品川祐だけじゃない! 南海キャンディーズ・山里亮太が“絶交中”の芸人とは?

 お笑いコンビ南海キャンディーズの山里亮太が10月27日の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で語った、品川庄司・品川祐を嫌いな理由が話題を呼んでいる。

 山里の“品川嫌い”は業界内では知られた話だったが、番組ではダウンタウン・松本人志から「なんでそうなったん? 俺知らんから」と、きっかけを聞かれた山里は、「(品川さんが)昔すごい怖くて、ポッと出の時にガンガンに来られてしまって……そっからです」と告白。

 なんでも、山里が新人だった頃、ダウンタウンがMCを務めていたバラエティ番組『リンカーン』(TBS系)に出演した際、松本からおかっぱ頭を「なんの副作用なん?」とイジられたものの、「アワアワして(うまく)返せなかった」ことがあったという。

「すると、山里はトイレで会った品川に『すごいっすね。ポッと出の人って、先輩のああいうパスも、ああやって面白くなくすの、OKなんですね。尊敬してます』と嫌みを言われた。さらに、品川は山里が自分のいないところで、このイジメ話を暴露したことを知ると、直接電話をかけてきて『殺すぞ! このヤロー!』と激怒したといいます。表向きは和解したことになっていますが、山里の中では遺恨は消えておらず、2人の共演はいまだNGです」(お笑い関係者)

 ネット上では、すぐさま品川への批判コメントが連打されることとなったが、実は山里の共演NG芸人はほかにもいる。

「今年の初め、おぎやはぎの矢作兼がラジオ番組で、山里がウーマンラッシュアワーの村本大輔と絶交していることを暴露しています。不仲の原因は、村本が山里のラジオを批判したことがきっかけ。山里も一度は村本の謝罪を受け入れましたが、その翌々週に再び村本がラジオで山里を批判したことから、不仲は決定的となりました。山里が直接共演NG指定にしているわけではないものの、『心から会いたくない』と公言していることで周囲が“忖度”し、事実上の共演NGとなっています。実際、山里が出演している『ナカイの窓』(日本テレビ系)からは村本の姿が消え、春に放送された『さわがす人たち3』(関西テレビ)でも、前回出演者の中から村本だけが消えています」(テレビ関係者)

 世間が忘れた頃にまた蒸し返す山里も、なかなかの粘着タイプ。あまり言い過ぎて、自身の好感度を下げることにならなければいいが……。

工藤静香、“声優人気”に便乗!? 梶裕貴ら参加の「トリビュートCD」が苦笑買うワケ

 工藤静香のソロデビュー30周年を記念した特別企画のトリビュートミニアルバムが、声優業界で物議を醸している。

 同作は、「Blue Velvet」や「抱いてくれたらいいのに」「MUGO・ん…色っぽい」など、工藤の大ヒット曲を梶裕貴、下野紘、森久保祥太郎、鈴村健一、梅原裕一郎、谷山紀章、関智一という7人の人気男性声優がカバーしたアルバムになっているのだが、ネット上には、声優ファンから「なぜ男性声優が?」「声優人気にあやかりたいの?」といった苦笑まじりの書き込みが寄せられているのだ。

「この企画の出どころは不明ですが、工藤の娘がアニメ好きということと、先日発売された30周年記念アルバム『凛』が初動3,000枚割れの惨敗を喫したことがきっかけになっているのではないかと思われます。人気男性声優は熱心なファンも多く、売り上げを見込めますから、声優業界関係者は『工藤が男性声優人気に便乗している』という見方をしています。芸能界では、もちろん工藤の方が格上ですが、確実に数字を持っていて、なおかつ勢いがあるのは男性声優たちです」(声優業界関係者)

 森久保や関などの「おニャンコ世代」の声優たちにとって、工藤は手の届かないアイドルであったはず。そんな工藤の曲を自らがカバーすることに対して、彼らはどう感じていたのだろうか?

「公式に寄せているコメントは、もちろん大喜びをしているニュアンスでしたが、本人たちはいたって『お仕事』としてこなしていたようですよ。最近では、声優が一般の芸能人と仕事をする機会も増えていますし、なにより彼らは売れっ子ですからね。自分が大好きなアーティストのカバーであれば浮き足立つかもしれませんが、今回集められた声優たちは、特に工藤のファンというわけではなかったようですので」(同)

 また、同作リリースの報道時に使われた「神7」という煽り文句も物議を醸している。

「今回トリビュートアルバムに集められた7人は、それなりに声優歴は長く、人気もある人物が多い。しかし『神』かと言われると疑問が残りますね。特に梅原裕一郎にいたっては3年前にデビューしたばかりの新人ですし、『何を根拠に神7と言っているんだ?』と指摘する関係者もいました」(同)

 声優ファンからはもちろん、業界内でも苦笑を買っている同作だが、さすがに30周年記念CDで二度もコケるわけにはいかない。声優人気にあやかって、工藤は起死回生を図れるのだろうか。

香取・草なぎ・稲垣の快進撃と、それでも3人を使えない「事務所ファースト」日テレの危機

どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと芸能人」。

 今回は、香取慎吾・草なぎ剛・稲垣吾郎を取り上げてみたい。オフィシャルファンサイト「新しい地図」のオープン、その後発表された映画『クソ野郎と美しき世界』の来春公開、稲垣吾郎の『5時に夢中!』(TOKYO MX)の電撃生出演、「日本財団」アート展への香取のサプライズ登場など、SMAP時代には考えられなかった動きを見せている。

 ここからは、そんな3人の活躍に隠された裏事情と、それに対するテレビ局の思惑を明かしていこう。ここで報告だが、「元SMAP」という“くくり”も“肩書”も今の彼らの前では不要なので、3人のことを本稿ではファンクラブの名称である「NAKAMA」と、そのまま呼んでみる。

 

■映画の英語表記は世界公開の布石?

 NAKAMAが出演すると来春の映画だが、「新しい地図」のweb上では『THE BASTARD AND THE BEAUTIFUL WORLD』と英語名も併記されている。またファンサイトが海外向けにも開かれているということを加味すると、世界公開も視野に入れているのではないだろうか。

 そして、この映画がヒットし、興行収入ランキングの上位に食い込めば『王様のブランチ』(TBS系)などの情報番組で紹介せざるを得ないだろう。さらに、それが世界の映画祭に正式出品されるとなれば、日本のエンタテインメントにおけるニュースの1つになるので、何も触れないというのも不自然になってくる。

 

■稲垣、コメンテーターの新境地

 さて、今回の稲垣の『5時に~』出演は、テレビ事情に明るい者のアイディアだろう。

 さらに、香取の今後に関しては、これまでも関心の高かったアートの分野にさらに注力していくことができるが、稲垣の展開としては見えづらいものがあった。

 それはSMAP時代も同じで、5人いるからこそ彼が光っていたとも言える。批判を恐れず言えば、少し「浮いていること」が彼の持ち味だった。しかしグループが解体し、「いちタレント」として再出発を図る今、未知のフィールドで新たな魅力を発掘したいという狙いがあったのではないだろうか。

 とはいえ、もともと彼は文学にワイン、ゴルフ、音楽と、さまざまな分野に造詣が深い。『ゴロウ・デラックス』(TBS系)では、漫画家さいとう・たかをの300挺を超えるモデルガンに興奮するなどガンマニアとしても知られる。『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)でも映画批評コーナーを担当していた。つまり実は、コラムニスト、ひいてはコメンテーター向けなのだ。

 さらには、ナゾ多きプライベートに包まれていた彼が私生活を明かせば、ネットニュースの格好の話題になるだろう。そんな事情もあって「コメンテーター」として挑戦させたのではないだろうか。実際、デビュー当時、物件の入居審査が通りづらかったという番組中の発言も、さっそく記事になっていた。

 ただ、この日の視聴率に限らず、MXの数字は翌日出るビデオリサーチのデータには「ソノタ」という項目に分類・包括されてしまっているため、抽出することができないのだ。ちなみに前日、そして翌日の夕方5時の「ソノタ」の数字と比べても目立った差がなかった。

■ジャニーズ「忖度」テレビ局はどこか?

 そんな稲垣の話題に対し、対照的な扱いを見せた局がある。それが、フジテレビと日本テレビだ。

 フジは翌日、『とくダネ!』で稲垣が『5時に~』に出たことを冒頭に紹介。小倉智昭が「根強いファンが大勢いるからね」などと言及していた。

 対して日テレのワイドショー『スッキリ』は完全スルー。その後の情報番組『PON!』でも、嵐の新曲や映画に出演する生田斗真の話題は紹介したが、昨夕の稲垣の出演に関しては一切触れなかった。

 またフジでは、8月、退所を控える稲垣に『めざましテレビ』がインタビューしたり、10月4日の『おじゃMAP!!』では香取と草なぎが共演していた。

 しかし、NAKAMAの3人が日テレの画面に出る気配はまったくないどころか、そもそも「いないもの」とされている雰囲気だ。

 今回、民放テレビ局がどのくらいジャニーズタレントを出演させているか、その「人数」を計算してみた(10月27日~11月2日の1週間。番宣、ドラマ除く/グループメンバーの単独出演もカウント/1人のタレントが月~金の帯で出ていたら5人とする/同じタレントでも別番組に出ていたら1人とする/グループでの冠番組だった場合全員出演しているとする)。

 すると、フジテレビは計42人、次いで日本テレビは38人、テレビ朝日は36人、TBSが29人、テレビ東京は10人ということがわかった。

 この起用人数からすればジャニーズへの“忖度”はフジのほうが強くなってもおかしくないが、今、それをより実践しているのは、2位の日テレということになる。

 つまり日テレは「視聴者ファースト」ではなく、「事務所ファースト」ひいては「スポンサーファースト」とも言い換えられるのだ。それはかつてフジテレビが芸能事務所に包囲された黄金期に陥っていた機能不全と似ている。

 確かに最大の看板番組『24時間テレビ』にジャニーズを毎年起用しているくらいだから、退所組は“目の上のたんこぶ”なのだろう。

 テロップミスに、どの局よりも敏感で、どの局よりもロケの安全に気を配り、どの局よりも情報管理を徹底する超優等生・日テレ。もちろん最大のお得意様・ジャニーズ事務所との関係も永遠に続けていきたいのだろう。

 だが、もしNAKAMAの3人を他局が一斉に起用し始めたとき、民放最大の“忖度”局・日テレはどう対応していくのだろうか。まずは3人の新展開を楽しみに待ちたい。
(文=都築雄一郎)

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ビートたけし「LGBTにも保毛尾田保毛男を笑う寛容さがほしい」コラムの問題。ダルビッシュ有の寛容な態度と“トーンポリシング”

 ビートたけしが、客員編集長を務める東スポに、とんねるず・石橋貴明が『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で約30年前のキャラクター「保毛尾田保毛男」を登場させたことについて、コラムを執筆していた。

 たけしはコラムの中でこのように述べている(たけし 「保毛尾田保毛男」でフジ謝罪だけどLGBT側にも寛容さが欲しいね)。

「フジテレビ社長が謝罪したけど、LGBT団体も喜べばいいじゃん。お笑いで普通にやってるんだから、十分に認めているってこと。それに文句を言うってことは、自分たちが普通じゃないってことになっちゃう」

「お笑いにしたことがよくないの? それって、ホームレスを笑いものにしたり、体が不自由な人を笑いものにしたっていうのと同じ扱いなのかね。普通じゃないから、笑いものにしちゃいけないってことなのかな。もうちょっと、笑うような寛容さがほしいけどな」

 「保毛尾田保毛男」騒動については、多数のウェブサイトが取り上げているため、詳細を振り返る必要はないだろう。wezzyでも番組放送直後から、繰り返し本件に関係する記事を掲載してきた。

・とんねるず“保毛尾田保毛男”が深刻な差別を孕んでいると気付かないフジテレビの愚行
・フジテレビによる定型謝罪は、メディアの差別問題を放置するのと同じ。とんねるず「保毛尾田保毛男」が不快だからダメなわけじゃないということ
・ミッツ・マングローブ「差別的なものに蓋をする」ことへの懸念は社会に向けるべき。フジテレビ番組ホームページに載せられた「保毛尾田保毛男」謝罪文にみる僅かな前進。
・藤井隆が「オカマキャラ」を封印している本当の理由
・「保毛尾田保毛男」的なるものはそこらへんにあって(遠藤まめたさんの連載「トランス男子のフェミな日常」より)

 冒頭で紹介したコラムに見られるたけしの考えは決して特別なものではないだろう。ウーマンラッシュアワーの村本大輔のツイートで顕著に窺い知れるように、「保毛尾田保毛男」なるキャラクターを問題視することが、むしろ「LGBT」を特別なものであるとしてしまうのではないか、という指摘は多数見られた。

 たけしのコラムの問題は複数ある。

 「お笑いで普通にやってるんだから、十分に認めているってこと」という記述。「認めている」という言葉からは、「LGBTを認めてやっている」という上から目線が感じられる。様々な抑圧を受け、また権利が制限されているLGBTら性的マイノリティは別にマジョリティや社会から「認めていただきたい」わけではない。差別が解消され、人権を取り戻すという、当たり前のことを求めているだけだ。「お笑いの中で、普通に(偏見に基づいた)キャラクターとして扱っていただけた! 認められてる!」と誰が思うのだろう。

 また「ホームレスを笑いものにしたり、体が不自由な人を笑いものにしたっていうのと同じ扱いなのかね。普通じゃないから、笑いものにしちゃいけないってことなのかな」はいくつかの解釈が可能だと思う。おそらく、ホームレスや体が不自由な人を笑いものにするのは、“普通”ではないからいけないが、LGBTは“普通”なのだから、笑いものにしていいのではないか、ということなのだろうと思う。

 この解釈で間違いなければ、ホームレスや体が不自由な人も笑いものにするべきでないし、LGBTも同様だ、と言うしかない。人種、民族、宗教、性的指向、性自認、障害、社会的地位、どんな属性であっても、それに基づく不当な扱いは、差別以外の何ものでもない。そして、ホームレスにしろ、障害者にしろ、LGBTなど性的マイノリティにしろ、それを笑い者にすることはまさしく不当な扱いだ。“普通”じゃないから、ダメという話ではない。

 時にマイノリティの「当事者」とされる人が、社会における差別や偏見をむしろ逆手に取って、自身のキャラクター性を高めたり、パフォーマンスを行ったり、笑いをとるような場合もある。「保毛尾田保毛男」の「ホモ」にしかり、「オカマ」や「レズ」など、侮蔑的とされる言葉を、当事者があえて使用したり、特定のコミュニティの中で名指すことも確かにある。だがこれは、文脈を理解した上での使用であるし、マジョリティが考えもなしに使うべきではないだろう。そもそも当事者であっても、そのような振る舞いが完全に適切であるかどうかすら疑問だ。

 極め付きは「もうちょっと、笑うような寛容さがほしいけどな」だ。

 なぜ差別や偏見の中で苦しめられるマイノリティに対して「寛容さ」を求めるのだろう。ただでさえ声を上げにくいマイノリティが、問題を指摘し始めた途端、「寛容ではない」と言えるのか。「寛容さ」が足りないのはどちらだろう。もしかしたらお笑いの中で、普通にやって、認めている、のだから自分は寛容だと思っているのかもしれない。であれば、認識がそもそも間違っている。

 先日、ドジャースのダルビッシュ有選手からホームランを打ったアストロズのユリエスキ・グリエル選手が、ベンチで目尻をおさえ細めにし、スペイン語でアジア人の蔑称とされる「chinito」と発言したことが問題視された(MLBのコミッショナーは、グリエル選手に対し、来季開幕から5試合出場停止処分を下すことを発表した)。

 ダルビッシュ選手はその後の取材で、「完璧な人は誰もいない。彼もそうだし、僕もそう。(質問した記者に対しても)あなたもそうだ。世界の人がひとつ学んで、一歩前に進めたら結果的にいいことになるんじゃないか」と発言し、賞賛を浴びていた。

 これはまさしく、アメリカにおいてマイノリティであるダルビッシュ選手の「寛容さ」が示された例だろう。だがこうした対応を、マイノリティに毎度、求めるのはやはりおかしい。というのも、様々な差別問題を告発する際に、よく「怒っているだけではなにも伝わらないし、変わらない」と上からアドバイスがなされることが多々あるのだ。こうした、感情的に怒るのではなく、建設的な議論が行えるような冷静さなどを求めることを「トーンポリシング」という(「『冷静に』なんてなりません!」という記事が非常にわかりやすく解説をしている)。

 私たちに必要なのは、差別されているマイノリティたちに対して、「私たちにも理解できるように感情的にならず、わかりやすく、冷静に問題を指摘しなさい」という態度でもなければ、「あなたたちを認めてあげましょう」という態度でもない。ましてや「笑いものにすることで普通に扱っているんだから、もっと寛容でいろ」などということは言語道断だ。

 長年上げ続けてきたマイノリティたちの声にようやく耳を傾けるようになり、可視化されてきた現在、いままで以上に耳を澄ませ、これまでに行ってきた不当な扱いを反省し、当たり前のことを社会の中で実現すること、思考停止せずに考え続けることこそが、私たちに求められているのだ。

 放送直後にフジテレビ社長が謝罪、今月15日には番組ホームページに謝罪文が掲載された「保毛尾田保毛男」騒動(フジテレビの番組審議会での議事録概要も読める)。たけしのコラムに見られるように、謝罪がなされたことで本件が一件落着するというわけではない。今後、地道な議論を続けなければ、類似の問題が発生し、瞬間風速的に盛り上がり、謝罪され、沈静化されることが繰り返されるだろう。
(wezzy編集部)

大ヒット連発も……乃木坂46を襲う“深刻な閉塞状態”「ビジュアル以外に何もない……」

「インフルエンサー」(SMR/以下同)、「逃げ水」が2作連続ミリオンヒットの快挙を達成、最新シングル「いつかできるから今日できる」では、やや売り上げを下げたとはいえ、約90万枚を記録して快進撃を続けている乃木坂46。

 写真集でも自身第2弾の『パスポート』(講談社)が累計約26万部を記録した白石麻衣を筆頭に、西野七瀬、齋藤飛鳥も10万部を突破するなど、主要メンバーの写真集が続々ヒット。個人や数名ずつ出演しているテレビCMも増え、表向きには絶好調の様相を見せている。

 だが、実は今の乃木坂46は深刻な閉塞状態に陥っていると、アイドル本を手がける編集者は言う。

「もともと乃木坂46は、ルックスはそこそこの庶民的な女の子をコンセプトにしたAKB48とは真逆の清楚なイメージで、AKB48の公式ライバルとして発足し、顔面偏差値の高さを売りにしてきました。しかし、いわば“アンチAKB48”からの支持で人気が出た部分が大きいだけに、AKB48が衰退した今、その立ち位置が微妙になってきています。おまけに、乃木坂とは全く異なり、意思を感じさせる、前衛的カルチャー臭を押し出した映像ありきの欅坂46の勢いがある今、乃木坂46は『インフルエンサー』で激しいダンスを売りにして欅坂46を意識してみるなどしましたが、見せられるものがビジュアル以外にない。完全に手詰まり状態になっているんです」

 実際、アイドルファンが集う現場では、乃木坂46の握手会人気が高まりすぎたことから、欅坂46へ流れた者、あるいはその両方を兼任していた者が多かったというのが、少し前の話だそう。

「でも、欅坂46のほうは、平手友梨奈の完全な一強状態なのに、他のメンバーがグループの人気を自分の人気と勘違いしてテングになってしまっていて、態度がすごく悪い子が目立つんです。平手が一時ダウンしていたときは絶望的な状態で、そうした影響で、接触イベント狙いのファンは、少しずつAKB48グループのほうに戻っていっているんですよ」(同)

 また、ミリオンを連発しているにもかかわらず、乃木坂46には「誰でも知っている代表曲がない」ことについて、『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に出演した際、白石が嘆いたこともあった。また、同様の嘆きを、生駒里奈がラジオ番組で語ったこともある。

 さらに、主要メンバーの写真集は次々に発売され、「乃木坂46=かわいい」イメージは定着しているのに、メンバー個々の知名度はいまひとつ上がらないことも、乃木坂46の大きな課題に見える。

 これについて、アイドル好きのライターは言う。

「乃木坂46は、もはや本業が『写真集アイドル』のグループになっていますよね。グループの楽曲のベースになっていたのは、透明感と清潔感ある歌声の生田絵梨花でしたが、今ではミュージカルなど、個人の外仕事に軸を移してしまっています。また、バラエティでも気の利いたコメントができたり、爪痕を残せたりするのは、生駒、生田、松村沙友理くらいでしたが、生駒、生田はやはり個人仕事がメインになっていますし、松村は写真週刊誌で出版社社員との不倫がスクープされた一件以降、あまり目立つ場所に立たせてもらえない。乃木坂46のグループとしての活動の幅は、狭まるばかりです」

 また、ある雑誌編集者は言う。

「西野、白石など、人気メンバーが固定してしまっているうえ、女子アイドルとしては全体的に年齢が上がっていることもあって、運営側もなんとか新陳代謝を図ろうとしたり、バラエティ面を補強しようと、秋元真夏や高山一実などを押してみたりしているようですが……そのわりに、乃木坂46の運営は、写真のチェックにうるさく、横柄なことで有名なんです。カメラマンがセレクトした候補写真がすべてNGを食らったとかいうのも、よく聞く話。もともとビジュアル担当じゃないメンバーをプッシュしておいて、『ビジュアルが売りのグループですから』と豪語することもあるそうですよ(苦笑)」

 ビジュアルの良さで人気者になった乃木坂46。しかし、本人たちの「代表曲がない」という焦りとは裏腹に、運営側が「商品になる」と判断するのは、結局いつまでたっても「顔」だけなのか……。

ジャニーズJr.舞台『少年たち』が“空席だらけ”でファンから悲鳴……SMAP・嵐でも苦戦する、地方公演の現状

 ジャニーズJr.内ユニット「SixTONES」「Snow Man」が主演する舞台『少年たち ~Born Tomorrow~』の公演が、9月7日~28日に東京・日生劇場で、10月27日~11月12日に大阪・松竹座にて行われている。SixTONESとSnow Manは2015年に公演が行われた舞台『少年たち 世界の夢が…戦争を知らない子供達』から3年連続で同シリーズの舞台に主演しており、ファンにとってもお馴染みの公演だ。

 Jr.だけでこれだけ長く公演を続けるには、確かな人気がないとなかなか実現しにくいはず。彼らはそれを3年連続で行っているのだから、現在活動しているJr.の中でもトップクラスの人気を誇っていることは間違いないだろう。しかし現在公演中の大阪公演では……

 

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木村拓哉、ラジオ発言が物議! リスナーの“匂わせ”質問が「気持ち悪い」「感激」と紛糾

 元SMAP・木村拓哉がパーソナリティを務めるラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)。毎週、近況や仕事現場でのエピソードを語るなど、木村の素の一面がうかがい知れる番組となっているが、10月27日のオンエアーでは元メンバーに関する“匂わせ”発言があったとして、ファンの間で話題になっている。

 前週20日の放送でも、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のオフィシャルファンサイト「新しい地図」を連想させるワードを発し、注目を集めた同番組。「しゃっくりを止める方法」という話の流れで、「左手を挙げる腕のところに×印を書いてもいいんですよ。×印を書いて『仲間だ!』って言ってやってもいいんですけど。そうすると、ただの『ONE PIECE』(集英社)になっちゃうんで(笑)」と、自身が愛読している漫画を引き合いに出したところ、これが「新しい地図」のファンクラブ会員を意味する「NAKAMA」(仲間)を示しているのではないかと、一部ファンがザワついた。

 そして27日放送回は、SMAPメンバーのラジオではお馴染みの常連リスナー「ちょびハゲ」さんから届いた、楽器メーカー・ギブソンのギター「サザンジャンボ」にまつわる投稿を紹介。「とても好きなアーティストの方が、ギブソンのギターを弾き語りしている姿を見てから、自分もギターに触れてみたいなぁと思うようになりました」との内容に、木村は「(リスナーが好きな)そのアーティストは誰なんですかね? ちなみに、ギブソンのサザンジャンボっていうギターは、以前僕も弾き語ってましたね。よく番組とかで。でも、(好きなアーティストは)俺じゃないみたいですね(笑)」と、反応した。

 一連のやりとりに、リスナーのファンは草なぎを連想したようで、「拓ちゃん、『剛か?』って思ったのでは」「ちょびハゲさん、確信犯?」と反応。というのも、草なぎは数年前からギターにハマっている上に、2014年発売のSMAPのアルバム『Mr.S』に収録されている草なぎのソロ曲「藍色のGANG」には「ギブソン片手にThrough The Night」といった歌詞があるのだ。それだけに、ファンはこの投稿は草なぎを意図すると捉えたようだ。

 また、この日の番組後半で、木村は「いろんな質問がたくさん届く『ワッツ』ですが、『これ本当に聞きたいの?』ってやつを、あえてまとめて紹介します!」と宣言し、いくつかのお便りを読み上げた。その中には、「『衣をつけ忘れた、肉だけのトンカツ』と、『肉を入れ忘れて揚げた衣だけのトンカツ』どちらを食べますか? 知り合いが失敗したらしく、肉だけ揚げて食べたらおいしくなかったみたいです」という緩い質問も。木村は「これ本当に聞きたい?」と戸惑いつつも、「そうね。ソースかけていいんだったら肉食べます。衣だけはいらないです」と、真面目に答えていた。

 実はこれもSMAPメンバー絡みのエピソードであると、ファンが食いついている。今年4月1日に放送されたラジオ『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送)にて、中居が自宅でトンカツを作った際、パン粉をつけ忘れて「くっそマズかった」と明かしていたのだ。さらに、この質問の後に2件のお便りを読んだ後、木村はハロウィンにちなんでマイケル・ジャクソンの「Thriller」を選曲。そのほかに、SMAPのアルバム『super.Modern.artistic.performance』(08年発売)の収録曲「どうか届きますように」という楽曲も流していた。

 中居はマイケル好きで知られるため、トンカツ、マイケルのつながりに、ファンは「中居くんを感じた」「トンカツの衣なしは中居くんの話を思い出した。SMAPの歌も聞けて満足!」と、大興奮。トンカツについて投稿した張本人とみられるTwitterユーザーも「中居くん臭プンプンにしたやつ読まれたー! 勝手に知り合いにしてごめんなさい。しかもマイケル!」などと、感激していた。

 こうした木村の発言や選曲がファンの心を温めている一方、木村個人を応援する“オンリーファン”は不快感をあらわにしている。

 ネット上では、「衣なしのトンカツはNさんの話……。ギブソン、好きなアーティストも何となく草さん匂わせてる気がした……。ただの偶然なら良いんだけど、もし意図的なら本当に気持ち悪い」「貴重な時間を邪魔しないでほしい。今はドラマや映画、大好きな現場の話を楽しそうにする拓哉自身の話が聞きたい」「くだらないメールに喜んで、何かと結びつけようとするのは本当にやめて。毎週、拓哉の声を聞くことを、めちゃくちゃ楽しみにしてるんだよ」「自分の欲求を満たすため、騙し討ちのようなメッセージを読ませる。いつも真っ直ぐにファンと向き合う拓哉さんを裏切ってるようにしか思えない」と、落胆と不満の声が見受けられた。

 木村は来年以降に、2本の映画公開と連続ドラマ出演が控えているとはいえ、レギュラーはラジオのみとなっている状況。唯一、定期的に声が聞ける30分間を生きがいにしている木村ファンも多いのだろう。解散騒動以降、SMAPのファンはグループ全体を応援する人、木村を除く4人のファン、木村のみを支持する人の間で、軋轢が生じている。木村本人はこうしたSMAPファンの分裂に何を感じているのだろうか。

朝ドラファンはやっぱり“嫁いびり”がお好き! 『わろてんか』視聴率が再び上昇

 視聴率が下降傾向にあった、NHK連続ドラマ小説『わろてんか』(葵わかな主演)が、ここにきて盛り返しを見せている。

 同ドラマは、初回20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進。第3話で自己最高の22.3%をマークするなど、第1週の平均は20.8%と好スタートを切った。しかし、第2週は第7話で自己ワーストの17.7%を記録するなど振るわず、平均19.4%に降下。さらに、第3週は6回すべてで20%の大台を割って、平均18.8%と下げた。

 ところが、第4週に入ると、第19話で22.2%の高視聴率をマーク。ただ、これはたぶんに台風21号の状況を知るため、視聴者が朝ドラ前後のニュース、台風情報を見るべく、NHKにチャンネルを合わせた可能性が高かった。それでも、同週は第20話以降も、20.5%→20.9%→19.7%→20.3%→18.7%と好調をキープ。週平均は20.4%を記録し、3週ぶりに大台を突破した。

 それでは、下がり気味だった視聴率が、なぜ再び上昇してきたのだろうか?

「第3週では、主人公である京都の薬問屋・藤岡屋の長女・藤岡てん(葵)が、父・儀兵衛(遠藤憲一)に、芸人で大阪の米問屋・北村屋の跡取り息子・北村藤吉(松坂桃李)との結婚を反対され、駆け落ち。第4週では、藤吉の実家に行き、『てんを嫁に迎え、米屋を継ぐ』と宣言するも、実家にはすでに、許嫁の杉田楓(岡本玲)がおり、母・啄子(鈴木京香)が猛反対。『女中なら置いてやってもいい』として、てんと楓が商い勝負に挑むという展開でした。“嫁いびり”は朝ドラの定番で、旧来の朝ドラファンの心を打ったのでしょうね。『良家のお嬢様の苦労話』もまた。朝ドラファンは大好きで、関心を呼んで、視聴者が戻ってきたのでしょう」(テレビ誌関係者)

 近年の朝ドラで“嫁いびり”といえば、『ごちそうさん』で、め以子(杏)が、夫・悠太郎(東出昌大)の姉・和枝(キムラ緑子)から、いびり倒されるシーンが鮮烈に印象に残っている。“嫁いびり”はマンネリとはいえ、やはり朝ドラファンにはたまらないのだろう。

 とはいえ今後は、てんと、そのライバル・楓が雪解け傾向で、“嫁いびり”もやわらいでいく雰囲気もあり、今後その視聴率がどう推移するか注目されるところ。
(文=田中七男)

朝ドラファンはやっぱり“嫁いびり”がお好き! 『わろてんか』視聴率が再び上昇

 視聴率が下降傾向にあった、NHK連続ドラマ小説『わろてんか』(葵わかな主演)が、ここにきて盛り返しを見せている。

 同ドラマは、初回20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進。第3話で自己最高の22.3%をマークするなど、第1週の平均は20.8%と好スタートを切った。しかし、第2週は第7話で自己ワーストの17.7%を記録するなど振るわず、平均19.4%に降下。さらに、第3週は6回すべてで20%の大台を割って、平均18.8%と下げた。

 ところが、第4週に入ると、第19話で22.2%の高視聴率をマーク。ただ、これはたぶんに台風21号の状況を知るため、視聴者が朝ドラ前後のニュース、台風情報を見るべく、NHKにチャンネルを合わせた可能性が高かった。それでも、同週は第20話以降も、20.5%→20.9%→19.7%→20.3%→18.7%と好調をキープ。週平均は20.4%を記録し、3週ぶりに大台を突破した。

 それでは、下がり気味だった視聴率が、なぜ再び上昇してきたのだろうか?

「第3週では、主人公である京都の薬問屋・藤岡屋の長女・藤岡てん(葵)が、父・儀兵衛(遠藤憲一)に、芸人で大阪の米問屋・北村屋の跡取り息子・北村藤吉(松坂桃李)との結婚を反対され、駆け落ち。第4週では、藤吉の実家に行き、『てんを嫁に迎え、米屋を継ぐ』と宣言するも、実家にはすでに、許嫁の杉田楓(岡本玲)がおり、母・啄子(鈴木京香)が猛反対。『女中なら置いてやってもいい』として、てんと楓が商い勝負に挑むという展開でした。“嫁いびり”は朝ドラの定番で、旧来の朝ドラファンの心を打ったのでしょうね。『良家のお嬢様の苦労話』もまた。朝ドラファンは大好きで、関心を呼んで、視聴者が戻ってきたのでしょう」(テレビ誌関係者)

 近年の朝ドラで“嫁いびり”といえば、『ごちそうさん』で、め以子(杏)が、夫・悠太郎(東出昌大)の姉・和枝(キムラ緑子)から、いびり倒されるシーンが鮮烈に印象に残っている。“嫁いびり”はマンネリとはいえ、やはり朝ドラファンにはたまらないのだろう。

 とはいえ今後は、てんと、そのライバル・楓が雪解け傾向で、“嫁いびり”もやわらいでいく雰囲気もあり、今後その視聴率がどう推移するか注目されるところ。
(文=田中七男)

国際結婚詐欺の恐怖! 自称・社長との将来のために海外移住した女性を待っていた現実

 最近K-POP人気が再熱している影響か、ソウルに留学する日本人女子の数もまた伸び始めている。そうなってくると目立つのが、スピード結婚だ。出会って即効で恋に落ち、数カ月以内に結婚を決めるカップルが多いのなんの。これとセットで「結婚直前になって破談するカップル」も、ものすごく多い。

 ソウルに留学して半年のムツミさん(32歳)も破談フラッグの立ったひとり。本人はなかなか諦めきれないようだが、周りの友達からは「今すぐ別れろ!」の大合唱。ってか、彼女の話を聞いたら、きっと誰だってそういうと思うのだが……。

 ムツミさんとカレの出会いはネット。韓国人男性と付き合っている地元の友達に憧れて、自分も韓国人のカレが欲しくなった。

「出会い系のネットを使うのは初めてだったんですけど、それ以外に韓国人と知り合うチャンスなんてなくて。登録したらすぐにいい感じの人が見つかって、毎日私にメッセージをくれたんです。『かわいいね』とか『好きになっちゃったよ』とか。そしたらこっちもどんどん気になりだして、気がついたら恋に落ちてました」

 ネットで出会って1カ月後、2人は韓国で初めて会うことに。カレはムツミさんよりも2歳若い30歳。ネット関係のビジネスをする自称「社長」だ。

「事前にお互いの写真は見せ合っていましたが、実際に会うのは初めてなのですごく緊張しました。カレが空港まで迎えに来てくれたんですけど、ゲートを出た瞬間、真っ赤なバラの花束を抱えた男の人が目に飛び込んできて、すぐにそれがカレだとわかりました」

ドラマチックな出会い→即セックス
 カレがムツミさんとの初対面のために用意をしていたのはバラだけじゃない。近くのベンチには大きなクマのぬいぐるみもスタンバっていた。

「これこれこれ! って叫んじゃいましたよ~(笑)。韓流ドラマでよく出てくる“空港お迎えシーン”を見て憧れていたので、カレには『花束とクマのぬいぐるみを持ってきて」ってリクエストしたんです。もう嬉しくて、テンション上がっちゃって、その場でカレとキスしちゃいました♡」

 ムツミさん、彼氏ができるのは10年ぶり。キスするのも、エッチするのも10年ぶり。

「カレの車がレクサスで、予約してくれたホテルはハイアット。さすが社長! って思っちゃいました(笑)。背も高くて見た目も悪くないし、逆に『なんで私なんかを選んでくれたんだろう?』って思ったら不安になってきて、それを車の中でカレに伝えたら、信号で止まるたびにキスしてくれました♡」

 ホテルには夕方着いたが、そのままご飯を食べずに朝までエッチを楽しんだのそう。

「5回はやってます(笑)。エッチの相性もいいし、これはもう運命の人だな、と。その場でカレと将来のことを話し合って、私は翌月から結婚の準備も兼ねてソウル留学をスタートすることになりました」

 ルンルンで2泊3日のソウル旅行、彼との初対面を終えたムツミさん。日本に帰ってすぐにバイト先に辞めることを伝え、両親には結婚したい相手がいることを報告した。予想通り両親からは反対されたが、もともと親子関係はよくないそう。

「親の意見は無視して、自分の気持ちを貫こうと思いました」と初対面の翌月からソウル生活を始めたムツミさん。彼との結婚だけを夢見てルンルン♡ でソウルにやって来た彼女だが、カレには少し異変を感じたそう。

 まずは、ムツミさんをときめかせたレクサスがなくなっていたこと。カレいわく「事故で廃車した」ということだが、いつ、どんな事故に遭ったのかを一切話そうとしない。

 次に、「ムツミが来るまでには契約しておくから♡」と話していたアパートは、半年経ったいまもまだ、契約されていない。これについては「忙しいから」とのこと。

 ムツミさんが「どんな会社か見てみたい」といっても、「打ち合わせがあるから」「従業員が気を遣うから」と言っては断られ続け、どんな仕事をしているのかを詳しく尋ねようとすると、「ムツミにはわからないよ」とすぐに話を逸らされてしまう。

 そしてムツミさんの最大の気がかりは、「アパートの契約金1000万ウォン(100万円)」の行方。

「『今月仕事の関係でお金を使っちゃったから、代わりにいったん出しておいて。すぐに返すから』と言われて日本から送金したんですが、まだアパートも契約してないし、あのお金はどこにいっちゃったんだろう? って」

連絡が取れなくて心配…。
「あと実は最近発覚したんですけど、カレの名前が、聞いていた名前と違ったんですよね。これってどういうことなんでしょう?」

 えっ、貸した1000万ウォンが行方知らずなだけでなく、カレの名前が違ってたって? それって、あの……。ってか、ムツミさん、他にもまだ何かありませんか? 全部話してくださいよ!

「実は、カレとここ1カ月ぐらい連絡取れてなくて、カカオトーク(=LINEのようなエッセージアプリ)送っても返事がないし、電話にも出てくれないんです……。私がソウルに来てから会ったのは5回だけ。電話はちょくちょくしてたから、仕事が忙しいというのは嘘じゃないと思うんですけど、連絡くれないのは初めてなので、体調でも崩してないか心配です」

 えーと、ムツミさん、それって破談フラグというか、詐欺フラグ確定じゃないすか! 多分、体調崩してませんから心配しなくて大丈夫ですよ(笑)。

 嘘みたいな話だが、ソウルにいるとこの手の話をほんとによく聞く。聞き飽きるほど聞く。どうしてそんな単純に引っかかるかな~と思うのだが、決まってよく聞くのが、

「私みたいな女とあんなにもキスして、エッチしてくれたから♡ 絶対に詐欺ではない」

と。ムツミさんもまさにこのタイプ。ムツミさん、1000万ウォンが戻ってくることを、心から願っています……。

(韓 美姫)