家族に愛された記憶のない人へ捧ぐ至高の処方箋! カルト王の輝く青春『エンドレス・ポエトリー』

 親から温かい言葉を掛けられたことがない。家族で一緒に過ごした楽しい思い出がまるでない。お盆にお墓参りすることも、お正月に帰省することも疎遠になってしまった──。そんな人におススメなのが、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の最新作『エンドレス・ポエトリー』だ。本作は御年88歳になるホドロフスキー監督が、自身の青春時代を振り返った自伝的映画。実家を飛び出した主人公が運命の恋人や芸術家仲間たちと出逢い、両親の呪縛から解き放たれていく姿を色彩豊かに描いた映像詩となっている。道なき道を進もうとする若き日の自分を、ホドロフスキー監督が叱咤激励する形で物語は進んでいく。

 ストーリーに触れる前に、ホドロフスキー監督がどんなにグレートな人物であるかをご紹介。1929年、南米チリ生まれのホドロフスキー監督は、『エル・トポ』(70)や『ホーリー・マウンテン』(73)といった超シュールな作品で知られるカルト映画の王様。1975年にはSF大作『デューン』の製作に取り組み、絵コンテにフランスコミック界のビッグネームであるメビウス、デザインに新進画家だったH・R・ギーガーを起用。残念なことに『デューン』の企画はハリウッドの大手スタジオに反対されて頓挫したものの、このときの絵コンテやデザイン画は『スター・ウォーズ』(77)や『エイリアン』(79)などの人気SF映画に多大な影響を与えている。

 映画監督としては不遇の時代が続いたホドロフスキー監督だったが、お蔵入りした『デューン』の舞台裏を再現したドキュメンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』(13)の撮影で『デューン』のプロデューサーだった旧友ミシェル・セドゥーと感動の再会。彼の支援によって『リアリティのダンス』(13)を撮り、23年ぶりに映画界への復活を果たした。80歳を過ぎて枯れるどころか、頭の中に止めどなく溢れ出る鮮烈なイメージを自由自在に映像化してみせる映画仙人のごとき存在となっていたのだ。

 ホドロフスキー監督の故郷チリで撮影された『エンドレス・ポエトリー』は、監督の少年期と変わり者の両親にスポットライトを当てた『リアリティのダンス』に続く、ホドロフスキー人生劇場の第二幕。家族との葛藤も、命懸けの恋愛も、青春の蹉跌も、すべて南米の明るい陽射しの中で撮影されたマジックリアリズムの世界へと昇華され、安くて美味いチリワインのような豊潤な味わいを感じさせる。ちなみに撮影監督は日本でも人気のクリストファー・ドイルだ。

 チリの首都サンティアゴに、ホドロフスキー一家が引っ越してきたところから本作はスタート。前作『リアリティのダンス』では共産主義に傾倒していた父親(ブロンティス・ホドロフスキー)だが、今はもうお金儲けのことしか考えていない鼻持ちならない商売人だった。音楽を愛する母親(パメラ・フローレス)は父親の言いなりのまま。思春期を迎えたアレハンドロ(イェレミアス・ハースコヴィッツ)は詩人になることを夢見ていたが、父親は「詩人はみんなオカマだ。お前は医者になれ」と息子の将来を一方的に決めつけようとする。高圧的な父親、息子に無関心な母親、ユダヤ系ファミリーの閉鎖的な体質に我慢できなくなったアレハンドロは、親族が集まった本家の庭の木を斧で切り倒すという暴挙に。そのまま両親のもとを飛び出し、若いアーティストたちの溜まり場となっている下宿での新生活を始める。少年時代と決別した青年アレハンドロ(アダン・ホドロフスキー)は、酒場で2リットルのビールジョッキを飲み干す豪快な女詩人ステラ(パメラ・フローレス2役)にひと目惚れし、危険な恋に身を焦がすことになる。

 アレハンドロを迎え入れる下宿先の住人たちが奇人変人ばかりで楽しい。小柄な日本人女性(伊藤郁女)をいつも肩に乗せている合体ダンサー、鍵盤をカナヅチで叩きながら演奏する超絶ピアニスト、全身にペンキを浴びて即興で絵を描くパフォーマンス画家などなど。まるで前衛芸術家版「トキワ荘」のようだ。初めて創作詩を詠むアレハンドロを、下宿仲間たちが大歓迎してくれる。生まれて初めて他者から自分の存在を肯定されたことが、アレハンドロは無性にうれしい。芸術家たちや恋人ステラとの刺激的な体験のひとつひとつが、新しい詩となり、より過激な創作活動へとアレハンドロを掻き立てていく。

 東京国際映画祭の開催中に、ホドロフスキー監督の末の息子であり、青年期のアレハンドロ役で主演したアダン・ホドロフスキーがフランスから来日。父親のことを嫌っていたホドロフスキー監督だが、監督自身はどのような父親だったのだろうか。観客とのティーチインイベントで、息子アダン・ホドロスキーはこう語った。

「フツーの家庭じゃなかったよ(笑)。父は妥協という言葉を知らなかった。子どもの足に合う靴を見つけるまで、靴屋を30軒ほど探し続けたことがある。男の子たちは夕食の前に椅子に立たせられ、1人ずつ詩を朗読させられた。兄弟の中には父に命じられて、裸になってスープの中におしっこをさせられたなんてことも。(日本文化を愛する)父親からは、忍者のように音を立てずに歩く修業をさせられたこともあるよ」

「撮影現場での父は、とにかく人の意見を聞かない。僕の腕を掴み、『こう動くんだ。ここを見ろ』と自分の指示するとおりに動くことを望むんだ。でも僕ができずにいると、3テイク目からは諦めて、『もう勝手にやれ』と僕が演じたいように演じさせてくれたんだ」

 ホドロフスキー監督も自身が嫌っていた父親のように頑固でアクの強い存在らしいが、それでも若き日の自分を演じる息子アダンに対し3テイク目から自由な演技を認めるあたりに、ホドロフスキー監督なりの修正された“家長像”を感じさせる。

 ホドロフスキー監督が生まれ育ったチリは戦前から長きにわたって軍事独裁政権が続き、父親が医学の道に進むように強要したのは息子の身を心配してのことだった。実際、チリの国民的詩人パブロ・ネルーダは1950年代にイタリアへの亡命を余儀なくされている。だが、劇中のアレハンドロは父親が束縛しようとすればするほど、奔放に創作の世界へと打ち込んでいく。生きることに絶望していた親友の詩人エンリケ(レアンドロ・ターブ)には、「詩人なら、現実を異なる視点で見るんだ」という言葉で励ます。アレハンドロにとって詩の創作は、シビアな現実を見つめ、暗い未来を照らすための灯火でもある。ままならない現実社会から目をそらすのではなく、詩人として、そして映画監督として目の前に横たわる問題を咀嚼し、ワンステージ上の創作の世界へ押し上げていく。

 やがてアレハンドロは、より広い世界とさらなる自由を求めてパリへ旅立つことを考え始める。でもフランス語が話せず、知り合いがひとりもいない異郷で果たして生きていけるのか。躊躇する若き日の自分自身の背中を、白髪姿のホドロフスキー監督が現われ、「生きることを恐れるな」と力強く後押しする。

 生を祝福する赤い精霊たちと黄泉の国からの使いであるガイコツたちとが入り乱れて群舞するクライマックス。新しい世界へ旅立とうとするアレハンドロの前に、ずっと嫌いだった父親が立ちはだかる。「お前のことが心配だったんだ。家に戻ってきて、家業を手伝ってくれ」と息子アレハンドロを引き止めようとする。足元にすがりつく父親に対し、大人になったアレハンドロはこんな言葉を残す。

「父は何も与えないことで、私にすべてを与えてくれた。父は誰も愛さないことで、私に愛の必要性を教えてくれた」

 アレハンドロ・ホドロフスキー監督は、不仲だった父親の存在を映画の中で受け入れることを果たした。家族という名の呪縛からようやく解き放たれたホドロフスキー監督。彼の冒険旅行はこれからまだまだ続く。
(文=長野辰次)

『エンドレス・ポエトリー』

監督・脚本/アレハンドロ・ホドロスキー 撮影/クリストファー・ドイル 音楽/アダン・ホドロフスキー 衣装/パスカル・モンタンドン=ホドロフスキー
出演/アダン・ホドロフスキー、パメラ・フローレス、ブロンティス・ホドロフスキー、レアンドロ・ターブ、イェレミアス・ハースコヴィッツ、フリア・アベダーニョ、バスティアン・ボーデンホフェール、キャロン・カールソン、アドニス、伊藤郁女
配給/アップリンク 11月18日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラスト有楽町、アップリンク渋谷ほか全国順次公開

11月22日(水)~30日(木)、渋谷アップリンク・ギャラリーにて写真展「菊池茂夫が撮るホドロフスキー」を開催。入場無料。

(C)2016 SATORI FILMS, LE SOLEIL FILMS Y LE PACTE
photo:(C)Pascale Montandon-Jodorowsky
http://www.uplink.co.jp/endless/

 

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青学ミスコン・井口綾子さんの“自作自演”疑惑、臨床心理士が語る「可愛さだけが武器」の陥る闇

 青山学院大学のミスコン出場者に、前代未聞の大炎上が勃発している。騒動の主役は、『ミス青山コンテスト2017』で準ミスに輝いた井口綾子さん。彼女は以前からネット上で「可愛すぎる」「グランプリの大本命」と呼び声が高かったものの、本選では今井美桜さんが栄冠に輝き、グランプリを逃すことに。すると、鳥取の女子高生を名乗るTwitterアカウントが、今井さんや青学のミスコン自体を罵倒するツイートを投稿し、井口さんを擁護し始めたのだ。

「もうこんなわけわかんない茶番しかやらないなら、ミスコンなんてやめてしまえば? 井口さんが圧倒的人気を誇るミスでしょ。17万人というフォロワー数、アンチもいたかもしれませんが、それも含め今までのミスコンにはなかった伝説です。本物のスターだと思います。あなたたち何を見てるの?」
「井口綾子さんと今井美桜さん、いいね、リツイートでわかる、人気の差が歴然。本当に青学ミスコン運営は何を考えてるんだろうか。目腐ってる?」

 ツイート内容を見ると、過激ないち井口ファンに思えるが、このユーザーがツイートに添付した井口さんのTwitterのキャプチャ画像に、本人がログインしなければ表示されない「Twitterアクティビティ」のマークが発見され、「鳥取の女子高生=井口綾子」説が浮上。たちまちネット上では「井口綾子がグランプリを逃した腹いせに、自作自演で批判ツイートをしたのではないか?」「裏アカウントがバレた?」といった疑惑が拡散されたのである。

 井口さんは、この事態を受け、「アカウントが不正にログインされた可能性があります」と弁明したものの、時すでに遅し。見目麗しいミスコン出場者に垣間見えた、妬み渦巻く女のウラの顔ともなれば、ネットユーザーは下世話な好奇心を刺激されるのも当然で、日夜彼女の話題でネット掲示板は盛り上がることとなった。

 

■“自分が支配者”のような気になってしまう
 

 自作自演疑惑による炎上は、井口さんに限ったことではなく、これまでに何度となくネット上を騒がせてきた。バレたら大変な目に遭う――そんなリスクをものともせず、自作自演を行ってしまう心理とは、果たしてどういったものなのか。神奈川大学心理相談センター所長、人間科学部教授である臨床心理士の杉山崇氏は次のように語る。

「人はパソコンやスマホに向かい合っている間、ネットにおいて“自分が支配者”のような気になってしまう傾向があります。ネット上でどんな知識でも得ることができ、SNSなどで発信もできるようになった現在、自尊心が高まり、『自分にはいろいろなことができる』『自分の思い通りになる』という錯覚に陥ってしまうんです。その表出の仕方は人によって違うんですが、井口さんに浮上している自作自演疑惑のケースでは、『みんなの気持ちを操作したい』『ネットの意見を煽動したい』といった方向に出たのではないかと思います」

 ネット上で、周囲に対する気遣いのない攻撃的なコメントを目にする機会は少なくない。こういった事象は、「『自尊心が暴走する』といわれ、ネットを使っていると陥りやすいとされているんです」(杉山氏)という。

 では、こういった心理に陥りやすい人にはどのような特徴があるのだろうか。

「普段何かしらの空虚な感じといいますか、満たされていない部分を抱えている人です。彼女の自作自演疑惑が事実だとすれば、ミスコン出場者となって、みんなにチヤホヤされる一方で、どこか空虚な気持ちを持て余していたのではないでしょうか。もしかしたら、『可愛さだけが武器』『飽きられてしまったら終わり』といった虚しさもあったのかもしれませんね。ミスコンに出場してチヤホヤされることで、空虚な気持ちが埋まったかのように見えて、実はその基盤はもろかったということに気づき、みんなを煽動して、ポジティブな気持ちになることで、それを強化しようと自作自演に走った……ということも考えられます」

 しかし、こういった心の空虚感は、限られた人だけでなく、ほとんどの人が抱えているといっても過言ではない。杉山氏は、「確かに誰もが持っている気持ち」とした上で、「ただそれを埋めるものがあるんですよ」と語る。

「恋をするとか、いい仲間を持つとか、生きがいを見つけるだとか、仕事に没頭するとか。裏切られない空虚感を埋めるものをしっかり持っている人であれば、割と悩まされることはないんですけど、タレントのように自身の地位が揺らぎがちな人や、『きれい・かわいい』でチヤホヤされる人は、もてはやされなくなったら終わりですから、そういった怖さをどこかで抱えていたのかなと思いますね。井口さんはある意味、気の毒だったのかなとも感じます」

 今回の騒動に関して、「何かにのめり込むこと、何かに酔いしれることで、我々は空虚感から救われるわけなんですが、その対象が確実なものか、壊れやすいものかを見極めるべきと感じました」と結論付けた杉山氏。真偽はともかく井口さんに巻き起こった自作自演疑惑は、ネットを使う者であれば、誰しもが陥ってしまう可能性のある落とし穴なのかもしれない。

青学ミスコン・井口綾子さんの“自作自演”疑惑、臨床心理士が語る「可愛さだけが武器」の陥る闇

 青山学院大学のミスコン出場者に、前代未聞の大炎上が勃発している。騒動の主役は、『ミス青山コンテスト2017』で準ミスに輝いた井口綾子さん。彼女は以前からネット上で「可愛すぎる」「グランプリの大本命」と呼び声が高かったものの、本選では今井美桜さんが栄冠に輝き、グランプリを逃すことに。すると、鳥取の女子高生を名乗るTwitterアカウントが、今井さんや青学のミスコン自体を罵倒するツイートを投稿し、井口さんを擁護し始めたのだ。

「もうこんなわけわかんない茶番しかやらないなら、ミスコンなんてやめてしまえば? 井口さんが圧倒的人気を誇るミスでしょ。17万人というフォロワー数、アンチもいたかもしれませんが、それも含め今までのミスコンにはなかった伝説です。本物のスターだと思います。あなたたち何を見てるの?」
「井口綾子さんと今井美桜さん、いいね、リツイートでわかる、人気の差が歴然。本当に青学ミスコン運営は何を考えてるんだろうか。目腐ってる?」

 ツイート内容を見ると、過激ないち井口ファンに思えるが、このユーザーがツイートに添付した井口さんのTwitterのキャプチャ画像に、本人がログインしなければ表示されない「Twitterアクティビティ」のマークが発見され、「鳥取の女子高生=井口綾子」説が浮上。たちまちネット上では「井口綾子がグランプリを逃した腹いせに、自作自演で批判ツイートをしたのではないか?」「裏アカウントがバレた?」といった疑惑が拡散されたのである。

 井口さんは、この事態を受け、「アカウントが不正にログインされた可能性があります」と弁明したものの、時すでに遅し。見目麗しいミスコン出場者に垣間見えた、妬み渦巻く女のウラの顔ともなれば、ネットユーザーは下世話な好奇心を刺激されるのも当然で、日夜彼女の話題でネット掲示板は盛り上がることとなった。

 

■“自分が支配者”のような気になってしまう
 

 自作自演疑惑による炎上は、井口さんに限ったことではなく、これまでに何度となくネット上を騒がせてきた。バレたら大変な目に遭う――そんなリスクをものともせず、自作自演を行ってしまう心理とは、果たしてどういったものなのか。神奈川大学心理相談センター所長、人間科学部教授である臨床心理士の杉山崇氏は次のように語る。

「人はパソコンやスマホに向かい合っている間、ネットにおいて“自分が支配者”のような気になってしまう傾向があります。ネット上でどんな知識でも得ることができ、SNSなどで発信もできるようになった現在、自尊心が高まり、『自分にはいろいろなことができる』『自分の思い通りになる』という錯覚に陥ってしまうんです。その表出の仕方は人によって違うんですが、井口さんに浮上している自作自演疑惑のケースでは、『みんなの気持ちを操作したい』『ネットの意見を煽動したい』といった方向に出たのではないかと思います」

 ネット上で、周囲に対する気遣いのない攻撃的なコメントを目にする機会は少なくない。こういった事象は、「『自尊心が暴走する』といわれ、ネットを使っていると陥りやすいとされているんです」(杉山氏)という。

 では、こういった心理に陥りやすい人にはどのような特徴があるのだろうか。

「普段何かしらの空虚な感じといいますか、満たされていない部分を抱えている人です。彼女の自作自演疑惑が事実だとすれば、ミスコン出場者となって、みんなにチヤホヤされる一方で、どこか空虚な気持ちを持て余していたのではないでしょうか。もしかしたら、『可愛さだけが武器』『飽きられてしまったら終わり』といった虚しさもあったのかもしれませんね。ミスコンに出場してチヤホヤされることで、空虚な気持ちが埋まったかのように見えて、実はその基盤はもろかったということに気づき、みんなを煽動して、ポジティブな気持ちになることで、それを強化しようと自作自演に走った……ということも考えられます」

 しかし、こういった心の空虚感は、限られた人だけでなく、ほとんどの人が抱えているといっても過言ではない。杉山氏は、「確かに誰もが持っている気持ち」とした上で、「ただそれを埋めるものがあるんですよ」と語る。

「恋をするとか、いい仲間を持つとか、生きがいを見つけるだとか、仕事に没頭するとか。裏切られない空虚感を埋めるものをしっかり持っている人であれば、割と悩まされることはないんですけど、タレントのように自身の地位が揺らぎがちな人や、『きれい・かわいい』でチヤホヤされる人は、もてはやされなくなったら終わりですから、そういった怖さをどこかで抱えていたのかなと思いますね。井口さんはある意味、気の毒だったのかなとも感じます」

 今回の騒動に関して、「何かにのめり込むこと、何かに酔いしれることで、我々は空虚感から救われるわけなんですが、その対象が確実なものか、壊れやすいものかを見極めるべきと感じました」と結論付けた杉山氏。真偽はともかく井口さんに巻き起こった自作自演疑惑は、ネットを使う者であれば、誰しもが陥ってしまう可能性のある落とし穴なのかもしれない。

東京も「危険地帯」入り! 制御不能の中国宇宙ステーション“落下予想エリア”が公表される

 制御不能に陥っている中国の宇宙ステーション「天宮1号」が、4カ月以内にも地上に落下する見通しであるとの予測を、欧州宇宙機関(ESA)が発表した。

 2011年9月に打ち上げられた天宮1号だったが、16年9月から制御不能に陥った。もともと高度380キロから320キロの間で軌道を描いていたものの、徐々に地球へと近づきつつあり、高度300キロのあたりを周回している。ESAの専門家によれば、天宮1号が現在は、辛うじて保っている現在の軌道からも、来年の1月から3月の間には外れ、そのまま地表へと落下するという。

 天宮1号は、全長10.4メートルで、総重量は8.5トンに及ぶ。ちょうど中型トラックを想像すれば近いかもしれない。

 これが宇宙から落下するというのだから一大事だが、ESAの専門家によると、大気圏突入時にほとんど燃え尽きるが、一部の部品は地表に到達する可能性もあるという。

 

 海外には、重さ100キロの部品や有害物質が地表に到達する危険性を指摘するメディアもある。しかし、落下物がたとえネジ1個だったとしても、まさに空から弾丸が降ってくるようなものである。

 気になる落下地点だが、ESAによると、北緯43度から南緯43度までの間となることが予測されている。この「危険地帯」には、ニューヨークや北京、ニューデリー、香港、そして東京など、世界の主要都市が密集しているのだ。ESAは今後、天宮1号の落下を監視する国際的連携を主宰するとしている。

 人的被害が出る確率は低いとはいえ、中国が進める宇宙強国化の尻拭いを国際社会が行わなければならないというのは、どうにも納得がいかないところだ。

絶賛回答募集中! 【ジャニオタ★セキララ体験談】“担降り”したことある?

―――ジャニオタの“真の生態”に迫るアンケート企画、ここに爆誕! 【ジャニオタ★セキララ体験談】

 ジャニーズファンなら一度は耳にしたことがあるだろう、「担降り」という単語。一般的には、「自担」と呼ばれる“最も熱心に応援しているメンバー”のファンを辞めることを指し、別のメンバーを「自担」にする場合もあれば、ジャニーズファン、アイドルファン自体を辞めてしまう場合もあります。

 「ファンを辞めてしまう」というと悲しい響きに聞こえますが、“担降り”をする理由は人それぞれ。「元担当を応援しつつ、現担当が1番好き!」という、“前向きな担降り”をする人も少なくありません。担降りをするに至った際の自身の気持ちを個人のブログ等で打ち明けるファンの方が後を絶たないのは……

 

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暴力事件、理事長選、そしてファッション……貴乃花親方の深い闇

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎貴乃花の謎
 当初は、暴力がはびこるのが当たり前という「角界の闇」に注目が集まっていた日馬富士暴力事件であるが。ここに来て、みんな「貴乃花親方の闇」に釘付けに。「暴力、ダメ、絶対!」から「貴乃花……?」に潮目が変わってしまった。

 被害届を出しておきながら、日本相撲協会の事情聴取に対して「何があったのかわからない」と答えてみせる。あー、これこれこれ。忘れてたけど、このマッド感こそが貴乃花。往年のダークサイドが蘇る。

 相撲人として実力もあり、ちゃんとしているんだけど、何かこう、常人にはわからないベクトルに突き動かされて、どこか遠くへ行ってしまうあの感じ。貴乃花が見ている頂を、誰も共有できないというか。

 いや、今貴乃花が見ている頂は、きっと来年1月の相撲協会理事長選挙なんだろう。この機に乗じて、目障りな協会の人間を一掃するという、ある種のクーデターを企てているとの見方が濃厚に。うーむ。我々余人としては、「そんなにやりたいんなら、やれば?」としか……もう。

 だが、理事長選も所詮は選挙。現役の勢力を排除したとしても、また同じ流れを汲む人間の首にすげ替えられるだけという可能性も。以前の理事長選で、貴乃花へ集まった票はたった2票。貴乃花本人と、日馬富士んとこの伊勢ヶ浜親方だけだったってのが、今となっては皮肉である。

 暴力事件よりも理事長選よりも、今はただ、日替わりで派手なストールを組み込んでくる、貴乃花のイタリアンマフィアみたいなファッションに興味津々だ。ウェーブパーマにティアドロップのサングラスもイカしてらぁ。諸々全部ひっくるめて、貴乃花よ、教えてくれ。一体どこへ行こうとしてるのかを。

◎もったいない占い
 先週、増える一方の「石田純一ファミリー」について触れたばかりだったが。また増殖の兆しが。いしだ壱成、新恋人の存在を認める。離婚間もない43歳のオッサンが、19歳の娘さんと公開イチャイチャ。この「恋愛原理主義」、まぎれもなく父のDNAの賜であろう。

 いしだの家にある前の嫁の箸とスニーカーとカーラーを「もったいないから」とそのまま使っているという娘さん。前の嫁のことがタブーにならないくらい、2人は今ラブラブでぇす、ってことなんだろうが。

 箸とスニーカーとカーラー。箸とスニーカーとカーラー。……もし自分が元嫁だったら、この3つの中で、どれを一番使ってほしくないかの答えで、心理テストや占いができそうだ。

 「箸」と即答したあなたは、なにかと生理的な直感で物事を決めがち。今まで食わず嫌いだった事、物、人を見直してみたら、もっと人生の幅が広がるでしょう。

 「スニーカー」と答えたあなたは、人からちょっと偏屈と思われている可能性があります。こだわりを持つことは悪いことではありませんが、人との関わりにおいて、今より少し協調性を意識するだけで、もっと魅力的に映るはず。

 「カーラー」と回答したあなたは、享楽的な一面があります。物事の重要性よりも、楽しいこと、ラクなことを優先しがち。今やりたいことより、やるべきことを先に片付けるよう心がければ、周囲の評価は今よりグンと上がってきます。

 選択肢にはありませんが「全てダメ」と答えたあなた。その強い意志の力が、石田ファミリー的なものから、あなたを遠ざけてくれています。これからも引き続き、その姿勢を維持して、日本におけるファミリーの増殖を防ぎましょう。

 「全てOK」と答えたあなたは、これまでも、そしてこれからも、運に守られているタイプです。何も考えず、思ったまま歩みを進めて下さい。

 ちなみに私は、「スニーカー」だ。あなたは?

◎“大物ゲッター”サトコ
 『5時に夢中!』(TOKYO MX)を楽しみにしている層にとって、今年一番の重大ニュースとなった「佐藤琢磨&内藤聡子7年不倫」。いやホント、大ニュースじゃあああ! 

 しかし、今は事務所にも所属してないということで、キー局ワイドショーでは一般人に準ずる扱い。顔写真どころか名前まで伏せられて報道されているわけで。この温度差たるや。

 内藤聡子。いや、5時夢的には、サトコ・ナイトウと呼ばせてもらおう。練ったな。これに備えて、仕事卒業・ハワイを挟んだな。「シュガー」でほくそ笑んでたな。

 「負け組キャラ」を、いつも積極的に面白おかしく演じていたサトコ・ナイトウ。勝ってるわけじゃないけれど、そこまで負けてる雰囲気もない、リアル欠如の記号的な感じ。あれはここ由来だったんだなぁ。ガッテン、ガッテン。

 それが善か悪かという話は置いておいて。サトコ・ナイトウがいつかサトコ・サトウになる日は来るのか。5時夢民は推移を見守るのみである。しかしサトコ・サトウって、語呂悪ィな。

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

安室がミリオン達成の一方、浜崎あゆみは「年内CDリリースゼロ」! ツアーと“おっぱいアピール”に集中か

 引退を発表した歌手・安室奈美恵のベストアルバム『Finally』(Dimension Point)が初週売上111万枚(オリコン調べ)を突破する一方で、歌手の浜崎あゆみは今年、1枚もCDをリリースしなかった。

「今年は、開催中の全国ツアーに集中したいのでしょう。とはいえ、もう“シングルCDゼロ”の状態が3年も続いている。浜崎サイドも、そろそろヒット曲が欲しいところでしょうが……」(芸能記者)

 エイベックスとゴタゴタ続きだった2011年を除き、ここ10年は毎年アルバムをリリースしてきた浜崎。しかし、シングルCDは3年前の「Zutto…/Last minute/Walk」(avex trax)を最後にぱったり。最近は、タイアップが付いた際にデジタル配信を行う程度だ。

「あゆのシングルは、10年の『L』を最後にオリコン連続首位記録がストップ。以降、トップ3にも入らない時期が続いたため、プライドが許さなかったのでしょう。今後も、シングルCDをリリースするつもりはないのでは?」(同)

 また、続々と出演者が発表されている年末の音楽番組にも、今のところ浜崎の名前は見当たらない。

「7月にあゆが出演したバラエティ番組『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』(日本テレビ系)の平均視聴率は、13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録。音楽番組よりも、バラエティ番組での需要が高いことが証明された。しかし、これ以降はテレビ番組に出演していない。これだけ注目されながらも、最近はファンに向けた活動ばかり。実にもったいないですね」(同)

 最近は、豊満なおっぱいを強調した写真をSNSに投稿し続けている浜崎。このままでは“セクシー懐メロ歌手”と化してしまいそうだが、新たなヒット曲はもう期待できないのだろうか?

神木隆之介の“愛らしさ”が戻った『刑事ゆがみ』視聴率低迷が「実にもったいない!」

 16日に放送されたドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)第6話の視聴率は6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。第2話で5%台まで落ち込んだものの、各方面からの絶賛の声に後押しされるように、じりじりと数字を伸ばしています。とはいえ、やっぱり6%とか7%しか見ていないというのは、実にもったいない。もっともっと多くの人に見られるべき良作と思います。主題歌を担当するWANIMAが『紅白』初出場を決めたことも、追い風になるといいね。

 そんなわけで、今回も振り返りです。

前回までのレビューはこちらから

 今回の事件の被害者は、25歳にして300億円の資産を築いたホリエモンみたいな男・貝取勝平(新田真剣佑)。自らが運営するオープン直前のプラネタリウムで何者かに刺され、病院に運ばれています。貝取くんは、かつてのホリエモンみたいに企業買収を繰り返して会社を大きくしている人なので、たくさんの人の恨みを買っているようです。とはいえ、本人の意識ははっきりしているし、正面から刺されているので犯人の顔を見ているはずなのですが、「見てない」と言ったり「思い出した、星月亘(辻萬長)だ」と言ったり、なぜか証言が曖昧です。

 星月とは、現場となったプラネタリウムにも参画していた「スタームーン」という望遠鏡メーカーの創業者。会社の社長は息子に代替わりしていましたが、その息子は貝取の策略によって多額の借金を抱えて自殺。今は孫娘・光希ちゃん(新井美羽)と2人で暮らしています。

 ところで、前回のレビューでは「コレジャナイ感が漂ってきた」などとケチを付けているわけですが、今回はとりあえず「コレダ」でした。羽生くん(神木隆之介)の愛らしさが帰ってきました。

 同じ25歳で大金持ちの貝取に対して、嫉妬を隠さない羽生くん。孫娘に必要以上に肩入れして、捜査に支障をきたす羽生くん。『モンコレ』という『ポケモンGO』みたいなスマホアプリに夢中になっちゃう羽生くん。うーん、実に愛せる。かわゆい。

 そういう羽生くんの愛らしさと、企業買収とか『ポケモンGO』とかの今っぽい要素をモリモリ取り込もうという意欲。そして、その両方を事件解決のプロセスにガッツリ噛ませてくるので、事件に“他人事感”がない。他人事感がないので、泣けちゃう。そういう感じが『刑事ゆがみ』の特長だと思うんですが、今回もしっかり泣けちゃいました。さ、未見の方はFODとかで見ましょうね。面白いよ。

 

■ところでドラマの縦軸「ロイコ事件」が放置なんですが

 

 第4話まで1話完結で進んできた『刑事ゆがみ』でしたが、前回第5話では縦軸となる「ロイコ事件」について説明されました。

 7年前に、ある夫婦が『ロイコクロリディウム』という小説を模した方法で惨殺された事件。容疑者として浮上したのは、当の小説の作者である小説家・横島不二実でした。しかし横島は捜査の手が及ぶ前に焼身自殺してしまったというのが、「ロイコ事件」の顛末です。この事件の捜査に当たっていた弓神(浅野忠信)は、犯人が本当に横島だったのか、そして横島が本当に自殺したのか、疑問を持っています。

 被害者夫婦の娘・ヒズミ(山本美月)は事件のショックで失語症に。事件後、7年もたつわけですが、弓神はヒズミのハッカーとしての腕を見込んで捜査に協力させつつ、生活の面倒を見ています。

 そのように、せっかく時間をかけて説明した「ロイコ事件」を、ドラマは今回、ほとんど放置しました。前回の最後に自殺したはずの横島らしき男(オダギリジョー)が思わせぶりに登場しましたが、これも放置。ヒズミも普通にハッカーとして役に立ちましたが、前回示唆されたロイコ事件のトラウマについては、特に進展していません。この放置の仕方が、今回もっとも感心した部分でした。

■別の事件によって「ロイコ」を語るという離れ業

 

 今後、『刑事ゆがみ』が「ロイコ事件」の解決を中心に進行していくことは間違いないでしょう。ドラマのオリジナルキャラであるヒズミの謎、ヒズミと弓神の過去などを明かしながら、最終回に向かっていくことになります。前回、「ロイコ事件」について語り始めてしまったわけですから、もう1話だって無駄にしたくないはずです。

 そこで『刑事ゆがみ』が採用したのは、ヒズミと弓神の関係性を、今回の事件で父親を亡くしている光希ちゃんと羽生くんに、そのまま投影するという方法でした。

 上司である係長・菅能ちゃん(稲森いずみ)が、羽生くんに言います。刑事が捜査中に持っちゃいけないものは「事件関係者への恋心と同情」だと。つまり、「私情」だと。

 羽生くんは、いつも口では「法治国家ですから、法がすべてです」などと言っていますが、私情に振り回されて心をグラグラに揺さぶられながら捜査に苦労するのがチャームポイントとなっております。今回も光希ちゃんに、とことん同情してしまったため、とっても苦しそうでした。

 一方の弓神はいつも冷静でドライに見えますが、結局、事件の解決だけでなく被害者へのフォローも万全で、ドラマ的においしいところは全部持っていってしまいます。

 事件が終わった後、菅能ちゃんは羽生くんに、こうも言いました。

「もうあたしたちにできることはない、刑事としてはね」

 刑事としては──。

 つまり、人としては、まだできることがある。羽生くんは事件後、児童相談所にいる光希ちゃんの元を訪ねることにします。自分が関わった事件で、親を亡くした子と個人的なつながりを持とうとすること。これはきっと、7年前の「ロイコ事件」で、弓神がヒズミにしたことと同じなのです。

 羽生くんの立場を通して、羽生くんの心の動きを追わせることで、7年前の「ロイコ事件」で弓神が何を思い、どう行動したのかを語っている。そのプロセスで羽生くんの心理が描けているからこそ、つかみどころのなかった弓神という人物の輪郭が浮かび上がってくる。弓神とヒズミの関係性も見えてくる。「別の事件で縦軸を語る」という『刑事ゆがみ』第6話における意図的なシナリオは、まさしく連続ドラマならではの醍醐味だったと思います。最初から見ててよかった。

 さらに、刑事の生き方として、図らずも羽生くんが弓神と同じ道を歩もうとしていることが示されて、普段は反発し合っている2人の“バディ”としての関係にも深みが増しました。今後、さらに面白くなりそうな気配です。あーあ、もっとみんな、見ればいいのに。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

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