6.4%停滞の『刑事ゆがみ』に漂い出した“コレジャナイ”感……「本格」路線化の功罪とは

 9日に放送されたドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)の視聴率は6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。各方面から絶賛の声が聞こえてきていますが、数字的には、だいたいここらへんで推移する感じでしょうか。このレビューでも初回から「面白い面白い」と書いてきました。今回も面白いっちゃ面白いんですが、ちょっと感触が違いました。

「連ドラはニコパチが重要」と、よくいわれます。2話、5話、8話で展開が訪れ、それが充実したものであれば良作ですよ、という話です。『刑事ゆがみ』も、今回が第5話。これまで完全な1話完結でつづられてきましたが、今回は、初回から登場している謎のハッカー少女・ヒズミ(山本美月)の過去が明かされ始めます。ちなみにこのヒズミ、原作コミックには登場しないドラマオリジナルキャラなので、この人物の処理がドラマの出来そのものを左右しそうです。

 では、まずはお話から軽く振り返りましょう。

前回までのレビューはこちらから

 7年前、弓神(浅野忠信)は「ロイコ事件」という殺人事件の捜査に関わっていました。ロイコ(=ロイコクロリディウム)というのは、カタツムリに寄生して宿主を支配し、思いのままに操ってしまうという寄生虫だそうです。

 かつて、そのロイコをモチーフにした小説があって、その小説に書かれていた通りの殺人事件が起きました。事件では夫婦が殺され、現場には被害者の血で描かれたカタツムリのイラストが残されていた。このイラストが、小説の表紙に描かれているものと同じだったのです。弓神らの捜査によると、事件の犯人は小説の作者らしい。どうやら、実際に事件を起こすことで話題を呼び、小説をたくさん売るのが目的だったようです。しかし、容疑が固まる前に作者は焼身自殺。真相は闇の中。

 その事件では、12歳になる夫婦の娘が生き残りました。しかし、現場を目撃してしまったために、少女はショックで記憶障害と失声症を患ってしまったそうです。

 弓神は今でも、焼身自殺をした作者が本当に犯人だったかどうか、疑っています。そして、なんらかの理由で、生き残った失語症の少女の面倒を見ています。その娘こそが、ヒズミなのでした。

 というのが、次回以降に続くオリジナルの部分。

 もうひとつ今回起こったのが、市議会議員の娘がさらわれた誘拐事件。この現場にもロイコのイラストがあったことから弓神たちも捜査に加わるわけですが、こっちはまあ、結論としては母親による狂言誘拐でした。夫に不倫されて悔しかったとか、そういう理由だそうです。そういう理由であることが、実に熱っぽく、迫力の演出でもって語られました。

 これまでこのレビューでは事件の真犯人を書いてきませんでしたが、今回は大した伏線がないので謎解きの快感は薄いですし、逆に犯人が母親であることがわかっていても、クライマックスに訪れる浅野忠信と板谷由夏の演技合戦は必見ですので、ぜひFODでご覧ください。

 

■スケール感が増した反面、“バディ”羽生の存在感が消えた

 

 今回、前回までと比べて、だいぶスケール感のある事件が語られました。情報量も格段に多いし、テレビのワイドショーまで巻き込んだ、いわゆる“劇場型”犯罪。本格的な刑事ドラマっぽさをビシビシ感じます。犯人からの脅迫電話を開口部の大きなリビングで受けたり、ヘンテコな変装をした刑事が「どっちにしろ刑事に見えねえ」と言われたり、小児誘拐映画の金字塔である黒澤明『天国と地獄』(1963)へのオマージュも抜かりありません。

 その反面、弓神の“バディ”である新人刑事・羽生くん(神木隆之介)の存在感が非常に希薄なものとなりました。

 私は、第2話(http://www.cyzo.com/2017/10/post_34983.html)、第3話(http://www.cyzo.com/2017/10/post_141162.html)のレビューにも書いた通り、このドラマは神木隆之介を愛でるために見ていると言っても過言ではないくらい羽生くんのキャラ付けが重要な要素だと思っていて、だからこそ今回は、とりわけ「感触が違う」と感じたのです。

 これまで、どの事件も羽生くんは「単に所轄で起こったから」以上のモチベーションで捜査に当たってきました。事件発生の段階で羽生くんの心が揺さぶられていたからこそ、右往左往しながら捜査を通して成長していく彼に共感を抱いてきたのです。

 今回は、「ロイコ事件」にしろ「狂言誘拐」にしろ、羽生くんに全然関係がない。「羽生くんこそ主人公」という見方をしてきた私からすると、すごく出来はいいけど、主人公のいない話だなぁ、という印象だったのです。無論、これまで通りゲスト犯人(今回は板谷由夏)に対しても主人公並みの掘り下げが行われていることは変わりないのですが、これまではゲストへの掘り下げに加えて羽生くんの成長があったので、分厚い作品として感じられてきたということです。

 

■初めてとなる男性脚本家の起用

 

 もうひとつ、このドラマの魅力として感じていたのが、女性犯罪者に対する描き込みの個性です。『刑事ゆがみ』はこれまで、すべての脚本を女性脚本家が手掛けてきました。

 第2話では「作家の当事者性が投影された作品」に見えると書きましたし、第4話(http://www.cyzo.com/2017/11/post_141861.html)では「彼女たちを、決して“被害者”や“弱者”として一面的に扱うことをしない」「『私たちは同情されるために登場したわけではない』という、悲劇を抱えた女性キャラクターたちの強い主張が感じられます」と書いています。

 しかし、今回の犯人である母親も、夫の不倫相手である秘書の女性も、わりと一面的に自分勝手で、欲望に忠実で、「女って怖いな」みたいなステレオタイプに見えました。結果、すべてを自白した時に犯人の女は「許しを乞う側」になり、夫は「妻を許す側」になっている。こうした結末のニュアンスは、これまでの『刑事ゆがみ』には見られなかった、おそらくは注意深く取り除かれてきた視点ではなかったかと思うんです。

 第5話で脚本を担当したのは池上純哉さん。男性です。1時間弱の中に、この華やかな誘拐劇と次回以降への伏線を手際よく詰め込んだ手腕は経験豊富なベテラン脚本家ならではだと思いますし、そもそも作品に対して「作り手が男だから」「女だから」みたいな物言いを付けるのもフェアじゃないんですが、「なんか今回、女性心理の描き込みが浅いなー」と思いながら見ていて、最後のクレジットで池上さんの名前が出てきて少し腑に落ちたので、正直にそれは記しておきます。

 具体的なことを言うと、第4話で私は「彼女たちが守るべきものをドラマの中でしっかりと定め、それを彼女たちが能動的に守ろうとしたがために、事件が起こる」とも書いているんですが、今回の母親にとって「守るべきもの」ってなんだったんだろうという話なんです。家族だ、夫婦生活だ、子どものためだ、みたいな話になっていましたが、その考え方が自分勝手すぎやしないかと。

 先に「狂言誘拐」と書きましたが、今回の事件、母親の狂言ではあっても、娘への誘拐は実際に行われている。娘が電話口で「パパー! パパー!」と悲痛な叫び声を上げているシーンもある。

 弓神に自白を迫られた母親は「そんなことするわけない、そんなことしたら、娘との関係が……」とか言って否認するんですが、関係とかそういう問題じゃないだろと。後に解放されるとしても、娘の中に「誘拐された」という体験は傷となって残るだろと。絶望的な恐怖を伴って残るだろと。そこに想像力が及ばないなら、「あなたは何を守ろうとしてたの?」と思ってしまうんです。無事に帰ってきて元気だったからいいようなものの。

 というか、うーん、女性心理の描き方とか、そういうことでもないかな。なんというか、ヒズミは犯罪被害によるPTSDによって記憶障害と失語症になっているわけで、ひとつのドラマの中で、犯罪被害に遭った小児に対して「こっちは深刻なPTSD被害」「こっちは大丈夫」というダブルスタンダードが発生していることが気持ち悪かったのかもしれません。

 と、いろいろ書いてきましたが、あのー、面白いのでみんな見たほうがいいです、という感じは変わらないです。はい。また次回。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

ナンパバーが天国すぎた! 男女比8:2なのにイケメン揃い、気になる人に声かけ放題で「なんだここ最高だな!」

みなさんこんにちは、みほたんです。先週は三連休でしたが、楽しい予定はありましたか? 私は予定がぽっかりと空いてしまったので、半年ぶりくらいに会う男友達と飲みに行ってきました。彼は半年ほど前に関西に転勤してきたので、さぞかし寂しい毎日を送っているだろうと話を聞いてみると、彼女が出来たとか最近モテるとか何とかかんとか……。何だよ! つまらん! 寂しい毎日を送っているのは私だけなのか!? これ以上、彼女持ちの男と2人で飲んでいても生産性がないので、彼いわく最近盛り上がっているという梅田のナンパスポット『Swith bar』に行くことに。

 お店に向かいながら気付いたけど、『Switch bar』といえば、1年前に難波の店舗に行ったじゃないですか! この時は、明らかなナンパ初心者にしか声をかけられなかったり、笑えないギャグを繰り出してくるおじさんに捕まったり、せっかく若い子を連れ出せたと思ったら超若手芸人だったり散々でした。

 微妙な気分になりつつも、到着するとエレベーターの出口から受付までびっちり行列!圧倒されていると、一緒に行った男友達が「今日はまだ空いてるほうで良かった! 店の外まで列出来てる時もあるからな」なんて言っているではありませんか。

 さて、前回は別店舗でガッカリな結果だった上に「男友達と2人でナンパバー行くとか出会う気ある?」なんて思っていますか? 先に結論だけ言うと、このお店……めちゃくちゃ楽しかったんです!

 私たちが来店したのは20時から23時のRush Hourという一番盛り上がっている時間帯。男性は時間帯によって入場料や、それと引き換えにもらえるご飯と飲み物を買うチケットの数が変わってきます。女性は遅い時間帯以外は基本1000円でチケット2枚と引き換えることが出来ます。

 男性はメインの時間帯は、金、土、祝前日だと3000円でチケット10枚、他の日は2000円でチケット6枚と引き換えというシステム。お金を出す煩わしさがないので、男性が女性に「一杯おごるよ」と声をかけやすいし、先に引き替えてしまっているため、チケットを使い切るために羽ぶりもよくなるのでしょう。

 システム自体は前に行った店舗と変わらないのですが、場所のせいなのかそれとも時期のせいなのか、とにかく店内の盛り上がりがすごい! 男性の比率がめちゃくちゃ多い! 受付まで並んでいる列にも女性グループはほんの数組で、ほとんどが男、男、男! 並んでいた時点で前にいた 6人組くらいのスーツ集団と交流開始。そりゃ、誰もが聞くと思うんですけど、当然のように「カップルで来てるの?」と質問されました。否定しなきゃ! っていう気持ちと、男まみれの状況にテンションぶち上がり「いや、そんなことないです! それよりお兄さんたちかっこいいですね! 若いぞ! イエーイ!」って変な返しをしちゃったよね……。

 店内に入ると、スタンディングバーのようなホール。クラブよりも明るくて、普通の飲み屋よりは薄暗い“一番盛れる気がする照明”がこれまた気分を盛り上げます。中もやっぱり8割方メンズ! しかも、みんな20代半ばから30代と変なおじさんとかいないし、見た目もイケてるし、前回とは大違い! え、ここは天国ですか? こんなにイケてる男性たちに囲まれていいんですか? ってなりました。「なりました」というか、「なんだここ最高だな!」って心の声がダダ漏れでした。

 とはいえ、やはり男性と来ているからかあまり声はかけられません。そりゃそうですよね。しかも、店内の女性客の年齢層は20代前半から半ばと結構若め! というわけで、自分からフラフラといろんな人に絡んでいきました。その結果、一緒に来た男友達、入り口で会ったスーツ集団の数名、そしていつの間にか輪に入っていたハタチくらいの女の子2人というメンバーでお店の一角を陣取って喋ることになり、そのゾーンを拠点にひとりでいろんな人に声をかけていきました!

 イケイケスーツグループも良かったけど、一番気になったのは文化系っぽい眼鏡メンズ2人。柱に寄り添いながら誰にも声をかけずに飲んでいるではありませんか。ナンパ超初心者の残念な人に声をかけられたらイラッとくるけど、逆に周りがイケイケの中でひっそりと佇まれると気になってくるという謎の心理。

 しかし、果敢にこちらから声をかけるもちょっと相手は引き気味……。なんとなく音楽の話をして解散! 続いてバーカウンターに行くまでの間にいたワイルド系のお兄さんに絡み、戻る時にオシャレ系の人たちに絡み……。本当にとにかく男が余りまくっていました。でも、びっくりするくらい声をかけられなかったんですけどね! みんな引いてたのかな? いやー、でも誰にも邪魔されずに気になる人に声をかけていい空間って素晴らしいなぁ!

 楽しい時間もあっという間で閉店のため、2時くらいにみんなとぼとぼと外へ。この時点でしこたまに酔っぱらっているし、終電なんてとうにないし、ベロベロのまま男友達の家に帰りました。その場で引っかけた女の子を2人連れて! そしてものすごく健全にみんなで雑魚寝をして朝を迎えました。

 え、あんなにメンズに囲まれていたのに? めちゃくちゃ自分から逆ナンしたし、喋った記憶もあるのに? 目覚めた時には、LINEの新規登録された友だちは「松田遼平.com」(仮名)という人だけでした。しかも、その場にいた全員に朝からちゃんと「松田遼平.com」からLINE来てたのに、みんな誰か思い出せませんでした。誰やねん。

 しかも彼のLINEは「またイベントとかあったら行くから教えてね!」という内容で、どうやら私「地下アイドルでライブやってるんですよ~!」とか言ってた模様。持っていた自分の名刺が綺麗さっぱり全部なくなっているし……あぁ、書いてたらなんか思い出してきた。「一緒に逆ナン行きましょう!」って言って知らない女の子に配ったんだった。あれが最後の名刺だったのに!

 そうそう、メンズもレベル高かったけど、女の子も若くて可愛い子ばかりでした! 男女比率は明らかに男性が多すぎるくらいだけど、レベルで考えたら男女共にかなり最高のスポットですよ! 私は、天国っぷりに一気にテンションあがって飲み過ぎて女の子連れて帰ってきちゃいましたけど。ちなみに余ったチケットは別日でも使えて、他の店舗とも共通らしいです。あぁ、次は適度に正気を保って行かなければ!

 

ナンパバーが天国すぎた! 男女比8:2なのにイケメン揃い、気になる人に声かけ放題で「なんだここ最高だな!」

みなさんこんにちは、みほたんです。先週は三連休でしたが、楽しい予定はありましたか? 私は予定がぽっかりと空いてしまったので、半年ぶりくらいに会う男友達と飲みに行ってきました。彼は半年ほど前に関西に転勤してきたので、さぞかし寂しい毎日を送っているだろうと話を聞いてみると、彼女が出来たとか最近モテるとか何とかかんとか……。何だよ! つまらん! 寂しい毎日を送っているのは私だけなのか!? これ以上、彼女持ちの男と2人で飲んでいても生産性がないので、彼いわく最近盛り上がっているという梅田のナンパスポット『Swith bar』に行くことに。

 お店に向かいながら気付いたけど、『Switch bar』といえば、1年前に難波の店舗に行ったじゃないですか! この時は、明らかなナンパ初心者にしか声をかけられなかったり、笑えないギャグを繰り出してくるおじさんに捕まったり、せっかく若い子を連れ出せたと思ったら超若手芸人だったり散々でした。

 微妙な気分になりつつも、到着するとエレベーターの出口から受付までびっちり行列!圧倒されていると、一緒に行った男友達が「今日はまだ空いてるほうで良かった! 店の外まで列出来てる時もあるからな」なんて言っているではありませんか。

 さて、前回は別店舗でガッカリな結果だった上に「男友達と2人でナンパバー行くとか出会う気ある?」なんて思っていますか? 先に結論だけ言うと、このお店……めちゃくちゃ楽しかったんです!

 私たちが来店したのは20時から23時のRush Hourという一番盛り上がっている時間帯。男性は時間帯によって入場料や、それと引き換えにもらえるご飯と飲み物を買うチケットの数が変わってきます。女性は遅い時間帯以外は基本1000円でチケット2枚と引き換えることが出来ます。

 男性はメインの時間帯は、金、土、祝前日だと3000円でチケット10枚、他の日は2000円でチケット6枚と引き換えというシステム。お金を出す煩わしさがないので、男性が女性に「一杯おごるよ」と声をかけやすいし、先に引き替えてしまっているため、チケットを使い切るために羽ぶりもよくなるのでしょう。

 システム自体は前に行った店舗と変わらないのですが、場所のせいなのかそれとも時期のせいなのか、とにかく店内の盛り上がりがすごい! 男性の比率がめちゃくちゃ多い! 受付まで並んでいる列にも女性グループはほんの数組で、ほとんどが男、男、男! 並んでいた時点で前にいた 6人組くらいのスーツ集団と交流開始。そりゃ、誰もが聞くと思うんですけど、当然のように「カップルで来てるの?」と質問されました。否定しなきゃ! っていう気持ちと、男まみれの状況にテンションぶち上がり「いや、そんなことないです! それよりお兄さんたちかっこいいですね! 若いぞ! イエーイ!」って変な返しをしちゃったよね……。

 店内に入ると、スタンディングバーのようなホール。クラブよりも明るくて、普通の飲み屋よりは薄暗い“一番盛れる気がする照明”がこれまた気分を盛り上げます。中もやっぱり8割方メンズ! しかも、みんな20代半ばから30代と変なおじさんとかいないし、見た目もイケてるし、前回とは大違い! え、ここは天国ですか? こんなにイケてる男性たちに囲まれていいんですか? ってなりました。「なりました」というか、「なんだここ最高だな!」って心の声がダダ漏れでした。

 とはいえ、やはり男性と来ているからかあまり声はかけられません。そりゃそうですよね。しかも、店内の女性客の年齢層は20代前半から半ばと結構若め! というわけで、自分からフラフラといろんな人に絡んでいきました。その結果、一緒に来た男友達、入り口で会ったスーツ集団の数名、そしていつの間にか輪に入っていたハタチくらいの女の子2人というメンバーでお店の一角を陣取って喋ることになり、そのゾーンを拠点にひとりでいろんな人に声をかけていきました!

 イケイケスーツグループも良かったけど、一番気になったのは文化系っぽい眼鏡メンズ2人。柱に寄り添いながら誰にも声をかけずに飲んでいるではありませんか。ナンパ超初心者の残念な人に声をかけられたらイラッとくるけど、逆に周りがイケイケの中でひっそりと佇まれると気になってくるという謎の心理。

 しかし、果敢にこちらから声をかけるもちょっと相手は引き気味……。なんとなく音楽の話をして解散! 続いてバーカウンターに行くまでの間にいたワイルド系のお兄さんに絡み、戻る時にオシャレ系の人たちに絡み……。本当にとにかく男が余りまくっていました。でも、びっくりするくらい声をかけられなかったんですけどね! みんな引いてたのかな? いやー、でも誰にも邪魔されずに気になる人に声をかけていい空間って素晴らしいなぁ!

 楽しい時間もあっという間で閉店のため、2時くらいにみんなとぼとぼと外へ。この時点でしこたまに酔っぱらっているし、終電なんてとうにないし、ベロベロのまま男友達の家に帰りました。その場で引っかけた女の子を2人連れて! そしてものすごく健全にみんなで雑魚寝をして朝を迎えました。

 え、あんなにメンズに囲まれていたのに? めちゃくちゃ自分から逆ナンしたし、喋った記憶もあるのに? 目覚めた時には、LINEの新規登録された友だちは「松田遼平.com」(仮名)という人だけでした。しかも、その場にいた全員に朝からちゃんと「松田遼平.com」からLINE来てたのに、みんな誰か思い出せませんでした。誰やねん。

 しかも彼のLINEは「またイベントとかあったら行くから教えてね!」という内容で、どうやら私「地下アイドルでライブやってるんですよ~!」とか言ってた模様。持っていた自分の名刺が綺麗さっぱり全部なくなっているし……あぁ、書いてたらなんか思い出してきた。「一緒に逆ナン行きましょう!」って言って知らない女の子に配ったんだった。あれが最後の名刺だったのに!

 そうそう、メンズもレベル高かったけど、女の子も若くて可愛い子ばかりでした! 男女比率は明らかに男性が多すぎるくらいだけど、レベルで考えたら男女共にかなり最高のスポットですよ! 私は、天国っぷりに一気にテンションあがって飲み過ぎて女の子連れて帰ってきちゃいましたけど。ちなみに余ったチケットは別日でも使えて、他の店舗とも共通らしいです。あぁ、次は適度に正気を保って行かなければ!

 

『人生最高レストラン』に関ジャニ∞丸山隆平が登場! 11月11日(土)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
※有料放送の視聴方法等については公式サイトをご確認ください。

●TOKIO

6:00~ 8:00 『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日ほか) 城島茂
24:50~25:15 『二軒目どうする?』(テレビ東京) 松岡昌宏

●V6

21:00~21:54 『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系) 井ノ原快彦

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米倉涼子主演『ドクターX』20%台回復の要因は、「演技ヘタすぎ」陣内孝則の地方送り?

 米倉涼子主演の人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』第5シリーズ(テレビ朝日系)の第5話が11月9日に放送され、視聴率は20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、4週ぶりに大台に回復した。

 初回20.9%で好スタートを切った今シリーズだが、以後、19.6%、19.0%、19.1%と、20%割れが続いていた。これまでのシリーズに比べると、伸び悩み気味だったものの、第5話にして、ようやく本来の調子を取り戻した。一体何が起因となって、視聴率回復に至ったのだろうか。

「最大の要因は、当初から『演技がヘタすぎ』『「ドクターX」には合わない』などと不評だった、猪又孝外科副部長役の陣内孝則を“排除”したことに尽きるのではないでしょうか? これで視聴者もフラストレーションがたまらず、チャンネルを替えるようなこともなくなったのでは?」(テレビ誌関係者)

 今シリーズで初登場となった陣内だが、その存在に視聴者の不満が噴出。制作側が、ついに第5話で「地方の大学での講演」という名目によって陣内の出演シーンをなくしたことが、功を奏した可能性が高そうだ。

 その第5話では、間宮祥太郎が、若手天才棋士・五反田五郎役でゲスト出演。五反田は、世界最強の将棋ロボットと対局中に倒れ、東帝大学病院に運ばれた。鳥井高外科副部長(段田安則)は、最先端の人工知能診断システム「ヒポクラテス」を使って、脳膿瘍と診断。蛭間重勝病院長は、未知子にオペするよう指示するが、未知子は病名が特定できないため、「いたしません」と拒否をする。その後、未知子による検査・診断の結果、有鉤嚢虫症と判明。未知子は病院長に無断で手術をして成功させる……という展開だった。

 第5話で、無事大台に戻した同ドラマだが、次回第6話では陣内が復活する。その環境下で、20%台を維持できるか否か、制作側も戦々恐々としているに違いない。
(田中七男)

サイエントロジーで地位を高めるトム・クルーズ、「娘・スリはもう自分に関わりない存在」と発言?

 今秋、輝くような笑顔で偽尻疑惑を否定したトム・クルーズ(55)が、自分の血を引く唯一の娘スリの存在を己の人生から抹消し、なかったことにしたようだと報じられている。トムの長年の友人が運営するファンページに「トムから『スリに関する写真は全削してくれ。今後も二度と載せないでくれ』と頼まれた」という警告文が投稿されたというのだ。

 12年前の2005年、ゲスト出演したオプラ・ウィンフリーのトーク番組で、ソファーの上に跳び上がりジャンプしながらケイティ・ホームズ(38)への愛を表現し、世間から白い目で見られたトム。『ミッション:インポッシブル3』(06)のキャスティングに関するミーティングで出会った17歳年下のケイティと一瞬にして恋に落ち、出会って8週間でスピード婚約した。その3カ月後には妊娠が発表され、トムは大喜び。あまりの浮かれポンチっぷりで、連日のようにタブロイドを賑わせた。06年4月18日にスリが誕生し「スリはヘブライ語でプリンセス、ペルシャ語で赤いバラという意味だ」とドヤった声明を出した際には、「なんというキラキラネーム」と叩かれた、生後半年で雑誌「Vanity Fair」でお披露目されたスリは、トムのいとこで俳優のウィリアム・メイポーザーに激似であり、「トムの家系の顔だ」と話題を集めた。

 しかし、その後、ケイティとはスリの子育てをめぐり対立していると伝えられるように。原因は、トムが信仰するサイエントロジーとの関係にあった。2人の結婚式は06年11月18日にイタリアのお城で豪華に行われた。その中身は、サイエントロジーの教えに則った奇妙な式だったと報じられている。出産時にもトムはケイティに「出産する時は一切声を出さないサイレンス・バースをするように」と命じていたと伝えられていた。産後のケイティは、トムが嬉々として彼女とスリを強制的に連れて行くサイエントロジーのイベントに疑問を感じるようになる。そして自分がおなかを痛めて生んだスリに「信仰を押し付けられては困る」と離婚を決意し、12年6月、2人は電撃離婚した。

 トムとスリの父娘は、離婚直後の12年8月にフロリダのディズニー・タイフーン・ラグーンで楽しそうに遊ぶ姿をパパラッチされて以降、一緒にいるところは見かけられなくなった。13年にトムは「サイエントロジーを選び、愛娘スリを捨てた」と報じたゴシップ誌「Life & Style」を相手取った訴訟を起こしている。弁護士同士の話し合いの中で、「12年の離婚後から感謝祭までの間、トムがスリと会ったのは10回」と認めたと報じられている。
 
 サイエントロジーの教えでは、同教団の教えを批判し活動に反対する人を「抑圧的な人物」と呼ぶ。したがって教団を離れた人間はそのようにみなされるのだ。トムがスリと会わないのもその理由によるのか、と弁護士に聞かれたときに「電話は頻繁にしている」と主張したものの、「宗教的なことは話したくない」と回答を拒否した。世間は「サイエントロジーの教えに従い、信者でないスリとは会わないんだ」とスリに同情したのだった。

 その後、スリとトムの交流に関する情報は一切流れなくなった。そしてタブロイドが「もう3年も会ってない」「4年会ってない」とカウントを始めるようになり、ますますスリに同情が集まるようになっていく。

 米タブロイド誌「Star」は先月、「スリはトムに会いに来てほしいと切望している」と報道。サイエントロジーの代理人は米紙「New York Daily News」の取材に対して、「サイエントロジー信者は、非信者である友人や家族・親類と断絶しなければならない、なんてことはありません。別の宗教を選んだからといって、交流を断つようにと教えることなどないです」とコメントしているが、元信者たちは「実際には『抑圧的な人物』とみなし、絶縁する」と証言している。トムの2番目の妻だったニコール・キッドマンが、離婚後トムだけでなく2人の養子とまで疎遠になったのも、彼女が「抑圧的な人物」だと教団に教え込まれたからだと伝えられているのだ。

 とはいえ、「Star」は「トムはスリのことを思い心を痛めている。すぐには無理だけれど、長い時間をかけて“特例”としてスリとの面会を許可してもらえるよう、教団を説得するつもりでいるようだ」とも報道。特に根拠は示されていない報道だったが、ファンは「結局トムもスリが可愛いんだろう」「唯一の実子だから特別なんだろう」と胸をなで下ろしていた。

 ところが、そんな希望を打ち砕く情報が流れた。トムが、「自分の人生にはスリはいないものと思っている」と断言したというのだ。

 豪大手タブロイド誌「New Idea」によると、トムが「自分の人生にスリはもういないから」と告げた相手は、マリアナ・カーターというトムの長年の友人。彼女はトムが高校生の頃に交際していた女性の親友で、それが縁でトムの情報を発信するフォロワー数3,300人ほどのフェイスブックページを運営している。トムとも時々連絡を取り合う仲なのだが、その彼女が「ファンがそのページにスリの写真を投稿するのをトム自身が嫌がっている」と明かしたのだ。

 マリアナは10月17日に、突然「みなさん、もうスリ関連の写真は投稿しないでください!! 彼の人生にはなんの関わりもない存在なので!! 投稿しても私が削除します!! それでも投稿し続けるのならフォロワーから外します!! ご理解いただき、ありがとう!」と投稿。驚いたファンが「トムとスリが一緒に写っている過去の写真でもダメなんですか?」と質問したところ、「(スリが写っている)全ての写真です!! 彼自身からの要求です」と断言された。なお、この投稿はすでに削除されている。
 
 マリアナは、サイエントロジーの内部事情を告発した元信者トニー・オルテガの取材に対し、「トムは、スリがオンラインで彼女自身についていろいろと知ることを恐れている」と説明。また「完全に制止することは不可能だということはトムも知っている。でも、自分が関係するグループとスリが関わりを持ってほしくないと言った」とも伝えられた。

 サイエントロジーのウォッチング・ブログ「The Underground Bunker」を運営しているトニーは、先月、米大手タブロイド紙「ナショナル・エンクワイアラー」に「トムはOTレベル(教団における精神的レベルの表現)VIという非常に高いレベルまで達し、患部に指を当てると治癒する能力を手に入れた」という内部関係者からの情報を報告。この治癒儀式は「指を1本、2本ではなく1本だけ患部に当てて、『私の指を感じなさい』と告げる。ヒーリングが完了すると『シスト終了』と告げる」という、サイエントロジー信者の間では真面目に行われているものだ。

 このようにトムはますます教団内で地位を高めているので、教えに反し「抑圧的な人物」と接することは無理なのだろう。マリアナの「スリのためを思って、突き放している」というような説明も虚しく聞こえてしまうほどの精進ぶりだ。

 ケイティはトムと破局後、舞台女優として復活し、ジェイミー・フォックスとの交際が囁かれるようになった。先日、マリブのビーチで手を繋いで歩く姿がパパラッチされている。そして最近になって、スリの写真をインスタグラムに投稿するようになった。自身の子どもの頃の写真も投稿し「いかに自分に似ているか」をアピールしている。確かに似ている写真もあるが、基本的にはやはりどう見てもスリはトム似だ。スリを見るたびにトムを思い出す人は多く、世間からは「不幸な父娘関係」を嘆く声が上がっている。

 スリは来年4月に12歳の誕生日を迎える。幼少期には「めちゃくちゃなファッションセンスのセレブチャイルド」と呼ばれていたが、今も服とマッチしない大きなリボンを髪に付けるなど、そのファッションセンスは変わっていないようだ。果たしてスリは、お姫様のような服装をさせ、メロメロに可愛がっていたトムのことを覚えているのだろうか。よくブロードウェイを見に行っているようだが、思春期になり、舞台に立ちたいと思うようになったら、父親との共演も夢見るようになるのだろうか。

 今年5月、豪大手新聞紙「The Sydney Morning Herald」にトムは「スリを銀幕で見られる日は来るのでしょうか?」と聞かれ、「あり得るかもね」「自分は映画を作るのが好きなんだ。ずっとそればかりやってきたからね」と回答。珍しくスリに関係するコメントをしたと、世間を驚かせたことがあった。「トムもいずれはまた交流を持ちたいと思っている」とファンたちに期待を抱かせていただけに、今回の騒動は衝撃が大きかった。

 ケイティのインスタグラムには楽しそうなスリの写真しかないが、彼女の胸の内を思うとなんともやりきれない気持ちになる。スリがこれ以上傷つかないことを祈らずにはいられない。

11.9%安定の綾野剛主演TBS『コウノドリ』は「ダメ夫を成敗する水戸黄門」か

 周産期医療センター(出産の前後を通して、産科と新生児科で連携した医療体制のとれる病院)を舞台に、医師や助産婦、妊婦やその家族との悲喜こもごもと、生命の誕生の素晴らしさや厳しさを描く医療ヒューマンドラマ『コウノドリ』(TBS系)。

 中盤にさしかかる第4話の視聴率は13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と自己最高を記録。さっそく振り返ってみたい。

 

■新人にスポットが

 

 このシリーズから、新人研修医としてペルソナ総合医療センターの産科に加わっている赤西吾郎(宮沢氷魚)。産科での研修も終盤に差し掛かる中で、今ひとつ身の入らない仕事ぶりを続けていたが、安易な判断で患者の妊婦を危険にさらすミスを犯してしてしまう。

 それを先輩の産科医・四宮(星野源)に咎められるも、反省するどころか「いいんじゃないですかね? ま、何もなかったんだし(笑)」とヘラヘラする始末。それは直属の先輩医師である下屋(松岡茉優)にビンタされてしまうほどだ。

 産婦人科病院の二世でもある赤西に対し、四宮は「これだからジュニアは使えない」と皮肉を込める。人材不足で忙しい職場において平然と定時に仕事を切り上げては、またしても下屋をイラつかせる毎日。新規加入したものの、初回から今ひとつ見せ場のなかった赤西にようやくスポットが?

 

■陣痛に耐えたら愛情が湧く?

 

 今回の患者は、2人目の出産を間もなくに控えた秋野蓮(安めぐみ)。まだ幼い長女につらく当たってしまう自分が嫌で、今回は帝王切開ではなく自然分娩で産みたいと考えている。

「陣痛を味わって産道を通して産んだ方が、この子(お腹の子)に愛情が湧くんじゃないか」「痛みから逃げた、楽して産んだから、上の子の子育てもうまくいってないんじゃ?」という理屈らしい。

 このように、過去に帝王切開を経験したことある妊婦が、お腹を切らずに経膣分娩(自然分娩)に挑戦することをトーラック(TOLAC)といい、原作コミックによるとアメリカでは保険会社が医療費を抑えるために広めたらしいが、この「お腹を痛めて産んでこそ子どもに愛情を持てる」という根拠のない根性論は、耐えることを美徳とする日本人の心情に合っているのか、確かにもっともらしく、よく語られている気がする。

 主治医の鴻鳥(綾野剛)によると、トーラックにはもちろんリスクがあり、

・かつての帝王切開時の傷が裂ける子宮破裂の可能性があり、その場合、子どもの後遺症や母子の命に関わる場合もある。(確率は5/1000)

・トーラック成功率は7割、危なかったら途中から緊急帝王切開に切り替える。

 ……と伝えられるも、「産道を通した方が、子どもに対する愛情が違うんですよね?」と蓮の決意は固い。

 助産師の小松(吉田羊)は、その理屈を「思い込み」だという一方で、「それでもお腹を痛めて産みたいって思うものなの」と理解を示す。

 蓮はことあるごとに、夫の壮太(前野朋哉)に相談するのだが、仕事の忙しさにかまけて今ひとつ……ふたつほど親身になってくれない。このドラマでお馴染み「とにかく旦那がわかってない」案件である。

「ま、俺はなんでもいいよ」「好きな方法でいいんじゃないかな」「ごめん風呂入ってくる」と、今回も見事に女性の側をイラつかせる。陣痛が始まった蓮を病院に送った時も、出産する時間は何時か? と、まるで映画の上映時間かなんかのように尋ね、それまで同僚と屋形船で飲み会をしようとしていたほどの傑物だ。

 長女の育児に関しても、たいして育児に関わってなさそうな壮太は他人事のように「もっと余裕を持って接してあげたら?」と言い放ち、当事者である蓮と「朝バタバタしてるのに、そんな余裕なんてもてないよ!」とぶつかってしまう。残念ながら日本の育児でありがちな対立なのかもしれないが、こういうこともあって蓮は藁にもすがる思いでトーラックに挑みたいようだ。

 

■今回の「鴻鳥 vs 四宮」

 

「妊婦の希望に沿ってあげましょう」という鴻鳥に対し、「お前のその優しさのせいで、妊婦はもちろん、俺たちも余計なリスクを背負わされるんだ」「夜間に子宮破裂が起きたらもっと危険だ」と反発する四宮。

 前回の放送ではBLに発展しそうなほど見つめ合い、理解し合う様子を見せていたのに、また周囲が気まずくなるほどの衝突。というか、主にけしかけてるのは四宮で、もめ出すのも四宮なら、最後に態度を軟化させ我々をキュンとさせてくれるのも四宮だ。今回も、もはや主役といっていいほど見せ場のほとんどを四宮が生み出しており、おそらくキャラクター人気投票をしたら主役を差し置いて1位になってしまうであろう美味しい立ち位置。従来なら星野と綾野は逆のキャスティングの方がイメージ通りのはずだが、あえて外したところが功を奏しているように見える。

 鴻鳥も「僕らの仕事は妊婦にトーラックをやめさせることじゃないよ」「忙しくて余裕がないから妊婦の希望に添えないなんて、根本が間違ってるんじゃないかな」と物腰こそやわらかいが、譲らない。荒れた空気を読んで、上司として人員不足を詫びることで場を収めようとする今橋医師(大森南朋)が健気だ。

 2人がいない場所で「(鴻鳥)サクラと四宮、あの2人、仲いいんだか悪いんだかわからないですよね!」と後輩の下屋が愚痴るが、ごもっとも。

 しかし、小松いわく「でも考えてることは一緒なんだよ、最終的には妊婦さんのこと、そして家族のことを誰よりも考えている」らしい。実際その通りなのだろうが、原作では、直前に小松が、揉める2人を「そういうの余所でやってくんない? (食事の)味がわかんなくなるんだよ」と一喝していた。ドラマではそこが描かれていないので、単に安易に2人の関係性を言葉だけで説明してしまっているように見えたのが残念だ。

 

■トーラックは成功しなかったが……

 

 結局、トーラックを実施し自然分娩に挑むが、出産は難航し、それでも蓮は頑なに帝王切開を拒否する。しかし、長女の泣きながらの「ママ、がんばってる(だからもういいじゃん)」という一言で自身の考えを改め、途中から帝王切開に切り替え、無事出産。子どもにもっと愛情を持てるのでは? という想いから始めたトーラックだが、その想いは違う形で成就されたようだ。余談だが「安めぐみ」って、これ以上ないくらいの安産ネームだ。

 赤西は「なんで危険を冒してまで自然分娩にこだわるのか? 帝王切開すればいいのに」と何の気なしに四宮に語るが、「まだ切らなくていいものを、なんで急いで切る必要がある? そんなの優しさでもなんでもない。それで産まれて、お前はお母さんに(妊婦)におめでとうって言えるのか?」とやり返されてしまう。

 ん?? 結局トーラックをすることに理解を示しているのか? ライバル鴻鳥のしていることを新人にわかったように言われたくなかったようだが、本当にややこしい性格だ。

 だが、赤西は四宮に背中を押されて陣痛で苦しむ出産現場を訪れ、結果的に帝王切開手術に初の「前立ち」と呼ばれる第一助手として参加。出産直後、メインで執刀した下屋を差し置き「おめでとうございます! 本当におめでとうございます!」と蓮に興奮気味に声をかけ、下屋に引かれる。産科研修の最後にして、ようやく何かを掴んだ様子だが、またしてもキーマンは四宮だ。

 しかも四宮が赤西を「ジュニア」と呼んで執拗に小馬鹿にしていたのは、自分も実は産科医の息子で、かつてそう呼ばれていたことに由来しているらしく、四宮なりの非常にわかりにくいエールのようだ。目立ちすぎだぞ四宮。

 

■もう一組のゲスト夫妻

 

 肺に疾患があり、鼻から挿管されている子どもを新生児集中治療室(NICU)に預けている青木夫妻(木下優樹菜・パーマ大佐)。しかし連絡もなく2人でのんきに旅行に行き、その他人事具合を新生児科医の白川(坂口健太郎)に注意されてしまう。

「もう家族なんです。夫婦で楽しむことはもちろん大事ですが、これからは家族で楽しむことも考えてみてください」非常に短い出番だったためか、怒られるためだけにやってきたかのようなゲスト人選だと勘ぐってしまう。

 

■四宮の恋?

 

 何話かにわたり四宮と旧知の様子で接していたシングルマザーの倉橋恵美(松本若菜)。子どもをペルソナのNICUに預けているが、四宮とは医師と患者以上の関係がありそうで、それを勘ぐる白川が一人で勝手にドタバタとコメディーしていたのだが、その正体が明らかに。なんのことはない倉橋は研修医時代に四宮や鴻鳥らの下にいた後輩の産科医で、これにより数週に渡る白川の勘繰りはあっけなく終了。

 とはいえ、それでも四宮と倉橋には先輩後輩以上の感情があるようにも見え、だとしたら原作コミックにはない色恋沙汰な展開だ。

 倉橋は別れた夫に出産したことも告げずに復職を模索しているが、なかなか先が見えず行き詰まっている模様で、職を持つ女性の産休、復職問題も、このドラマでよく描かれるテーマとなっている。

 

■ダメな夫が成敗される水戸黄門

 

 あからさまに出産をナメていた蓮の夫・壮太だが、苦しむ妻や尽力する医師らを目の当たりにして自分の浅はかさを知る。

「まさか、こんなに大変だとは思いませんでした。女性は命がけで出産に立ち向かっているんですね」

「先生たちも大変ですね、僕たち夫婦のわがままを聞いてくれて本当にありがとうございます」

「バカなことを言ってすみませんでした」

 と、黄門様に悪代官が懲らしめられたかのような絵に描いた撃沈ぶりで、今回は特に勧善懲悪感が目立った。夫がわかりやすく謝罪する場面は原作になかったので、ドラマ化において、どの辺をターゲットにしているのかが見て取れる。ネットでの評判を見ても、物語そのものよりもダメな夫に対するいらだちの共感と自身の出産経験を思い出しての感動がメインのようで、やはりそこを意識して作られているのだろう。

 そのためか、感情移入のメイン媒体となるゲスト妊婦(母親)は、今まで実力派の女優が多かったのだが、今回は実力派というよりママタレありきのキャスティングだったため評判がいまいちなようで、ダメな夫役以上に引き受ける女優は大変そうだ。

 しかし本物の新生児を使う撮影は毎度リアルだし、デリケートな部分に気をつけつつ情報量の多い内容をうまくまとめあげているので、このまま人気シリーズとして安定しそう。

 個人的に今回一番気になったのは、帝王切開の最中に、メインの助手を初めて務める新人・赤西が、意識ある妊婦の目の前で何度も何度も叱られていたところ。素人バレバレの新人が何度も怒られながら自分の手術に関わってる状況って、単純に地獄だろうなって思いました。
(文=柿田太郎)

11.9%安定の綾野剛主演TBS『コウノドリ』は「ダメ夫を成敗する水戸黄門」か

 周産期医療センター(出産の前後を通して、産科と新生児科で連携した医療体制のとれる病院)を舞台に、医師や助産婦、妊婦やその家族との悲喜こもごもと、生命の誕生の素晴らしさや厳しさを描く医療ヒューマンドラマ『コウノドリ』(TBS系)。

 中盤にさしかかる第4話の視聴率は13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と自己最高を記録。さっそく振り返ってみたい。

 

■新人にスポットが

 

 このシリーズから、新人研修医としてペルソナ総合医療センターの産科に加わっている赤西吾郎(宮沢氷魚)。産科での研修も終盤に差し掛かる中で、今ひとつ身の入らない仕事ぶりを続けていたが、安易な判断で患者の妊婦を危険にさらすミスを犯してしてしまう。

 それを先輩の産科医・四宮(星野源)に咎められるも、反省するどころか「いいんじゃないですかね? ま、何もなかったんだし(笑)」とヘラヘラする始末。それは直属の先輩医師である下屋(松岡茉優)にビンタされてしまうほどだ。

 産婦人科病院の二世でもある赤西に対し、四宮は「これだからジュニアは使えない」と皮肉を込める。人材不足で忙しい職場において平然と定時に仕事を切り上げては、またしても下屋をイラつかせる毎日。新規加入したものの、初回から今ひとつ見せ場のなかった赤西にようやくスポットが?

 

■陣痛に耐えたら愛情が湧く?

 

 今回の患者は、2人目の出産を間もなくに控えた秋野蓮(安めぐみ)。まだ幼い長女につらく当たってしまう自分が嫌で、今回は帝王切開ではなく自然分娩で産みたいと考えている。

「陣痛を味わって産道を通して産んだ方が、この子(お腹の子)に愛情が湧くんじゃないか」「痛みから逃げた、楽して産んだから、上の子の子育てもうまくいってないんじゃ?」という理屈らしい。

 このように、過去に帝王切開を経験したことある妊婦が、お腹を切らずに経膣分娩(自然分娩)に挑戦することをトーラック(TOLAC)といい、原作コミックによるとアメリカでは保険会社が医療費を抑えるために広めたらしいが、この「お腹を痛めて産んでこそ子どもに愛情を持てる」という根拠のない根性論は、耐えることを美徳とする日本人の心情に合っているのか、確かにもっともらしく、よく語られている気がする。

 主治医の鴻鳥(綾野剛)によると、トーラックにはもちろんリスクがあり、

・かつての帝王切開時の傷が裂ける子宮破裂の可能性があり、その場合、子どもの後遺症や母子の命に関わる場合もある。(確率は5/1000)

・トーラック成功率は7割、危なかったら途中から緊急帝王切開に切り替える。

 ……と伝えられるも、「産道を通した方が、子どもに対する愛情が違うんですよね?」と蓮の決意は固い。

 助産師の小松(吉田羊)は、その理屈を「思い込み」だという一方で、「それでもお腹を痛めて産みたいって思うものなの」と理解を示す。

 蓮はことあるごとに、夫の壮太(前野朋哉)に相談するのだが、仕事の忙しさにかまけて今ひとつ……ふたつほど親身になってくれない。このドラマでお馴染み「とにかく旦那がわかってない」案件である。

「ま、俺はなんでもいいよ」「好きな方法でいいんじゃないかな」「ごめん風呂入ってくる」と、今回も見事に女性の側をイラつかせる。陣痛が始まった蓮を病院に送った時も、出産する時間は何時か? と、まるで映画の上映時間かなんかのように尋ね、それまで同僚と屋形船で飲み会をしようとしていたほどの傑物だ。

 長女の育児に関しても、たいして育児に関わってなさそうな壮太は他人事のように「もっと余裕を持って接してあげたら?」と言い放ち、当事者である蓮と「朝バタバタしてるのに、そんな余裕なんてもてないよ!」とぶつかってしまう。残念ながら日本の育児でありがちな対立なのかもしれないが、こういうこともあって蓮は藁にもすがる思いでトーラックに挑みたいようだ。

 

■今回の「鴻鳥 vs 四宮」

 

「妊婦の希望に沿ってあげましょう」という鴻鳥に対し、「お前のその優しさのせいで、妊婦はもちろん、俺たちも余計なリスクを背負わされるんだ」「夜間に子宮破裂が起きたらもっと危険だ」と反発する四宮。

 前回の放送ではBLに発展しそうなほど見つめ合い、理解し合う様子を見せていたのに、また周囲が気まずくなるほどの衝突。というか、主にけしかけてるのは四宮で、もめ出すのも四宮なら、最後に態度を軟化させ我々をキュンとさせてくれるのも四宮だ。今回も、もはや主役といっていいほど見せ場のほとんどを四宮が生み出しており、おそらくキャラクター人気投票をしたら主役を差し置いて1位になってしまうであろう美味しい立ち位置。従来なら星野と綾野は逆のキャスティングの方がイメージ通りのはずだが、あえて外したところが功を奏しているように見える。

 鴻鳥も「僕らの仕事は妊婦にトーラックをやめさせることじゃないよ」「忙しくて余裕がないから妊婦の希望に添えないなんて、根本が間違ってるんじゃないかな」と物腰こそやわらかいが、譲らない。荒れた空気を読んで、上司として人員不足を詫びることで場を収めようとする今橋医師(大森南朋)が健気だ。

 2人がいない場所で「(鴻鳥)サクラと四宮、あの2人、仲いいんだか悪いんだかわからないですよね!」と後輩の下屋が愚痴るが、ごもっとも。

 しかし、小松いわく「でも考えてることは一緒なんだよ、最終的には妊婦さんのこと、そして家族のことを誰よりも考えている」らしい。実際その通りなのだろうが、原作では、直前に小松が、揉める2人を「そういうの余所でやってくんない? (食事の)味がわかんなくなるんだよ」と一喝していた。ドラマではそこが描かれていないので、単に安易に2人の関係性を言葉だけで説明してしまっているように見えたのが残念だ。

 

■トーラックは成功しなかったが……

 

 結局、トーラックを実施し自然分娩に挑むが、出産は難航し、それでも蓮は頑なに帝王切開を拒否する。しかし、長女の泣きながらの「ママ、がんばってる(だからもういいじゃん)」という一言で自身の考えを改め、途中から帝王切開に切り替え、無事出産。子どもにもっと愛情を持てるのでは? という想いから始めたトーラックだが、その想いは違う形で成就されたようだ。余談だが「安めぐみ」って、これ以上ないくらいの安産ネームだ。

 赤西は「なんで危険を冒してまで自然分娩にこだわるのか? 帝王切開すればいいのに」と何の気なしに四宮に語るが、「まだ切らなくていいものを、なんで急いで切る必要がある? そんなの優しさでもなんでもない。それで産まれて、お前はお母さんに(妊婦)におめでとうって言えるのか?」とやり返されてしまう。

 ん?? 結局トーラックをすることに理解を示しているのか? ライバル鴻鳥のしていることを新人にわかったように言われたくなかったようだが、本当にややこしい性格だ。

 だが、赤西は四宮に背中を押されて陣痛で苦しむ出産現場を訪れ、結果的に帝王切開手術に初の「前立ち」と呼ばれる第一助手として参加。出産直後、メインで執刀した下屋を差し置き「おめでとうございます! 本当におめでとうございます!」と蓮に興奮気味に声をかけ、下屋に引かれる。産科研修の最後にして、ようやく何かを掴んだ様子だが、またしてもキーマンは四宮だ。

 しかも四宮が赤西を「ジュニア」と呼んで執拗に小馬鹿にしていたのは、自分も実は産科医の息子で、かつてそう呼ばれていたことに由来しているらしく、四宮なりの非常にわかりにくいエールのようだ。目立ちすぎだぞ四宮。

 

■もう一組のゲスト夫妻

 

 肺に疾患があり、鼻から挿管されている子どもを新生児集中治療室(NICU)に預けている青木夫妻(木下優樹菜・パーマ大佐)。しかし連絡もなく2人でのんきに旅行に行き、その他人事具合を新生児科医の白川(坂口健太郎)に注意されてしまう。

「もう家族なんです。夫婦で楽しむことはもちろん大事ですが、これからは家族で楽しむことも考えてみてください」非常に短い出番だったためか、怒られるためだけにやってきたかのようなゲスト人選だと勘ぐってしまう。

 

■四宮の恋?

 

 何話かにわたり四宮と旧知の様子で接していたシングルマザーの倉橋恵美(松本若菜)。子どもをペルソナのNICUに預けているが、四宮とは医師と患者以上の関係がありそうで、それを勘ぐる白川が一人で勝手にドタバタとコメディーしていたのだが、その正体が明らかに。なんのことはない倉橋は研修医時代に四宮や鴻鳥らの下にいた後輩の産科医で、これにより数週に渡る白川の勘繰りはあっけなく終了。

 とはいえ、それでも四宮と倉橋には先輩後輩以上の感情があるようにも見え、だとしたら原作コミックにはない色恋沙汰な展開だ。

 倉橋は別れた夫に出産したことも告げずに復職を模索しているが、なかなか先が見えず行き詰まっている模様で、職を持つ女性の産休、復職問題も、このドラマでよく描かれるテーマとなっている。

 

■ダメな夫が成敗される水戸黄門

 

 あからさまに出産をナメていた蓮の夫・壮太だが、苦しむ妻や尽力する医師らを目の当たりにして自分の浅はかさを知る。

「まさか、こんなに大変だとは思いませんでした。女性は命がけで出産に立ち向かっているんですね」

「先生たちも大変ですね、僕たち夫婦のわがままを聞いてくれて本当にありがとうございます」

「バカなことを言ってすみませんでした」

 と、黄門様に悪代官が懲らしめられたかのような絵に描いた撃沈ぶりで、今回は特に勧善懲悪感が目立った。夫がわかりやすく謝罪する場面は原作になかったので、ドラマ化において、どの辺をターゲットにしているのかが見て取れる。ネットでの評判を見ても、物語そのものよりもダメな夫に対するいらだちの共感と自身の出産経験を思い出しての感動がメインのようで、やはりそこを意識して作られているのだろう。

 そのためか、感情移入のメイン媒体となるゲスト妊婦(母親)は、今まで実力派の女優が多かったのだが、今回は実力派というよりママタレありきのキャスティングだったため評判がいまいちなようで、ダメな夫役以上に引き受ける女優は大変そうだ。

 しかし本物の新生児を使う撮影は毎度リアルだし、デリケートな部分に気をつけつつ情報量の多い内容をうまくまとめあげているので、このまま人気シリーズとして安定しそう。

 個人的に今回一番気になったのは、帝王切開の最中に、メインの助手を初めて務める新人・赤西が、意識ある妊婦の目の前で何度も何度も叱られていたところ。素人バレバレの新人が何度も怒られながら自分の手術に関わってる状況って、単純に地獄だろうなって思いました。
(文=柿田太郎)

真木よう子、ドタキャン続きで女優生命終了か?「役所広司『孤狼の血』の東映も戦々恐々……」

 女優・真木よう子が、来年公開予定の篠原涼子主演映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』を「体調不良」を理由に降板。これに、真木の現状を知る業界関係者からは「やっぱり……」との声が漏れている。

 大ヒット韓国映画のリメイクである『SUNNY』は、女子高校生の仲良しグループ「サニー」のメンバー6人の約22年後を描く青春音楽映画。主人公の親友で、末期がんに侵された女性を演じるはずだった真木は、「原作の大ファンでしたので、今回、日本でのリメイクの出演はとても楽しみです」などとコメントを寄せていた。キャストは、篠原、広瀬すず、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美など。

「真木は以前から所属事務所を辞めたがっており、現在、独立をめぐって話し合いが行われているといいます。そんな状況に疲れきってしまったのか、少し前に真木を目撃した関係者によれば、一見してわかるほどに顔がやつれていたとか。真木は、前クールの主演ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)の撮影もドタキャンしており、こうも続いてしまうと、今後はどこも怖がって起用したがらないでしょう。まさに女優生命の危機といえそう」(芸能関係者)

 配給の東宝によれば、真木の所属事務所から降板の申し入れがあったのは10月下旬。篠原をはじめ他の出演者の撮影は始まっていたものの、真木はクランクイン前だったため、女優の板谷由夏を代役に立てて撮影を再開したという。

「真木は、来年5月公開の映画『孤狼の血』でヒロイン役を務めているんです。役所広司や松坂桃李、江口洋介らが出演する同作は、柚月裕子のベストセラー長編小説を『凶悪』などの白石和彌監督が映像化した作品で、配給の東映が社運を賭ける大作。しかし、関係者は真木がPR活動や舞台挨拶に参加してくれるのか、と戦々恐々。3番手の真木が稼動しないとなると、宣伝プランも変わってくるでしょうね」(同)

 真木が出演する新垣結衣・瑛太ダブル主演映画『ミックス。』(公開中)のPR活動にも不参加だった真木。もう、表舞台に立つ気はないのだろうか?

1月期フジ月9、史上最大のピンチ! 芳根京子主演『海月姫』が大コケ必至のワケ

 武井咲がEXILE・TAKAHIROと“できちゃった婚”したことに伴い、来年1月期のフジテレビ月9ドラマが、大きな軌道修正を余儀なくされたようだ。当初は、昨年1月期に放送された医療ドラマ『フラジャイル』(TOKIO・長瀬智也主演)のシーズン2がオンエアされる予定だったが、ヒロイン役・武井が産休で出演不能となり、同ドラマの企画自体が消滅。代わって、芳根京子主演の『海月姫』に変更されたことが明らかになったのだ。

 『海月姫』は、人気漫画家・東村アキコによる大ヒット作で、これまでコミック(講談社)の累計発行部数は420万部を超えている。2010年にはフジテレビ系でアニメ化され、さらに14年12月には能年玲奈(現・のん)主演で映画化されたものの、こちらは大惨敗を喫している。東村原作のほかの映像作品でいうと、1月期に『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)が吉高由里子主演でドラマ化され、平均11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、まずまずの視聴率を残した。

 ドラマ化は初となる『海月姫』は、「女の子は誰だってお姫様になれる」がテーマ。クラゲを愛しすぎてしまった筋金入りの “クラゲオタク女子”の主人公・倉下月海(芳根)が、女装男子と童貞エリートの兄弟と三角関係になり、自分には一生縁はないと思っていた恋を知って、新しい自分を見つけていく姿を、ギャグを交えて描く、新感覚の “シンデレラ・コメディー”だ。

 芳根は、15年7月期の『表参道高校合唱部!』(TBS系)で連ドラ初主演に抜擢されるも、平均5.9%と爆死。昨年後期のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』では、ヒロインに起用され、平均20.3%と高視聴率をマークしたが、「お金持ちのお嬢様がほとんど苦労なく、事業で成功したストーリー」だったため、視聴者の共感はあまり得られなかったようだ。朝ドラ直後には、TBS日曜劇場『小さな巨人』(長谷川博己主演)でヒロインを務めたものの、“置物”的な役回りで、ほとんどインパクトを残せず。今回、三度目の連ドラ主演にして、初のゴールデン帯。それだけに、その真価が問われることになりそうだ。

 フジ月9の主演とあって、芳根にとってはある意味、“チャンス到来”となるが、不安要素も多々ある。本来、放送予定であった『フラジャイル』が吹っ飛んだことで白羽の矢が立っただけに、芳根の立場は極めて微妙。フジ月9では、今年1月期の主演に内定していた竹野内豊にキャンセルされ、付け焼き刃で制作した『突然ですが、明日結婚します』が平均6.7%と、枠史上ワースト記録を更新し、主演を務めた西内まりやは大きなダメージを被った。業界では、「芳根も西内と同じような目に遭うのではないか?」との声も多々上がっている。

 ただでさえ月9は不振が続いており、『海月姫』の原作漫画は人気でも、実写映画はコケた現実がある。さらに脚本は、近年、『探偵の探偵』(北川景子主演)、『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(Hey!Say!JUMP・中島裕翔主演)、『嫌われる勇気』(香里奈主演)、『僕たちがやりました』(窪田正孝主演/いずれもフジテレビ系)で、ことごとく爆死している徳永友一氏が担当するという。

 ネガティブな要素があまりにも多い『海月姫』は、ヒットして芳根の出世作となることができるのか? 難しい主役オファーを受けた芳根の損得勘定は、現状では計り知れないようだ。
(田中七男)