラのファンクラブを休止すると発表。すると翌日、ローラは自身のTwitterで「今、みんなともっと深く楽しく交流出来る新しい形を準備しているの」と報告した。

 これを受け、一部マスコミが「ファンクラブ閉鎖」「解散」などと報じると、今度はリベラが「あくまでもファンクラブを『一時休止する』だけであり、解散するわけではございません」と公式サイトで強調。「ファンクラブを再開する際には、改めてご報告させていただきます」とアナウンスしており、ファンを混乱させている。

「ローラは7月に双子の兄が代表取締役を務める個人事務所『MOKA BEAR』を設立。クライアントに宛て、10月20日付でリベラと契約終了したことを告げるファクスを勝手に送りつけているようです。しかし、リベラサイドは『法的に有効な形での合意は、何もなされていない』と困惑しているとか。リベラとの長期戦は必至で、今後の活動は全くの不透明と言えそう」(同)

 リベラと真っ向対立しながらも、広告契約ばかり増加するという不気味な現状のローラ。こんな状況で、独立がうまくいくとは思えないが……。

セックスワーカーを経験した中村うさぎに聞く、売春はなぜ“いけない”ことなの?

 世界最古の職業といわれる「売春」。現代の日本では売春防止法によって禁止されている行為だが、法的な規制を抜きにしても、多くの日本人が「売春はいけないこと」という意識を持っているのではないだろうか。

 2017年9月に『エッチなお仕事なぜいけないの?』(ポット出版プラス)を上梓した作家の中村うさぎさんは、恐らく世間一般では少数派であろう“売春賛成派”。同書には売春の是非について、中村さんと有識者たちによる対談が収められているが、実際のところ、売春がいけないといわれているのはなぜなのか? ご本人に聞いてみた。

■「不特定多数に性を売ること」への嫌悪感

 まず、売春が悪だという認識が浸透している背景には、「不特定多数に性を売る」という行為そのものが、嫌悪の対象になりやすいからだと中村さんは指摘する。

「そもそも、なぜ不特定多数に性を売ることが悪とされるのか? ひとつは、男性が生み出した“貞淑”という幻想によるものだと思います。それは、自分の子孫を確実に残したいという、男性たちによる本能レベルの欲求ではないでしょうか? なにしろ、女性のほうは、父親が誰であろうと自分が産んだ子どもは100%の自分の子であるという確信がありますが、男性は、女性の腹から出てくる赤子が自分の種じゃない可能性もあるわけです。そんな危機感が働いたからこそ、夫以外の男性と寝る女性を嫌悪し、“不貞”というレッテル貼りをしたのではないでしょうか」

 歴史を振り返ってみると、後家が権力を握っていた室町時代をはじめ、政治でも女性の影響力がある程度強かった14世紀ごろまでは、セックスを売り物にする女性も差別の対象にはならなかったという。

「たとえば平安時代から鎌倉時代にかけて『白拍子』と呼ばれる女性たちがいましたが、彼女らは歌舞を演じるだけでなく、男性の夜の相手もしていたことがわかっています。容姿端麗で芸に優れた白拍子は男性の憧れの的で、彼女たちをめとることは男性にとってもステータスでした。一方、武家時代に入って男性優位の社会になってくると、遊女などの地位が途端に低くなるのです」

 つまり、男性が権力を握り、彼らにとって都合のよい倫理観が出来上がった結果、性を売ることへの嫌悪感が浸透していったとも考えられるのだ。そうした中で、性を売る人はいやしいという差別感情が生まれ、「遊女という職業はけしからん」という暗黙の了解が出来上がって、売春への忌避感が生まれたのだという。

 一方、女性が売春をする女性に対して差別することも、世の中にはある。それはもちろん、男権的な価値観から生まれた“貞淑”という観念が世間一般に浸透した結果ともいえるが、それ以前の問題として、女性が売春をよしとしないのには「もっと感情的な理由がある」と中村さんは話す。

「売春が嫌われるのには、“女を売るのはズルい”という同性からの視点もあるのだと思います。キャバクラなんかでも枕営業するホステスは下に見られる傾向にあるようですが、要は性を使ってのし上がった同性に対して、イカサマをされたような理不尽な感情が湧くんですよね。それこそ、安い時給のアルバイトなんかでコツコツ稼いでいる女性が、売春で大金を稼いでいる人に対して“反則”だと感じることもあるでしょう」

 ほかにも、一部のフェミニストたちによる売春反対の声もある。売春を男性による「性の搾取」と見なし、倫理的に到底認められないという意見だ。

「売春は女性性の搾取であり、男性優位社会の産物だという考え方ですね。ただ、親に遊郭に売られたり、暴力による売春の強制があった昔ならいざ知らず、現代では自分の意志で性を売る仕事を選び取っている人も多いわけです。そうした女性の立場はどうなるのか? 男権的な価値観に洗脳されて、無自覚に性を売っているのだと話すフェミニストもいます。しかし、仮にそれが刷り込みであったとしても、刷り込まれた価値観を、そのまま肯定するか否定するかは、その人の自由でしょう」

 女性の売春や風俗ビジネス は、男性の性欲なしには成り立たないものであり、その性欲そのものを否定してしまえば、それはフェミニズムというより、もはやミサンドリー(男性嫌悪)ではないか、というのが中村さんの見方だ。

「結局のところ、風俗に対する過剰なバッシングを繰り返すフェミニストたちは、単に男性の性欲が嫌いなんだと思います。しかし、自らの意志でセックスワークを選んだ人たちまでも、『被害者』として一括りにすることは、彼女たちの自由意志を無視した差別といえるのではないでしょうか」

 女性の不貞に対する男性の嫌悪感にしろ、男性に対するフェミニストの憎しみにしろ、売春を否定する人の根底には「不快」という感情が存在しているのだと中村さんは言う。

「人間の快・不快というのは、感情の中でも根深いもの。そして、どんなに売春が不道徳であるかを理論武装しようとしたところで、感情的なものが根底にある限り、必ずほころびが出てくる。たとえば、売春は『性の搾取』だといわれていますが、そもそも売春以外でも、労働力や時間を搾取する企業なんて、ごまんとあるわけです。なぜ、性の搾取だけが特別視されるのか? また、『性は神聖なものだから、売り買いするのはタブーだ』と言う人もいますが、なぜセックスだけが神聖になるのか? どれも理論で突き詰めることができない。そうした意味でも『売春がいけない理由』については、明確な答えが、今のところ私の中に存在しません」

 ただし、冒頭でも少し触れたように、売春は売春防止法により、法的には違法と定められている。法律では売春をすることも、そして買春することも禁止されているのだ。では、女性を買う男性についても、「社会の風俗を乱すような」不道徳な輩といえるのか?

「先に話したミサンドリー的な考えだったら『男の性欲そのものが汚らわしい』ということになりかねませんから、それこそ金を払って性欲を発散する男性はアウトになる。そうでなくとも『買春は、性欲を持て余した気持ちの悪いオッサンがするもの』というイメージを抱いている女性は、一定数いるのではないでしょうか?  かつては、私も風俗を利用する男性に対して、偏見を持っていましたから」

 実は、中村さんは、デリヘルでセックスワーカーとして働いた経験がある。そしてセックスワークを体験する中で、風俗を利用する男性に対して、ある種の理解を抱くようになっていったのだという。

「実際デリヘルで働いてみると、客の大半が至って普通の人で、まったく暴力的でも居丈高でもなかった。そして、彼らは単に性欲の発散だけでなく、彼女や奥さんにさらけ出せない性的ファンタジーを満たしてくれる相手を求めて、風俗店にやってくることに気がつきました。セックスワーカーはお金をもらって、そのファンタジーを満たしてあげるわけです。少なくとも私は、一方的に男性に性を搾取されているという感覚はなかったですね」

 社会全般に浸透している偏見や差別意識から、なんとなく「いけないこと」だと思われている売春。しかし、売春の是非についてハッキリと答えられる人はいないのかもしれない。それならば、法的な規制はともかくとして、当事者以外の人たちが、セックスワークに関わる人たちを勝手に裁く権利もないのではないだろうか?
(松原麻依/清談社)

セックスワーカーを経験した中村うさぎに聞く、売春はなぜ“いけない”ことなの?

 世界最古の職業といわれる「売春」。現代の日本では売春防止法によって禁止されている行為だが、法的な規制を抜きにしても、多くの日本人が「売春はいけないこと」という意識を持っているのではないだろうか。

 2017年9月に『エッチなお仕事なぜいけないの?』(ポット出版プラス)を上梓した作家の中村うさぎさんは、恐らく世間一般では少数派であろう“売春賛成派”。同書には売春の是非について、中村さんと有識者たちによる対談が収められているが、実際のところ、売春がいけないといわれているのはなぜなのか? ご本人に聞いてみた。

■「不特定多数に性を売ること」への嫌悪感

 まず、売春が悪だという認識が浸透している背景には、「不特定多数に性を売る」という行為そのものが、嫌悪の対象になりやすいからだと中村さんは指摘する。

「そもそも、なぜ不特定多数に性を売ることが悪とされるのか? ひとつは、男性が生み出した“貞淑”という幻想によるものだと思います。それは、自分の子孫を確実に残したいという、男性たちによる本能レベルの欲求ではないでしょうか? なにしろ、女性のほうは、父親が誰であろうと自分が産んだ子どもは100%の自分の子であるという確信がありますが、男性は、女性の腹から出てくる赤子が自分の種じゃない可能性もあるわけです。そんな危機感が働いたからこそ、夫以外の男性と寝る女性を嫌悪し、“不貞”というレッテル貼りをしたのではないでしょうか」

 歴史を振り返ってみると、後家が権力を握っていた室町時代をはじめ、政治でも女性の影響力がある程度強かった14世紀ごろまでは、セックスを売り物にする女性も差別の対象にはならなかったという。

「たとえば平安時代から鎌倉時代にかけて『白拍子』と呼ばれる女性たちがいましたが、彼女らは歌舞を演じるだけでなく、男性の夜の相手もしていたことがわかっています。容姿端麗で芸に優れた白拍子は男性の憧れの的で、彼女たちをめとることは男性にとってもステータスでした。一方、武家時代に入って男性優位の社会になってくると、遊女などの地位が途端に低くなるのです」

 つまり、男性が権力を握り、彼らにとって都合のよい倫理観が出来上がった結果、性を売ることへの嫌悪感が浸透していったとも考えられるのだ。そうした中で、性を売る人はいやしいという差別感情が生まれ、「遊女という職業はけしからん」という暗黙の了解が出来上がって、売春への忌避感が生まれたのだという。

 一方、女性が売春をする女性に対して差別することも、世の中にはある。それはもちろん、男権的な価値観から生まれた“貞淑”という観念が世間一般に浸透した結果ともいえるが、それ以前の問題として、女性が売春をよしとしないのには「もっと感情的な理由がある」と中村さんは話す。

「売春が嫌われるのには、“女を売るのはズルい”という同性からの視点もあるのだと思います。キャバクラなんかでも枕営業するホステスは下に見られる傾向にあるようですが、要は性を使ってのし上がった同性に対して、イカサマをされたような理不尽な感情が湧くんですよね。それこそ、安い時給のアルバイトなんかでコツコツ稼いでいる女性が、売春で大金を稼いでいる人に対して“反則”だと感じることもあるでしょう」

 ほかにも、一部のフェミニストたちによる売春反対の声もある。売春を男性による「性の搾取」と見なし、倫理的に到底認められないという意見だ。

「売春は女性性の搾取であり、男性優位社会の産物だという考え方ですね。ただ、親に遊郭に売られたり、暴力による売春の強制があった昔ならいざ知らず、現代では自分の意志で性を売る仕事を選び取っている人も多いわけです。そうした女性の立場はどうなるのか? 男権的な価値観に洗脳されて、無自覚に性を売っているのだと話すフェミニストもいます。しかし、仮にそれが刷り込みであったとしても、刷り込まれた価値観を、そのまま肯定するか否定するかは、その人の自由でしょう」

 女性の売春や風俗ビジネス は、男性の性欲なしには成り立たないものであり、その性欲そのものを否定してしまえば、それはフェミニズムというより、もはやミサンドリー(男性嫌悪)ではないか、というのが中村さんの見方だ。

「結局のところ、風俗に対する過剰なバッシングを繰り返すフェミニストたちは、単に男性の性欲が嫌いなんだと思います。しかし、自らの意志でセックスワークを選んだ人たちまでも、『被害者』として一括りにすることは、彼女たちの自由意志を無視した差別といえるのではないでしょうか」

 女性の不貞に対する男性の嫌悪感にしろ、男性に対するフェミニストの憎しみにしろ、売春を否定する人の根底には「不快」という感情が存在しているのだと中村さんは言う。

「人間の快・不快というのは、感情の中でも根深いもの。そして、どんなに売春が不道徳であるかを理論武装しようとしたところで、感情的なものが根底にある限り、必ずほころびが出てくる。たとえば、売春は『性の搾取』だといわれていますが、そもそも売春以外でも、労働力や時間を搾取する企業なんて、ごまんとあるわけです。なぜ、性の搾取だけが特別視されるのか? また、『性は神聖なものだから、売り買いするのはタブーだ』と言う人もいますが、なぜセックスだけが神聖になるのか? どれも理論で突き詰めることができない。そうした意味でも『売春がいけない理由』については、明確な答えが、今のところ私の中に存在しません」

 ただし、冒頭でも少し触れたように、売春は売春防止法により、法的には違法と定められている。法律では売春をすることも、そして買春することも禁止されているのだ。では、女性を買う男性についても、「社会の風俗を乱すような」不道徳な輩といえるのか?

「先に話したミサンドリー的な考えだったら『男の性欲そのものが汚らわしい』ということになりかねませんから、それこそ金を払って性欲を発散する男性はアウトになる。そうでなくとも『買春は、性欲を持て余した気持ちの悪いオッサンがするもの』というイメージを抱いている女性は、一定数いるのではないでしょうか?  かつては、私も風俗を利用する男性に対して、偏見を持っていましたから」

 実は、中村さんは、デリヘルでセックスワーカーとして働いた経験がある。そしてセックスワークを体験する中で、風俗を利用する男性に対して、ある種の理解を抱くようになっていったのだという。

「実際デリヘルで働いてみると、客の大半が至って普通の人で、まったく暴力的でも居丈高でもなかった。そして、彼らは単に性欲の発散だけでなく、彼女や奥さんにさらけ出せない性的ファンタジーを満たしてくれる相手を求めて、風俗店にやってくることに気がつきました。セックスワーカーはお金をもらって、そのファンタジーを満たしてあげるわけです。少なくとも私は、一方的に男性に性を搾取されているという感覚はなかったですね」

 社会全般に浸透している偏見や差別意識から、なんとなく「いけないこと」だと思われている売春。しかし、売春の是非についてハッキリと答えられる人はいないのかもしれない。それならば、法的な規制はともかくとして、当事者以外の人たちが、セックスワークに関わる人たちを勝手に裁く権利もないのではないだろうか?
(松原麻依/清談社)

「誰が撮影してもかわいいってどういうこと?」橋本環奈、1日警察署長を務めてファン絶賛! 

 女優の橋本環奈(18)が12月4日、自身のTwitterを更新。投稿された写真が話題を呼んでいる。

 今月1日、橋本は地元・福岡中央署の一日警察署長を務め、警察官の制服姿でパレードに参加。橋本は「先日久しぶりに福岡に帰って、1日警察署長をさせて頂きました!笑 天神の街をパレードするのは不思議な感覚でした。いつも普通に歩いてる場所を…笑」と、久々の地元での活動に対して感慨深げに語った。

 さらに「たくさんの方に声をかけて頂いて写真を撮って頂いたので、写真載せます。通知を見て、見つけた写真です。皆さんありがとうございます!」とコメントを添え、ファンから寄せられたパレード中の写真を掲載。制服姿で敬礼をする姿や笑顔で手を振るショットなど4枚を公開した。

 この投稿に対し、「まさに天使」「最高に可愛い」「制服似合ってるね」「逮捕してください」「逆に犯罪増える」「誰が撮影しても可愛く写るってどういう事?」など絶賛の声が殺到。また、今年7月に出演したドラマ『警視庁いきもの係』(フジテレビ系)での警察官役を思い出したファンも多く、「いきもの係が恋しい」「署長役も見てみたい」といったコメントも届いている。

メジャーシーンで結果を出した入江悠監督が語る埼玉ロケ作品『ビジランテ』で挑んだ新境地!!【前編】

 地方都市で過ごした青春時代の葛藤をラップに叩き付けた自主映画『SRサイタマノラッパー』(09)でブレイクを果たした入江悠監督。『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(12)以降はメジャーシーンでの挑戦が続いていたが、2017年はワーナー系で全国公開された『22年目の告白 私が殺人犯です』が3週連続で興収1位を飾るという躍進の年となった。最新作『ビジランテ』は『サイタマノラッパー』シリーズ以来となる久々のオリジナル劇場映画。地元・深谷市で撮影した『ビジランテ』に込めた想い、テレビ東京で深夜ドラマ化された『SRサイタマノラッパー マイクの細道』にまつわるエピソードなど、入江監督に2017年を振り返ってもらった。

──故郷や家族に対して複雑な感情を抱く3兄弟(大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太)を主人公にした『ビジランテ』の構想はいつ頃から考えていたんでしょうか?

入江悠(以下、入江) 『ロードサイドの逃亡者』の後、『日々ロック』(14)や『ジョーカー・ゲーム』(15)と商業映画をやり、その後に寒村を舞台にした『太陽』(16)という作品を撮ったんです。僕の中では『太陽』で描かれていたテーマや問いがすごくフィットしていた。その頃からですね。

──神木隆之介&門脇麦主演の『太陽』は文明の進化から置き去りにされた集落で暮らす若者たちの愛憎劇でした。

入江 SFという設定でしたけど、ひとつのコミュニティーの中には差別があり、コミュニティーを出ていくことに反発心を抱く者もいたりと、いろんな立場の人間がいるドラマだったんです。『太陽』は前川知大さんの舞台が原作だったのですが、その独創性と冷徹な観察眼に刺激を受けて、自分なりに地元の深谷市を舞台にして書いたのが『ビジランテ』です。オリジナルで脚本を書くのはすごく時間が掛かり、気が付いたらオリジナルでの劇場作品は『ロードサイドの逃亡者』以来になってしまいましたね。

──『サイタマノラッパー』劇場版三部作の舞台挨拶で、各地を回った体験も活かされている?

入江 それはあると思います。それまでの自分が知っていた世界は狭かったけれど、『サイタマノラッパー』シリーズで全国の地方都市を北は北海道から南は九州まで回って、各地の問題に触れる機会になったんです。原発問題もあれば、『ビジランテ』で描いたような郊外型ショッピングモールの建設をめぐる問題もある。でも社会と個人というテーマは、各地に共通する問題じゃないかと感じられたんです。そういった日本全体にかかわる問題を、地元の街に置き換えて描いた感じですね。

──『サイタマノラッパー』は半径1メートルの物語でしたが、今回は間口が広まった感じがします。半径500メートルぐらいの物語?

入江 もう少し広いかな。半径1キロメートルぐらいの物語ですかね。ショッピングモールは駐車場だけでもかなり広いですから。『サイタマノラッパー』シリーズは僕個人の悩みや不安、夢と現実などをドラマ化したものでしたが、2017年でちょうど撮影から10年経つんです。年齢を重ねていく中で、僕も少しずつですが社会との関係性を考えるようになった。技術的なことや僕自身の人間的な未熟さもあって、これまでは映画として描くことができなかったんですが、もう少し視野を広げて、そこで生きている人たちの人間模様を描いてみようという気になってきたんです。

──2017年4月~6月にオンエアされたTVドラマ『SRサイタマノラッパー マイクの細道』にも劇場版三部作では描かれなかったIKKUの家族が登場しました。

入江 僕の高校時代は男子校で、剣道部だったんですが、6人いる同期はみんな結婚して家庭を持っているんです。同期の結婚式に呼ばれて、久々に集まったら、「結婚してないのは、もう入江だけだぞ」と言われて(笑)。東京にいるとあまり独身であることを意識しないんですが、たまに田舎に帰省すると気づかされますね。同級生たちはちゃんと結婚して、子育てして、親の介護なども引き受けていたんだなぁと。自分は映画を撮ることしかやらず、家族に対する責任はいっさい引き受けてこなかった。そのことは『マイクの細道』にも入っていますね。

■入江作品の中における3人の男たち

──『サイタマノラッパー』と同じ埼玉県深谷市でロケ撮影されたこともあり、『ビジランテ』に映し出される世界も同じような風景ですが、そこで繰り広げられるのはまったく異なるハードボイルドなものになっています。

入江 『サイタマノラッパー』はシリーズ化されていくことで、主人公たちがどんどんアイコン化され、中でもIKKUとTOMはコミカルな存在になっていった。それもあり、『ビジランテ』では現実感のあるキャラクターとして一郎(大森南朋)、二郎(鈴木浩介)、三郎(桐谷健太)の3兄弟を考え出したんです。3兄弟の父親役には、映画『64 ロクヨン』(16)でのコワモテの警察署長役が印象的だった菅田俊さんにお願いしました。菅田さんには真冬の冷たい川の中に入って、熱演していただきました。

──菅田俊演じる武雄は、子どもたちを容赦なく折檻する“昭和の父親”。ちなみに入江家はどんな家庭だったんでしょうか?

入江 うちは全然違います。もっと、ダラッとしてました。父はフリーランスの物書きなんです。父の仕事がないときは、母が稼いでいました。菅田さんみたいな厳格な父親ではなかったんですが、それもあって昔ながらの家庭像への憧れがあったみたいです(笑)。

──大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太はどういう順番でキャスティングを?

入江 同じ空気を吸って育ったことを匂わせるような3人であることが必要でしたし、年齢差もそれぞれないといけないので、誰が最初ということはなく、バランスを考えて3人同時に決めていった感じですね。

──日刊サイゾーだからお聞きしますが、大森南朋と鈴木浩介はよく共演OKしたなと。

入江 大森さんと鈴木さんなら大丈夫だろうなと思ってオファーしました。僕はあまりテレビドラマは見ないんですが、鈴木さんが出演していたドラマを幾つか見たところ、すごくいい。もっと映画に出てほしい人だなと思いました。オファーすると、鈴木さんは映画出演をとても喜んでくれた。3人とも現場では仲良かったですよ。真冬の深谷はかなり寒く、カメラが回っていない間は3人ともヒーターの前に集まって、ずっと雑談していました。3人とも初共演だったんですが、昔からの顔なじみのようでした。

──大森南朋のふてぶてしい姿は、お父さん(舞踏家の麿赤兒)に似てきましたね。これまでは全然似てない親子だなぁと思っていたんですが、『ビジランテ』では受け継いでいる業みたいなものが全身から滲み出ています。

入江 あると思います、そういうのって。麿赤兒さん、高田馬場の喫茶ノワールでお見かけしたことがあったんですが、「昭和の怪人」がお店に現われたような怖さを感じました。麿さんからすごい殺気が漂っていたんです。大森南朋さんにもそれに近いものを感じました。本人はそのことを意識していたかどうかは分かりませんが、ちょっと近寄りがたい雰囲気がある。でも、逆にひょうきんな面も併せ持っている。顔のシワとかも年輪っぽい感じがして、大人の顔を見せていますよね。

──桐谷健太はCMですっかりメジャーになりましたが、撮影現場ではムードメーカー役も買って出る好人物。

入江 彼とは同い年なんです。井筒和幸監督の『ゲロッパ!』(03)や『パッチギ!』(05)に出ていたのを観て、「いい役者が出てきたなぁ」と思っていたんです。同世代の役者と一緒に仕事をする機会って、『サイタマノラッパー』シリーズ以外ではなかなかなくて、いつか自分の作品に出てほしいなと思っていました。脚本を渡したところ、「ぜひ、やりたい」と言ってもらえ、うれしかったですね。

──女優陣の脱ぎっぷりも素晴しい。入江作品で、ここまで本格的な濡れ場があるのは初めて。『ジョーカー・ゲーム』では深田恭子が荒縄で縛られて吊るされるシーンがありましたけど。

入江 ハハハ、「少年ジャンプ」に出てくるような緊縛シーンでしたね(笑)。濡れ場シーンは、仙台短編映画祭から“愛”をテーマにした作品を依頼されて、『サイタマノラッパー』のTOM役の水澤紳吾を主演にした短編映画『狂人日記』(14)を撮ったことがあるんです。誘拐した女性を監禁してしまうというハードな内容で、仙台で上映されて物議を呼び、門外不出になってしまった(苦笑)。本格的な濡れ場は、それ以来ですね。今回は前半ずっとバイオレンスシーンかSEXシーンばかり撮っていたので、感覚が麻痺していました。でも、女優陣は肝が据わっていて、やるとなるとバンッと脱ぎっぷりよくやってくれた。間宮夕貴さんは石井隆監督の『甘い鞭』(09)や塩田明彦監督の『風に濡れた女』(16)がとても良くて、僕から出演をお願いしました。間宮さんは脱ぎっぷりだけでなく、脱いだ上でしっかり演技ができる素晴しい女優です。

──物語を大きく左右するファムファタール役は元AKB48の篠田麻里子。カーセックスシーンや枕営業シーンにも挑んでみせた。

入江 30歳前後で、こういう悪女役をできる女優って意外といないんです。彼女は身長があるし、品のある顔立ちなので、悪い女を演じさせるとハマる。難しい役だから受けてくれるか心配だったんですが、「リハーサル、いっぱいやらせてください」「何かあったら、すぐ言ってください」と現場ではすごく謙虚でしたね。初日が鈴木浩介さんとのカーセックスシーンだったんですが、物怖じせずにやってくれました。最初にそういうシーンを演じ切ったことで、鈴木さんと距離感なく、うまく夫婦役になったように思います。

──『サイタマノラッパー』シリーズはIKKU、TOM、MIGHTYという3人の男たちの物語でしたが、今回の『ビジランテ』も3兄弟の物語。男3人というキャラクターでも共通していますね。

入江 自分自身の分身を3つに分けた感じですね。3人という人数が好きみたいです。地元を飛び出したい気持ちが今回は一郎になり、地元の街のメインストリームを歩きたいという想いが二郎になり、2人の間で揺れ動く感情が三郎になっている。矛盾を1人のキャラクターに抱え込ませると物語化しにくいけれど、3人に分散させてぶつかり合うことで物語が動いていく。あと数本オリジナル脚本を書いたら、いつも同じ内容なことがバレると思います(笑)。

──町の再開発が始まる前に不審火が起き、ショッピングモール建設の利権に裏社会が絡んだりと、地方都市の不穏なリアリティーを感じさせるドラマが展開されていく。

入江 『サイタマノラッパー』の舞台挨拶で、各地のいろんな話を聞いてきたことが役立ちました。『ビジランテ』の脚本を書いていた頃、深谷市でもショッピングモールの建設計画が進んでいたらしくて、「お前、よく知ってたな」と勘ぐられたんですが、まったくの偶然でした。深谷市でも実際にショッピングモールの建設に賛成か反対かの市民集会が開かれ、脚本を書きながらざわっとしました。

──映画と現実は不思議とシンクロする。

入江 シンクロしちゃいますね。『22年目の告白』の製作を進めているときも、『絶歌 神戸連続殺傷事件』(太田出版)が出版されましたし。『22年目の告白』の脚本を書いたほうが早かったんですが、フィクションで書いていたことが現実化していくみたいな怖さを感じましたね。 
(インタビュー後編に続く/取材・文=長野辰次/撮影=長谷英史)

 

『ビジランテ』
脚本・監督/入江悠
出演/大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太、篠田麻里子、嶋田久作、間宮夕貴、吉村界人、菅田俊
配給/東京テアトル R15+ 12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開
C)2017「ビジランテ」製作委員会
https://vigilante-movie.com/index.php

■『ビジランテ』の公開を記念して、テアトル新宿にてトークショーを開催

ヤクザday
12月10日(日)  14:00の回上映後
ゲスト/般若、坂田聡、山口航太、龍 坐、大宮将司、蔵原 健、三溝浩二、裵ジョンミョン

ヤングday
12月16日(土)3回目上映後
ゲスト/吉村界人、間宮夕貴、大津尋葵、入江悠監督

デリヘルday
12月23日(土)4回目上映後
ゲスト/岡村いずみ、浅田結梨、市山京香、入江悠監督

●入江悠(いりえ・ゆう)

1979年神奈川県生まれ、埼玉県深谷市出身。『JAPONICA VIRUS』(06)で長編監督デビュー。自伝的要素の強い青春映画『SRサイタマノラッパー』(09)が「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」オフシアター・コンペティション部門でのグランプリ受賞を皮切りに、自主映画として異例のロングランヒットに。『SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』(10)、『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(12)と共に『SR』北関東三部作として熱烈な支持を集めた。『日々ロック』(14)、『ジョーカー・ゲーム』(15)でメジャーシーンに進出。『22年目の告白 私が殺人犯です』(17)は3週連続興収1位を記録するヒット作となった。その他の主な監督作に『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンローロは鳴り止まないっ』(11)、『太陽』(16)など。『SRサイタマノラッパー マイクの細道』『22年目の告白』が共に現在DVDが絶賛リリース中。