妊婦・武井咲が気絶しっぱなし!『脅迫します』の“マタニティ・ファースト”が綾野剛超え!!

 主演であるはずの武井咲の出演シーンが、回を追うごとに減少している印象の『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)。19日放送の第5話平均視聴率は、前回より0.3ポイントアップの6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。

 妊娠中の武井のつわりがひどく、脚本にも支障が出ているとウワサされる同作ですが、発売中の「フライデー」(講談社)は、新宿・伊勢丹でGUCCIのベビー服を購入する武井の姿を掲載。すでに妊娠5カ月を迎え、一般的に“安定期”と呼ばれる時期に突入した武井ですが、やっと買い物を楽しめるほどにつわりも治まったのかもしれませんね。

 え? 大きなお世話? いえいえ、武井の体調は同作の展開と大きく関わってくる重要なポイントですから、どらまっ子としては、武井の私生活も併せてウォッチしていきたいと思いますよ。そういうわけで、今回もあらすじを振り返ります。

■おディーン様のジャンピング・パンチ

 澪(武井)の祖父で政界のドン・轟(近藤正臣)は、脅迫屋の千川(ディーン・フジオカ)を呼び出し、「孫を守れ! さもないと、君と仲間たちは全て消す」と脅迫。その後、千川が澪に接触しようとするも、どこにも見当たりません。

 澪のアパートの隣人・カオル(劇団EXILE・鈴木伸之)が、プロの“監視屋”であることを見抜いた千川は、依頼者の情報を集めるため、裏家業に詳しい不破組の組長・不破(小沢仁志)のもとへ。千川は不破になぜか「JENGA」での対決を提案し、千川が勝利。不破は、カオルに依頼したのは人気政治家の新戸部(袴田吉彦)であるとの情報を渡します。

 その頃、カオルに気絶させられ、拉致された澪は、大学の「特殊環境実験室」へ。部屋は酸素濃度が低く設定されており、あと1時間ほどで脳の酸素が足りなくなるといいます。

 政界トップの世代交代を狙っている新戸部は、澪の現状を武器に、轟に「死んでいただきたい」と脅迫。直後に行われる新戸部のトークショーに轟も出演し、壇上でスナイパーに心臓を撃たれてくれといいます。

 そんな新戸部と轟のやり取りを盗聴器越しに聞いていた千川たちは、2人の会話の内容から澪が大学に監禁されていることを突き止め、ダッシュ。千川はカオルをジャンピング・パンチでKOし、気絶している澪を救出します。

 そうとは知らない新戸部が、トークショーに登壇。すると、壇上にピエロに扮した千川が登場。新戸部の誕生日を祝うと称し、大きな箱に新戸部をむりやり入れ、ロビン(蛭子能収)に変えてしまうマジックを披露。そのまま客に気付かれないよう、新戸部を別の部屋に監禁します。

 同時に、轟を殺すためスタンバイしていたスナイパーは、不破が銃を突きつけ制止。轟は千川の仲間・目黒(三宅弘城)に連れられ、会場を脱出。そのまま、澪の病院へ向かいます。

 また、千川に捕らえられた新戸部は、この期に及んで「轟は死ぬべきだった」と主張。さらに、かつて多数の死亡者を出したホテルの爆弾事件を事前に知っていたことや、その事件を利用して人気政治家に上り詰めたことも告白。しかし、千川の仲間・栃乙女(島崎遥香)は、そんな新戸部の告白を隠し撮りし、トークショーの会場で流してしまいます。

 その後、澪が病院のベッドで目を覚ますと、目の前には轟が。澪と轟のわだかまりが解け、一件落着。ラストは、千川がぜんざいを食べる栃乙女と目黒に「今からお前たちを脅迫する。そのぜんざいを俺によこせ、さもないと……さもないと……さもないと……、すねる!」と、プクッとほっぺをふくらまして終了です。

■「ずっと気絶してる」という新手法

 今回の武井は、登場シーンがちょっとしかない上に、全編横になりっぱなし。いまだかつて、ここまで妊娠中の女優に気を使ったドラマがあったでしょうか!? このマタニティ・ファーストの精神は、放送中の綾野剛主演『コウノドリ』(TBS系)にも勝ると思います。

 で、今回のお話ですが、武井の出番が極端に少ない分、千川がクローズアップされ、とても見やすい! これまで、いまいち人となりが伝わってこず、全く愛せなかった千川ですが、この回でグッと視聴者との距離が縮まった気がします。今後は、武井を主演ではなく、ヒロインとして見ようと思います。

 それに、今回、ピエロに扮したり、「腹が減っては、生島ヒロシ」というオヤジギャグを言わされたり、ほっぺを膨らましてブリッコさせられたりしていたおディーン様ですが、いまいちはまっていない役に全力で挑むおディーン様が、だんだん愛おしく見えてきました。今後も毎回、ピエロのようなコスプレシーンがあると、ファン以外へのアプローチにつながるような気がします。

 というわけで、同作が女性に優しいのか、武井が所属するオスカープロモーションがスタッフに高圧的なのかはわかりませんが、とにかく妊婦に優しいドラマに仕上がっていた第5話。前回までは、正直「最終回まで見るの、ツラいな。『陸王』(同)とか見たいな……」と乗り気になれませんでしたが、今回のおディーン様の活躍により、少しずつ興味が出てきました。頑張れ、おディーン様!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)