『めちゃイケ』終了で、よゐこ、ジャルジャル、敦士の仕事がない……羽ばたくのは女優転身の鈴木紗理奈だけ!?

 フジテレビの人気バラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』が、来年春に終了することが11月4日、正式に発表された。

『めちゃイケ』は1996年からスタートし、ナインティナイン、よゐこ、オアシズ、極楽とんぼ、武田真治、雛形あきこ、鈴木紗理奈らがオリジナルメンバーとして出演。後にジャルジャル、たんぽぽ、重盛さと美、敦士らが新メンバーとして加入した。近年は視聴率が低迷しており、打ち切りもやむなしだったとはいえ、キー局ゴールデンのレギュラーがなくなることは、出演者たちにとっては大打撃だろう。

「昨年『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日系)が終了したよゐこは、大きな番組を2つ失うことで収入激減は避けられない。濱口優は交際中の南明奈に三行半を突きつけられる可能性もありそうです。ジャルジャルも長年MCを務めてきた冠番組『ジャルやるっ!』(関西テレビ)が9月末に終了しており、新築の一軒家を建てた後藤淳平に心配の声が上がっています。また、モデルの敦士のバラエティー番組レギュラーは地方番組のみ。しかも今年、父親になったばかりですから、収入が激減するのは痛手でしょう」(テレビ関係者)

 一方、バラエティタレントから女優にシフトチェンジしそうなのが、鈴木だ。くしくも同じく11月4日に東京都内で行われた初主演映画『キセキの葉書』(ジャッキー・ウー監督)の初日舞台あいさつに出席。同作は脳性まひの娘と認知症の母を介護する女性の勇敢な生き方を描いたヒューマンドラマで、鈴木は7月のマドリード国際映画祭で外国映画最優秀主演女優賞に輝く快挙を成し遂げている。

「すでにヨーロッパやハリウッドから出演依頼が来ているといいます。鈴木本人も『40歳になったら自分の信念を貫こうと思っていた。そんな私の背中を押してくれた作品になりました』と女優業に意欲的。『めちゃイケ』終了と共にバラエティーからも卒業となりそうです」(同)

 消えるのか、それとも羽ばたくのか? 出演者たちは来春以降も“めちゃ×2”に“イケてる”芸能活動が継続できればいいが……。

『めちゃイケ』終了で、よゐこ、ジャルジャル、敦士の仕事がない……羽ばたくのは女優転身の鈴木紗理奈だけ!?

 フジテレビの人気バラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』が、来年春に終了することが11月4日、正式に発表された。

『めちゃイケ』は1996年からスタートし、ナインティナイン、よゐこ、オアシズ、極楽とんぼ、武田真治、雛形あきこ、鈴木紗理奈らがオリジナルメンバーとして出演。後にジャルジャル、たんぽぽ、重盛さと美、敦士らが新メンバーとして加入した。近年は視聴率が低迷しており、打ち切りもやむなしだったとはいえ、キー局ゴールデンのレギュラーがなくなることは、出演者たちにとっては大打撃だろう。

「昨年『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日系)が終了したよゐこは、大きな番組を2つ失うことで収入激減は避けられない。濱口優は交際中の南明奈に三行半を突きつけられる可能性もありそうです。ジャルジャルも長年MCを務めてきた冠番組『ジャルやるっ!』(関西テレビ)が9月末に終了しており、新築の一軒家を建てた後藤淳平に心配の声が上がっています。また、モデルの敦士のバラエティー番組レギュラーは地方番組のみ。しかも今年、父親になったばかりですから、収入が激減するのは痛手でしょう」(テレビ関係者)

 一方、バラエティタレントから女優にシフトチェンジしそうなのが、鈴木だ。くしくも同じく11月4日に東京都内で行われた初主演映画『キセキの葉書』(ジャッキー・ウー監督)の初日舞台あいさつに出席。同作は脳性まひの娘と認知症の母を介護する女性の勇敢な生き方を描いたヒューマンドラマで、鈴木は7月のマドリード国際映画祭で外国映画最優秀主演女優賞に輝く快挙を成し遂げている。

「すでにヨーロッパやハリウッドから出演依頼が来ているといいます。鈴木本人も『40歳になったら自分の信念を貫こうと思っていた。そんな私の背中を押してくれた作品になりました』と女優業に意欲的。『めちゃイケ』終了と共にバラエティーからも卒業となりそうです」(同)

 消えるのか、それとも羽ばたくのか? 出演者たちは来春以降も“めちゃ×2”に“イケてる”芸能活動が継続できればいいが……。

エマ・ワトソン嬢による“人類補完計画”が発動!! 『ザ・サークル』は理想郷か、ブラック企業か?

 出会い系アプリで知り合った恋人にLINEで連絡し、食べログで人気のお店へ出掛ける。注文するのは、もちろんインスタ映えするメニューだ。自宅に戻ると、政治家や芸能人のTwitter発言がニュースとなって流れている。1日の終わりにFacebookの「いいね」の数を確認し、それから眠りに就く。SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)は、すっかり日常生活の中に溶け込んでいる。エマ・ワトソン主演映画『ザ・サークル』は新しいSNSを運営する巨大企業を舞台にした、極めて現実味のある近未来サスペンスだ。24時間ずっとSNSと繋がり続けることで、孤立化することなく、秘密を抱えて悩むこともない理想世界を築こうとする若き主人公の野心と挫折を描いた注目作となっている。

 本作の主人公であるメイ(エマ・ワトソン)が転職する先のIT企業「サークル」がすごい。若者たちが憧れる人気ベンチャー企業で、出来たばかりの本社はまるで大学のキャンパスのように緑豊かで広々としており、ガラス張りのオフィスはデザインも優れた快適空間そのもの。社員のことを「サークラー」と呼ぶ、とても自由な社風だ。社員食堂はGoogle社と同じく無料で食べ放題。週末には人気アーティストが出演するライブイベントやパーティーも開かれ、退屈する暇がまったくない。

 メイが入社してしばらくすると、創業者でありカリスマ経営者のベイリー(トム・ハンクス)が全社員を集めてのスピーチを行なう。「全人類がひとつに繋がる完全なる社会を目指そう」。ベイリーが熱く語る企業理念に、メイたち社員は惜しみない拍手を送る。サークル社は福利厚生も充実しており、メイだけでなくメイの両親にも医療保険が適応されるとのこと。そのお陰で、病気がちだったメイの父親は最新の治療を受けることができ、すっかり元気に。この世の理想郷のような最先端企業の一員になれたことが、メイにはとても誇らしかった。

 

 ある日、メイはスピーチ中のベイリーから壇上に呼ばれ、新サービス〈シーチェンジ〉の体験モデルにならないかと持ち掛けられる。〈シーチェンジ〉とは超マイクロカメラを衣服に付けたり、お気に入りの場所に設置することで、その人の見る風景や体験を多くの人とリアルタイムでシェアできるというもの。メイは〈シーチェンジ〉の体験モデルになることに応じるだけでなく、「シーチェンジカメラを24時間身に付け、私の生活を完全に透明化します!」と高らかに宣言する。トイレ休憩とバスタイム以外はすべて可視化するというメイの大胆な言動はたちまち話題となり、メイは世界中で1,000万人のフォロワーを持つアイドル的存在となっていく。

 24時間オープンにし、プライベートをなくせば、ひとりでクヨクヨ悩まずとも気づいた誰かがすぐに励ましてくれる。秘密という概念そのものが消滅するため、犯罪も起きなくなる。自分が体験した感動を世界中の人たちと共有することができる。人類の祖であるアダムとイヴは、神に隠れてこっそりと知恵の実を食べたために楽園を追放されてしまったが、メイが実践するこの新しいライフスタイルが世界中に広まれば、人類は自分たちの手で新しい楽園を築くことができる。SFアニメ『新世紀エヴァンゲリヲン』(テレビ東京系)の中で提唱された“人類補完計画”のように、もう人類はそれぞれが孤独であることに悩み、罪の意識に苦しむこともなくなるはずだったが……。

 SNS上での人気者となったメイは社内でも発言力を増していく一方、メイのもとから去っていく人たちもいる。メイが実家にテレビ電話をしたところ、元気になった両親はSEXの真っ最中だった。娘にSEXを見られただけでも気まずいのに、その映像はリアルタイムで世界中に流れてしまった。メイからの連絡に両親は応えなくなってしまう。大学時代の親友アニー(カレン・ギラン)はメイにサークル社への転職を勧めてくれた恩人だが、サークル社でのポジションをメイに奪われ、職場から去ってしまった。幼なじみのマーサー(エラー・コルトレーン)はSNSを嫌っており、音信不通となる。でも、メイは平気だった。なんせ、1,000万人を超えるフォロワーがメイの味方だったから。

 

 理想社会として描かれるSNSの世界だが、そこで持ち上がるのは同調圧力という問題。Facebookでみんなが「いいね」を押していると、自分も「いいね」しないといけないような強迫観念にとらわれることがあるが、メイが実践するSNSでも同じ現象が起きてしまう。「全人類がサークルに加入し、ひとつに繋がる」という壮大なサービス〈ソウルサーチ〉のプロジェクトリーダーに選ばれたメイは、〈シーチェンジ〉の小型カメラとネットワーク力によって、指名手配中の犯罪者や行方不明者をたちどころに発見してみせる。この〈ソウルサーチ〉が本格的に普及すれば、人類は一体化し、神にもなれる。あるユーザーが、メイと幼なじみのマーサーがケンカ別れしたままなことを思い出し、〈ソウルサーチ〉の力を使って、メイとマーサーとの感動的な再会&仲直りを提案する。善意から発せられたこのアイデアは、膨大な数の「いいね」を集め、SNS上で巨大なうねりとなっていく。システムの推進者であるメイも、孤独の中に安らぎを見出していたマーサーも、想像を絶する善意の波に呑み込まれていく。

 この世界はほんの少し視点を変えるだけで、まったく別なものに見えてくる。メイたち新入社員を熱狂させていたカリスマ経営者のベイリーだが、部外者には新興宗教の教祖のようにも映る。ベイリーは神の奇跡の代わりに、SNSという新しい聖典を若い信者たちに与えた。完全なる民意の反映、透明化された社会を実現させるはずだった〈ソウルサーチ〉だが、全員参加を強要する新しいファシズムの誕生だった。誰かにとってのユートピアは、別の誰かにとってのディストピアになりかねない。メイが夢見たSNSと実生活をリンクさせた理想世界は、システムを運営する側にとっても非常に便利で、都合のいいシステムでもあることを覚えておきたい。
(文=長野辰次)

『ザ・サークル』
原作・脚本/デイヴ・エガーズ 監督/ジェームズ・ポンソルト 
出演/エマ・ワトソン、トム・ハンクス、ジョン・ボイエガ、カレン・ギラン、エラー・コルトレーン、パットン・オズワルト、グレン・ヘドリー、ビル・パクストン
配給/ギャガ 11月10日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー
C)2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.
http://gaga.ne.jp/circle/

 

パンドラ映画館電子書籍発売中!
日刊サイゾーの人気連載『パンドラ映画館』が電子書籍になりました。
詳細はこちらから!

 

 

良質なNHKジュブナイル『アシガール』を輝かせる女優・黒島結菜の存在感

 若者向けに作られたジュブナイルドラマが好きだ。

 若手俳優を中心としたジュブナイルドラマには、コメディタッチのラブコメや、SFやファンタジーのような荒唐無稽なシチュエーションの作品が多い。大人の視聴者からはチープな作品だと低く見られがちだが、だからこそ描ける初々しい物語がそこにはあり、初恋の思い出のような甘酸っぱい気持ちを思い出させてくれる。

 近年はテレビの視聴者自体が高齢化していることもあってか、10代向け作品はなかなか作られなくなっているが、現在、NHK総合で土曜日の夜6時5分から放送されている『アシガール』は、久々にジュブナイル感のある甘酸っぱいドラマである。脚本は2000年に傑作ジュブナイルドラマ『六番目の小夜子』(NHK総合)を執筆した宮村優子。

『ごくせん』(集英社)などで知られる森本梢子の少女漫画を原作とする本作は、戦国時代にタイムスリップした女子高生・速川唯(黒島結菜)がイケメンの若君・羽木九八郎忠清(健太郎)に一目惚れして、若君のために孤軍奮闘するというという物語。

 引きこもりの弟が作ったタイムマシーンで戦国時代に向かうというシチュエーションこそコミカルで、一見すると若者向けのチープなラブコメに見えるものの、戦国時代の合戦の描写やタイムトラベルを用いたSF的な設定の見せ方などは、実に丁寧に作り込まれている。

 特に戦国時代の美術背景はしっかりしていて、そこは流石、NHKである。

 何より、戦国時代を舞台である以上、戦で人が死ぬという残酷な現実から目をそらしていないのが素晴らしい。

 第6話では、唯が大ケガをした若君を現代にタイムスリップさせることで治療をして、弟と若君が現代の生活を満喫して親睦を深めるという、ほっこりする場面も描かれた。

 コミカルなところはコミカルだが、シリアスなところはしっかり押さえてある。こういうドラマこそ10代の若い視聴者に見て欲しいと思える作品だ。

 何より、本作の魅力を何倍にも輝かせているのが、主演の黒島結菜の圧倒的な存在感だろう。

 本作で黒島が演じる唯は、陸上部に所属する体育会系の女子高生で、日焼けしていて、前髪を下ろしていることもあってか、見た目は少年のようだ。

 タイムスリップしてからも、女子と気づかれずに足軽たちの中に紛れ込み、劇中では唯之助という男性に扮して、若君に近づき健気に支えようとする。

 戦国時代の荒野を歩く場面から始まるので、顔は泥だらけなのだが、こういう汚い格好が黒島にはよく似合う。

 黒島は、15年にNHK広島放送局で制作された『一番電車が走った』では、原子爆弾投下に遭遇する少女を演じていた。

 極限状態の中で、髪も服もボロボロに汚れていた彼女が最後に解放されて、行水をする姿は神々しいものがあった。

 本作でも薄汚れた男の子のような姿と、ふとした瞬間に見せる女の子らしい華奢な振る舞いのギャップが黒島の魅力を倍増させており、単純なかわいらしさや綺麗さだけではない「生命力の強さ」そのものを演技で表現できることこそ、彼女の魅力だろう。

 テレビドラマ好きの間で、黒島に注目が集まったのは14年。当時は『アオイホノオ』(テレビ東京系)や『ごめんね青春!』(TBS系)といったドラマに脇役として出演しており、その存在感に釘付けとなった。

 彼女は沖縄出身で同郷の満島ひかりに憧れているというが、眉毛が太く昭和の匂いがする女優だと当時は言われていた。いい意味で洗練されていない野暮ったさが黒島にはあったのだが、あれから3年が経ち、20歳となった今も彼女は初々しい演技をしており、ダイヤの原石のような存在感を見せている。

 16年には筒井康隆の伝説的なジュブナイル小説をドラマ化した『時をかける少女』(日本テレビ系)で主演を務めた。これも、華奢な身体が醸し出す少年のようなたたずまいが、原作の世界観に見事にハマっていた。

『時をかける少女』というと、80年代に大林宣彦が監督して原田知世が主演を務めた映画版が有名だが、今の黒島の存在感は、当時の角川映画で原田知世や薬師丸ひろ子が体現していたものと近いのかもしれない。

 彼女の素朴な魅力は、NHKドラマと相性がいいのだろう。連続テレビ小説(以下、朝ドラ)『マッサン』や『夏目漱石の妻』など多数の作品に出演している。

『アシガール』では、ついに主演を務め、すっかりNHKにはなくてはならない女優となった黒島だが、そろそろ彼女を主人公にした朝ドラがみたいものだ。

 おそらく黒島なら、戦前や昭和を舞台にした作品なら何をやってもハマることは間違いないだろう。
(文=成馬零一)

●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

◆「女優の花道」過去記事はこちらから◆

良質なNHKジュブナイル『アシガール』を輝かせる女優・黒島結菜の存在感

 若者向けに作られたジュブナイルドラマが好きだ。

 若手俳優を中心としたジュブナイルドラマには、コメディタッチのラブコメや、SFやファンタジーのような荒唐無稽なシチュエーションの作品が多い。大人の視聴者からはチープな作品だと低く見られがちだが、だからこそ描ける初々しい物語がそこにはあり、初恋の思い出のような甘酸っぱい気持ちを思い出させてくれる。

 近年はテレビの視聴者自体が高齢化していることもあってか、10代向け作品はなかなか作られなくなっているが、現在、NHK総合で土曜日の夜6時5分から放送されている『アシガール』は、久々にジュブナイル感のある甘酸っぱいドラマである。脚本は2000年に傑作ジュブナイルドラマ『六番目の小夜子』(NHK総合)を執筆した宮村優子。

『ごくせん』(集英社)などで知られる森本梢子の少女漫画を原作とする本作は、戦国時代にタイムスリップした女子高生・速川唯(黒島結菜)がイケメンの若君・羽木九八郎忠清(健太郎)に一目惚れして、若君のために孤軍奮闘するというという物語。

 引きこもりの弟が作ったタイムマシーンで戦国時代に向かうというシチュエーションこそコミカルで、一見すると若者向けのチープなラブコメに見えるものの、戦国時代の合戦の描写やタイムトラベルを用いたSF的な設定の見せ方などは、実に丁寧に作り込まれている。

 特に戦国時代の美術背景はしっかりしていて、そこは流石、NHKである。

 何より、戦国時代を舞台である以上、戦で人が死ぬという残酷な現実から目をそらしていないのが素晴らしい。

 第6話では、唯が大ケガをした若君を現代にタイムスリップさせることで治療をして、弟と若君が現代の生活を満喫して親睦を深めるという、ほっこりする場面も描かれた。

 コミカルなところはコミカルだが、シリアスなところはしっかり押さえてある。こういうドラマこそ10代の若い視聴者に見て欲しいと思える作品だ。

 何より、本作の魅力を何倍にも輝かせているのが、主演の黒島結菜の圧倒的な存在感だろう。

 本作で黒島が演じる唯は、陸上部に所属する体育会系の女子高生で、日焼けしていて、前髪を下ろしていることもあってか、見た目は少年のようだ。

 タイムスリップしてからも、女子と気づかれずに足軽たちの中に紛れ込み、劇中では唯之助という男性に扮して、若君に近づき健気に支えようとする。

 戦国時代の荒野を歩く場面から始まるので、顔は泥だらけなのだが、こういう汚い格好が黒島にはよく似合う。

 黒島は、15年にNHK広島放送局で制作された『一番電車が走った』では、原子爆弾投下に遭遇する少女を演じていた。

 極限状態の中で、髪も服もボロボロに汚れていた彼女が最後に解放されて、行水をする姿は神々しいものがあった。

 本作でも薄汚れた男の子のような姿と、ふとした瞬間に見せる女の子らしい華奢な振る舞いのギャップが黒島の魅力を倍増させており、単純なかわいらしさや綺麗さだけではない「生命力の強さ」そのものを演技で表現できることこそ、彼女の魅力だろう。

 テレビドラマ好きの間で、黒島に注目が集まったのは14年。当時は『アオイホノオ』(テレビ東京系)や『ごめんね青春!』(TBS系)といったドラマに脇役として出演しており、その存在感に釘付けとなった。

 彼女は沖縄出身で同郷の満島ひかりに憧れているというが、眉毛が太く昭和の匂いがする女優だと当時は言われていた。いい意味で洗練されていない野暮ったさが黒島にはあったのだが、あれから3年が経ち、20歳となった今も彼女は初々しい演技をしており、ダイヤの原石のような存在感を見せている。

 16年には筒井康隆の伝説的なジュブナイル小説をドラマ化した『時をかける少女』(日本テレビ系)で主演を務めた。これも、華奢な身体が醸し出す少年のようなたたずまいが、原作の世界観に見事にハマっていた。

『時をかける少女』というと、80年代に大林宣彦が監督して原田知世が主演を務めた映画版が有名だが、今の黒島の存在感は、当時の角川映画で原田知世や薬師丸ひろ子が体現していたものと近いのかもしれない。

 彼女の素朴な魅力は、NHKドラマと相性がいいのだろう。連続テレビ小説(以下、朝ドラ)『マッサン』や『夏目漱石の妻』など多数の作品に出演している。

『アシガール』では、ついに主演を務め、すっかりNHKにはなくてはならない女優となった黒島だが、そろそろ彼女を主人公にした朝ドラがみたいものだ。

 おそらく黒島なら、戦前や昭和を舞台にした作品なら何をやってもハマることは間違いないだろう。
(文=成馬零一)

●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

◆「女優の花道」過去記事はこちらから◆

本を開くだけで、ケンティーとの幸せな時間が! Sexy Zone中島健人だらけのフォトレポート!

 中毒性の高すぎるその魅力にハマる人が続出!
 アイドルオーラと甘い言葉でファンを虜にするSexy Zoneの無敵の“ラブホリ王子”を徹底解明!
 キャラ全開の語録集や私服情報もたっぷりお届け!

・中島健人 バイオグラフィー:04P~
・2008 年- 2010 年:06P~
・2011 年:18P~
・2012 年:28P~
・2013 年:38P~
・2014 年:50P~
・2015 年:62P~
・2016 年:76P~
・中島健人 ラブホリ語録集:84P~
・服も小物も一挙公開! ケンティー愛用私物コレクション:91P~

■立ち読みはこちら

カテゴリー: 未分類

本を開くだけで、ケンティーとの幸せな時間が! Sexy Zone中島健人だらけのフォトレポート!

 中毒性の高すぎるその魅力にハマる人が続出!
 アイドルオーラと甘い言葉でファンを虜にするSexy Zoneの無敵の“ラブホリ王子”を徹底解明!
 キャラ全開の語録集や私服情報もたっぷりお届け!

・中島健人 バイオグラフィー:04P~
・2008 年- 2010 年:06P~
・2011 年:18P~
・2012 年:28P~
・2013 年:38P~
・2014 年:50P~
・2015 年:62P~
・2016 年:76P~
・中島健人 ラブホリ語録集:84P~
・服も小物も一挙公開! ケンティー愛用私物コレクション:91P~

■立ち読みはこちら

カテゴリー: 未分類

石田純一が「ファミリー」を増やしても、拡大していないもの

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎キサラで試したい
 いよいよ発売される「顔認証」機能搭載のスマホ。全く買う予定がなくても、ちょっと気になるのは「どこまで?」の件である。

 マスクなどで、顔の大部分を覆ってある場合は認証されないとのことだが、レンズ小さめならサングラスはOKらしい。てことは、ざわちんはダメなのか。鈴木雅之は、サングラス込みで最初の認証しておくんだろうか。所ジョージは額にメガネか。キンタローの顔で前田敦子は開けるのか。コロッケは果たして何人イケるのか。そういう「そっくりさん」的な話ではないと思うのだが、つい。

 意外と吉田沙保里でKABA.ちゃんがイケるってことはないだろうか。それならつまみ枝豆で小栗旬ってこともありうるのか。だから、そういう話ではないのはわかっているのだが。誰か止めて。

◎63歳、子は5人目
 石田純一。第三子妊娠。いや、石田純一が妊娠したわけじゃないんだけど。すごい。すごいよ純一。あらゆる意味で。

 欽ちゃんファミリー、橋田壽賀子ファミリー、小室ファミリー、北島ファミリー等々、ありとあらゆる芸能界のファミリーが、少子高齢化で衰退の一途を辿る中、「ただただ頭数を増やす」というシンプルな方法で拡大している石田ファミリー。増えてるだけで勢力は拡大してないが。あと、本当に「ファミリー」ってところもミソ。

 増える増えるよ。プラナリアか。ヘタしたら頭数に入れられちゃうぞ。谷原章介、うしろうしろーっ!

◎目指すは「鉄の女」?
 山尾志桜里、例の弁護士を政策顧問に招聘。強いよね。ハートがね。

 当選したんだから、私は勝ったの。勝ったんだから、あれこれ言われたくないし、言われる筋合いもない。当選したってことは、「やましいことがない」っていう私の言い分が国民に受け入れられたってことなんだから。やましいことがないので、一緒にお仕事させていただきまーす。だって、そもそも何もないんだから。文句があるなら投票場で会いましょう。

 普通はそーっとうやむやになるのを待つもんだが。何だこのケンカ腰は。「やましいことがない」をあえて強調しリセットを謀る。迎え酒か。

 常にお預け状態を世に晒すことを選んだ志桜里。いやー。ちゃんとできるってんならいいけどさ。新手のプレイじゃないだろうな。

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

石田純一が「ファミリー」を増やしても、拡大していないもの

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎キサラで試したい
 いよいよ発売される「顔認証」機能搭載のスマホ。全く買う予定がなくても、ちょっと気になるのは「どこまで?」の件である。

 マスクなどで、顔の大部分を覆ってある場合は認証されないとのことだが、レンズ小さめならサングラスはOKらしい。てことは、ざわちんはダメなのか。鈴木雅之は、サングラス込みで最初の認証しておくんだろうか。所ジョージは額にメガネか。キンタローの顔で前田敦子は開けるのか。コロッケは果たして何人イケるのか。そういう「そっくりさん」的な話ではないと思うのだが、つい。

 意外と吉田沙保里でKABA.ちゃんがイケるってことはないだろうか。それならつまみ枝豆で小栗旬ってこともありうるのか。だから、そういう話ではないのはわかっているのだが。誰か止めて。

◎63歳、子は5人目
 石田純一。第三子妊娠。いや、石田純一が妊娠したわけじゃないんだけど。すごい。すごいよ純一。あらゆる意味で。

 欽ちゃんファミリー、橋田壽賀子ファミリー、小室ファミリー、北島ファミリー等々、ありとあらゆる芸能界のファミリーが、少子高齢化で衰退の一途を辿る中、「ただただ頭数を増やす」というシンプルな方法で拡大している石田ファミリー。増えてるだけで勢力は拡大してないが。あと、本当に「ファミリー」ってところもミソ。

 増える増えるよ。プラナリアか。ヘタしたら頭数に入れられちゃうぞ。谷原章介、うしろうしろーっ!

◎目指すは「鉄の女」?
 山尾志桜里、例の弁護士を政策顧問に招聘。強いよね。ハートがね。

 当選したんだから、私は勝ったの。勝ったんだから、あれこれ言われたくないし、言われる筋合いもない。当選したってことは、「やましいことがない」っていう私の言い分が国民に受け入れられたってことなんだから。やましいことがないので、一緒にお仕事させていただきまーす。だって、そもそも何もないんだから。文句があるなら投票場で会いましょう。

 普通はそーっとうやむやになるのを待つもんだが。何だこのケンカ腰は。「やましいことがない」をあえて強調しリセットを謀る。迎え酒か。

 常にお預け状態を世に晒すことを選んだ志桜里。いやー。ちゃんとできるってんならいいけどさ。新手のプレイじゃないだろうな。

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

ジャニーズ帝国が本性を現すか……『72時間』大成功に激怒で、香取慎吾『おじゃMAP!!』終了へ!?

 ジャニーズ事務所から退所した元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演中の地上波レギュラー番組に対し、「終了させられるのでは?」とファンが心配している。

 今月2日から丸3日間にわたってAbemaTVで放送された『72時間ホンネテレビ』は、放送前から大きな話題となり、終わってみれば総視聴数7,400万超えの大成功。正直なところ、先月に制作が発表された元SMAP・木村拓哉主演ドラマ『BG~身辺警護人~(仮)』(テレビ朝日系)よりも、注目度は勝っていた印象だ。

「『72時間ホンネテレビ』がここまで話題になると思っていなかったジャニーズ事務所は、AbemaTVの主要株主であるテレビ朝日に“放送を辞めろ”と抗議。これを受け、テレ朝バラエティ班は本番1週間前に撤退してしまった。しかし、ジャニーズの横槍でテレビ屋が抜けたことで、ネット番組ならではのユルい空気が生まれ、それが皮肉にも視聴者にウケる結果に。独立組としても、“テレビではできないことをやった”というアピールに繋がりました」(芸能記者)

 ジャニーズの横槍とテレ朝の撤退については、女性週刊誌をはじめ複数のメディアが報じている。これを受け、退所組のファンからは「レギュラー番組、終わらせられちゃうんじゃ?」「番組終了したら、ジャニーズのこと一生許さないから」といった声が上がっている。

 なお、3人が出演する民放のレギュラーテレビ番組は、『ゴロウ・デラックス』(TBS系)、『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)、『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)の3番組。SMAP解散を跨いでこれを残したのは、「ジャニーズ事務所は3人を応援しています」という世間に対する“ポーズ作り”と見られている。

「テレ朝に抗議したとあらば、すでにレギュラー番組にも横槍を入れている可能性がありそう。特に、唯一ゴールデン帯で放送中の『おじゃMAP!!』は、香取と草なぎが『新しい地図』をアピールするなど退所組の宣伝番組と化している。視聴率も低迷していますから、ジャニーズの一声でいつでも終了してしまいそう」(同)

 先月24日には、ローカル情報番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)に、稲垣がコメンテーターとして初出演した。

「稲垣は、今後も『5時に夢中!』に不定期出演するようです。さらに、草なぎの主演ドラマがローカル局でスタートするとのウワサも。ネットとローカル局でばかり活動する3人を見る限り、ファンが『ジャニーズが退所組をイジめている!』と騒ぐのも無理はありません」(同)

 これまで、圧力をかけることでメディアを牛耳ってきたジャニーズ帝国。退所組の3人は、これにどう応戦していくのだろうか?