「パリピおじさん」と呼ばれていた浅野忠信の父、気になる“覚せい剤”入手ルートは?

 俳優・浅野忠信の父親で芸能事務所「アノレ」の社長・佐藤幸久容疑者(68)が、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで警視庁渋谷署に逮捕された。

 佐藤容疑者は11月30日午前2時10分ごろ、渋谷区道玄坂2丁目の路上を歩いていたところを、パトロール中の警察官から職務質問をかけられた。その際、使用済みのガラスのパイプを所持していたため、署員が任意同行を求め、尿検査を行ったところ、覚せい剤の陽性反応が出た。同容疑者は調べに対し「自らの意思で使ったことは間違いありません」と容疑を認めている。

 売れっ子俳優が多数在籍する「アノレ」は芸能プロでは勝ち組に属する。佐藤容疑者の住まいは、渋谷の億ション。プライベートで、これといった悩みもなさそうに見えるだけに「ナゼ?」との疑念は尽きないが、佐藤容疑者を知る人物は、こう話す。

「佐藤社長は、年をとっても感覚は若者のまま。髪形や服装はド派手で、“パリピおじさん”と呼ばれたりもしていた。社長ではあるが、普段何をやっているかは社員も把握しておらず、1~2週間音信不通になることもしょっちゅう。ファンキーな人だけに、クスリで逮捕されたと聞いても、そこまで驚きませんでした」

 アノレの広報担当者も「(社長の逮捕は)テレビのニュースを見て初めて知った」とか。職質をかけられた理由についても、挙動不審というよりは「午前2時に道玄坂をカラフルなスタジャンを着て歩いていたので、とにかく目立っていた。それで署員が近づこうとしたところ、目をそらして避けていったので、『怪しい』となったようだ」(スポーツ紙記者)という。

 佐藤容疑者は取り調べに対し「直前に友人と会っていた」と供述しており、気になるクスリの入手ルートについては、警察が追求している。なお、同じ道玄坂では今年5月に、元KAT-TUN・田中聖が大麻取締法違反容疑(所持)で現行犯逮捕されている。

「一般人も含めて、道玄坂周辺で逮捕者が続出している。外国人の密売人か、それとも芸能人御用達のプッシャーがいるのか。当局の突き上げ捜査で、全容がわかってくるだろう」(社会部記者)

 佐藤容疑者が会っていた「友人」とは、いったい誰なのか――。謎は深まるばかりだ。

嵐・音響スタッフの平謝り、コンサートグッズの情報漏洩……ジャニーズ周辺の“お騒がせスタッフ”

 嵐のコンサートツアー『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」』の東京ドーム公演が、12月1日~3日に行われた。多数のファンがコンサートを楽しんだだけでなく、KinKi Kids堂本光一、関ジャニ∞村上信五・大倉忠義、Sexy Zone中島健人も見学に訪れていたという目撃情報も上がっていた。

 そんな中、“お呼びでない”人物が東京ドームに来ていたとして、ファンの間で話題に。嵐のコンサートにも携わっていると思われる、音響スタッフの男性だ。

 その男性は3日、自身のTwitterに「さすが嵐、口パクだが素晴らしい演出でした!席からみると口パクも歌ってるように聞こえちゃうんだね!プロフェッショナルだ!」と投稿しており、「ジャニオタキモすぎる笑 本当ジャニオタ無理!」(すべて原文ママ)と、ジャニーズファンにまで言及。さらにこの投稿には、関係者通用口と思われる場所で撮影された動画も添付されており、男性がピースサインをして映りこんでいる。(現在は削除)

 またこの男性は、自身のインスタグラムに嵐のコンサート会場入りしたことを報告しつつ「口パク」というハッシュタグをつけて投稿していたり、「嵐さんのチケットいただきました!(中略)嵐さんアリーナの一番裏らへん!今回は当日どうしても見たい方に譲る予定!」と自身のTwitterに書き込んでいたりと、やりたい放題。ファンからは「こんな最低なスタッフが嵐にかかわってるなんて……今後一切一緒に仕事してほしくない」「嵐さんのおかげでお仕事もらってお金もらってるのに、言っていいことと悪いことの区別もつけられないんだね?」と大バッシングを浴びていた。

 そんな騒動の中、この男性のマネジャーとスタッフが運営するTwitterアカウントが、今回の発言について謝罪文を投稿。しかし、「投稿日は関係者席で一般者と同じような形でコンサートを鑑賞されていたようなのですが、(その他不明)」とどこか他人事な説明や、「この様な発言を暴露する事はふさわしくないことです」と、嵐が“口パク”であることを否定していない文章に、ファンは怒りをさらに増幅させている。この投稿には「どんな言葉で謝罪されても無理ですよ。スタッフを辞めるという形でけじめをつけて頂きたい」「謝って済むようなことではないですよね。関係者がこのような事では本当に困ります。怒りが収まりません」というリプライが多数ついている。また、本人ではなくスタッフが謝罪をしたことについても、ツッコミが入っている状態だ。

 嵐メンバー本人のいないところで大炎上となっているワケだが、そんな騒動の最中、またしてもジャニーズ関連スタッフが“やらかした”と思われる一件が。

 今年も12月31日から2018年元旦にかけて行われる『ジャニーズカウントダウン 2017-2018』で発売されるコンサートグッズのひとつ「ジャンボうちわ」の発注数と思われるデータを、あるTwitterユーザーがネット上に流出させたのだ。そのデータは、Hey!Say!JUMPをのぞくTOKIOからジャニーズWESTまでのデビューグループと、KAT-TUN亀梨和也と山下智久のユニット「亀と山P」の名前が一覧になっており、その横に数字がズラリと並んでいる。相次ぐスタッフの不祥事に、ファンは「ツイートが本物ならどう考えても企業の情報漏洩じゃん……ジャニーズ大丈夫なの?」「音響スタッフの件に続き今度は情報漏洩ですか。最近アホみたいなこと多いなあ」と呆れているようだ。

 今年11月にも、嵐の最新アルバム『「untitled」』の購入特典のクリアファイルが、アルバム発売前に個人売買アプリに出品される事態が起こったばかり。クリアファイル製造業者の社長が第3者に譲渡し、それが流れ流れて出品されてしまったようで、関連会社のモラルを疑うファンは多かった。これ以上スタッフが“暴走”しないよう、ジャニーズ事務所は早めに手を打っておいたほうがよいかもしれない。

嵐・音響スタッフの平謝り、コンサートグッズの情報漏洩……ジャニーズ周辺の“お騒がせスタッフ”

 嵐のコンサートツアー『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」』の東京ドーム公演が、12月1日~3日に行われた。多数のファンがコンサートを楽しんだだけでなく、KinKi Kids堂本光一、関ジャニ∞村上信五・大倉忠義、Sexy Zone中島健人も見学に訪れていたという目撃情報も上がっていた。

 そんな中、“お呼びでない”人物が東京ドームに来ていたとして、ファンの間で話題に。嵐のコンサートにも携わっていると思われる、音響スタッフの男性だ。

 その男性は3日、自身のTwitterに「さすが嵐、口パクだが素晴らしい演出でした!席からみると口パクも歌ってるように聞こえちゃうんだね!プロフェッショナルだ!」と投稿しており、「ジャニオタキモすぎる笑 本当ジャニオタ無理!」(すべて原文ママ)と、ジャニーズファンにまで言及。さらにこの投稿には、関係者通用口と思われる場所で撮影された動画も添付されており、男性がピースサインをして映りこんでいる。(現在は削除)

 またこの男性は、自身のインスタグラムに嵐のコンサート会場入りしたことを報告しつつ「口パク」というハッシュタグをつけて投稿していたり、「嵐さんのチケットいただきました!(中略)嵐さんアリーナの一番裏らへん!今回は当日どうしても見たい方に譲る予定!」と自身のTwitterに書き込んでいたりと、やりたい放題。ファンからは「こんな最低なスタッフが嵐にかかわってるなんて……今後一切一緒に仕事してほしくない」「嵐さんのおかげでお仕事もらってお金もらってるのに、言っていいことと悪いことの区別もつけられないんだね?」と大バッシングを浴びていた。

 そんな騒動の中、この男性のマネジャーとスタッフが運営するTwitterアカウントが、今回の発言について謝罪文を投稿。しかし、「投稿日は関係者席で一般者と同じような形でコンサートを鑑賞されていたようなのですが、(その他不明)」とどこか他人事な説明や、「この様な発言を暴露する事はふさわしくないことです」と、嵐が“口パク”であることを否定していない文章に、ファンは怒りをさらに増幅させている。この投稿には「どんな言葉で謝罪されても無理ですよ。スタッフを辞めるという形でけじめをつけて頂きたい」「謝って済むようなことではないですよね。関係者がこのような事では本当に困ります。怒りが収まりません」というリプライが多数ついている。また、本人ではなくスタッフが謝罪をしたことについても、ツッコミが入っている状態だ。

 嵐メンバー本人のいないところで大炎上となっているワケだが、そんな騒動の最中、またしてもジャニーズ関連スタッフが“やらかした”と思われる一件が。

 今年も12月31日から2018年元旦にかけて行われる『ジャニーズカウントダウン 2017-2018』で発売されるコンサートグッズのひとつ「ジャンボうちわ」の発注数と思われるデータを、あるTwitterユーザーがネット上に流出させたのだ。そのデータは、Hey!Say!JUMPをのぞくTOKIOからジャニーズWESTまでのデビューグループと、KAT-TUN亀梨和也と山下智久のユニット「亀と山P」の名前が一覧になっており、その横に数字がズラリと並んでいる。相次ぐスタッフの不祥事に、ファンは「ツイートが本物ならどう考えても企業の情報漏洩じゃん……ジャニーズ大丈夫なの?」「音響スタッフの件に続き今度は情報漏洩ですか。最近アホみたいなこと多いなあ」と呆れているようだ。

 今年11月にも、嵐の最新アルバム『「untitled」』の購入特典のクリアファイルが、アルバム発売前に個人売買アプリに出品される事態が起こったばかり。クリアファイル製造業者の社長が第3者に譲渡し、それが流れ流れて出品されてしまったようで、関連会社のモラルを疑うファンは多かった。これ以上スタッフが“暴走”しないよう、ジャニーズ事務所は早めに手を打っておいたほうがよいかもしれない。

近藤真彦、“嵐に便乗”計画が大コケ……! 「カウコン出たくない」発言も顰蹙の的に

 12月3日に53枚目となるシングル「軌跡」をリリースした近藤真彦。ジャニー喜多川社長が楽曲のタイトルを決めた力作で、オリコン週間CDシングルランキング(12月11日付)では35位にランクインした。そんな“ジャニーズの長男坊”は、先日『ジャニーズカウントダウンコンサート』について「出たくない」と爆弾発言し、ジャニーズファンの怒りを買っている。

 デビュー35周年を迎え、全国ツアー『近藤真彦THE35周年』を開催するなど、2015年は大忙しだった近藤。翌16年は、毎年恒例で開催していたディナーショーを「お休み」し、芸能活動は控えめとなった。しかし、今年は12月3日発売の「軌跡」のリリースに向けてテレビ露出が増加しており、ディナーショーも復活。また、後輩の嵐と共演した『ミュージックステーション』(テレビ朝日系、11月10日放送)では、新曲について“ある期待”を語っていた。

「嵐の新曲『Doors~勇気の軌跡~』(11月8日発売)も、近藤と同じくタイトルに『軌跡』というワードが入っているため、近藤は『ちょっと嵐のファン皆さんに間違えて僕のCDを買ってもらおうかと』と、冗談交じりに話していました。また、ラジオ番組『近藤真彦くるくるマッチ箱』(文化放送、同21日放送)でも、『俺としてはやっぱり便乗して、嵐の人気に。嵐ファンの皆さんに間違えてもらっちゃおうっていうね、「軌跡」を』『効き目あるかどうかっていうのは、(発売日の)12月3日になってみないとわからない』と、言いたい放題。話の最後にはあらためて『間違えてくんねーかなー』と、切実な一言を漏らしていました」(ジャニーズに詳しい記者)

 通常、水曜発売が定番のCDリリースだが、近藤は12月3日の日曜日に発売。入荷日の関係で早々に週間ランキングに登場したものの、Kis‐My‐Ft2の「赤い果実」(11月29日発売)が18.5万枚で1位を獲得した一方、近藤は2,874枚で35位にランクイン。発売日以降、12月6日付までのデイリーランキングでは最高値が14位、最低は49位となっている。

「近藤自ら“便乗狙い”と掲げた嵐の『Doors~勇気の軌跡~』は、同じ週間ランキングで5,467枚を売り上げ、18位に。1カ月も前に発売された嵐に加えて、33位には関ジャニ∞の『応答セヨ』(11月15日発売)が入り込み、『奇跡』を上回っていました。ちなみに、近年の近藤は、14年発売のシングル『千年恋慕』は週間売り上げ5,003枚、15年リリースのシングル『大人の流儀』は5,308枚と、いずれも0.5万枚という結果でした」(同)

 そんな近藤は、12月6日放送の音楽特番『2017 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)の番組終盤に登場。THE ALFEE・高見沢俊彦、NMB48・山本彩、TOKIO・城島茂、関ジャニ∞・丸山隆平&大倉忠義が結成した一夜限りのスペシャルバンドとともに、自身のヒット曲「ミッドナイト・シャッフル」「ハイティーン・ブギ」を披露した後、新曲の「軌跡」を歌唱した。しかし、一部の視聴者からは「マッチが3曲歌うのはなぜ? しかもトリの前に歌うとか吐き気がする」「何でマッチをトリ前に持ってきた!?」「マッチが大トリじゃなくてよかった……」と、批判的な声が噴出した。

 さらに現在、ジャニーズファンは近藤の“大みそか”の動向を気にかけているという。近藤といえば、『ジャニーズカウントダウンコンサート2014‐2015』の場が「もはやマッチの35周年記念コンサート」「マッチ接待メドレー」のような状態になり、多くのファンからバッシングが相次いだ。特に他グループ目当てで会場を訪れた人々にトラウマを与えてしまい、年末になるとジャニーズファンは「今年もマッチが『カウコン』に出演するのではないか」と、危惧している。

「近藤は先日、新曲のPRを兼ねて『王様のブランチ』(TBS系、12月2日放送)の『買い物の達人』コーナーに登場した際、後輩へのお年玉の話から『できれば「カウントダウン(コンサート)」も出たくない。「カウントダウン」出ると、ついてきちゃうから。(ジャニーズ)Jr.のお年玉袋が』と、大放言。かねてより『カウコン』出演を問題視していたファンは『出なくていいよ』と不快感を露わにしていました」(同)

 そんな中、『ジャニーズカウントダウン 2017‐2018』の詳細が明らかになり、近藤の名が出演者欄に記載されてなかったことから、不参加の可能性が高まった。ネット上では「マッチは新曲出したから、今年は来ると思ったけど出ないね」などと安堵の声が見受けられるも、「名前がないけど、油断大敵」「出演者に名前がなくても『出演者、他』の『他』枠では?」との声もあり、当日になるまで不安は解消されないようだ。

 一部ファンは『カウコン』出演をめぐって戦々恐々としているが、果たして今年の近藤は自宅で休暇を取るのか、それとも……。

そして誰もいなくなる? 吉田明世アナは妊娠、笹川友里アナは結婚……TBSが究極の人材不足に突入へ!

 TBSが究極の人材不足に突入しそうな雲行きになってきた。働き盛りの若手・中堅の女子アナの妊娠・出産、結婚、退職が相次いでいるからだ。

 まず、同局の人気ナンバー1といえる吉田明世アナ。去る10月29日の『サンデー・ジャポン』生放送中に体調不良を訴え、途中退席していたが、12月3日の同番組の放送中に再び同じ理由で退席した。同日、自身のインスタグラム、ツイッターで、貧血による体調不良が原因で、第1子を妊娠していることを発表。2日間の休養を取って、5日の『ビビット』で仕事復帰し、予定日は春以降であると明かした。吉田アナは当面仕事を続ける意向だが、来年初めには産休に入るため、TBSは貴重な戦力を一時的に失ってしまうことになる。

 吉田アナは、帯番組の『ビビット』をはじめ、『サンデー・ジャポン』『爆報! THE フライデー』『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』『有田哲平の夢なら醒めないで』、TBSラジオ『たまむすび』と6本の担当番組を抱え、過酷労働を強いられてきた。10月29日に最初の体調不良を起こしてからは、『ビビット』の出演が帯から水~金曜に軽減されたが、ハードワークであることに変わりはない。

 吉田アナの途中退席をきっかけに、一部の人気アナウンサーに仕事が集中している点が問題視された。この件について、TBS・武田信二社長は、11月29日の定例会見で「働き方改革を行っていて、徐々に成果は出ている。吉田アナの件をきっかけに現場には改善を要請している」と語ったが、果たしてどうなることやら。

「フリーになる前の加藤綾子アナ(元フジテレビ)がそうであったように、民放の場合どの局でも、視聴率を考慮すると人気アナに仕事が集中し、不人気アナは閑職に追いやられるのが常。ハッキリ言って、人気のないアナウンサーに大事な番組は任せられませんよ。従って、ある程度は調整できても、人気アナがハードワークになってしまうのは避けられないでしょう。それがイヤなら、フリーになるしかありません」(テレビ制作関係者)

 TBSにとって、もうひとつ心配のタネなのが、新婚の笹川友里アナの存在だ。笹川アナは2013年に情報制作局に配属され、“美人すぎるAD”と話題になり、翌14年にはアナウンス部へ異動。同局きっての美貌で、男性視聴者からの人気が急上昇し、吉田アナに続く人気女子アナに成長。現在は『はやドキ!』『王様のブランチ』などを担当しているが、1日に、08年北京、12年ロンドン両五輪のフェンシング銀メダリストで、現・日本フェンシング協会会長の太田雄貴氏と入籍。本人は仕事を続ける意向を示しているが、結婚したとなると、それこそ、いつ妊娠するかわからないだろう。

 昨年来、TBSでは小林悠アナ、久保田智子アナ、佐藤渚アナが退職。新婚の加藤シルビアアナ、林みなほアナは出産を経て、育休中。吉田アナのみならず、11月には小倉弘子アナも第3子を妊娠中であることを発表した。

 14年9月に田中みな実アナ、15年6月に枡田絵理奈アナが退職して以降、TBSには“エース”と呼べるような女子アナがいなかった。毎年12月に発表されている「好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン調べ)では、3年連続、TBSからトップ10入りはない。そんな中、吉田アナが奮闘してきたが、来年早々には休暇に入る。

 14年以降、女子アナの採用に力を入れてきたTBSでは、笹川アナをADから転身させたのをはじめ、ルックス重視で宇垣美里アナ、皆川玲奈アナ、宇内梨沙アナ、上村彩子アナ、伊東楓アナ、日々麻音子アナ、山本恵里伽アナ、山本里菜アナ、山形純菜アナを採用したが、なかなか育っていないのが現状。彼女らが人気アナウンサーに成長するまでに、「そして誰もいなくなった」状態になりかねない。
(文=田中七男)

嵐、NEWS、近藤真彦ら『FNS』ジャニーズ勢が酷評!! 「茶番」「気持ち悪い」と呆れた声続出

 12月6日にフジテレビ系で放送された『2017 FNS歌謡祭』の「第1夜」。各アーティスト同士のコラボレーションや新たな試みがみられ視聴率は10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、ネットユーザーからは批判も多かった。

 今年の『FNS歌謡祭』は「第1夜」と「第2夜」(同13日放送)と、2週にわけて放送。「第1夜」には、嵐や関ジャニ∞、AKB48に乃木坂46といったアイドルグループから、椎名林檎やB’zなど幅広いジャンルのアーティストが出演した。

「番組は宝塚歌劇団・宙組の歌唱からスタートし、こちらは高評価。しかしその後、宝塚と郷ひろみや三浦大知、chay、大原櫻子がコラボして歌うと、ネット上には『大原いらない』との声が。大原は以前から“ゴリ押し”が指摘されており、『大して売れてないのに呼ばれていいね』『大原だけ存在感ナシ』などの書き込みが散見されました」(芸能ライター)

 また、ダチョウ倶楽部がTHE ALFEEに扮してステージに立つ場面もあり、モノマネ自体には「クオリティ高い」といったコメントもあったが、「なんで歌番組でコント見せられなきゃいけないんだ」「『FNS歌謡祭』は、こういう余計な演出が多いから嫌」と苛立つ視聴者も。

「さらに、ジャニーズ勢に対するブーイングも少なくありませんでした。今回はNEWSが自分たちで手がけたオリジナルミュージカル『NEWSICAL~LPS』を披露し、ファンは『可愛い!』などと盛り上がっていたのですが、それ以外のネットユーザーは『NEWSのはミュージカルではなく茶番。見てて恥ずかしくなる』『これ喜ぶのファンだけでしょ……』『サムすぎて、家族団らん中だった食卓が静まり返ったわ』と、ドン引きしていました」(同)

 ほかにも、嵐が人気キャラクター・ミニオンズとコラボしてクリスマスソングを歌ったが、放送時間が夜9時を過ぎていたために「やるなら子どもも見てる早い時間にやればいいのに、誰向けなんだ」「子どもが楽しみにしてたけど、めっちゃ引っ張るから待てずに寝ちゃった……」といった不満も。

「このようにさまざま批判が飛び交い、そして極めつけは『近藤真彦 with FNSマッチバンド』。近藤が後輩のTOKIO・城島茂や関ジャニ∞・大倉忠義、丸山隆平らを含むスペシャルバンドで歌ったのですが、『マッチの特別扱い、ほんと気持ち悪い』『マッチが自分に酔いしれてる姿なんて見たくない』『オワコンの自覚ないのかな』などと呆れた声が続出しました」(同)

 こうした意見を聞く限り、「第2夜」も思いやられる。

セックスの「ピストン運動」、正解はあるの? ペニスも膣も感じる“運動”を覚える

セックスで「挿入時の動き」と聞いたらどんな動きが思い浮かびますか? 腰を前後に動かす「ピストン運動」だけだと思っている方はいませんか? 膣に対してペニスを真っ直ぐ挿入して、腰を前後に振って出し入れする、ピストン「前後運動」……うん、はっきり言って、挿入からフィニッシュまで単調にペニスを膣に出し入れしているだけのピストンは……ノーグッド!!!

 ペニスは前後の摩擦で気持ちいいかもしれませんが、膣はそうでもありません。それどころか、「前後に出し入れする動きは、摩擦が痛い」と言う女性は少なくありません。角度やスピード(高速すぎない)など痛くないように注意することは色々あるわけですが、前後運動じゃない動きで、お互いに気持ちよくなれる腰の動かし方もやってみましょう。

 そもそも腰を動かすことは男性の任務、ではありません。女性も積極的に腰を動かして、気持ちいいポイントを探してみると良いこと絶対あります。そうすることで「前後の出し入れによる摩擦は痛みを感じるけど、この動きなら気持ちいいかも!」という動きが見つかるかもしれません。そのヒントになるような「運動」を、いくつかご紹介します。

※以下、「正常位」の場合です。

◎斜行運動

 ペニスを膣の下の方から斜めに挿入します。左斜め上・右斜め上など挿入角度に変化をつけながら突きます。真っ直ぐ挿入された時と違い、膣壁を刺激されることで、いつもと違う感覚を得ることができます。Gスポットを刺激するときも「斜行運動」で探っていくのが有効です。

◎圧迫運動

 膣口とペニスの根元を強く密着させるように、膣の奥まで挿入してゆっくりと力強く圧迫(恥骨同士を押し付けるように)します。これは、女性のクリトリスが強く刺激され、ジワ~っとした快感を得ることができる動作です。

 男性も前後運動とは違った快感を得ることができますし、子宮口近くのポルチオに当たるかもしれません。しかし「ポルチオに届けぇ~ぃ!」とばかりにズンズン突くのは禁物! ポルチオ刺激に慣れていれば別ですが、内臓をズンズン突くなんてそりゃ女性が激痛に襲われます。「ゆっくりと」を忘れずに。

▼ペニスのサイズよりも「恥骨」をくっつけること!! 思わず中イキしちゃうセックスのコツ

◎回転運動

 膣口を支点にして、円を描くように腰を「回転」する動きです。ペニスで「の」の字を描くように掻きまわす、と意識したほうが動きやすいかもしれません。この動きは、膣内の広い範囲を刺激され快感を感じることができます。

 この「の」の字ですが、早いスピードでグイングインと無心で回す男性いらっしゃいますけども、あれ何も感じないですよね。「激しい前後ピストン」同様、スピードが早い=快感には繋がりません。というよりも、摩擦が痛くなる可能性大。

 女性が男性の上に跨る「騎乗位」において、男性が女性に求める前後運動やグラインドの腰の動きを想像していただくとわかりやすいかと思います。カラダ全体で前後やグラインドされても、大して気持ちよさを感じず、思わず女性の腰を持って自分で前後に動かしてしまう男性も多いのではないでしょうか。膝をしっかり一定の場所に固定し、背中もブレないようにカラダの軸はしっかり安定した上で、骨盤だけを動かす。これが騎乗位の際、女性の動き方のポイント。

 男性の回転運動も同じです。ただ腰を「の」の字に回すのではなく、両腕両脚をしっかり地面につけて、カラダを安定させます(できれば、恥骨も離れないように意識しながら)、膣口を広げるように少し大きめの「の」を描くようにしてください。こうすることで、膣口やクリトリスに刺激を与えることができます。

 挿入位置「浅め」派「奥まで」派、挿入スピード「動かないくらいがイイ!」派「強めのズンズン来たれ!」派など、好みは人それぞれ。挿入角度も数ミリ違う場所になっただけで快感にもなれば、痛みにもなります。お互いにコミュニケーションを取りながら、お互いのベストを伝え合うことが、もっと気持ちいいセックスへ繋がると思います。

綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』“伏線回収”失敗か? モヤモヤ最終回に賛否

 主演の綾瀬はるかの魅力が爆発しているアクションホームコメディ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。6日放送の第10話(最終回・10分拡大)の平均視聴率は、前回から0.5ポイントアップの14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。前回の煽り方が激しかったため、15%超えは必至と予想していましたが、自己2番目の高視聴率で終了しました。

 そういえば、主人公の夫役を好演中の西島秀俊が、家族スリーショットを初めてキャッチされた模様。発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)には、2時間サスペンスの犯人のような微妙なファッションに身を包む西島の姿が掲載されております(これの2枚目)。

 さて、そんな西島演じる勇輝の正体やいかに? 最終回のあらすじを振り返ります。

※過去のレビューはこちら
http://www.cyzo.com/tag/奥様は、取り扱い注意

■全てが明らかに!

 ハッカーの小雪(西尾まり)から、夫・勇輝の正体が公安の人間だと知らされた元特殊工作員の菜美(綾瀬)。勇輝が帰る前に、自宅に仕掛けられた監視カメラを全て撤去。帰宅した勇輝が、食卓に置かれた監視カメラを見た次の瞬間、キッチンでキャベツを切っていた菜美は勇輝の顔に向かって包丁をヒューン! 勇輝はとっさに持っていたバッグでガード。おもむろに靴下を脱ぎ捨てた2人は、「あなたのこと信じてたのに」「騙してたのは君も同じだ」とリビングで激しいバトルを繰り広げます。

 すると、勇輝のパンチが菜美にヒット。これでエンジンがかかった菜美は、再び包丁を持ち出しますが、壁に追い詰められた拍子に夫婦写真が落下し、フレームがパリーン。試合終了です。

 2人は食卓につき、勇輝は全てを打ち明けることに。勇輝は、菜美が以前の戸籍を捨てる半年前から監視していたものの、普通のOLになった菜美の行動が理解できず、近づくために出会い系パーティーに潜入。しかし、一目惚れした勇輝は「見慣れてるはずの君と面と向かって目と目が合っただけで、俺はあっという間にイカれちまったんだ」と言います。任務を忘れ、イカれちまったそうです。

 また、菜美への監視は結婚後1年の予定だったものの、(第8話で)与党幹事長代理の三浦(冨家規政)を破滅させたために、公安にとって菜美はテロリストに準じる存在に。そこで、菜美がこれ以上、国内で怪しい動きをしないよう、勇輝は上司に掛け合ってドイツ行きを提案したんだとか。これに菜美は、「ありったけの力で喧嘩をして、仲直りがしたかった。それなのに、あなたは私の首に首輪をはめたいっていうの?」と不満げです。

 一方、売春斡旋組織のリーダー・横溝(玉山鉄二)にはめられた優里(広末涼子)は、売春を拒否。すると、見せしめとして横溝の手下にボコられ、入院してしまいます。

 優里から事情を聞いた菜美は、横溝の事務所から優里のセックス映像など全てのデータを奪いますが、この行動に勇輝は「どうして言うことを聞かないんだ」と困惑。菜美は「自分の妻が冷たい人間でもいいの?」「あなたのために、かっこいい私でいたいだけ」と言い放ちます。

■救うのはあくまでも“町内”!

 翌日、京子(本田翼)を誘拐し、菜美に「データを持って、倉庫へ来い」と告げる横溝。菜美が映画『理由なき反抗』のジェームズ・ディーンのような動きやすい服に着替え、家を出ようとすると、勇輝が現れ「君が家に帰ってきたとき俺の姿がなかったら、もう二度と会えないもんだと思ってくれ」と別れを示唆します。

 倉庫に着くやいなや、横溝の手下たちを相手していく菜美。2本の警棒をブンブン振り回したり、金的にかかと落としをくらわしたりと大暴れ。そして、10人倒した菜美は、笑顔で「うああああああ!! ぎもぢいい!」と絶叫。もう、全く普通の主婦じゃないです。

 横溝を追い詰めた菜美は、「私たちの町から手を引け」と凄み、交換条件で横溝を見逃すことに。菜美の何がすごいって、毎度、日本を平和にしているわけではなく、あくまでもこの町内を平和にしているところ。ドイツに移住するかもしれないってときに、この激しい“町内愛”はどこから湧き上がってくるのでしょうか。

 そんなこんなで、横溝の組織はこの町から手を引き、優里の家族愛も復活。渉(中尾明慶)も浮気相手と別れて京子の元へ戻り、平和が訪れます。

 ラストは、自宅の玄関で待ち構えていた勇輝が、菜美に「動くな」と銃口を突きつけ、菜美がニヤリ。「なんというスリル。やっぱりこの人を、愛してる」という菜美の心の声が流れた後、黒い画面に「パーン!」と発砲音が響き、終了です。

■伏線回収失敗か

 小栗旬主演『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』(テレビ朝日系)や『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)と同様に、“モヤモヤエンディング”を突きつけてきた原作・脚本の金城一紀氏ですが、筆者としては今作の終わり方は大満足。いい意味で嘘っぽい世界観がウリの同作においては、むしろ主要キャストが最後、暗転するまでみんなピンピンしているこの結末のほうが、血生臭さがなくキレイな終わり方だったと思います。それに、続編もありそうだし。

 また、かねてより類似点が指摘されてきた映画『Mr.&Mrs. スミス』ですが、やっぱり最後も『Mr.&Mrs. スミス』のオマージュ感は色濃かったですね。映画も早々に夫婦でドンパチやった後、お互いの正体が判明したことで、さらに愛が燃え上がっていましたし。

 決定的な違いといえば、家が無傷だったことでしょうか。『Mr.&Mrs. スミス』は夫婦喧嘩の末、半壊していましたが、勇輝は「全部気に入ってるんだよ!」と調度品に傷をつけることを嫌がりましたから。やはり、綾瀬と西島がイメージキャラクターを務めるパナソニックの高級家電だらけの家に配慮したのでしょうか?

 一点、ミソをつけるとすれば、第5話で優里が乳がんでなかったことがわかった際、「思えば、このときが私たちの友情のピークだったかもしれない。この少し後に起こるある事件が、私たちの友情を激しく揺さぶることになる」という菜美の心の声が、回収できていないことでしょうか? この3人、最初から最後まで超仲良しだったんですけど……。

 また、「なんで出てきたの?」とツッコミたくなるほど意味不明だった、その優里が乳がん展開ですが、最終回で優里の夫・啓輔(石黒賢)が、「再検査で、悪い結果が出たとかじゃないだろうな」と、突然ぶっこんできたのには笑ってしまいました。

 というわけで、途中、“中だるみ回”はあったものの、娯楽レベルの高いハイセンスなものを見せていただいた『奥様は、取り扱い注意』。ぜひ、続編をお願いします!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

元公安が語る『奥様は、取り扱い注意』――綾瀬はるかの「元特殊工作員の主婦」は結構リアル!?

 主演ドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)の演技が好評を博している女優・綾瀬はるか。彼女が演じる元特殊工作員・菜美の手法は、リアル工作員の目にどう映るのか。

 元・警視庁公安部に勤務、引退後は警察と裏社会について多数の著書を執筆し、最近『迷宮探訪 時効なき未解決事件のプロファイリング』(双葉社)を上梓した北芝健氏にその解説をお願いした。

■公安の人は『奥様は、取り扱い注意』を大体見ている

――北芝さんは、『奥様は、取り扱い注意』を見ているそうですね。

北芝健氏(以下、北芝) はい、見てます。結構リアルでいいですよね。公安の人は大体見ているんじゃないでしょうか。現役の捜査官も、暇さえあれば見ていると聞いてます。

――現役の方もですか?

北芝 話している私自身が信じられないほど、関係者の視聴率は高いです。綾瀬さんの別のドラマ『精霊の守り人』(NHK)も同時に見ているようですが、こちらは槍を使っている。『奥様は、取り扱い注意』では、素手で戦っているので、より親近感が湧くんでしょうね。実際、良いアクションだと好評です。

――日本には実際に、特殊工作員のような組織に属する女性はいるのですか?

北芝 綾瀬さん演じる菜美のような戦闘をする、“エージェントの公務員”だと、内閣情報調査室や公安調査庁、警察の公安部外事課の女性がそれに当たります。内閣情報調査室は、生え抜きではなく、防衛省や警視庁などからの出向組の組織。菜美は“某国の特殊工作員”という設定ですが、警護もしていますし、逮捕術のようなものも駆使していますから、逮捕権があって、日常的に実践を積める公安外事警察に所属していたようにも見えました。あそこは気性の激しさがないと訓練段階で脱落してしまうので、とてもハイレベルなことをやっているんですよ。

――ちなみに菜美は、親に捨てられて養護施設育ちという設定でもあります。

北芝 菜美の境遇はまさに理想的です。親がいないか捨てられた人間は戻る家がないので、後腐れなく危険な任務に就かせられます。女も男もない、現場では、まさに戦闘員なのです。

――子どもの頃の養護施設のシーンで、菜美が飛んできたボールを素手で受け止めているシーンがあるのですが、身体的に恵まれているからこそエージェントになれたのでしょうか。

北芝 一見、無茶な設定と思われるかもしれないですが、あれはできないことではないんです。全身が繊細な人だと、後ろで風が動いただけで反応できる人もいます。ですが、幼少期からそれだけ体を鍛えると、成長が止まって背が低くなってしまうんです。だから菜美のようにスラッとした体形にはならないでしょうね。

■最前線にいる特殊工作員は普通の生活を送れるのか?

――菜美は特殊工作員から足を洗って主婦になりました。実際に、菜美のような戦闘員として活動している女性が、引退後に普通の主婦として暮らすことはできるのでしょうか?

北芝 本当の最前線にいる特殊工作員は、普通の暮らしは絶対ダメですね。主婦をしていると命を狙われます。相手は、主婦仲間といるときでもお構いなしでしょうから、巻き添えも出るでしょう。拉致されて情報を引き出そうとしてきます。

 実際に暮らすならば、イスラエルぐらいの住宅の防備と、防弾と爆弾を想定した底の厚い車で移動する。また、常に命を守る防刃防弾のベストを着て、日常生活を送らないとダメです。菜美ぐらいの格闘技の技術があれば襲われても生き残れますけど、遠くから体の自由を奪う吹き矢とかで撃たれたら、アウトですから。

――まさに「最前線で活動している」というわけではない女性工作員の場合はどうでしょうか? 北芝さんの周りにはいますか?

北芝 現実にも女性工作員はいっぱいますし、結婚して主婦をしている女性も大勢いますよ。時折、関係者で集まることがありますけど、普通の乗用車で来ていますね。

――そこまで私生活を縛られているわけではないのですね。

北芝 工作員をやっているときは、対象者や敵対組織に把握されないように、メガネをかけたりして変装をするなど、彼女たちは自分で防衛する技術がありますから。

――引退後の女性工作員から「昔の癖がつい出ちゃった」といった話を聞いたことはありますか?

北芝 癖が出たというのは聞かないですが、「エレベーターに乗ったら、抱きついてきた男がいたから、そのままの状態で、片目に指を突っ込んでやった」と話している女性はいましたね。普通の女性なら、恐怖心で体が固まってしまうでしょうが、彼女たちは慣れたもので、咄嗟の時に動じずに反撃できるんです。

 ちなみに、右翼担当の公安第二課の女性職員は、暴力団が相手であろうが全然怖がらないです。街宣車に乗っているのは99%暴力団員なんですが、「彼らが降りてきて殴り合いになっても、私は絶対負けません」と言い切るぐらいに強気ですね。

――菜美は、IT企業の経営者・勇輝(西島秀俊)と結婚しました。後に勇輝も「実は工作員ではないか?」といった疑惑が浮上するのですが、現実の女性工作員は、どういった相手を伴侶にしているのでしょうか?

北芝 IT企業の男性との結婚はほとんどいないですね。そもそも、IT系の頭脳派、飲食店経営やアパレルなど手広く手がける実業家に見初められても、飽き足らない女性が多いです。「街でヤンキーが絡んできたら一撃で倒してくれる旦那じゃなきゃ嫌だ」なんて言ってます(笑)。

――そうなると、相手は同僚ではないと、なかなか難しい気がします。

北芝 なので、職場結婚です。公安外事で捜査員やっている女性はほぼ100%職場結婚。普通の社会の男たちは面白くないらしいです。刺激的じゃないと。危険と隣り合わせの商売をやっている方が、自分の旦那としてはいいそうです。

 そう考えると、菜美があの旦那さんに惹かれたのは、最高の流れですよね。昔あったブラッド・ピッドとアンジェリーナ・ジョリーの『Mr.&Mrs. スミス』(2005年)を思い出します。

■電車内での尾行シーンにダメ出し!

――ドラマ内には、菜美が勇輝を尾行するシーンがあります。近しい人を尾行するのはかなりの困難だと思うのですが……。

北芝 難しいですね。振り向かれて、そこで目撃されるだけでアウトですから。ですが訓練していれば別です。1人ではかなり難しいのですが、2人であれば無線で連携することで、どんな相手でも追跡できます。

菜美の尾行時の服装は、目立たない色でしたし、結構いいと思います。実際は、帽子なども被るほか、体形を誤魔化すのに、肩パッドを入れたシャツを着たりします。人間は初めに上半身に目がいきますから、顔がはっきり見えなくて体形が違えばバレないです。服は全てリバーシブルにして、曲がり角でさっと着替えます。

――対象者に振り向かれるといったシーンもありましたが、北芝さんならどう対応しますか?

北芝 昔ならタバコを取り出して火をつける、靴紐を結ぶというのが定番でした。実際にモノを落として拾うといった手もありますね。多少変に思われても、しゃがんでいるので顔は見えませんし、実際に拾っているわけですから、相手も「尾行されていると思ったのは気のせいかな」となります。最近は道具がすごいので、数百メートル先からカメラではっきり撮れます。そういった道具を揃えることができるなら、もう相手は尾行に気づけないですね。

――逆に、もし尾行されていることに気がついたら、どうやって撒くのでしょうか?

北芝 電車のホームを使いますね。電車に乗って、ドアが閉まる直前に降りるんです。コンマ数秒だと相手は反応できないので撒くことができます。それでもついてくる相手はバスですね。バスは視界が狭く、身動きが取れない、そこで電車のように突然降りる。すると何がなんでも追尾したい相手は、バスを無理やり止めて降りて来ることがあるんです。そうなればバレバレですね。

――ドラマ内では、菜美が勇輝を電車内でも尾行していました。

北芝 ドラマのように、電車内でちらちら様子を窺うような尾行はしませんね。同じ車両内で視界に常に対象が見える位置を取ります。

■公安時代、グリコ・森永事件を振り返る

――「勇輝は公安の人間で、菜美を調べるために、潜入捜査をしているのではないか?」という説も、ドラマ初回から流れていました。公安ではこうした仕事もするのでしょうか。

北芝 公安外事にいたときに、同僚の女性とカップルを装ってパーティーに潜入したりはしました。人前ではイチャイチャして、人目がなくなったらパッと離れています。仕事を忘れてしまいそうになることもありました、ほんの一瞬ですがね。

 夫婦を装って、ターゲットの近所に引っ越すといったこともありました。グリコ・森永事件のときです。公安外事警察と刑事警察が別々に捜査していたのですが、公安は予算があったので、犯人と思われる家族のマンションの隣に引っ越して調べていたんです。犯人が子どもの声で脅迫電話をかけてきたじゃないですか? だから子どものいる人間がホシだろうと睨んだわけです。日本では昔からやっていますよ。

北芝健(きたしば・けん)
早稲田大学卒業後、商社に勤務するも一念発起して警視庁入庁し、交番勤務の後、私服刑事となる。一方で鑑識技能検定にもパスし、警視庁の語学課程で優等賞をもらい、公安警察に転属したが、巡査部長昇任試験を拒否し、巡査のまま退職。ロス市警の捜査に協力したことから、アジア特別捜査隊と懇意になり、犯罪捜査をネイティブの英語で伝える語学力を身につける。現在は現場捜査の経験を活かし、複数の学校の講師として犯罪学を教える。プロファイリングの第一人者としてテレビのコメンテーターとしても活躍。

『迷宮探訪 時効なき未解決事件のプロファイリング』(北芝健 著、双葉社)
科学捜査の発達した現代でも尚、絶えず起こる未解決事件。その現場を訪れて、はじめて解き明かされる事件の深層、そして真犯人―。迷宮事件の霧をすべて晴らす「北芝プロファイリング」完全版事件現場の現在。