【オタクの人生を狂わせた“亀梨和也”という男について】第2回 自己プロデュース力に感服!「カズヤの夢女」になりかけた話

 こんにちは、特盛です。KAT-TUN亀梨和也ソロコンサートツアー『The一(ファースト)~Follow me~』に行って気が狂ったコラム第2回、今回は公演の感想を語りたいと思います。ツアー無事終了しましたからね! 亀ちゃん本当にお疲れ様でした!!

■第1回 「バンド・二次元オタクの私が、『Follow me』に行ってしまうまで」

 さて、初めて生の亀梨くんを見たワケですが、なんと言っても初見の印象は「本物だ~~!!」でした。本物なんだから当然なんですが、頭から手足の指先まで隙がなく、徹底的に“アイドル”だという印象でした。オーラが、オーラがすごかった……。

 亀梨くんは“セクシーキャラ”というか、セクシーさを求められてて、かつそれを自覚していて。さらにそれに応える以上のパフォーマンスをこなして、期待通りの「キャー!」って声援を浴びて……。亀梨くん、ファンからの歓声を聞いて満足そうに笑うときがあるじゃないですか? そういう“男の自己プロデュース能力”と、サービス精神の高さがまさに理想のアイドル! って感じでした。私は擬似恋愛を楽しむ、いわゆる“夢女子”ではないのですが、それでも「カズヤの夢女」になりそうだったし、最終的に「カズヤ~~!!!」って叫ぶ選択肢しかなかったです。そして顔が良い。これに尽きる。

 それと私は「ドッキリ企画」なんかでよくある、一般人のうしろからタレントご本人登場! で腰抜かすアレが微笑ましくて好きなんですが、今回のツアーではそれに似た場面がありました。ホールツアーだったので会場が狭かったこともあってか、MCでは亀梨くんがランダムにお客さんをロックオンして声かけてて、それに「はわわ~~!!」って涙目になってる女性たちの最高のリアクションが見られたんです。「これこれ! アイドルがよくやるやつ!!」って感じで最高でした。ジャニオタってかわいい。

 ステージを通して特に印象的だった曲は、「亀梨ソロといえばこれ!」「中性的な美しさが炸裂し、殺傷力の高さがヤバイ」とおウワサはかねがね伺っておりました、的ポジションの「1582」(09年、アルバム『Break the Records -by you & for you-』収録)でした。圧巻! 今回ツアーに不参加だった友人からも「あれを生で見たのか!? すごいことなんだぞ!!」と羨ましがられるくらいには“亀梨ワールド”すぎて、ペンライトを握ったまま振ることを忘れ、口をポカーンと開けて見つめるしかできなかったです。いきなりクオリティの高い殺陣が始まったのもわけわかんなくてすごい……ミュージカルか!?

 そして、全体を通してとにかく“飛ぶ”。「リボンフライング」という名称だと教えてもらったんですが、一体アレはどうなってるんだ? ミュージカルかと思ったら今度はサーカス。サラッとこなしてるけど、かなり筋力とか使う技術では……と驚きました。ポールダンスをしながら飛んでるのも驚いたし、お月様に乗って出てきたのも衝撃すぎて驚きました。「なに……? 亀ちゃんは妖精とか王子様の類いだったの……?」と、二次元すぎて「びっくりした」しか感想が出てこない状態に(笑)。

 妖艶なパフォーマンスで釘付けにさせたかと思えば、カッコいいダンスで魅了するし、MCでは冗談を交えつつかわいらしい雰囲気を醸し出し、次の瞬間「オレKAT-TUNよ?」とワルそうな顔で突き放す……。クルクルと表情を変える亀梨くんに、オタク女は翻弄されっぱなしでした……罪な男!

 前回も言いましたが、今まで自分はアイドルとは無縁だったんですけど、今回実際にジャニーズのステージを体感して、みんながアイドルにハマる気持ちがわかる気がしました。こんなの観ちゃったら、担当にはおいしいものいっぱい食べて、エステに行ってキレイになって、高いお洋服着てルブタンのお靴はいてて……! ってなりますもん。アイドルは、我々の給料で守っていかねばならない存在ですよ……! 大袈裟に聞こえるかもしれませんが、「これであと半年は頑張れる」って本気で思ったし、自分も頑張らないと……と思いました。そのせいで、コンサート帰りになぜか友人と“反省会”が繰り広げられました(笑)。

 だって、あんなに濃密なステージを1日2公演こなすとか、本当にとんでもないことですよ! ジャニーズではみんな1日2公演なんて普通、むしろジャニーズJr.は3公演やるよ! なんて聞いたことありますけど、ジャニオタみんな感覚麻痺してますってば! お芝居等の舞台と違って、ステージに立ちっぱなしで歌って踊って飛ぶんですよ!? すごい! アイドルすごい! もっとすごい自覚持って!(笑)

 すみません、興奮してきたので今回はこのあたりで。それにしても、コンサートが終わって会場からタクシーで駅まで向かって、ごはん食べて新幹線に乗るまでの間ずっと圧倒されっぱなしで、ため息以外ほぼ無言だったことなんて人生で初めてでしたよ……罪な男!

【オタクの人生を狂わせた“亀梨和也”という男について】第2回 自己プロデュース力に感服!「カズヤの夢女」になりかけた話

 こんにちは、特盛です。KAT-TUN亀梨和也ソロコンサートツアー『The一(ファースト)~Follow me~』に行って気が狂ったコラム第2回、今回は公演の感想を語りたいと思います。ツアー無事終了しましたからね! 亀ちゃん本当にお疲れ様でした!!

■第1回 「バンド・二次元オタクの私が、『Follow me』に行ってしまうまで」

 さて、初めて生の亀梨くんを見たワケですが、なんと言っても初見の印象は「本物だ~~!!」でした。本物なんだから当然なんですが、頭から手足の指先まで隙がなく、徹底的に“アイドル”だという印象でした。オーラが、オーラがすごかった……。

 亀梨くんは“セクシーキャラ”というか、セクシーさを求められてて、かつそれを自覚していて。さらにそれに応える以上のパフォーマンスをこなして、期待通りの「キャー!」って声援を浴びて……。亀梨くん、ファンからの歓声を聞いて満足そうに笑うときがあるじゃないですか? そういう“男の自己プロデュース能力”と、サービス精神の高さがまさに理想のアイドル! って感じでした。私は擬似恋愛を楽しむ、いわゆる“夢女子”ではないのですが、それでも「カズヤの夢女」になりそうだったし、最終的に「カズヤ~~!!!」って叫ぶ選択肢しかなかったです。そして顔が良い。これに尽きる。

 それと私は「ドッキリ企画」なんかでよくある、一般人のうしろからタレントご本人登場! で腰抜かすアレが微笑ましくて好きなんですが、今回のツアーではそれに似た場面がありました。ホールツアーだったので会場が狭かったこともあってか、MCでは亀梨くんがランダムにお客さんをロックオンして声かけてて、それに「はわわ~~!!」って涙目になってる女性たちの最高のリアクションが見られたんです。「これこれ! アイドルがよくやるやつ!!」って感じで最高でした。ジャニオタってかわいい。

 ステージを通して特に印象的だった曲は、「亀梨ソロといえばこれ!」「中性的な美しさが炸裂し、殺傷力の高さがヤバイ」とおウワサはかねがね伺っておりました、的ポジションの「1582」(09年、アルバム『Break the Records -by you & for you-』収録)でした。圧巻! 今回ツアーに不参加だった友人からも「あれを生で見たのか!? すごいことなんだぞ!!」と羨ましがられるくらいには“亀梨ワールド”すぎて、ペンライトを握ったまま振ることを忘れ、口をポカーンと開けて見つめるしかできなかったです。いきなりクオリティの高い殺陣が始まったのもわけわかんなくてすごい……ミュージカルか!?

 そして、全体を通してとにかく“飛ぶ”。「リボンフライング」という名称だと教えてもらったんですが、一体アレはどうなってるんだ? ミュージカルかと思ったら今度はサーカス。サラッとこなしてるけど、かなり筋力とか使う技術では……と驚きました。ポールダンスをしながら飛んでるのも驚いたし、お月様に乗って出てきたのも衝撃すぎて驚きました。「なに……? 亀ちゃんは妖精とか王子様の類いだったの……?」と、二次元すぎて「びっくりした」しか感想が出てこない状態に(笑)。

 妖艶なパフォーマンスで釘付けにさせたかと思えば、カッコいいダンスで魅了するし、MCでは冗談を交えつつかわいらしい雰囲気を醸し出し、次の瞬間「オレKAT-TUNよ?」とワルそうな顔で突き放す……。クルクルと表情を変える亀梨くんに、オタク女は翻弄されっぱなしでした……罪な男!

 前回も言いましたが、今まで自分はアイドルとは無縁だったんですけど、今回実際にジャニーズのステージを体感して、みんながアイドルにハマる気持ちがわかる気がしました。こんなの観ちゃったら、担当にはおいしいものいっぱい食べて、エステに行ってキレイになって、高いお洋服着てルブタンのお靴はいてて……! ってなりますもん。アイドルは、我々の給料で守っていかねばならない存在ですよ……! 大袈裟に聞こえるかもしれませんが、「これであと半年は頑張れる」って本気で思ったし、自分も頑張らないと……と思いました。そのせいで、コンサート帰りになぜか友人と“反省会”が繰り広げられました(笑)。

 だって、あんなに濃密なステージを1日2公演こなすとか、本当にとんでもないことですよ! ジャニーズではみんな1日2公演なんて普通、むしろジャニーズJr.は3公演やるよ! なんて聞いたことありますけど、ジャニオタみんな感覚麻痺してますってば! お芝居等の舞台と違って、ステージに立ちっぱなしで歌って踊って飛ぶんですよ!? すごい! アイドルすごい! もっとすごい自覚持って!(笑)

 すみません、興奮してきたので今回はこのあたりで。それにしても、コンサートが終わって会場からタクシーで駅まで向かって、ごはん食べて新幹線に乗るまでの間ずっと圧倒されっぱなしで、ため息以外ほぼ無言だったことなんて人生で初めてでしたよ……罪な男!

『陸王』リトグリ新BGMがまた大不評! 「歌がうるさすぎ」「選曲が残念」と苦言の嵐

 11月26日午後9時から第6話が放送される、池井戸潤原作の役所広司主演ドラマ『陸王』(TBS系)。視聴率は初回~第4話が14~15%台、第5話は16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最高記録を更新した。

 同ドラマの主人公・宮沢紘一(役所)は、老舗足袋業者・こはぜ屋の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から資金繰りに悩んでいた。そこで新規事業への参入を考え、足袋製造でこれまで培った技術が生かせる、“裸足感覚”を追求したランニングシューズ「陸王」の開発を始める。

 第5話では、「陸王」のために試行錯誤している特殊素材シルクレイのソール技術を応用した、新しい地下足袋の開発に、こはぜ屋が成功。「足軽大将」と名づけられた地下足袋は、大きな反響を得て瞬く間にヒット商品へと成長する。これにより「こはぜ屋」は、銀行から新たな融資を取りつける寸前までこぎつけるが、作業員の1人が体調を崩してダウン。さらに、シルクレイの開発者である飯山(寺尾聰)も負傷して入院する事態となる。

 シルクレイのソールを生み出す機械の操作は、飯山の助手として働いていた宮沢の息子・大地(山崎賢人)が担当することに。努力の甲斐あって、大地は飯山の手を借りずとも、機械をうまく使いこなせるようになったが、「足軽大将」の納品日、急遽大量に作り直さなければいけない事態が発生してしまう。しかし大地はその時、就職活動のため外出中で、こはぜ屋は大ピンチに陥るのだった。

「大地は結局、就職試験の面接を蹴って、こはぜ屋に戻ることに。このシーンで、女性ボーカルグループ・Little Glee Monsterがカバーした、中島みゆきの楽曲『糸』をBGMとして流していたのですが、ネット上では『ドラマはいいのに、選曲が残念すぎる』『歌がうるさすぎて、物語に集中できない』『普通にみゆきにしてよ!』とブーイングが続出していましたね」(芸能ライター)

 第6話では、スポーツ用品メーカー・アトランティス社からのスポンサー話を蹴って、「陸王」を履くことを選んだ実業団ランナー・茂木(竹内涼真)が、「ニューイヤー駅伝」に出場。茂木の所属するダイワ食品チームが、先頭から大きく差をつけられる中、アトランティス社のシューズを履く毛塚(佐野岳)と6区で激突することになる。

「第6話でも、初回から“盛り上がるシーン”で毎度流れる、Little Glee Monsterによる平原綾香の楽曲『Jupiter』のカバーが流れそうです。しかし、同曲にはブーイングの声が多い上、第5話の『糸』も不評。最終話までBGMへの不満は噴出しそうです」(同)

 『第68回NHK紅白歌合戦』への初出場が決定したLittle Glee Monsterだが、思わぬところでイメージを落としてしまっているようだ。

『陸王』リトグリ新BGMがまた大不評! 「歌がうるさすぎ」「選曲が残念」と苦言の嵐

 11月26日午後9時から第6話が放送される、池井戸潤原作の役所広司主演ドラマ『陸王』(TBS系)。視聴率は初回~第4話が14~15%台、第5話は16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最高記録を更新した。

 同ドラマの主人公・宮沢紘一(役所)は、老舗足袋業者・こはぜ屋の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から資金繰りに悩んでいた。そこで新規事業への参入を考え、足袋製造でこれまで培った技術が生かせる、“裸足感覚”を追求したランニングシューズ「陸王」の開発を始める。

 第5話では、「陸王」のために試行錯誤している特殊素材シルクレイのソール技術を応用した、新しい地下足袋の開発に、こはぜ屋が成功。「足軽大将」と名づけられた地下足袋は、大きな反響を得て瞬く間にヒット商品へと成長する。これにより「こはぜ屋」は、銀行から新たな融資を取りつける寸前までこぎつけるが、作業員の1人が体調を崩してダウン。さらに、シルクレイの開発者である飯山(寺尾聰)も負傷して入院する事態となる。

 シルクレイのソールを生み出す機械の操作は、飯山の助手として働いていた宮沢の息子・大地(山崎賢人)が担当することに。努力の甲斐あって、大地は飯山の手を借りずとも、機械をうまく使いこなせるようになったが、「足軽大将」の納品日、急遽大量に作り直さなければいけない事態が発生してしまう。しかし大地はその時、就職活動のため外出中で、こはぜ屋は大ピンチに陥るのだった。

「大地は結局、就職試験の面接を蹴って、こはぜ屋に戻ることに。このシーンで、女性ボーカルグループ・Little Glee Monsterがカバーした、中島みゆきの楽曲『糸』をBGMとして流していたのですが、ネット上では『ドラマはいいのに、選曲が残念すぎる』『歌がうるさすぎて、物語に集中できない』『普通にみゆきにしてよ!』とブーイングが続出していましたね」(芸能ライター)

 第6話では、スポーツ用品メーカー・アトランティス社からのスポンサー話を蹴って、「陸王」を履くことを選んだ実業団ランナー・茂木(竹内涼真)が、「ニューイヤー駅伝」に出場。茂木の所属するダイワ食品チームが、先頭から大きく差をつけられる中、アトランティス社のシューズを履く毛塚(佐野岳)と6区で激突することになる。

「第6話でも、初回から“盛り上がるシーン”で毎度流れる、Little Glee Monsterによる平原綾香の楽曲『Jupiter』のカバーが流れそうです。しかし、同曲にはブーイングの声が多い上、第5話の『糸』も不評。最終話までBGMへの不満は噴出しそうです」(同)

 『第68回NHK紅白歌合戦』への初出場が決定したLittle Glee Monsterだが、思わぬところでイメージを落としてしまっているようだ。

「アルコール依存症の父に早く死んでほしい」地獄を見た家族が抱く、「殺せない」現実と罪悪感

youtobakemononinaru

 大阪市のイベントスペースLoft PlusOne Westでトークイベント『家の中に酔っ払いがいるって地獄です~アルコール依存症者の家族を持って~』が行われた。漫画家・菊池真理子さんの話題作『酔うと化け物になる父がつらい』(秋田書店)の刊行記念イベントだ。

 菊池さんの父は、平日はお酒を飲まず、優しくおとなしい人だったという。しかし、毎週末自宅に麻雀仲間がやって来ると大量飲酒し、月曜日の朝まで化け物になってしまう。昨日までの父はそこにはいない。昨日と今日が連続していない、それが日常だったそうだ。そんな父に、おそらく愛を求めていた母は宗教に傾倒し、勤行に明け暮れる。そうすることで、精神のバランスを保とうとしていたのかもしれないが、母は、菊池さんが中学生の時に自殺してしまう。

 同イベントでは、菊池さんが、酒について、アルコール依存について、崩壊していく家庭について語った。

 午後7時半から始まった第一部は、作品に沿って菊池さんと担当編集者によるトークが行われた。客席は、女性と男性がちょうど半々。ドリンクのワンオーダーが必要な会場で、アルコールを中心に提供される場なのだが、まん中辺りに座った若い男性以外、誰もアルコールを飲んでいなかったのが印象的だった。

この著書には、あけすけに言えば「悲惨な家庭を覗き見したい」という、興味本位の読者も大勢いるだろうと私は思うのだが、もしかしたらイベントの来場者は、今回のテーマが「他人事ではない」と感じている人なのかもしれない。

■アルコール依存症の多くは普通の人

 最初は、著者と編集者の共通の知人Sさんの事例から、意外と身近にアルコール依存症が広がっている、ということについて話が進んでいく。働かないで連続飲酒、粗暴な行動といったステレオタイプの「アル中」のイメージが強いが、実際はそうでもない。普段は真面目に仕事をしていて、飲み会では少し羽目を外してしまう楽しい人、と周囲には見えている「普通の人」こそがアルコール依存症の多くを占めているのだ。

「このお料理にはお酒がないとダメ、っていう人、いますよね。料理とアルコールのマリアージュが必要だ、っていう。ごく自然に聞く話ですけど、でも反対に『今日はアルコールがないからこの料理はまずい』って、普通の人は言いませんよね」(菊池さん、以下同)

 「お酒もあれば良いな」が「お酒がないと無理」になれば、それはもう依存症で、治療の対象になり得る。アルコール依存症の裾野は思いのほか広いのだ。

 菊池さんは大人になってから、酒癖のよくない恋人と付き合い、DVを受けた経験を語る。その男性はエリートで話が面白く、普段は尊敬できる人だったが、酔うとたびたび粗暴な面を見せたという。

「殴られてるときは、もちろん痛いし嫌なんだけど、でも後になってそれが薄れてくると『面白い』のフィルターが掛かっちゃうんです。あの人は面白いから、って。普通の人では物足りない、そんな気持ちもありますね。でも、つくづく“面白いだけ”でパートナーを選んじゃいけないな」

 菊池さんの父も酔うと奇行が目立ったが、しかし同時にそれは普通の父親にはない行動で、ある意味「武勇伝」として周囲に取られることもあったそうだ。普通の人は、面白くない。菊池さんの潜在的な男性観に、影を落としたかもしれない。また、そう思い込むことで、自身の境遇を肯定しようとしていたのだろうか。

 休憩を挟んで、第二部は来場者のアンケートに著者が答えた。寄せられたのは主に、家族の飲酒に関する切実な悩み。一つひとつ丁寧に、真摯に、時に笑いを交えて答えていく。

 「父がアルコール依存症で、早く死んでほしいと思ってしまう」という悩みに対して、菊池さんは「父に対して私もそうだった。もちろん殺すことはできないので、どこか出先で、事故で死んでくれたらと思っていた。この人の介護だけは絶対にしたくなかった」と、共感と共に赤裸々な思いを語り、相談者の罪悪感を取り払う。

 また、「息子が酔うと化け物になるが、特に飲まないでもいられる時もあるようだ。これはどう考えればいいのか」という母親には、「家族が嫌な思いをしていれば、もうそれは治療を始めていい」という医師の言葉を引いて、「依存症からの離脱に希望を持ってほしい」と勇気づける。

「『地獄を見たければ依存症の家族になれ、天国を見たければ依存から回復した人の家族になれ』という言葉があります。アルコール依存症から回復できるのは2%と言われますが、でもゼロじゃないんですよね」

 アルコール依存症の家族がいることは“地獄”かもしれないが、今回のように、同じ悩みを持つ者同士が語り合うことで、一筋の光を期待する気持ちを抱けるのかもしれない。約2時間のトークイベントは、終始真剣な空気だった。

「アルコール依存症の父に早く死んでほしい」地獄を見た家族が抱く、「殺せない」現実と罪悪感

youtobakemononinaru

 大阪市のイベントスペースLoft PlusOne Westでトークイベント『家の中に酔っ払いがいるって地獄です~アルコール依存症者の家族を持って~』が行われた。漫画家・菊池真理子さんの話題作『酔うと化け物になる父がつらい』(秋田書店)の刊行記念イベントだ。

 菊池さんの父は、平日はお酒を飲まず、優しくおとなしい人だったという。しかし、毎週末自宅に麻雀仲間がやって来ると大量飲酒し、月曜日の朝まで化け物になってしまう。昨日までの父はそこにはいない。昨日と今日が連続していない、それが日常だったそうだ。そんな父に、おそらく愛を求めていた母は宗教に傾倒し、勤行に明け暮れる。そうすることで、精神のバランスを保とうとしていたのかもしれないが、母は、菊池さんが中学生の時に自殺してしまう。

 同イベントでは、菊池さんが、酒について、アルコール依存について、崩壊していく家庭について語った。

 午後7時半から始まった第一部は、作品に沿って菊池さんと担当編集者によるトークが行われた。客席は、女性と男性がちょうど半々。ドリンクのワンオーダーが必要な会場で、アルコールを中心に提供される場なのだが、まん中辺りに座った若い男性以外、誰もアルコールを飲んでいなかったのが印象的だった。

この著書には、あけすけに言えば「悲惨な家庭を覗き見したい」という、興味本位の読者も大勢いるだろうと私は思うのだが、もしかしたらイベントの来場者は、今回のテーマが「他人事ではない」と感じている人なのかもしれない。

■アルコール依存症の多くは普通の人

 最初は、著者と編集者の共通の知人Sさんの事例から、意外と身近にアルコール依存症が広がっている、ということについて話が進んでいく。働かないで連続飲酒、粗暴な行動といったステレオタイプの「アル中」のイメージが強いが、実際はそうでもない。普段は真面目に仕事をしていて、飲み会では少し羽目を外してしまう楽しい人、と周囲には見えている「普通の人」こそがアルコール依存症の多くを占めているのだ。

「このお料理にはお酒がないとダメ、っていう人、いますよね。料理とアルコールのマリアージュが必要だ、っていう。ごく自然に聞く話ですけど、でも反対に『今日はアルコールがないからこの料理はまずい』って、普通の人は言いませんよね」(菊池さん、以下同)

 「お酒もあれば良いな」が「お酒がないと無理」になれば、それはもう依存症で、治療の対象になり得る。アルコール依存症の裾野は思いのほか広いのだ。

 菊池さんは大人になってから、酒癖のよくない恋人と付き合い、DVを受けた経験を語る。その男性はエリートで話が面白く、普段は尊敬できる人だったが、酔うとたびたび粗暴な面を見せたという。

「殴られてるときは、もちろん痛いし嫌なんだけど、でも後になってそれが薄れてくると『面白い』のフィルターが掛かっちゃうんです。あの人は面白いから、って。普通の人では物足りない、そんな気持ちもありますね。でも、つくづく“面白いだけ”でパートナーを選んじゃいけないな」

 菊池さんの父も酔うと奇行が目立ったが、しかし同時にそれは普通の父親にはない行動で、ある意味「武勇伝」として周囲に取られることもあったそうだ。普通の人は、面白くない。菊池さんの潜在的な男性観に、影を落としたかもしれない。また、そう思い込むことで、自身の境遇を肯定しようとしていたのだろうか。

 休憩を挟んで、第二部は来場者のアンケートに著者が答えた。寄せられたのは主に、家族の飲酒に関する切実な悩み。一つひとつ丁寧に、真摯に、時に笑いを交えて答えていく。

 「父がアルコール依存症で、早く死んでほしいと思ってしまう」という悩みに対して、菊池さんは「父に対して私もそうだった。もちろん殺すことはできないので、どこか出先で、事故で死んでくれたらと思っていた。この人の介護だけは絶対にしたくなかった」と、共感と共に赤裸々な思いを語り、相談者の罪悪感を取り払う。

 また、「息子が酔うと化け物になるが、特に飲まないでもいられる時もあるようだ。これはどう考えればいいのか」という母親には、「家族が嫌な思いをしていれば、もうそれは治療を始めていい」という医師の言葉を引いて、「依存症からの離脱に希望を持ってほしい」と勇気づける。

「『地獄を見たければ依存症の家族になれ、天国を見たければ依存から回復した人の家族になれ』という言葉があります。アルコール依存症から回復できるのは2%と言われますが、でもゼロじゃないんですよね」

 アルコール依存症の家族がいることは“地獄”かもしれないが、今回のように、同じ悩みを持つ者同士が語り合うことで、一筋の光を期待する気持ちを抱けるのかもしれない。約2時間のトークイベントは、終始真剣な空気だった。

40年来の付き合いである光浦靖子と大久保佳代子のオアシズ『めちゃイケ』終了後、2人が揃う機会はあるのか?

 11月23日放送『アメトーーク!』(テレビ朝日系)にて、「幼なじみとコンビ組んでる芸人」なる企画が放送された。この回に出演したのは、チュートリアル、ANZEN漫才、ロバート秋山・馬場、そして光浦靖子と大久保佳代子のオアシズである。

 昨今は、お笑いコンビもバラ売りするのが当たり前。ホンジャマカほどではないが、オアシズも2人揃って露出する機会をあまり持たないコンビである。事実、10月18日放送『1周回って知らない話 強い女に疑問直撃SP』(日本テレビ系)に珍しく2人で出演した際、「あんまり2人で出るところ観ないので、仲いいのかなあ?」という街の声が紹介されている。

 元をたどると、光浦と大久保は小学校1年から40年の付き合い。お互いの第一印象だが、光浦を見た大久保は「お嬢様みたいで可愛い!」、大久保を見た光浦は「カバみたいな顔してる」であった。当時の大久保はうぶ毛が濃く、俗に言う“鼻ひげ”が印象的だったとのこと。光浦は大久保の顔を見て谷村新司を連想、「アリスの一員かな?」とまで思ったそうだ。

 それにしても、40年もの月日を並走し続けるとは驚異的である。事実、『アメトーーク!』にて2人は「いろいろありましたよ……」と、しみじみと回顧。

 そう、2人はいろいろあったのである。

 

■光浦の彼氏を奪う大久保

 

「GINZA」2017年11月号(マガジンハウス)、ミュージシャン・岡村靖幸の連載ページ「岡村靖幸 結婚への道」のゲストにオアシズが登場している。

 前述の『アメトーーク!』にて「いろいろあった」と振り返ったオアシズだが、実は「GINZA」ではこの“いろいろ”の詳細が語られている。

 まず、大久保は光浦の彼氏を奪ったことがあるのだ。話は2人が21歳の頃、大学時代に遡る。大久保が男性を光浦に紹介したのが始まりであった。

光浦 大久保さんが好きだった人の親友だったんだもんね。

大久保 ……で、そこで劇団みたいなのを一緒にやった……のかな?

光浦 ごまかそうとしとる!

大久保 いやいや(笑)。それで、劇団をやって、仲良くなって、光浦さんが付き合いだしたんですけど……。ま、私が悪いんですけど、その人が私のことも「好きだよ」って言い出したんで、「そうなの?」って。

 なんと件の男性、光浦へ「オレ、佳代子んちに住んでるから」という電話をかけてしまい、横恋慕が発覚したようだ。

 

■去りゆく大久保を引き留めようと、光浦がコンビ結成を呼びかける

 

 他にも、光浦と大久保には“いろいろ”がある。

 高校を卒業した2人は別々の大学へ進学し、大久保は千葉大学のスカッシュサークルに入部した。その際、「ヤッちゃんとはもう遊ばない」と大久保は宣言してしまう。要するに、大久保は彼氏を作ろうと一大決心をしたのだ。

 しかし、モテなかった。この状況にイラつく大久保の元へ、「カヨちゃん、一緒にお笑いサークル入ろう」という電話が光浦から入った。

「一緒に遊ぶには何か理由が必要だ、同じサークルに入んなきゃと。とにかく、カヨちゃんを引き留めたい、そのためには、『お笑いが好き』って昔から言ってたから、お笑いサークルがいいんじゃないかと。それで早稲田のサークルを探してきて。だから大久保さんにこびを売るためでした、最初は」(光浦)

 光浦自身もさほどお笑いをやりたいわけではなかったが、大久保を引き留めたいがために決断し、こうしてオアシズは結成された。

 その後、具体的な将来像を描けないでいた光浦は大久保を誘って人力舎のオーディションを記念受験。「ブスとブスのコンビは革命だ!」と目をつけられ、オアシズは1992年より本格始動する。

 

■光浦の目標は「オアシズ冠番組を持つこと」

 

 プロとしてデビューしたオアシズであったが、スタートダッシュが好調だったのは光浦の方。92年から放送された『新しい波』(フジテレビ系)へ出演を果たしたオアシズ、その時に片岡飛鳥に目をつけられたのは光浦のみだったのだ。「光浦は“笑えるブス”で、大久保は“笑えないブス”」が当時の評価であった。

 光浦がピンでテレビで活躍している頃、大久保はOLとして働きつつ宮本亜門のオーディションを受けたり三谷幸喜の舞台へ履歴書を送るなどめげなかった。『1周回って知らない話』にて、大久保は当時の心境を明かしている。

大久保 ひがみもすごいあって。

光浦 大久保さん、ひがみ虫だもんね。

大久保 私は、めっちゃひがみ虫ですよ! 「人と比べる」、「人をすぐ下に見る」。もう、本当に。それ、受け止めて生きてますから。

 その後、“OL兼芸人”として『めちゃめちゃイケてるッ!』(フジテレビ系)でブレークを果たした大久保。彼女が同番組のレギュラーに加わったのは30歳の頃だった。そして、光浦を上回るほどテレビで引っ張りだこになる現在へと至る。

 しかし、そのめちゃイケも来春での終了が告知された。ピンでの活動が目立つオアシズだが、2人揃ってのレギュラーはこの番組のみだ。

 それぞれの活動が好調なため必然性は無いかもしれないが、是非とも両雄並び立つ姿を今後も観たいと願うばかり。『1周回って知らない話』にて、実は光浦は「オアシズで冠番組を持つこと」が目標だと発言している。
(文=寺西ジャジューカ)

40年来の付き合いである光浦靖子と大久保佳代子のオアシズ『めちゃイケ』終了後、2人が揃う機会はあるのか?

 11月23日放送『アメトーーク!』(テレビ朝日系)にて、「幼なじみとコンビ組んでる芸人」なる企画が放送された。この回に出演したのは、チュートリアル、ANZEN漫才、ロバート秋山・馬場、そして光浦靖子と大久保佳代子のオアシズである。

 昨今は、お笑いコンビもバラ売りするのが当たり前。ホンジャマカほどではないが、オアシズも2人揃って露出する機会をあまり持たないコンビである。事実、10月18日放送『1周回って知らない話 強い女に疑問直撃SP』(日本テレビ系)に珍しく2人で出演した際、「あんまり2人で出るところ観ないので、仲いいのかなあ?」という街の声が紹介されている。

 元をたどると、光浦と大久保は小学校1年から40年の付き合い。お互いの第一印象だが、光浦を見た大久保は「お嬢様みたいで可愛い!」、大久保を見た光浦は「カバみたいな顔してる」であった。当時の大久保はうぶ毛が濃く、俗に言う“鼻ひげ”が印象的だったとのこと。光浦は大久保の顔を見て谷村新司を連想、「アリスの一員かな?」とまで思ったそうだ。

 それにしても、40年もの月日を並走し続けるとは驚異的である。事実、『アメトーーク!』にて2人は「いろいろありましたよ……」と、しみじみと回顧。

 そう、2人はいろいろあったのである。

 

■光浦の彼氏を奪う大久保

 

「GINZA」2017年11月号(マガジンハウス)、ミュージシャン・岡村靖幸の連載ページ「岡村靖幸 結婚への道」のゲストにオアシズが登場している。

 前述の『アメトーーク!』にて「いろいろあった」と振り返ったオアシズだが、実は「GINZA」ではこの“いろいろ”の詳細が語られている。

 まず、大久保は光浦の彼氏を奪ったことがあるのだ。話は2人が21歳の頃、大学時代に遡る。大久保が男性を光浦に紹介したのが始まりであった。

光浦 大久保さんが好きだった人の親友だったんだもんね。

大久保 ……で、そこで劇団みたいなのを一緒にやった……のかな?

光浦 ごまかそうとしとる!

大久保 いやいや(笑)。それで、劇団をやって、仲良くなって、光浦さんが付き合いだしたんですけど……。ま、私が悪いんですけど、その人が私のことも「好きだよ」って言い出したんで、「そうなの?」って。

 なんと件の男性、光浦へ「オレ、佳代子んちに住んでるから」という電話をかけてしまい、横恋慕が発覚したようだ。

 

■去りゆく大久保を引き留めようと、光浦がコンビ結成を呼びかける

 

 他にも、光浦と大久保には“いろいろ”がある。

 高校を卒業した2人は別々の大学へ進学し、大久保は千葉大学のスカッシュサークルに入部した。その際、「ヤッちゃんとはもう遊ばない」と大久保は宣言してしまう。要するに、大久保は彼氏を作ろうと一大決心をしたのだ。

 しかし、モテなかった。この状況にイラつく大久保の元へ、「カヨちゃん、一緒にお笑いサークル入ろう」という電話が光浦から入った。

「一緒に遊ぶには何か理由が必要だ、同じサークルに入んなきゃと。とにかく、カヨちゃんを引き留めたい、そのためには、『お笑いが好き』って昔から言ってたから、お笑いサークルがいいんじゃないかと。それで早稲田のサークルを探してきて。だから大久保さんにこびを売るためでした、最初は」(光浦)

 光浦自身もさほどお笑いをやりたいわけではなかったが、大久保を引き留めたいがために決断し、こうしてオアシズは結成された。

 その後、具体的な将来像を描けないでいた光浦は大久保を誘って人力舎のオーディションを記念受験。「ブスとブスのコンビは革命だ!」と目をつけられ、オアシズは1992年より本格始動する。

 

■光浦の目標は「オアシズ冠番組を持つこと」

 

 プロとしてデビューしたオアシズであったが、スタートダッシュが好調だったのは光浦の方。92年から放送された『新しい波』(フジテレビ系)へ出演を果たしたオアシズ、その時に片岡飛鳥に目をつけられたのは光浦のみだったのだ。「光浦は“笑えるブス”で、大久保は“笑えないブス”」が当時の評価であった。

 光浦がピンでテレビで活躍している頃、大久保はOLとして働きつつ宮本亜門のオーディションを受けたり三谷幸喜の舞台へ履歴書を送るなどめげなかった。『1周回って知らない話』にて、大久保は当時の心境を明かしている。

大久保 ひがみもすごいあって。

光浦 大久保さん、ひがみ虫だもんね。

大久保 私は、めっちゃひがみ虫ですよ! 「人と比べる」、「人をすぐ下に見る」。もう、本当に。それ、受け止めて生きてますから。

 その後、“OL兼芸人”として『めちゃめちゃイケてるッ!』(フジテレビ系)でブレークを果たした大久保。彼女が同番組のレギュラーに加わったのは30歳の頃だった。そして、光浦を上回るほどテレビで引っ張りだこになる現在へと至る。

 しかし、そのめちゃイケも来春での終了が告知された。ピンでの活動が目立つオアシズだが、2人揃ってのレギュラーはこの番組のみだ。

 それぞれの活動が好調なため必然性は無いかもしれないが、是非とも両雄並び立つ姿を今後も観たいと願うばかり。『1周回って知らない話』にて、実は光浦は「オアシズで冠番組を持つこと」が目標だと発言している。
(文=寺西ジャジューカ)

「三田佳子次男」級から東大卒や弁護士まで、幅広いヤクザの子どもたち

 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

■「親の顔が見たい」はお気の毒

 三田佳子さんの次男さんが「アイドル」の「愛人さん」に暴力を振るっていたことが話題ですね。みのもんたさんの時もそうでしたが、息子さんはもう立派な大人でいらっしゃるのに、まだ親御さんが非難されるのはお気の毒としか言いようがないです。

 そこで、ヤクザの子育てについてご紹介してみたいと思いました。「親の顔が見たい」と言ったら、ヤクザが来た……というのは、ちょっとコワいですかね(笑)。もちろんヤクザといってもいろいろですから、子育てもいろいろなわけですが、最近は特に格差がすごいなあと実感しています。

 だって東大・京大クラスはゴロゴロいますし、「第一希望は東京外大だったけど落ちたから早稲田」みたいな子も少なくありません。さらには弁護士さんになって、親御さんや若い衆の刑事事件で弁護するお子さんもいらっしゃるんですよ。

 でも、こういうお子さんたちは決してビシビシしつけられた感じでもなく、お父さん(=リアルヤクザ)ともうまくやれています。うちの子どもたちも勉強はそれほどでもないですが、オットを好きですよ。やっぱり単なるミエではなくて、「自分が勉強できなくてヤクザになるしかなかったから、子どもたちには苦労をさせたくない」という親心から教育熱心になるヤクザは多い気がします。昭和ヒトケタ以上の世代だと、字が読めない人も珍しくありませんでしたしね。

 そもそもヤクザになるような家庭環境では勉強もできないことが多いので、たいていは少年院や刑務所で読み書きから覚えさせられることになります。こういう経験をすると、「自分の子どもには、こういう目には遭わせたくない」と思うようになるのでしょう。

 そもそも「親分」と呼ばれる人は、学校に行っていないだけで、もともと頭がいいのだと思います。だから読書好きも多いし、お子さんの教育にも熱心なんですね。留学している子どもさんも多いです。海外のVIPのご令息たちとサラっと友だちになって、英語で連絡を取り合っている例も珍しくありません。

 一方で、三田さんの次男さん以上に甘やかされている子どもたちがいるのも残念ながら事実です。最近はヤクザもシノギが細くなってますが、以前は三田家のお小遣い(1日15万円)よりも多いお小遣いをあげている親分はたくさんいました。

 ほとんど妾宅にいるので、お子さんと顔を合わせることはなく、その後ろめたさもあるのかもしれませんが、多額のお小遣いをあげるだけの関係なんですね。こういう環境だと、ワルガキのまま一生を終えることになります。オットの知り合いの息子さんは、小さな頃から犬や猫を殺したり、クラスメートに大けがをさせたりしていましたが、ついにカタギさんを殺して無期懲役の判決を受けました。それで、「オヤジがヤクザだからオレの罪も重くされた」とか言っちゃうんですから、始末に負えません。

 これは極端な例ですが、イジメなどの問題で担任から呼び出しがあっても、夫婦そろって応じず、高校も行かせないで高級外車を買い与え、交通違反は子分に肩代わりさせるのも当たり前。若い衆から覚醒剤をもらう子もけっこういると聞いています。

 親がいつまでも生きているわけではないですし、今は多額のお小遣いもあげられなくなっているでしょうから、どうなってしまうんでしょうね。個人的には三田さんの息子さんの更生よりも、ヤクザジュニアのほうが心配です。

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 でも、こういうお子さんたちは決してビシビシしつけられた感じでもなく、お父さん(=リアルヤクザ)ともうまくやれています。うちの子どもたちも勉強はそれほどでもないですが、オットを好きですよ。やっぱり単なるミエではなくて、「自分が勉強できなくてヤクザになるしかなかったから、子どもたちには苦労をさせたくない」という親心から教育熱心になるヤクザは多い気がします。昭和ヒトケタ以上の世代だと、字が読めない人も珍しくありませんでしたしね。

 そもそもヤクザになるような家庭環境では勉強もできないことが多いので、たいていは少年院や刑務所で読み書きから覚えさせられることになります。こういう経験をすると、「自分の子どもには、こういう目には遭わせたくない」と思うようになるのでしょう。

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 一方で、三田さんの次男さん以上に甘やかされている子どもたちがいるのも残念ながら事実です。最近はヤクザもシノギが細くなってますが、以前は三田家のお小遣い(1日15万円)よりも多いお小遣いをあげている親分はたくさんいました。

 ほとんど妾宅にいるので、お子さんと顔を合わせることはなく、その後ろめたさもあるのかもしれませんが、多額のお小遣いをあげるだけの関係なんですね。こういう環境だと、ワルガキのまま一生を終えることになります。オットの知り合いの息子さんは、小さな頃から犬や猫を殺したり、クラスメートに大けがをさせたりしていましたが、ついにカタギさんを殺して無期懲役の判決を受けました。それで、「オヤジがヤクザだからオレの罪も重くされた」とか言っちゃうんですから、始末に負えません。

 これは極端な例ですが、イジメなどの問題で担任から呼び出しがあっても、夫婦そろって応じず、高校も行かせないで高級外車を買い与え、交通違反は子分に肩代わりさせるのも当たり前。若い衆から覚醒剤をもらう子もけっこういると聞いています。

 親がいつまでも生きているわけではないですし、今は多額のお小遣いもあげられなくなっているでしょうから、どうなってしまうんでしょうね。個人的には三田さんの息子さんの更生よりも、ヤクザジュニアのほうが心配です。