TOKIO城島茂、「電話で彼女にブチ切れた」!? 本人“苦笑い”のエピソードをメンバーが暴露!

 TOKIOのレギュラー番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)。11月22日の放送は、俳優の菅田将暉と桐谷健太がゲスト登場した。2人とも関西出身ということで、終始大阪にまつわるトークで盛り上がった今回。そんな流れの中、TOKIOの中で唯一関西出身の城島茂のエピソードトークも飛び出した。

 TOKIOが考えた質問が書かれたカードを引いて、ゲストが答えていくという「生まれて初めて聞かれました」のコーナーで、城島から「東京に魂売ってない?」という質問が。城島自身、関西から上京してからかなりの年数が経つが、それでも「あぁ~東京に染まってしもたな」と思う瞬間があるのだという。しかし、ここから飛び出したエピソードは城島が東京に染まった話ではなく、メンバーから見た「関西弁で彼女と電話する」若かりしころの城島の姿だった。

 松岡昌宏が「この人昔、デビュー後に彼女と(電話で)しゃべってる時に、急に怒り出したりしてたじゃん」と切り込むと、長瀬智也も「そうだね~、関西弁になるんだよ」と返すなど、ジャニーズの合宿所時代によく電話の声が漏れ聞こえていたことをぶっちゃけ。松岡いわく、彼女との電話で「もしもし、シゲ」と必ず言っていたらしい城島は、その後しばらく彼女と楽しげな会話をしているのだが、突然「何やそれ! もう1回自分で考え直してから電話してき!」と、いきなりキレて電話を切っていたという。この話にゲストの桐谷も「めっちゃ怖い! メリハリきいてる~」と驚いていたが、長瀬から「リーダーは実は、TOKIOの中で1番女の子にモテる」という話を聞いたことを明かし、それにも驚いていた様子。

 しかし、メンバーからは「もちろん、もちろん」「本当そう!」「マメだもん」という言葉が次々と出ており、TOKIOの中で“モテる男=城島”というのは常識のようだ。ただ、当の本人は昔のエピソードを暴露されて困っているのか、モテると言われてうれしさを隠しているだけなのか、微妙な表情を浮かべており、国分太一や山口達也から「なんなの、そのしんどそうな顔」とツッコミを受けてしまう始末。そんな城島の表情に対し、松岡は「でもね、最近ね“哀愁”で売ってるのよ」と言い、これも城島の“モテ要素”のひとつになっていると明かしていた。

 世間一般では、長身でワイルドな見た目から「TOKIO内のモテ男=長瀬」というイメージが強いと思われるが、実は1番モテるのは城島ということが話題になった今回。TOKIOのもうひとつのレギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で、ロケ中に絶滅危惧種を見つける頻度が多いことから、「でも、城島は自分の嫁を見つけられない」と視聴者からもネタにされることも多いが、世間が思うほど本人は女性選びに困ってはいないようだ。
(吉本あや/ライター)

乃木坂46「レコ大ほぼ決定」に指原ブチ切れ! 秋元康に「AKB逆転受賞」懇願の暴挙!?

 昨年「週刊文春」(文藝春秋)が放った“1億円買収疑惑”スクープにより、公平性はもとより、存在意義さえも疑問視されている「日本レコード大賞」。今年もすでに大賞は決定していると、一部メディア関係者の間ではもっぱらのウワサになっている。

「今年の大賞楽曲は、乃木坂46の『インフルエンサー』が確実視されています。楽曲自体のヒットに加えて、10~20代のファン数は、いまや国内トップとされるほどのグループに成長しました。授賞式を放送するTBS、また選定に強い影響力を持つバーニングプロダクション・周防郁雄社長としても、乃木坂の大賞受賞に異論はないようです」(週刊誌記者)

 しかし、これに憤慨しているのが、HKT48・指原莉乃だという。AKB48の「願いごとの持ち腐れ」での逆転受賞を画策し、暗躍しているようなのだ。

「基本的にAKB48グループや坂道シリーズは、賞レースへの参加に消極的で、カネや権力を使ってまで受賞を狙うことはありません。かつて幹部だったK氏が、その豪腕で、AKBを『レコ大』や『NHK紅白歌合戦』に食い込ませたこともありましたが、現在は『受賞させていただけるのなら』というスタンスを徹底しています」(レコード会社関係者)

 ところが、指原は後輩グループが自分たちを追い抜いてしまうことが、どうしても我慢ならないようで、所属レコード会社やテレビ局関係者、さらには総合プロデューサー・秋元康氏にまで、AKBの大賞受賞を働きかけているという。

「AKBの古参メンバー、こと指原が坂道シリーズを敵視しているのは、関係者なら誰もが知る話。本人の前でそのグループ名を口にするだけで、途端に不機嫌になってしまうほどです。いまや指原の発言力は全グループの中でも突出しており、幹部級のスタッフでさえ、黙って従っているケースが散見されるほどです。ただ、ここまで強引な行動を続けていれば、いずれは周防社長にも目をつけられてしまうのではと、周囲はヒヤヒヤしていますよ」(同)

 もはや、視聴者を完全に無視した賞レースとなりつつある「レコ大」だが、指原と乃木坂をめぐるバトルの結果が、年末に発表されると考えれば、少なからず話題性を取り戻すかもしれない。

乃木坂46「レコ大ほぼ決定」に指原ブチ切れ! 秋元康に「AKB逆転受賞」懇願の暴挙!?

 昨年「週刊文春」(文藝春秋)が放った“1億円買収疑惑”スクープにより、公平性はもとより、存在意義さえも疑問視されている「日本レコード大賞」。今年もすでに大賞は決定していると、一部メディア関係者の間ではもっぱらのウワサになっている。

「今年の大賞楽曲は、乃木坂46の『インフルエンサー』が確実視されています。楽曲自体のヒットに加えて、10~20代のファン数は、いまや国内トップとされるほどのグループに成長しました。授賞式を放送するTBS、また選定に強い影響力を持つバーニングプロダクション・周防郁雄社長としても、乃木坂の大賞受賞に異論はないようです」(週刊誌記者)

 しかし、これに憤慨しているのが、HKT48・指原莉乃だという。AKB48の「願いごとの持ち腐れ」での逆転受賞を画策し、暗躍しているようなのだ。

「基本的にAKB48グループや坂道シリーズは、賞レースへの参加に消極的で、カネや権力を使ってまで受賞を狙うことはありません。かつて幹部だったK氏が、その豪腕で、AKBを『レコ大』や『NHK紅白歌合戦』に食い込ませたこともありましたが、現在は『受賞させていただけるのなら』というスタンスを徹底しています」(レコード会社関係者)

 ところが、指原は後輩グループが自分たちを追い抜いてしまうことが、どうしても我慢ならないようで、所属レコード会社やテレビ局関係者、さらには総合プロデューサー・秋元康氏にまで、AKBの大賞受賞を働きかけているという。

「AKBの古参メンバー、こと指原が坂道シリーズを敵視しているのは、関係者なら誰もが知る話。本人の前でそのグループ名を口にするだけで、途端に不機嫌になってしまうほどです。いまや指原の発言力は全グループの中でも突出しており、幹部級のスタッフでさえ、黙って従っているケースが散見されるほどです。ただ、ここまで強引な行動を続けていれば、いずれは周防社長にも目をつけられてしまうのではと、周囲はヒヤヒヤしていますよ」(同)

 もはや、視聴者を完全に無視した賞レースとなりつつある「レコ大」だが、指原と乃木坂をめぐるバトルの結果が、年末に発表されると考えれば、少なからず話題性を取り戻すかもしれない。

元SMAP、GQアワード受賞にジャニーズ激怒!! 堂本光一『SHOCK』制作発表に「ぶつけられた」

 11月22日に行われた『GQ MAN OF THE YEAR 2017』の授賞式に、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出席した。3人が揃って公の場に登場するのは、2015年の『NHK紅白歌合戦』以来だけに大きな話題となったものの、一部メディアがジャニーズ事務所に対して“忖度”し、3人のニュースをほとんどスルーしたことから、ファンの間で物議を醸しているようだ。

 ファンをざわつかせているのは、翌日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)。斎藤工や長谷川博己ら、ほかの登壇者はアップで紹介されたものの、3人は舞台全体を映したシーンのみでの、登場となった。また、『ZIP!』『スッキリ』(日本テレビ系)でも、同様に3人は紹介されなかったという。

 当然ネット上では、この露骨な“総スルー”に対して、批判が噴出。『めざましテレビ』の公式Twitterには、「ジャニーズから圧力をかけられたんですか?」「ジャニーズとの癒着がひどすぎる」などと、多数のクレームが寄せられている。

「テレビだけでなく、スポーツ新聞も同様の忖度を行っています。『GQアワード授賞式』の同日、KinKi Kids・堂本光一が主演する舞台『Endless SHOCK』の制作発表も開催されたのですが、各紙とも、こちらの記事の方を大きく扱っている。社によって多少の違いはあるものの、基本的に『SHOCK』の記事は、紙面見開きの左側にトップニュースとして、一方『GQ』の記事は、右側に掲載されています。パッと見ただけで、明らかに『SHOCK』方が目立つ構成になっているんです」(テレビ局関係者)

 やはりジャニーズと退所した3人の取り扱いには、細心の注意が必要となっているようだ。

「ジャニーズからクレームが入る可能性を考慮し、『ジャニーズの記事が3人の記事より小さい』ということは絶対避けているし、また同じページに並べて紹介することもNG。各紙とも、ジャニーズを担当する“ジャニ担”と、3人を担当する“カレン担”は、別の記者にするというルールもできました」(情報番組デスク)

 『SHOCK』はジャニーズを代表する人気舞台だけに、ジャニーズ関係者は「まさか同日に3人のニュースをぶつけてくるなんて」と怒り心頭の様子だったとか。

「『SHOCK』の制作発表と重なったのはただの偶然でしょうし、ジャニーズの言い分は単なるイチャモンとしか思えません。ジャニーズは依然として、3人に対して『圧力をかけているわけではない』『テレビ局や新聞社が勝手にやっていること』というスタンスのようですが、紙面や番組を見る限り、ファンに『圧力をかけている』と受け止められてもしょうがない状況です」(同)

 今後も、こうした目に見える形の“忖度”が続いてしまうのだろうか。

元SMAP、GQアワード受賞にジャニーズ激怒!! 堂本光一『SHOCK』制作発表に「ぶつけられた」

 11月22日に行われた『GQ MAN OF THE YEAR 2017』の授賞式に、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出席した。3人が揃って公の場に登場するのは、2015年の『NHK紅白歌合戦』以来だけに大きな話題となったものの、一部メディアがジャニーズ事務所に対して“忖度”し、3人のニュースをほとんどスルーしたことから、ファンの間で物議を醸しているようだ。

 ファンをざわつかせているのは、翌日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)。斎藤工や長谷川博己ら、ほかの登壇者はアップで紹介されたものの、3人は舞台全体を映したシーンのみでの、登場となった。また、『ZIP!』『スッキリ』(日本テレビ系)でも、同様に3人は紹介されなかったという。

 当然ネット上では、この露骨な“総スルー”に対して、批判が噴出。『めざましテレビ』の公式Twitterには、「ジャニーズから圧力をかけられたんですか?」「ジャニーズとの癒着がひどすぎる」などと、多数のクレームが寄せられている。

「テレビだけでなく、スポーツ新聞も同様の忖度を行っています。『GQアワード授賞式』の同日、KinKi Kids・堂本光一が主演する舞台『Endless SHOCK』の制作発表も開催されたのですが、各紙とも、こちらの記事の方を大きく扱っている。社によって多少の違いはあるものの、基本的に『SHOCK』の記事は、紙面見開きの左側にトップニュースとして、一方『GQ』の記事は、右側に掲載されています。パッと見ただけで、明らかに『SHOCK』方が目立つ構成になっているんです」(テレビ局関係者)

 やはりジャニーズと退所した3人の取り扱いには、細心の注意が必要となっているようだ。

「ジャニーズからクレームが入る可能性を考慮し、『ジャニーズの記事が3人の記事より小さい』ということは絶対避けているし、また同じページに並べて紹介することもNG。各紙とも、ジャニーズを担当する“ジャニ担”と、3人を担当する“カレン担”は、別の記者にするというルールもできました」(情報番組デスク)

 『SHOCK』はジャニーズを代表する人気舞台だけに、ジャニーズ関係者は「まさか同日に3人のニュースをぶつけてくるなんて」と怒り心頭の様子だったとか。

「『SHOCK』の制作発表と重なったのはただの偶然でしょうし、ジャニーズの言い分は単なるイチャモンとしか思えません。ジャニーズは依然として、3人に対して『圧力をかけているわけではない』『テレビ局や新聞社が勝手にやっていること』というスタンスのようですが、紙面や番組を見る限り、ファンに『圧力をかけている』と受け止められてもしょうがない状況です」(同)

 今後も、こうした目に見える形の“忖度”が続いてしまうのだろうか。

益若つばさ、乃木坂46・齋藤飛鳥に激似イメチェンで「大人っぽくなった」と32歳女性らしからぬ声!

 11月18日、益若つばさ(32)が自身のInstagramに自撮り写真を投稿。いつもと少し違う雰囲気の益若に、大きな反響が起こっている。

 写真には、「最近ぱっつん前髪というより、全体を薄めのシースルーにして毛先だけぷつんと揃える感じにハマってます。ぷっつん前髪。ぷっつんバングス… あとはアイロンでストレートに前髪はなにもしないで、ツヤ系のWAXつけておしまいです。子どもっぽくならなくて、リップとも合うしオススメです」とコメントを添えた益若。

 この投稿に「ホンッットに可愛いです!」「つーちゃんの前髪みてうちも最近その前髪にしてる」「美しすぎます女神です」とファンから絶賛コメントが相次いだ。また、「可愛いけど大人ー」「大人な感じでキレイです」「顔が変わった感じ。大人ぽくなった?」といった感想も。一般的には、32歳の女性に「大人っぽくなった」という感想は違和感が強いが、これまで年齢よりも幼い印象を与えるヘアメイクやファッションをしてきた益若だけに、確かに「大人びた」ようにも見える。自身も「子どもっぽくならなくて」とコメントしていることから狙い通りのイメチェンとなったようだ。

 一方、インスタを離れればネット掲示板ではいつものように厳しいツッコミも続出している。まず目についたのが、目と眉の距離が近すぎるという、その通りな指摘。今回益若がアップした写真では目と眉がくっつくほど近い。「誰かおかしいって指摘する人いないのかな?」といった声もあがっていたが、指摘されることはあるらしい。益若のブログを見てみると、2012年の8月21日に「最近、スタッフに目と眉の距離が近すぎだと笑われます。笑 しゃーないやーん。年々近くなって来て、そろそろくっついててきそうでヤバイ! 笑」と綴っており、数年前から自覚していたそう。それでも断固として変えないのは、眉に譲れないこだわりがあるからだろうか。

 また、乃木坂46のセンター常連者・齋藤飛鳥(19)に似ているとの指摘もチラホラ浮上。益若はこれまでにも、AAA・宇野実彩子(31)、きゃりーぱみゅぱみゅ(24)、有村架純(24)などの年下の女性タレントと似ていると指摘されたことがある。しかし有村と似ていると言われた際には、益若が一般人が作った比較画像を引用ツイートし、「わ! 角度似てる!笑」「有村架純ちゃん好きだからお世辞でも嬉しいなり」と反応したことでネット上では「有村架純に失礼」「似てねーよ」「有村架純に謝れ」とバッシングが勃発した。

 齋藤飛鳥に似ていることも、本人が触れてしまえばバッシングが起こりそうだが……。それにしても、32歳の益若が19歳の齋藤と似たような容姿になったことで「大人っぽくなった」とは、矛盾を孕んだ不思議なイメチェンである。今後も益若の容姿の変化から目が離せない。

(ボンゾ)

ケータイ小説「七つの大罪」はどこへ消えたのか

 「ケータイ小説らしい物語」とは何か。それを探るために、私は今一度、改めて2000年代のケータイ小説作品に目を向けようと思う。『Deep Love』(2003)の大ヒットを皮切りに、2007年頃にピークを迎えた「素人女性による投稿小説」の一大ブーム。この頃のヒット作から当時のケータイ小説の潮流を読み解くとともに、今のケータイ小説と見比べて、変化した部分と変化していない部分、両方について自分なりの考えをまとめてみたい。そこから、「ケータイ小説」というジャンルの根底を支える、芯のようなものが見えてくるかもしれないからだ。

ケータイ小説「七つの大罪」
 ケータイ小説ブームが起きていたと呼べる期間を、私は2003〜2008年の間であると考えている。2003年は『DeepLove』が刊行された年。そして2008年は、2007年度の文芸書売り上げランキングの上位がケータイ小説に占拠されていたことが数々の報道や評論で明らかになり、「ケータイ小説恐るべし」と大人たちが騒いでいた年だ。

 この期間のケータイ小説の潮流については、いくつかのヒット作を見れば大まかにはつかめると考えている。もちろん、当時も多種多様な小説が投稿サイトにはあふれており、「あるある」に収まりきらない作品もいくらでもあった。しかし一方で、人気作品が非常にわかりやすく、大勢が一つの作品を真似しやすい状況でもあったのである。というのも、当時は書籍化の刊行ペースが遅く、サイト内ランキングのジャンル分けも今のように細かくはなかったからだ(※1)。

 ブーム期を象徴する作品の持つ傾向については、これまでも多数の批評家やジャーナリストが分析を行ってきた。わかりやすいので、今回は小説家・批評家の本田透氏の著書『なぜケータイ小説は売れるのか』(2008)に登場する、ケータイ小説「七つの大罪」という概念を援用する形で話を進めていきたいと思う。

 本田氏は、ケータイ小説のヒット作には、七つの「罪」が頻出すると指摘している。その七つとは、「売春」「レイプ」「妊娠」「薬物」「不治の病」「自殺」「真実の愛」である。これは、当時のケータイ小説の傾向をよく表しているとともに、今も残るケータイ小説へのイメージとしてわかりやすい考え方だと思う。本田氏の整理にならい、ケータイ小説のミリオンヒットたちを振り返りながら確認してみよう。ちなみに私から勝手な補足を設けると、このうちの「自殺」は「自殺(含む自殺未遂)」、「真実の愛」については「ヒロインによる自己完結的な愛の誓い」(※2)と言い換えた方が、本田氏が言っていることのニュアンスとして正確なような気もする。

 まずはケータイ小説の始祖・『Deep Love』だ。この作品のヒロイン・アユは援助交際(売春)を繰り返す女子高生であり、恋する相手・義之の手術費を稼ぐために援助交際をし続けた結果、エイズ(不治の病)にかかりあっさり死ぬ(義之はホストになって荒む)。また『Deep Love』第三部の『レイナの物語』では、アユの友人レイナがレイプされて孕んだ子どもを産み(妊娠)、不幸にまみれて精神的にどんどん病んでいき発狂する(具体的に説明するとエグすぎるので割愛……)。

 次は比較的おとなしい。2005年に刊行されて大ヒットした『天使がくれたもの』。『恋空』に比べてインパクトは小さかったように思われているが、「実話系」のはしりとなった重要な作品である。本作のヒロイン・舞は、友人に誘われて通うようなったたまり場を起点に三人の男と付き合うが(その間に、たまり場メンバーの女子が二人も妊娠して高校を辞める)、最終的には本命である香具山への真実の愛を自覚する。が、その香具山は事故で突然死ぬ。

 そして言わずと知れた『恋空』(2006)。ヒロイン・美嘉は、イケメンヤンキーのヒロと付き合い始めたことでヒロの元カノに恨まれ、策略によって数人の男にレイプされてしまう。その後美嘉はヒロの子どもを妊娠するが流産。ヒロはシンナー(ドラッグ)を吸い始め、美嘉を虐待し突き放す。ところが、実はヒロはガン(不治の病)に侵されていて、美嘉と距離を取っていたのは彼女を悲しませないためなのであった。ヒロは死亡し、美嘉は自殺しかけるが思いとどまり、彼への真実の愛をかみしめながら明日へ向かう。

 最後が『赤い糸』(2007)だ。ヒロインの中学生・芽衣が同級生アツシと付き合い始めるところから物語は始まるのだが、このアツシという男、浮気はするわ、ドラッグ使用セックスをするわ、ごくひかえめに言ってヤバい奴である。すったもんだの挙句アツシと別れた芽衣は、心の傷を抱えて適当な男とセックスし、不良に輪姦され、次に付き合った男にデートDVを受け、ドラッグパーティに行き、よりを戻したアツシの元カノに殺されかける。しかし最終的には、アツシへの真実の愛を実感し、彼とめでたく結婚する。三十女としては、本当にアツシでいいのか甚だ疑問。

 バラツキはあるが、この頃のケータイ小説の「あるある」の傾向は読み解けるだろう。もちろん恣意的に抜き出している面はあるが誇張はしていない。

 レイプに妊娠、不治の病。ケータイ小説ブームの頃、特に『天使がくれたもの』から『赤い糸』までの間は、サイトへの投稿作を見ても書籍化作品を見ても、たしかにこういった、センセーショナルな要素を持った作品が目立った。

 こうした2000年代ケータイ小説の志向性のことを、本田氏は「レイプや妊娠や不治の病といった不幸イベントを耐え忍んだ結果、『真実の愛』を見つければ全ての不幸なイベントがキャンセルされ、『幸福』になるという信仰」と表現した。

 私も、ここについては比較的近い考えを持っている。一連のヒット作の根底には、いずれも「我慢すればいつかは報われる」という理想——それを私は「信仰」とは言わない——があるように思われるのだ。ヒロインに課せられた使命がこの「信仰」を体現することであり、そのために数々の悲劇があるのだという主張には、私もおおまかに賛同する。

激甘なのに、「虐待」?
 ではブーム以後、つまり2008年以降〜2017年についてはどうか。

 改めてブームの頃の作品と見比べてみて思ったが、やはりテイストは変化している。

 一番大きな変化は、(繰り返し書いてきたことだが)今はもはや、「切ナイ実話」調の作品はまったくウケない、ということだ。特に、ヒロイン・ヒーローのどちらかが死んで終わるような、悲劇的な小説は本当に見なくなった。

 論より証拠だ。最近のケータイ小説の新刊を見てみよう。

 たとえば2017年10月の「魔法のiらんど」文庫新刊。映画館さんプロデュースの『溺愛BEST』は、かなりエンタメ感溢れる短編集である。

『溺愛BEST』(KADOKAWA)
>名門高校の特待生・佳乃と、謎だらけの教師・倭の甘いラブ。映画館書き下ろしストーリー。彼の目的は実はエッチでは? と疑った心がとった作戦は? 明日央のほんわか甘いラブストーリー。不良でイケメン、喧嘩も強い杜くんと優等生・綾の恋は!? シグレが描く初ラブストーリー。幼なじみからやっと彼カノになった香織と愁。戸惑う2人を描く大人気ゆーりの幼なじみラブ。図書室で会う敷島くんとのささやかな秘密の時間。彼に惹かれている晴香だったけど――。一ノ瀬亜子デビュー作!

「野いちご」の方の新刊『手をつないで帰ろうよ。』からも、悲惨なノリはまったく伝わってこない。『りぼん』に連載されていてもおかしくない感じの、いかにもな青春ラブである。

『手をつないで帰ろうよ。』(スターツ出版)
>4年前に引っ越した幼なじみの麻耶にずっと恋している明菜。今度こそ告白しようと再会した彼は、イジワルで冷たい別人になっていた。麻耶と同居することになった明菜は、彼が昔と変わらないことを感じて、好きだと再確認する。そんな中、麻耶のファンの女子に倉庫に閉じこめられてしまう。麻耶は必死に探しまわるが…。幼なじみのジレジレ同居ラブ!

 公式サイトのログを遡ってみれば一目瞭然だが、「魔法のiらんど」「野いちご」ともに、『恋空』『赤い糸』的なノリを感じさせる作品はもはや皆無である。ヒロインが男から男へと渡り歩き、レイプされたり流産したり、本当に想った相手と死に別れたり、といった波乱万丈をアピールしている小説はまずない。書籍化されていない作品を見ても同じだ。ランキングに上がってくる人気作のほとんどは、前回書いたような「溺愛」要素を売りにしている。悲惨な「実話」を謳うよりも、非現実的設定上等の激甘フィクションの方が圧倒的にウケはいい。

 悲劇から激甘へ。「切ナイ実話」から「溺愛」へ。バッドエンドよりもハッピーエンドを。

 この変化は非常に大きい。当たり前だが、これを前提とすれば「七つの大罪」の扱いだって大いに変わってくる。激甘を望んでいる読者にとって薬物使用セックスはあまりにハードな展開だし、妊娠だって愛する男との「望まれた妊娠」であって然るべき。ましてや死別なんてとんでもない。

 ……では、「七つの大罪」は完全に解体されたのだろうか?

 実はそうとも言えないのである。

 10月の「魔法のiらんど」新刊、愛咲メルさん(個人的に、非常に注目している作家さんだ)による『猛獣彼女』のあらすじを見てほしい。

『猛獣彼女』(KADOKAWA)
>エマは高校2年生。小さな頃にママに捨てられ、叔母夫婦に引き取られた。叔父から虐待を受けているエマは、その記憶を上書きしたくて、援交なんてしちゃってる。ある日、痴漢に遭ったエマを助けてくれたのは、暴走族・紅蓮の翔ちゃん。エマが体でお礼をしようとすると、「自分を大切にしろ」と太陽みたいな笑顔でたしなめてくれた。すっかり心を奪われてしまったエマは、翔ちゃんにグイグイ迫るけど、純情ヤンキーの彼はなかなか振り向いてくれなくて…。

 ポップな文章で、えらいことが書いてある。虐待・援交・体でお礼。これはどう見ても、「七つの大罪」の世界観に近いキーワードではないか。しかも本文を読むと、『DeepLove』と同じように、ヒロインが援助交際をしているところから始まる。

 ところが、「カラダはビッチ心はピュアな女子高生と、恥ずかしがり屋な不良くんの甘ラブストーリー」というキャッチコピーの通り、これはあくまで「激甘」ものなのである。『DeepLove』や『赤い糸』にあったような悲惨な雰囲気はまるでない。当然ながら読み手も、ヒロインがヒーローにたっぷり愛されることを、そしてハッピーエンドを確信して読むことができる。

 ケータイ小説を読み慣れていない人は、このノリに戸惑いを感じるかもしれない。だが実はこのように、今のケータイ小説に求められる甘さ・ハッピーさを確保しつつも、そこに親からの虐待や売春、壮絶ないじめといった「エグめ」の設定をどっさり詰め込んでいる作品は多い。「ドラッグ」や「不治の病」といった一部の例外は排除されたが(これらは、あまりに未来に禍根を残しすぎるからだろう)、あとの「罪」に関しては、『猛獣彼女』の例でも明らかなようにしっかり残っているのだ。

 ここまでの話をまとめよう。

 2003年〜2008年のケータイ小説ブーム期の作品には、本田透が「七つの大罪」と名付けたような、ある種の悲惨な展開がよく登場した。それはヒロインを徹底的に追い詰め、苦しめていく材料であるとともに、そのあとに訪れる「真実の愛」の価値を高める効果も担っている。それ故に物語は「悲劇」の色をおびがちだったが、読者がこの「悲劇」を求めていたことは、当時のヒット作の爆発的な売れ方を見てもある程度推測できる。

 一方、ブーム以降のケータイ小説が重視しているのは「甘さ」である。そのために、ドラッグやヒーローの死など、「溺愛」を明らかに妨げる要素は排除されるようになっていった。ところがこれは、「七つの大罪」自体の消滅を意味するわけではない。「甘さ」を保証する物語にも、売春や虐待といったキーワードはしばしば見ることができるのである。

 ケータイ小説から、死別などの本格的な「悲劇」は駆逐された。

 しかし、「大罪」は残った。

 ここに、ブーム期のケータイ小説と、ブーム以降のケータイ小説の接続点がありそうである。ケータイ小説が、いくつかの「罪」を「あるある」設定として残すことによって、守った「ケータイ小説らしさ」とは何か。

 それは、「彼女たちにとっての不幸(罪)」ではなく、「彼女たちの求める幸福(報い)」から見えてくる。(続く)

※1 当時のケータイ小説の書籍化は、さほどハイペースで行われてはいなかった。今のように文庫で毎月新刊が出るという形ではなく、サイトに飛び抜けた人気作があれば随時単行本で出版する、という状態だったためである。

※2 本田氏は、「真実の愛」を「罪」にカウントした主旨についてこう語っている。「この『真実の愛』とは、キリスト教的な信仰なのだろうか? もちろんそうではない。ケータイ小説のヒロインは、無宗教である。無宗教なのに、困った時だけ神や天使の名を口にして、祈る。日本人にとっては普通の光景でも、おそらくキリスト教圏の人間にとってはこれもまた『罪』だろう」(P17)。ブーム期のケータイ小説では、ヒロインによる「神様」や「天使」への祈りの言葉、愛の宣言が頻出だったことから、「浅はかな愛の宣言=罪」と位置付けたようである。

『紅白』内村光良抜擢で“実質解散状態”ウンナンコンビ競演のキーマンは「出川哲朗」か

『第68回NHK紅白歌合戦』の総合司会にウッチャンナンチャンの内村光良が抜擢された。芸能人の総合司会としてはタモリ、みのもんた、黒柳徹子に次いで、史上4人目の快挙となる。そこで注目されるのが、当日のコンビ共演である。

 近年のウッチャンナンチャンは、ピン活動に重きが置かれ、実質解散状態にある。だが、『紅白』の場に相方の南原清隆がなんらかの形でお祝いに駆けつけることは予想される。現状ではポケットビスケッツ復活、はっぱ隊復活などが取りざたされているが、どちらも可能性は低そうだ。

「ポケットビスケッツは『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)の企画から生まれた音楽ユニットです。ポケビの愛称で知られ、千秋、内村、キャイ~ン・ウド鈴木からなり、南原はプロデューサーの南々見狂也として出演していましたが、のちに対立色を強め、ビビアン。スー、キャイ~ン・天野ひろゆきらとブラックビスケッツ(通称ブラビ)を結成。多くのヒット曲を生み出します。一方のはっぱ隊は『笑う犬の冒険』(フジテレビ系)のコントのキャラクターから生まれた音楽グループ。ウンナンのほか、ビビる(解散)、ネプチューンが参加していました。どちらも10年以上前の他局の番組企画ですから『紅白』で復活させるにはハードルが高い。さらにビビアン・スーは日本の芸能界は引退状態、ビビるの大内登は引退済みとあって、このために呼び寄せることも難しいでしょう」(業界関係者)

 そこで紅白でのウンナン共演のキーマンとなりそうな人物が出川哲朗だ。

「出川はウンナンの2人とは専門学校の同級生であり、共通の友人です。さらに、2017年にもっともブレークしたタレントのひとりであり『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)での体を張った活躍はもとより、冠番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)も好調。さらにガス会社のCMキャラクターに抜てきされるなど、老若男女に受ける存在ですから『紅白』の場にもふさわしいといえるでしょう。久々のウンナン共演のうまい橋渡し役となるかもしれません」(同)

 今年の『紅白』では、思わぬサプライズが期待できるかもしれない。
(文=平田宏利)

『紅白』内村光良抜擢で“実質解散状態”ウンナンコンビ競演のキーマンは「出川哲朗」か

『第68回NHK紅白歌合戦』の総合司会にウッチャンナンチャンの内村光良が抜擢された。芸能人の総合司会としてはタモリ、みのもんた、黒柳徹子に次いで、史上4人目の快挙となる。そこで注目されるのが、当日のコンビ共演である。

 近年のウッチャンナンチャンは、ピン活動に重きが置かれ、実質解散状態にある。だが、『紅白』の場に相方の南原清隆がなんらかの形でお祝いに駆けつけることは予想される。現状ではポケットビスケッツ復活、はっぱ隊復活などが取りざたされているが、どちらも可能性は低そうだ。

「ポケットビスケッツは『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)の企画から生まれた音楽ユニットです。ポケビの愛称で知られ、千秋、内村、キャイ~ン・ウド鈴木からなり、南原はプロデューサーの南々見狂也として出演していましたが、のちに対立色を強め、ビビアン。スー、キャイ~ン・天野ひろゆきらとブラックビスケッツ(通称ブラビ)を結成。多くのヒット曲を生み出します。一方のはっぱ隊は『笑う犬の冒険』(フジテレビ系)のコントのキャラクターから生まれた音楽グループ。ウンナンのほか、ビビる(解散)、ネプチューンが参加していました。どちらも10年以上前の他局の番組企画ですから『紅白』で復活させるにはハードルが高い。さらにビビアン・スーは日本の芸能界は引退状態、ビビるの大内登は引退済みとあって、このために呼び寄せることも難しいでしょう」(業界関係者)

 そこで紅白でのウンナン共演のキーマンとなりそうな人物が出川哲朗だ。

「出川はウンナンの2人とは専門学校の同級生であり、共通の友人です。さらに、2017年にもっともブレークしたタレントのひとりであり『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)での体を張った活躍はもとより、冠番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)も好調。さらにガス会社のCMキャラクターに抜てきされるなど、老若男女に受ける存在ですから『紅白』の場にもふさわしいといえるでしょう。久々のウンナン共演のうまい橋渡し役となるかもしれません」(同)

 今年の『紅白』では、思わぬサプライズが期待できるかもしれない。
(文=平田宏利)