「経験無し」って悪いこと? ドラマ『オトナ高校』に見る日本の貞操観

 2006年に放送されたドラマ『14才の母』(日本テレビ系)は衝撃的だった。志田未来演じる14才の少女が妊娠、出産をするというストーリーで、当時、性体験の低年齢化などが問題になっていたこともあり、大きな話題となった。そのドラマで、志田未来の相手役、つまり「15才の父」を演じていたのが三浦春馬だ。

 そんな三浦が今度は「30才の童貞」を演じているのが、現在放送中のドラマ『オトナ高校』(テレビ朝日系)である。

 エリート銀行員の荒川英人(三浦)は、ある日内閣府特別政務官の嘉数喜一郎(杉本哲太)という男性に声をかけられる。彼いわく、国の少子化対策の一環として、30才以上で性体験の無い男女を集め、本当のオトナになる、つまり性体験をさせるための学校「オトナ高校」が設立され、その第一期生に英人が選ばれたらしい。

 狼狽し、なんとか入学の日までに経験をしようと試みるが、もくろみは不発に終わり、結局入学することになる英人。入学式には、会社の上司であり、55才の権田(高橋克実)や、美人でキャリアウーマンの園部(黒木メイサ)など個性的な面々が集まっており、「未経験者」ならではの主張を繰り広げていた。さらには、英人が密かに思いを寄せていた姫谷さくら(松井愛莉)が、「経験豊富な副担任」として英人らの指導にあたることになったのだ。

 ドラマは基本的にコメディタッチである。事あるごとに英人の心の声がカットインされるし、「処女」「童貞」のこだわりや葛藤が面白おかしく描かれている。「15才の父」から「30才の童貞」までを演じきる三浦の幅の広さもたいしたものだ。

 しかし、気になるのは、このドラマが、どの立ち位置からの視点で描かれているかということ。

 性経験の豊富なスタッフにより、「未経験者のおかしさを描いた作品を」という視点で作られていたとしたら、素直に笑うことはできない。そこには多分に「いじめ」的な要素が絡んでくるからだ。

 誰もができていることができない人のことを笑う。みんなと違っている点がある人のことを笑う――。

「その人」たちから見れば面白いかもしれないが、まだ未経験の人、かつて未経験であることで苦しい思いをしたことのある人は決して手放しで笑うことはできないだろう。

 そもそも本来、「貞淑」な女性、「一途」な男性は褒められるべき存在であった。昨年大ヒットした新垣結衣主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で星野源が演じた津崎は、恋愛経験ゼロの堅物だったし、アイドルグループのメンバーが「恋愛禁止」を謳うのだって、「貞淑」を尊ぶファン心理があってのことだろう。

 それがいつの頃からか、「数多く経験したほうが偉い」というようなヒエラルキーができてしまう(私の記憶では、高校生ぐらいの時期から)。もし、ドラマにあるように「少子化対策」を目的とするならば、数をこなすことより、一人の相手と結婚し、じっくりと愛し合うことを教えるのが正しい道ではないだろうか。

 もちろん、経済面や環境面で子どもが持ちにくい社会であることも理解はしている。しかし「草食系男子」といった言葉に代表されるように、性交渉自体にガツガツしない若者が増えているのもまた、事実なのだ。

 要因は一概には言えないだろう。ただ、一時期爆発的に増えた日本の人口に対し、何らかの「抑制」が働いて、少子化を進行させてしまったのではないかとも考えられる。少子化対策も確かに大事だが、無理に人口を増やすより、できるだけ推移を見守り、自然に任せたほうが幸せな気がする。それでもし、日本人が一人もいなくなるようなことがあったとしても、それはおそらく民族としての寿命なのだ。

 第3話までの放送を見た限りでは、先生と生徒、両方の思いをうまく交差させながら物語が進行しているように感じる。「もっとうまく立ち回り、自分をさらけ出して相手にぶつかっていけ」という主張も「みっともないかもしれないが、自分はこうとしか生きられない」という思いも、両方に「うんうん、わかる」とうなずかされてしまう。

 おそらく、この問題に正解はない。ドラマはどちらかの正当性を主張するのではなく、見る人にこの問題について考えさせるきっかけを与えれば成功なのだ。

 そもそも「多くの人との経験をしたほうがいい」「無理に経験するものではなく未経験でもかまわない」この二つの思想は、どうあっても噛み合うものではない。どちらが正しいか、どちらが幸せなのかは、それぞれが判断すればいいことだ。ただ一つ言えるのは、どちらの考えも強制したり、排除したりするものではなく、それを選択する自由が与えられるべきだということだ。

 毎回、合コン、不倫、恋人代行サービスなど、ホットな話題を取り入れながら進んでいくこのドラマ、もともとの設定がなかなかにトリッキーであるので、最終回にどんな結末を見せてくれるのかは興味深い。

 何より、こうしてドラマについて論じている時点で、私自身、すでにこの作品の術中にハマっているともいえるのだ。
(文=プレヤード)

東芝が『サザエさん』スポンサー撤退! “後釜”に「高須クリニック」実現の可能性は……?

 東芝が、国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)のスポンサーを降りると報道されて話題になっているが、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が、さっそく“後釜”に名乗りを上げた。『サザエさん』と「高須クリニック」とではミスマッチにも思えるが、本当に高須クリニックのスポンサーが実現することはあるのだろうか?

「東芝 スポンサー撤退」のニュースは、10月31日の深夜に一斉に報じられた。東芝は、『サザエさん』の放送開始以来48年間、同番組のスポンサーを務めてきたが、共同通信は「綱渡りが続く経営状況から合理化が避けられないと判断し広告大手の電通に申し入れた」と報道。東芝側は、ハフポスト日本版の取材に対し、「現時点で発表できることは何もありません」と回答しているが、撤退は既定路線のようだ。

 共同通信が報道しているように、東芝本体の経営悪化が最大の原因だが、この背景には無敵の人気を誇ってきた『サザエさん』のパワーダウンもあるという。テレビ関係者が語る。

「『サザエさん』は、ここのところ視聴率が低迷気味で、同時間帯の『バンキシャ!』(日本テレビ系)に負けることも珍しくなくなりました。日曜日の日テレは、17時30分からの『笑点』から、19時~21時台の『ザ!鉄腕!ダッシュ!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』まで、超人気番組を抱えており、“サンドイッチ効果”で、『バンキシャ!』も10%台半ばの視聴率をキープしています。そこに、最近の視聴者のフジテレビ離れも重なって、今では『サザエさん』の視聴率が1ケタになる週も出てきています」

 かつては週間視聴率ランキングの上位の常連だった『サザエさん』。今ではベスト10漏れも珍しくないが、東芝撤退の報道で動いたのが高須院長だった。高須氏は1日、「電通とフジテレビにすぐに連絡した。高須グループのハウスagencyと値段交渉開始なう」と、ツイートし、さっそくスポンサーに乗り出す意向を表明した。これについて広告関係者が話す。

「ほのぼのとした内容とは裏腹に、『サザエさん』は権利関係についてはすこぶるうるさく、ブランドイメージの毀損には極めて敏感です。テレビ局にとってスポンサーは、足を向けて寝られない存在ですが、『サザエさん』ほどのお化け人気番組となれば、そちらの意向も無視できません。高須クリニックがサザエさんのイメージと合致するかと言えば、答えはNO。フジテレビが『サザエさん』側の意向を踏みにじることは考えにくいでしょう。視聴率がいくら振るわないとはいえ、『サザエさん』のブランド力は超一級品です。その番組のスポンサーになるというインパクトは極めて大きく、手をあげる企業はいくらでもあるでしょう。ただ、『サザエさん』のスポンサーになっても、自社CMに『サザエさん』のキャラクターを使用することは難しいので、うま味は少ない。番組イメージに合致して、なおかつ、あの枠に広告を出せる企業と言えば、広告業界で“ナショナルクライアント”と呼ばれる、誰もが聞いたことがあるような大企業でしょうね」

 果たして、『サザエさん』が「Yes! 高須クリニック」と、GOサインを出す展開はあるのか!?

ベルギーの性教育が進みすぎ! 15歳の少年少女に「ハチドリフェラ」から「アナルセックス」まで徹底解説!?

 昨今、日本でも性教育のあり方について議論が重ねられているが、ベルギーの性教育は日本より数十年は進んでいるのかもしれない。

 ベルギーの子ども向け性教育サイトがあまりにも過激で、とても子どもに見せられるような内容ではないと、イギリスのタブロイド紙「デイリー・メール」のオンライン版が伝えている。

 それは「Alles over seks」(セックスのすべて)というウェブサイトで、運営しているのは、ベルギー北部・フランダース地方にある「センソア」という性の健康に関する専門機構。内容はすべて、その地方の言語であるフラマン語(オランダ語の方言)で書かれている。

 このサイトは、15歳前後の少年少女向けに作られているというが、7歳の子どもに対しても閲覧が推奨されるとしている。

 その内容はといえば、避妊法から性病、体位、大人のおもちゃ、性的テクニックまで、セックスに関するあらゆる情報が詰め込まれている。

 

 例えば「セックステクニック」カテゴリーの「指」の項目には、指によるGスポットの攻め方や、ヴァギナの愛撫の仕方など、さまざまなテクニックが紹介されている。これって本当に15歳の少年少女に必要な性知識なのだろうか……。

 そのほかにも、ペニスの愛撫の仕方、クンニやフェラのテクニック、体位の種類だけではなく、なんとアナルセックスの方法までが紹介されている。

 例えば「ハチドリ」というフェラのテクニックを教える部分では、「舌をハチドリの羽のように素早く動かす。これは睾丸からペニスの先まで、どの部分にも使えるテクニックです」などと書かれている。

 ベルギーのメディアによると、このサイトはフランダース地方政府が支援する『若者向けガイド』という子ども向けガイドブックでも推奨されており、この冊子は、この地方全域の小学校で配布されているのだという。

 現地でも、このサイトには否定的な声も出ており、カトリック系の教育団体関係者は「あまりにもセックスのテクニック的な面ばかりにスポットを当てている」として、ショックを隠さない。

 ベルギーといえば、同国のあまりにもクレイジーすぎる性教育番組が、5年ほど前に日本でも話題になったことがあった。

 こうした性の英才教育は、国民総テクニシャン化を目指す国策なのだろうか……。

 

ベルギーの性教育が進みすぎ! 15歳の少年少女に「ハチドリフェラ」から「アナルセックス」まで徹底解説!?

 昨今、日本でも性教育のあり方について議論が重ねられているが、ベルギーの性教育は日本より数十年は進んでいるのかもしれない。

 ベルギーの子ども向け性教育サイトがあまりにも過激で、とても子どもに見せられるような内容ではないと、イギリスのタブロイド紙「デイリー・メール」のオンライン版が伝えている。

 それは「Alles over seks」(セックスのすべて)というウェブサイトで、運営しているのは、ベルギー北部・フランダース地方にある「センソア」という性の健康に関する専門機構。内容はすべて、その地方の言語であるフラマン語(オランダ語の方言)で書かれている。

 このサイトは、15歳前後の少年少女向けに作られているというが、7歳の子どもに対しても閲覧が推奨されるとしている。

 その内容はといえば、避妊法から性病、体位、大人のおもちゃ、性的テクニックまで、セックスに関するあらゆる情報が詰め込まれている。

 

 例えば「セックステクニック」カテゴリーの「指」の項目には、指によるGスポットの攻め方や、ヴァギナの愛撫の仕方など、さまざまなテクニックが紹介されている。これって本当に15歳の少年少女に必要な性知識なのだろうか……。

 そのほかにも、ペニスの愛撫の仕方、クンニやフェラのテクニック、体位の種類だけではなく、なんとアナルセックスの方法までが紹介されている。

 例えば「ハチドリ」というフェラのテクニックを教える部分では、「舌をハチドリの羽のように素早く動かす。これは睾丸からペニスの先まで、どの部分にも使えるテクニックです」などと書かれている。

 ベルギーのメディアによると、このサイトはフランダース地方政府が支援する『若者向けガイド』という子ども向けガイドブックでも推奨されており、この冊子は、この地方全域の小学校で配布されているのだという。

 現地でも、このサイトには否定的な声も出ており、カトリック系の教育団体関係者は「あまりにもセックスのテクニック的な面ばかりにスポットを当てている」として、ショックを隠さない。

 ベルギーといえば、同国のあまりにもクレイジーすぎる性教育番組が、5年ほど前に日本でも話題になったことがあった。

 こうした性の英才教育は、国民総テクニシャン化を目指す国策なのだろうか……。

 

嵐・二宮和也主演映画『ラストレシピ』公開前夜! 興奮し過ぎて映画館で叫ばないために、この1冊で二ノを堪能しておこう!

 内に秘めた情熱と真理をつく冷静さ。その狭間を自由自在に行き来して、周囲を魅了して止まない嵐・二宮和也。
 その魅力の数々に迫ります!

Contents

Jr.・・・・4P~
オーディションでは踊らずに
ただ揺れていた(笑)
—-嵐に奇跡が起こったとしたら、この5人になったことだと思う

ARASHI・・・・18P~
ヘタな芝居して、嵐まで「たいしたことない」と思われるのが嫌だった
—-オレ以外の”正直者4人”のためならなんだってできる

ACTOR・・・・36P~
自分の考えが生まれちゃうでしょ、それが一番やっかいなんです
—-目の前の現場が一番で、出来上がったものには興味がない

IDOL・・・・58P~
「トップになろうね」って夢、嘘にしないために走ってきた
—-なめてもらっちゃ困るよ、アイドルを

AMBIVALENT・・・・74P~
大切なのは人との違いを知ることだと思う
—-他者との違いを認めつつ、相交わらない孤高の男

LEGEND・・・・82P~
「変わらないことがすごいんだ」って絶対思ってる
—-オレ、「変わらない進化系」を信じてるから

■立ち読みはこちら

カテゴリー: 未分類

嵐・二宮和也主演映画『ラストレシピ』公開前夜! 興奮し過ぎて映画館で叫ばないために、この1冊で二ノを堪能しておこう!

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Jr.・・・・4P~
オーディションでは踊らずに
ただ揺れていた(笑)
—-嵐に奇跡が起こったとしたら、この5人になったことだと思う

ARASHI・・・・18P~
ヘタな芝居して、嵐まで「たいしたことない」と思われるのが嫌だった
—-オレ以外の”正直者4人”のためならなんだってできる

ACTOR・・・・36P~
自分の考えが生まれちゃうでしょ、それが一番やっかいなんです
—-目の前の現場が一番で、出来上がったものには興味がない

IDOL・・・・58P~
「トップになろうね」って夢、嘘にしないために走ってきた
—-なめてもらっちゃ困るよ、アイドルを

AMBIVALENT・・・・74P~
大切なのは人との違いを知ることだと思う
—-他者との違いを認めつつ、相交わらない孤高の男

LEGEND・・・・82P~
「変わらないことがすごいんだ」って絶対思ってる
—-オレ、「変わらない進化系」を信じてるから

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5失点炎上でシーズン終了……球界のご意見番と化したダルビッシュ有“日本球界復帰”の可能性は?

 米大リーグ・ドジャースに所属するダルビッシュ有の2017年シーズンが終わった。最後の登板となったのは、世界一を争うアストロズとのワールドシリーズ第7戦。先発のマウンドに立ったダルビッシュは制球が定まらず、1回2/3を投げて5失点と炎上。6年目となったアメリカ生活を、有終の美で飾ることはできなかった。

 そんなダルビッシュだが、シーズン中にもTwitterで活発に発言を繰り返し、いまだ日本国内でも存在感を失っていない。将来的に、日本球界復帰の可能性はあるのだろうか?

「ダルビッシュは、今季途中にレンジャーズからドジャースにトレード移籍しましたが、移籍前にレンジャーズと交わしていた6年契約が終了し、フリーエージェント(以下FA)となります。MLB公式サイトのFA選手ランキングでも1位にランクされているように、各チーム間で争奪戦になることは確実。ダルビッシュの現在の年俸は1,100万ドル(≒12億5,000万円)ですが、来季以降はヤンキース・田中将大(2,200万ドル≒25億円)を下ることはないはず。31歳のダルビッシュは、おそらく5年程度の長期契約を希望するでしょうから、5年総額1億2,000万ドル(≒136.6億円)~1億5,000万ドル(≒170.8億円)あたりが落とし所になるでしょう」(スポーツライター)

 まさにアメリカンドリームと呼ぶに相応しいビッグマネーを掴むことになるダルビッシュだが、ここ最近、立て続けにその発言が注目を集めている。ワールドシリーズでは、対戦相手のアストロズのグリエルが目を細める差別行為を行ったが、ダルビッシュは「完全な人間はいない。いろんな人がこのことから学べると思う」という模範解答を示したほか、巨人・菅野智之と西武・菊池雄星の間で争われた日本の沢村賞選考については、

「両方素晴らしいわけですから2人でいいでしょう」

「選考委員に決めさせるのではなく記者の投票制にすればいいのでは?」

 と、発言。この夏には、日本のオールスターゲームが2試合行われることについて、「オールスターがみんなの憧れにならない」とツイートするなど、すっかり日本球界のご意見番と化している。もはや“世界のダルビッシュ”になった彼だが、日本球界復帰の可能性については、週刊紙のスポーツ担当記者がこう語る。

「ダルビッシュは、どうしても大リーグに行きたくてアメリカに渡ったわけではないという発言を繰り返しています。今年6月にも、『いつか、日本球界に戻りたいなって思っています』というインタビューが公開され、大きな話題になりました。彼の究極の夢は、日本のプロ野球が大リーグの上をいくこと。となると、一連の発言は、日本に存在感を残しておきたいという気持ちの表れでしょう。ただ、ダルビッシュが日本球界に戻るには、家族という大きな問題があります。ダルビッシュは16年に元レスリング世界王者の山本聖子と結婚し、その前年に男の子が生まれました。松坂大輔は、日本球界に戻る際、妻子をアメリカに置いたまま“単身赴任”しています。山本はレスリングのアメリカチームの指導をしたこともあり、英語は堪能ですし、2人の子どもなら身体能力も抜群なはず。スポーツをやる環境については日本よりアメリカのほうがいいでしょうから、子どものために日本球界復帰を諦めるか、松坂のように単身帰国かという選択を、何年後かにすることになるかもしれません」

 まずは今オフの契約次第だが、もう1度日本で見られる日はやって来るのだろうか。

「昨日の彼女は今日の敵」か!? 元カノが元カレとの思い出や夜の生活を暴露する料理番組『女ウラミ飯』がキツい

 世は、芸能界の恋愛報道が好きだ。「あの俳優とあの女優は付き合っている」「あの芸人とあのアイドルが密会」「あのグラドルは実業家とデキている」などなど。

 そのような報道を目にしていれば、一般人もかなりの精度でタレントの恋愛事情を知ることが可能となる。

 

■別れ話を交わした夜に食べた料理を作りながら、元カレとの思い出を暴露するグラドル

 テレビ東京で、とても恐ろしい番組が2週にわたって放送されていたことをご存知だろうか? タイトルは『女ウラミ飯』。

 番組ホームページには、そのコンセプトが勇ましく掲げられている。

「料理×暴露トークバラエティ」

「様々な女性ゲストを迎え、元カレとの思い出たっぷり、愛情たっぷり、そして“ウラミたっぷり”の手料理を作って頂きながら、放送ギリギリ!?の“元カレ話”をお聞きする番組です」

 10月5日放送の第1回に登場した女性ゲストは、佐藤聖羅(元SKE48)、みちょぱ、川村エミコ(たんぽぽ)の3人。佐藤と川村に関しては、元カレの正体を知る人も少なくないだろう。

 気を使っているつもりなのか、女性ゲストは元カレのことをあくまでイニシャルで呼ぶ。実名を出さず、交際時のエピソードを放出するのだ。

 まずは、佐藤が料理をする。あくまで、これは料理番組である。元カレについて聞かれ「NスタイルのIさんです!」と、笑顔で発表する佐藤。彼女はIさんと別れ話をした日の夜に作ったシチューを、スタジオで振る舞ってくれるらしい。

 とはいえ、見どころは言うまでもなく料理ではない。元カレにどうやって口説かれたか、そして恋愛中の様子などを、料理しながら暴露する女性ゲストたち。例えば、佐藤が明かしたIさんのエピソードにはこんなものがある。

「(口説かれた時は)読むのに3分くらいかかる長文のLINEがガンガン来た」

「SKEに入ってからずっと恋愛してなくて、恋愛の仕方がわからない時に『彼氏がいるってどんなことか全部、俺が教えてあげる』って言われて、好きになっちゃった。このセリフは2~3回言われてる」

「私と付き合ってることを知らないグラビアの友だちに、『井上さんに口説かれてる』ってLINEを見せられた」

 別れた後、公共の電波でこうした実話を明かされるとは、さすがに元カレがかわいそうになってくる。っていうか最後のエピソードに関しては、もはやイニシャルじゃなくて実名を出してしまっているし……。

 だが、井上に関しては佐藤がテレビで暴露することを認めているとのこと。レアケースだ。元カレ公認のエピソードトークということになるだろうか。

■夜の生活がどうだったかを元カノに暴露されるお笑い芸人

 翌週12日に放送された第2回の女性ゲストは、宮崎宣子(元日本テレビアナウンサー)、わたなべるんるん(お笑い芸人)、真麻(袴田吉彦の浮気相手)の3人。なんとも、クセのある人選ではないか。

 ここでフィーチャーしたいのは、女ピン芸人のわたなべるんるんである。彼女の元カレは「TエンジェルのTさん」。一応、イニシャルにしているものの、羽織っているエプロンの名札には「たかし」の3文字が記されている。たしかに彼女、今までにたかしとの諸々を他番組で何度か公開しており、元カレに半ば容認されていると言えるかもしれない。

 それにしても、明かされるエピソードがしんどい。

「初めてのキスは、私の家。動画とか撮っておけばよかったなーって思いました」

「(初めての夜は)結構、早く終わった」

「Tさんが運良く下着を置いてってくれたんですよ。それをまだジップロックに入れて、私は取っておいてあります」

 佐藤に関しても渡辺に関しても、元カレはお笑い芸人だ。なので、シャレで済む範囲内かもしれない。

 しかし、第1回に出演したたんぽぽ川村が明かしたのは、一般企業社長との交際エピソードである。第2回に出演した宮崎アナは、元夫である会社員男性との夫婦生活を打ち明けている。芸能界にいるわけでもないのに、たまったものではないな……。

 恋愛中ともなれば、とても他者には打ち明けられない秘密を共有する仲になるだろう。彼氏と彼女は、ある種の共犯関係だ。それを暴露される恥ずかしさと言ったら、筆舌に尽くしがたい。

 しかしこの番組では、元カノが率先して過去を暴露しにかかる。「昨日の敵は今日の友」という言葉があるが、「昨日の彼女は今日の敵」とでも言うべきか?

 コンセプトが危険極まりない番組だが、『女ウラミ飯』公式Twitterアカウントは「再び放送出来るよう、精進致します!」とつぶやいており、どうやら第3回放送に関しては未定のよう。

 もしも次回放送があるならば、なんだかんだでまた観たい。世の野次馬根性を下品なまでにくすぐりにかかる番組である。
(文=寺西ジャジューカ)

虻川美穂子、「女子力高いよね」を褒め言葉と受け取る“性格”のメリット

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「どうやって見分けるんですか、人のウラを」北陽・虻川美穂子
『ノンストップ』(フジテレビ系、10月27日)

 褒められてるんだか、バカにされてるんだかわからない。そんな経験をしたことはないだろうか。

 10月27日放送の『ノンストップ』(フジテレビ系)では、「ホメる女にはウラがある」と題して、このあたりの機微を特集していた。ウェブサイト「ママスタセレクト」掲載の「『旦那さんかっこいいね』というママ友と、言われる側の妻。それぞれの内心」という記事をもとに、夫の外見を褒められることは、何を意味するのか、果たしてウラがあるのかを話し合っていた。

 「旦那さん、かっこいいね」と言われたら、千秋と北陽・虻川美穂子は「うれしい」と感じるが、ハイヒールのリンゴは「うちの旦那は一回り上の68歳やから、そんなわけない」「うれしくない」という。リンゴは「話を盛ってるだけ。最近、みんな人を最近褒めすぎ」とそういった風潮に不快感を示していた。

 番組では、視聴者からの声を紹介していく。30代のある女性は、SNSに「今日は彼とピクニック。お弁当は手作り」とSNSにアップしたところ、友人から「女子力高いよね。私には無理だわ」というコメントがついたという。千秋は、この「女子力高い」を「理由はわからないけど」とした上で「褒めていない」とし、リンゴもこれを「はいはい、(女子力高いアピールをこれからも)やらはったらどうですか?」という意味であって、「褒め言葉ではない」と判断していた。

 手作り弁当の画像を上げるということは、直接的に料理の腕前もしくは出来栄えを見せたいと考えられるので、これに対する褒め言葉は「おいしそう」もしくは「料理がうまい」だと思う。「女子力が高い」というのは、「料理がうまい」というより、「頑張って女性としての努力をしている」という意味のように私は感じる。となると、「腕前は別として、よく頑張っている」といった上から目線の言葉にも取れるので、褒め言葉でないと思うが、虻川は違う。「女子力は高い方がいいんだから、褒め言葉じゃないですか」「どうやって人のウラを見分けるんですか?」と返していた。

 女性を褒める難しさで思い出すことがある。個人的な話で恐縮だが、私は昨年、男性向けに“女性の褒め方”に関する書籍を上梓した。恋愛や婚活市場では、年収の高い男性が強者になる。“年収は個人の努力ではどうにもならないのだから、女性をほめることで自分の付加価値を新たに生み出そう”をテーマに掲げたハウツーである。“男性向け”とはっきり銘打っているにもかかわらず、若い女性や女性誌から「この褒め方は、同姓に使っても有効でしょうか?」という問い合わせが相次いで驚いたことがある。やりとりをしている際に感じたのは、「褒めれば、相手は喜ぶはず」「職場のお局は褒め言葉に弱い」という女性の思い込みだった。

 上述した例でもわかるとおり、確率100%の褒め言葉というのは、存在しない。

 虻川は、基本的に他人に言われたことをあまり噛み砕かずに受け止めるタイプのようだが、その虻川でも「ウソだ」と思う褒め言葉があるらしい。ファッション誌の撮影時に、カメラマンなどのスタッフから、やたら「カワイイ」と言われた場合、「そんなわけない」と思って却って表情が硬くなってしまうそうだ。

 この例でもわかるように、ただ「褒められたから」うれしくなるわけではなく、「受け手の自己評価と褒め言葉がマッチしたから」うれしくなることがわかる。自分が自信を持っている部分を褒められればうれしいと感じ、そうでない部分を褒められると「ウソだ」と思うのだ。例えば千秋は、15歳年下のTBSイケメン社員と再婚を果たした。千秋自身が夫を「イケメンだ」と思っているから、「旦那さんかっこいいね」という言葉がウラのない褒め言葉だと解釈できる。虻川はファッション誌のモデルとくらべると、自分は劣ると思っているので、「カワイイ」と褒められても響かないのだ。

 褒めてその場の雰囲気をよくしたいという気持ちはわかるが、どうやって褒めようか迷っている時点で、その人は、相手の価値観や自己評価を読み切れていない。そこに適当な褒め言葉を投げかけた場合、喜ぶ人もいるだろうが、「調子がいい」とレッテルを貼られる恐れもある。適当に褒めると、却って自分の評価がマイナスになる可能性もあるわけで、それなら褒めない方が無難ではないだろうか。コミュニケーションを円滑にしたいのであれば、適当に褒めるより、きちんとお礼を言う方が効果的だと思う。

 虻川と言えば、数年前までは、夫婦問題を扱うバラエティー番組の常連だった。イタリアンレストランのシェフである夫は、虻川の欠点(料理がヘタ、服のセンスが悪い、がさつ)を意気揚々と話し、虻川も夫がスキンシップを拒むエピソードを披露していたため、離婚寸前と報道されたこともある。その一方、虻川夫は、虻川のおかげでテレビに出演し、芸能人人脈を得てレストランは繁盛。夫ばかりがトクをしているので、虻川は「利用されているかも」と疑いを持ったこともあるそうだ。しかし、虻川は今や待望の出産を果たし、子育てをしながら芸能活動を続ける働くママである。「短気は損気」というが、人のウラを読みすぎるのもまた“損気”なのではないだろうか。人のウラが読めないことで保たれる平和もあるのだ。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの

虻川美穂子、「女子力高いよね」を褒め言葉と受け取る“性格”のメリット

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「どうやって見分けるんですか、人のウラを」北陽・虻川美穂子
『ノンストップ』(フジテレビ系、10月27日)

 褒められてるんだか、バカにされてるんだかわからない。そんな経験をしたことはないだろうか。

 10月27日放送の『ノンストップ』(フジテレビ系)では、「ホメる女にはウラがある」と題して、このあたりの機微を特集していた。ウェブサイト「ママスタセレクト」掲載の「『旦那さんかっこいいね』というママ友と、言われる側の妻。それぞれの内心」という記事をもとに、夫の外見を褒められることは、何を意味するのか、果たしてウラがあるのかを話し合っていた。

 「旦那さん、かっこいいね」と言われたら、千秋と北陽・虻川美穂子は「うれしい」と感じるが、ハイヒールのリンゴは「うちの旦那は一回り上の68歳やから、そんなわけない」「うれしくない」という。リンゴは「話を盛ってるだけ。最近、みんな人を最近褒めすぎ」とそういった風潮に不快感を示していた。

 番組では、視聴者からの声を紹介していく。30代のある女性は、SNSに「今日は彼とピクニック。お弁当は手作り」とSNSにアップしたところ、友人から「女子力高いよね。私には無理だわ」というコメントがついたという。千秋は、この「女子力高い」を「理由はわからないけど」とした上で「褒めていない」とし、リンゴもこれを「はいはい、(女子力高いアピールをこれからも)やらはったらどうですか?」という意味であって、「褒め言葉ではない」と判断していた。

 手作り弁当の画像を上げるということは、直接的に料理の腕前もしくは出来栄えを見せたいと考えられるので、これに対する褒め言葉は「おいしそう」もしくは「料理がうまい」だと思う。「女子力が高い」というのは、「料理がうまい」というより、「頑張って女性としての努力をしている」という意味のように私は感じる。となると、「腕前は別として、よく頑張っている」といった上から目線の言葉にも取れるので、褒め言葉でないと思うが、虻川は違う。「女子力は高い方がいいんだから、褒め言葉じゃないですか」「どうやって人のウラを見分けるんですか?」と返していた。

 女性を褒める難しさで思い出すことがある。個人的な話で恐縮だが、私は昨年、男性向けに“女性の褒め方”に関する書籍を上梓した。恋愛や婚活市場では、年収の高い男性が強者になる。“年収は個人の努力ではどうにもならないのだから、女性をほめることで自分の付加価値を新たに生み出そう”をテーマに掲げたハウツーである。“男性向け”とはっきり銘打っているにもかかわらず、若い女性や女性誌から「この褒め方は、同姓に使っても有効でしょうか?」という問い合わせが相次いで驚いたことがある。やりとりをしている際に感じたのは、「褒めれば、相手は喜ぶはず」「職場のお局は褒め言葉に弱い」という女性の思い込みだった。

 上述した例でもわかるとおり、確率100%の褒め言葉というのは、存在しない。

 虻川は、基本的に他人に言われたことをあまり噛み砕かずに受け止めるタイプのようだが、その虻川でも「ウソだ」と思う褒め言葉があるらしい。ファッション誌の撮影時に、カメラマンなどのスタッフから、やたら「カワイイ」と言われた場合、「そんなわけない」と思って却って表情が硬くなってしまうそうだ。

 この例でもわかるように、ただ「褒められたから」うれしくなるわけではなく、「受け手の自己評価と褒め言葉がマッチしたから」うれしくなることがわかる。自分が自信を持っている部分を褒められればうれしいと感じ、そうでない部分を褒められると「ウソだ」と思うのだ。例えば千秋は、15歳年下のTBSイケメン社員と再婚を果たした。千秋自身が夫を「イケメンだ」と思っているから、「旦那さんかっこいいね」という言葉がウラのない褒め言葉だと解釈できる。虻川はファッション誌のモデルとくらべると、自分は劣ると思っているので、「カワイイ」と褒められても響かないのだ。

 褒めてその場の雰囲気をよくしたいという気持ちはわかるが、どうやって褒めようか迷っている時点で、その人は、相手の価値観や自己評価を読み切れていない。そこに適当な褒め言葉を投げかけた場合、喜ぶ人もいるだろうが、「調子がいい」とレッテルを貼られる恐れもある。適当に褒めると、却って自分の評価がマイナスになる可能性もあるわけで、それなら褒めない方が無難ではないだろうか。コミュニケーションを円滑にしたいのであれば、適当に褒めるより、きちんとお礼を言う方が効果的だと思う。

 虻川と言えば、数年前までは、夫婦問題を扱うバラエティー番組の常連だった。イタリアンレストランのシェフである夫は、虻川の欠点(料理がヘタ、服のセンスが悪い、がさつ)を意気揚々と話し、虻川も夫がスキンシップを拒むエピソードを披露していたため、離婚寸前と報道されたこともある。その一方、虻川夫は、虻川のおかげでテレビに出演し、芸能人人脈を得てレストランは繁盛。夫ばかりがトクをしているので、虻川は「利用されているかも」と疑いを持ったこともあるそうだ。しかし、虻川は今や待望の出産を果たし、子育てをしながら芸能活動を続ける働くママである。「短気は損気」というが、人のウラを読みすぎるのもまた“損気”なのではないだろうか。人のウラが読めないことで保たれる平和もあるのだ。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
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